JP5599868B2 - テトラヒドロフランの重合体を製造するための改良された触媒 - Google Patents

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Description

本発明は、ポリエーテルグリコール製造のための改良された触媒、その調製法、並びにテトラヒドロフラン、またはテトラヒドロフランと少なくとも一種のその他の環式エーテル、例えば酸化アルキレン、との重合によるポリエーテルグリコールの製法における触媒としてのその使用、に関する。より具体的には、本発明は、処理済みペルフルオロスルホン酸樹脂の触媒であって、処理前の前記ペルフルオロスルホン酸樹脂に比較して、約2〜約20重量%だけ減少された最も可溶性の成分と増加された平均当量を有する触媒、前記の処理済みペルフルオロスルホン酸樹脂の触媒を調製する方法、並びに前記触媒の存在下でテトラヒドロフラン、またはテトラヒドロフランと少なくとも一種の他の酸化アルキレンとの重合によりポリエーテルグリコールを製造する方法における触媒としてのその使用、に関する。
ポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMEG)としても知られるテトラヒドロフラン(THF)の単独重合体は、ポリウレタンおよびその他のエラストマーにおけるソフトセグメントとしての使用に対して周知である。これらの単独重合体はポリウレタンのエラストマーおよび繊維に優れた動力学的特性を与える。コポリエーテルグリコールとしても知られる、THFと少なくとも一種のその他の環式エーテルとの共重合体は、特に環式エーテルにより付与される減少された結晶性が、ソフトセグメントとしてこのような共重合体を含むポリウレタンの特定の動力学的特性を改善することができる同様な適用における使用に対して知られている。この目的に使用される環式エーテルの中には、酸化エチレンと酸化プロピレンがある。
THFの単独重合体および、THFと少なくとも一種の他の環式エーテルとの共重合体は当該技術分野で周知である。それらの調製法は例えば特許文献1中にHeinsohnにより、特許文献2および3中にPruckmayrにより、そして特許文献4中に開示されている(特許文献1、2、3および4参照)。このような単独重合体と共重合体は例えば非特許文献1に記載された環式エーテル重合のいずれかの既知の方法により調製することができる(非特許文献1参照)。このような重合法は、強プロトンまたはルイス酸による、ヘテロポリ酸による、並びにペルフルオロスルホン酸または酸樹脂による触媒反応を含む。場合により、特許文献1に開示されたような、重合促進剤、例えば無水カルボン酸を使用することが有益であるかも知れない(特許文献1参照)。これらの場合には、主要な重合体生成物はジエステルであり、それらは所望のポリエーテルグリコールを得るためにその後の工程で加水分解される必要がある。
ペルフルオロスルホン酸樹脂を含んでなる酸触媒が、特許文献3および1におけるようなTHFの重合または、THFと他の酸化アルキレンとの共重合に使用される時に、例えば樹脂の浸出を回避することが困難であることが見いだされた(特許文献3、1参照)。これが重合工程の商業的効果の総合的低減、曇った製品および、停止時間と洗浄に伴う経費の増加をもたらす。
米国特許第4,163,115号明細書 米国特許第4,120,903号明細書 米国特許第4,139,567号明細書 米国特許第4,153,786号明細書
P.Dreyfussによる"Polytetrahydrofuran"(Gordon & Breach,N.Y.1982)
発明の要約
本発明は、ペルフルオロスルホン酸樹脂を含んでなる改良された触媒を調製する、簡単で経済的な方法、得られた、改良された触媒、および、重合工程中の樹脂の浸出を最少にし、または回避して、営業的に望ましい透明な製品をもたらす、THFの重合、またはTHFと少なくとも一種の他の環式エーテル、例えば酸化アルキレン、との共重合法におけるその使用を提供する。その方法は、例えば約600〜約2000g/モルHの平均当量(EW)を有するペルフルオロスルホン酸樹脂の触媒を処理して、それから約2〜約20重量%、例えば約2〜約15重量%の、ペルフルオロスルホン酸樹脂の最も可溶性の成分を除去する工程を伴う。該処理法は、約2〜約20重量%の、その最も可溶性の成分を除去し、その平均当量を増加するのに十分な温度、圧力および接触時間の条件下で、ペルフルオロスルホン酸樹脂を脱イオン水と接触させる工程を含んでなる。
改良された触媒を利用するTHF重合または共重合法は、特定の操作法、すなわちバッチ法または連続法、あるいは、米国特許第4,163,115号明細書に開示のような無水酢酸促進法、またはTHFの重合に対して米国特許第4,120,903号明細書に開示されたような非促進法または米国特許第4,139,567号と第6,989,432明細書に記載されたようなTHF共重合に対する方法に限定はされない。
発明の詳細な説明
以上を考慮した集中的研究の結果として、我々は、約200ドルトン〜約5000ドルトンの平均分子量をもつポリエーテルグリコールまたはコポリエーテルグリコール、例えばポリ(テトラメチレン−コ−エチレンエーテル)グリコール(poly(tetramethylene−co−ethyleneether)glycol)を製造する、触媒樹脂の有意な浸出により妨げられない方法における使用のための、ペルフルオロスルホン酸樹脂を含んでなる改良された触媒を提供することができることを見いだした。改良された触媒を提供する方法は、ペルフルオロスルホン酸樹脂、例えば約600〜約2000g/モルのHの平均当量(EW)を有するものを処理して、少なくとも約2重量%、例えば約2〜約20重量%、例えば約2〜約15重量%の、ペルフルオロスルホン酸樹脂の最も可溶性の成分をそれから除去して、改良された触媒を提供する工程を伴う。本発明の改良された触媒を利用する重合法は適切には、ペルフルオロスルホン酸樹脂の触媒の使用のためのあらゆる知られた方法、例えば本明細書に言及されたものであることができる。
本明細書で使用される用語「重合」は別記されない限り、その意味に用語「共重合」を含む。
本明細書で使用される用語「PTMEG」は別記されない限り、ポリテトラメチレンエーテルグリコールを意味する。PTMEGはまた、ポリオキシブチレングリコールとしても知られる。
単数形で本明細書に使用される用語「コポリエーテルグリコール」は別記されない限り、テトラヒドロフランと、少なくとも一種の他の環式エーテル、例えば酸化1,2−アルキレンとの共重合体を意味し、これはポリオキシブチレン・ポリオキシアルキレン・グリコールとしても知られる。コポリエーテルグリコールの一例はテトラヒドロフランと酸化
エチレンとの共重合体である。このコポリエーテルグリコールはまた、ポリ(テトラメチレン−コ−エチレンエーテル)グリコールとしても知られる。
本明細書で使用される用語「THF」は、別記されない限り、テトラヒドロフランを意味し、その意味に、THFと共重合することができるアルキル置換テトラヒドロフラン、例えば2−メチルテトラヒドロフラン、3−メチルテトラヒドロフランおよび3−エチルテトラヒドロフランを含む。
本明細書で使用される用語「酸化アルキレン」は、別記されない限り、その酸化アルキレン環中に2、3または4個の炭素原子を含む化合物を意味する。酸化アルキレンは未置換でも、あるいは、例えば1〜6個の炭素原子の線状または分枝アルキル、あるいは未置換の、または1個もしくは2個の炭素原子のアルキルおよび/またはアルコキシにより置換されたアリール、または塩素もしくはフッ素のようなハロゲン原子で置換されていることができる。このような化合物の例は、酸化エチレン、酸化1,2−プロピレン、酸化1,3−プロピレン、酸化1,2−ブチレン、酸化1,3−ブチレン、酸化2,3−ブチレン、酸化スチレン、酸化2,2−ビス−クロロメチル−1,3−プロピレン、エピクロロヒドリン、ペルフルオロアルキルオキシラン、例えば(1H,1H−ペルフルオロペンチル)オキシランおよびそれらの組み合わせ物を含む。
本発明はペルフルオロスルホン酸樹脂を含んでなる改良された酸触媒を調製する方法を含んでなる。該方法は、ペルフルオロスルホン酸樹脂を処理して、それから少なくとも約2重量%、例えば約2〜約20重量%、例えば約2〜約15重量%の、ペルフルオロスルホン酸樹脂の最も可溶性の成分を除去して、改良された触媒を提供する工程を伴う。本発明は更に、この方法により提供される、改良された、処理済み触媒を含んでなる。本発明は更にまた、重合工程中の樹脂の浸出を最少にし、または回避して、営業的に望ましい透明な製品をもたらす、THFの重合、またはTHFと少なくとも一種の他の環式エーテル、例えば酸化アルキレンとの共重合の工程におけるこの改良された触媒の使用を含んでなる。
本発明の一つの実施形態は、(1)例えば、少なくとも約500psigの圧力定格を伴う圧力容器、例えばオートクレーブ中に、約1/1〜約1/20、例えば約1/2〜約1/15の樹脂/水の重量比の、ペルフルオロスルホン酸樹脂、例えば約600〜約2000g/モルのHの平均当量(EW)をもつもの、例えば約600〜約1070g/モルHの当量をもつものと水、例えば脱イオン水を充填し、(2)圧力容器の内容物を十分な高温に加熱して、ペルフルオロスルホン酸樹脂から、約2〜20重量%、例えば約2〜約15重量%の、ペルフルオロスルホン酸樹脂の最も可溶性の成分を除去して、処理済みペルフルオロスルホン酸樹脂の生成物を生成し、そして(3)処理済みペルフルオロスルホン酸樹脂の生成物を回収する、工程を含んでなる。工程(1)の樹脂/水の重量比は例えば、約1/4〜約1/10であることができる。工程(2)の高温は例えば、好ましくは、圧力容器の内容物を少なくとも部分的液体形態で維持するのに十分な、約150℃〜約210℃である。工程(2)の接触時間は、約12時間まで、例えば約1〜約12時間、例えば約1〜約8時間であることができ、そして樹脂の最も可溶性の成分の少なくとも一部を除去するのに十分である。この実施形態において、圧力容器の内容物は例えば約60〜約300rpmでの例えば震盪または混合により、撹拌することができる。圧力容器内の圧力は、圧力容器内に液体の水を提供するのに十分に維持される。
本発明の改良されたペルフルオロスルホン酸樹脂の触媒は、最初の物質の樹脂から減少された最も可溶性の成分を有するような樹脂を含んでなる。最初のペルフルオロスルホン酸樹脂からの最も可溶性の成分の減少は、少なくとも約2重量%、例えば約2〜約20重量%、例えば約2〜約15重量%の最初の可溶性成分である。本発明の改良されたペルフ
ルオロスルホン酸樹脂触媒の限定されない例は、除去された最初の最も可溶性成分の約3、5または10重量%であるような樹脂を含んでなる。最初のペルフルオロスルホン酸樹脂から本発明の改良されたペルフルオロスルホン酸樹脂の触媒を区別する他の特性は、少なくとも約10g/モルのHのような増加した平均当量を含む。最初の酸の樹脂のEWが約600〜約2000g/モルHである場合は、改良されたペルフルオロスルホン酸樹脂の触媒は、例えば約610〜約2010g/モルHの平均当量をもつと考えられる。より具体的には、約1070g/モルHのEWをもつ最初のペルフルオロスルホン酸樹脂の触媒は、本発明に従う処理後には少なくとも約1080g/モルのHのEWをもつと考えられる。
本発明の他の実施形態は、重合工程中の触媒樹脂の浸出を最少にする、または回避する、THFの重合、またはTHFと他の環式エーテル、例えば酸化アルキレンとの共重合の方法である。
改良された触媒を使用する、本発明の方法中に反応物として使用されるTHFは市販されているあらゆるものであることができる。典型的には、THFは約0.03重量%未満の水および約0.005重量%未満の過酸化物を含む。THFが不飽和化合物を含む場合は、それらの濃度は、それらが本発明の重合法またはそれらの重合生成物に有害な効果をもたないものでなければならない。例えば、幾つかの適用に対しては、本発明のポリエーテルまたはコポリエーテルグリコール生成物は非常に低いAPHAカラー、例えば約40APHA単位未満をもつことが好ましい。所望される場合は、THFの約0.1〜約70重量%の量の、THFと共重合可能な一種または複数のアルキル置換THFを共反応物として使用することができる。このようなアルキル置換THFの例は、2−メチルテトラヒドロフラン、3−メチルテトラヒドロフランおよび3−エチルテトラヒドロフランを含む。
前記のように、改良された触媒を使用する本方法において環式エーテルの反応物として使用される酸化アルキレンは、その酸化アルキレン環中に2、3または4個の炭素原子を含む化合物であることができる。それは例えば、酸化エチレン、酸化1,2−プロピレン、酸化1,3−プロピレン、酸化1,2−ブチレン、酸化2,3−ブチレン、酸化1,3−ブチレンおよびそれらの組み合わせ物よりなる群から選択することができる。酸化アルキレンは好ましくは、約0.03重量%未満の水含量、約0.01重量%未満の総アルデヒド含量および約0.002重量%未満の酸度(酢酸として)を有する。酸化アルキレンはカラーおよび不揮発性残留物が低くなければならない。
例えば、酸化アルキレン反応物が酸化エチレン(EO)である場合は、それはどんな市販物であってもよい。EOは例えば、約0.03重量%未満の水含量、約0.01重量%未満の総アルデヒド含量および約0.002重量%未満の酸度(酢酸として)をもつことができる。EOはカラーと不揮発性残留物が低くなければならない。
本発明の重合方法における使用に適した反応性水素原子を含む化合物の例は、水、1,4−ブタンジオール、約162〜約400ドルトンの分子量をもつPTMEG、約134〜約400ドルトンの分子量をもつコポリエーテルグリコールおよびそれらの組み合わせ物を含む。反応性水素原子を含む化合物としての使用に適したコポリエーテルグリコールの一例は、約134〜約400ドルトンの分子量をもつポリ(テトラメチレン−コ−エチレンエーテル)グリコールである。
場合によりカルボン酸基を含む、または含まない、本発明により改良され得るスルホン酸基を含む適切な重合体の触媒には、米国特許第4,163,115号と第5,118,869号明細書に開示され、そして商品名Nafion(登録商標)としてE.I.du
Pont de Nemours and Companyにより市販されるような、それらの重合体連鎖が、テトラフルオロエチレンまたはクロロトリフルオロエチレンと、スルホン酸基の前駆体(再度、カルボン酸基を含む、または含まない)を含むペルフルオロアルキルビニルエーテルと、の共重合体であるものがある。このような重合体の触媒はまた、アルファ−フルオロスルホン酸を含んでなる重合体とも呼ばれる。本方法における使用のためのこの種類の触媒の一例はペルフルオロスルホン酸の樹脂であり、すなわちそれはペルフルオロ炭素主鎖を含んでなり、側鎖は式-O−CFCF(CF)−O−CFCFSOHにより表される。この種類の重合体は米国特許第3,282,875号明細書に開示されており、テトラフルオロエチレン(TFE)と、過フッ化ビニルエーテルCF=CF−O−CFCF(CF)−O−CFCFSOF、ペルフルオロ(3,6−ジオキサ−4−メチル−7−オクテンスルホニルフルオリド)(PDMOF)と、の共重合、次にスルホニルフルオリド基の加水分解によるスルホン酸基への転化および、必要に応じてイオン交換して、それらの、所望の酸性形態への転化、により製造することができる。
本発明に従って使用することができる改良された触媒は、粉末の形態で、または成形体として、例えばビーズ、円筒形押し出し物、球、環、螺旋物または顆粒の形態で使用することができる。
本発明の重合工程は溶媒を使用して、または使用せずに実施することができる。過剰なTHFは重合法工程の溶媒として役立つことができるか、または不活性溶媒、例えば一種または複数の脂肪族、脂環式または芳香族炭化水素、を所望に応じて使用することができる。更に、酸化エチレンの場合には、溶媒として、一種または複数の酸化アルキレン共単量体の一種または複数の二量体、例えば1,4−ジオキサン、を単独で、または他の溶媒、例えばTHF、と一緒に使用することもできる。
本発明の重合工程は全般的に約0℃〜約120℃、例えば約40℃〜約80℃、例えば約40℃〜約72℃で実施される。重合工程に使用される圧力は全般的に重合の結果には重要でなく、そして大気圧、重合システムの自己制御圧および高圧のような圧力を使用することができる。
過酸化物の形成を回避するために、本方法の重合工程は不活性ガス雰囲気下で実施することができる。本方法における使用に適する不活性ガスの限定しない例は、窒素、二酸化炭素または貴ガスを含む。
本発明の重合工程はまた、約0.1〜約10バールの水素圧下の水素の存在下で実施することができる。
本発明の方法は連続的に、あるいはバッチ法で実施される方法の一つまたは複数の工程を使用して実施することができる。
重合反応は懸濁法または固定床法における連続法に適した従来の反応器または反応器アセンブリー中で、例えば、懸濁法の場合には、ループ反応器または撹拌反応器中で、あるいは固定床法の場合にはチューブ反応器または固定床反応器中で実施することができる。特に生成物が一回通過法で生成される時は、本重合法においては良好な混合が必要なために、連続的撹拌槽反応器(CSTR)が望ましい。
連続的重合反応器装置が使用される時は、所望される時は、それが一つまたは複数の反応器中に導入された後に、改良された触媒を前調整することができる。触媒の前調整の例は、80〜200℃に加熱された気体、例えば空気もしくは窒素による乾燥を含む。改良
された触媒はまた、前調整なしで使用することもできる。
固定床法においては、重合反応器装置は逆流モードで操作することができ、すなわち反応混合物が底部から上方に運搬されるか、あるいは下方流モードで操作することができ、すなわち反応混合物が頂上から反応器を通って下方に運搬される。
重合反応器はCSTRにおけるような、生成物の内部再循環を使用せずに一回通過法を使用して操作することができる。重合反応器はまた、循環モードで操作することができ、すなわち反応器を出る重合混合物が循環される。循環モードにおいては、供給物に対する再循環物の比率は100:1未満、例えば50:1未満、または例えば40:1未満である。
供給物はバッチ法または連続法のいずれかの近年の工学的通例に一般的な送達システムを使用して重合反応器に導入することができる。
以下の実施例は本発明と使用のその可能性を示す。本発明はその他の、異なる実施形態が可能であり、そのいくつかの詳細は、本発明の範囲と精神から逸脱せずに、様々な明白な事項における修正が可能である。従って、実施例は、その本性において説明的であると見なされるべきであり、限定的であるとみなされるべきではない。
材料
THFはChemcentralから得られた。過フッ化スルホン酸樹脂のNR50 Nafion(登録商標)はE.I.du Pont de Nemours,Wilmington,Delaware,USAから入手した。無水酢酸と酢酸はAldrich Chemicalから購入した。脱イオン水を使用した。
分析法
共重合体への転化は、反応器流出口から回収される粗生成物の混合物中の不揮発物の重量パーセントにより規定され、典型的には約2時間を超える、粗生成物の混合物中の揮発物の真空オーブン(130℃、約200mmHg)の除去により測定された。
粗THF重合溶液の混濁度は、VWRカタログNo.66120−200の混濁度メーターによりNTU単位で決定した。
すべての部と百分率は別記されない限り重量に基づく。
触媒の前処理
実施例1〜9
1070g/モルHの当量(EW)をもつ、9種の別々の秤量された1部の部分のNafion(登録商標)過フッ化スルホン酸樹脂、実施例1〜9と、2または6部の脱イオン水とを、別々な時に少なくとも約500psigの圧力定格をもつ清浄な500mlのステンレス鋼のオートクレーブ中に充填した。オートクレーブの内容物を約200rpmにおける撹拌による撹拌下で、170℃〜210℃の範囲の様々な温度に加熱し、2、4または8時間の様々な時間、それぞれの温度に維持した。次に処理済み過フッ化スルホン酸樹脂をオートクレーブから回収し、秤量した。サンプル2、3、7および8からの回収物質のEWも測定した。これらの処理実施例の結果は次の表1に示される。
Figure 0005599868
実施例1〜9、樹脂のサンプル1〜9の結果は、処理樹脂/水の比率、温度および時間は、除去された、溶解された最も可溶性の樹脂成分の量に重要な影響を有することを示す。とりわけ、より低い処理樹脂/水の比率、より高い処理温度およびより長い処理時間、が最も可溶性の樹脂成分の、より高い溶解量をもたらす。
実施例10〜12
1060g/モルHの当量(EW)をもつ、3種の別々の秤量された1部の部分のNafion(登録商標)ブランドの過フッ化スルホン酸樹脂の触媒NR50、実施例10〜12を調製した。実施例10の部分を取りのけておいた。2つの別の実験において、実施例11と12の部分と6部の脱イオン水を個別に、少なくとも約500psigの圧力定格を伴う清浄な300mlのHastelloy−Cのオートクレーブ中に充填した。実施例11の実験に対するオートクレーブへの総充填量は実施例12の実験のものの2倍であった。オートクレーブの内容物を約250rpmで撹拌することによる撹拌下で180℃に加熱し、その温度に2.5時間維持した。次に処理済み過フッ化スルホン酸樹脂をオートクレーブから回収し、脱イオン水でそれぞれ5回洗浄し、秤量した。
樹脂をそれぞれ、真空オーブン中で130℃で3時間乾燥し、次にTHF重合触媒としての試験を実施した。10部の乾燥触媒、84部のTHF、3部の酢酸および3部の無水酢酸を使用して、約250rpmで、磁性の撹拌棒による撹拌下、室温で2.5時間THF重合を実施した。最初に窒素流下、室温で乾燥され、次に130℃の真空オーブン中で2時間乾燥された約2グラムの少量サンプルの揮発物を乾燥除去することにより、液体の生成物の重合体転化を検査した。液体生成物はまた、VWR66120−200混濁度計を使用して混濁度を測定された。説の復唱により限定される意図はないが、混濁度はTHF重合工程中の触媒の溶解の指標であると考えられる。
THF重合供給物の混濁度もまた測定され、0.1NTUであることを認めた。未処理触媒(実施例10)および処理触媒(実施例11と12)の使用に対する混濁度の結果は、以下の表IIに示される。未処理触媒は有意に低いTHF転化をもたらした。説の復唱により限定される意図はないが、未処理触媒により認めた、より低い転化率は、生成物の混合物中に溶解された樹脂の触媒により触媒されたTHF重合体の解重合によるものであると考えられる。この解重合はオーブン乾燥工程中に認められた。
Figure 0005599868
実施例10〜12の結果は、THF重合工程におけるペルフルオロスルホン酸樹脂の触媒の浸出量を減少する点における本発明の処理法の有効性を示す。これはTHF重合または共重合の改善された安定度をもたらす。未処理樹脂触媒に比較して、本発明に従って処理された樹脂触媒は、重合生成物の溶液の混濁度により示されるような、THFの重合中の触媒浸出の非常に有意な減少をもたらした。
本明細書に引用されたすべての特許、特許出願物、試験法、優先文献、記事、刊行物、マニュアルおよびその他の文献は、これらの開示が本発明と矛盾しない程度に、そしてこのような取り込みが許されるすべての管轄区域に対して、引用することにより、本明細書に完全に取り込まれたこととされる。
数値の下限と数値の上限が本明細書に記載される時は、あらゆる下限からあらゆる上限までの範囲が想定される。
本発明の説明的実施形態は具体性を伴って説明されてきたが、本発明の精神と範囲から逸脱せずに、当業者に対して様々なその他の変更が明白であり、彼らにより容易に変更することができることは理解されると考えられる。従って、本発明の請求の範囲は本明細書に示された実施例と説明に限定されることは意図されず、むしろ、請求の範囲は、本発明が関与する、当業者によりそれらの同等物として処理されると考えられるすべての特徴物を含む、本発明中に存在する特許獲得可能な新規物のすべての特徴物を包含するものと見なすべきことが意図される。

Claims (22)

  1. a)ペルフルオロスルホン酸樹脂を水と一緒に、1/1〜1/20の樹脂/水の重量比で圧力容器中に充填し、
    b)圧力容器の内容物を150〜210℃で1〜12時間加熱し、ペルフルオロスルホン酸樹脂から2〜20重量%の水溶性の成分を除去し、処理済みペルフルオロスルホン酸樹脂の生成物を生成し、
    c)工程b)の処理済みペルフルオロスルホン酸樹脂の生成物を回収する:
    工程を含んでなる、ペルフルオロスルホン酸樹脂を処理する方法。
  2. 工程a)における樹脂/水の重量比が1/2〜1/15である、請求項1に記載の方法。
  3. 圧力容器の内容物が工程b)の期間中機械的に撹拌される、請求項1に記載の方法。
  4. 工程b)において2〜15重量%の、水溶性の成分が除去される、請求項2に記載の方法。
  5. 工程b)が500psig(3548.9kPa)以下の圧力で行われる、請求項1に記載の方法。
  6. 加熱時間が1〜8時間である、請求項1に記載の方法。
  7. 処理前のペルフルオロスルホン酸樹脂に比較して、水溶性の成分が2〜20重量%減少され、平均当量が少なくとも10g/モルH + 増加した、処理済みペルフルオロスルホン酸樹脂。
  8. 処理前のペルフルオロスルホン酸樹脂に比較して、水溶性の成分が2〜15重量%減少された請求項7に記載のペルフルオロスルホン酸樹脂。
  9. 処理前のペルフルオロスルホン酸樹脂に比較して、水溶性の成分が2〜20重量%減少され、平均当量が少なくとも10g/モルH + 増加した処理済みペルフルオロスルホン酸樹脂を含んでなる触媒の存在下で、0℃〜120℃の重合温度で、少なくとも一種のテトラヒドロフラン、または少なくとも一種のテトラヒドロフランと少なくとも一種の酸化アルキレンとを重合する工程を含んでなる、200ドルトン〜5000ドルトンの平均分子量を有するポリエーテルグリコールまたはコポリエーテルグリコールを製造する方法であって、
    前記処理が150〜210℃で1〜12時間加熱して、前記ペルフルオロスルホン酸樹脂を脱イオン水と接触させる工程を含んでなる、製法。
  10. 酸化アルキレンが酸化エチレン、酸化1,2−プロピレン、酸化1,3−プロピレン、酸化1,2−ブチレン、酸化2,3−ブチレン、酸化1,3−ブチレンおよびそれらの組み合わせ物よりなる群から選択される、請求項9に記載の方法。
  11. 重合温度が40℃〜80℃である、請求項9に記載の方法。
  12. テトラヒドロフランが更に、2−メチルテトラヒドロフラン、3−メチルテトラヒドロフラン、3−エチルテトラヒドロフランおよびそれらの組み合わせ物よりなる群から選択される少なくとも一種のアルキルテトラヒドロフランを含んでなる、請求項9に記載の方法。
  13. 酸化アルキレンが酸化エチレンを含んでなる、請求項10に記載の方法。
  14. 重合工程の温度が40℃〜72℃である、請求項10に記載の方法。
  15. 重合工程が連続的撹拌槽反応器中で実施される、請求項9に記載の方法。
  16. 反応性水素原子を含む少なくとも一種の化合物と、処理前のペルフルオロスルホン酸樹脂に比較して、水溶性の成分が2〜20重量%減少され、平均当量が少なくとも10g/モルH + 増加した処理済みペルフルオロスルホン酸樹脂を含んでなる触媒との存在下で、40℃〜80℃の重合温度で、テトラヒドロフランと少なくとも一種の酸化アルキレンを重合する工程を含んでなる、650ドルトン〜5000ドルトンの平均分子量を有するコポリエーテルグリコールを製造する方法であって、
    前記処理が150〜210℃で1〜12時間加熱して、前記ペルフルオロスルホン酸樹脂を脱イオン水と接触させる工程を含んでなる、方法。
  17. 酸化アルキレンが酸化エチレン、酸化1,2−プロピレン、酸化1,3−プロピレン、酸化1,2−ブチレン、酸化2,3−ブチレン、酸化1,3−ブチレンおよびそれらの組み合わせ物よりなる群から選択される、請求項16に記載の方法。
  18. 反応性水素原子を含む化合物が水、1,4−ブタンジオール、130ドルトン〜400ドルトンの分子量をもつポリ(テトラメチレンエーテル)グリコール、130ドルトン〜400ドルトンの分子量をもつコポリエーテルグリコール、およびそれらの組み合わせ物よりなる群から選択される、請求項16に記載の方法。
  19. テトラヒドロフランが更に、2−メチルテトラヒドロフラン、3−メチルテトラヒドロフラン、3−エチルテトラヒドロフランおよびそれらの組み合わせ物よりなる群から選択される少なくとも一種のアルキルテトラヒドロフランを含んでなる、請求項16に記載の方法。
  20. 重合工程が連続的撹拌槽反応器中で実行される、請求項16に記載の方法。
  21. 酸化アルキレンが酸化エチレンを含んでなる、請求項17に記載の方法。
  22. 重合工程の温度が40℃〜72℃である、請求項17に記載の方法。


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