JP5620697B2 - 下抜き型容器およびこれを備えた簡易トイレ - Google Patents

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Description

本発明は、下抜き型容器、およびこれを備えた簡易トイレの技術に関するものである。
従来、蓋体が液体貯留部の上部に設けられた開口部を閉じるのに伴って開弁される一方、蓋体が開口部を開くと閉弁される弁体を液体貯留部の下方に備えるタンクが、特許文献1に記載されている。蓋体の開閉は、棒状のリンク機構を介して弁体に伝えられ、弁体が開くことにより、貯留部の液体は、タンクの下部から排出される。このように、このタンクでは、蓋体によるタンク上部の開口部の開閉によって、タンク下部からの水の流出の制御が可能になっている。
一方、キャップにより封止可能な排出口が底壁部に設けられた、流体を貯留するためのタンク、およびこれを備えた簡易トイレが、特許文献2に記載されている。このタンクにおいては、底壁部の排出口は、キャップにより、確実に封止されるので、排出口からの貯留物の漏れは抑制される。
しかしながら、前記従来技術においては、次に述べるように、未だ改善すべき余地があった。
すなわち、特許文献1に記載の従来技術においては、弁体はバネの付勢力によって閉じられている。ところが、バネの付勢力だけでは、弁体が組み込まれたタンク下部の開口の封止は確実とはいえず、漏れやすい。このようなタンクは、特許文献1に記載されているように、加湿器のようなものに適用されるものであって、通常行われる貯留物の運搬や保管には向いていない。
一方、特許文献2に記載の従来技術においては、キャップは、排出口をタンクの下方から封止している。このキャップを排出口から外すには、タンクの下方から作業を行う必要がある。液体が多量に貯留され、容器が重くなっている場合、この作業は煩わしいものとなる。また、キャップを外し、貯留物が排出口から流出する際、作業者の手などにかかる場合がある。たとえば、貯留物が毒劇物の混入した廃液や簡易トイレの尿などの場合、この作業は、安全、衛生上の問題がある。
特開2000−281034号公報 特開2009−127270号公報
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであって、底壁部に排出口が形成された本体を備える下抜き型容器であって、排出口の封止の確実性を向上することにより、排出口からの貯留物の漏れの抑制を可能とするとともに、排出口の開放作業を容器の下方から行わなくてもよいようにすることにより、排出口からの貯留物の排出を容易に行うことが可能な下抜き型容器、およびこの下抜き型容器を備えた簡易トイレを提供することをその目的としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明の第1の側面により提供される下抜き型容器は、底壁部に排出口が形成されるとともに、上壁部に操作用開口が形成された本体を備えている、下抜き型容器であって、上部に操作部を有し、かつ下部に前記排出口を開閉する栓体部を有する排出口開閉シャフトを備え、前記排出口開閉シャフトは、前記操作部の少なくとも一部を前記操作用開口から前記本体の上方に露出するようにして、前記本体内に収容されており、前記栓体部は、前記操作部に加えられる操作に応じて、前記排出口を前記本体の内側から開閉するように構成され、前記排出口は、前記本体の外部または内部に突設され、かつ内周面を有しており、前記栓体部は、外周面を有しており、前記栓体部は、その外周面が前記排出口の内周面に合わさることにより、前記排出口を閉じるように構成され、前記栓体部の外周面と前記排出口の内周面とが螺合するように構成されていることを特徴としている。
本発明の第2の側面により提供される下抜き型容器は、底壁部に排出口が形成されるとともに、上壁部に操作用開口が形成された本体を備えている、下抜き型容器であって、上部に操作部を有し、かつ下部に前記排出口を開閉する栓体部を有する排出口開閉シャフトを備え、前記排出口開閉シャフトは、前記操作部の少なくとも一部を前記操作用開口から前記本体の上方に露出するようにして、前記本体内に収容されており、前記栓体部は、前記操作部に加えられる操作に応じて、前記排出口を前記本体の内側から開閉するように構成され、前記排出口開閉シャフトは、前記栓体部の上方に隣接してパッキンを備えており、前記パッキンは、前記栓体部が前記排出口を閉じた時に、前記本体の内側から、前記排出口の周囲をシールするように構成されていることを特徴としている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記排出口は、前記本体の外部または内部に突設され、かつ内周面を有しており、前記栓体部は、外周面を有しており、前記栓体部は、その外周面が前記排出口の内周面に合わさることにより、前記排出口を閉じるように構成され、前記栓体部は、ゴム製であり、前記栓体部の外周面は、平滑に形成された構成とされている。
本発明の第3の側面により提供される下抜き型容器は、底壁部に排出口が形成されるとともに、上壁部に操作用開口が形成された本体を備えている、下抜き型容器であって、上部に操作部を有し、かつ下部に前記排出口を開閉する栓体部を有する排出口開閉シャフトを備え、前記排出口開閉シャフトは、前記操作部の少なくとも一部を前記操作用開口から前記本体の上方に露出するようにして、前記本体内に収容されており、前記栓体部は、前記操作部に加えられる操作に応じて、前記排出口を前記本体の内側から開閉するように構成され、前記排出口を開閉するための蓋体を備えており、前記蓋体は前記排出口を前記本体の外側から開閉する構成とされていることを特徴としている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記蓋体は、キャップ形状を有する排出口用キャップであり、前記排出口が前記本体の底壁部から外部に突設されている場合、前記排出口の外周面と前記排出口用キャップの内周面とが螺合する構成とされている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記下抜き型容器は、前記操作部として、前記排出口開閉シャフトを上下動させるための操作用ハンドルを有するように構成されている。
本発明の第4の側面により提供される下抜き型容器は、底壁部に排出口が形成されるとともに、上壁部に操作用開口が形成された本体を備えている、下抜き型容器であって、上部に操作部を有し、かつ下部に前記排出口を開閉する栓体部を有する排出口開閉シャフトを備え、前記排出口開閉シャフトは、前記操作部の少なくとも一部を前記操作用開口から前記本体の上方に露出するようにして、前記本体内に収容されており、前記栓体部は、前記操作部に加えられる操作に応じて、前記排出口を前記本体の内側から開閉するように構成され、前記操作部は、前記操作用開口を開閉可能とされており、前記操作部が前記操作用開口を閉じたときに、前記栓体部は前記排出口を閉じ、前記操作部が前記操作用開口を開けたときに、前記栓体部は前記排出口を開けるように構成されていることを特徴としている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記操作部は、周壁部を有するキャップ形状であり、前記操作用開口は、前記本体から外部に突設されており、前記操作部の前記周壁部の内周面と前記操作用開口の外周面とが螺合するように構成されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記操作部を前記操作用開口が開く方向に回転した場合、前記栓体部は前記排出口を開ける方向に回転する一方、前記操作部を前記操作用開口が閉じる方向に回転した場合には、前記栓体部は前記排出口を閉じる方向に回転するように構成されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記栓体部の外周面は、前記排出口の内周面と螺合するように構成されており、前記操作部と前記操作用開口との螺合のピッチは、前記排出口と前記栓体部との螺合のピッチと同一または略同一に設定されている構成とされている。
本発明の第5の側面により提供される下抜き型容器は、底壁部に排出口が形成されるとともに、上壁部に操作用開口が形成された本体を備えている、下抜き型容器であって、上部に操作部を有し、かつ下部に前記排出口を開閉する栓体部を有する排出口開閉シャフトを備え、前記排出口開閉シャフトは、前記操作部の少なくとも一部を前記操作用開口から前記本体の上方に露出するようにして、前記本体内に収容されており、前記栓体部は、前記操作部に加えられる操作に応じて、前記排出口を前記本体の内側から開閉するように構成され、前記下抜き型容器を直立させるための脚部を備えており、前記脚部として、底辺部の幅方向の長さが異なる複数の脚部が用意されており、これらの脚部は前記本体に対して交換可能にされていることを特徴としている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記本体の前記底壁部は、全体または一部が、周縁寄り領域から前記排出口周縁領域に向けて進むほど高さが低くなるように傾斜している構成とされている。
本発明の第6の側面により提供される簡易トイレは、小便器と、前記小便器が接続され、前記小便器によって受けられた尿が貯留される容器と、を備えている簡易トイレであって、前記容器として、本発明の第1〜第5の側面のいずれかにより提供される下抜き型容器を備えていることを特徴としている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記小便器は、尿受け部と管部とを有しており、前記下抜き型容器は、前記操作用開口とは別に前記本体に形成された小便器取り付け口を有しており、前記小便器は、前記管部が前記小便器取り付け口に挿入されることにより、前記下抜き型容器に接続され、前記尿受け部で受けられた尿は、前記管部を通じて、前記本体内に流入するように構成されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記小便器取り付け口は、前記本体の前記上壁部において外側に突設されており、前記下抜き型容器は、前記小便器取り付け口を開閉するための小便器取り付け口用キャップを更に有しており、前記小便器取り付け口用キャップは、前記小便器が前記小便器取り付け口から取り外された状態で、前記小便器取り付け口に対して螺合により取り付けられる構成とされている。
本発明に係る下抜き型容器およびそれを用いた簡易トイレを使用する場合、本体の底壁部に形成された排出口の封止の確実性を向上することにより、排出口からの貯留物の漏れの抑制を可能とするとともに、排出口の開放作業を容器の下方から行わなくてもよいようにすることにより、排出口からの貯留物の排出を容易に行うことが可能となる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
本発明に係る下抜き型容器を備えた簡易トイレの一例を示す概略斜視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1に示す下抜き型容器の排出口と操作用開口の螺合の状態を説明する要部断面図である。 (A)および(B)は、図1に示す下抜き型容器が備える交換可能な脚部の一例を示す説明図である。 (A)ないし(C)は、図1に示す簡易トイレの使用方法の一例を示す説明図である。 (A)ないし(C)は、図1に示す下抜き型容器から尿を排出する方法の一例を示す説明図である。 本発明に係る下抜き型容器を備えた簡易トイレの他の例を示す断面図である。 (A)ないし(C)は、図7に示す下抜き型容器から尿を排出する方法の一例を示す説明図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図4は、本発明が適用された下抜き型容器およびこの下抜き型容器を含む簡易トイレの一例を示している。この簡易トイレXS1は、たとえば、建築現場に設置されるものである。図1に示すように、この簡易トイレXS1は、下抜き型容器X1と小便器Sを備えている。
図2に示すように、下抜き型容器X1は、本体1、排出口開閉シャフト2、脚部3、排出口用キャップ4、および小便器取り付け口用キャップ5を具備している。
本体1は、尿Uを貯留するためのものである。本体1の材質としては、プラスチックまたは金属を用いることが好ましい。プラスチックとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、あるいはポリエチレンテレフタレートを用いることが好ましい。
本体1の底壁部1cは、全体が、周縁寄り領域1caから排出口周縁領域1cbに向けて進むほど高さが低くなるように傾斜している。もちろん、底壁部1cの一部が傾斜するように構成することもできる。
本体1の側壁部1bには、下抜き型容器X1を運搬するための取っ手10として凹部が設けられている。
本体1には、取っ手10のほかに、操作用開口11、排出口12、および小便器取り付け口13が設けられている。
操作用開口11は、本体1の上壁部1aから外側に突設されている。操作用開口11の外周面には後述する排出口開閉シャフト2の操作用キャップ20と螺合するための雄ネジを備えた螺合部11aが形成されている。
排出口12は、本体1の底壁部1cから外部に突設されている。本体1内に貯留された尿Uは、排出口12より、重力により排出される。排出口12の外周面には、後述の排出口用キャップ4と螺合するための雄ネジを備えた螺合部12aが形成されている。また、排出口12は、その内周面に、後述の栓体部21と螺合するための雌ネジを備えた螺合部12bが形成されている。もちろん、排出口12は、底壁部1cから本体1の内側に突設されていてもよい。
小便器取り付け口13は、下抜き型容器X1と小便器Sとを接続するためのものである。小便器取り付け口13は、本体1の上壁部1aから外側に突設されており、その外周面には後述の小便器取り付け口用キャップ5と螺合するための雄ネジを備えた螺合部13aが形成されている。小便器Sで受けられた尿Uは、この小便器取り付け口13を通じて、本体1内に流入する。
排出口開閉シャフト2は、本体1の底壁部1cに設けられている排出口12の開閉操作を、操作用開口11を通じて本体1の上方から行うためのものである。図2および図3に示すように、排出口開閉シャフト2は、操作用キャップ20、連結シャフト22、栓体部21およびパッキン23を具備している。排出口操作シャフト2は、上端部またはその近傍に操作用キャップ20を有するとともに、下端部またはその近傍に栓体部21を有するように、連結シャフト22によって連結され、一体化されている。操作用キャップ20は、操作用開口11を介して本体1の上方に露出するようにして、本体1内に収容されている。排出口開閉シャフト2としては、プラスチックを材料として、これら3つの部分を一体成形されたものが好ましい。もちろん、個別に製造した部品を、後で連結して一体化してもよい。
操作用キャップ20は、排出口開閉シャフト2の上端部またはその近傍に設けられており、作業者が手に持って操作するためのものである。操作用キャップ20は、本発明でいう操作部の一例に相当する。操作用キャップ20は、頂壁部20cの外周から周壁部20aが垂設されており、頂壁部20cの下面中央で、連結シャフト22と接続している。操作用キャップ20は、本体1の上方から操作用開口11を開閉できるように、操作用開口11と螺合している。操作用キャップ20は、周壁部20a内周面に操作用開口11と螺合するための雌ネジを備えた螺合部20bを備えており、通常は、操作用開口11を封止している。
栓体部21は、排出口開閉シャフト2の下端部またはその近傍に設けられており、本体1の内部に収容され、本体1の内側から排出口12の開閉をするためのものであり、外周面に排出口内周面の螺合部12bと螺合するための雄ネジを備えた螺合部21aを備えている。操作用キャップ20が操作用開口11を封止しているときは、栓体部21は排出口12を封止するように構成されている。操作用キャップ20の回転は、連結シャフト22によって、栓体部21に伝えられる。操作用キャップ20が操作用開口11を開ける方向に回転されると、栓体部21は排出口12を開ける方向に回転する一方、操作用キャップ20が操作用開口11を閉じる方向に回転されると、栓体部21は排出口12を閉じる方向に回転する。
図3に示すように、操作用キャップ20と操作用開口11の螺合のピッチP1は、栓体部21と排出口12の螺合のピッチP2と同一または略同一とされている。また、操作用キャップ20の直径の寸法D1は、栓体部21の直径の寸法D2よりも大きい構成とされている。
図2および図3に示すように、連結シャフト22は、パッキン23を止めるためのフランジ22aを備えており、パッキン23は栓体部21の上方に隣接して設けられている。パッキン23の材質としては、弾性を有するゴムなどを使用することが好ましい。パッキン23は、栓体部21が排出口12を閉じた状態で、本体1の内側から排出口12の周囲をシールしている。
図1および図2に示すように、脚部3は、本体1の底部に本体1と一体的に形成されている。排出口12は下方に突出した形状をしているため、脚部3は、排出口12の突出量よりも、大きい高さ寸法を有している。これにより、下抜き型容器X1は安定して直立することができる。また、脚部3は、後述する排出口用キャップ4を側方から取り外すのに十分な高さを有していることが好ましい。
図4(A)に示すように、脚部は取り換え可能に構成することもできる。脚部3Aは、差し込み部30を備えている。一方で、本体1は、底壁部1cの隅部分に差し込み凹部1dを具備するように構成されている。脚部3は、差し込み部30を差し込み凹部1dに差し込むことによって、脱着可能に取り付けられている。よって、使用する状況に応じて、複数の脚部から適したものを選択できる構成となっている。たとえば、底辺部31Aの幅方向の長さが異なる複数種類の脚部を用意しておくことができる。
排出口用キャップ4は、本体1の底壁部1cの外側から、排出口12を開閉するためのものである。図2および図3に示すように、排出口用キャップ4はその周壁部40内周面に、排出口12外周面と螺合するための雌ネジを備えた螺合部41を有している。排出口用キャップ4は、栓体部21とともに排出口12を二重に閉じる構成とされている。
排出口12が、本体の内部に突設されたものである場合には、栓体の上部にフランジを設けた鍔付き蓋(図示略)を使用することができる。
小便器取り付け口用キャップ5は、小便器取り付け口13を開閉するためのものである。図2に示すように、小便器取り付け口用キャップ5は、周壁部50内周面に小便器取り付け口13と螺合するための雌ネジを備えた螺合部51を備えている。この小便器取り付け口用キャップ5は、小便器Sを下抜き型容器X1に取り付ける際に、取り外される。
図1および図2に示すように、小便器Sは、尿受け部6と管部7を備えている。尿受け部6は、尿Uの飛び散りを防止しつつ、尿Uを受けるためのものである。尿受け部6は、プラスチックを材料として、ブロー成形により椀状に形成されている。下抜き型容器X1に取り付けられた時に、開口縁と最深部の間の最低若しくは略最低となる位置に、尿受け部6の内周面61と外周面62とを貫通する貫通口60が形成されている。また、この尿受け部6は、貫通口60の軸芯を鉛直若しくは略鉛直とした状態で下抜き型容器X1上方に接続される。
管部7は、尿受け部6の貫通口60に固定されて形成されている。管部7は、小便器Sを下抜き型容器X1に接続するためのものであり、下抜き型容器X1の小便器取り付け口13に挿入される。管部7は、中空状となっており、尿受け部6と下抜き型容器X1の本体1内部とを連通させる。尿受け部6に溜まった尿Uは、管部7を介して本体1内に流入する。
次に、本実施形態の下抜き型容器X1を利用した簡易トイレXS1の使用方法の一例、ならびに下抜き型容器X1に貯留された尿Uの排出方法の一例について、図5および図6を参照しつつ説明する。
図5は、簡易トイレXS1の使用方法の一例を示す説明図である。
図5(A)は、簡易トイレXS1の組み立て手順を示している。下抜き型容器X1の小便器取り付け口13から、小便器取り付け口用キャップ5を取り外す。その後、小便器Sの管部7を小便器取り付け口13に挿入することにより、簡易トイレXS1の組み立ては、完了する。
図5(B)は、簡易トイレXS1の使用中の状態を示している。尿受け部6に受けられた尿Uは、管部7を介して、本体1内に流入する。排出口12は、栓体部21と螺合することによって封止されている。これにより、排出口12の封止の確実性が向上し、排出口12からの尿Uの漏れが抑制される。また、排出口12は、パッキン23により本体1の内側から周囲をシールされている。栓体部21およびパッキン23により排出口12を閉じることにより、封止の確実性はさらに向上する。さらに、排出口12は、排出口用キャップ4によって、本体1の外側からも封止される。本体1内に貯留された尿Uの漏れ防止をより確実なものとするためである。これにより、簡易トイレXS1は、下抜き型容器X1の底壁部1cに排出口12が設けられていても、本体1内に貯留した尿Uが漏れることなく、衛生的に使用されることが可能である。
図5(C)は、下抜き型容器X1から小便器Sを取り外す手順を示している。先ず、小便器Sの管部7を小便器取り付け口13から抜き去ることにより、下抜き型容器X1から小便器Sを取り外す。その後、小便器取り付け口用キャップ5を小便器取り付け口13に螺合し、取り付けることにより作業は完了する。
図6は、下抜き型容器X1に貯留された尿Uの排出方法の一例を示す説明図である。下抜き型容器X1中の尿Uを、和式便器T1に排出する場合について説明する。
図6(A)は、排出の準備手順を示している。排出口12の直下に和式便器T1の水たまり(図示略)が来るように、下抜き型容器X1を和式便器T1上に設置する。この時、脚部3の底辺部31を和式便器T1の両側の上端部に架け渡すように設置する。排出口12に螺合している排出口用キャップ4を本体1の側方下部から取り外すことにより準備が完了する。
図6(B)に示すように、本体1内の尿Uは、排出口開閉シャフト2の操作によって排出される。操作用キャップ20が矢印N1で示す操作用開口11との螺合が外れる方向に回転されると、その回転が連結シャフト22を介して伝わり、栓体部21を同方向に回転する。排出口開閉シャフト2が上方向に移動する結果、栓体部21の螺合部21aと排出口12の螺合部12aとの螺合が外れ、排出口12が開放される。その結果、本体1内の尿Uは、排出口12から和式便器T1の水たまりに流出する。
排出口12の開放作業は、操作用キャップ20を用いて、本体1の上方から栓体部21を操作することにより行われる。その結果、容器を持ち上げてキャップを外すなどの作業を行う必要がなくなるので、排出口12が本体1の底壁部1cに設けられていても、尿Uの排出作業が容易となる。また、排出のための操作は、排出口12の位置と離れた下抜き型容器X1の上方で行われるので、衛生上の問題の改善を図ることも可能となる。
本実施形態において、本体1の底壁部1cは、周縁寄り領域1caから排出口12に向かって下方に傾斜しているので、尿Uは本体1内に残らないように排出される。従って、作業者は、下抜き型容器X1を傾斜させて、残った尿Uを排出する作業をする必要がなくなる。また、前述した図3の説明で述べたように、操作用キャップ20の直径の寸法D1は、栓体部21の直径の寸法D2よりも大きい構成とされているので、作業者は、軽い力で栓体部21と排出口12との間の螺合を外すことができる。また、操作用キャップ20と操作用開口11との螺合のピッチP1は、栓体部21と排出口12の螺合のピッチP2と同一または略同一とされているので、操作用キャップ20の回転に伴う上下動に合わせて、栓体部21が円滑に回転し上下動する。
図6(C)は、排出作業を終了する手順を示している。操作用キャップ20が矢印N2で示す方向に回転すると、操作用キャップ20は操作用開口11と螺合する。その回転が連結シャフト22を介して栓体部21に伝わり、栓体部21が同方向に回転する。排出口開閉シャフト2が下方に移動する結果、栓体部21は、排出口12と螺合し、排出口12を再度閉じる。栓体部21と排出口12とが螺合することにより、排出口12はしっかりと閉じられる。また、このときパッキン23は、排出口12の周囲をシールする。次に、排出口12に対して本体1の外側から排出口用キャップ4を螺合することにより閉じる。これにより、排出口12は、再度確実に封止される。
本実施形態において、脚部を交換可能とする構成とした場合には、図4(B)に示すように、本実施形態の下抜き型容器X1は、脚部3Aの底辺部31Aの幅寸法よりも広い幅寸法の底辺部31Bを有する脚部3Bに交換することにより、和式便器T1よりも幅が広い洋式便器T2でも、排出作業を容易とすることが可能である。通常はコンパクトな和式便器T1での排出に適した脚部3Aを使用して、必要に応じて洋式便器T2での排出に適した脚部3Bに付け替えるというような使い方が可能となる。
図7は、本発明に係る下抜き型容器およびこれを備えた簡易トイレの他の実施形態を示している。同図において、前記実施形態と同一または類似の要素には、前記実施形態と同一の符号を付している。
図7に示す簡易トイレXS2においては、下抜き型容器X2を構成する排出口開閉シャフト2Aは、要素として前記実施形態の操作用キャップ20の代わりに、操作用ハンドル20Aを備えている。操作用ハンドル20Aは、本体1から、操作用開口11Aを介して、上方に露出している。また、本体1の底壁部1cに設けられている排出口12Aを開閉するための栓体部21Aは、外周に螺合部を有さず、平滑な表面を有するものとなっている。従って、排出口12Aは、外周面にのみ排出口用キャップ4と螺合するための雄ネジを有する螺合部12Aaを備えている一方、内周面には螺合部を有していない。栓体部21Aの材質としては、弾性を有するゴムが好適に用いられる。栓体部21Aは、排出口12Aの形状に合わせて形成されているので、排出口12Aを密栓可能となっている。
排出口開閉シャフト2Aは、上端部またはその近傍に操作用ハンドル20Aを有するとともに、下端部またはその近傍に栓体部21Aを有するように、連結シャフト22Aによって連結され、一体化されたものである。前記実施形態と同様、本体1の上方に突出している操作用ハンドル20Aを操作して、本体1の底壁部1cに位置する排出口12Aの開閉操作をすることができる構成とされている。また、本実施形態では、排出口12Aの周囲を本体1の内側からシールするためのパッキン23Aが、栓体部21Aの上方に隣接した状態で一体の部品とされており、連結シャフト22A上に設けられたフランジ22Aaとフランジ22Abとの間に嵌め込まれている。もちろん、別部品のパッキン23Aと栓体部21Aとが、嵌め込まれていてもよい。
本体1上部の操作用開口11Aには、連結シャフト22Aを貫通させるための貫通口14aを有する栓体14が嵌め込まれている。栓体14の材質としては、たとえば弾性を有するゴムなどを使用することが好ましい。貫通口14aは、連結シャフト22Aが上下動可能で、かつ本体1内の尿Uが漏れにくい構成とされている。たとえば、連結シャフト22Aの横断面形状が円形である場合には、貫通口14aは、円形に形成され、直径は連結シャフト22Aの直径と同一または略同一の寸法とされる。もちろん、栓体14の貫通口14aは、操作用ハンドルの一部を貫通させるような構成にしてもよい。
本実施形態の簡易トイレXS2は、前記実施形態の簡易トイレXS1と同様の使用をすることができる。下抜き型容器X2においても、排出口12Aは、栓体部21Aによって閉じられ、パッキン23Aにより本体1の内側からシールされる。さらに、排出口12Aは、排出口用キャップ4によって、本体1の外側から閉じられる。これにより、下抜き型容器X2の底壁部1cに排出口12Aが設けられていたとしても、本体1内に貯留した尿Uが漏れることなく、簡易トイレXS2は、衛生的に使用されることが可能となる。
図8は、本実施形態による下抜き型容器X2に貯留された尿Uの排出方法の一例を示す説明図である。
図8(A)は、排出の準備手順を示しており、前記の実施形態と同様の手順により完了する。
図8(B)に示す排出作業において、栓体部21Aは螺合部を備えていないので、操作用ハンドル20Aを回転することなく、排出口開閉シャフト2Aを上方向に移動することができる。従って、本実施形態の下抜き型容器X2では、本体1の上方で、操作用ハンドル20Aを上方向に操作するだけで、栓体部21Aを上方向に移動することにより排出口12Aの開放作業を行えるので、尿Uの排出作業が容易となる。また、排出操作は、排出口12Aの位置と反対側の下抜き型容器X2上方に位置する操作用ハンドル20Aの操作により行われるので、衛生上の問題の改善を図ることもできる。
図8(C)に示す排出の終了作業においても、作業者は操作用ハンドル20Aを回転することなく、排出口12Aを栓体部21Aによって閉じることが可能である。排出口12Aを密栓できる栓体部21Aによって排出口12Aを開閉するので、封止の確実性が向上する。これにより、排出口12Aからの尿Uの漏れが抑制される。
本発明は、上述した実施形態に限定されない。
本発明に係る下抜き型容器に貯留されるものは、尿Uに限らず、その他の液体、紛体や粒体とすることができ、貯留物の具体的な種類は限定されない。本発明の下抜き型容器は、簡易トイレに適用されるだけではなく、下抜き型容器単体でも使用できるし、その他の用途にも適用することができる。
XS1,XS2 簡易トイレ
X1,X2 下抜き型容器
S 小便器
U 尿
1 本体
2 排出口開閉シャフト
1a 上壁部
1c 底壁部
1ca 周縁寄り領域
1cb 排出口周縁領域
11,11A 操作用開口
12,12A 排出口
20 操作用キャップ(操作部)
20A 操作用ハンドル(操作部)
21,21A 栓体部
23,23A パッキン
3,3A,3B 脚部
31,31A,31B 底辺部
4 排出口用キャップ(蓋体)

Claims (15)

  1. 底壁部に排出口が形成されるとともに、上壁部に操作用開口が形成された本体を備えている、下抜き型容器であって、
    上部に操作部を有し、かつ下部に前記排出口を開閉する栓体部を有する排出口開閉シャフトを備え、
    前記排出口開閉シャフトは、前記操作部の少なくとも一部を前記操作用開口から前記本体の上方に露出するようにして、前記本体内に収容されており、
    前記栓体部は、前記操作部に加えられる操作に応じて、前記排出口を前記本体の内側から開閉するように構成され
    前記排出口は、前記本体の外部または内部に突設され、かつ内周面を有しており、
    前記栓体部は、外周面を有しており、
    前記栓体部は、その外周面が前記排出口の内周面に合わさることにより、前記排出口を閉じるように構成され、
    前記栓体部の外周面と前記排出口の内周面とが螺合するように構成されていることを特徴とする、下抜き型容器。
  2. 底壁部に排出口が形成されるとともに、上壁部に操作用開口が形成された本体を備えている、下抜き型容器であって、
    上部に操作部を有し、かつ下部に前記排出口を開閉する栓体部を有する排出口開閉シャフトを備え、
    前記排出口開閉シャフトは、前記操作部の少なくとも一部を前記操作用開口から前記本体の上方に露出するようにして、前記本体内に収容されており、
    前記栓体部は、前記操作部に加えられる操作に応じて、前記排出口を前記本体の内側から開閉するように構成され
    前記排出口開閉シャフトは、前記栓体部の上方に隣接してパッキンを備えており、
    前記パッキンは、前記栓体部が前記排出口を閉じた時に、前記本体の内側から、前記排出口の周囲をシールするように構成されていることを特徴とする、下抜き型容器。
  3. 前記排出口は、前記本体の外部または内部に突設され、かつ内周面を有しており、
    前記栓体部は、外周面を有しており、
    前記栓体部は、その外周面が前記排出口の内周面に合わさることにより、前記排出口を閉じるように構成され
    前記栓体部は、ゴム製であり、
    前記栓体部の外周面は、平滑に形成されている、請求項に記載の下抜き型容器。
  4. 底壁部に排出口が形成されるとともに、上壁部に操作用開口が形成された本体を備えている、下抜き型容器であって、
    上部に操作部を有し、かつ下部に前記排出口を開閉する栓体部を有する排出口開閉シャフトを備え、
    前記排出口開閉シャフトは、前記操作部の少なくとも一部を前記操作用開口から前記本体の上方に露出するようにして、前記本体内に収容されており、
    前記栓体部は、前記操作部に加えられる操作に応じて、前記排出口を前記本体の内側から開閉するように構成され
    前記排出口を開閉するための蓋体を備えており、
    前記蓋体は前記排出口を前記本体の外側から開閉する構成とされていることを特徴とする、下抜き型容器。
  5. 前記蓋体は、キャップ形状を有する排出口用キャップであり、
    前記排出口が前記本体の底壁部から外部に突設されている場合、前記排出口の外周面と前記排出口用キャップの内周面とが螺合するように構成されている、請求項に記載の下抜き型容器。
  6. 前記操作部として、前記排出口開閉シャフトを上下動させるための操作用ハンドルを有している、請求項1ないしのいずれかに記載の下抜き型容器。
  7. 底壁部に排出口が形成されるとともに、上壁部に操作用開口が形成された本体を備えている、下抜き型容器であって、
    上部に操作部を有し、かつ下部に前記排出口を開閉する栓体部を有する排出口開閉シャフトを備え、
    前記排出口開閉シャフトは、前記操作部の少なくとも一部を前記操作用開口から前記本体の上方に露出するようにして、前記本体内に収容されており、
    前記栓体部は、前記操作部に加えられる操作に応じて、前記排出口を前記本体の内側から開閉するように構成され
    前記操作部は、前記操作用開口を開閉可能とされており、
    前記操作部が前記操作用開口を閉じたときに、前記栓体部は前記排出口を閉じ、前記操作部が前記操作用開口を開けたときに、前記栓体部は前記排出口を開けるように構成されていることを特徴とする、下抜き型容器。
  8. 前記操作部は、周壁部を有するキャップ形状であり、
    前記操作用開口は、前記本体から外部に突設されており、
    前記操作部の前記周壁部の内周面と前記操作用開口の外周面とが螺合するように構成されている、請求項に記載の下抜き型容器。
  9. 前記操作部を前記操作用開口が開く方向に回転した場合、前記栓体部は前記排出口を開ける方向に回転する一方、前記操作部を前記操作用開口が閉じる方向に回転した場合には、前記栓体部は前記排出口を閉じる方向に回転するように構成されていることを特徴とする、請求項に記載の下抜き型容器。
  10. 前記栓体部の外周面は、前記排出口の内周面と螺合するように構成されており、
    前記操作部と前記操作用開口との螺合のピッチは、前記排出口と前記栓体部との螺合のピッチと同一または略同一に設定されていることを特徴とする、請求項またはに記載の下抜き型容器。
  11. 底壁部に排出口が形成されるとともに、上壁部に操作用開口が形成された本体を備えている、下抜き型容器であって、
    上部に操作部を有し、かつ下部に前記排出口を開閉する栓体部を有する排出口開閉シャフトを備え、
    前記排出口開閉シャフトは、前記操作部の少なくとも一部を前記操作用開口から前記本体の上方に露出するようにして、前記本体内に収容されており、
    前記栓体部は、前記操作部に加えられる操作に応じて、前記排出口を前記本体の内側から開閉するように構成され
    前記下抜き型容器を直立させるための脚部を備えており、前記脚部として、底辺部の幅方向の長さが異なる複数の脚部が用意されており、これらの脚部は前記本体に対して交換可能にされていることを特徴とする、下抜き型容器。
  12. 前記本体の前記底壁部は、全体または一部が、周縁寄り領域から前記排出口周縁領域に向けて進むほど高さが低くなるように傾斜していることを特徴とする、請求項1ないし11のいずれかに記載の下抜き型容器。
  13. 小便器と、
    前記小便器が接続され、前記小便器によって受けられた尿が貯留される容器と、
    を備えている簡易トイレであって、
    前記容器として、請求項1ないし12のいずれかに記載の下抜き型容器を備えていることを特徴とする、簡易トイレ。
  14. 前記小便器は、尿受け部と管部とを有しており、
    前記下抜き型容器は、前記操作用開口とは別に前記本体に形成された小便器取り付け口を有しており、
    前記小便器は、前記管部が前記小便器取り付け口に挿入されることにより、前記下抜き型容器に接続され、
    前記尿受け部で受けられた尿は、前記管部を通じて、前記本体内に流入するように構成されている、請求項13に記載の簡易トイレ。
  15. 前記小便器取り付け口は、前記本体の前記上壁部において外側に突設されており、
    前記下抜き型容器は、前記小便器取り付け口を開閉するための小便器取り付け口用キャップを更に有しており、
    前記小便器取り付け口用キャップは、前記小便器が前記小便器取り付け口から取り外された状態で、前記小便器取り付け口に対して螺合により取り付けられる構成とされている、請求項14に記載の簡易トイレ。
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