JP5622167B2 - 動画撮像装置、撮影方法、及びプログラム - Google Patents

動画撮像装置、撮影方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、動画撮像装置、撮影方法、及びプログラムに関する。
従来、動画データを撮影記録する場合に、撮影して得られた各フレーム毎、あるいは複数フレーム単位で、画像圧縮処理を施してから動画ファイルとして記録している。この場合、各圧縮単位のデータサイズは、各圧縮単位に含まれる画像の内容に応じて異なるため、例えば、200フレーム目の画像データを動画ファイルから読み込みたいような場合に、この動画ファイル内の200フレーム目の画像データの記憶位置は不定であるため、各フレームの画像データがどの位置に記憶されているのかを示すインデックスデータが必要となる。
動画ファイル自体は、フラッシュメモリカードなどの低速大容量メモリに記憶したままでもよいが、このインデックスデータは、装置内蔵の高速メモリ上に作成(コピー)することで、動画の再生処理や編集処理におけるフレーム位置の特定を素早く行うようにする必要があり、そのような技術も知られている(例えば、特許文献1、2、3参照)。
また、指定された再生速度に応じて決められたサイズとなるように、各フレームにダミーデータを付加する技術が知られている(例えば、特許文献4参照)。
特開2003−189228号公報 特開2005−086344号公報 特開2005−142725号公報 特開2001−268513号公報
しかしながら、上述した従来技術においては、各フレームに素早くアクセスすることは可能であっても、最終的な動画ファイル毎にインデックスデータを作成しなければならず、録画中にワークメモリ上にそれぞれの動画ファイル毎にインデックスデータを作成するための一時記憶領域を必要し、メモリ容量を圧迫するという問題があった。また、複数の撮像系で同期撮影された複数の動画ファイルのそれぞれに応じたインデックスデータを付加しなければならず、再生時には、それぞれの動画ファイルに付加されたインデックスデータを展開する必要があり、メモリ容量の圧迫、処理の負担増となるという問題があった。
そこで本発明は、動画ファイルを構成するフレーム画像の位置を特定するためのインデックスデータを作成するための一時記録するワーク領域を不要とすることができ、かつインデックスデータ自体を不要とすることができる動画撮像装置、撮影方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本発明による動画撮像装置は、撮像されたフレーム画像を圧縮して動画ファイルに記録する動画撮像装置であって、撮像手段により撮像された各フレーム画像を圧縮符号化する圧縮符号化手段と、他の動画撮像装置との間で、同一の撮像タイミングで撮像され、圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズを取得する取得手段と、前記取得手段で他の動画撮像装置との間で取得した、同一の撮像タイミングで撮像され、圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズが前記他の動画撮像装置と同一となるように、自装置で圧縮符号化されたフレーム画像に対してダミーデータを付加するダミーデータ付加手段と、前記ダミーデータ付加手段により必要に応じてダミーデータが付加された各フレーム画像を記録し、動画ファイルを生成するファイル生成手段と、前記ファイル生成手段により生成された動画ファイルについて、前記圧縮符号化手段により圧縮符号化された各フレーム画像の動画ファイルの先頭からの記録位置を示す、前記他の動画撮像装置で生成された動画ファイルとの間で共通化されたインデックスデータの作成を制御するインデックスデータ作成手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明による撮影方法は、撮像機能を備えた動画撮像装置による撮影方法であって、前記撮像機能により逐次撮像される各フレーム画像を圧縮符号化する圧縮符号化処理と、他の動画撮像装置との間で、同一の撮像タイミングで撮像され、圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズを取得する取得処理と、前記取得処理で他の動画撮像装置との間で取得した、同一の撮像タイミングで撮像され、圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズが前記他の動画撮像装置と同一となるように、自装置で圧縮符号化されたフレーム画像に対してダミーデータを付加するダミーデータ付加処理と、必要に応じて前記ダミーデータが付加された各フレーム画像を記録し、動画ファイルを生成するファイル生成処理と、前記ファイル生成処理により生成された前記動画ファイルについて、前記圧縮符号化された各フレーム画像の動画ファイルの先頭からの記録位置を示す、前記他の動画撮像装置で生成された動画ファイルとの間で共通化されたインデックスデータの作成を制御するインデックスデータ作成処理とを実現することを特徴とする。
また、本発明によるプログラムは、撮像されたフレーム画像を圧縮して動画ファイルに記録する動画撮像装置を制御するコンピュータに、撮像機能により逐次撮像される各フレーム画像を圧縮符号化する圧縮符号化機能、他の動画撮像装置との間で、同一の撮像タイミングで撮像され、圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズを取得する取得機能、前記取得機能で他の動画撮像装置との間で取得した、同一の撮像タイミングで撮像され、圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズが前記他の動画撮像装置と同一となるように、自装置で圧縮符号化されたフレーム画像に対してダミーデータを付加するダミーデータ付加機能、必要に応じて前記ダミーデータが付加された各フレーム画像を記録し、動画ファイルを生成するファイル生成機能、前記ファイル生成機能により生成された前記動画ファイルについて、前記圧縮符号化された各フレーム画像の動画ファイルの先頭からの記録位置を示す、前記他の動画撮像装置で生成された動画ファイルとの間で共通化されたインデックスデータの作成を制御するインデックスデータ作成機能を実現することを特徴とする。
この発明によれば、複数の撮像系で同期撮影された複数の動画ファイルを構成するフレーム画像の位置を特定するためのインデックスデータを作成するための一時記録するワーク領域を少なくすることができ、また、複数の動画ファイルでインデックスデータを共通化することができるという利点が得られる。
本発明の第1実施形態による動画撮像装置の構成を示すブロック図である。 本第1実施形態による動画撮像装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本第1実施形態による動画撮像装置で生成される動画ファイルのフレーム構成を示す概念図である。 本第2実施形態による動作撮像装置の構成を示すブロック図である。 本第2実施形態による動画撮像装置(第1の動画撮像装置1a、または第2の動画撮像装置1b)の動作を説明するためのフローチャートである。 本第2実施形態による動画撮像装置の再生処理の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の変形例として、GOP(Group Of Pictures)単位で圧縮処理を施す場合の動画ファイルのフレームデータ構成を示す概念図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
本発明は、多視点カメラ(監視カメラなど)、3D撮像カメラなどに適用可能な動画撮像装置に関し、複数の撮像系で同期撮影した映像から、それぞれの動画ファイルを作成し、再生時には、それぞれの動画ファイルをフレーム同期させて再生するものである。なお、以下では、動画撮像装置1には、2系統の撮像系について説明しているが、これに限らず、それ以上の複数の撮像系であってよい。
A.第1実施形態
A−1.第1実施形態の構成
図1は、本発明の第1実施形態による動画撮像装置の構成を示すブロック図である。なお、図示する構成は、本発明に係る主要構成のみを示しており、その他のメモリや、キー入力部、表示部等については省略している。図において、動画撮像装置1は、撮像部2a、2b、TG(タイミングジェネレータ)3、CPU4、及び記録媒体10を備えている。撮像部2a、2bは、TG3の制御に従って、同期して1フレーム単位で撮像する。TG3は、CPU4の制御に従って、撮像部2a、2bを同期駆動する。
CPU4は、所定のプログラムに従って動作する。特に、本第1実施形態では、CPU4は、エンコード部5a、5b、フレームサイズ調整部6、ダミー付加部7a、7b、ファイル化部8a、8b、インデックス作成部9の処理を実現する。エンコード部5aは、一方の撮像系である撮像部2aからの画像データを1フレーム単位でエンコード(符号化)し、フレームサイズ調整部6に供給する。エンコード部5bは、他方の撮像系である撮像部2bからの画像データを1フレーム単位でエンコード(符号化)し、フレームサイズ調整部6に供給する。
フレームサイズ調整部6は、一方の撮像系であるエンコード部5aからのフレームサイズと他方の撮像系であるエンコード部5bからのフレームサイズとを比較し、双方のフレームサイズが同一であるか否かを判定し、双方のフレームサイズが異なる場合には、双方のフレームサイズの差分を算出し、フレームサイズが小さい方の撮像系に対する、ダミー付加部(ダミー付加部7a、またはダミー付加部7b)に上記差分を指示する。
ダミー付加部7aは、フレームサイズ調整部6から差分が指示されると、当該撮像系のフレームの画像データに差分に対応するダミーデータを付加し、エンコード部5bのフレームサイズと同一サイズとする。フレームサイズ調整部6から差分が指示されない場合には、エンコード部5aからの符号化された画像データにダミーデータを付加することなく、ファイル化部8aに供給する。
ダミー付加部7bは、ダミー付加部7aと同様に、フレームサイズ調整部6から差分が指示されると、エンコード部5bからの符号化された画像データに差分に対応するダミーデータを付加し、エンコード部5a側のフレームサイズと同一サイズとする。フレームサイズ調整部6から差分が指示されない場合には、エンコード部5bからの符号化された画像データにダミーデータを付加することなく、ファイル化部8bに供給する。
ファイル化部8aは、記憶媒体10の所定領域を用いて、一方の撮像系の動画ファイルの末尾に、現在のフレームデータを追加記録し、最終的に、生成された動画ファイルに、グループとそれぞれの撮像系を識別するファイル名とフレームインデックスとを付けて保存し、動画ファイルを生成する。
ファイル化部8bは、記憶媒体10の所定領域を用いて、他方の撮像系側の動画ファイルの末尾に、現在のフレームデータを追加記録し、最終的に、生成された動画ファイルにグループとそれぞれの撮像系を識別するファイル名とフレームインデックスとを付けて保存し、動画ファイルを生成する。
インデックス作成部9は、動画撮影中、記憶媒体10の所定領域を用いて、フレーム単位で、各フレームのフレーム位置を特定するためのインデックスデータに追加記録することで、最終的に、それぞれの撮像系の動画ファイルに付加する共用可能なインデックスデータを1つ作成する。記憶媒体10は、動画撮像中にファイル化部8で作成される動画ファイルや、インデックス作成部9で作成されるインデックスデータを保持する。
本第1実施形態では、一方の撮像系(例えば、符号の添え字に「a」を付けた側)と他方の撮像系(例えば、符号の添え字に「b」を付けた側)とでは、同一タイミングで撮像した各フレームサイズ同士が同一サイズとなるとともに(異なるフレームは同一サイズとは限らない)、動画ファイル自体のサイズも同一となる。フレームサイズの例については後述する。
つまり、双方の動画ファイルにおいて、同一タイミングで撮像された各フレーム同士のサイズは、ファイル先頭から末尾まで全て同一となるので、一方の動画ファイルに対応したインデックスデータから、その動画ファイル内の任意のフレーム番号のフレーム位置を一意に特定することができるのはもちろんのこと、同じインデックスデータから他方の動画ファイル内の任意のフレーム番号のフレーム位置についても一意に特定することができる。このため、動画撮影中に、記憶媒体10の所定領域を用いてインデックスデータを作成する際には、1つのインデックスデータを作成すればよく、インデックスデータを作成するための一時記録するワーク領域を少なくすることができる。なお、ダミーデータは、フレームデータのデコードなど、再生処理に影響しないデータとする。
なお、第1実施形態においては、少なくとも2つの撮像部2a、2bを備えていればよく、その他の、エンコード部5a、5b、ダミー付加部7a、7b、ファイル化部8a、8bを1つにまとめてもよい。
A−2.第1実施形態の動作
次に、上述した第1実施形態の動作について説明する。
図2は、本第1実施形態による動画撮像装置の動作を説明するためのフローチャートである。また、図3は、本第1実施形態による動画撮像装置で生成される動画ファイルのフレーム構成を示す概念図である。
まず、CPU4は、撮像タイミングか否かを判断し(ステップS10)、撮像タイミングになると、撮像部2a、2bの双方で撮像を行って、それぞれから1フレーム分の画像データを取得する(ステップS12)。次に、取得した双方の画像データを、エンコード部5a、5bで圧縮符号化し(ステップS14)、フレームサイズ調整部6で双方のフレームサイズが同じであるか否かを判断する(ステップS16)。そして、双方のフレームサイズが同一サイズである場合には、ダミーデータを付加することなく、次のステップS22に進む。
一方、双方のフレームサイズが同一サイズでない場合には、フレームサイズ調整部6により、双方の撮像系のフレームサイズの差分を算出し(ステップS18)、ダミー付加部7aまたは7bで、フレームサイズが小さい方の撮像系のフレームに、上記差分に対応するサイズのダミーデータを付加し、大きい方のフレームサイズに合わせ、双方のフレームサイズを同一にする(ステップS20)。
ダミーデータの付加後、あるいは、双方のフレームサイズが同一サイズである場合(ステップS16のYES)、ファイル化部8a、8bで、記録媒体10に記憶されている、双方の撮像系に対応する動画ファイルの末尾に、現在のフレームデータを追加記録する(ステップS22)。次に、インデックス作成部9で、現在のフレームの記録位置を、記録媒体10上のインデックスデータに追加する(ステップS24)。
前述したように、双方の動画ファイルにおいて、同一タイミングで撮像された各フレーム同士のサイズは、ファイル先頭から末尾まで全て同一となるので、フレーム位置を特定するためのインデックスデータを共通化することが可能となる。従って、動画撮影中に、記憶媒体10の所定領域(ワークエリア)を用いてインデックスデータを作成する際には、1つのインデックスデータを作成すればよい。
次に、動画撮像を継続するか否か、すなわち、動画撮像が停止されたか否かを判断し(ステップS26)、継続する場合には、ステップS10に戻り、上述した処理を繰り返す。一方、継続しない場合には、ファイル化部8a、8bで生成された双方の動画ファイルに対して、インデックス作成部9で記憶媒体10の所定領域(ワークエリア)に作成されたインデックスデータを付加する(ステップS28)。すなわち、インデックス作成部9で作成された1つのインデックスデータを複製し、双方の動画ファイルに付加する。
次に、同期した撮影を行ったグループであることを示し(例えば、「温泉旅行」)、かつ、それぞれの撮像系を識別する(例えば、「カメラ1」、「カメラ2」)ことができるようなファイル名(例えば、「温泉旅行カメラ1」、「温泉旅行カメラ2」)を付加して保存する(ステップS30)。
この結果、例えば、図3に示すように、左側に示す、撮像部2a、エンコード部5a、ダミー付加部6a、ファイル化部7a側の撮像系で生成された動画ファイルA、右側に示す、撮像部2b、エンコード部5b、ダミー付加部6b、ファイル化部7b側の撮像系で生成された動画ファイルBが生成される。
動画ファイルAでは、フレームデータ[1]、[4]にダミーデータ[1]、[4]が付加され、動画ファイルBでは、フレームデータ[2]、[n]にダミーデータ[2]、[n]が付加されている。なお、フレームデータ[3]は、双方とも同じサイズであるのでダミーデータが付加されていない。
この結果、双方の動画ファイルA、Bでは、フレームデータ[1]同士、フレームデータ[2]同士、フレーム[3]同士、フレーム[4]同士、…、フレーム[n]同士のサイズが同一サイズになる。各フレーム位置は、双方の動画ファイルA、Bにおいてファイル先頭から末尾まで全て同一であるので、フレーム位置を特定するためのインデックスデータが1つであっても、双方の動画ファイル内の任意のフレーム番号のフレーム位置を一意に特定することができる。
本第1実施形態によれば、双方の動画ファイルA、Bにおいて、同一タイミングで撮像された互いの各フレーム(同一のフレーム番号のフレーム)のファイル先頭からの位置を同一にすることができるため、録画処理において、1つのインデックスデータだけを作成すればよく、該インデックスデータを作成するための一時記録するワーク領域を少なくしてメモリを効率的に使用することが可能となり、かつ複数の撮像系で同期撮影された複数の動画ファイルのインデックスデータを共通化することが可能となる。
B.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
上述した第1実施形態では、1つの動画撮像装置に2つの撮像系を備えていた。これに対して、本第2実施形態は、複数の動画撮像装置を用い、これらを同期させて動作させることで動画ファイルを生成する。なお、以下の説明では、2つの動画撮像装置を用いた場合について説明する。
B−1.第2実施形態の構成
図4は、本第2実施形態による動作撮像装置の構成を示すブロック図である。なお、図示する構成は、本発明に係る主要構成のみを示しており、その他のメモリや、キー入力部、表示部等については省略している。本第2実施形態では、上述したように、第1の動画撮像装置1aと第2の動画撮像装置1bとを用いる。第1の動画撮像装置1aは、撮像部2a、TG(タイミングジェネレータ)3a、CPU4a、記録媒体10a、及び通信部11aを備えている。撮像部2aは、TG3aの制御に従って1フレーム単位で撮像する。TG3aは、CPU4aの制御に従って、撮像部2aを駆動する。
CPU4aは、所定のプログラムに従って動作する。特に、本第2実施形態では、CPU4aは、エンコード部5a、フレームサイズ調整部6a、ダミー付加部7a、ファイル化部8a、インデックス作成部9aの処理を実現する。エンコード部5aは、当該撮像系の撮像部2aからの画像データを1フレーム単位でエンコード(符号化)し、フレームサイズ調整部6aに供給する。
フレームサイズ調整部6aは、エンコード部5aからのフレームサイズと、通信によって取得した第2の動画撮像装置1bで同一タイミングで撮像されたフレームサイズとを比較し、双方のフレームサイズが同一であるか否かを判定し、双方のフレームサイズが異なる場合には、双方のフレームサイズの差分を算出し、当該撮像系のフレームサイズが小さい場合に、ダミー付加部7aに上記差分を指示する。
ダミー付加部7aは、フレームサイズ調整部6aから差分が指示されると、当該撮像系のフレームの画像データに差分に対応するダミーデータを付加し、第2の動画撮像装置1bで同一タイミングで撮像されたフレームサイズと同一サイズとする。フレームサイズ調整部6aから差分が指示されない場合には、エンコード部5aからの符号化された画像データにダミーデータを付加することなく、ファイル化部8aに供給する。
ファイル化部8aは、記憶媒体10aの所定領域を用いて、当該第1の動画撮像装置1a側の動画ファイルの末尾に、現在のフレームデータを追加記録し、最終的に、生成された動画ファイルに、グループとそれぞれの撮像系を識別するファイル名とフレームインデックスとを付けて保存し、動画ファイルを生成する。
インデックス作成部9aは、動画撮影中、記憶媒体10aの所定領域を用いて、フレーム単位で、各フレームのフレーム位置を特定するためのインデックスデータに追加記録することで、最終的に、当該第1の動画撮像装置1a側の動画ファイルに付加する、第2の動画撮像装置1b側と共用可能なインデックスデータを1つ作成する。記憶媒体10aは、動画撮像中にファイル化部8aで作成される動画ファイルや、インデックス作成部9aで作成されるインデックスデータを逐次保持する。
通信部11aは、他方の第2の動画撮像装置1bと同期して動作するように、互いに同期信号を送受信する。つまり、CPU4aは、通信部11aにより受信される同期信号に従って、TG3aを制御して撮像部2aによる撮像動作と、第2の動画撮像装置1b側の撮像動作とを同期させるようになっている。なお、通信部11aによる通信は、有線、無線(電波、光通信など)のいずれでもよい。
第2の動画撮像装置1bは、撮像部2b、TG(タイミングジェネレータ)3b、CPU4b、記録媒体10b、及び通信部11bを備えている。撮像部2bは、TG3bの制御に従って1フレーム単位で撮像する。TG3bは、CPU4bの制御に従って、撮像部2bを駆動する。
CPU4bは、所定のプログラムに従って動作する。特に、本第2実施形態では、CPU4bは、上述した第1の動画撮像装置1aと同様に、エンコード部5b、フレームサイズ調整部6b、ダミー付加部7b、ファイル化部8b、インデックス作成部9bの処理を実現する。エンコード部5bは、本撮像系である撮像部2bからの画像データを1フレーム単位でエンコード(符号化)し、ダミー付加部6bに供給する。
フレームサイズ調整部6bは、エンコード部5bからのフレームサイズと、通信によって取得した第1の動画撮像装置1aで同一タイミングで撮像されたフレームサイズとを比較し、双方のフレームサイズが同一であるか否かを判定し、双方のフレームサイズが異なる場合には、双方のフレームサイズの差分を算出し、当該撮像系のフレームサイズが小さい場合に、ダミー付加部7bに上記差分を指示する。
ダミー付加部7bは、フレームサイズ調整部6bから差分が指示されると、当該撮像系のフレームの画像データに差分に対応するダミーデータを付加し、第1の動画撮像装置1aで同一タイミングで撮像されたフレームサイズと同一サイズとする。フレームサイズ調整部6bから差分が指示されない場合には、エンコード部5bからの符号化された画像データにダミーデータを付加することなく、ファイル化部8bに供給する。
ファイル化部8bは、記憶媒体10bの所定領域を用いて、当該第2の動画撮像装置1b側の動画ファイルの末尾に、現在のフレームデータを追加記録し、最終的に、生成された動画ファイルに、グループとそれぞれの撮像系を識別するファイル名とフレームインデックスとを付けて保存し、動画ファイルを生成する。
インデックス作成部9bは、動画撮影中、記憶媒体10bの所定領域を用いて、フレーム単位で、各フレームのフレーム位置を特定するためのインデックスデータに追加記録することで、最終的に、当該第2の動画撮像装置1b側の動画ファイルに付加する、第1の動画撮像装置1a側と共用可能なインデックスデータを1つ作成する。記憶媒体10bは、動画撮像中にファイル化部8bで作成される動画ファイルや、インデックス作成部9bで作成されるインデックスデータを逐次保持する。
通信部11bは、第1の動画撮像装置1aと同期して動作するように、互いに同期信号を送受信する。つまり、CPU4bは、通信部11bにより受信される同期信号に従って、TG3bを制御して撮像部2bによる撮像動作と、第1の動画撮像装置1a側の撮像動作とを同期させるようになっている。なお、通信部11bによる通信は、有線、無線(電波、光通信など)のいずれでもよい。
本第2実施形態においても、上述した第1実施形態と同様に、第1の動画撮像装置1aと第2の動画撮像装置1bとでは、同一タイミングで撮像した各フレームサイズ同士が同一サイズとなるとともに(異なるフレームは同一サイズとは限らない)、動画ファイル自体のサイズも同一となる。
つまり、双方の動画ファイルにおいて、同一タイミングで撮像された互いの各フレーム(同一のフレーム番号のフレーム)のファイル先頭からの位置が同一となるので、一方の動画ファイルに対応したインデックスデータから、その動画ファイル内の任意のフレーム番号のフレーム位置を一意に特定することができるのはもちろんのこと、同じインデックスデータから他方の動画ファイル内の任意のフレーム番号のフレーム位置についても一意に特定することができる。この結果、インデックスデータを作成するための一時記録するワーク領域を少なくすることができる。なお、ダミーデータは、フレームデータのデコードなど、再生処理に影響しないデータとする。
B−2.第2実施形態の動作
次に、上述した第2実施形態の動作について説明する。
図5は、本第2実施形態による動画撮像装置(第1の動画撮像装置1a、または第2の動画撮像装置1b)の動作を説明するためのフローチャートである。図5に示すフローチャートは、第1の動画撮像装置1a、または第2の動画撮像装置1bのそれぞれでの動作を説明している。すなわち、第1の動画撮像装置1a、及び第2の動画撮像装置1bの双方で、図5に示すフローチャートが実行される。以下の説明では、第1の動画撮像装置1aでの動作として説明する。
まず、CPU4aでは、通信部11aにより、第2の動画撮影装置1bの通信部11bと互いに同期信号を送受信することで、第2の動画撮影装置1bと同期した撮像タイミングが到来したか否かを判断し(ステップS40)、撮像タイミングになると、撮像部2aで撮像を行って、1フレーム分の画像データを取得する(ステップS42)。次に、取得した画像データを、エンコード部5aで圧縮符号化し(ステップS44)、圧縮符号化した後のフレームサイズを、通信部11aにより、第2の動画撮影装置1bに通知する(ステップS46)。
次に、CPU4aは、通信部11aにより、第2の動画撮影装置1bで圧縮符号化されたフレームサイズを取得し(ステップS48)、フレームサイズ調整部6aで、双方のフレームサイズが同じであるか否かを判断する(ステップS50)。そして、双方のフレームサイズが同一サイズである場合には、ダミーデータを付加することなく、次のステップS58に進む。
一方、双方のフレームサイズが同一サイズでない場合には、フレームサイズ調整部6aにより、当該撮像系(第1の動画撮影装置1a)のフレームサイズの方が大きいか否かを判断し(ステップS52)、当該撮像系(第1の動画撮影装置1a)のフレームサイズの方が大きい場合には、ダミーデータを付加することなく、次のステップS58に進む。
一方、当該撮像系(第1の動画撮影装置1a)のフレームサイズの方が小さい場合には、フレームサイズ調整部6aにより、双方のフレームサイズの差分を算出し(ステップS54)、ダミー付加部7aで、当該撮像系のフレームに、上記差分に対応するサイズのダミーデータを付加し、大きい方のフレームサイズに合わせ、双方のフレームサイズを同一にする(ステップS56)。
なお、図5に示すフローチャートのステップS50〜54では、2つ以上の動画撮影装置での動作を想定し、複数の撮像系のうち、フレームサイズが最大となったフレームを基準とし、それより小さいサイズのフレームに、最大のフレームサイズとの差分に対応するダミーデータを付加するとして説明している。
ダミーデータの付加後、あるいは、双方のフレームサイズが同一サイズである場合(ステップS50のYES)、あるいは、当該撮像系(第1の動画撮影装置1a)のフレームサイズの方が大きい場合(ステップS52のYES)には、ファイル化部8aで、記録媒体10aに記憶されている、当該撮像系に対応する動画ファイルの末尾に、現在のフレームデータを追加記録する(ステップS58)。次に、インデックス作成部9aで、現在のフレームの記録位置を、記録媒体10上のインデックスデータに追加する(ステップS60)。
次に、動画撮像を継続するか否か、すなわち、動画撮像が停止されたか否かを判断し(ステップS62)、継続する場合には、ステップS40に戻り、上述した処理を繰り返す。一方、継続しない場合には、ファイル化部8aで生成された動画ファイルに対して、インデックス作成部9aで記憶媒体10aの所定領域(ワークエリア)に作成されたインデックスデータを付加し(ステップS64)、同期した撮影を行ったグループであることを示し(例えば、「温泉旅行」)、かつ、それぞれの撮像系を識別する(例えば、「カメラ1」、「カメラ2」)ことができるようなファイル名(例えば、「温泉旅行カメラ1」、「温泉旅行カメラ2」)を付加して保存する(ステップS66)。なお、第1、第2の動画撮像装置1a、1bで作成した動画ファイルは、後述する再生処理(または編集処理)を行う装置に転送して保存しておくこととする。
図6は、本第2実施形態による動画撮像装置の再生処理の動作を説明するためのフローチャートである。なお、以下の再生処理は、主にCPU4a、またはCPU4bなどが実行するソフトウエアにより実行されるが、必要に応じてハードウエアにより実現してもよい。まず、再生対象となるグループを選択し(ステップS70)、選択されたグループに含まれる複数の動画ファイル(第1、第2実施形態では2つの動画ファイル)を取得する(ステップS72)。次に、いずれか1つの動画ファイルからインデックスデータを取得し(ステップS74)、再生開始フレーム番号、またはジャンプ先のフレーム番号を入力し(ステップS76)、入力されたフレーム番号に対応するフレームデータの記録位置を、インデックスデータを用いて算出して特定する(ステップS78:特定手段)。なお、フレームデータの記録位置の算出は、ファイル先頭位置+フレームサイズ×フレーム番号となる。
次に、特定された記録位置のフレームデータを、各動画ファイル内から読み出し(ステップS80)、読み出された各フレームデータを同時再生し(ステップS82:同期再生手段)、再生終了であるか否かを判断し(ステップS84)、再生終了でなければ、次のフレーム番号に対応するフレームデータの記録位置を、インデックスデータを用いて算出して特定し(ステップS86)、ステップS70に戻り、各動画ファイルの同時再生を繰り返す。一方、再生終了の場合には当該処理を終了する。
なお、上述した再生処理は、第1実施形態、第2実施形態のいずれの撮像処理で生成された動画ファイルでも共通に実行可能である。また、上述した再生処理は、動画ファイルを編集する場合にも同様に適用可能である。
上述した第2実施形態によれば、録画処理において、同時撮像された複数の動画ファイルにおいて、同一タイミングで撮像された互いの各フレームのファイル先頭からの位置が同一であるので、インデックスデータを共通化することができる。
また、再生処理(または編集処理)では、同時撮像された複数の動画ファイルにおいて、同一タイミングで撮像された互いの各フレームのファイル先頭からの位置が同一であるので、各フレームの位置を、1つのインデックスデータから取得することができるため、1つのインデックスデータだけをメモリ上に展開すれば、動画の再生処理、または編集処理を行うことができる。この結果、再生処理(または編集処理)において、メモリを効率的に使用することが可能となる。
C.変形例
次に、本発明の変形例について説明する。
前述した第1、第2実施形態では、Motion JPEG(モーションジェイペグ)などの、1フレーム毎に同じ圧縮処理を施す動画記録処理の場合で説明したが、MPEG1、2などのように、GOP(Group Of Pictures)単位で圧縮処理を施す動画記録処理に適用してもよい。また、MPEG4などのGOV(Group of Video Object
Plane)単位で圧縮処理を施す場合でも同様であり、それらの場合のダミーデータの挿入例を変形例として示す。
図7(a)、(b)、(c)は、本発明の変形例として、GOP単位で圧縮処理を施す場合の動画ファイルのフレームデータ構成を示す概念図である。GOP単位で圧縮処理を施す場合、図7(a)、(b)、(c)に示すように、圧縮グループ毎に、独立(基本)フレームデータと複数の従属(差分)フレームデータとから構成されている。
図7(a)に示す例では、独立フレームデータ、及び複数の従属フレームデータのフレームサイズを、全て同じフレームサイズとしている。この結果、圧縮グループ同士も同じサイズとなる。この場合、第nフレームにアクセスする場合、(n/グループ内のフレーム数の商)×グループサイズ+(n/グループ内のフレーム数の余り)×フレームサイズで計算できる。
また、図7(b)に示す例では、各圧縮グループの独立フレームデータのフレームサイズを同一とし、各圧縮グループの従属フレームデータのフレームサイズを同一としている。これは一般に独立フレームデータの方が従属フレームデータに比べ、データサイズが大きくなる傾向にあることを考慮したためである。この結果、圧縮グループ同士も同じサイズとなる。この場合、第nフレームにアクセスする場合、(n/グループ内のフレーム数の商)×グループサイズ+独立フレームサイズ+(n/グループ内のフレーム数の余り−1)×従属フレームサイズで計算できる。
また、図7(c)に示す例では、各圧縮グループの独立フレームデータ、従属フレームデータのフレームサイズを、ダミーデータを付加することなく、符号化圧縮後のままとし、最終的な圧縮グループ単位でダミーデータを付加して圧縮グループのサイズを同一としている。この場合、第nフレームにアクセスする場合、(n/グループ内のフレーム数の商)×グループサイズ+当該グループ内のフレーム位置(当該グループ内のインデックスデータを利用)で計算できる。
なお、上述した第1、第2実施形態において、動画撮像装置としては、デジタルカメラや、デジタルビデオカメラ、携帯電話などの動画撮像機能を有するものであれば、どのような装置であっても構わない。
1、1a、1b 動画撮像装置
2a、2b 撮像部
3、3a、3b TG
4、4a、4b CPU
5a、5b エンコード部
6a、6b ダミー付加部
7a、7b ファイル化部
8、8a、8b 記録媒体

Claims (13)

  1. 撮像されたフレーム画像を圧縮して動画ファイルに記録する動画撮像装置であって、
    撮像手段により撮像された各フレーム画像を圧縮符号化する圧縮符号化手段と、
    他の動画撮像装置との間で、同一の撮像タイミングで撮像され、圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズを取得する取得手段と、
    前記取得手段で他の動画撮像装置との間で取得した、同一の撮像タイミングで撮像され、圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズが前記他の動画撮像装置と同一となるように、自装置で圧縮符号化されたフレーム画像に対してダミーデータを付加するダミーデータ付加手段と、
    前記ダミーデータ付加手段により必要に応じてダミーデータが付加された各フレーム画像を記録し、動画ファイルを生成するファイル生成手段と、
    前記ファイル生成手段により生成された動画ファイルについて、前記圧縮符号化手段により圧縮符号化された各フレーム画像の動画ファイルの先頭からの記録位置を示す、前記他の動画撮像装置で生成された動画ファイルとの間で共通化されたインデックスデータの作成を制御するインデックスデータ作成手段と
    を備えることを特徴とする動画撮像装置。
  2. 動画撮影における各フレームの撮像タイミングでフレーム画像を撮像する撮像手段を更に備え、
    前記圧縮符号化手段は、前記撮像手段により逐次撮像される各フレーム画像を圧縮符号化し、
    前記取得手段は、他の動画撮像装置との間で、同一の撮像タイミングで撮像され、圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズを通信手段により送受信して取得し、
    前記ファイル生成手段は、前記ダミーデータ付加手段により必要に応じてダミーデータが付加された各フレーム画像を逐次記録し、
    前記インデックスデータ作成手段は、前記ファイル生成手段による動画ファイル生成中、前記圧縮符号化手段により圧縮符号化された各フレーム画像の動画ファイルの先頭からの記録位置を示す、前記他の動画撮像装置で生成された動画ファイルとの間で共通化されたインデックスデータを作成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の動画撮像装置。
  3. 前記インデックスデータ作成手段により前記複数の動画ファイルに共通して作成された1つのインデックスデータを複製し、この複製されたインデックスデータを各動画ファイルに付加して記録するインデックス付加手段を更に備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の動画撮像装置。
  4. 前記ファイル生成手段により生成されるとともに前記インデックス付加手段によりインデックスが付加された複数の動画ファイルのうちの1つの動画ファイルに付加されているインデックスデータを用いて、これら複数の動画ファイルの全てのフレーム画像の各動画ファイルの先頭からの記録位置を特定する特定手段を更に備えたことを特徴とする請求項3に記載の動画撮像装置。
  5. 前記ファイル生成手段により生成されるとともに前記インデックス付加手段によりインデックスが付加された複数の動画ファイルを同期させて再生する際に、各動画ファイルに含まれ、同じタイミングで再生する複数のフレーム画像の各動画ファイルの先頭からの記録位置を前記特定手段により特定しながら再生する同期再生手段を更に備えたことを特徴とする請求項4に記載の動画撮像装置。
  6. 前記他の動画撮像装置により同一の撮像タイミングで撮像され、前記圧縮符号化手段により圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズのうち、最大サイズを特定する最大サイズ特定手段を更に備え、
    前記ダミーデータ付加手段は、
    前記最大サイズ特定手段により特定された最大サイズよりも小さいサイズのフレーム画像に対してダミーデータを付加し、前記他の動画撮像装置により同一の撮像タイミングで撮像されたフレーム画像同士でサイズを同一とする
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の動画撮像装置。
  7. 前記最大サイズ特定手段は、前記取得手段で他の動画撮像装置との間で取得した、同一の撮像タイミングで撮像され、圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズに基づいて、全ての動画撮像装置の圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズうち、最大サイズを特定し、
    前記ダミーデータ付加手段は、
    前記圧縮符号化手段により圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズが前記最大サイズ特定手段により特定された最大サイズよりも小さい場合、該最大サイズとなるように、自装置で圧縮符号化されたフレーム画像に対してダミーデータを付加する
    ことを特徴とする請求項6に記載の動画撮像装置。
  8. 前記最大サイズ特定手段により特定された最大サイズと前記圧縮符号化手段により圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズとの差分を算出する差分算出手段を更に備え、
    前記ダミーデータ付加手段は、
    前記圧縮符号化手段により圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズが前記最大サイズ特定手段により特定された最大サイズよりも小さい場合、前記差分算出手段により算出された差分に応じたサイズのダミーデータを、前記圧縮符号化されたフレーム画像に対して付加する
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の動画撮像装置。
  9. 前記通手段により他の動画撮像装置との間で送受信されるタイミング情報に基づいて、前記撮像手段、前記圧縮符号化手段、前記ダミーデータ付加手段、前記ファイル生成手段、及びインデックスデータ作成手段を、前記他の動画撮像装置と同期させて動作させる同期制御手段を更に具備する
    ことを特徴とする請求項2に記載の動画撮像装置。
  10. 前記他の動画撮像装置は、
    立体画像を撮影するために自装置とともに2つの視点位置に設けられた動画撮像装置であることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の動画撮像装置。
  11. 前記ダミーデータ付加手段は、
    前記圧縮符号化手段により複数のフレーム画像をグループ化して圧縮を行う場合に、各圧縮グループ毎にグループサイズを共通化するようにダミーデータを付加する
    ことを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載の動画撮像装置。
  12. 撮像機能を備えた動画撮像装置による撮影方法であって、
    前記撮像機能により逐次撮像される各フレーム画像を圧縮符号化する圧縮符号化処理と、
    他の動画撮像装置との間で、同一の撮像タイミングで撮像され、圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズを取得する取得処理と、
    前記取得処理で他の動画撮像装置との間で取得した、同一の撮像タイミングで撮像され、圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズが前記他の動画撮像装置と同一となるように、自装置で圧縮符号化されたフレーム画像に対してダミーデータを付加するダミーデータ付加処理と、
    必要に応じて前記ダミーデータが付加された各フレーム画像を記録し、動画ファイルを生成するファイル生成処理と、
    前記ファイル生成処理により生成された前記動画ファイルについて、前記圧縮符号化された各フレーム画像の動画ファイルの先頭からの記録位置を示す、前記他の動画撮像装置で生成された動画ファイルとの間で共通化されたインデックスデータの作成を制御するインデックスデータ作成処理と
    を実現することを特徴とする撮影方法。
  13. 撮像されたフレーム画像を圧縮して動画ファイルに記録する動画撮像装置を制御するコンピュータに、
    撮像機能により逐次撮像される各フレーム画像を圧縮符号化する圧縮符号化機能、
    他の動画撮像装置との間で、同一の撮像タイミングで撮像され、圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズを取得する取得機能、
    前記取得機能で他の動画撮像装置との間で取得した、同一の撮像タイミングで撮像され、圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズが前記他の動画撮像装置と同一となるように、自装置で圧縮符号化されたフレーム画像に対してダミーデータを付加するダミーデータ付加機能、
    必要に応じて前記ダミーデータが付加された各フレーム画像を記録し、動画ファイルを生成するファイル生成機能、
    前記ファイル生成機能により生成された前記動画ファイルについて、前記圧縮符号化された各フレーム画像の動画ファイルの先頭からの記録位置を示す、前記他の動画撮像装置で生成された動画ファイルとの間で共通化されたインデックスデータの作成を制御するインデックスデータ作成機能
    を実現することを特徴とするプログラム。
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