JP5595061B2 - 積層体 - Google Patents

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本発明は、蛍光発光を示す積層体に関するものである。
従来、紫外線を照射することにより発光する蛍光顔料等の蛍光体を含む成形品が知られている。このような蛍光体は、紫外線照射時と非照射時で異なる色相を示すため、様々な分野で高意匠性材料として用いられている。例えば、特許文献1には、蛍光塗料で描かれた発光部と、この発光部から走行路を挟んで設けられた発光部へ紫外線を照射する紫外線源とを有する装飾照明装置が記載されている。しかしながら、光源から照射された光は、発光部に照射されるまでに拡散したり、発光部で蛍光発光に使用されなかった紫外線は漏出されたりするおそれがあり、発光効率が低下するおそれがある。
これに対し、特許文献2では、蛍光発光層の視認性を向上させるために、光源の背後にミラー処理した反射層を設け、紫外線の外部漏洩を防止し輝度の高い蛍光表示とすることが行われている。しかしながら、光源の背後に反射層を設けるのみでは、表示部の蛍光層で蛍光発光に使用されなかった紫外線は漏出されるため発光効率が低下するおそれがある。
また、蛍光発光層の発光輝度を高める方法として、蛍光顔料等の蛍光体の濃度を高くすることが知られているが、この場合、淡色化しやすい傾向にある。
特開平6−314505号公報 特開2003−29676号公報
本発明は、上述のような問題点に鑑みなされたものであり、紫外線照射下で発光色を呈する蛍光発光積層体において、蛍光発光表示部の発光効率を向上させ、さらに、濃色の発光色を表現できる意匠性に優れた積層体を得ることを目的とするものである。
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、紫外線光源の照射により、発光する積層体であって、蛍光発光を示す蛍光発光層(A)、波長領域300nm〜400nmの全領域での紫外線反射率が10%以上で透明または半透明の紫外線反射層(B)、着色層(C)を有することを特徴とする積層体に想到し、本発明を完成させるに至った。すなわち、本発明蛍光発光積層体は、下記の特徴を有するものである。
1.紫外線光源の照射により、発光する積層体と、紫外線光源を備える発光構造体であり、
上記積層体が、紫外線が照射される側から、蛍光発光を示す蛍光発光層(A)、波長領域300nm〜400nmの全領域での紫外線反射率が10%以上で透明または半透明の紫外線反射層(B)、及び着色層(C)が積層され、
該着色層(C)は蛍光発光層(A)が呈する蛍光発光色と、同系色であり、
該積層体の蛍光発光層(A)側に紫外線光源(X)を備えることを特徴とする発光構造体
2.紫外線光源の照射により、発光する積層体と、紫外線光源を備える発光構造体であり、
上記積層体が、紫外線が照射される側から、蛍光発光を示す蛍光発光層(A)、波長領域300nm〜400nmの全領域での紫外線反射率が10%以上で透明または半透明の紫外線反射着色層(D)が積層され
該紫外線反射着色層(D)は蛍光発光層(A)が呈する蛍光発光色と、同系色であり、
該積層体の蛍光発光層(A)側に紫外線光源(X)を備えることを特徴とする発光構造体

本発明の積層体は、紫外線光源の照射により、発光する積層体であって、紫外線が照射される側から蛍光発光を示す蛍光発光層(A)、波長領域300nm〜400nmの全領域での紫外線反射率が10%以上で透明または半透明の紫外線反射層(B)、及び着色層(C)が積層されることにより、蛍光発光表示部の発光効率が高く、濃色の発光色を表現でき、意匠性に優れるものである。
本発明積層体及び発光構造体の構造図の一例である。 本発明積層体及び発光構造体の構造図の一例である。 本発明発光構造体の構造図の一例である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
(積層体)
本発明は、紫外線を照射することにより発光する積層体であり、紫外線光源の照射により、発光する積層体であって、紫外線が照射される側から蛍光発光を示す蛍光発光層(A)(以下、単に「(A)層」ともいう。)、波長領域300nm〜400nmの全領域での紫外線反射率が10%以上で透明または半透明の紫外線反射層(B)(以下、単に「(B)層」ともいう。)及び着色層(C)(以下、単に「(C)層」ともいう。)が積層されていることを特徴とする積層体である (図1)。
本発明の蛍光発光層(A)とは、透光性を有する材料(以下、「透光性材料」という。)に蛍光発光を示す顔料、染料等(以下、「蛍光材料」という。)を含むものである。
透光性材料としては、透光性を有するものであれば、無機質材料、有機質材料のどちらでもよい。例えば、無機質材料としては、ガラス、水ガラス、低融点ガラス、シリコン樹脂、アルコキシシラン等があげられる。また、有機質材料としては、アクリル樹脂、アクリル−スチレン樹脂、セルロールアセトブチレート樹脂、セルロースプロピオネート樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエステル樹脂等、または反応硬化型のエポキシ樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ウレタン樹脂等が挙げられる。なお、「透光性」とは、可視光透過性に優れ、透明性を有するものである。
蛍光材料としては、紫外線照射下において蛍光発光を示すものであれば限定されず、公知の蛍光染料や蛍光顔料等を使用することができる。本発明では、可視光下において蛍光発光を示さないものが好ましく、このような蛍光体の中でも、蛍光発光持続性、耐候性にも優れる無機蛍光顔料が特に好ましい。
(A)層は、上記透光性材料と上記蛍光材料を含む組成物(以下「蛍光発光層用組成物」という。)を、フィルム状または板状等に成形したものである。 その厚みは、通常0.01mm〜10mm、より好ましくは0.05〜5mmであり、この範囲内であれば、部分的に厚みを変化させてもよい。部分的に厚みを変化させることにより、蛍光発光の輝度を変化させることができる。蛍光発光層用組成物は、透光性材料(固形分)100重量部に対して、蛍光材料を0.5〜50重量部、さらには1〜30重量部混合することが好ましい。0.5重量部より少ない場合、蛍光発光層の輝度が低くなり視認性に劣るおそれがある。また、50重量部より多く添加しても輝度の向上が確認できないおそれがある。
波長領域300nm〜400nmの全領域において紫外線反射率が10%以上(好ましくは25%以上)である紫外線反射層(B)は、前記波長領域の全領域において、紫外線反射率が10%以上あるものである。また、本発明積層体に(A)層側から紫外線を照射した場合、(A)層とは反対側から蛍光発光層の発光が視認できる程度に、透明または半透明である層であることが好ましい。
具体的には、(B)層の隠蔽率が、70%以下(好ましくは15%〜60%)であることが好ましい。70%を超える場合は、蛍光発光の視認性が低下するおそれがある。また、隠蔽率を15%以上とすることによって、(A)層側の光源の形状を、(B)層を介して視認され難くすることもできる。
隠蔽率を測定する方法としては、(B)層を隠蔽率試験紙上に置き、白地上と黒地上の視感反射率から隠蔽率を算出する方法が挙げられる。
なお、視感反射率は色彩色差計(「CR−300」:ミノルタ株式会社製)を用いて測定し算出することができる。
また、(B)層は波長領域300nm〜400nmの全領域において紫外線反射率10%以上であることにより、蛍光体の励起に利用されずに放出されようとする紫外線を(B)層が反射し、(A)層に再度紫外線を照射し蛍光発光を繰り返すことにより、発光効率を向上させることができる。この場合、照射された紫外線が、(B)層を通過し放出されることはほとんどない。
紫外線反射率が10%より小さい場合は、紫外線が漏出してしまうおそれがあり、(A)層の発光効率向上効果を阻害するおそれがある。
なお、紫外線反射率は、分光光度計(株式会社島津製作所製、UV−3100)で測定した値である。
このような、(B)層としては、上記範囲を満たすものであればよく、樹脂板、樹脂フィルム、ガラス板、セラミック板、不織布、織布、紙、等が挙げられる。
特に、本発明では(B)層として、波長領域300nm〜400nmの紫外線を反射(散乱)する粉体(以下「紫外線反射性粉体」という)と、透光性材料を含む層を使用することが好ましい。
透光性材料としては、(A)層と同様のものが使用できる。
また、紫外線反射性粉体は、波長領域300nm〜400nmの全領域において、紫外線反射率が50%以上、屈折率が1.5〜2.4(好ましくは1.5〜1.8)であることが好ましい。また、粒子径は特に限定されないが、通常0.2μm以下、または0.4μm以上10μm以下が好ましい。上記範囲とすることにより、紫外線を効率的に反射するとともに、蛍光発光(可視光)を拡散することができるため、優れた発光輝度を得ることができる。このような紫外線反射性粉体としては、例えば、アルミナ、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、炭酸カルシウム等を使用することができる。
紫外線反射層(B)は、上記透光性材料と上記紫外線反射性粉体を含む組成物(以下、「紫外線反射層用組成物」という。)を、透明または半透明で、かつ波長領域300nm〜400nmの全領域において紫外線反射率が10%以上となるように、フィルム状または板状等に成形したものが使用できる。その厚みは、透明または半透明で、上記の紫外線反射率を満たす範囲で適宜設定すればよく、通常0.01mm〜10mm、より好ましくは0.05〜5mmであり、この範囲内であれば、部分的に厚みを変化させてもよい。部分的に厚みを変化させることにより、蛍光発光の輝度を変化させることができる。
紫外線反射層用組成物は、使用する紫外線反射性粉体の種類、成形する紫外線反射層の厚みにもよるが、透光性材料(固形分)100重量部に対して、紫外線反射性粉体を10〜400重量部、さらには30〜300重量部混合することが好ましい。このような範囲であれば、本発明の効果が得られ易い。
着色層(C)は、透光性材料と顔料及び/または染料を含む組成物(以下、「着色層用組成物」という。)をフィルム状または板状等に成形したものである。特に、着色層(C)は、蛍光発光層(A)が呈する蛍光発光色と、同系色であることが好ましい。さらに、着色層(C)は透光性を有する着色クリヤー層であることが好ましい。着色クリヤー層とすることによって、光源が照射される側からだけではなく、その反対側からも蛍光層(A)の発光を視認することができる。本発明の(C)層は、可視光領域において特定波長の光以外の余剰光をカットオフし、特定の光のみを効果的に取り出すものである。具体的には、本発明の積層体において、(A)層に光源より紫外線が照射されると、(A)層の蛍光体が励起して可視光領域の波長に変換される。本発明の積層体において、(A)層と(B)層は、透光性を有するため、変換された可視光領域の光は(C)層まで達し、(C)層では、目的とする光のみを取り出し、余剰光が吸収される。これにより、蛍光発光色を鮮やかでより濃色の発光色とすることができる。
なお、上記同系色とは、色の特性で表される3要素、すなわち色相、明度、彩度の内、色相が近いもののことを意味し、蛍光発光層(A)が呈する蛍光発光色に対して、Lh表色系における色相角度の差が△h=±45°以内(好ましくは△h=±30°以内)の範囲に入る色の内から選択される色のことをいう。ここでいうLh表色系とは、1976年に国際照明委員会で規定され、JIS
Z 8729にも採用されているL表色系を極座標表示したものであって、Lは明度を表し、Cは原点からの距離として彩度を表す、hはL表色系におけるa赤方向の軸を0°として、ここから反時計方向の色相に対して移動した色相角度を表す。
(C)層に使用できる透光性材料としては、蛍光発光層(A)と同様のものが使用できる。
顔料及び/または染料としては、特に限定されず、一般的なものを使用することができる。顔料としては、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、カーボンブラック、モリブデンレッド、コバルトブルー、マンガンバイオレット、弁柄、紺青、群青等の無機質顔料;フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン等のフタロシアニン系顔料、モノアゾレッド、ファーストエロー、パーマネントイエロー、ジスアゾイエロー等のアゾ系顔料、ペリレンレッド等のペリレン系顔料、キナクリドンレッド等のキナクリドン系顔料、イソインドリノン系顔料、メチン・アゾメチン系顔料、ベンズイミダゾロン系顔料、ジオキサジン系顔料等の有機質顔料;アルミニウム、ニッケル、ステンレス等の金属粉顔料;パール顔料、蛍光顔料、蓄光顔料等の特殊顔料、等が挙げられる。
また、染料としては、塩基性染料、酸性染料、直接染料、建染染料、分散染料、反応染料、などの各種染料等が使用可能である。
これらは所望の色相に応じて適宜選択すればよく、1種のみで使用してもよいし、2種以上を組み合せて使用することもできる。
(C)層は、上記透光性材料と上記顔料及び/または染料を含む組成物(以下「着色層用組成物」という。)を、フィルム状または板状等に成形したものである。 その厚みは、通常0.01mm〜5mm、より好ましくは0.01〜1mmであり、この範囲内であれば、部分的に厚みを変化させてもよい。部分的に厚みを変化させることにより、発光色の濃淡を変化させることができる。着色層用組成物は、透光性材料(固形分)100重量部に対して、顔料及び/または染料を0.01〜5重量部、さらには0.03〜2重量部混合することが好ましい。0.01重量部より少ない場合、発光色を濃色化できないおそれがある。また、5重量部より多く添加した場合、発光色が確認しにくくなるおそれがある。
本発明では、紫外線が照射される側から、蛍光発光を示す蛍光発光層(A)に、紫外線反射層(B)、及び着色層(C)が積層されることにより、(B)層と(C)層の相乗効果により、蛍光発光色を鮮やかでより濃色の発光色とすることができる。
(B)層と(C)層は、上記のように別々の層として積層してもよいが、(B)層と(C)層の効果を併せ持つ、波長領域300nm〜400nmの全領域において紫外線反射率が10%以上で透明または半透明の紫外線反射着色層(D)(以下、単に「(D)層」ともいう。)として積層することもできる。(D)層としては、例えば、透光性材料と紫外線反射性粉体、並びに顔料及び/または染料を含む組成物(紫外線反射着色層用組成物)をフィルム状または板状等に成形したものを使用することができる。(図2)
(D)層は、上記透光性材料、上記紫外線反射性粉体、上記顔料及び/または染料を含む組成物(以下「紫外線反射着色層用組成物」という。)を、フィルム状または板状等に成形したものである。その厚みは、通常0.01mm〜10mm、より好ましくは0.01〜5mmであり、この範囲内であれば、部分的に厚みを変化させてもよい。部分的に厚みを変化させることにより、発光色の濃淡を変化させることができる。紫外線反射着色層用組成物は、透光性材料(固形分)100重量部に対して、紫外線反射性粉体を10〜400重量部(好ましくは30〜300重量)、顔料及び/または染料を0.01〜5重量部(好ましくは0.03〜2重量部)混合することが好ましい。
また、本発明の(D)層は、本発明積層体に(A)層側から紫外線を照射した場合、(A)層とは反対側から蛍光発光層の発光が視認できる程度に、透明または半透明であればよく、(D)層の隠蔽率が、70%以下(好ましくは15%〜60%)であることが好ましい。70%を超える場合は、蛍光発光の視認性が低下するおそれがある。また、隠蔽率を15%以上とすることによって、(A)層側の光源の形状を、(D)層を介して視認され難くすることもできる。
本発明の積層体としては、紫外線が照射される側から順に、蛍光発光層(A)、紫外線反射層(B)、着色層(C)が積層された積層体P、または蛍光発光層(A)、紫外線反射着色層(D)が積層された積層体Qが挙げられるが、その他にも、紫外線が照射される側から順に、蛍光発光層(A)、紫外線反射層(B)、紫外線反射着色層(D)が積層された積層体、または蛍光発光層(A)、紫外線反射着色層(D)、着色層(C)を積層させた積層体であってもよい。さらに、本発明の効果を阻害しない限りであれば、基材((E)層)等を積層することもできる。
基材(E)は、特に限定されず、石膏ボード、合板、コンクリート、モルタル、磁器タイル、繊維混入セメント板、セメント珪酸カルシウム板、スラグセメントパーライト板、ALC板、サイディング板、押出成形板、鋼板、アルミニウム板、プラスチック板、ガラス板等が挙げられる。中でも、本発明では、透光性基材(E´)であることが好ましく、透光性基材(E´)の場合、光源が照射される側からだけではなく、その反対側からも視認することができるため、意匠性にも優れるものとなる。このような透光性基材(E´)としては、蛍光発光層(A)と同様の透光性材料をフィルム状または板状等に成形したもの、市販されているガラス板、樹脂板、樹脂フィルム等を使用できる。その厚みは、使用する基材の種類によって適宜設定すればよいが、通常、0.05mm〜10mmであることが好ましい。厚すぎる場合は、発光が視認しにくくなるおそれがある。透光性基材(E´)は、積層体Pの場合、(E´)が(A)層、(B)層、(C)層の少なくとも一層に接するように積層させればよい。また、積層体Qの場合、(E´)が(A)層、(D)層の少なくとも一層に接するように積層させればよい。
これら基材(E)の形状としては、特に限定されないが、凹凸基材であれば蛍光発光の多様性が高まる。凹凸形状は、凹部と凸部の差が0.01mm〜10mm、さらには0.05mm〜5mm程度であることが好ましい。この範囲であることにより、幻想的な発光を表現することができ、意匠性、美観性に優れる。
本発明積層体は、紫外線が照射される側から順に、蛍光発光層(A)、紫外線反射層(B)、着色層(C)が積層(積層体P)または、蛍光発光層(A)、紫外線反射着色層(D)が積層(積層体Q)されているものであれば、その形状は板状、角柱形状、円柱形状等、特に限定されない。また、本発明積層体の製造方法は、特に限定されないが、例えば、
(I)板状に成形した蛍光発光層(A)、紫外線反射層(B)、着色層(C)、または、紫外線反射着色層(D)を、図1または図2に示すように接着剤等を介して積層する方法、
(II) 板状に成形した蛍光発光層(A)に紫外線反射層用組成物、着色層用組成物、または紫外線反射着色層用組成物を図1または図2に示すように、塗付し、硬化させる方法、
等が挙げられる。
また、上記(I)と上記(II)を組み合わせて製造することもできる。
上記(I)〜(II)において、蛍光発光層用組成物、紫外線反射層用組成物、着色層組成物、及び紫外線反射着色層組成物をフィルム状、板状等に成形する際には、公知の成形方法で行えばよく、例えば、型枠成形、射出成形、注型成形等が挙げられる。
上記(II)において、蛍光発光層用組成物、紫外線反射層用組成物、着色層用組成物、及び紫外線反射着色層組成物を塗付する際には、スプレー、ローラー、こて、レシプロ、コーター、流し込み等の手段を用いることができる。
また、成形時に、各組成物に、例えば、着色材、可塑剤、難燃剤、滑剤、防腐剤、防黴剤、防藻剤、抗菌剤、分散剤、消泡剤、造膜助剤、吸着剤、架橋剤、酸化防止剤、触媒、ブロッキング防止剤等が含まれていてもよく、このような成分を常法で均一に混合して成形体を作製することができる。
蛍光発光層(A)と紫外線反射層(B)、着色層(C)、または紫外線反射着色層(D)を、接着剤等を介して積層する場合、本発明の効果を阻害しないような透光性の接着剤、粘着剤、粘着テープ等を使用することができる。また、上記蛍光発光層用組成物、または紫外線反射層用組成物の乾燥は通常、常温で行えばよいが加熱することも可能である。
(発光構造体)
本発明の発光構造体(R)は、紫外線光源(X)(光源(X))及び、上記蛍光発光層(A)、と上記紫外線反射層(B)と上記着色層(C)が積層されている積層体を備えるものである。紫外線光源(X)は、積層体の蛍光発光層(A)側に配置される。
上記光源(X)は(A)層全面を照射するものであっても、局部的に照射しパターン(模様)を形成するものであってもよい。また、光源のON/OFFを切り替えることによって、表示内容を容易に変更することができる。
本発明に使用する光源は、紫外光を発するものであればよいが、波長300nm〜400nmの範囲に輝線を有するものが好ましい。
上記発光構造体の発光を見る方向は、特に限定されないが、上記(B)層、(C)層、(基材(E))が半透明の場合、照射する光源(X)と反対側とすることもできる。この場合、(B)層を介して、(A)層の背後に設置された光源の形状が視認され難くなる。
上記のように、発光を見る方向を光源(X)とは反対側にするものとして、内照式の発光構造体が挙げられる(図3)。内照式の構造体とする場合、光源(X)から照射された光の外部漏洩を防止できる。この場合、光源の背後や側面に反射板(Y)を設けることができる。このような反射層としては、紫外線反射効率の高いAg、Al、Au、Cr、Cu、Ni、Ti、Pt等の金属材料によるコーティング層、或いは、本発明の紫外線反射層(B)、または、カオリン、タルク、シリカ等を含む白色塗料を塗布したもの、多孔質板、多孔質シート等が挙げられる。反射板(Y)の形状としては、平面状(図3−1)のもの、あるいは波状(図3−2、図3−3)のものどちらであってもよい。特に、本発明では波状のものが好ましく、この場合、反射板凹部に光源が配置されることが好ましい。このような形状の反射板を設けることにより、光源から照射される光が乱反射することにより、蛍光発光層(A)に均一な光を照射することができる。さらに、反射板の表面が微細な凹凸を有することにより光の乱反射効果をさらに高めることができるため好ましい。凹凸の高さは、1〜1000μm(好ましくは5〜500μm)であることが好ましい。
一方、光源付近の照射強度を調整するために、光源(X)と蛍光発光層(A)の間に遮蔽板(Z)を設けることもできる。該遮蔽板(Z)は、光源(X)の一部の光を遮蔽するものである。これにより、蛍光発光層(A)により均一な光を照射することができる。
本発明の発光構造体では、上述のように(B)層を介して、(A)層の背後に設置された光源の形状が視認され難くなるものであるが、さらに積層体と空気層を介して透光性凹凸板(F)を配置することができる。このような凹凸板(F)を設けることにより、背後に設置された光源の形状が視認され難くなる。さらに、積層体の幻想的な発光を表現することができ、意匠性、美観性に優れる。凹凸板(F)としては、上述の基材(E)の中の透光性基材と同様のものが使用できる。
以下に実施例を示し、本発明の特徴をより明確にする。
・蛍光発光層用組成物1
アクリル樹脂エマルション100重量部(固形分)、緑色無機蛍光顔料10重量部、添加剤(分散剤、消泡剤等)4重量部を常法にて混合し、蛍光発光層用組成物1を作製した。
上記蛍光発光層用組成物1をアクリル板(300mm×200mm×3mm)に、塗付厚が150μm(乾燥膜厚が約80μm)となるように塗付、乾燥させた。蛍光発光層から3cmの距離に紫外線光源(6W紫外線ランプ:365nm)を設置し、暗室中で紫外線を照射し、発光色を、色彩輝度計「BM−5A」(株式会社トプコン製)を用いて測定した。この結果よりLh表色系における色相角度を算出したところ、h=159.0°であった。
・着色層用組成物1
アクリル樹脂エマルション100重量部(固形分)、フタロシアニングリーン顔料0.2重量部を常法にて混合し、着色層用組成物1を作製した。
上記着色層用組成物1を標準白紙に、塗付厚が150μm(乾燥膜厚が約80μm)となるように塗付、乾燥させた。着色層の色相を色彩色差計(「CR−300」:ミノルタ株式会社製)を用いて測定し、Lh表色系における色相角度を算出したところ、h=182.1°であった。
・紫外線反射着色層用組成物1
アクリル樹脂エマルション100重量部(固形分)、アルミナ30重量部、添加剤(分散剤、消泡剤等)5重量部、フタロシアニングリーン顔料0.2重量部を常法にて混合し、紫外線反射着色層用組成物1を作製した。
着色層用組成物1と同様に、色相角度を算出したところ、h=182.1°であった。
・紫外線反射層用組成物1
アクリル樹脂エマルション100重量部(固形分)、アルミナ30重量部、添加剤(分散剤、消泡剤等)5重量部を常法にて混合し、紫外線反射層用組成物1を作製した。
・紫外線反射層用組成物2〜6
表1の配合に基づき、紫外線反射層用組成物1と同様に紫外線反射層用組成物2〜6を作製した。
なお、使用した原料を以下に示す。
・アルミナ:粒子径1μm、屈折率1.76
・硫酸バリウム:粒子径2μm、屈折率1.64
・重質炭酸カルシウム:粒子径1.5μm、屈折率1.56
・酸化チタン:粒子径0.25μm、屈折率2.71
・酸化亜鉛:粒子径1μm、屈折率1.95
紫外線反射層用組成物1〜6に関して、以下の評価を実施した。また、紫外線反射着色層用組成物1も同様の評価を実施した。結果を表1に示した。
・評価1
隠蔽率試験紙の上に、作製した紫外線反射層用組成物1〜6、紫外線反射着色層組成物1を塗付厚が150μm(乾燥膜厚が約80μm)となるように塗付、硬化させた試験体を用い、試験体における黒地上塗膜と白地上塗膜の視感反射率を色彩色差計(「CR−300」:ミノルタ株式会社製)を用いて測定し隠蔽率(%)を算出した。
・評価2
アルミニウム板(40mm×40mm×0.6mm)上にウレタン樹脂100重量部(固形分)に対してカーボンブラック20重量部混合した塗料組成物を塗付厚が150μmとなるように塗付、硬化させたものを基材とした。基材に、作製した紫外線反射組成物1〜6、紫外線反射着色層組成物1を塗付厚が150μm(乾燥膜厚が約80μm)となるように塗付、乾燥させた試験体を用い、波長領域300nm〜400nmの全領域おいて反射率(%)を分光光度計(「UV−3100」:株式会社島津製作所製)で測定した。
その結果、紫外線反射層用組成物1〜4、紫外線反射着色層用組成物1では、波長領域300nm〜400nmの全領域おいて紫外線反射率は、10%以上であった。その代表値として、波長365nmでの紫外線反射率を表1に示す。(なお、基材の波長365nmでの反射率は1.5%であった。)
(積層体の製造)
(実施例1)
離型紙上に蛍光発光層用組成物1を塗付厚が150μm(乾燥膜厚が約80μm)で塗付し、乾燥させ蛍光発光層(A−1)を成形した。次いで、蛍光発光層(A−1)上に紫外線反射層用組成物1を塗付厚が150μm(乾燥膜厚が約80μm)となるように塗付、乾燥し紫外線反射層(B−1)を積層した。さらに、着色層用組成物1を塗付厚が150μm(乾燥膜厚が約70μm)で塗付、乾燥させ、着色層(C−1)を積層し、積層体1を得た。
得られた積層体1に関して、以下の評価を実施した。結果を表2に示した。
・評価3
積層体1において、蛍光発光層(A−1)から3cmの距離に紫外線光源(6W紫外線ランプ:365nm)を設置し、暗室中で紫外線を照射し、積層体1の発光輝度(cd/m)を、色彩輝度計「BM−5A」(株式会社トプコン製)を用いて測定した。結果を表2に示した。
(実施例2)
アクリル板(300mm×200mm×3mm)の一方の面に、着色層用組成物1を塗付厚が150μm(乾燥膜厚が約70μm)で塗付、乾燥させ、着色層(C−1)を積層した。次いで、紫外線反射層用組成物1を塗付厚が150μm(乾燥膜厚が約80μm)で塗付、乾燥させ、紫外線反射層(B−1)を積層した。さらに、紫外線反射層(B−1)の上に蛍光発光層用組成物1を塗付厚が150μm(乾燥膜厚が約80μm)となるように塗付、乾燥し蛍光発光層(A−1)を積層し、積層体2を得た。得られた積層体2に関して、実施例1と同様の評価を実施した。結果を表2に示した。
(実施例3)
実施例2の紫外線反射層用組成物1に代えて紫外線反射層用組成物2を使用し、紫外線反射層(B−2)を積層した以外は、実施例2と同様に積層体3を作製し、同様の評価を実施した。結果を表2に示した。
(実施例4)
実施例2の紫外線反射層用組成物1に代えて紫外線反射層用組成物3を使用し、紫外線反射層(B−3)を積層した以外は、実施例2と同様に積層体4を作製し、同様の評価を実施した。結果を表2に示した。
(実施例5)
実施例2の紫外線反射層用組成物1に代えて紫外線反射層用組成物4を使用し、紫外線反射層(B−4)を積層した以外は、実施例2と同様に積層体5を作製し、同様の評価を実施した。結果を表2に示した。
(実施例6)
実施例2の紫外線反射層用組成物1の塗付厚を250μmに代えて紫外線反射層(B−5)を積層した以外は、実施例2と同様に積層体6を作製し、同様の評価を実施した。結果を表2に示した。
(実施例7)
アクリル板(300mm×200mm×3mm)の一方の面に、紫外線反射着色層用組成物1を塗付厚が150μm(乾燥膜厚が約70μm)で塗付、乾燥させ、紫外線反射着色層(D−1)を積層した。さらに、紫外線反射着色層(D−1)の上に蛍光発光層用組成物1を塗付厚が150μm(乾燥膜厚が約80μm)となるように塗付、乾燥し蛍光発光層(A−1)を積層し、積層体7を得た。積層体7に関して、実施例1と同様の評価を実施し、結果を表2に示した。
(比較例1)
実施例2の紫外線反射層用組成物1に代えて紫外線反射層用組成物5を使用し、紫外線反射層(B−6)を積層した以外は、実施例2と同様に積層体8を作製し、同様の評価を実施した。結果を表2に示した。
(比較例2)
実施例2の紫外線反射層用組成物1に代えて紫外線反射層用組成物6を使用し、紫外線反射層(B−7)を積層した以外は、実施例2と同様に積層体9を作製し、同様の評価を実施した。結果を表2に示した。
(比較例3)
アクリル板(300mm×200mm×3mm)の一方の面に、紫外線反射層用組成物1を塗付厚が150μm(乾燥膜厚が約80μm)で塗付、乾燥させ、紫外線反射層(B−1)を積層した。さらに、紫外線反射層(B−1)の上に蛍光発光層用組成物1を塗付厚が150μm(乾燥膜厚が約80μm)となるように塗付、乾燥し蛍光発光層(A−1)を積層し、積層体10を得た。積層体10に関して、実施例1と同様の評価を実施し、結果を表2に示した。
(比較例4)
アクリル板(300mm×200mm×3mm)の一方の面に、蛍光発光層用組成物1を塗付厚が150μm(乾燥膜厚が約80μm)となるように塗付、乾燥し蛍光発光層(A−1)を積層し、積層体11を得た。積層体11に関して、実施例1と同様の評価を実施し、結果を表2に示した。
(発光色相の評価)
積層体1〜12に関して、蛍光発光層から30cmの距離に紫外線光源(20Wブラックライト蛍光灯)を設置し、紫外線を照射して発光色を評価した。その結果、積層体1〜7は発光輝度が高く、深みのある緑色の発光色であった。一方、積層体8〜9は、深みのある緑色の発光色ではあったが、発光性に劣るものであった。また、積層体10、11は、発光色が淡色化したものであった。
Figure 0005595061
Figure 0005595061
(実施例8)
実施例2の積層体2を用い、図3−2に示す内照式の発光構造体を作製した。蛍光発光層(A−1)から3cmの距離に紫外線光源(6W紫外線ランプ:365nm)を設置し、紫外線を照射したところ、蛍光発光層(A−1)で均一な発光を示し、深みのある緑色の発光色であった。
(ア)視認方向(発光を見る方向)
(P)、(Q)積層体
(R)発光構造体
(A)蛍光発光層
(B)紫外線反射層
(C)着色層
(D)紫外線反射着色層
(X)光源
(Y)反射板
(Z)遮蔽板

Claims (2)

  1. 紫外線光源の照射により、発光する積層体と、紫外線光源を備える発光構造体であり、
    上記積層体が、紫外線が照射される側から、蛍光発光を示す蛍光発光層(A)、波長領域300nm〜400nmの全領域での紫外線反射率が10%以上で透明または半透明の紫外線反射層(B)、及び着色層(C)が積層され、
    該着色層(C)は蛍光発光層(A)が呈する蛍光発光色と、同系色であり、
    該積層体の蛍光発光層(A)側に紫外線光源(X)を備えることを特徴とする発光構造体
  2. 紫外線光源の照射により、発光する積層体と、紫外線光源を備える発光構造体であり、
    上記積層体が、紫外線が照射される側から、蛍光発光を示す蛍光発光層(A)、波長領域300nm〜400nmの全領域での紫外線反射率が10%以上で透明または半透明の紫外線反射着色層(D)が積層され
    該紫外線反射着色層(D)は蛍光発光層(A)が呈する蛍光発光色と、同系色であり、
    該積層体の蛍光発光層(A)側に紫外線光源(X)を備えることを特徴とする発光構造体
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