JP5595695B2 - 詰め替え用注出キャップ - Google Patents

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本発明は、一方の容器に充填された内容物を他方の容器に詰め替えるために用いられる、詰め替え用注出キャップに関するものである。
詰め替え用注出キャップとしては従来、2つの容器の口部にそれぞれ、上下方向からねじ付けることができる筒状の本体を有し、当該本体の内側に、プルトップ付きの仕切り膜を形成したものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−159249号公報
しかしながら、従来の詰め替え用注出キャップは、いずれか一方の容器に装着した状態ではキャップとしての機能を果たすが、詰め替えを行う際には、他方の容器を装着する前に、予め仕切り膜を開放しておかなければならない。
このため、当該キャップが例えば、内容物を供給する側の容器に装着されている状態で、他方の容器に詰め替えを行うには、仕切り膜を開放するに次いで、他方の容器を倒立させた状態でねじ付けた後、再度、当該容器が下側になるように反転させることで、内容物の詰め替えを行う必要がある。
即ち、詰め替え用注出キャップにあっては、容器に対する装着手順が制約されることで、使い易さの点において改善の余地がある。
本発明の目的とするところは、簡単な操作で詰め替えを行うことができる、新規な詰め替え用注出キャップを提供することにある。
本発明は、一方の容器の口部に装着される本体を有し当該本体が前記一方の容器を倒立させた状態で他方の容器の口部に装着されることで、前記一方の容器からの内容物を当該他方の容器に詰め替えることができる詰め替え用注出キャップであって、
前記本体は、容器の口部に通じる通路を有し、当該本体に、この本体の通路を横方向に貫通し、その横軸方向の移動によって開閉可能な弁体が設けられ、
前記本体は、容器の口部に通じる通路が形成されたノズル及び前記他方の容器の口部の上端に接する上端壁を有し、当該ノズルの先端が前記他方の容器に詰め替えた内容物の上端面に一致するように設定され
前記本体は、前記他方の容器の口部を外側から囲む周壁、又は前記他方の容器の口部の内側に嵌合する側壁を有することを特徴とするものである。
本発明に従えば、本体の通路を開閉する弁体としては、当該弁体を、その外側面に開口部を有し前記通路を連通させる貫通孔が形成された筒体や、その外側面の一部が切り欠かれて前記通路を連通させる筒体等とすることができるが、当該弁体を、その外側面に前記通路を連通させる周溝が形成された筒体とすることもできる。また、本発明に従えば、筒体とは、その断面形状が円形のものに限定されることなく、例えば、四角形等の多角形状のものも含む。
また、本発明は、一方の容器の口部に装着される本体を有し当該本体が前記一方の容器を倒立させた状態で他方の容器の口部に装着されることで、前記一方の容器からの内容物を当該他方の容器に詰め替えることができる詰め替え用注出キャップであって、
前記本体は、容器の口部に通じる通路を有し、当該本体に、この本体の通路を横方向に貫通し、その横軸周りの回転によって開閉可能な弁体が設けられ、
前記本体は、容器の口部に通じる通路が形成されたノズル及び前記他方の容器の口部の上端に接する上端壁を有し、当該ノズルの先端が前記他方の容器に詰め替えた内容物の上端面に一致するように設定され
前記本体は、前記他方の容器の口部を外側から囲む周壁、又は前記他方の容器の口部の内側に嵌合する側壁を有することを特徴とするものである。
本発明に従えば、前記弁体を、その外側面の一部が切り欠かれて前記通路を連通させる筒体等とすることができるが、その外側面に開口部を有し前記通路を連通させる貫通孔が形成された筒体とすることもできる。
本発明の詰め替え用注出キャップは、内容物が充填されている側の一方の容器に装着しておくことで、弁体を操作しない限り、当該容器からの内容物の漏れを防止することができる。このため、内容物が充填されている側の一方の容器を倒立させることで、内容物を充填すべき他方の容器に装着しても、内容物が漏れることがない。即ち、一方の容器を倒立させて他方の容器に装着させるという簡単な操作で、2つの容器を詰め替え状態にすることができる。
他方の容器に装着した後も、弁体を左側或いは右側に直線移動させるという簡単な操作で、又は、弁体を時計回り或いは反時計回りに回転させるという簡単な操作で、内容物を詰め替えることができる。
従って、本発明によれば、簡単な操作で内容物の詰め替えを行うことができる。
また、前記本体に、容器の口部に通じる通路が形成されたノズルを設け、当該ノズルの先端が他方の容器に詰め替えた内容物の上端面に一致するように設定すれば、詰め替え側に注出された内容物の上端面がノズルの先端に一致した時点で、詰め替えを自動的に停止させることができる。このため、更に簡単な操作で内容物の詰め替えを行うことができる。
本発明の第1の形態である、詰め替え用注出キャップを、充填容器の要部と共に側面から示す断面図である。 同形態に係る、詰め替え用注出キャップを用いて、内容物の詰め替えが行われる詰め替え用容器の要部を一部断面で示す側面図である。 (a),(b)はそれぞれ、本発明の第1の形態である、直動弁タイプの詰め替え用注出キャップ及び、同キャップに係る弁体を示す斜視図である。 同形態に係る、詰め替え用注出キャップを用いて、充填容器の内容物が詰め替え用容器に詰め替える直前の状態を一部断面で示す側面図である。 同形態に係る、詰め替え用注出キャップを用いて、充填容器の内容物が詰め替え用容器に詰め替えた状態を一部断面で示す側面図である。 本発明の第2の形態である、詰め替え用注出キャップを、充填容器の要部と共に側面から示す断面図である。 (a),(b)はそれぞれ、本発明の第2の形態である、回動弁タイプの詰め替え用注出キャップ及び、同キャップに係る弁体を示す斜視図である。 (a),(b)はそれぞれ、同形態に係る、詰め替え用注出キャップを一部断面で示す側面図及び、その底面図である。 同形態に係る、詰め替え用注出キャップを用いて、充填容器の内容物が詰め替え用容器に詰め替える直前の状態を一部断面で示す側面図である。 同形態に係る、詰め替え用注出キャップを用いて、充填容器の内容物が詰め替え用容器に詰め替えた状態を一部断面で示す側面図である。
以下、図面を参照して、本発明に従う、詰め替え用注出キャップを詳細に説明する。
図1〜5には、本発明の第1の形態を示す。図1において、符号1aは、内容物Cを充填する空間Saを形成する充填ボトルである。充填ボトル1aは、空間Saを外界に通じさせる口部2aを有し、この口部2aの外周には、環状のリブ3aが一体に設けられている。また口部2aの下側には、図示せぬキャップを装着するためのおねじ部4aが形成されている。これにより、通常は、図示せぬキャップによって空間Saが密閉された状態にある。
充填ボトル1aとしては、例えば合成樹脂製のブロー成形品が挙げられる。充填ボトル1aは、外観形状を維持する保形性を有する通常のブロー成形ボトルの他、変形によって減容させることができる薄肉のブロー成形ボトルとすることもできる。内容物Cとしては、例えば、シャンプー、コンディショナ又は液体石鹸等が挙げられる。
これに対し、図2の符号1bは、充填ボトル1aの内容物Cが詰め替えられる詰め替え用ボトルである。詰め替え用ボトル1bは、空間Sbを外界に通じさせる口部2bを有し、この口部2bの下端外周には、環状のリブ3bが一体に設けられている。
また、符号4は、口部2bの内側を通って外界に延在する内筒体4aと、この内筒体を取り囲むように同心配置される外筒体4bとを一体に有する注出具である。注出具4は、内筒体4aと外筒体4bとにより口部2bに対して嵌合保持されると共に、口部2bに設けたリブ3bを外筒体4bの内側に形成した凹部4cに係止させることで、口部2bに対して抜け止め保持される。
図3の符号10は、本発明の第1の形態である、直動弁タイプの詰め替え用注出キャップ(以下、「直動式キャップ」)である。直動式キャップ10は、図1に示すように、充填ボトル1aに装着される本体11を有する。
本体11は、口部2aを取り囲む周壁12を有し、この周壁12の内周下端に設けられた複数の突起12aが、口部2aのリブ3aに係止されることで、充填ボトル1aに対して抜け止め保持される。加えて、本体11の内側には、口部2aの上端に接する下端壁13から口部2aを内側から封止する環状シール部13aが形成されている。
また本体11の内側には、充填ボトル1aの口部2aに通じる通路r1が形成されたノズル15が一体に形成されている。
本形態では、ノズル15の先端15eを、詰め替え用ボトル1bに直動式キャップ10を装着して、詰め替え用ボトル1bに内容物Cを詰め替えたときに、内容物Cの液面(上端面)Fが所望する液面レベルと一致するように、その長さLを設定する。即ち、ノズル15の先端15eを、図5に示すように、詰め替え用ボトル1bに詰め替えた内容物Cの液面Fに一致するように設定する。
なお、本形態では、本体11の内側に、詰め替え用ボトル1bの口部2bの上端に接する上端壁14が形成されているため、ノズル15として設定すべき長さLは、図1に示すように、ノズル15の先端15eと上端壁14の上面との間の長さとして規定される。
更に、本体11には、この本体11の通路r1を横方向に貫通して、その横軸(軸線Ox)方向に沿った直線移動によって、当該通路r1を開閉可能な弁体16が設けられている。
弁体16は、通路r1と同径又はそれよりも径の大きな筒体16aを有する。この筒体16aは、本体11を横方向に貫通して、図4,5に示すように、左右に移動させることができる。また、筒体16aの外側面16fには、図3(b)に示すように、軸線OX周りに全周にわたって通路r1を連通させる周溝gが形成されている。これにより、周溝gが、図1等に示すように、通路r1に一致しない状態では、空間Saは外界に対して遮断される一方、周溝gが、図5に示すように、通路r1に一致すると、充填ボトル1aの空間Saがノズル15を通して外界に通じる。
なお、周溝gは、少なくとも通路r1とノズル15の通路が連通すればよく、筒体16aの全周に亘って形成されるものに限定されることなく、筒体16aの外側面16fに開口部を有し通路r1を連通させる貫通孔が形成された筒体や、筒体16aの外側面16fの一部が切り欠かれて通路R1との連通を可能にする筒体等とすることができる。本発明に従えば、筒体16aは、本形態のように、その断面形状が円形のものに限定されることなく、例えば、四角形等の多角形状のものも含む。
また、筒体16aの両端にはそれぞれ、フランジ16bが取り付けられている。これにより、筒体16aの移動は、フランジ16bによって規制される。本形態では、フランジ16bがストッパとして機能するため、周溝gは、図4のように、図面右側のフランジ16bがストッパとして機能したとき、通路r1を遮断し、図5のように、図面左側のフランジ16bがストッパとして機能したとき、通路r1を連通させるよう、筒体16aの軸線OX方向に位置決めされている。
本発明に従う直動式キャップ10は、内容物Cが充填されている側の充填ボトル1aに装着しておくことで、弁体16を操作しない限り、図1に示すように、充填ボトル1aからの内容物Cの漏れを防止することができる。このため、詰め替えに際し、図4に示すように、内容物Cが充填されている側の充填ボトル1aを倒立させることで、内容物Cを充填すべき詰め替え用ボトル1bに装着しても、内容物Cが漏れることがない。即ち、充填ボトル1aを倒立させて詰め替え用ボトル1bに装着させるという簡単な操作で、2つのボトル1a,1bを図4に示すような詰め替え状態にすることができる。
詰め替え用ボトル1bに装着した後も、弁体16を軸線Oxに沿って左側或いは右側に移動させる(本形態では、図5に示すように、充填ボトル1aを逆さまに装着させた状態で、弁体16を右側に移動させる)という簡単な操作で、充填ボトル1aの内容物Cを詰め替え用ボトル1bに詰め替えることができる。
従って、本発明に従う直動式キャップ10によれば、簡単な操作で内容物Cの詰め替えを行うことができる。
また、本形態の如く、本体11に、詰め替え用ボトル1bの口部2bに通じる通路r1が形成されたノズル15を設け、このノズル15の先端15eが詰め替え用ボトル1bに詰め替えた内容物Cの液面Fに一致するように設定すれば、図5に示すように、詰め替え用ボトル1b側に注出された内容物Cの液面Fがノズル15の先端15eに一致した時点で、充填ボトル1aからの注出、即ち、詰め替えを自動的に停止させることができる。このため、更に簡単な操作で内容物Cの詰め替えを行うことができる。
図6〜10には、本発明の第2の形態を示す。なお、充填ボトル1a及び詰め替え用ボトル1b等、第1の形態と同一部分は同一符号をもって、その説明を省略する。
符号20は、本発明の第2の形態である、回動弁タイプの詰め替え用注出キャップ(以下、「回動式キャップ」)である。回動式キャップ20は、図6に示すように、充填ボトル1aに装着される本体21を有する。
本体21も、第1の形態と同様、口部2aを取り囲む周壁22を有し、この周壁22の内周下端に設けられた複数の突起22aが、口部2aのリブ3aに係止されることで、充填ボトル1aに対して抜け止め保持される。加えて、本体21の内側にも、口部2aの上端に接する下端壁23から口部2aを内側から封止する環状シール部23aが形成されている。
また本体21の内側にも、充填ボトル1aの口部2aに通じる通路r2が形成されたノズル25が一体に形成されている。
本形態も、第1の形態と同様、ノズル25の先端25eを、詰め替え用ボトル1bに回動式キャップ20を装着して、充填ボトル1bに内容物Cを詰め替えたとき、内容物Cの液面Fが所望する液面レベルと一致するように、その長さLを設定する。即ち、第1の形態と同様、ノズル25の先端15eを、図10に示すように、詰め替え用ボトル20に詰め替えた内容物Cの液面Fに一致するように設定する。
なお、本形態も、第1の形態と同様、本体21の内側に、詰め替え用ボトル1bの口部2bの上端に接する上端壁24が形成されているため、ノズル25として設定すべき長さLは、図6に示すように、ノズル25の先端25eと上端壁24の上面との間の長さとして規定される。
また、下端壁23からは、図7等に示すように、ノズル25を取り囲むように2つの側壁23bが一体に設けられている。側壁23bはそれぞれ、ノズル25を詰め替え用ボトル1bの口部2bに差し込んだとき、この口部2bの内側に嵌合する。これにより、回動式キャップ20は、充填ボトル1aと共に詰め替え用ボトル1bに装着することができる。
更に、本体21には、この本体21を横方向に貫通して、その軸線Ox周りの回転によって開閉可能な弁体26が設けられている。
弁体26は、通路r2と同径又はそれよりも径の大きな筒体26aを有する。筒体26aの一端には、図7(b)に示すように、2つの切り込みによって区画された変形及び復元の可能な、2つの弾性舌片26bが形成されている。これにより、筒体26aを本体21の横方向から挿入すれば、図6等に示すように、弾性舌片26bが本体21に係止されることで、当該筒体26aが抜け止め保持された状態で、本体21を軸線OX周りに時計回り又は反時計回りに回転させることができる。
また、筒体26aには、図7(b)に示すように、通路r2を連通させる貫通孔hが形成されている。筒体26aの外側面26fには、軸線OXを挟んで対向する位置にそれぞれ、貫通孔hによって開口部Aが形成される。これにより、開口部Aが、図1等に示すように通路r2に一致しない状態では、空間Saは外界に対して遮断される一方、貫通孔hの開口部Aが、図10に示すように通路r2に一致すると、充填ボトル1aの空間Saがノズル25を通して外界に通じる。
これに対し、筒体26aの他端には、フランジ26cが回転不能に固定されている。フランジ26cには、縦リブ状の摘み部26dが一体に形成されている。本形態では、弁体26は、摘み部26dがノズル25と平行になるように回転させたとき、通路r2を遮断し、摘み部26dがノズル25と直交するように回転させたとき、通路r2を連通させる。
本発明に従う回動式キャップ20も、内容物Cが充填されている側の充填ボトル1aに装着しておくことで、弁体26を操作しない限り、図6に示すように、充填ボトル1aからの内容物Cの漏れを防止することができる。このため、詰め替えに際し、図9に示すように、内容物Cが充填されている側の充填ボトル1aを倒立させることで、内容物Cを充填すべき詰め替え用ボトル1bに装着しても、内容物Cが漏れることがない。即ち、第1の形態と同様、充填ボトル1aを倒立させて詰め替え用ボトル1bに装着させるという簡単な操作で、2つのボトル1a,1bを図9に示すような詰め替え状態にすることができる。
詰め替え用ボトル1bに装着した後も、弁体26を左側或いは右側に回転させる(本形態では、図10に示すように、充填ボトル1aを逆さまに装着させた状態で、弁体16の摘み部26dをノズル25の延在方向と一致するように回転させる)という簡単な操作で、充填ボトル1aの内容物Cを詰め替え用ボトル1bに詰め替えることができる。
従って、本発明に従う回動式キャップ20によれば、簡単な操作で内容物Cの詰め替えを行うことができる。
また、本形態も、第1の形態と同様、本体21に、詰め替え用ボトル1bの口部2bに通じる通路r1が形成されたノズル25を設け、このノズル25の先端25eが詰め替え用ボトル1bに詰め替えた内容物Cの液面Fに一致するように設定すれば、図10に示すように、詰め替え用ボトル1b側に注出された内容物Cの液面Fがノズル25の先端25eに一致した時点で、充填ボトル1aからの注出、即ち、詰め替えを自動的に停止させることができる。このため、更に簡単な操作で内容物Cの詰め替えを行うことができる。
上述したところは、本発明の一形態を示したに過ぎず、特許請求の範囲内において、種々の変更を加えることができる。例えば、上述の形態に従う注出具4には、詰め替え用ボトル1bに詰め替えした後の内容物Cを外界に注出するためのノズルを設けることができるが、その場合、本発明に従う詰め替え用注出キャップ(10,20)は、そのノズル15を注出具4に設けたノズルを通して詰め替えを行う。また、本発明に従えば、詰め替え用ボトル1bは、ポンプディスペンサ等を備えるもののように、注出具4を設ける必要がない場合には、ノズル15を直接口部2bに通して詰め替えることも可能である。
更に、本発明によれば、内容物としては、例えば、液体石鹸や洗顔料、コンディショナや整髪料、或いは、黴取り剤等の薬剤等の、様々なものを適用できる。また、上述の各形態に採用された各構成はそれぞれ、互いに適宜組み合わせることができる。
本発明は、内容物が充填された充填容器に装着して、その内容物を詰め替え用容器に詰め替えることを目的とするものであればよい。従って、充填容器としては、薄肉容器は勿論、保形性を有する通常の容器にも適用できる。同様に、詰め替え用容器の種類も問わない。
1a 充填ボトル
1b 詰め替え用ボトル
2a 充填ボトル口部
2b 詰め替え用ボトル口部
4 注出具
10 詰め替え用注出キャップ
11 本体
12 周壁
13 下端壁
14 上端壁
15 ノズル
15e ノズル先端
16 弁体
16a 筒体
16b フランジ
16f 筒体外側面
20 詰め替え用注出キャップ
21 本体
22 周壁
23 下端壁
24 上端壁
25 ノズル
25e ノズル先端
26 弁体
26a 筒体
26b 弾性舌片
26c フランジ
26d 摘み部
26f 筒体外側面
h 貫通孔
1,r2 通路
Sa,Sb 充填空間

Claims (4)

  1. 一方の容器の口部に装着される本体を有し当該本体が前記一方の容器を倒立させた状態で他方の容器の口部に装着されることで、前記一方の容器からの内容物を当該他方の容器に詰め替えることができる詰め替え用注出キャップであって、
    前記本体は、容器の口部に通じる通路を有し、当該本体に、この本体の通路を横方向に貫通し、その横軸方向の移動によって開閉可能な弁体が設けられ、
    前記本体は、容器の口部に通じる通路が形成されたノズル及び前記他方の容器の口部の上端に接する上端壁を有し、当該ノズルの先端が前記他方の容器に詰め替えた内容物の上端面に一致するように設定され
    前記本体は、前記他方の容器の口部を外側から囲む周壁、又は前記他方の容器の口部の内側に嵌合する側壁を有することを特徴とする詰め替え用注出キャップ。
  2. 請求項1において、前記弁体は、その外側面に前記通路を連通させる周溝が形成された筒体であることを特徴とする詰め替え用注出キャップ。
  3. 一方の容器の口部に装着される本体を有し当該本体が前記一方の容器を倒立させた状態で他方の容器の口部に装着されることで、前記一方の容器からの内容物を当該他方の容器に詰め替えることができる詰め替え用注出キャップであって、
    前記本体は、容器の口部に通じる通路を有し、当該本体に、この本体の通路を横方向に貫通し、その横軸周りの回転によって開閉可能な弁体が設けられ、
    前記本体は、容器の口部に通じる通路が形成されたノズル及び前記他方の容器の口部の上端に接する上端壁を有し、当該ノズルの先端が前記他方の容器に詰め替えた内容物の上端面に一致するように設定され
    前記本体は、前記他方の容器の口部を外側から囲む周壁、又は前記他方の容器の口部の内側に嵌合する側壁を有することを特徴とする詰め替え用注出キャップ。
  4. 請求項3において、前記弁体は、その外側面に開口部を有し前記通路を連通させる貫通孔が形成された筒体であることを特徴とする詰め替え用注出キャップ。
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