JP5616457B2 - テレビ帯域ホワイトスペースにおけるスケーラブルチャネル基盤のステーション活性化／非活性化のための方法及びシステム - Google Patents

Description

本発明は、一般的に無線通信に係り、特に、テレビ帯域ホワイトスペースにおける無線通信のためのものに関する。

現在の主な傾向は、使用していないテレビ（ＴＶ）帯域を開放して、ＴＶホワイトスペース（Ｔｅｌｅｖｉｓｉｏｎ Ｗｈｉｔｅ Ｓｐａｃｅ：ＴＶＷＳ）帯域で不許された認識動作を可能にするところにある。ＩＥＥＥ ８０２．１１は、非ＴＶＷＳ帯域で相互情報交換の可能な無線ローカル領域ネットワーク周波数ネットワーク装置のための物理（Ｐｈｙｓｉｃａｌ：ＰＨＹ）階層、及びメディア接近階層（Ｍｅｄｉａ Ａｃｃｅｓｓ Ｃｏｎｔｒｏｌ：ＭＡＣ）の説明を提供する、無線ローカル領域ネットワーク（Ｗｉｒｅｌｅｓｓ Ｌｏｃａｌ Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋ：ＷＬＡＮ）標準を示す。

本発明の実施形態は、テレビ帯域ホワイトスペース（ＴＶＷＳ）における選択的かつ動的なスケーラブルチャネル基盤のステーション活性化及び非活性化のための方法及びシステムを提供する。

本発明の実施形態は、ホワイトスペーススペクトル内の無線通信のための方法を提供する。無線マスターデバイス（Ｍａｓｔｅｒ Ｄｅｖｉｃｅ）がホワイトスペーススペクトル内の使用可能な無線通信チャネルを追跡する。マスターデバイスは、無線チャネルでの伝送のために対応するクライアントデバイスの活性化（Ｅｎａｂｌｉｎｇ）のために、活性化（Ｅｎａｂｌｅｍｅｎｔ）プロセスを行う。活性化プロセス中に、マスターデバイスは、クライアントデバイスが特定動作無線チャネル（Ｓｐｅｃｉｆｉｃ Ｏｐｅｒａｔｉｎｇ Ｗｉｒｅｌｅｓｓ Ｃｈａｎｎｅｌ）、前記使用可能な無線チャネルの部分集合（Ｓｕｂｓｅｔ ｏｆ ｔｈｅ Ａｖａｉｌａｂｌｅ Ｗｉｒｅｌｅｓｓ Ｃｈａｎｎｅｌｓ）、及びあらゆる使用可能な無線チャネル（Ａｌｌ Ａｖａｉｌａｂｌｅ Ｗｉｒｅｌｅｓｓ Ｃｈａｎｎｅｌｓ）のうち通信のための無線チャネルを選択するように許容する。

本発明の前記または他の特徴、観点及び長所は、詳細な説明、請求項及び図面により説明される。

本発明の実施形態は、テレビ帯域ホワイトスペース（Ｔｅｌｅｖｉｓｉｏｎ Ｂａｎｄ Ｗｈｉｔｅ Ｓｐａｃｅ：ＴＶＷＳ）内の選択的かつ動的なスケーラブル（Ｓｃａｌａｂｌｅ）チャネル基盤ステーション活性化（Ｅｎａｂｌｅｍｅｎｔ）及び非活性化（Ｄｅ−Ｅｎａｂｌｅｍｅｎｔ）のための方法及びシステムを提供する。本発明の実施形態によれば、ステーションは、無線ホワイトスペースデバイスを備える。一実施形態で、ホワイトスペースデバイスは、特定周波数（例えば、７００ＭＨｚ）以下の無線周波数スペクトル（ＲＦ Ｓｐｅｃｔｒｕｍ）内では、専用放送ライセンス（Ｅｘｃｌｕｓｉｖｅ Ｂｒｏａｄｃａｓｔ Ｌｉｃｅｎｓｅ）なしでも動作できる、証明された無線デバイスである。ホワイトスペースデバイスは、無線広域（Ｂｒｏａｄ ｂａｎｄ）速度でホワイトスペースと知られた無線周波数（Ｒａｄｉｏ Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ）スペクトルの活用されていない部分を用いてインターネットに接続できる。

本発明の一実施形態は、動的チャネル基盤選択的及びスケーラブルＴＶＷＳ内での動作のために、無線ＴＶＷＳマスターデバイス（マスターステーション）により活用される無線ＴＶＷＳクライアントデバイス（クライアントステーション）の活性化／非活性化を提供する。マスターデバイスは、ＴＶＷＳ内の複数のＴＶチャネルに好適な、動作チャネル（Ｏｐｅｒａｔｉｎｇ Ｃｈａｎｎｅｌｓ）（すなわち、無線チャネル）の複数の特定設定に属するクライアントデバイスの活性化及び非活性化を管理するように設定される。

本発明の一実施形態によれば、無線通信マスタースペクトルセンシングにより、及び／またはＴＶＷＳ地理的な位置（Ｇｅｏｌｏｃａｔｉｏｎ）データベースにより表示されたように、使用可能な無線チャネルを追跡する。活性化プロセス中にマスターデバイスは、該当するクライアントデバイスに（１）特定動作チャネル（Ｓｐｅｃｉｆｉｃ Ｏｐｅｒａｔｉｎｇ Ｃｈａｎｎｅｌ）、（２）使用可能なチャネルの部分集合（Ｓｕｂｓｅｔ ｏｆ ｔｈｅ Ａｖａｉｌａｂｌｅ Ｃｈａｎｎｅｌｓ）、（３）あらゆる使用可能なチャネル（Ａｌｌ Ａｖａｉｌａｂｌｅ Ｃｈａｎｎｅｌｓ）を使用するように許容する。クライアントデバイスの最初の活性化（Ｉｎｉｔｉａｌ Ｅｎａｂｌｅｍｅｎｔ）は臨時的であり、所定の期限内にマスターデバイスに選択されたチャネル設定を報告するクライアントデバイスに依存する。最初の活性化が完了した後、マスターデバイスとクライアントデバイスとの間に周期的な活性化の更新（チャネル状態のアップデートと共に）が発生する。マスターデバイスは、チャネル使用可能性／状態が変る時、非活性化するか、またはクライアントデバイスの他の部分集合にチャネルスイッチを知らせる。

本発明は、クライアント装置がマスター装置の制御下にあるＦＣＣ（Ｆｅｄｅｒａｌ Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ Ｃｏｍｍｉｓｓｉｏｎ）要求を本質的に守るプロセスを提供する。柔軟なマスター装置が具現され、スペクトル管理は分散または集中される。本発明は、同じ地理的地域（Ｇｅｏｇｒａｐｈｉｃａｌ Ａｒｅａ）に複数のマスター装置を設けなくてもＴＶＷＳ帯域スペクトルの効率的な活用をさらに提供する。スケーラブルチャネル基盤の管理は、チャネルボンディング、結合、分割の単純な設定を可能にする。

本発明の一実施形態による、選択的なスケーラブルチャネル基盤のステーション活性化及び非活性化を具現する無線ＴＶホワイトスペース電子装置（ステーション）のネットワークを示す図である。 本発明の一実施形態による、選択的なスケーラブルチャネル基盤のステーション活性化及び非活性化を具現する図１のネットワーク基盤の無線ネットワークの他の観点を示す図である。 本発明の一実施形態による、選択的なスケーラブルチャネル基盤のステーション活性化及び非活性化のための使用可能なチャネルリスト（Ａｖａｉｌａｂｌｅ Ｃｈａｎｎｅｌ Ｌｉｓｔ）情報要素（Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ Ｅｌｅｍｅｎｔ：ＩＥ）を含む動的ステーション活性化（Ｄｙｎａｍｉｃ Ｓｔａｔｉｏｎ Ｅｎａｂｌｅｍｅｎｔ：ＤＳＥ）フレームフォーマットの一例を示す図である。 本発明の一実施形態による、選択的なスケーラブルチャネル基盤のステーション活性化及び非活性化のための使用可能なチャネルリスト情報要素、及び活動チャネルリスト情報要素（Ａｃｔｉｖｅ Ｃｈａｎｎｅｌ Ｌｉｓｔ ＩＥ）を含むＤＳＥフレームフォーマットの一例を示す図である。 本発明の一実施形態による、選択的なスケーラブルチャネル基盤のステーション活性化及び非活性化のためのバックアップチャネル情報要素（Ｂａｃｋｕｐ Ｃｈａｎｎｅｌ ＩＥ）をさらに含むＤＳＥフレームフォーマットの一例を示す図である。 本発明の一実施形態による、無線ＴＶホワイトスペース電子装置のネットワークで、無線従属（ｄｅｐｅｎｄｅｎｔ）（クライアント）ホワイトスペース装置により具現されたプロセスのフローチャートである。 本発明の一実施形態による、無線ＴＶホワイトスペース電子装置のネットワークで、無線活性化（ｅｎａｂｌｉｎｇ）（マスター）ホワイトスペース装置により具現された活性化プロセスのフローチャートである。 本発明の一実施形態による、無線ＴＶホワイトスペース電子装置のネットワークで、選択的なスケーラブルチャネル基盤のステーション活性化及び非活性化を具現する装置構造の例を示す図である。

ＩＥＥＥ ８０２．１１ｙ標準で動的ステーション活性化（Ｄｙｎａｍｉｃ Ｓｔａｔｉｏｎ Ｅｎａｂｌｅｍｅｎｔ：ＤＳＥ）は、３６５０〜３７００ＭＨｚの帯域で共同優先権（Ｃｏ−Ｐｒｉｍａｒｙ）に基づいて動作させるための高電力のワイファイ（Ｗｉ−Ｆｉ）装置を可能にする。活性化無線ステーションＳＴＡ（すなわち、活性化ステーションＳＴＡまたはマスターデバイス）は、無線ステーションの従属無線ステーションＳＴＡ（すなわち、従属ステーションまたはクライアントデバイス）を活性化／非活性化できる。

図１は、活性化ステーション２２を含む本発明による無線ネットワーク１０の一例を示し、活性化ステーション２２は、具体的なＴＶチャネル（中心周波数及び帯域幅）を選択し、従属ステーション（Ｄｅｐｅｎｄｅｎｔ ＳＴＡｓ）２１は、活性化ステーションと同じＴＶチャネル設定を使用する必要がない。例えば、５００ＭＨｚ〜７００ＭＨｚ帯域間に使用可能な複数のＴＶチャネルが存在し、これらの従属ステーション２１は、これらの活性化ステーションと同じチャネルを使用するように要求されていない。

本発明の実施形態は、チャネル基盤のスケーラブル活性化／非活性化プロセスを提供する。本発明の実施形態は、スケーラブルチャネル基盤で活性化／非活性化の動的制御をさらに提供する。ＴＶＷＳで、従属ステーションは、伝送を可能にする活性化ステーション（Ｅｎａｂｌｉｎｇ
ＳＴＡ）により活性化される。従属ステーションは、Ｍｏｄｅ−Ｉポータブル／パーソナル装置を備えるクライアント装置である。活性化ステーションは、Ｍｏｄｅ−ＩＩまたは固定された装置を含むマスター装置である。

パーソナル／ポータブルホワイトスペース装置はＭｏｄｅ−Ｉであり、パーソナル／ポータブル装置は、地理的位置データベースに接続してスペクトルセンシングを使用する個人携帯装置または固定された装置の制御下にあるＭｏｄｅ−ＩまたはＭｏｄｅ−ＩＩのうち一つであり、パーソナル／ポータブル装置は、地理的位置データベースに接続してスペクトルセンシングを使用するマスター装置である。２つのうち一つのモードで駆動されるパーソナル／ポータブルホワイトスペース装置は、ＴＶ信号、無線マイクロホン信号、及びＴＶ帯域内で駆動し、−１１４ｄＢｍなどの低いレベルで間歇的な単位（ｉｎｔｅｒｍｉｔｔｅｎｔ ｂａｓｉｓ）で動作する他のサービスの信号を感知する。パーソナル／ポータブル装置は、地理的位置データベースシステムへの登録を要求されていない。

規定違反なしにＴＶＷＳ内で動作するために、クライアント装置は活性化され、マスター装置の制御下にあり、マスター装置は、Ｍｏｄｅ−ＩＩポータブル／パーソナル装置または固定された装置でありうる。本発明の実施形態は、選択的なスケーラブルチャネル基盤の動的ステーション活性化／非活性化を提供し、活性化及び維持（Ｍａｉｎｔｅｎａｎｃｅ）手順は、動的及びスケーラブル方式（Ｆａｓｈｉｏｎ）でクライアント装置のチャネル化（Ｃｈａｎｎｅｌｉｚａｔｉｏｎ）を設定するようにクライアント装置を案内する。また動的チャネル設定を用いて活性化誘導された（ｅｎａｂｌｅｍｅｎｔ−ｄｒｉｖｅｎ）スイッチは、クライアント及びマスター装置の間でアップデートされる。

図２を参照すれば、本発明の一実施形態による無線ネットワーク２０の一例は、クライアント装置及びマスター装置を持つ活性化ステーション２２を含む従属ステーション２１を備える。ネットワーク２０は、ＴＶＷＳ内の活性化ステーション２２により管理されるスケーラブルチャネル基盤の動的ステーション活性化サービス区域２３を具現する。ＩＥＥＥ ８０２．１１ｙ標準で、動的ステーション活性化（Ｄｙｎａｍｉｃ Ｓｔａｔｉｏｎ Ｅｎａｂｌｅｍｅｎｔ：ＤＳＥ）は、３６５０〜３７００ＭＨｚの帯域で共同優先権（Ｃｏ−Ｐｒｉｍａｒｙ Ｂａｓｉｓ）に基づいて動作するための高電力のワイファイ装置を使用可能にする。

本発明の一実施形態によれば、活性化ステーション２２は作動し始め（Ｐｏｗｅｒｕｐ）、無線で活性化ビーコン（Ｅｎａｂｌｉｎｇ Ｂｅａｃｏｎｓ）を伝送するために、パイロットチャネル（Ｐｉｌｏｔ Ｃｈａｎｎｅｌ）を選択することでＤＳＥサービス地域を作る。従属ステーション２１が活性化動作開始を必要とする時、従属ステーション２１は、活性化ステーション２２のために受動的なスキャニング（Ｐａｓｓｉｖｅ Ｓｃａｎｎｉｎｇ）を行う。従属ステーション２１が活性化ステーション２２から活性化ビーコンを受信するやいなや、ＤＳＥ要請者ステーション（Ｒｅｑｕｅｓｔｅｒ ＳＴＡ）などの従属ステーション２１は、ＤＳＥ要請フレームを活性化ステーション２２に送ることができる。

ＴＶＷＳで、活性化及び管理手順は、複数の固有な中心周波数及びスケーラブルチャネル広さの設定を使用する複数のＴＶＷＳチャネルを支援するために必要である。

本発明の一実施形態によれば、ネットワーク１０は、無線デバイスステーション２１及び２２のＴＶＷＳネットワークであり、活性化ステーション２２は、活性化ステーション２２の従属ステーションであるあらゆる他のステーション２１を活性化する。この地域２４は、従属ステーション２１により生成された、重畳していない（または重畳する）チャネルのアクセスポイント（Ａｃｃｅｓｓ Ｐｏｉｎｔ：ＡＰ）ＡＰ１により成ＳＡＩＮＧされたＢＳＳ、ＡＰ２により生成されたＢＳＳ、及び独立的な基本サービス集合（Ｉｎｄｅｐｅｎｄｅｎｔ Ｂａｓｉｃ Ｓｅｒｖｉｃｅ Ｓｅｔ：ＩＢＳＳ）を含む基本サービス集合（Ｂａｓｉｃ Ｓｅｒｖｉｃｅ Ｓｅｔｓ：ＢＳＳ）を図示する。活性化ステーション２２は管理されて、選択的にチャネルからサービスを提供されるあらゆる活性化された従属ステーションのチャネル設定情報を保持する。固定された装置及びＭｏｄｅ−ＩＩポータブル／パーソナル装置は活性化ステーションになりうるが、必ずしもこれに限定されるものではない。パーソナル／ポータブル装置は、地理的地域データベース接続及びスペクトルセンシングを使用することで、Ｍｏｄｅ−ＩＩ（マスター装置として）で動作する。

もし、活性化ステーション２２がＤＳＥ要請を受信すれば、活性化ステーション２２は、成功と設定された理由コード（Ｒｅａｓｏｎ Ｃｏｄｅ）と共に応答フレームを従属ステーションに伝送し、ＤＳＥ要請者ステーション（従属ステーション）は活性化され、活性化ステーションは従属ステーションになる。ＤＳＥ要請者ステーション、すなわち、従属ステーションは、活性ステーションと同じチャネル設定に従う。活性化された後、従属ステーションは、活性化ステーションと共に活性化の周期的な更新への参与が求められる。活性化ステーションは、従属ステーションを非活性化でき、好適な時にチャネルスイッチを指示するためにチャネルスイッチ放送を送る。

活性化ステーション２２が、要請者ステーション２１に対する応答としてＤＳＥ要請を受信した後、活性化ステーション２２は、要請者ステーション２１が動作できるように許容するチャネルのリストを共に送る。相異なる要請者ステーション２１のために、チャネルのリストは同一であるか、または部分的に重畳するか、または重畳していない。

本発明の一例で、チャネルのリストは、無線ＴＶＷＳ地理的な位置データベースデバイス２５（図１及び図２に図示）により表示される地理的地域内のあらゆる使用可能なチャネルを含み、要請者ステーション２１は、要請者ステーションが動作するチャネルのリストの部分集合（Ｓｕｂｓｅｔ）を選択できる。

他の例で、チャネルのリストは、活性化ステーション２２が、要請者ステーション２１が動作するように割り当てた部分的な（Ｐａｒｔｉａｌ）、単一（Ｓｉｎｇｌｅ）、ボンディングされた（Ｂｏｎｄｅｄ）、併合された（Ａｇｇｒｅｇａｔｅｄ）チャネルを含む。さらに他の例で、チャネルのリストは、チャネルのＴＶＷＳ地理的な位置データベースにより使用可能であると表示された部分集合を含み、要請者ステーション２１は、活性化ステーション２２により割り当てられた部分集合から選択できる。

本発明の一実施形態によれば、活性化ステーション２２により提供されるＤＳＥ応答フレーム内の許容されたチャネルリスト以外にも、活性化ステーション２２は、要請者ステーション２１がさらに速く使用可能性サービス及び活動を見つけることを助ける。一例として、活性化ステーション２２は、要請者ステーション２１に使用可能なサービス及びチャネル番号間のマッピング様式を、許容されたチャネルリストと共に送ることで助ける。活性化ステーション２２は、現在活動するチャネルを羅列できる。活性化ステーション２２はまた、各チャネルで使用可能なサービスを羅列できる。

要請者ステーション２１が活性化ステーション２２から、成功と設定された理由コード（Ｒｅａｓｏｎ Ｃｏｄｅ）を含むＤＳＥ応答フレームを受信する時、要請者ステーション２１はまだ完全に活性化していない。本発明の一実施形態によれば、この段階で、要請者ステーション２１は許容されたチャネルリストをスキャンするが、実際データフレームを伝送するために全体性能が活性化してはいない。完全に活性化するために、要請者ステーション２１は、規定された期限内に選択されたチャネル設定、または要請者ステーション２１が活性化ステーション２２からチャネル割り当てを受信したかどうかを、活性化ステーション２２に知らせて／確認されるように求められる。そうでない場合、要請者ステーション２１は非活性化し、プロセスを再び始めねばならない。一例として、要請者ステーション２１は、所望の許容されたチャネルのために活性化ステーション２２と交渉できる。

完全に活性化した後、要請者ステーション２１は従属ステーション２１になり、活性化ステーション２２及び従属ステーション２１の間で活性化の周期的な更新が発生する。許容されたチャネルリストの更新及び活動／サービス情報は、活性化ステーション２２による周期的な活性化更新プロセスを通じて伝えられる。活性化ステーションは、チャネルがもう使用不可能になった時、チャネル基盤非活性化フレームを活性化ステーションの従属ステーション２１の非活性化部分集合に送る。活性化ステーション２２は、活性化ステーション２２の従属ステーション２１の部分集合に指示するために、チャネル基盤チャネルスイッチ放送（Ｃｈａｎｎｅｌ Ｓｗｉｔｃｈ Ａｎｎｏｕｎｃｅｍｅｎｔ：ＣＳＡ）を送る。

さらなる本発明の一実施形態によって、活性化ステーション２２は、活性化ステーション２２のあらゆる従属ステーション２１のチャネル選択を、あらゆる時間で追跡する。従属ステーション２１は、パイロットチャネル（Ｐｉｌｏｔ Ｃｈａｎｎｅｌ）（すなわち、活性化ステーション２２の動作チャネル）をあらゆる時間で追跡する。ネットワーク１０内のステーションの活性化ステーション２２または従属ステーション２１がチャネルスイッチを行おうとする時、ステーションは、ステーションの反対側のステーションにチャネルスイッチを行う前（もし、規制要求事項（Ｒｅｇｕｌａｔｏｒｙ Ｒｅｑｕｉｒｅｍｅｎｔｓ）の知らせが許容されていない場合ではなければ）に知らせる。従属ステーションは、活性化ステーション２２により許容されたチャネルリスト内のチャネルの間で動的周波数選択（Ｄｙｎａｍｉｃ Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ Ｓｅｌｅｃｔｉｏｎ：ＤＦＳ）を行える。従属ステーション２１が、ＤＦＳの実行のために従属ステーションの意図を活性化ステーション２２に知らせる時、活性化ステーション２２は、理由コード（Ｒｅａｓｏｎ Ｃｏｄｅ）及び／またはアップデートされた、許容されたリストと共に確認または拒絶する。

ＩＥＥＥ ８０２．１１無線ローカル領域ネットワーク（Ｗｉｒｅｌｅｓｓ Ｌｏｃａｌ Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋｓ：ＷＬＡＮｓ）の文脈で、本発明の一実施形態によってＴＶＷＳ内で選択的なスケーラブルチャネル基盤の活性化を活性化するために、活性化ステーション２２は、要請者ステーション２１に送るＤＳＥ応答フレームにさらなる情報を添付できる（活性化ステーションが要請を承認する時）。さらなる情報は、許容されたチャネルリストまたは使用可能なチャネルリスト（Ａｖａｉｌａｂｌｅ Ｃｈａｎｎｅｌ Ｌｉｓｔ）などの新たな情報要素（Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ Ｅｌｅｍｅｎｔ：ＩＥ）を含む。図３は、本発明の一実施形態による、使用可能なチャネルリスト情報要素（Ａｖａｉｌａｂｌｅ Ｃｈａｎｎｅｌ Ｌｉｓｔ ＩＥ）３１を含むＤＳＥ活性化フレームフォーマット３０の一例を示す。

ＤＳＥ応答フレーム内の活性化ステーション２２により提供された、許容されたチャネルリスト以外にも、本発明の一実施形態に示したように、活性化ステーション２２は、要請者ステーション２２のさらに速い使用可能なサービス及び活動の見つけを助ける。活性化ステーション２２は、要請者ステーション２１に許容されたチャネルリストと共に、使用可能なサービス及びチャネル番号間のマッピング様式を送ることができる。

一実施形態で、速いサービス見つけ／スキャンを行う臨時的に活性化された要請者ステーション２１を助けるために、活性化ステーション２２は、要請者ステーション２１にサービスチャネルマッピング情報を提供する。図４は、本発明の一実施形態による、活動チャネルリスト情報要素（Ａｃｔｉｖｅ Ｃｈａｎｎｅｌ Ｌｉｓｔ ＩＥ）などのサービスチャネルマッピング情報を含むＤＳＥ活性化フレームフォーマット４０の一例を示す。一実施形態で、使用可能なチャネルリスト情報要素はホワイトスペースマップを含み、マップ内の各ビットは特定のチャネルと対応し、各ビットの値を０または１に設定して、チャネルを使用可能か否かを表示する。類似したマッピング方式（Ｓｃｈｅｍｅ）が活動チャネルリスト情報要素にも適用される。

活性化の周期的更新が発生する時、活性化ステーション２２はまた、最後の更新以後にかかる情報が変更された時にアップデートされた、使用可能なチャネルリスト情報要素（Ｕｐｄａｔｅｄ Ａｖａｉｌａｂｌｅ Ｃｈａｎｎｅｌ Ｌｉｓｔ ＩＥ）３１、及び活動チャネルリスト情報要素（Ａｃｔｉｖｅ Ｃｈａｎｎｅｌ Ｌｉｓｔ ＩＥ）４１を含む。本発明の他の実施形態によれば、活性化ステーション２２は、かかる情報が変更された後、次の更新まで待たずにチャネルリスト情報要素ら３１、活動チャネルリスト情報要素４１のアップデートを送ることができる。

活性化ステーション２２の動作チャネル（すなわち、パイロットチャネル（ＰｉｌｏｔＣｈａｎｎｅｌ））が使用不可能になる時、活性化ステーション２２は、活性化ステーションの従属ステーションに知らせる伝送／チャネルスイッチを中断するように求められる。従属ステーションが活性化ステーションとのあらゆる連結を一回に切る状況は望ましくない。本発明の一実施形態によれば、活性化ステーション２２は、連結が切れる場合、ミーティングチャネルを指示するためにバックアップチャネル情報要素（Ｂａｃｋｕｐ Ｃｈａｎｎｅｌ ＩＥ）を使用できる。バックアップチャネル情報要素は、単一または複数のバックアップチャネルを含み、チャネルの順序は、バックアップミーティングチャネルの特定優先順位／順序を指示する。図５は、本発明の一実施形態による、バックアップチャネル情報要素５１をさらに含むＤＳＥ活性化フレームフォーマット５０の一例を図示する。

図６は、本発明の一実施形態による従属ステーション２１のためのプロセス６０のフローチャートを示す。プロセス６０は、下のプロセスブロックを含む。

ブロック６１：非活性化される。
ブロック６２：活性化ステーションのためにスキャン。
ブロック６３：要請を送る。
ブロック６４：活性化応答フレームの受信時、ブロック６７に進む。
ブロック６５：活性化応答フレームの受信失敗時、ブロック７４に進む。
ブロック６６：非活性化応答フレームの受信時、ブロック６１に進む。
ブロック６７：臨時に活性化される。
ブロック６８：期限ｔ（Ｄｅａｄｌｉｎｅ ｔ）内に活性化ステーションとのチャネル選択の知らせ／確認時、ブロック７１に進む。
ブロック６９：期限ｔ内に活性化ステーションとのチャネル選択の知らせ／確認失敗時、ブロック７１に進む。
ブロック７０：非活性化応答フレームの受信時、ブロック６１に進む。
ブロック７１：活性化される。更新時間内にＤＳＥ更新時にブロック７１を繰り返す。
ブロック７２：非活性化フレームの受信時、ブロック６１に進む。
ブロック７３：更新失敗時、ブロック６１に進む。
ブロック７４：活性化の試み失敗。
ブロック７５：Ｘ時間ほど待つ。ブロック６１に進む。

図７は、本発明の一実施形態による、活性化ステーション２２のための活性化プロセス８０のフローチャートを示す。プロセッサー８０は、下記のプロセスブロックを含む。

ブロック８１：要請者ステーションから新たなＤＳＥ要請が受信されたかどうかを判断する。もし、そうであれば、ブロック８２に進み、そうでなければ、確認のためにブロック８１に残る。
ブロック８２：もし、ＤＳＥ要請が受信された場合にブロック８３に進み、そうでなければ、ブロック８８に進む。
ブロック８３：活性化応答フレームを要請者ステーションに送る。
ブロック８４：タイマーを期間ｔに設定する。
ブロック８５：チャネルの知らせが受信されたかどうかを判断する。もし、そうであれば、ブロック８６に進み、そうでなければ、ブロック８７に進む。
ブロック８６：要請者ステーション活性化。終了。
ブロック８７：期限ｔが超過したかどうかを判断する。もし、そうであれば、ブロック８１に進み、そうでなければ、ブロック８５に進む。
ブロック８８：ＤＳＥ要請を拒絶するために、応答フレームを要請者ステーションに送る。ブロック８１に進む。

図８は、本発明の一実施形態による、図２内のネットワーク２３の一具現例の側面のような無線通信システム２００のブロックダイアグラムを示す。システム１００は、クライアントデバイス２１、無線マスター装置２２及び地理的位置データベース２５などの無線ホワイトスペース装置（Ｗｈｉｔｅ Ｓｐａｃｅ Ｄｅｖｉｃｅｓ：ＷＳＤ）を備える。クライアントデバイス２１は、地理的位置データベース２５と通信するための地理的位置モジュール９０をさらに備える。

各クライアント（従属）デバイス２１は、本発明の実施形態による図６のプロセス６０と同じ機能を具現する物理（Ｐｈｙｓｉｃａｌ：ＰＨＹ）階層２０６、メディア接続制御（Ｍｅｄｉａ Ａｃｃｅｓｓ Ｃｏｎｔｒｏｌ：ＭＡＣ）階層２０８、通信ロジック（Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ Ｌｏｇｉｃ）８９を含む。クライアントデバイス２１は、メモリ９１、プロセッサー９３、及び必要なスペクトルセンシングのためなセンサーモジュール９２をさらに備える。他の実施形態として、通信ロジック８９は、ＭＡＣ階層２０８の構成要素になりうる。

ＰＨＹ階層２０６は、帯域プロセスモジュール２３０の制御下で無線で信号を送信／受信する周波数通信モジュール２０７を備える。帯域プロセスモジュール２３０は、制御情報及びデータの通信を可能にする。ＭＡＣ階層２０８は、データのパケット化のためのアプリケーション階層をさらに含み、データパケットは、ＭＡＣパケットに変換される。

本発明の一実施形態によれば、無線通信クライアント装置２１の活性化及び非活性化を管理するために設定されたマスター（活性化）デバイス２２は、クライアントデバイス２１のハードウェアと類似したハードウェアを備える。一実施形態として、マスターデバイスは地理的位置性能を持つが、クライアントデバイスは地理的位置性能を持っていない。

各マスターデバイス２２は、本発明の実施形態による図７のプロセス８０と同じ機能を具現するＰＨＹ階層１０６、ＭＡＣ階層１０８、通信ロジック９４を含む。マスターデバイス２２は、地理的位置データベース２５と通信するための地理的位置モジュール９５、メモリ９６、プロセッサー９８及び必要なスペクトルセンシング（スペクトルセンシング）のためなセンサーモジュール９７をさらに備える。他の実施形態として、通信ロジック９４は、ＭＡＣ階層１０８の構成要素になりうる。

ＰＨＹ階層１０６は、帯域プロセスモジュール１３０の制御下で無線で信号を送信／受信する周波数通信モジュール１０７を備える。帯域プロセスモジュール１３０は、制御情報及びデータの通信を可能にする。ＭＡＣ階層２０８は、データのパケット化のためのアプリケーション階層をさらに含み、データパケットはＭＡＣパケットに変換される。

本発明の実施形態によれば、本明細書のマスター／クライアントデバイスは、ＴＶＷＳ活性化／従属デバイスを表す（ＩＥＥＥ ８０２．１１のマスター／クライアントデバイスと混同してはならない）。

本発明の実施形態によれば、マスター（活性化）デバイスは、地理的位置データベースと通信するために無線または有線連結（ｌｉｎｋ）を利用できる。類似しては、Ｍｏｄｅ−ＩＩクライアントデバイスも、地理的位置データベースと通信するために無線及び／または有線連結を利用できる。地理的位置データベースは、通信のために無線及び／または有線連結を利用するデバイス（地理的位置データを保持するコンピュータシステムなどの）を含む。一般的に地理的位置データベースは、無線ステーション／デバイスまたはインターネットが連結されたステーション／デバイスなどの事物の、実際世界における地理的な位置の識別を提供する。

米国の連邦通信委員会（Ｆｅｄｅｒａｌ Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ Ｃｏｍｍｉｓｓｉｏｎ：ＦＣＣ）は、デバイスに、マスターデバイスとしての資格を与えるための具体的な定義と共に規則（Ｒｅｇｕｌａｔｉｏｎｓ）を提供し、資格のない装置は、マスター装置により活性化／管理される必要があるクライアントデバイスとして機能できる。このように、一例で、マスターデバイス及びクライアントデバイスは、ＦＣＣにより定義されたようなハードウェア設定を持つ（例えば、ＦＣＣ文書はＦＣＣ−０８−２６０であり、２００８年１１月１４日に発表された、ｈｔｔｐ：／／ｈｒａｕｎｆｏｓｓ．ｆｃｃ．ｇｏｖ／ｅｄｏｃｓ＿ｐｕｂｌｉｃ／ａｔｔａｃｈｍａｔｃｈ／ＦＣＣ−０８−２６０Ａ１．ｐｄｆの付録Ｂ（Ａｐｐｅｎｄｉｘ Ｂ）に決定されている）。本発明は、本明細書で記述された実施形態によるマスター及びクライアントデバイスのための機能のために、新たな（Ｎｏｖｅｌ）設定及び改善（Ｅｎｈａｎｃｅｍｅｎｔｓ）を提供する。規則は、ＦＣＣにより変更できる。本発明は、ＴＶＷＳまたは類似した帯域のための他の規則、及び／またはＦＣＣにより対応する他の国または独立体（ｅｎｔｉｔｉｅｓ）による規則と共ならば、さらに有用である。

本発明は、クライアントデバイスがマスターデバイスの制御下にあるＦＣＣ要求を必須的に守るプロセスを提供する。柔軟なマスターデバイスの具現が提供され、スペクトル管理は、分散または集中する。本発明は、単一の地理的な領域に複数のマスター装置を設けなくても効果的なＴＶＷＳ帯域スペクトルの活用をさらに提供する。スケーラブルチャネル基盤管理は、チャネルボンディング／併合／分割の単純な設定を可能にする。

当業界で周知のように、本発明による、本明細書で前述した例示構造は、プロセッサーにより行われるためのプログラム命令語、ソフトウェアモジュール、マイクロコード、コンピュータで読み取り可能なメディアであるコンピュータプログラム商品、論理回路、アプリケーション特定集積回路、ファームウェア、電化製品（Ｃｏｎｓｕｍｅｒ Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃ Ｄｅｖｉｃｅｓ）などのように、無線装置、無線送信器／受信器、無線ネットワークなどで多くの方式で具現できる。さらに本発明の実施形態は、完全にハードウェアで形成された実施形態、完全にソフトウェアで形成された実施形態、またはハードウェア及びソフトウェア構成要素の両方を含む実施形態でありうる。

“コンピュータプログラム媒体”、“コンピュータ使用可能媒体”、“コンピュータで読み取り可能な媒体”、及び“コンピュータプログラム製品”用語は、一般的にメインメモリ、第２メモリ、脱着可能なドライブ、ハードディスクドライブに設けられたハードディスク及び信号などのメディアを表す。これらのコンピュータプログラム製品は、コンピュータシステムにソフトウェアを提供するための手段である。コンピュータで読み取り可能な媒体は、コンピュータシステムがデータ、指示語、メッセージまたはメッセージパケット及びコンピュータで読み取り可能な媒体から、他のコンピュータで読み取り可能な情報を読み取れるように許容する。例えば、コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、フロッピー（登録商標）ディスク、ＲＯＭ（Ｒｅａｄ Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）、フラッシュメモリ、ディスクドライブメモリ、ＣＤ−ＲＯＭ（Ｃｏｍｐａｃｔ Ｄｉｓｃ Ｒｅａｄ Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）及び他の永久的な保存装置などの不揮発性メモリを含む。例えば、コンピュータシステム間の、データ及びコンピュータ指示語などの情報の運搬に有用である。さらにコンピュータで読み取り可能な媒体は、コンピュータで読み取り可能な情報を読み取れるようにする、有線ネットワークまたは無線ネットワークを含む、ネットワークリンク及び／またはネットワークインターフェースなどの一時的な状態媒体内のコンピュータで読み取り可能な情報を含む。コンピュータプログラム（コンピュータ制御ロジックとも呼ばれる）は、メインメモリ及び／または第２メモリに保存される。コンピュータプログラムはまた、通信インターフェースを通じて受信される。かかるコンピュータプログラムが行われれば、コンピュータシステムが本発明の明細書で記述された特徴を行えるようにする。特に、コンピュータプログラムが行われる時、コンピュータシステムの特徴をマルチコアプロセッサーが行えるようにする。かかるコンピュータプログラムは、コンピュータシステムのコントローラを表現する。

たとえ本発明は特定バージョンを参照して記載されたとしても、他のバージョンも可能である。したがって、請求項の範囲は、明細書に含まれた、明細書で好まれるバージョンにより制限されるものではない。

Claims (37)

1. ホワイトスペーススペクトル内の無線通信のための方法において、
   ホワイトスペーススペクトル内の使用可能な無線通信チャネルを、マスターデバイスが追跡する段階と、
   無線通信チャネルでの伝送のために対応するクライアントデバイスの活性化のために、前記マスターデバイスが活性化プロセスを行う段階と、
   前記活性化プロセス中に、前記クライアントデバイスが特定動作無線通信チャネル及び前記追跡する段階で追跡された前記使用可能な無線通信チャネルの部分集合のうち、通信のための無線通信チャネルを選択するように前記マスターデバイスが許容する段階と、
   を含むことを特徴とする無線通信方法。
2. 伝送のための前記クライアントデバイスの最初の活性化は、選択されたチャネル設定を所定の期限までに前記マスターデバイスに報告する前記クライアントデバイスに依存することを特徴とする請求項１に記載の無線通信方法。
3. 前記無線通信方法は、
   前記マスターデバイスにより許容されたチャネルから、前記クライアントデバイスがチャネルを選択する段階と、
   所定の期限までに選択されたチャネル設定を前記マスターデバイスに報告する段階と、
   をさらに含むことを特徴とする請求項２に記載の無線通信方法。
4. 前記無線通信方法は、
   前記活性化プロセスの完了以後、前記マスターデバイス及び前記クライアントデバイス間のチャネル状態更新と共に、活性化の周期的な更新を行う段階をさらに含むことを特徴とする請求項３に記載の無線通信方法。
5. 前記無線通信方法は、
   選択されたチャネルの使用可能性及び／または状態が変る時、前記マスターデバイスが前記クライアントデバイスを非活性化する段階をさらに含むことを特徴とする請求項４に記載の無線通信方法。
6. 前記無線通信方法は、
   選択されたチャネルのチャネル使用可能性及び／または状態が変る時、前記マスターデバイスが前記クライアントデバイスにチャネルスイッチを知らせる段階をさらに含むことを特徴とする請求項５に記載の無線通信方法。
7. 前記ホワイトスペーススペクトルは、テレビ帯域ホワイトスペース（Ｔｅｌｅｖｉｓｉｏｎ Ｂａｎｄ Ｗｈｉｔｅ Ｓｐａｃｅ：ＴＶＷＳ）無線スペクトルを備え、
   前記マスターデバイスは、自体活性化（Ｓｅｌｆ−Ｅｎａｂｌｅｍｅｎｔ）できるＴＶＷＳ無線デバイスを備え、
   各クライアントデバイスは、自体活性化できないＴＶＷＳ無線デバイスを備え、
   前記マスターデバイスはスペクトルセンシングにより、及び／またはＴＶＷＳ地理的な位置データベースにより表示されたように、使用可能な無線通信チャネルを追跡することを特徴とする請求項６に記載の無線通信方法。
8. 前記無線通信方法は、
   前記マスターデバイスは、ＴＶＷＳ無線スペクトル内の複数のＴＶチャネルのために、無線通信チャネルの複数の特定設定に属する複数のクライアントデバイスの活性化及び非活性化を管理する段階をさらに含むことを特徴とする請求項７に記載の無線通信方法。
9. 前記無線通信方法は、
   前記マスターデバイスが活性化を要請する複数のクライアントデバイスを活性化する段階と、
   前記マスターデバイスにより管理されるあらゆる活性化されたクライアントデバイスの前記選択されたチャネル設定情報、及び前記選択されたチャネル内で提供されるサービスを維持する段階と、をさらに含み、
   相異なるクライアントデバイスのために、前記許容されたチャネルが同一であるか、または部分的に重畳するか、または重畳していないことを特徴とする請求項８に記載の無線通信方法。
10. 前記無線通信方法は、
    前記マスターデバイスが、スケーラブルチャネル基盤の動的ステーション活性化（Ｄｙｎａｍｉｃ Ｓｔａｔｉｏｎ Ｅｎａｂｌｅｍｅｎｔ：ＤＳＥ）を用いてクライアントデバイスの活性化を行い、
    前記クライアントデバイスは、前記許容されたチャネルからチャネルを選択し、前記マスターデバイスに知らせる段階をさらに含むことを特徴とする請求項９に記載の無線通信方法。
11. 前記無線通信方法は、
    前記マスターデバイスは、クライアントデバイスに使用可能チャネルを表示する情報要素、活動チャネルを表示する情報要素、及びバックアップチャネルを表示する情報要素のうち少なくとも一つを含むＤＳＥ活性化フレームを提供する段階をさらに含むことを特徴とする請求項１０に記載の無線通信方法。
12. ホワイトスペーススペクトル内の無線通信のための無線通信システムにおいて、
    ホワイトスペースマスターデバイスと、
    無線ホワイトスペースクライアントデバイスと、を含み、
    マスターデバイスは、ホワイトスペーススペクトル内の使用可能な無線通信チャネルを追跡し、無線通信チャネルでの伝送のために、クライアントデバイスを活性化するための活性化プロセスを行うために設定された通信モジュールを備え、前記活性化プロセス中に、前記クライアントデバイスが特定動作無線通信チャネル、及び、追跡により得られた前記使用可能な無線通信チャネルの部分集合のうち、通信のための無線通信チャネルを選択するように前記マスターデバイスが許容することを特徴とする無線通信システム。
13. 伝送のための前記クライアントデバイスの最初の活性化は、選択されたチャネル設定を所定の期限までに前記マスターデバイスに報告する前記クライアントデバイスに依存することを特徴とする請求項１２に記載の無線通信システム。
14. 前記マスターデバイスにより許容されたチャネルから、前記クライアントデバイスがチャネルを選択し、
    所定の期限までに選択されたチャネル設定を前記マスターデバイスに報告することを特徴とする請求項１３に記載の無線通信システム。
15. 前記活性化プロセスの完了以後、前記マスターデバイス及び前記クライアントデバイス間のチャネル状態更新と共に、活性化の周期的な更新を行うために設定された前記マスターデバイス及び前記クライアントデバイスを含むことを特徴とする請求項１４に記載の無線通信システム。
16. 前記マスターデバイスの前記通信モジュールは、
    選択されたチャネルの使用可能性及び／または状態が変る時、前記クライアントデバイスを非活性化するように設定されることを特徴とする請求項１５に記載の無線通信システム。
17. 前記マスターデバイスの前記通信モジュールは、
    選択されたチャネルのチャネル使用可能性及び／または状態が変る時、前記クライアントデバイスにチャネルスイッチを知らせるためにさらに設定されることを特徴とする請求項１６に記載の無線通信システム。
18. 前記ホワイトスペーススペクトルは、テレビ帯域ホワイトスペース（ＴＶＷＳ）無線スペクトルを備え、
    前記マスターデバイスは、自体活性化できるＴＶＷＳ無線デバイスを備え、
    各クライアントデバイスは、自体活性化できないＴＶＷＳ無線デバイスを備え、
    前記マスターデバイスの前記通信モジュールは、スペクトルセンシングにより、及び／またはＴＶＷＳ地理的な位置データベースにより表示されたように、使用可能な無線通信チャネルを追跡するようにさらに設定されることを特徴とする請求項１７に記載の無線通信システム。
19. 前記マスターデバイスの無線通信モジュールは、
    ＴＶＷＳ無線スペクトル内の複数のＴＶチャネルのために、無線通信チャネルの複数の特定設定に属する複数のクライアントデバイスの活性化及び非活性化を管理するようにさらに設定されることを特徴とする請求項１８に記載の無線通信システム。
20. 前記マスターデバイスの前記通信モジュールは、
    活性化を要請する複数のクライアントデバイスを活性化するように設定され、
    前記マスターデバイスにより管理される、あらゆる活性化されたクライアントデバイスの前記選択されたチャネル設定情報、及び前記選択されたチャネル内で提供されるサービスを維持するように設定され、
    相異なるクライアントデバイスのために、前記許容されたチャネルが同一であるか、または部分的に重畳するか、または重畳していないことを特徴とする請求項１９に記載の無線通信システム。
21. 前記マスターデバイスの前記通信モジュールは、スケーラブルチャネル基盤の動的ステーション活性化（ＤＳＥ）を用いてクライアントデバイスの活性化を行うように設定され、
    前記クライアントデバイスは、前記許容されたチャネルからチャネルを選択し、前記マスターデバイスに知らせるように設定されることを特徴とする請求項２０に記載の無線通信システム。
22. 前記マスターデバイスの前記通信モジュールは、クライアントデバイスに使用可能チャネルを表示する情報要素、活動チャネルを表示する情報要素及びバックアップチャネルを表示する情報要素のうち、少なくとも一つを含むＤＳＥ活性化フレームを提供するように設定されることを特徴とする請求項２１に記載の無線通信システム。
23. ホワイトスペーススペクトル内の無線通信のための無線マスターデバイスにおいて、
    ホワイトスペーススペクトル内の使用可能な無線通信チャネルを追跡し、無線通信チャネルでの伝送のために、クライアントデバイスの活性化のために活性化プロセスを行うように設定された通信モジュールを備え、
    前記活性化プロセス中に、前記クライアントデバイスが特定動作無線通信チャネル、及び、追跡により得られた前記使用可能な無線通信チャネルの部分集合のうち、通信のための無線通信チャネルを選択するように許容することを特徴とする無線マスターデバイス。
24. 伝送のための前記クライアントデバイスの最初の活性化は、選択されたチャネル設定を所定の期限までに当該無線マスターデバイスに報告する前記クライアントデバイスに依存することを特徴とする請求項２３に記載の無線マスターデバイス。
25. 前記通信モジュールは、前記活性化プロセスの完了以後、当該無線マスターデバイス及び前記クライアントデバイス間のチャネル状態更新と共に活性化の周期的な更新を行うために設定されたことを特徴とする請求項２４に記載の無線マスターデバイス。
26. 前記通信モジュールは、
    選択されたチャネルの使用可能性及び／または状態が変る時、前記クライアントデバイスを非活性化するように設定されることを特徴とする請求項２５に記載の無線マスターデバイス。
27. 前記通信モジュールは、
    選択されたチャネルのチャネル使用可能性及び／または状態が変る時、前記クライアントデバイスにチャネルスイッチを知らせるためにさらに設定されることを特徴とする請求項２６に記載の無線マスターデバイス。
28. 前記ホワイトスペーススペクトルは、テレビ帯域ホワイトスペース（ＴＶＷＳ）無線スペクトルを備え、
    自体活性化できるＴＶＷＳ無線デバイスを備え、
    各クライアントデバイスは、自体活性化できないＴＶＷＳ無線デバイスを備え、
    当該無線マスターデバイスの前記通信モジュールは、スペクトルセンシングにより、及び／またはＴＶＷＳ地理的な位置データベースにより表示されたように、使用可能な無線通信チャネルを追跡するようにさらに設定されることを特徴とする請求項２７に記載の無線マスターデバイス。
29. 当該無線マスターデバイスの無線通信モジュールは、ＴＶＷＳ無線スペクトル内の複数のＴＶチャネルのために、無線通信チャネルの複数の特定設定に属する複数のクライアントデバイスの活性化及び非活性化を管理するようにさらに設定されることを特徴とする請求項２８に記載の無線マスターデバイス。
30. 前記通信モジュールは、
    活性化を要請する複数のクライアントデバイスを活性化し、当該無線マスターデバイスにより管理されるあらゆる活性化されたクライアントデバイスの前記選択されたチャネル設定情報、及び前記選択されたチャネル内で提供されるサービスを維持するように設定され、
    相異なるクライアントデバイスのために、前記許容されたチャネルが同一であるか、または部分的に重畳するか、または重畳していないことを特徴とする請求項２９に記載の無線マスターデバイス。
31. 前記通信モジュールは、
    スケーラブルチャネル基盤の動的ステーション活性化（ＤＳＥ）を用いてクライアントデバイスの活性化を行うように設定されることを特徴とする請求項３０に記載の無線マスターデバイス。
32. 前記通信モジュールは、
    クライアントデバイスに使用可能チャネルを表示する情報要素、活動チャネルを表示する情報要素及びバックアップチャネルを表示する情報要素のうち、少なくとも一つを含むＤＳＥ活性化フレームを提供するように構成されることを特徴とする請求項３１に記載の無線マスターデバイス。
33. ホワイトスペーススペクトル内の無線通信のための無線クライアントデバイスにおいて、
    マスターデバイスにより許容されたチャネルからホワイトスペーススペクトル内の無線通信チャネルを選択し、所定の期限までに選択されたチャネル設定を前記マスターデバイスに報告するように設定された通信モジュールを備え、
    前記マスターデバイスは、ホワイトスペーススペクトル内の使用可能な無線通信チャネルを追跡して、無線通信チャネルでの伝送のために当該無線クライアントデバイスを活性化するための活性化プロセスを行うために設定された通信モジュールを備え、
    前記活性化プロセス中に、当該無線クライアントデバイスが特定動作無線通信チャネル、及び、追跡により得られた前記使用可能な無線通信チャネルの部分集合のうち、通信のための無線通信チャネルを選択するように前記マスターデバイスが許容することを特徴とする無線クライアントデバイス。
34. 伝送のための当該無線クライアントデバイスの最初の活性化は、選択されたチャネル設定を所定の期限までに前記マスターデバイスに報告する前記無線クライアントデバイスに依存することを特徴とする請求項３３に記載の無線クライアントデバイス。
35. 前記マスターデバイスは、スケーラブルチャネル基盤の動的ステーション活性化（ＤＳＥ）を用いてクライアントデバイスの活性化を行うように構成され、
    前記クライアントデバイスは、前記許容されたチャネルからチャネルを選択して、前記マスターデバイスに知らせるようにさらに構成されることを特徴とする請求項３４に記載の無線クライアントデバイス。
36. 前記通信モジュールは、前記活性化プロセスの完了以後、前記マスターデバイス及び前記クライアントデバイス間のチャネル状態更新と共に活性化の周期的な更新を行うために設定されたことを特徴とする請求項３５に記載の無線クライアントデバイス。
37. 前記ホワイトスペーススペクトルは、テレビ帯域ホワイトスペース（ＴＶＷＳ）無線スペクトルを備え、
    前記マスターデバイスは、自体活性化できるＴＶＷＳ無線デバイスを備え、
    各クライアントデバイスは、自体活性化できないＴＶＷＳ無線デバイスを備え、
    前記マスターデバイスの前記通信モジュールは、スペクトルセンシングにより、及び／またはＴＶＷＳ地理的な位置データベースにより表示されたように、使用可能な無線通信チャネルを追跡するようにさらに設定されることを特徴とする請求項３６に記載の無線クライアントデバイス。

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