JP5611489B2 - 無線通信システムおよび無線通信装置 - Google Patents

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Description

この発明は、他の無線システムと周波数帯を共用する無線通信システムおよび無線通信装置に関する。
5GHz帯の無線LAN(Local Area Network)は、気象レーダー等のレーダーシステムと周波数帯を共用している。共用条件として、無線LANシステムには、DFS(Dynamic Frequency Selection;動的周波数選択)機能の搭載が義務付けられている。
DFSでは、各周波数チャネルの通信開始前(例えば電源投入後またはチャネル変更後)にレーダー波が検出されるか否かを1分間確認する必要があり、この確認の間はその周波数チャネルで通信ができない。また、通信中にレーダー波が検出されるとそれまで通信していた周波数チャネルの使用を止め、別の周波数チャネルに変更する必要がある。
上述の場合、それまでの通信を継続するために別の周波数チャネルに変更しても、変更先の周波数チャネルにおいても、1分間のレーダー波検出確認を実行しなければならず、その間は通信が中断される。変更先の周波数チャネルでもレーダー波が検出された場合には、さらに別の周波数チャネルに変更する必要があり、通信の中断がさらに長くなる可能性がある。このような利便性の課題を解決するために様々な技術が提案されている。
例えば、特許文献1に記載される装置では、無線LANアクセスポイントが複数の無線インタフェースを有しており、レーダー波の検出等により、一方の無線インタフェースにおける通信が停止すると、他方の無線インタフェースを介して通信が提供される。
また、特許文献2に記載の無線通信機器では、無線LANアクセスポイントがレーダー波の検出とデータ通信機能とをそれぞれ有する複数の無線部を備えており、チャネル変更に際して、一時的に、一方の無線部がデータ通信動作を行い、他方の無線部がレーダー波の検出を行うよう並列に動作する。
特開2009−100210号公報 特開2011−146945号公報
従来の技術は、1つの無線LANアクセスポイントに複数の無線インタフェースまたは複数の無線部が必要であるため、無線部品およびアンテナ部品といった部品点数が不可避的に増加し、コスト、実装スペースおよび消費電力が増大するという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、簡易な構成で、通信中に周波数帯を共用する他の無線システムの無線信号が検出された場合であっても、周波数帯の共用条件を維持しつつ、通信を継続することができる無線通信システムおよび無線通信装置を得ることを目的とする。
この発明に係る無線通信システムは、他の無線システムと周波数帯を共用する無線通信システムにおいて、互いに異なる周波数チャネルを用いた通信を行う複数の親局の無線通信装置と、複数の親局の無線通信装置のいずれかに接続して無線通信を行う子局の無線通信装置とを備え、親局の無線通信装置が、他の無線システムの無線信号を検出して、それまでの周波数チャネルでの通信を停止する場合に、この周波数チャネルを用いて無線通信していた子局の無線通信装置に対して、異なる周波数チャネルを用いた通信を行う他の親局の無線通信装置に接続先を変更するよう指示し、子局の無線通信装置が、親局の無線通信装置からの指示に従って他の親局の無線通信装置に接続先を変更し、親局の無線通信装置は、自無線通信装置で通信に用いる周波数チャネルおよび他の無線システムの無線信号を検出した周波数チャネルを示す通信チャネル情報を子局の無線通信装置へ送信し、当該子局の無線通信装置から複数の親局ごとの通信チャネル情報を合わせた共有情報を受信して、当該共有情報に基づきそれまでの周波数チャネルでの通信を停止して他の親局の無線通信装置および他の無線システムと異なる周波数チャネルに切り替える。
この発明によれば、簡易な構成で、通信中に周波数帯を共用する他の無線システムの無線信号が検出された場合であっても、周波数帯の共用条件を維持しつつ、通信を継続することができるという効果がある。
この発明の実施の形態1に係る無線通信システムを示す図である。 実施の形態1に係る無線通信システムの動作手順を示すタイミングチャートである。 この発明の実施の形態2に係る無線通信システムの動作手順を示すタイミングチャートである。
以下、この発明をより詳細に説明するため、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る無線通信システムを示す図である。ここでは、図1に示す無線通信システムが、車両等の移動体に搭載される搬送波の周波数が5GHz帯の無線LANシステムである場合を示している。また、この無線LANシステムと周波数帯を共用する他の無線システムには、気象レーダー等のレーダーシステムがある。
この発明に係る無線LANシステムは、他の無線通信装置を、子機(子局)として制御する基地局(親局)であるアクセスポイント(以下、APと記載する)を介して通信を行う。
図1では、2つのAP1,2と子機3〜5とを備えて構成される無線LANシステムを示している。例えば、子機3〜5は、車載のナビゲーション装置および表示モニタ(インストルメントパネルに設置されるモニタ、後部座席用モニタ)の通信装置である。また、子機3〜5は、AP1またはAP2に有線または無線で通信接続する車載のリアカメラ等のカメラ(不図示)と、AP1またはAP2の制御に基づいて通信を行う。
AP1,2および子機3〜5は、それぞれ無線部と制御部を備える。
無線部11,21,31,41,51は、無線通信を行う機能ブロックであり、例えば無線信号を送受信するアンテナ部、受信された高周波信号を処理するRF処理部、およびRF処理部で処理された無線信号から、制御部で処理可能な信号を抽出するベースバンド処理部を備える。
制御部12,22,32,42,52は、無線部による通信を制御する機能ブロックである。APが備える制御部12,22は、無線部11,12を制御して子機3〜5と上記カメラ等の通信相手との間の通信を中継する。また、子機3〜5が備える制御部32,42,52は、無線部31,41,51を制御して、AP1またはAP2と通信を行う。
図1に示す無線LANシステムは、レーダーシステムと周波数帯を共用するため、共用条件としてDFS機能が搭載されている。
従来は、あるAPが子機と通信中に、車両がレーダーシステムのレーダー使用エリアに移動し、このAPがレーダー波(レーダー波信号)を検出した場合は、DFS機能によりそれまで子機と通信していた周波数チャネルが使用不可になる。このとき、APは、子機との通信を継続するために別の周波数チャネルに変更するが、変更先の周波数チャネルにおいても、1分間のレーダー波検出確認を実行しなければならず、その間は子機との通信が中断される。
また、APが変更先の周波数チャネルでもレーダー波を検出した場合、さらに別の周波数チャネルに変更する必要があり、通信の中断がさらに長くなる可能性がある。
複数のレーダー波が運用されている環境であると、通信開始前の周波数チャネル選択においてレーダー波が検出されない周波数チャネルを見つけるまでに複数の周波数チャネルでレーダー波検出確認が必要となり、通信開始までに長時間を要する場合がある。
そこで、実施の形態1に係る無線LANシステムでは、子機と通信中のAPが、レーダー波を検出した場合に、それまで自身に帰属していた子機に対して別の周波数チャネルで動作している別のAPに接続先を変更するよう要求し、この要求に従って子機は別のAPに接続先を変更する。図1を用いてその概要を説明する。
図1(a)では、AP1がチャネルch108で動作し、AP2がチャネルch124で動作しており、子機3〜5はチャネルch108でAP1を介して通信している。
また、AP1,2は、上述のように別々の周波数チャネルで通信しながら、レーダー波検出確認を常に実施している。この状態で、AP1が、チャネルch108でレーダー波を検出すると、自身に帰属している子機3〜5に対して別の周波数チャネル(ch124)で動作しているAP2に接続先を変更するように指示する。子機3〜5は、AP1からの指示に従って、図1(b)に示すように、接続先をAP2に変更する。
このようにすることで、子機3〜5は、AP1がレーダー波を検出した場合であっても通信を継続することができる。
次に動作について説明する。
図2は、実施の形態1に係る無線通信システムの動作手順を示すタイミングチャートであり、図1に示した無線通信システムでAPがレーダー波を検出した場合のシステム動作の詳細を述べる。
AP1およびAP2は、ビーコン信号を周期的に送信しており、互いに異なるチャネルで動作している。AP1はチャネルch108で動作し、AP2はチャネルch124で動作している。また、レーダー波を検出前に、AP1は子機3〜5とチャネルch108で通信している。
次に、AP1の無線部11でレーダー波が検出されると、AP1の制御部12は、別の周波数チャネルで動作しているAP2へ接続を変更する指示情報を生成し、無線部11を介して子機3〜5に対して送信する。
子機3〜5の無線部31,41,51が上記指示情報を受信すると、子機3〜5の制御部32,42,52は、AP1からの指示に従って接続先をAP2に切り替える。
すなわち、子機3〜5は、チャネルch124にそれぞれチャネル変更して、AP2と通信接続する。これにより、子機3〜5は通信を継続することができる。
なお、接続変更指示を行ったAP1は、DFS機能からチャネルch108が使用不可となったので、別のチャネルであるチャネルch136にチャネル変更し、1分間のレーダー波検出確認を行う。この結果、レーダー波が検出されなければ、AP1は、ビーコン信号を送信して通信可能な状態へ移行する。
以上のように、この実施の形態1によれば、互いに異なる周波数チャネルを用いた通信を行うAP1,2と、AP1,2のいずれかに接続して無線通信を行う子機3〜5とを備え、AP1が、他の無線システムの無線信号であるレーダー波を検出して、それまでの周波数チャネルでの通信を停止する場合に、この周波数チャネルを用いて無線通信していた子機3〜5に対して、異なる周波数チャネルを用いた通信を行うAP2に接続先を変更するよう指示し、子機3〜5が、AP1からの指示に従ってAP2に接続先を変更する。このようにすることで、通信中に、1つのAPでレーダー波を検出してチャネル変更が必要になった場合であっても、子機3〜5は別のチャネルで動作しているAP2に接続先を変更することで中断なく通信を継続することができる。
実施の形態2.
この実施の形態2では、無線通信システムを構成する複数のAPが互いの通信チャネル情報およびレーダー波検出チャネル情報の少なくとも一方を共有する。これにより、通信チャネル情報を共有した場合は、チャネル選択時に他のAPの通信チャネルとは別のチャネルを選択し、レーダー波検出チャネル情報を共有する場合には、チャネル選択時にそのチャネルを避けて選択する。
実施の形態2に係る無線通信システムの構成は、上記実施の形態1で図1を用いて説明したものと同様であるので、以降の説明では、システム構成については図1を参照する。
なお、実施の形態2に係る無線通信システムが、車両等の移動体に搭載される搬送波の周波数が5GHz帯の無線LANシステムであり、この無線LANシステムと周波数帯を共用する他の無線システムが気象レーダー等のレーダーシステムであるものとする。
次に動作について説明する。
図3は、実施の形態2に係る無線通信システムの動作手順を示すタイミングチャートであり、APが互いの情報を共有する際のシステム動作の詳細を述べる。
AP1の制御部12およびAP2の制御部22は、レーダー波を検出した場合、レーダー波が検出された周波数チャネルを示すレーダー波検出チャネル情報を記憶する。
無線通信システムを構成するAP1,2および子機3〜5は、独自のインフォメーションエレメント(以下、IEと記載する)を無線通信システム全体で共通的に定義している。AP1の無線部11は、自身の通信チャネルを示す通信チャネル情報と、レーダー波を検出していれば、上記レーダー波検出チャネル情報とを、定義したIEに格納し、ビーコン信号に埋め込んで送信する。また、AP2の無線部21も同様に、自身の通信チャネルを示す通信チャネル情報と、レーダー波を検出していれば、上記レーダー波検出チャネル情報とを、定義したIEに格納し、ビーコン信号に埋め込んで送信する。AP1,2は、ビーコン信号を周期的に送信する。
子機3の無線部31は、AP1からのビーコン信号を受信して、AP情報(AP1の通信チャネル情報およびレーダー波検出チャネル情報の少なくとも一方の情報を含む)を取得する。なお、接続先のAP1からのビーコン信号は、子機3と動作周波数が同一であるため、周期的に受信することができる。これにより、子機3は、AP1の通信チャネル情報およびレーダー波検出チャネル情報の少なくとも一方の情報を取得する。
また、AP2からのビーコン信号については、子機3の無線部31が、AP1との通信中に周期的にチャネルスキャンを行って受信する。つまり、図3に示すように、子機3の無線部31が、AP1とチャネルch108で通信中に、順にチャネルを切り替えながらスキャンを実施し、チャネルch124のスキャンによりAP2を検出すると、AP2のビーコン信号を受信して、このビーコン信号に含まれるAP2の通信チャネル情報およびレーダー波検出チャネル情報の少なくとも一方の情報を取得する。
子機3は、AP2からのビーコン信号を受信すると、通信接続先のAP1以外の全てのAPのAP情報を取得するまでチャネルスキャンを繰り返す。
すなわち、子機が通信中にチャネルスキャンに入ると、順にチャネルを切り替えて所定時間内でビーコン信号が受信されるのを待つ状態になる。ビーコン信号が受信されると、そのビーコン信号に独自のIEがあるか否かを確認する。このとき、独自のIEがある場合は、無線通信システムを構成するAPであると判別される。タイムアウトにより、次のチャネルに切り替える。上述の動作を最後のチャネルまで繰り返し、スキャン動作の終了となる。
なお、子機は、全てのチャネルのスキャンを終了するまで無線通信システムを構成する全てのAPを認識できず、またチャネルスキャン中にAPが追加される場合もある。このため、上述のようにAP2が検出されても、引き続きチャネルスキャンを繰り返す。
子機3の無線部31は、AP1およびAP2の各AP情報を受信すると、AP1のAP情報に含まれていたAP1の通信チャネル情報およびレーダー波検出チャネル情報の少なくとも一方の情報と、AP2のAP情報に含まれていたAP2の通信チャネル情報およびレーダー波検出チャネル情報の少なくとも一方の情報とを合わせたAP情報(AP1+AP2情報)を生成する。
続いて、子機3の無線部31は、図3に示すように、生成したAP情報を通信接続先のAP1へ送信するとともに、チャネルch108からAP2のチャネルch124に一時的に周波数チャネルを変更して、上記生成したAP情報をAP2へ送信する。AP情報をAP2へ送信した後に、子機3の無線部31は、通信接続先をAP1のチャネルch108に戻すチャネル変更を行って、AP1との通信を再開する。
上述のように子機がAP情報を中継してAP同士で互いのAP情報を共有することで、AP1およびAP2は、互いが通信中の周波数チャネルを示す通信チャネル情報と、レーダー波を検出した周波数チャネルを示すレーダー波検出チャネル情報とを共有することができる。これにより、この実施の形態2に係る無線LANシステムを搭載する車両が移動して、レーダー波の検出状況が時々刻々と変わる場合であっても、互いの通信チャネルに関する情報が常に共有され、チャネル変更の必要が生じた場合に別々の周波数チャネルを選択することができ、またレーダー波を検出した周波数チャネルを避けることができる。
以上のように、この実施の形態2によれば、AP1,2が、通信を行う周波数チャネルおよびレーダー波を検出した周波数チャネルの少なくとも一方を示す通信チャネル情報を互いに共有するので、通信チャネル情報から、AP1,2が別々の周波数チャネルで通信しながらレーダー波検出確認を実施することができる。これにより、事前にレーダー波検出確認を完了させた別の周波数チャネルで動作するAPを準備することができ、チャネル変更が発生した場合であっても、レーダー波検出確認が不要である。
また、AP1,2間で、レーダー波検出チャネル情報を共有することで、そのチャネルに設定されることを防ぐことができる。これにより、レーダー波の検出確率が低下して、効率的にチャネル選択することが可能である。
また、この実施の形態2によれば、AP1,2が、それぞれの通信チャネル情報を子機が中継して互いの通信チャネル情報を共有するので、既存の装置である子機を用いて通信チャネル情報の共有が可能である。
また、上記実施の形態1および上記実施の形態2において、通信状況に応じて、子機がAPに役割を変更してもよい。例えば、子機3がAP1と接続して実施した無線通信が終了してその通信接続が不要になった場合、子機3が子機からAPに役割を変更してAP3となる。このようにすることで、チャネル変更の際に通信可能なAPを、通信状況に応じて準備することが可能となる。
反対に、帰属する子機がないAPをAPから子機へ役割を変更させて、他のAPに接続させて通信するようにしてもよい。例えば、子機の無線通信が終了してAP2との通信が不要となった場合には、APから子機に役割を変更する。これにより、通信接続先の候補として準備中であったAPにおいても通信が可能となる。
このように柔軟に無線通信装置の役割を変更することで、様々な通信状況に応じて構成を変更可能な無線通信システムを提供できる。
さらに、上記実施の形態1および上記実施の形態2において、無線通信システムを構成する全てのAP1,2で通信開始前のレーダー波検出確認を同時に実施してもよい。
このようにすることで、無線通信システムを構成するAPのうちの1つが、レーダー波を検出した場合においても、レーダー波を検出しなかったAPで通信開始することが可能である。これにより、複数のチャネルでレーダーが運用されている環境であっても、順次チャネルを切り替えてレーダー波検出確認を繰り返す確率を下げることができ、チャネル選択時間を短縮できる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係る無線通信システムは、簡易な構成で、通信中に周波数帯を共用する他の無線システムの無線信号が検出された場合であっても、周波数帯の共用条件を維持しつつ、通信を継続することができるので、車両の移動によって様々な無線通信システムの通信圏内に進入する可能性がある車載用の無線通信システムに好適である。
1,2 アクセスポイント(AP)、3〜5 子機、11,21,31,41,51 無線部、12,22,32,42,52 制御部。

Claims (6)

  1. 他の無線システムと周波数帯を共用する無線通信システムにおいて、
    互いに異なる周波数チャネルを用いた通信を行う複数の親局の無線通信装置と、
    前記複数の親局の無線通信装置のいずれかに接続して無線通信を行う子局の無線通信装置とを備え、
    前記親局の無線通信装置は、
    前記他の無線システムの無線信号を検出して、それまでの周波数チャネルでの通信を停止する場合に、この周波数チャネルを用いて無線通信していた前記子局の無線通信装置に対して、異なる周波数チャネルを用いた通信を行う他の親局の無線通信装置に接続先を変更するよう指示し、
    前記子局の無線通信装置は、
    前記親局の無線通信装置からの指示に従って、前記他の親局の無線通信装置に接続先を変更し、
    前記親局の無線通信装置は、
    自無線通信装置で通信に用いる周波数チャネルおよび前記他の無線システムの無線信号を検出した周波数チャネルを示す通信チャネル情報を前記子局の無線通信装置へ送信し、当該子局の無線通信装置から複数の親局ごとの通信チャネル情報を合わせた共有情報を受信して、当該共有情報に基づき前記それまでの周波数チャネルでの通信を停止して前記他の親局の無線通信装置および前記他の無線システムと異なる周波数チャネルに切り替えることを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記子局の無線通信装置は、通信状況に応じて親局の無線通信装置となることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  3. 前記親局の無線通信装置は、通信状況に応じて子局の無線通信装置となることを特徴とする請求項1または請求項2記載の無線通信システム。
  4. 前記複数の親局の無線通信装置は、前記他の無線システムの無線信号の検出確認を同時に実施することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の無線通信システム。
  5. 前記他の無線システムの無線信号は、レーダー波信号であり、
    当該他の無線システムと周波数帯を共用する無線LAN(Local Area Network)であることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の無線通信システム。
  6. 他の無線システムと周波数帯を共用する無線通信システムが備える無線通信装置において、
    子局の無線通信装置と通信する無線部と、
    前記無線部が前記他の無線システムの無線信号を検出して、それまでの周波数チャネルでの通信を停止する場合に、この周波数チャネルを用いて無線通信していた前記子局の無線通信装置に対して、前記無線部を介して異なる周波数チャネルを用いた通信を行う他の親局の無線通信装置に接続先を変更するよう指示する制御部とを備え
    前記制御部は、自無線通信装置で通信に用いる周波数チャネルおよび前記他の無線システムの無線信号を検出した周波数チャネルを示す通信チャネル情報を前記子局の無線通信装置へ送信し、当該子局の無線通信装置から複数の親局ごとの通信チャネル情報を合わせた共有情報を受信して、当該共有情報に基づき前記それまでの周波数チャネルでの通信を停止して前記他の親局の無線通信装置および前記他の無線システムと異なる周波数チャネルに切り替えることを特徴とする無線通信装置。
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