JP5607864B1 - 空気出口装置を備えたヘアドライヤ - Google Patents

空気出口装置を備えたヘアドライヤ Download PDF

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Abstract

本発明は、ヘアドライヤ100及びヘアドライヤ100用のノズル113,310,410に関し、より詳しくは、空気出口装置112,220,300,400,500,600,700に関する。空気出口装置112,220,300,400,500,600,700は、ハウジング110内、とりわけノズル113,310,410内の温度及び/又は圧力に依存して、空気出口装置112,220,300,400,500,600,700で空気のフローを変えるためのフロー変化デバイス223,224,331,341,431,531,631,632を有する。

Description

本発明は、ヘアドライヤの分野に関し、より詳しくは空気出口装置に関する。
ヘアドライヤは、水の蒸発を加速するために毛に渡って加熱された空気を吹きつけることにより毛を乾かすためのデバイスである。電気ヘアドライヤは、典型的には、空気入口及び空気出口を有するハウジングと、空気入口から空気出口までの空気のフローを生成するためのファンと、空気のフローを加熱するための加熱要素とを有する。(コンセントレータとも呼ばれる)ノズルは、例えばスタイリング目的で空気速度を増大させるために、空気出口にオプションとして配置される。取付けられたノズルを有するヘアドライヤのユーザは、そのドライヤがノズルを伴わないものよりも"強力である"という印象をもつ。
迅速な乾燥のために、強い加熱パワーが望ましい。蒸発プロセスの初めにおいて、毛によって保持される水は、毛又は頭皮の損傷又は燃焼を阻止する熱的なスクリーンを形成する。水が蒸発するにつれて、スクリーンはだんだん少なくなるだろう。高い温度において、毛が損傷を受け得るか、及び/又は、燃焼感覚が生じ得る。これは、実際の燃焼をもたらし得る。問題は、毛に損傷を与えることなく速い乾燥を実現することである。
とりわけブラシで毛のスタイルを整えるときには、多くのユーザは、空気出口又はノズルを伴う毛の非常に近くにくる。彼らがあまりに近く、例えば2cm未満にいる場合、毛は、空気出口エリアを(部分的に)閉ざす場合があり、これは、エアフローを大幅に低減させる。ノズルは、空気速度の増大に影響を及ぼすだけでなく、エアストリームに対する抵抗も形成する。抵抗は、ファンの回転速度の削減をもたらし、エアフローを減少させ得る。減少したエアフローは、加熱要素を通る単位時間当たりの低い空気量に対応する。結果として、より低い空気量は、より高い温度まで加熱される。空気温度は、潜在的に危険な毛の損傷値まで増大し得る。従来の実装は、過熱の問題を解決するために加熱パワー及び/又はファン速度を適合させることを提案する。
US5,790,749は、毛の温度を測定し、毛を過熱したり損傷を与えたりするのを阻止するようにファンのファン速度及び加熱要素の加熱パワーを制御するセンサを有する電気ヘアドライヤを開示している。毛の温度があまりに熱くなったときには、ファン速度及び加熱パワーは低減され得る。しかしながら、US5,790,749において提案された解決策は、検知及び制御回路のための追加の努力を含む。これは、今日のヘアドライヤの高い複雑性をもたらし、全体のコストを増大させる。
本発明の目的は、毛の過熱を軽減するとともに、低減された複雑性及びコストを有するヘアドライヤを提供することにある。
本発明は、独立請求項により規定される。従属請求項は、有利な実施形態を規定する。
本発明の第1の態様において、空気入口及び空気出口装置を有するハウジングと、空気入口から空気出口装置への空気のフローを生成するためのファンと、空気のフローを加熱するための加熱要素とを有する、電気ヘアドライヤが示される。空気出口装置は、ハウジング内の温度及び/又は圧力に依存して空気出口装置での空気のフローを変えるためのフロー変化デバイスを有する。
本発明の他の態様において、ノズル内の温度及び/又は圧力に依存してノズルでの空気のフローを変えるためのフロー変化デバイスを有する、ヘアドライヤ用のノズルが示される。ノズルは、電気ヘアドライヤの空気出口装置の部分であり得る。ノズルは、ハウジングの一体部分であってもよく、又は、ヘアドライヤに取り付けられ得る別個の部分として形成されてもよい。"ノズル"という用語は、任意のタイプの空気出口装置として理解されるべきであることに留意されたい。また、本開示の意味における"ノズル"は、ヘアドライヤの前方部分に取り付けられる拡散体又は拡張部分を含む。
US5,790,749において提案されたファン速度又は加熱パワーの制御の代わりに、発明者らは、ヘアの過熱を阻止するための代替解決策を識別した。本発明のヘアドライヤは、ハウジング内の温度及び/又は圧力に依存して空気出口装置での空気のフローを変えるためのフロー変化デバイスを有する空気出口装置を有するハウジングを有する。ファン速度及び加熱パワーの電気的な制御の代わりに、本発明の空気出口装置は、空気のフローを変更する追加の構造的な要素を特徴とする。フロー変化デバイスと呼ばれるこれらの構造的な要素は、空気のフローの方向を変えることにより、又は、空気のフローのための代替経路を提供することにより、空気出口装置での空気のフローを変える。例えばヘアを伴うブラシのような障害物が空気出口装置の開口部をブロックする場合、空気のフローは、フロー方向を変えることにより障害物から離れるようにガイドされ得る。このように、空気のフローは、障害物を自由に通ることができる。代わりに、フロー変化デバイスは追加の経路を与える。例えば、1つの経路がブロックされるか又は少なくとも部分的にブロックされる場合には、加熱された空気は、空気出口装置の代替開口部を介して出ることができる。
本発明の文書の範囲内で用いられる"空気出口装置"という用語は、ヘアドライヤのハウジングの一部、好ましくはハウジングの前方部分として理解されるべきである。オプションとして、ノズルは、空気出口装置の部分である。空気出口装置は、空気がハウジングを出得る1又はそれ以上の空気出口開口部を有する。空気出口装置で最も単純な例は、ディスク形状の1つの空気出口開口部であり、これを介して、空気入口からの空気の全体のフローがハウジングを出る。代わりに、空気出口装置は、複数の空気出口開口部を有する。1又はそれ以上の空気出口開口部がハウジングの側部に配置されてもよい。更に、空気出口装置は、空気のフローを所望の空気出口開口部までガイドするためのフローガイドデバイスを有し得る。本発明の文書の中で用いられる"ノズル"は、類似の特徴を有し得る。
本発明の好ましい実施形態は、従属請求項において規定される。請求項に記載されたノズルは、請求項に記載されたヘアドライヤ及び従属請求項において規定されたものと類似及び/又は同一の好ましい実施形態を有することが理解されるべきである。
本発明の第1の実施形態によれば、空気を出すための空気出口装置の効果的な横断面は、ハウジング内の温度及び/又は圧力に依存する。本発明の文書の中で用いられた"効果的な横断面"という用語は、空気を出すための空気出口装置の1又はそれ以上の開口部の横断面又はエリアの合計に関連する。
この実施形態の変形例によれば、温度が閾値より高い場合及び/又は圧力が閾値より高い場合に、効果的な横断面が自動的に増大する。障害物が空気出口装置の開口部を(部分的に)ブロックした場合、空気出口装置を出ることができるエアフローは減少する。減少したエアフローは、加熱要素を通る単位時間当たりの少ない空気量に対応する。結果として、より少ない空気量はより高い温度まで加熱される。毛に損傷を与えることを阻止するために、空気出口装置の空気出口エリアは、例えば100℃の温度閾値より上まで増大される。出願人の実験は、毛の熱的な損傷が100°Cの温度で既に発生し得ることを示した。最大200°Cの高い温度では、毛及び頭皮の大量の燃焼がもたらされ得る。
空気出口装置の効果的な横断面を増大することにより空気出口エリアが増大されるので、より大きな空気量が加熱要素を通ってヘアドライヤを出る。加熱パワーが不変のままであるとすると、このより大きな空気量は低い温度までしか加熱され得ない。損傷閾値より低い場合、空気出口装置でのエアフローを変える必要がない。代わりに、圧力閾値が選択される。空気出口装置内の圧力は、空気出口装置を出る空気のフローを示し、空気温度も示す。
ノズルを有する空気出口装置は、空気の速い強力なストリームを保証するために、典型的には、通常作動の間、制限された効果的な横断面を有する。ブラシで毛のスタイルを整えるときに、ユーザは、ノズルを伴う毛のかなり近くまできてもよく、横断面のかなりの部分をブロックしてもよい。結果として、空気出口装置を介してハウジングを出るエアフローがより低減する。上で説明されたように、加熱要素を通る空気の低減された量は、より高い温度まで加熱される。更に、障害物が空気のフローのための抵抗を増大するので、ハウジング内の圧力は増大する。本実施形態において、空気出口装置のフロー変化デバイスは、空気出口装置の効果的な横断面を増大させることにより出口装置を出る空気のフローを変える。結果として、空気のフローは増大する。空気出口装置の効果的な横断面が増大した場合には、空気のフローは、障害物(例えばブラシ)に加えて狭い空間を介して空気出口装置を出ることに制限されるものではなく、より大きな効果的な横断面の経路を有する。加熱要素の加熱パワーは、加熱要素を通る空気量を加熱する。空気のフロー及びそれ故に空気量が増大した場合には、空気温度が低減される。
この例では、圧力閾値及び/又は温度閾値に達するまで、効果的な横断面は不変のままである。第1の例において、効果的な横断面は、圧力閾値及び/又は温度閾値より低い第1の値を有し、第2の効果的な横断面は、圧力閾値及び/又は温度閾値より高い値を有する。代わりに、効果的な横断面は、温度閾値及び/又は圧力閾値より低い第1の値を有し、連続的に上述した閾値より上まで増大する。他の代替手段において、効果的な横断面は、別個のステップにおいて、前記閾値より上まで増大する。
本発明の他の実施形態によれば、フロー変化デバイスは、機械的なシャッタを有する。例えば、機械的なフラップは、空気出口装置の空気出口開口部を少なくとも部分的に覆うシャッタとして機能する。低圧では、フラップは、閉じた状態に有り得るのに対し、フラップは、圧力を増大させると共に連続的に開口する。代わりに、スライダは、低温で空気出口装置の出口開口部を覆い、例えば温度が温度閾値を超えたときに、より高い温度で開口状態まで戻るように摺動する。フラップ、スライダ又は回転シャッタを含む任意のタイプのシャッタが用いられ得る。シャッタは、折りたたみ、摺動又は回転動作によってそれぞれ動作可能である。任意のタイプの機械的なシャッタが用いられ得ることや、前記シャッタの動作が、より小さいステップで、又は、開口状態と閉鎖状態との間のバイナリ変化において、連続的であり得ることは言うまでもない。機械的なシャッタは、非機械的な要素及び他の電気的、機械的又は電気機械的なアクチュエータと組み合わせられてもよい。
本発明によるヘアドライヤの他の実施形態によれば、フロー変化デバイスは、ハウジング内の圧力によりもたらされる、機械的シャッタに対する開離力の反対に作用する、機械的なシャッタに対する閉鎖力を及ぼすためのスプリング要素を更に有する。この特定の実施形態において、フロー変化デバイスは、ハウジング内の圧力に依存して空気出口装置で空気のフローを変える。例えば、障害物が空気出口装置の開口部を(部分的に)ブロックした場合、ハウジング内の圧力は増大する。ハウジング内の圧力は、機械的なシャッタに対して押圧する開離力をもたらす。フロー変化デバイスのスプリング要素は、機械的なシャッタ上に閉鎖力を及ぼし、これは、機械的なシャッタを閉めようとするか、又は、開離力に対して閉じた状態で機械的なシャッタを保持しようとする。ハウジング内の圧力によりもたらされた開離力が閉鎖力を上回ったときに、機械的なシャッタが開口する。先に述べた通りに、機械的なシャッタの開口は、空気出口装置の効果的な横断面を増大し得る。それ故、空気のフローは、シャッタにより開けられた気道を(部分的に)通過し得る。空気のフローがハウジングを出た場合、ハウジング内の圧力は減少する。閉鎖力が開離力を上回ったときに、シャッタはその閉鎖位置まで戻った。シャッタが開口したときの圧力閾値は、スプリング要素のばね定数により設定され得る。
本発明による代替実施形態において、フロー変化デバイスは、機械的なシャッタを動作させるための熱的なアクチュエータを更に有し、前記熱的なアクチュエータは、温度に依存してその形状を変化させるように適合される。例えば、熱的なアクチュエータは、バイメタルストリップである。バイメタルストリップは、単純な温度計から知られており、バイメタルストリップは、温度インジケータが温度に依存して温度スケールに渡って移動することをもたらす。本実施例では、機械的なシャッタは、バイメタルストリップにより動作され得る。ハウジング内の温度が増大したときに、バイメタルストリップの変形は、機械的なシャッタが上へ開口することをもたらす。例えば、バイメタルストリップは、曲げ動作を呈し、機械的なシャッタはバイメタルストリップに直接結合される。代わりに、バイメタルストリップは、他のメカニクスにより機械的なシャッタへ変換される、押し動作又は引き動作をもたらす。代わりに、熱的なアクチュエータは、温度の増加と共に伸長し、温度の減少と共に縮まるか又はその逆である要素である。この動作は、前と同じように、機械的なシャッタの開口又は閉鎖に変換され得る。シャッタが開口するための温度閾値は、バイメタルストリップの特性に依存する。
代替実施形態によれば、ヘアドライヤは、温度センサ及び/又は圧力センサと、フロー変化デバイスを動作させるための電気機械式アクチュエータとを更に有する。
本発明の他の実施形態によれば、空気出口装置は、メイン空気出口とバイパス空気出口とを有する。バイパス空気出口は、エアストリームが空気出口装置を出るための、メイン空気出口に対する代替経路である。例えば空気出口がブロックされたときに、バイパスは、ハウジング内の圧力の増加により活性化され得る。代わりに、バイパス空気出口は、ハウジング内の温度の増加により活性化され得る。
バイパス空気出口は、メイン空気出口以外の空気出口装置の任意の部分に配置され得る。電気ヘアドライヤの例に関して、バイパス空気出口は、ハウジングの主要部分又はノズルに配置され得る。如何なる場合でも、バイパス空気出口は、好ましくは、メイン空気出口の近くに配置される。即ち、空気出口装置の部分である。
ヘアドライヤの他の実施形態によれば、バイパス空気出口は、安全弁として機能するように適合される。"安全弁"という用語は、システム内の圧力及び/又は温度が予め決められた閾値を超えないことを保証し、例えばハウジングからの空気のストリームを解放するように適合されるデバイスに言及する。この追加の解放経路は、ハウジング内の温度及び/又は圧力が前記閾値より低い値まで戻ることを保証する。
ヘアドライヤの他の実施形態によれば、バイパス空気出口は、機械的なシャッタを有し、機械的なシャッタは、バイパス空気出口を動作させるように適合される。この例では、機械的なシャッタは、バイパス空気出口を少なくとも部分的に閉める。一実施形態において、メイン空気出口は、機械的なシャッタを特徴とせず、バイパス空気出口だけが機械的なシャッタを特徴とする。代わりに、メイン空気出口及びバイパス空気出口の双方は、機械的なシャッタを有する。更に、バイパス空気出口は、複数の機械的なシャッタを有し得るか、又は、代わりに、1つのシャッタが複数のバイパス空気出口若しくはバイパス空気出口及びメイン空気出口のために用いられ得る。
本発明の代替実施形態によれば、バイパス空気出口は、実質的にメイン空気出口の方向に加熱された空気をガイドするように構成される。この実施形態は、とりわけ、加熱パワーの浪費を回避するために望ましい。従来技術において提案されたような加熱要素の加熱パワーの低減の代わりに、本発明のこの実施形態は、加熱パワーを維持し、バイパス空気出口を介して加熱された空気を分配する。例えばブラシ上の毛によってメイン空気出口が覆われ得たとしても、メイン空気出口の方向に出る加熱された空気は、依然として、周囲の毛を乾燥させるのに役立つ。例えば、バイパス空気出口の開口部は、メイン空気出口の方向に向けられる。それ故、この開口部を介して出る空気は、メイン空気出口の方向にガイドされる。代わりに、バイパス空気出口の機械的なシャッタは、メイン空気出口の方向に空気のフローをガイドするエアガイドとして機能する。例えば、フラップは、エアガイドとして機能する。代わりに、エア出口装置は、周囲の毛を乾燥させるために実質的にメイン空気出口の方向にエアをガイドするように適合された追加のエアガイド要素又はバッフルを特徴とする。
代替実施形態では、バイパス空気出口は、加熱されたエアをメイン空気出口の方向から実質的に離れるようにガイドするように構成される。この実施形態において、バイパス空気出口を介して出る空気のストリームは、髪型に負の影響を及ぼし得る妨害を回避するために、ユーザの毛から離れるようにガイドされる。例えば、ユーザがメイン空気出口のそばのこれらを囲む毛を整えた場合、前記囲む毛への空気のフローを有することは望ましくない。
本発明によるヘアドライヤの代替実施形態によれば、空気のフローがバイパス空気出口のみを介して出るときに、空気のフローの空気温度が最大値に制限されるようにファン及び/又は加熱要素が構成される。メイン空気出口が完全にブロックされると仮定するならば、空気の全体のフローはバイパス空気出口を介して出るだろう。この極端なシナリオにおいても、空気温度は、毛に対する損傷又はユーザに対する不快感をもたらさない。ファン速度及び/又は加熱要素のパワーは、空気の全体のフローがバイパス空気出口のみを介して出るときであっても、過熱が阻止されるように寸法される。大きな効果的なエリアを有するバイパス空気出口は、より高い最大の加熱パワーを可能にするだろう。
本発明の更に他の実施形態によれば、空気出口装置の外へ空気を出す方向は、ハウジング内の温度及び/又は圧力に依存する。空気を出すために空気出口装置の効果的な横断面を変える代替手段として、フロー方向が操作され得る。例えば、障害物が空気出口をブロックした場合、バッフルは、障害物から離れるように空気のフローを誘導するために用いられ得る。上記のものと類似して、前記バッフルは、スプリング要素、熱的なアクチュエータ又は電気機械式アクチュエータにより動作され得る。機械的なシャッタ又はフラップは、バッフルとして機能し得る。代わりに、ノズル又はノズルの部分は、障害物から離れるように側面に旋回し得る。
ヘアドライヤの他の実施形態によれば、フロー変化デバイスは、フロー変化デバイスを所望の位置に固定するための固定デバイスを更に有する。この追加の特徴は、ユーザが空気出口装置の自動フロー変化メカニズムを支配することを可能にする。この特徴は、例えば空気温度に渡るより多くの制御を望む熟練した人に対して特に有用である。前記固定デバイスの動作は、小さいステップにおいて、又は、開口状態と閉鎖状態との間のバイナリの変化において、連続的であり得る。
本発明のこれらの及び他の態様は、後述される実施形態から明らかになり、これらを参照して説明されるだろう。
電気ヘアドライヤの一般的な技術的な概念を示す。 閉鎖されたフロー変化デバイスによる動作の間における本発明による空気出口装置を示す。 開口しているフロー変化デバイスによる動作の間における本発明による空気出口装置を示す。 本発明による空気出口装置の第2の実施形態を示す。 本発明による空気出口装置の第2の実施形態を示す。 本発明による空気出口装置の第3の実施形態を示す。 本発明による空気出口装置の第3の実施形態を示す。 本発明による空気出口装置の第4の実施形態を示す。 本発明による空気出口装置の第4の実施形態を示す。 本発明による空気出口装置の第5の実施形態を示す。 本発明による空気出口装置の第5の実施形態を示す。 本発明による空気出口装置の第5の実施形態を示す。 本発明による空気出口装置の第6の実施形態を示す。 本発明による空気出口装置の第6の実施形態を示す。
図1は、空気入口111及び空気出口装置112を有するハウジング110を有する電気ヘアドライヤ100を示している。また、この特定の実施形態において、空気出口装置112は、ノズル113を特徴としている。ノズル113は、オプションである。ハウジング110にはファン120及び加熱要素130がある。ファン120は、空気入口111から空気出口装置112までの空気のフローを生成する。任意のタイプのエアフロー生成デバイスがファンとして用いられ得る。加熱要素130は、空気のフローを加熱する。異なるタイプの加熱要素、例えば、ニクロムワイヤ、赤外線ヒータ及びセラミック加熱要素のような、高電気抵抗を有するワイヤのコイルが利用可能である。ファン速度は、ファン速度を設定するのを可能にするファン制御スイッチ122を介して制御される。加熱要素130の加熱パワーは、熱制御ボタン132を介して制御される。この実施形態において、ファン速度及び加熱パワーを互いから独立して制御することが可能である。しかしながら、異なる実施形態において、共有の制御要素又は単純なオン/オフボタンであってもよい。
図2aは、動作の間における本発明による電気ヘアドライヤ及びより詳しくは空気出口装置220を示している。
加熱された空気のフロー230は、ユーザ200の毛201上へ指向される。空気のフロー230は、メイン空気出口221を介して空気出口装置220を出る。更に、本発明の本実施形態による空気出口装置220は、上側フロー変化デバイス223及び下側フロー変化デバイス224を特徴としている。代わりに、単一のフロー変化デバイス223のみ、又は、複数の2つより多いフロー変化デバイスが用いられてもよい。フロー変化デバイス223,224は、フラップとして実装される。
図2aにおいて、フラップは、閉じた位置のままである。メイン空気出口221は、空気のフロー230がメイン空気出口221を介して空気出口装置220を自由に出ることができるように、ユーザ200の毛221から離れて配置される。それ故、空気のフロー230は、ブロックされることなく、及びそれ故に、ヘアドライヤのハウジングの一部としての空気出口装置220内の増大した動的圧力P1を伴うことなく、空気出口装置220を出ることができる。結果として、加熱要素により流れる空気の量は、過熱状態にならず、安全な温度範囲にとどまる。
図2bにおいて、ユーザ200は、スタイリングのための、とりわけ毛先をカールさせるための、ラウンドブラシ210を用いる。空気出口装置220がブラシ210に対してあまりに近過ぎるときに、ブラシ210は、少なくともメイン空気出口221の一部を閉ざす障害物として機能する。結果として、メイン空気出口221の空気のフロー231はブロックされる。結果として、空気出口装置220内の空気の圧力P2は増大する。更に、より少ない空気が加熱要素のそばを通り、従って、温度も増大する。メイン空気出口221に加えて、空気出口装置220は、上側バイパス空気出口225及び下側バイパス空気出口226を特徴としており、これらは、それぞれ、上側フロー変化デバイス223及び下側フロー変化デバイス224により覆われる。フロー変化デバイスは、安全弁として機能するように適合される。フロー変化デバイス223,224は、バイパス開口部225,226を覆うフラップの形式の機械的なシャッタとして実装される。
図2aにおいて、空気出口装置220内の低圧力P1により、これらのフラップは、閉じた位置にあり、バイパス空気出口225,226を完全に覆う。図2bにおいて、空気出口装置220内のより高い空気圧力P2により、フラップは開口し、空気のフロー232がバイパス空気出口225,226を介して出るのを可能にする。結果として、空気入口から空気出口装置までヘアドライヤを通るエアフローが増大し、加熱要素を通るエアの量も増大する。これにより、加熱要素の加熱パワーは、低い温度まで加熱されるより大きな空気量により吸収される。詳細には、温度は、毛201に対する損傷及び/又はユーザ200に対する不快感をもたらす温度値より低くなる。
換言すれば、メイン空気出口221及びバイパス空気出口225、226が開口しているときに、空気を出すための空気出口装置220の効果的な横断面が増大される。
一実施形態において、バイパス空気出口225,226のサイズは、空気のフロー232がバイパス空気出口225,226のみを介して出たときに空気温度が非損傷最大温度値に制限されるように選択される。代わりに、単一の空気出口225のサイズは、過熱を阻止するように適宜選択され得る。
図2bに示された例において、バイパス空気出口225,226は、実質的にメイン空気出口221の方向に加熱された空気をガイドするように構成される。ユーザ200の毛201に指向されるメイン空気出口221が部分的に又は完全にブロックされたとしても、バイパス空気出口225,226を介して空気出口装置220を出る加熱された空気のフロー232は、依然としてユーザ200の毛201に向かってガイドされる。多くの既知のヘアドライヤにおいて、加熱パワー及び/又はファン速度は、毛201が過熱であることが検出されたときに低減される。それ故、既知のヘアドライヤのパワーは、ヘアドライヤの潜在的なパワーが完全には利用されないように低減される。本発明によるヘアドライヤは、パワーの削減を要求するものではなく、ユーザ200の毛201の方向にガイドされるべき空気のフロー230,232のための代替経路を開ける。それ故、本発明によるヘアドライヤは、乾燥時間を削減することができる。
図3a及び3bは、空気出口装置300のより詳細な横断面を示している。空気出口装置300は、空気速度を増大させるために、ハウジングの前方部分320及びオプションのノズル又はコンセントレータ310を有する。ノズル310は、クリップメカニズム311によりハウジングの前方部分320に取り付けられる。ねじ山又は止め金のような代替の取付デバイスが可能である。
この実施形態において、フロー変化デバイスは、ノズルではなく、ドライヤのハウジングの前方部分320に一体化される。このように、フロー変化デバイスは、デバイスがノズル310を伴うことなく動作された場合も、空気出口装置300で空気のフローを変えることができる。
図3a及び3bにおいて、上側フロー変化デバイスは、バイパス開口部334の機械的なシャッタとして機能するフラップ331と、フラップ331とハウジングの前方部分320の側壁とを接続するヒンジ又はジョイント332とにより実装される。代わりに、下側フロー変化デバイスによって示されるように、熱的なアクチュエータ343は、バイパス開口部344の機械的シャッタとして機能するフラップ341を動作させるために用いられ得る。
上側フロー変化デバイスによれば、スプリング333は、フラップ331に閉鎖力FS1を及ぼし、これは、フラップ331に第1の開離力FP1に対して閉じるようにフラップを保持する。開離力FP1は、ハウジング内の圧力P1によりもたらされる。図3aにおいて、開離力FP1は、閉鎖力FS1よりも小さい。
図3bにおいて、障害物390は、メイン空気出口312をブロックする。前述したように、空気出口装置300内の圧力は、圧力P2まで増大する。空気出口装置300内の圧力が増大するにつれて、機械的なシャッタ331に作用する開離力が増大する。開離力FP2がスプリング333からの閉鎖力FS1を超えたときの閾値において、フラップ331は開口し、空気のフロー335がバイパス空気出口334を介して出るのを可能にする。フラップは、開離力FP2と閉鎖力FS2とが等しくなる状態まで開口する。ハウジング内の圧力が低減し、例えば障害物390が除去されたときに、フラップ331は再び閉じる。
代替実施形態において、フラップ341は、熱的なアクチュエータ343により動作される。障害物390を伴わない通常作動の間、空気出口装置300内の温度は、温度T1である。熱的なアクチュエータ343は、閉じた位置においてフラップ341を保持する。障害物390がメイン空気出口312をブロックしたときには、空気出口装置300内部の空気は、熱的なアクチュエータ343の温度依存的な変形をもたらすより高い温度T2まで加熱される。この例では、熱的なアクチュエータ343は、バイメタルストリップとして実装される。フラップ341は、熱的なアクチュエータが変形するにつれてフラップ341が開口するように、熱的なアクチュエータ343に結合される。これは、空気のフロー345が、空気出口装置300を出ることを可能にするバイパス空気出口344を開ける。結果として、空気出口装置300から外への空気のフローが増大し、加熱要素を通る空気量が増大し、これにより、空気のフローの温度は低減する。空気温度のこの削減は、ユーザの毛に対する損傷を阻止するか又は少なくとも低減する。
図3A及び3Bに示された例において、上側フロー変化デバイスは、空気出口装置内の圧力Pに依存して空気出口装置で空気のフローを変える。下側フロー変化デバイスは、空気出口装置内の温度Tに依存して空気出口装置で空気のフローを変える。これは、ヘアドライヤの温度及び空気速度が互いから独立して選択され得る場合に特に有益である。代わりに、双方のフロー変化デバイスは、温度に依存して空気のフローを変える。更に代わりに、双方のフロー変化デバイスは、圧力に依存して空気のフローを変える。他の実施形態において、シャッタは、温度及び圧力に依存して並列に動作される。後者は、独立したファン速度制御122及び加熱要素制御132の範囲内のヘアドライヤに対して有益であり得る。
図4a及び4bは、本発明による空気出口装置400の代替実施形態を示している。空気出口装置400は、ハウジング420及びノズル410の前方部分を有する。この実施形態において、フロー変化デバイスは、ノズル410において実装される。ノズル410におけるフロー変化デバイスの実装は、既存のデバイスが本発明によるノズル410で改造され得るため、従来の技術を超える本発明の利点である。ノズル410は、固定された部分432とスライダ431として実装された機械的なシャッタとを有する。固定された部分432は、開口部435を有する。スライダ431は、開口部434を有する。メイン空気出口412の前に障害物490がないときには、空気出口装置400内の圧力はP1である。この圧力P1は、スライダ431に対して開離力FP1をもたらす。ノズル410の固定された部分432にスライダ431を接続するスプリング要素433は、スライダに対して反対に作用する閉鎖力FS1を及ぼす。メイン空気出口412の前の障害物490を伴わないことで、閉鎖力FS1は、開離力FP1を超える。
図4bにおいて、障害物490は、空気の低減されたフロー436だけがメイン空気出口412を介して空気出口装置400を出ることができるように、メイン空気出口412を部分的にブロックする。結果として、空気出口装置400内の圧力P2は増大し、スライダ431が側面まで摺動することをもたらす開離力FP2の増大をもたらす。この構成において、スライダ開口部434は、ノズル410の固定された部分432の開口部435を介して摺動する。双方の開口部434、435は、空気のフロー437が空気出口装置400のノズル410を出るのを可能にするバイパス空気出口を形成する。空気出口装置内の圧力及び温度は、適宜影響を受け、これにより過熱を阻止する。
この実施形態において、空気のフロー437は、ノズル410の側面を出て、メイン空気出口412の方向にはガイドされない。これは、毛を巻き込み得るという妨害を阻止するために、とりわけ毛のスタイリングの間において望ましくなり得る。
図5a及び5bは、空気出口装置500のスライダ531と固定された部分532とを有する類似の実施形態を示している。この実施形態において、バイパス空気出口538を介して出る空気のフロー537は、周囲の毛を乾燥させるために、実質的にメイン空気出口の方向にガイドされる。
図6a−6cは、本発明による空気出口装置の第5の実施形態を示している。単一の空気出口612は、空気出口装置600内の温度及び/又は圧力に依存して空気出口612の開口を変えることにより、空気出口装置600で空気のフローを変える。空気出口装置600は、ベース630と、ベース630に移動可能に取り付けられた上顎631及び下顎632とを有する。上顎631及び下顎632との間には、空気が顎の間の側部から漏れることを阻止する壁要素633がある。第1の実施形態において、側壁633は、温度の増大と共に拡張し、温度の減少と共に縮む材料から作られる。それ故、障害物690が空気出口612をブロックし、これにより温度の増大をもたらす場合、側壁633は拡大し、これにより、顎631及び632が更に分離することをもたらす。これは、空気出口612の効果的な横断面を増大し、空気のストリームが障害物690のそばを(部分的に)通るのを可能にする。結果として、空気のフローの温度は低減される。
代替実施形態では、上顎631及び下顎632は、スプリング640により閉じて保持される。図6b及び6cは、空気出口装置の正面図を示している。空気出口装置内の圧力P1は、スプリング要素640からの閉鎖力FS1により反対に作用される顎に対して開離力FP1を及ぼす。空気出口装置600内の圧力が増大するにつれて、開離力は、FP2まで増大する。空気出口装置の開口部は、図6cに示されるように広がる。スプリング要素640が伸ばされるにつれて、閉鎖力FS2は、力の均衡に達するまで増大する。FP2はFS2に等しい。
空気出口612の側面の上側側壁634及び下側側壁635は、空気が側面から漏れるのを阻止する。代わりに、側壁は、互いに対して移動した場合に、図4a及び4bに示された実施形態に類似の追加の空気出口を形成するために開口部を有する。
図6b及び6cに示されたような専用のスプリング要素を用いる代わりに、勿論、スプリングとして作用する弾性体からの作られた側壁633を用いることが可能である。代わりに、スプリングは、図3a及び3bに示された実施形態に類似のジョイント637に取り付けられ得る。
図6aに示された実施形態の他の代替手段において、下顎632はベース630に固定され、上顎631だけがベース630に移動可能に取り付けられる。また、空気出口612の効果的な横断面を増大させることに加えて、上顎631の温度及び/又は圧力依存的な動作は、空気出口装置600の外に空気を出す方向を変える。この実施形態において、上顎631が開口したときに、空気のフローは、障害物690に渡って部分的にガイドされる。代わりに、上顎631及び下顎632の双方の方向は、例えばジョイント637の周りで双方の顎の回転をもたらすようにこれらに作用するサーモアクチュエータにより、影響され得る。
更に、ジョイント637は、上顎631及び下顎632を固定された位置に固定するためのロックメカニズム638をオプションとして有する。これは、ユーザが上顎631及び/又は下顎632の自動動作を選択的に無効化することを可能にする。固定は、ユーザがフロー変化デバイスの自動調整を支配したい場合、望ましくなり得る。
図7a及び7bは、本発明による空気出口装置700の第6の実施形態を示している。この実施形態は、温度センサ711及び圧力センサ712を有する。フロー変化デバイスは、空気出口装置700内の温度及び/又は圧力に依存して空気出口装置700の前方部分730に対してモータ713によって回転され得るディスク720として実装される。図7bに示されるように、前方部分730は、楕円形のメイン空気出口732と、メイン空気出口732に隣接して配置された複数のバイパス空気出口733とを有する。ディスク状のフロー変化デバイス720は、メイン開口部722及びバイパス空気出口723を有する。障害物がメイン空気出口732の前にない通常動作時の間、ディスク720は、メイン空気出口732がディスク720のメイン開口部722の前になるように、前方部分730に対して回転する。ディスク720は、前方部分730の表面735の近くで前方部分730内に配置される。更に、ディスクは、ディスク720のバー724が前方部分730のバイパス空気出口733に重なるとともに、前方部分730のバー734がディスク720のバイパス空気出口723に対して重なるように回転する。それ故、バイパス空気出口は完全にブロックされる。空気出口装置700内の圧力及び/又は温度が増大するにつれて、ディスク720は、前方部分730のバイパス空気出口733がディスク720のバイパス空気出口723の上になるように、前方部分730に対して段階的に回転し得る。それに応じて、前方部分730のバー734は、ディスク720のバー724の上になる。このように、開口部723及び733は、互いの上に配置されたときに複数のバイパス空気出口を形成する。代わりに、開口部723及び733は、空気出口装置700の空気出口開口部の効果的な横断面を部分的に増大させるために、互いの上で部分的に回転する。
勿論、電気機械式アクチュエータは、空気出口装置内の温度及び/又は圧力に依存してフラップ又はスライダの形式で空気出口装置の機械的なシャッタを動作させるために用いられてもよい。
本発明が図面及び前述の説明において示され、詳述された一方で、斯様な図例および説明は、例示又は単なる例であり、限定するものではないものとみなされるべきである。本発明は、開示された実施形態に限定されるものではない。開示された実施形態に対する他のバリエーションは、図面、開示及び添付の特許請求の範囲の研究から、当業者によって理解され、実施され得る。請求項において、"有する"という用語は他の要素又はステップを除外するものではなく、単数表記は複数を除外するものではない。単一の要素又は他のユニットが請求項に記載された幾つかのアイテムの機能を実現してもよい。特定の手段が相互に異なる従属請求項に記載されるという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有効に用いられ得ないことを示すものではない。請求項中のいかなる参照符号も、その範囲を限定するものとして解釈されるべきでない。
要約すると、有利な実施形態は、ヘアドライヤ100及びヘアドライヤ100用のノズル113,310,410に関し、より詳しくは、空気出口装置112,220,300,400,500,600,700に関する。空気出口装置112,220,300,400,500,600,700は、ハウジング110内、とりわけノズル113,310,410内の温度及び/又は圧力に依存して、空気出口装置112,220,300,400,500,600,700で空気のフローを変えるためのフロー変化デバイス223,224,331,341,431,531,631,632を有する。

Claims (15)

  1. 空気入口及び空気出口装置を有するハウジングと、
    前記空気入口から前記空気出口装置への空気のフローを生成するためのファンと、
    空気のフローを加熱するための加熱要素とを有し、
    前記空気出口装置は、前記ハウジング内の圧力に依存して前記空気出口装置での空気のフローを変えるためのフロー変化デバイスを有する、電気ヘアドライヤ。
  2. 空気を出すための前記空気出口装置の効果的な横断面は、前記ハウジング内の圧力に依存する、請求項1に記載の電気ヘアドライヤ。
  3. 力が閾値より高い場合に、前記効果的な横断面が自動的に増大する、請求項2に記載の電気ヘアドライヤ。
  4. 前記フロー変化デバイスは、機械的なシャッタを有する、請求項1に記載の電気ヘアドライヤ。
  5. 前記フロー変化デバイスは、前記ハウジング内の圧力によりもたらされる、前記機械的シャッタに対する開離力の反対に作用する、前記機械的なシャッタに対する閉鎖力を及ぼすためのスプリング要素を更に有する、請求項4に記載の電気ヘアドライヤ。
  6. 前記フロー変化デバイスは、前記機械的なシャッタを動作させるための熱的なアクチュエータを更に有し、前記熱的なアクチュエータは、温度に依存してその形状を変化させるように適合される、請求項4に記載の電気ヘアドライヤ。
  7. 力センサと、
    前記フロー変化デバイスを動作させるための電気機械式アクチュエータとを更に有する、請求項1に記載の電気ヘアドライヤ。
  8. 前記空気出口装置は、メイン空気出口とバイパス空気出口とを有する、請求項1に記載の電気ヘアドライヤ。
  9. 前記バイパス空気出口は、安全弁として機能するように適合される、請求項8に記載の電気ヘアドライヤ。
  10. 前記機械的なシャッタは、バイパス空気出口を動作させるように適合される、請求項4に記載の電気ヘアドライヤ。
  11. 前記バイパス空気出口は、実質的に前記メイン空気出口の方向に加熱された空気をガイドするように構成される、請求項8に記載の電気ヘアドライヤ。
  12. 前記ファン及び/又は前記加熱要素は、空気のフローが前記バイパス空気出口のみを介して出るときに、空気のフローの空気温度が最大値に制限されるように構成される、請求項8に記載の電気ヘアドライヤ。
  13. 前記空気出口装置の外へ空気を出す方向は、前記ハウジング内の圧力に依存する、請求項1に記載の電気ヘアドライヤ。
  14. 前記フロー変化デバイスは、前記フロー変化デバイスを所望の位置に固定するための固定デバイスを更に有する、請求項1に記載の電気ヘアドライヤ。
  15. 請求項1−14のうちいずれか一項に記載の空気出口装置を有する、ヘアドライヤ用のノズル。
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