JP5592468B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は遊技機に関し、特に、特別遊技を行うと判定される確率として、低確率が設定されているときに特別遊技を行うと判定された場合、当該特別遊技からの特別遊技の実行数がリミッタ数に到達するまで高確率が設定され、リミッタ数に到達すると低確率が設定される、所謂リミッタ機能を備えた遊技機(リミッタ機)に関する技術である。
従来、一般的なパチンコ遊技機においては、遊技球が流下可能な遊技領域に複数の入賞口が設けられ、遊技者は発射ハンドルを操作して、所有の遊技球を遊技領域に発射させて遊技を行う。その遊技球が入賞口に入賞した場合、遊技球1個の入賞につき数個〜10数個の遊技球を獲得することができる。
近年主流の機種では、遊技球が第1始動口(ヘソ)に入賞したときに、始動条件の成立により第1特図判定情報が取得され、遊技球が開閉式の第2始動口(電チュー)に入賞したときに、始動条件の成立により第2特図判定情報が取得される。
取得された特図判定情報に基づいて「大当り」か否か判定され、その判定結果を示す判定図柄が特図表示器に図柄変動表示後に停止表示される。「大当り」と判定された場合、大当り図柄が特図表示器に停止表示されて、開閉式の大入賞口が開放する特別遊技が行われる。「大当り」と判定される大当り確率としては、低確率(例えば、1/300 )と高確率(例えば、1/30)の何れかが設定される。
取得された特図判定情報は保留記憶部に一旦記憶(保留)され、保留記憶部に記憶されている第1特図判定情報の数(第1特図保留数)が一般に4未満の場合に、遊技球が第1始動口に入賞したときに始動条件が成立し、新たに第1特図判定情報が取得され保留記憶部に記憶される。保留記憶部に記憶されている第2特図判定情報の数(第2特図保留数)が一般に4未満の場合に、遊技球が第2始動口に入賞したときに始動条件が成立し、新たに第2特図判定情報が取得され保留記憶部に記憶される。
保留記憶部に記憶されている特図判定情報は、特図表示器での図柄の変動開始毎に順次、「大当り」か否かの判定に供して消去(保留消化)される。その際、保留記憶部に複数の特図判定情報が記憶されている場合、それら複数の特図判定情報は保留記憶部に記憶された順番(即ち取得された順番)で消化される。但し、保留記憶部に第1,第2特図判定情報の両方が記憶されている場合、第2特図判定情報が第1特図判定情報よりも優先して消化される優先消化機能を備えた機種が多い。
一方、遊技球がゲートを通過したときに、始動条件の成立により普図判定情報が取得され、その普図判定情報に基づいて「当り」か否か判定され、その判定結果を示す判定図柄が普図表示器に図柄変動表示後に停止表示される。「当り」と判定された場合、当り図柄が普図表示器に停止表示されて、第2始動口が開放する補助遊技が行われる。
この第2始動口の作動モードとして、第2始動口に遊技球が入賞する期待値が低い低作動モードと期待値が高い高作動モードの何れかが設定される。低作動モードが設定されると、第1始動口を狙って遊技球を発射させ、所有の遊技球の数を減らしながら遊技を行い、高作動モードが設定されると、ゲート及び第2始動口を狙って遊技球を発射させ、所有の遊技球の数を略維持して遊技を行うことができる。
以上の構成を備えたパチンコ遊技機において、大当り確率として、低確率が設定されているときに「大当り」と判定された場合、当該特別遊技からの特別遊技の実行数(初当りからの特別遊技実行数)が予め設定されたリミッタ数(例えば、5回)に到達するまで高確率が設定され、リミッタ数に到達すると低確率が設定される、所謂リミッタ機が公知である(例えば、特許文献1参照)。
近年主流のリミッタ機では、第1特図判定情報(ヘソ入賞)に基づいて「大当り」と判定された場合は、遊技球を実質獲得できない出球無しの特別遊技と遊技球を実質獲得できる出球有りの特別遊技の何れかが行われ、第2特図判定情報(電チュー入賞)に基づいて「大当り」と判定された場合は全て、出球有りの特別遊技が行われる。そして、出球無しの特別遊技の終了後は、第2始動口の作動モードが低作動モードに設定され、出球有りの特別遊技の終了後は、第2始動口の作動モードが高作動モードに設定される。
通常、大当り確率が高確率に設定され、且つ第2始動口の作動モードが高作動モードに設定されると、その高作動モードは実質的に次回「大当り」と判定されるまで継続設定され、特に前記優先消化機能を備えた機種では、一旦、出球有りの特別遊技が行われて、第2始動口の作動モードが高作動モードに設定されると、以降、基本的に、初当りからの特別遊技実行数がリミッタ数に到達するまでの間に行われる特別遊技は、全て出球有りの特別遊技になる。つまり、出球有りの特別遊技がどの段階から行われるかで獲得できる遊技球の数が大きく異なってくる。
特開2011−50558号公報
従来のリミッタ機では、第2始動口の作動モードとして、低作動モードと高作動モードの2種類の作動モードの何れかしか設定されないため、そして、初当りからの特別遊技実行数がリミッタ数に到達するまでの間に、基本的に、第2始動口の作動モードが低作動モードから一旦昇格すれば降格することがない構成であるため、遊技性(ゲーム性)をより高め得る構成にすることが困難である。
本発明の目的は、可変始動口の作動制御モードに関して改良を施し、遊技性をより高め得る遊技機を提供することである。
第1の発明(遊技機(1))は、遊技球が流下可能な遊技領域(4a)に設けられ、遊技球が通過可能な始動口(10)及び遊技球が通過し難い閉状態と通過し易い開状態とに作動し得る可変始動口(11a)と、前記始動口(10)又は前記可変始動口(11a)を遊技球が通過したときに始動条件の成立により判定情報を取得する取得手段(31)と、前記取得手段(31)により取得された判定情報に基づいて、有利度合いの高い特定の特別遊技と、前記特定の特別遊技よりも有利度合いの低い第1の特別遊技と、前記第1の特別遊技よりも有利度合いの低い第2の特別遊技の何れかを行うか否かを判定する判定手段(34)と、前記判定手段(34)による判定結果に基づいて、所定の図柄表示手段(19a,19b)に図柄を変動表示させた後に当該判定結果を示す判定図柄を停止表示させる図柄表示制御手段(35)と、前記判定手段(34)により特別遊技を行うと判定された場合、前記図柄表示制御手段(35)により前記判定図柄が停止表示された後に特別遊技を行う特別遊技実行手段(36)と、前記判定手段(34)により特別遊技を行うと判定される確率として、所定の低確率又は前記低確率よりも高い所定の高確率を設定可能な確率設定手段(37)と、前記可変始動口(11a)を開閉させる可変制御手段(46a)と、前記可変制御手段(46a)における前記可変始動口(11a)の作動制御モードとして、遊技球が前記可変始動口(11a)を通過する期待値が最小の低作動制御モードと、前記低作動制御モードよりも期待値が高い中作動制御モードと、前記期待値が最大の高作動制御モードの何れかを設定可能な作動制御モード設定手段(47)と、前記判定手段(34)により前記特定の特別遊技を行うと判定されて前記特別遊技実行手段(36)により前記特別遊技が行われた後に前記高確率に設定され且つ前記高作動制御モードが設定される第1遊技状態と、前記判定手段(34)により前記第1の特別遊技を行うと判定されて前記特別遊技実行手段(36)により前記特別遊技が行われた後に前記高確率に設定され且つ前記中作動制御モードが設定される第2遊技状態と、前記判定手段(34)により前記第2の特別遊技を行うと判定されて前記特別遊技実行手段(36)により前記特別遊技が行われた後に前記高確率に設定され且つ前記低作動制御モードが設定される第3遊技状態の何れかを設定可能な遊技状態設定手段(50)とを備え、前記確率設定手段(37)は、前記低確率を設定しているときに前記判定手段(34)により特別遊技を行うと判定された場合、前記特別遊技実行手段(36)により行われた当該特別遊技からの特別遊技の実行数が所定のリミッタ数に到達するまでの間においては前記特別遊技終了後に前記高確率を設定し、前記実行数が前記リミッタ数に到達後においては前記特別遊技終了後に前記低確率を設定する確率制限設定手段(37a)を有し、前記判定手段(34)は、前記取得手段(31)により遊技球が前記始動口(10)を通過することにより取得された判定情報に基づいて、前記有利度合いの異なる複数の特別遊技の何れかを行うか否かを判定する第1判定手段(34a)と、前記取得手段(31)により遊技球が前記可変始動口(11a)を通過することにより取得された判定情報に基づいて、前記有利度合いの異なる複数の特別遊技の何れかを行うか否かを判定する第2判定手段(34b)とを有し、前記第1判定手段(34a)により前記始動口(10)を通過することにより前記第1又は第2の特別遊技を行うと判定される割合が前記特定の特別遊技を行うと判定される割合よりも高く設定されるとともに、前記第2判定手段(34b)により前記可変始動口(11a)を通過することにより前記特定の特別遊技を行うと判定される割合が、前記第1判定手段(34a)により前記始動口(10)を通過することにより前記特定の特別遊技を行うと判定される割合よりも高く設定されることを特徴とする。
本発明によれば、リミッタ機能を備えた機種において、可変始動口の作動制御モードに関して改良を施し、遊技性(ゲーム性)を飛躍的に向上させることができる。
実施例のパチンコ遊技機の斜視図である。 パチンコ遊技機(遊技盤)の正面図である。 パチンコ遊技機の制御系のブロック図である。 パチンコ遊技機の機能ブロック図である。 大当り判定テーブルに関する図表である。 図柄選択テーブル/大入賞口開閉パターンに関する図表である。 始動口作動モード選択テーブルに関する図表である。 始動口作動モードに関する図表である。 複数種類の遊技状態とそれらの設定内容を示す図表である。 第1特図変動時間決定用のテーブルを示す図表である。 第2特図変動時間決定用のテーブルを示す図表である。 タイマ割込処理のフローチャートである。 始動口SW処理のフローチャートである。 特別図柄処理のフローチャートである。 停止中処理の前半のフローチャートである。 停止中処理の後半のフローチャートである。 遊技状態設定処理のフローチャートである。 ゲートSW処理のフローチャートである。 普通図柄処理のフローチャートである。 始動口処理のフローチャートである。
以下、発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、パチンコ遊技機1には、遊技ホールの島構造に取付けられる外枠(図示略)に開閉枠2(内枠2)が開閉自在に装着され、開閉枠2に開閉扉3が開閉自在に装着されている。開閉扉3に窓3aが形成され、その窓3aに透明板3bが装着されている。開閉枠2の左端部に開閉扉3の左端部が鉛直軸心回りに回動自在に支持され、開閉扉3の右端部には、開閉扉3を開閉枠2に施錠するキーシリンダ3cが装着されている。開閉枠2に遊技盤4が装着され、遊技盤4とその前側の透明板3bとの間に遊技球が流下可能な遊技領域4aが形成され、この遊技領域4aが開閉扉3により開閉される。
開閉扉3には、窓3aの下側に遊技球を貯留する貯留皿5が設けられ、その貯留皿5に演出ボタンSW6(「SW」はスイッチを意味する)が装着され、貯留皿5の右下側に発射ハンドル7が装着されている。発射ハンドル7が回動操作されると、貯留皿5から発射位置に導入された遊技球が発射され、貯留皿5に複数の遊技球が貯留されている場合には、複数の遊技球が約0.6 秒間隔で連続発射される。発射された遊技球はガイドレール8で案内され遊技領域4aの上部に導入される。
図2、図3に示すように、遊技盤4の遊技領域4aには、多数の障害釘9の他、第1始動口10、開閉式の第2始動口11a(可変始動口)を有する第2始動口装置11、ゲート12、開閉式の大入賞口13aを有する大入賞口装置13、複数の一般入賞口14が、夫々遊技球が通過(入賞)可能に図示の配置で設けられている。第1始動口10、ゲート12、複数の一般入賞口14には、夫々、そこに入賞した遊技球を検出する第1始動口SW10a、ゲートSW12a、複数の一般入賞口SW14aが付設されている。
第2始動口装置11は、第2始動口11a、第2始動口11aに設けられた開閉部材11b、第2始動口11aに入賞した遊技球を検出する第2始動口SW11c、開閉部材11bを駆動する第2始動口SOL11d(「SOL」はソレノイドアクチュエータを意味する)を有し、遊技球が入賞不可能な(通過し難い)閉状態と入賞可能な(通過し易い)開状態とに第2始動口11aが作動し得る。
大入賞口装置13は、大入賞口13a、大入賞口13aに設けられた開閉部材13b、大入賞口13aに入賞した遊技球を検出する大入賞口SW13c、開閉部材13bを駆動する大入賞口SOL13dを有し、遊技球が入賞不可能な閉状態と入賞可能な開状態とに大入賞口13aが作動し得る。
遊技球が入賞口10,11a,13a,14の何れかに入賞した場合、遊技球1個の入賞につき入賞口毎に設定された数(数個〜10数個)の遊技球が貯留皿5に払出される。遊技球が第1,第2始動口10,11aの何れかに入賞した場合に大当り抽選が行われ、その大当り抽選で当選した場合、大入賞口13aが開放する大当り遊技(特別遊技)が発生する。遊技球がゲート12を通過した場合に当り抽選が行われ、その当り抽選で当選した場合、第2始動口11aが開放する補助遊技が発生する。
遊技盤4にはセンタ役物15が取付けられ、このセンタ役物15に遊技演出用の画像表示器16及び可動役物17が装備されている。センタ役物15は、そのセンタ枠体15aが遊技盤4に比較的大きく形成されたセンタ開口部(図示略)に嵌合装着され、そのセンタ枠体15aの下部には遊技球が転動するステージ15bが形成されている。
画像表示器16は、画面をパチンコ遊技機1の前側からセンタ枠体15aの内側を通して視認可能に配置され、この画像表示器16に、大当り抽選に基づいて大当り期待度を示唆する遊技演出等の演出画像(動画)が表示される。可動役物17は、画像表示器16に表示される特定の遊技演出の一環として作動して、可動部材17aを画像表示器16の画面前側において遊技盤4の盤面と平行な方向へ移動させる。
ここで、遊技盤4(遊技領域4a)においては、遊技球がセンタ役物15の左側を落下するように遊技球を発射させる所謂左打ちを行うと、第1,第2始動口10,11a、ゲート12を狙うことができるが、遊技球がセンタ役物15の右側を落下するように遊技球を発射させる所謂右打ちを行うと、第1,第2始動口10,11a、ゲート12を狙うことができない盤面構成になっている。
遊技盤4の右下部に遊技表示盤19が設けられ、この遊技表示盤19は、第1特図表示器19a、第2特図表示器19b、普図表示器19c、第1特図保留ランプ19d、第2特図保留ランプ19e、普図保留ランプ19fを備えている。
第1特図表示器19aには第1特別図柄が変動可能に表示され、第1特図保留ランプ19dには第1特図保留数が表示され、その第1特図保留数は4未満の場合に第1始動口10に遊技球が入賞する毎に1加算される。第2特図表示器19bには第2特別図柄が変動可能に表示され、第2特図保留ランプ19eには第2特図保留数が表示され、その第2特図保留数は4未満の場合に第2始動口11aに遊技球が入賞する毎に1加算される。
第1,第2特別図柄が変動停止状態で、第1特図保留数が1以上の場合、第2特図保留数が0の場合には、第1特図保留数が1減算されて第1特別図柄が変動開始され、その後の停止図柄で大当り抽選の結果が表示される。第1,第2特別図柄が変動停止状態で、第2特図保留数が1以上の場合、第1特図保留数に関わらず、第2特図保留数が1減算されて第2特別図柄が変動開始され、その後の停止図柄で大当り抽選の結果が表示される。
普図表示器19cには普通図柄が変動可能に表示され、普図保留ランプ19fには普図保留数が表示され、その普図保留数は4未満の場合にゲート12に遊技球が入賞する毎に1加算される。普通図柄が変動停止状態で、普図保留数が1以上の場合、普図保留数が1減算されて普通図柄が変動開始され、その後の停止図柄で当り抽選の結果が表示される。
次に、パチンコ遊技機1の制御系について説明する。
図3に示すように、制御装置20は、遊技制御基板21、払出制御基板22、演出制御基板23、画像制御基板24、ランプ制御基板25を備え、これら制御基板21〜25に夫々CPUとROMとRAMを含むコンピュータを備えて構成され、演出制御基板23は更にRTC(「RTC」はリアルタイムクロックを意味する)を備えている。
遊技制御基板21のコンピュータは、第1,第2始動口SW10a,11c、ゲートSW12a、大入賞口SW13c、複数の一般入賞口SW14aからの信号、払出制御基板22からの制御情報を受けて、第2始動口SOL11d、大入賞口SOL13d、図柄表示器19a〜19c、図柄保留ランプ19d〜19fを制御し、払出制御基板22、演出制御基板23に制御情報を出力する。
払出制御基板22のコンピュータは、遊技制御基板21からの制御情報、払出球検出SW26b、球有り検出SW26c、満タン検出SW26dからの信号を受けて、払出モータ26aを制御し、遊技制御基板22に制御情報を出力する。演出制御基板23のコンピュータは、遊技制御基板21、画像制御基板24、ランプ制御基板25からの制御情報、演出ボタンSW6からの信号を受けて、画像制御基板24、ランプ制御基板25に制御情報を出力する。
画像制御基板24のコンピュータは、演出制御基板23からの制御情報を受けて、遊技演出用の画像表示器16、スピーカ27を制御し、演出制御基板23に制御情報を出力する。ランプ制御基板25のコンピュータは、可動役物17のSW(図示略)からの信号、演出制御基板23からの制御情報を受けて、遊技演出用の枠ランプ28a、盤ランプ28b、可動役物17を制御し、演出制御基板23に制御情報を出力する。
図4に示すように、遊技制御基板21の主にコンピュータにより、図示の各手段30〜37,40〜47,50が構成されている。
特図カウンタ手段30は、16ビット構成の所謂ハード乱数である大当り判定値を、設定範囲(0 〜65535 )内で微小時間(0.1 μs )毎に順次更新し、また、8 ビット構成の所謂ソフト乱数である特図判定値を、設定範囲(0 〜199 )内で微小時間(4 ms )毎に順次更新する。更に、ソフト乱数であるリーチ判定値と変動パターン判定値を、夫々設定範囲内で微小時間毎に順次更新する。
特図取得手段31は、遊技球が第1始動口10に入賞することにより、第1特図保留数が4未満の場合に始動条件が成立して、特図カウンタ手段30により更新された大当り判定値、特図判定値、リーチ判定値、及び変動パターン判定値を取得し、これらの判定値が1組の第1特図判定情報となる。また、遊技球が第2始動口11aに入賞することにより、第2特図保留数が4未満の場合に始動条件が成立して、特図カウンタ手段30により更新された大当り判定値、特図判定値、リーチ判定値、及び変動パターン判定値を取得し、これらの判定値が1組の第2特図判定情報となる。この特図取得手段31により取得された特図判定情報が特図保留記憶手段32に一旦記憶(保留)される。
特図保留消化手段33は、特図保留記憶手段32に記憶されている特図判定情報を、特図表示器19a,19bでの図柄変動開始毎に順次1ずつ特図判定手段34による判定に供して特図保留記憶手段32から消去(保留消化)する。その際、特図保留記憶手段32に複数の特図判定情報が記憶されている場合、それら複数の特図判定情報を特図保留記憶手段32に記憶された順番(即ち、特図取得手段31により取得された順番)で消化し、但し、第1,第2特図判定情報の両方が記憶されている場合には、第2特図判定情報を第1特図判定情報よりも優先して消化する。
特図判定手段34は、特図取得手段31により取得された(特図保留記憶手段32に記憶された)特図判定情報に基づいて、詳しくは、特別図柄が変動表示される際、当該特別図柄の変動に係る特図判定情報、つまり特図保留消化手段33により消化された特図判定情報に基づいて、特別遊技を行うか否かを判定する。また、特別遊技を行うと判定した場合には、当該特別遊技中の第1,第2大入賞口13a,14aの開閉パターンを選択し、これにより、有利度合いの異なる複数種類の特別遊技の何れを行うかを判定する。
ここで、特図判定手段34において、第1判定手段34aが、特図取得手段31により遊技球が第1始動口10に入賞することにより取得された第1特図判定情報に基づいて判定し、第2判定手段34bが、特図取得手段31により遊技球が第2始動口11aに入賞することにより取得された第2特図判定情報に基づいて判定する。
具体的に、先ず、特図判定情報の大当り判定値に基づいて、特別遊技である大当り遊技を行うか否かを、また、大当り遊技と部類が異なる特別遊技である小当り遊技を行うか否かを判定する。この場合、図5に示すように、大当り判定テーブルとして低確テーブルと高確テーブルの何れかを用いて判定する。
低確テーブルを用いる場合、大当り判定値が約1/320 の割合で大当り特定値(3,247 ・・・)の何れかと一致する場合に、大当り遊技を行うと判定し、高確テーブルを用いる場合、大当り判定値が約10/320の割合で大当り特定値(3,7 ・・・)の何れかと一致する場合に、大当り遊技を行うと判定し、低確テーブルと高確テーブルの何れを用いる場合でも、大当り判定値が約3/320 の割合で小当り特定値(4,44・・・)の何れかと一致する場合に、小当り遊技を行うと判定する。
大当り遊技を行うと判定した場合には、次に、当該判定に供された大当り判定値と組の特図判定値に基づいて、複数種類の大当り図柄(図6に示す3種類の大当り図柄A〜C)の何れか1つを選択する。ここで、第1特図判定情報である特図判定値に対しては、第1判定手段34aが図6に示す第1図柄選択テーブルにより規定される選択率で図柄選択を行い、第2特図判定情報である特図判定値に対しては、第2判定手段34bが図6に示す第2図柄選択テーブルにより規定される選択率で図柄選択を行う。そして、選択された大当り図柄によって、当該特別遊技中の大入賞口13aの開閉パターン(有利度合いの異なる複数の特別遊技)が決定される。
特図表示制御手段35は、特図判定手段34による判定結果に基づいて、特図保留消化手段33により第1特図判定情報が消化されたことを契機に、第1特図表示器19aに第1特別図柄を変動表示させた後に当該判定結果を示す判定図柄を停止表示させ、特図保留消化手段33により第2特図判定情報が消化されたことを契機に、第2特図表示器19bに第2特別図柄を変動表示させた後に当該判定結果を示す判定図柄を停止表示させる。
特図判定手段34により大当り遊技を行うと判定された場合には、選択された大当り図柄A〜Cの何れか1つを停止表示させ、小当り遊技を行うと判定された場合には、小当り図柄を停止表示させ、特別遊技(大当り遊技、小当り遊技)を行わないと判定された場合には、ハズレ図柄を停止表示させる。
特図表示制御手段35において、図柄変動時間決定手段35aは、特図判定手段34による判定結果に基づいて選択された図柄(大当り図柄A〜C、小当り図柄、ハズレ図柄の何れか)、及び当該判定に供された特図判定情報のリーチ判定値と変動パターン判定値等に基づいて、特別図柄を変動表示させる特図変動時間(第1特別図柄を変動表示させる第1特図変動時間、第2特別図柄を変動表示させる第2特図変動時間)を決定する。
特別遊技実行手段36は、特図判定手段34により特別遊技(大当り遊技、小当り遊技)を行うと判定された場合、特図表示制御手段35により、当該判定結果を示す判定図柄、つまり特図判定手段34により選択された判定図柄(大当り図柄、小当り図柄)が停止表示された後に、その判定図柄に応じた開閉パターンで大入賞口13aを開閉させる遊技者に有利な特別遊技(大当り遊技、小当り遊技)を行う。
大当り遊技では、大入賞口13aを複数R(例えば、10R)に亙って開閉させ、その開閉パターンは、大当り図柄の種類に応じて図6のように設定される。図示省略するが、小当り遊技中の大入賞口13aの開閉パターンは、大当り図柄Aに対応する開閉パターンと同様に設定される。尚、「R」はラウンドを意味する。
10R短期開放(第2の特別遊技)において、各Rは、大入賞口13aを開放して開始後、大入賞口13aに遊技球が10個入賞する或いは0.1秒経過すると、大入賞口13aを閉塞して終了する。5R長期開放+5R短期開放(第1の特別遊技)において、1R〜5Rの各Rは、大入賞口13aを開放して開始後、大入賞口13aに遊技球が10個入賞する或いは30秒経過すると、大入賞口13aを閉塞して終了し、6R〜10Rの各Rは、10R短期開放における各Rと同様である。10R長期開放(特定の特別遊技)において、各Rは、5R長期開放+5R短期開放における1R〜5Rの各Rと同様である。
確率設定手段37は、特図判定手段34により大当り遊技を行うと判定される大当り確率として、図5に示す低確テーブルを用いて所定の低確率(約1/265 )又は図5に示す高確テーブルを用いて低確率(約1/265 )よりも高い所定の高確率(約1/46)を設定する。
確率設定手段37において、確率制限設定手段37aは、低確率を設定しているときに特図判定手段34により大当り遊技を行うと判定された場合、特別遊技実行手段36により行われた当該大当り遊技からの大当り遊技の実行数(初当りからの大当り遊技実行数)が所定のリミッタ数(例えば、8回)に到達するまで高確率を設定し、初当りからの大当り遊技実行数がリミッタ数に到達すると低確率を設定する。
一方、普図カウンタ手段40は、8 ビット構成のソフト乱数である当り判定値を、設定範囲(0 〜199 )内で微小時間(4 ms )毎に順次更新する。
普図取得手段41は、遊技球がゲート12を通過したときに普図保留数が4未満の場合に始動条件が成立して、普図カウンタ手段40により更新された当り判定値を取得し、この判定値が普図判定情報となる。この普図取得手段41により取得された普図判定情報が普図保留記憶手段42に一旦記憶(保留)される。
普図保留消化手段43は、普図保留記憶手段42に記憶されている普図判定情報を普図表示器19cでの図柄変動開始毎に順次1ずつ普図判定手段44による判定に供して普図保留記憶手段42から消去(保留消化)する。その際、保留記憶手段42に複数の普図判定情報が記憶されている場合、それら複数の普図判定情報を普図保留記憶手段42に記憶された順番(即ち、普図取得手段41により取得された順番)で消化する。
普図判定手段44は、普図取得手段41により取得された(普図保留記憶手段42に記憶された)普図判定情報に基づいて、詳しくは、普通図柄が変動表示される際、当該普通図柄の変動表示に係る普図判定情報、つまり普図保留消化手段43により消化された普図判定情報に基づいて、補助遊技を行うか否かを判定する。
普図表示制御手段45は、普図判定手段44による判定結果に基づいて、普図保留消化手段43により普図判定情報が消化されたことを契機に、普図表示器19cに普通図柄を変動表示させた後に当該判定結果を示す判定図柄を停止表示させる。普図判定手段44により補助遊技を行うと判定された場合には、当り図柄を停止表示させ、補助遊技を行わないと判定された場合には、ハズレ図柄を停止表示させる。
補助遊技実行手段46は、普図判定手段44により補助遊技を行うと判定された場合、普図表示制御手段45により当り図柄が停止表示された後、可変制御手段46aが第2始動口11aを開閉させる補助遊技を行う。
作動モード設定手段47(作動制御モード設定手段)は、可変制御手段46aにおける第2始動口11aの作動制御モード(始動口作動モード)として、遊技球が第2始動口11aに入賞する(第2始動口11aを通過する)期待値を相互に異ならせる3以上の複数の作動制御モード(前記期待値が低い順から、低作動モード、中作動モード、高作動モードの3種類の作動モード)の何れかを設定する。
図8に示すように、低作動モードでは、普図判定手段44により補助遊技を行うと判定される当り確率が1/10、普図表示制御手段45により普通図柄が変動表示される普図変動時間が12秒、補助遊技実行手段46により行われる補助遊技中の第2始動口11aの始動口開閉パターンが0.1 秒×1 回に設定される。中作動モードでは、当り確率が10/10 、普図変動時間が0.5 秒、始動口開閉パターンが0.5 秒×1 回に設定され、高作動モードでは、当り確率が10/10 、普図変動時間が0.5 秒、始動口開閉パターンが2.0 秒×3 回に設定される。
ここで、前記期待値については、第2始動口11aを狙うように、本実施例では左打ちを連続的に行った場合に、遊技球の発射数に対して、第2始動口11aに入賞する遊技球の数の平均的な割合で表すことができる。
作動モード設定手段47において、第1作動モード設定手段47a(第1作動制御モード設定手段)は、第1判定手段34a(ヘソ入賞)により大当り遊技を行うと判定された場合に、低作動モード、中作動モード、高作動モードの何れかを設定し、第2作動モード設定手段47b(第2作動制御モード設定手段)は、第2判定手段34b(電チュー入賞)により大当り遊技を行うと判定された場合に、高作動モードを設定する。
第1作動モード設定手段47aによる具体的な設定については次の通りである。図6、図7から判るように、第1判定手段34aにより大当り遊技を行うと判定された当選時の大当り確率が低確率の場合、即ち、当該大当り遊技の終了後に高確率が設定される際に、60%の確率で低作動モードが設定され、20%の確率で中作動モードが設定され、20%の確率で高作動モードが設定される。このとき、中作動モードが設定された場合、その中作動モードは、特図表示器19a,19bでの特図変動回数が100 回に達すると低作動モードに変更設定され、高作動モードが設定された場合、その高作動モードは、特図変動回数が100 回に達すると低作動モードに変更設定される。
また、第1判定手段34aにより大当り遊技を行うと判定された当選時の大当り確率が高確率の場合、更に、初当りからの当該大当り遊技を含む大当り遊技実行数がリミッタ数に到達していない場合、即ち、当該大当り遊技の終了後に高確率が設定される際に、前記同様、60%の確率で低作動モードが設定され、20%の確率で中作動モードが設定され、20%の確率で高作動モードが設定される。このとき、中作動モードが設定された場合、その中作動モードは、特図変動回数が10000 回に達すると低作動モードに変更設定され、高作動モードが設定された場合、その高作動モードは、特図変動回数が10000 回に達すると低作動モードに変更設定される。
また、第1判定手段34aにより大当り遊技を行うと判定された当選時の大当り確率が高確率の場合、更に、初当りからの当該大当り遊技を含む大当り遊技実行数がリミッタ数に到達した場合、即ち、当該大当り遊技の終了後に低確率が設定される際に、100 %の確率で高作動モードが設定される。このとき設定された高作動モードは、特図変動回数が100 回に達すると低作動モードに変更設定される。
第2作動モード設定手段47bによる具体的な設定については次の通りである。図6、図7から判るように、第2判定手段34bにより大当り遊技を行うと判定された当選時の大当り確率が低確率の場合、即ち、当該大当り遊技の終了後に高確率が設定される際に、100 %の確率で高作動モードが設定される。このとき設定された高作動モードは、特図変動回数が100 回に達すると低作動モードに変更設定される。
また、第2判定手段34bにより大当り遊技を行うと判定された当選時の大当り確率が高確率の場合、更に、初当りからの当該大当り遊技を含む大当り遊技実行数がリミッタ数に到達していない場合、即ち、当該大当り遊技の終了後に高確率が設定される際に、前記同様、100 %の確率で高作動モードが設定される。このとき設定された高作動モードは、特図変動回数が10000 回に達すると低作動モードに変更設定される。
また、第2判定手段34bにより大当り遊技を行うと判定された当選時の大当り確率が高確率の場合、更に、初当りからの当該大当り遊技を含む大当り遊技実行数がリミッタ数に到達した場合、即ち、当該大当り遊技の終了後に低確率が設定される際に、100 %の確率で高作動モードが設定される。このとき設定された高作動モードは、特図変動回数が100 回に達すると低作動モードに変更設定される。
ここで、例えば、高作動モードが「1の作動制御モード」に相当し、20%の確率が「所定の第1確率」に相当し、100 %の確率が「所定の第2確率」に相当する。
即ち、第1作動モード設定手段47aは、第1判定手段34aにより特別遊技(大当り遊技)を行うと判定された場合、確率制限設定手段37aにより高確率が設定される際に3以上の作動制御モード(低作動モード、中作動モード、高作動モード)のうちの1の作動制御モード(高作動モード)を所定の第1確率(20%)で設定し、第2作動モード設定手段47bは、第2判定手段34bにより特別遊技(大当り遊技)を行うと判定された場合、確率制限設定手段37aにより高確率が設定される際に前記1の作動制御モード(高作動モード)を第1確率(20%)と異なる(第1確率(20%)よりも高い)所定の第2確率(100 %)で設定する。
或いは、例えば、低作動モード又は中作動モードが「1の作動制御モード」に相当し、60%又は20%の確率が「所定の第1確率」に相当し、0 %の確率が「所定の第2確率」に相当する。
即ち、第1作動モード設定手段47aは、第1判定手段34aにより特別遊技(大当り遊技)を行うと判定された場合、確率制限設定手段37aにより高確率が設定される際に3以上の作動制御モード(低作動モード、中作動モード、高作動モード)のうちの1の作動制御モード(低作動モード又は中作動モード)を所定の第1確率(60%又は20%)で設定し、第2作動モード設定手段47bは、第2判定手段34bにより特別遊技(大当り遊技)を行うと判定された場合、確率制限設定手段37aにより高確率が設定される際に前記1の作動制御モード(低作動モード又は中作動モード)を第1確率(60%又は20%)と異なる(第1確率(60%又は20%)よりも低い)所定の第2確率(0 %)で設定する、即ち、前記1の作動制御モード(低作動モード又は中作動モード)を設定することはなく、他の作動制御モード(高作動モード) を設定する。
図9に示すように、遊技状態設定手段50は、特別遊技実行手段36による大当り遊技の終了後に、複数種類の遊技状態(5種類の低確・非時短状態、低確・時短状態、第1高確・非時短状態(第3遊技状態)、第2高確・非時短状態(第2遊技状態)、高確・時短状態(第1遊技状態))の何れかを設定し、その設定される遊技状態は、大当り確率と始動口作動モードによって図示のように決められ、また、その後、大当り遊技の開始前に始動口作動モードが設定変更された場合には、それに応じて設定変更する。尚、電源投入時には前回の電源遮断時に設定されていた遊技状態を設定し、電源投入時に所謂RAMクリアが実行された場合には低確・非時短状態を設定する。
ここで、特図表示制御手段35の図柄変動時間決定手段35aは、第1特図変動時間を図10に示すテーブルに基づいて決定する。図10(1)に示すように、低確・非時短状態又は第1高確・非時短状態又は第2高確・非時短状態では、大当り遊技を行わないと判定され且つ大当り期待度が低くなる非当選時(1) には、第1特図保留数に応じて9 秒,7秒,5秒,3秒の何れかが決定され、大当り遊技を行わないと判定され且つ大当り期待度が高くなる非当選時(2) 又は大当り遊技を行うと判定された当選時には、第1特図保留数に関わらず13秒,15 秒・・・,50 秒の何れかが決定される。図10(2)に示すように、低確・時短状態又は高確・時短状態では、非当選時(1) には、第1特図保留数に関わらず12秒が決定され、非当選時(2) 又は当選時には、図10(1)同様、第1特図保留数に関わらず13秒,15 秒・・・,50 秒の何れかが決定される。
また、特図表示制御手段35の図柄変動時間決定手段35aは、第2特図変動時間を図11に示すテーブルに基づいて決定する。図11(1)に示すように、低確・非時短状態又は第1高確・非時短状態又は第2高確・非時短状態では、非当選時(1) には、第2特図保留数に関わらず3 秒が決定され、非当選時(2) 又は当選時には、第2特図保留数に関わらず13秒,15秒・・・,50秒の何れかが決定される。図11(2)に示すように、低確・時短状態又は高確・時短状態では、非当選時(1) には、第2特図保留数に応じて12秒,3秒,1秒の何れかが決定され、非当選時(2) 又は当選時には、図11(1)同様、第2特図保留数に関わらず10秒が決定される。
次に、図4に示す各手段30〜37,40〜47,50の機能を達成するために、制御装置20(遊技制御基板21のコンピュータ)が実行する主要な処理についてフローチャートに基づいて説明する。
図12に示すように、遊技制御基板21のコンピュータが実行するタイマ割込処理は微小時間(4 ms )毎に開始され、そのタイマ割込処理において、乱数更新処理(S1)、スイッチ処理(S2)、図柄処理(S3)、電動役物処理(S4)、賞球処理(S5)、出力処理(S6)が順次実行される。
図13に示すように、S2の始動口SW処理では、第1始動口SW10aがオンの場合(S11;Yes )、第1特図保留数U1が4未満の場合に(S12;Yes )、第1特図保留数U1がU1+1に加算され(S13)、大当り判定値、図柄判定値、リーチ判定値、及び変動パターン判定値(第1特図判定情報)が取得・格納され(S14)、第1特図保留数増加コマンドがセットされる(S15)。
第2始動口SW11cがオンの場合(S16;Yes )、第2特図保留数U2が4未満の場合に(S17;Yes )、第2特図保留数U2がU2+1に加算され(S18)、大当り判定値、図柄判定値、リーチ判定値、及び変動パターン判定値(第2特図判定情報)が取得・格納され(S19)、第2特図保留数増加コマンドがセットされる(S20)。S15、S20でセットされたコマンド、及び、その他のステップでセットされたコマンドについては、S6の出力処理により演出制御基板23に送信される。
図14に示すように、S3の特別図柄処理では、特別遊技フラグがON(つまり、大当り遊技又は小当り遊技が実行中)でない場合(S31;No)、特別図柄が変動中でない場合に(S32;No)、第2特図保留数U2が1以上か否か判定される(S33)。S32の判定がYes の場合、つまり、特別図柄が変動中である場合には、S42へ移行する。
S33の判定がYes の場合、第2特図保留数U2がU2−1に減算され(S34)、S33の判定がNoの場合、第1特図保留数U1が1以上か否か判定される(S35)。S35の判定がYes の場合、第1特図保留数U1がU1−1に減算され(S36)、S35の判定がNoの場合、客待ち設定処理(S46)が実行される。S34又はS36の実行後、客待ちフラグがOFFにされ(S37)、大当り判定処理(S38)が実行され、続いて、変動パターン選択処理(S39)が実行される。
S38の大当り判定処理では、特図保留記憶手段32に記憶されている特図判定情報のうち消化優先順位が最も高い特図判定情報の大当り判定値が、図5に示すように、大当り特定値か否か判定され、大当り特定値である場合には、その大当り判定値と組の図柄判定値に基づいて、図8に示すように、大当り図柄A〜Cの何れかが選択設定され、小当り特定値である場合には、小当り図柄設定され、大当り特定値でも小当り特定値でもない場合には、ハズレ図柄が設定される。
S39の変動パターン選択処理では、S38で設定された図柄、及び、前記大当り判定値と組のリーチ判定値、変動パターン判定値等に基づいて、図10、図11に示すように、変動パターン(特図変動時間)が選択設定される。その後、第1又は第2特別図柄が変動開始され(S40)、S38で設定された図柄とS39で設定された変動パターン(特図変動時間)の情報を含む特図変動開始コマンドがセットされる(S41)。
次に、S39で設定された特図変動時間が経過した場合(S42;Yes )、第1又は第2特別図柄が変動停止され(S43)、ここで、S38で設定された図柄が第1又は第2特図表示器19a又は19bに表示される。続いて、特図変動停止コマンドがセットされ(S44)、停止中処理(S45)が実行される。
図15に示すように、S45の停止中処理では、高確率フラグがON、つまり大当り確率に高確率が設定されている場合(S51;Yes )、高確率の継続回数AがA−1に減算され(S52)、その継続回数Aが0の場合(S53;Yes )、高確率フラグがOFFにされる(S54)。また、中作動モードフラグがON、つまり始動口作動モードに中作動モードが設定されている場合(S55;Yes )、中作動モードの継続回数BがB−1に減算され(S56)、その継続回数Bが0の場合(S57;Yes )、中作動モードフラグがOFFにされる(S58)。
また、高作動モードフラグがON、つまり始動口作動モードに高作動モードが設定されている場合(S59;Yes )、高作動モードの継続回数CがC−1に減算され(S60)、その継続回数Cが0の場合(S61;Yes )、高作動モードフラグがOFFにされる(S62)。尚、高確率フラグがOFFの場合、大当り確率に低確率が設定される。また、中作動モードフラグと高作動モードフラグが共にOFFの場合、始動口作動モードに低作動モードが設定される。
次に、図16に示すように、大当り又は小当りの場合(S71;Yes )、特別遊技フラグがONにされ(S72)、大当りの場合には(S73;Yes )、高確率/中作動モード/高作動モードの継続回数A/B/Cが0にリセットされ(S74)、高確率フラグ/中作動モードフラグ/高作動モードフラグがOFFにされる(S75)。その後、オープニングが開始され(S76)、オープニングコマンドがセットされる(S77)。
その後、S4の大入賞口処理において、特別遊技フラグがONの場合、図6に示すように、大当りの場合には、大当り図柄の種類に応じて、10R短期開放、5 R短期開放+5 R長期開放、10R長期開放の何れかの開閉パターンにて大入賞口13aを開放する大当り遊技が実行され、小当りの場合には、10R短期開放の開閉パターンにて大入賞口13aを開放する小当り遊技が実行される。この大入賞口処理の終盤において、遊技状態設定処理が実行され、その後、特別遊技フラグがOFFにされる。
図17に示すように、遊技状態設定処理では、先ず、当該特別遊技が大当り遊技か否か判定され(S81)、S81の判定がNoの場合、つまり小当り遊技の場合にはリターンする。S81の判定がYes の場合、次に、当該大当り遊技の当選時の大当り確率が低確率か否か判定され(S82)、S82の判定がNoの場合、つまり当選時の大当り確率が高確率の場合、初当りからの当該大当り遊技を含む大当り遊技実行数がリミッタ数に到達か否か判定される(S83)。
S82の判定がYes 、或いは、S83の判定がNoの場合、大当り確率が高確率に設定されるため、高確率フラグがONにされ(S84)、高確率の継続回数Aに10000 がセットされる(S85)。S83の判定がYes の場合、大当り確率が低確率に設定されるため、S84、S85の実行が回避される。
S85の実行後、図6、図7に示すように、始動口作動モードが、大当り図柄に応じて低作動モード、中作動モード、高作動モードの何れかに設定されるが、中作動モードが設定された場合(S86;Yes )、中作動モードフラグがONにされ(S87)、中作動モードの継続回数Bに、当選時の大当り確率、及び初当りからの大当り遊技実行数に応じて、100 又は10000 がセットされる(S88)。
また、高作動モードが設定された場合(S89;Yes )、高作動モードフラグがONにされ(S90)、高作動モードの継続回数Cに、当選時の大当り確率、及び初当りからの大当り遊技実行数に応じて、100 又は10000 がセットされる(S91)。S83の判定がYes の場合には、そのままS90へ移行して、高作動モードフラグがONにされ(S90)、高作動モードの継続回数Cに100 がセットされる(S91)。
図18に示すように、S2のゲートSW処理では、ゲートSW12aがオンの場合(S101;Yes )、普図保留数Gが4未満の場合に(S102;Yes )、普図保留数GがG+1に加算され(S103)、当り判定値(普図判定情報)が取得・格納され(S104)。
図19に示すように、S3の普通図柄処理では、先ず、始動口作動モードが変更されたか否か判定され(S111)、S111の判定がYes の場合、始動口作動モード設定処理(S112)が実行され、ここで、図8に示すように、低作動モード、中作動モード、高作動モードの何れかが設定される。
その後、補助遊技フラグがON(つまり、補助遊技が実行中)でない場合(S113;No)、普通図柄が変動中でない場合に(S114;No)、普図保留数Gが1以上か否か判定される(S115)。S114の判定がYes の場合、S120へ移行する。S115の判定がYes の場合、普図保留数GがG−1に減算され(S116)、当り判定処理(S117)が実行され、続いて、普図変動時間設定処理(S118)が実行される。
S117の当り判定処理では、普図保留記憶手段42に記憶されている普図判定情報のうち消化優先順位が最も高い普図判定情報の当り判定値が、当り特定値と一致した場合に当りと判定されるが、その当り確率が、低作動モードでは1/10に、中作動モードと高作動モードでは10/10 になるように設定される。S118の普図変動時間設定処理では、普図変動時間が、低作動モードでは12秒に、中作動モードと高作動モードでは0.5 秒になるように設定される。その後、普通図柄が変動開始される(S119)。
次に、S118で設定された普図変動時間が経過した場合(S120;Yes )、普通図柄が変動停止され(S122)、ここで、S117で当りと判定された場合には当り図柄が停止され、ハズレと判定された場合にはハズレ図柄が停止される。そして、当り判定された場合には(S122;Yes )、補助遊技フラグがONにされる(S123)。
図20に示すように、S4の始動口処理では、補助遊技フラグがONか否か判定され(S131)、S131の判定がYes の場合、第2特図始動口11aが作動中か否か判定され(S132)、S132の判定がYes の場合、S135へ移行する。
S132の判定がNoの場合、始動口開閉パターン設定処理(S133)が実行され、ここで、始動口開閉パターンが、低作動モードでは0.1 秒×1 回に、中作動モードデーは0.5 秒×1 回に、高作動モードでは2.0 秒×3 回に設定される。その後、第2特図始動口11aが作動開始し(S134)、S133で設定され始動口開閉パターンとなるように作動する。その後、第2特図始動口11aが作動終了した場合(S135;Yes )、補助遊技フラグがOFFにされる(S136)。
以上説明したパチンコ遊技機1の作用・効果について説明する。
遊技者は発射ハンドル7を操作して遊技球がセンタ役物15の左側を落下するように、遊技球を発射させる所謂左打ちにより遊技を行い、この左打ちにより第1始動口10、第2始動口11a、ゲート12、大入賞口13aを狙うことができる。尚、遊技球がセンタ役物15の右側を落下するように、遊技球を発射させる所謂右打ちにより遊技を行った場合、第1始動口10、第2始動口11a、ゲート12を狙うことが困難になる。
左打ちにより遊技を行って、第1特図保留数が4未満のときに、遊技球が第1始動口10に入賞すると、第1特図判定情報が取得され特図保留記憶手段32に記憶され、第2特図保留数が4未満のときに、遊技球が第2始動口11aに入賞すると、第2特図判定情報が取得され特図保留記憶手段32に記憶され、普図保留数が4未満のときに、遊技球がゲート12を通過すると、普図判定情報が取得され普図保留記憶手段42に記憶される。
特図保留記憶手段32に記憶された特図判定情報は、特別図柄の変動開始毎に順次消化される。その際、特図保留記憶手段32に複数の特図判定情報が記憶されている場合、それら複数の特図判定情報は取得された順番で消化され、但し、第1,第2特図判定情報の両方が記憶されている場合には、第2特図判定情報が第1特図判定情報よりも優先消化される。この特図判定情報の消化により大当り抽選が行われる。
その大当り抽選で当選した場合、特図表示器19a,19bcに大当り図柄が変動停止後、大入賞口13aが開放する大当り遊技が発生する。ここで、変動停止した大当り図柄の種類によって、当該大当り遊技中の大入賞口13aの開閉パターンとして、10R短期開放、5 R長期開放+5 R短期開放、10R長期開放の何れかが選択実行される。左打ちにより、10R短期開放では、遊技球を実質獲得できないが、5 R長期開放+5 R短期開放では、約600 個の遊技球を獲得でき、10R長期開放では、約1200個の遊技球を獲得できる。
大当り抽選で当選する大当り確率として、低確率が設定されているときに大当り抽選で当選した場合、特別遊技実行手段36により行われた当該大当り遊技からの大当り遊技の実行数、即ち初当りからの大当り遊技実行数が所定のリミッタ数(8回)に到達するまで高確率が設定され(但し、大当り遊技実行中は除く)、初当りからの大当り遊技実行数がリミッタ数に到達すると低確率が設定される。
一方、普図保留記憶手段42に記憶された普図判定情報は、普通図柄の変動開始毎に順次消化(消去)される。その際、普図保留記憶手段42に複数の普図判定情報が記憶されている場合、それら複数の普図判定情報は取得された順番で消化される。この普図判定情報の消化により当り抽選が行われ、その当り抽選で当選した場合、普図表示器19cに当り図柄が変動停止後、第2始動口11aが開放する補助遊技が発生する。
ところで、始動口作動モードとして、3種類の低作動モード、中作動モード、高作動モードの何れかが設定され、低作動モードが設定されると、第2始動口11aへの遊技球の入賞を殆ど期待できないため、所有の遊技球の数を減らしながら遊技を行うことになる。中作動モードが設定されると、第2始動口11aへの遊技球の入賞を低作動モードよりも多少期待できるが、やはり所有の遊技球の数を減らしながら遊技を行うことになり、高作動モードが設定されると、第2始動口11aへの比較的多くの遊技球の入賞を期待できるため、所有の遊技球の数を略維持して遊技を行うことができる。
さて、初当りからの大当り遊技実行数が所定のリミッタ数(8回)に到達するまでの間に、10R長期開放となる大当り遊技の実行回数が多くなるほど、次に5 R長期開放+5 R短期開放となる大当り遊技の実行回数が多くなるほど、また、高作動モードの設定回数が多くなるほど、次に中作動モードの設定回数が多くなるほど、遊技球の獲得数が多くなる。
具体的に、各大当り遊技での遊技球の獲得数、各大当り遊技終了後の始動口作動モードの両方について、大当り図柄Aよりも大当り図柄Bで大当りとなった方が有利になり、大当り図柄Bよりも大当り図柄Cで大当りとなった方が有利になる。つまり、遊技者は、大当り図柄A,Bよりも大当り図柄Cで大当りとなることを願って、次に大当り図柄Aよりも大当り図柄Bで大当りとなることを願って、遊技を行うことになる。
さて、従来のリミッタ機では、始動口作動モードとして、低作動モードと高作動モードの2種類の作動モードの何れかしか設定されないため、そして、初当りからの特別遊技実行数がリミッタ数に到達するまでの間に、基本的に、始動口の作動モードが低作動モードから一旦昇格すれば降格することがないため、遊技性(ゲーム性)をより高め得る構成にすることが困難である。
これに対して、本発明では、始動口作動モードとして、低作動モードと中作動モードと高作動モードの3種類の作動モードの何れかを設定でき、そして、初当りからの特別遊技実行数がリミッタ数に到達するまでの間に、始動口作動モードが、低作動モードから高作動モードへ一気に昇格することもあれば、低作動モードと中作動モードとの間を昇格したり降格したり、最終的に中作動モードを経由して高作動モードへ昇格することもあれば、高作動モードへ昇格してもその後に低作動モードへ降格することもあり、或いは、高作動モードへ昇格しないこともある、というように構成でき、即ち、始動口作動モードに関して改良を施し、遊技性(ゲーム性)を飛躍的に向上させることができる。
尚、前記実施例を部分的に次のように変更してもよい。
(1)特図保留消化手段33は、特図保留記憶手段32に第1,第2特図判定情報の両方が記憶されている場合に、第2特図判定情報を第1特図判定情報よりも優先して消化するのではなく、第1,第2特図判定情報を特図保留記憶手段32に記憶された順番で消化する。
(2)第2作動モード設定手段47bは、第2判定手段34b(電チュー入賞)により大当り遊技を行うと判定された場合に、高作動モードだけを設定するのではなく、低作動モード、高作動モードの何れか、或いは、中作動モード、高作動モードの何れか、或いは、低作動モード、中作動モード、高作動モードの何れかを設定する。
(3)図9等に示す第2高確・非時短状態(高確率・中作動モード)を第2高確・時短状態に代えて、この第2高確・時短状態が設定されているときに、図柄変動時間決定手段35aは、図10に示すテーブルではなくて、図11に示すテーブルに基づいて、図柄変動時間を決定する。
(4)作動モード設定手段47は、可変制御手段46aにおける始動口作動モードとして、遊技球が第2始動口11aを通過する期待値を相互に異ならせる4以上の作動モードの何れかを設定可能にする。
(5)各作動モードについては、当り確率、普図変動時間、始動口開閉パターンの3つのパラメータにより規定されるが、各作動モードの各パラメータの値については、適宜変更可能である。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、前記開示事項以外の種々の変更を付加して実施が可能であり、また、本発明については、実施例で開示したリミッタ機以外の種々のリミッタ機種、或いはリミッタ機に類する種々の遊技機(例えば、セットもの機種)に適用可能である。
1 パチンコ遊技機
4a 遊技領域
10 第1始動口
11a 第2始動口
19a 第1特図表示器
19b 第2特図表示器
31 特図取得手段
34 特図判定手段
34a 第1判定手段
34b 第2判定手段
35 特図表示制御手段
36 特別遊技実行手段
37 確率設定手段
37a 確率制限設定手段
46a 可変制御手段
47 作動モード設定手段
47a 第1作動モード設定手段
47b 第2作動モード設定手段

Claims (1)

  1. 遊技球が流下可能な遊技領域に設けられ、遊技球が通過可能な始動口及び遊技球が通過し難い閉状態と通過し易い開状態とに作動し得る可変始動口と、
    前記始動口又は前記可変始動口を遊技球が通過したときに始動条件の成立により判定情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された判定情報に基づいて、有利度合いの高い特定の特別遊技と、前記特定の特別遊技よりも有利度合いの低い第1の特別遊技と、前記第1の特別遊技よりも有利度合いの低い第2の特別遊技の何れかを行うか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、所定の図柄表示手段に図柄を変動表示させた後に当該判定結果を示す判定図柄を停止表示させる図柄表示制御手段と、
    前記判定手段により特別遊技を行うと判定された場合、前記図柄表示制御手段により前記判定図柄が停止表示された後に特別遊技を行う特別遊技実行手段と、
    前記判定手段により特別遊技を行うと判定される確率として、所定の低確率又は前記低確率よりも高い所定の高確率を設定可能な確率設定手段と、
    前記可変始動口を開閉させる可変制御手段と、
    前記可変制御手段における前記可変始動口の作動制御モードとして、遊技球が前記可変始動口を通過する期待値が最小の低作動制御モードと、前記低作動制御モードよりも期待値が高い中作動制御モードと、前記期待値が最大の高作動制御モードの何れかを設定可能な作動制御モード設定手段と
    前記判定手段により前記特定の特別遊技を行うと判定されて前記特別遊技実行手段により前記特別遊技が行われた後に前記高確率に設定され且つ前記高作動制御モードが設定される第1遊技状態と、
    前記判定手段により前記第1の特別遊技を行うと判定されて前記特別遊技実行手段により前記特別遊技が行われた後に前記高確率に設定され且つ前記中作動制御モードが設定される第2遊技状態と、
    前記判定手段により前記第2の特別遊技を行うと判定されて前記特別遊技実行手段により前記特別遊技が行われた後に前記高確率に設定され且つ前記低作動制御モードが設定される第3遊技状態の何れかを設定可能な遊技状態設定手段とを備え、
    前記確率設定手段は、前記低確率を設定しているときに前記判定手段により特別遊技を行うと判定された場合、前記特別遊技実行手段により行われた当該特別遊技からの特別遊技の実行数が所定のリミッタ数に到達するまでの間においては前記特別遊技終了後に前記高確率を設定し、前記実行数が前記リミッタ数に到達後においては前記特別遊技終了後に前記低確率を設定する確率制限設定手段を有し、
    前記判定手段は、
    前記取得手段により遊技球が前記始動口を通過することにより取得された判定情報に基づいて、前記有利度合いの異なる複数の特別遊技の何れかを行うか否かを判定する第1判定手段と、
    前記取得手段により遊技球が前記可変始動口を通過することにより取得された判定情報に基づいて、前記有利度合いの異なる複数の特別遊技の何れかを行うか否かを判定する第2判定手段とを有し、
    前記第1判定手段により前記始動口を通過することにより前記第1又は第2の特別遊技を行うと判定される割合が前記特定の特別遊技を行うと判定される割合よりも高く設定されるとともに、前記第2判定手段により前記可変始動口を通過することにより前記特定の特別遊技を行うと判定される割合が、前記第1判定手段により前記始動口を通過することにより前記特定の特別遊技を行うと判定される割合よりも高く設定されることを特徴とする遊技機。
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