JP5595163B2 - 切削インサートおよび切削工具、ならびにそれらを用いた被削材の切削方法 - Google Patents
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Description
以下、本発明の切削インサートの実施の形態の例について、図1〜6を用いて詳細に説明する。
さは、インサート1の幅方向の長さに応じて4〜6mmに設定されている。
続している。第2すくい面21bは、第2切刃5bから離れるにつれて、下面3に近づくように位置している。第2すくい面21bの形状によって、第2切刃5bが被削材に切り込む直前の、第2切刃5bと被削材とが接触する際に、第2切刃5bと被削材との接触面積を抑えることができるため、第2切刃5bの切削抵抗の低減が図れる。
第1切刃5aによって生成された切屑をゼンマイ状にカールさせ、分断して排出するために設けられる。本例においては、傾斜部222の頂部の高さは、図4に示すように、クランプ部IIのインサート1をホルダに固定する際にホルダと当接するクランプ面25と同じ高さであるのがよい。この構成によって、傾斜部222を乗り越えた切屑がホルダに衝突することによってホルダが摩耗することを抑制することが可能である。傾斜部222の傾斜角度は、切削条件により適宜設定されるが、通常、20°〜40°程度の範囲に設定される。
インサート1は、内径の溝入れ加工用、外径の溝入れ加工用、突切り加工用のいずれにも適用することができる。次に、インサート1を装着した切削工具、およびそれを用いた被削材の切削方法について、インサート1を溝入れ加工用に適用する場合を例に挙げ、図7を参照して詳細に説明する。
切削工具10を用いて行なう本例の被削材の切削方法は、以下の(i)〜(iv)の工程を有する。
(i)図8(a)に示すように、被削材100を矢印D方向に回転させる工程。
(ii)切削工具10を矢印E方向に動かし、回転している被削材100に切削工具10を近接させる工程。
(iii)図8(b)に示すように、回転している被削材100に切削工具10の切刃5を接触させて被削材100を切削する工程。
(iv)図8(c)に示すように、切削工具10を矢印F方向に動かし、切削した被削材100から切削工具10を離間させる工程。
2 上面
21 すくい面
21a 第1すくい面
21b 第2すくい面
22 凹溝
221 側縁部
222 傾斜部
23 切欠部
231 底部
231a 第1部分底部
231b 第2部分底部
24 畝
24a 第1切刃側の端部
25 クランプ面
3 下面
4 側面
5 切刃
5a 第1切刃
5b 第2切刃
51 ランド部
10 切削工具
11 ホルダ
12 挟持部材
13 ねじ
100 被削材
Claims (8)
- 上面、下面および側面ならびに前記上面と前記側面との交線部に設けられる切刃を有する本体部を備え、
前記上面には、前記切刃に連続し、前記交線部を含む水平面に対して、前記切刃から離れるに従って前記下面から離れるように位置しているすくい面と、該すくい面に連続して前記切刃に垂直な方向に延びる凹溝と、該凹溝の両側に沿ってそれぞれ延びる畝とが設けられており、
前記畝の前記切刃側端部に沿って前記凹溝の側縁部の前記すくい面側の端部に、前記切刃に垂直な仮想線に交差するような切欠部が設けられており、
前記切欠部は、前記切刃よりも前記下面からの高さが高い切削インサート。 - 前記切欠部の幅は、上面視において、前記凹溝の内側へ向かうにつれて広くなっている請求項1に記載の切削インサート。
- 前記切欠部の底部は湾曲している請求項1または2に記載の切削インサート。
- 前記切欠部の底部は、前記凹溝の内側に向かうにつれて、前記下面に近づくように傾斜している請求項1から3のいずれかに記載の切削インサート。
- 前記切欠部の底部は、前記切刃から離れるにつれて前記下面から離れるように位置している請求項1から4のいずれかに記載の切削インサート。
- 前記切欠部と前記すくい面との稜線は、前記凹溝の内側へ向かうにつれて前記切刃に近づくように位置している請求項1から5のいずれかに記載の切削インサート。
- 請求項1から6のいずれかに記載の切削インサートと、該切削インサートを先端に装着するホルダとを備える切削工具。
- 請求項7に記載の切削工具を用いて被削材を切削する方法であって、
該被削材を回転させる工程と、
回転している前記被削材に前記切削工具を近接させる工程と、
回転している前記被削材に前記切削工具の切刃を接触させて前記被削材を切削する工程と、
切削した前記被削材から前記切削工具を離間させる工程とを有する被削材の切削方法。
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JP2010172356A JP5595163B2 (ja) | 2010-07-30 | 2010-07-30 | 切削インサートおよび切削工具、ならびにそれらを用いた被削材の切削方法 |
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JP5056215B2 (ja) * | 2007-07-04 | 2012-10-24 | 三菱マテリアル株式会社 | 切削インサート |
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