JP5623116B2 - スライダー及びスライダーを備える枠組足場 - Google Patents

スライダー及びスライダーを備える枠組足場 Download PDF

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Description

この発明は、スライダー及びスライダーを備える枠組足場に関し、特に、枠組足場に設置される手摺りに取り付けられて命綱が結合される命綱移動用のスライダーの改良に関する。
一般に、建築工事、土木工事現場では、作業位置に対応して枠組足場を仮設し、この枠組足場を利用して作業者が歩行したり、作業を行ったりしている。
そこで、作業者の安全を確保するため、上記枠組足場に据え置き式または盛り替え式の手摺りを設置し、命綱を上記枠組足場や上記手摺り等に結合する。
しかしながら、命綱を上記枠組足場や上記手摺りに直接結合した場合においては、作業者の移動に応じて上記命綱の結合位置を変更する必要があり、作業が煩雑であった。
そこで、出願人は、特許文献1に開示するように、手摺りに沿ってスライドするスライダーを設け、このスライダーに命綱を結合することで上記不具合の解決を図った。
上記スライダーは、図9に示すように、下方が開放されて開口10Aを有する筒状体11Aと、この筒状体11Aに垂設されて命綱が結合されるリングブラケット12Aとを備えてなる。
また、上記スライダーが取り付けられる手摺りは、作業者が作業する足場板の外方側長手方向に起立する左右一対の支柱と、これら支柱間に架設される棒状の手摺り部材とを備える。
そして、上記スライダーの筒状体11A内に上記手摺り部材を挿通し、上記開口10Aが上記支柱と手摺り部材の結合部よりも幅広に形成される。
従って、上記スライダーは、手摺り部材に沿ってスライドして隣り合う手摺り部材に乗り移ることが可能となり、命綱の結合位置を変更する作業が不要で、命綱が作業者の移動の妨げとならない。
特開2007−100495号 公報
上記従来のスライダーを備えることにより、命綱の結合を解除することなく命綱の結合位置を手摺りに沿ってスライドさせることが可能となる点において有用であるが、以下の不具合を指摘される虞がある。
即ち、作業者が足場板上から落下してその荷重がかかったとき、スライダーが取り付けられる手摺りは、作業者が落下したときの衝撃を受けて傾斜して隣り合う手摺りと離間する。
このとき、スライダーが手摺り部材の略中央に位置している場合には、手摺り部材が上記スライダーを支点にV字状に撓んでスライダーの移動を阻止する。
しかしながら、スライダーが手摺り部材の端に位置して且つ隣接する手摺り部材に端部がかかっていない場合、手摺り部材が傾斜すると共に端部が斜めに撓み、スライダーが手摺り部材から抜け落ちる虞がある。
従って、従来のスライダーにおいては、スライダーが手摺り部材の中央部から移動したときに筒状体の端部が隣接する手摺り部材にかかるよう筒状体を長尺に形成する必要がある。
そこで、本発明の目的は、筒状体を長尺に形成することなく上記スライダーの抜け落ちを防止することが可能なスライダー及び、このスライダーを備えた枠組足場を提供することである。
上記課題を解決するための手段は、左右一対の支柱間に架設される棒状の手摺り部材にスライド自在に取り付けられるスライダー本体と、このスライダー本体が上記手摺り部材から抜け落ちることを防止する脱落防止手段とを備えてなり、上記スライダー本体は、長手方向に沿って開口を有する筒状体を備え、上記脱落防止手段は、命綱が結合されると共に作業者が落下したときその荷重で上記開口を閉じる開閉部材と、この開閉部材をロックして上記開口を閉じた状態に維持するロック部材とを備え、上記開閉部材が筒状体の軸に対して垂直にスライドし、上記筒状体の上面に摺接する上片と、上記筒状本体の下面に摺接する下片と、上記上片と上記下片の一端側を連結する連結片とを備えて、断面コ字状に形成されてなり、上記上片の他端側に上記命綱が結合されることである。
本発明によれば、作業者が落下したときその荷重で開閉部材が筒状体の開口を閉じるため上記開閉部材が支柱に引っ掛かり、スライダーが手摺り部材から抜け落ちることを防止することが可能となる。
従って、筒状体を長尺に形成する必要がなく、安価且つ軽量にスライダーを製造することが可能となる。
本発明の一実施の形態に係るスライダーを備える枠組足場を部分的に示す背面図である。 本発明の一実施の形態に係るスライダーを備える枠組足場を部分的に示す側面図である。 本発明の一実施の形態に係るスライダーを拡大して示す底面図である。 本発明の一実施の形態に係るスライダーを拡大して示す正面図である。 本発明の一実施の形態に係るスライダーを拡大して示す平面図である。 (a)本発明の一実施の形態に係るスライダーを拡大して示すXX断面図であり、開閉部材が筒状体の開口を開いた状態を示す。
(b)本発明の一実施の形態に係るスライダーを拡大して示すXX断面図であり、開閉部材が筒状体の開口を閉じた状態を示す。
本発明の一実施の形態に係るスライダー備える枠組足場のストッパを分解し拡大して示す斜視図である。 (a)本発明の他の実施の形態に係るスライダーの一部を拡大して示す底面図であり、開閉部材が筒状体の開口を開いた状態を示す。
(b)本発明の他の実施の形態に係るスライダーの一部を拡大して示す底面図であり、開閉部材が筒状体の開口を閉じた状態を示す。
従来のスライダーを示す底面図である。
以下、本発明の一実施の形態を示すスライダーについて、図面を参照しながら説明する。いくつかの図面を通して付された同じ符号は、同じ部品かまたはそれに対応する部品を示す。
本実施の形態に係るスライダーは、建築工事、土木工事現場に架設される枠組足場に設置される手摺りにスライド自在に取り付けられて、命綱の一端側が結合される。
上記枠組足場は、図1、2に示すように、左右一対の建枠B、Bと、これら建枠B、Bの間に架設される足場板Cとからなる複数の足場ユニットからなり、足場ユニットを建築物等の作業対象物Dに沿って並べて配置し、次いで、上方に上記足場ユニットを順に重ねて組み付けることにより構成される。
そして、上記足場ユニットの建枠Bは、図2中左右に配置される一対の縦材B1、B1と、これら縦材B1、B1の間に架設されて上記足場板Cを支持する横架材B2とからなる。
上記枠組足場には、上記足場ユニットを組み付ける際に作業者が転落することを防止するため、上段の足場ユニットを組み付ける前に下段の足場ユニットの縦材B1を利用して上段の足場ユニット用の手摺り1が取り付けられる。
そして、上記手摺りEは、左右一対の支柱E1、E1と、これら支柱E1、E1間に架設される棒状の手摺り部材E2とを備えてなり、上記各支柱E1、E1が足場ユニットの反作業対象物側、即ち、外方側に左右に配置される縦材B1、B1にそれぞれ固定される。
以下の説明において、説明するものの作業対象物D側を内方側、同反作業対象物側を外方側とすることとする。
尚、上記足場ユニットに先行して取り付けることが可能な手摺りEは、先行手摺りとして種々の提案がなされており周知であるため、先行手摺りの詳細な構成は、上記特許文献1等を参照するものとする。
本実施の形態に係るスライダーA1は、命綱FがフックF1を介して結合される命綱移動用のスライダーであり、上記足場ユニットに先行して取り付けられた手摺りEに取り付けられて、この手摺りEと共に上段の足場ユニットを組み付ける際の安全性の確保を図る。
上記スライダーA1は、図3に示すように、左右一対の支柱E1、E1間に架設される棒状の手摺り部材E2にスライド自在に取り付けられるスライダー本体1と、このスライダー本体1が上記手摺り部材E2から抜け落ちることを防止する脱落防止手段とを備えてなる。
そして、上記スライダー本体1は、長手方向に沿って開口10を有する筒状体11を備える。
また、上記脱落防止手段は、命綱Fが結合して作業者が落下したときその荷重で上記開口10を開閉する開閉部材2と、この開閉部材2をロックして上記開口10を閉じた状態に維持するロック部材3とを備える。
以下に、本実施の形態に係るスライダーA1の各構成部品について詳細に説明する。
上記棒状の手摺り部材E2にスライド自在に取り付けられるスライダー本体1は、図3〜図5に示すように、上記手摺り部材E2が挿通するの筒状体11と、この筒状体11の上面11a及び側面11b、11cに設けられる複数のローラ12と、上記筒状体11の両端部に設けられる一対の傾斜ガイド13、13とを備える。
上記筒状体11は、長尺の板状部材を長手方向に沿って折り曲げて断面略矩形に形成されてなり、相対向する長尺辺の合口部に形成される開口10が筒状体の下面11dに配置される。
また、上記開口10は、手摺りにおける支柱E1と手摺り部材E2との接合部E3(図3)よりも幅広に形成されており、当該構成を備えることによりスライダーA1が上記支柱E1に引っ掛からず、隣り合う手摺り部材E2に乗り移ることが可能となる。
上記筒状体11に設けられるローラ12は、上記筒状体11の上面11aに三個、内外の側面11b、11cに二個設けられてなり、各ローラ12が手摺り部材E2の外周に当接しながら回転するため、スライダーA1が手摺り部材E2に沿って円滑にスライドする。
また、上記筒状体11の両端部に設けられる一対の傾斜ガイド13は、それぞれ内外一対の傾斜片13a、13bからなり、各傾斜片13a、13bは、上記筒状体11の両側面11b、11cの端部に基端部が結合されて先端を離間させながら傾斜する。
即ち、図3に示すように、傾斜ガイド13が先端にかけて拡径されてなるため、例えば、スライダーA1が取り付けられている手摺り部材E2と隣り合う手摺り部材E2とがずれていたとしても、当該傾斜ガイド13で隣り合う手摺り部材E2を筒状体11内に案内することが可能となる。
尚、上記スライダー本体1の構成は、図示するところの限りではなく、適宜構成を選択することが可能である。
例えば、上記筒状体11の断面形状を上記開口10を有する円形としても良いことは勿論であり、他の断面形状とするとしても良い。
また、上記ローラ12の数量及びローラ12を取り付ける位置は、適宜選択することが可能である。
また、図示しないが、上記傾斜ガイド13を先端側にかけて拡径するスカート状に形成するとしても良い。
上記スライダー本体1が上記手摺り部材E2から抜け落ちることを防止する落下防止手段は、命綱FがフックF1を介して結合して作業者が落下したときその荷重で筒状体11の開口10を閉じる開閉部材2と、この開閉部材2をロックして上記開口10を閉じた状態に維持するロック部材3とを備える。
上記開閉部材2は、筒状体11の軸に対して垂直にスライドし、図6に示すように、上記筒状体11の上面11aに摺接する上片20と、上記筒状本体11の下面11dに摺接する下片21と、上記上片20と上記下片21の一端側を連結する連結片22とを備え、断面コ字状に形成されてなる。
上記上片20は、中央に開穿される長孔20a(図5)を備える平板状部材であり、上記長孔20aを備えることにより、筒状体11に設けられるローラ12を避けて落下防止手段を取り付けることが可能となる。
また、上記連結片22は、上記上片20の一端側(本実施の形態においては外方側)から下側に垂設されてなり、以下に説明するピン30が挿通する挿通孔22aが穿設される平板状部材である。
また、上記下片21は、上記連結片22の下端に垂設されてなり、上記上片22と相対向して配置される。
そして、上記開閉部材2は、上記上片20と下片21の他端側(本実施の形態においては内方側)に形成される開口部内に上記スライダー本体1を挿入し、上記下片21で上記筒状体11の開口10を開閉する。
本実施の形態において、命綱Fが上記上片20の内方側に結合されると共に上記連結片22が上記上片20及び下片21の外方側を連結して外方側に配置されることから、スライダーA1は、作業者が作業対象物Dと枠組足場との隙間に落下したとき上記開閉部材2がスライドして筒状体11の開口10を閉じることが可能となる。
尚、筒状体11の開口10を開くとは、上記開口10の一部または全てを開いて、支柱E1と手摺り部材E2の結合部E3をスライダーA1が通過し得る状態にあることを言うものである。
一方、筒状体11の開口10を閉じるとは、上記開口10の一部または全てを閉じて、支柱E1と手摺り部材E2の結合部E3をスライダーA1が通過することができない状態にあることを言うものである。
つまり、上記開閉部材2で筒状体11の開口10を閉じることにより、スライダーA1が左右の支柱E1、E1より外側に手摺り部材E2上を移動することを阻止することが可能となる。
また、スライダーA1が左右の支柱E1、E1より外側に移動した場合に必ず筒状体11の端部が隣り合う手摺り部材E2にかかる長さに筒状体11を形成することにより、スライダーA1の抜け落ちを確実に防止することが可能となる。
従って、従来のスライダーよりも筒状体11を短く形成することが可能となり、安価且つ軽量にスライダーA1を製造することが可能となる。
また、上記開閉部材2の形状は上記の限りではなく、図示しないが、連結片22を湾曲させて断面U字状とする等、適宜形状を選択することが可能である。
また、上記開閉部材2を開閉する方向も適宜選択することが可能であり、例えば、後述の他の実施の形態に示すように、開閉部材200が回転しながら筒状体11の開口10を開閉するとしても良い。
また、図示しないが、上記開閉部材2の両側に支柱E1と係合する切欠を形成し、上記開閉部材2が筒状体11の開口10を閉じた状態でスライダーA1がスライドしたとき、上記切欠と支柱E1とを係合させるとしても良い。
上記開閉部材2は、開側維持手段4により筒状体11の開口10を開く方向に附勢されてなり、この開側維持手段4は、上記筒状体11の一方側(本実施の形態においては外方側)の側面11cに垂設されるピン40と、上記開閉部材2の連結片22に開穿されて上記ピン40を挿通する挿通孔22aと、上記筒状体11の一方側の側面11cと上記連結片22との間に介装される開側附勢ばね41とからなる。
上記構成を備えることにより、上記開側維持手段4は、上記開側附勢ばね41の附勢力で連結片22を外方側に附勢して筒状体11の開口10を開いた状態に維持することが可能となる。
従って、作業者の移動により命綱Fが引っ張られたとしても、上記開側維持手段4は、上記開閉部材2が筒状体11の開口10を閉じることを防止して、開閉部材2がスライダーA1のスライドの妨げとなることを防ぐ。
つまり、作業者が足場板C上から落下しない限り筒状体11の開口10を上記開側維持手段4で開いた状態に維持することが可能となる。
また、上記ピン40の先端部が上記挿通孔22aを貫通して上記連結片22の外方側に突出しこの先端部にナット42が螺合されてなり、上記ナット42の外径は、上記挿通孔22aの内径よりも大径に形成される。
従って、上記ピン40の先端部が上記挿通孔22aから抜けることがなく、上記開側附勢ばね41の附勢力で開閉部材2がスライダー本体1から脱落することを防ぐことが可能となる。
尚、上記開側維持手段4の構成は適宜選択することが可能であり、たとえば、図示しないが、作業者が落下して命綱Fに荷重がかかった場合にピン40が折れて筒状体の開口を開くとしても良い。
上記開閉部材2の上片20における内方側の下面には断面略L字状のガイド5が結合されてなり、このガイド5は、上記上片20に沿って結合される水平片50と、この水平片50の端部から下側に垂設される垂直片51とからなる。
上記垂直片51は、図6(a)に示すように、上記開閉部材2が筒状体11の開口10を開いているとき、上記筒状体11の内方側の側面11bに当接し、その先端に沿って筒状体側に折れ曲がるフック片(不視せず)を備えてなる。
上記ガイド5を備えることにより、本実施の形態に係るスライダーA1は、筒状体11が手摺り部材E2に沿ってスライドするとき、上記開閉部材2が筒状体11に対してガタツクことを防ぐことが可能となる。
尚、ガイド5の構成は上記の限りではなく、図示しないが、ガイド5が開閉部材の上片20に直接固定される上記垂設片51のみからなるとしても良く、適宜構成を選択することが可能である。
上記開閉部2材が上記筒状体11の開口10を閉じた状態(図6(b))に維持するロック部材3は、上記ピン40に交差するロックピン30と、上記開閉部材2に形成されて上記ロックピン30の先端が係合する係止孔20bと、上記ロックピン30を上記係止孔20bに向けて附勢するロックばね31とを備える。
上記ロックピン30は、筒状体11における外方側の側面11cに相対向して起立する一対の保持片32、32に保持されて、上記開閉部材2の下片21から上片20に向けて上記ピン40と垂直に交わるよう配置される。
そして、上記係止孔20bは、上記上片20の外方側に開穿されてなり、図6(b)に示すように、開閉部材2がスライドして筒状体11の開口10を閉じたとき、上記ロックピン30の先端と対向する位置に設けられる。
上記ロックばね31は、図6中上側の保持片32と上記ロックピン31を径方向に貫通する係止ピン(符示せず)との間に介装されて、上記ロックピン30を図6中上方に向けて附勢する。
上記構成を備えることによりロック部材3は、上記開閉部材2がスライドして筒状体11の開口10を閉じたとき、上記ロックピン30の先端と係止孔20bとが対向し、上記ロックばね31の附勢力に従い上記ロックピン30が図6中上方に移動してロックピン30の先端が係止孔20bに挿通する。
従って、上記ロック部材3により上記開閉部材2が筒状体11の開口10を閉じた状態にロックされるため、作業者が落下したとき命綱Fが伸きり、作業者がリバウンドして上記命綱Fにかかる荷重がなくなったとしても、筒状体11の開口10が開いてスライダーA1が手摺りから抜け落ちることがない。
また、上記ロックピン30の基端にはリング(符示せず)が設けられ、このリングを引っ張ってロックピン30を係止孔20bから引き抜くことにより、開側附勢ばね41の附勢力により開閉部材2がスライドして筒状体11の開口10を再度開くことが可能となる。
また、上記ロックピン30は、開閉部材2の下片21に形成される長細孔21aから挿入されてなり、上記長細孔21aを備えることによりロックピン30と開閉部材2とが相対移動することが可能となる。
尚、本実施の形態においては、上記ロックピン30が上記したように下片21から上片20に向けて挿入されているがこの限りではなく、図示しないが、上片20から下片21に向けて挿入しても良く、また、上記上片20の両側に左右一対の側片を設け、一方の側片から他方の側片に向けて挿入するとしても良い。
また、開閉部材2の上片20に組み付け孔20cを設けることにより、この組み付け孔20cから上記ロック部材3を組み付けることが容易に可能となるがこの限りではなく、他の構成によりロック部材3を組み付けるとしても良いことは勿論である。
ところで、本実施の形態に係る上記スライダーA1が取り付けられる枠組足場は、作業対象物Dに沿って並べられる複数の足場ユニットのうち、両側に配置される足場ユニットの手摺り部材E2の端部にストッパ部材6を有する。
上記ストッパ部材6は、図7に示すように、断面略コ字状のストッパ本体60と、このストッパ本体60を手摺り部材E2に固定する閂61とからなり、スライダーA1がこのストッパ部材6を超えて移動することを阻止する。
上記ストッパ本体60は、手摺り部材E2の上面に当接するストッパ上片62と、このストッパ上片62の端部に垂設されるストッパ垂片63と、このストッパ垂片63に垂設されると共に上記ストッパ上片62と対向するストッパ下片64とからなる。
そして、上記ストッパ上片62と上記ストッパ下片64には相対向して対をなす連結孔65が二対設けられる。
また、上記ストッパ下片64には上記連結孔65、65の間に切欠64aが設けられ、当該切欠64aを備えることにより、支柱E1を避けてストッパ部材6を手摺り部材E2に装着することが可能となる。
一方、上記閂61は、棒状のバー66と、このバー66の両端に垂設される一対の脚67、67とからなり、コ字状に形成される。
そして、上記閂61は、各脚67、67を上記連結孔65にそれぞれ挿通することにより、上記ストッパ本体60を上記手摺り部材E2に固定する。
また、一方の足67の先端部には径方向にピン68が挿通されてなり、当該ピン68を備えることにより、閂61がストッパ部材60から完全に抜けることを防止して、ストッパ部材60と閂61が分解されることを防ぐことが可能となる。
尚、閂61が上記構成を備えることにより、ストッパ部材60の着脱が容易であるがこと限りではなく、図示しないが、上記脚67の先端にナットを螺合して上記ストッパ部材6を手摺り部E2材に装着するとしても良い。
また、上記構成を備えることによりストッパ部材6は、支柱E1に引っ掛かって手摺り部材E2上をスライドすることがなく、このストッパ部材6よりも先にスライダーA1が移動することを阻止することが可能となる。
上記ストッパ部材6の構成は上記の限りではなく、筒状体11の開口10が開かれた状態にある場合においても上記スライダーA1の移動を阻止し得る限りにおいて適宜構成を選択することが可能である。
次に、本実施の形態に係る上記スライダーA1の作用について説明する。
上記スライダーA1は、命綱Fを介して作業者と連結されると共にスライダー本体1の筒状体11内に手摺り部材B2を挿通して手摺りEにスライド自在に取り付けられる。
また、上記筒状体11の下面に形成される開口10を備えることにより、スライダーA1は、手摺り部材E2と支柱E1との結合部E3を避けて、隣り合う手摺り部材E2に乗り移る。
従って、作業者が隣り合う足場ユニットに移動したとき、スライダーA1も隣り合う足場ユニットに取り付けられる手摺りEに移動することが可能となり、命綱Fが作業者の移動の妨げとなることを防ぐ。
そして、作業者が足場板Cから落下したとき、命綱Fに作業者が吊り下げられてその荷重が命綱Fを介して開閉部材2に作用して、開閉部材2は、図6(a)中左方向に引っ張られる。
これにより、開側附勢ばね41の附勢力に抗して開閉部材2が図6(a)中左方向に移動して筒状体11の開口10を閉じる。
このとき、スライダーA1が手摺り部材E2に沿ってスライドするとき、開閉部材2の下片21が支柱E1に当接するため、スライダーA1が手摺りEから脱落することがない。
また、筒体11の長さは、上述したようにスライダーA1が支柱E1より外側に位置していても隣り合う手摺り部材E2にかかるよう設定されるため、作業者が落下したとき手摺り部材E2と隣り合う手摺り部材2が同時に撓む。
つまり、上記双方の手摺りE2、E2の端部が筒状体11を介して連結されているため、上記双方の手摺り部材E2、E2が離間せずスライダーA1が手摺り部材E2から抜け落ちることがない。
また、開閉部材2が筒状体11の開口10を閉じたとき、ロックピン30がロックばね31の附勢力で係止孔20bに挿通して開閉部材2をロックする。
これにより、作業者がリバウンドして開閉部材2に荷重が作用しない場合においても、開閉部材2が筒状体11の開口10を閉じた状態に維持してスライダーA1が手摺りEから脱落することを防止することが可能となる。
次に、本発明の他の実施の形態を示すスライダーA2について、図面を参照しながら説明する。本実施の形態におけるスライダーA2は、上記一実施の形態を示すスライダーA1における脱落防止手段の変形例である。
したがって、脱落防止手段以外の構成については、上記一実施の形態と同様であり、上記一実施の形態を参照するものとして、ここでの詳細な説明を省略する。
図8は、本実施の形態におけるスライダーA2を部分的に拡大して示す底面図であり、図8中上側が外方側、同下側が内方側である。
本実施の形態に係る脱落防止手段も一実施の形態と同様に、命綱Fが結合して作業者が落下したときその荷重で筒状体11の開口10を開閉する開閉部材200と、この開閉部材200をロックして上記開口10を閉じた状態に維持するロック部材300とを備える。
上記開閉部材200は、筒状体11の上面11a端部から内方側に延設される上片201と、筒状体11の内方側の下面11d端部から内方側に延設される左右一対の下片202、202と、これら下片202、202に支えられると共に命綱Fが結合する孔203aを備える可動片203と、上記可動片203に回転自在に取り付けられる左右一対の開閉片204、204とを備える。
上記各開閉片204、204は、上記両下片202、202に垂設されるピンP、Pの先端に回転自在にそれぞれ保持されてなり、上記ピンPが挿通する挿通孔204aが長孔状に形成される。
上記構成を備えることにより、作業者が落下してその荷重が上記可動片203に作用したとき、図8(b)に示すように、上記各開閉片204、204が回転して上記可動片203が内方側に移動すると共に、上記開閉片204、204の先端で筒状体11の開口10を閉じることが可能となる。
したがって、上記開閉部材200は、筒状体11の開口10を閉じることにより、スライダーA2が左右の支柱E1、E1より外側に手摺り部材E2上を移動することを阻止することが可能となる。
上記開口部材200が筒状体11の開口10を閉じた状態に維持するロック部材300は、上記一実施の形態のロック部材3と同様に、ロックピン301と、上記開閉部材200の上片201に形成されて上記ロックピン301の先端が係合する係止孔302と、上記ロックピン301を係止孔302に向けて附勢するロックばね(図示せず)とを備える。
そして、上記係止孔302は、上記上片201の内方側に穿設されてなり、図8(b)に示すように、開閉部材2が筒状体11の開口10を閉じたとき、上記ロックピン301の先端と対向する位置に設けられる。
上記構成を備えることにより、ロック部材300は、上記開閉部材200が筒状体11の開口10を閉じたとき、ロックばねの附勢力に従い上記係止孔302に先端を挿通し、上記開閉部材200が筒状体11の開口10をロックした状態に維持することが可能となる。
図8中には、開閉部材200が筒状体11の開口10を開いた状態に維持する開側維持手段を示していないが、適宜開側維持手段を設けることが好ましい。
例えば、上記開側維持手段が一対の開閉片204、204の間に介装されるスプリング等の弾性部材からなり、この弾性部材で開閉片204、204の各基端の距離が最短となるよう附勢するとしても良い。
尚、ロックピン301の先端と上片201の摩擦力等により、筒状体11の開口10を開いた状態に維持することが可能な場合には、特別に上記開側維持手段としての具体的な構成を設ける必要はない。
次に、本実施の形態に係るスライダーA2における脱落防止手段の作用について説明する。
作業者が足場板Cから落下したとき、命綱Fに作業者が吊り下げられてその荷重が命綱を介して開閉部材200に作用して開閉部材200が内方側、即ち、図8(a)中下側に引っ張られる。
これにより、図8(b)に示すように、開閉部材200の両開閉片204、204が回転し、その先端部で筒状体11の開口10を閉じる。
この状態でスライダーA2が手摺り部材E2に沿ってスライドするとき、開閉片204が支柱E1に当接するため、スライダーA2が手摺りEから脱落することがない。
また、開閉部材200が筒状体11の開口10を閉じたとき、ロックピン301がロックばね(図示せず)の附勢力で係止孔302に挿通して開閉部材200をロックする。
これにより、作業者がリバウンドして開閉部材200に荷重が作用しない場合においても、開閉部材200が筒状体11の開口10を閉じた状態に維持してスライダーA2が手摺りEから脱落することを防止することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施の形態を説明したが、特許請求の範囲から逸脱することなく改造、変形及び変更を行うことができることは理解すべきである。
例えば、上記各実施の形態においては、枠組足場に設置される先行手摺りにスライダーを取り付けるとしたがこの限りではなく、据え置き式または盛り替え式の手摺りに本発明のスライダーを取り付けるとしても良いことは勿論である。
また、上記各実施の形態においてスライダーは、作業者が足場板と作業対象物との間、即ち、足場板の内方側に落下したときにスライダーの脱落を防止しているがこの限りではなく、脱落防止手段を取り付ける向きを変更するとしても良い。
つまり、図示しないが、脱落防止手段の内方側と外方側とを逆にしてスライダー本体に取り付けることにより、足場板の外方側に落下したときにスライダーの脱落を防止することが可能となる。
また、図示しないが、スライダー本体に二つの脱落防止手段を取り付けて、一方の脱落防止手段を上記一実施の形態と同様に、他方の脱落防止手段を逆向きにすることにより、足場板の内方側若しくは外方側の何れに落下したとしてもスライダーの脱落を防止することが可能となる。
A1、A2 スライダー
B 建枠
B1 縦材
B2 横架材
C 足場板
D 作業対象物
E 手摺り
E1 支柱
E2 手摺り部材
F 命綱
F1 フック
1 スライダー本体
2、200 開閉部材
3、300 ロック部材
4 開側維持手段
5 ガイド
6 ストッパ部材
10 開口
11 筒状体
12 ローラ
13 傾斜ガイド
20、201 上片
21、202 下片
22 連結片
30、301 ロックピン
31 ロックばね
40 ピン
41 開側附勢手段
50 水平片
51 垂直片
60 ストッパ本体
61 閂

Claims (5)

  1. 左右一対の支柱間に架設される棒状の手摺り部材にスライド自在に取り付けられるスライダー本体と、このスライダー本体が上記手摺り部材から抜け落ちることを防止する脱落防止手段とを備えてなり、
    上記スライダー本体は、長手方向に沿って開口を有する筒状体を備え、
    上記脱落防止手段は、命綱が結合されると共に作業者が落下したときその荷重で上記開口を閉じる開閉部材と、この開閉部材をロックして上記開口を閉じた状態に維持するロック部材とを備え、上記開閉部材が筒状体の軸に対して垂直にスライドし、上記筒状体の上面に摺接する上片と、上記筒状本体の下面に摺接する下片と、上記上片と上記下片の一端側を連結する連結片とを備えて、断面コ字状に形成されてなり、上記上片の他端側に上記命綱が結合されることを特徴とするスライダー。
  2. 上記開閉部材は、開側維持手段により上記筒状体の開口を開く方向に附勢されてなり、この開側維持手段は、上記筒状体の一方側の側面に垂設されるピンと、上記開閉部材の連結片に開穿されて上記ピンを挿通する挿通孔と、上記筒状体の一方側の側面と上記連結片との間に介装される開側附勢ばねとからなることを特徴とする請求項に記載のスライダー。
  3. 上記開閉部材の上片における他端側下面に断面略L字状のガイドが結合されてなり、このガイド、上記上片に沿って結合される水平片と、この水平片の端部から下側に垂設される垂直片とからなり、
    上記垂直片は、上記開閉部材が上記筒状体の開口を開いているとき、上記筒状体の側面に当接することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスライダー。
  4. 上記ロック部材が上記ピンに交差するロックピンと、上記開閉部材に形成されて上記ロックピンの先端が係合する係止孔と、上記ロックピンを上記係止孔側に附勢するロックばねとを備え、
    上記開閉部材が上記開口を閉じたとき上記ロックピンの先端が上記係止孔と対向して上記ロックばねの附勢力で上記係止孔に係合することを特徴とする請求項から請求項の何れかに記載のスライダー。
  5. 左右一対の建枠と、これら建枠の間に架設される足場板とからなる複数の足場ユニットからなり、これらの足場ユニットを作業対象物に沿って複数並べて配置する枠組足場において、
    上記建枠が一対の縦材と、これら縦材の間に架設されて上記足場板を支持する横架材からなり、
    上記足場板の反作業対象物側に起立する左右一対の支柱と、これら支柱の間に架設される棒状の手摺り部材とからなる手摺りを設置し、
    両側に位置する上記足場ユニットの上記手摺り部材の端部に断面略コ字状のストッパ本体と、このストッパ本体を上記手摺り部材に固定する閂とからなるストッパ部材を設け、
    上記手摺り部材に請求項1から請求項の何れかに記載のスライダーをスライド自在に取り付け、
    上記ストッパ部材は、このストッパ部材を超えて上記スライダーが移動することを阻止することを特徴とする枠組足場。
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