JP5601743B1 - 節水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】節吐水量を外部から確認しながら簡単に可変可能に設定できる節水装置を提供すること。
【解決手段】一端が閉鎖壁で閉鎖され他端が開口し内部が中空な所定長さの筒状体からなる第1の筒状体2と,一端が開口し該開口を差込口にして第1の筒状体が挿入される差込部を有し他端が開口し内部が中空な所定長さの第2の筒状体10と,第2の通水孔を有する節水板17とを備え,節水板17は,第2の筒状体10の中空孔内に位置決めし,第1の筒状体2を第2の筒状体の差込孔に挿入して,節水板17と第1筒状体2の閉鎖壁面とを対峙させて,第1,第2の取付け孔に固定具22を挿通して,第1,第2の筒状体を回転自在に固定して,第1,2の筒状体のいずれか一方を回転させることによって,第1,2の通水孔の開口面積を変更して流水量を調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は,蛇口などに取付けて,吐出する水量を可変可能に設定して節水する節水装置に係り,さらに詳しくは蛇口などからの吐水量を外部から確認しながら,簡単に所望の節吐水量に可変可能に設定して節水できる節水装置に関する。
近年,再び,大都市への人口集中がし始め,この人口集中に伴い水の使用量が大幅に増大し,この大都市へ水を供給する水資源の確保が年々難しくなっている。特に,夏季は,降雨量が少なく,水の使用量が多いので,水不足が毎年深刻な問題となっている。
この状況から,水道水を供給する企業体などは,一般家庭や企業などへ水の節約を呼びかける一方でまた,蛇口などに取付けで節水できる様々なタイプの節水器具が提案されている。
例えば,特許第4100693号公報(特許文献1)には,制水駒を用い,この制水駒によって多様な流量制御に対応できる流量制御弁が記載されている。この流量制御弁は,水栓の口端に接合される接合金具と水を吐出する吐出金具との間に形成される通水室に,制水駒を内在させて流量を調整するものであって,制水駒はその中心を通る直径上に対称に蝶羽根を設けてなる制水盤と,この制水盤に重畳されて蝶羽根間に露出される盤面内でその中心に点対称状に所要形状で所要数の通水孔を開口してなる通水盤と,からなり,制水駒を接合金具に内嵌するブッシュを介在して通水室に内設した構成となっている。
また,特開2011−33133号公報(特許文献2)には,不慣れな作業者でも容易に所望の吐出状態が得られるように流量調整を行うことができるコンパクトで簡素な構成の流量調整器が記載されている。この流量調整器は,同一外径の円柱状の上部材と下部材を同軸状に接合し,上部材と下部材には流量調整器の中心軸線に沿った方向に延びる上部流体通路と下部流体通路が形成されて,上部流体通路の下流端開口と下部流体通路の上流端開口の重なり面積を,上部材と下部材の相対回転によって調整し,絞り流量を調整する構成となっている。
特許第4100693号公報 特開2011−33133号公報
発明が解決しようとする課題
特許文献1の流量制御弁は,複数個の通水孔が点対称状に配設されているので,それぞれの通水孔を通過する通水は分散されて,流水の偏在が軽減されるので使い勝手が良くなり,一方でまた蝶羽根の位置の変更により多様な流量制御に対応できるなどの特徴を備えている。しかし,この流量制御弁は,所望の流量に設定するには水道の蛇口を閉めて流水を一時ストップし,この流水が無くなったことを確かめた後に,通水室から外部へ制水駒を取り出して手作業により蝶羽根の位置を変更し,その後,再び制水駒を通水室に元に戻して,その後,蛇口を開き,流量を確認し,この流量が所望した量で無いときは,再び,同じ手順で設定をし直す作業が必要になる。このために,この流量変更作業は,面倒で時間が掛かり,流出状態を確認しながら微調整を行うことができないなどの課題がある。
この点,特許文献2の流量調整器は,上記の流量制御弁が抱える課題を解決できるが,一方で流水の偏在が生じ,また,上部材と下部材とは円形凹部内に円形凸部を嵌合し,底面と上端面とを密着させた状態で接合するので,上部材と下部材とは,少なくとも一方の部材は弾性変形可能な材料で作製しなければ嵌合・接合ができない。このため,これらの上部材と下部材とは耐久性の高い金属材などで作製できず,結局,実公平8−10602号公報に記載の節水器具のように,樹脂材で製作して嵌合・接合せざるを得ない。その結果,この流量調整器は耐久性,デザイン性に欠け,しかも高級感を創出できないものとなっている。
また,各特許文献1,2記載の流量制御弁及び流量調整器は,それぞれの特徴,すなわち,前者は流水の偏在が軽減されて使い勝手が良くなり,後者は外部からの調整設定ができるなどの特徴を備えているが,両者を組み合わせた流量制御弁などを作製することができない。すなわち,特許文献2に記載の流量調整器の技術を用いて,特許文献1記載の流量制御弁を外部から操作できるように改造などができるものでない。。
そこで,本発明者らは,上部材及び下部材などの流量調整器を構成する部材を直接,結合するのでなく,別部材,本件では節水板を利用して結合すれば,両部材を金属材などの剛性材で作製できて,耐久性,デザイン性がアップし,しかも高級感を創出でき,しかも流量を確認しながら,外部から所望の流量に可変可能に設定ができることを見い出して,本発明を完成させるに至ったものである。
本発明の目的は,蛇口などからの吐水量を確認しながら,節吐水量を外部から簡単に可変可能に設定できる節水装置を提供することにある。
本発明の他の目的は,装置を構成する部材を金属などの剛性材で作製できて,耐久性及びデザイン性をアップさせることができると共に,高級感を出現した節水装置を提供することにある。
本発明の他の目的は,泡沫器などの付属品を部材内に収容したコンパクトな節水装置を提供することにある。
課題を解決するための手段
本発明の上記目的は,以下の構成によって達成できる。すなわち,本発明の第1の態様の
節水装置は,一端が閉鎖壁で閉鎖され他端が開口し内部が中空な所定長さの筒状をなし,該閉鎖壁の中央部に該閉鎖壁を貫通した第1の取付け孔及び該取付け孔の周辺に所定面積の開口を形成して通水する第1の通水孔を設けた第1の筒状体と,一端が開口し該開口を差込口にして前記第1の筒状体が挿入される差込部を有し他端が開口し内部が中空な所定長さの第2の筒状体と,前記第1の筒状体の閉鎖壁面と対峙し前記第1の取付け孔に連通する第2の取付け孔及び該取付け孔の周辺に前記第1の通水孔の開口を所定の範囲で閉口し又は開口して通水する第2の通水孔を有する節水板とを備え,
前記節水板は,前記第2の筒状体の中空孔内に位置決めし,前記第1の筒状体を前記第2の筒状体の差込に挿入して,前記節水板と該第1筒状体の閉鎖壁面とを対峙させて,前記第1,第2の取付け孔に固定具を挿通して,前記第1,第2の筒状体を回転自在に固定して,前記第1,2の筒状体のいずれか一方を回転させることによって,前記第1,2の通水孔の開口面積を変更して流水量を調整することを特徴とする。
本発明の第2の態様の節水装置は,第1の態様の節水装置において,前記第2の筒状体は,その中空孔内にその内壁面を所定高さ隆起させた突起を設け,前記節水板は前記突起に当接させて,位置決めされることを特徴とする。
本発明の第3の態様の節水装置は,第1又は2の態様の節水装置において,前記第1,2の筒状体は,少なくともいずれか一方の筒状体の外壁面にそれらの回転量を示す表示及び両筒状体の回転をロックするロック手段が設けられていることを特徴とする。
本発明の第3の態様の節水装置は,第1〜3のいずれかの態様の節水装置において,前記第1の筒状体内にストレーナ及び前記第2の筒状体内に泡沫器がそれぞれ収容されていることを特徴とする。
発明の効果
本発明は,上記構成を備えることにより,以下の優れた効果を奏する。すなわち,第1の態様の節水装置によれば,第1,2の筒状体は,節水板を介して,結合されるので,両筒状体を金属材などの剛性材で作製できる。これにより,節水装置は筒状体(ハウジング)を金属などの剛性材で作製できるので,耐久性及びデザイン性をアップすると共に,高級感を創出できる。また,第1,第2の通水孔は中央の取付け孔の周辺に設けてあるので,通水が偏ることなく分散し,使い勝手が良くなる,さらに第1,2の筒状体のいずれか一方を回転させることによって,節水量を外部から流出量を確認しながら簡単に可変設定できる。
実施態様2の節水装置によれば,実施態様1の節水装置において,第2の筒状体に突起を設け,この突起を利用して節水板の位置決めできるので,簡単な構造で節水板を固定できる。
実施態様3の節水装置によれば,実施態様1又は2の節水装置において,表示及びロック手段を設けたので,節水の可変設定が簡単になると共に,設定状態をロックして置くことができる。
実施態様4の節水装置によれば,実施態様1〜3のいずれかの節水装置において,第1,第2の筒状体内に,ストレーナ,泡沫器を収容したので,コンパクトにしてそれぞれの具及び器の機能を発揮させることができる。
本発明の実施形態に係る節水装置を示し,図1Aは節水装置の外観側面図,図1Bは図1Aの1B−1B線で切断した断面図。 図1の節水装置を構成する節水金具ホルダーを示し,図2Aは節水金具ホルダーの外観側面図,図2Bは図2Aの2B−2B線で切断した断面図,図2Cは図2B左側からみた左側面図。 図1の節水装置を構成する調整金具を示し,図3Aは調整金具の外観側面図,図3Bは図3Aの3B−3B線で切断した断面図,図3Cは図3Aを別角度からみた外観斜視図。 図1の節水装置を構成する節水板を示し,図4Aは節水板の断面図,図4Bは図4Aの左側面図,図4Cは右側面図。
以下,図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし,以下に説明する実施形態は,本発明の技術思想を具体化するための節水装置であって,本発明をこれらに特定することを意図するものではなく,特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適応し得るものである。
[実施形態]
図1〜図4を参照して,本発明の実施形態に係る節水装置を説明する。
本発明の実施形態に係る節水装置1は,一端が閉鎖壁3で閉鎖され他端が開口し内部が中空な所定長さの筒状をなし,この閉鎖壁の中央部に該閉鎖壁を貫通した第1の取付け孔5及びこの取付け孔の周辺に所定面積の開口を形成して通水する第1の通水孔6A,6Bを設けた節水金具ホルダー(以下,第1の筒状体という。)2と,一端が開口しこの開口を差込口にして第1の筒状体2が挿入される差込部を有し他端が開口し内部が中空な所定長さの調整金具(以下,第2の筒状体という。)10と,この第1の筒状体の閉鎖壁面と対峙し第1の取付け孔5に連通する第2の取付け孔19及びこの取付け孔の周辺に第1の通水孔6A,6Bの開口を所定の範囲で閉口し又は開口して通水する第2の通水孔20A,20Bを有する節水板17とを備えている。節水板17は,第2の筒状体10の中空孔内に位置決めし,第1の筒状体2を第2の筒状体10の差込に挿入して,節水板17とこの第1筒状体の閉鎖壁3面とを対峙させて,第1,第2の取付け孔5,19に固定具22を挿通して,第1,第2の筒状体2,10を回転自在に固定して,第1,2の筒状体のいずれか一方を回転させることによって,第1,2の通水孔6A,6B及び20A,20Bの開口面積を変更して流水量を調整する構成となっている。


この節水装置1によれば,第1,2の筒状体2,10は,節水板17を介して,結合されるので,両筒状体を金属材などの剛性材で作製できる。これにより,耐久性及びデザイン性をアップすると共に,高級感を創出できる。また,第1,第2の通水孔6A,6B及び20A,20Bは中央の取付け孔の周辺に設けてあるので,通水が偏ることなく分散し,使い勝手が良くなる,さらに第1,2の筒状体のいずれか一方を回転させることによって,節吐水量を外部から確認しながら簡単に可変設定できる。
以下,この節水装置を構成する個々の部品を詳述する。
図2を参照して,第1の筒状体2は,一端が閉鎖壁3で閉鎖され,他端が開口し内部が中空な所定長さの円形筒状体からなり金属材で形成されている。この金属材は,例えばBsBM/C3604BDが好ましい。また,金属製の筒状体2は,その外壁面を金属メッキ,例えばクロムメッキするのが好ましい。この筒状体2を金属材で作製しメッキを施すことによって,機械的強度が高く,耐久性がアップし,しかも高級感を創出できる。なお,この筒状体2を金属材で作製したが,これに限定されるものでなく,樹脂材で作製してもよい。
この筒状体2は,一端の閉鎖壁3から他方の開口端に向かって,中空孔4が形成されて,その孔内径が小径φ1の小径筒状部Aと,この小径より若干大きい中径φ2の中径筒状部Bと,この中径より更に大きい大径φ3で端部が開口した大径筒状部Cとに区分されて,中空孔4内は各区分の境界が所定高さの段差で繋がっている。すなわち,小径筒状部Aと中径筒状部Bとの境界に第1の段差ab,中径筒状部Bと大径筒状部C間の境界に第2の段差部bcが形成されている。第1,2の段差の高さは,第1の段差ab<第2の段差部bcとなっている。なお,中空孔の径は,φ1<φ2<φ3となっている。また,各筒状部A〜Cの外周壁面も,同様に各区分の境界が所定高さの段差で繋がっている。
小径筒状部Aは,大径筒状部Cの開口と対向する面が所定肉厚の閉鎖壁3で閉鎖され,外周壁面にパッキンが装着される大きさの深さ及び幅長を有する凹み溝8が形成されている。この凹み溝8は小径筒状部Aの端部に近い位置にあって,外周壁面の円周方向に形成した環状の凹み溝8となっている。なお,この凹み溝8の形成により,小径筒状部Aの端部は,閉鎖壁3と凹み溝8に接近した鍔部7とが設けられた構造となっている。
閉鎖壁3は,その中央部,すなわち長手軸線上にこの壁を貫通した所定大きさの第1の取付け孔5と,この取付け孔の周辺に第1の通水孔6A,6Bが設けられている。取付け孔5は,固定具22が挿通される大きさであり,また,第1の通水孔,すなわち2個の通水孔6A,6Bは,図2Bに示すように,それぞれ所定の開口面積を有し,取付け孔5を中心にして左右対称に配設されている。2個の通水孔6A,6Bの形状は,同じ形状であって,大きい開口面積を有する大開口とこの大開口から徐々に開口面積を減少させた小開口とを有する孔形状,例えば勾玉形状,すなわち頭部が大開口及びこの頭部から出た尾部が小開口となっている。この形状にすることによって,節水板の通水孔との間で,通水量をきめ細かく調節できる。なお,通水孔は,上記形状に限定するものでなく,他の形状に形成してもよい。
なお。固定具22は,図1Bに示すように,頭部から端部へ向かって所定長さ及び太さのボルトからなり,このボルトは取付け孔に挿通されて,端部に止め具が固定される。
凹み溝8に装着されるパッキン21(図1B参照)は,断面がU字状をしたリングパッキン,所謂Uパッキン(NBR/硬度70°,食衛適)を用いるのが好ましい。このU字状リングパッキンを使用することにより,両筒状体間の水漏れを阻止できると共に,筒状体の回転をスムーズにできる。なお,この種のパッキンには,O状リングパッキンがあるが,これを用いると筒状体の回転が極めて困難で回らないことがあり,無理して回すと部材を破損することがあるので,U字状リングパッキンが好ましい。
中径筒状部Bの中空孔は,図1Bに示すように,ストレーナ24を収容できる大きさ,すなわち長さ,径を有している。ストレーナ24は,略半球型の網24bと,この網の開口周辺に設けたリング状の鍔部24aとを設けたものとなっている。網目は,不純物を捕獲する大きさになっている。このストレーナ24は,鍔部24aが第1の筒状体2の第1の段差部abに当接して固定される。網24bを略半球型にすることによって,不純物は半球頂部から外れた箇所に堆積し,スムーズな節水状態を維持することができるようになる。
大径筒状部Cは,蛇口に装着できる大きさ,すなわち,長さ,径を有し,内壁部に雌ネジ9が刻設されている。この大径筒状部Cは,段差部bcにパッキン(図1B参照)を介在させて雌ネジで蛇口に螺合結合される。
図3を参照して,第2の筒状体10は,両端がそれぞれ開口し内部が中空な所定長さの円形筒状体からなり,金属材で形成されている。この金属材は,第1の筒状体2と同じ材料で形成されている。この筒状体10は,一端の開口から,他方の開口端に向かって,中空孔11が形成されて,この中空孔11は,第1の筒状体2の筒状部A,Bの部分が差し込まれる内径φ4の中径筒状部Dと,節水板17が位置決めされる内径φ5の小径筒状部Eと,この内径よりさらに大きい大径φ6の大径筒状部Fとに区分されて,中空孔11内の各区分の境界が所定高さの段差で繋がっている。すなわち,中径筒状部Dと小径筒状部Eとの境界に第1の段差de,小径筒状部Eと大径筒状部F間の境界に第2の段差部efが形成されている。なお,中空孔の径は,φ4>φ5<φ6となっている。また,外周壁面も同様に各区分の境界が所定高さの段差で繋がっている。
中径筒状部Dは,その内部孔が第1の筒状体2の筒状部A,Bの部分が差し込まれる内径φ4を有し,第1の筒状体2の鍔部7が当接する壁面及びパッキン21が摺接する内壁面を有している。また,外周壁面12には目盛13が刻設されており,更にこの外周壁面を貫通して,第1の筒状体2の回転を止めるロック孔14が形成されている。目盛13は,第1の筒状体2の外周壁面にも矢印などの表示(図示省略)を設け,この矢印表示との関係で,この筒状体2の回転量を外部から確認する。また,ロック孔14には,固定ネジ(図示省略)をネジ込み第1の筒状体2が回転できないようにする。この固定ネジは,筒状体の回転をロックするロック手段となるが,この手段はこれに限定されるものでなく,公知のロック手段を用いてもよい。
小径筒状部Eは,この部分の内部孔11aに節水板17が嵌め込み位置決めされる突起15がされている。すなわち,この突起15は,内部孔11aの内周壁から中心軸線側へ向かって所定高さ隆起した凸状突起となっている。この凸状突起により,内部孔11aの内径が他の部分と比べて,狭められて,この狭められた箇所に節水板17が嵌め込まれる。
大径筒状部F部分は,この部分の中空孔が比較的大きくして泡沫器25が収容される大きさとなっている。泡沫器25は,中空孔の内壁に雌ネジ16を刻設して,泡沫器25と羅合結合するのが好ましい。なお,泡沫器25は,公知のものを使用するので,説明を省略する。
図4を参照して,節水板17は,所定の径及び肉厚を有する円盤状の金属板体をプレス加工により作製されている。金属はステンレスが好ましい。この節水板17は,外周縁を若干残して,中央部へ向けて所定深さ凹ませた浅深の皿状をなしている。このプレス加工により,外周縁は鍔部18a,他の部分は皿底となり,この皿底18bには,その中心部に底板を貫通する第2の取付け孔19と,この取付け孔19の左右に所定面積の第2の通水孔20A,20Bが形成されている。これらの通水孔20A,20Bは,各第1の筒状体2の第1の通水孔6A,6Bより若干幅広であるが長さ方向では若干短長になっている。これにより,第の筒状体2を第1の筒状体10に対して,90°回転したときに,第1の通水孔6A,6Bと第2の通水孔20A,20Bとは,開口面積が最大、所謂全開となり通水量が最大になり,この角度を減らすに従って開口面積が減少し始めて,通水量が徐々に減少する。また、その角度を0°にすると,第1の通水孔6A,6Bの長手方向の長さが第2の通水孔20A,20Bより長くなっていいるので,第1の通水孔6A,6B孔形状の尾部が第2の通水孔20A,20Bの開口内に残り,尾部の開口から最小の通水となる。
節水装置1の組立ては,まず,第2の筒状体10の中空孔11内に節水板17を嵌め込み,位置決め固定する。次いで,この筒状体10の差込み部から第1の筒状体2を差込み,この閉鎖壁3を節水板17に対峙させる。その後,第1の筒状体2の第1の取付け孔5に固定具22を挿入し,節水板17の第2の取付け孔19に挿通し,固定具21の先端部に止め具を固定する。この際,第1の筒状体2は,節水板17に対して,回転自在に固定する。これにより,第1の通水孔6A,6Bと第2の通水孔20A,20Bとの各開口が対向する。また,第1の筒状体2の中空孔4内にゴミ捕獲具24及び第2の筒状体10の中空孔11内に泡沫器25を挿入して,固定する。
この組立てにより,第1,2の筒状体2,10のいずれか一方を回転させることによって,第1,2の通水孔6A,6B及び20A,20Bの開口面積を変更して流水量を調整できる。
この節水装置によれば,第1,2の筒状体は,節水板を介して,結合されるので,両筒状体を金属材などの剛性材で作製できる。これにより,耐久性及びデザイン性をアップすると共に,高級感を創出できる。また,第1,第2の通水孔は中央の取付け孔の周辺に設けてあるので,通水が偏ることなく分散し,使い勝手が良くなる,さらに第1,2の筒状体のいずれか一方を回転させることによって,節吐水量を外部から確認しながら簡単に可変設定できる。
また,第2の筒状体に突起を設け,この突起を利用して節水板の位置決めできるので,簡単な構造で節水板を固定ができる。
更に,表示及びロック手段を設けたので,節水の可変設定が簡単になると共に,設定状態をロックして置くことができる。また第1,第2の筒状体内に,ごみ捕獲具,泡沫器を収容したので,コンパクトにしてそれぞれの器具及び器の機能を発揮させることができる。
1 節水装置
2 第1の筒状体
3 閉鎖壁
4 中空孔
5 第1の取付け孔
6A,6B 第1の通水孔
8 凹みみ溝
10 第2の筒状体
13 目盛
14 ロック孔
15 突起
17 節水板
19 第2の取付け孔
20A,20B 第2の通水孔
21 パッキン
22 固定具
24 ストレーナ
25 泡沫器

Claims (4)

  1. 一端が閉鎖壁で閉鎖され他端が開口し内部が中空な所定長さの筒状をなし,該閉鎖壁の中央部に該閉鎖壁を貫通した第1の取付け孔及び該取付け孔の周辺に所定面積の開口を形成して通水する第1の通水孔を設けた第1の筒状体と,一端が開口し該開口を差込口にして前記第1の筒状体が挿入される差込部を有し他端が開口し内部が中空な所定長さの第2の筒状体と,前記第1の筒状体の閉鎖壁面と対峙し前記第1の取付け孔に連通する第2の取付け孔及び該取付け孔の周辺に前記第1の通水孔の開口を所定の範囲で閉口し又は開口して通水する第2の通水孔を有する節水板とを備え,
    前記節水板は,前記第2の筒状体の中空孔内に位置決めし,前記第1の筒状体を前記第2の筒状体の差込に挿入して,前記節水板と該第1筒状体の閉鎖壁面とを対峙させて,前記第1,第2の取付け孔に固定具を挿通して,前記第1,第2の筒状体を回転自在に固定して,
    前記第1,2の筒状体のいずれか一方を回転させることによって,前記第1,2の通水孔の開口面積を変更して流水量を調整することを特徴とする節水装置。
  2. 前記第2の筒状体は,その中空孔内にその内壁面を所定高さ隆起させた突起を設け,前記節水板は前記突起に当接させて,位置決めされることを特徴とする請求項1に記載の節水装置。
  3. 前記第1,2の筒状体は,少なくともいずれか一方の筒状体の外壁面にそれらの回転量を示す表示及び両筒状体の回転をロックするロック手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の節水装置。
  4. 前記第1の筒状体内にストレーナ及び前記第2の筒状体内に泡沫器がそれぞれ収容されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の節水装置。
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