JP5596154B2 - 複数の無線アクセス技術用制御パラメータの物理層シグナリング - Google Patents

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Description

本特許出願は、2009年9月15日に出願がなされていて本特許出願の譲受人に譲渡されている「VHT用制御パラメータの物理層シグナリング(Physical layer signaling of control parameters for VHT)」と言う名称の米国仮特許出願通し番号61/242,563の利益を主張する。この米国仮特許出願は、この言及により全体的にここに明確に含まれる。
本開示の幾つかの態様は一般に無線通信に関し、特に、超高速スループット(VHT:Very High Throughput)無線システムの制御パラメータをシグナリングする方法に関する。
無線通信システムに必要な帯域幅の需要増大に関する問題に対処するために高いデータスループットを達成しながらチャネルリソースを共有することにより複数のユーザ端末が一個のアクセスポイント(access point)で通信をすることができるようにする異なる仕組みが開発されている。マルチ入力マルチ出力(MIMO:Multiple Input Multiple Output)技術が次世代通信システムのための一般的な技術として最近出現したそのような取り組みの一つを代表している。MIMO技術は、電気電子学会(IEEE:Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11規格のような幾つかの新興無線通信規格に採用されている。IEEE802.11は、(例えば、数十メートルから数百メートルの)短距離通信(short-range communications)のためにIEEE802.11委員会(IEEE 802.11 committee)が展開している一式の無線ローカルエリアネットワーク(WLAN:Wireless Local Area Network)エアーインターフェース規格(air interface standards)を示している。
MIMOシステムは、複数(N)個の送信アンテナと複数(N)個の受信アンテナとをデータの伝送に用いている。N個の送信アンテナとN個の受信アンテナとにより形成されるMIMOチャネルはこれをN個の独立チャネルに分解することができる。これらの独立チャネルは空間チャネル(spatial channels)とも呼ばれていて、N≦min{N,N}である。Nの独立チャネルの各々は次元(dimension)に対応している。MIMOシステムは、送信および受信のそれぞれ用の複数のアンテナによりもたらされる付加的な次元数(additional dimensionalities)が利用されれば改善されたパフォーマンス(例えば、より高いスループットおよびより高い信頼性の両者または一方)を提供することができる。
アクセスポイント(AP:Access Point)が一個でユーザステーション(STAs:user stations)が複数の無線ネットワークでは、異なるステーションに向かう複数のチャネルにおいてアップリンクおよびダウンリンクの両方向で同時伝送が生じる可能性がある。そのようなシステムには多くの取り組みがなされている。
本開示の幾つかの態様では無線通信システムの方法が提供される。この方法は、第一の無線アクセス技術に関連付けられているプリアンブルの一部分に少なくとも一つのシグナル(SIG:signal)フィールドを有している前記プリアンブルを生成することと、ここで前記SIGフィールドは第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の装置に共通する制御情報を表わすパラメータビットを含んでおり、フレーム内の前記プリアンブルを前記複数の装置に送信することとを含んでいる。
本開示の幾つかの態様では無線通信の装置が提供される。この装置は、第一の無線アクセス技術に関連付けられているプリアンブルの一部分に少なくとも一つのシグナル(SIG)フィールドを有している前記プリアンブルを生成するように構成されている回路と、ここで前記SIGフィールドは第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の他の装置に共通する制御情報を表わすパラメータビットを含んでおり、フレーム内の前記プリアンブルを前記複数の他の装置に送信するように構成されている送信機とを含んでいる。
本開示の幾つかの態様では無線通信の装置が提供される。この装置は、第一の無線アクセス技術に関連付けられているプリアンブルの一部分に少なくとも一つのシグナル(SIG)フィールドを有している前記プリアンブルを生成するための手段と、ここで前記SIGフィールドは第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の他の装置に共通する制御情報を表わすパラメータビットを含んでおり、フレーム内の前記プリアンブルを前記複数の他の装置に送信するための手段とを含んでいる。
幾つかの態様では、無線通信用のコンピュータプログラム製品が提供される。このコンピュータプログラム製品は、第一の無線アクセス技術に関連付けられているプリアンブルの一部分に少なくとも一つのシグナル(SIG)フィールドを有している前記プリアンブルを生成し、ここで前記SIGフィールドは第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の装置に共通する制御情報を表わすパラメータビットを含んでおり、フレーム内の前記プリアンブルを前記複数の装置に送信するための実行可能な命令を含むコンピュータ可読媒体を含んでいる。
幾つかの態様ではアクセスポイントが提供される。このアクセスポイントは、少なくとも一つのアンテナと、第一の無線アクセス技術に関連付けられているプリアンブルの一部分に少なくとも一つのシグナル(SIG)フィールドを有している前記プリアンブルを生成するように構成されている回路と、ここで前記SIGフィールドは第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の無線ノード(wireless nodes)に共通する制御情報を表わすパラメータビットを含んでおり、フレーム内の前記プリアンブルを前記少なくとも一つのアンテナによって前記複数の無線ノードに送信するように構成されている送信機とを含んでいる。
本開示の幾つかの態様では無線通信の方法が提供される。この方法は、フレーム内のプリアンブルを受信すること、ここで第一の無線アクセス技術に関連付けられている前記プリアンブルの一部分が複数のパラメータビットを含んでおり、前記フレームが第二の無線アクセス技術に関連していることを検出すること、前記第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の装置に共通する制御情報として前記パラメータビットを前記検出結果に基づいて解釈することを一般に含んでいる。
本開示の幾つかの態様では無線通信用の装置が提供される。この装置は、フレーム内のプリアンブルを受信するように構成されている受信機と、ここで第一の無線アクセス技術に関連付けられている前記プリアンブルの一部分が複数のパラメータビットを含んでおり、前記フレームが第二の無線アクセス技術に関連していることを検出するように構成されている検出器と、前記第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の装置に共通する制御情報として前記パラメータビットを前記検出結果に基づいて解釈するように構成されている回路とを含んでいる。
本開示の幾つかの態様では無線通信の装置が提供される。この装置は、フレーム内のプリアンブルを受信するための手段と、ここで第一の無線アクセス技術に関連付けられている前記プリアンブルの一部分が複数のパラメータビットを含んでおり、前記フレームが第二の無線アクセス技術に関連していることを検出するための手段と、前記第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の装置に共通する制御情報として前記パラメータビットを前記検出結果に基づいて解釈するための手段とを含んでいる。
幾つかの態様では、無線通信用のコンピュータプログラム製品が提供される。このコンピュータプログラム製品は、フレーム内のプリアンブルを受信し、ここで第一の無線アクセス技術に関連付けられている前記プリアンブルの一部分が複数のパラメータビットを含んでおり、前記フレームが第二の無線アクセス技術に関連していることを検出し、前記第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の装置に共通する制御情報として前記パラメータビットを前記検出結果に基づいて解釈するための実行可能な命令を含むコンピュータ可読媒体を含んでいる。
幾つかの態様ではアクセスターミナルが提供される。このアクセスターミナルは、少なくとも一つのアンテナと、フレーム内のプリアンブルを受信するように構成されている受信機と、ここで第一の無線アクセス技術に関連付けられている前記プリアンブルの一部分が複数のパラメータビットを含んでおり、前記フレームが第二の無線アクセス技術に関連していることを検出するように構成されている検出器と、前記第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の装置に共通する制御情報として前記パラメータビットを前記検出結果に基づいて解釈するように構成されている回路とを含んでいる。
本開示に関して以上に概説した諸々の特徴を詳しく理解することができるように添付図面に例示されている幾つかの態様を参照しながら上に示した概要をより詳しく説明する。しかし添付図面は、本開示の典型的な幾つかの態様を例示しているに過ぎないのであって、以下の説明は同じように有効なその他の態様をも許容することができるのであるから、本開示の範囲を限定するものと添付図面を解釈してはならないことに注意すること。
図1は、本開示の幾つかの態様にしたがっている無線通信ネットワークの図である。 図2は、本開示の幾つかの態様にしたがっているアクセスポイントとユーザ端末の例を示すブロック図である。 図3は、本開示の幾つかの態様にしたがっている無線装置の例を示すブロック図である。 図4は、本開示の幾つかの態様にしたがっていてアクセスポイントから送信されるプリアンブルの構造の例を示す図である。 図5は、本開示の幾つかの態様にしたがってアクセスポイントで実行される可能性のある動作の例を示す図である。 図5Aは、図5に示されている動作を実行することの可能な構成要素の例を示す図である。 図6は、本開示の幾つかの態様にしたがって移動局(user station)で実行される可能性のある動作の例を示す図である。 図6Aは、図6に示されている動作を実行することの可能な構成要素の例を示す図である。
添付図面を参照して本開示の様々な態様を以下に詳述する。しかし、本開示は多くの異なる態様で実施することができるので、以下の説明全体に亘って示されている任意の特定の構造や機能に本開示が限定されると解釈してはならない。むしろ、本開示が完璧であり完全であることや本開示の範囲を当業者に十分に理解して貰うことを意図して以下に示す諸態様は提示されている。ここに開示されているどの態様も本開示の別の任意の態様とは別個に実施されようが本開示の別の任意の態様と組み合わせて実施されようがいずれも本開示の範囲に含まれることが意図されていることを当業者であれば以下の教示に基づいて当然理解する筈である。例えば、ここに示されている諸態様の中から任意の諸態様を任意の数だけ用いて装置や方法として本開示を実施することができる。さらに、ここに記載されている本開示の様々な態様に加えてあるいはここに記載されている本開示の様々な態様以外に他の構造および他の機能の一方または両方を用いて実施をした装置や方法も本開示の範囲に含まれることが意図されている。ここに開示されている本開示のどの態様も特許請求の範囲に示されている一個以上の要素により実施することができることを理解されたい。
用語「典型的な(exemplary)」は「具体例または実例または例証として役に立つ(serving as an example, instance, or illustration)」と言う意味でここでは使用されている。ここに記載する「典型的な」どの態様についても、当該態様の方がその他の態様よりも好ましいとか有利であるとかと解釈する必要はない。
特定の態様しかここには記載されていないが、ここに記載されているどの態様に関するどのような種々の変種や変更も本開示の範囲に含まれる。好ましい態様の利点や長所が記載されていたとしても特定の利点や用途や目的に本開示の範囲が限定されることなど意図されていない。むしろ、好ましい態様に関する以下の説明や図面に例として示されているものを含む種々様々の無線技術(wireless technologies)やシステム構成(system configurations)やネットワーク(networks)や伝送プロトコル(transmission protocols)に本開示の色々な態様が広く適用されることが意図されている。発明の詳細な説明も図面も本開示の単なる例示であって本開示の範囲を限定する意図はない。本開示の範囲は特許請求の範囲とその均等物とにより確定される。
[無線通信システムの例]
ここに記載されている技術は、直交多重化方式(orthogonal multiplexing scheme)に基づく通信システムを含む様々なブロードバンド無線通信システム(broadband wireless communication systems)に用いることができる。そのような通信システムの例には、空間分割多元接続(SDMA:Spatial Division Multiple Access)、時分割多元接続(TDMA:Time Division Multiple Access)、直交周波数分割多元接続(OFDMA:Orthogonal Frequency Division Multiple Access)システム、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA:Single-Carrier Frequency Division Multiple Access)システムなどがある。SDMAシステムは、十分に異なる複数の方向を利用して複数のユーザ端末に属するデータを同時に伝送することができる。TDMAシステムでは、伝送信号(transmission signal)を異なるタイムスロット(time slot)に分割して個々のタイムスロットを異なるユーザ端末に割り当てることにより複数のユーザ端末が同じ周波数チャネルを共有することができる。TDMAシステムは、この技術分野では公知の他の規格やGSM(登録商標)を実現することができる。OFDMAシステムは、全システム帯域幅を複数の直交サブキャリア(orthogonal sub-carriers)に分割する変調技術である直交周波数分割多重化(OFDM:orthogonal frequency division multiplexing)を用いている。このようなサブキャリアはトーン(tones)とかビン(bins)とかなどと呼ばれることもある。OFDMでは、個々のサブキャリアはデータで別々に変調される可能性がある。OFDMシステムは、IEEE802.11やこの技術分野で公知のその他の規格を実現することができる。SC−FDMAシステムは、システム帯域幅全体に分散されているサブキャリアで伝送するインターリーブFDMA(IFDMA:Interleaved FDMA)や1ブロックの隣接サブキャリアで伝送する局在FDMA(LFDMA:localized FDMA)や複数ブロックの隣接サブキャリアで伝送する拡張FDMA(EFDMA:enhanced FDMA )を用いることができる。一般に変調シンボル(modulation symbols)は、OFDMでは周波数ドメイン(frequency domain)で送信され、SC−FDMAでは時間ドメイン(time domain)で送信される。SC−FDMAシステムは、3GPP−LTE(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution)やこの技術分野で公知のその他の規格を実現することができる。
以下に示す教示は、有線や無線の種々様々な装置(例えば、ノード(nodes))に組み込むこと(例えば、実装したり実行させたりすること)ができる。幾つかの態様では、以下の教示にしたがって実施された無線ノードはアクセスポイントやアクセス端末を含むことができる。
アクセスポイント(「AP」:access point)は、ノードB(NodeB)、無線ネットワークコントローラ(「RNC」:Radio Network Controller)、eNodeB、基地局コントローラ(「BSC」:Base Station Controller)、トランシーバ基地局(「BTS」:Base Transceiver Station)、基地局(「BS」:Base Station)、トランシーバ機能(「TF」:Transceiver Function)、無線ルータ(Radio Router)、無線トランシーバ(Radio Transceiver)、基本サービスセット(「BSS」:Basic Service Set)、拡張サービスセット(「ESS」:Extended Service Set)、無線基地局(「RBS」:Radio Base Station)、その他の用語のいずれかを含んでいるか、そのいずれかとして実現されるか、そのいずれかとして知られているかのいずれかである可能性がある。
アクセスターミナル(「AT」:access terminal)は、アクセスターミナル、加入者ステーション(subscriber station)、加入者ユニット(subscriber unit)、移動局(mobile station)、リモートステーション(remote station)、リモートターミナル(remote terminal)、ユーザ端末(user terminal)、ユーザエージェント(user agent)、ユーザ装置(user device)、ユーザ機器(user equipment)、ユーザステーション(user station)、その他の用語のいずれかを含んでいるか、そのいずれかとして実現されるか、そのいずれかとして知られているかのいずれかである可能性がある。幾つかの実施ではアクセスターミナルは、小型携帯移動電話機(cellular telephone)、コードレス電話機(cordless telephone)、セッションイニシエイションプロトコル(「SIP」:Session Initiation Protocol)フォン、ワイヤレスローカルループ(「WLL」:wireless local loop)ステーション、パーソナルデジタルアシスタント(「PDA」:personal digital assistant)、無線接続機能のある手持ち式装置(handheld device)、ステーション(「STA」:station)、無線モデムに接続さているその他の適切な処理装置のいずれかを含んでいる可能性がある。したがって、ここに教示されている一件以上の態様は、電話機(小型携帯移動電話機(cellular phone)やスマートフォン(smart phone))、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、携帯式通信装置(portable communication device)、携帯式計算装置(例えば、パーソナルデータアシスタント(personal data assistant))、娯楽用装置(例えば、音楽やビデオの装置、サテライトラジオ(satellite radio))、全世界測位システム(global positioning system)装置、無線や有線の媒体を介して通信をするように構成されているその他の適切な装置のいずれかに組み込むことができる。幾つかの態様では、ノードは無線ノードである。このような無線ノードは、有線や無線のリンクを介してネットワーク(例えば、インターネットやセルラー方式ネットワークのような広領域ネットワーク)との接続性を提供することが可能である。
図1は、アクセスポイントおよびユーザ端末をそれぞれ複数個有している多元接続複数入力複数出力(MIMO:multiple-input multiple-output)システム100を示している。簡単化のために図1にはアクセスポイント110が1個だけしか示されていない。アクセスポイントは、一般にユーザ端末と通信をする固定局であり、基地局と呼ばれることもあれば、その他の用語で呼ばれることもある。ユーザ端末は固定式の場合もあれば移動式の場合もあり、移動局とか無線装置とかと呼ばれることもあれば、その他の用語で呼ばれることもある。アクセスポイント110はダウンリンクやアップリンクで任意の与えられた瞬間に一つ以上のユーザ端末120と通信をすることができる。ダウンリンク(すなわち、フォーワードリンク(forward link))はアクセスポイントからユーザ端末への通信リンクであり、アップリンク(すなわち、リバースリンク(reverse link))はユーザ端末からアクセスポイントへの通信リンクである。ユーザ端末は、別のユーザ端末とピアツーピア(peer-to-peer)で通信をすることもできる。システムコントローラ130は、アクセスポイントに結合して協調と制御を提供する。
以下に示す部分の開示では幾つかの態様においてどのユーザ端末120も空間分割多元接続(SDMA:Spatial Division Multiple Access)による通信が可能であるものとして説明するが、ユーザ端末120にはSDMAをサポートしていないユーザ端末も含まれている可能性がある。したがって、そのような態様ではSDMAのユーザ端末およびSDMAでないユーザ端末の両者と通信ができるようにAP110は当然構成されている。このような手法により新しいSDMAユーザ端末を適切なものとして導入しながらも古いバージョンのユーザ端末(「レガシー」ステーション)を事業内部に展開させることができるようになるので旧式のユーザ端末の寿命を延ばすことができる。
システム100は、ダウンリンクやアップリンクでのデータ伝送用に複数の送信アンテナと複数の受信アンテナとを採用している。アクセスポイント110はNap個のアンテナを備えていて、ダウンリンク伝送用の複数入力(MI:multiple-input)およびアップリンク伝送用の複数出力(MO:multiple-output)を表している。K個の選択されたユーザ端末120一式が、ダウンリンク伝送用の複数出力およびアップリンク伝送用の複数入力を一括して表している。純SDMAでは、K個のユーザ端末のデータシンボルストリームが何らかの手段によってコードや周波数や時間で多重化されない場合にはNap≧K≧1であることが望ましい。TDMA技術、CDMAによる異なるコードチャネル、OFDMによるサブバンドの互いに素な集合、その他を用いてデータシンボルストリームが多重化される場合には、KはNapよりも大きい可能性がある。選択されたユーザ端末はどれもがユーザ固有データの送受信をアクセスポイントとの間で行う。一般に、選択されたどのユーザ端末もアンテナを一つ以上備えている可能性がある(すなわち、Nap≧1)。K個の選択されたユーザ端末はアンテナの数と同じである場合もあれば異なっている場合もある。
SDMAシステム100は、時分割デュプレックス(TDD:time division duplex)システムか周波数分割デュプレックス(FDD:frequency division duplex)システムのどちらかで構わない。TDDシステムの場合には、ダウンリンクおよびアップリンクは同じ周波数帯を共有する。FDDシステムの場合には、ダウンリンクとアップリンクで異なる周波数帯が用いられる。MIMOシステム100は、単一のキャリアおよび複数のキャリアのどちらを用いても伝送することができる。どのユーザ端末もアンテナを一つ備えているか(例えば、コストを抑えるため)、あるいは、複数備えているか(例えば、追加分のコストを賄うことができる場合)のどちらでも構わない。システム100は、異なるユーザ端末120に割り当てられている異なるタイムスロットに送受信を分割することによって同じ周波数チャネルをユーザ端末120が共有している場合には、TDMAシステムである可能性もある。
図2は、MIMOシステム100におけるアクセスポイント110と二個のユーザ端末120mおよび120xとを示すブロック図の例である。アクセスポイント110はN個のアンテナ224aないし224tを備えている。ユーザ端末120mはNut,m個のアンテナ252maないし252muを備えていて、ユーザ端末120xはNut,x個のアンテナ252xaないし252xuを備えている。アクセスポイント110は、ダウンリンクの送信エンティであるとともにアップリンクの受信エンティティである。個々のユーザ端末120は、アップリンクの送信エンティティであるとともにダウンリンクの受信エンティティである。ここで使用しているように「送信エンティティ(transmitting entity)」は無線チャネルを介してデータの送信をすることの可能な独自に動作する器具や装置であり、「受信エンティティ(receiving entity)」は無線チャネルを介してデータの受信をすることの可能な独自に動作する器具や装置である。以下の記述では、下付きの「dn」はダウンリンクを表し、下付きの「up」はアップリンクを表している。Nup個のユーザ端末はアップリンクでの同時送信のために選択され、Ndn個のユーザ端末はダウンリンクでの同時送信のために選択され、NupはNdnに等しいこともあればそうでないこともあり、NupおよびNdnは統計値である可能性があり、スケジューリング間隔毎に変わる可能性がある。ビームステアリング(beam-steering)やその他の空間処理技術をアクセスポイントやユーザ端末で用いることができる。
アップリンクでは、アップリンク送信用に選択された各ユーザ端末120でTXデータプロセッサ288がデータソース286からトラフィックデータを受信し、コントローラ280から制御データを受信する。TXデータプロセッサ288は、ユーザ端末のために選択されているレート(rate)に関連付けられている符号化や変調の方式に基づいてユーザ端末のためにトラフィックデータを処理してデータシンボルストリーム(data symbol stream)を供給する。TX空間プロセッサ(TX spatial processor)290は、データシンボルストリームに空間処理を施してNut,m個の伝送シンボルストリーム(transmit symbol streams)をNut,m個のアンテナに供給する。個々の送信機ユニット(TMTR)254はそれぞれの伝送シンボルストリームの受信および処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタリング、周波数アップコンバート(frequency upconverts))をしてアップリンクシグナル(uplink signals)を生成する。Nut,m個の送信機ユニット254は、Nut,m個のアンテナ252からアクセスポイントへの送信のためにNut,m個のアップリンクシグナルを供給する。
up個のユーザ端末は、アップリンクでの同時送信のためにスケジュールされる可能性がある。これらのユーザ端末はいずれもデータシンボルストリームに空間処理を施して一式の伝送シンボルストリームをアップリンクでアクセスポイントに送信する。
アクセスポイント110では、Nap個のアンテナ224aないし224apがアップリンクで送信しているNup個の全ユーザ端末からアップリンクシグナルを受信する。どのアンテナ224も受信したシグナルをそれぞれの受信機ユニット(RCVR)222に供給する。個々の受信機ユニット222は送信機ユニット254が実行した処理を補う処理を実行して受信したシンボルストリームを供給する。RX空間プロセッサ240が、Nap個の受信機ユニット222からのNap個の受信シンボルストリームに受信側空間処理を施してNup個の受信アップリンクデータシンボルストリームを供給する。受信側空間処理は、チャネル相関マトリックスインバージョン(CCMI:channel correlation matrix inversion)、最小平均平方誤差(MMSE:minimum mean square error)、軟干渉消去(SIC:soft interference cancellation)、その他の何らかの技術のいずれかにしたがって実行される。個々の回復したアップリンクデータシンボルストリームは、個々のユーザ端末により送信されたデータシンボルストリームの推定である。RXデータプロセッサ242は、復号したデータの取得をするために前記ストリームに用いたレートにしたがって個々の回復したアップリンクデータシンボルストリームを処理する(例えば、復調やデインターリーブや復号の処理をする)。個々のユーザ端末のための復号されたデータは、保管のためにデータシンク244に供給されたり、さらなる処理のためにコントローラ230に供給されたり、両者のために両者に供給されたりすることができる。
ダウンリンクではアクセスポイント110でTXデータプロセッサ210は、ダウンリンク伝送が予定されているNdn個のユーザ端末のためにデータソース208からトラフィックデータを受信し、コントローラ230から制御データを受信する他に、スケジューラ234からその他のデータを受信することもある。様々な種類のデータが異なるトランスポートチャネルで送信される可能性がある。TXデータプロセッサ210は、それぞれのユーザ端末のために選択されたレートに基づいてトラフィックデータをユーザ端末毎に処理する(例えば、符号化やインターリーブや変調の処理をする)。TXデータプロセッサ210は、Ndn個のダウンリンクデータシンボルストリームをNdn個のユーザ端末に供給する。TX空間プロセッサ220は、Ndn個のダウンリンクデータシンボルストリームに空間処理を施して、Nap個の伝送シンボルストリームをNap個のアンテナに供給する。個々の送信機ユニット222は、個々の伝送シンボルストリームの受信および処理をしてダウンリンクシグナルを生成する。Nap個の信機ユニット222は、Nap個のアンテナ224から複数のユーザ端末への送信のためにNap個のダウンリンクシグナルを供給する。
個々のユーザ端末120では、Nut,m個のアンテナ252がNap個のダウンリンクシグナルをアクセスポイント110から受信する。個々の受信機ユニット254は、関連付けられているアンテナ252からの受信シグナルを処理して受信シンボルストリームを供給する。RX空間プロセッサ260は、Nut,m個の受信機ユニット254からのNut,m個の受信シンボルストリームに受信側空間処理を施して、受信ダウンリンクデータシンボルストリームをユーザ端末に供給する。受信側空間処理は、CCMIやMMSEやその他の何らかの技術のいずれかにしたがって行われる。RXデータプロセッサ270は、受信ダウンリンクデータシンボルストリームに処理(例えば、復調やデインターリーブや復号の各処理)を施してユーザ端末用の復号データを取得する。
個々のユーザ端末120では、チャネル推定器278がダウンリンクチャネル応答(downlink channel response)を推定して、チャネルゲイン推定値(channel gain estimates)、SNR推定値(SNR estimates)、雑音分散(noise variance)、その他を含む可能性のあるダウンリンクチャネル推定値(downlink channel estimates)を供給する。同様に、チャネル推定器228がアップリンクチャネル応答(uplink channel response)を推定して、アップリンクチャネル推定値(uplink channel estimates)を供給する。個々のユーザ端末のコントローラ280は、当該ユーザ端末のためのダウンリンクチャネル応答マトリックスHdn,mに基づいて当該ユーザ端末のための空間フィルタマトリックスを一般に導き出す。コントローラ230は、有効なアップリンクチャネル応答マトリックスHup,effに基づいてアクセスポイントのための空間フィルタマトリックスを導き出す。個々のユーザ端末のコントローラ280は、フィードバック情報(例えば、ダウンリンクおよびアップリンクの両者または一方の固有ベクトル、固有値、SNR推定値、その他)をアクセスポイントに送信することもできる。コントローラ230および280は、それぞれがアクセスポイント110およびユーザ端末120のそれぞれで様々な処理ユニットの動作制御もしている。
図3は、無線通信システム100内で用いることのできる無線装置302に使用可能な様々な構成要素を例示している。無線装置302は、ここに述べる様々な方法を実行することができるように構成されている装置の例である。無線装置302は、基地局104とユーザ端末106のどちらでも構わない。
無線装置302は、無線装置302の動作を制御するプロセッサ304を含むことができる。プロセッサ304は、中央処理装置(CPU)と呼ばれることもある。メモリ306は、リードオンリーメモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両者を含むことができ、命令とデータをプロセッサ304に供給する。メモリ306の一部分は、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含むこともできる。プロセッサ304は、メモリ306に格納されているプログラム命令に基づいて論理や算術の演算を一般に行う。メモリ306内の諸命令は、ここに記載されている方法を実施するために実行可能である。
無線装置302は、無線装置302と遠隔地との間でデータの送受信を可能にするために送信機310と受信機312とを含むことのできる筐体308を含むこともできる。送信機310と受信機312とを結合してトランシーバ314にすることもできる。一つまたは複数の送信アンテナ316が筐体308に取り付けられていてトランシーバ314に電気的に結合されている可能性がある。無線装置302は、複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバを(図示していないが)含むこともできる。
無線装置302は、トランシーバ314が受信したシグナルのレベルの検出や定量化の取り組みに用いることのできるシグナル検出器318を含むこともできる。シグナル検出器318は、そのようなシグナルを総エネルギ(total energy)、エネルギ毎サブキャリア毎シンボル(energy per subcarrier per symbol)、パワースペクトル密度(power spectral density)、その他の様々なシグナルとして検出することができる。無線装置302は、デジタルシグナルプロセッサ(DSP:digital signal processor)320を含むこともできる。
無線装置302の様々な構成要素は、電力バス、制御信号バス、状態信号バスをデータバスの他に含むことのできるバスシステム322により互いに結合することができる。
[プリアンブルの構造]
図4は、本開示の幾つかの諸態様にしたがっているプリアンブル400の構造の例を示す図である。プリアンブル400は、例えば、図1に例示されている無線ネットワーク100においてアクセスポイント110からユーザステーション120に送信され得る。無線ネットワーク100におけるプリアンブル400の送信は、例えば、IEEE802.11nの無線通信規格に基づく無線アクセス技術あるいはIEEE802.11acの無線通信規格に基づく無線アクセス技術にしたがってこれを実行することができる。
プリアンブル400は、全てが旧式の部分(omni-legacy portion)402(すなわち、IEEE802.11acの無線通信規格にしたがって構成されているビーム形成されていない部分(non-beamformed portion))と符号化前の部分404とを含むことができる。旧式の部分402は、レガシーショートトレイニングフィールド(L−STF:Legacy Short Training Field)406、レガシーロングトレイニングフィールド(Legacy Long Training Field)408、レガシーシグナル(L−SIG:Legacy Signal)フィールド410、高スループットシグナルフィールド(High Throughput Signal fields)のための二つのOFDMシンボル412−414(すなわち、HT−SIG1フィールド412およびHT−SIG2フィールド414)を含むことができる。HT−SIGフィールド412−414は、どちらも全方位に送信することができ、例えば、図1のユーザステーション120の部分集合(subset)に多くの空間ストリームを割り当てることを示すことができる。
符号化前の部分404は、非常に高いスループットのショートトレイニングフィールド(VHT−STF:Very High Throughput Short Training Field)416、非常に高いスループットのロングトレイニングフィールド(VHT−LTFs:Very High Throughput Long Training Fields)418、非常に高いスループットのシグナル(VHT−SIG:Very High Throughput Signal)フィールド420、データ部422を含むことができる。VHT−SIGフィールドは、一つのOFDMシンボルを含むこともあり、符号化前の状態またはビーム形成された状態でこれを送信することができる。頑強なマルチユーザマルチ入力マルチ出力(MU−MIMO:multi-user multiple-input multiple-output)受信は、サポートされている全ユーザに全VHT−LTFs418をアクセスポイントが送信することを必要とする可能性がある。VHT−LTFs418は、アクセスポイントの全アンテナからユーザのアンテナまでのMIMOチャネルを各ユーザが推定することを可能にする。
IEEE802.11nでは、制御パラメータの物理層シグナリングはHT−SIGフィールド412−414を用いて達成することができる。HT−SIG1フィールド412は、LENGTH(例えば、フレーム長の表示)、変調符号化方式(MCS:Modulation-Coding scheme)(すなわち、アクセスポイントに適用されているMCSの表示)、帯域幅(BW)(例えば、使用している帯域幅が40MHz幅の20MHzのどちらであるのかの表示)のようなパラメータを含むことができる。HT−SIG2フィールド414の総計8ビットが、チャネル平滑化表示(channel smoothing indication)(1ビット)、サウンド(sounding)を使用していないことの表示(1ビット)、アグリゲーション(aggregation)(1ビット)、符号化(coding)(1ビット)、ショートガードインターバル(short guard interval)(1ビット)、空間時間ブロック符号化(STBC:space-time block coding)(1ビットまたは2ビット、三種類の有効なSTBC選択肢があり得る)、空間ストリーム(SS:spatial streams)(2ビット)のような別のパラメータを含むことができる。さらに、HT−SIG2フィールド414は8ビットCRC(巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check))和、末尾の6ビット(six tail bits)、予備の1ビット(one reserved bit)を含むことができる。HT−SIG1およびHT−SIG2のビットは、例えば、循環BPSKシグナリングを用いてこれを伝送することが可能である。
IEEE802.11ac(すなわち、非常に高いスループット(VHT)の無線通信規格)では、伝送プリアンブルのVHT−SIGフィールドを用いることによって物理層シグナリングが同様に達成される可能性がある。IEEE802.11acではMU−MIMOのサポートが要請されている可能性があるのでVHT−SIGフィールドはVHT−SIG1およびVHT−SIG2の二つのセグメントに一般に分割されている可能性がある。VHT−SIG1セグメントの目的は早期の802.11acによるパケットやモードの検出ならびに全ダウンリンク(DL)MU−MIMOクライアントに対する全方位流儀(omni-directional fashion)による共通情報の伝送を可能にすることである。VHT−SIG1セグメントは、HT−SIG1やHT−SIG2のフィールド412−414の代わりに伝送される可能性がある。VHT−SIG2セグメントの目的は、クライアント毎の情報(per-client information)(例えば、MCS)を個々のDL MU−MIMOクライアントに送信することであり得る。VHT−SIG2は、クライアント毎に予め符号化されている可能性があるのでVHT−SIG2情報はクライアントが違えば違っている可能性がある。
[VHTシステムにおける共通制御パラメータのシグナリング]
IEEE802.11acシステムにおけるVHT−SIG1シグナリングの主要な問題は、VHT−SIG1フィールドが送信されたのか、それともHT−SIG1やHT−SIG2のどちらかのフィールドが送信されたのかを受信機が区別することができない可能性があることである。さらに、オーバーヘッドの追加が引き起こされない場合にはVHT−SIG1フィールドは全共通ユーザ情報のシグナリングをするのに十分な数のビットに欠けている可能性がある。IEEE802.11acには、マルチチャネルパラメータ(multi-channel parameters)、帯域幅パラメータ(bandwidth parameters)、チャネルトレイニングパラメータ(channel training parameters)、符号化パラメータ(coding parameters)、その他のように複数のユーザに共通するかなりの数のパラメータがある可能性に注意すること。
802.11acにおけるパケットやモードの検出は、図4のプリアンブル400のHT−SIG1フィールド412またはHT−SIG2フィールド414のいずれかのIコンポーネント(I-component)に否循環BPSKコード(un-rotated BPSK code)を利用すること(例えば、オーバーレイ(overlaying)したり使用したりすること)により実現が可能である。これにより、図4に示されているようにHT−SIG2フィールド414が終わるまでには802.11acパケットの存在を判定することができる。本開示のある態様では、否循環BPSKコードがHT−SIG2フィールド414にオーバーレイされると、LENGTHやMCSのビットの使用されていない組み合わせを利用して共通ユーザ情報のさらに五つのビットのシグナリングが可能になる(may be signaled)。本開示は、802.11acシステムに関する追加共通ユーザ情報をどのようにしてシグナリングするのかの問題にも対処している。
本開示のある態様では、否循環BPSKコードがHT−SIG2フィールド414にオーバーレイされると、追加された共通制御情報を複数のユーザにシグナリングすることにHT−SIG2フィールド414の前述の8個のパラメータビットを使用することができるようになる。従前のパケット(legacy packet)(例えば、802.11nのパケットや802.11aのパケット)が送信されているのか、あるいは、802.11acのパケット(フレーム)が送信されているのかに応じて、同じ8個のパラメータビットの別様の解釈が可能である。
ユーザステーションの802.11acモデムは、HT−SIG1フィールド412やHT−SIG2フィールド414のどちらかのIコンポーネントにより可能になる802.11acのパケットやモードのどちらかの検出を用いて802.11acパケットの存在を最初に検出することが可能である。802.11acパケットが検出されると、802.11acモデムは802.11acパケットの伝送と仮定してHT−SIG1やHT−SIG2の両フィールドの中のパラメータビットを解釈することができる。言い換えれば、HT−SIG1やHT−SIG2の両フィールドはVHT−SIG1フィールドとして解釈されることがありうる。本開示のある態様では、否循環BPSKコードがHT−SIG2フィールド414にオーバーレイされると、802.11acモデムはLENGTHやMCSのビットの使用されていない組み合わせ(総計5ビット)をも802.11acパケットの制御情報として利用することがありうる。したがって、総計13ビットが802.11ac共通ユーザ情報のシグナリングに使用されることがありうる。
これに反して802.11acパケットが検出されない場合には、802.11acモデムは受信したパケット(フレーム)は従来のパケット(legacy packet)(すなわち、802.11nパケットや802.11aパケット)であろうと仮定することがありうる。802.11acモデムは、例えば、802.11nパケットの伝送であると仮定してHT−SIG2フィールド内の8パラメータビットを解釈することがありうる。
本開示のある態様では否循環BPSKコードがHT−SIG2フィールド414にオーバーレイされると、802.11ac共通ユーザ情報をシグナリングするために提案されている方法の主要な長所はVHT−SIG1情報のシグナリングにオーバーヘッドを(HT−SIGの他に)追加しないで済むことがありうることである。この目的のために802.11nプリアンブル(すなわち、プリアンブルのHT−SIG2セグメントの)の13ビットがVHT−SIG1共通制御シグナリングに使用可能な状態でありうる。
図5は、本開示の幾つかの態様にしたがって共通ユーザ情報をシグナリングするためにアクセスポイントで実行される可能性のある動作例500を図示している。502でアクセスポイントは、第一の無線アクセス技術に関連付けられているプリアンブルの一部分に少なくとも一つのシグナル(SIG)フィールドを有している前記プリアンブルを生成することがありうる。ここで前記SIGフィールドは第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の装置(複数の使用者)に共通する制御情報を表わすパラメータビットを含んでいる。504でアクセスポイントは、フレーム(パケット)内の前記プリアンブルを複数の装置に伝送することがありうる。前述のようにパラメータビットは、LENGTHやMCSのビットの組み合わせ、チャネル平滑化表示ビット、サウンド表示ビット(sounding indication bit)、アグリゲーションビット(aggregation bit)、符号化ビット、ショートガードインターバルビット、STBCビット、SSビットの少なくとも一つを含むことができる。
フレームは、第一または第二のどちらかの無線アクセス技術で伝送されることがありうる。第一の無線アクセス技術は、例えば、IEEE802.11nの無線通信規格に基づく技術を含むことできる。そして、第二の無線アクセス技術は、例えば、IEEE802.11acの無線通信規格に基づく技術を含むことができる。
図6は、本開示の幾つかの態様にしたがって移動局で実行される可能性のある動作例600を図示している。602で移動局は、フレーム(パケット)内のプリアンブルを受信することがありうる。ここで第一の無線アクセス技術に関連付けられている前記プリアンブルの一部分が複数のパラメータビットを含んでいる少なくとも一つのシグナルフィールドでありうる。604で移動局は、前記フレームが第二の無線アクセス技術に関連していることを検出することがありうる。606で移動局は、前記第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の装置に共通する制御情報として前記パラメータビットを前記検出結果に基づいて解釈することがありうる。
本開示のある態様では移動局は、別のフレーム内の別のプリアンブルを受信することがありうる。ここで前記別のプリアンブルは、第一の無線アクセス技術に関連付けられている部分が別の複数のパラメータビットを含むことがありうる。移動局は、前記別のフレームが第二の無線アクセス技術に関連していないことを検出して、前記別のフレームが第一の無線アクセス技術に関連しているとの仮定にしたがって前記別のパラメータビットを解釈することがありうる。
以上に記載した種々の方法の様々な動作は、対応する諸機能を実行することの可能な任意の適切な手段で実行されうる。前記手段は、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、プロセッサのいずれかを含むがこれらに限定されるわけではない種々様々なハードウェアおよびソフトウェアの両者または一方のコンポーネントおよびモジュールの両者または一方を含んでいることがありうる。一般に、図に例示した動作のあるところでは、これらの動作は対応する手段と機能の構成要素が同じ数だけ存在していることがありうる。例えば、図5に示されている動作500は図5Aに示されている構成要素500Aに対応していて、図6に示されている動作600は図6Aに示されている構成要素600Aに対応している。
ここで使用している用語「決定する(determining)」は広範囲に亘る種々様々な動作を含んでいる。例えば、「決定する」は、計算すること、演算すること、処理すること、導き出すこと、探索すること、調べること(例えば、表やデータベースや別のデータ構造を調べること)、確かめること、その他を含むことがありうる。また、「決定する」は、受信すること(例えば、情報を受信すること)、アクセスすること(例えば、メモリ内のデータにアクセスすること)、その他を含むことがありうる。さらに、「決定する」は、解決すること、広範囲の中から選択すること(selecting)、狭い範囲の中から選び取ること(choosing)、設定すること、その他を含むことがありうる。
列挙した諸項目「の少なくとも一つ(at least one of)」と言うここで使用している表現は、例示されている項目のどれか一つである場合を含めて、それらの項目の任意の組合せを表している。例えば、「a、b、またはcの少なくとも一つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、a−b−cを含むことが意図されている。
以上に記載した種々の方法の様々な動作は、種々様々なハードウェアおよびソフトウェアの両者または一方のコンポーネントと回路とモジュールとの全てまたはいずれかのように対応する諸機能を実行することの可能な任意の適切な手段で実行されうる。
本開示に関連して様々に例示した論理的なブロック、モジュール、回路は、ここに記載した諸機能を実行するように設計されている汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、現場でプログラム可能なゲートアレイシグナル(FPGA:field programmable gate array signal)またはその他のプログラム可能な論理装置(PLD)、個別のゲートまたはトランジスタ論理、離散的なハードウェアコンポーネントまたはそれらの任意の組み合わせによって実施したり実行したりすることができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでありうるが、その他にも、汎用プロセッサは任意の商業的に入手可能なプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、状態機械のいずれかでありうる。プロセッサは計算装置の組合せ、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと一緒にした一つ以上のマイクロプロセッサ、その他の任意の構成としても実現されうる。
本開示と関連して記載した方法やアルゴリズムの諸工程は、プロセッサにより実行されるソフトウェアおよびハードウェアのそれぞれあるいは両者の組み合わせに直接的に組み込むことができる。ソフトウェアモジュールは、この技術分野では既知である任意の形態の記憶媒体に常駐していることがありうる。使用することのできる記憶媒体の例にはランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取り外し可能なディスク、CD−ROM、その他が含まれる。ソフトウェアモジュールは単一の命令や多くの命令を含むことがありうるだけでなく、幾つかの異なるコードセグメントに亘って分散されていたり、異なるプログラムの間や複数の記憶媒体に跨って分散されていたりすることもありうる。記憶媒体は、プロセッサが情報の読み書きを記憶媒体に対して行うことができるようにプロセッサに連結されていることがありうる。あるいは、記憶媒体はプロセッサに一体化されていることがありうる。
ここに開示されている方法は、記載した方法を達成するための一種類以上の工程や動作を含んでいる。方法を構成している諸工程や諸動作の両者または一方は特許請求の範囲から逸脱することなく互いに入れ替えることができる。すなわち、諸工程や諸動作のどちらについても特定の順序が明示されていない限り、特定の諸工程や諸動作の両者または一方の順序および使用の両者または一方は特許請求の範囲から逸脱することなく修正可能である。
記載した諸機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、これらの任意の組み合わせとして実施することができる。ソフトウェアとして実施された場合には、前記諸機能は一種類以上の命令としてコンピュータ可読媒体に格納される可能性がある。記憶媒体は、コンピュータによりアクセスすることのできる任意の入手可能な媒体でありうる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMやその他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置や他の磁気記憶装置、所望のプログラムコードを命令やデータ構造の形式で保持したり格納したりするために用いることができてコンピュータによりアクセスすることのできる任意の他の媒体を含むことがありうる。ここで使用しているディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD:compact disc)、レーザディスク(laser disc)、光学ディスク(optical disc)、デジタル多用途ディスク(DVD:digital versatile disc)、フロッピー(登録商標)ディスク(floppy(登録商標) disk)、ブルーレイ(登録商標)ディスク(Blu-ray(登録商標) disc)を含み、ディスク(disk)は通常はデータを磁気的に再生し、ディスク(disc)は通常はデータをレーザで光学的に再生する。
したがって幾つかの態様は、ここに提示した動作を実行するためのコンピュータプログラム製品を含むことができる。例えば、そのようなコンピュータプログラム製品は、命令が格納されている(か、符号化されているか、その両者であるかのいずれかである)コンピュータ可読媒体を含むことができる。ここで命令は、ここに記載されている諸動作を実行するために一つ以上のプロセッサにより実行可能である。幾つかの態様では、コンピュータプログラム製品はパッケージング材料を含んでいることがありうる。
ソフトウェアまたは命令は伝送媒体により送信されることもありうる。例えば、同軸ケーブル、ファイバーオプティックケーブル、撚線対(twisted pair)、デジタル加入者回線(DSL:digital subscriber line)、赤外線や無線や極超短波のような無線技術を用いてウェブサイト、サーバ、その他のリモートソース(remote source)からソフトウェアが送信されるならば、同軸ケーブル、ファイバーオプティックケーブル、撚線対、DSL、赤外線や無線や極超短波のような無線技術が伝送媒体の定義に含まれる。
さらに、ここに記載した種々の方法や技術を実施するためのモジュールその他の適切な手段は、適用可能である限り、ユーザ端末や基地局によってダウンロードなどにより取得することができることを理解されたい。例えば、ここに記載した種々の方法を実行するための手段の伝送を促進させるために、そのような装置がサーバに結合されていることがありうる。あるいは、ここに記載した様々な方法が記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)やフロッピーディスクのような物理的な記憶媒体、その他)を介して供給されることがありうる。したがって、記憶手段を装置に結合したり提供したりすればユーザ端末や基地局は様々な方法を取得することができる。さらに、ここに記載した方法や技術を提供する任意の他の適切な技術を利用することができる。
特許請求の範囲は以上に説明した寸分違わぬ構成や構成要素に限定されないことを理解されたい。上に記載した色々な方法や装置の構成や動作や細目に特許請求の範囲を逸脱することなく種々様々な修正や変更や改変を施すことができる。
以上の事柄は本開示の種々の態様に向けられているが、本開示の基本的な範囲から逸脱することなく本開示の別の態様やさらなる態様を考え出すことができるので、本開示の範囲は次に示す特許請求の範囲により定まる。
以下に示す範囲を権利として請求する。
なお、以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]第一の無線アクセス技術に関連付けられているプリアンブルの一部分に少なくとも一つのシグナル(SIG)フィールドを有している前記プリアンブルを生成することと、ここで前記SIGフィールドは第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の装置に共通する制御情報を表わすパラメータビットを含んでおり、
フレーム内の前記プリアンブルを前記複数の装置に送信することと
を含む、無線通信システムの方法。
[C2]前記第一の無線アクセス技術がIEEE802.11n無線通信規格に基づく技術を含んでおり、
前記第二の無線アクセス技術がIEEE802.11ac無線通信規格に基づく技術を含んでいる
C1の方法。
[C3]前記パラメータビットが、LENGTHと変調符号化方式(MCS)とのビットの組み合わせ、チャネル平滑化表示ビット、サウンド表示ビット、アグリゲーションビット、符号化ビット、ショートガードインターバルビット、空間時間ブロック符号化(STBC)ビット、空間ストリーム(SS)ビットの少なくとも一つを含むC1の方法。
[C4]否循環BPSKコードを前記SIGフィールドの一つに利用して前記フレームに関連付けられている無線アクセス技術を表示すること
をさらに含むC1の方法。
[C5]第一の無線アクセス技術に関連付けられているプリアンブルの一部分に少なくとも一つのシグナル(SIG)フィールドを有している前記プリアンブルを生成するように構成されている回路と、ここで前記SIGフィールドは第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の他の装置に共通する制御情報を表わすパラメータビットを含んでおり、
フレーム内の前記プリアンブルを前記複数の他の装置に送信するように構成されている送信機と
を含む、無線通信のための装置。
[C6]前記第一の無線アクセス技術がIEEE802.11n無線通信規格に基づく技術を含んでおり、
前記第二の無線アクセス技術がIEEE802.11ac無線通信規格に基づく技術を含んでいる
C5の装置。
[C7]前記パラメータビットが、LENGTHと変調符号化方式(MCS)とのビットの組み合わせ、チャネル平滑化表示ビット、サウンド表示ビット、アグリゲーションビット、符号化ビット、ショートガードインターバルビット、空間時間ブロック符号化(STBC)ビット、空間ストリーム(SS)ビットの少なくとも一つを含むC5の装置。
[C8]否循環BPSKコードを前記SIGフィールドの一つに利用して前記フレームに関連付けられている無線アクセス技術を表示するように構成されている別の回路
をさらに含むC5の装置。
[C9]第一の無線アクセス技術に関連付けられているプリアンブルの一部分に少なくとも一つのシグナル(SIG)フィールドを有している前記プリアンブルを生成するための手段と、ここで前記SIGフィールドは第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の他の装置に共通する制御情報を表わすパラメータビットを含んでおり、
フレーム内の前記プリアンブルを前記複数の他の装置に送信するための手段と
を含む、無線通信のための装置。
[C10]前記第一の無線アクセス技術がIEEE802.11n無線通信規格に基づく技術を含んでおり、
前記第二の無線アクセス技術がIEEE802.11ac無線通信規格に基づく技術を含んでいる
C9の装置。
[C11]前記パラメータビットが、LENGTHと変調符号化方式(MCS)とのビットの組み合わせ、チャネル平滑化表示ビット、サウンド表示ビット、アグリゲーションビット、符号化ビット、ショートガードインターバルビット、空間時間ブロック符号化(STBC)ビット、空間ストリーム(SS)ビットの少なくとも一つを含むC9の装置。
[C12]否循環BPSKコードを前記SIGフィールドの一つに利用して前記フレームに関連付けられている無線アクセス技術を表示するための手段
をさらに含むC9の装置。
[C13]第一の無線アクセス技術に関連付けられているプリアンブルの一部分に少なくとも一つのシグナル(SIG)フィールドを有している前記プリアンブルを生成するための、ここで前記SIGフィールドは第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の装置に共通する制御情報を表わすパラメータビットを含んでいる、および、
フレーム内の前記プリアンブルを前記複数の装置に送信するための、
実行可能な命令を含むコンピュータ可読媒体を含んでいる、無線通信のためのコンピュータプログラム製品。
[C14]少なくとも一つのアンテナと、
第一の無線アクセス技術に関連付けられているプリアンブルの一部分に少なくとも一つのシグナル(SIG)フィールドを有している前記プリアンブルを生成するように構成されている回路と、ここで前記SIGフィールドは第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の無線ノード(wireless nodes)に共通する制御情報を表わすパラメータビットを含んでいる、
フレーム内の前記プリアンブルを前記少なくとも一つのアンテナによって前記複数の無線ノードに送信するように構成されている送信機と
を含むアクセスポイント。
[C15]フレーム内のプリアンブルを受信すること、ここで第一の無線アクセス技術に関連付けられている前記プリアンブルの一部分が複数のパラメータビットを含んでいる、
前記フレームが第二の無線アクセス技術に関連していることを検出すること、
前記第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の装置に共通する制御情報として前記パラメータビットを前記検出結果に基づいて解釈すること
を含む、無線通信のための方法。
[C16]前記第一の無線アクセス技術がIEEE802.11n無線通信規格に基づく技術を含んでおり、
前記第二の無線アクセス技術がIEEE802.11ac無線通信規格に基づく技術を含んでいる
C15の方法。
[C17]前記パラメータビットが、LENGTHと変調符号化方式(MCS)とのビットの組み合わせ、チャネル平滑化表示ビット、サウンド表示ビット、アグリゲーションビット、符号化ビット、ショートガードインターバルビット、空間時間ブロック符号化(STBC)ビット、空間ストリーム(SS)ビットの少なくとも一つを含むC15の方法。
[C18]前記フレームが第二の無線アクセス技術に関連していることを検出することが
前記プリアンブルの前記SIGフィールドの一つのIコンポーネント(I-component)による第二の無線アクセス技術の伝送を検出することを含むC15の方法。
[C19]前記プリアンブルの前記SIGフィールドの一つの前記Iコンポーネントが否循環BPSKコードを含んでいるC18の方法。
[C20]別のフレーム内の別のプリアンブルを受信すること、ここで前記第一の無線アクセス技術に関連付けられている前記別のプリアンブルの一部分が別の複数のパラメータビットを含んでおり、
前記別のフレームが前記第二の無線アクセス技術に関連していないことを検出すること、
前記別のフレームが前記第一の無線アクセス技術に関連しているとの仮定にしたがって前記別の複数のパラメータビットを解釈すること
をさらに含むC15の方法。
[C21]フレーム内のプリアンブルを受信するように構成されている受信機と、ここで第一の無線アクセス技術に関連付けられている前記プリアンブルの一部分が複数のパラメータビットを含んでいる、
前記フレームが第二の無線アクセス技術に関連していることを検出するように構成されている検出器と、
前記第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の装置に共通する制御情報として前記パラメータビットを前記検出結果に基づいて解釈するように構成されている回路と
を含む、無線通信のための装置。
[C22]前記第一の無線アクセス技術がIEEE802.11n無線通信規格に基づく技術を含んでおり、
前記第二の無線アクセス技術がIEEE802.11ac無線通信規格に基づく技術を含んでいる
C21の装置。
[C23]前記パラメータビットが、LENGTHと変調符号化方式(MCS)とのビットの組み合わせ、チャネル平滑化表示ビット、サウンド表示ビット、アグリゲーションビット、符号化ビット、ショートガードインターバルビット、空間時間ブロック符号化(STBC)ビット、空間ストリーム(SS)ビットの少なくとも一つを含むC21の装置。
[C24]前記検出器が、前記プリアンブルの前記SIGフィールドの一つのIコンポーネントによる第二の無線アクセス技術の伝送を検出する
ようにも構成されているC21の装置。
[C25]前記プリアンブルの前記SIGフィールドの一つの前記Iコンポーネントが否循環BPSKコードを含んでいるC24の装置。
[C26]前記受信機は、別のフレーム内の別のプリアンブルを受信するようにも構成されていて、ここで前記第一の無線アクセス技術に関連付けられている前記別のプリアンブルの一部分が別の複数のパラメータビットを含んでいる、
前記検出器は、前記別のフレームが前記第二の無線アクセス技術に関連していないことを検出するようにも構成されていて、
前記回路は、前記別のフレームが前記第一の無線アクセス技術に関連しているとの仮定にしたがって前記別の複数のパラメータビットを解釈するようにも構成されているC21の装置。
[C27]フレーム内のプリアンブルを受信するための手段と、ここで第一の無線アクセス技術に関連付けられている前記プリアンブルの一部分が複数のパラメータビットを含んでいる、
前記フレームが第二の無線アクセス技術に関連していることを検出するための手段と、
前記第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の装置に共通する制御情報として前記パラメータビットを前記検出結果に基づいて解釈するための手段と
を含む、無線通信のための装置。
[C28]前記第一の無線アクセス技術がIEEE802.11n無線通信規格に基づく技術を含んでおり、
前記第二の無線アクセス技術がIEEE802.11ac無線通信規格に基づく技術を含んでいる
C27の装置。
[C29]前記パラメータビットが、LENGTHと変調符号化方式(MCS)とのビットの組み合わせ、チャネル平滑化表示ビット、サウンド表示ビット、アグリゲーションビット、符号化ビット、ショートガードインターバルビット、空間時間ブロック符号化(STBC)ビット、空間ストリーム(SS)ビットの少なくとも一つを含むC27の装置。
[C30]前記フレームが第二の無線アクセス技術に関連していることを検出するための手段が
前記プリアンブルの前記SIGフィールドの一つのIコンポーネント(I-component)による第二の無線アクセス技術の伝送を検出するための手段を含むC27の装置。
[C31]前記プリアンブルの前記SIGフィールドの一つの前記Iコンポーネントが否循環BPSKコードを含んでいるC30の装置。
[C32]別のフレーム内の別のプリアンブルを受信するための手段と、ここで前記第一の無線アクセス技術に関連付けられている前記別のプリアンブルの一部分が別の複数のパラメータビットを含んでいる、
前記別のフレームが前記第二の無線アクセス技術に関連していないことを検出するための手段と、
前記別のフレームが前記第一の無線アクセス技術に関連しているとの仮定にしたがって前記別の複数のパラメータビットを解釈するための手段と
をさらに含むC27の装置。
[C33]フレーム内のプリアンブルを受信するための、ここで第一の無線アクセス技術に関連付けられている前記プリアンブルの一部分が複数のパラメータビットを含んでいる、
前記フレームが第二の無線アクセス技術に関連していることを検出するための、および
前記第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の装置に共通する制御情報として前記パラメータビットを前記検出結果に基づいて解釈するための
実行可能な命令を含むコンピュータ可読媒体を含んでいる、無線通信のためのコンピュータプログラム製品。
[C34]少なくとも一つのアンテナと、
フレーム内のプリアンブルを受信するように構成されている受信機と、ここで第一の無線アクセス技術に関連付けられている前記プリアンブルの一部分が複数のパラメータビットを含んでいる、
前記フレームが第二の無線アクセス技術に関連していることを検出するように構成されている検出器と、
前記第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の装置に共通する制御情報として前記パラメータビットを前記検出結果に基づいて解釈するように構成されている回路と
を含むアクセス端末。

Claims (25)

  1. 第一の無線アクセス技術に関連付けられているプリアンブルの一部分に少なくとも一つのシグナル(SIG)フィールドを有している前記プリアンブルを生成することと、ここで前記SIGフィールドは第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の装置に共通する制御情報を表わすパラメータビットを含んでおり、
    前記複数の装置に共通する制御情報を表わすために、否循環BPSKコードを前記SIGフィールドのうちの一つのIコンポーネントにおいてオーバーレイすることと、
    フレーム内の前記プリアンブルを前記複数の装置に送信することと
    を含む、無線通信システムの方法。
  2. 前記第一の無線アクセス技術がIEEE802.11n無線通信規格に基づく技術を含んでおり、
    前記第二の無線アクセス技術がIEEE802.11ac無線通信規格に基づく技術を含んでいる
    請求項1の方法。
  3. 前記パラメータビットが、LENGTHと変調符号化方式(MCS)とのビットの組み合わせ、チャネル平滑化表示ビット、サウンド表示ビット、アグリゲーションビット、符号化ビット、ショートガードインターバルビット、空間時間ブロック符号化(STBC)ビット、空間ストリーム(SS)ビットの少なくとも一つを含む請求項1の方法。
  4. 第一の無線アクセス技術に関連付けられているプリアンブルの一部分に少なくとも一つのシグナル(SIG)フィールドを有している前記プリアンブルを生成するように構成されている回路と、ここで前記SIGフィールドは第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の他の装置に共通する制御情報を表わすパラメータビットを含んでおり、
    前記複数の他の装置に共通する制御情報を表わすために、否循環BPSKコードを前記SIGフィールドのうちの一つのIコンポーネントにおいてオーバーレイするように構成されている別の回路と、
    フレーム内の前記プリアンブルを前記複数の他の装置に送信するように構成されている送信機と
    を含む、無線通信のための装置。
  5. 前記第一の無線アクセス技術がIEEE802.11n無線通信規格に基づく技術を含んでおり、
    前記第二の無線アクセス技術がIEEE802.11ac無線通信規格に基づく技術を含んでいる
    請求項の装置。
  6. 前記パラメータビットが、LENGTHと変調符号化方式(MCS)とのビットの組み合わせ、チャネル平滑化表示ビット、サウンド表示ビット、アグリゲーションビット、符号化ビット、ショートガードインターバルビット、空間時間ブロック符号化(STBC)ビット、空間ストリーム(SS)ビットの少なくとも一つを含む請求項の装置。
  7. 第一の無線アクセス技術に関連付けられているプリアンブルの一部分に少なくとも一つのシグナル(SIG)フィールドを有している前記プリアンブルを生成するための手段と、ここで前記SIGフィールドは第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の他の装置に共通する制御情報を表わすパラメータビットを含んでおり、
    前記複数の他の装置に共通する制御情報を表わすために、否循環BPSKコードを前記SIGフィールドのうちの一つのIコンポーネントにおいてオーバーレイするための手段と、
    フレーム内の前記プリアンブルを前記複数の他の装置に送信するための手段と
    を含む、無線通信のための装置。
  8. 前記第一の無線アクセス技術がIEEE802.11n無線通信規格に基づく技術を含んでおり、
    前記第二の無線アクセス技術がIEEE802.11ac無線通信規格に基づく技術を含んでいる
    請求項の装置。
  9. 前記パラメータビットが、LENGTHと変調符号化方式(MCS)とのビットの組み合わせ、チャネル平滑化表示ビット、サウンド表示ビット、アグリゲーションビット、符号化ビット、ショートガードインターバルビット、空間時間ブロック符号化(STBC)ビット、空間ストリーム(SS)ビットの少なくとも一つを含む請求項の装置。
  10. 第一の無線アクセス技術に関連付けられているプリアンブルの一部分に少なくとも一つのシグナル(SIG)フィールドを有している前記プリアンブルを生成するための、ここで前記SIGフィールドは第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の装置に共通する制御情報を表わすパラメータビットを含んでいる、
    前記複数の装置に共通する制御情報を表わすために、否循環BPSKコードを前記SIGフィールドのうちの一つのIコンポーネントにおいてオーバーレイするための、および、
    フレーム内の前記プリアンブルを前記複数の装置に送信するための、
    実行可能な命令を記憶した、無線通信のためのコンピュータ可読記憶体。
  11. 少なくとも一つのアンテナと、
    第一の無線アクセス技術に関連付けられているプリアンブルの一部分に少なくとも一つのシグナル(SIG)フィールドを有している前記プリアンブルを生成するように構成されている回路と、ここで前記SIGフィールドは第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の無線ノード(wireless nodes)に共通する制御情報を表わすパラメータビットを含んでいる、
    前記複数の無線ノードに共通する制御情報を表わすために、否循環BPSKコードを前記SIGフィールドのうちの一つのIコンポーネントにおいてオーバーレイするように構成されている別の回路と、
    フレーム内の前記プリアンブルを前記少なくとも一つのアンテナによって前記複数の無線ノードに送信するように構成されている送信機と
    を含むアクセスポイント。
  12. フレーム内のプリアンブルを受信すること、ここで第一の無線アクセス技術に関連付けられている前記プリアンブルの一部分が複数のパラメータビットを含んでいる、
    前記フレームが第二の無線アクセス技術に関連していることを検出すること、
    前記第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の装置に共通する制御情報として前記パラメータビットを前記検出結果に基づいて解釈すること
    を含否循環BPSKコードが、前記複数の装置に共通する制御情報を表わすために前記プリアンブルのSIGフィールドのうちの一つのIコンポーネントにおいてオーバーレイされている、無線通信のための方法。
  13. 前記第一の無線アクセス技術がIEEE802.11n無線通信規格に基づく技術を含んでおり、
    前記第二の無線アクセス技術がIEEE802.11ac無線通信規格に基づく技術を含んでいる
    請求項12の方法。
  14. 前記パラメータビットが、LENGTHと変調符号化方式(MCS)とのビットの組み合わせ、チャネル平滑化表示ビット、サウンド表示ビット、アグリゲーションビット、符号化ビット、ショートガードインターバルビット、空間時間ブロック符号化(STBC)ビット、空間ストリーム(SS)ビットの少なくとも一つを含む請求項12の方法。
  15. 別のフレーム内の別のプリアンブルを受信すること、ここで前記第一の無線アクセス技術に関連付けられている前記別のプリアンブルの一部分が別の複数のパラメータビットを含んでおり、
    前記別のフレームが前記第二の無線アクセス技術に関連していないことを検出すること、
    前記別のフレームが前記第一の無線アクセス技術に関連しているとの仮定にしたがって前記別の複数のパラメータビットを解釈すること
    をさらに含む請求項12の方法。
  16. フレーム内のプリアンブルを受信するように構成されている受信機と、ここで第一の無線アクセス技術に関連付けられている前記プリアンブルの一部分が複数のパラメータビットを含んでいる、
    前記フレームが第二の無線アクセス技術に関連していることを検出するように構成されている検出器と、
    前記第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の装置に共通する制御情報として前記パラメータビットを前記検出結果に基づいて解釈するように構成されている回路と
    を含否循環BPSKコードが、前記複数の装置に共通する制御情報を表わすために前記プリアンブルのSIGフィールドのうちの一つのIコンポーネントにおいてオーバーレイされている、無線通信のための装置。
  17. 前記第一の無線アクセス技術がIEEE802.11n無線通信規格に基づく技術を含んでおり、
    前記第二の無線アクセス技術がIEEE802.11ac無線通信規格に基づく技術を含んでいる
    請求項16の装置。
  18. 前記パラメータビットが、LENGTHと変調符号化方式(MCS)とのビットの組み合わせ、チャネル平滑化表示ビット、サウンド表示ビット、アグリゲーションビット、符号化ビット、ショートガードインターバルビット、空間時間ブロック符号化(STBC)ビット、空間ストリーム(SS)ビットの少なくとも一つを含む請求項16の装置。
  19. 前記受信機は、別のフレーム内の別のプリアンブルを受信するようにも構成されていて、ここで前記第一の無線アクセス技術に関連付けられている前記別のプリアンブルの一部分が別の複数のパラメータビットを含んでいる、
    前記検出器は、前記別のフレームが前記第二の無線アクセス技術に関連していないことを検出するようにも構成されていて、
    前記回路は、前記別のフレームが前記第一の無線アクセス技術に関連しているとの仮定にしたがって前記別の複数のパラメータビットを解釈するようにも構成されている請求項16の装置。
  20. フレーム内のプリアンブルを受信するための手段と、ここで第一の無線アクセス技術に関連付けられている前記プリアンブルの一部分が複数のパラメータビットを含んでいる、
    前記フレームが第二の無線アクセス技術に関連していることを検出するための手段と、
    前記第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の装置に共通する制御情報として前記パラメータビットを前記検出結果に基づいて解釈するための手段と
    を含否循環BPSKコードが、前記複数の装置に共通する制御情報を表わすために前記プリアンブルのSIGフィールドのうちの一つのIコンポーネントにおいてオーバーレイされている、無線通信のための装置。
  21. 前記第一の無線アクセス技術がIEEE802.11n無線通信規格に基づく技術を含んでおり、
    前記第二の無線アクセス技術がIEEE802.11ac無線通信規格に基づく技術を含んでいる
    請求項20の装置。
  22. 前記パラメータビットが、LENGTHと変調符号化方式(MCS)とのビットの組み合わせ、チャネル平滑化表示ビット、サウンド表示ビット、アグリゲーションビット、符号化ビット、ショートガードインターバルビット、空間時間ブロック符号化(STBC)ビット、空間ストリーム(SS)ビットの少なくとも一つを含む請求項20の装置。
  23. 別のフレーム内の別のプリアンブルを受信するための手段と、ここで前記第一の無線アクセス技術に関連付けられている前記別のプリアンブルの一部分が別の複数のパラメータビットを含んでいる、
    前記別のフレームが前記第二の無線アクセス技術に関連していないことを検出するための手段と、
    前記別のフレームが前記第一の無線アクセス技術に関連しているとの仮定にしたがって前記別の複数のパラメータビットを解釈するための手段と
    をさらに含む請求項20の装置。
  24. フレーム内のプリアンブルを受信するための、ここで第一の無線アクセス技術に関連付けられている前記プリアンブルの一部分が複数のパラメータビットを含んでいる、
    前記フレームが第二の無線アクセス技術に関連していることを検出するための、および
    前記第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数の装置に共通する制御情報として前記パラメータビットを前記検出結果に基づいて解釈するための
    実行可能な命令を記憶し、否循環BPSKコードが、前記複数の装置に共通する制御情報を表わすために前記プリアンブルのSIGフィールドのうちの一つのIコンポーネントにおいてオーバーレイされている、無線通信のためのコンピュータ可読記憶体。
  25. 少なくとも一つのアンテナと、
    前記少なくとも一つのアンテナによってフレーム内のプリアンブルを受信するように構成されている受信機と、ここで第一の無線アクセス技術に関連付けられている前記プリアンブルの一部分が複数のパラメータビットを含んでいる、
    前記フレームが第二の無線アクセス技術に関連していることを検出するように構成されている検出器と、
    前記第二の無線アクセス技術にしたがって動作している複数のアクセス端末に共通する制御情報として前記パラメータビットを前記検出結果に基づいて解釈するように構成されている回路と
    を含み、否循環BPSKコードが、前記複数のアクセス端末に共通する制御情報を表わすために前記プリアンブルのSIGフィールドのうちの一つのIコンポーネントにおいてオーバーレイされている、アクセス端末。
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