JP5598654B2 - 液体噴射ヘッド、液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置 - Google Patents
液体噴射ヘッド、液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5598654B2 JP5598654B2 JP2010034115A JP2010034115A JP5598654B2 JP 5598654 B2 JP5598654 B2 JP 5598654B2 JP 2010034115 A JP2010034115 A JP 2010034115A JP 2010034115 A JP2010034115 A JP 2010034115A JP 5598654 B2 JP5598654 B2 JP 5598654B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- liquid ejecting
- head
- rectifying plate
- airflow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Description
かかる態様では、ノズル開口から噴射された液滴の主滴が気流によって吐出方向と交差する方向に移動されることなく、直進して被噴射媒体に着弾すると共に、主滴から分離した小液滴が気流によって移動されることによって、整流板に着弾して、小液滴が被噴射媒体に着弾したり、ノズル開口のメニスカスに付着するのを抑制することができる。また、囲み部材により被噴射媒体と液体噴射ヘッドとの相対移動による気流や、外部の気流などの影響をさらに確実に抑制することができ、外部からの影響による上記気流の乱れをより確実に防止することができ、さらに、整流板でトラップできずに浮遊するミスト状の液滴や、小さな液滴を吸着性材料により吸着することができ、これにより、ミスト状の液滴が被噴射媒体の主滴とは別の位置に付着することによって印刷品質が低下してしまうことをより確実に防止することができ、また、このような液滴がノズル開口の液体のメニスカスに付着してメニスカスを破壊してしまい、ノズル開口から液滴を正常に吐出することができなくなる不具合をより確実に防止することができる。また、整流板が、メッシュ状の材料からなることによりコストを低減することができる。
ここで、前記囲み部材は、前記整流板に相対向する空間の前記液体噴射面の面方向における四方を覆う形状であり、当該囲み部材の四方の内周面に前記吸着部が設けられていることが好ましい。
また、前記吸着部は、吸着性材料からなる吸着性シートからなることが好ましい。これによれば、比較的容易に吸着性材料からなる吸着部を囲み部材の内周に設けることができる。
また、前記吸着性シートは、着脱可能に設けられていることが好ましい。これによれば、吸着性シートを比較的容易に交換することができ、交換により吸着性材料の効果をより長期に亘って維持することができる。
また、前記液体噴射面と前記整流板との間の空間の周囲には、少なくとも前記気流の方向とは交差する方向の両側面を覆う側壁部が設けられていることが好ましい。これによれば、被噴射媒体と液体噴射ヘッドとの相対移動による気流や、外部の気流などが壁部によって遮蔽されて、液体噴射面の近傍に気流発生手段による気流とは異なる気流が発生するのを抑制することができる。
また、前記ヘッド本体を複数具備し、前記囲み部材及び側壁部が複数の前記ヘッド本体の周囲に亘って連続して設けられていることが好ましい。これによれば、部品点数を減少させて、コストを低減することができる。
また、前記気流発生手段が、湿気を帯びた気体の気流を発生させることが好ましい。これによれば、気流発生手段の発生した気流によって、ノズル開口近傍の液体の乾燥が促進されるのを抑制して、液体の乾燥・硬化による吐出不良を低減することができる。
本発明の他の態様は、上記態様の液体噴射ヘッドを2以上具備することを特徴とする液体噴射ヘッドユニットにある。
かかる態様では、多ノズル化したヘッドユニットを容易に形成することができる。
また、本発明の他の態様は、上記態様の液体噴射ヘッド又は液体噴射ヘッドユニットを具備することを特徴とする液体噴射装置にある。
かかる態様では、印刷品質を向上して高速印刷が可能な液体噴射装置を実現できる。
本発明の他の態様は、液体を噴射するノズル開口を有するヘッド本体と、該ノズル開口が開口する液体噴射面から離れた位置に設けられて、前記ノズル開口に相対向する領域に開口が設けられた整流板と、前記液体噴射面と前記整流板との間に当該液体噴射面の面方向に沿って気流を発生させる気流発生手段と、前記整流板の前記液体噴射面とは反対側に設けられて、当該整流板に相対向する空間の周囲を覆う囲み部材とを具備し、前記囲み部材の内周面には吸着性材料からなる吸着部が設けられていることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる態様では、多ノズル化したヘッドユニットを容易に形成することができる。
かかる態様では、印刷品質を向上して高速印刷が可能な液体噴射装置を実現できる。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る液体噴射ヘッドの一例であるインクジェット式記録ヘッドを示す斜視図であり、図2は、インクジェット式記録ヘッドの底面図及び要部断面図である。
カバー20は、本実施形態では、上下端が開口する筒状を有し、ヘッド本体10の液体噴射面12の周囲に亘って固定されており、その内部に整流板30が固定されている。
図6は、本発明の実施形態2に係る液体噴射ヘッドの一例であるインクジェット式記録ヘッドの断面図である。なお、上述した実施形態1と同様の部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
図7は、本発明の実施形態3に係るヘッドユニットの底面図である。なお、上述した実施形態1と同様の部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
以上、本発明の各実施形態を説明したが、本発明の基本的な構成は上述したものに限定されるものではない。
Claims (10)
- 液体を噴射するノズル開口を有するヘッド本体と、
該ノズル開口が開口する液体噴射面から離れた位置に設けられて、前記ノズル開口に相対向する領域に開口が設けられた整流板と、
前記液体噴射面と前記整流板との間に当該液体噴射面の面方向に沿って気流を発生させる気流発生手段と、
前記整流板の前記液体噴射面とは反対側に設けられて、当該整流板に相対向する空間の周囲を覆う囲み部材とを具備し、
前記囲み部材の内周面には吸着性材料からなる吸着部が設けられており、前記整流板が、メッシュ状の材料からなることを特徴とする液体噴射ヘッド。 - 前記囲み部材は、前記整流板に相対向する空間の前記液体噴射面の面方向における四方を覆う形状であり、当該囲み部材の四方の内周面に前記吸着部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の液体噴射ヘッド。
- 前記吸着部は、吸着性材料からなる吸着性シートからなることを特徴とする請求項1又は2記載の液体噴射ヘッド。
- 前記吸着性シートは、着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項3記載の液体噴射ヘッド。
- 前記液体噴射面と前記整流板との間の空間の周囲には、少なくとも前記気流の方向とは交差する方向の両側面を覆う側壁部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の液体噴射ヘッド。
- 前記ヘッド本体を複数具備し、前記囲み部材及び側壁部が複数の前記ヘッド本体の周囲に亘って連続して設けられていることを特徴とする請求項5記載の液体噴射ヘッド。
- 前記気流発生手段が、湿気を帯びた気体の気流を発生させることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の液体噴射ヘッド。
- 請求項1〜7の何れか一項に記載の液体噴射ヘッドを2以上具備することを特徴とする液体噴射ヘッドユニット。
- 請求項1〜7の何れか一項に記載の液体噴射ヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置。
- 請求項8記載の液体噴射ヘッドユニットを具備することを特徴とする液体噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010034115A JP5598654B2 (ja) | 2010-02-18 | 2010-02-18 | 液体噴射ヘッド、液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010034115A JP5598654B2 (ja) | 2010-02-18 | 2010-02-18 | 液体噴射ヘッド、液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011167941A JP2011167941A (ja) | 2011-09-01 |
JP5598654B2 true JP5598654B2 (ja) | 2014-10-01 |
Family
ID=44682561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010034115A Expired - Fee Related JP5598654B2 (ja) | 2010-02-18 | 2010-02-18 | 液体噴射ヘッド、液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5598654B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6177017B2 (ja) * | 2013-06-12 | 2017-08-09 | 住友化学株式会社 | 欠陥検査システム |
JP6903983B2 (ja) * | 2017-03-23 | 2021-07-14 | ブラザー工業株式会社 | 液体吐出装置 |
JP6988163B2 (ja) * | 2017-05-19 | 2022-01-05 | セイコーエプソン株式会社 | キャリッジ及び液体吐出装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6130854Y2 (ja) * | 1979-11-15 | 1986-09-09 | ||
JP2007185878A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Toshiba Tec Corp | 液滴噴出記録装置のミスト除去装置 |
JP2008093849A (ja) * | 2006-10-06 | 2008-04-24 | Canon Inc | 液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置 |
US7520598B2 (en) * | 2007-05-09 | 2009-04-21 | Eastman Kodak Company | Printer deflector mechanism including liquid flow |
JP2011156770A (ja) * | 2010-02-01 | 2011-08-18 | Seiko Epson Corp | 液体噴射ヘッド、液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置 |
-
2010
- 2010-02-18 JP JP2010034115A patent/JP5598654B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011167941A (ja) | 2011-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4785172B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP2011156770A (ja) | 液体噴射ヘッド、液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置 | |
US8231200B2 (en) | Ink-jet recording apparatus | |
JP5598654B2 (ja) | 液体噴射ヘッド、液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置 | |
JP5760700B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
US20100026757A1 (en) | Liquid ejection head unit, liquid ejection head module, and liquid ejection apparatus | |
JP2011168032A (ja) | 液体噴射ヘッド、液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置 | |
JP2011093193A (ja) | 流体噴射装置及びメンテナンス方法 | |
JP3832215B2 (ja) | インクジェット式記録装置 | |
JP2018154117A (ja) | 液体吐出装置、及び吸引装置 | |
US8376504B2 (en) | Fluid ejecting apparatus with humidification member for moisturing ink | |
JP6019632B2 (ja) | 液体噴射ヘッドユニット、液体噴射装置、および、その製造方法 | |
JP4543682B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP4277853B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2011178089A (ja) | 液体噴射ヘッド、液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置 | |
JP2010214608A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2011167942A (ja) | 液体噴射ヘッド、液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置 | |
JP2011167940A (ja) | 液体噴射ヘッド、液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置 | |
JP2011178040A (ja) | 液体噴射ヘッド、液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置 | |
JP2017189896A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2011178132A (ja) | 液体噴射ヘッド、液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置 | |
JP2011167943A (ja) | 液体噴射ヘッド、液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置 | |
JP2001080092A (ja) | インクジェット式記録装置 | |
JP4487951B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2011194752A (ja) | 液体噴射ヘッド、液体噴射ヘッドユニット及び液体噴射装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130124 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131023 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131106 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131224 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140716 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140729 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5598654 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |