JP5611261B2 - K及びMgの回収方法及び装置 - Google Patents
K及びMgの回収方法及び装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5611261B2 JP5611261B2 JP2012077344A JP2012077344A JP5611261B2 JP 5611261 B2 JP5611261 B2 JP 5611261B2 JP 2012077344 A JP2012077344 A JP 2012077344A JP 2012077344 A JP2012077344 A JP 2012077344A JP 5611261 B2 JP5611261 B2 JP 5611261B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fraction
- crystallization
- kcl
- recovering
- obtaining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
Description
RO膜法の淡水化プラントでは海水の約40%の水を回収するが、水が除かれた濃縮海水(取水量の60%)は、製塩プラントと同様に希釈して排出している。これら濃縮海水は有用資源が濃縮しており、特にMgとKは高濃度となっている。
なお、特許文献1及び2には、RO膜、NF膜を用いて海水やかん水から淡水とともに塩を回収する技術を開示している。
本発明は、濃縮海水から効率よく、高回収率にてK及びMgを回収する方法及び装置を提供することにある。
1)濃縮海水を、イオン交換膜を装着した電気透析装置にて処理してK+を濃縮した画分とMg2+を濃縮した画分を得る工程、該K+を濃縮した画分を晶析処理にてKClを得る工程を有する、K及びMgの回収方法。
2)濃縮海水をアルカリ溶液にて反応晶析を行い、Mg(OH)2と分離液Aに固液分離する工程、該分離液Aを炭酸塩又は二酸化炭素にて反応晶析を行い、CaCO3と分離液Bに固液分離する工程、該分離液Bを晶析処理にてKClを得る工程を有する、K及びMgの回収方法。
3)濃縮海水を、K+を濃縮した画分とMg2+を濃縮した画分を得るための、イオン交換膜を装着した電気透析装置を含む、K及びMgの回収装置。
4)濃縮海水をアルカリ溶液にて反応晶析を行い、Mg(OH)2と分離液Aに固液分離する装置、該分離液Aを炭酸塩又は二酸化炭素にて反応晶析を行い、CaCO3と分離液Bに固液分離する装置、該分離液Bを晶析処理にてKClを得る装置を有する、K及びMgの回収装置。
本発明1)及び3)は、濃縮海水(好ましくは、全塩分濃度が5〜20質量%)から効率的にK及びMgを回収するには、イオン交換膜を装着した電気透析装置、更には晶析装置、電解装置、脱臭素装置等を用いれば、効率的にK及びMgを回収できることを見出したものである。
本発明2)及び4)は、濃縮海水(好ましくは、全塩分濃度が20質量%以上)から効率的にK及びMgを回収するには、反応晶析装置、晶析装置、電解装置、脱臭素装置等を用いれば、効率的にK及びMgを回収できることを見出したものである。
なお、以下、「イオン交換膜を装着した電気透析装置」を「ED装置」、「K+を濃縮した画分」を「K画分」、「Mg2+を濃縮した画分」を「Mg画分」、と各々、略す場合がある。
濃縮海水は、金属としてK及びMgのみを含むものであってよいが、通常、K及びMg以外に任意の金属が含まれる。
本発明は、濃縮海水をED装置にて処理して、K画分とMg画分を得る工程を有する。
本発明に用いられるED装置は、電気透析の作用とイオン交換膜の交換基の作用により、K画分とMg画分を得る機能を有する装置であれば、特に制限はない。イオン交換膜としては、陽イオン交換膜(以下、C膜とも記す)及び陰イオン交換膜(以下、A膜とも記す)を交互に配置可能な平膜構造が好ましく、C膜及びA膜の構造(支持体の有機高分子構造、支持体に結合させたイオン交換基の種類等)も特に上記機能を有するものであれば、特に制限はない。
濃縮海水は、通常、ろ過によりED装置に支障となる不純物が除去される。また、ろ過されたものは、そのままED装置へ移送してもよいが、浸透圧調整が必要な場合には、これを行ってもよい。濃縮海水、ろ過、浸透圧調整、ED装置への注入は、この順に連続して行うことができる。
ED装置を直列又は並列にして、Mg画分をED装置間で移送し、かつ最終的にMg画分のみを集めるために、あるいはK画分のみを集めるために、膜空間と連絡した管、バルブ、ポンプ、コンプレッサー等並びにそれらの制御装置等が用いられる。
図1は、本発明の方法が適用されるED装置の構成を模式的に示したものである。1は、ED装置であり、ED装置1には、A膜(A)とC膜(C)で囲まれる膜空間5、6、及び7(他の膜は不図示)が形成され、初めに濃縮海水は、これら全膜空間に注入され、電界と膜の作用により、膜を介してイオンが移動し、膜空間5及び7等にはMg画分が、膜空間6等にはK画分が生成される。図1(a)は、透析の状態を模式的に示している。●は、Kを含むカチオンであり、■はMgであり、○はアニオンであり、矢印方向は、移動方向を示す。カチオン(2)及び(3)は、C膜を透過するが、A膜は透過できず、アニオン(4)はA膜を透過するが、C膜は透過できない。図中、8は、ガスの発生を防ぐための循環される電極液であり、9は、電極液を保持する電流透過性の膜である。
図1(b)は、図1(a)のイオンの移動の結果を模式的に示したものであり、膜空間5及び7等にMg画分が、膜空間6等にK画分が生成されることを示している。Mg画分とK画分の各々の膜空間は、交互に配列されている。このMg画分には、製塩用のC膜(MgよりKが非常に透過しやすい膜)を装着したED装置を用いた場合、C膜を透過し難いMgイオン等が濃縮される。
濃縮海水をED装置の膜空間5、6、7等に注入する方法は、K及びMgを濃縮することができるのであれば、特に制限はなく、濃縮海水のみを用いてもよいし、濃縮海水と他の任意の水、例えば、任意のかん水、海水、純水等を併用してもよい。濃縮海水以外の水を併用する場合は、濃縮海水を注入する膜空間と同じでも別でもよい。また、濃縮海水をED装置に注入し、処理する方式は、バッチ式でも連続式でもよい。
本発明に適用できるED装置としては、例えば、造水技術ハンドブック、2004年11月25日、造水技術ハンドブック編集企画委員会編、財団法人 造水促進センター発行、113頁図基I−13.24に記載のもの等が挙げられる。
上記ED装置にて得られるK画分は、Kの金属イオン総量に対する割合が、通常、6.0〜65質量%、好ましくは、18〜65質量%に濃縮される。
上記ED装置にて得られるMg画分は、Mgの金属イオン総量に対する割合が、通常、10〜60質量%、好ましくは、30〜60質量%に濃縮される。
本発明では、このMg画分は、MgCl2溶液を主体とするものが得られることが好ましく、所望によりMg画分を晶析装置に移送し、同装置にて晶析処理等を施して、Mgを精製してもよい。
上記蒸発晶析、及び加熱冷却晶析の方法としては、特に制限はなく従来公知の方法が適用できる。例えば、実施例に記載のように低純度KCl回収後の母液の一部乃至全部を、粗製KClの溶解に、又、高純度KCl回収後の母液の一部乃至全部を、低純度KClの溶解に循環利用すること等が挙げられる。
また、図3に示したように、同時に晶析されたNaClを溶液として、電解装置に移送し、電解処理し、NaOHと塩素を生成することができる。該塩素を脱臭素装置に注入して、K画分に含まれる臭素を塩素に置換するとともに臭素をガス化して回収乃至排出するとともに、Mg画分を反応晶析装置(RC装置とも記す)に移送し、該NaOHをRC装置に注入して、脱炭酸環境にてMg画分と接触させることにより、反応晶析によりMg(OH)2を生成することができる。上記K画分の脱臭素装置、晶析装置への移送、NaCl溶液の電解装置への移送、Mg画分の晶析装置又はRC装置への移送等は、適宜、管、バルブ、ポンプ、コンプレッサー並びにそれらの制御装置等が用いられことにより目的の装置へ移送することができる。
上記本発明の態様は、濃縮海水の全塩分濃度が5〜20質量%である場合に好適である。
具体的には、濃縮海水をアルカリ溶液にて反応晶析を行い、Mg(OH)2と分離液Aに固液分離する工程、該分離液Aを炭酸塩又は二酸化炭素にて反応晶析を行い、CaCO3と分離液Bに固液分離する工程、該分離液Bを晶析処理にてKClを得る工程を有する、K及びMgの回収方法である。
上記アルカリ溶液としては、上記機能が発揮されれば特に制限はなく、水酸化カルシウム(Ca(OH)2)溶液、NaOH溶液、水酸化カリウム(KOH)溶液が挙げられるがこの限りではない。
また、炭酸塩液としては、上記機能が発揮されれば特に制限はなく、炭酸ナトリウム(Na2CO3)、炭酸カリウム(K2CO3)が挙げられるがこの限りではない。
前記分離液Bは、含有される臭素を塩素により置換する工程が実施されることが好ましい。
また、分離液Bを蒸発晶析、加熱冷却晶析等の晶析操作にてKClを得る工程にて、NaClを晶析し、このNaClを電解処理し、NaOHと塩素を生成し、該塩素を分離液Bに含まれる臭素、あるいは所望により点線で示したように精製において含まれる臭素と置換するために用いることができる。
以上の本発明の態様を図4及び5に示した。図4及び5において、Mg(OH)2と分離液Aに固液分離する工程に用いる反応晶析は、脱炭酸条件下で行うことが好ましい。
濃縮海水をアルカリ溶液にて反応晶析を行い、Mg(OH)2と分離液Aに固液分離する装置は、RC装置が用いられ、濃縮海水とアルカリ溶液はRC装置に移送され、同装置にて反応晶析を行うとともにMg(OH)2と分離液Aに固液分離される。また、同様に、分離液Aを炭酸塩又は二酸化炭素にて反応晶析を行い、CaCO3と分離液Bに固液分離する装置は、上記とは別のRC装置が用いられ、該分離液Aを同装置に移送するとともに同装置に炭酸塩又は二酸化炭素を注入することにより、反応晶析を行い、CaCO3と分離液Bに固液分離する機能を有する。該分離液Bを晶析処理にてKClを得る装置は、水分を蒸発させて結晶を得る蒸発晶析装置や、温度による溶解度差を利用する加熱冷却晶析装置が挙げられ、同装置に分離液Bを移送することにより晶析処理が実施され、KClとNaClが分離される。
また、同時に晶析されたNaClを溶液として、電解装置に移送し、電解処理し、NaOHと塩素を生成し、該塩素を臭素置換のための脱臭素装置に回し、該NaOHを濃縮海水の反応晶析に用いるアルカリ溶液として回すことができる。
上記濃縮海水のRC装置への移送、分離液Aの順次、脱臭素装置、RC装置、分離液B、晶析装置への移送は、NaCl溶液の電解装置への移送等は、適宜、管、バルブ、ポンプ、コンプレッサー並びにそれらの制御装置等が用いられることにより目的の装置へ移送することができる。
原料の濃縮海水として、イオン交換膜法の製塩プラントにて生成する苦汁をそのまま用いた(以下、製塩苦汁と記す)。以下の実施例、比較例についても原料の濃縮海水には製塩苦汁を用いた。
製塩苦汁を水で希釈し、浸透圧を調整した後、直列に連結した製塩用EDにて処理した。つまり、第1番目のEDにて処理して得られたK画分を同装置から回収するとともに第1番目の同装置にて処理して得られたMg画分を第2番目のEDに移送処理する操作を繰り返し、K画分、Mg画分を得た。
得られたK画分は蒸発晶析装置に供給し、沸点70℃の減圧下にてK画分の水分を蒸発させた。なお、水分が蒸発する過程では、NaClに次いでKClが析出するため、KClが析出以降の析出物は全量回収し、これらを少量のK画分にて結晶表面を洗浄し、付着されているMg、Ca等を除去することで、粗製KClを得た。洗浄に用いたK画分は、上記蒸発晶析装置に送った。
次に、35℃にてKCl、及びNaClの濃度が飽和濃度であるかん水(下記低純度KClと分離した母液)を75℃に昇温し、そこに該粗製KClを母液量の5質量%程度の溶け残りが生じるまで溶解後、減圧ろ過にて固液分離した。分離した母液は35℃へと冷却し、KClを主体とする析出物(以下、低純度KClと記す)を回収した。さらに、35℃にてKClが飽和濃度であるかん水(下記高純度KClと分離した母液)を75℃に昇温し、このかん水に上記低純度KClを全量溶解後、35℃へと冷却し、高純度KClを回収した。
なお、低純度KCl回収後の母液は粗製KClの溶解に、高純度KCl回収後の母液は低純度KClの溶解に全量を循環利用した。
実施例2は、図4に示した方法に準じて実施した。
製塩苦汁と20%のNaOH溶液を良好な攪拌状態にあるRC装置に連続的に供給し、反応晶析を実施後、固液分離により、Mg(OH)2と分離液Aを得た。なお、本実験では製塩苦汁のMgのうち、99%以上をMg(OH)2として分離した。次に、分離液Aに炭酸ガスを20%NaOH溶液と共に分離液Aに添加し、CaCO3を生成させた.前記反応晶析後、固液分離によりCaCO3と分離液Bを得た。なお、本実験では分離液AのCaのうち、99%以上をCaCO3として分離した。
分離液Bについては、実施例1に示したK画分と同様の処理を実施し、高純度KClを回収した.
製塩苦汁を65℃にて飽和濃度となるまで濃縮し、その後35℃まで冷却することで析出する粗製KClを全量回収した。
粗製KClからの高純度KClの回収は実施例1と同様の手法にて行った。
これより、本発明は、製塩プラントから排出される濃縮海水から、効率的にK、Mgを回収できることが分かる.
Claims (18)
- 製塩苦汁を、イオン交換膜を装着した電気透析装置にて処理してK + を濃縮した画分とMg 2+ を濃縮した画分を得る工程、該K + を濃縮した画分を晶析処理にてKClを得る工程、前記Mg 2+ を濃縮した画分を反応晶析により、Mg(OH) 2 を得る工程を有する、カリウム(K)及びマグネシウム(Mg)の回収方法。
- 前記Mg(OH) 2 は、99%以上の純度である、請求項1のK及びMgの回収方法。
- 前記K+を濃縮した画分は、含有される臭素を塩素により置換する工程が実施される、請求項1又は2のK及びMgの回収方法。
- 濃縮海水を、イオン交換膜を装着した電気透析装置にて処理してK+を濃縮した画分とMg2+を濃縮した画分を得る工程、該K+を濃縮した画分を晶析処理にてKClを得る工程、及びを前記K + を濃縮した画分に含有される臭素を塩素により置換する工程を有する、カリウム(K)及びマグネシウム(Mg)の回収方法。
- 前記Mg2+を濃縮した画分は、MgCl2 を含む溶液である、請求項1〜4のいずれか1項のK及びMgの回収方法。
- 前記K+を濃縮した画分を晶析処理にてKClを得る工程にて、NaClが晶析され、このNaClは電解処理され、NaOHと塩素が生成され、該塩素は前記K + を濃縮した画分に含まれる臭素の置換に用いられる、請求項1〜5のいずれか1項のK及びMgの回収方法。
- 前記Mg2+を濃縮した画分は、NaOHを用いた反応晶析が行われ、Mg(OH)2が生成される、請求項1〜6のいずれか1項のK及びMgの回収方法。
- 前記製塩苦汁、又は濃縮海水は、全塩分濃度が5〜20質量%である、請求項1〜7のいずれか1項のK及びMgの回収方法。
- 濃縮海水をアルカリ溶液にて反応晶析を行い、Mg(OH)2と分離液Aに固液分離する工程、該分離液Aを炭酸塩又は二酸化炭素にて反応晶析を行い、CaCO3と分離液Bに固液分離する工程、該分離液Bを晶析処理にてKClを得る工程を有する、K及びMgの回収方法。
- 前記分離液Bは、含有される臭素を塩素により置換する工程が実施される、請求項9のK及びMgの回収方法。
- 前記分離液Bを晶析処理にてKClを得る工程にて、NaClが晶析され、このNaClは電解処理され、NaOHと塩素が生成され、該NaOHは前記アルカリ溶液に用いられ、該塩素は前記分離液Bに含有される臭素の置換に用いられる、請求項9又は10のK及びMgの回収方法。
- 前記濃縮海水は、全塩分濃度が20質量%以上である、請求項9〜11のいずれか1項のK及びMgの回収方法。
- 製塩苦汁を、K + を濃縮した画分とMg 2+ を濃縮した画分を得るための、イオン交換膜を装着した電気透析装置、及びK + を濃縮した画分を晶析処理にてKClを得るための晶析装置、前記Mg 2+ を濃縮した画分を反応晶析により、Mg(OH) 2 を得るための反応晶析装置を含む、K及びMgの回収装置。
- 前記K + を濃縮した画分に含有される臭素を塩素により置換するための脱臭素装置を含む、請求項13のK及びMgの回収装置。
- 濃縮海水を、K+を濃縮した画分とMg2+を濃縮した画分を得るための、イオン交換膜を装着した電気透析装置、K +を濃縮した画分を晶析処理にてKClを得るための晶析装置、及び前記K + を濃縮した画分に含有される臭素を塩素により置換するための脱臭素装置を含む、K及びMgの回収装置。
- 前記K + を濃縮した画分を晶析処理にてKClを得る工程にて、NaClが晶析され、このNaClの電解を実施するための電解装置を含む、請求項15のK及びMgの回収装置。
- 濃縮海水をアルカリ溶液にて反応晶析を行い、Mg(OH)2と分離液Aに固液分離する装置、該分離液Aを炭酸塩又は二酸化炭素にて反応晶析を行い、CaCO3と分離液Bに固液分離する装置、該分離液Bを晶析処理にてKClを得る装置を有する、K及びMgの回収装置。
- 前記分離液Bに含有される臭素の塩素への置換を実施するための脱臭素装置及び前記分離液Bを晶析処理にてKClを得る工程にて、NaClが晶析され、このNaClの電解を実施するための電解装置を含む、請求項17のK及びMgの回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012077344A JP5611261B2 (ja) | 2011-03-31 | 2012-03-29 | K及びMgの回収方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011079331 | 2011-03-31 | ||
JP2011079331 | 2011-03-31 | ||
JP2012077344A JP5611261B2 (ja) | 2011-03-31 | 2012-03-29 | K及びMgの回収方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012213767A JP2012213767A (ja) | 2012-11-08 |
JP5611261B2 true JP5611261B2 (ja) | 2014-10-22 |
Family
ID=47267108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012077344A Active JP5611261B2 (ja) | 2011-03-31 | 2012-03-29 | K及びMgの回収方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5611261B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6231806B2 (ja) * | 2013-07-31 | 2017-11-15 | 三菱重工業株式会社 | 淡水化装置及び淡水化方法、並びに淡水、塩及び有価物の併産方法 |
JP2015029931A (ja) * | 2013-07-31 | 2015-02-16 | 三菱重工業株式会社 | 淡水化装置及び淡水化方法、並びに淡水の製造方法、淡水、塩及び有価物の併産方法 |
JP6209013B2 (ja) * | 2013-07-31 | 2017-10-04 | 三菱重工業株式会社 | 飲料水製造装置及び方法 |
TW201402938A (zh) * | 2013-09-18 | 2014-01-16 | Taiwan Carbon Nanotube Technology Corp | 海水發電系統 |
CN104671260B (zh) * | 2015-02-12 | 2016-07-27 | 中国中轻国际工程有限公司 | 一种海水浓缩液联产盐和低钠盐及氯化镁工艺 |
JP6162308B1 (ja) * | 2016-10-27 | 2017-07-12 | 日中東北物産有限会社 | 塩類製造システム |
JP7051658B2 (ja) * | 2018-09-28 | 2022-04-11 | 公益財団法人 塩事業センター | カリウムイオン濃縮溶液及びマグネシウムイオン濃縮溶液の分離方法、塩化カリウム含有結晶の製造方法及び塩化マグネシウム濃縮溶液の製造方法 |
AU2021295775A1 (en) * | 2020-06-22 | 2023-02-02 | Sasakura Engineering Co., Ltd. | Method for fixing carbon dioxide |
WO2023140055A1 (ja) * | 2022-01-24 | 2023-07-27 | 学校法人早稲田大学 | 二酸化炭素の固定化方法 |
CN116730447B (zh) * | 2023-08-08 | 2023-11-14 | 杭州匠容道环境科技有限公司 | 飞灰水洗液资源化利用的方法和设备 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002292371A (ja) * | 2001-01-23 | 2002-10-08 | Goshu Yakuhin Kk | 海洋深層水より分離した淡水と濃縮深層水とミネラル濃縮液と濃縮塩水と苦汁と特殊塩 |
JP2002306118A (ja) * | 2001-04-16 | 2002-10-22 | Hitachi Ltd | 海洋深層水からの健康塩製造方法及びその装置 |
JP2003159031A (ja) * | 2001-11-21 | 2003-06-03 | Goshu Yakuhin Kk | 海洋深層水由来ミネラル補給品 |
-
2012
- 2012-03-29 JP JP2012077344A patent/JP5611261B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012213767A (ja) | 2012-11-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5611261B2 (ja) | K及びMgの回収方法及び装置 | |
KR102479262B1 (ko) | 염수로부터 수산화리튬 일수화물을 제조하는 방법 | |
JP6611824B2 (ja) | 水酸化リチウムおよび炭酸リチウムの製造方法 | |
EP1809408B1 (en) | Water desalination process and apparatus | |
JP6053631B2 (ja) | 淡水化装置及び淡水化方法、並びに淡水、塩及び有価物の併産方法 | |
Wenten et al. | Integrated processes for desalination and salt production: A mini-review | |
JP2009095821A (ja) | 塩水の処理方法 | |
JP2015029931A (ja) | 淡水化装置及び淡水化方法、並びに淡水の製造方法、淡水、塩及び有価物の併産方法 | |
JP2008223115A (ja) | 塩水の処理方法 | |
WO2012116058A1 (en) | Selective salt recovery from mixed salt brine | |
EP2916935A1 (en) | Process and system for producing sodium chloride brine | |
TWI619676B (zh) | 製造氯化鈉鹽水之方法及系統 | |
CN105906128A (zh) | 一种从高含盐废水中回收氯化钠的方法和系统 | |
JP6231806B2 (ja) | 淡水化装置及び淡水化方法、並びに淡水、塩及び有価物の併産方法 | |
CN102849756A (zh) | 一种硫酸钠型卤水的提硝方法及装置 | |
JP2004033848A (ja) | 逆浸透膜を用いたかん水製造装置及びかん水製造方法 | |
US20240017216A1 (en) | Direct lithium extraction (dle) process with precursor hardness treatment and subsequent conversion to lioh monohydrate and li2co3 | |
JP2009165987A (ja) | 無機塩含有廃液の処理方法および装置 | |
JP2004244277A (ja) | 高純度塩化ナトリウムの製造方法 | |
CN113023751B (zh) | 一种从氯化盐水中回收锂、钠、钾、镁、钙的方法 | |
WO2021070235A1 (ja) | リチウム回収方法及びリチウム回収装置 | |
KR101237829B1 (ko) | 무기염 함유 폐액의 처리방법 및 장치 | |
JP2023072964A (ja) | 偏光板製造廃液の処理方法および処理装置 | |
TWI398412B (zh) | Process and apparatus for treating waste liquid containing inorganic salt | |
EA041441B1 (ru) | Способ получения моногидрата гидроксида лития из рассолов |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130815 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140207 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20140210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140422 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140620 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140805 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140902 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5611261 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |