JP5589823B2 - ステレオカメラの校正装置および校正方法 - Google Patents

ステレオカメラの校正装置および校正方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像にもとづく測距技術に関し、より詳細には2台のカメラが取得した画像の視差を使用して距離を測定するためのステレオカメラを校正するステレオカメラの校正装置および校正方法に関する。
ステレオカメラは複数の位置に設置された単眼カメラからの画像を取得し、視差(各画像における像位置の差)を用いて物体の距離や位置を測定する装置である。近年、機械を用いた空間認識へのニーズが高まっており、たとえば自動車にステレオカメラを搭載し、運転者に周囲の歩行者の有無などの情報を提供し、運転支援をするシステムが実用化されつつある。
三次元(3D)位置を精度良く計算するためには、2台のカメラの校正が必要である。校正には、2台のカメラ間の位置、距離(基線長)、姿勢の相対関係を示すパラメータ(以下、外部パラメータと言う。)と、それぞれのカメラにおけるレンズ歪みや焦点距離、レンズと撮像素子との位置関係や姿勢などを示すパラメータ(以下、内部パラメータとして参照する。)を考慮する必要がある。
校正の方法として、対象となる計測領域の3D位置を求める際に、予め3D形状が既知なキャリブレーションボードを計測領域に設置することで、対象の3D位置計測のための変換パラメータの導出を簡便に行うようにしたものも知られている。この他、Roger Y.Tsaiらによる方法(非特許文献1)(Roger Y, Tsai, ”A Versatile Camera Calibration Technique for High-Accuracy 3D Machine Metrology Using Off-the Shelf TV Cameras and Lenses”, IEEE J.Robotics and Automation, Vol.RA-3, No4, pp.323-344, 1987)も提案されている。非特許文献1による方法は、平面上に多数の点を配置したキャリブレーションボードに対してカメラを傾けて撮影し、各点の世界座標と画面座標とを対応付けしたセット・データからカメラのパラメータを決定するものである。
この他、Z. Zhangによる手法(非特許文献2)(Z. Zhang, "A flexible new technique for camera calibration", IEEE Transactions on Pattern Analysis and Machine Intelligence, Vol.22, No.11, pages 1330-1334, 2000)等も知られている。
ステレオカメラの視差pは、視差オフセットb、距離換算パラメータaおよび物体(対象点)までの距離xを使用して下記式(1)で与えられる。
上記式(1)における視差オフセットbおよび距離換算パラメータaは、内部パラメータおよび外部パラメータを補正した後に、特定のステレオカメラで距離を取得するために使用する、視差対距離の関係を与えるための補正係数である。視差オフセットbは、同一の対象点を無限遠から観測した場合の左右のカメラが取得する画像のローカル座標の差であり、対象点が無限遠にあり、左右のカメラの幾何学的配置が理想的に行われている場合、p(視差)=0となる。
しかしながら、左右に離間して配置される2台のカメラは、それぞれ独立しているので、ステレオカメラの基線およびステレオカメラとテストチャートとの間の距離を定義する軸である光軸とがなす平面に垂直な軸周りでの回転(ヨー方向)など機械公差および校正誤差が重畳した結果、無限遠の物体についても特定のステレオカメラでは、視差pに関するオフセット、すなわち視差オフセットbが存在することを意味する。また、距離換算パラメータaは、理想状態での値は、ステレオカメラのどちらか一方のカメラ(以下、基準カメラとして参照する。)の焦点距離と基線長の積となるが、カメラの焦点距離はレンズの公差もあるので、すべてのカメラが設計値どおりというわけではなく、また基線長も設置の際の機械公差でばらつくため、ステレオカメラ毎に校正する必要がある定数である。
従来のステレオカメラでは、上記式(1)を使用して実質的に無限遠といえる距離にある物体を撮影し、視差オフセットbおよび距離換算パラメータaは、ステレオカメラとして、1台1台毎に校正されていた。校正を行う場合、既知の距離にある物体を見たときの視差pを測定し、上記式(1)を使用して校正を行うのであるが、未知変数はa,bの2パラメータなので、距離xと、視差pの関係が2セット以上必要である。このために用いられる2セットのデータセットは、従来では近距離物体の距離・視差値および遠距離物体の距離・視差値を用いることが多い。というのも2種類の距離と視差値のデータは、なるべく距離が離れているほうが系統的誤差の影響を受けづらくなる。一方、遠距離の物体の距離は、無限遠に近ければ近いほど、その距離測定誤差に対する校正誤差の影響は少なくなるためである。
従来の校正手法として、例えば特許第4172554号明細書(特許文献1)には、遠方の略等距離にある2つの領域と近方の1つの領域とから算出し、各画像の相対的な位置補正と第1のカメラの水平ラインをステレオカメラの基線に平行にする補正とを同時に行って対応位置の誤差をなくすよう画像変換のパラメータを設定することでステレオカメラの光軸の経時的なズレを自動的に補正する技術が開示されている。
また、特許第4172555号明細書(特許文献2)には、水平方向の並進補正、つまり視差オフセットや、垂直方向の並進補量、回転補正を画像変換によって補正する目的で、遠方及び近方に配置したパターンを撮像した第1のカメラの画像と第2のカメラの画像とにおける各パターンの位置ズレ量及び各パターンの距離を測定することが開示されている。
特許文献2に記載された技術でも視差オフセット量を測定することは可能となるものの、視差オフセット量を測定する際に、遠方のパターンを撮像しているため、ステレオカメラの校正作業を効率化することはできないし、また省スペース化も期待できない。さらに、遠距離の対象点を使用するために、検査対象となる画素数も少なく精度的にも充分ではないし、それを設置するために広い敷地が必要であるという問題は解消できていない。
特許文献1に記載された技術は、一旦設定された校正パラメータが経時的にずれた場合に適用されるものであり、校正パラメータの較正という意味合いを有するのである程度予測された範囲であるということができ、また測定対象も適宜設定できるものである。しかしながら、ステレオカメラを製造する際の初期校正では、校正パラメータはステレオカメラ毎に予測できない値として正確に決定しなければならないので、無限遠と見なすことができる対象点を測定する必要がある。製造時に無限遠とみなすことができる遠距離で、ステレオカメラを校正するための視差値および距離を測定するためには、校正作業時に無限遠とみなすことができる程度の遠方にテストチャートなどの物体を対象点として配置しなければならず、遠方の対象点の画像処理を必要とするため校正精度も限られ、さらに1台のステレオカメラの校正作業のために広いスペースが必要となり校正作業の生産性を低下させてしまうという問題があった。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、遠方の物体を見たときのステレオカメラの視差値及び距離を測定する校正手法に代え、実際に遠方にチャートなどの対象点を配置することなく、省スペースかつ精度良く無限遠相当時の視差値を測定可能とするステレオカメラの校正装置および校正方法を提供することを目的とする。
本発明が適用されるステレオカメラ100の機能ブロック図。 本実施形態の距離計算部130が使用する視差pと距離xとを含む上記式(1)の曲線および左右画像の間の視差の実施形態を示すグラフ。 本発明の第1の実施形態の校正装置300の上面構成を示した図。 本実施形態で第2カメラ318についてテストチャート画像の取得が終了し、第1カメラ320についてテストチャート画像を取得させる実施形態の上面構成を示した図。 図3で示した校正装置300の側面構成を示した図。 本実施形態の校正装置300が近距離での構成パラメータを取得する場合の配置を示した図。 本発明の校正装置の第2の実施形態の上面構成を示した図。
以下、本発明を実施形態をもって説明するが、本発明は、後述する実施形態に限定されるものではない。図1は、本発明が適用されるステレオカメラ100の機能ブロック図である。ステレオカメラ100は、光学軸に対して左右対称に配置された左カメラ102と右カメラ104とを含んでいる。左カメラ102および右カメラ104は、物理的には、基線長を与えるカメラステー140により連結されていて、左カメラ102および右カメラ104は、ステレオカメラ100から一定の距離だけ離間した物体の画像を撮影し、撮影した画像を距離計算部130に送り、物体までの距離を決定する。
左カメラ102および右カメラ104は、いずれも同様の機能構成を備えているので、例示的に左カメラ102を例にとってより詳細に説明を行う。左カメラ102は、撮像部106と、内部パラメータ補正部112とROM114とを含んで構成されている。撮像部106は、レンズ、シャッタ、絞りなどの光学系108とCCD、CMOS素子などとして実装される撮像素子110とを含んでいて、左カメラ102が取得した光学像を画像データに変換する。内部パラメータ補正部112は、レンズと撮像素子との位置関係や姿勢などを示す内部パラメータをROM114から取得してカメラ自体の光学系の配置に依存する補正をデジタル画像に対して施し、画像データから内部パラメータによる影響を除去したデジタル画像を生成する。
撮像部106で得られたデジタル画像は内部パラメータ補正部112に送られる。内部パラメータ補正部112は、ROM114に格納された補正テーブルを読み込み、そのテーブルを参照することによって、レンズ歪みやレンズと撮像素子間の相対位置関係等の内部パラメータを補正する。補正にあたっては、内部パラメータには、レンズ歪み以外にもレンズと撮像素子間の相対位置ずれの影響も考慮することが必要とされるので、相対位置ずれの影響を含めて作成しておくことができる。
ROM114が格納する補正テーブルは、レンズデータや、予め既知の画像を撮影して求められたレンズと撮像素子間の相対位置ずれなどから計算されたデータであり、LUTとして実装できる。補正テーブルの作成は、従来周知のようにROMライタなどを使用して配列データなどとして格納することができる。なお、内部パラメータの補正はレンズの歪みの補正が含まれているため、画像データの逐次的な補正が必要なので、数ライン分の入力画像を使用する。このため、内部パラメータ補正部112は、数ライン分のデータを蓄積するバッファメモリを備えることもできるし、左カメラ102が適切な領域に確保するRAM(図示せず)を備えることもできる。
左カメラ102の他の実施形態では、内部パラメータ補正部112をFPGA(Field Programmable Gate Array)などを使用し、ハードウェア記述言語(HDL)を使用して特定の機種や目的に応じて可変的に構成することもできる。さらに他の実施形態では、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やDSP(Digital Signal Processor)などであっても良いし、これらに等価な機能処理を提供する専用のCPU(Central Processing Unit)やマイクロコントローラを実装し、ソフトウェア処理することによって内部パラメータ補正部112を実装することができる。
この他、本実施形態の内部パラメータ補正部112は、ガンマ補正やフィルタ処理など、光学的パラメータ以外の画像・画質補正など、他の補正処理を行うことができる。
左カメラ102および右カメラで104で内部パラメータ補正された後のデジタル画像は、ステレオ処理部120の入力部122にそれぞれ送られる。入力部122には、左カメラ102および右カメラ104からのデジタル画像が同期入力されることが好ましく、両デジタル画像の入力が非同期に発生する場合には、入力部122が左カメラ102および右カメラ104の同期タイミングを制御することができ、非同期入力に対応するためにステレオ処理部120は、適切な容量のバッファメモリを含むことができる。
入力部122に入力されたデジタル画像は、外部パラメータ補正部124に送付される。外部パラメータ補正部124は、台のカメラ間の位置、距離(基線長)、姿勢の相対関係を示すパラメータなどをROM126から読み込んで、各デジタル画像に対して外部パラメータの補正計算を行ない、認識処理部132に各デジタル画像および補正計算結果を渡し、補正後のデジタル画像を生成する。
補正後のデジタル画像が生成されると、各デジタル画像は、距離計算部130に送付され、距離計算が適用される。距離計算のアルゴリズムは、以下の通りである。まず、左カメラ102のデジタル画像および右カメラ104のデジタル画像をそれぞれ画像解析し、2台のカメラで撮像されたデジタル画像の特徴領域を抽出する。
その後、特徴領域の中から輝度・彩度・ビットパターンなどを参照して対応点を探索し、各デジタル画像で物体の同一位置である対応点を抽出する。左カメラ102のデジタル画像を左画像として参照し、右カメラ104のデジタル画像を右画像として参照すると、対応点は、視差pに起因して左右両画像のローカル座標の座標値が相違し、この値が、上記式(1)の視差pを与える。
ここで、本実施形態のステレオカメラ構成装置により予め視差オフセットbおよび距離換算パラメータaが決定され、ROM126などに格納されているので、取得された視差pの値から線形計算により、距離xが計算できる。計算された距離xの値は、出力部128を介して、ステレオカメラ100の外部装置に送付され、距離を使用した各種制御に提供される。
図2は、本実施形態の距離計算部130が使用する視差pと距離xとを含む上記式(1)の曲線および左右画像の間の視差の実施形態を示す。図2(a)が視差−距離の間の関係を示す曲線であり、図2(b)が左右画像間の視差である。図2からも理解されるように、距離が無限大に対応する視差P3は、P3=bとなり、視差pそのものの値を視差オフセット値として使用することもできる。そして、近距離での視差P1は、距離換算パラメータaを適切な精度で決定するために利用され、視差P1での距離換算パラメータaは、a=(p−b)xとして決定することができる。
また、左カメラ102および右カメラ104は、図2(b)に示すように、左画像Lおよび右画像Rそれぞれにテストチャートの画像を撮影する。ここで、テストチャートの実体の同一の参照点をSとした場合、左画像Lおよび右画像RそれぞれのSおよびSで示されたポイントの座標は、視差に相当する分だけ相違する。ここで、Sの座標を(x、y)とし、Sのローカル座標を(x,y)とする。距離に影響を与えるのは、光学軸Mを直交する方向の視差なので、p=|(x−x)|とすることができる。なお、上下方向のズレも考慮する場合には、S,Sの位置ベクトルを使用し、内積、S,SのノルムおよびS,S間の距離を使用して視差pに相当する値を計算することができる。図2(b)に示した左画像Lおよび右画像Rが無限遠に相当する位置に配置されたテストチャートの画像である場合、計算された視差pは、そのまま視差オフセットの値として使用することができる。
ステレオカメラ100の校正の際に実際にテストチャートを実質的に無限大の距離と見なせる位置に設置すると、校正のための膨大な空間を消費することや、テストチャートの画像サイズが小さくなってしまい、同一点の検出処理の精度が低下するなどの問題が生じる。この問題は、ステレオカメラ100に到達する物体からの反射光をできるだけ平行と見なせるようにテストチャートを配置しようとするために生じるものであり、テストチャートを光透過性のものとし、テストチャートの画像が光学的に平行に左カメラ102および右カメラ104に入射する構成、すなわち光学的に無限遠に等価な配置を採用すれば、テストチャートを無限遠と見なせる実際上の距離に配置する必要はない。
本実施形態の校正装置では、テストチャートとして光透過性のものを利用し、背面照射を介して第1カメラ102および第2カメラ104に対してテストチャートの画像を平行入射させるものである。ステレオカメラの第1実施形態として、平行光線を生成するコリメータユニットを利用し、ステレオカメラ100をアライナを使用してコリメータユニットに位置合わせすることによって左右画像を取得することで、光学的な無限遠に対応する左右画像を取得し、以後の校正に適用する。
校正装置の第2の実施形態では、背面照射したテストチャートの画像をステレオカメラ100の左カメラ102および右カメラ104の位置に同時に平行に入射するように校正装置に大径レンズを設置し、テストチャートを大径レンズの焦点位置に設置する。以下、各実施形態ごとに校正装置および校正方法を詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図3は、第1の実施形態の校正装置300の上面構成を示した図である。なお、図3では、テストチャートからステレオカメラの撮像光学系の結像位置を与える光学軸をz軸として定義し、z軸に直交する方向にx軸およびy軸を定義する。このとき、z軸とx軸とが形成する平面に垂直な軸をy軸(ヨー軸)として定義する。校正装置300は、コリメータユニット302と、X軸移動ステージ312と、y軸周りの回転(ヨー)を行うためのθステージ322と、制御装置350とを含んで構成されている。X軸移動ステージ312は、θステージ322をX−Y方向に移動させるためのレール312a、312bを備えており、θステージ322は、X軸移動ステージ312のレール312a,312b上を、アライナ314によって位置制御されながらX−Y方向に移動する。
ステレオカメラ100は、第1カメラ320および第2カメラ318とを含んでおり、第1カメラ320および第2カメラ318は、カメラステー140を介して連結されている。なお、図3中、第1カメラ320は、図1の左カメラ102に対応し、第2カメラ318は、図1の右カメラ104に対応する。また、ステレオカメラ100は、後述するアライナ314によって適切な位置に設置された校正処理中に移動しないようにストッパ部材310によって固定可能とされている。
θステージ322上には、ステレオカメラ100が固定されており、θステージ322は、アライナ314によってX軸方向に移動し、その移動に伴ってステレオカメラ100の第1カメラ320、第2カメラ318をコリメータユニット302の光学軸にアライメントさせている。さらに、θステージ322は、θステージ322上に固定されたステレオカメラ100のy軸周り(ヨー方向)への偏差をキャンセルするように矢線Aの方向に回動することが可能とされている。θステージ322の回転制御は、ステレオカメラ100の基線が光学軸と垂直になるように行われ、レーザセンサ、画像解析など適切な方法によって取得した基線の光学軸に対する角度が直角となるように配置する。
コリメータユニット302は、光源304と、テストチャート306と、コリメータレンズ308とを含んで構成されている。光源304は、コリメータレンズ308の焦点位置に配置されたテストチャート306を背景照射している。テストチャート306を透過してテストチャート306のパターンを付された光線は、コリメータレンズ308に達し、コリメータレンズ308によって平行光線とされて図3に示した実施形態では第2カメラ318に入射させている。
第1カメラ320および第2カメラ318は、それぞれ同様の光学的構成を備えており、シャッタ、絞り(図示せず)、レンズ318bおよびCCD、CMOSデバイスなどの撮像素子318aを含んでいる。制御装置350によるアライナ314、θステージ322およびストッパ部材310の調整が終了すると、第2カメラ318は、テストチャート306の画像を取得し制御装置350にテストチャート画像を送付する。その後、制御装置350は、第1カメラ320がテストチャート画像を制御装置350に送付していない場合、アライナ314、θステージ322およびストッパ部材310を制御して第1カメラのテストチャート画像を取得する。なお、第1カメラ320および第2カメラ318のテストチャート画像取得の順については特に制限されるものではない。
制御装置350は、CPU360、記憶装置370、ステージ制御部380を含むマイクロコンピュータ、パーソナルコンピュータ、ワークステーションとして実装することができる。CPU360は、制御プログラムの実行によりCPU360を、視差算出部362、パラメータ算出部364、パラメータ書込み部366として機能させている。視差算出部362、パラメータ算出部364、パラメータ書込み部366は、CPU360がプログラムを実行することにより制御装置上にそれぞれの機能手段として実現させている。記憶装置370は、ROM、EPROM、EEPROM、HDDなどの持続性記憶媒体を含んでいて、各カメラ318、320からテストチャートまでの距離の他、制御装置350が動作するために必要な各種プログラムなどをCPU360が利用可能に提供する。
ステージ制御部380は、X軸移動ステージ312、θステージ322を動作させるためのモーションコントローラおよび各ステージを機械的に動作させるアクチュエータ用のドライバを含んでいる。ステージ制御部380は、ステップモータまたはエアモータなどのアクチュエータをCPU360からの位置制御指令に応答して動作させ、矢線Bで示される方向にステレオカメラを移動させ、第1カメラ320および第2カメラ318にテストチャート画像を取得させ、無限遠に対応する視差データを第1視差データとして取得する。
本実施形態の校正方法では、第1カメラ320および第2カメラ318について無限遠位置に対応する視差データの測定が終了すると、近距離における視差データを取得する。近距離における視差データは、例えば、X軸移動ステージ312の延長上にテストチャート330を配置し、ステレオカメラ100を近距離測定のための配置となるように制御装置350が移動させ、ステレオカメラ100を固定後、近距離における視差データを第2視差データとして取得させる。図3に示すように、本実施形態では、無限遠および近距離における視差データの測定を同一の校正装置で、テストチャートの実距離を変えること無く取得することができる。
なお、近距離における視差データを取得する場合には、図3の構成を採用すること無く、近距離のためにセットされた構成環境にオフラインでステレオカメラ100を設置して測定することもできる。
制御装置350が取得した2つのテストチャート画像は、視差算出部362に送付され、視差が計算され、計算された視差の値は、パラメータ算出部364に送付されて、視差オフセットおよび距離換算パラメータの計算のために使用される。算出された視差オフセットおよび距離換算パラメータなどのパラメータは、ROMライタなどとして実装されるパラメータ書込み部366を介してステレオカメラ100に送付され、ステレオカメラ100のステレオ処理部120のROM126などに書き込まれ、一連の校正シーケンスが終了する。
図4は、本実施形態で第2カメラ318についてテストチャート画像の取得が終了し、第1カメラ320についてテストチャート画像を取得させる実施形態の上面構成を示した図である。図4では、X軸移動ステージ312が、第1カメラ320をコリメータユニット302の光学軸にアライメントさせており、図3で第2カメラ318を例として説明した処理を反復し、パラメータ計算のために必要な左右のテストチャート画像を取得させている。なお、図3および図4で説明した実施形態は、視差オフセットを求める場合に、テストチャートを無限遠に配置した場合のものである。
図5は、図3で示した校正装置300の側面構成を示した図である。校正装置300全体は、防振機能を備える定盤510に設置されていて、コリメータユニット302の光学軸、第2カメラ318の光学軸は、テストチャート画像を取得している場合には、X方向にアライメントされていてX軸移動ステージ312によりアライメントされており、また、コリメータユニット302および第2カメラ318は、水平方向にも機械的マウントなどによりアライメントされている。さらに、θステージ322は、ステレオカメラ100を搭載しており、回転軸Cを中心として回転してステレオカメラ100のy軸周りの偏角、すなわちヨー角を補正している。
なお、ヨー角の制御は、例えばアライナ314にレーザセンサを搭載しておき、カメラステー140の端面からの反射強度が最大になるようにθステージ322を制御することによっても行うことができる。また、図5に示すように校正装置300の適切な位置にレーザセンサ520を設置し、ステレオカメラ100の基線方向が光学軸に垂直なるようにフィードバック制御させることによっても行うことができる。さらに、他の実施形態では、第1カメラ320または第2カメラ318がそれぞれ取得したテストチャート画像の光学軸を中心とした対称性を画像解析し、θステージ322の回転制御にフィードバックさせることによっても行うことができる。
以上の通り、ヨー角制御は、特に特定の制御方式に限定されるものではない。X軸移動ステージ312は、ステッピングモータやエアモータなどで駆動でき、がたつきがないようにスムーズに移動可能なレール312a、312bによりθステージ322を搭載することが好ましい。ただし、がたつきが発生した場合でも、θステージ322によりヨー角の調整は可能とされている。
図6は、本実施形態の校正装置300が近距離での構成パラメータを取得する場合の配置を示す。近距離での構成は、図4に示した上面校正で示したテストチャート330を撮影することにより行なうことができる。なお、他の実施形態では、図4の配置とは関係なく、校正装置300とは切り離した配置としてパラメータ校正を行うこともできるが、校正処理をストリームライン化することができる観点からは、校正装置300の第2の校正配置として配置可能とされていることが好ましい。
図6の配置は、制御装置350が、予めステレオカメラ100の中心位置と、テストチャートの中心位置とを記憶しておき、第1カメラ320および第2カメラ318の遠距離における校正処理を終了した段階で、図6の配置となるように制御装置350が、アライナ314を駆動させることによって達成される。この段階でθステージ322は、ステレオカメラ100がテストチャート330に対して正対するようにレーザ反射や第1カメラ320、第2カメラ318が取得する画像を判断しながらヨー角を制御することができる。
近距離での測定が終了した段階で、無限遠物体の視差P3、比較的近距離の物体の距離D、および近距離での視差P1が測定されたことになる。これらのデータを用い、視差オフセットと距離換算パラメータを算出しステレオカメラの校正をすることができるので、測距精度の高いステレオカメラの校正を省スペースかつ高生産性を提供しながら行うことができる。
また、本実施形態では、ステレオカメラを基線方向に動かすことで、径が基線以上に大きいコリメータユニットを用いる必要がなく小型のコリメータユニットを用いることが出来、動かした際に発生する視差方向の誤差をなくすことが出来るため、精度を維持したまま小型化できる。
<第2の実施形態>
図7は、本発明の校正装置の第2の実施形態の上面構成を示した図である。第2の実施形態の校正装置700は、X軸移動ステージ312を使用して実際に第1カメラ320および第2カメラ318を移動させるのではなく、大径レンズ708を利用してテストチャート706を無限遠に配置したと同様の光学条件を提供するコリメータユニット702を利用する。第1カメラ320および第2カメラ318は、光学軸Oを中心として、対称に配置され、大径レンズ708は、テストチャート706との間の距離が大径レンズ708の焦点位置となるように設置されている。このとき、テストチャート706までの距離xは、大径レンズの焦点距離fとされる。
なお、図7に示した実施形態では、θステージは図示していないが、第1の実施形態と同様に、ステレオカメラ100をθステージ上に設置して、光学軸Oに対して垂直となるように回転制御することができ、その際の制御についても第1の実施形態において説明したように行うことができる。
図7の配置として無限遠に相当する視差を測定し、図6で示した配置にステレオカメラ100を移動させて近距離の視差を測定することによって、視差オフセットbおよび距離換算パラメータaが測定できる。図7に示した第2の実施形態では、第1カメラ320、第2カメラ318の画像を撮影するためのX軸移動ステージ312上の移動を必要とせず、さらに大径レンズ708を移動させて除去し、ステレオカメラ100をテストチャート706が適切なサイズで撮影できる位置まで図7中Z軸方向へとテストチャート706方向に接近させるZ軸ステージ(図示せず)を使用することにより、より省スペースで効率的なステレオカメラ校正操作が可能となる。
これまで本実施形態につき説明してきたが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
100 ステレオカメラ
102 左カメラ
104 右カメラ
106 撮像部
108 光学系
110 撮像素子
112 内部パラメータ補正部
114 ROM
120 ステレオ処理部
122 入力部
124 外部パラメータ補正部
126 ROM
128 出力部
130 距離計算部
132 認識処理部
140 カメラステー
300 校正装置
302 コリメータユニット
304 光源
306 テストチャート
308 コリメータレンズ
310 ストッパ部材
312 X軸移動ステージ
312a レール
312b レール
314 アライナ
318 第2カメラ
318a 撮像素子
318b レンズ
320 第1カメラ
322 θステージ
330 テストチャート
350 制御装置
360 CPU
362 視差算出部
364 パラメータ算出部
366 パラメータ書込み部
370 記憶装置
380 ステージ制御部
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特許第4172554号明細書 特許第4172555号明細書

Claims (9)

  1. 第1カメラと、第2カメラと、前記第1カメラと前記第2カメラの間を基線の長さ隔てて保持するカメラステーとを含むステレオカメラの校正装置であって、
    前記ステレオカメラから距離を隔てて配置された参照物体が無限遠位置に配置されたと等価な光路を形成する照明手段とコリメータレンズとを含むコリメータユニットと、
    前記ステレオカメラが撮影した左右画像から前記参照物体と前記ステレオカメラとの間の異なる光学的距離に相当する視差データを計算する視差算出手段と、
    前記視差算出手段が計算した視差データおよび前記参照物体までの実距離データを使用して前記ステレオカメラの測距パラメータである視差オフセットおよび距離換算パラメータを算出するパラメータ算出手段と
    を含む、ステレオカメラの校正装置。
  2. 前記参照物体は、光透過性の光学的に識別可能なパターンを有するテストチャートであり、前記視差データは、少なくとも前記コリメータユニットからの前記パターン付けされた平行光をステレオカメラで撮像した際の前記テストチャートの参照点の視差である、請求項1に記載の校正装置。
  3. 前記校正装置は、さらに、
    ステレオカメラを前記基線の方向に移動させる移動手段と、
    前記第1カメラおよび前記第2カメラがそれぞれ前記コリメータユニットにアライメントした位置に固定する固定手段と、
    前記基線に平行な座標軸および前記距離を定義する座標軸に直交する軸周りの回転角を検出する回転角検出手段と、
    前記回転角を制御して前記ステレオカメラの前記基線が前記距離を定義する座標軸に対して直交するように前記ステレオカメラを回転させるステレオカメラ回転手段と
    を備える、請求項1または2に記載の校正装置。
  4. 前記コリメータユニットは、前記第1カメラおよび第2カメラへの前記参照物体が無限遠位置に配置されたと等価な光路を同時に生成することが可能な径を備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の校正装置。
  5. 第1カメラと、第2カメラと、前記第1カメラと前記第2カメラの間を基線の長さ隔てて保持するカメラステーとを含むステレオカメラを校正する校正方法であって、
    前記ステレオカメラから距離を隔てて配置された参照物体が無限遠に配置されたと等価な光路を形成する照明手段とコリメータレンズとを含むコリメータユニットに前記第1カメラをアライメントして固定する工程と、
    前記第1カメラで前記コリメータユニットを通した前記参照物体の画像を撮影する工程と、
    前記コリメータユニットに前記第2カメラをアライメントして固定する工程と、
    前記第2カメラで前記コリメータユニットを通した前記参照物体の画像を撮影する工程と、
    前記ステレオカメラが撮影した左右画像から前記参照物体と前記ステレオカメラとの間が無限遠に配置された場合に相当する第1視差データを計算する工程と、
    前記第1カメラおよび前記第2カメラで前記距離での左右画像を撮影し第2視差データを計算する工程と、
    前記第1視差データおよび前記第2視差データおよび前記参照物体までの実距離データを使用して前記ステレオカメラの測距パラメータである視差オフセットおよび距離換算パラメータを算出する工程と
    を含む、ステレオカメラの校正方法。
  6. 前記参照物体は、光透過性の光学的に識別可能なパターンを有するテストチャートであり、前記第1視差データは、少なくとも前記コリメータユニットからの前記パターン付けされた平行光をステレオカメラで撮像した際の前記テストチャートの参照点の視差である、請求項5に記載の校正方法。
  7. さらに、
    前記第1カメラおよび前記第2カメラをアライメントして固定する各工程は、前記ステレオカメラを前記基線の方向に移動させる工程を含み、
    前記固定の後、前記基線に平行な座標軸および前記距離を定義する座標軸に直交する軸周りの回転角を検出する工程と、
    前記回転角を制御して前記ステレオカメラの前記基線が前記距離を定義する座標軸に対して直交するように前記ステレオカメラを回転させる工程と
    を含む、請求項5または6に記載の校正方法。
  8. 第1カメラと、第2カメラと、前記第1カメラと前記第2カメラの間を基線の長さ隔てて保持するカメラステーとを含むステレオカメラを校正する校正方法であって、
    前記ステレオカメラから距離を隔てて配置された参照物体が無限遠に配置されたと等価な光路を形成する照明手段とコリメータレンズとを含むコリメータユニットに前記第1カメラおよび第2カメラをアライメントする工程と、
    前記第1カメラおよび前記第2カメラで前記コリメータユニットを通した前記参照物体の左右画像を同時に撮影する工程と、
    前記ステレオカメラが撮影した前記左右画像から前記参照物体と前記ステレオカメラとの間が無限遠に配置された場合に相当する第1視差データを計算する工程と、
    前記第1カメラおよび前記第2カメラで前記距離での左右画像を撮影し第2視差データを計算する工程と、
    前記第1視差データおよび前記第2視差データおよび前記参照物体までの実距離データを使用して前記ステレオカメラの測距パラメータである視差オフセットおよび距離換算パラメータを算出する工程と
    を含む、ステレオカメラの校正方法。
  9. 前記参照物体は、光透過性の光学的に識別可能なパターンを有するテストチャートであり、前記第1視差データは、少なくとも前記コリメータユニットからの前記パターン付けされた平行光をステレオカメラで撮像した際の前記テストチャートの参照点の視差である、請求項8に記載の校正方法。
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