JP5619953B2 - スイッチング電力変換回路およびこれを用いた電源供給器 - Google Patents

スイッチング電力変換回路およびこれを用いた電源供給器 Download PDF

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Description

本発明は、電力変換回路に関し、特に、2段回路構成を有するスイッチング電力変換回路およびこれを用いた電源供給器に関する。
近年、技術の進歩に伴い、様々な機能を有する電子製品が続々と開発されている。これらの様々な機能を有する電子製品は、人々の様々な要求を満たすとともに、人々の日常生活に広く適用されて生活を便利にする。
このような様々な機能を有する電子製品は、いろんな電子部品から構成され、各電子部品に必要とする電源電圧がそれぞれ異なるため、従来の給電システムから供給される交流電源は、電子製品に直接に供給するのに適さない。適切な電圧を各電子部品に供給して正常に動作させるため、これらの電子製品は、電力変換回路を通じて、交流電源、例えば商用電源を、適切な電圧に変換して各電子部品に供給させる必要がある。
電力変換回路は、回路構成の異動によって、主にリニア電力変換回路(linear power supply)とスイッチング電力変換回路(switching power supply)の二種類に分類され、簡単なリニア電力変換回路は、変圧器、ダイオード整流器、及びキャパシタフィルタからなり、回路が簡単で、コストが低いというメリットを有するが、大きな変圧器を使用し、かつ、変換効率が低いため、小型化または長時間使用される電子製品に適さない。スイッチング電力変換回路は、リニア電力変換回路に比べ、比較的高い変換効率と比較的小さい体積を有するため、長時間使用または小型化の電子製品に多く使用されている。
スイッチング電力変換回路が高い変換効率を有するが、従来のスイッチング電力変換回路は、負荷または電子製品に電力エネルギーを供給する必要の有無にかかわらず、出力電圧を定格電圧値に維持させるように動作を継続する。そのため、スイッチング電力変換回路は、電力エネルギーを負荷または電子製品に供給しない場合であっても動作を継続しているため、電力エネルギーを消費することになり、電力エネルギーを負荷または電子製品に供給しない場合であっても比較的に高い電力エネルギーの消費が続くことになる。
以上から分かるように、従来のスイッチング電力変換回路では、負荷または電子製品が該スイッチング電力変換回路により供給される電力エネルギーを使用しない時、例えば、負荷または電子製品が動作を停止している時にも、動作を継続しているため、回路全体において電力エネルギー消費が高くなり、省エネの要求を満たさない。従来のスイッチング電力変換回路を用いた電源供給器で電力エネルギーを電子製品に供給する時に、使用者が電子製品を使用しなくても、電源供給器は動作を継続しているため、電力エネルギーを浪費することになる。
そこで、上述した従来の技術に存在する欠点を改善したスイッチング電力変換回路およびこれを用いた電源供給器を提供することは、当業者にとって差し迫った目標である。
従って、本発明の主な目的は、2段回路構成を有することで力率改善機能を持つとともに、負荷または電子製品に電力エネルギーを供給する必要がない時に、例えば、負荷または電子製品が動作を停止している時に、回路全体は、省エネ機能を満たすように電力エネルギー消費量が低くなっているスイッチング電力変換回路を提供することにある。このようなスイッチング電力変換回路は、電源供給器に用いられて電力エネルギーを電子製品に供給し、使用者が電子製品を使用しない時には、電源供給器の電力エネルギー消費量を低くすることが可能である。
上記目的を達成するために、本発明の好適な実施形態は、一定の入力電圧で入力される電力エネルギーを受け入れてシステム回路に一定の出力電圧で出力するためのスイッチング電力変換回路であり、該スイッチング電力変換回路は、力率を補正しつつ、入力電圧をバス電圧に変換するための第1電源回路と;該第1電源回路に接続され、バス電圧に応じて第1帰還信号を出力するための第1帰還回路と;第1電源回路に接続され、バス電圧を出力電圧に変換するための第2電源回路と;該第2電源回路に接続され、出力電圧に応じて第2帰還信号を出力するための第2帰還回路と;第1電源回路、第2電源回路、第1帰還回路、第2帰還回路およびシステム回路に接続され、第1帰還信号に応じて第1電源回路の動作を制御するとともに、第2帰還信号に応じて第2電源回路の動作を制御し、かつシステム回路の電源状態信号を受信するための制御ユニットとを含み、電源状態信号がオフ状態となる時に、スイッチング電力変換回路が前記システム回路への電力エネルギーの供給を停止するように、制御ユニットは、電源状態信号に基づいて第2電源回路の動作を停止させるように制御する。
上記目的を達成するために、本発明の他の好適な実施形態は、一定の入力電圧で入力される電力エネルギーを受け入れて出力電圧を生成し、かつ出力電圧が電力出力用コネクタを介して電子製品のシステム回路に伝送されるためのスイッチング電力変換回路を提供する。該スイッチング電力変換回路は、力率を補正しつつ、入力電圧をバス電圧に変換するための第1電源回路と;該第1電源回路に接続され、バス電圧に応じて第1帰還信号を生成するための第1帰還回路と;第1電源回路に接続され、バス電圧を出力電圧に変換するための第2電源回路と;該第2電源回路に接続され、出力電圧に応じて第2帰還信号を出力するための第2帰還回路と;制御ユニットとを含み、前記制御ユニットは、第1電源回路、第2電源回路、第1帰還回路および第2帰還回路に接続され、かつ、前記制御ユニットは検出回路を備え、当該検出回路は第2電源回路の出力端に接続され、システム回路がスイッチング電力変換回路から供給される電力エネルギーを必要とするか否かを検出して、対応する電源状態検出信号を出力し、制御ユニットは、電源状態検出信号、第1帰還信号および第2帰還信号に応じて、それぞれ第1電源回路および第2電源回路の動作を制御し、ここで、電源状態検出信号がオフ状態となる時に、制御ユニットは、前記電源状態検出信号に基いて第2電源回路を間欠的に動作させるか又は動作を停止させるように制御し、スイッチング電力変換回路がシステム回路に電力エネルギーを間欠的に供給するか又は供給を停止して、出力電圧を通常状態で定格電圧値を下回る電圧値若しくはゼロ電圧値にする。
上記目的を達成するために、本発明のもう1つの好適な実施形態は電源供給器を提供し、当該電源供給器は、一定の入力電圧で入力される電力エネルギーを受け入れて一定の出力電圧で出力し、かつ出力電圧が電力出力用コネクタを介して電子製品のシステム回路に伝送されるためのスイッチング電力変換回路を含む。該スイッチング電力変換回路は、力率を補正しつつ、入力電圧をバス電圧に変換するための第1電源回路と;該第1電源回路に接続され、バス電圧に応じて第1帰還信号を出力するための第1帰還回路と;第1電源回路に接続され、バス電圧を出力電圧に変換するための第2電源回路と;該第2電源回路に接続され、出力電圧に応じて第2帰還信号を出力するための第2帰還回路と;第1電源回路、第2電源回路、第1帰還回路および第2帰還回路に接続され、第1帰還信号、第2帰還信号およびシステム回路のオン・オフ状態に応じて、それぞれ第1電源回路および第2電源回路の動作を制御するための制御ユニットとを含み、システム回路の電源状態がオフ状態となる時に、前記制御ユニットは、第2電源回路を間欠的に動作させるか又は動作を停止させるように制御することにより、スイッチング電力変換回路がシステム回路に電力エネルギーを間欠的に供給するか又は供給を停止して、出力電圧を通常状態で定格電圧値を下回る電圧値またはゼロ電圧値にする。
図1は、本発明の好適な実施例に係るスイッチング電力変換回路のブロック図である。 図2は、図1に示すスイッチング電力変換回路の変形例を示す図である。 図3は、図1に示すスイッチング電力変換回路の他の変形例を示す図である。 図4は、図3に示すスイッチング電力変換回路の変形例を示す図である。 図5は、本発明の他の好適な実施例に係るスイッチング電力変換回路のブロック図である。 図6は、図5に示すスイッチング電力変換回路の変形例を示す図である。 図7は、図5に示すスイッチング電力変換回路の他の変形例を示す図である。 図8は、図7に示すスイッチング電力変換回路の変形例を示す図である。 図9は、図1〜図8に示すスイッチング電力変換回路に適用される第2電源回路および第2帰還回路の詳細構成を示す図である。 図10は、図9に示す第2電力変換回路の変形例を示す図である。 図11Aは、図1〜図8に示す第1電源回路および第1帰還回路の詳細構成を示す図である。 図11Bは、図11Aに示す第1電源回路の変形例を示す図である。 図12は、図5〜図8に示す検出回路の詳細構成を示す図である。
以下、本発明の特徴とメリットを表す典型的な実施例について詳細に説明する。ここで理解すべきことは、本発明が異なる態様において様々な変更を含み、これらはいずれも本願発明の範囲を逸脱することではなく、しかも明細書および図面が本願発明に対する制限ではなく、本質的には本願発明を説明するものである。
以下、本発明について、図1を参照しながら説明する。図1は本発明の好適な実施例に係るスイッチング電力変換回路のブロック図である。図1に示すように、本発明のスイッチング電力変換回路1は、交流電圧のような入力電圧Vinの電力エネルギーを受けることで定格の出力電圧Vを出力し、第1電源回路15および第2電源回路11を含む2段回路構造であってもよいがそれに限定されなく、かつ、電源供給器に応用されて、電子製品のシステム回路2に電力エネルギーを供給する。なお、スイッチング電力変換回路1は、第1制御回路13b1、第2制御回路16b、第1帰還回路17b、第2帰還回路12b、バスコンデンサCin、入力整流回路14および起動回路13b3をさらに含む。ここで、入力整流回路14は、スイッチング電源変換回路1の入力端、第1電源回路15の入力端および第1共通端子COM1に接続され、入力電圧Vinを整流する。
第1電源回路15は、スイッチング電力変換回路1の入力端における入力電流(未図示)の電流分布と包絡線とを、入力電圧Vin波形に相似させる力率改善機能を有し、かつ、第1スイッチング回路151を有し、入力電圧Vinの電力エネルギーを受け入れることで第1スイッチング回路151のオン・オフによりバス電圧Vbusを出力する。バスコンデンサCinは、蓄勢またはバス電圧Vbusをフィルタするように、一端が第1電源回路15の出力端15aに接続され、他端が第1共通端子COM1に接続される。
第1帰還回路17bは、第1電源回路15の出力端15aと第1制御回路13b1とに接続され、バス電圧Vbusに応じて第1帰還信号VFb1を出力する。第1制御回路13b1は、第1スイッチング回路151の制御端と第1帰還回路17bの出力端とに接続されるとともに、第2電源回路11の第1補助電源出力端11b、起動回路13b3およびシステム回路2と接続し、入力電圧Vinのエネルギーをバス電圧Vbusに変換するように、第1帰還信号VFb1に応じて第1パルス幅変調制御信号VPWM1を出力することで第1スイッチング回路151のオン・オフを制御し、かつ、第1制御回路13b1は、システム回路2から供給される電源状態信号Vstを受信する。
第2電源回路11は、第1電源回路15、バスコンデンサCinおよびシステム回路2に接続され、かつ、第2スイッチング回路111を含む。第2電源回路11は、バス電圧Vbusの電力エネルギーを受け、かつ第2スイッチング回路111のオン・オフの切り替えによって、第2電源回路11の出力端11aと、第1制御回路13b1および第2制御回路16bに接続する第2電源回路11の第1補助電源出力端11bとにおいて、それぞれ出力電圧Voと第1補助電圧V CC とを出力する。第2帰還回路12bは、第2電源回路11の出力端11aと第2制御回路16bとに接続され、出力電圧Voに応じて第2帰還信号VFb2を出力する。第2制御回路16bは、第2スイッチング回路111の制御端、第2電源回路11の第1補助電源出力端11b、および第2帰還回路12bの出力端に接続され、第1制御回路13b1にも接続されている。第2制御回路16bは、バス電圧Vbusのエネルギーを出力電圧Voと第1補助電圧V CC とに変換するように、第2帰還信号VFb2に応じて第2パルス幅変調制御信号VPWM2を出力することで第2スイッチング回路111のオン・オフを制御する。
起動回路13b3は、第1制御回路13b1と第2制御回路16bと共に制御ユニット13bを構成してもよいがそれに限定されず、さらに、該起動回路13b3は、入力整流回路14の入力端、システム回路2、および第1制御回路13b1に接続され、電源状態信号Vstに応じて入力電圧Vinの電力エネルギーを起動電圧Vに変換して第1制御回路13b1に伝送することにより、第1制御回路13b1が入力電圧Vinの電力エネルギーを第2電源回路11の第1補助電源出力端11bに伝送し、第1補助電源出力端11bにおける第1補助電圧Vccを第1制御回路13b1の第1動作電圧以上まで昇圧させるため、第1制御回路13b1は、第1補助電圧Vccによって動作しつつ、それに対応する制御信号を出力して第2制御回路16bを動作させる。
以下、図1に示すスイッチング電力変換回路1の動作について説明する。図1に示すように、電源状態信号Vstが高電位の作動状態である場合、システム回路2に対して、スイッチング電力変換回路1から電力エネルギーを供給する必要があることを表す。その際、起動回路13b3は、電源状態信号Vstの状態によって動作し、しかも入力電圧Vinの電力エネルギーを非ゼロ電圧値(ゼロ電圧値より高い)の起動電圧Vに変換してから該起動電圧Vを第1制御回路13b1に伝送し、第1制御回路13b1は、起動電圧Vの電力エネルギーを第2電源回路11の第1補助電源出力端11bに伝送することにより、第1補助電圧Vccの電圧値を第1制御回路13b1の第1動作電圧値以上まで昇圧させ、第1制御回路13b1を動作させて第1電源回路15を制御するため、第1電源回路15が入力電圧Vinのエネルギーをバス電圧Vbusに変換してからバス電圧Vbusを定格電圧値に維持するように、第1制御回路13b1は、第1帰還信号VFb1に応じて第1パルス幅変調制御信号VPWM1を継続的に出力することで第1スイッチング回路151のオン・オフを制御する。その際、第1制御回路13b1が制御信号(未図示)を第2制御回路16bに発送することで、第2制御回路16bを動作させるため、第2制御回路16bは、第2帰還信号VFb2に応じて第2パルス幅変調制御信号VPWM2を出力することで第2スイッチング回路111のオン・オフを制御し、これによって第2電源回路11は、バス電圧Vbusのエネルギーを出力電圧Vと第1補助電圧Vccとに変換させ、出力電圧Voと第1補助電圧Vccの電力エネルギーを、それぞれシステム回路2と、第1制御回路13b1および第2制御回路16bに供給し、かつ、第2制御回路16bは、第2電源回路11の出力電圧Voと第1補助電圧Vccとを定格電圧値に維持するように制御する。
電源状態信号Vstは、高電位の作動状態からゼロ電位または低電位のオフ状態に変換すると、システム回路2に対して、スイッチング電力変換回路1からの電力エネルギーの供給が不要であることを表す。その際、起動回路13b3は、オフ状態となる電源状態信号Vstによって動作を停止することにより、不要なエネルギー変換消費を減少させるように起動電圧Vが電圧値をゼロ電圧値になる。そのため、例え入力電圧Vinが起動回路13b3への電力エネルギー供給を継続しても、起動回路13b3は、入力電圧Vinの電力エネルギーを非ゼロ電圧値の起動電圧Vに出力することなく、また、第1制御回路13b1は、オフ状態となる電源状態信号Vstによって動作を停止するとともに、制御信号を出力することで第2制御回路16bの動作を停止させ、これにより、第1電源回路15および第2電源回路11も対応して動作を停止し、次いで出力電圧Voと第1補助電圧Vccとは、第2制御回路16bおよび第2電源回路11の動作停止によってゼロ電圧値になるため、スイッチング電力変換回路1は、システム回路2への電力エネルギー供給を停止する。
システム回路2に対して、再びスイッチング電力変換回路1からの電力エネルギー供給が必要となると、電源状態信号Vstをゼロ電位または低電位のオフ状態から高電位のオン状態に変換させ、上述したように、起動回路13b3はオン状態となる電源状態信号Vstによって再び動作し、非ゼロ電圧値の起動電圧Vを出力し、第1制御回路が起動電圧Vの電力エネルギーを第2電源回路11の第1補助電源出力端11bに伝送させ、第1補助電圧Vccの電圧値を第1動作電圧値以上まで昇圧させ、これによって第1制御回路13b1を再び動作させる。第1制御回路13b1は、第1電源回路15が入力電圧Vinのエネルギーをバス電圧Vbusに変換するように制御し、また、第1制御回路13b1は、再び制御信号(未図示)を第2制御回路16bに発送することで、第2制御回路16bを動作させ、第2制御回路16bは、第2電源回路11が出力電圧Vと第1補助電圧Vccの電力エネルギーを、システム回路2と、第1制御回路13b1および第2制御回路16bに出力し、かつ出力電圧Vと第1補助電圧Vccとを定格電圧値に維持するように制御する。
一部の実施例において、図1に示す制御ユニット13bの起動回路13b3を省略してもよい。例えば、該起動回路13b3を第1制御回路13b1内に統合させることにより、該起動回路13b3を省略して、図2に示すスイッチング電力変換回路1となる。図2に示すように、第1制御回路13b1は、第1スイッチング回路151の制御端、第1帰還回路17bの出力端、第2電源回路11の第1補助電源出力端11b、第2制御回路16bおよびシステム回路2に接続するだけではなく、整流回路14の入力端にも接続される。
そこで、電源状態信号Vstが高電位の作動状態となる時に、システム回路2に対して、スイッチング電力変換回路1から電力エネルギーを供給する必要があることを表し、この場合、第1制御回路13b1は、作動状態となる電源状態信号Vstに応じて入力電圧Vinの電力エネルギーを第2電源回路11の第1補助電源出力端11bに伝送し、第1補助電圧Vccの電圧値を第1制御回路13b1の第1動作電圧値以上まで昇圧させるため、第1制御回路13b1を動作させることで第1電源回路15の動作を制御する。第1電源回路15は、入力電圧Vinのエネルギーをバス電圧Vbusに変換し、かつ、バス電圧Vbusを定格電圧値に維持させる。この場合、第1制御回路13b1は、第1帰還信号VFb1に応じて第1パルス幅変調制御信号VPWM1を継続的に出力することで第1スイッチング回路151のオン・オフを制御する。その際、第1制御回路13b1は、第2制御回路16bを動作させる制御信号を発送するため、第2制御回路16bは、第2帰還信号VFb2に応じて第2パルス幅変調制御信号VPWM2を出力することで第2スイッチング回路111のオン・オフを制御することにより、第2電源回路11は、バス電圧Vbusのエネルギーを出力電圧Voと第1補助電圧Vccとに変換し、バス電圧Vbusのエネルギーを出力電圧Voと第1補助電圧Vccの電力エネルギーを、それぞれシステム回路2と、第1制御回路13b1および第2制御回路16に供給し、しかも、第2制御回路16bは、出力電圧Voと第1補助電圧Vccとを定格電圧値に維持するように制御する。
電源状態信号Vstが高電位の作動状態からゼロ電位または低電位のオフ状態に変換すると、システム回路2に対して、スイッチング電力変換回路1からの電力エネルギー供給が不要であることを表す。その際、第1制御回路13b1は、オフ状態となる電源状態信号Vstによって動作を停止するとともに、制御信号を出力することで第2制御回路16bの動作を停止させ、これによって、第1電源回路15および第2電源回路11が動作を停止し、次いで出力電圧Voと第1補助電圧Vccは、第2制御回路16bおよび第2電源回路11の動作停止によってゼロ電圧値になるため、スイッチング電力変換回路1は、システム回路2への電力エネルギーの供給を停止する。
また、一部の実施例において、図1に示す第2制御回路16bは、第1制御回路13b1の内部に統合されることで、図3に示すスイッチング電力変換回路1が構成される。図3に示すように、第1制御回路13b1は、第1スイッチング回路151の制御端、第1帰還回路17bの出力端、第1補助電源出力端11b、起動回路13b3およびシステム回路2に接続されるだけではなく、第2スイッチング回路111の制御端および第2帰還回路12bの出力端にも接続される。本実施例において、第1制御回路13b1は、第1帰還信号VFb1に応じて第1パルス幅変調制御信号VPWM1を出力することで第1スイッチング回路151のオン・オフを制御することにより、入力電圧Vinのエネルギーをバス電圧Vbusに変換させ、さらに、第2帰還信号VFb2に応じて第2パルス幅変調制御信号VPWM2を出力することで第2スイッチング回路111のオン・オフを制御することにより、バス電圧Vbusのエネルギーを出力電圧Voと第1補助電圧Vccとに変換させる。
そこで、電源状態信号Vstが高電位の作動状態となる時に、即ち、システム回路2に対して、スイッチング電力変換回路1からの電力エネルギー供給が必要となると表され、その際、起動回路13b3は、電源状態信号Vstによって動作し、かつ入力電圧Vinの電力エネルギーを非ゼロ電圧値(ゼロ電圧値より高い)の起動電圧Vに変換してから第1制御回路13b1に起動電圧Vを伝送し、第1制御回路13b1は、起動電圧Vの電力エネルギーを第2電源回路11の第1補助電源出力端11bに伝送することにより、第1補助電圧Vccの電圧値を第1制御回路13b1の第1動作電圧値以上まで昇圧させるため、第1電源回路15は、入力電圧Vinのエネルギーをバス電圧Vbusに変換させ、かつ該バス電圧Vbusを定格電圧値に維持させるように、第1制御回路13b1を動作させてから第1制御回路13b1は、第1帰還信号VFb1に応じて第1パルス幅変調制御信号VPWM1を出力することで第1スイッチング回路151のオン・オフを制御する。それと同時に、第2制御回路13b1がバス電圧Vbusのエネルギーを出力電圧Voと第1補助電圧Vccとに変換させ、かつ出力電圧Voと第1補助電圧Vccとを定格電圧値に維持させるように、第1制御回路13b1は、第2帰還信号VFb2に応じて第2パルス幅変調制御信号VPWM2を出力することで第2スイッチング回路111のオン・オフを制御する。
電源状態信号Vstが高電位の作動状態からゼロ電位または低電位のオフ状態に変換すると、システム回路2に対して、スイッチング電力変換回路1からの電力エネルギー供給が不要であることを表す。その際、起動回路13b3は、不要なエネルギー消費を減少させるように、オフ状態となる電源状態信号Vstによって起動電圧Vの電圧値をゼロ電圧値にさせるため、例え入力電圧Vinが起動回路13b3に継続的に電力エネルギーを供給したとしても、起動回路13b3は、入力電圧Vinからの電力エネルギーを利用して非ゼロ電圧値となる起動電圧Vを出力することはない。それと同時に、第1制御回路13b1は、オフ状態となる電源状態信号Vstによって動作を停止するため、第1電源回路15および第2電源回路11の動作を停止させ、さらに出力電圧Voと第1補助電圧Vccが第1制御回路13b1および第2電源回路11の動作停止によってゼロ電圧値になるため、スイッチング電力変換回路1は、システム回路2への電力エネルギー供給を停止する。
一部の実施例において、図3に示す制御ユニット13bの起動回路13b3を省略してもよい。例えば、起動回路13b3を第1制御回路13b1内に結合するように該起動回路13b3を省略すると、図4に示すスイッチング電力変換回路1となる。図4に示すように、第1制御回路13b1は、第1スイッチング回路151の制御端、第1帰還回路17bの出力端、第2スイッチング回路111の制御端、第2帰還回路12bの出力端、およびシステム回路2との接続状態を維持するだけではなく、整流回路14の入力端にも接続される。それ以外に、図4に示すように、本実施例に係る第2電源回路11は、図1〜図3に示す第2電源回路11のように第1補助電源出力端11bから第1補助電圧Vccを出力するのではなく、さらに、本実施例に係るスイッチング電力変換回路1内には補助電源18を更に備え、第1制御回路13b1と接続し、かつ第1補助電圧Vccを第1制御回路13b1に継続的に出力し、第1補助電圧Vccによって第1制御回路13b1を動作させる。一部の実施例において、補助電源18は、追加設置される電源であってもよい、または、バス電圧Vbusの電力エネルギーを直接利用するような構成になってもよい。
そこで、電源状態信号Vstが高電位の作動状態となる時に、システム回路2に対して、スイッチング電力変換回路1からの電力エネルギー供給が必要であることを表し、その際、第1制御回路13b1は、作動状態となる電源状態信号Vstに応じて補助電源18に出力される第1補助電圧Vccを受けて動作するため、第1電源回路15は、入力電圧Vinのエネルギーをバス電圧Vbusに変換するとともに、バス電圧Vbusを定格電圧値に維持するように、第1制御回路13b1は、第1帰還信号VFb1に応じて第1パルス幅変調制御信号VPWM1を継続的に出力することで第1スイッチング回路151のオン・オフを制御する。それと同時に、バス電圧Vbusのエネルギーを出力電圧Voに変換するとともに、出力電圧Voを定格電圧値に維持するように、第1制御回路13b1は、第2帰還信号VFb2に応じて第2パルス幅変調制御信号VPWM2を出力することで第2スイッチング回路111のオン・オフを制御する。
電源状態信号Vstが高電位の作動状態からゼロ電位または低電位のオフ状態に変換した場合、システム回路2に対して、スイッチング電力変換回路1からの電力エネルギー供給が不要であることを表す。その際、第1制御回路13b1は、オフ状態となる電源状態信号Vstによって、補助電源18に供給される第1補助電圧Vccを受けないことで動作を停止し、これによって、第1制御回路13b1は、第1電源回路15および第2電源回路11に対する動作制御を停止し、さらに、出力電圧Voは、第1制御回路13b1および第2電源回路11の動作停止によってゼロ電圧値になるため、スイッチング電力変換回路1は、システム回路2への電力エネルギー供給を停止する。当然ながら、図4に示すスイッチング電力変換回路1は、補助電源18から出力される第1補助電圧Vccによって第1制御回路13b1に継続的に給電することで、第1制御回路13b1が電源状態信号Vstの状態によって第1補助電圧Vccの電力エネルギーを受けるか否かを決定する技術であり、図1〜図3に示すスイッチング電力変換回路1は、第2電源回路11の第1補助電源出力端11bに出力される第1補助電圧Vccが第1制御回路13b1の第1動作電圧に達するか否かによって、第1制御回路13b1が作動状態であるか否かを制御する技術であり、これらの技術は相互に適用され、図1〜図4に示す実施例に限定されない。
図5と図1を合わせて参照する。図5は、本発明の他の好適なスイッチング電力変換回路のプロック図である。図5に示すように、図5に示すスイッチング電力変換回路1の回路構成は、図1に示すスイッチング電力変換回路1の回路構成と類似しており、但し、本実施例に係る制御ユニット13bが図1に示す制御ユニット13bと異なり、スイッチング電力変換回路1は、電力出力用コネクタ1aにより電子製品のシステム回路2に接続される。
本実施例において、制御ユニット13bは、第1制御回路13b1、第2制御回路16bおよび起動回路13b3を含み、検出回路13b2をさらに含む。該検出回路13b2は、第2電源回路11の出力端11a、起動回路13b3、電力出力用コネクタ1aおよび第1制御回路13b1に接続され、システム回路2に対してスイッチング電力変換回路1からの電力エネルギー供給が必要となるか否かを検出する。つまり、該検出回路13b2は、電力出力用コネクタ1aが電子製品のシステム回路2と接続するか否かを検出し、システム回路2に対してスイッチング電力変換回路1からの電力エネルギー供給が必要となるか否かを検出し、対応する電源状態検出信号Vを出力する。さらに、起動回路13b3は、電源状態検出信号Vによって入力電圧Vinの電力エネルギーを起動電圧Vに変換して該起動電圧Vを第1制御回路13b1に伝送することで、第1制御回路13b1を動作させる。第1制御回路13b1は、対応する制御信号を出力することで第2制御回路16bを動作させ、また、前記電源状態検出信号Vにより、システム回路2に対してスイッチング電力変換回路1からの電力エネルギー供給が不要である場合に、第1制御回路13b1を間欠的に動作または動作停止させ、更には第2制御回路16bを、間欠的に動作させるか、もしくは、動作停止させるように制御する。
本実施例において、使用者が電力出力用コネクタ1aを電子製品のシステム回路2と接続させた場合、検出回路13b2から出力される電源状態検出信号Vは、ゼロ電位または低電位のオン状態となる。逆に、使用者が電力出力用コネクタ1aを電子製品のシステム回路2から分離させた場合、検出回路13b2から出力される電源状態検出信号Vは、高電位のオフ状態となる。
そのため、使用者が電力出力用コネクタ1aを電子製品のシステム回路2と接続させた場合、検出回路13b2から出力される電源状態検出信号Vは、低電位のオン状態となる。その際、起動回路13b3は、電源状態検出信号Vによって入力電圧Vinの電力エネルギーを第2制御回路13b1に伝送させ、つまり、起動電圧Vが非ゼロ電圧値となり、第1制御回路13b1は、起動電圧Vの電力エネルギーを第2電源回路11の第1補助電源出力端11bに伝送し、第1補助電圧Vccの電圧値を第1制御回路13b1の第1動作電圧値以上までに昇圧させ、第1制御回路13b1を動作させる。しかも、バス電圧Vbusを定格電圧値に維持するように、第1制御回路13b1は、第1帰還信号VFb1に応じて第1パルス幅変調制御信号VPWM1を継続的に出力することで第1スイッチング回路151のオン・オフを制御する。その際、第1制御回路13b1は、制御信号を出力することで第2制御回路16bを動作させるため、第2制御回路16bは、出力電圧Voと第1補助電圧Vccとを定格電圧値に維持するように、第2帰還信号VFb2に応じて第2パルス幅変調制御信号VPWM2を出力することで第2スイッチング回路111のオン・オフを制御する。
一旦電力出力用コネクタ1aを電子製品のシステム回路2から分離させると、検出回路13b2から出力される電源状態検出信号Vが高電位のオフ状態となる。その際、電源状態検出信号Vは起動回路13b3を駆動させ、入力電圧Vinからの電力エネルギーを間欠的に使用するか、又は、使用停止することにより起動電圧Vを出力することになる。当該電源状態検出信号Vは、第1制御回路13b1を間欠的に動作させるか、または、動作停止させ、更に、第1制御回路13b1により、第2制御回路16bを間欠的に動作させるか、または、動作停止させるため、第2電源回路11から出力される出力電圧Voは、通常状態で定格電圧値を下回る電圧値またはゼロ電圧値となり、スイッチング電力変換回路1は、システム回路2へ電力エネルギーを間欠的に供給するか、又は、供給を停止する。
一部の実施例において、図5に示す制御ユニット13bの起動回路13b3を省略してもよい。例えば、起動回路13b3を第1制御回路13b1内に統合するようにして、該起動回路13b3を省略すると、図6に示すスイッチング電力変換回路1が構成される。図6に示すように、第1制御回路13b1は、第1スイッチング回路151の制御端、第1帰還回路17bの出力端、第2電源回路11の第1補助電源出力端11b、および第2制御回路16bとの接続を維持しながら、更には整流回路14の入力端にも接続される。
そこで、使用者が電力出力用コネクタ1aを電子製品のシステム回路2に接続させた場合、検出回路13b2から出力される電源状態検出信号Vは、低電位の作動状態となる。その際、第1制御回路13b1は、低電位の作動状態となる電源状態検出信号Vによって、入力電圧Vinの電力エネルギーを第2電源回路11の第1補助電源出力端11bに伝送させ、第1補助電圧Vccの電圧値を第1動作電圧値以上までに昇圧させ、これによって第1制御回路13b1を動作させる。しかも、第1制御回路13b1は、バス電圧Vbusを定格電圧値に維持するように、第1帰還信号VFb1に応じて第1パルス幅変調制御信号VPWM1を継続的に出力することで第1スイッチング回路151のオン・オフを制御する。その際、第1制御回路13b1は、制御信号を出力することで第2制御回路16bを動作させるため、第2制御回路16bは、出力電圧Voと第1補助電圧Vccとを定格電圧値に維持するように、第2帰還信号VFb2に応じて第2パルス幅変調制御信号VPWM2を出力することで第2スイッチング回路111のオン・オフを制御する。
一旦電力出力用コネクタ1aを電子製品のシステム回路2から分離させると、検出回路13b2に出力される電源状態検出信号Vが高電位のオフ状態となる。その際、電源状態検出信号Vにより、第1制御回路13b1が間欠的に動作するか、または、動作停止するように制御され、更に、第1制御回路13b1が第2制御回路16bを間欠的に動作させるか、または、動作停止させるため、第2電源回路11に出力される出力電圧Voおよび第1補助電圧Vccは、通常状態で定格電圧値より低い電圧値またはゼロ電圧値となり、スイッチング電力変換回路1は、システム回路2に電力エネルギーを間欠的に供給するか、または、供給を停止する。
また、一部の実施例において、図5に示す第2制御回路16bは、第1制御回路13b1内に統合されることも可能であり、この場合、図7に示すスイッチング電力変換回路1が構成される。図7に示すように、第1制御回路13b1は、第1スイッチング回路151の制御端、第1帰還回路17bの出力端、第1補助電源出力端11b、検出回路13b2、および起動回路13b3に接続するだけではなく、第2スイッチング回路111の出力端および第2帰還回路12bの出力端にも接続される。そのため、本実施例において、第1制御回路13b1は、入力電圧Vinのエネルギーをバス電圧Vbusに変換するように、第1帰還信号VFb1に応じて第1パルス幅変調制御信号VPWM1を出力することで第1スイッチング回路151のオン・オフを制御し、さらに、バス電圧Vbusのエネルギーを出力電圧Voと第1補助電圧Vccとに変換するように、第2帰還信号VFb2に応じて第2パルス幅変調制御信号VPWM2を出力することで第2スイッチング回路111のオン・オフを制御する。
これにより、使用者が電力出力用コネクタ1aを電子製品のシステム回路2に接続させる時に、検出回路13b2から出力される電源状態検出信号Vは、低電位の作動状態となる。その際、起動回路13b3は、電源状態検出信号Vによって、入力電圧Vinの電力エネルギーを第1制御回路13b1に伝送させ、つまり、起動電圧Vが非ゼロ電圧値となり、第1制御回路13b1は、起動電圧Vの電力エネルギーを第2電源回路11の第1補助電源出力端11bに伝送させることにより、第1補助電圧Vccの電圧値を第1動作電圧値以上まで昇圧させ、第1制御回路13b1を動作させる。しかも、第1制御回路13b1は、バス電圧Vbusを定格電圧値に維持するように、第1帰還信号VFb1に応じて第1パルス幅変調制御信号VPWM1を継続的に出力することで第1スイッチング回路151のオン・オフを制御するとともに、出力電圧Voと第1補助電圧Vccとを定格電圧値に維持するように、第2帰還信号VFb2に応じて第2パルス幅変調制御信号VPWM2を出力することで第2スイッチング回路111のオン・オフを制御する。
一旦電力出力用コネクタ1aを電子製品のシステム回路2から分離させた場合、検出回路13b2から出力される電源状態検出信号Vが高電位のオフ状態となる。その際、電源状態検出信号Vは、入力電圧Vinの電力エネルギーを間欠的に使用するか、又は、使用停止することで、起動電圧Vを出力するように起動回路13b3を駆動させると同時に、電源状態検出信号Vは、第1制御回路13b1を間欠的に動作させるか、または、動作停止させるため、第2電源回路11に出力される出力電圧Vおよび第1補助電圧Vccは、通常状態で定格電圧値を下回る電圧値またはゼロ電圧値となり、スイッチング電力変換回路1は、システム回路2に電力エネルギーを間欠的に供給するか、または、供給を停止する。
一部の実施例において、図7に示す制御ユニット13bの起動回路13b3を省略してもよい。例えば、起動回路13b3を第1制御回路13b1内に統合するようにして該起動回路13b3を省略すると、図8に示すスイッチング電力変換回路1となる。図8に示すように、第1制御回路13b1は、第1スイッチング回路151の制御端、第1帰還回路17bの出力端、検出回路13b2、第2スイッチング回路111の制御端、および第2帰還12bの出力端への接続を維持するだけではなく、整流回路14の入力端にも接続される。それ以外に、図8に示すように、本実施例に係る第2電源回路11は、図5〜図7に示す第2電源回路11のように第1補助電源出力端11bにおいて第1補助電圧Vccを出力するのではなく、また、本実施例に係るスイッチング電力変換回路1内には補助電源18を更に備え、該補助電源18は、第1制御回路13b1と接続し、第1補助電圧Vccを第1制御回路13b1に継続的に出力し、第1補助電圧Vccによって第1制御回路13b1を動作させる。一部の実施例において、補助電源18は、追加設置される電源であっても良く、バス電圧Vbusの電力エネルギーを直接利用するような構成になってもよい。
これにより、使用者が電力出力用コネクタ1aを電子製品のシステム回路2に接続させた場合、検出回路13b2から出力される電源状態検出信号Vは、低電位の作動状態となる。その際、第1制御回路13b1は、低電位の作動状態となる電源状態検出信号Vによって、補助電源18に出力される第1補助電圧Vccを受けて動作するため、第1制御回路13b1は、第1電源回路15がバス電圧Vbusを定格電圧値に維持するように、第1帰還信号VFb1に応じて第1パルス幅変調制御信号VPWM1を継続的に出力することで第1スイッチング回路151のオン・オフを制御するとともに、出力電圧Vを定格電圧値に維持するように、第2帰還信号VFb2に応じて第2パルス幅変調制御信号VPWM2を出力することで第2スイッチング回路111のオン・オフを制御する。
一旦電力出力用コネクタ1aを電子製品のシステム回路2から分離させると、検出回路13b2から出力される電源状態検出信号Vが高電位のオフ状態となる。その際、電源状態検出信号Vが第1制御回路13b1を間欠的に動作させるか、または、動作停止させるため、第2電源回路11から出力される出力電圧Vは、通常状態で定格電圧値を下回る電圧値またはゼロ電圧値となり、スイッチング電力変換回路1は、システム回路2に電力エネルギーを間欠的に供給するか、または、供給停止させる。
当然ながら、図8に示すスイッチング電力変換回路1は、補助電源18から出力される第1補助電圧Vccによって第1制御回路13b1に継続的に給電し、第1制御回路13b1が電源状態検出信号Vの状態によって第1補助電圧Vccの電力エネルギーを受けるか否かを決定する技術であり、図5〜図7に示すスイッチング電力変換回路1は、第2電源回路11の第1補助電源出力端11bから出力される第1補助電圧Vccが第1制御回路13b1の第1動作電圧に達するか否かによって、第1制御回路13b1を動作させるか否かを制御する技術であり、これらの技術は互いに組み合わせて応用することも可能であり、図5〜図8に示す実施例に限定されない。
第1電源回路15、第2電源回路11、第1帰還回路17b、第2帰還回路12b、および検出回路13b2の種類が多いため、以下、例を上げて回路の構成を詳細に説明する。図9は、図1〜図8に示すスイッチング電力変換回路に適用される第2電源回路および第2帰還回路の詳細構成を示す図である。図9に示すように、第2電源回路11は、第2スイッチング回路111、第1整流フィルタ回路112、第2整流フィルタ回路113および変圧器TRを含み、本実施例において、変圧器TRは、1次巻線N(primary winding)、2次巻線N(secondary winding)および補助巻線N(auxiliary winding)を含み、第2スイッチング回路111は、第1スイッチング素子Qを含む。ここで、変圧器TRの1次巻線Nの一端は、第1スイッチング素子Qの第1端子Q1aに接続され、第1スイッチング素子Qの第2端子Q1bと制御端は、それぞれ第1共通端子COM1と制御ユニット13bに接続され、制御ユニット13b(即ち、図1、2、5および図6に示す第2制御回路16b、または図3、4、7および図8に示す第1制御回路13b1)から出力される第2パルス幅変調制御信号VPWM2によって第1スイッチング素子Qをオン・オフさせ、更には入力電圧(即ち、バス電圧Vbus)の電力エネルギーが、変圧器TRの1次巻線Nを介して2次巻線Nと補助巻線Nとに伝送された後、それぞれ第1整流フィルタ回路112と第2整流フィルタ回路113とにより、電力エネルギーを整流しフィルタすることで、出力電圧Voと第1補助電圧Vccとを出力する。
第1整流フィルタ回路112は、変圧器TRの2次巻線Nと電子製品のシステム回路2との間に接続され、かつ第1ダイオードDと第1コンデンサCとを含む。第1ダイオードDの陽極端は、変圧器TRの2次巻線Nと接続し、第1ダイオードDの陰極端は、第2電源回路11の出力端11aと接続し、第1コンデンサCは、第1ダイオードDの陰極端と第2共通端子COM2との間に接続される。第2整流フィルタ回路113は、変圧器TRの補助巻線Nと第1補助電源出力端11bとの間に接続され、かつ第2ダイオードDと第2コンデンサCとを含む。第2ダイオードDの陽極端は、変圧器TRの補助巻線Nと接続し、第2ダイオードDの陰極端は、第1補助電源出力端11bと接続し、第2コンデンサCは、電源回路11の第1補助電源出力端11bと第1共通端子COM1との間に接続される。
本実施例において、第2帰還回路12bは、第1抵抗R、第2抵抗R、第3抵抗R、可変型3端子レギュレータ121(3-Terminal Adjustable Regulator)および第1隔離素子122を含み、第1抵抗Rの一端が第2電源回路11の出力端11aに接続され、第2抵抗Rが第1抵抗Rの他端と第2共通端子COM2との間に接続され、かつ第1抵抗Rと第2抵抗Rとにより第1分圧回路が構成される。該第1分圧回路は、可変型3端子レギュレータ121の参照端子121rにおいて出力電圧Vを分圧し、つまり、第1抵抗Rと第2抵抗Rとの間の第1接続端において出力電圧Vを分圧することで分圧信号Vを出力する。
第1隔離素子122は、光結合隔離素子(photoelectric coupling isolation)であってもよいがそれに限定されず、該第1隔離素子122の出力側が第2帰還回路12bの出力端に接続され、第1隔離素子122の入力側における第1電流Iの電流の大きさに応じて対応する第2帰還信号VFB2を出力する。第1隔離素子122の入力側と第3抵抗Rとは、可変型3端子レギュレータ121の第2端子121c(陰極端)と第2電源回路11の出力端11aとの間に直列接続され、第3抵抗Rは、可変型3端子レギュレータ121の第2端子121cまたは第1隔離素子122の入力側における第1電流Iの電流の大きさを制限する。第3抵抗Rと第1隔離素子122の入力側とが直列接続することで第1電流Iの電流の大きさを制限する効果を発揮する。従って、一部の実施例において、第3抵抗Rと第1隔離素子122の入力側の直列接続の位置を交換することが可能であり、図9に示す場合と逆の状態になる(未図示)。
可変型3端子レギュレータ121は、ナショナルセミコンダクター社(National Semiconductor)製の型番LM317の製品のICを選定してもよいがそれに限定されない。可変型3端子レギュレータ121の第1端子121(陽極端)は第2共通端子COM2に接続される。可変型3端子レギュレータ121は、第1隔離素子122の入力側が出力電圧Voの変化に応じて第2帰還信号VFB2を出力するように、分圧信号Vと可変型3端子レギュレータ121内の第1参照電圧、例えば、1.25ボルト(V)とに応じて、第1電流Iの電流の大きさを自動的に調整する。
一部の実施例において、図10に示すように、第2電源回路11は、共振回路構成であってもよく、かつ第2スイッチング回路111と、第1整流フィルタ回路112と、第2整流フィルタ回路113と、共振回路114と、変圧器TRとを含む。該変圧器TRは、1次巻線Nと、2次巻線Nと、補助巻線Nとを含み、ここで、2次巻線Nがセンタタップ構成となる。第2スイッチング回路111は、第2スイッチング素子Qおよび第3スイッチング素子Qを含み、ここで、第2スイッチング素子Qおよび第3スイッチング素子Qは、第2電源回路11の入力端と第1共通端子COM1との間に直列接続され、第2スイッチング素子Qおよび第3スイッチング素子Qの制御端は、それぞれ第2パルス幅変調信号VPWM2を受信することで第2スイッチング素子Qおよび第3スイッチング素子Qのオン・オフの切り替えを行う。
本実施例において、共振回路114は、第2スイッチング回路111と変圧器TRとの間に接続され、かつ共振インダクタンスLおよび共振コンデンサCに構成されてもよいがそれに限定されなく、共振インダクタンスLの一端が第2スイッチング素子Qおよび第3スイッチング素子Qの間に接続され、共振インダクタンスLの他端が1次巻線NPの一端に接続される。共振コンデンサCの一端が第1共通端子COM1に接続され、共振コンデンサCの他端が1次巻線Nの他端に接続され、当然ながら、一部の実施例において、共振回路114は、共振インダクタンスL、共振コンデンサCおよび変圧器TRの1次巻線Nに構成されてもよい。制御ユニット13b(即ち、図1、2、5、6に示す第2制御回路16b、または図3、4、7、8に示す第1制御回路13b1)に出力される第2パルス幅変調信号VPWM2によって第2スイッチング素子Qおよび第3スイッチング素子Qをそれぞれオン・オフさせ、かつ共振回路114の共振によって、入力電圧(即ち、バス電圧Vbus)の電力エネルギーが、変圧器TRの1次巻線Nを介して2次巻線Nと補助巻線Nに伝送された後、それぞれ第1整流フィルタ回路112と第2整流フィルタ回路113とにより、電力エネルギーを整流しフィルタすることで、出力電圧Vと第1補助電圧Vccとを出力する。
第1整流フィルタ回路112は、変圧器TRの2次巻線Nと電子製品のシステム回路2との間に接続され、かつ第1ダイオードDと、第2ダイオードDと、第1コンデンサCとを含む。第1ダイオードDの陽極端は、変圧器TRの2次巻線Nの一端と接続し、第1ダイオードDの陰極端は、第2電源回路11の出力端11aと接続し、第3ダイオードDの陽極端は、変圧器TRの2次巻線Nの他端と接続し、第3ダイオードDの陰極端は、第1ダイオードDの陰極端と第2電源回路11の出力端11aに接続され、第1コンデンサCの一端は、第1ダイオードDの陰極端と、第3ダイオードDの陰極端と、第2電源回路11の出力端11aに接続され、第1コンデンサCの他端は、2次巻線Nのセンタタップ端子および第2共通端子COM2に接続される。本実施例に係る第2整流フィルタ回路113は、図9に示す第2整流フィルタ回路113の構成および接続関係と類似し、同じ符号で類似する構成および接続関係を表すため、その説明を省略する。ここで説明すべきことは、第2電源回路11の種類が多くて、理解するために実現方法とする二種類のみを例として説明したが、その他の実現方法がそれに限定されない。
図11Aは、図1〜図8に示す第1電源回路および第1帰還回路の詳細構成を示す図である。図11Aに示すように、第1電源回路は、第1スイッチング回路151と、第3コンデンサCと、第4コンデンサCと、第1インダクタンスLと、第2インダクタンスLと、第4ダイオードDとを含み、第3コンデンサCの一端は第1電源回15の入力端に接続され、第3コンデンサCの他端は第1共通端子COM1に接続され、第1インダクタンスLの一端は第3コンデンサCの一端に接続され、第4コンデンサCの一端は第1インダクタンスLの他端に接続され、第4コンデンサCの他端は第1共通端子COM1に接続され、しかも、本実施例において、フィルタ回路は、第3コンデンサCと、第4コンデンサCと、第1インダクタンスLとにより構成される。第2インダクタンスLの一端は、第1インダクタンスLの他端および第4コンデンサCの一端に接続され、第2インダクタンスLの他端は、第1スイッチング回路151の一端および第4ダイオードDの陽極端に接続され、第4ダイオードDの陰極端は、第1電源回路15の出力端15aに接続され、第1スイッチング回路151の他端は、第1共通端子COM1に接続され、かつ第1スイッチング回路151は、スイッチング素子によって動作する。
第1帰還回路17bは、第4抵抗R、第5抵抗Rおよび第6抵抗Rを含み、第4抵抗Rの一端が第1電源回路15の出力端15aに接続され、第4抵抗Rの他端が第5抵抗Rの一端に接続され、第5抵抗Rの他端が第6抵抗Rの一端と第1帰還回路17bの出力端とに接続され、第6抵抗Rの他端が第1共通端子COM1に接続され、かつ第2分圧回路は、第4抵抗R、第5抵抗Rおよび第6抵抗Rにより構成される。該第2分圧回路は、バス電圧Vbusを分圧することによって、第5抵抗Rおよび第6抵抗Rの間に、即ち、第1帰還回路17bの出力端に第1帰還信号VFb1を出力する。
当然ながら、第2インダクタンスL、第1スイッチング回路151および第4ダイオードDの間の接続関係は、図11Aに示すのに限定されない。一部の実施例において、図11Bに示すように、第1スイッチング回路151の一端は第1インダクタンスLの他端に接続され、第1スイッチング回路151の他端は第2インダクタンスLの一端に接続され、第2インダクタンスLの他端は第1電源回路15の出力端15aに接続され、第4ダイオードDの陰極端は、第1スイッチング回路151の他端と第2インダクタンスLの一端との間に接続され、第4ダイオードDの陽極端は第1共通端子COM1に接続される。ここで説明すべきことは、第1電源回路15としてはいろんな種類が存在し、理解しやすくするためにここで二種類のみを例として説明したが、そのほかの方法により実現することも可能である。
図12は、図5〜図8に示す検出回路のより詳細構成を示す図である。図12に示すように、検出回路13b2は、維持回路131、第1隔離素子132、接続スイッチ133、第7抵抗Rおよび第5コンデンサCを含む。ここで、維持回路131は、第2電源回路11の出力端15aと、第2共通端子COM2と、第2隔離素子132の入力側とに接続され、第2電源回路11に出力される電力エネルギーを受けることで第2補助電圧Vを出力し第2隔離素子132の入力側に供給する。しかも、電源コネクタ1aを電子製品のシステム回路2から分離させることで出力電圧Vの電圧値が定格電圧値を下回る電圧値まで継続的に低下する時に、維持回路131は、第2補助電圧Vの電圧値を所定値以上に維持させることが可能である。電源コネクタ1aを電子製品のシステム回路2と再び接続させる時に、維持回路131は、十分な電圧値の第2補助電圧Vを第2隔離素子132の入力側に供給することにより、電源状態検出信号Vをゼロ電位または低電位のオン状態に変換させることが可能である。
本実施例において、維持回路131は、第5ダイオードDと第6コンデンサCとを含む。ここで、第6コンデンサCの一端は第2共通端子COM2に接続され、第6コンデンサCの他端は第5ダイオードDの陰極端に接続され、第5ダイオードDの陽極端は第2電源回路11の出力端11aに接続される。維持回路131の電源出力端は、第5ダイオードDの陰極端であり、第2隔離素子132の入力側に接続される。
第2隔離素子132は、光結合隔離素子からなってもよいがそれに限定されなく、第2隔離素子132の出力側が検出回路13b2の出力端に接続され、第2隔離素子132の入力側が維持回路131および第7ダイオードRの一端に接続され、第7ダイオードRの他端は、接続スイッチ133の一端に接続されて直列接続を形成し、第2隔離素子132の入力側における第2電流Iの電流の大きさを制限するように、第7ダイオードRは、第2隔離素子132の入力側に直列接続される。第7ダイオードRが第2隔離素子132の入力側と直列接続することで第2電流Iの電流の大きさを制限する効果を発揮するため、一部の実施例において、第7ダイオードRと第2隔離素子132の入力側の直列接続の位置を交換することが可能であり、図12に示す場合と逆になる(未図示)。接続スイッチ133の他端は、第2共通端子COM2に接続され、電力出力用コネクタ1aとシステム回路2との接続関係に応じてオン・オフし、第5コンデンサCは、検出回路13b2の出力端と第1共通端子COM1との間に接続される。
本実施例において、使用者が電力出力用コネクタ1aを電子製品のシステム回路2と接続させる時に、接続スイッチ133は、それに対応してオン状態に切り替えるため、第2隔離素子132の入力側における第2電流Iがゼロ電流値になることなく、それに応じて電源状態検出信号Vがゼロ電位または低電位のオン状態となる。逆の場合、使用者が電力出力用コネクタ1aを電子製品のシステム回路2から分離させる時に、接続スイッチ133は、それに対応してオフ状態に切り替えることにより、第2電流Iがゼロ電流値になり、それに応じて電源状態検出信号Vが高電位のオフ状態となる。その際、維持回路131は、第2補助電圧Vの電圧値を所定値に維持させる。そのため、使用者が再び電力出力用コネクタ1aを電子製品のシステム回路2と接続させる時に、維持回路131は、十分な電圧値の第2補助電圧Vを第2隔離素子132の入力側に供給することにより、電源状態検出信号Vをゼロ電位または低電位のオン状態に速やかに変換させる。
上述した実施例において、第1制御回路13b1および第2制御回路16bは、パルス幅変調コントローラ(pulse width modulation controller, PWM controller)、パルス周波数変調コントローラ(pulse frequency modulation controller, PFM controller)またはデジタル信号プロセッサー(digital signal processor, DSP)であってもよいがそれに限定されない。本発明によるスイッチング素子は、バイポーラジャンクショントランジスタ(Bipolar Junction Transistor, BJT)または電界効果トランジスタ(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor, MOSFET)であってもよいがそれに限定されない。
上述したように、本発明のスイッチング電力変換回路は、2段回路構成を有することで力率改善機能を持つとともに、負荷または電子製品に電力エネルギーを供給する必要がない時、例えば、負荷または電子製品が動作を停止している時、帰還回路と制御ユニットの起動回路により制御ユニットの制御回路の動作を停止させ、さらにスイッチング電力変換回路の動作を停止させる。また、制御ユニットの検出回路が電子製品の電源状態によって出力する電源状態検出信号により、スイッチング電力変換回路の出力電圧を定格電圧値に継続的に維持させない。そのため、回路全体は、省エネ機能を満たすように低電力エネルギー消費量を持つとともに、入力電圧をゼロ電圧値に調整または中断させることなく、本発明のスイッチング電力変換回路が停止する。それ以外に、本発明のスイッチング電力変換回路は、電源供給器に用いられて電力エネルギーを電子製品のシステム回路に供給し、かつ使用者が電子製品を使用しない時には電源供給器の動作を停止させるため、電源供給器をソケットから取り外して電圧の供給を中断しなくても、電源供給器の動作が停止でき、低電力エネルギー消費量を持たせることが可能である。
本発明は当該技術を熟知する当業者によっていろんな改良を加えてもよいが、いずれも特許請求の範囲に保護される範囲から逸脱しない。
1 スイッチング電力変換回路
1a 電力出力用コネクタ
11 第2電源回路
11a 第2電源回路の出力端
11b 第1補助電源出力端
111 第2スイッチング回路
112 第1整流フィルタ回路
113 第2整流フィルタ回路
114 共振回路
12b 第2帰還回路
121 可変型3端子レギュレータ
121a 第1端子
121c 第2端子
121r 参照端子
122 第1隔離素子
13b 制御ユニット
13b1 第1制御回路
13b2 検出回路
131 維持回路
132 第2隔離素子
133 接続スイッチ
13b3 起動回路
14 入力整流回路
15 第1電源回路
15a 第1電源回路の出力端
151 第1スイッチング回路
16b 第2制御回路
17b 第1帰還回路
18 補助電源
2 システム回路
Vin 入力電圧
Vo 出力電圧
Vbus バス電圧
VFb1 第1帰還信号
VFb2 第2帰還信号
VPWM1 第1パルス幅変調制御信号
VPWM2 第2パルス幅変調制御信号
Vcc 第1補助電圧
Vst 電源状態信号
VH 起動電圧
Va 電源状態検出信号
V1 分圧信号
Vb 第2補助電圧
Cin バスコンデンサ
TR 変圧器
Np 1次巻線
Ns 2次巻線
Na 補助巻線
Q1 第1スイッチング素子
Q1a 第1端子
Q1b 第2端子
Q2 第2スイッチング素子
Q3 第3スイッチング素子
D1〜D4 第1ダイオード〜第4ダイオード
C1〜C6 第1コンデンサ〜第6コンデンサ
R1〜R7 第1電気抵抗〜第7電気抵抗
I1〜I2 第1電流〜第2電流
Lr 共振インダクタンス
Cr 共振コンデンサ
L1〜L2 第1インダクタンス〜第2インダクタンス
COM1 第1共通端子
COM2 第2共通端子

Claims (49)

  1. 入力電圧の電力エネルギーを受けてシステム回路に出力電圧を出力するためのスイッチング電力変換回路であって、
    力率を補正し、前記入力電圧をバス電圧に変換するための第1電源回路と、
    前記第1電源回路に接続され、前記バス電圧に応じて第1帰還信号を出力するための第1帰還回路と、
    前記第1電源回路に接続され、前記バス電圧を前記出力電圧に変換するための第2電源回路と、
    前記第2電源回路に接続され、前記出力回路に応じて第2帰還信号を出力するための第2帰還回路と、
    前記第1電源回路、前記第2電源回路、前記第1帰還回路、前記第2帰還回路および前記システム回路に接続され、前記第1帰還信号に応じて前記第1電源回路の動作を制御し、かつ前記第2帰還信号に応じて前記第2電源回路の動作を制御し、前記システム回路の電源状態信号を受信する制御ユニットと、を含み、
    ここで、前記電源状態信号がオフ状態となる時に、前記スイッチング電力変換回路が前記システム回路に電力エネルギーの供給を停止するように、前記制御ユニットは、前記電源状態信号に基づいて前記第2電源回路の動作を停止させるように制御するスイッチング電力変換回路。
  2. 前記第1電源回路は、第1スイッチング回路を有し、前記第2電源回路は、第2スイッチング回路を有する請求項1に記載のスイッチング電力変換回路。
  3. 前記スイッチング電力変換回路は、第1補助電圧を出力するための補助電源をさらに有し、当該補助電源は、追加設置された電源または前記バス電圧の電力エネルギーにより構成されている請求項2に記載のスイッチング電力変換回路。
  4. 前記制御ユニットは第1制御回路を含み、
    該第1制御回路は、前記第1スイッチング回路、前記第1帰還回路の出力端、前記第2スイッチング回路、前記第2帰還回路の出力端、前記補助電源、前記システム回路および前記スイッチング電力変換回路の入力端に接続され、前記第1補助電圧の電力エネルギーによって動作するとともに、前記第1帰還信号および前記第2帰還信号に応じてそれぞれ第1パルス幅変調信号および第2パルス幅変調信号を出力することで、それぞれ前記第1スイッチング回路および前記第2スイッチング回路のオン・オフを制御して、前記第1電源回路が前記入力電圧を前記バス電圧へ変換させ、前記第2電源回路が前記バス電圧を前記出力電圧に変換させるようにする請求項3に記載のスイッチング電力変換回路。
  5. 前記電源状態信号がオフ状態となる時に、前記第1制御回路は、前記スイッチング電力変換回路が前記システム回路に電力エネルギーの供給を停止するように、前記電源状態信号に応じて動作を停止し、前記第2電源回路の動作を停止させる請求項4に記載のスイッチング電力変換回路。
  6. 前記電源状態信号がオン状態となる時に、前記第1制御回路は、前記電源状態信号に応じて前記第1補助電圧を受けることで動作を開始し、さらに前記第2電源回路が定格電圧を有する前記出力電圧を前記システム回路に出力するように制御する請求項4に記載のスイッチング電力変換回路。
  7. 前記制御ユニットは、
    前記システム回路および前記スイッチング電力変換回路の入力端に接続され、前記電源状態信号に応じて前記入力電圧を変換させることで起動電圧を出力する起動回路と、
    前記第1スイッチング回路、前記帰還回路の出力端、前記第2電源回路の第1補助電源出力端、前記第2スイッチング回路、前記第2帰還回路の出力端、前記起動回路および前記システム回路に接続され、前記第1帰還回路および前記第2帰還回路に応じてそれぞれ第1パルス幅変調制御信号および第2パルス幅変調制御信号を出力することにより、それぞれ前記第1スイッチング回路および第2スイッチング回路のオン・オフを制御し、前記第1電源回路が前記入力電圧を前記バス電圧に変換させ、前記第2電源回路が前記バス電圧を前記出力電圧に変換させる第1制御回路と、を含む請求項2に記載のスイッチング電力変換回路。
  8. 前記電源状態信号がオン状態となる時に、前記起動回路は、前記電源状態信号に応じてゼロ電圧値より高い電圧値となる前記起動電圧を前記第1制御回路に出力し、前記第1制御回路は、前記起動電圧の電力エネルギーを前記第2電源回路の前記第1補助電源出力端に伝送することにより、前記第1補助電源出力端に出力される第1補助電圧を前記第1制御回路の第1動作電圧以上まで昇圧させ、前記第1制御回路を動作させ、前記第2電源回路が定格電圧を有する前記出力電圧および前記第1補助電圧を、前記システム回路および前記第1制御回路に出力するように制御する請求項7に記載のスイッチング電力変換回路。
  9. 前記電源状態信号がオフ状態となる時に、前記起動回路は、オフ状態となる電源状態信号に応じて動作を停止することにより、前記起動電圧の電圧値をゼロ電圧値にする請求項7に記載のスイッチング電力変換回路。
  10. 前記電源状態信号がオフ状態となる時に、前記第1制御回路は、前記スイッチング電力変換回路が前記システム回路に電力エネルギーの供給を停止するように、前記電源状態信号によって動作を停止し、前記第2電源回路の動作を停止させる請求項7に記載のスイッチング電力変換回路。
  11. 前記制御ユニットは、
    前記第2電源回路の第1補助電源出力端、前記第1スイッチング回路、前記第1帰還回路の出力端、前記システム回路および前記スイッチング回路の入力端に接続され、前記第1帰還信号に応じて第1パルス幅変調制御信号を出力することにより、前記第1スイッチング回路のオン・オフを制御する第1制御回路と、
    前記第2スイッチング回路、前記第2電源回路の前記第1補助電源出力端、前記第2帰還回路の出力端および前記第1制御回路に接続され、前記第2帰還信号に応じて第2パルス幅変調制御信号を出力することにより、前記第2スイッチング回路のオン・オフを制御する第2制御回路と、を含む請求項2に記載のスイッチング電力変換回路。
  12. 前記電源状態信号がオン状態となる時に、前記第1制御回路は、前記電源状態信号に応じて前記入力電圧の電力エネルギーを前記第1補助電源出力端に伝送し、前記第1補助電源出力端に出力される第1補助電圧を前記第1制御回路の第1動作電圧値以上まで昇圧させることにより、前記第1制御回路を動作させ、かつ前記第1制御回路は、前記第2制御回路を動作させ、さらに前記第2電源回路が、定格電圧を有する前記出力電圧および前記第1補助電圧を、前記システム回路、前記第1制御回路および前記第2制御回路に出力するように制御する請求項11に記載のスイッチング電力変換回路。
  13. 前記電源状態信号がオフ状態となる時に、前記第1制御回路は、前記スイッチング電力変換回路が前記システム回路に電力エネルギーを停止するように、前記電源状態信号によって動作を停止するとともに、前記第2制御回路の動作を停止させる請求項11に記載のスイッチング電力変換回路。
  14. 前記制御ユニットは、
    前記システム回路および前記スイッチング電力変換回路の入力端に接続され、前記電源状態信号に応じて前記入力電圧の電力エネルギーを変換することで起動電圧を出力する起動回路と、
    前記第1スイッチング回路、前記第2電源回路の第1補助電源出力端、前記第1帰還回路の出力端、前記システム回路および前記起動回路に接続され、前記第1帰還信号に応じて第1パルス幅変調制御信号を出力することにより、前記第1スイッチング回路のオン・オフを制御する第1制御回路と、
    前記第2スイッチング回路、前記第2電源回路の第1補助電源出力端、前記第2帰還回路の出力端および前記第1制御回路に接続され、前記第2帰還信号に応じて第2パルス幅変調制御信号を出力することにより、前記第2スイッチング回路のオン・オフを制御する第2制御回路と、を含む請求項2に記載のスイッチング電力変換回路。
  15. 前記電源状態信号がオン状態となる時に、前記起動回路は、前記電源状態信号に応じてゼロ電圧値より高い起動電圧を前記第1制御回路に出力し、前記第1制御回路は、起動電圧の電力エネルギーを前記第2電源回路の前記第1補助電源出力端に伝送し、前記第1補助電源出力端に出力される第1補助電圧を前記第1制御回路の第1動作電圧値以上まで昇圧させ、これによって前記第1制御回路を動作させ、かつ前記第1制御回路は、前記第2制御回路を動作させ、さらに前記第2電源回路が、定格電圧を有する前記出力電圧および前記第1補助電圧を前記システム回路、前記第1制御回路および前記第2制御回路に出力するように制御する請求項14に記載のスイッチング電力変換回路。
  16. 前記電源状態信号が前記オフ状態となる時に、前記第1制御回路は、前記スイッチング電力変換回路が前記システム回路に電力を停止するように、前記電源状態信号によって動作を停止するとともに、前記第2制御回路の動作を停止させる請求項14に記載のスイッチング電力変換回路。
  17. 入力電圧の電力エネンルギーを受けて出力電圧を出力し、かつ、前記出力電圧が電力出力用コネクタを介して電子製品のシステム回路に伝送されるスイッチング電力変換回路であって、
    力率を補正し、前記入力電圧をバス電圧に変換する第1電源回路と、
    前記第1電源回路に接続され、前記バス電圧に応じて第1帰還信号を出力する第1帰還回路と、
    前記第1電源回路に接続され、前記バス電圧を前記出力電圧に変換する第2電源回路と、
    前記第2電源回路に接続され、前記出力電圧に応じて第2帰還信号を出力する第2帰還回路と、
    前記第1電源回路、前記第2電源回路、前記第1帰還回路および前記第2帰還回路に接続され、かつ前記第2電源回路の出力端に接続される検出回路を有し、前記検出回路が、前記システム回路に対して前記スイッチング電力変換回路に供給される電力エネルギーが必要か否かを検出しつつ、対応する電源状態検出信号を出力することにより、前記電源状態検出信号、前記第1帰還信号および前記第2帰還信号に応じてそれぞれ前記第1電源回路および前記第2電源回路の動作を制御する制御ユニットと、を含み、
    ここで、前記電源状態信号がオフ状態となる時に、前記スイッチング電力変換回路が前記システム回路に電力エネルギーを間欠供給または供給停止するように、前記制御ユニットは、前記電源状態検出信号に応じて前記第2電源回路の動作または停止動作を制御し、前記出力電圧の電圧値を通常状態で定格電圧値を下回る電圧値またはゼロ電圧値にするスイッチング電力変換回路。
  18. 前記第1電源回路は、第1スイッチング回路を有し、前記第2電源回路は、第2スイッチング回路を有する請求項17に記載のスイッチング電力変換回路。
  19. 前記電力出力用コネクタを前記システム回路に接続した場合、前記電源状態検出信号は、オン状態となり、前記電力出力用コネクタと前記システム回路が分離された場合、前記電源状態検出信号は、オフ状態となる請求項17に記載のスイッチング電力変換回路。
  20. 前記スイッチング電力変換回路は、第1補助電圧を出力する補助電源をさらに有し、当該補助電源は、追加設置された電源または前記バス電圧の電力エネルギーから構成される請求項19に記載のスイッチング電力変換回路。
  21. 前記制御ユニットは、第1制御回路を含み、
    該第1制御回路は、前記第1スイッチング回路、前記第1帰還回路の出力端、前記補助電源、前記第2スイッチング回路、前記第2帰還回路の出力端、前記検出回路および前記スイッチング電力変換回路の入力端に接続され、前記第1帰還信号および前記第2帰還信号に応じてそれぞれ第1パルス幅変調制御信号および第2パルス幅変調制御信号を出力することにより、それぞれ前記第1スイッチング回路および前記第2スイッチング回路のオン・オフを制御するようにする請求項20に記載のスイッチング電力変換回路。
  22. 前記電源状態信号がオン状態となる時に、前記第1制御回路は、前記電源状態検出信号に応じて前記第1補助電圧を受けて動作を開始し、さらに前記第2電源回路が定格電圧を有する出力電圧を、前記システム回路に出力するように制御する請求項21に記載のスイッチング電力変換回路。
  23. 前記電源状態検出信号がオフ状態となる時に、前記第1制御回路は、前記電源状態検出信号に基づいて前記第1補助電圧を間欠受電または受電停止することで間欠的に動作または動作停止することにより、前記第2電源回路に出力される出力電圧を通常状態で定格電圧値を下回る電圧値またはゼロ電圧値にし、前記スイッチング電力変換回路が前記システム回路に電力エネルギーを間欠供給または供給停止するようにさせる請求項21に記載のスイッチング電力変換回路。
  24. 前記制御ユニットは、
    前記検出回路および前記スイッチング電力変換回路の入力端に接続され、前記電源状態検出信号に応じて前記入力電圧を変換することで起動電圧を出力する起動回路と、
    前記第1スイッチング回路、前記第1帰還回路の出力端、前記第2電源回路の第1補助電源出力端、前記第2スイッチング回路、前記第2帰還回路の出力端、前記検出回路および前記起動回路に接続され、前記第1帰還信号および前記第2帰還信号に応じてそれぞれ第1パルス幅変調制御信号および第2パルス幅変調制御信号を出力することで、それぞれ前記第1スイッチング回路および第2スイッチング回路のオン・オフを制御する第1制御回路と、を含む請求項19に記載のスイッチング電力変換回路。
  25. 前記電源状態検出信号が前記オン状態となる時に、前記起動回路は、前記電源状態検出信号に応じてゼロ電圧値を上回る前記起動電圧を前記第1制御回路に出力し、前記第1制御回路は、前記起動電圧の電力エネルギーを前記第2電源回路の前記第1補助電源出力端に伝送することにより、前記第1補助電源出力端に出力される第1補助電圧を、前記第1制御回路の前記第1動作電圧以上まで昇圧させ、これによって前記第1制御回路を動作させ、かつ前記第1制御回路は、前記第2制御回路を動作させ、さらに前記第2電源回路が定格電圧を有する前記出力電圧および前記第1補助電圧を前記システム回路および前記第1制御回路に出力するように制御する請求項24に記載のスイッチング電力変換回路。
  26. 前記電源状態検出信号がオフ状態となる時に、前記起動回路および前記第1制御回路は、前記電源状態検出信号に応じて間欠的に動作または動作停止し、これによって前記第2電源回路に出力される前記出力電圧と前記第1補助電圧とを、通常状態で定格電圧値を下回る電圧値またはゼロ電圧値にし、前記スイッチング電力変換回路が前記システム回路に電力エネルギーを間欠供給または供給停止するようにさせる請求項25に記載のスイッチング電力変換回路。
  27. 前記制御ユニットは、
    前記スイッチング回路、前記第2電源回路の第1補助電源出力端、前記第1帰還回路の出力端、前記スイッチング変換回路の入力端および前記検出回路に接続され、前記第1帰還信号に応じて第1パルス幅変調制御信号を出力することで、前記第1スイッチング回路のオン・オフを制御する第1制御回路と、
    前記第1制御回路、前記第2スイッチング回路、前記第1補助電源出力端および前記第2帰還回路の出力端に接続され、前記第2帰還信号に応じて第2パルス幅変調制御信号を出力することで、前記第2スイッチング回路のオン・オフを制御する第2制御回路と、を含む請求項19に記載のスイッチング電力変換回路。
  28. 前記電源状態検出信号がオン状態となる時に、前記第1制御回路は、前記電源状態検出信号に応じて前記入力電圧の電力エネルギーを受けて前記第1補助電源出力端に伝送することにより、前記第1補助電源出力端に出力される第1補助電圧を前記第1制御回路の第1動作電圧以上まで昇圧させ、前記第1制御回路を動作させ、かつ前記第1制御回路は、前記第2制御回路を動作させ、さらに前記第2電源回路が定格電圧を有する前記出力電圧および前記第1補助電圧を、前記システム回路、前記第1制御回路および前記第2制御回路に出力するように制御する請求項27に記載のスイッチング電力変換回路。
  29. 前記電源状態検出信号がオフ状態となる時に、前記第1制御回路は、前記電源状態検出信号に基づいて間欠的に動作または動作停止するとともに、前記第2制御回路を間欠的に動作または動作停止させ、前記第2電源回路に出力される出力電圧と前記第1補助電圧を、通常状態で定格電圧値を下回る電圧値またはゼロ電圧値にし、前記スイッチング電力変換回路が前記システム回路に電力エネルギーを間欠供給または供給停止するようにさせる請求項28に記載のスイッチング電力変換回路。
  30. 前記制御ユニットは、
    前記検出回路および前記スイッチング電力変換回路の入力端に接続され、前記電源状態信号に応じて前記入力電圧の電力エネルギーを変換することで起動電圧を出力する起動回路と、
    前記第1スイッチング回路、前記第1帰還回路の出力端、前記第2電源回路の第1補助電源出力端、前記検出回路および前記起動回路に接続され、前記第1帰還信号に応じて第1パルス幅変調制御信号を出力することで、前記第1スイッチング回路のオン・オフを制御する第1制御回路と、
    前記第2電源回路の前記第1補助電源出力端、前記第2スイッチング回路、前記第2帰還回路の出力端および前記第1制御回路に接続され、前記第2帰還信号に応じて第2パルス幅変調制御信号を出力することで、前記第2スイッチング回路のオン・オフを制御する第2制御回路と、を含む請求項19に記載のスイッチング電力変換回路。
  31. 前記電源状態検出信号がオン状態となる時に、前記起動回路は、前記電源状態検出信号に応じてゼロ電圧値を上回る前記起動電圧を前記第1制御回路に出力し、前記第1制御回路は、前記起動電圧の電力エネルギーを前記第1補助電源出力端に伝送することにより、前記第1補助電源出力端に出力される第1補助電圧を前記第1制御回路の第1動作電圧以上まで昇圧させ、前記第1制御回路を動作させ、かつ前記第1制御回路により前記第2制御回路を動作させ、さらに前記第2電源回路が定格電圧を有する前記出力電圧および前記第1補助電圧を、前記システム回路、前記第1制御回路および前記第2制御回路に出力するように制御する請求項30に記載のスイッチング電力変換回路。
  32. 前記電源状態検出信号がオフ状態である時に、前記起動回路および前記第1制御回路は、前記電源状態検出信号に基づいて間欠的に動作または動作停止し、かつ前記第1制御回路により前記第2制御回路を間欠的に動作または動作停止させ、前記第2電源回路に出力される前記出力電圧と前記第1補助電圧とを、通常状態で定格電圧値を下回る電圧値またはゼロ電圧値にし、前記スイッチング電力変換回路が前記システム回路に電力エネルギーを間欠供給または供給停止するようにさせる請求項31に記載のスイッチング電力変換回路。
  33. 前記第2電源回路は、
    1次巻線と、2次巻線と、補助巻線とを有し、かつ前記1次巻線が前記第2スイッチング回路に接続される変圧器と、
    前記変圧器の前記2次巻線と前記システム回路との間に接続され、整流しフィルタするための第1整流フィルタ回路と、
    前記変圧器の前記補助巻線と前記第2電源回路の第1補助電源出力端との間に接続され、整流しフィルタするための第2整流フィルタ回路と、をさらに含み、
    ここで、前記第2スイッチング回路の動作により、前記バス電圧の電力エネルギーが前記変圧器の前記1次巻線を介して前記2次巻線と前記補助巻線とに伝送され、さらにそれぞれ前記第1整流フィルタ回路および前記第2整流フィルタ回路で前記バス電圧の電力エネルギーを整流してフィルタすることで、前記出力電圧と第1補助電圧とを出力する請求項18に記載のスイッチング電力変換回路。
  34. 前記第1整流フィルタ回路は、
    陽極端が前記変圧器の前記2次巻線の一端と接続し、陰極端が前記第2電源回路の出力端に接続される第1ダイオードと、
    一端が前記第2電源回路の前記第2電源回路の出力端と前記第1ダイオードの陰極端とに接続され、他端が前記2次巻線の他端および第2共通端子に接続される第1コンデンサと、を含む請求項33に記載のスイッチング電力変換回路。
  35. 前記第2整流フィルタ回路は、
    陽極端が前記変圧器の前記補助巻線と接続し、陰極端が前記第1補助回路の出力端に接続される第2ダイオードと、
    前記第1補助電源出力端と第1共通端子との間に接続される第2コンデンサと、を含む請求項33に記載のスイッチング電力変換回路。
  36. 前記第2電源回路は、
    1次巻線と、2次巻線と、補助巻線とを有し、前記2次巻線がセンタタップ巻線である変圧器と、
    前記第2スイッチング回路および前記変圧器の間に接続される共振回路と、
    前記変圧器の前記2次巻線と前記システム回路との間に接続され、整流しフィルタするための第1整流フィルタ回路と、
    前記変圧器の前記補助巻線と前記第2電源回路の第1補助電源出力端との間に接続され、整流しフィルタするための第2整流フィルタ回路と、をさらに含み、
    前記第2スイッチング回路のオン・オフおよび前記共振回路の共振により、前記バス電圧の電力エネルギーが前記変圧器の前記1次巻線を介して前記2次巻線と前記補助巻線に伝送され、さらにそれぞれ前記第1整流フィルタ回路および前記第2整流フィルタ回路で前記バス電圧の電力エネルギーを整流してフィルタすることで前記出力電圧と第1補助電圧とを出力する請求項18に記載のスイッチング電力変換回路。
  37. 前記共振回路は、
    前記第2スイッチング回路および前記1次巻線の一端の間に接続される共振インダクタンスと、
    前記1次巻線の他端および第1共通端子の間に接続される共振コンデンサと、をさらに含む請求項36に記載のスイッチング電力変換回路。
  38. 前記変圧器の前記1次巻線は、前記共振インダクタンスおよび前記共振コンデンサと共に、前記共振回路を構成する請求項37に記載のスイッチング電力変換回路。
  39. 前記第1整流フィルタ回路は、
    前記2次巻線の一端および前記第2電源回路の出力端の間に接続される第1ダイオードと、
    前記2次巻線の他端および前記第2電源回路の出力端の間に接続される第3ダイオードと、
    前記2次巻線の前記センタタップ端および前記第2電源回路の出力端の間に接続される第1コンデンサと、をさらに含む請求項36に記載のスイッチング電力変換回路。
  40. 前記第2帰還回路は、
    一端が前記第2電源回路の出力端に接続される第1抵抗と、
    前記第1抵抗の他端と第2共通端子との間に接続され、かつ前記第1抵抗と共に第1分圧回路を構成し、前記出力電圧を分圧して前記第1抵抗との間の第1接続端に分圧信号を出力する第2抵抗と、
    出力側が前記第2帰還回路の出力端に接続され、入力側に流入する第1電流に応じてそれに対応する前記第2帰還信号を出力する第1隔離素子と、
    第1端子と、第2端子と、参照端子とを有し、前記第1端子が前記第2共通端子に接続され、前記参照端子が前記第1接続端に接続され、前記分圧信号と内部の第1参照電圧とによって前記第1電流の電流の大きさを自動的に調整することにより、前記第1隔離素子の出力側が前記出力電圧の変化に基づいて前記第2帰還信号を出力する可変型3端子レギュレータと、
    前記第1隔離素子の入力側と共に、前記可変型3端子レギュレータの前記第2端子と前記第2電源回路の出力端との間に直列に接続され、前記第1電流の大きさを制限する第3抵抗と、を含む請求項17に記載のスイッチング電力変換回路。
  41. 前記第1電源回路は、
    一端が前記第1電源回路の入力端に接続され、他端が第1共通端子に接続される第3コンデンサと、
    一端が前記第3コンデンサの前記一端に接続される第1インダクタンスと、
    一端が前記第1インダクタンスの他端に接続され、他端が前記第1共通端子に接続される第4コンデンサと、
    一端が前記第1インダクタンスの前記他端に接続され、他端が前記第1スイッチング回路に接続される第2インダクタンスと、
    陽極端が前記第2インダクタンスの前記他端に接続され、陰極端が前記第1電源回路の出力端に接続される第4ダイオードと、をさらに含む請求項18に記載のスイッチング電力変換回路。
  42. 前記第1電源回路は、
    一端が前記第1電源回路の入力端に接続され、他端が第1共通端子に接続される第3コンデンサと、
    一端が前記第3コンデンサの前記一端に接続され、他端が前記第1スイッチング回路の一端に接続される第1インダクタンスと、
    一端が前記第1インダクタンスの前記他端に接続され、他端が前記第1共通端子に接続される第4コンデンサと、
    一端が前記第1スイッチング回路の他端に接続され、他端が前記第1電源回路の出力端に接続される第2インダクタンスと、
    陰極端が前記第2インダクタンスの前記一端および前記第1スイッチング回路の前記他端の間に接続され、陽極端が前記第1共通端子に接続される第4ダイオードと、をさらに含む請求項18に記載のスイッチング電力変換回路。
  43. 前記第1帰還回路は、
    一端が前記第1電源回路の出力端に接続される第4抵抗と、
    一端が前記第4抵抗の他端に接続され、他端が前記第1帰還回路の出力端に接続される第5抵抗と、
    一端が前記第5抵抗の前記他端および前記第1帰還回路の出力端に接続され、他端が前記第1共通端子に接続される第6抵抗と、をさらに含み、
    ここで、前記第4抵抗、前記第5抵抗および前記第6抵抗は、第2分圧回路を構成し、前記バス電圧を分圧することで、前記第5抵抗および前記第6抵抗の間に前記第1帰還信号を出力する請求項18に記載のスイッチング電力変換回路。
  44. 前記検出回路は、
    出力側が前記検出回路の出力端に接続され、入力側が第2電源回路の出力端に接続される第2隔離素子と、
    前記第2隔離素子の入力側に直列接続する第7抵抗と、
    前記第7抵抗と直列接続し、前記電力出力用コネクタと前記システム回路との接続関係に応じてオン・オフする接続スイッチと、
    前記第2隔離素子の前記出力側および第1共通端子の間に接続される第5コンデンサと、をさらに含む請求項17に記載のスイッチング電力変換回路。
  45. 前記第2電源回路の出力端と前記第2隔離素子の前記入力側との間に接続され、前記第2電源回路に出力される電力エネルギーを受けて第2補助電圧を前記第2隔離素子の前記入力側に出力する維持回路をさらに含み、前記電源状態検出信号がオフ状態となる時に、前記維持回路は、前記第2補助電圧の電圧値を所定値以上に維持する請求項44に記載のスイッチング電力変換回路。
  46. 前記維持回路は、
    陽極端が前記第2電源回路の出力端に接続される第5ダイオードと、
    一端が第2共通端子に接続され、他端が前記第5ダイオードの陰極端および前記第2隔離素子の前記入力側に接続される第6コンデンサと、を含む請求項45に記載のスイッチング電力変換回路。
  47. 前記電源状態検出信号がオフ状態となる時に、前記制御ユニットは、前記電源状態検出信号に基づいて前記第1電源回路の間欠的に動作または動作停止を制御し、次いで前記第2電源回路の間欠的に動作または動作停止を制御する請求項17に記載のスイッチング電力変換回路。
  48. 電源供給器であって、
    入力電圧の電力エネルギーを受けて出力電圧を出力するとともに、前記出力電圧が電力出力用コネクタを介して電気製品のシステム回路に伝送されるスイッチング電力変換回路を含み、
    該スイッチング電力変換回路は、
    力率を補正し、前記入力電圧をバス電圧に変換する第1電源回路と、
    前記第1電源回路に接続され、前記バス電圧に応じて第1帰還信号を出力する第1帰還回路と、
    前記第1電源回路に接続され、前記バス電圧を前記出力電圧に変換する第2電源回路と、
    前記第2電源回路に接続され、前記出力電圧に応じて第2帰還信号を出力する第2帰還回路と、
    前記第1電源回路、前記第2電源回路、前記第1帰還回路および前記第2帰還回路に接続され、前記第1帰還信号と、前記第2帰還信号と、前記システム回路のオン・オフ状態に応じて、それぞれ前記第1電源回路および前記第2電源回路の動作を制御する制御ユニットと、を含み、
    ここで、前記システム回路の電源状態がオフ状態となる時に、前記制御ユニットは、前記第2電源回路の間欠的に動作または動作停止を制御し、前記出力電圧を通常状態で定格電圧値を下回る電圧値またはゼロ電圧値にし、前記スイッチング電力変換回路が前記システム回路に電力エネルギーを間欠供給または供給停止するようにさせる電源供給器。
  49. 前記制御ユニットは、
    前記第2電源回路の出力端に接続され、前記スイッチング電力変換回路が前記システム回路への電力供給が必要か否かを検出しつつ、それに対応する電源状態検出信号を出力する検出回路をさらに含み、
    前記電源状態検出信号は、前記システム回路のオン・オフ状態を反映し、
    前記制御ユニットは、前記電源状態検出信号と前記第2帰還信号とに応じて前記第2電源回路の動作を制御し、前記バス電圧のエネルギーを前記出力電圧に変換させる請求項48に記載の電源供給器。
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