JP5590317B2 - ボイラ - Google Patents

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本発明は、燃料と空気とを混合させて燃焼させる燃焼装置を備えたボイラに関し、特に、パイロットバーナを備えたボイラに関する。
従来、ボイラ等の熱源機器に用いられる燃焼装置では、メインバーナと、メインバーナと比較して燃焼量の小さいパイロットバーナとを備えた燃焼装置が提供されている。このパイロットバーナは、メインバーナへの着火を補助したり、メインバーナの燃焼停止後、次のメインバーナの燃焼に備えたパイロット燃焼に用いられたりする。
メインバーナの燃焼停止時にパイロット燃焼を行っておけば、メインバーナ燃焼の前後に燃焼室内の換気を行うプレパージやポストパージを行う必要がなく、素早い燃焼モードの移行が可能となる。
このように、メインバーナ(通常燃焼部)とパイロットバーナ(低燃焼用燃焼部)とを備えるボイラは、例えば、下記特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されたボイラでは、バーナに燃料を供給する燃料供給部材として、通常燃焼部用のメイン燃料供給部材と、低燃焼用燃焼部用のパイロット燃料供給部材を備えると共に、バーナに燃焼用空気を供給する送風路として、通常燃焼部用のメイン送風路と、低燃焼用燃焼部用のパイロット送風路とを備えている。
このように、通常燃焼部と低燃焼用燃焼部に燃料及び燃焼用空気をそれぞれ独立して供給することで、各燃焼モードにおける燃焼を最適化することが可能となる。
特許第4191359号公報
ところで、上記特許文献1に開示されたボイラは、低燃焼用燃焼部のみを燃焼させる低燃焼(パイロット燃焼)時には、通常燃焼部への燃料の供給を停止すると共に、低燃焼用燃焼部の燃焼が消えないように、メイン送風路を閉じて通常燃焼部への燃焼用空気の供給も停止している。
しかし、低燃焼中に通常燃焼部への送風を停止すると、通常燃焼部へは全く風が流れなくなってしまうため、通常燃焼部に近接して配置されている低燃焼用燃焼部の火炎により、メインバーナが熱損傷したり、通常燃焼部に近接して火炎検知器が配置されている場合には、検知器に結露水や汚れが付着したりしてしまうといった問題が生じるおそれがある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、メインバーナとパイロットバーナとを備えたボイラにおいて、パイロット燃焼時におけるメインバーナの熱損傷を防ぐことのできるボイラを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るボイラは、メインバーナと、パイロットバーナと、送風機と、前記送風機から前記メインバーナ及び前記パイロットバーナへと燃焼用空気を供給する燃焼用空気送風路と、を備えるボイラにおいて、前記燃焼用空気送風路は、流量を調整するためのダンパを備える、前記メインバーナへ燃焼用空気を供給するためのメイン送風路であって、その内面に、閉じている前記ダンパの回転先端部分と当接することで、前記回転先端部分と前記メイン送風路の内面との間の隙間を無くす係止部材が設けられたメイン送風路と、前記ダンパの上流側において前記メイン送風路から分岐して前記パイロットバーナへ燃焼用空気を供給するためのパイロット送風路と、を備え、前記パイロットバーナのみを燃焼させるパイロット燃焼の際に、前記ダンパを閉じるように制御する制御器をさらに備え、前記係止部材は、前記ダンパの回転軸との間に隙間が形成されるように構成されており、前記パイロット燃焼中に、この回転軸との間の隙間を通過させることで、前記メイン送風路からも適正流量の漏れ空気を供給するように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、パイロットバーナのみを燃焼させるパイロット燃焼時に、メイン送風路に流れる適正流量の空気によってメインバーナを冷却することができるので、パイロット燃焼の火炎によるメインバーナの熱損傷を防ぐことができる。
図1は、本実施形態に係るボイラの構成を概略的に示す断面図である。 図2は、本実施形態に係るダンパの垂直断面図である。 図3は、本実施形態に係るダンパが設置されている部分のダクトの水平断面図である。 図4は、本実施形態に係るパイロット燃焼時の燃焼ガス温度とメイン送風路の漏れ空気流量との関係を示すグラフである。 図5は、本実施形態の変形例2に係るダンパの上面図である。 図6は、本実施形態の変形例3に係るダクトの一部を拡大して示す断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るボイラについて説明する。図1は、本実施形態に係るボイラの構成を概略的に示す断面図である。図1に示すように、ボイラ1は、角型多管式貫流ボイラであり、角型の缶体2、送風機5、メインバーナ7、パイロットバーナ8、排気筒9、燃焼用空気送風路10、燃料供給ライン30、制御器50を備えている。
缶体2は、上部ヘッダー23、下部ヘッダー24、上部ヘッダー23及び下部ヘッダー24を連結する上下方向に延在して設置された多数の水管からなる水管群25、水管群を構成する水管のうち、外側において縦列する外側水管を連結する連結壁27を備えている。そして、水管群25の外側水管と、連結壁27と、上下ヘッダー23,24とで囲まれた空間が、直方体形状の燃焼ガス流動空間を形成する。
メインバーナ7は、缶体2の上流側(図中左側)の端部に設置され、メインバーナ7において生成される火炎は、図1に点線で示すように、燃焼ガス流動空間内を下流側(図中右側)に向けて形成される。
燃焼用空気送風路10は、メインバーナ7へ燃焼用空気を供給するメイン送風路としてのダクト11と、ダクト11から分岐してパイロットバーナ8へ燃焼用空気を供給するパイロット送風路15とを備えている。ダクト11には、メイン送風路に流れる燃焼用空気の流量を調整するためのメイン流量調整手段としてのダンパ12が備えられており、制御器50によってダンパ12の開閉角度を制御可能に構成されている。
パイロット送風路15は、ダンパ12の上流側でメイン送風路であるダクト11から分岐しており、ダンパ12が全閉の場合でも独立してパイロットバーナ8に燃焼用空気を供給可能である。パイロット送風路15には、パイロットエア流量調整弁16とオリフィス17が設置されており、オリフィス17により、パイロットバーナ8に供給される流量の最大値を制限している。
ここで、図2及び図3を参照しながら、ダンパ12の構成を詳細に説明する。図2は、開度が0°のときのダンパ12の垂直断面図である。図3は、ダンパ12が設置されている部分のダクト11の水平断面図であり、ダンパ12を点線で示している。図2に示すように、ダンパ12は、制御器50の制御によりダンパ軸121を回動軸として、0〜90°の範囲内で回動可能に構成されており、図示しない駆動モータによって駆動される。
ダンパ12が0°のときに全閉、90°のときに全開となる。ダクト11の内面には、ダンパ12が0°に閉じているときに回転先端部分が当接する第一係止部材115及び第二係止部材116が設けられている。係止部材115,116は弾性樹脂から形成されている。
ダンパ12の回転先端部分とダクト11の本体内壁面との間には隙間があるが、ダンパ12の回転先端部分がこの係止部材115,116に当接することで、ダンパ12が0°のときにダンパ12の回転先端部分と、係止部材115,116を含むダクト11の内面との間の隙間を無くすことができる。
但し、図3に示すように、ダンパ12の軸121が露出している部分では、係止部材115,116が軸121の部分まで届いておらず、図3において、13a,13b,13c,13dで示すように、ダクト11の係止部材115,116と、ダンパ12の軸121との間に隙間13が生じるようになっている。
燃料供給ライン30は、メインバーナ7に燃料を供給するメイン燃料供給ライン31と、パイロットバーナ8に燃料を供給するパイロット燃料供給ライン35を備えている。メイン燃料供給ライン31には、メイン電磁弁32と、ダクト11内に燃料を噴出するメイン燃料ノズル33が設置されている。パイロット燃料供給ライン35には、パイロット電磁弁36と、パイロット燃料供給ライン35に流れる燃料の流量を制限するためのオリフィス37が設置されている。
制御器50は、送風機5、ダンパ12、パイロットエア流量調整弁16、メイン電磁弁32、パイロット電磁弁36に接続されており、これらの動作を制御する。また、本実施形態のボイラ1は、制御器50の制御により、燃焼量を、高燃焼、低燃焼、パイロット燃焼とで制御するものであり、高燃焼時の出力(給蒸量)を100%とすると、低燃焼時の出力は20%に設定されている。
また、パイロット燃焼は、蒸気圧力が上昇しないような燃焼量であり、本実施形態では、パイロット燃焼時の出力は高燃焼時の1%に設定されている。また、ボイラ1では、高燃焼及び低燃焼時には、メインバーナ7及びパイロットバーナ8の両方が燃焼し、パイロット燃焼時には、パイロットバーナ8のみが燃焼するように、制御器50によって制御される。
また、送風機5は、制御器50によってインバータ制御される送風機であって、パイロット燃焼時にほぼ下限の出力で作動するように制御される。このように、ほぼ下限出力で送風機5を作動させることで、上述した隙間から適正流量の漏れ空気を供給することができる。
以上、本実施形態に係るボイラ1の構成について詳細に説明したが、続いて、ボイラ1において、パイロットバーナ8のみを燃焼させるパイロット燃焼を行う場合の作用について説明する。パイロット燃焼においては、制御器50の制御により、メイン電磁弁32が閉じられると共に、パイロット電磁弁36が開かれ、パイロットバーナ8のみに燃料が供給される。
また、燃焼用空気送風路10においては、制御器50の制御により、ダンパ12が閉じられると共に、パイロットエア流量調整弁16が開かれ、燃焼用空気がパイロットバーナ8のみに供給される。但し、上述したように、ダンパ12とダクト11の内面との間には隙間13が形成されているため、メインバーナ7燃焼時の燃焼用空気の供給量と比べると格段に少ない量ではあるが、ダンパ12を閉じた状態でもこの隙間13を通過する漏れ空気がダクト11からメインバーナ7へと供給される。
このパイロット燃焼時におけるダンパ12部分の漏れ空気の流量は、パイロット燃焼の火炎によりメインバーナ7が熱損傷しないように冷却作用を発揮できる程度の流量以上であって、パイロット燃焼の燃焼ガス熱を缶体2に伝えて缶体内圧力を保持することができる程度の流量以下である適正流量とする必要がある。
ここで、図4を参照しながら、パイロット燃焼時にダクト11から供給される漏れ空気の適正流量について説明する。図4は、本実施形態に係るパイロット燃焼時の燃焼ガス温度とメイン送風路の漏れ空気流量との関係を示すグラフである。なお、図4において、縦軸は缶体2内の燃焼ガス温度[℃]、横軸はメイン送風路(ダクト11)の漏れ空気の流量を示しており、この漏れ流量は、パイロット燃焼時にパイロット送風路15から供給されるパイロットエア流量との体積比で表している。
図4に示すように、ダクト11の漏れ流量が少なくなると、缶体2内の燃焼ガス温度が高くなり、メインバーナ7の熱損傷等が発生するため好ましくない。したがって、メイン送風路の漏れ流量は、パイロットエア流量との体積比で1倍以上とするのが望ましい。
また、ダクト11の漏れ流量が多くなると、缶体2内の燃焼ガス温度が下がるが、燃焼ガス温度が缶体2内の飽和温度(図4の点線L)よりも低くなると、缶体2が冷却されて、缶体内圧力を維持できなくなってしまうため好ましくない。したがって、メイン送風路の漏れ流量は、パイロットエア流量との体積比で20倍以下とするのが望ましい。以上より、本実施形態では、漏れ空気の適正流量は、パイロットエア流量との体積比で1〜20倍とするのが望ましく、さらに望ましくは、2〜15倍とすれば良い。もちろん、ボイラ1の構成によって飽和温度は変動するので、飽和温度の変動に応じて漏れ流量の上限値を変動させれば良い。
なお、本実施形態では、上述したメイン送風路の漏れ流量が適正流量となるように、隙間13の大きさを設定している。具体的には、ダクト11の流路断面積に対する隙間13の面積が0.25%となるように構成しているが、流路断面積に対する隙間の面積比率が、0.05%〜5%となるように構成すれば漏れ流量を適正流量とすることができる。
以上、本実施形態のように、パイロット燃焼時に閉じられるダンパ12の部分を通過する漏れ空気をダクト11に流すように構成すれば、パイロット燃焼時にパイロットバーナ8において形成された火炎によりメインバーナ7が加熱されても、ダクト11から流れてくる冷却用空気によってメインバーナ7が空気冷却されるので、メインバーナ7の熱損傷を防止することができる。
また、通常のボイラでは、メインバーナ7の周囲に火炎検知器が設置されており、パイロット燃焼中にメインバーナ7への送風を完全に停止すると、検知器が熱損傷したり、検知器に結露水やすす等の汚れが付着したりするおそれもあるが、本実施形態のように漏れ空気をダクト11に供給することで、このような不具合の発生を防ぐことができる。
また、本実施形態においては、パイロット燃焼時にメインバーナ7に供給する漏れ空気の量を適正流量とすることで、メインバーナ7等の冷却を担保しながら、缶体2内を飽和温度以上に維持し、缶内圧力を維持することができる。
続いて、上記実施形態の変形例1乃至4について、順次説明する。下記変形例1乃至4は、ダンパ12を閉じた際に漏れ空気をメイン送風路に流すための構成に関する変形例である。なお、下記変形例1乃至4では、上記実施形態と異なる構成についてのみ説明し、同様の構成については同じ参照番号を使用して説明を省略する。
まず、変形例1について説明する。上記実施形態では、パイロット燃焼時に漏れ空気をメイン送風路(ダクト11)に流すための構成として、ダンパ12を0°に閉めた状態で、ダクト11(係止部材115,116)とダンパ12(軸121)との間に隙間13を形成する構成を採用しているが、変形例1では、この隙間が形成される場所を変えている。
具体的には、変形例1では、第一及び第二係止部材を櫛歯状に形成しており、パイロット燃焼時のダンパ12を0°に閉じた状態でも、ダンパ12とダクト11内面との間に隙間が生じ、この隙間に漏れ空気を通過させることがでる。本変形例1によっても上記実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
続いて、変形例2に係るダンパ12の構成について説明する。図5は、変形例2に係るダンパの上面図である。同図に示すように、本変形例2では、ダンパ12のダンパ軸121の両側に四つずつの貫通穴122を設けている。本変形例2では、パイロット燃焼時にダンパ12を0°に閉じた状態であっても、この複数の貫通穴122を漏れ空気が通過するため、本変形例2によっても上記実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
さらに、変形例2では、ダンパ12の部分を通過する漏れ空気がダクト11内の送風路の中央に近い部分を通過するので、流路の端の部分を通過する場合と比較して、送風路後方での編流の発生を抑えることができ、安定してメインバーナ7へ漏れ空気を供給することができる。
続いて、変形例3に係るダンパ12が設置された箇所のダクト11の構成について説明する。図6は、変形例3に係るダクトの一部を拡大して示す断面図である。同図に示すように、本変形例3では、ダクト11内の送風路をダンパ12の前後で迂回するダンパバイパス路118がダクト11に設置されている。
したがって、ダンパ12を完全に閉じた状態であっても、僅かな漏れ空気がダンパ12の上流側においてダンパバイパス路118に入り、ダンパ12の下流側においてダンパバイパス路118からダクト11へ戻る。したがって、本変形例3においても、パイロット燃焼時にダンパ12を0°に閉じた状態であっても、このダンパバイパス路118を経由して、漏れ空気をメインバーナ7に供給することができ、本変形例3によっても上記実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
続いて、変形例4について説明する。本変形例4では、パイロット燃焼時にダンパ12を閉じるときに、漏れ空気が通過できるように僅かにダンパ12が開いた状態で閉じるように構成している。具体的には、ダンパ12を閉じた状態で開度が10°となるように設定している。
これにより、パイロット燃焼時にもダクト11に漏れ空気が供給され、メインバーナ7の熱損傷等を防止することができる。もちろん、ダンパ12を閉じた状態の開度は、適宜変更可能であり、ボイラの構成等に応じて、例えば、5°や15°としても良い。
以上、変形例も含めて本発明の実施形態について説明したが、本発明の主旨を逸脱しない範囲内でさらに種々の変形が可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施形態では、角型の缶体を備えた角型ボイラについて説明したが、丸型の缶体を備えた角型以外のボイラであっても適用できるのは言うまでもない。
また、上記実施形態では、バーナを横に設置した横焚き型のボイラとしたが、バーナを缶体の上部に設置した上焚き型のボイラであってももちろん本発明を適用できる。上焚き型の場合には、特にメインバーナが汚れやすいので、本発明により大きな作用効果を奏することができる。
また、上記実施形態では、メイン送風路に漏れ空気を供給するための構成として、隙間、穴、バイパス経路等を単独で採用しているが、これらを組み合わせた構成としても良い。
1 ボイラ
2 缶体
5 送風機
7 メインバーナ
8 パイロットバーナ
9 排気筒
10 燃焼用空気送風路
11 ダクト
115,116 係止部材
118 ダンパバイパス路
12 ダンパ
15 パイロット送風路
30 燃料供給ライン
50 制御器

Claims (3)

  1. メインバーナと、パイロットバーナと、送風機と、前記送風機から前記メインバーナ及び前記パイロットバーナへと燃焼用空気を供給する燃焼用空気送風路と、を備えるボイラにおいて、
    前記燃焼用空気送風路は、
    流量を調整するためのダンパを備える、前記メインバーナへ燃焼用空気を供給するためのメイン送風路であって、その内面に、閉じている前記ダンパの回転先端部分と当接することで、前記回転先端部分と前記メイン送風路の内面との間の隙間を無くす係止部材が設けられたメイン送風路と、前記ダンパの上流側において前記メイン送風路から分岐して前記パイロットバーナへ燃焼用空気を供給するためのパイロット送風路と、を備え、
    前記パイロットバーナのみを燃焼させるパイロット燃焼の際に、前記ダンパを閉じるように制御する制御器をさらに備え、
    前記係止部材は、前記ダンパの回転軸との間に隙間が形成されるように構成されており、前記パイロット燃焼中に、この回転軸との間の隙間を通過させることで、前記メイン送風路からも適正流量の漏れ空気を供給するように構成されていることを特徴とするボイラ。
  2. 前記ダンパは、0°のときに全閉、90°のときに全開となるように、0〜90°の範囲内で回動可能に構成されており、
    前記係止部材は、0°に閉じている前記ダンパの回転先端部分と当接することを特徴とする請求項1記載のボイラ。
  3. 前記ダンパの回転軸は、前記メイン送風路の送風方向に垂直な軸であることを特徴とする請求項2記載のボイラ。
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