JP5599016B2 - 棚用照明器具取り付け用のアタッチメント - Google Patents

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Description

本発明は、化粧品などの商品を陳列する什器の棚の下面に配設される棚用照明器具取り付け用のアタッチメントに関するものである。
図9は、化粧品などの商品を陳列する什器51を示しており、複数段の棚52から構成されている。各棚52には、例えば化粧品が陳列され、棚52に陳列されている商品を見映え良く明るく消費者に見せるために、棚52の下面には照明器具53がそれぞれ配設されている。なお、照明器具53に供給される電源コードなどは図示省略している。
図10は、什器51の具体的な一例を示しており、背板54の両側には棚52(図9参照)の高さ位置調整用の取付穴55が一定の間隔でもって上下方向に多数設けられている。この取付穴55にブラケット56が左右に挿入され、両ブラケット56間に照明器具53が棚52の下面側となるように設置される。そして、ブラケット56の上に棚52が配設される。なお、図10は棚52は図示省略している。
ここで、什器51の構成、特に、両側の取付穴55の寸法Lは、什器51の種類や会社によって異なり、取付穴55間の寸法L、すなわち、ブラケット56間の寸法が什器51によって異なっても、ブラケット56に照明器具53が設置可能なように照明器具53側に工夫が凝らされている。
図11は従来の蛍光管を用いた照明器具53を示し、(a)は照明器具53の正面図を、(b)は平面図を、(c)は背面図を、(d)は側面図をそれぞれ示している。
外殻を構成している金属製の器具本体60内には、蛍光灯61を点灯駆動する駆動回路を実装したプリント基板(図示せず)が納装され、また、プラスティック製のカバー62が器具本体60に取り付けられている。
前記器具本体60の両側には、前記ブラケット56に取り付けるための金属製の取付金具63が長手方向に沿ってスライド自在に装着されている。この取付金具63の先端は略コ字型に形成されていて、この略コ字型の凹部64にブラケット56を入れて照明器具53を該ブラケット56に設置するようになっている。
すなわち、図12(a)に示すように、ブラケット56間の寸法が照明器具53の長手方向の寸法とほぼ同じ場合には、両側の取付金具63をスライドさせて、ブラケット56の寸法に合わせ、同図(b)に示すようにブラケット56に取付金具63の凹部64を挿入することで、照明器具53がブラケット56に設置される。その後にブラケット56の上面に棚が取り付けられる。
また、図11に示すように、器具本体60の背面には、該器具本体60と一体に断面を略コ字型としたガイドレール65が長手方向の全長にわたって形成されている。このガイドレール65の凹所66には市販のアダプターがスライド自在に挿入され、該アダプターを介してブラケット56に照明器具53を設置するようになっている。
すなわち、図13に示すように、ブラケット56間の固定されている寸法が、照明器具53の長手方向の寸法より短くて、照明器具53の両側に設けている取付金具63を用いることが出来ない場合に、上記アダプターを用いるものである。
図14は照明器具53のガイドレール65の凹所66内に、市販されている既存のアダプター67を挿入する場合を示しており、このアダプター67は、ガイドレール65の凹所66内に挿入するスライド片68と、このスライド片68に直角に一体的に固着されている断面を略コ字型とした取付部69とで構成されている。
このアダプター67の取付部69は、スライド片68をガイドレール65の凹所66内に挿入した場合に、照明器具53の長手方向と直交して凹所66より後方へ突出するようになっている。
図15に示すように、ガイドレール65の両側から一対のアダプター67を挿入してブラケット56間の寸法に合うようにスライドさせて、その位置にアダプター67をガイドレール65にネジ止めする。そして、アダプター67の取付部69をブラケット56の上から挿入することで、照明器具53がアダプター67を介してブラケット56に設置される。
このように、蛍光灯61を用いた従来の照明器具53においては、器具本体60の背面に必ずガイドレール65が一体に形成されており、両側の取付金具63あるいはガイドレール65とアダプター67とのいずれかにより、什器51のブラケット56間の寸法がどのような寸法であっても、ブラケット56に照明器具53を取り付けることができるようになっている。
ところで、この種の什器51の棚52に設置される棚用照明器具は、厚みを出来るだけ薄くすることが要望されている。この理由は、棚52間の寸法(高さ)が制限されており、商品を展示(陳列)する場合、スペース(高さ)を出来るだけ有効に使いためである。
しかしながら、従来の蛍光灯61を用いた棚用照明器具(照明器具53)では、その厚みは蛍光灯61の外径より薄くすることは出来ず、棚52のスペースを高くとるのも限界である。
そこで、光源として発光ダイオードを用いた照明器具(棚用照明器具)では、蛍光灯61を用いた場合と比べて、照明器具の幅及び厚みを狭く薄くすることができる。この場合、ブラケット56間の寸法により前記アダプター67を用いる必要性からガイドレール65も必要になってくる。
しかしながら、発光ダイオードを用いた棚用照明器具の厚みは、ガイドレール65の縦方向の寸法(厚み)より短く形成することができ、該棚用照明器具にガイドレール65を一体に形成すると、棚用照明器具自体の厚みを薄くできてもガイドレール65の厚みが従来と同じであるため、棚のスペース(高さ)は従来と同じとなり、高くとれないという問題がある。
本発明は上述の問題点に鑑みて提供したものであって、少なくとも以下の目的を持った棚用照明器具取り付け用のアタッチメントを提供するものである。
(1)棚用照明器具の光源として発光ダイオードや従来用いていた蛍光管より細径の蛍光管などを用いることで、棚用照明器具の厚みを薄くして棚間の寸法を大きく(高く)とることができるようにすること。
(2)市販のアダプターを用いなくても棚用照明器具が取り付け可能な場合には、ガイドレールは用いないようにして、棚間の寸法を大きくとれるようにすること。
(3)アダプターを介して棚用照明器具をブラケットに取り付けなければならない場合に限り、ガイドレールの機能を有するアタッチメントを使用し、しかも、アタッチメントの横方向の寸法を短くして、棚間の寸法を大きくとれるようにすること。
(4)アダプターは既存のものが使用できる構造のアタッチメントとし、しかも容易に棚用照明器具に装着できること。
(5)アタッチメントは、棚用照明器具とは別部品とすることにより、棚用照明器具自体は薄く、且つ小型・軽量として、しかもコストを安価にすること。
そこで、本発明の請求項1に記載の棚用照明器具取り付け用のアタッチメントでは、什器51の両側のブラケット56、56にそれぞれ配されるアダプター67、67と、棚用の照明器具本体1との間に介装されて該照明器具本体1を前記什器51に設置するためのアタッチメント30であって
前記アタッチメント30の横方向の寸法は、前記照明器具本体1の長手方向の長さ寸法より短く形成されており、
前記アタッチメント30の前面には、前記照明器具本体1の背面側に設けた被係止部に該照明器具本体1の長手方向に沿ってスライド自在に係止する係止部35を形成し、
前記アタッチメント30の背面には、前記アダプター67が横方向にスライド自在に挿入されるガイドレール部31を形成し、
前記アタッチメント30は、前記係止部35を介して前記照明器具本体1の背面に設けた前記被係止部に着脱自在に装着可能とし、
前記アタッチメント30は、前記ガイドレール部31を介して前記アダプター67に着脱自在に装着可能とし、
前記アタッチメント30の係止部35の高さ方向の寸法を前記ガイドレール部31の高さ方向の寸法より小さくすると共に、前記係止部35の高さ方向の寸法を前記照明器具本体1の厚みと略同じ程度にしている
ことを特徴としている。
請求項2に記載の棚用照明器具取り付け用のアタッチメントでは、前記アタッチメント30の横方向の長さは、前記照明器具本体1の横方向の長さに対して5/120〜10/160の割合とし、
前記アタッチメント30の係止部35は、上下に該アタッチメント30の横方向の全長にわたって設けた一対の上側の係止片37と下側の係止片39とからなり、前記上側の係止片37の先端の下面に突部36が設けられると共に、前記下側の係止片39の先端の上面にリブ38が設けられていることを特徴としている。
請求項1に記載の棚用照明器具取り付け用のアタッチメントによれば、アダプター67を取り付けるアタッチメント30を照明器具本体1の長手方向にスライド自在としているので、ブラケット56の間隔がどのような場合でも照明器具本体1を取り付けることができる。
また、アタッチメント30の横方向の寸法は、前記照明器具本体1の長手方向の長さ寸法より短く形成しているので、アタッチメント30を照明器具本体1に取り付けた場合であっても、照明器具本体1から垂下しているアタッチメント30の部分は該アタッチメント30の横方向の長さ分だけであり、そのため、アタッチメント30はほとんど邪魔にならず、棚52間の高さ寸法を大きくとることができる。
また、アタッチメント30のガイドレール部31は、市販のアダプター67が使用可能な構造としており、特殊な構造のアタッチメントではないため、棚52への照明器具本体1の設置費用も安価に抑えることができる。さらに、アタッチメント30は、照明器具本体1に対して着脱可能としており、照明器具本体1に設けている取付金具3にてブラケット56に設置できる場合は、アタッチメント30は不要とし、棚52に設置されるのは照明器具本体1のみであり、そのため、従来の蛍光管式の照明器具の場合と比べて棚52間の高さ寸法を大きくとることができる。
また、タッチメント30の係止部35の高さ方向の寸法を前記ガイドレール部31の高さ方向の寸法より小さくすると共に、前記係止部35の高さ方向の寸法を前記照明器具本体1の厚みと略同じ程度にしているので、照明器具本体1全体として小型、軽量となり、そのため、コストも安価にできる。また、照明器具本体1に対して別部品としたアタッチメント30も照明器具本体1の長さと比べて非常に短いので、アタッチメント30を照明器具本体1に取り付けても、照明器具本体1自体の重量も軽量であり、棚52への重量的な負担を軽減することができる。
請求項2に記載の棚用照明器具によれば、前記アタッチメント30の横方向の長さは、前記照明器具本体1の横方向の長さに対して5/120〜10/160の割合としているので、アタッチメント30を照明器具本体1に取り付けた場合であっても、照明器具本体1から垂下しているアタッチメント30の部分は該アタッチメント30の横方向の長さ分だけであり、そのため、アタッチメント30はほとんど邪魔にならず、棚52間の高さ寸法を大きくとることができる。
(a)(b)は本発明の実施の形態における照明器具本体の平面図及び正面図である。 (a)は従来例の照明器具の側面図であり、(b)は本発明の実施の形態における照明器具本体の側面図である。 本発明の実施の形態における照明器具本体の断面図である。 本発明の実施の形態におけるアタッチメントの斜視図である。 本発明の実施の形態におけるアタッチメントを照明器具本体に装着した場合の断面図である。 本発明の実施の形態におけるアタッチメント及びアダプターを照明器具本体に装着する場合の説明図である。 本発明の実施の形態におけるアタッチメントを照明器具本体にスライド自在に装着している状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態におけるブラケットにアタッチメント及びアダプターを介して照明器具本体を設置した状態を示す説明図である。 従来例の照明器具を設置した状態の什器の正面図である。 什器の説明図である。 (a)〜(d)は従来例の照明器具の正面図、平面図、背面図及び側面図である。 (a)(b)はそれぞれ従来例の照明器具をブラケットに設置する場合の説明図である。 従来例の照明器具を間隔が短いブラケット間に設置する場合の説明図である。 従来例の照明器具を間隔が短いブラケット間に設置する場合の説明図である。 従来例の照明器具を間隔が短いブラケット間に設置する場合の説明図である。 従来例の照明器具を間隔が短いブラケット間に設置する場合の説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は光源に発光ダイオードあるいは従来の蛍光管より細径の蛍光灯などを用いた本発明の照明器具本体1を示し、金属製で押し出し成形により形成されたケース本体2により外殻を構成している。
このケース本体2の内部には多数の発光ダイオードや、発光ダイオードを点灯駆動するための電子回路を実装したプリント基板が配設されている。また、ケース本体2の両側には蛍光管を用いた照明器具53の取付金具63と同様の機能を有する取付金具3が長手方向にスライド自在に設けられている。この金属製の取付金具3の先端部は略コ字型に形成されていて、この略コ字型の凹部4を什器51のブラケット56に懸架して照明器具本体1をブラケット56に設置するようになっている。
図2(a)は従来の蛍光管を用いた照明器具53の側面図を示し、図2(b)は本発明の光源に発光ダイオードを用いた照明器具本体1の側面図を示している。ガイドレール65を除いた器具の大きさは、照明器具本体1の幅寸法、厚み寸法は、蛍光管式の照明器具53と比較すると、幅寸法では約1/2狭く、厚み寸法も約1/2薄く(約11mm)形成されている。
什器51のブラケット56の間隔が照明器具本体1の長さより短い位置にあって、該照明器具本体1の取付金具3ではブラケット56に設置できない場合では、今までと同様にガイドレール65にアダプター67を挿入して該アダプター67によりブラケット56に照明器具本体1を設置する必要がある。
従来では、蛍光管式の照明器具53の厚みに対応した高さ寸法のガイドレール65が一体に形成され、更に該ガイドレール65の構造に対応させたアダプター67が市販されている。
そこで、本発明の照明器具本体1においても図2(b)に示すように、ケース本体2の背面に従来と同じガイドレール65を長手方向の全長にわたって一体に形成した場合、ガイドレール65の高さ寸法は、照明器具本体1の厚み寸法より約2倍程度高くなる。
これでは、照明器具本体1自体の幅寸法、厚み寸法を狭く、且つ薄くしたにも関わらず、ガイドレール65により照明器具本体1の厚み寸法が従来の太径の蛍光管式の照明器具53の場合と同じになってしまうことになる。
そこで、本発明の照明器具本体1では、アダプター67が必要な場合に限り、ガイドレール65と同様の機能を持たせたアタッチメントを使用することにし、取付金具3にてブラケット56に照明器具本体1が設置が可能な場合には、前記アタッチメントは使用せずに、照明器具本体1だけを取付金具3によりブラケット56に設置するようにしている。
図3は照明器具本体1の断面図を示し、ケース本体2の断面は下面が開口した略コ字型に形成され、厚みのある天板5と、この天板5の前後に一体に形成されている前板6及び背板7とで構成されている。ケース本体2の天板5の前部と後部を除いて肉厚部8が長手方向に全長にわたって一体に形成されており、この肉厚部8には長手方向に全長にわたって偏平なスリット10が穿孔されている。
このスリット10に前記取付金具3がスライド自在に設けられている。また、天板5の下面には、発光ダイオード11等を実装しているプリント基板12が配設されている。
また、ケース本体2の前板6及び背板7の下端はL型に内側に向けて舌片13、14が一体に折曲され、この舌片13、14の上方には前板6及び背板7の内面から該舌片13、14と同形状のリブ15、16が一体に対向して形成されている。これら舌片13、14、リブ15、16は、ケース本体2の長手方向の全長にわたって形成されているものである。
そして、前板6の舌片13とリブ15により溝20が、背板7の舌片14とリブ16により溝21がそれぞれ形成され、両溝20、21はケース本体2の長手方向の全長にわたって形成されると共に、両溝20、21は対向した構成となっている。この両溝20、21に透光性で平板状の樹脂カバー22が配設されている。
ケース本体2の天板5の後部には、断面を略半円形とした溝23が長手方向に全長にわたって凹設されている。この溝23と舌片14に後述するアタッチメントが端部からスライド自在に挿入され、任意の位置、つまりブラケット56の位置に対応した位置に配置されるようになっている。
図4は前記アタッチメント30の斜視図を示し、この金属製のアタッチメント30の前面側には、今までのガイドレール65と同じ機能を持たせたガイドレール部31を形成し、アタッチメント30の背面側には前記照明器具本体1の前面側に装着する係止部35が形成されている。なお、このアタッチメント30は押し出し成形により形成される。
アタッチメント30のガイドレール部31は、該アタッチメント30の上下端より一体に折曲形成したL型片32、33と、この上下のL型片32、33にて形成される凹所34とで構成されている。なお、上下のL型片32、33はアタッチメント30の横方向の全長にわたって形成されている。
そして、このアタッチメント30のガイドレール部31の凹所34に図6に示すように、アダプター67のスライド片68が端部よりスライド自在に挿入され、アダプター67がアタッチメント30に装着される。
また、アタッチメント30の係止部35は、上端より横方向の全長にわたって一体に形成されている係止片37と、下部より横方向の全長にわたって一体に形成され前記係止片37とほぼ対向した状態で形成されている係止片39とで構成されている。
そして、上部の係止片37の先端の下面には照明器具本体1の溝23内に嵌まるように断面を該溝23と同様に円形とした突部36が該係止片37の横方向の全長にわたって一体に形成されている。また、係止片39の先端の上面には、照明器具本体1の舌片14に係止するリブ38が該係止片39の横方向の全長にわたって一体に形成されている。
図5はアタッチメント30を照明器具本体1の後面側に装着した状態を示し、図6に示すように、照明器具本体1の側方からアタッチメント30の係止片37の突部36が照明器具本体1の溝23に挿入し、またアタッチメント30の係止片39のリブ38を照明器具本体1の舌片14の内側に入れ、その状態でアタッチメント30を照明器具本体1の長手方向に沿ってスライドさせる。
図5に示すように、アタッチメント30の突部36が溝23に嵌まり、リブ38が舌片14の内側に係止されることで、アタッチメント30が溝23及び舌片14の長手方向に沿ってスライド自在となるが(図7参照)、アタッチメント30を照明器具本体1から前方へ引いても取り外すことは出来ない。
なお、照明器具本体1の光源として、発光ダイオード11として説明したが、発光ダイオード11に限定されるものではない。蛍光管の種類として、従来用いていた蛍光管より細径の蛍光管を用いても良い。かかる場合、照明器具本体1の厚みは、図5に示す照明器具本体1と同じか、あるいは若干厚くなるだけである。したがって、照明器具本体1の光源に発光ダイオード11、あるいは細径の蛍光管を用いた場合、照明器具本体1の厚みは、図5に示す場合と同様に、アタッチメント30の厚み(高さ方向)よりかなり薄くすることができるものである。そして、本発明のアタッチメント30は、従来のガイドレールの高さと同じであり、且つ照明器具本体1の厚みより厚いものである。
次に、アタッチメント30を照明器具本体1に着脱自在に装着した後に、図6に示すようにアダプター67のスライド片68をアタッチメント30のガイドレール部31の端部から挿入し、アタッチメント30にアダプター67をネジ止めして、アダプター67をアタッチメント30に固定する。
また、この状態で、図8に示すように、アダプター67の取付部69を什器51のブラケット56に上から挿入し、ブラケット56にアダプター67をネジ止めして、照明器具本体1をブラケット56に固定する。そして、棚52をブラケット56にネジ止め等にて固定する。
このように、アダプター67を取り付けるアタッチメント30を照明器具本体1の長手方向にスライド自在としているので、ブラケット56の間隔がどのような場合でも照明器具本体1を取り付けることができる。
また、アタッチメント30の横方向の寸法(例えば、5cm〜10cmの範囲)は、図7及び図8に示すように、照明器具本体1の横方向の長さ(例えば、120cm〜160cm)と比べて非常に短くしているので、アタッチメント30を照明器具本体1に取り付けた場合であっても、照明器具本体1から垂下しているアタッチメント30の部分は該アタッチメント30の横方向の長さ分だけであり、そのため、アタッチメント30はほとんど邪魔にならず、棚52間の高さ寸法を大きくとることができる。
また、アタッチメント30のガイドレール部31は、既存(市販)のアダプター67が使用可能な構造としており、特殊な構造のアタッチメントではないため、棚52への照明器具本体1の設置費用も安価に抑えることができる。
さらに、アタッチメント30は、照明器具本体1に対して着脱可能としており、照明器具本体1に設けている取付金具3にてブラケット56に設置できる場合は、アタッチメント30は不要とし、棚52に設置されるのは照明器具本体1のみであり、そのため、従来の蛍光管式の照明器具の場合と比べて棚52間の高さ寸法を大きくとることができる。
また、光源に発光ダイオード11を用いていることで、照明器具本体1の厚みも薄く(約11mm)、該照明器具本体1の厚みをアタッチメント30のガイドレール部31の厚み(高さ)より薄い照明器具としているので、照明器具本体1全体として小型、軽量となり、そのため、コストも安価にできる。また、照明器具本体1に対して別部品としたアタッチメント30も照明器具本体1の長さと比べて非常に短いので、アタッチメント30を照明器具本体1に取り付けても、照明器具本体1自体の重量も軽量であり、棚52への重量的な負担を軽減することができる。
なお、照明器具本体1の取付金具3を用いてブラケット56に設置する場合は、従来と同じため、その説明は省略する。
また、アタッチメント30及びアダプター67を用いて照明器具本体1をブラケット56に設置する場合は、上記取付金具3は不要となるため、該取付金具3を着脱自在としておいて、かかる場合は取付金具3を取り外すことで、照明器具本体1をさらに軽量化することも可能である。
また、先の実施形態の説明では、照明器具本体1の横方向の寸法に比べて非常に短い横方向の寸法のアタッチメント30を用いて、2個のアタッチメント30にて照明器具本体1を該アタッチメント30及びアダプター67にてブラケット56に設置するようにしていたが、これに限られるものではない。
例えば、アタッチメント30の断面形状は、図5に示す場合と同一であって、横方向の寸法を照明器具本体1の横方向の寸法とほぼ同じとし、先の実施形態と同様に、長尺物のアタッチメント30を照明器具本体1に対してスライド自在、且つ着脱自在とするようにしても良い。
なお、アダプター67としては、図示する形状のものに限らず、一般に市販されている既存の各種の形状のアダプター67も本発明に適用することができる。
1 照明器具本体
3 取付金具
11 発光ダイオード
14 舌片
23 溝
30 アタッチメント
31 ガイドレール部
35 係止部
36 突部
37 係止片
38 リブ
39 係止片
51 什器
52 棚
56 ブラケット
67 アダプター

Claims (2)

  1. 什器(51)の両側のブラケット(56)(56)にそれぞれ配されるアダプター(67)(67)と、棚用の照明器具本体(1)との間に介装されて該照明器具本体(1)を前記什器(51)に設置するためのアタッチメント(30)であって
    前記アタッチメント(30)の横方向の寸法は、前記照明器具本体(1)の長手方向の長さ寸法より短く形成されており、
    前記アタッチメント(30)の前面には、前記照明器具本体(1)の背面側に設けた被係止部に該照明器具本体(1)の長手方向に沿ってスライド自在に係止する係止部(35)を形成し、
    前記アタッチメント(30)の背面には、前記アダプター(67)が横方向にスライド自在に挿入されるガイドレール部(31)を形成し、
    前記アタッチメント(30)は、前記係止部(35)を介して前記照明器具本体(1)の背面に設けた前記被係止部に着脱自在に装着可能とし、
    前記アタッチメント(30)は、前記ガイドレール部(31)を介して前記アダプター(67)に着脱自在に装着可能とし、
    前記アタッチメント(30)の係止部(35)の高さ方向の寸法を前記ガイドレール部(31)の高さ方向の寸法より小さくすると共に、前記係止部(35)の高さ方向の寸法を前記照明器具本体(1)の厚みと略同じ程度にしている
    ことを特徴とする棚用照明器具取り付け用のアタッチメント。
  2. 前記アタッチメント(30)の横方向の長さは、前記照明器具本体(1)の横方向の長さに対して5/120〜10/160の割合とし、
    前記アタッチメント(30)の係止部(35)は、上下に該アタッチメント(30)の横方向の全長にわたって設けた一対の上側の係止片(37)と下側の係止片(39)とからなり、前記上側の係止片(37)の先端の下面に突部(36)が設けられると共に、前記下側の係止片(39)の先端の上面にリブ(38)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の棚用照明器具取り付け用のアタッチメント。
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