JP5621831B2 - 発光装置 - Google Patents
発光装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5621831B2 JP5621831B2 JP2012245895A JP2012245895A JP5621831B2 JP 5621831 B2 JP5621831 B2 JP 5621831B2 JP 2012245895 A JP2012245895 A JP 2012245895A JP 2012245895 A JP2012245895 A JP 2012245895A JP 5621831 B2 JP5621831 B2 JP 5621831B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- light source
- light guide
- emitting device
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S2/00—Systems of lighting devices, not provided for in main groups F21S4/00 - F21S10/00 or F21S19/00, e.g. of modular construction
Description
本実施の形態1に係る発光装置を図1〜図5を用いて説明する。
図1は本発明に係る発光装置の斜視図であり、(a)は組み立て前の図、(b)は組み立て後の図を示す。
発光装置100は、平板状の光源4の上下を、正面視で下側部分が無い略楕円形状の上側導光体1と、上側導光体1の下端とほぼ段差なくつながるような形状の下側導光体5とで挟み込むように組み立てられる。上側導光体1および下側導光体5はそれぞれ透光性を有し、具体的にはアクリルやポリカーボネートなどの透明樹脂材料、あるいは、透明のガラス材料で形成される。
図2は、光源4の概略断面図であり、(a)は片面発光タイプのもの、(b)は両面発光タイプのものになる。
光源4は平板状で均一に面発光する光源であれば種類は問わないが、例えば薄型軽量を特徴とする平板状の有機EL素子が用いられる。図4(a)に示す片面発光タイプの光源4aは発光表面となる薄い透明ガラス20に透明電極21を設け、透明電極21と金属電極23の間に有機発光材料層22を設けて、周囲を透光性封止材料24で封止した構成である。この際、有機発光層22の屈折率がおよそn=1.6〜1.8程度、透明電極21はおよそn=2.0〜2.2、透明ガラス20はn=1.49〜1.8程度であり、光取出しを考慮した発光効率の良好なものでは有機発光層22に近いn=1.8程度の材料を用いる場合が少なくない。また、図4(b)に示す両面発光タイプの光源4bは、有機発光層22を透明電極21で挟み、両面に発光表面となる薄い透明ガラス20を設け、側部を透光性封止材料24で封止した構成である。
前述のように構成された光源4aおよび光源4bは薄型であり、厚さ数百μm〜数mm程度のものを用いることができる。光源4が薄ければ薄いほど後述するように装置外部から見込んだ光源イメージを無くすことができ、さらに平面光源を配置する光源配置面7をかなり薄い凹部で形成できるため、同様に光源配置部として必要な領域を極力小さくすることができる。
図3は実際に製作した発光装置100の試作品の図であり、(a)は下側導光体5の光源配置面7に光源4を設けた図、(b)は(a)に上側導光体1を設け、光源4が消灯状態の発光装置100の図、(c)は、光源4が点灯状態の発光装置100の図、(d)は上側底面2付近の拡大図である。
図3は上側導光体1および下側導光体5にアクリル材料を用い、光源4にガラスベースの薄型有機EL光源を用いた発光装置100の試作装置である。上下導光体を組合せた際の寸法が高さ318mm、幅(直径)350mm、底面から導光体分割位置までの高さ61mm、奥行き100mmであり、平面光源に有機EL光源(サイズ287×74×2.3mm、色温度4900K、光源中心輝度2700nit)を用い、空隙(光源との隙間)を0.2mmとしたものである。
実際の装置は、図3(a)に示すように、まず下側導光体5の光源配置面7に光源4を配置し、光源4が接触面6よりも下方となり、後に組み立てる上側導光体1の上側底面2との間に確実に間隔を有するように光源4の位置調整をする。この際光源4を光源配置面7に接着して固定してもよい。なお、光源4には家庭用コンセントなどの外部電源からの電力供給を受けるための図示しない差込プラグを有する電源線16が接続されており、下側導光体5には電源線16用の溝が設けられている。
図4は、光源からの光が発光装置中をどのように進むかを示す概略図であり、(a)は発光装置の正面断面図、(b)は側面断面図、(c)は光源と上側底面との間に間隔が無い場合の拡大断面図、(d)は光源と上側底面との間に間隔を有する場合の拡大断面図を示す。
まず、光源4から発せられる光の例として、光線A1のように上側側面3から外に出る光がある。
この際、上側導光体1の上側正面18aおよび上側背面18bは平坦な面となっている。これにより光源4から発せられた光は光線A4に示すように上側正面18aおよび上側背面18bで、大半が全反射しながら装置上方に進みつつ、上側側面3に入射した光は上側側面3に形成された、微小シボやディンプル、半透光性の塗料印刷などによる微小凹凸の拡散パタン17の条件に依存する。つまり、側面形状(正反射や凹凸パタン面での透過反射など)に従い反射し導光体内を進行し、一部の光は導光体外部に発光する。
なお、上側底面2の幅と下側上面の幅は略同一となっているため、上側導光体1内を通過した後下側導光体5へ進む光が上側底面2から漏れることは無い。
また、透明ガラス20に屈折率n=1.49程度の汎用ガラスを用いた場合は、全反射は起こらずに全光線が上側導光体1を通して進むため、外部から発光装置100を観察した際はさらに光源4が視認されやすくなる。
なお、上側底面2に凹凸があると、上側底面2で全反射して外へ出られなかった光は様々な方向に乱反射されるため、光源4は視認されやすくなる。そのため光源4は上側導光体1に凹部を設けて配置されずに、下側導光体3に凹部を設けて配置される。また、上側底面2は肉眼では平坦であるように見えても実際は微細な凹凸がある場合もあるため、より一層平坦にして全反射を起こしやすくするために鏡面状に加工すると良い。
また、上側側面3および下側側面8に付加する拡散パタン17のパタン密度を位置的に調整することで、光源部周辺の輝度均一化を図ることができ、さらに意匠性を良好にすることができる。
図5は発光装置100の変形例を示す斜視図である。
なお、発光装置100やそれに組み込む光源4は必ずしも実施の形態1中に図示した形状である必要がなく、例えば図5に示すように光源4を正方形状、あるいは円板状のものとし、光源4を配置する下側導光体3及び上側導光体1を組み合わせた形を球形にしても良い。これにより、発光装置100をアクセサリや電球の代わりとしても使用することができる。なおこれ以外にも導光体の形を楕円形、円筒などとしてもよいことは言うまでも無い。さらにそれら形状の導光体上に所望の発光パタンを与えるように拡散パタン17(シルクドット印刷、凹凸加工など)を備え持たせてもよい。
なお、本実施の形態1に係る発光装置100により、外部からは光源イメージ(光源形状や光源位置)が見えず、全体に柔らかな光を発する風変わりな発光装置を得ることができる。そのため、これまでにない照明空間を演出することができるが、本装置の用途(設置空間)は特に限定されるものではない。例えば図6に示すように照明装置100を室内に設置し、ブラケットのように使用しても良い。この際、上側側面3の形状は図6(b)に示す平面や図6(c)に示す湾曲面で形成され、いずれの場合にも直接光源イメージを見せることなく、むしろ光源4の存在を意識させない鏡面状に見せる効果を備え持つ。また、設置する設置面15の状態により、図6(d)のように壁面上に設置してもよく、図6(e)のように下側導光体5の一部を設置面15内に埋設して設置しても良い。なお、導光体の上下は光源4の発光面に対しての上下で示している。
また、本実施の形態1に係る発光装置100の用途の例として、図7(b)に示すように上側導光体1と下側導光体5の組を2組備え、それぞれに光源4を設けアプローチ灯とし、図7(a)のように屋内あるいは屋外の通路を演出する照明に用いても良い。この際、1組目の下側導光体5と2組目の上側導光体1との間に特有の発光状態を作り出すことを目的とした空洞(空気層)を構成する内部意匠面14を形成することで、下側の光源4からの光と上側の光源4からの光が反射、あるいは、透過する界面となり、光源イメージレスでありながら、空間演出に優れた特徴的な配光や輝度分布を与えることができる(図中G1、G2は内部意匠面で屈折して進む光線例)。
本発明の実施の形態2に係る発光装置について図8を用いて説明する。なお、実施の形態1と同様の箇所については同一の符号を付しその説明を省略する。
図8は本発明の実施の形態2に係る発光装置100bの概略図である。
透光性パタン11は、上側導光体1と平面光源4との間に設けた僅かな空隙に、それら空隙を埋めるように上側導光体1あるいは光源4上に配置される。透光性パタン11は例えば印刷等により構成され、透光性で、ある特定の意匠パタンを有し、光源4の表面媒質の屈折率より大きい屈折率材料からなる凸部を有する。このように透光性パタン11を構成することで、透光性パタン11の凸部を通して上側導光体1側により強く光を通すことができ、発光装置100b外側から見ると凸パタンが浮き出て見えることになる。したがってこの凸部で文字や意匠パタンを形成することで、意匠パタンとしてそれらを浮き上がらせることが可能になる。図6右下の点線内で示したのは凸パタンの集合体で文字「A」を構成した場合に、光源4からの光が入光する上側底面2を外部から見込んだ際に知覚される発光イメージである。
Claims (11)
- 上面に凹部が形成され、透光性を有する下側導光体と、
前記凹部に配置され、上方向に光を均一に照射する平板状の光源と、
前記下側導光体の上面に前記光源を挟み込むように設けられ、前記光源の上面との間に間隔を設けて前記光源と対向する平坦な底面を有し、かつ、透光性を有する上側導光体と、を備えたことを特徴とする発光装置。 - 前記下側導光体の上面よりも下方に前記光源を配置したことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
- 前記光源が発光表面にガラスまたは透光性硬質樹脂を用いた有機EL光源であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発光装置。
- 前記下側導光体の上面の幅と前記上側導光体の底面の幅が略同一であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の発光装置。
- 前記上側導光体の底面が鏡面状であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の発光装置。
- 前記下側導光体の接触面の短辺側の一端を、光源配置面と同平面としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の発光装置。
- 前記上側導光体および前記下側導光体の正面および背面が平坦な形状からなり、前記上側導光体および前記下側導光体の側面に微小の凹凸を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の発光装置。
- 前記上側導光体の底面と光源透光性を有し、前記光源の表面材料よりも大きい屈折率を有する凸部を前記上側導光体の底面と前記光源との間隔に備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の発光装置。
- 前記光源は点灯時に両面発光することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の発光装置。
- 前記光源に色可変光源を用いたことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の発光装置。
- 平面状の光源と前記光源の全周囲を覆う透光性を有する導光体とを備え、前記導光体の少なくとも前記光源の出光面に対向する表面が平坦面であるとともに、前記光源と前記導光体の前記平坦面との間にほぼ一定寸法の空隙を備えたことを特徴とする発光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012245895A JP5621831B2 (ja) | 2012-11-08 | 2012-11-08 | 発光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012245895A JP5621831B2 (ja) | 2012-11-08 | 2012-11-08 | 発光装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014096232A JP2014096232A (ja) | 2014-05-22 |
JP5621831B2 true JP5621831B2 (ja) | 2014-11-12 |
Family
ID=50939175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012245895A Active JP5621831B2 (ja) | 2012-11-08 | 2012-11-08 | 発光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5621831B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5342489U (ja) * | 1976-09-16 | 1978-04-12 | ||
JP2001042801A (ja) * | 1999-08-02 | 2001-02-16 | Subaru Engineering Kk | 表示装置 |
JP6012007B2 (ja) * | 2012-03-30 | 2016-10-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 照明器具 |
-
2012
- 2012-11-08 JP JP2012245895A patent/JP5621831B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014096232A (ja) | 2014-05-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4955101B2 (ja) | Ledアレイシステム | |
JP4825165B2 (ja) | 表示装置 | |
JP4825164B2 (ja) | 表示装置 | |
KR101484466B1 (ko) | 휘도 및 휘도의 균일도를 향상시킨 직하형 면광원 장치 | |
JP2010067439A (ja) | 面発光装置および表示装置 | |
TW201202624A (en) | Edge-light type lighting device | |
JP4970172B2 (ja) | 照明器具 | |
JP2013161626A (ja) | 帯状照明装置 | |
JP2013148739A (ja) | 内照式看板 | |
JP4966146B2 (ja) | 面発光装置 | |
JP2008299116A (ja) | 機器 | |
TWI572810B (zh) | Lighting device | |
JP5951391B2 (ja) | エンブレム発光装置 | |
JP5621831B2 (ja) | 発光装置 | |
JP4918399B2 (ja) | 表示装置 | |
JP6965618B2 (ja) | 面光源装置及びそれを用いた壁部材 | |
JP2006044330A (ja) | 発光装置 | |
JP6166621B2 (ja) | 面状照明装置 | |
JP5950529B2 (ja) | 面光源装置およびそれを備える表示装置 | |
TWM513962U (zh) | 照明裝置 | |
KR101484480B1 (ko) | 직하형 면광원 장치 | |
TWM585321U (zh) | 半透光燈板 | |
JP5950145B2 (ja) | 内照式表示板 | |
JP2014160157A (ja) | エンブレム発光装置 | |
KR20200042167A (ko) | 휘도 및 휘도의 균일도를 향상시킨 직하형 면광원 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20140327 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140617 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140806 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140826 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140908 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5621831 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |