JP5605272B2 - 高強度かつ強度傾斜を有する鋼製熱間加工品の製造方法 - Google Patents
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Description
<1>素材全体を、750〜950℃に加熱した後、熱間加工によって粗成形品を得る工程、
<2>得られた粗成形品の体積の50%以下の部分を、平均加熱速度5℃/秒以上で1100〜1300℃にさらに加熱した後、仕上げ成形のための熱間加工を開始し、その熱間加工を加熱終了後15秒以内に終了させ、その後、上記の熱間加工で仕上げ成形した部分を、平均冷却速度1.5〜30℃/秒で、600〜480℃まで冷却して、仕上げ成形品を得る工程、および、
<3>得られた仕上げ成形品を、炉内温度が〔1090−冷却後の温度〕℃〜〔1190−冷却後の温度〕℃の熱処理炉で250〜3600秒保持する工程。
C:0.4〜0.9%
Cは、部品の強度を高めるのに有効な元素であり、Cの含有量が0.4%未満では強度が不十分で、他の要件を満たしていても所望の0.2%耐力が得られない。一方、Cの含有量が0.9%を超えると、初析セメンタイトが生成しやすくなり、靱性が著しく低下する。したがって、Cの含有量を0.4〜0.9%とした。なお、C含有量の望ましい下限は0.5%であり、また、望ましい上限は0.7%である。
Siは、部品の強度を高めるのに有効な元素であり、Siの含有量が0.1%未満では強度が不十分で、他の要件を満たしていても所望の0.2%耐力が得られない。一方、Siの含有量が1.5%を超えると、その効果が飽和し、むしろ靱性が低下する。したがって、Siの含有量を0.1〜1.5%とした。なお、Si含有量の望ましい下限は0.3%であり、また、望ましい上限は1.0%である。
Mnは、部品の強度を高めるのに有効な元素であり、Mnの含有量が0.5%未満では強度が不十分で、他の要件を満たしていても所望の0.2%耐力が得られない。一方、Mnの含有量が2.0%を超えると、その効果が飽和し、むしろ靱性が低下する。したがって、Mnの含有量を0.5〜2.0%とした。なお、Mn含有量の望ましい下限は0.9%であり、また、望ましい上限は1.5%である。
Pは、不純物として含有される元素である。また、粒界偏析して粒界を脆化させやすい元素である。このため、コンロッドのように、部品の製造中に破断分離させる工程が含まれる場合には、破断時の変形を抑制するために積極的に添加する必要がある。しかしながら、その含有量が多くなって特に0.10%を超えると、疲労強度の低下が著しくなる。したがって、Pの含有量を0.10%以下とした。なお、破断分離を行わない部品においては、Pの含有量は低減する方が好ましく、0.03%以下とすることが好ましい。破断分離を行う部品においては、Pの含有量は0.05%以上とすることが好ましい。
Sは、Mnと結合してMnSを形成し、被削性を向上させる作用を有する。しかしながら、その含有量が0.005%未満では、前記の効果が得難い。一方、粗大なMnSは疲労強度を低下させる傾向があり、Sの含有量が0.2%を超えると、粗大なMnSを形成しやすくなって疲労強度の低下が著しくなる。したがって、Sの含有量を0.005〜0.2%とした。なお、Sを0.02%以上含有する場合には、被削性が一層向上するので、より被削性を重視する場合には、S含有量の下限は0.02%とすることが好ましい。また、より疲労強度を重視する場合には、S含有量の上限は0.05%とすることが好ましい。
Alは、脱酸作用を有すると同時に、Nと結合してAlNを形成しやすく、結晶粒を微細化させるため、靱性向上に有効である。しかしながら、Alの含有量が0.01%未満ではこれらの効果は得難い。一方で、Alは硬質な酸化物系介在物を形成して疲労強度を低下させてしまう。特に、Alの含有量が0.05%を超えると、疲労強度の低下が著しくなる。したがって、Alの含有量を0.01〜0.05%とした。なお、Al含有量の望ましい下限は0.02%であり、また、望ましい上限は0.04%である。
Vは、C、Nと結合して炭化物、窒化物、あるいは炭窒化物として鋼中に析出し、特にオーステナイトからフェライト、およびパーライトに変態するときのオーステナイトとパーライト中のフェライト、および初析フェライトとの界面で析出すると、V炭化物が微細に析出して部品の強度を高めるのに有効であり、Vの含有量が0.3%未満では強度が不十分で、他の要件を満たしていても所望の0.2%耐力が得られない。一方、Vの含有量が0.9%を超えると、その効果が飽和し、むしろ靱性が低下する。したがって、Vの含有量を0.3〜0.9%とした。なお、V含有量の望ましい下限は0.4%であり、また、望ましい上限は0.7%である。
Nは、Al、V、Nb、Tiと結合して窒化物、あるいは炭窒化物を形成しやすく、結晶粒を微細化させるため、靱性向上に有効である。しかしながら、Nの含有量が0.003%未満ではこの効果は得難い。一方で、Nの含有量が0.020%を超えると、粗大な窒化物が形成されやすくなり、疲労強度の低下が著しくなる。したがって、Nの含有量を0.003〜0.020%とした。なお、N含有量の望ましい下限は0.006%であり、また、望ましい上限は0.015%である。
Niは、強度を高めるのに有効な元素であるので、高強度化のためにNiを含有してもよい。しかしながら、Niを1.5%を超えて含有させても、強度を高める効果が飽和して、コストが嵩むばかりである。したがって、含有させる場合のNiの含有量を1.5%以下とした。なお、含有させる場合のNiの含有量は1.0%以下とすることが望ましい。
Crは、強度を高めるのに有効な元素であるので、高強度化のためにCrを含有してもよい。しかしながら、Crの含有量が1.5%を超えると、その効果が飽和し、むしろ靱性が低下する。したがって、含有させる場合のCrの含有量を1.5%以下とした。なお、含有させる場合のCrの含有量は0.8%以下とすることが望ましい。
Moも、強度を高めるのに有効な元素であるので、高強度化のためにMoを含有してもよい。しかしながら、Moを0.5%を超えて含有させても、強度を高める効果が飽和して、コストが嵩むばかりである。したがって、含有させる場合のMoの含有量を0.5%以下とした。なお、含有させる場合のMoの含有量は0.3%以下とすることが望ましい。
Nbは、C、Nと結合して炭化物、窒化物、あるいは炭窒化物を形成しやすく、結晶粒を微細化して靱性を高める作用を有するので、この効果を得るためにNbを含有してもよい。しかしながら、Nbの含有量が0.08%を超えると、粗大な炭化物、窒化物、あるいは炭窒化物を形成しやすくなり、疲労強度の低下が著しくなる。したがって、含有させる場合のNbの含有量を0.08%以下とした。なお、含有させる場合のNbの含有量は0.05%以下とすることが望ましい。
Tiも、C、Nと結合して炭化物、窒化物、あるいは炭窒化物を形成しやすく、結晶粒を微細化して靱性を高める作用を有するので、この効果を得るためにTiを含有してもよい。しかしながら、Tiの含有量が0.08%を超えると、粗大な炭化物、窒化物、あるいは炭窒化物を形成しやすくなり、疲労強度の低下が著しくなる。したがって、含有させる場合のTiの含有量を0.08%以下とした。なお、含有させる場合のTiの含有量は0.05%以下とすることが望ましい。
本発明においては、所望の、組織状態(つまり、パーライト単相組織状態、または、パーライト組織を主体とする金属組織状態)および0.2%耐力を得るために、(A)項で述べた化学組成を有する鋼からなる素材に、前記<1>〜<3>の工程の処理を順に施す必要がある。
本発明においては、先ず、<1>の「素材全体を、750〜950℃に加熱した後、熱間加工によって粗成形品を得る工程」を経る必要がある。
本発明においては、<1>の工程の後に、<2>の「得られた粗成形品の体積の50%以下の部分を、平均加熱速度5℃/秒以上で1100〜1300℃にさらに加熱した後、仕上げ成形のための熱間加工を開始し、その熱間加工を加熱終了後15秒以内に終了させ、その後、上記の熱間加工で仕上げ成形した部分を、平均冷却速度1.5〜30℃/秒で、600〜480℃まで冷却して、仕上げ成形品を得る工程」を経る必要がある。
本発明においては、<2>の工程の後に、<3>の「得られた仕上げ成形品を、炉内温度が〔1090−冷却後の温度〕℃〜〔1190−冷却後の温度〕℃の熱処理炉で250〜3600秒保持する工程」を経る必要がある。
A:<1>の工程における試験片全体(つまり、直径38.5mm、長さ88mmの試験片全体)の加熱温度(℃)、
B:<2>の工程における「平均加熱速度」であって、上記<1>の工程で直径27.2mmに加工した試験片の加工トップ部分50mm(つまり、押出加工後の長さで下部50mmの部分)についての平均加熱速度(℃/秒)、
C:<2>の工程における「加熱温度」であって、上記直径27.2mmに加工した試験片の加工トップ部分50mm(つまり、押出加工後の長さで下部50mmの部分)についての加熱温度(℃)、
D:<2>の工程における加熱終了から熱間加工に対応する熱間押出(つまり、直径27.2mmの長さ50mm部分の直径24.3mmへの熱間押出)が終了するまでの時間(秒)、
E:<2>の工程における「平均冷却速度」であって、直径24.3mmに熱間押出した部分の平均冷却速度(℃/秒)、
F:<2>の工程において「冷却した温度」であって、直径24.3mmに熱間押出した部分の最終的な冷却温度(℃)、
G:<3>の工程において、<1>および<2>の工程で得られた成形材全体を保持した熱処理炉の炉内温度(℃)、
H:<3>の工程において、<1>および<2>の工程で得られた成形材全体の上記熱処理炉での保持時間(秒)。
・倍率:400倍、
・視野数:6、
・各視野の大きさ:0.25mm×0.25mm。
Claims (3)
- 質量%で、C:0.4〜0.9%、Si:0.1〜1.5%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.10%以下、S:0.005〜0.2%、Al:0.01〜0.05%、V:0.3〜0.9%およびN:0.003〜0.020%を含有し、残部はFeおよび不純物からなる化学組成を有する鋼からなる素材に、下記の<1>〜<3>の工程の処理を順に施すことを特徴とする、高強度かつ強度傾斜を有する鋼製熱間加工品の製造方法。
<1>素材全体を、750〜950℃に加熱した後、熱間加工によって粗成形品を得る工程、
<2>得られた粗成形品の体積の50%以下の部分を、平均加熱速度5℃/秒以上で1100〜1300℃にさらに加熱した後、仕上げ成形のための熱間加工を開始し、その熱間加工を加熱終了後15秒以内に終了させ、その後、上記の熱間加工で仕上げ成形した部分を、平均冷却速度1.5〜30℃/秒で、600〜480℃まで冷却して、仕上げ成形品を得る工程、および、
<3>得られた仕上げ成形品を、炉内温度が〔1090−冷却後の温度〕℃〜〔1190−冷却後の温度〕℃の熱処理炉で250〜3600秒保持する工程。 - 鋼の化学組成が、質量%で、さらに、Ni:1.5%以下、Cr:1.5%以下およびMo:0.5%以下のうちの1種以上を含有するものであることを特徴とする請求項1に記載の高強度かつ強度傾斜を有する鋼製熱間加工品の製造方法。
- 鋼の化学組成が、質量%で、さらに、Nb:0.08%以下およびTi:0.08%以下のうちの1種以上を含有するものであることを特徴とする請求項1または2に記載の高強度かつ強度傾斜を有する鋼製熱間加工品の製造方法。
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