JP5619241B1 - タバコの吸い殻を押し具及びそれを備えるタバコの吸い殻入れ - Google Patents

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Abstract

【課題】タバコの吸い殻が燃えるのを手軽に消火することができる、あるいは、吸い殻入れのポットの容積を有効利用できるタバコの吸い殻入れなどを提供する。【解決手段】吸い殻入れのポット3内の堆積吸い殻17が、あまり高くならないうち、また火が付いていないときは、押盤5は通常位置に係止されている(図4(a))。この状態では、喫煙者の落とす吸い殻9は、押盤5を通過して下へ落ち、吸い殻入れのポット3の底の上にたまる。ポット内の吸い殻の火を消したいとき、あるいは、堆積吸い殻17の山の高さを均す・低くしたいときには、押棒6を手等で下に押し、押盤5を堆積吸い殻17の上に押し付ける(図4(b))。【選択図】図4

Description

本発明は、タバコの吸い殻入れの中に堆積した吸い殻(堆積吸い殻)を押し均す、あるいは押しつぶす器具(吸い殻押し具)、及び、それを備える吸い殻入れに関する。
多くの人が利用するタバコの吸い殻入れとしては、バケツ状の容器(ポット)の底に水を溜めたものが用いられる。このポットの上の口には、間を開けて多数の棒を並べたスノコが置かれ、喫煙者はこのスノコでタバコの灰を落としたり、火をもみ消したりする。吸い終ったタバコは、スノコのスキマから、ポットの中へ落とす。
このような吸い殻入れには、以下のような問題を伴うものが多い。
A)吸い殻がポットの底に堆積して山のようになると、その山の上の部分の吸い殻には水が行き渡らず、タバコの火が消えないで、吸い殻入れからもうもうと煙がたつことがある。
B)ポット底に、ポット中央部が盛り上がるように吸い殻が堆積するため、ポット内の容積に対して、収容しうる吸い殻の体積が少なくなる。そのため、頻繁に吸い殻回収・ポット清掃を行わなければならない。
C)吸い殻をたくさん捨てても火が消えるように、吸い殻入れの中に多量の水を入れることも考えられるが、その場合、水の補給・回収・固形物との分離・廃棄の手間が、水の量に比例して増える。
このような問題の解決を図るために、吸い殻入れを改良する提案はいくつかなされている(下記特許文献参照)。それらは、燃えている吸い殻を、空気の遮断可能な閉所に収容して火を消すという基本原理に基づくものが多い。
特開2000−125838号公報 特開平10−113161号公報
本発明は、タバコの吸い殻が燃えるのを手軽に消火することができる、あるいは、吸い殻入れのポットの容積を有効利用できるタバコの吸い殻を押し具及びそれを備えるタバコの吸い殻入れを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための、本発明のタバコの吸い殻押し具は、 タバコの吸い殻入れの中に堆積した吸い殻(堆積吸い殻)を押し均す(あるいは押しつぶす)器具であって、 前記吸い殻入れ内を上下するとともに、前記堆積吸い殻に押し当てられる押盤と、 該押盤から立ち上がる押棒と、を備え、 前記押盤は、その上に落下する吸い殻は下方へ通過可能な構造であり、 さらに、前記押盤を前記吸い殻入れ内のある位置(通常位置)で係止可能とする係止手段を備えることを特徴とする。
吸い殻入れ内(ポット内)の堆積吸い殻が、あまり高くならないうち、また火が付いていないときは、押盤は通常位置に係止されている。この状態では、喫煙者の落とす吸い殻は、押盤を通過して下へ落ち、吸い殻入れ(ポット)の底の上にたまる。ポット内の吸い殻の火を消したいとき、あるいは、堆積吸い殻の山の高さを均す・低くしたいときには、押棒を手等で下に押し、押盤を堆積吸い殻の上に押し付ける。
上記押盤の通常位置(通常使用位置ともいう)は、普通は吸い殻入れ(ポット)の中の比較的高い位置であり、その位置から下方を吸い殻収容スペースとすることができる。この通常位置は、厳密に一定の位置でなくてよい。押盤がバネなどの付勢力で支えられいる状態のように、ある程度上下に変動してもよい。さらに、摩擦係止手段で、使用者が自分の選択する任意の位置に押盤を止めるようにしてもよい。
「押盤上に落下する吸い殻は下方へ通過可能」とは、同時に1〜数本の吸い殻が落ちるような状況では、吸い殻は押盤を通過できるという意味である。この押盤は、堆積吸い殻に押し当てられると、堆積吸い殻を十分に押し均し・潰しできるものである。例えば、最も簡単なのは、適当な間隔の簾状のもの、あるいは、網状のものである。
上記吸い殻押し具においては、前記押盤が開閉可能な簾状であることが好ましい。
上記吸い殻押し具においては、押盤が開閉可能な簾状であることが好ましい。押盤が通常位置では簾の間が開き、押盤が堆積吸い殻に押し当てられると間が閉じる。このように吸い殻の通過性と堆積吸い殻の押し均し・潰しを併有する押盤として好ましいのは、回動簾板式のものである。この回動簾板は、通常位置では垂れ下がって間が開き、堆積吸い殻に押し当てられると回動して間が閉じる。この状態の押盤で、堆積吸い殻を下に押し付けることにより、火の付いた吸い殻を水に浸して火を消すことができる。あるいは、堆積吸い殻の堆積を圧縮して、吸い殻入れの収容できる吸い殻の量を増やすことができる。
押盤の押し下げは、喫煙者が自分の捨てたタバコの火を確実に消すために、喫煙後に各自が行うこともできる。なお、押盤の回動簾板が閉じたときに、ある程度空気の遮断を行う機能を持たせれば、空気遮断による消火もありうる。
本発明によれば、タバコの吸い殻の山(堆積吸い殻)が燃えるのを手軽に消火することができる、あるいは、吸い殻入れのポットの容積を有効利用できるなどの利点を有するタバコの吸い殻を押し具及びそれを備えるタバコの吸い殻入れを提供できる。これにより、喫煙所の環境改善や、吸い殻入れの吸い殻回収・清掃の手間を省略に、多大な貢献をもたらすことができる。
以下、本発明のタバコの吸い殻を押し具及び吸い殻入れの幾つかの実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、言うまでもない当然のことながら、以下に説明する吸い殻入れ・押具等は単なる例示にすぎず、ハンドル・位置決め機構・バネ等は図示のものに限定されるものではない。本発明は、吸い殻入れにたまった吸い殻を、板状のもの(押盤)で押し潰すことで火を消す技術全体をその権利請求対象とするものである。
第1の実施形態の吸い殻入れを示す平面図(a)、及び、側面断面図(b)である。 図1の吸い殻入れの、分解斜視図である。 図1・2の吸い殻入れの押盤の拡大斜視図である。 図1・2の吸い殻入れの使用時の様子を示す側面断面図である。 図3の押盤における、回動簾板の回動機構・回動方向規制機構を説明する図である。 押棒・ハンドルが押盤の左右両側にある変形例の側面断面図である。 押盤を上方に付勢する付勢手段を備える変形例の側面断面図である。 足踏み駆動式の変形例の側面断面図(a)、斜視図(b)である。 押盤・押棒の変形例の斜視図である。 押盤の左右端部に押棒・ガイドを有する変形例を示す図である。(a)は平面図であり、(b)は側面断面図である。 図11(a)は、押盤の中央部に押棒及び付勢バネを有する変形例の側面断面図である。図11(b)は、押盤の外側面に摩擦係止バネを有する変形例の同バネ周辺拡大図である。図11(c)・(d)は、吸い殻入れ内に進退可能に突出する係止突起を有する変形例の同突起周辺拡大図である。
1・・・吸い殻入れ本体、1a・・・側壁、1c・・・底
3・・・ポット、3a・・・側壁、3c・・・底、3e・・・フランジ部、3g・・・内面
5・・・押盤、5a・・・枠、5c・・・回動簾板、5e、5f・・・リブ、5x・・・回動支点
5y・・・案内溝、5z・・・案内ピン
7・・・係止バネ、7b・・・下部、7d・・・下端部
9・・・吸い殻、17・・・堆積吸い殻、18・・・水
21・・・バネケース、23・・・圧縮バネ、25・・・垂下棒
31・・・引っ張りバネ、35・・・ペダル
41・・・押棒、41c・・・連結板、41h・・・ハンドル
51・・・ポット、53・・・ガイド、55・・・摩擦係止バネ
61・・・押棒、63・・・渡し棒、65・・・ハンドル
71・・・押盤、73・・・押棒、75・・・圧縮スプリング、77・・・摩擦係止バネ
79・・・係止突起
図1〜5に示す第1の実施形態の吸い殻入れを説明する。この吸い殻入れは、以下の主要部からなる。
ポット3;吸い殻を収容するバケツ状の容器であり、底3cとその周囲から立ち上がる側壁3aを有する。側壁3aの上辺には、外方向水平に拡がるフランジ部3eが形成されている。この例では、平面形状が正方形であるが、長方形や円形とすることもできる。フランジ部3eには、吸いかけのタバコを置く台のようなものを設けてもよい。
吸い殻入れ本体1;ポット3を受けるものである。この例の本体1は、底1cと側壁1aとからなるバケツ状のものであるが、単なる受けフレームのようなものでもよい。本体1には、適当な高さの脚(図示されず)を設けることができる。
押盤5;吸い殻入れ内(ポット3内)を上下して、ポット3の底に堆積した吸い殻(堆積吸い殻17、図4)に押し当てられ、堆積吸い殻を押し均すものである。後述するように、押盤5は、その上に落下する吸い殻は下方へ通過可能な構造である。押盤5は、押盤から立ち上がる押棒6によって操作される。また、押盤6をポット3内のある位置(通常位置)で係止可能とする係止手段(バネ7)が設けられている。
押棒6;押盤5から立ち上がるように形成されていて、手などで押し下げることにより、押盤5を堆積吸い殻17(図4(b)参照)に押し当てる。この例では、その上端部にハンドル(握り手)6iを設けてある。押棒は、図6のように押盤5の左右両端に設けたり、図8のように足踏みペダル式としたり、図10のように押盤中央部に設けることもできる。
係止手段7;押盤5を吸い殻入れ(ポット3)内のある位置(通常位置)で係止可能とするものである。この通常位置は、普通は、吸い殻入れの中の比較的高い位置であり、その位置から下方を吸い殻収容スペースとしてよい。この通常位置は、厳密に一定の位置でなくてよい。押盤がバネなどの上方付勢力で支えられている状態もよい。摩擦係止手段で、使用者が自分の選択する任意の位置に止めるようにしてもよい。堆積吸い殻があまり多く(高く)ならないうちは、押盤は通常位置に係止されている。この状態では、喫煙者の落とす吸い殻は、押盤の上に落ち、押盤を通過して下へ落ち、吸い殻入れのポットの底の上にたまる。
図2・3・5を参照しつつ、この実施形態の押盤5の詳細を説明する。この押盤5は、ステンレス帯板などからなる四角い枠5aを有する。枠5aの中には、対向する枠板の間を掛け渡すように、複数の回動簾板5cが設けられている。回動簾板5cは、枠5aの厚さよりも少し狭い幅で、ステンレス帯板などからなる。回動簾板5cは、通常位置では垂れ下がって複数の簾板5cの間が開き(図4(a)参照)、押盤5が堆積吸い殻17に押し当てられると、回動簾板5cの下端部が持ち上げられるように回動して複数の簾板5cの間が閉じる(図4(b)参照)。
図5(c)に分かり易く示すように、回動簾板5cの端部には、上端部の回動支点5xと、下端部の案内ピン5zが突設されている。回動支点5xは、押盤5の枠5aに開けられた孔に回動可能に嵌合している。この回動支点5xの中心軸周りに、回動簾板5cは回動可能である。案内ピン5zは、押盤5の枠5aに切られた略四分の一円状の案内溝5yに回動可能に嵌合している。案内溝5yの上端は、回動支点5xとほぼ同じ高さに達している。案内溝5yの下端は、回動支点5xのほぼ真下に近いところ(回動簾板5cの回動角度で10度程度)にまで達している。案内ピン5zが案内溝5yの下端に位置し、回動簾板5cが吊り下がった状態では(図4(a)参照)、押盤5の上に落ちた吸い殻9は、下へ通過可能である。なお、案内ピン5xや案内溝5yは、あった方が好ましいが、なくてもよい。
押盤5が下がって、回動簾板5cの下端が堆積吸い殻17に達すると、同下端は上に持ち上げられる。さらに押盤5が下がると(押し下げられると)、回動簾板5cはさらに持ち上げられ、案内ピン5zが案内溝5yに沿って移動し回動簾板5cは上に回動する。これにより、図4(b)に示すように、回動簾板5cはほぼ平になって堆積吸い殻17´を平にならすことができる。
なお、案内溝5yは、全ての回動簾板5cについて設ける必要はない。両端の回動簾板5cについてのみ案内溝5yを設け、間の回動簾板5cについては、両端の回動簾板5cと連動して回動するような連結棒を設けてもよい。
押盤5の枠5aと、押棒6との接続部には、リブ5f・5eが形成されている。リブ5fは、枠5aの一辺の上に立てられた帯状のものであり、その中央部において押棒6と連結されている。リブ5eは、リブ5fの両端から枠5aの他の辺上に立てられた三角リブである。これらのリブ5f・5eによって、押盤5の剛性が上がり、堆積吸い殻をより強く押し下げる(押し均す)ことができる。
押棒6は、前述のように、押盤5端部のリブ5fに連結されて上方へ立ち上がっている。押棒6の上端には、水平方向外側に突出するハンドル6hが付設されている。
ハンドル6hの外端には、下方に延びて吸い殻入れ本体1の外側壁1aに押し当てられる係止バネ7が接続されている。同係止バネ7の下部7bは、吸い殻入れ本体1の側壁1aに近寄るように湾曲しており、その下端部7dは本体側壁1aに弾性的に押し当てられている。このバネ下端部7dの本体側壁1aに対する押し当て力に伴う摩擦力によって、押盤5の上下方向位置が保持される。
図4を参照しつつ、この実施形態の吸い殻押し具・吸い殻入れの動作(使い方)について説明する。
図4(a)は、喫煙者が吸い殻入れを普通に使用している状態(吸い殻押し具が堆積吸い殻に押し当てられていない状態)である。押盤5・押棒6は、係止バネ7の下端7dが本体側壁1aに押し当てられる力に伴う摩擦力により、図の通常位置に保持されている。
押盤5の回動簾板5cは、下に垂れ下がった状態で、隣り合う簾板5cの間には、吸い殻9が通過可能なスキマが開いている。喫煙者が押盤5の上に捨てた吸い殻9は、押盤9を通り抜けて下に落ち、ポット底3cの上に堆積する(堆積吸い殻17、図の状態よりも高く堆積することも当然可能である)。ポット底3cには、水18も溜められており、火が付いたまま捨てられた吸い殻9の火を消すようになっている。ただし、堆積吸い殻17が水18の上に盛り上がると、火が消えなくなることもある。なお、大量の水をポット3内に入れておけば、確実に吸い殻の火を消せるが、その大量の水の補給・回収の手間・労力は相当なものとなる。
図4(b)は、吸い殻押し具を手で押し下げて、堆積吸い殻17を圧縮・押し均ししている状態を示す。押棒6のハンドル6hを手で握って押し下げると、係止バネ7下端7dが本体側壁1aの外面を滑って、押盤5が下に下がる。押盤5が堆積吸い殻18の上面に当たると、上述のように回動簾板5cが回動して平に成って堆積吸い殻18の上面を押し、堆積吸い殻17を押し下げるとともに、上面が平らになるように均す。これにより、盛り上がっていた堆積吸い殻17´の上部も水18を吸って、あるいは吸殻が押し潰されて火が消える。同時に、堆積吸い殻17´の山の高さも低くなる。なお、近年吸われているタバコの大半を占めるフィルタ付きタバコの場合、上記のように堆積吸い殻を押すことにより、吸い殻入れに収容できる吸い殻の本数を倍以上とすることができる。
その後、ハンドル6hを持ち上げれば、再び通常使用位置に戻して、続けて使用できる。そして、均した堆積吸い殻17´の上に新たな吸い殻が堆積すれば、再度、押盤5を下げて堆積吸い殻の押し均し操作を行える。
図4(c)は、ポット3内の吸い殻回収・清掃などのために、吸い殻押し具を吸い殻入れから外す状態である。係止バネ7の下部7bを手で外に曲げ、ポット3のフランジ部3eの外側でバネ下端7dを上に上げる。さらに、ハンドル6hを上に持ち上げれば、押盤5をポット3の中から上に抜くことができる。この状態で、ポット3を上に取り外して、吸い殻・水の回収、ポット3の清掃などを行うことができる。
このように、上記実施形態の吸い殻入れ・吸い殻押し具によれば、タバコの吸い殻の山(堆積吸い殻)が燃えるのを手軽に消火することができる。また、吸い殻入れのポットの容積を有効利用でき、吸い殻入れの清掃・吸い殻回収の頻度を下げることができる。
図6は、押棒6やハンドル6hが押盤5の左右側に存在する変形例を示す。この例においては、押盤5の左右端部のそれぞれから押棒6L・6Rが立ち上がっている。各押棒6L・6Rの上部には、それぞれ、ハンドル6hL・6hRが付設されている。この例では、略左右対称の位置に一対の押棒・ハンドルが設けられているので、押盤5を両手で力強く、かつ、バランスよく(押盤5に回転モーメントがかからないで)押し込める。なお、係止バネ7は、左右いずれか片方とすることも可能と考えられる。なお、堆積吸い殻17は、図の状態よりも高く堆積することも当然可能である。
図7は、押盤係止手段として圧縮バネを備える例を示す。この例においては、押盤5の端部から押棒6が立ち上がっており、その押棒6の上端から外方向へ張り出し棒6jが延びている。同張り出し棒6jの外端からは垂下棒25が垂下している。同垂下棒25は、吸い殻入れ本体1の外側壁1aの外側を下方に延びている。吸い殻入れ本体1の外側には、上下方向に延びる筒状のバネケース21が配置されている。垂下棒25の下部は、筒状のバネケース21の内部を垂下している。バネケース21内の下部には、圧縮バネ23が配設されている。同バネ23の上端は、垂下棒25の下部に形成されたフランジ部27の下面に当接しており、同フランジ部27(したがって押棒6)を上方に付勢している。
圧縮バネ23の上方付勢力と押盤5・押棒6・垂下棒25等の重量がバランスする状態における押盤5の位置が通常使用位置である。さらに、各部の摩擦を利用して、ある範囲で、押盤5の通常使用位置を選択できる。圧縮バネ23の付勢力に抗して押棒6を押し下げれば、押盤5で堆積吸い殻を押し均すことができる。吸い殻回収などのためにポット3を外すときは、押棒6を引き上げて、押盤5・垂下棒25と一緒に取り外す。あるいは、押棒6を引き上げて押盤5をポット3から抜いた位置で、押盤5をポット3の外に回すこともできる。
図7の例においては、圧縮スプリング・バネケースをガススプリングに変更することもできる。
図8は、押盤係止手段として引っ張りバネを備える例を示す。この例においては、押盤5の端部から押棒6が立ち上がっており、その押棒6の上端から外方向へ張り出し棒6jが延びている。同張り出し棒6jの外端からは垂下棒25が垂下している。同垂下棒25は、吸い殻入れ本体1の外側壁1aの外側を下方に延びており、その下端部にペダル(足踏み)35が付設されている。ペダル35の内側(垂下棒25の内側でもよい)とポットフランジ部3eとの間には、引っ張りバネ31が張り渡されている。同引っ張りバネ31は、垂下棒25・押棒6・押盤5を上方に付勢している。
引っ張りバネ31の上方付勢力と押盤5・押棒6・垂下棒25等の重量がバランスする状態における押盤5の位置が通常使用位置である。さらに、各部の摩擦を利用して、ある範囲で、押盤5の通常使用位置を選択できる。図8(b)に示すように、ペダル35を足Fで踏んで、引っ張りバネ31の付勢力に抗して押棒6を押し下げれば、押盤5で堆積吸い殻を押し均すことができる。吸い殻回収などのためにポット3を外すときは、ポット3と押盤5・押棒6・引っ張りバネ31・ペダル35などを一式上に引き上げて、取り外すことができる。
図9は、押盤の押棒の変形例を示す。この例では、押盤枠5aの左右両側に押棒41が接続されており、立ち上がっている。そして、左右の押棒41の上端には、両押棒を繋ぐ連結板41cが設けられている。この連結板41cの反押棒41側の端には、ハンドル41hが設けられている。連結板41cの上で、タバコの火をもみ消したり、吸いかけのタバコなどを置いたりできる。あるいは、押盤5押し下げ時に、連結板41cを下に押すこともできる。
図10は、押盤・押棒の変形例を示す。この例では、押盤枠5aの左右両側に押棒61が接続されており、立ち上がっている。そして、左右の押棒61の上端には、両押棒を繋ぐ渡し棒63が設けられている。この渡し棒63の中央部には、ハンドル65が設けられている。左右の押棒61は、ポット51内側壁に形成された上下方向ガイドに、上下摺動可能に嵌合している。また、押棒61の外側には、丸く盛り上がった円弧状の摩擦係止バネ55が付設されている。この摩擦係止バネ55は、押棒61とポット51の間に適当な摩擦係止力を生じさせ、押盤5をポット3内の任意の位置に係止可能である。
図10の例では、ポット中央部のハンドル65を操作することにより、押盤5の任意位置係止及び押盤5での堆積吸い殻押し均しが可能である。そして、ハンドル65がポット3の中央部にあるので、押盤5にあまりモーメントをかけることなく、押盤5の上下操作が可能である。また、吸い殻押し具は、ポット3と一緒に取外し可能である。
図11(a)は、押棒73及び押盤付勢バネ75をポット3・押盤71の中央部に配設した例を示す。すなわち、押盤71の中央部から押棒73が立ち上がっており、該押棒73の上端にはハンドル73Hが設けられている。押盤71の中央部の下、ちょうど押棒73の真下には、押盤上方付勢手段としての圧縮バネ75が設けられている。バネ75の上端は、押棒73の段部73tに当接して、押棒下端部73sの外周と嵌合している。
この図11(a)の例では、押棒73及び押盤付勢バネ75をポット3・押盤71の中央部に配設しているので、押盤71にかかる付勢力・摩擦力の作用中心点を押棒73で操作できる。したがって、スムーズな操作を行える。
図11(b)は、押盤71の周囲に摩擦係止バネ77を配置した例を示す。摩擦係止バネ77は、押盤71の周囲に複数個、押盤71中心に対して均等に分散させて設けてある。例えば、正方形・長方形の押盤71の各辺の中央にそれぞれ摩擦係止バネ77が設置されている。あるいは、円形の押盤71の周縁に、120度間隔で、3個の摩擦係止バネ77が配置されている。
この図11(b)の例でも、押棒73は押盤71の中央部に配置されている。図11(a)の例のような圧縮バネ75は、存在していてもよいし(押棒73を押し込んだ後の戻しが楽)、無くてもよい(バネ75の汚れを気にする必要がない)。図11(b)の例では、押棒73をポット3・押盤71の中央部に配置し、摩擦係止バネ77を押盤71中心に対して均等に分散させて配置してあるので、押盤71にかかる付勢力・摩擦力の作用中心点を押棒73で操作できる。したがって、スムーズな操作を行える。
図11(c)・(d)は、係止手段として、吸い殻入れ内に突出する係止突起79を備える例である。この例の係止突起79は、ポット3の側壁3aを貫通する軸部79cと、同軸部の外側に連結されたツマミ79eと、軸部の内側に連結された係止部79aを有する。ツマミ79eは、ポット側壁3aから(吸い殻入れ本体からも)外へ露出しており、使用者が指で摘まんで押し込み・引き出し操作する部位である。係止部79aは、内側の突出した状態で、その上に通常使用位置の押盤71が載って支持される。係止突起79は、一箇所でも良いし、押盤周方向あるいは上下方向に複数箇所あってもよい。あるいは、押盤の外周に切り欠けを設けておき、その切り欠きと係止突起79との位置が合うと押盤が上下移動可能となり、切り欠きと係止突起79との位置がずれると、押盤が係止突起79の上に支持されるようにしてもよい。

Claims (13)

  1. タバコの吸い殻入れの中に堆積した吸い殻(堆積吸い殻)を押し均す器具(吸い殻押し具
    )であって、
    前記吸い殻入れ内を上下するとともに、前記堆積吸い殻に押し当てられる押盤と、
    該押盤から立ち上がる押棒と、
    を備え、
    前記押盤は、その上に落下する吸い殻は下方へ通過可能な構造であり、
    さらに、前記押盤を前記吸い殻入れ内のある位置(通常位置)で係止可能とする係止手
    段を備えることを特徴とする吸い殻押し具。
  2. 前記押盤が開閉可能な簾状であることを特徴とする請求項1記載の吸い殻押し具。
  3. 前記押盤が複数の回動簾板を有し、
    該回動簾板は、前記通常位置では垂れ下がって複数の回動簾板の間が開き、
    前記押盤が堆積吸い殻に押し当てられると、前記回動簾板が持ち上げられるように回動
    して複数の回動簾板の間が閉じることを特徴とする請求項1記載の吸い殻押し具。
  4. 前記係止手段が、前記吸い殻入れの側壁に押し当てられる摩擦係止部材を有することを特
    徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の吸い殻押し具。
  5. 前記係止手段が、前記押盤を上方に付勢する付勢手段を有することを特徴とする請求項1
    〜3いずれか1項記載の吸い殻押し具。
  6. 前記係止手段が、前記吸い殻入れ内に突出する係止突起を有することを特徴とする請求項
    1〜3いずれか1項記載の吸い殻押し具。
  7. 前記押盤の端部から前記押棒が立ち上がっており、
    前記押棒の上部に握り手(ハンドル)が付設されており、
    前記係止手段が、前記押棒又は前記ハンドルから下方に延びて前記吸い殻入れの外側壁
    に押し当てられる弾性部材を有することを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の吸
    い殻押し具。
  8. 前記押盤の左右端部のそれぞれから前記押棒が立ち上がっており、
    前記押棒の上部に握り手(ハンドル)が付設されていることを特徴とする請求項1〜7
    いずれか1項記載の吸い殻押し具。
  9. 前記押盤の端部から前記押棒が立ち上がっており、
    前記押棒から延びて、前記吸い殻入れの外側壁外面を垂下する垂下棒、及び、
    該垂下棒を上方に付勢する付勢手段をさらに有することを特徴とする請求項1,2、3
    又は8記載の吸い殻押し具。
  10. 前記押盤を動かす足踏みペダルをさらに供えることを特徴とする請求項1〜9いずれか1
    項記載の吸い殻押し具。
  11. 前記押盤の中央部から前記押棒が立ち上がっており、
    前記係止手段が、前記押盤中央部に存在するか、又は、前記押盤の中心周りに均等に分
    散されて配置されていることを特徴とする請求項1〜10いずれか1項記載の吸い殻押し
    具。
  12. 前記押盤の左右端部から、それぞれ左押棒及び右押棒が立ち上がっており、
    該左押棒と右押棒の上部をつなぐ渡し棒が設けられており、
    該渡し棒の中央部に握り手(ハンドル)が付設されていることを特徴とする請求項1〜
    3いずれか1項記載の吸い殻押し具。
  13. 請求項1〜12記載の吸い殻押し具を備えることを特徴とする吸い殻入れ。
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