JP5594519B2 - 組電池 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の電池を積層して構成される組電池に関する。
従来、複数の電池を積層して構成される組電池として、例えば特許文献1に開示されている電池パックがある。この電池パックは、複数の板状の電池セルと、放熱部材と、熱伝達部材とを備えている。複数の電池セルは、板厚方向に積層されている。積層された電池セルの間には、放熱部材が、それぞれの電池セルに当接した状態で配設されている。全ての放熱部材は、熱伝達部材によって熱的に接続されている。
特開2006−196230号公報
ところで、電池セルがショートすると、大電流が流れて発熱する。前述した電池パックにおいて、積層された複数の電池セルのうち、中央部の電池セルが発熱すると、その熱の大部分が、接触面積の広い放熱部材を介して隣接する電池セルに伝達されることとなる。そのため、発熱した中央部の電池周辺に熱がこもってしまい、電池パックの温度上昇を
抑えることが困難であった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、温度上昇を抑えることができる組電池を提供することを目的とする。
そこで、本発明者らは、この課題を解決すべく鋭意研究し試行錯誤を重ねた結果、電池間に断熱部材を配設するとともに、放熱部材と熱伝達部材の接続の仕方を工夫することで、温度上昇を抑えられることを思いつき、本発明を完成するに至った。
すなわち、請求項1に記載の組電池は、積層して配設される少なくとも3つの電池と、電池の外周面であって、積層方向に背向する一面及び他面にそれぞれ当接して配設される放熱部材と、積層方向に対向する放熱部材の間に配設される断熱部材と、電池の一面に当接する放熱部材を、当該電池の他面側に隣接する電池の一面及び他面のうち、当該電池の他面に対向しない面に当接する放熱部材に熱的に接続して熱を伝達するとともに、当該電池の他面に当接する放熱部材を、当該電池の一面に当接する放熱部材が熱的に接続される放熱部材に断熱部材を挟んで対向する電池の一面及び他面のうち、当該電池の一面に当接する放熱部材が熱的に接続される放熱部材に対向する面に当接する放熱部材に熱的に接続して熱を伝達する熱伝達部材と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、断熱部材によって隣接する電池間の熱の伝達を抑えることができる。また、熱伝達部材によって、発熱した電池の熱を、その電池に隣接する電池であって、その電池に対向しない面や、その電池に隣接する電池以外の電池に伝達することができる。そのため、発熱した電池周辺に熱がこもってしまうことを抑えることができる。従って、組電池の温度上昇を抑えることができる。
請求項2に記載の組電池は、熱伝達部材は、放熱部材を積層方向に2つ置きに接続することを特徴とする。この構成によれば、電池に当接する放熱部材を、その電池に隣接する他の電池の、その電池に対向する面に当接する放熱部材以外の他の放熱部材に確実に接続することができる。
請求項3に記載の組電池は、熱伝達部材は、接続する放熱部材間の熱抵抗が等しくなるように形状が調整されていることを特徴とする。この構成によれば、熱伝達部材の熱抵抗の違いに伴う電池の温度のばらつきを抑えることができる。
請求項4に記載の組電池は、熱伝達部材は、断面積又は長さの少なくともいずれかが調整されていることを特徴とする。この構成によれば、熱伝達部材の熱抵抗を確実に等しくすることができる。
請求項5に記載の組電池は、車両に搭載され、電子装置に電力を供給することを特徴とする。この構成によれば、車両に搭載され、電子装置に電力を供給する組電池において、温度上昇を抑えることができる。
請求項6に記載の組電池は、熱伝達部材は、積層して配設される電池の側面に沿って配設されていることを特徴とする。
第1実施形態における組電池の斜視図である。 図1における組電池の正面図である。 図1における組電池の右側面図である。 第1実施形態の変形形態における組電池の斜視図である。 図4における組電池の正面図である。 図4における組電池の右側面図である。 第2実施形態における組電池の斜視図である。 図7における組電池の正面図である。 図7における組電池の右側面図である。 第3実施形態における組電池の斜視図である。 図10における組電池の正面図である。 図10における組電池の右側面図である。 第4実施形態における組電池の斜視図である。 図13における組電池の正面図である。 図13における組電池の右側面図である。
次に実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。本実施形態では、本発明に係る組電池を、車両に搭載され、インバータ装置等に電力を供給する組電池に適用した例を示す。
(第1実施形態)
まず、図1〜図3を参照して組電池の構成について説明する。ここで、図1は、第1実施形態における組電池の斜視図である。図2は、図1における組電池の正面図である。図3は、図1における組電池の右側面図である。なお、図中の前後方向、上下方向及び左右方向は、方向を区別するために便宜的に導入したものである。
図1に示す組電池1は、車両に搭載され、モータを駆動するためのインバータ装置(電子装置)等に電力を供給するものである。図1〜図3に示すように、組電池1は、電池100a〜100hと、放熱部材101a〜101pと、断熱部材102a〜102gと、熱伝達部材103a〜103cと、バスバー104とを備えている。
電池100a〜100hは、直流電力を供給する矩形板状の同一形状の素子である。電池の前面には、左右方向に所定間隔を隔てて、円柱状の正極端子Pと負極端子Nが形成されている。電池100a〜100hは、板厚方向を上下方向にした状態で、上下方向(積層方向)に積層されている。電池100a〜100hは、正極端子P及び負極端子Nが上下方向に対向するように積層されている。上下方向に対向する正極端子Pと負極端子Nは、バスバー104によって電気的に接続されている。
放熱部材101a〜101pは、電池100a〜100hの外周面であって、上下方向に背向する上面(一面)及び下面(他面)にそれぞれ当接して配設され、電池100a〜100hの熱を放熱するための金属からなる矩形板状の部材である。具体的には、アルミニウム又は銅等からなる部材である。放熱部材101a〜101pは、電池100a〜100hの上面及び下面にそれぞれ当接して配設されている。
断熱部材102a〜102gは、上下方向に対向する放熱部材の間に配設され、これらの放熱部材の間での熱の出入りを断つための断熱材からなる矩形板状の部材である。具体的には、PP、PPS、ABS、PC、PE又はPET等からなる部材である。断熱部材102a〜102gは、上下方向に対向する放熱部材の間に、これらの放熱部材に当接して配設されている。
熱伝達部材103a〜103cは、所定の放熱部材を熱的に接続して、これらの放熱部材の間で熱を伝達するための金属からなる矩形板状の部材である。具体的には、放熱部材101a〜101pと同一のアルミニウム又は銅等からなる均一な板厚の部材である。熱伝達部材103a〜103cは、電池に当接する放熱部材を、その電池に隣接する他の電池の、その電池に対向する面に当接する放熱部材以外の他の放熱部材に熱的に接続して熱を伝達する。具体的には、熱伝達部材103a〜103cは、放熱部材101a〜101pを上下方向に2つ置きに接続している。熱伝達部材103a、103bの前後方向の寸法は、放熱部材101a〜101pの前後方向の寸法と同一に設定されている。また、熱伝達部材103cの左右方向の寸法は、放熱部材101a〜101pの左右方向の寸法と同一に設定されている。
熱伝達部材103aは、電池100a〜100hの右側で、放熱部材101a、101d、101g、101j、101m、101pを熱的に接続している。熱伝達部材103a及び放熱部材101a、101d、101g、101j、101m、101pは、鋳造又は押出し成形により、櫛歯状に一体的に構成されている。
熱伝達部材103bは、電池100a〜100hの左側で、放熱部材101b、101e、101h、101k、101nを熱に接続している。熱伝達部材103b及び放熱部材101b、101e、101h、101k、101nは、鋳造又は押出し成形により、櫛歯状に一体的に構成されている。
熱伝達部材103cは、電池100a〜100hの後側で、放熱部材101c、101f、101i、101l、101oを熱的に接続している。熱伝達部材103c及び放熱部材101c、101f、101i、101l、101oは、鋳造又は押出し成形により、櫛歯状に一体的に構成されている。
次に、組電池の製造方法について説明する。まず、放熱部材101a〜101pを上下方向に順番で配列する。具体的には、櫛歯状に一体的に構成された熱伝達部材103a及び放熱部材101a、101d、101g、101j、101m、101pを右側から、櫛歯状に一体的に構成された熱伝達部材103b及び放熱部材101b、101e、101h、101k、101nを左側から、櫛歯状に一体的に構成された熱伝達部材103c及び放熱部材101c、101f、101i、101l、101oを後側からそれぞれ組合せることによって配列される。その後、所定の放熱部材の間に断熱部材102a〜102gが配設される。さらに、所定の放熱部材の間に電池100a〜100hが配設される。そして、電池100a〜100hの正極端子P及び負極端子Nがバスバー104によって接続され、組電池1が構成される。
次に、効果について説明する。第1実施形態によれば、断熱部材102a〜102gによって隣接する電池間の熱の伝達を抑えることができる。また、熱伝達部材103a〜103cによって、発熱した電池の熱を、その電池に隣接する電池であって、その電池に対向しない面や、その電池に隣接する電池以外の電池に伝達することができる。そのため、発熱した電池周辺に熱がこもってしまうことを抑えることができる。従って、車両に搭載され、電子装置に電力を供給する組電池において、組電池の温度上昇を抑えることができる。
また、第1実施形態によれば、熱伝達部材103a〜103cは、放熱部材101a〜101pを上下方向に2つ置きに接続している。そのため、電池に当接する放熱部材を、その電池に隣接する他の電池の、その電池に対向する面に当接する放熱部材以外の他の放熱部材に確実に接続することができる。従って、発熱した電池の熱を、その電池に隣接する電池であって、その電池に対向しない面や、その電池に隣接する電池以外の電池に確実に伝達することができる。
なお、第1実施形態では、8つの電池100a〜100hを積層して構成される組電池の例を挙げているが、これに限られるものではない。少なくとも3つの電池を積層して構成される組電池であれば、同様の構成を適用することができる。
また、第1実施形態では、断熱部材102a〜102gが別々に設けられている例を挙げているが、これに限られるものではない。図4〜図6に示すように、断熱部材102a〜102gを連結部材102hによって連結して、櫛歯状に一体的に構成してもよい。この場合、連結部材102hを、断熱部材102a〜102gと同一の材料で構成するとよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態の組電池について説明する。第2実施形態の組電池は、第1実施形態の組電池に対して、熱伝達部材の形状を変更するとともに、接続位置を変更したものである。
図7〜図9を参照して第2実施形態の組電池の構成について説明する。ここで、図7は、第2実施形態における組電池の斜視図である。図8は、図7における組電池の正面図である。図9は、図7における組電池の右側面図である。なお、図中の前後方向、上下方向及び左右方向は、方向を区別するために便宜的に導入したものである。
図7〜図9に示すように、組電池2は、電池200a〜200hと、放熱部材201a〜201pと、断熱部材202a〜202gと、熱伝達部材203a〜203cと、バスバー204とを備えている。
電池200a〜200hは、直流電力を供給する矩形板状の同一形状の素子である。電池の前面及び後面には、前方及び後方に突出する矩形板状の正極端子Pと負極端子Nが形成されている。電池200a〜200hは、板厚方向を上下方向にした状態で、上下方向に積層されている。電池200a〜200hは、正極端子P及び負極端子Nが上下方向に対向するように積層されている。上下方向に対向する正極端子Pと負極端子Nは、直接、電気的に接続されている。
放熱部材201a〜201p、断熱部材202a〜202g及びバスバー204は、第1実施形態の放熱部材101a〜101p、断熱部材102a〜102g及びバスバー104と同一構成である。
熱伝達部材203a〜203cは、所定の放熱部材を熱的に接続して、これらの放熱部材の間で熱を伝達するための金属からなる矩形板状の部材である。具体的には、放熱部材201a〜201pと同一のアルミニウム又は銅等からなる均一な板厚の部材である。熱伝達部材203a〜203cの前後方向の寸法は、放熱部材201a〜201pの前後方向の寸法の1/3程度に設定されている。
熱伝達部材203aは、電池200a〜200hの右側の前方部で、放熱部材201a、201d、201g、201j、201m、201pを熱的に接続している。熱伝達部材203a及び放熱部材201a、201d、201g、201j、201m、201pは、鋳造又は押出し成形により、櫛歯状に一体的に構成されている。
熱伝達部材203bは、電池200a〜200hの右側の中央部で、放熱部材201b、201e、201h、201k、201nを熱的に接続している。熱伝達部材203b及び放熱部材201b、201e、201h、201k、201nは、鋳造又は押出し成形により、櫛歯状に一体的に構成されている。
熱伝達部材203cは、電池200a〜200hの右側の後方部で、放熱部材201c、201f、201i、201l、201oを熱的に接続している。熱伝達部材203c及び放熱部材201c、201f、201i、201l、201oは、鋳造又は押出し成形により、櫛歯状に一体的に構成されている。
次に、組電池の製造方法について説明する。まず、放熱部材201a〜201pを上下方向に順番で配列する。具体的には、櫛歯状に一体的に構成された熱伝達部材203a及び放熱部材201a、201d、201g、201j、201m、201pに対して、櫛歯状に一体的に構成された熱伝達部材203b及び放熱部材201b、201e、201h、201k、201nを後側から、櫛歯状に一体的に構成された熱伝達部材203c及び放熱部材201c、201f、201i、201l、201oをさらに後側からそれぞれ組合せることによって配列される。その後、所定の放熱部材の間に断熱部材202a〜202gが配設される。さらに、所定の放熱部材の間に電池200a〜200hが配設される。そして、電池200a〜200hの正極端子P及び負極端子Nが直接接続され、組電池2が構成される。
次に、効果について説明する。第2実施形態によれば、電池の正極端子P及び負極端子Nが前方及び後方に突出している場合においても適用することができる。また、前方及び後方だけでなく、左側に突出している場合においても適用することができる。
なお、第2実施形態では、熱伝達部材が電池の右側で放熱部材を接続する例を挙げているが、これに限られるものではない。熱伝達部材が、電池の左右両側で放熱部材を接続するようにしてもよい。電池の正極端子P及び負極端子Nが前方及び後方に突出している場合に用いることができることとなるが、一体的に構成される放熱部材及び熱伝達部材の強度を向上させることができる。そのため、組電池を製造する際の変形が抑えられ、作業性を向上させることができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態の組電池について説明する。第3実施形態の組電池は、第1実施形態の組電池に対して、熱伝達部材の断面を部分的に変更したものである。
図10〜図12を参照して第3実施形態の組電池の構成について説明する。ここで、図10は、第3実施形態における組電池の斜視図である。図11は、図10における組電池の正面図である。図12は、図10における組電池の右側面図である。なお、図中の前後方向、上下方向及び左右方向は、方向を区別するために便宜的に導入したものである。
図10〜図12に示すように、組電池3は、電池300a〜300hと、放熱部材301a〜301pと、断熱部材302a〜302gと、熱伝達部材303a〜303cと、バスバー304とを備えている。
電池300a〜300h、放熱部材301a〜301p、断熱部材302a〜302g及びバスバー304は、第1実施形態の電池100a〜100h、放熱部材101a〜101p、断熱部材102a〜102g及びバスバー104と同一構成である。
放熱部材303a〜303cは、所定の放熱部材を熱的に接続して、これらの放熱部材の間で熱を伝達するための金属からなる矩形板状の部材である。具体的には、放熱部材301a〜301pと同一のアルミニウム又は銅等からなる部材である。
放熱部材303aは、電池300a〜300hの右側で、放熱部材301a、301d、301g、301j、301m、301pを熱的に接続している。ここで、放熱部材301a、301dの間、放熱部材301g、301jの間及び放熱部材301m、301pの間には、2つの電池が配設されている。一方、放熱部材301d、301gの間及び放熱部材301j、301mの間には、1つの電池が配置されている。そのため、放熱部材301a、301dの間、放熱部材301g、301jの間及び放熱部材301m、301pの間の上下方向の間隔が、放熱部材301d、301gの間及び放熱部材301j、301mの間の上下方向の間隔より広い。
熱伝達部材303aは、上下方向の間隔が広い放熱部材301a、301dの間、放熱部材301g、301jの間及び放熱部材301m、301pの間を接続する部位と、上下方向の間隔が狭い放熱部材301d、301gの間及び放熱部材301j、301mの間を接続する部位の上下方向の熱抵抗が等しくなるように形状が調整されている。具体的には、上下方向の間隔が広い放熱部材301a、301dの間、放熱部材301g、301jの間及び放熱部材301m、301pの間を接続する部位の上下方向に直交する断面積が、上下方向の間隔が狭い放熱部材301d、301gの間及び放熱部材301j、301mの間を接続する部位の上下方向に直交する断面積より大きくなるように調整されている。
放熱部材303bは、電池300a〜300hの左側で、放熱部材301b、301e、301h、301k、301nを熱的に接続している。熱伝達部材303bは、上下方向の間隔が広い放熱部材301e、301hの間及び放熱部材301k、301nの間を接続する部位と、上下方向の間隔が狭い放熱部材301b、301eの間及び放熱部材301h、301kの間を接続する部位の上下方向の熱抵抗が等しくなるように形状が調整されている。具体的には、上下方向の間隔が広い放熱部材301e、301hの間及び放熱部材301k、301nの間を接続する部位の上下方向に直交する断面積が、上下方向の間隔が狭い放熱部材301b、301eの間及び放熱部材301h、301kの間を接続する部位の上下方向に直交する断面積より大きくなるように調整されている。
放熱部材303cは、電池300a〜300hの後側で、放熱部材301c、301f、301i、301l、301oを熱的に接続している。熱伝達部材303bは、上下方向の間隔が広い放熱部材301c、301fの間及び放熱部材301i、301lの間を接続する部位と、上下方向の間隔が狭い放熱部材301f、301iの間及び放熱部材301l、301oの間を接続する部位の上下方向の熱抵抗が等しくなるように形状が調整されている。具体的には、上下方向の間隔が広い放熱部材301c、301fの間及び放熱部材301i、301lの間を接続する部位の上下方向に直交する断面積が、上下方向の間隔が狭い放熱部材301f、301iの間及び放熱部材301l、301oの間を接続する部位の上下方向に直交する断面積より大きくなるように調整されている。
次に、効果について説明する。第3実施形態によれば、放熱部材間における熱伝達を均一にすることができる。そのため、熱伝達部材の熱抵抗の違いに伴う電池の温度のばらつきを抑えることができる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態の組電池について説明する。第4実施形態の組電池は、第1実施形態の組電池に対して、熱伝達部材を部分的に湾曲させて長さを調整したものである。
図13〜図15を参照して第4実施形態の組電池の構成について説明する。ここで、図13は、第4実施形態における組電池の斜視図である。図14は、図13における組電池の正面図である。図15は、図13における組電池の右側面図である。なお、図中の前後方向、上下方向及び左右方向は、方向を区別するために便宜的に導入したものである。
図13〜図15に示すように、組電池4は、電池400a〜400hと、放熱部材401a〜401pと、断熱部材402a〜402gと、熱伝達部材403a〜403cと、バスバー404とを備えている。
電池400a〜400h、放熱部材401a〜401p、断熱部材402a〜402g及びバスバー404は、第1実施形態の電池100a〜100h、放熱部材101a〜101p、断熱部材102a〜102g及びバスバー104と同一構成である。
放熱部材403a〜403cは、所定の放熱部材を熱的に接続して、これらの放熱部材の間で熱を伝達するための金属からなる矩形板状の部材である。具体的には、放熱部材401a〜401pと同一のアルミニウム又は銅等からなる均一な板厚の部材である。
放熱部材403aは、電池400a〜400hの右側で、放熱部材401a、401d、401g、401j、401m、401pを熱的に接続している。上下方向の間隔が広い放熱部材401a、401dの間、放熱部材401g、401jの間及び放熱部材401m、401pの間を接続する部位と、上下方向の間隔が狭い放熱部材401d、401gの間及び放熱部材401j、401mの間を接続する部位の上下方向の熱抵抗が等しくなるように形状が調整されている。具体的には、上下方向の間隔が狭い放熱部材301d、301gの間及び放熱部材301j、301mの間を接続する部位が湾曲し、その上下方向の長さが、上下方向の間隔が広い放熱部材301a、301dの間、放熱部材301g、301jの間及び放熱部材301m、301pの間を接続する部位の上下方向の長さと等しくなるように調整されている。
放熱部材403bは、電池400a〜400hの左側で、放熱部材401b、401e、401h、401k、401nを熱的に接続している。熱伝達部材403bは、上下方向の間隔が広い放熱部材401e、401hの間及び放熱部材401k、401nの間を接続する部位と、上下方向の間隔が狭い放熱部材401b、401eの間及び放熱部材401h、401kの間を接続する部位の上下方向の熱抵抗が等しくなるように形状が調整されている。具体的には、上下方向の間隔が狭い放熱部材401b、401eの間及び放熱部材401h、401kの間を接続する部位が湾曲し、その上下方向の長さが、上下方向の間隔が広い放熱部材401e、401hの間及び放熱部材401k、401nの間を接続する部位の上下方向の長さと等しくなるように調整されている。
放熱部材03cは、電池00a〜00hの後側で、放熱部材01c、01f、01i、01l、01oを熱的に接続している。熱伝達部材03bは、上下方向の間隔が広い放熱部材01c、01fの間及び放熱部材01i、01lの間を接続する部位と、上下方向の間隔が狭い放熱部材01f、01iの間及び放熱部材01l、01oの間を接続する部位の上下方向の熱抵抗が等しくなるように形状が調整されている。具体的には、上下方向の間隔が狭い放熱部材01f、01iの間及び放熱部材01l、01oの間を接続する部位が湾曲し、その上下方向の長さが、上下方向の間隔が広い放熱部材01c、01fの間及び放熱部材01i、01lの間を接続する部位の上下方向の長さと等しくなるように調整されている。
次に、効果について説明する。第4実施形態によれば、放熱部材間における熱伝達を均一にすることができる。そのため、熱伝達部材の熱抵抗の違いに伴う電池の温度のばらつきを抑えることができる。
1〜4・・・組電池、100a〜100h、200a〜200h、300a〜300h、400a〜400h・・・電池、101a〜101p、201a〜201p、301a〜301p、401a〜401p・・・放熱部材、102a〜102g、202a〜202g、302a〜302g、402a〜402g・・・断熱部材、103a〜103c、203a〜203c、303a〜303c、403a〜403c、・・・熱伝達部材、104、304、404・・・バスバー

Claims (6)

  1. 積層して配設される少なくとも3つの電池と、
    前記電池の外周面であって、積層方向に背向する一面及び他面にそれぞれ当接して配設される放熱部材と、
    積層方向に対向する前記放熱部材の間に配設される断熱部材と、
    前記電池の一面に当接する前記放熱部材を、当該電池の他面側に隣接する前記電池の一面及び他面のうち、当該電池の他面に対向しない面に当接する前記放熱部材に熱的に接続して熱を伝達するとともに、当該電池の他面に当接する前記放熱部材を、当該電池の一面に当接する前記放熱部材が熱的に接続される前記放熱部材に前記断熱部材を挟んで対向する前記電池の一面及び他面のうち、当該電池の一面に当接する前記放熱部材が熱的に接続される前記放熱部材に対向する面に当接する前記放熱部材に熱的に接続して熱を伝達する熱伝達部材と、
    を有することを特徴とする組電池。
  2. 前記熱伝達部材は、前記放熱部材を積層方向に2つ置きに接続することを特徴とする請求項1に記載の組電池。
  3. 前記熱伝達部材は、接続する前記放熱部材間の熱抵抗が等しくなるように形状が調整されていることを特徴とする請求項2に記載の組電池。
  4. 前記熱伝達部材は、断面積又は長さの少なくともいずれかが調整されていることを特徴とする請求項3に記載の組電池。
  5. 車両に搭載され、電子装置に電力を供給することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の組電池。
  6. 前記熱伝達部材は、積層して配設される前記電池の側面に沿って配設されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の組電池。
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