JP5590905B2 - 光源用電源装置及び照明装置 - Google Patents

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Description

この発明は、光源の電源装置に関する。例えばLEDを点灯させる直流電源装置に関する。
LED照明器具は、LED素子を複数搭載したLEDモジュールと、このLEDモジュールに電力を供給する電源部とから構成される。LEDモジュールとLED点灯回路部が独立したケースに組み込まれた照明装置がある。このようなLED照明装置に関しては、LEDモジュールとLED点灯回路部とを勘合自在な接続部を持つケーブルで電気的に接続する方式が主流である。これは、点灯期間に照度が低下した場合やLEDの集光を変える目的から、LEDモジュールの交換を可能とするためである。
特開2003−59330号公報 特開2000−278859号公報
しかしながら、通電中にLEDモジュールを電源部から切り離すと、電源部の出力コンデンサが充電されたままの状態を維持するので、その後再びLEDモジュールを接続した場合、LEDモジュールに大きな電流が流れ、LEDが故障するという課題がある。
この発明は、通電中にLEDモジュールを電源部から切り離し、その後再びLEDモジュールを接続した場合でも、LEDの故障のないLED照明装置を提供することを目的とする。
この発明は、制御を受けることでスイッチングし、スイッチングによって直流電圧を生成するスイッチング素子と、前記スイッチング素子によって生成された直流電圧に基づく電荷を充電し、充電された電荷に基づく直流の充電電圧を光源に供給する供給コンデンサと、前記スイッチング素子のスイッチングを制御する制御部とを備えた光源用直流電圧生成部と、前記供給コンデンサの前記充電電圧が所定の電圧以上になると、前記供給コンデンサに充電された電荷の放電を開始する放電部と、前記放電部によって前記供給コンデンサの電荷の放電が開始されると、前記供給コンデンサの電荷が放電された状態を維持するように、前記制御部に前記スイッチング素子のスイッチングを停止させる放電記憶部とを備えることを特徴とする。
この発明によって、通電中にLEDモジュールを電源部から切り離し、その後再びLEDモジュールを接続した場合でも、LEDの故障のないLED照明装置を提供することができる。
実施の形態1のLED照明装置1001の外観図。 実施の形態1のLED照明装置1001の回路構成図。 実施の形態1の放電部101−1の動作を説明するタイミングチャート。 実施の形態1の放電部101−1の動作フロー。 実施の形態2のLED照明装置1002の回路構成図。 実施の形態3のLED照明装置1003の回路構成図。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1のLED照明装置1001の概観を示す。LED照明装置1001は、電源部110と、電源部110に接続されたLEDモジュール2とを備えている。
(1)電源部110は、LEDモジュール2に直流電圧を供給する。
(2)LEDモジュール2は、LED3〜6を収納する。
(3)出力ケーブル7は、電源部110の出力を外部に取り出す。出力ケーブル7の先端には出力コネクタ8が接続される。
(4)LEDモジュール2にはLEDケーブル9が接続され、LEDケーブル9の先端にはLEDコネクタ10が接続されている。
(5)出力コネクタ8とLEDコネクタ10とは勘合自在な構造であり、出力ケーブル7とLEDケーブル9とによって、電源部110とLEDモジュール2とが電気的に接続される。
図2は、実施の形態1のLED照明装置1001の回路構成図である。
(電源部110)
電源部110(光源用電源装置)は、商用交流電源11と接続し、交流を整流する整流回路12、平滑コンデンサ13、放電部101−1、ラッチ回路102(放電記憶部)、DC−DCコンバータ103(光源用直流電圧生成部)を備えている。
(1)平滑コンデンサ13は、整流回路12の整流出力を平滑する。
(2)DC−DCコンバータ103は、平滑コンデンサ13の出力を、低い電圧に変換する。DC−DCコンバータ103は、トランス15、スイッチングトランジスタ16(スイッチング素子という場合もある)、電流検出抵抗17、制御回路18(制御部)、2次側整流ダイオード19、フライホイールダイオード20、チョークコイル21、2次側平滑コンデンサ22(供給コンデンサ)から構成される。
(3)2次側平滑コンデンサ22の出力は、出力ケーブル7、出力コネクタ8、LEDコネクタ10、LEDケーブル9を介して、LEDモジュール2に接続される。
(放電部101−1の構成)
放電部101−1は、2次側平滑コンデンサ22の出力に、LEDモジュール2と並列に接続される。図2に示すように、放電部101−1と、LEDモジュール2とは、2次側平滑コンデンサ22に対して、2次側平滑コンデンサ22から放電部101−1、LEDモジュール2の順で並列接続されている。放電部101−1では、2次側平滑コンデンサ22の出力に、「短絡抵抗23(以下、放電抵抗とも呼ぶ)、短絡トランジスタ24(以下、放電トランジスタとも呼ぶ)、フォトカプラ25内の1次側LED25a」の直列回路が接続される。フォトカプラ25の2次側トランジスタ25bの出力には、ラッチ回路102が接続される。
さらに具体的に説明する。
(1)2次側平滑コンデンサ22の正極側からLEDモジュール2に流入する電流が流れる経路(流入経路という)の途中に放電抵抗23の一端が接続されており、LEDモジュール2から流れ出た電流が2次側平滑コンデンサ22の負極側に向かう経路(以下、流出経路という)の途中にフォトカプラ25内の1次側LED25aのカソード側が接続されている。
(2)ツェナーダイオード27のカソード側が、流入経路において放電抵抗23の一端よりも2次側平滑コンデンサ22の正極側に接続されている。ツェナーダイオード27のアノード側がベース抵抗C31の一端に接続し、ベース抵抗C31の他端が放電トランジスタ24のベースに接続している。
(3)駆動用トランジスタ28のコレクタが、ツェナーダイオード27とベース抵抗C31との中点に接続されている。駆動用トランジスタ28のベースが、ベース抵抗B30を介して放電抵抗23と放電トランジスタ24のコレクタとの中点に接続されている。駆動用トランジスタ28のエミッタが、流入経路においてツェナーダイオード27のカソードの接続箇所と放電抵抗23の接続箇所との間に接続されている。
(4)ベース抵抗A29の一端が、流入経路において駆動用トランジスタ28のエミッタ接続箇所と放電抵抗23の接続箇所との間に接続され、ベース抵抗A29の他端が、駆動用トランジスタ28のベースとベース抵抗B30の端部との間に接続している。
(DC−DCコンバータ103の動作)
まずDC−DCコンバータ103の動作を説明する。
(1)商用交流電源11の交流電圧は、電源部110内の整流回路12で直流に変換され、平滑コンデンサ13で平滑される。この平滑コンデンサ13の出力電圧は、DC−DCコンバータ103に入力されて、入力時よりも低い直流電圧に変換される。DC−DCコンバータ103はフォワード・コンバータと称される回路である。
(2)DC−DCコンバータ103内では、平滑コンデンサ13の出力電圧が、「トランス15の1次側、スイッチング素子16、電流検出抵抗17」からなる直列回路に印加される。
(3)スイッチングトランジスタ16は、制御回路18からの出力で制御されることにより、その出力に応じて高周波数でスイッチングする。このとき、制御回路18によって、電流検出抵抗17に流れる電流が一定になるようスイッチングトランジスタ16のON/OFF時間が調整される。すなわち、制御回路18は、トランス15の1次側に流れる電流を一定に制御することで2次側に流れる電流を一定にする。
トランス15の2次側回路は、2次側整流ダイオード19とフライホイールダイオード20の直列回路が接続され、2次側整流ダイオード19とフライホイールダイオード20との接続点からチョークコイル21を介して2次側平滑コンデンサ22が接続される。
スイッチングトランジスタ16がONしているとき、平滑コンデンサ13の電圧がトランス15の1次巻き線に印加され、2次巻き線には巻き数比に比例した電圧が誘起される。この電圧の極性は、2次側整流ダイオード19を正方向にバイアスし、電流がチョークコイル21を介して2次側平滑コンデンサ22を充電するよう流れる。チョークコイル21によってリップル電流が減少し、リップル電流が減少した電流が、出力ケーブル7、出力コネクタ8、LEDコネクタ10、LEDケーブル9を経由して、DC−DCコンバータ103の負荷であるLEDモジュール2に、流れる。
次に、スイッチングトランジスタ16がOFFすると、トランス15の1次側からの電力の伝達がなくなり、チョークコイル21に逆起電力が発生し、チョークコイル21に流れていた電流はフライホイールダイオード20で短絡される。
(放電部101の放電動作)
次に図3、図4を参照して、放電部101の放電動作を説明する。
図3は、放電部101による放電動作を説明するためのタイミングチャートである。
図4は、放電部101の放電動作のフローチャートである。
図3において、
(a)は、商用交流電源11の通電状態、
(b)は、電源部110とLEDモジュール2との接続状態、
(c)は、DC−DCコンバータ103(スイッチング素子16)の動作状態、
(d)は、2次側平滑コンデンサ22の電圧V22
(e)は、放電トランジスタ24のON/OFF状態、
(f)は、ラッチ回路102の出力、
を示す。図3の横軸は時間である。
LEDモジュール2に正常に電流が流れているときは、図3(d)に示すように、2次側平滑コンデンサ22の電圧V22はLEDモジュール2の電圧に等しい。
(タイミングT1)
T1のタイミングで出力コネクタ8とLEDコネクタ10との接続が外れた場合(ステップS1)、DC−DCコンバータ103の負荷がなくなるため、図3(d)に示すように、2次側平滑コンデンサ22の電圧V22が上昇する。
(タイミングT2)
T2のタイミングにおいて、2次側平滑コンデンサ22の電圧V22が上昇して電圧V22がツェナーダイオード27のツェナー電圧VZEに到達したとする(ステップS2)。その場合、2次側平滑コンデンサ22からツェナーダイオード27、ベース抵抗C31を介して放電トランジスタ24のベースにベース電流が流れ、放電トランジスタ24がONになる(ステップS3)。図3(d)に示すように、ツェナー電圧VZEの値は、LED電圧(LEDモジュール2の全部のLEDが点灯する点灯電圧)よりも所定の値以上高い値であり、例えば、ツェナー電圧VZEの値は、LED電圧よりも3V以上高くする。LEDの順方向電圧Vのバラツキを考慮すると3V以上が好ましく、Vの限界値よりも小さく設定する。
放電トランジスタ24がONになれば駆動用トランジスタ28にベース抵抗B30を介してベース電流が流れ、駆動用トランジスタ28がONになる(ステップS4)。駆動用トランジスタ28のONにより、放電トランジスタ24のベース電流が、駆動用トランジスタ28のエミッタからコレクタ、ベース抵抗C31を介して流れる。これによって、2次側平滑コンデンサ22の電圧V22がツェナーダイオード27のツェナー電圧VZEを下まわっても、放電トランジスタ24はONを継続する(ステップS5)。
(2次側平滑コンデンサ22の放電)
従って、2次側平滑コンデンサ22に充電されていた電荷は、放電抵抗23、放電トランジスタ24、フォトカプラ25の1次LED25aを介して放電される。
(タイミングT3)
この放電時間については、図3のT3のタイミングのように、2次側平滑コンデンサ22の電圧V22がLEDモジュール2の点灯電圧(図3(d)のLED電圧)に達するまで短時間(例えば1秒以内)に設定し、2次側平滑コンデンサ22の電圧を急激に低くする(ステップS6)。放電部101−1は、2次側平滑コンデンサ22に充電された電荷の放電により、電荷の放電開始から所定の時間以内で、2次側平滑コンデンサ22の充電電圧V22をLED電圧(点灯電圧)以下にする。図3(d)では「所定の時間以内」として「1秒以内」を示したが一例である。「所定の時間以内」は、実装に応じて決定される。LEDモジュール2の非接続状態において2次側平滑コンデンサ22の電圧V22を低減させることができる。
(ラッチ回路102によるラッチ)
2次側平滑コンデンサ22の電圧V22がLEDモジュール2の点灯電圧より低くなれば、2次側平滑コンデンサ22からLEDモジュール2に電流は流れない。なお、ベース抵抗A29は駆動用トランジスタ28のベース抵抗である。
放電トランジスタ24がONになれば、フォトカプラ25の1次側LED25aに電流が流れ、フォトカプラ25の2次側トランジスタ25bがONになる。フォトカプラ25の2次側トランジスタ25bの出力はラッチ回路102に接続されているため、ラッチ回路102は2次側平滑コンデンサ22の電圧が上昇したこと(放電部101−1によって放電が開始されたこと)を示す放電フラグを記憶する(ラッチする)(ステップS7)。DC−DCコンバータ103内の制御回路18は、ラッチ回路102によってデータ(放電フラグ)が格納されているときにはDC−DCコンバータ103(スイッチングトランジスタ16)の動作を停止する(ステップS8)。
(タイミングT4)
その後、図3のT4に示すタイミングで、再度、出力コネクタ8とLEDコネクタ10とを接続しても、DC−DCコンバータ103が停止状態である。また電圧V22もLED電圧よりも小さいくLEDモジュール2に電流は流れない(ステップS9)。T4におけるLEDモジュール2の再接続のとき、2次側平滑コンデンサ22の電圧V22はLED電圧以下であるため、LEDモジュール2に電流が流れることが無く、LEDモジュール2を過大な印加電圧から保護できる。
(タイミングT5)
また、図3のT5のタイミングに示すように、放電トランジスタ24は、2次側平滑コンデンサ22の電圧V22が0VになるまでONを継続し、放電が続く(ステップS10)。
(タイミングT6)
なお、ラッチ回路102は商用交流電源11が電源部110に入力されている場合は継続的にその状態を保ち、図3のT6のタイミングに示すように、商用交流電源11が電源部1から外されたときにリセットされる(ステップS11)。このようにラッチ回路102によってラッチされ、格納された放電フラグは、商用交流電源11のOFFによって揮発する。ラッチ回路102は揮発性メモリである。
電源部110は、通電中にLEDモジュール2が切り離されて2次側平滑コンデンサ22の電圧が上昇した場合、放電部101によって2次側平滑コンデンサ22の電荷を放電する。よって、通電状態のままLEDモジュール2を再接続した場合でも、LEDモジュール2を過大な印加電圧から保護できる。
実施の形態2.
図5を参照して実施の形態2のLED照明装置1002を説明する。
図5は、実施の形態2のLED照明装置1002の回路構成図である。
図5は、図2に対して、放電部101−2が、高分子系のPTC(Positive Temperature Coefficient、以下単にPTCと称す。)サーミスタ32を備えた構成である。これ以外は、図2と同じである。本実施の形態2において、実施の形態1と同様の部分は同符号を付し、説明を省略する。
「PTCサーミスタ32」(素子)は、素子温度がある温度より上昇すると、急激に抵抗値が変化するデバイスであり、その抵抗値変化は10の4乗から6乗にも達する。従って、PTCサーミスタ32が過電流により熱せられると、素子内部の温度が上昇し、抵抗値が増大することになる。
図5に示すように、PTCサーミスタ32は、2次側平滑コンデンサ22と出力ケーブル7との間に接続される。出力ケーブル7の出力端、LEDケーブル9の入力端、またはLEDモジュール2が短絡すると、2次側平滑コンデンサ22からPTCサーミスタ32に大きな電流が流れる。この大きな電流が継続して流れることもあることから、電源部120の保護、例えばスイッチングトランジスタ16、トランス15、2次側整流ダイオード19の温度上昇を抑制する必要がある。
図5において、例えばLEDモジュール2内の全てが短絡故障した場合、2次側平滑コンデンサ22から過大な電流がPTCサーミスタ32、出力ケーブル7、出力コネクタ8、LEDコネクタ10、およびLEDケーブル9を経由してLEDモジュール2に流れる。このとき、PTCサーミスタ32は過電流によって熱せられ、PTCサーミスタ32内部の温度が上昇し抵抗値が増大する。PTCサーミスタ32の抵抗値が増大すると、2次側平滑コンデンサ22とLEDモジュール2とが電気的に切り離されたことになり、2次側平滑コンデンサ22の電圧V22が上昇する。
すなわち、実施の形態1で説明したLEDモジュール2の非接続状態と同様になるので電圧V22が上昇する。電圧V22の上昇により、実施の形態1と同様に、放電部101−2の放電トランジスタ24がON、駆動用トランジスタ28がONとなり、2次側平滑コンデンサ22の電荷を放電するとともに、ラッチ回路102によるラッチに伴い、DC−DCコンバータ103の動作が停止される。なお、PTCサーミスタ32は、規定範囲を超える過電流が流れると断線状態を作り出すが、過電流が規定範囲に戻ると断線状態を復帰する自己復帰型ヒューズである。
以上、図5で説明したように実施の形態2の電源部120では、PTCサーミスタ32は、2次側平滑コンデンサ22の充電電圧に基づいてLEDモジュール2に流れ込む流入電流の流入経路の途中に配置された。この他、PTCサーミスタ32は、2次側平滑コンデンサ22の充電電圧に基づいてLEDモジュール2から流れ出す流出電流の流出経路の途中に配置されてもよい。あるいは、PTCサーミスタ32は、流入経路の途中、流出経路の途中の両方に配置されても構わない。
実施の形態2の電源部120は、PTCサーミスタ32を備えたので、LEDモジュール2やケーブルが短絡した場合でもLEDモジュール2の非接続状態となって、放電部によって放電されるので、電源回路を保護することができる。
実施の形態3.
図6は、実施の形態3のLED照明装置1003の回路構成図である。図6は実施の形態1のLED照明装置1001を示す図2に対して、
図2における放電部101−1の放電抵抗23が、放電部101−3においてPTCサーミスタ23−1となった点のみが異なる。それ以外は、図2の構成と同じである。
正常にLEDモジュール2に電流が流れているとき、出力コネクタ8とLEDコネクタ10との接続を外した場合、DC−DCコンバータ103の負荷がなくなることから、2次側平滑コンデンサ22の電圧が上昇する。これは実施の形態1と同様である。
実施の形態1と同様に、LEDモジュール2の切り離しに伴い、放電トランジスタ24はONになり、また駆動用トランジスタ28もONとなって放電トランジスタ24はONを継続する。そして2次側平滑コンデンサ22に充電されていた電荷は、PTCサーミスタ23−1、放電トランジスタ24、フォトカプラ25を介して放電されることになる。
実施の形態1と同様に、電源部130の出力がオープンになった場合、出力コンデンサ(2次側平滑コンデンサ22)を放電し、DC−DCコンバータ103を停止する。これにより、電源部130とLEDモジュール2とを再度接続してもLEDが故障しない。
加えて、放電抵抗にPTCサーミスタ23−1を使用することで、万が一、放電トランジスタ24の故障で放電が継続した場合、PTCサーミスタ23−1の抵抗値が上昇するため、安全サイドに動作する。
2 LEDモジュール、3〜6 LED、7 出力ケーブル、8 出力コネクタ、9 LEDケーブル、10 LEDコネクタ、11 商用交流電源、12 整流回路、13 平滑コンデンサ、15 トランス、16 スイッチングトランジスタ、17 電流検出抵抗、18 制御回路、19 2次側整流ダイオード、20 フライホイールダイオード、22 2次側平滑コンデンサ、23−1,32 PTCサーミスタ、21 チョークコイル、23 放電抵抗、24 放電トランジスタ、25 フォトカプラ、27 ツェナーダイオード、28 駆動用トランジスタ、29 ベース抵抗A、30 ベース抵抗B、31 ベース抵抗C、101−1,101−2,101−3 放電部、102 ラッチ回路、103 DC−DCコンバータ、110,120,130 電源部、1001,1002,1003 LED照明装置。

Claims (9)

  1. 制御を受けることでスイッチングし、スイッチングによって直流電圧を生成するスイッチング素子と、前記スイッチング素子によって生成された直流電圧に基づく電荷を充電し、充電された電荷に基づく直流の充電電圧を光源に供給する供給コンデンサと、前記スイッチング素子のスイッチングを制御する制御部とを備えた光源用直流電圧生成部と、
    前記供給コンデンサの前記充電電圧が所定の電圧以上になると、前記供給コンデンサに充電された電荷の放電を開始する放電部と、
    前記放電部によって前記供給コンデンサの電荷の放電が開始されると、前記供給コンデンサの電荷が放電された状態を維持するように、前記制御部に前記スイッチング素子のスイッチングを停止させる放電記憶部と
    を備え
    前記光源は、
    点灯するための所定の点灯電圧を有し、
    前記放電部が電荷の放電を開始する前記所定の電圧は、
    前記点灯電圧よりも所定の値以上高いと共に、
    前記放電部は、
    前記充電電圧が前記所定の電圧になるとベース電流が流れてオンとなり、前記供給コンデンサの電荷を放電させる放電トランジスタと、
    前記放電トランジスタがオンとなった場合に前記放電トランジスタのオンに伴ってオンとなり、前記放電トランジスタの前記ベース電流を継続して流すことにより、前記供給コンデンサの前記充電電圧が前記所定の電圧から下降して前記点灯電圧を下まわる場合にも、前記所定の電圧でオンとなった前記放電トランジスタのオン状態を継続させる駆動用トランジスタと
    を備えることを特徴とする光源用電源装置。
  2. 前記光源用直流電圧生成部は、
    一次側と二次側とを絶縁するトランスを有し、
    前記放電記憶部は、
    前記放電部とは絶縁された状態で前記充電電圧に基づく検出信号を受信し、受信した前記検出信号に基づき前記制御部を制御することを特徴とする請求項1に記載の光源用電源装置。
  3. 前記放電部が電荷の放電を開始する前記所定の電圧は、
    前記点灯電圧よりも3V以上高いことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の光源用電源装置。
  4. 前記放電部は、
    前記供給コンデンサに充電された電荷の放電により、電荷の放電の開始から所定の時間以内で、前記供給コンデンサの前記充電電圧を前記点灯電圧以下にすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光源用電源装置。
  5. 前記放電記憶部は、
    電力供給を受けることで前記供給コンデンサの電荷が放電された状態を維持し、電力供給が無くなると前記供給コンデンサの電荷が放電された状態を解除する揮発性メモリであることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の光源用電源装置。
  6. 前記放電部と、前記光源とは、
    前記供給コンデンサに対して、前記供給コンデンサから前記放電部、前記光源の順で並列接続され、
    前記光源用電源装置は、さらに、
    前記供給コンデンサの前記充電電圧に基づいて前記光源に流れ込む流入電流の経路の途中と、前記供給コンデンサの前記充電電圧に基づいて前記光源から流れ出す流出電流の経路の途中との少なくともいずれかに配置され、規定範囲を超える過電流が流れると断線状態を作り出すと共に、過電流が規定範囲に戻ると断線状態を復帰する自己復帰型ヒューズを備えたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の光源用電源装置。
  7. 前記放電部と、前記光源とは、
    前記供給コンデンサに対して、前記供給コンデンサから前記放電部、前記光源の順で並列接続され、
    前記放電部は、
    放電された前記電荷の流れを示す放電電流が通過し、前記放電電流が規定範囲を超える過電流になると断線状態を作り出すと共に、前記放電電流が規定範囲に戻ると断線状態を復帰する自己復帰型ヒューズを備えたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の光源用電源装置。
  8. 前記自己復帰型ヒューズとして、
    PTC(Positive Temperature Coefficient)サーミスタを用いたことを特徴とする請求項またはのいずれかに記載の光源用電源装置。
  9. 請求項1〜のいずれかに記載の光源用電源装置を備えた照明装置。
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