JP5600477B2 - 印刷装置、測定装置、及びそれらの制御方法 - Google Patents

印刷装置、測定装置、及びそれらの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、印刷技術に関するものである。
着色物体の測色値が温度によって変化する現象をサーモクロミズムと呼ぶ。この現象は測定対象物の温度に応じて測色値に誤差を与え、高精度な測色を要求される場面において障害になっている。誤差の起因となる色変動は温度に応じてほぼ線形的に変動し、可逆的である。
この色変動は、メディアに含まれる蛍光増白剤などの蛍光物質の影響による変動と、トナー成分などの非蛍光物質の影響による変動とに分けられる。さらに、蛍光物質の分光反射率は図4(a)に示すように温度に依存して縦方向に変化し、非蛍光物質の分光反射率は図4(b)に示すように温度に依存して横方向に変化することを突き止めた。
ここで、蛍光物質であるメディアに含まれる蛍光増白材について説明を加える。一般的に、印刷に用いられるメディアには、白色度を増すために紫外光を吸収して可視域で蛍光を発する蛍光増白剤を含むものがある。蛍光増白剤による蛍光増白効果は温度に依存して増減する。そのため、蛍光増白剤を含むメディアへ出力された印刷物の測色値は、温度に依存して変動してしまう。
ここで、印刷装置内部での色安定化、カラーマッチング処理について説明する。従来、電子写真プリンタ装置に代表される印刷装置において所望の色を出力するために色変換ルックアップテーブル(LUT)が用いられていた。色変換LUTには、印刷装置をある一定状態に保つためのキャリブレーションに用いるためのLUTや、ICCプロファイルに代表されるようなカラーマッチングに用いるためのLUT等がある。これらの色変換LUTを作成するために、例えばIT8 7/3パッチ等の複数個の色票を印刷装置から出力する。そして、これら複数個の色票を分光測光器等の測色器を用いて測色することで測色値を得、デバイス値と非デバイス依存値との対応付けを行い、色変換LUTを作成する。この作成したLUTにより、デバイス間の色味の違いや、プリンタエンジンの変動による色味の違いを吸収し、カラーマッチング、色安定化を図る。最近では、電子写真プリンタ内部に搭載したカラーセンサを利用して、このLUTをリアルタイムに生成している。
従来から、温度に依存した測色値変化の補正方法として、以下の方法が提案されている。例えば、あらかじめ着色試料毎に単位温度あたりの波長毎の分光反射率変化量を求めておき、目的温度における分光反射率を予測する技術が開示されている(特許文献1参照)。また、着色試料毎に単位温度あたりの波長毎のクベルカムンク式における吸収係数と散乱係数の変化量を求めておき、目的温度における分光反射率を予測する技術が開示されている(特許文献2参照)。
特許第03776492号公報 特許第03555706号公報
定着直後では一定の温度を持つ出力物であっても、定着から一定距離搬送された排紙上のパッチの温度は、測色位置毎に異なってしまう。これは、定着ローラの特性や、搬送中の空冷等により、パッチ毎に温度ムラが生じてしまうことが原因である。このため、正確に温度による測色値の補正を行うためには、計測するパッチ毎に放射温度計などを用いて、測色ごとに逐一かつ同時に対象となるパッチ温度を計測しなければならず、システムが高価ないし複雑となる。従来技術では、上記のような課題があった。本発明は以上の問題に鑑みてなされたものであり、より簡便な方法、構成でもって、温度による測色値の補正を行うための技術を提供することを目的とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明の印刷装置は以下の構成を有する。即ち、記録媒体上に印刷されたパッチの測色結果を、該パッチの温度を用いて補正する印刷装置であって、
記録媒体上の印刷位置に印刷する印刷対象パッチについて予め求めた、該記録媒体の紙白温度に対する該印刷対象パッチの相対温度値を格納する手段と、
前記印刷位置に対して前記印刷対象パッチを定着させる定着手段と、
前記定着の後、前記印刷位置に定着させた印刷対象パッチを測色する測色手段と、
前記記録媒体の紙白温度を測定する測定手段と、
前記相対温度値と、前記測定手段が測定した紙白温度と、を用いて、前記印刷位置に定着させた印刷対象パッチの該測定した紙白温度を基準とする温度を、前記測色手段による前記印刷対象パッチの測色値を補正するために用いる温度として求める計算手段と
を備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、より簡便な方法、構成でもって、温度による測色値の補正を行うことができる。
プリンタ装置の機能構成例を示すブロック図。 測色値温度補正部114の機能構成例を示す図。 プリンタ装置41の機能構成例を示すブロック図 (a)は蛍光物質の分光反射率を示す図、(b)は非蛍光物質の分光反射率を示す図、(c)はパッチ温度ムラ特性LUT11511の構成例を示す図。 パッチ温度ムラ特性LUT11511を作成するための方法のフローチャート。 パッチ温度補正部115の構成例を示すブロック図。 キャリブレーション用LUT1121を補正するための処理のフローチャート。 測色値温度補正部14114の機能構成例を示すブロック図。 プリンタ装置1401の機能構成例を示すブロック図。 パッチ温度補正部15115の機能構成例を示すブロック図。 測色値を得る為の処理のフローチャート。 パッチ温度降下量補正特性テーブル11513の生成処理のフローチャート。 トナー載り量とパッチの温度との間の関係を示す図。 パッチ温度ムラ特性LUTを得る為の温度ムラ計測システムを示す図。
以下、添付図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。なお、以下説明する実施形態は、本発明を具体的に実施した場合の一例を示すもので、特許請求の範囲に記載の構成の具体的な実施例の1つである。
[第1の実施形態]
本実施形態では、カラーセンサを搭載した電子写真方式のプリンタ装置(印刷装置)での測色値温度補正について説明する。図1は、本実施形態に係るプリンタ装置の機能構成例を示すブロック図である。本実施形態に係るプリンタ装置は、通常の印刷の直前、又は、印刷中にキャリブレーション用の色票(パッチ群)を印刷出力し、印刷出力された記録媒体上のそれぞれのパッチをプリンタ装置内の測色センサによって測色する。これにより、キャリブレーション用のLUT1121を生成、更新し、印刷出力の状態を一定に保っている。プリンタ装置1はコントローラ部11とエンジン部12とに大別される。
コントローラ部11は、カラーマッチング部111、キャリブレーション部112、キャリブレーション用LUT生成部113、測色値温度補正部114、パッチ温度補正部115、を有する。エンジン部12は、定着部121、温度センサ部122、カラーセンサ部123、転写ベルト(不図示)、レーザー部129などを有する。なお、図1には、コントローラ部11、エンジン部12において、以下の説明で登場する構成要素のみを示しており、それ以外の構成要素については省略している。
先ず、コントローラ部11について説明する。カラーマッチング部111は、ICCプロファイルに代表されるようなカラーマッチング用LUT1111を保持している。そしてカラーマッチング部111は、係るカラーマッチング用LUT1111を用いて外部装置(ホストPC)から入力される色(ここではCMYK値)を調整する処理を行う。また、カラーマッチング部111は、ホストPCからパッチの印刷指示を受け付けた場合には、係る印刷指示に含まれているそれぞれのパッチの印刷位置を示す印刷位置情報1113をパッチ温度補正部115に送出する。なお、パッチの印刷位置情報1113やCMYK値1112は予めプリンタ装置1内のメモリ(不図示)に記憶されていて、キャリブレーション用LUT生成部113や測色値温度補正部114が適宜読み出しても良い。また、キャリブレーション処理は、外部装置からの指示に応じて開始することに限らない。例えば、自動的に(定期的に)、キャリブレーション処理が実行されてもよいし、またはユーザがプリンタ装置にキャリブレーション処理する指示(入力)に応じてキャリブレーション処理を開始してもよい。
キャリブレーション部112は、例えばカラーマッチング部111により調整された色(ここではデバイス値CMYK)を多次元でCMYK-CMYKに変換する為のキャリブレーション用LUT1121を保持している。従ってキャリブレーション部112は、係るキャリブレーション用LUT1121を用いて、印刷状態を一定に保つ為の色補正処理を行う。パッチ温度補正部115は、パッチの印刷を行う場合に、以下の情報を用いて、印刷位置情報1113に対応するパッチ温度情報を算出する。即ち、温度センサ部122が測定した温度を示す温度情報1221、カラーマッチング部111からの印刷位置情報1113、パッチ温度補正部115があらかじめ保有しているパッチ温度ムラ特性LUT11511である。
そしてパッチ温度補正部115は、印刷位置情報1113に対応するパッチ温度情報を、補正温度1152として測色値温度補正部114に送出する。測色値温度補正部114は、カラーセンサ部123からの測色値1231を、パッチ温度補正部115から受けた補正温度1152と、カラーマッチング部111による処理後の色(CMYK値1112)と、に基づいて補正する。測色値1231は、例えば、Lab値で表現される。そして補正した測色値1231を補正後測色値1142としてキャリブレーション用LUT生成部113に送出する。測色値温度補正部114は図2に示す如く、入力としてパッチのデバイス値(CMYK)21112と温度特性LUT21141と入力パッチの温度21221とカラーセンサ部123から得られた測色値21231を用いて補正後の測色値21142を得る。パッチのデバイス値21112は、測色対象のものであるとする。また、温度特性LUT21141は、予め全パッチの組合せの中から幾つかの代表的なデバイス値を持つ複数のパッチ(基準パッチ)ごとに温度変化に応じた測色値変動量を測定してテーブル化したものである。
キャリブレーション用LUT生成部113は、カラーマッチング部111による処理後の色と、測色値温度補正部114による補正後測色値1142とを用いて、キャリブレーション部112が保持するキャリブレーション用LUT1121を更新する。
そして、キャリブレーション部112から送出されたキャリブレーションデータに基づいて、レーザー部129により感光ドラム上(不図示)に像を形成する。まず、帯電ローラ(不図示)により感光ドラムを帯電させ、帯電した感光ドラム上にレーザを照射し、静電潜像を形成する(露光)。次に、現像器(不図示)で感光ドラム上の静電潜像を現像し、トナー像として形成する。次に、感光ドラム上のトナー像を転写ベルト(不図示)に写し取り、転写ベルトによりトナー像を用紙に転写する(転写)。次に、定着器で用紙上のトナー像を熱と圧力によって、溶解定着させる(定着)。これにより、紙などの記録媒体上に文字やパッチなどの画像を印刷することができる。
温度センサ部122は、記録媒体上の所定位置の温度、あるいは記録媒体の周辺温度を測定するためのものである。カラーセンサ部123は、記録媒体上の所定位置の色を測色する為のものである。カラーセンサ部123は、測色した測色値1231をLab値、XYZ値、或いは分光データなどの形式で測色値温度補正部114に送出する。温度センサ部122とカラーセンサ部123は、定着部121から排紙口への搬送経路に設置されている。なお、プリンタ装置に原稿読取部(不図示)が搭載された複写機の場合、定着部121から排出された記録媒体を自動的に原稿読取部に搬送し、原稿読取部をカラーセンサ部123として機能させることも可能である。この場合、原稿読取部へ搬送する機構が必要になるものの、カラーセンサ部123を原稿読取部で代用することが可能となる。
次に、パッチ温度ムラ特性LUT11511を作成するための方法について、係る方法のフローチャートを示す図5を用いて説明する。なお、本処理は製品出荷前の作業とし、図14に示すようなプリンタ外部の温度ムラ計測システム2とプリンタ装置1(定着部121)とを用いて行うものとする。
ステップS1001でコントローラ部11は、プリンタ装置1内の不図示のメモリ内に記録されている複数のパッチのデータを用いて、エンジン部12内の定着部121によりこの複数のパッチ192を記録媒体191上に定着させる。なお、それぞれのパッチ192の記録媒体191上における定着位置(印刷位置)については事前に決められているものとする。
次に、定着部121により複数のパッチ192が定着された記録媒体191は搬送路上に搬送される。図14に示す温度ムラ計測システム2と接続された複数の温度センサ部124で、センサ計測範囲内に入ったパッチ192のそれぞれの印刷位置での温度を計測する。温度センサ部124は、製品出荷後カラーセンサ部123が設置されるエンジン部12内での位置に設置され、カラーセンサが測色する点での記録媒体191上の温度を計測する。即ち、温度センサ部124から定着部121までの距離は、製品出荷後のカラーセンサ部123から定着部121までの距離と等しい。ここで、印刷する全パッチの印刷位置での温度を記録しておく。
また、プリンタ内蔵の温度センサ部122は、上記計測と同時に記録媒体191上のパッチの載っていない位置における紙白温度(あるいはメディアの周辺温度、特定パッチ温度)を計測する。以上より、温度ムラ計測システム2は、温度センサ部124で計測した全パッチの温度と温度センサ部122で計測した紙白温度(あるいはメディア周辺温度、特定パッチ温度)との温度相対値(相対温度値)を記録しておく。以下、本実施形態では、温度センサ部122で計測する温度を紙白温度とする。なお、温度センサ部122を用いて記憶媒体191上の複数位置の紙白温度を測定することによりキャリブレーション精度を向上させてもよい。
次にステップS1003では温度ムラ計測システム2は、それぞれのパッチ192について、記録媒体191上の位置情報と、紙白温度に対する相対的な温度情報とをセットにして登録したテーブル情報を、パッチ温度ムラ特性LUT11511として作成する。
図4(c)は、パッチ温度ムラ特性LUT11511の構成例を示す図である。図4(c)では、100個のパッチのそれぞれについて、記録媒体上の位置(パッチ位置情報)、紙白温度に対する相対的な温度情報(温度相対値)、が登録されている。パッチ位置情報は、例えば、記録媒体の左上隅の位置からパッチの位置までの主走査方向、副操作方向のそれぞれの距離で示されている。温度相対値は、(パッチの温度/紙白温度)×100%をパッチ温度補正部115が求めることで得られる。なお、温度相対値はパッチ温度と紙白温度の温度差であってもよい。
係るパッチ温度ムラ特性LUT11511を用いることで、記録媒体上の紙白温度Tを計測し、且つ記録媒体上の任意のパッチの位置Pを指定すれば、位置Pに対応する温度相対値Tm×紙白温度Tを計算することで、係るパッチの温度を得ることができる。即ち、印刷位置Pに定着させたパッチの、紙白温度Tを基準とする温度を求めることができる。また、紙白温度Tが一定と見なすことができる場合は、パッチ温度ムラ特性に絶対温度情報をセットしておいてもよい。以上、パッチ温度ムラ特性LUT11511は、予め記録媒体上の温度ムラを計測しておいた結果から作成され、製品出荷前にパッチ温度補正部115に登録される。
次に、このようにして作成したパッチ温度ムラ特性LUT11511を用いてキャリブレーション用LUT1121を補正するための処理について、同処理のフローチャートを示す図7を用いて説明する。
先ずステップS1201では、カラーマッチング部111は、ホストPCからCMYKで表現された色情報を有するパッチ群の印刷データを受信する。そしてカラーマッチング部111は、係る印刷データに含まれているそれぞれのパッチ(印刷対象パッチ)のデータをカラーマッチング用LUT1111を用いて周知の調整処理を行う。そしてカラーマッチング部111は、係る印刷データに含まれている、それぞれのパッチの印刷位置情報1113を、パッチ温度補正部115に送出する。
そしてキャリブレーション部112は、カラーマッチング部111によって調整されたそれぞれのパッチについて、キャリブレーション用LUT1121を用いて変換処理を行い、変換後のそれぞれのパッチを定着部121によって記録媒体上に定着させる。
次に、ステップS1202では、温度センサ部122は、定着部121から搬送された記録媒体上の紙白温度Tを計測し、計測した結果をパッチ温度補正部115に送出する。
次に、ステップS1203では、カラーセンサ部123は、定着部121から搬送された記録媒体上のそれぞれのパッチの色を測色する。そして測色結果として、それぞれのパッチの測色値1231を、測色値温度補正部114に送出する。
次に、ステップS1204ではパッチ温度補正部115は先ず、ステップS1201でカラーマッチング部111から送出された印刷位置情報1113とセットになってパッチ温度ムラ特性LUT11511に登録されている温度相対値Tmを特定する。そして特定した温度相対値Tmに、ステップS1202で温度センサ部122から送出された紙白温度Tを乗じた結果を、補正温度Tcとして求める。このような補正温度Tcを求めるための処理を、それぞれのパッチについて行う。そしてパッチ温度補正部115は、それぞれのパッチについて求めた補正温度Tcを、測色値温度補正部114に送出する。
図6は、パッチ温度補正部115の構成例を示すブロック図である。上述の通り、パッチ温度補正部115には温度情報1221(紙白温度T)と印刷位置情報1113とが入力されるので、パッチ温度補正部115内の補正量計算部1151は、これらを用いて上述の処理を行い、補正温度1152(Tc)を求める。
次に、ステップS1205では、測色値温度補正部114は、カラーセンサ部123から取得したパッチの測色値を、このパッチの補正温度Tcと、このパッチについてカラーマッチング部111が調整したCMYK値と、を用いて補正する。係る処理は、それぞれのパッチについて行う。これによりそれぞれのパッチの測色値を、対応する補正温度Tcを用いて補正することができる。
その後、キャリブレーション用LUT生成部113は、各パッチについて測色値温度補正部114が補正した測色値と、カラーマッチング部111による各パッチの調整済みCMYK値とを用いて、キャリブレーション用LUT1121を更新する処理を行う。
以上の説明をまとめれば、本実施形態に係るプリンタ装置は、記録媒体上に印刷されたパッチの測色結果を、このパッチの温度情報に基づいて補正する為のものである。そしてそのために先ず、記録媒体上の各位置にパッチを印刷することで得られるそれぞれのパッチの印刷位置情報と、紙白温度に対する温度相対値と、をセットにして登録したテーブル情報を作成して格納しておく。そして次に、印刷指示を受けた印刷対象パッチを記録媒体上に印刷し、印刷した印刷対象パッチを測色することで測色値を取得する。そして次に、印刷対象パッチの印刷位置情報を取得し、取得した印刷位置情報とセットになってテーブル情報に登録されている温度相対値を、テーブル情報から取得する。そして最後に、印刷対象パッチが印刷された記録媒体上の紙白温度を取得し、取得した紙白温度に温度相対値を乗じた結果に基づいて、この取得した測色値を補正する。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、印刷を行う毎に紙白温度Tを計測する処理を行っている。しかし、紙白温度Tが常に一定である状況下である場合や、一定と見なしても良い場合には、以下のようにパッチ温度ムラ特性LUT11511を管理してもよい。
図3は、本実施形態に係るプリンタ装置41の機能構成例を示すブロック図である。図3に示す如く、プリンタ装置41は、第1の実施形態に係るプリンタ装置1から温度センサ部122を省いた構成となっている。また、パッチ温度ムラ特性LUT11511は、第1の実施形態と同様に図14に示す温度ムラ計測システム2により生成される。しかし、第2の実施形態においては、パッチ温度ムラ特性LUT11511には、紙白温度との温度相対値は記録されず、各印刷位置における絶対温度が記録される。そして、第2の実施形態における補正温度1152は、パッチ温度ムラ特性LUT11511に基づいて、印刷位置情報1113によってのみ決定され、測色値温度補正部114に送出される。測色値温度補正部114は、カラーマッチング部111から送出されるCMYK値1112と、カラーセンサ部123から送出される測色値1231と、補正温度1152から補正後測色値1142を算出し、キャリブレーション用LUT113に送出する。
以上、パッチ温度ムラ特性LUT11511は各印刷位置における絶対温度を有する構成としたが、予め紙白温度Tを測定しておきパッチ温度ムラ特性LUT11511が温度相対値を有する構成としても良い。このように紙白温度Tが常に一定である状況下や、一定とみなして良い場合は、紙白温度を測定する機構を必要としない構成が可能となる。
[第3の実施形態]
図9は、本実施形態に係るプリンタ装置1401の機能構成例を示すブロック図である。本実施形態では、温度特性LUT21141とパッチ温度ムラ特性LUT11511とを合成した1つのLUT(合成LUT)を測色値温度補正部14114に格納する。係る合成LUTは、複数のパッチ(基準パッチ)毎に温度変化に応じた測色値変動量を測定し、作成したテーブルとなる。
図8は、測色値温度補正部14114の機能構成例を示すブロック図である。係る構成により、測色値の補正に要する計算コストを削減でき、結果としてパッチ毎に異なる温度変化量を考慮した簡易なシステムを構成することができる。
[第4の実施形態]
第1の実施形態では、記録媒体上の温度ムラの要因として、定着ローラや空冷などによる温度面内ムラを挙げ、これを補正するパッチ温度ムラ特性LUT11511を用いてパッチの温度補正を行った。しかし、上記手法では、複数のパッチパターンに対応するシステムがあった場合、パッチパターン毎に補正テーブルを用意しておく必要があり、非常に手間がかかるという問題がある。また、トナー載り量が任意のパッチパターンに対応できないという課題もある。
そこで本実施形態では、記録媒体上の温度面内ムラと、トナー載り量の違いによる温度降下量温度ムラを分け、個別に補正する構成とし、任意パッチの温度補正を可能にした。温度面内ムラ補正に関しては、第1の実施形態と同様の手順でパッチ温度ムラ特性LUT11511(温度面内ムラLUT)を作成し、係るLUTを用いて温度面内ムラ補正を行う。また、パッチ温度降下量補正(トナー載り量の推定方法)に関しては、後で説明を加える。
本実施形態に係るプリンタ装置は、図1の構成において、パッチ温度補正部115の代わりに、図10に例示する機能構成を有するパッチ温度補正部15115を用いる。なお、図10において、メディア温度ムラ特性テーブル11512についてはパッチ温度ムラ特性LUT11511と同じ手順で作成されるので、これについての説明は第1の実施形態で説明済みであるため、省略する。ただし、第1の実施形態では、トナー載り量の違いを含んだ温度面内ムラLUTを作成したが、本実施形態では、パッチを印刷せずにメディアのみを搬送パスに流し、温度面内ムラLUTを作成することに注意する。
先ず、パッチ温度降下量補正の為に用いるパッチ温度降下量補正特性テーブル11513の生成処理について、同処理のフローチャートを示す図12を用いて説明する。なお、本処理は製品出荷前の作業とし、図14に示すようなプリンタ外部の温度ムラ計測システム2とプリンタ装置1を用いて行うものとする。
先ず、ステップS1701では、プリンタ装置1においてコントローラ部11の不図示の制御部は、プリンタ装置1内の不図示のメモリ内に記録されている複数のパッチのデータを用いて、エンジン部12にこの複数のパッチを記録媒体上に印刷させる。なお、それぞれのパッチの記録媒体上における印刷位置については事前に決められているものとする。係る印刷の際には、各印刷位置において、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのそれぞれのトナーを100%で重ねて印刷することにより、最大載り量である計n%(例:250%)パッチを印刷する。
次にステップS1702では、図14に示す温度ムラ計測システム2と接続された温度センサ部124で、センサ計測範囲内に入った印刷した最大載り量n%パッチの温度Tmを計測する。温度センサ部124は、製品出荷後カラーセンサが設置される位置に設置され、カラーセンサ部123が測色する点での記録媒体上の温度を計測する。
次に、ステップS1703では、温度センサ部124で、センサ計測範囲内に入ったトナー載り量0%(すなわち紙白)における温度Twを計測する。以上より、温度ムラ計測システム2は温度Tmと温度Twの計測結果から、図13に示すようなトナー載り量とパッチの温度との間の関係をパッチ温度降下量補正特性テーブルとして作成する。
図13は、トナー載り量とパッチの温度との間の関係を示す図である。トナー載り量=0%(即ち紙白)における温度はTwであり、トナー載り量=n%におけるパッチの温度はTmである。
次に、パッチ温度補正部15115で行うパッチ温度降下量補正、記録媒体上の温度面内ムラ補正、測色値温度補正部114にて温度による測色値の変動が補正された測色値を得る為の処理について、同処理のフローチャートを示す図11を用いて説明する。
先ずステップS1601では、カラーマッチング部111は、ホストPCからCMYKで表現された色情報を有するパッチ群の印刷データを受信する。そしてカラーマッチング部111は、係る印刷データに含まれているそれぞれのパッチのデータをカラーマッチング用LUT1111を用いて周知の調整処理を行う。そしてカラーマッチング部111は、係る印刷データに含まれている、それぞれのパッチの印刷位置情報1113を、パッチ温度補正部115に送出する。
そしてキャリブレーション部112は、カラーマッチング部111によって調整されたそれぞれのパッチについて、キャリブレーション用LUT1121を用いて変換処理を行い、変換後のそれぞれのパッチを定着部121によって記録媒体上に定着させる。ここで印刷(定着)するパッチは任意色であり、目的に応じたパッチを印刷すればよい。
次に、ステップS1602では、温度センサ部122は、定着部121から搬送された記録媒体上の紙白温度Tw0を計測し、計測した結果をパッチ温度補正部15115に送出する。
次に、ステップS1603では、カラーセンサ部123は、定着部121から搬送された記録媒体上のそれぞれのパッチの色を測色する。そして測色結果として、それぞれのパッチの測色値1231を、測色値温度補正部114に送出する。
次に、ステップS1604では、パッチ温度補正部15115が有する補正量計算部151151は、カラーマッチング部111による処理済みのCMYK値を用いて、パッチ載り量PQを以下の(式1)に従って求める。また、CMYK値はパッチにおける各トナーの配合情報を示す。なお、各トナーによって単位量あたりの比熱が異なる場合は、(式1’)のように比例係数a,b,c,dを使ってパッチ載り量PQを求めればよい。
パッチ載り量PQ(%)=C+M+Y+K (式1)
パッチ載り量PQ(%)=a・C+b・M+c・Y+d・K (式1’)
次に、補正温度Tcを、以下の(式2)に従って求める。
補正温度Tc=(Tm−Tw)×PQ/n+Tw0 (式2)
ここで、(Tm−Tw)×PQ/nは、印刷したパッチに応じた、パッチの比熱による降下量補正であり、パッチ温度降下量補正特性テーブル11513を用いた補正項である。Tw0は、温度センサ部122が計測した紙白温度である。以上の処理が、パッチ温度降下量補正(トナー載り量の推定方法)である。以降の処理では、記録媒体上の温度面内ムラ補正を行う。
ステップS1605では、パッチ温度補正部15115は、温度Tw0(温度情報1221)と、各パッチの印刷位置情報1113と、メディア温度ムラ特性テーブル11512を用いて、第1の実施形態と同様に、それぞれのパッチの補正温度Tc’を求める。具体的には、上述で求めたTcにメディア温度ムラ特性テーブル11512に登録されている温度相対値を乗算(あるいは加減算)すればTc’を求めることができる。
次に、ステップS1606では、測色値温度補正部114は、カラーセンサ部123から取得したパッチの測色値を、このパッチの補正温度Tc’と、このパッチについてカラーマッチング部111が調整したCMYK値と、を用いて補正する。係る処理は、それぞれのパッチについて行う。これによりそれぞれのパッチの測色値を、対応する補正温度Tc’を用いて補正することができる。
その後、キャリブレーション用LUT生成部113は、各パッチについて測色値温度補正部114が補正した測色値と、カラーマッチング部111による各パッチの調整済みCMYK値とを用いて、キャリブレーション用LUT1121を更新する処理を行う。なお、以上の各実施形態は、加温、加圧による定着を行う電子写真プリンタ装置に限定されるものではなく、UV定着などの機構を持つプリンタであっても、適用可能である。

Claims (8)

  1. 記録媒体上に印刷されたパッチの測色結果を、該パッチの温度を用いて補正する印刷装置であって、
    記録媒体上の印刷位置に印刷する印刷対象パッチについて予め求めた、該記録媒体の紙白温度に対する該印刷対象パッチの相対温度値を格納する手段と、
    前記印刷位置に対して前記印刷対象パッチを定着させる定着手段と、
    前記定着の後、前記印刷位置に定着させた印刷対象パッチを測色する測色手段と、
    前記記録媒体の紙白温度を測定する測定手段と、
    前記相対温度値と、前記測定手段が測定した紙白温度と、を用いて、前記印刷位置に定着させた印刷対象パッチの該測定した紙白温度を基準とする温度を、前記測色手段による前記印刷対象パッチの測色値を補正するために用いる温度として求める計算手段と
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記印刷対象パッチの測色値は、Lab値であることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 記録媒体上に印刷されたパッチの測色結果を、該パッチの温度を用いて補正する印刷装置であり、記録媒体上の印刷位置に印刷する印刷対象パッチについて予め求めた、該記録媒体の紙白温度に対する該印刷対象パッチの相対温度値を格納する該印刷装置の制御方法であって、
    前記印刷装置の定着手段が、前記印刷位置に対して前記印刷対象パッチを定着させる定着工程と、
    前記印刷装置の測色手段が、前記定着の後、前記印刷位置に定着させた印刷対象パッチを測色する測色工程と、
    前記印刷装置の測定手段が、前記記録媒体の紙白温度を測定する測定工程と、
    前記印刷装置の計算手段が、前記相対温度値と、前記測定工程で測定した紙白温度と、を用いて、前記印刷位置に定着させた印刷対象パッチの該測定した紙白温度を基準とする温度を、前記測色工程での前記印刷対象パッチの測色値を補正するために用いる温度として求める計算工程と
    を備えることを特徴とする印刷装置の制御方法。
  4. 記録媒体上に印刷されたパッチの測色結果を、該パッチの温度を用いて補正する測定装置であって、
    記録媒体上に印刷する印刷対象パッチについて予め求めた、基準温度に対する該印刷対象パッチ毎の相対温度値を保持する保持手段と、
    前記記録媒体上に印刷された印刷対象パッチを測色する測色手段と、
    前記基準温度が測定された対象の温度を測定する測定手段と、
    前記相対温度値と、前記測定手段が測定した温度と、を用いて、前記記録媒体上に印刷された印刷対象パッチの温度を計算する計算手段と、
    前記計算手段が計算した温度に基づいて、前記測色手段による測色値を補正する補正手段と
    を備えることを特徴とする測定装置。
  5. 前記基準温度は、前記記録媒体上でパッチが印刷されていない位置における紙白温度であることを特徴とする請求項4に記載の測定装置。
  6. 前記基準温度は、前記記録媒体の周辺温度であることを特徴とする請求項4に記載の測定装置。
  7. 記録媒体上に印刷されたパッチの測色結果を、該パッチの温度を用いて補正する測定装置であり、記録媒体上に印刷する印刷対象パッチについて予め求めた、基準温度に対する該印刷対象パッチ毎の相対温度値を保持する該測定装置の制御方法であって、
    前記測定装置の測色手段が、前記記録媒体上に印刷された印刷対象パッチを測色する測色工程と、
    前記測定装置の測定手段が、前記基準温度が測定された対象の温度を測定する測定工程と、
    前記測定装置の計算手段が、前記相対温度値と、前記測定手段が測定した温度と、を用いて、前記記録媒体上に印刷された印刷対象パッチの温度を計算する計算工程と、
    前記測定装置の補正手段が、前記計算工程で計算した温度に基づいて、前記測色工程による測色値を補正する補正工程と
    を備えることを特徴とする測定装置の制御方法。
  8. 測定装置のコンピュータを、請求項4乃至6の何れか1項に記載の測色手段、測定手段、計算手段、補正手段、として機能させるためのコンピュータプログラム。
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