JP5595312B2 - 表示装置、表示装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
本発明は上述の背景に鑑みてなされたものであり、1又は複数のユーザが表示面に対する操作を行ったときの方向をより正確に特定し、特定した方向に応じて表示内容を制御することを目的とする。
前記特定手段は、前記方向検出手段によって検出された方向が属する、前記ユーザ所在方向の範囲を特定するようにしてもよい。
<実施形態>
<構成>
図1は、表示装置100の外観を表す正面図である。表示装置100は、長方形の操作表示面200と、操作表示面200の周囲に設けられた操作子31とを有するコンピュータであり、例えば、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)、無線LAN(Local Area Network)端末、ゲーム機及びパーソナルコンピュータなどの電子機器である。操作表示面200は、液晶ディスプレイ、タッチセンサ、及び近接センサで構成されている。ユーザは、操作表示面200及び操作子31を指で触れたり押したりすることで表示装置100を操作することができるようになっている。液晶ディスプレイ、タッチセンサ及び近接センサは、一般的に、ユーザから見て奥側から手前側に向かって重ねられている。ユーザから見て最も奥側に配置されているのが液晶ディスプレイで、それよりも1つ手前に配置されているのがタッチセンサで、最も手前側に配置されているのが近接センサである。なお、タッチセンサに相当する機能と近接センサに相当する機能を1つのセンサが有する態様や、液晶ディスプレイ自体にタッチセンサと近接センサの機能が組み込まれて構成される態様もあり、本発明はこれらの態様も含むものであるが、本実施形態では上述したように液晶ディスプレイ、タッチセンサ及び近接センサが、それぞれ分離している構成を例に挙げて説明を行う。
次に、図5〜図8を用いて、制御部10による処理内容について説明を行う。
図5は、制御部10が行う処理の流れを示すフローチャートである。まず最初に、制御部10は、ユーザ判別テーブル21にユーザ所在方向及びユーザ識別情報が登録されているか否かを判定し(ステップS10)、登録されている場合には(ステップS10;YES)、操作表示面200に対してタッチ操作が行われたか否かを判定する(ステップS30)。ユーザ判別テーブル21にユーザ所在方向及びユーザ識別情報が登録されている場合とは、例えば、4人のユーザが、表示装置100を用いて相互に対戦型のゲームを行う際に、図3のような内容をユーザ判別テーブル21に予め登録しているような場合である。この登録は、ユーザによって登録される場合に限らず、ゲームの起動時に制御部10がそのゲームのアプリケーションプログラムに記述された手順に従って決定して登録するようにしてもよい。
以上の実施形態は次のように変形可能である。尚、以下の変形例は適宜組み合わせて実施しても良い。
実施例1及び2においては、判別円における、ユーザによるユーザ所在方向を特定するための区分けされた領域(以降、区分領域という)は、ユーザの数に応じて均等に分割されていた。区分領域の決定の仕方は、これに限らず、次のようにしてもよい。図12(a)は、変形例1における区分領域を説明するための模式図であり、表示装置100をZ軸における正方向から負方向に向かって見た状態を表している。表示装置100の左側(X軸負方向)にはユーザAがおり、右側(X軸正方向)にはユーザBがおり、上側(Y軸正方向)にはユーザCがおり、下側(Y軸負方向)にはユーザDがいる。操作表示面200には判別円600Cが表示されている。変形例1における区分領域は、操作表示面200におけるアスペクト比に基づいたものとなっている。具体的には、操作表示面200が四角形である場合に、制御部10は、操作表示面200の頂点どうしを結ぶ対角線に基づいて判別円600Cの区分領域を分割する。この分割された区分領域に基づいてユーザ所在方向が決められる。つまり、制御部10は、区分領域、すなわち上述した複数の方向の範囲を決める範囲決定手段として機能する。
また、制御部10は、区分領域を次のようにして決定してもよい。図13は、変形例2における区分領域を説明するための模式図である。図13は、表示装置100をZ軸における正方向から負方向に向かって見た状態を表す。表示装置100の左側(X軸負方向)にはユーザAがおり、右側(X軸正方向)にはユーザBがおり、上側(Y軸正方向)にはユーザCがおり、下側(Y軸負方向)にはユーザDがいる。操作表示面200には判別円600D及び600Eが表示されている。各々の判別円の中心にある黒い円は操作点である。判別円600D及び600Eは、ユーザによるタッチ操作に基づいて変動的に制御部10によって決定される。制御部10は、このような決定を図5におけるステップS90において行う。変形例2における区分領域は、判別円600D及び判別円600Eの中心と操作表示面200における四隅の各々の角とを結んだ線分で分割されている。具体的には、操作表示面200が多角形である場合に、制御部10は、タッチセンサ51によって検出された操作点と、操作表示面200の各頂点とを結ぶ線分に基づいて判別円600D及び判別円600Eの区分領域を分割する。この分割された区分領域に基づいてユーザ所在方向が決められる。例えば、判別円600Dにおいては、「U」と示された区分領域が、最も広いものとなっており、「R」と示された区分領域が、最も狭いものとなっている。また、例えば、判別円600Eにおいては、「D」と示された区分領域が、最も広いものとなっており、「U」と示された区分領域が、最も狭いものとなっている。図示した判別円は1つの例に過ぎず、判別円における区分領域は、操作表示面200における操作点の位置によって変動する。
実施形態及び変形例1,2においては、複数のユーザが表示装置100を操作することを前提としていたが、表示装置100を操作するユーザが1人であることが分かっている場合、次のようにしてもよい。図14は、変形例3におけるユーザ判別テーブル21bの内容を表す図である。図14において図3と異なる点は、「ユーザ識別情報」の代わりに「操作した手」という項目があり、その内容が「左手」又は「右手」といったように、操作を行った手がどちらであるかを示していることである。従って、変形例3では、図5のステップS100において、操作点を原点とした指の方向が判別円の右側に向いている場合、制御部10は、これを「右手」による操作である、と判別するわけである。左手についても同様である。図16は、変形例3における処理テーブル22bを表す模式図である。図16において図4と異なる点は、「ユーザ識別情報」の代わりに「操作した手」という項目があり、その内容が「左手」又は「右手」といったように、操作を行った手がどちらであるかを示していることである。従って、変形例3では、図5のステップS110において制御部10は、「左手」によって座標(X1,Y1)がタッチされたときには、「処理11」を行い、「右手」によって座標(X2,Y2)がタッチされたときには「処理14」を行う。他の組み合わせについても同様である。このように、変形例3においてユーザ判別テーブル21bには、上述した複数の方向の範囲として、操作表示面200からみて各々のユーザの右手がある方向の範囲と左手がある方向の範囲とがそれぞれ記述されている。そして、変形例3において特定手段12として機能する制御部10は、タッチセンサ51によって検出された方向が、記憶部20に記憶されている、右手がある方向の範囲と左手がある方向の範囲とのどちらに属するかを特定するわけである。
実施形態では、ユーザによるタッチ操作があるとその操作点に対するユーザ所在方向を判別していたが、このとき、制御部10が、表示装置100の領域毎にこのような判別を行うか否かを決めてもよい。例えば、ユーザが、表示装置100を用いてゲームを行う場合、ゲームの内容によっては、特定の領域におけるタッチ操作のみに対して上記のようなユーザの判別が行われる必要があり、それ以外の領域についてはユーザの判別が必要とされないこともある。具体例として、トランプを用いた「スピード」というゲームを考える。「スピード」では,2人のユーザが表示装置100の両サイドに各々位置し、操作表示面200の中央においてカードが捨てられる領域と、各ユーザ側においてそれぞれカードが並べられた領域(カード領域という)という、2つの領域がある。このゲームのルール上、一方のユーザ側のカード領域に対しては、他方のユーザによるタッチ操作は無いと言えるため、カード領域におけるタッチ操作は、カードが配置されている側に所在しているユーザによるタッチ操作として判断することができる。つまり、カード領域では、制御部10はユーザ判別を必要とせず、よって、このカード領域のことをユーザ特定領域という。一方、操作表示面200の中央においてカードが捨てられる領域は、2人のユーザ双方によるタッチ操作が考えられるため、この領域においてタッチ操作があった際には、制御部10は、どちらのユーザによる操作であるかを判別する必要がある。よって、このカードが捨てられる領域をユーザ変動領域という。このように、ゲームなどのアプリケーションプログラム或いはユーザによって、ユーザ特定領域とユーザ変動領域とが明確に区別して指定されている場合には、制御部10は、ユーザ特定領域におけるタッチ操作の際にはユーザ判別処理(ステップS50からステップS90)を省略することができる。
操作点に対する瞬間的なタッチ操作だけでなく、連続的なタッチ操作に対して、次のようにしてもよい。例えば、ユーザが、表示装置100を用いてゲームを行う場合、ゲームの内容によっては、特定の範囲を短い時間の間に連続してタッチすることがある。具体例として、特定の番号を当てる「ルーレット」というゲームを考える。「ルーレット」は、例えば0〜36の番号が書かれた穴を持つルーレット台において、この玉がどの番号の穴に入るかを当てるゲームであり、ユーザが所持しているコインを0〜36の番号が書かれたテーブル上の任意の番号にベットすることで、ゲームが開始される。「ルーレット」は、通常は複数人でプレイするゲームであるため、操作表示面200上でルーレットを実現する場合には、制御部10は、どのユーザがどの番号にベットしたかを都度判別する必要ある。ユーザは同じ番号に複数のコインをベットすることがあり、この場合、ユーザは、テーブル上の同じ番号が書かれた領域を、短時間の間に連続して複数回タッチすることになる。ここではタッチ1回がコイン1枚に相当する。このようなときに、ユーザによるタッチの都度、図5におけるステップS70からステップS110までの処理を制御部10が行っていては、処理に時間を要し、操作表示面200における表示処理等にも支障をきたすことがある。このような場合には、ユーザのいる位置が固定的であって、操作表示面200において連続的にタッチされる範囲が予め決まっているのであるから、制御部10は、次のようにする。
ユーザが指又は操作具を操作表示面200に接着した状態を保ちながら、この指又は操作具をスライドさせる操作(いわゆるドラッグ動作)に対して、次のようにしてもよい。ここで、制御部10は、タッチセンサ51が所定のサンプリング周期ごとに接触点を継続的に検出し、かつ、サンプリング周期ごとの接触点におけるXY座標の変化が一定の閾値内において起きている場合に、ドラッグ動作であると判断する。例えば、変形例3で上述した例のように、ユーザが1人の場合に、制御部10が、右手によるタッチ操作の場合は操作点の軌跡上に実線を描画し、左手によるタッチ操作の場合は操作点の軌跡上に点線を描画する絵描き機能を考える。この機能においては、ユーザは、絵を書くために瞬間的なタッチを繰り返し行うのではなく、タッチをしながら操作表示面200上を動かすドラッグ動作が必要とされる。つまり、ユーザはドラッグ操作による操作表示面200上の操作点の軌跡によって線を描くことができる。しかしながら、近接センサ52のサンプリング周期毎に図5におけるステップS10からステップS110までの処理を制御部10が行っていては、処理に時間を要し、操作表示面200における描画処理等にも支障をきたすことがある。このような場合には、ユーザのいる位置が固定的であって、操作表示面200において連続的にタッチされる範囲が予め決まっているのであるから、制御部10は、次のようにする。
表示装置100の向きが変更された場合、表示装置100に加速度センサが備えられていれば、制御部10は、この加速度センサの出力値に基づいて表示装置100の向きを判断し、ユーザが操作を行いやすいように操作表示面200に表示させる内容を回転させることが可能である。しかし、表示装置100が机などの平面上に固定的に設置された場合などは、加速度センサによる出力値が得られないため、ユーザの位置が変更された場合に、制御部10は、操作表示面200に表示させる内容を回転させてユーザが操作を行いやすい状態とすることが不可能である。このような場合に対して、次のようにしてもよい。
また、カーナビゲーションシステム(カーナビという)のような機器に本発明を適用する場合、次のようにしてもよい。一般的に、カーナビは、運転席と助手席の間の中央位置に設置されることが多い。運転手が運転を行いながらカーナビを操作するのは、危険である。そこで、助手席に他のユーザが同伴することが予め分かっている場合、以下のように設定を変更可能としてもよい。この場合、一般的な日本の国産車であれば、運転席が右側で、助手席が左側であるから、処理テーブル22において、右側にいるユーザに応じた処理は、「何も処理を行わない」内容とすればよい。このようにすれば、運転席にいるユーザが操作表示面200をタッチし、右側からの操作であるため、運転席のユーザによるタッチである、とユーザの判別が行われても、処理テーブル22の内容に基づいて制御部10は何も処理を行わないようになる。一方、このとき、助手席にいるユーザは通常通りの操作を行うことが可能である。このようにすれば、運転の安全性を高めることが可能となる。また、このような変形例は、カーナビに限らず、ある方向にいるユーザによる操作を禁止したい場合に有効である。
表示装置100において、表示部40の備えるディスプレイに、見られる方向によって異なった映像を表示させる多指向性ディスプレイを採用する場合、以下のようにしてもよい。なお、多指向性ディスプレイは、視差バリアやレンチキュラーレンズを用いることで実現可能である。例えば、表示装置100の左側にいるユーザには、テキストメモのアプリケーションの画像とともに、仮想的なキーボードの画像が表示されて見えており、右側にいるユーザには、デスクトップにアイコンが並んだ画像が表示されて見えているとする。制御部10は、ユーザ所在方向を特定するとともにユーザを判別して、ユーザに応じた処理を行うことが可能であるから、左側のユーザがタッチ操作を行った場合には、例えば、テキストメモのアプリケーションに対する操作及びキーボードへの入力受付等の処理を行う。一方右側のユーザがタッチ操作を行った場合には、制御部10は、例えば、アプリケーションの起動や終了、アイコンの選択及び決定等の処理を行う。このようにすれば、多指向性ディスプレイを備えた1つの表示装置100に対して複数のユーザが操作を行う場合に、各ユーザが同時に異なる操作を行えるため、操作表示面200における表示スペースを効率的に活用することが可能となる。
近接検出可能範囲DPRの大きさは、近接センサの性能に依るものであるが、ユーザ所在方向を特定するために使用する近接検出範囲は、近接検出可能範囲DPRの範囲内において図16上段のDPR1、DPR2のように変動させてもよい。図16は、変形例8における近接検出範囲を説明するための模式図である。図16上段には、縦軸をZ方向とし、横軸をX方向とし、奥行きをY軸方向とした三次元の座標系が示されている。また、指300jによってタッチされたときの操作点400j、及び指300kによってタッチされたときの操作点400kが表されている。白い円で表された操作点に対し、黒い円は、近接センサ52による操作点以外の検出結果を表しており、各々が(X,Y,Z)で表される三次元の座標値を持っている。
指又は操作具が延びる方向を検出するために用いるセンサは、近接センサ52に限らない。例えば、表面にタッチされる操作表示面の裏面側に赤外光の撮像カメラを備え、制御部10は、タッチ操作がなされたときの撮像画像を解析して指又は操作具が延びる方向を検出してもよい。具体的には、指先は赤外光が反射して輝度が高くなり、指先以外は影になって輝度が低くなるから、制御部10は、この輝度差に基づいて指又は操作具が延びる方向を検出することができる。
本発明は、表示装置以外にも、これらを実現するための方法、及びコンピュータに表示機能を実現させるためのプログラムとしても把握される。かかるプログラムは、これを記憶させた光ディスク等の記録媒体の形態で提供されたり、インターネット等を介して、コンピュータにダウンロードさせ、これをインストールして利用させるなどの形態でも提供されたりする。
Claims (8)
- 画像が表示される多角形の表示面と、
ユーザの指又は操作具により前記表示面に対して指定された位置を検出する指定位置検出手段と、
前記指定位置検出手段によって検出された前記位置と前記表示面の各頂点とを結ぶ線分に基づいて、前記表示面における複数の方向の範囲を決定する範囲決定手段と、
前記範囲決定手段によって決定された複数の方向の範囲と、前記表示面における位置と、表示に関する処理の内容とを、互いに対応付けて記憶する記憶手段と、
前記指定位置検出手段によって前記位置が検出されたときに当該位置から前記指又は前記操作具が延びる方向を検出する方向検出手段と、
前記記憶手段に記憶されている複数の方向の範囲のうち、前記方向検出手段によって検出された方向が属する範囲を特定する特定手段と、
前記指定位置検出手段によって検出された前記位置及び前記特定手段によって特定された前記方向の範囲に対応付けて前記記憶手段に記憶されている内容の処理を実行して、前記表示面における表示内容を制御する表示制御手段
を備えることを特徴とする表示装置。 - 前記範囲決定手段は、前記複数の方向の範囲として、前記表示面からみて各々のユーザが所在するユーザ所在方向の範囲を決定し、
前記特定手段は、前記方向検出手段によって検出された方向が属する、前記ユーザ所在方向の範囲を特定する
ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。 - 前記範囲決定手段は、前記複数の方向の範囲として、前記表示面からみて各々のユーザの右手がある方向の範囲と左手がある方向の範囲とをそれぞれ決定し、
前記特定手段は、前記方向検出手段によって検出された方向が、前記記憶手段に記憶されている右手がある方向の範囲と左手がある方向の範囲とのどちらに属するかを特定する
ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。 - 前記方向検出手段は、
前記指又は前記操作具の各部位のうち、前記表示面に対して位置を指定したときに当該表示面から決められた距離の範囲内にある部位を検出し、前記指定位置検出手段によって検出された前記位置から前記検出された部位がある方向を、前記指又は前記操作具が延びる方向として検出する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記特定手段は、
前記指定位置検出手段によって、同一属性の領域に属する位置に対する複数回の指定が閾値未満の時間間隔で連続して検出された場合、2回目以降の検出時には、指定された位置から前記指又は前記操作具が延びる方向を調べずに、最初の検出時において特定した前記方向の範囲を、2回目以降の検出時における前記方向の範囲として特定する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記特定手段は、
前記指定位置検出手段によって前記指定された位置が閾値未満の時間間隔で連続して検出された場合、最初の検出時においてのみ前記指又は前記操作具の延びる方向を調べ、以降の検出においては前記指又は前記操作具の延びる方向を調べずに、前記最初の検出時において特定した前記方向の範囲を、以降の検出時における前記方向の範囲として特定する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示装置。 - 画像が表示される多角形の表示面を備えた表示装置の制御方法であって、
ユーザの指又は操作具により前記表示面に対して指定された位置を検出する指定位置検出工程と、
前記指定位置検出工程により検出された前記位置と前記表示面の各頂点とを結ぶ線分に基づいて、前記表示面における複数の方向の範囲を決定する範囲決定工程と、
前記範囲決定工程において決定された複数の方向の範囲と、前記表示面における位置と、表示に関する処理の内容とを、互いに対応付けて記憶する記憶工程と
前記指定位置検出工程によって前記位置が検出されたときに当該位置から前記指又は前記操作具が延びる方向を検出する方向検出工程と、
前記記憶工程において記憶された複数の方向の範囲のうち、前記方向検出工程において検出された方向が属する範囲を特定する特定工程と、
前記指定位置検出工程において検出された前記位置及び前記特定工程において特定された前記方向の範囲に対応付けて前記記憶工程において記憶された内容の処理を実行して、前記表示面における表示内容を制御する表示制御工程と
を備えることを特徴とする制御方法。 - 画像が表示される多角形の表示面と、ユーザの指又は操作具により前記表示面に対して指定された位置を検出する指定位置検出手段とを備えたコンピュータを、
前記指定位置検出手段によって検出された前記位置と前記表示面の各頂点とを結ぶ線分に基づいて、前記表示面における複数の方向の範囲を決定する範囲決定手段と、
前記範囲決定手段によって決定された複数の方向の範囲と、前記表示面における位置と、表示に関する処理の内容とを、互いに対応付けて記憶する記憶手段と、
前記指定位置検出手段によって前記位置が検出されたときに当該位置から前記指又は前記操作具が延びる方向を検出する方向検出手段と、
前記記憶手段に記憶されている複数の方向の範囲のうち、前記方向検出手段によって検出された方向が属する範囲を特定する特定手段と、
前記指定位置検出手段によって検出された前記位置及び前記特定手段によって特定された前記方向の範囲に対応付けて前記記憶手段に記憶されている内容の処理を実行して、前記表示面における表示内容を制御する表示制御手段と
として機能させるためのプログラム。
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