JP5622167B2 - 動画撮像装置、撮影方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
また、本発明による撮影方法は、撮像機能を備えた動画撮像装置による撮影方法であって、前記撮像機能により逐次撮像される各フレーム画像を圧縮符号化する圧縮符号化処理と、他の動画撮像装置との間で、同一の撮像タイミングで撮像され、圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズを取得する取得処理と、前記取得処理で他の動画撮像装置との間で取得した、同一の撮像タイミングで撮像され、圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズが前記他の動画撮像装置と同一となるように、自装置で圧縮符号化されたフレーム画像に対してダミーデータを付加するダミーデータ付加処理と、必要に応じて前記ダミーデータが付加された各フレーム画像を記録し、動画ファイルを生成するファイル生成処理と、前記ファイル生成処理により生成された前記動画ファイルについて、前記圧縮符号化された各フレーム画像の動画ファイルの先頭からの記録位置を示す、前記他の動画撮像装置で生成された動画ファイルとの間で共通化されたインデックスデータの作成を制御するインデックスデータ作成処理とを実現することを特徴とする。
また、本発明によるプログラムは、撮像されたフレーム画像を圧縮して動画ファイルに記録する動画撮像装置を制御するコンピュータに、撮像機能により逐次撮像される各フレーム画像を圧縮符号化する圧縮符号化機能、他の動画撮像装置との間で、同一の撮像タイミングで撮像され、圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズを取得する取得機能、前記取得機能で他の動画撮像装置との間で取得した、同一の撮像タイミングで撮像され、圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズが前記他の動画撮像装置と同一となるように、自装置で圧縮符号化されたフレーム画像に対してダミーデータを付加するダミーデータ付加機能、必要に応じて前記ダミーデータが付加された各フレーム画像を記録し、動画ファイルを生成するファイル生成機能、前記ファイル生成機能により生成された前記動画ファイルについて、前記圧縮符号化された各フレーム画像の動画ファイルの先頭からの記録位置を示す、前記他の動画撮像装置で生成された動画ファイルとの間で共通化されたインデックスデータの作成を制御するインデックスデータ作成機能を実現することを特徴とする。
本発明は、多視点カメラ(監視カメラなど)、3D撮像カメラなどに適用可能な動画撮像装置に関し、複数の撮像系で同期撮影した映像から、それぞれの動画ファイルを作成し、再生時には、それぞれの動画ファイルをフレーム同期させて再生するものである。なお、以下では、動画撮像装置1には、2系統の撮像系について説明しているが、これに限らず、それ以上の複数の撮像系であってよい。
A−1.第1実施形態の構成
図1は、本発明の第1実施形態による動画撮像装置の構成を示すブロック図である。なお、図示する構成は、本発明に係る主要構成のみを示しており、その他のメモリや、キー入力部、表示部等については省略している。図において、動画撮像装置1は、撮像部2a、2b、TG(タイミングジェネレータ)3、CPU4、及び記録媒体10を備えている。撮像部2a、2bは、TG3の制御に従って、同期して1フレーム単位で撮像する。TG3は、CPU4の制御に従って、撮像部2a、2bを同期駆動する。
次に、上述した第1実施形態の動作について説明する。
図2は、本第1実施形態による動画撮像装置の動作を説明するためのフローチャートである。また、図3は、本第1実施形態による動画撮像装置で生成される動画ファイルのフレーム構成を示す概念図である。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
上述した第1実施形態では、1つの動画撮像装置に2つの撮像系を備えていた。これに対して、本第2実施形態は、複数の動画撮像装置を用い、これらを同期させて動作させることで動画ファイルを生成する。なお、以下の説明では、2つの動画撮像装置を用いた場合について説明する。
図4は、本第2実施形態による動作撮像装置の構成を示すブロック図である。なお、図示する構成は、本発明に係る主要構成のみを示しており、その他のメモリや、キー入力部、表示部等については省略している。本第2実施形態では、上述したように、第1の動画撮像装置1aと第2の動画撮像装置1bとを用いる。第1の動画撮像装置1aは、撮像部2a、TG(タイミングジェネレータ)3a、CPU4a、記録媒体10a、及び通信部11aを備えている。撮像部2aは、TG3aの制御に従って1フレーム単位で撮像する。TG3aは、CPU4aの制御に従って、撮像部2aを駆動する。
次に、上述した第2実施形態の動作について説明する。
図5は、本第2実施形態による動画撮像装置(第1の動画撮像装置1a、または第2の動画撮像装置1b)の動作を説明するためのフローチャートである。図5に示すフローチャートは、第1の動画撮像装置1a、または第2の動画撮像装置1bのそれぞれでの動作を説明している。すなわち、第1の動画撮像装置1a、及び第2の動画撮像装置1bの双方で、図5に示すフローチャートが実行される。以下の説明では、第1の動画撮像装置1aでの動作として説明する。
次に、本発明の変形例について説明する。
前述した第1、第2実施形態では、Motion JPEG(モーションジェイペグ)などの、1フレーム毎に同じ圧縮処理を施す動画記録処理の場合で説明したが、MPEG1、2などのように、GOP(Group Of Pictures)単位で圧縮処理を施す動画記録処理に適用してもよい。また、MPEG4などのGOV(Group of Video Object
Plane)単位で圧縮処理を施す場合でも同様であり、それらの場合のダミーデータの挿入例を変形例として示す。
2a、2b 撮像部
3、3a、3b TG
4、4a、4b CPU
5a、5b エンコード部
6a、6b ダミー付加部
7a、7b ファイル化部
8、8a、8b 記録媒体
Claims (13)
- 撮像されたフレーム画像を圧縮して動画ファイルに記録する動画撮像装置であって、
撮像手段により撮像された各フレーム画像を圧縮符号化する圧縮符号化手段と、
他の動画撮像装置との間で、同一の撮像タイミングで撮像され、圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズを取得する取得手段と、
前記取得手段で他の動画撮像装置との間で取得した、同一の撮像タイミングで撮像され、圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズが前記他の動画撮像装置と同一となるように、自装置で圧縮符号化されたフレーム画像に対してダミーデータを付加するダミーデータ付加手段と、
前記ダミーデータ付加手段により必要に応じてダミーデータが付加された各フレーム画像を記録し、動画ファイルを生成するファイル生成手段と、
前記ファイル生成手段により生成された動画ファイルについて、前記圧縮符号化手段により圧縮符号化された各フレーム画像の動画ファイルの先頭からの記録位置を示す、前記他の動画撮像装置で生成された動画ファイルとの間で共通化されたインデックスデータの作成を制御するインデックスデータ作成手段と
を備えることを特徴とする動画撮像装置。 - 動画撮影における各フレームの撮像タイミングでフレーム画像を撮像する撮像手段を更に備え、
前記圧縮符号化手段は、前記撮像手段により逐次撮像される各フレーム画像を圧縮符号化し、
前記取得手段は、他の動画撮像装置との間で、同一の撮像タイミングで撮像され、圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズを通信手段により送受信して取得し、
前記ファイル生成手段は、前記ダミーデータ付加手段により必要に応じてダミーデータが付加された各フレーム画像を逐次記録し、
前記インデックスデータ作成手段は、前記ファイル生成手段による動画ファイル生成中、前記圧縮符号化手段により圧縮符号化された各フレーム画像の動画ファイルの先頭からの記録位置を示す、前記他の動画撮像装置で生成された動画ファイルとの間で共通化されたインデックスデータを作成する
ことを特徴とする請求項1に記載の動画撮像装置。 - 前記インデックスデータ作成手段により前記複数の動画ファイルに共通して作成された1つのインデックスデータを複製し、この複製されたインデックスデータを各動画ファイルに付加して記録するインデックス付加手段を更に備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の動画撮像装置。
- 前記ファイル生成手段により生成されるとともに前記インデックス付加手段によりインデックスが付加された複数の動画ファイルのうちの1つの動画ファイルに付加されているインデックスデータを用いて、これら複数の動画ファイルの全てのフレーム画像の各動画ファイルの先頭からの記録位置を特定する特定手段を更に備えたことを特徴とする請求項3に記載の動画撮像装置。
- 前記ファイル生成手段により生成されるとともに前記インデックス付加手段によりインデックスが付加された複数の動画ファイルを同期させて再生する際に、各動画ファイルに含まれ、同じタイミングで再生する複数のフレーム画像の各動画ファイルの先頭からの記録位置を前記特定手段により特定しながら再生する同期再生手段を更に備えたことを特徴とする請求項4に記載の動画撮像装置。
- 前記他の動画撮像装置により同一の撮像タイミングで撮像され、前記圧縮符号化手段により圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズのうち、最大サイズを特定する最大サイズ特定手段を更に備え、
前記ダミーデータ付加手段は、
前記最大サイズ特定手段により特定された最大サイズよりも小さいサイズのフレーム画像に対してダミーデータを付加し、前記他の動画撮像装置により同一の撮像タイミングで撮像されたフレーム画像同士でサイズを同一とする
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の動画撮像装置。 - 前記最大サイズ特定手段は、前記取得手段で他の動画撮像装置との間で取得した、同一の撮像タイミングで撮像され、圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズに基づいて、全ての動画撮像装置の圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズうち、最大サイズを特定し、
前記ダミーデータ付加手段は、
前記圧縮符号化手段により圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズが前記最大サイズ特定手段により特定された最大サイズよりも小さい場合、該最大サイズとなるように、自装置で圧縮符号化されたフレーム画像に対してダミーデータを付加する
ことを特徴とする請求項6に記載の動画撮像装置。 - 前記最大サイズ特定手段により特定された最大サイズと前記圧縮符号化手段により圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズとの差分を算出する差分算出手段を更に備え、
前記ダミーデータ付加手段は、
前記圧縮符号化手段により圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズが前記最大サイズ特定手段により特定された最大サイズよりも小さい場合、前記差分算出手段により算出された差分に応じたサイズのダミーデータを、前記圧縮符号化されたフレーム画像に対して付加する
ことを特徴とする請求項6または7に記載の動画撮像装置。 - 前記通信手段により他の動画撮像装置との間で送受信されるタイミング情報に基づいて、前記撮像手段、前記圧縮符号化手段、前記ダミーデータ付加手段、前記ファイル生成手段、及びインデックスデータ作成手段を、前記他の動画撮像装置と同期させて動作させる同期制御手段を更に具備する
ことを特徴とする請求項2に記載の動画撮像装置。 - 前記他の動画撮像装置は、
立体画像を撮影するために自装置とともに2つの視点位置に設けられた動画撮像装置であることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の動画撮像装置。 - 前記ダミーデータ付加手段は、
前記圧縮符号化手段により複数のフレーム画像をグループ化して圧縮を行う場合に、各圧縮グループ毎にグループサイズを共通化するようにダミーデータを付加する
ことを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載の動画撮像装置。 - 撮像機能を備えた動画撮像装置による撮影方法であって、
前記撮像機能により逐次撮像される各フレーム画像を圧縮符号化する圧縮符号化処理と、
他の動画撮像装置との間で、同一の撮像タイミングで撮像され、圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズを取得する取得処理と、
前記取得処理で他の動画撮像装置との間で取得した、同一の撮像タイミングで撮像され、圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズが前記他の動画撮像装置と同一となるように、自装置で圧縮符号化されたフレーム画像に対してダミーデータを付加するダミーデータ付加処理と、
必要に応じて前記ダミーデータが付加された各フレーム画像を記録し、動画ファイルを生成するファイル生成処理と、
前記ファイル生成処理により生成された前記動画ファイルについて、前記圧縮符号化された各フレーム画像の動画ファイルの先頭からの記録位置を示す、前記他の動画撮像装置で生成された動画ファイルとの間で共通化されたインデックスデータの作成を制御するインデックスデータ作成処理と
を実現することを特徴とする撮影方法。 - 撮像されたフレーム画像を圧縮して動画ファイルに記録する動画撮像装置を制御するコンピュータに、
撮像機能により逐次撮像される各フレーム画像を圧縮符号化する圧縮符号化機能、
他の動画撮像装置との間で、同一の撮像タイミングで撮像され、圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズを取得する取得機能、
前記取得機能で他の動画撮像装置との間で取得した、同一の撮像タイミングで撮像され、圧縮符号化された各フレーム画像の圧縮後サイズが前記他の動画撮像装置と同一となるように、自装置で圧縮符号化されたフレーム画像に対してダミーデータを付加するダミーデータ付加機能、
必要に応じて前記ダミーデータが付加された各フレーム画像を記録し、動画ファイルを生成するファイル生成機能、
前記ファイル生成機能により生成された前記動画ファイルについて、前記圧縮符号化された各フレーム画像の動画ファイルの先頭からの記録位置を示す、前記他の動画撮像装置で生成された動画ファイルとの間で共通化されたインデックスデータの作成を制御するインデックスデータ作成機能
を実現することを特徴とするプログラム。
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