JP5609014B2 - 成膜装置 - Google Patents

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Description

本発明は、成膜炉内にパージガスを導入して成膜炉内を清浄化する成膜装置に関する。
成膜装置は成膜炉内に配置された基板上に成膜を行う装置である。基板上に成膜するにあたり、成膜材料であるガス材料が必要となる。ガス材料を成膜炉に導入する方法は次の2つの方法に大別される。
第1の方法は、成膜炉と連結されたガス材料導入管からガス材料を導入する方法である。この方法は、ガス材料を基板上に成膜する材料に分解することを要する。すなわち、成膜のためには高周波発生装置などにより熱エネルギー供給を行うことが必要となる。このような成膜方法で代表的なものとしてはCVD(Chemical Vapor Deposition)法が挙げられる。
第2の方法は、成膜炉内に固体材料を配置し当該固体材料を融解し成膜炉内で蒸気を発生させる方法である。この方法は、蒸気発生のための電子線発生装置や抵抗加熱線などの熱源が必要である。一方ガス材料導入管は要しない。このような成膜方法で代表的なものとしてはスパッタリング法、真空蒸着法、あるいは真空蒸着法の一種であるMBE(Molecular Beam Epitaxy)法が挙げられる。
所望の膜質で薄膜形成を行うためには成膜炉内は清浄であり、パーティクル(異物)が少ないことが好ましい。特許文献1−6にはパーティクルを抑制もしくはパーティクル数を考慮して行われる成膜に関する技術が開示されている。
特開平6−124902号公報 特開2009−14740号公報 特開昭61−245041号公報 特開平1−301145号公報 特開2002−228574号公報 特開昭63−26553号公報
スパッタリング法、MBE法を除いた真空蒸着法などの成膜方法では、成膜していないときに成膜炉内にH2やN2などの不活性ガス(以後パージガスと称する)を導入することが一般的である。パージガス導入について図10を参照して簡単に説明する。図10は成膜炉500に接続されたパージガス導入管512を備える。成膜炉500内の基板フォルダー506に固定された基板508は、材料ガス導入管514から導入される材料ガスまたは、ヒーター502あるいは電子線供給源510から熱供給を受けて蒸気を発生する固体材料504により成膜が行われる。材料ガスは材料ガス排気管518を経由して排気される。また、パージガスはパージガス排気管516を経由して排気される。これらの排気は排気ポンプ530、逆止弁532、排気ガス処理装置534を用いることが多い。また、それぞれの配管はバルブ522、524、526、528により開閉が制御される。
どのような成膜方法であっても成膜炉の炉壁や、成膜炉の後段にある排気管の壁面にはデポ物(成膜時に生成する物質)などが堆積する。このようなデポ物の堆積が進むと前述の炉壁あるいは壁面から当該デポ物が剥がれ落ちパーティクルが発生する。パーティクルのなかでも比較的サイズの大きいものは、清掃やパージガスの導入で取り除くことがきる。ところが、大きさが数μm程度の微小なパーティクルについては成膜炉内から除去することが難しい。つまり、このような微小なパーティクルは成膜炉内へのパージガスの導入によっても除去されず成膜炉内やパージガス排気管内に滞留し成長雰囲気を汚染することがあった。その結果基板上に成膜された薄膜にパーティクルが混入し、白濁などの成膜異常を生じさせる問題があった。
また、そのような成膜異常の結果製品の歩留まりを低下させる問題もあった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、成膜炉内のパーティクル数を抑制できる成膜装置を提供することを目的とする。
本願の発明にかかる成膜装置は、成膜炉内に基板を配置し該基板上に成膜を行う成膜装置であって、該成膜炉と、該成膜炉に接続されたパージガス導入管と、該成膜炉に接続されたパージガス排気管と、該成膜炉内のパーティクル数を測定する成膜炉内測定手段と、該パージガス排気管内のパーティクル数を測定する排気管内測定手段と、該成膜炉内測定手段と該排気管内測定手段により測定されたパーティクル数が多いほど、該成膜前に該パージガス導入管から該成膜炉へ導入するパージガスの量を増加させる手段とを備えたことを特徴とする。
本願の発明にかかる他の成膜装置は、成膜炉内に基板を配置し該基板上に成膜を行う成膜装置であって、該成膜炉と、該成膜炉に接続されたパージガス導入管と、該パージガス導入管に設けられた、該成膜炉へ導入するパージガスの量を調整する流量制御機と、該成膜炉に接続されたパージガス排気管と、該成膜炉内のパーティクル数を測定する成膜炉内測定手段と、該パージガス排気管内のパーティクル数を測定する排気管内測定手段と、該成膜炉内のパーティクル数か該排気管内のパーティクル数が目標値より大きい場合に、該流量制御機を制御し、該成膜炉へパージガスを導入させるPCとを備えたことを特徴とする。

本発明により、成膜炉内のパーティクル数を抑制できる。
実施形態1の成膜装置の概念図である。 実施形態1の具体的構成を説明する図である。 図2の成膜装置の処理工程を説明するフローチャートである。 反射鏡を備えた成膜装置を説明する図である。 実施形態2の成膜装置の概念図である。 パージガス排気管のパーティクル数を測定する手段を備えた成膜装置を説明する図である。 図6の成膜装置の処理工程を説明する図である。 パージガス流量の制御の要否判定について説明する図である。 反射鏡を備えた成膜装置を説明するである。 製膜炉へのパージガスの導入について説明する図である。
実施の形態1
本実施形態は図1−4を参照して説明する。なお、同一材料または同一、対応する構成要素には同一の符号を付して複数回の説明を省略する場合がある。他の実施形態でも同様である。
図1は本実施形態の成膜装置の概念図である。図1に示されるように、本実施形態の成膜装置は成膜炉10におけるパーティクル数を測定12する。測定されたパーティクル数はパージガス流量の制御14に反映される。パージガス流量の制御14により成膜炉10内のパーティクル数を低減するのに十分な流量となるように制御されたパージガスが成膜炉に導入される。そして、パージガスの排出に伴い成膜炉内のパーティクルが成膜炉10から排除される。この一連のパーティクル低減のための処理は成膜炉内で成膜が行われていないときに実施されるものである。これにより、成膜異常および歩留まり低下の問題を解消する。
図2は図1で説明した成膜装置の概念を具体化した一例である。図2に示される成膜装置は、成膜炉内に基板を配置し当該基板上に成膜を行う成膜装置であるが、説明の便宜上基板フォルダーなどは省略している。この成膜装置は、成膜炉20を備える。成膜炉20には、成膜炉20内に材料ガスを供給するための材料ガス導入管24が接続される。また、材料ガスを排出するための材料ガス排気管28も接続される。材料ガス導入管24にはバルブ34およびMFC(Mass Flow Controller:流量制御機)42が設けられる。材料ガス排気管28にはバルブ38および排気ポンプ44が設けられる。
さらに成膜炉20には、成膜炉20内にパージガスを供給するためにパージガス導入管22が接続される。また、パージガスを排出するためのパージガス排気管26も接続される。パージガス導入管22にはバルブ32およびMFC40が設けられる。MFC40はPC(Personal Computer)54による制御を受ける。パージガス排気管26にはバルブ36および逆止弁48が設けられる。逆止弁48および排気ポンプ44の後段には排ガス処理装置46が接続され、両者を経由して排気されるガスを処理する。
さらに、成膜炉20内のパーティクル数を測定する手段としてレーザ素子50と受光素子52を備える。図2から明らかなようにレーザ素子50と受光素子52は成膜炉20を挟むように配置される。図2に示す成膜装置は上述の構成を備える。以後この成膜装置の動作について図3を参照して説明する。
図3は図2に示す成膜装置の動作について説明するフローチャートである。このフローチャートで説明するすべての工程は成膜装置が成膜を行っていないとき、つまり成膜を行う前に実施される。まずステップ60にてレーザ素子50からシングルモードのレーザ光が出射される。レーザ光の出射はレーザ光が成膜炉20内を通過するように行われる。次いで、ステップ62にて成膜炉20を通過したレーザ光が受光素子52により受光される。受光素子52は受光したレーザ光の強度とレーザ素子50出射時のレーザ光の強度の変化を観察できる。
次いで、ステップ64にて成膜炉20内のパーティクル数が読み取られる。この読み取りは受光素子52を包含する受光器によって行われても良いし、受光素子52から出力情報を取得するPC54により行われても良い。そして、PC54は前述のパーティクル数が多いほど成膜炉20内に導入するパージガスの量が多くなるように MFC40を制御する(ステップ66)。ここで、PC54にはあらかじめ成膜炉20のパーティクル数の目標値が設定されている。そして、パーティクル数が当該目標値未満となるようにパージガス流量を増加させるMFC40制御を実施する。目標値は成膜の際にパーティクルに起因して異常成長などの弊害が生じない値である。
ステップ66では上述のようにMFC40が制御され、パージガス導入管22から成膜炉20へパージガスが導入される。次いで、ステップ68にてパージガス排気管26を経由したパージガスの排気が行われる。次いで、ステップ70にてレーザ光の出射および受光が行われ、成膜炉20内のパーティクル数が目標値未満であることを確認する。目標値未満であればフローを終了し、目標値以上であれば再度ステップ60に戻りパージガスが導入される。なお、このステップ70の工程は成膜炉内のパーティクル数を確認するものにすぎないため省略可能であり、必須ではない。
上述した成膜装置の構成によれば、基板の成膜前に成膜炉内のパーティクル数を目標値未満に低減できるため、成膜された薄膜にパーティクルが混入し、白濁などの成膜異常を生じさせる問題を解消できる。その結果、成膜炉で成膜された製品の歩留まりを向上させることができる。
本実施形態の成膜装置は成膜炉に導入するパージガス量を、パーティクル数に応じて積極的に制御し成膜炉内のパーティクル数を目標値未満に低減することが特徴である。そして、本実施形態はこの特徴を失わない限りにおいて様々な変形を成しうる。例えば材料ガス導入管24などは固体材料に置き換えが可能である。
また、図4に記載のようなパーティクル数の測定手段を備えれば本発明の効果を高めることができる。すなわち、図4に記載のとおり、成膜炉20内を通過したレーザ光を反射し再度成膜炉20内を通過させる反射鏡80と、反射鏡80により反射され再度成膜炉20内を通過したレーザ光を受光する受光素子52を備える。これによりレーザ光の光路を図2の場合と比較して2倍とすることができるため、成膜炉20内のパーティクルの検出感度を高めることができる。よって精度良くMFC40の制御を行い歩留まり向上ができる。
また、レーザ光の波長を変化させることで検出するパーティクルの大きさの下限を調整することができる。そこで、レーザ素子50から出射されるレーザ光を、その光源において波長が300nm−800nmであるようにすると歩留まり低下要因となるパーティクルの検出感度を高めることができる。このように歩留まりに悪影響を与えないほど微小なパーティクルの検出を回避することで、歩留まり向上に直結した制御を行うことができる。
また、本実施形態で「パーティクル数を測定する測定手段」として記載したレーザ素子50と受光素子52のペアを複数備えることとしてもよい。当該ペアを複数有し、それらを成膜炉内のパーティクル数の測定に利用することによりパーティクル数の測定(読み取り)精度と感度を高めることができる。
実施の形態2
本実施形態は図5−9を参照して説明する。図5は本実施形態の成膜装置の概念図である。図5に示されるように、本実施形態の成膜装置は成膜炉10におけるパーティクル数を測定102する。また、パージガス排気管におけるパーティクル数の測定104も行う。これらの成膜装置の2箇所で測定された測定結果は差分値の演算などが行われ、パージガス流量の制御108に反映される。パージガス流量の制御108により成膜炉100内のパーティクル数を低減するのに十分な流量となるように制御されたパージガスが成膜炉100に導入される。そして、パージガスの排出に伴い成膜炉100内のパーティクルが成膜炉100から排除される。この一連のパーティクル低減のための処理は成膜炉100内で成膜が行われていないときに実施されるものである。これにより、成膜異常および歩留まり低下の問題を解消する。
図6は図5で説明した成膜装置の概念を具体化した一例である。図6に示される成膜装置については図2の構成との相違点を中心に説明する。図6に示される成膜装置はパーティクル数を測定する手段を2箇所に有する。具体的には、成膜炉20内のパーティクル数を測定する成膜炉内測定手段と、パージガス排気管26内のパーティクル数を測定する排気管内測定手段とを備える。
成膜炉内測定手段は成膜炉20内を通過するようにレーザ光を出射する成膜炉用レーザ素子200と、成膜炉20内を通過したレーザ光を受光する成膜炉用受光素子202を備える。一方、排気管内測定手段は、パージガス排気管26内を通過するようにレーザ光を出射するパージガス排気管用レーザ素子204と、パージガス排気管26内を通過したレーザ光を受光するパージガス排気管用受光素子206とを備える。
成膜炉用受光素子202とパージガス排気管用受光素子206の後段には差分器208を備える。差分器208は成膜炉用受光素子202とパージガス排気管用受光素子206から得られたパーティクル数の差分を演算する。差分器208の後段にはPC54が接続される。
図7を参照して図6の成膜装置の動作について説明する。このフローチャートで説明するすべての工程は成膜装置が成膜を行っていないとき、つまり成膜を行う前に実施される。まずステップ300にて成膜炉用レーザ素子200およびパージガス排気管用レーザ素子204からシングルモードのレーザ光を出射する。次いで、ステップ302にて成膜炉用受光素子202とパージガス排気管用受光素子206がそれぞれレーザ光を受光する。成膜炉用受光素子202とパージガス排気管用受光素子206は受光したレーザ光の強度とレーザ光出射時のレーザ光の強度の変化を観察するものである。
次いで、ステップ304へ処理が進められる。ステップ304では差分器208により成膜炉20内のパーティクル数とパージガス排気管26内の差分値の読み取り(演算)が行われる。そして少なくとも当該差分値と、成膜炉20内のパーティクル数、パージ排気管26内のパーティクル数のデータがPC54へ伝送される。
次いでステップ306へ処理が進められる。ステップ306ではPC54においてパージガス流量の制御の要否が判定される。この判定については図8を参照して説明する。図8に示すようにパーティクル数の大小、および差分値の大小に応じて4つのパターンが想定され、ここでは例1−4と表示している。図8における「大」とは目標値以上であることを意味し、「小」とは目標値未満であることを意味する。
例1は、成膜炉内、パージガス排気管内ともに目標値より大きいパーティクル数が測定され、かつ差分値は小さい場合である。この場合差分値は小さいものの成膜炉内、パージガス排気管内のパーティクル数が多いためパージガス流量の制御が必要との判定がなされる。なお、目標値とは実施形態1と同様にパーティクル数が十分抑制されているかの指標として用いるものである。
例2は、成膜炉内のパーティクル数が目標値より大きく、パージガス排気管内のパーティクル数は目標値より小さく、差分値が大きい場合である。この場合パージガス流量の制御は必要と判定される。
例3は、成膜炉内のパーティクル数は目標値より小さいものの、パージガス排気管内のパーティクル数は目標値より大きく、差分値が大きい場合である。この場合は、パージガス排気管内のパーティクルが成膜炉へ逆流することが考えられるのでパージガス流量の制御が必要との判定がなされる。
例4は、成膜炉、パージガス排気管ともにパーティクル数が目標値より小さく、差分値も目標値より小さい場合である。この場合、すでに成膜装置は十分清浄であり、成膜を行うための環境が整っていると判断されるため、パージガス流量の制御は不要と判定される。
例1−3に該当しパージガス流量の制御が必要との判定がなされれば、ステップ308に処理が進められMFC制御が実施される。すなわち、成膜炉内測定手段と排気管内測定手段により測定されたパーティクル数が多いほど、パージガス導入管22から成膜炉20へ導入するパージガスの量を増加させるようにMFC制御を行う。次いで、パージガス排気管26からパージガスが排出され、実施形態1で説明したとおりパーティクル数が目標値未満であることの確認が実施される(ステップ312)。
一方、例4に該当しパージガス流量の制御が不要との判定がなされれば処理を終了する。本実施形態の成膜装置は上述の処理が実施される。
このような制御は、実施形態1の制御方法に加えて、原則として成膜装置内2点のパーティクル数の差分値と差分値の目標値との差を最小とするようにMFC制御を行うという要素を付加したものであるということができる。
上述した成膜装置の構成によれば、パーティクルを測定する手段は成膜炉およびパージガス排気管に設けられるため、成膜炉と同様にパーティクル発生源と考えられるパージガス排気管内のパーティクル数も反映したパージガス流量の制御を行うことができる。よって、成膜異常を生じさせる問題解消と製品の歩留まり向上の効果を高めることができる。
また、上述の処理では差分器208の演算した差分の大小をパージガス流量の制御の要否判定に利用したが本発明はこれに限定されない。すなわち、差分値を利用することの目的は、成膜炉内のパーティクル数の測定結果にかかわらずパージガス排気管内のパーティクル数が目標値よりも高い限りパージガス流量の制御を行うことである。よって、この発明の範囲を逸脱しない限り他の制御フローを用いることが可能である。
また、図9に示されるように成膜炉用レーザ素子200から出射されたレーザ光を反射する反射鏡400と、パージガス排気管用レーザ素子204から出射されたレーザ光を反射する反射鏡402を備えても良い。これによりそれぞれのレーザ光の光路を2倍とすることができるため、パーティクルの検出感度を高めることができる。
その他少なくとも実施形態1相当の変形が可能である。
10 成膜装置、 20 成膜炉、 22 パージガス導入管、 26 パージガス排気管、 40 MFC、 50 レーザ素子、 52 受光素子、 54 PC、 80 反射鏡

Claims (5)

  1. 成膜炉内に基板を配置し前記基板上に成膜を行う成膜装置であって、
    前記成膜炉と、
    前記成膜炉に接続されたパージガス導入管と、
    前記成膜炉に接続されたパージガス排気管と、
    前記成膜炉内のパーティクル数を測定する成膜炉内測定手段と、
    前記パージガス排気管内のパーティクル数を測定する排気管内測定手段と、
    前記成膜炉内測定手段と前記排気管内測定手段により測定されたパーティクル数が多いほど、前記成膜前に前記パージガス導入管から前記成膜炉へ導入するパージガスの量を増加させる手段とを備えたことを特徴とする成膜装置。
  2. 成膜炉内に基板を配置し前記基板上に成膜を行う成膜装置であって、
    前記成膜炉と、
    前記成膜炉に接続されたパージガス導入管と、
    前記パージガス導入管に設けられた、前記成膜炉へ導入するパージガスの量を調整する流量制御機と、
    前記成膜炉に接続されたパージガス排気管と、
    前記成膜炉内のパーティクル数を測定する成膜炉内測定手段と、
    前記パージガス排気管内のパーティクル数を測定する排気管内測定手段と、
    前記成膜炉内のパーティクル数か前記排気管内のパーティクル数が目標値より大きい場合に、前記流量制御機を制御し、前記成膜炉へパージガスを導入させるPCとを備えたことを特徴とする成膜装置。
  3. 前記成膜炉内測定手段は、
    前記成膜炉内を通過するようにレーザ光を出射するレーザ素子と、
    前記成膜炉内を通過した前記レーザ光を受光する受光素子とを備え、
    前記排気管内測定手段は、
    前記パージガス排気管内を通過するようにレーザ光を出射するレーザ素子と、
    前記パージガス排気管内を通過した前記レーザ光を受光する受光素子とを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の成膜装置。
  4. 前記成膜炉内測定手段は、
    前記成膜炉内を通過するようにレーザ光を出射するレーザ素子と、
    前記成膜炉内を通過した前記レーザ光を反射し再度前記成膜炉内を通過させる反射鏡と、
    前記反射鏡で反射され再度前記成膜炉内を通過した前記レーザ光を受光する受光素子とを備え、
    前記排気管内測定手段は、
    前記パージガス排気管内を通過するようにレーザ光を出射するレーザ素子と、
    前記パージガス排気管内を通過した前記レーザ光を反射し再度前記パージガス排気管内を通過させる反射鏡と、
    前記反射鏡で反射され再度前記パージガス排気管内を通過した前記レーザ光を受光する受光素子とを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の成膜装置。
  5. 前記レーザ光は光源において波長が300nm−800nmであることを特徴とする請求項3又は4に記載の成膜装置。
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