JP5612051B2 - 生体電極用の粘着パッド及び粘着パッドシート - Google Patents
生体電極用の粘着パッド及び粘着パッドシート Download PDFInfo
- Publication number
- JP5612051B2 JP5612051B2 JP2012216713A JP2012216713A JP5612051B2 JP 5612051 B2 JP5612051 B2 JP 5612051B2 JP 2012216713 A JP2012216713 A JP 2012216713A JP 2012216713 A JP2012216713 A JP 2012216713A JP 5612051 B2 JP5612051 B2 JP 5612051B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- adhesive pad
- gel
- electrode
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 title claims description 230
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 title claims description 230
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 67
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 62
- 239000004820 Pressure-sensitive adhesive Substances 0.000 claims description 20
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 14
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 14
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 7
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 7
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 3
- 239000000499 gel Substances 0.000 description 83
- 239000010408 film Substances 0.000 description 66
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 42
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 42
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 24
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 24
- 239000000463 material Substances 0.000 description 20
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 12
- GTKRFUAGOKINCA-UHFFFAOYSA-M chlorosilver;silver Chemical compound [Ag].[Ag]Cl GTKRFUAGOKINCA-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 10
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 5
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 5
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 5
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 4
- 206010011409 Cross infection Diseases 0.000 description 4
- 206010029803 Nosocomial infection Diseases 0.000 description 4
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 3
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 3
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 3
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 3
- 229910021607 Silver chloride Inorganic materials 0.000 description 2
- 229920000122 acrylonitrile butadiene styrene Polymers 0.000 description 2
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 2
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 2
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 2
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 2
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 2
- HKZLPVFGJNLROG-UHFFFAOYSA-M silver monochloride Chemical compound [Cl-].[Ag+] HKZLPVFGJNLROG-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 2
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 2
- 229920002725 thermoplastic elastomer Polymers 0.000 description 2
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 2
- 229920002799 BoPET Polymers 0.000 description 1
- 102000011782 Keratins Human genes 0.000 description 1
- 108010076876 Keratins Proteins 0.000 description 1
- 210000000577 adipose tissue Anatomy 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 210000004556 brain Anatomy 0.000 description 1
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 210000002216 heart Anatomy 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000000017 hydrogel Substances 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002906 medical waste Substances 0.000 description 1
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 210000003205 muscle Anatomy 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- 229920013716 polyethylene resin Polymers 0.000 description 1
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 229920002050 silicone resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 229920002803 thermoplastic polyurethane Polymers 0.000 description 1
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 description 1
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
Description
〔1〕電極の界面活性が妨げられて電気特性が落ち、正確な測定が困難となる。
〔2〕電極を人体に貼り付ける導電性ゲルの粘着性が低下して皮膚面に貼り付きにくくなり、ノイズが増加し測定精度が悪化する。
〔3〕被験者間での交差感染を生じるおそれがある。
電極ヘッドが導電性のカーボンシートに電極用塗料による電極塗膜を形成したカーボン電極であり、
粘着パッドが被験者に貼り付ける粘着性ゲルと、粘着性ゲルを保持する基材シートとを備えており、基材シートには粘着性ゲルにカーボン電極を貼り付けることで電極ヘッドを粘着パッドに保持する取付孔を有することを特徴とする。
電極塗膜は、基材シートを介さずに生体に近接させることができる粘着パッドの取付孔と厚み方向で重なる位置に形成すると生体電気のピックアップ性が高まり、より正確な測定に寄与することができる。この点で本発明では印刷や塗布によって位置、形状、厚みを制御した印刷層、塗布層として電極塗膜を形成することができるので、粘着パッドの取付孔との位置関係を考慮した電極塗膜を容易且つ正確に形成することができる。
このためカーボン電極の電極面を粘着パッドの粘着性ゲルに対して面で密着させることができ、カーボン電極に対する高い保持力を得ることができる。
このタブを摘むことで粘着パッドを皮膚から容易に剥がすことができる。また、タブは粘着性ゲルの厚みの分、皮膚面から浮いているので、皮膚に触れずに粘着パッドを剥がすことができる。さらにタブには粘着性がないので、手指にまとわりつくことが無く簡単に手指から離して捨てることができる。
電極ヘッドは粘着パッドの取付孔から表出する粘着性ゲルに対して貼り付いている。この電極ヘッドを粘着パッドから剥がす際には、電極ヘッドに繋がるリード線を引っ張ってしまう可能性がある。その場合に、引っ張り力が直接加わるリード線の被覆と重なる粘着パッドの部分が、取付孔から表出する粘着性ゲルであると、リード線の引っ張りによって粘着性ゲルが破れてしまって電極ヘッドに破片が残り、それを取り除かなければならないという不都合がある。しかし本発明ならばそれを回避できる。
粘着パッドの取付孔として一つの大きな孔を設けた場合、取付孔に表出する部分は粘着性ゲルだけの弱い部分となり、電極ヘッドを剥がす際に破断するおそれがある。それを防ぐには不織布のような補強材を埋め込んだ粘着性ゲルを使うのが望ましいが、通常の粘着性ゲルと比べるとコスト面でのデメリットが大きい。しかし本発明であれば、取付孔として単一の大きな孔ではなく、複数の取付小孔を設けるので、電極ヘッドを剥がす際に粘着性ゲルに作用する剪断応力を小さく破れにくくすることができる。
これによれば、前述の生体電極パッドにおける電極ヘッドと同様の作用・効果を奏することができる。
このためカーボン電極の電極面を粘着パッドの粘着性ゲルに対して面で密着させることができ、カーボン電極に対する高い保持力を得ることができる。
このタブを摘むことで粘着パッドを皮膚から容易に剥がすことができる。また、タブは粘着性ゲルの厚みの分、皮膚面から浮いているので、皮膚に触れずに粘着パッドを剥がすことができる。さらにタブには粘着性がないので、手指にまとわりつくことが無く簡単に手指から離して捨てることができる。
電極ヘッドは粘着パッドの取付孔から表出する粘着性ゲルに貼り付いている。これを粘着パッドから剥がす際には、電極ヘッドに繋がるリード線を引っ張ってしまうおそれがある。その場合に、引っ張り力が直接加わるリード線の被覆と重なる粘着パッドの部分が、取付孔から表出する粘着性ゲルであると、リード線の引っ張りによって粘着性ゲルが破れてしまって電極ヘッドに破片が残り、それを取り除かなければならないという不都合がある。しかし本発明ならばそれを回避できる。
これによれば基材シート側の第1の保護フィルムが第2の保護フィルムよりも柔軟で曲げやすいため、柔軟で曲げやすい第1の保護フィルムを捲り、粘着パッドの基材フィルム側を先ず露出させるようにして容易に取り扱うことができる。
これによれば第1の保護フィルムを別の貼り付け方法を用意しなくても、取付孔に表出する粘着性ゲルで保持することができる。
例えば3枚や5枚を一組とする粘着パッドシートは心電波形のモニタリング用として、4枚一組の粘着パッドシートは四肢誘導用として、6枚一組の粘着パッドシートは胸部誘導用として、さらに10枚一組の粘着パッドシートは四肢誘導と胸部誘導を合わせた誘導心電図検査用として、それぞれ1回で使い切ることができて便利であり、資材管理も容易である。
これによれば、例えば保管時には複数の粘着パッドを1枚に纏めた粘着パッドシートを、粘着パッドの使用時には1枚の粘着パッドシートを複数に分離することができて便利である。例えば誘導心電図検査で10個の粘着パッドを使用する場合に、粘着パッドシートを、四肢誘導用として4つの粘着パッドを含む部分と、胸部誘導用として6つの粘着パッドを含む部分とに分離し、それぞれ別々の人に手渡して生体電極の貼り付けを行うことができるので、検査の作業効率を高めることができる。
被験者ごとに交換する部材は粘着パッドのみであり、接触子、リード線及び測定電極からなる電極本体については繰り返し使うことができる。このため接触子、リード線を含めすべてを使い捨てる既存のディスポーザブル仕様の心電計用電極と比較して、誘導心電図検査を安価に行うことができ、また資源の有効利用という社会環境的な価値要請にも応えることができる。よって使い捨て用の心電計用電極の普及の妨げとされていた阻害要因を解消することができ、より正確でより安全な心電図検査の実施に貢献することができる。
このような電極ディスク42は、電気絶縁性でX線透過性の合成樹脂の成形体として形成する。例えばABS樹脂などの一般的な樹脂に加え、熱可塑性エラストマーなどの比較的柔軟な材料を含めた広い意味での樹脂を用いることができる。こうした材料の中では特に熱可塑性エラストマーを用いると、電極ヘッド40を粘着パッド50に押し付けて人体に貼り付ける際に、硬質樹脂を皮膚に押し付けるような硬い触感を与えることなく、触感が柔らかくて暖かみを与える点で好ましい。識別マーク42dは、電極ヘッド40ごとに色分けしてそれぞれを区別する目印となるように色付きシールを貼ったものである。
カーボンシート41がリード線30と接する表面41aの反対側となる裏面41bには、銀−塩化銀でなる銀−塩化銀塗膜41cを有する。銀−塩化銀は生体からの電気のピックアップの点で優れているからである。本実施形態の銀−塩化銀塗膜は、銀−塩化銀含有インキをカーボンシート41の裏面41bに薄膜塗層することで設ける。具体的には銀−塩化銀含有インキを印刷したり塗装することで薄膜状に形成する。
リード線保護材30cは、その全長に亘ってリード線30を密着状態で拘束するのではなく、拘束部分30dと非拘束部分30eとに分かれている。これらの部分は、リード線保護材30cとして熱収縮性チューブを使用し、密着部分30dだけ部分的に加熱・収縮させ密着させることで形成している。
拘束部分30dと非拘束部分30eとの境界部は、次のような理由から、電極ディスク42のリード線収容部42cの導入口から離間する位置に配置する。
他の多くの生体電極と同様に心電計用電極1は人体に貼り付けて使用されるが、人体と測定機器とを繋ぐリード線30は、電極ヘッド40の後端部から斜めに引っ張られてしまうことがある(図3(b)の二点鎖線参照)。このため、リード線30にリード線保護材30cを付けず、電極ディスク42の後端部(リード線収容部42cの導入口)を、斜めに引っ張られたときのリード線30の屈曲可能点とすると、カーボン細線を撚った心線30aが断線し易くなってしまう。そこで本実施形態では2つの対策をとっている。
その一つが、リード線保護材30cを設けることであり、細くて弱いリード線30の急激な屈曲を緩和してリード線30を保護する。もう一つがそのリード線保護材30cを拘束部分30dと非拘束部分30eとに分けて、それらの境界部をリード線収容部42cの外部に位置させるようにしたことである。こうすると、斜めに引っ張られたリード線30は特にその境界部で屈曲しようとするものの、同心状に位置する非拘束部分30eの内周面に当接して過剰な屈曲が緩衝され、これによってリード線30を保護することができる。
なお、リード線保護材30cは、個々の電極ヘッド40ごとに色分けすることで、生体のどの部位に固着させるべき電極ヘッド40であるかを区別する目印にすることができる。識別マーク42dの色彩と同じにすることでデザイン的にも優れた電極ヘッド40とすることができる。
これらの中では、図5(c)で示すように、開口52aがリード線30の被覆30bの部位が設けられた位置を避ける形状であることが好ましい。被覆30bのある部分を避けて開口52aを有しているため、リード線30があって接着力が弱い部分が粘着性ゲル51と強固に固着してカーボンシート41が剥がれやすくなる現象を防ぐことができるからである。
本実施形態では1つの粘着パッドシート70に粘着パッド50を10枚一組として配列しているが、これは誘導心電図検査で使う心電計用電極1の数(10個)と一致させたものであり、被験者一人につき1枚の粘着パッドシート70を使い切るようにして、資材管理を容易にしている。この他の形態としては、誘導心電図検査や心電波形のモニタリングに適したものとして、粘着パッド50を、3枚一組、4枚一組、5枚一組、6枚一組として配列したものとすることもできる(図示略)。
粘着パッド50の使用時にはゲル保持シート52の側を手前側(上側)にして粘着パッドシート70から剥離すると良いが、そのためにゲル保持シート52を覆う第1の粘着パッド保護フィルム61aを捲り易くする。他方、第2の粘着パッド保護フィルム61bは、粘着パッドシート70の全体の取扱性を良くするため、シート形状を保持できるようにある程度の硬さを持たせる。こうした相対的な硬さの相違によって捲りやすさに違いを出すようにする。
また、異種類の樹脂フィルムを用いる場合は、例えば、第1の粘着パッド保護フィルム61aに比較的柔らかい性質を有するウレタン系樹脂フィルムを用い、第2の粘着パッド保護フィルム61bに比較的硬いPETフィルムを用いることができる。
第1の粘着パッド保護フィルム61aと第2の粘着パッド保護フィルム61bとの区別をより容易にするために、それぞれの粘着パッド保護フィルム61a,61bの色彩を色分けするとさらに良い。
すなわち、粘着パッドシート70の柔らかい第1の粘着パッド保護フィルム61aを引きはがし、電極ヘッド40を粘着パッド50の上に乗せていく。こうして、開口52aを通じて粘着性ゲル51が表出したところに電極ヘッド40が貼り付いて、粘着パッド50と電極ヘッド40が一体化される。
次に、第2の粘着パッド保護フィルム61bを剥がしながら、電極ヘッド40に付いた粘着パッド50を被験者の身体の所定の皮膚面に貼り付けていく。特に、電極ヘッド40の数に応じた粘着パッド50を一つの粘着パッドシート70としておけば、必要な電極ヘッド40分だけ粘着パッド50を貼り付ける際に、粘着パッド保護フィルム61a,61bを引きはがす手間がそれぞれ1回で済むため、効率的に作業を進めることができる。
以上の説明では、粘着パッド50を先に付けた心電計用電極1を被験者の皮膚面に貼付けたが、先に被験者の皮膚面に粘着パッド50を貼り付けてから、その上に電極ヘッド40を貼り付けるようにしても良い。
すなわち、心電計用電極1によれば、前述のように電極本体10から使用済みの粘着パッド50を粘着性ゲル51ごと容易に分離することができる。また未使用の粘着パッド50に電極ヘッド40を容易に貼付けることができる。このようにして被験者ごとに常に新しい粘着パッド50を使用することで、被験者ごとに正確な測定を実現することができ、また被験者間の交差感染を確実に防ぐことができる。
この形態では、第2の粘着パッド保護フィルム61bに切断用のミシン目61cを設ける。これとともに第1の粘着パッド保護フィルム61aには、ミシン目61cに対応して切断することで分離縁61dを形成し、左側の保護フィルム61a(6)と右側の保護フィルム61a(4)とに2分割するようにしている。これによって粘着パッドシート70は、粘着パッド50が6つある左側部分と、4つある右側部分とに分けることができる。
これによれば、粘着パッド50の使用形態に応じて粘着パッドシート70を分割することができるので便利である。即ち、図7の例では、誘導心電図検査で10個の粘着パッド50を使用する場合に、粘着パッドシート70を、ミシン目61cと分離縁61dによって、四肢誘導用として4つの粘着パッド50を含む右側部分と、胸部誘導用として6つの粘着パッド50を含む左側部分とに分離し、それぞれ別々の人に手渡して電極本体10の貼り付けを行うことができるようになり、検査の作業効率を高めることができる。また、2枚に分けた状態としても粘着パッドシート70の両面が第1及び第2の上記保護フィルム61a,61bで覆われているので、粘着性ゲル51に対する異物の付着防止や破損防止という点でも好ましい。
なお、ここでは6枚と4枚で分けるようにミシン目61cと分離縁61dを設けるようにしたが、他の枚数の組み合わせとして実施しても良い。また、異物の付着防止や破損防止という点を考慮しなければ、ミシン目61cか分離縁61dの何れか一方のみを備える形態にて実施することもできる。
10 電極本体(生体電極)
20 接触子
30 リード線
30a 心線
30b 被覆
30c リード線保護材
30d 拘束部分
30e 非拘束部分
40 電極ヘッド
41 カーボンシート
41a 表面
41b 裏面
41c 銀−塩化銀塗膜(電極塗膜)
42 電極ディスク
42a 表面
42b 裏面
42c リード線収容部
42d 識別マーク
50 粘着パッド
51 粘着性ゲル
51a 一方面
52 ゲル保持シート(基材シート)
52a 開口(取付孔)
52b タブ
61 粘着パッド保護フィルム
61a 第1の粘着パッド保護フィルム
61b 第2の粘着パッド保護フィルム
61c ミシン目
61d 分離縁
70 粘着パッドシート
Claims (8)
- 一方面に生体電極を保持し、他方面を被験者に貼り付ける粘着性ゲルと、
粘着性ゲルを保持する基材シートとを備える生体電極用の粘着パッドにおいて、
基材シートに、基材シート側から生体電極を粘着性ゲルで保持するための取付孔と、粘着性ゲルとの積層部位から外方に突出するタブとを設け、
基材シートの前記取付孔をリード線の被覆と重ならない位置に形成することを特徴とする生体電極用の粘着パッド。 - 一方面に生体電極を保持し、他方面を被験者に貼り付ける粘着性ゲルと、
粘着性ゲルを保持する基材シートとを備える生体電極用の粘着パッドにおいて、
基材シートに、基材シート側から生体電極を粘着性ゲルで保持するための取付孔と、粘着性ゲルとの積層部位から外方に突出するタブとを設け、
前記取付孔として複数の取付小孔を設けることを特徴とする生体電極用の粘着パッド。 - 取付孔が生体電極の電極面よりも小さく設けられている請求項1又は請求項2記載の生体電極用の粘着パッド。
- 一方面に生体電極を保持し、他方面を被験者に貼り付ける粘着性ゲルと、
粘着性ゲルを保持する基材シートとを備え、
基材シートに、基材シート側から生体電極を粘着性ゲルで保持するための取付孔と、粘着性ゲルとの積層部位から外方に突出するタブとを有する生体電極用の粘着パッドを複数配列した粘着パッドシートであって、
粘着パッドの基材シート側を覆う第1の保護フィルムと、
粘着パッドの粘着性ゲル側を覆う第2の保護フィルムとを備え、
第1の保護フィルムが第2の保護フィルムよりも柔軟で曲げやすい樹脂フィルムでなる粘着パッドシート。 - 一方面に生体電極を保持し、他方面を被験者に貼り付ける粘着性ゲルと、
粘着性ゲルを保持する基材シートとを備え、
基材シートに、基材シート側から生体電極を粘着性ゲルで保持するための取付孔と、粘着性ゲルとの積層部位から外方に突出するタブとを有する生体電極用の粘着パッドを複数配列した粘着パッドシートであって、
粘着パッドの基材シート側を覆う第1の保護フィルムと、
粘着パッドの粘着性ゲル側を覆う第2の保護フィルムとを備え、
第1の保護フィルムを粘着パッドの取付孔から露出する粘着性ゲルに貼り付けて保持してなる粘着パッドシート。 - 粘着パッドを3枚、4枚、5枚、6枚又は10枚の何れかを一組として第1及び第2の保護フィルムに配列した請求項4又は請求項5記載の粘着パッドシート。
- 第2の保護フィルムには、複数配列された粘着パッドを少なくとも2つのグループに分離可能なミシン目を設けるとともに、
第1の保護フィルムには、当該ミシン目に対応する分離縁を設けるようにし、
第2の保護フィルムをミシン目で切断し分離することで、第1及び第2の保護フィルム及び粘着パッドを複数に分割可能となっている請求項6記載の粘着パッドシート。 - 粘着パッドが請求項1〜請求項3何れか1項記載のものである請求項4〜請求項7何れか1項記載の粘着パッドシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012216713A JP5612051B2 (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | 生体電極用の粘着パッド及び粘着パッドシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012216713A JP5612051B2 (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | 生体電極用の粘着パッド及び粘着パッドシート |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009099802A Division JP5193928B2 (ja) | 2009-04-16 | 2009-04-16 | 生体電極パッド及び生体電極 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014045950A Division JP5837953B2 (ja) | 2014-03-10 | 2014-03-10 | 粘着パッドシート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013027730A JP2013027730A (ja) | 2013-02-07 |
JP5612051B2 true JP5612051B2 (ja) | 2014-10-22 |
Family
ID=47785352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012216713A Active JP5612051B2 (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | 生体電極用の粘着パッド及び粘着パッドシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5612051B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3989800B1 (de) * | 2019-06-26 | 2023-06-14 | Guger, Christoph | Elektrodenanordnung zur messung von elektrischen spannungen |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017188621A1 (ko) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | 경희대학교산학협력단 | 팬텀장치 |
KR101798327B1 (ko) * | 2016-05-23 | 2017-11-15 | 경희대학교 산학협력단 | 부착 가능한 팬텀장치 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4238263A1 (en) * | 1991-11-15 | 1993-05-19 | Minnesota Mining & Mfg | Adhesive comprising hydrogel and crosslinked polyvinyl:lactam - is used in electrodes for biomedical application providing low impedance and good mechanical properties when water and/or moisture is absorbed from skin |
JP4709672B2 (ja) * | 2006-03-22 | 2011-06-22 | 株式会社メッツ | 心電計用電極 |
-
2012
- 2012-09-28 JP JP2012216713A patent/JP5612051B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3989800B1 (de) * | 2019-06-26 | 2023-06-14 | Guger, Christoph | Elektrodenanordnung zur messung von elektrischen spannungen |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013027730A (ja) | 2013-02-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5193928B2 (ja) | 生体電極パッド及び生体電極 | |
US5133356A (en) | Biomedical electrode having centrally-positioned tab construction | |
JP4709672B2 (ja) | 心電計用電極 | |
JP5165841B2 (ja) | 防水性生体電極 | |
CA1332383C (en) | Diagnostic electrode | |
EP0509710A2 (en) | Biomedical electrode construction | |
JP2017023754A (ja) | 生体用電極パッド | |
US20140142410A1 (en) | Nerve Stimulation Electrodes | |
JP5612051B2 (ja) | 生体電極用の粘着パッド及び粘着パッドシート | |
KR20100128086A (ko) | 생체신호 측정을 위한 비접촉식 금속 전극패치 및 생체신호 측정 장치 | |
KR101885320B1 (ko) | 사용이 용이한 일회용 심전도 패드 | |
JP5837953B2 (ja) | 粘着パッドシート | |
JP4855734B2 (ja) | 心電図測定用電極及び心電図測定装置 | |
US5226225A (en) | Method of making a biomedical electrode | |
KR20140004168U (ko) | 심전도 측정용 전극패드 | |
JPH0215443Y2 (ja) | ||
JP2021094147A (ja) | 生体用電極シート | |
JP7116041B2 (ja) | 生体用電極シート | |
JP2008212489A (ja) | 生体情報測定用電極 | |
EP4111972A1 (en) | Electrode segment and electrode matrix for electrocardiographic and/or bioimpedance measurements | |
CN211962036U (zh) | 电极结构以及生物信息监测系统 | |
KR20210138583A (ko) | 전극 어셈블리 및 방법 | |
CN210673309U (zh) | 一次性电极片 | |
CN116831587B (zh) | 心电电极片和心电监护装置 | |
JP5952170B2 (ja) | 防水性生体電極 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140107 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140310 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140328 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140408 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140805 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140903 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5612051 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |