JP5618127B2 - 撮像装置、撮像制御方法、及びプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置、撮像制御方法、及びプログラムに関する。
従来、デジタルカメラでは、夜間撮影などの暗い場所で撮影する場合には、各種撮影パラメータを調整してより被写体が明るく写るように露出補正を行う必要があるが、絞り値による露出補正には限界があるのでレンズの明るさ以上に補正することはできず、また、シャッター速度を遅くし過ぎると手振れが生じやすくなるという問題がある。このため、一定以上の露出補正が必要な場合には、撮影感度を上げたり、フラッシュを発光させたりして撮影を行っている。
このように、撮影感度を上げたり、フラッシュを発光させたりする場合にも種々の問題があり、例えば、フラッシュ非発光時には、撮影感度の調整範囲の上限値を制限しないが、フラッシュ発光時には、撮影感度の調整範囲の上限値を、フラッシュ発光時間が短くなりすぎないように制限することで、フラッシュ発光時間が短い場合に発光色が不安定になるのを防ぐ技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−025558号公報
ところで、撮影感度を上げ過ぎるとノイズが増加して撮影画像の画質が低下し、フラッシュの発光量を大きくすると消費電力が増加して電池寿命が低下するという問題がある。
また、メイン被写体が遠景と近景のどちらであるか、または両方かの違いによって、シャッター速度、絞り値、フラッシュの発光時間のどれを変化させて露出調整を行えば最適な撮影が行えるかが変わってくる。
しかしながら、上記従来技術においては、画質と電池寿命とのバランスを考慮して、撮影感度とフラッシュの発光量を制御したり、遠景、近景のどちらがメイン被写体かを考慮して露出条件を制御したりすることができないという問題があった。
そこで本発明は、画質と消費電力、近景と遠景などの各種条件を考慮して露出条件を適正に調整することができる撮像装置、撮像制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明は、フラッシュを発光しない状態で被写体の明るさを測定する第1の測定手段と、この第1の測定手段により測定された明るさに基づいて、前記フラッシュを発光させない場合において被写体の明るさが適正となるような、シャッター速度と絞り値を特定する第1の露出制御手段と、前記フラッシュを予備発光させた状態で被写体の明るさを測定する第2の測定手段と、この第2の測定手段により測定された明るさに基づいて、前記第1の露出制御手段により特定されたシャッター速度と絞り値を維持した状態で、被写体の明るさが適正となるような前記フラッシュの発光時間を特定する第2の露出制御手段とを備え、前記第2の露出制御手段は、前記特定されたフラッシュの発光時間が予め設定された第1の発光時間以下である場合には、撮影時のフラッシュの発光時間を、前記特定されたフラッシュの発光時間とし、前記特定されたフラッシュの発光時間が前記第1の発光時間を超える場合であって、撮影感度を第2の撮影感度までの範囲内で変化させることによる露出補正ができる場合には、前記フラッシュの発光時間を前記第1の発光時間に固定した状態で、撮影感度を、第1の撮影感度から第2の撮影感度までの範囲内で変化させて露出補正を行い、前記特定されたフラッシュの発光時間が前記第1の発光時間を超える場合であって、撮影感度を前記第2の撮影感度までの範囲内で変化させることによる露出補正ができない場合には、撮影感度を前記第2の撮影感度に固定した状態で、前記フラッシュの発光時間を、前記第1の発光時間以上の範囲内で変化させて露出補正を行う、ことを特徴とする撮像装置である。
また、請求項2記載のように、更に、前記第1の撮影感度は、発生するノイズが所定以下となるように規定された撮影感度としてもよい。
また、請求項3記載のように、更に、前記第2の露出制御手段は、画質と省電力のどちらを優先するかに応じて、フラッシュの発光時間の長短を判定するための前記第1の発光時間を変化させるようにしてもよい。
また、請求項4記載のように、更に、画質優先モードと消費電力優先モードのいずれかを設定する設定手段を更に備え、前記第2の露出制御手段は、前記設定手段により画質優先モードと消費電力優先モードのどちらが設定されているかに応じて、前記第1の発光時間を異なる値に設定し、消費電力優先モードが設定されている場合よりも画質優先モードが設定されている場合の方が前記第1の発光時間が大きくなるように設定するようにしてもよい。
また、請求項5記載のように、更に、前記第1の測定手段により測定された明るさ、または前記第2の測定手段により測定された明るさに基づいて、被写体の明るさが適正となるような、シャッター速度、絞り値、前記フラッシュの発光時間を特定する第3の露出制御手段を更に備えるようにしてもよい。
また、請求項6記載のように、更に、近景と遠景のどちらか一方を優先する選択優先モードと、近景と遠景の両方を優先する両優先モードのいずれかを設定する第2の設定手段を更に備え、この第2の設定手段により両優先モードが設定されている場合には、前記第1の露出制御手段、及び前記第2の露出制御手段により露出条件を設定し、前記第2の設定手段により選択優先モードが設定されている場合には、前記第3の露出制御手段により露出条件を設定するようにしてもよい。
また、請求項7記載のように、更に、前記第3の露出制御手段は、前記第2の設定手段により近景を優先する選択優先モードが設定されている場合には、前記第2の測定手段により測定された明るさに基づいて、被写体の明るさが適正となるような、シャッター速度、絞り値、前記フラッシュの発光時間を特定し、前記第2の設定手段により遠景を優先する選択優先モードが設定されている場合には、前記第1の測定手段により測定された明るさに基づいて、被写体の明るさが適正となるような、シャッター速度、絞り値、前記フラッシュの発光時間を特定するようにしてもよい。
また、上記目的達成のため、請求項8記載の発明は、撮像装置のコンピュータに、フラッシュを発光しない状態で被写体の明るさを測定する第1の測定機能、この第1の測定機能により測定された明るさに基づいて、前記フラッシュを発光させない場合において被写体の明るさが適正となるような、シャッター速度と絞り値を特定する第1の露出制御機能、前記フラッシュを予備発光させた状態で被写体の明るさを測定する第2の測定機能、この第2の測定機能により測定された明るさに基づいて、前記第1の露出制御機能により特定されたシャッター速度と絞り値を維持した状態で、被写体の明るさが適正となるようなフラッシュの発光時間を特定する第2の露出制御機能を実現させ、前記第2の露出制御機能は、前記特定されたフラッシュの発光時間が予め設定された第1の発光時間以下である場合には、撮影時のフラッシュの発光時間を、前記特定されたフラッシュの発光時間とし、前記特定されたフラッシュの発光時間が前記第1の発光時間を超える場合であって、撮影感度を第2の撮影感度までの範囲内で変化させることによる露出補正ができる場合には、前記フラッシュの発光時間を前記第1の発光時間に固定した状態で、撮影感度を、第1の撮影感度から第2の撮影感度までの範囲内で変化させて露出補正を行い、前記特定されたフラッシュの発光時間が前記第1の発光時間を超える場合であって、撮影感度を前記第2の撮影感度までの範囲内で変化させることによる露出補正ができない場合には、撮影感度を前記第2の撮影感度に固定した状態で、前記フラッシュの発光時間を、前記第1の発光時間以上の範囲内で変化させて露出補正を行う、ことを特徴とするプログラムである。
また、上記目的達成のため、請求項9記載の発明は、撮像装置の撮像制御方法であって、フラッシュを発光しない状態で被写体の明るさを測定する第1の測定処理と、この第1の測定処理により測定された明るさに基づいて、前記フラッシュを発光させない場合において被写体の明るさが適正となるような、シャッター速度と絞り値を特定する第1の露出制御処理と、前記フラッシュを予備発光させた状態で被写体の明るさを測定する第2の測定処理と、この第2の測定処理により測定された明るさに基づいて、前記第1の露出制御処理により特定されたシャッター速度と絞り値を維持した状態で、被写体の明るさが適正となるような前記フラッシュの発光時間を特定する第2の露出制御処理とを含み、前記第2の露出制御処理は、前記特定されたフラッシュの発光時間が予め設定された第1の発光時間以下である場合には、撮影時のフラッシュの発光時間を、前記特定されたフラッシュの発光時間とし、前記特定されたフラッシュの発光時間が前記第1の発光時間を超える場合であって、撮影感度を第2の撮影感度までの範囲内で変化させることによる露出補正ができる場合には、前記フラッシュの発光時間を前記第1の発光時間に固定した状態で、撮影感度を、第1の撮影感度から第2の撮影感度までの範囲内で変化させて露出補正を行い、前記特定されたフラッシュの発光時間が前記第1の発光時間を超える場合であって、撮影感度を前記第2の撮影感度までの範囲内で変化させることによる露出補正ができない場合には、撮影感度を前記第2の撮影感度に固定した状態で、前記フラッシュの発光時間を、前記第1の発光時間以上の範囲内で変化させて露出補正を行う、ことを特徴とする撮像制御方法である。
この発明によれば、画質と消費電力、近景と遠景などの各種条件を考慮して露出条件を適正に調整することができるという利点が得られる。
本発明の第1実施形態によるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 本第1実施形態のデジタルカメラよる撮影条件の設定を説明するための概念図である。 図3は、本第1実施形態によるフラッシュ発光部18に用いる光源の1つであるキセノン管の発光特性を示す概念図である。 キセノン管の発光特性を考慮して設定した、撮影条件の設定を説明するための概念図である。 本第1実施形態によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。 本第1実施形態によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。 本第2実施形態によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
A.第1実施形態
A−1.第1実施形態の構成
図1は、本発明の第1実施形態によるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。図において、デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、レンズ駆動ブロック3、絞り兼用シャッター4、CCD5、TG(timing
generator)6、ユニット回路7、画像処理部8、CPU11、DRAM12、メモリ13、フラッシュメモリ14、画像表示部15、キー入力部16、フラッシュ駆動部17、フラッシュ発光部18、カードI/F19を備えており、カードI/F19には、デジタルカメラ1本体の図示しないカードスロットにメモリ・カード20が着脱自在に装着されている。
撮影レンズ2は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズを含み、レンズ駆動ブロック3が接続されている。このレンズ駆動ブロック3は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズをそれぞれ光軸方向に駆動させるモータと、CPU11からの制御信号に従ってフォーカスモータ、ズームモータをそれぞれ光軸方向に駆動させるフォーカスモータドライバ、ズームモータドライバから構成されている。
絞り4は、図示しない駆動回路を含み、駆動回路はCPU11から送られてくる制御信号にしたがって絞り4を動作させる。この絞り4は、撮影レンズ2から入ってくる光の量を制御する。また、本第1実施形態によるデジタルカメラは、図示しない電子シャッター機構を備えており、電子シャッター機構により、CCD5に光を当てる時間を制御する。露出は、この絞りとシャッター速度とによって定めることができる。
CCD(撮像素子)5は、撮影レンズ2、絞り4、ならびに図示しない電子シャッター機構を介して投影された被写体の光を電気信号に変換し、撮像信号としてユニット回路7に出力する。また、CCD5は、TG6によって生成された所定周波数のタイミング信号に従って駆動される。
ユニット回路7は、CCD5から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated
Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行うAGC(Automatic
Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されている。CCD5の撮像信号は、ユニット回路7を経てデジタル信号として画像処理部8に送られる。なお、ユニット回路7にはTG6が接続されている。
画像処理部8は、ユニット回路7から送られてきた画像データの画像処理(画素補間処理、γ補正、輝度色差信号の生成、ホワイトバランス処理、露出補正処理等)、画像データの圧縮・伸張(例えば、JPEG形式やM−JPEG形式又はMPEG形式の圧縮・伸張)の処理、及び、スミア除去処理部8に必要な情報(水平OBアドレス情報、垂直OBアドレス情報など)の出力などを行う。なお、画像処理部8にはTG6が接続されている。測光回路9は、被写体の明るさを測定してCPUに供給する。
CPU11は、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。特に、本第1実施形態では、CPU11は、フラッシュ発光部18の予備発光、撮影時の発光や、測光回路9による被写体の明るさの測定、被写体の明るさを適正化するようなシャッター速度、及び絞り値の設定、動作モード(画質優先or消費電力優先)に応じたフラッシュ発光部18の発光時間(発光量)の設定・調整、逆光撮影や強制発光モード、あるいは、近景優先か遠景優先であるかに応じた撮影条件(フラッシュの発光時間、撮影感度、シャッター速度、絞り値)の特定、設定された撮影条件での撮影動作などを制御するようになっている。
DRAM12は、CCD5によって撮像された後、CPU11に送られてきた画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU11のワーキングメモリとして使用される。メモリ13は、CPU11によるデジタルカメラ1の各部の制御に必要なプログラム、及び各部の制御に必要なデータが記録されており、CPU11は、このプログラムにしたがって処理を行う。フラッシュメモリ14やメモリ・カード20は、CCD5によって撮像された画像データなどを保存しておく記録媒体である。
画像表示部15は、カラーLCDとその駆動回路を含み、撮影待機状態にあるときには、CCD5によって撮像された被写体をスルー画像として表示し、記録画像の再生時には、保存用フラッシュメモリ14やメモリ・カード20から読み出され、伸張された記録画像を表示させる。キー入力部16は、シャッタボタン、モードキー、SETキー、十字キー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU11に出力する。
フラッシュ駆動部17は、CPU11の制御信号に従って、フラッシュ発光部18を閃光駆動させ、フラッシュ発光部18はフラッシュを閃光させる。CPU11は、測光回路9によって撮影シーンが暗いか否かを判断し、撮影シーンが暗いと判断し、且つ、撮影を行うと判断した場合(シャッタボタン押下時)には、フラッシュ駆動部17に制御信号を送る。
図2(a)、(b)は、本第1実施形態のデジタルカメラよる撮影条件の設定を説明するための概念図である。図2(a)には、画質優先で撮影する場合における、撮影感度とフラッシュ発光時間とを関係を示している。また、図2(b)には、消費電力優先で撮影する場合における、撮影感度とフラッシュ発光時間とを関係を示している。
Aは、ノイズの無い画像を得るための撮影感度の規定値(第1の規定値:第1の撮影感度)であり、これ以上に撮影感度を上げるとノイズが徐々に増していくが、これ以下に撮影感度を下げたとしても、見た目の画質の低下はほとんど感じられないような撮影感度である。Bは、撮影感度の最大値(第2の規定値:第2の撮影感度)であり、これ以上に撮影感度を上げるとノイズの発生量が実用的では無いレベルまで増えてしまうような撮影感度である。
Cは、キセノン管の発光色が安定するまでに必要な発光時間の最低値、または、発光時間の増加に対する発光量の増加が規定範囲内に入るために必要な発光時間の最低値である。Dは、キセノン管の発光量が最大となる発光時間である。
撮影感度と発光時間とを、常に画質と消費電力のレベルが同じになるように制御することも可能であるが、このような制御では、画質と消費電力のどちらを優先するのかが中途半端な制御となる。そこで、本発明では、画質優先モードと消費電力優先モードの2つの動作モードを設け、画質優先では、図2(a)に示すフラッシュ露出特性を用い、消費電力優先では、図2(b)に示すフラッシュ露出特性を用いるようにして、画質と消費電力のどちらを優先するのかを明確にした制御を行う。
ここで、図3は、本第1実施形態によるフラッシュ発光部18に用いる光源の1つであるキセノン管の発光特性を示す概念図である。キセノン管は、厳密には、図3に示すように、発光開始直後、及び発光終了付近では、十分な光量を期待できない発光特性を有する。そこで、この発光開始直後、及び発光終了付近を除いた範囲を使用範囲として用いる例を以下に述べる。
図4(a)、(b)は、上述したキセノン管の発光特性を考慮して設定した、撮影条件の設定を説明するための概念図である。図4(a)には、画質優先で撮影する場合における、フラッシュ露出特性を示している。また、図4(b)には、消費電力優先で撮影する場合における、フラッシュ露出特性を示している。
図において、A〜Dは、図2(a)、(b)と同じである。Eは、発光時間の増加に対する発光量の増加が規定範囲内に入るために必要な発光時間の最大値、または、キセノン管の固体ばらつきによる発光量の差を所定以下に抑えるために必要な発光時間の最大値である(第2の発光時間)。Fは、キセノン管の発光による消費電力を規定値以内に抑えるために必要な発光時間の最大値である(第1の発光時間)。
このように、フラッシュ発光部18に、キセノン管など、発光時間が長すぎたり短すぎたりする領域で発光特性が悪化するような発光素子を用いる場合には、画質優先では、図4(a)に示すフラッシュ露出特性を用い、消費電力優先では、図4(b)に示すフラッシュ露出特性を用いるようにして、画質と消費電力のどちらを優先するのかを明確にした制御を行うとともに、発光色や発光量の安定化を図る。
A−2.第1実施形態の動作
次に、上述した第1実施形態の動作について説明する。なお、以下では、図4(a)、(b)に示すフラッシュ露出特性を用いて説明する。
図5及び図6は、本第1実施形態によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。撮影モードに入ると、まず、撮影感度をノイズ発生が少ない第1の規定値(図4(a)、(b)のA)に設定し(ステップS10)、フラッシュ発光部18を発光しない状態で、フラッシュ光の届きにくい遠景部分を含む全体の明るさを測定する(ステップS12)。次に、測定された明るさに基づいて、フラッシュ光の届きにくい遠景部分を含む全体の明るさを適正化するような、シャッター速度と絞り値とを設定する(ステップS14)。但し、シャッター速度は手振れの少ない範囲内に制限する。
次に、上記シャッター速度と絞り値とで、光量が不足するか否かを判断し(ステップS16)、光量が不足しない場合には、逆光撮影、または強制発光モードであるか否かを判断する(ステップS18)。そして、光量が不足する場合、あるいは、逆光撮影、または強制発光モードである場合には、フラッシュ発光部18を異なる発光量で2回予備発光させることで、主にフラッシュ光の届き易い近景部分のフラッシュ光量の変化に対する明るさ変化の度合いを測定する(ステップS20)。次に、撮影感度、シャッター速度、絞り値を設定された状態にすることを前提に、測定された明るさの変化の度合いに基づいて、主にフラッシュ光の届き易い近景部分の明るさを適正化するような発光時間(発光量)を特定する(ステップS22)。
次に、動作モードが画質優先であるか、消費電力優先であるかを判断し(ステップS24)、画質優先である場合には、発光時間の切り換えポイントを、発光特性が所定状態を維持するように予め決められた発光時間に設定する(ステップS26)。すなわち、図4(a)に示すフラッシュ露出特性を用いる。この場合、発光時間の切り換えポイントは、「E」となる。
一方、消費電力優先である場合には、発光時間の切り換えポイントを、消費電力が所定以内となるように予め決められた発光時間に設定する(ステップS28)。すなわち、図4(b)に示すフラッシュ露出特性を用いる。この場合、発光時間の切り換えポイントは「F」となる。
次に、ステップS26、S28の何れの場合も、ステップS22で特定された発光時間が、上記ステップS26、またはステップS28で設定された切り換えポイント(E、F)を越えるか否かを判断し(ステップS30)、特定された発光時間が切り換えポイント(E、F)を越える場合には、撮影感度をノイズ発生が多い第2の規定値(B)に変更することで、発光時間を切り換えポイント以内に収めることが可能になるか否かを判断する(ステップS32)。
そして、撮影感度をノイズ発生が多い第2の規定値(B)に変更することで、発光時間を切り換えポイント(E、F)以内に収めることが可能になる場合には、発光時間を切り替えポイント(E、F)に固定した状態で撮影感度を再調整する(ステップS34)。
一方、撮影感度をノイズ発生が多い第2の規定値(B)に変更しても、発光時間を切り換えポイント(E、F)以内に収めることが不可能である場合には、撮影感度を第2の規定値(B)に固定した状態で発光時間を再調整する(ステップS36)。
次に、上記ステップS34、S36の何れの場合も、設定された撮影条件により本撮影を行う(ステップS38)。
また、ステップS18で、逆光撮影、または強制発光モードでない場合、あるいは、ステップS30で、特定された発光時間が設定された切り換えポイント(E、F)を越えていない場合には、ステップS14で設定された撮影条件により本撮影を行う(ステップS38)。
上述した第1実施形態によれば、画質優先モードと消費電力優先モードの選択により発光時間の切り換えポイントを変化させるので、画質と消費電力のどちらを優先するかに応じて、撮影感度とフラッシュの発光時間とを適切に制御することができる。
更に、遠景については主にシャッター速度や絞り値を変化させることにより露出調整を行い、近景については、遠景に合わせて設定されたシャッター速度や絞り値を維持した状態で、主にフラッシュの発光時間を変化させて(省電力モード時には撮影感度も変化させて)露出調整を行うので、画質優先モードと消費電力優先モードのどちらが設定されている場合であっても、近景と遠景の両方が適正な明るさになるように露出調整を行うことができる。
B.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
第1実施形態では、近景と遠景の両方が適正な明るさになるように、遠景については主にシャッター速度や絞り値を変化させることにより露出調整を行い、近景については、遠景に合わせて設定されたシャッター速度や絞り値を維持した状態で、主にフラッシュの発光時間を変化させることにより(省電力モード時には撮影感度も変化させて)露出調整を行っていた。
この場合、遠景の光量が不足するためにフラッシュを発光させるような場合には、シャッター速度や絞り値は既に手振れの少ない範囲で最大の明るさが得られるように調整されているため、この遠景に合わせて設定されたシャッター速度や絞り値を維持した状態で近景の撮影条件を調整しても問題無いが、例えば、遠景の光量は不足しないが逆光で近景の被写体が暗くなることを防止するためにフラッシュを発光させるような場合には、不必要に速いシャッター速度や不必要に暗い絞り値が設定されていることがあり、この状態のままでフラッシュの発光時間を調整すると、不必要に発光時間が長くなり余計な電力を消費してしまうことになる。
そこで、第2実施形態では、近景と遠景のどちらか一方のみを考慮すればよい場合には、遠景はシャッター速度と絞り値、近景はフラッシュの発光時間などと、遠景と近景とで調整する撮影パラメータを切り分けることなく、測定された明るさに応じて、シャッター速度、絞り値、フラッシュの発光時間の全てを同時に調整する。
なお、デジタルカメラ自体の構成は、図1と同様であるので説明を省略する。
図7は、本第2実施形態によるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャートである。なお、第1実施形態と同じステップについては省略している。撮影モードに入ると、まず、撮影感度をノイズ発生が少ない第1の規定値に設定し(ステップS10)、フラッシュ発光部18を発光しない状態で、フラッシュ光の届きにくい遠景部分を含む全体の明るさを測定する(ステップS12)。次に、測定された明るさに基づいて、フラッシュ光の届きにくい遠景部分を含む全体の明るさを適正化するような、シャッター速度と絞り値とを設定する(ステップS14)。但し、シャッター速度は手振れの少ない範囲内に制限する。
次に、上記シャッター速度と絞り値とで、光量が不足するか否かを判断し(ステップS50)、光量が不足する場合には、逆光撮影、または強制発光モードであるか否かを判断し(ステップS52)、逆光撮影、または強制発光モードである場合には、近景を優先距離とするか、遠景を優先距離とするかを判断する(ステップS54)。
そして、光量が不足する場合、あるいは、逆光撮影、または強制発光モードでない場合、あるいは、近景と遠景の両方を考慮する場合には、上述した第1実施形態で説明したステップS20以降へ進む。この場合、第1実施形態と同じ動作であるので説明を省略する。
一方、光量が不足しない場合で、かつ、逆光撮影または強制発光モードである場合で、かつ、近景を優先する場合には、フラッシュ発光部18を異なる発光量で2回予備発光させることで、主にフラッシュ光の届き易い近景部分のフラッシュ光量の変化に対する明るさ変化の度合いを測定する(ステップS56)。次に、測定された明るさの変化の度合いに基づいて、主にフラッシュ光の届き易い近景部分の明るさを適正化するような発光時間(発光量)、撮影感度、シャッター速度、絞り値を特定する(ステップS58)。そして、これら発光時間(発光量)、撮影感度、シャッター速度、絞り値を撮影条件として本撮影を行う(ステップS62)。
一方、ステップS50で、光量が不足しない場合で、かつ、ステップS52で、逆光撮影、または強制発光モードである場合で、かつ、遠景を優先する場合には、フラッシュを発光しない状態で測定された全体の明るさに基づいて、フラッシュ光の届きにくい遠景部分を含む全体の明るさを適正化するような、発光時間(発光量)、撮影感度、シャッター速度、絞り値を特定する(ステップS60)。そして、これら発光時間(発光量)、撮影感度、シャッター速度、絞り値を撮影条件として本撮影を行う(ステップS62)。
なお、上述した第2実施形態においては、近景優先の場合にはステップS58で、また、遠景優先の場合にはステップS60で、発光時間(発光量)、撮影感度、シャッター速度、絞り値を特定した後、ステップS62で本撮影に進んだが、これに限らず、前述した第1実施形態と同様に、近景優先、遠景優先それぞれの場合で、画質優先であるか、消費電力優先であるかを判断し、画質優先であれば、撮影感度を、発生するノイズが所定以下となるように規定された撮影感度(A)に維持することを優先して、被写体の明るさが適正となるような撮影感度、及びフラッシュの発光時間を調整し、消費電力優先であれば、フラッシュ光を、所定の発光特性に維持することを優先して、被写体の明るさが適正となるような撮影感度、及びフラッシュの発光時間を調整し、その後、本撮影に進むようにしてもよい。
上述した第2実施形態によれば、近景と遠景の両方の被写体の露出状態を考慮して、シャッター速度、絞り値、フラッシュの発光時間を調整することができる。
1 デジタルカメラ
2 撮影レンズ
3 レンズ駆動ブロック
4 絞り兼用シャッター
5 CCD
6 TG
7 ユニット回路
8 画像処理部
9 測光回路
11 CPU
12 DRAM
13 メモリ
14 フラッシュメモリ
15 画像表示部
16 キー入力部
17 フラッシュ駆動部
18 フラッシュ発光部
19 カードI/F
20 メモリ・カード

Claims (9)

  1. フラッシュを発光しない状態で被写体の明るさを測定する第1の測定手段と、
    この第1の測定手段により測定された明るさに基づいて、前記フラッシュを発光させない場合において被写体の明るさが適正となるような、シャッター速度と絞り値を特定する第1の露出制御手段と、
    前記フラッシュを予備発光させた状態で被写体の明るさを測定する第2の測定手段と、
    この第2の測定手段により測定された明るさに基づいて、前記第1の露出制御手段により特定されたシャッター速度と絞り値を維持した状態で、被写体の明るさが適正となるような前記フラッシュの発光時間を特定する第2の露出制御手段と
    を備え、
    前記第2の露出制御手段は、
    前記特定されたフラッシュの発光時間が予め設定された第1の発光時間以下である場合には、撮影時のフラッシュの発光時間を、前記特定されたフラッシュの発光時間とし、
    前記特定されたフラッシュの発光時間が前記第1の発光時間を超える場合であって、撮影感度を第2の撮影感度までの範囲内で変化させることによる露出補正ができる場合には、前記フラッシュの発光時間を前記第1の発光時間に固定した状態で、撮影感度を、第1の撮影感度から第2の撮影感度までの範囲内で変化させて露出補正を行い、
    前記特定されたフラッシュの発光時間が前記第1の発光時間を超える場合であって、撮影感度を前記第2の撮影感度までの範囲内で変化させることによる露出補正ができない場合には、撮影感度を前記第2の撮影感度に固定した状態で、前記フラッシュの発光時間を、前記第1の発光時間以上の範囲内で変化させて露出補正を行う、
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の撮影感度は、発生するノイズが所定以下となるように規定された撮影感度であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第2の露出制御手段は、画質と省電力のどちらを優先するかに応じて、フラッシュの発光時間の長短を判定するための前記第1の発光時間を変化させることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 画質優先モードと消費電力優先モードのいずれかを設定する設定手段を更に備え、
    前記第2の露出制御手段は、前記設定手段により画質優先モードと消費電力優先モードのどちらが設定されているかに応じて、前記第1の発光時間を異なる値に設定し、消費電力優先モードが設定されている場合よりも画質優先モードが設定されている場合の方が前記第1の発光時間が大きくなるように設定する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  5. 前記第1の測定手段により測定された明るさ、または前記第2の測定手段により測定された明るさに基づいて、被写体の明るさが適正となるような、シャッター速度、絞り値、前記フラッシュの発光時間を特定する第3の露出制御手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  6. 近景と遠景のどちらか一方を優先する選択優先モードと、近景と遠景の両方を優先する両優先モードのいずれかを設定する第2の設定手段を更に備え、
    この第2の設定手段により両優先モードが設定されている場合には、前記第1の露出制御手段、及び前記第2の露出制御手段により露出条件を設定し、
    前記第2の設定手段により選択優先モードが設定されている場合には、前記第3の露出制御手段により露出条件を設定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記第3の露出制御手段は、
    前記第2の設定手段により近景を優先する選択優先モードが設定されている場合には、前記第2の測定手段により測定された明るさに基づいて、被写体の明るさが適正となるような、シャッター速度、絞り値、前記フラッシュの発光時間を特定し、
    前記第2の設定手段により遠景を優先する選択優先モードが設定されている場合には、前記第1の測定手段により測定された明るさに基づいて、被写体の明るさが適正となるような、シャッター速度、絞り値、前記フラッシュの発光時間を特定する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 撮像装置のコンピュータに、
    フラッシュを発光しない状態で被写体の明るさを測定する第1の測定機能、
    この第1の測定機能により測定された明るさに基づいて、前記フラッシュを発光させない場合において被写体の明るさが適正となるような、シャッター速度と絞り値を特定する第1の露出制御機能、
    前記フラッシュを予備発光させた状態で被写体の明るさを測定する第2の測定機能、 この第2の測定機能により測定された明るさに基づいて、前記第1の露出制御機能により特定されたシャッター速度と絞り値を維持した状態で、被写体の明るさが適正となるようなフラッシュの発光時間を特定する第2の露出制御機能
    を実現させ、
    前記第2の露出制御機能は、
    前記特定されたフラッシュの発光時間が予め設定された第1の発光時間以下である場合には、撮影時のフラッシュの発光時間を、前記特定されたフラッシュの発光時間とし、
    前記特定されたフラッシュの発光時間が前記第1の発光時間を超える場合であって、撮影感度を第2の撮影感度までの範囲内で変化させることによる露出補正ができる場合には、前記フラッシュの発光時間を前記第1の発光時間に固定した状態で、撮影感度を、第1の撮影感度から第2の撮影感度までの範囲内で変化させて露出補正を行い、
    前記特定されたフラッシュの発光時間が前記第1の発光時間を超える場合であって、撮影感度を前記第2の撮影感度までの範囲内で変化させることによる露出補正ができない場合には、撮影感度を前記第2の撮影感度に固定した状態で、前記フラッシュの発光時間を、前記第1の発光時間以上の範囲内で変化させて露出補正を行う、
    ことを特徴とするプログラム。
  9. 撮像装置の撮像制御方法であって、
    フラッシュを発光しない状態で被写体の明るさを測定する第1の測定処理と、
    この第1の測定処理により測定された明るさに基づいて、前記フラッシュを発光させない場合において被写体の明るさが適正となるような、シャッター速度と絞り値を特定する第1の露出制御処理と、
    前記フラッシュを予備発光させた状態で被写体の明るさを測定する第2の測定処理と、
    この第2の測定処理により測定された明るさに基づいて、前記第1の露出制御処理により特定されたシャッター速度と絞り値を維持した状態で、被写体の明るさが適正となるような前記フラッシュの発光時間を特定する第2の露出制御処理と
    を含み、
    前記第2の露出制御処理は、
    前記特定されたフラッシュの発光時間が予め設定された第1の発光時間以下である場合には、撮影時のフラッシュの発光時間を、前記特定されたフラッシュの発光時間とし、
    前記特定されたフラッシュの発光時間が前記第1の発光時間を超える場合であって、撮影感度を第2の撮影感度までの範囲内で変化させることによる露出補正ができる場合には、前記フラッシュの発光時間を前記第1の発光時間に固定した状態で、撮影感度を、第1の撮影感度から第2の撮影感度までの範囲内で変化させて露出補正を行い、
    前記特定されたフラッシュの発光時間が前記第1の発光時間を超える場合であって、撮影感度を前記第2の撮影感度までの範囲内で変化させることによる露出補正ができない場合には、撮影感度を前記第2の撮影感度に固定した状態で、前記フラッシュの発光時間を、前記第1の発光時間以上の範囲内で変化させて露出補正を行う、
    ことを特徴とする撮像制御方法。
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