JP5619882B2 - 輝度情報に基づいて修正された値を使用したレンズロールオフ補正操作 - Google Patents

輝度情報に基づいて修正された値を使用したレンズロールオフ補正操作 Download PDF

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Description

I.分野
本開示は、一般には、画像のレンズロールオフ補正(lens roll-off correction)のシーン依存調整(scene dependent adjustment)に関する。
II.関連する技術の記載
技術の進歩によって、コンピューティングデバイスはより小さく、より強力になっている。たとえば、小さく、軽量で、ユーザが持ち運びし易い携帯型ワイヤレス電話、携帯情報端末(PDA)およびページングデバイスなどのワイヤレスコンピューティングデバイスを含めて、様々な携帯型パーソナルコンピューティングデバイスが現在、存在している。より具体的には、携帯電話およびインターネットプロトコル(IP)電話など、携帯型ワイヤレス電話は、ワイヤレスネットワークを介して音声およびデータを伝達することができる。さらに、ワイヤレス電話は、そこに組み込まれた他のタイプのデバイスを含んでよい。たとえば、ワイヤレス電話は、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタルレコーダおよびオーディオファイルプレーヤを含むことができる。ワイヤレス電話は、インターネットにアクセスするのに使用できるウェブブラウザアプリケーションなど、ソフトウェアアプリケーションを含めて、実行可能命令を処理することもできる。さらなる例として、デジタル画像処理技法を使用して、モバイル端末でマルチメディア機能をサポートすることができる。
デジタル画像処理の一面は、色情報の処理を伴う。色情報は一般に、赤、緑、青(RGB)成分からなる複合信号として表される。色情報を伝えるのに必要なデータ容量は、完全なルーマ帯域幅(luma bandwidth)が維持されるならば人間の目の色識別力が比較的に低いということを利用することによって減少させることができる。具体的には、信号のRGB成分は、ルーマ(Y)成分およびクロマ(Cbr)成分に変換することができ、クロマ成分は、圧縮することができる。
ルーマ(luma)(Y)成分は一般に、画像の輝度(brightness)に関連付けられる。画像の輝度は、レンズシェーディング(lens shading)による影響を受けることがある。レンズシェーディングによって引き起こされる減光を補償するために、レンズロールオフ補正が、デジタル画像処理システム内で使用されてよい。一部のシナリオでは、画像の端近くの明るい物体は、レンズロールオフ補正がない場合は、詳細を保存することができる。しかし、レンズロールオフプロセスの間に画像に利得を適用した後、こうした詳細は、過飽和(oversaturation)により区別がつかなくなることがある。
III.概要
画像の過飽和により画像データの詳細を区別不可能にしないレンズロールオフ補正操作を実施するための画像処理システムが開示される。画像処理システムは、画像データの輝度情報に基づいて修正された値を使用してレンズロールオフ補正操作を実施することによって過飽和を防ぐ。画像データの輝度情報に基づいて値を修正することによって、デフォルト補正値を適用するとレンズロールオフ補正操作が画像の輝度を増加させて画像の詳細が失われることになるであろう場合の過飽和を回避するように値を減少させることが可能になる。したがって、輝度情報に基づいて値を修正することによって、画像処理システムは、過飽和を引き起こすことにより画像品質をさらに劣化させないレンズロールオフ補正操作を実施することによって、レンズロールオフに起因した画像劣化を補償することができる。
特定の一実施形態では、画像データを受け取ることを含む方法が開示される。この方法は、画像データの輝度情報を計算することをも含む。この方法は、レンズロールオフ補正操作で使用される少なくとも1つのレンズロールオフ値(lens roll-off value)を輝度情報に基づいて修正することをも含む。この方法は、少なくとも1つの修正されたレンズロールオフ値を使用して画像データに対してレンズロールオフ補正操作を実施することをも含む。
別の特定の一実施形態では、画像プロセッサを含む装置が開示される。画像プロセッサは、画像データを受け取り、画像データの輝度情報を計算するように構成される。画像プロセッサは、輝度情報に基づくレンズロールオフ補正操作で使用される少なくとも1つのレンズロールオフ補正値を修正するようにも構成される。画像プロセッサは、少なくとも1つの修正されたレンズロールオフ値を使用してレンズロールオフ補正操作を実施するようにも構成される。
別の特定の一実施形態では、画像データを受け取るための手段を含む装置が開示される。この装置は、画像データの輝度情報を計算するための手段をさらに含む。この装置は、輝度情報に基づくレンズロールオフ補正操作で使用される少なくとも1つのレンズロールオフ値を修正するための手段をさらに含む。この装置は、修正されたレンズロールオフ値を使用して画像データに対してレンズロールオフ補正操作を実施するための手段をさらに含む。
別の特定の一実施形態では、画像データを受け取るためのコードを備えるコンピュータ実行可能コードを格納するコンピュータ読取り可能媒体が開示される。コンピュータ読取り可能媒体は、画像データの輝度情報を計算するためのコードをも含む。コンピュータ読取り可能媒体は、輝度情報に基づくレンズロールオフ補正操作で使用される少なくとも1つのレンズロールオフ値を修正するためのコードをさらに含む。コンピュータ読取り可能媒体は、修正されたレンズロールオフ値を使用して画像データに対してレンズロールオフ補正操作を実施するためのコードをさらに含む。
開示された実施形態によって提供される1つの特定の態様は、ピクセルを含む領域の輝度に基づいて画像のピクセルの輝度を調整することである。ピクセルを含む領域の輝度に基づいて画像のピクセルの輝度を調整することは、レンズ補正プロセッサで適用される利得による過飽和を防ぐことによって画像の詳細を保存することができる。
本開示の他の態様、利点および特徴は、以下の節:図面の簡単な説明、発明を実施するための形態、特許請求の範囲を含めて、本出願全体を精査した後、明らかになろう。
IV, 図面の簡潔な説明
輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュールを有する画像キャプチャ処理システムの特定の例示的な一実施形態を示すブロック図。 輝度情報に基づいて修正された値を使用して画像データに対してレンズロールオフ補正操作を実施する方法を示す一般的な図。 輝度情報に基づいて修正された値を使用して画像データに対してレンズロールオフ補正操作を実施するシステムの例示的な一実施形態を示すブロック図。 輝度情報に基づくレンズロールオフ値の補正を示す一般的な図。 輝度情報に基づいて修正された値を使用して画像データに対してレンズロールオフ補正操作を実施する方法の例示的な一実施形態を示すフローチャート。 輝度情報に基づいて修正された値を使用して画像データに対してレンズロールオフ補正操作を実施するデバイスの特定の一実施形態を示すブロック図。 輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュールを含むワイヤレス通信デバイスの特定の一実施形態を示すブロック図。
V.詳細な説明
図1を参照すると、画像キャプチャ処理システムの例示的な一実施形態が示されており、その全体が100と表されている。画像キャプチャ処理システム100は、画像キャプチャデバイス101と、画像処理システム110と、画像記憶デバイス120とを含む。画像キャプチャデバイス101は、レンズ102と、オートフォーカスモジュール104と、オート露出モジュール106と、センサ108とを含む。画像処理システム110は、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール114と、ノイズ低減モジュール116と、圧縮格納モジュール118とを含む。画像キャプチャ処理システム100は、輝度情報111に基づいて修正されるレンズロールオフ補正値112に基づいてレンズロールオフ補正操作を実施することによってピクセルの輝度を調整するように構成された電子デバイスであってよい。
特定の一実施形態では、画像キャプチャデバイス101は、ビデオカメラやスチルカメラなどのカメラである。図1に示されたように、画像キャプチャデバイス101のレンズ102は、オートフォーカスモジュール104およびオート露出モジュール106に結合されてよい。特定の一実施形態では、レンズ102は、オートフォーカスモジュール104およびオート露出モジュール106に応答する。センサ108は、レンズ102を介して光を受け取り、レンズ102を介して画像150が受け取られたことに応答して画像データ109を生成するように適応されてよい。センサ108は、電荷結合素子(CCD)、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)画像検出器、フォトダイオードアレイ、光起電検出器、または光学画像をキャプチャするための他の何らかのセンサであってよい。特定の一実施形態では、オートフォーカスモジュール104は、センサ108に応答し、レンズ102のフォーカシングを自動的に制御するように適応される。オート露出モジュール106は、センサ108に応答することができ、画像150の露出を制御するように適応されてよい。画像データ109は、センサ108と画像処理システム110の間で通信されてよい。
特定の一実施形態では、画像処理システム110は、画像キャプチャデバイス101から受け取られた画像データ109を調整するように構成されたデジタル画像処理集積回路である。画像処理システム110は、モジュール上で画像データ109が受け取られ、調整され、別のモジュールに送信されるパイプラインとして構成されてよい。特定の一実施形態では、画像処理システム110は、画像データ109の輝度情報111を計算するように構成されてよい。
輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール114は、画像キャプチャデバイス101から、または画像処理システム110の前のモジュール(図示せず)から画像データ109を受け取るように構成される。輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール114は、輝度情報111に基づくレンズロールオフ補正操作で使用される少なくとも1つのレンズロールオフ補正値112を修正して、修正されたレンズロールオフ値119を生成するように構成される。特定の一実施形態では、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール114は、修正されたレンズロールオフ値119の使用により少なくとも1つの修正されたレンズロールオフ値を使用してレンズロールオフ補正操作を実施するように構成される。レンズロールオフ補正操作を実施すると、調整された画像データ115がもらされる。
輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール114は、調整された画像データ115からノイズを除去するノイズ低減モジュール116に、調整された画像データ115を送信するように構成されてよい。ノイズ低減モジュール116は、様々な方法を使用して複数のタイプのノイズを除去するように構成されてよい。特定の一実施形態では、ノイズ低減モジュール116は、調整された画像データ115内のピクセルが、直接囲んでいる1つまたは複数のピクセルと、いつ色または照度強度が異なるか決定し、その決定に基づいてピクセルの輝度を変更するように構成されてよい。たとえば、ノイズ低減モジュール116は、選択された領域内の高周波成分(たとえば周囲のピクセルより明るい特定のピクセル)を除去するために低域フィルタを適用してもよい。
特定の一実施形態では、ノイズ低減モジュール116は、ノイズ低減画像データ117を圧縮格納モジュール118に送信するように構成される。圧縮格納モジュール118は、ノイズ低減モジュール116からノイズ低減画像データ117を受け取り、ノイズ低減画像データ117を画像記憶デバイス120に格納するように構成されてよい。たとえば、圧縮格納モジュール118は、格納するノイズ低減画像データ117を符号化するためにJoint Photographic Experts Group(JPEG)符号化を使用してよい。画像記憶デバイス120は、1つまたは複数の表示バッファ、レジスタ、キャッシュ、フラッシュメモリ素子、ハードディスク、他の任意の記憶デバイス、またはその任意の組合せなど、記憶媒体を含んでよい。
操作中、画像キャプチャ処理システム100は、画像キャプチャデバイス101で画像データ109を生成し、画像処理システム110で画像データ109を処理し、処理された画像データを画像記憶デバイス120に格納してよい。一実施形態では、レンズ102は、光がレンズ102に入るときに画像150を受け取り、オートフォーカスモジュール104およびオート露出モジュール106は、センサ108に応答してレンズ102を自動的に調整する。画像150がレンズ102から受け取られたことに応答して、センサ108は、画像データ109を生成する。特定の一実施形態では、画像データ109は、画像150を光成分の形で電子的に表現するものである。たとえば、センサ108は、キャプチャされた画像150のピクセルに対応する別個の赤(R)、緑(G)および青(B)表現を生成してよい。特定の一実施形態では、センサ108は、隣接した検出器が光の様々な色を検出するように配列された複数の検出器、またはピクセルウェル(pixel well)を含む。たとえば、受け取られた光は、各検出器が赤、緑または青の入射光を受け取るようにフィルタリングされてよい。
画像データ109は、レンズ102、センサ108または両方の物理的特性および幾可学的形状によって引き起こされる様々なひずみのせいで、画像150を正確に表現しないことがある。たとえば、こうしたひずみは、限定的ではなく例示的な実施例を挙げると、センサの端に入って来る光の入射角度のせいでピクセルウェルに生じる陰影、レンズ上の各色成分の屈折の差によるひずみ、またはレンズの欠陥または調整不良によるゆがみの結果、生じることがある。こうした要因はひとまとめにして、ここではレンズロールオフと呼ばれる。
画像処理システム110は、画像データ109を格納する前に様々な画像処理操作を適用することによって画像データ109を向上させることができる。輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール114は、レンズロールオフ補正操作を実施することによってレンズロールオフを修正するために画像データ109を処理するように構成される。別の例として、ノイズ低減モジュール116は、ノイズ低減を実施することによって画像データ109の一部を調整してよい。
特定の一実施形態では、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール114は、レンズロールオフ操作を実施するためにレンズロールオフ値112を使用する。レンズロールオフ値112は、少なくとも部分的にオフセットされたレンズロールオフ効果にピクセルの輝度値を変更するためにピクセル値に適用され得るデフォルトの1組の補正係数を含んでよい。レンズロールオフ値112は、画像データ109の個々のピクセル、または画像データ109の複数のピクセルに対応してよい。たとえば、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール114は、画像データ109内の複数のピクセルを調整するために単一のレンズロールオフ値を使用してよい。レンズロールオフ値112は、画像データの各ピクセルの画像150の中心からの距離に基づいて決定されてよい。たとえば、画像150の上方角を表す第1のピクセルに対応するレンズロールオフ値の第1の補正係数は、画像150の中心を表す第2のピクセルに対応する第2のレンズロールオフ値の補正係数より大きいことがある。
輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール114は、レンズロールオフ補正操作を実施する前に、輝度情報111を使用してレンズロールオフ値112を修正してよい。修正されたレンズロールオフ値119を使用して画像データ109に対してレンズロールオフ補正操作を実施することによって、未修正のレンズロールオフ値(たとえばレンズロールオフ値112)を使用するレンズロールオフ補正操作を実施するよりも多くの画像データの詳細を保存することができる。たとえば、未修正のレンズロールオフ値は、画像の中心から対応するピクセルまでの距離が増加するにつれて増加する補正係数を有してよい。この場合、未修正のレンズロールオフ値を使用して、非常に明るいピクセルを含む画像データ109に対してレンズロールオフ補正操作を実施すると、画像データ109の過飽和が生じることがある。たとえば、明るい地平線を含む画像のピクセルを調整するために未修正のレンズロールオフ値(たとえばレンズロールオフ値112)を使用してレンズロールオフ補正操作を実施すると、地平線を表すピクセルの輝度が増加することがある。しかし、地平線を表すピクセルの輝度を増加させると、地平線の詳細が失われることがある。たとえば、地平線の一部である雲の色および暗さの変化が、雲のすべての輝度が最大輝度レベルに増加されるにつれて失われることがある。
過飽和を防ぐために、レンズロールオフ値112の補正係数を減少させてよい。レンズロールオフ値112を減少させることによって、レンズロールオフ補正操作は、飽和に近いピクセル輝度がほとんどまたは全く増加しない結果をもたらすことができる。たとえば、修正されたレンズロールオフ値119を用いたレンズロールオフ補正操作を実施すると、雲ピクセルを囲む領域が既に明るいと決定した後、雲を表すピクセルの輝度がほとんどまたは全く増加しない結果がもたらされ得る。この場合、雲を表すピクセルが、レンズロールオフによる減少した輝度を有し得る画像領域内にある場合でも、雲を表すピクセルの輝度は、最大光度レベルに増加されない。レンズロールオフ補正操作が、ピクセル輝度を最大輝度レベルに増加させる利得を適用するのを防ぐことによって、レンズロールオフによる画像データの劣化を、過飽和のせいで詳細を失うことなしに修正することができる。
特定の一実施形態では、輝度情報111は、複数の色成分のそれぞれに対応する輝度値を含み、レンズロールオフ値112は、色成分のそれぞれに対する値を含む。複数の色成分のそれぞれに対応する輝度値に基づいてレンズロールオフ値を修正することは、色成分のうちの1つに対応するレンズロールオフ値を修正することを含んでよい。特定の一実施形態では、画像データ109のピクセルの特定の色成分に対してレンズロールオフ操作を実施するために、特定のレンズロールオフ値が、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール114によって使用されてよい。たとえば、画像データ109に対してレンズロールオフ補正操作を実施することは、ピクセルの少なくとも1つの色成分の輝度値を増加させることを含んでよい。各色成分の輝度値に対してレンズロールオフ補正操作を実施することによって、レンズロールオフによる画像劣化を修正する際の精度向上を可能にすることができる。
図2を参照すると、輝度情報に基づいて修正されたレンズロールオフ値を使用して画像データに対してレンズロールオフ補正操作を実施する方法の例示的な一実施形態が開示されており、その全体が200と表されている。画像処理システム(たとえば図1の画像処理システム110)は、方法200によるレンズロールオフ補正操作を実施してよい。
画像処理システムは、212で、画像データを受け取り、輝度情報を計算してよい。輝度情報は、画像データのピクセルの輝度を示してよい。特定の一実施形態では、ピクセルの輝度情報は、ピクセルの位置の関数に基づいて表される。図2で輝度情報のグラフ210によって示されたように、「X」軸および「Y」軸は、画像の2次元面の座標に対応する。グラフの第3の軸は、ピクセルの位置(X,Y)のピクセルの輝度測定を表す。たとえば、画像データの輝度情報のグラフ210に示されたように、画像データのピクセルの輝度は一般に、「Y」値が増加するにつれて増加する(たとえば、画像の右側を表すピクセルは、画像の左側を表すピクセルより明るい)。
画像処理システムは、216で、レンズロールオフ値を決定してよい。特定の一実施形態では、レンズロールオフ値は、ピクセルの位置の関数に基づいて計算され、ピクセルに適用される利得値を表すことができる。図2でレンズロールオフ値のグラフ214によって示されたように、「X」軸および「Y」軸は、画像の2次元面の座標に対応する。第3の軸は、特定の位置(X,Y)のピクセルのレンズロールオフ値を表す。特定の一実施形態では、少なくとも1つのレンズロールオフ値は、レンズロールオフ補正関数から計算される。たとえば、レンズロールオフ値のグラフ214によれば、レンズロールオフ値は、画像の中心からの距離が増加するにつれて増加する。この場合、画像の外縁を表すピクセルは、対応する最も高いレンズロールオフ値を有する。
画像処理システムは、220で、輝度情報に基づいてレンズロールオフ値を修正してよい。輝度情報に基づくレンズロールオフ値の修正は、レンズロールオフ補正操作を実施するとピクセルの輝度値が輝度しきい値226を超えて増加するであろう場合は少なくとも1つのレンズロールオフ値を減少させることを含んでよい。たとえば、レンズロールオフ値のグラフ214からのレンズロールオフ値を使用してレンズロールオフ補正操作を実施すると、画像データの輝度情報は、輝度しきい値226を超えるであろう。あるいは、またはさらに、輝度情報に基づいてレンズロールオフ値を修正することは、1つまたは複数のレンズロールオフ値を増加させることを含んでよい。特定の一実施形態では、レンズロールオフ値を増加または減少させることは、レンズロールオフ補正関数に変更を導入することを含んでよい。たとえば、レンズロールオフ補正関数は、レンズロールオフ補正関数を表す方程式の項に係数を追加することよって変更することができる。
図2は、減少された修正済みレンズロールオフ値のグラフ218を含む。グラフ218に示されたように、画像の右側を表すピクセルに対応するレンズロールオフ値は、過飽和を防ぐために輝度情報に基づいて減少されている。たとえば、輝度しきい値226に近い画像の右側を表すピクセルの輝度情報の計算に応答して、画像処理システムは、レンズロールオフ補正操作の実施後にピクセルの輝度情報が輝度しきい値226を超えないようにするために、画像の右側を表すピクセルに対応するレンズロールオフ値を減少させてよい。しかし、グラフ218で画像の左側に適用するレンズロールオフ値は、未修正のレンズロールオフ値を使用したレンズロールオフ補正操作の実施により、左側を表すピクセルの輝度情報がしきい値を超えては増加しないであろうという理由から減少されていない。
画像処理システムは、224で、修正されたレンズロールオフ値を使用して、レンズロールオフ補正操作を実施してよい。特定の一実施形態では、レンズロールオフ補正操作の実施は、対応するピクセルに、修正されたレンズロールオフ値を適用することを含む。たとえば、修正されたデータの輝度情報のグラフ222に示されたように、画像の右側を表すピクセルの画像データの輝度は、画像の左側を表すピクセルの画像データの輝度より小さい割合だけ増加されている。
図3を参照すると、輝度情報ベースレンズロールオフ補正システムの例示的な一実施形態が示されており、その全体が300と表されている。輝度情報ベースレンズロールオフ補正システム300は、図1の画像キャプチャ処理システム100であってよい。特定の一実施形態では、図3に示されたように、輝度情報ベースレンズロールオフ補正システム300は、レンズ391と、センサ390と、画像プロセッサ368とを含む。画像プロセッサ368は、センサ390に結合され、センサ390は、レンズ391に結合されてよい。画像プロセッサ368は、メモリ308と、レンズロールオフ選択モジュール301と、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302と、利得制御モジュール304とを含んでよい。レンズロールオフ選択モジュール301は、初期レンズロールオフ値を決定し、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302は、輝度情報に基づいてレンズロールオフ値を修正し、利得制御モジュール304は、修正されたレンズロールオフ値が上限利得しきい値および下限利得しきい値を満たすことを検証した後、修正されたレンズロールオフ値を画像データに適用する。
センサ390は、レンズ391を介して受け取られた画像350をキャプチャし、画像350を画像データとして画像プロセッサ368に伝達するように構成される。特定の一実施形態では、画像データは、個々のピクセル値に加えて、画像350の輝度情報311を含む。あるいは、画像プロセッサ368は、輝度情報311を計算するように構成されてよい。示されたように、輝度情報311は、第1の輝度測定(B1)312および第2の輝度測定(B2)313など、グリッド314の各領域の輝度尺度を含んでよい。
特定の一実施形態では、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302は、第1の定義された領域と第2の定義された領域とを含む画像350の複数の領域を定義するように構成される。特定の一実施形態では、複数の領域は、実質的に等しいサイズの領域のグリッド314に対応する。図3に示された実施形態では、グリッド314は、16個の等しいサイズの正方形領域を含む。あるいは、グリッド314は、任意の数の領域を含んでよく、等しいサイズの領域は、長方形、ピラミッド形、または別の形であってよい。また他の実施形態では、領域は、それぞれ異なるサイズを有してよい。
示されたように、複数の領域(たとえば図3の16個の等しいサイズの正方形領域)は、個々の領域の輝度情報を決定する前に定義される。しかし、他の実施形態では、画像プロセッサ368は、画像データの少なくとも1つの領域を定義するように構成されてよい。特定の一実施形態では、複数の領域のうちの少なくとも1つの領域は、エッジ検出を使用して識別される。たとえば、実質的に類似の輝度レベルを有するピクセルを含む領域が識別されてよく、ただし、実質的に類似の輝度レベルは、領域外の輝度レベルとは所定量だけ異なる。
輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302は、輝度情報311に基づくレンズロールオフ補正操作で使用される少なくとも1つのレンズロールオフ値を修正するように構成されてよい。特定の一実施形態では、輝度情報311に基づいて少なくとも1つのレンズロールオフ値を修正することは、レンズロールオフ補正操作の実施によってピクセルの輝度値が輝度しきい値を超えて増加するであろう場合は少なくとも1つのレンズロールオフ値を減少させることを含む。特定の一実施形態では、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302は、画像350の第1の定義された領域の第1の輝度測定312に基づいて第1のレンズロールオフ値(LROV1)315を修正するように構成される。輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302は、画像350の第2の定義された領域の第2の輝度測定313に基づいて第2のレンズロールオフ値(LROV2)316を修正するように構成されてよい。
利得制御モジュール304は、利得しきい値に基づいて少なくとも1つのレンズロールオフ値を修正するように構成されてよい。たとえば、利得しきい値に基づいて少なくとも1つのレンズロールオフ値を修正することは、少なくとも1つのレンズロールオフ値が上限利得しきい値340を超える場合は少なくとも1つのレンズロールオフ値を減少させることを含む。あるいは、利得しきい値に基づいて少なくとも1つのレンズロールオフ値を修正することは、少なくとも1つのレンズロールオフ値が下限利得しきい値341を下回る場合はそのレンズロールオフ値を増加させることを含んでよい。
利得制御モジュール304は、修正されたレンズロールオフ値を使用してレンズロールオフ補正操作を実施するように構成されてよい。特定の一実施形態では、画像データに対してレンズロールオフ補正操作を実施することは、画像データのピクセルの輝度値を増加させることを含む。ピクセルの輝度値を増加させることは、ピクセルの輝度値に少なくとも1つの修正されたレンズロールオフ値を掛けることを含む。レンズロールオフ補正操作の間、増加されるピクセルの輝度値の量は、修正されたレンズロールオフ値に基づいてよい。たとえば、利得制御モジュール304は、第1の修正されたレンズロールオフ値(CV1)319に基づいて、第1の定義された領域の第1のピクセル値(P1)351を少なくとも部分的に調整するように構成されてよい。特定の一実施形態では、利得制御モジュール304は、第2の修正されたレンズロールオフ値(CV2)320に基づいて、第2の定義された領域の第2のピクセル値(P2)252を少なくとも部分的に調整するように構成される。あるいは、利得制御モジュール304は、修正されたレンズロールオフ値および他の情報の組合せに基づいてピクセル値を調整してよい。したがって、調整されたピクセル値は、修正されたレンズロールオフ値に少なくとも部分的に基づくが、追加の情報に基づいてもよい。
操作中、センサ390は、画像350を受け取り、画像350を、レンズロールオフ選択モジュール301によって受け取られ得る画像データに変換してもよい。画像データに基づいて、レンズロールオフ選択モジュール301は、照明条件など、レンズロールオフ特性を生成し、レンズロールオフ特性を使用して、複数のレンズロールオフ値シナリオテーブル(scenario table)307からレンズロールオフ値シナリオテーブル306を選択することができる。あるいは、レンズロールオフ値シナリオテーブル306は、ユーザによって直接選択されてもよい。たとえば、ユーザは、画像350がキャプチャされる前の時点に低照度条件が存在する場合は低照度レンズロールオフ値シナリオテーブルを選択するなどによって、画像350がキャプチャされる前の照明条件に基づいてレンズロールオフ値シナリオテーブル306を選択することができる。あるいは、レンズロールオフ選択モジュール301は、画像350がキャプチャされる前の時点でセンサ390が高照度条件が存在すると示す場合は、高照度レンズロールオフ値シナリオテーブルを選んでよい。他の実施形態では、画像350がキャプチャされた後、レンズロールオフ値シナリオテーブルの選択が実施される。選択されたレンズロールオフ値シナリオテーブル306および複数のレンズロールオフ値シナリオテーブ307は、メモリ308に格納することができる。
レンズロールオフ値シナリオテーブル306の選択後、レンズロールオフ選択モジュール301は、選択されたレンズロールオフ値シナリオテーブル306の値を使用して、画像データに適用される補正係数を決定することができる。特定の一実施形態では、画像データのピクセルに適用される補正係数は、画像350の中心に対するピクセルの位置に依存してよい。たとえば、ピクセルに適用された補正係数は、画像350の中心までのピクセルの距離が増加するにつれて増加することがある。特定の一実施形態では、レンズロールオフ選択モジュール301によって選択または計算された画像データのピクセル位置に対応する各補正係数によって、レンズロールオフ値がもたらされる。たとえば、第1のピクセルに適用された補正係数は、第1のレンズロールオフ値315をもたらすことができる。特定の一実施形態では、第2のピクセルに適用される補正係数の適用によって、第2のレンズロールオフ値316がもたらされる。レンズロールオフ選択モジュール301は、第1のレンズロールオフ値315および第2のレンズロールオフ値316をメモリ308内のレンズロールオフ値テーブル309に格納してよい。レンズロールオフ選択モジュール301は、選択されたレンズロールオフシナリオテーブル306から取得されたデータに基づいてレンズロールオフ値を生成または計算すると述べられるが、他の実施形態では、少なくとも1つのレンズロールオフ値は、レンズロールオフ補正シナリオテーブルから取り出されてよい(たとえば選択されたレンズロールオフシナリオテーブル306は、レンズロールオフ値315および316を含んでよい)。
画像データ、および第1のレンズロールオフ値315と第2のレンズロールオフ値316とを含むレンズロールオフ値は、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302に伝達されてよい。輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302は、レンズロールオフ値のテーブル309から、第1のレンズロールオフ値315および第2のレンズロールオフ値316を取り出してよい。あるいは、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302は、レンズロールオフ選択モジュール301から、第1のレンズロールオフ値315および第2のレンズロールオフ値316を受け取ってよい。
輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302は、画像350の複数の領域の輝度測定を含む輝度情報311を受け取ってよい。輝度情報311は、画像350の各領域の各ピクセルの輝度測定、または画像350の各領域の平均輝度測定を含んでよい。たとえば、輝度情報311は、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302の外部で計算されたホワイトバランス統計(white balance statistic)に対応してよい。あるいは、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302は、各領域の平均輝度測定を決定してもよい。領域の平均輝度は、領域内の各ピクセルの輝度測定の和を領域内のピクセル総数で割ることによって計算されてよい。たとえば、画像350の第1の領域は、第1のピクセルを含む250個のピクセルによって表すことができる。ピクセルの250個の輝度測定すべての和を250で割ることによって、第1の領域の平均輝度測定(たとえば第1の輝度測定312)がもたらされる。
輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302は、輝度情報311に基づいて、第1のレンズロールオフ値315および第2のレンズロールオフ値316を調整することができる。一実施形態では、第1のレンズロールオフ値315は、第1のピクセルのレンズロールオフを修正するために第1のピクセル値に適用される利得を表す値である。たとえば、第1のレンズロールオフ値315が1.35に等しい場合、第1のピクセルの輝度は、第1のピクセルのレンズロールオフを修正するために1.35の利得だけ増加させてよい。輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302は、第1の領域の平均輝度測定など、第1のピクセルを含む第1の領域の第1の輝度測定312に基づいて、第1のレンズロールオフ値315を調整してよい。
輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302は、第1のピクセル値に適用される利得を減少させることによって第1のレンズロールオフ値315を調整してよい。たとえば、第1の領域の平均輝度(たとえば第1の輝度測定312)が、第1の輝度しきい値を超える場合は、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302は、第1のレンズロールオフ値315を減少させてよい。輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302は、第1のレンズロールオフ値315の減少の結果を、第1の修正されたレンズロールオフ値319として格納してよい。第1の修正されたレンズロールオフ値319は、メモリ308における修正されたレンズロールオフ値のテーブル318に格納されてよい。たとえば、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302は、第1のレンズロールオフ値315(たとえば1.35)を1.01の調整値に減少させることができ、調整値1.01を第1の修正されたレンズロールオフ値319としてメモリ308内の修正されたレンズロールオフ値のテーブル318に格納することができる。
一実施形態では、第2のレンズロールオフ値316は、第2のピクセルのレンズロールオフを修正するために第2のピクセルに適用されてよい利得を表す値である。たとえば、第2のレンズロールオフ値316が1.13に等しい場合、第2のピクセルの輝度は、第2のピクセルのレンズロールオフを修正するために1.13の利得だけ増加させてよい。輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302は、第2のピクセルを含む第2の領域の第2の輝度測定313に基づいて第2のレンズロールオフ値316を調整してよい。
輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302は、第2のピクセルに適用される利得を増加させることによって第2のレンズロールオフ値316を調整してよい。たとえば、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302は、第2の領域の平均の輝度(たとえば第2の輝度測定313)が、第2の輝度しきい値を超える場合は、第2のレンズロールオフ値316を増加させてよい。輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302は、第2のレンズロールオフ値316の増加の結果を、第2の修正されたレンズロールオフ値320として格納してよい。第2の修正されたレンズロールオフ値320は、修正されたレンズロールオフ値のテーブル318に格納されてよい。たとえば、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302は、第2のレンズロールオフ値316(たとえば1.13)を、1.30の調整された値に増加してよく、調整された値1.30を第2の修正されたレンズロールオフ値320としてメモリ308内の修正されたレンズロールオフ値のテーブル318に格納することができる。
利得制御モジュール304は、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302から画像データを受け取り、修正されたレンズロールオフ値のテーブル318から、修正されたレンズロールオフ値を取り出してよい。利得制御モジュール304は、修正されたレンズロールオフ値のテーブル318に格納された第1の修正されたレンズロールオフ値319および第2の修正されたレンズロールオフ値320を調整してよい。たとえば、利得制御モジュール304は、値が上限利得しきい値340を超える場合は、修正されたレンズロールオフ値のテーブル318に格納された値を減少させる。たとえば、第1の修正されたレンズロールオフ値319が1.30に等しく、上限利得しきい値340が、1.175に等しい第1の利得しきい値である場合は、利得制御モジュール304は、第1の修正されたレンズロールオフ値319を1.175に減少させてよく、減少した値を修正されたレンズロールオフ値のテーブル318に任意選択で格納してよい。
特定の一実施形態では、利得制御モジュール304が、修正されたレンズロールオフ値のテーブル318の修正されたレンズロールオフ値が下限利得しきい値341を下回ることを検出した後、修正されたレンズロールオフ値のテーブル318に格納された値が、利得制御モジュール304によって増加される。たとえば、第2の修正されたレンズロールオフ値320が1.01に等しく、下限利得しきい値341が、1.05に等しい第2の利得しきい値である場合は、利得制御モジュール304は、第2の修正されたレンズロールオフ値320を1.05に増加させてよく、増加した値を、修正されたレンズロールオフ値のテーブル318に任意選択で格納することができる。
利得制御モジュール304は、画像データのピクセル輝度を調整するために、第1の修正されたレンズロールオフ値319および第2の修正されたレンズロールオフ値320など、修正されたレンズロールオフ値を適用してよい。特定の一実施形態では、利得制御モジュール304は、修正されたレンズロールオフ値のテーブル318内に第1の修正されたレンズロールオフ値319として格納された値によって、第1のピクセルの輝度351を増加させる。利得制御モジュール304は、第1のピクセルの輝度351に、第1の修正されたレンズロールオフ値319を掛けてよい。たとえば、第1のピクセルの輝度351が1.1に等しく、第1の修正されたレンズロールオフ値319が1.75に等しい場合は、利得制御モジュール304は、第1のピクセルの輝度351(たとえば1.1)に、第1の修正されたレンズロールオフ値319(たとえば1.75)を掛けて、1.925に等しい積がもたらされ得る。利得制御モジュール304は、第1のピクセルの輝度351を1.925に増加させてよい。
利得制御モジュール304は、第2の修正されたレンズロールオフ値320に基づいて第2のピクセルの輝度352を減少させてよい。たとえば、第2のピクセル値の輝度352が1.4に等しく、第2の修正されたレンズロールオフ値320が0.80に等しい場合は、第2のピクセルの輝度352(たとえば1.4)に、第2の修正されたレンズロールオフ値320(たとえば0.80)を掛けることによって、1.12に等しい積がもたらされる。利得制御モジュール304は、第2のピクセルの輝度352を1.12に減少させてよい。利得制御モジュール304は、調整された画像データをさらなる処理のために、図1の画像処理システム130のノイズ低減モジュール116など他のモジュールに送信してよい。
レンズロールオフ補正操作中に使用されるレンズロールオフ値(たとえば第1のレンズロールオフ値315および第2のレンズロールオフ316)を修正することによって、画像150内、特に画像150の明るいまたは低照度領域において詳細を保存することができる。たとえば、ピクチャの上縁に明るい地平線を含む風景画の画像用にレンズロールオフ選択モジュール301によって生成されたレンズロールオフ値は、非常に明るいピクセルの輝度を増加させてよい。一実施形態では、地平線を表すピクセルの輝度を増加させると、地平線の詳細が失われることがある。たとえば、地平線の一部である雲の色および暗さの変化が、雲のすべての輝度が増加されるにつれて区別できなくなることがある。雲ピクセルの輝度を増加させるのでなく、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302は、雲ピクセルを囲む領域が既に明るいと決定した後、雲を表すピクセルの輝度を減少させることができる。雲を表すピクセルが、レンズロールオフによる減少した輝度を有し得る画像の領域内にある場合でも、雲ピクセルの輝度を減少させてよい。したがって、図3の輝度情報ベースレンズロールオフ補正システム300は、画像の詳細を保存することができる。
図4を参照すると、一般的な図が、輝度情報に基づくレンズロールオフ値の修正を示しており、その全体が300と表されている。輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール(たとえば図2の輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302)は、レンズロールオフ値のテーブル401に格納されたレンズロールオフ値を修正することができ、修正されたレンズロールオフ値を、修正されたレンズロールオフのテーブル402に格納してよい。
たとえば図4で、第1のレンズロールオフ値403は、1.2500に等しい。第1のレンズロールオフ値403の補正は、輝度情報に基づいて第1のレンズロールオフ値403を減少させることを含んでよい。たとえば、第1の領域の平均輝度が第1の輝度しきい値を超える場合は、図3の輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302は、第1のレンズロールオフ値403を減少させてよい。減少したレンズロールオフ値は、第1の修正されたレンズロールオフ値404として格納されてよい。特定の一実施形態では、第1の修正されたレンズロールオフ値404は、修正されたレンズロールオフ値のテーブル402に格納されてよい。たとえば、図3の輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302は、1.2500に等しい第1のレンズロールオフ値315を1.0103に減少させ、値1.0103を第1の修正されたレンズロールオフ値319として、修正されたレンズロールオフ値のテーブル318に格納することができる。
別の例として、図4では、第2のレンズロールオフ値405は、1.1300に等しい。第2のレンズロールオフ値405を修正することは、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302が、第2のピクセルに適用する第2のレンズロールオフ値405を増加させることを含んでよい。たとえば、図3の輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302は、第2の領域の平均輝度が第2の輝度しきい値未満である場合は、第2のレンズロールオフ値405を増加させてよい。増加したレンズロールオフ値は、第2の修正されたレンズロールオフ値406として格納されてよい。たとえば、第2の修正されたレンズロールオフ値306は、修正されたレンズロールオフ値のテーブル402に格納されてよい。たとえば、図3の輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302は、1.2500に等しい第2のレンズロールオフ値316を1.0103に減少させ、値1.0103を第2の修正されたレンズロールオフ値320として、修正されたレンズロールオフ値のテーブル318に格納することができる。
図4の特定の実装形態に示されたように、レンズロールオフ値は、グリッド314の各領域の中心など、代表的なピクセル位置に提供されてよく、各ピクセルのレンズロールオフ値は、提供される値の双3次または双1次補間によって計算されてよい。しかし、他の実施形態では、レンズロールオフ値操作は、そうではなく、各ピクセル位置で補正関数の値を計算するなどによって、ピクセルごとに実装することができる。
図5は、画像データに対して輝度情報ベースのレンズロールオフ補正を実施する方法500の第1の例示的な実施形態のフローチャートである。特定の一実施形態では、方法500は、図1〜図3のシステムのいずれか、またはその任意の組合せによって実施される。502で、画像データが受け取られる。たとえば、図3の画像プロセッサ368は、センサ390から画像データを受け取る。504で、画像データの輝度情報が計算される。たとえば、図3の画像プロセッサ368は、画像データの輝度情報311を計算してよい。506で、レンズロールオフ補正操作で使用される少なくとも1つのレンズロールオフ値が、輝度情報に基づいて修正される。たとえば、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302は、輝度情報311の第1の輝度測定312に基づいて第1のレンズロールオフ値315を修正する。508で、修正された少なくとも1つのレンズロールオフ値を使用して、画像データに対してレンズロールオフ補正操作が実施される。たとえば、利得制御モジュール304は、修正された少なくとも1つのレンズロールオフ値(たとえば修正されたレンズロールオフ値319)を使用して、画像データ(たとえばピクセル値351)に対してレンズロールオフ補正操作を実施する。
輝度情報に基づいて修正された値を使用して画像データに対してレンズロールオフ補正操作を実施することによって、画像データ内で、特に画像データの明るいまたは低照度領域の詳細を保存しまたは向上させることができる。たとえば、過飽和を防ぐために、明るい領域は、輝度しきい値を超えないようにし、暗い領域は向上させることができる。
図6は、輝度情報に基づいて修正された値を使用して画像データに対してレンズロールオフ補正操作を実施するデバイス600の特定の実施形態のブロック図である。デバイス600は、レンズ668に結合されており、また携帯型マルチメディアデバイス670のアプリケーションプロセッサチップセットにも結合されている画像センサデバイス620を含む。画像センサデバイス620は、図1〜図3のモジュールまたはシステムのうちの1つまたは複数を実装することができ、図5の諸実施形態または方法のいずれか、またはその任意の組合せに従って動作できる輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール664を含む。
輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール664は、画像アレイ650の出力を受け取るように構成されたアナログデジタル(A/D)コンバータ626を介してなど、画像アレイ650から画像データを受け取るように構成される。輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール664は、画像アレイ650を用いた輝度情報ベースレンズロールオフ補正機能性を可能にするために、画像アレイ650でキャプチャされた画像から得られた輝度測定に基づいてレンズロールオフ値を修正してよい。さらに、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール664は、結果として生じる画像を、より低い解像度の移送および格納機構と互換性をもつように圧縮することができる。たとえば、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール664は、図3のレンズロールオフ選択モジュール301と、図3の輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール302と、図3の利得制御モジュール304とを含んでよい。
画像センサデバイス620は、プロセッサ610をも含んでよい。特定の一実施形態では、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール664は、プロセッサ610によって実行される。たとえば、プロセッサ610は、プロセッサ読取り可能媒体から命令を読み出し、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール664の機能を実装するために命令を実行するように構成されてよい。別の実施形態では、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール664は、画像処理回路として実装される。
プロセッサ610は、図1のモジュール114、116および118によって実施される操作のうちの1つまたは複数など、追加の画像処理操作を実施するように構成することもできる。プロセッサ610は、さらなる処理、送信、格納、表示またはその任意の組合せのために、処理された画像データを携帯型マルチメディアデバイスのアプリケーションプロセッサチップセット670に提供してよい。
画像アレイ650からの画像データは、画像アレイ650のハードウェアへの変更なしにレンズロールオフ補正操作を実施するために、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール664に送信されてよい。したがって、輝度情報に基づくレンズロールオフ補正は、画像データに対して実施されてよく、既存の画像アレイハードウェアを用いて実装されてよい。
図7は、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール764を有するワイヤレス通信デバイス700の一実施形態のブロック図である。ワイヤレス通信デバイス700は、メモリ732に結合されたデジタル信号プロセッサ(DSP)などのプロセッサ710を含む携帯型ワイヤレス電子デバイスとして実装されてよい。例示的な一実施例では、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール764は、図1〜図3および図6のモジュールもしくはシステムのうちの1つまたは複数を含み、あるいは図5の諸実施形態もしくは方法、またはその組合せに従って動作する。輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール764は、プロセッサ710に組み込まれてもよいし、別個のデバイスであってもよい。
一実施形態では、ワイヤレス通信デバイス700は、プロセッサ710に結合されており、またビデオカメラやスチルカメラの770など、カメラにも結合されているカメラインターフェース768を含む。ディスプレイコントローラ726は、プロセッサ710および表示デバイス728に結合される。コーダ/デコーダ(CODEC)734もまた、プロセッサ710に結合されてよい。スピーカ736およびマイクロホン738は、CODEC 734に結合されてよい。ワイヤレスインターフェース740は、プロセッサ710およびワイヤレスアンテナ742に結合されてよい。
特定の一実施形態では、プロセッサ710は、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール764を含み、カメラ770によってキャプチャされた画像データを受け取って、画像データの輝度情報をキャプチャし、レンズロールオフ補正操作で使用される少なくとも1つのレンズロールオフ値を輝度情報に基づいて修正し、カメラ770を用いた修正されたレンズロールオフ値機能性を使用して、画像データに対してレンズロールオフ補正操作を実施するように適応される。さらに、輝度情報ベースレンズロールオフ補正モジュール764は、結果として生じる処理された画像を、より低い解像度の移送および格納機構と互換性をもつように圧縮することができる。
プロセッサ710は、様々なソースから受け取られてよい輝度情報画像データに基づいてレンズロールオフ補正を生成し圧縮するようにも適応されてよい。たとえば、限定的ではなく、例示的な例としては、画像データは、カメラ770からのビデオデータまたは静止画像、ワイヤレスインターフェース740を介して受信されたワイヤレス送信から、あるいはユニバーサルシリアルバス(USB)インターフェース(図示せず)を介して結合された外部デバイスなど、他のソースからの画像データを含むことができる。
特定の一実施形態では、プロセッサ710は、画像のピクセル値に追加された調整された利得値を用いて画像データを生成し、ディスプレイデバイス728に表示する調整された画像データを提供するように構成される。さらに、プロセッサ710は、メモリ732に画像データを格納し、またはワイヤレスインターフェース740を介して通信される画像データを提供するようにさらに構成されてよい。
ディスプレイコントローラ726は、処理された画像データを受け取り、処理された画像データをディスプレイデバイス728に提供するように構成される。さらに、メモリ732は、処理された画像データを受け取り格納するように構成されてよく、ワイヤレスインターフェース740は、アンテナ742を介して送信するための処理された画像データを受け取るように構成されてよい。
特定の一実施形態では、信号プロセッサ710、ディスプレイコントローラ726、メモリ732、CODEC 734、ワイヤレスインターフェース740およびカメラインターフェース768は、システムインパッケージまたはシステムオンチップデバイス722に含まれる。特定の一実施形態では、入力デバイス730および電源744は、システムオンチップデバイス722に結合される。さらに、特定の一実施形態では、図6に示されたように、ディスプレイデバイス728、入力デバイス730、スピーカ736、マイクロホン738、ワイヤレスアンテナ742、ビデオカメラ770および電源744は、システムオンチップデバイス722の外部にある。しかし、ディスプレイデバイス728、入力デバイス730、スピーカ736、マイクロホン738、ワイヤレスアンテナ742、ビデオカメラ770および電源744はそれぞれ、インターフェースやコントローラなど、システムオンチップデバイス722のコンポーネントに結合されてよい。
本明細書の開示された諸実施形態に関連して述べられた様々な例示的な論理ブロック、構成、モジュール、回路およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、プロセッサ上で実行されるコンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装されてよいことが当業者にはさらに理解されよう。様々な例示的なコンポーネント、ブロック、構成、モジュール、回路およびステップは、上記では概してその機能性に関して述べられている。こうした機能性がハードウェアとして実装されるか、それともソフトウェアとして実装されるかは、システム全体に課された特定のアプリケーションおよび設計の制約に依存する。当業者は、それぞれの特定の応用例について、述べられた機能性を様々なやり方で実装することができるが、こうした実装上の決定は、本開示の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈すべきではない。
本明細書に開示された諸実施形態に関連して述べられた方法またはアルゴリズムの諸ステップは、ハードウェアで直接に、プロセッサによって実行される命令を含むソフトウェアで、またはその2つの組合せで具体化されてよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、取外し可能ディスク、コンパクトディスク読取り専用メモリ(CD−ROM)、または当技術分野で知られている他の任意の形の記憶媒体に常駐してよい。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み出し、そこに情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。別法では、記憶媒体は、プロセッサと一体化されてよい。プロセッサおよび記憶媒体は、特定用途向け集積回路(ASIC)に常駐してよい。ASICは、コンピューティングデバイスに常駐することも、ユーザ端末に常駐することもある。別法では、プロセッサおよび記憶媒体は、コンピューティングデバイスまたはユーザ端末内の個別コンポーネントとして常駐してよい。
開示された諸実施形態についての上記説明は、当業者が開示された諸実施形態を作成しまたは使用することを可能にするために提供されている。これらの実施形態への様々な修正が当業者には容易に明らかになり、本明細書に定義された原理は、本開示の範囲から逸脱せずに他の実施形態に適用することができる。したがって、本開示は、本明細書に示された諸実施形態に限定されることを意図されてはおらず、添付の特許請求の範囲で定義された原理および新規な特徴に一致する可能な最も広い範囲が与えられるものである。
以下に本件出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 画像データを受け取ることと、前記画像データの輝度情報を計算することと、レンズロールオフ補正操作で使用される少なくとも1つのレンズロールオフ値を前記輝度情報に基づいて修正することと、前記少なくとも1つの修正されたレンズロールオフ値を使用して前記画像データに対して前記レンズロールオフ補正操作を実施することと、を備える方法。
[2] 前記輝度情報に基づいて前記少なくとも1つのレンズロールオフ値を修正することが、前記レンズロールオフ補正操作の実施によってピクセルの輝度値が輝度しきい値を超えて増加するであろう場合は前記少なくとも1つのレンズロールオフ値を減少させることを含む、[1]に記載の方法。
[3] 前記画像データに対して前記レンズロールオフ補正操作を実施することが、前記画像データのピクセルの輝度値を増加させることを含む。[1]に記載の方法。
[4] 利得しきい値に基づいて前記少なくとも1つのレンズロールオフ値を修正することをさらに備える、[1]に記載の方法。
[5] 前記利得しきい値に基づいて前記少なくとも1つのレンズロールオフ値を修正することが、前記少なくとも1つのレンズロールオフ値が上限利得しきい値を超える場合は前記少なくとも1つのレンズロールオフ値を減少させることを含む、[4]に記載の方法。
[6] 前記利得しきい値に基づいて前記少なくとも1つのレンズロールオフ値を修正することが、前記少なくとも1つのレンズロールオフ値が下限利得しきい値を下回る場合は前記レンズロールオフ値を増加させることを含む、[4]に記載の方法。
[7] 前記ピクセルの前記輝度値を増加させることが、前記ピクセルの前記輝度値に前記少なくとも1つの修正されたレンズロールオフ値を掛けることを含む、[3]に記載の方法。
[8] 前記少なくとも1つのレンズロールオフ値がレンズロールオフ補正関数から計算される、[1]に記載の方法。
[9] 前記少なくとも1つのレンズロールオフ値を修正することが、前記レンズロールオフ補正関数を変更することを含む、[8]に記載の方法。
[10] 前記画像データの複数の領域を定義することをさらに備える、[1]に記載の方法。
[11] 少なくとも1つの領域がエッジ検出を使用して識別される、[10]に記載の方法。
[12] 前記少なくとも1つの領域をエッジ検出を使用して識別することが、実質的に類似の輝度レベルを有するピクセルを含む領域を識別することを含み、前記実質的に類似の輝度レベルが、前記識別された領域外の輝度レベルとは所定量だけ異なる、[11]に記載の方法。
[13] 画像データを受け取り、前記画像データの輝度情報を計算し、レンズロールオフ補正操作で使用される少なくとも1つのレンズロールオフ補正値を前記輝度情報に基づいて修正し、前記少なくとも1つの修正されたレンズロールオフ値を使用して前記レンズロールオフ補正操作を実施するように構成された画像プロセッサを備える装置。
[14] 前記輝度情報に基づいて前記少なくとも1つのレンズロールオフ値を修正することが、前記レンズロールオフ補正操作の実施によってピクセルの輝度値が輝度しきい値を超えて増加するであろう場合は前記少なくとも1つのレンズロールオフ値を減少させることを含む、[13]に記載の装置。
[15] 前記輝度情報が、複数の色成分のそれぞれに対応する輝度値を備える、[13]に記載の装置。
[16] 前記画像データに対して前記レンズロールオフ補正操作を実施することが、前記ピクセルの少なくとも1つの色成分の輝度値を増加させることを含む、[13]に記載の装置。
[17] 前記画像プロセッサが、領域の平均輝度測定を決定するようにさらに構成される、[13]に記載の装置。
[18] 前記輝度情報に基づいて前記少なくとも1つのレンズロールオフ値を修正することが、前記領域の前記平均輝度測定に基づいて前記少なくとも1つのレンズロールオフ値を修正することを含む、[17]に記載の装置。
[19] 前記画像プロセッサが、前記画像データの少なくとも1つの領域を定義するようにさらに構成される、[13]に記載の装置。
[20] 前記画像プロセッサが、前記画像データの複数の領域を定義するようにさらに構成され、前記複数の領域が、実質的に等しいサイズの領域のグリッドを形成する、[13]に記載の装置。
[21] 前記少なくとも1つのレンズロールオフ値がレンズロールオフ補正シナリオテーブルから取り出され、前記レンズロールオフ補正シナリオテーブルが、前記画像データに関連する照明条件に基づいて選択される、[13]に記載の装置。
[22] 前記修正されたレンズロールオフ値が、修正されたレンズロールオフ値のテーブルに格納される、[12]に記載の装置。
[23] 画像データを受け取るための手段と、前記画像データの輝度情報を計算するための手段と、レンズロールオフ補正操作で使用される少なくとも1つのレンズロールオフ値を前記輝度情報に基づいて修正するための手段と、前記少なくとも1つの修正されたレンズロールオフ値を使用して前記レンズロールオフ補正操作を実施するための手段と
を備える装置。
[24] 利得しきい値に基づいて前記少なくとも1つのレンズロールオフ値を修正するための手段をさらに備える、[23]に記載の装置。
[25] 前記利得しきい値に基づいて前記少なくとも1つのレンズロールオフ値を修正するための前記手段が、前記少なくとも1つのレンズロールオフ値が上限利得しきい値を超える場合は前記少なくとも1つのレンズロールオフ値を減少させるための手段を含む、[24]に記載の装置。
[26] 前記利得しきい値に基づいて前記少なくとも1つのレンズロールオフ値を修正するための前記手段が、前記レンズロールオフ値が下限利得しきい値を下回る場合は前記少なくとも1つのレンズロールオフ値を増加させるための手段を含む、[24]に記載の装置。
[27] 画像データを受け取るためのコードと、前記画像データの輝度情報を計算するためのコードと、レンズロールオフ補正操作で使用される少なくとも1つのレンズロールオフ値を前記輝度情報に基づいて修正するためのコードと、前記修正されたレンズロールオフ値を使用して前記レンズロールオフ補正操作を実施するためのコードと
を備えるコンピュータ実行可能コードを格納するコンピュータ読取り可能媒体。
[28] 前記輝度情報に基づいて前記少なくとも1つのレンズロールオフ値を修正するための前記コードが、前記レンズロールオフ補正操作の実施によってピクセルの輝度値が輝度しきい値を超えて増加するであろう場合は前記少なくとも1つのレンズロールオフ値を減少させるためのコードを含む、[27]に記載のコンピュータ読取り可能媒体。
[29] 前記輝度情報が、複数の色成分のそれぞれに対応する輝度値を備える、[27]に記載のコンピュータ読取り可能媒体。
[30] 前記画像データに対して前記レンズロールオフ補正操作を実施するための前記コードが、前記ピクセルの少なくとも1つの色成分の輝度値を増加させるためのコードを含む、[27]に記載のコンピュータ読取り可能媒体。

Claims (27)

  1. 画像センサとレンズとを有する電子装置における方法であって、
    前記画像センサから画像データを受け取ることと、
    前記レンズに関するレンズロールオフ値を取得すること、
    前記画像データの輝度情報を計算することと、
    レンズロールオフ補正操作の実施によってピクセルの輝度値が輝度しきい値を超えて増加するであろう場合は少なくとも1つの前記レンズロールオフ値を減少させることによって前記レンズロールオフ補正操作で使用される少なくとも1つの前記レンズロールオフ値を前記輝度情報に基づいて修正することと、
    少なくとも1つの修正されたレンズロールオフ値を使用して前記画像データに対して前記レンズロールオフ補正操作を実施することと
    を備える方法。
  2. 前記画像データに対して前記レンズロールオフ補正操作を実施することが、前記画像データのピクセルの輝度値を増加させることを含む請求項1に記載の方法。
  3. 利得しきい値に基づいて前記少なくとも1つのレンズロールオフ値を修正することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記利得しきい値に基づいて前記少なくとも1つのレンズロールオフ値を修正することが、前記少なくとも1つのレンズロールオフ値が上限利得しきい値を超える場合は前記少なくとも1つのレンズロールオフ値を減少させることを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記利得しきい値に基づいて前記少なくとも1つのレンズロールオフ値を修正することが、前記少なくとも1つのレンズロールオフ値が下限利得しきい値を下回る場合は前記レンズロールオフ値を増加させることを含む、請求項3に記載の方法。
  6. 前記ピクセルの前記輝度値を増加させることが、前記ピクセルの前記輝度値に前記少なくとも1つの修正されたレンズロールオフ値を掛けることを含む、請求項2に記載の方法。
  7. 前記少なくとも1つのレンズロールオフ値がレンズロールオフ補正関数から計算される、請求項1に記載の方法。
  8. 前記少なくとも1つのレンズロールオフ値を修正することが、前記レンズロールオフ補正関数を変更することを含む、請求項に記載の方法。
  9. 前記画像データの複数の領域を定義することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  10. 少なくとも1つの領域がエッジ検出を使用して識別される、請求項9に記載の方法。
  11. 前記少なくとも1つの領域をエッジ検出を使用して識別することが、実質的に類似の輝度レベルを有するピクセルを含む領域を識別することを含み、前記実質的に類似の輝度レベルが、前記識別された領域外の輝度レベルとは所定量だけ異なる、請求項10に記載の方法。
  12. 画像センサと、
    レンズと、
    前記画像センサから画像データを受け取り、
    前記レンズに関するレンズロールオフ値を取得し、
    前記画像データの輝度情報を計算し、
    レンズロールオフ補正操作の実施によってピクセルの輝度値が輝度しきい値を超えて増加するであろう場合は少なくとも1つの前記レンズロールオフ値を減少させることによって前記レンズロールオフ補正操作で使用される少なくとも1つの前記レンズロールオフ値を前記輝度情報に基づいて修正し、
    少なくとも1つの修正されたレンズロールオフ値を使用して前記レンズロールオフ補正操作を実施する
    ように構成された画像プロセッサ
    を備える装置。
  13. 前記輝度情報が、複数の色成分のそれぞれに対応する輝度値を備える、請求項12に記載の装置。
  14. 前記画像データに対して前記レンズロールオフ補正操作を実施することが、前記ピクセルの少なくとも1つの色成分の輝度値を増加させることを含む、請求項12に記載の装置。
  15. 前記画像プロセッサが、領域の平均輝度測定を決定するようにさらに構成される、請求項12に記載の装置。
  16. 前記輝度情報に基づいて少なくとも1つの前記レンズロールオフ値を修正することが、前記領域の前記平均輝度測定に基づいて少なくとも1つの前記レンズロールオフ値を修正することを含む、請求項15に記載の装置。
  17. 前記画像プロセッサが、前記画像データの少なくとも1つの領域を定義するようにさらに構成される、請求項12に記載の装置。
  18. 前記画像プロセッサが、前記画像データの複数の領域を定義するようにさらに構成され、前記複数の領域が、実質的に等しいサイズの領域のグリッドを形成する、請求項12に記載の装置。
  19. 少なくとも1つの前記レンズロールオフ値がレンズロールオフ補正シナリオテーブルから取り出され、前記レンズロールオフ補正シナリオテーブルが、前記画像データに関連する照明条件に基づいて選択される、請求項12に記載の装置。
  20. 前記修正されたレンズロールオフ値が、修正されたレンズロールオフ値のテーブルに格納される、請求項12に記載の装置。
  21. 画像センサと、
    レンズと、
    前記画像センサから画像データを受け取るための手段と、
    前記レンズに関するレンズロールオフ値を取得するための手段と、
    前記画像データの輝度情報を計算するための手段と、
    レンズロールオフ補正操作の実施によってピクセルの輝度値が輝度しきい値を超えて増加するであろう場合は少なくとも1つの前記レンズロールオフ値を減少させることによって前記レンズロールオフ補正操作で使用される少なくとも1つの前記レンズロールオフ値を前記輝度情報に基づいて修正するための手段と、
    少なくとも1つの修正されたレンズロールオフ値を使用して前記レンズロールオフ補正操作を実施するための手段と
    を備える装置。
  22. 利得しきい値に基づいて少なくとも1つの前記レンズロールオフ値を修正するための手段をさらに備える、請求項21に記載の装置。
  23. 前記利得しきい値に基づいて少なくとも1つの前記レンズロールオフ値を修正するための前記手段が、少なくとも1つの前記レンズロールオフ値が上限利得しきい値を超える場合は少なくとも1つの前記レンズロールオフ値を減少させるための手段を含む、請求項22に記載の装置。
  24. 前記利得しきい値に基づいて少なくとも1つの前記レンズロールオフ値を修正するための前記手段が、前記レンズロールオフ値が下限利得しきい値を下回る場合は少なくとも1つの前記レンズロールオフ値を増加させるための手段を含む、請求項22に記載の装置。
  25. 画像センサから画像データを受け取るためのコードと、
    ンズに関するレンズロールオフ値を取得するためのコードと、
    前記画像データの輝度情報を計算するためのコードと、
    レンズロールオフ補正操作の実施によってピクセルの輝度値が輝度しきい値を超えて増加するであろう場合は少なくとも1つの前記レンズロールオフ値を減少させることによって前記レンズロールオフ補正操作で使用される少なくとも1つの前記レンズロールオフ値を前記輝度情報に基づいて修正するためのコードと、
    修正されたレンズロールオフ値を使用して前記レンズロールオフ補正操作を実施するためのコードと
    を備えるコンピュータ実行可能コードを格納するコンピュータ読取り可能記憶媒体。
  26. 前記輝度情報が、複数の色成分のそれぞれに対応する輝度値を備える、請求項25に記載のコンピュータ読取り可能記憶媒体。
  27. 前記画像データに対して前記レンズロールオフ補正操作を実施するための前記コードが、前記ピクセルの少なくとも1つの色成分の輝度値を増加させるためのコードを含む、請求項25に記載のコンピュータ読取り可能記憶媒体。
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