JP5612282B2 - ハイブリッド自動車 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の動力源としてエンジンとモータジェネレータとを備えたハイブリッド自動車に関する。
ハイブリッド自動車として、車両のエンジンと変速機との間に介設されたクラッチよりも動力伝達系の下流側にモータジェネレータを配設したパラレル式のハイブリッド自動車が知られている(特許文献1、2等)。
このようなハイブリッド自動車によれば、減速制動時には、クラッチを切ってエンジンを車輪(駆動輪)と切り離した状態として車輪の制動エネルギをモータジェネレータで回収してバッテリに蓄電し、発進時や加速時には、クラッチを繋いだ状態としモータジェネレータにより駆動力を発生させてエンジンによる車輪の駆動をアシストしてエンジンの負荷を軽減することで、燃費の向上を図ることができる。
また、パラレル式のハイブリッド自動車としては、変速機の入力軸にモータジェネレータを設けたフロントPTO式のものや、変速機の出力軸にモータジェネレータを設けたリアPTO式のものや、変速機のサイドPTO機構にモータジェネレータを設けたサイドPTO式のものがあるが、特にこのサイドPTO式のものは、既存のサイドPTO機構を利用できるため、他のものに比して構造の簡素化及びコストの低減を図ることができる。
特開2003−129878号公報 特開平11−280513号公報
しかしながら、前記サイドPTO式のハイブリッド自動車においては、次のような欠点がある。
(1)クラッチを切ってエンジンを車輪と切り離し、モータジェネレータのみで車輪を駆動する電動走行が可能であるが、この電動走行時には発電を行うことができないため、バッテリの電力が枯渇すると、電動走行が困難となる。
(2)変速機の副軸にモータトルクを伝達する構造のため、シフトチェンジ(変速)中は、モータトルクが車輪に伝達されず、いわゆるトルク抜けが発生する。
(3)これらの問題を解決するために、変速機の出力軸側にもモータジェネレータを設置した2モータ式のいわゆるシリーズパラレル式のハイブリッド自動車が提案されているが、動力分割機構を有する専用の変速機が必要で、構造の複雑化及びコストの増大を招くという問題がある。
そこで、本発明の目的は、サイドPTO式のハイブリッド自動車でありながら、電動走行時のバッテリの電力の枯渇やシフトチェンジ時のトルク抜けを防止できるシリーズパラレル式のハイブリッド自動車を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係るハイブリッド自動車は、車両のエンジンに第1のクラッチを介して設けられた変速機と、該変速機の出力軸にプロペラシャフト及びディファレンシャルギヤを介して設けられた車輪と、前記変速機にサイドPTO機構及び第2のクラッチを介して設けられた第1のモータジェネレータと、前記ディファレンシャルギヤに前記プロペラシャフトとは別に設けられた駆動軸と、該駆動軸に第3のクラッチを介して設けられた第2のモータジェネレータと、運転状態により前記エンジン、第1乃至第3のクラッチ、第1及び第2のモータジェネレータを制御する制御装置とを備え、前記制御装置が、エンジンのクランキング開始時に前記第2のモータジェネレータを作動させて車両を発進させ、エンジン始動後にエンジンにより車輪を駆動し、電動走行時にエンジンを停止し、前記変速機をニュートラルにすると共に前記第3のクラッチを接にし、バッテリの電力で前記第2のモータジェネレータを作動させて車輪を駆動して走行し、バッテリの電力が不足した場合には、前記変速機をニュートラルにすると共に前記第1及び第2のクラッチを接にして前記エンジンで前記第1のモータジェネレータを駆動して発電させ、その電力を前記バッテリに蓄電し、そのバッテリの電力で前記第2のモータジェネレータを作動させて車両を電動走行するように構成されていることを特徴とする。
前記制御装置が、前記変速機の加速のシフトチェンジ時における少なくともギヤ抜きからギヤインまでの間、前記第3のクラッチを接にして前記第2のモータジェネレータを作動させるように構成されていることが好ましい。
本発明に係るハイブリッド自動車によれば、サイドPTO式のハイブリッド自動車でありながら、電動走行時のバッテリの電力の枯渇やシフトチェンジ時のトルク抜けを防止できる。
本発明の一実施形態に係るハイブリッド自動車の動力伝達系の概要を示す説明図である。 図1の変速機及びその近傍の拡大図である。 ディファレンシャルギヤの一例を示す断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態を添付図面に基いて詳述する。
図1に示すように、本実施形態に係るハイブリッド自動車は、車両に搭載されるエンジンEに第1のクラッチC1を介して設けられた変速機TMと、この変速機TMの出力軸である主軸8にプロペラシャフト(推進軸)PS及びディファレンシャルギヤ(差動装置)DGを介して設けられた車輪Tと、前記変速機TMにサイドPTO機構P及び第2のクラッチC2を介して設けられた第1のモータジェネレータMG1と、前記ディファレンシャルギヤDGに前記プロペラシャフトPSとは別に設けられた駆動軸39と、該駆動軸39に第3のクラッチC3を介して設けられた第2のモータジェネレータMG2と、アイドル停止後の発進時、加速時、電動走行時などの運転状態により前記エンジンE、第1乃至第3のクラッチC1〜C3、第1及び第2のモータジェネレータMG1,MG2を制御する制御装置28とを備えている。
本実施形態においては、エンジンEのクランク軸と変速機TMの入力軸7との間に、第1のクラッチC1に加えて流体継手FCを介設し、発進時には変速機TMを発進ギヤにギヤインし、第1のクラッチC1を接にし、流体継手FCのクリープによって発進するようにしているが、流体継手FCを省略し、第1のクラッチC1を半クラッチ制御することで発進するようにしてもよい。なお、ここでの流体継手FCはトルクコンバーターを含む概念であり、第1のクラッチC1は湿式クラッチが用いられ、エンジンEはディーゼルエンジンとなっている。
図2に示すように、流体継手FCは、エンジンEのクランク軸に連結されたポンプ羽根車1と、第1のクラッチC1の入力軸に連結されたタービン羽根車2と、ワンウェイクラッチ3を介してミッションケース等の固定系に支持されたステータ羽根車4とを有する。ポンプ羽根車1が取り付けられた部材とタービン羽根車2が取り付けられた部材との間には、ロックアップクラッチRCが介設されている。ロックアップクラッチRCは、車速が所定車速以下に落ちると、エンストを回避するために断にされ、爾後、車速が前記所定車速よりも速い別の所定車速以上に上がると、滑りを回避して効率を高めるために接にされる。
第1のクラッチC1は、流体継手FCのタービン羽根車2に繋がる入力軸に設けられた入力プレート5と、変速機TMの入力軸7に設けられた出力プレート6とを有し、これら入力プレート5と出力プレート6とがクラッチアクチュエータCAによって相対的に押し付けられると接にされ、その押し付けが解除されると断にされる。第1のクラッチC1は、変速機TMにて変速操作を行う際に断にされ、変速完了後に接にされる。
変速機TMは、第1のクラッチC1の出力軸に繋がる入力軸7と、その軸端から間隔を隔てて同軸に配置された主軸8と、これら入力軸7及び主軸8と平行に配置された副軸9とを有し、各軸はミッションケースに軸受を介して回転可能に支持されている。入力軸7には、入力ギヤ10が回転不能に設けられている。副軸9には、入力ギヤ10と噛合する入力副ギヤ11、リバース副ギヤGR、1速副ギヤG1、2速副ギヤG2、3速副ギヤG3、4速副ギヤG4が、夫々回転不能に、6速副ギヤG6が回転可能に設けられている。
主軸8には、リバース副ギヤGRに噛合されたアイドルギヤIRと噛合するリバース主ギヤMR、1速副ギヤG1と噛合する1速主ギヤM1、2速副ギヤG2と噛合する2速主ギヤM2、3速副ギヤG3と噛合する3速主ギヤM3、4速副ギヤG4と噛合する4速主ギヤM4が、夫々回転可能に、6速副ギヤG6と噛合する6速主ギヤM6が回転不能に設けられている。また、主軸8には、1速/リバース用ハブH1R、2速/3速用ハブH23、4速/5速用ハブH45が、夫々回転不能に設けられ、副軸9には、6速用ハブH6が回転不能に設けられている。
そして、1速/リバース用ハブH1Rにスプライン噛合された1速/リバース用スリーブSR1をリバース主ギヤMRに設けられたリバースドグDRに噛合させると、主軸8がリバース回転し、1速/リバース用スリーブSR1を1速主ギヤM1に設けられた1速ドグD1に噛合すると主軸8が1速のギヤ比で回転する。2速/3速用ハブH23にスプライン噛合された2速/3速用スリーブS23を2速主ギヤM2に設けられた2速ドグD2に噛合させると、主軸8が2速のギヤ比で回転し、2速/3速用スリーブS23を3速主ギヤM3に設けられた3速ドグD3に噛合すると主軸8が3速のギヤ比で回転する。
4速/5速用ハブH45にスプライン噛合された4速/5速用スリーブS45を4速主ギヤM4に設けられた4速ドグD4に噛合させると、主軸8が4速のギヤ比で回転し、4速/5速用スリーブS45を入力軸7に設けられた5速ドグD5に噛合すると主軸8が入力軸7と直結されて(5速のギヤ比)回転する。6速用ハブH6にスプライン噛合された6速用スリーブS6を6速副ギヤG6に設けられた6速ドグD6に噛合させると、主軸8が6速のギヤ比で回転する。なお、各スリーブにはシンクロ機構が設けられている。
サイドPTO機構Pは、副軸9の3速副ギヤG3に噛合されたアイドルギヤ15、アイドルギヤ15に噛合するPTOギヤ16、PTOギヤ16の回転軸17に設けられたドグ18、回転軸17と同軸に配置されたドライブシャフト19、ドライブシャフト19の一端に設けられたハブ20、ハブ20にスプライン噛合されたスリーブ21、ドライブシャフト19の他端に設けられた減速ギヤ22、減速ギヤ22に噛合された第1のモータジェネレータMG1のピニオン23を備えている。
回転軸17は、PTOギヤ16、ドグ18、ハブ20及びスリーブ21を収容するPTOケース29(図1参照)に軸受を介して回転可能に支持され、ドライブシャフト19は、ユニバーサルジョイントが組み込まれていて、一端がPTOケース29に軸受を介して回転可能に支持され、他端が減速ギヤ22及びピニオン23を収容する減速機ケース30(図1参照)に軸受を介して回転可能に支持されている。
このサイドPTO機構Pによれば、スリーブ21をドグ18に噛合させると3速副ギヤG3の回転が第1のモータジェネレータMG1に伝達され、スリーブ21をドグ18から離脱させると第1のモータジェネレータMG1が3速副ギヤG3の回転から切り離される。ドグ18、ハブ20、スリーブ21は、PTOクラッチである第2のクラッチC2を構成する。この第2のクラッチC2は、通常、接にされ、変速機TMが変速操作を行う際に各スリーブのシンクロの負担を軽減するため断にされ、また、エンジンEのみで走行する場合も第1のモータジェネレータMG1の引きずりトルクを回避するため断にされる。
第1のモータジェネレータMG1には、その出力を調節するためのインバータIV1を介して電源としてのバッテリ(リチウムイオン電池等)BTが接続されている。
また、図2に示すように、このハイブリッド自動車は、アクセルペダル25の開度を検出するアクセルセンサ26と、第1のクラッチC1の回転数を検出する回転センサ27と、スタータスイッチSWと、シフトセンサSSと、これらアクセルセンサ26、回転センサ27、スタータスイッチSW、シフトセンサSSで検出された運転状態に応じて、第1乃至第3のクラッチC1,C2,C3、第1及び第2のモータジェネレータMG1,MG2及びエンジンEへの燃料噴射量を制御する制御装置28とを備えている。
アクセルセンサ26は、アクセルペダル25の角度を検出する角度センサからなり、その角度からアクセル開度を求める。回転センサ27は、変速機TMの入力軸7に設けられた入力ギヤ10の回転を検出するものであり、この入力ギヤ10の回転数は第1のクラッチC1の出力軸の回転数と一致する。すなわち、回転センサ27が検出するクラッチ回転数とは、第1のクラッチC1の出力軸の回転数のことをいう。第1のクラッチC1の出力軸の回転数は、第1のクラッチC1が接で且つロックアップクラッチRCが接であれば、エンジンEのクランク軸の回転数(エンジン回転数)と一致する。
スタータスイッチSWは、エンジンの始動と停止を行うものである。シフトセンサSSは、変速機のシフトチェンジ時のギヤ抜け位置(ニュートラル位置)とギヤイン位置を検出するものである。
車両の発進後、クリープが不要となる車速になればロックアップクラッチRCが接にされ、以降、エンストする程度にまで車速が落ちない限りロックアップクラッチRCは接のままであり、また、第1のクラッチC1は変速機TMにて変速操作が行われるとき以外は接にされているので、第1のクラッチC1の出力軸の回転数は、発進時及び変速時以外の通常走行時には、エンジン回転数と一致する。
前記ディファレンシャルギヤDGは、図3に示すように、左右の後車軸31の基端部に設けられた一対の差動大歯車32を収容した差動歯車室33と、この差動歯車室33内に差動歯車軸34を介して設けられ前記差動大歯車32に噛合する複数個の差動遊星歯車35と、前記差動歯車室33の外周に設けられた環歯車37とから主に構成されている。この環歯車37にはプロペラシャフトPSの駆動歯車38と、プロペラシャフトPSとは別の駆動軸39の駆動歯車40とが噛合されている。
前記ディファレンシャルギヤDGの駆動軸39には第3のクラッチC3を介して第2のモータジェネレータMG2が設けられている。この第2のモータジェネレータMG2には、その出力を調節するためのインバータIV2を介してバッテリBTが接続されている。なお、バッテリBTは、第1及び第2のモータジェネレータMG1,MG2ごとに個別に設けられていてもよいが、図示例のように共通のものとして設けられていることが好ましい。また、図示例では、前記駆動軸39の他端が減速ギヤ41及びピニオン42を収容する減速機ケース43に軸受を介して支持され、駆動軸39が減速ギヤ41に第2のモータジェネレータMG2のピニオン42が噛合されているが、減速ギヤ41の代わりに増速ギヤ又は等速ギヤを採用してもよい。なお、減速ギヤ41を採用せずに駆動軸39に第3のクラッチC3を介して第2のモータジェネレータMG2を設けてもよい。
前記制御装置28は、前記変速機TMをニュートラルにし、バッテリBTの電力で前記第2のモータジェネレータMG2を作動させて電動走行する時に、前記第1及び第2のクラッチC1,C2を接にして前記エンジンEで前記第1のモータジェネレータMG1を駆動して発電させ、その電力を前記バッテリBTに蓄電するように構成されている。また、前記制御装置28は、前記変速機TMのシフトチェンジ時における少なくともギヤ抜きからギヤインまでの間、前記第3のクラッチC3を接にして前記第2のモータジェネレータMG2を作動させるように構成されている。
次に、以上の構成からなるハイブリッド自動車の作用を述べる。先ず、アイドル停止後の発進時には、アクセルセンサ26がオン、且つスタータスイッチSWがオンで、エンジンEのクランキングが開始するが、エンジンEを瞬時に始動させて車両を発進することが困難であるため、同時に第2のモータジェネレータMG2の作動により車輪Tを駆動して発進し、エンジンEの始動後、第1のクラッチC1を接にしてエンジンEで車輪Tを駆動する。
加速時には、エンジンEと、第2のモータジェネレータMG2の作動により車輪Tを駆動する。変速機TMのシフトチェンジ時には、エンジントルクが一時的に切り離されるが、シフトチェンジ時における少なくともギヤ抜きからギヤインまでの間、前記第3のクラッチC3を接にして前記第2のモータジェネレータMG2を作動させて車輪Tを駆動しているため、第1のモータジェネレータMG1で車輪Tを駆動している場合と異なり、変速機TMのトルク抜けを防止することができる。
一方、電動走行時には、エンジンEを停止し、変速機TMをニュートラルにし、バッテリBTの電力で第2のモータジェネレータMG2を作動させて車輪Tを駆動して車両を走行させる。バッテリBTの電力が不足した場合には、第1及び第2のクラッチC1,C2を接にし、エンジンEによりサイドPTO機構Pを介して第1のモータジェネレータMG1を駆動して発電させ、その電力で第2のモータジェネレータMG2を作動させて車両を電動走行させる。
本実施形態によれば、車両のエンジンEに第1のクラッチC1を介して設けられた変速機TMと、該変速機TMの出力軸にプロペラシャフトPS及びディファレンシャルギヤDGを介して設けられた車輪Tと、前記変速機TMにサイドPTO機構P及び第2のクラッチC2を介して設けられた第1のモータジェネレータMG1と、前記ディファレンシャルギヤDGに前記プロペラシャフトPSとは別に設けられた駆動軸39と、該駆動軸39に第3のクラッチC3を介して設けられた第2のモータジェネレータMG2と、運転状態により前記エンジンE、第1乃至第3のクラッチC1〜C3、第1及び第2のモータジェネレータMG1,MG2を制御する制御装置28とを備えているため、サイドPTO式のハイブリッド自動車でありながら、バッテリBTの電力の枯渇や変速時のトルク抜けを防止できるシリーズパラレル式のハイブリッド自動車を提供することができる。
前記制御装置28が、前記変速機TMをニュートラルにし、バッテリBTの電力で前記第2のモータジェネレータMG2を作動させて電動走行する時に、前記第1及び第2のクラッチC1,C2を接にして前記エンジンEで前記第1のモータジェネレータMG1を駆動して発電させ、その電力を前記バッテリBTに蓄電するように構成されているため、バッテリBTの電力の枯渇を防止することができる。
また、前記制御装置28が、前記変速機TMのシフトチェンジ時における少なくともギヤ抜きからギヤインまでの間、前記第3のクラッチC3を接にして前記第2のモータジェネレータMG2を作動させるように構成されているため、変速時のトルク抜けを防止できる。
プロペラシャフトとは別に設けられた駆動軸を有するディファレンシャルギヤとしては、後輪2軸(タンデム)式のディファレンシャルギヤの前部側を利用することが可能である。
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変更が可能である。
E エンジン
TM 変速機
P サイドPTO機構
C1 第1のクラッチ
C2 第2のクラッチ
C3 第3のクラッチ
PS プロペラシャフト
DG ディファレンシャルギヤ
MG1 第1のモータジェネレータ
MG2 第2のモータジェネレータ
BT バッテリ
28 制御装置
39 駆動軸

Claims (2)

  1. 車両のエンジンに第1のクラッチを介して設けられた変速機と、該変速機の出力軸にプロペラシャフト及びディファレンシャルギヤを介して設けられた車輪と、前記変速機にサイドPTO機構及び第2のクラッチを介して設けられた第1のモータジェネレータと、前記ディファレンシャルギヤに前記プロペラシャフトとは別に設けられた駆動軸と、該駆動軸に第3のクラッチを介して設けられた第2のモータジェネレータと、運転状態により前記エンジン、第1乃至第3のクラッチ、第1及び第2のモータジェネレータを制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置が、エンジンのクランキング開始時に前記第2のモータジェネレータを作動させて車両を発進させ、エンジン始動後にエンジンにより車輪を駆動し、電動走行時にエンジンを停止し、前記変速機をニュートラルにすると共に前記第3のクラッチを接にし、バッテリの電力で前記第2のモータジェネレータを作動させて車輪を駆動して走行し、バッテリの電力が不足した場合には、前記変速機をニュートラルにすると共に前記第1及び第2のクラッチを接にして前記エンジンで前記第1のモータジェネレータを駆動して発電させ、その電力を前記バッテリに蓄電し、そのバッテリの電力で前記第2のモータジェネレータを作動させて車両を電動走行するように構成されている
    ことを特徴とするハイブリッド自動車。
  2. 前記制御装置が、前記変速機のシフトチェンジ時における少なくともギヤ抜きからギヤインまでの間、前記第3のクラッチを接にして前記第2のモータジェネレータを作動させるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のハイブリッド自動車。
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