JP5588184B2 - Led点灯装置、照明装置および車両 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のLED(Light Emitting Diode)光源を点灯制御するLED点灯装置、このLED点灯装置を用いた照明装置、および、この照明装置を含む車両に関する。
従来から、LED光源を点灯制御するLED点灯装置は、種々開発され市販されている(例えば特許文献1参照)。
また、近年、自動車の前照灯(例えば走行ビーム前照灯(ハイビーム)、すれ違いビーム前照灯(ロービーム)、パーキングランプ、ターニングランプ(方向指示器)、デイタイムランニングランプなど)に、ハロゲンランプや放電ランプなどに代えて、LED光源の採用が進んできている。他の分野においても、他のランプに代えてLED光源が用いられるようになってきている。
今後、照明負荷としてLED光源が採用されていくと、1つの製品において、複数のLED光源が用いられることになる。
特開2008−210537号公報
しかしながら、従来のLED点灯装置を用いた場合、複数のLED光源を点灯制御するためには、LED光源ごとにLED点灯装置を用意する必要があった。つまり、同時に用いることがないLED光源の組み合わせがあったとしても、これらのLED光源の間で調光などの機能が異なるため、LED光源ごとにLED点灯装置が必要であった。その結果、従来のLED点灯装置では、複数のLED点灯装置を設置するために大きなスペースが必要であり、装置台数が多くなるために重量が増え、さらに高コストになるという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて為され、本発明の目的は、複数のLED光源を点灯制御する装置であって小型化、軽量化および低コスト化を同時に図ることができるLED点灯装置、このLED点灯装置を用いた照明装置、および、この照明装置を含む車両を提供することにある。
請求項1に係るLED点灯装置の発明は、複数のLED光源をそれぞれ点灯制御する装置である。上記LED点灯装置は、電力供給部と、切替部と、調光制御部と、異常検出部とを備える。上記電力供給部は、各LED光源に電力を供給する機能を有する。上記切替部は、上記複数のLED光源のうち、上記電力供給部に接続されるLED光源を選択する。上記調光制御部は、上記複数のLED光源のそれぞれに上記電力供給部から供給される電力レベルを対応付けてあり、上記電力供給部に接続される上記LED光源が選択される際に上記電力レベルを切り替える。上記異常検出部は、上記電力供給部に接続されている上記LED光源の異常を検出する。上記LED光源には、上記異常検出部で上記LED光源の異常が検出されたときにオンからオフに切り替わる出力カットオフスイッチと上記切替部とが接続され、上記LED光源の低圧側には、上記LED光源の上記電力レベルを切り替えるためのLEDドライブ駆動スイッチが接続されている。上記調光制御部は、上記電力供給部に接続されている上記LED光源をPWM(Pulse Width Modulation)制御によって調光制御する。上記調光制御部は、上記電力供給部に接続されている上記LED光源に対して調光レベルを段階的に切り替える際に、時間経過に伴ってオンデューティを漸増または漸減させる。
請求項2に係るLED点灯装置の発明は、複数のLED光源をそれぞれ点灯制御する装置である。上記LED点灯装置は、電力供給部と、切替部と、調光制御部と、異常検出部と、電気量検出部とを備える。上記電力供給部は、各LED光源に電力を供給する機能を有する。上記切替部は、上記複数のLED光源のうち、上記電力供給部に接続されるLED光源を選択する。上記調光制御部は、上記複数のLED光源のそれぞれに上記電力供給部から供給される電力レベルを対応付けてあり、上記電力供給部に接続される上記LED光源が選択される際に上記電力レベルを切り替える。上記異常検出部は、上記電力供給部に接続されている上記LED光源の異常を検出する。上記電気量検出部は、上記電力供給部に接続されている上記LED光源に供給される電気量を検出する。上記LED光源には、上記異常検出部で上記LED光源の異常が検出されたときにオンからオフに切り替わる出力カットオフスイッチと上記切替部とが接続され、上記LED光源の低圧側には、上記LED光源の上記電力レベルを切り替えるためのLEDドライブ駆動スイッチが接続されている。上記異常検出部は、上記電気量検出部で検出された上記電気量が予め設定された範囲から外れる場合に、上記電力供給部に接続されている上記LED光源の異常を検出する。上記異常検出部は、上記LED光源ごとに上記範囲を有する。上記異常検出部は、上記電力供給部に接続される上記LED光源が選択される際に上記範囲を切り替える。上記LED光源に供給される電気量とは、上記LED光源に印加される負荷電圧、上記LED光源に流れる負荷電流をいう。
請求項3に係るLED点灯装置の発明は、請求項の発明において、電気量検出部を備える。上記電気量検出部は、上記電力供給部に接続されている上記LED光源に供給される電気量を検出する。請求項3の発明において、上記異常検出部は、上記電気量検出部で検出された上記電気量が予め設定された範囲から外れる場合に、上記電力供給部に接続されている上記LED光源の異常を検出する。上記LED光源に供給される電気量とは、上記LED光源に印加される負荷電圧、上記LED光源に流れる負荷電流をいう。
請求項4に係るLED点灯装置の発明では、請求項3の発明において、上記異常検出部は、上記LED光源ごとに上記範囲を有する。請求項4の発明において、上記異常検出部は、上記電力供給部に接続される上記LED光源が選択される際に上記範囲を切り替える。
請求項5に係るLED点灯装置の発明は、請求項2〜4のいずれか1項の発明において、上記異常検出部は、上記LED光源の異常に関する情報を外部装置に出力する機能を有する。
請求項6に係る照明装置の発明は、請求項1〜5のいずれか1項のLED点灯装置と、それぞれ上記LED点灯装置から電力が供給されると点灯する複数のLED光源とを備える。
請求項7に係る車両の発明は、請求項6の照明装置を備える。
請求項1,6,7の発明によれば、電力供給部に接続されるLED光源を切替部が選択する際に調光制御部が電力レベルを切り替えることによって、定格電力などの仕様が異なる複数のLED光源に対して電力供給部を共用することができる。その結果、請求項1,6,7の発明では、LED光源ごとにLED点灯装置を備える場合に比べて、小型化(省スペース化)、軽量化および低コスト化を図ることができる。
請求項1の発明および請求項1を引用する請求項6,7の発明によれば、電力供給部に接続されているLED光源に対して調光レベルを段階的に切り替える際に、調光制御部が時間経過に伴ってオンデューティを漸増または漸減させることによって、利用者に違和感を与えずに上記LED光源の光量を徐々に変更させることができる。
請求項2,6,7の発明によれば、電力供給部に接続されるLED光源を切替部が選択する際に調光制御部が電力レベルを切り替えることによって、定格電力などの仕様が異なる複数のLED光源に対して電力供給部を共用することができる。その結果、請求項2,6,7の発明では、LED光源ごとにLED点灯装置を備える場合に比べて、小型化(省スペース化)、軽量化および低コスト化を図ることができる。
請求項2の発明および請求項2を引用する請求項6,7の発明によれば、LED光源に供給される電気量が予め設定された範囲(正常範囲)から外れた場合に異常検出部がLED光源の異常を検出することによって、LED光源の異常を早期に把握することができる。
請求項2の発明および請求項2を引用する請求項6,7の発明によれば、異常検出部がLED光源ごとに上記範囲を変更することによって、各LED光源に適した異常検出を行うことができる。
請求項3の発明によれば、LED光源に供給される電気量が予め設定された範囲(正常範囲)から外れた場合に異常検出部がLED光源の異常を検出することによって、LED光源の異常を早期に把握することができる。
請求項4の発明によれば、異常検出部がLED光源ごとに上記範囲を変更することによって、各LED光源に適した異常検出を行うことができる。
請求項5の発明によれば、LED光源の異常に関する情報を異常検出部が外部装置に出力することによって、LED光源の異常を利用者に早期に知らせることができる。
実施形態1に係る照明装置の概略図である。 同上に係る照明装置において、(a)が通常点灯時の負荷電流を示す図、(b)が調光点灯時の負荷電流を示す図 同上に係るLED点灯装置において、デューティの切替時の動作を説明するための図である。 同上に係る異常検出部の回路図である。 同上に係るLED光源の異常を検出するための閾値を示す図である。 同上の変形例に係るLED点灯装置において、デューティの切替時の動作を説明するための図である。 実施形態2に係る車両の外観図である。
(実施形態1)
実施形態1に係る照明装置1は、図1に示すように、それぞれ電力が供給されると点灯する複数(図示例では4つ)のLED光源2,2・・・と、複数のLED光源2,2・・・をそれぞれ点灯制御する2つのLED点灯装置3,3とを備えている。各LED点灯装置3には、2つのLED光源2,2が接続されている。なお、2つのLED点灯装置3,3を区別して説明するときは、第1のLED点灯装置31、第2のLED点灯装置32とする。また、各LED点灯装置3において、2つのLED光源2,2を区別して説明するときは、第1のLED光源21、第2のLED光源22とする。
各LED光源2は、複数のLED23,23・・・が直列に接続されている。各LED23は、アノードとカソードとの間に電圧が印加されると電流が流れて点灯する。
各LED点灯装置3は、入力端33,34に直流電源4が接続され、プラス側の出力端35,35に各LED光源2のアノード側が接続され、マイナス側の出力端36,36に各LED光源2のカソード側が接続されている。入力端34はグランド(GND)に接続されている。第1のLED点灯装置31と第2のLED点灯装置32は、グランドを共有している。入力端37からは後述の制御信号が入力される。
各LED点灯装置3は、DC/DCコンバータ51と、第1のスイッチ52と、第2のスイッチ53と、切替制御部54とを備えている。また、各LED点灯装置3は、負荷電圧監視部61と、負荷電流監視部62と、電源電圧監視部63と、LEDドライブ駆動スイッチ64と、PWMコントローラ65と、出力カットオフスイッチ66とを備えている。第1のLED点灯装置3は、PWM発生器67と、異常検出部68とをさらに備えている。切替制御部54とPWMコントローラ65とPWM発生器67と異常検出部68は、制御電源69からの電力によって動作する。
DC/DCコンバータ51は、PWMコントローラ65の制御によって、直流電源4からの直流電圧を、出力側に電気的に接続されているLED光源2に適した直流電圧に変換する。変換された直流電圧は、上記LED光源2に印加される。つまり、DC/DCコンバータ51は、各LED光源2に電力を供給する機能を有する。DC/DCコンバータ51は、本発明の電力供給部に相当する。
第1のスイッチ52は、DC/DCコンバータ51と第1のLED光源21との間に挿入されている。第1のスイッチ52は、オンになるとDC/DCコンバータ51から第1のLED光源21への電力供給を可能とし、オフになるとDC/DCコンバータ51から第1のLED光源21への電力供給を遮断する。
第2のスイッチ53は、DC/DCコンバータ51と第2のLED光源22との間に挿入されている。第2のスイッチ53は、オンになるとDC/DCコンバータ51から第2のLED光源22への電力供給を可能とし、オフになるとDC/DCコンバータ51から第2のLED光源22への電力供給を遮断する。
切替制御部54は、マイクロプロセッサ(MPU:Micro Processing Unit)などで構成されている。切替制御部54は、第1のスイッチ52のオンオフおよび第2のスイッチ53のオンオフをそれぞれ切り替えることによって、DC/DCコンバータ51に電気的に接続されるLED光源2を選択する。つまり、切替制御部54が第1のスイッチ52をオンにし、第2のスイッチ53をオフにした場合、第1のLED光源21とDC/DCコンバータ51とが電気的に接続される。この場合、第1のLED光源21は、DC/DCコンバータ51から電力供給されて点灯する。一方、切替制御部54が第1のスイッチ52をオフにし、第2のスイッチ53をオンにした場合、第2のLED光源22がDC/DCコンバータ51に電気的に接続される。この場合、第2のLED光源22は、DC/DCコンバータ51から電力供給されて点灯する。第1のスイッチ52と第2のスイッチ53と切替制御部54は、本発明の切替部に相当する。
負荷電圧監視部61は、DC/DCコンバータ51に接続されているLED光源2に印加される負荷電圧を検出する。負荷電流監視部62は、DC/DCコンバータ51に接続されているLED光源2に流れる負荷電流を検出する。電源電圧監視部63は、直流電源4の電源電圧を検出する。負荷電圧監視部61および負荷電流監視部62は、本発明の電気量検出部に相当する。
LEDドライブ駆動スイッチ64は、DC/DCコンバータ51と各LED光源2との間に挿入されている。LEDドライブ駆動スイッチ64は、PWMコントローラ65の制御によって、オンオフが切り替えられる。
PWMコントローラ65は、DC/DCコンバータ51に接続されているLED光源2をPWM制御によって点灯制御する。つまり、PWMコントローラ65は、LEDドライブ駆動スイッチ64のオンオフの切替を制御することによって、DC/DCコンバータ51に電気的に接続されているLED光源2を通常点灯(100%点灯)させたり、調光点灯させたりする。LEDドライブ駆動スイッチ64およびPWMコントローラ65は、本発明の調光制御部に相当する。
PWMコントローラ65は、DC/DCコンバータ51に接続されるLED光源2を選択する際に電力レベルを切り替える。つまり、PWMコントローラ65は、DC/DCコンバータ51に接続されるLED光源2が切替制御部54によって選択される際に、DC/DCコンバータ51に新たに接続されるLED光源2の電力レベルに変更する。上記より、本実施形態では、第1のLED光源21と第2のLED光源22とが異なる電力レベル場合であっても、対応することができる。
PWMコントローラ65は、DC/DCコンバータ51に電気的に接続されているLED光源2を調光点灯させるための制御信号(制御電圧)が入力されていない場合、LEDドライブ駆動スイッチ64を常時オンにする。これにより、図2(a)に示すように直流電流Iout1が上記LED光源2に流れる。LED光源2は、通常点灯(100%点灯)を行う。これに対して、上記制御信号が入力された場合、PWMコントローラ65は、PWM制御を行い、LEDドライブ駆動スイッチ64をオンオフさせる。これにより、図2(b)に示すように、制御信号で規定されたオンデューティの矩形波の電流Iout2がLED光源2に流れる。その結果、PWMコントローラ65は、負荷電流を小さくさせることができ、LED光源2を調光点灯させることができる。
PWMコントローラ65は、DC/DCコンバータ51に接続されているLED光源2を点灯制御する際に、上記LED光源2の状態を確認するために、図1に示す負荷電圧監視部61および負荷電流監視部62から検出値(負荷電圧、負荷電流)を取得している。PWMコントローラ65は、取得した検出値を監視しながら、DC/DCコンバータ51とLEDドライブ駆動スイッチ64とを制御して、上記LED光源2を定電流駆動する。
また、PWMコントローラ65は、電源電圧監視部63から検出値(電源電圧)を取得し、取得した電源電圧にばらつきがあった場合でも、DC/DCコンバータ51の変換比(出力電圧/入力電圧)を制御することによって、負荷電圧を一定に維持する。
ところで、PWMコントローラ65は、調光点灯から通常点灯に切り替える際に、瞬時に切り替えるのではなく、プログラムによって、図3に示すように切替開始から切替完了までの時間が0.5秒以上1秒以下になるように滑らかに切り替える。通常点灯から調光点灯に切り替える際も同様である。上記プログラムは、メモリ(図示せず)に格納されている。つまり、PWMコントローラ65は、DC/DCコンバータ51に接続されているLED光源2に対して調光レベルを段階的に切り替える際に、時間経過に伴ってオンデューティを漸増または漸減させる。
異常検出部68は、LED点灯装置3ごとに、負荷電圧監視部61および負荷電流監視部62の各検出値を用いて、DC/DCコンバータ51に電気的に接続されているLED光源2の異常を検出する。LED光源2の異常としては、LED光源2の回路短絡、LED光源2の開放、LED光源2への過大電流がある。異常検出部68は、負荷電圧監視部61で検出された負荷電圧が例えば規定電圧(定格電圧)の40%以下である場合に、DC/DCコンバータ51に接続されているLED光源2が短絡していることを検出する。一方、負荷電圧が例えば規定電圧の120%以上である場合、異常検出部68は、上記LED光源2が開放していることを検出する。また、負荷電流監視部62で検出された負荷電流が閾値を超える場合、異常検出部68は、上記LED光源2に過大電流が流れていることを検出する。
図4には、異常検出部68の回路構成が示されている。異常検出部68は、比較回路681と、オープンコレクタ回路682とを備えている。なお、図4には比較回路681およびオープンコレクタ回路682が1つずつしか示されていないが、異常検出部68は、検出値ごとに、比較回路681およびオープンコレクタ回路682を備えている。異常検出部68は、DC/DCコンバータ51からLED光源2に電力が供給されている間、負荷電圧監視部61および負荷電流監視部62の各検出値を取得している。つまり、異常検出部68は、負荷電圧および負荷電流を監視している。比較回路681は、検出値と閾値とを比較する。
ところで、異常検出部68は、LED光源2ごとに閾値を有し、DC/DCコンバータ51に接続されるLED光源2が選択される際に閾値を切り替える。図5には、調光前後における負荷電流の異常を検出するための閾値の一例を示す。図5では、通常点灯時は目標電流値Iout1の105%の値を閾値とし、調光点灯時は目標電流値Iout2の120%の値を閾値とする。
異常検出部68は、DC/DCコンバータ51に電気的に接続されているLED光源2の異常を検出すると、図1に示す出力カットオフスイッチ66をオンからオフに切り替えるように制御する。これにより、異常検出部68は、上記LED光源2の異常が検出した場合、DC/DCコンバータ51から上記LED光源2への電力供給を停止させることができる。
また、異常検出部68は、検出した異常に関する情報を外部装置7に出力する機能を有している。図4に示すオープンコレクタ回路682は、外部装置7に接続され、この外部装置7に比較回路681の比較結果(異常フラグ)を出力する。外部装置7では、LED71の点滅または非点滅によって、DC/DCコンバータ51に接続されているLED光源2が異常である旨が表示される。
以上、本実施形態によれば、DC/DCコンバータ51に接続されるLED光源2を切替制御部54が第1のスイッチ52および第2のスイッチ53を用いて選択する際にPWMコントローラ65が電力レベルを切り替えることによって、定格電力などの仕様が異なる複数のLED光源2,2に対してDC/DCコンバータ51を共用することができる。その結果、本実施形態では、LED光源ごとにLED点灯装置を備える場合に比べて、小型化(省スペース化)、軽量化および低コスト化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、DC/DCコンバータ51に接続されているLED光源2に対して調光レベルを段階的に切り替える際に、PWMコントローラ65が時間経過に伴ってオンデューティを漸増または漸減させることによって、利用者に違和感を与えずに上記LED光源2の光量を徐々に変更させることができる。
さらに、本実施形態によれば、LED光源2に供給される電気量(負荷電圧、負荷電流)が予め設定された範囲(正常範囲)から外れた場合に異常検出部68がLED光源2の異常を検出することによって、LED光源2の異常を早期に把握することができる。このとき、本実施形態では、異常検出部68がLED光源2ごとに上記範囲を変更することによって、各LED光源2に適した異常検出を行うことができる。
また、本実施形態によれば、LED光源2の異常に関する情報を異常検出部68が外部装置7に出力することによって、LED光源2の異常を利用者に早期に知らせることができる。
なお、本実施形態の変形例として、PWMコントローラ65は、例えば制御回路部のCR時定数によって、図6に示すように滑らかに切り替えてもよい。
(実施形態2)
実施形態2では、実施形態1の照明装置1(図1参照)を搭載した車両8について図7を用いて説明する。本実施形態の照明装置1には、車両8に搭載されているバッテリが直流電源4として接続されている。また、本実施形態のLED光源2としては、例えば走行ビーム前照灯、すれ違いビーム前照灯、ターニングランプ、パーキングランプ、デイタイムランニングランプなどが用いられる。ただし、同じLED点灯装置3に接続される第1のLED光源21と第2のLED光源22としては、同時に点灯しない光源を選択する必要がある。例えば、第1のLED点灯装置31に接続される第1のLED光源21としては走行ビーム前照灯を用い、第2のLED光源22としてはすれ違いビーム前照灯を用いることができる。また、第2のLED点灯装置32に接続される第1のLED光源21としてはターニングランプを用い、第2のLED光源22としてはパーキングランプを用いることができる。以下、本実施形態では、上記のようにLED光源2を用いた場合について説明する。
第1のLED点灯装置31では、走行ビーム前照灯(第1のLED光源21)を点灯させるための制御信号が入力された場合、切替制御部54は、第1のスイッチ52をオンにし、第2のスイッチ53をオフにする。DC/DCコンバータ51から走行ビーム前照灯に電力が供給され、走行ビーム前照灯が点灯する。これに対して、すれ違いビーム前照灯(第2のLED光源22)を点灯させるための制御信号が入力された場合、切替制御部54は、第1のスイッチ52をオフにし、第2のスイッチ53をオンにする。DC/DCコンバータ51からすれ違いビーム前照灯に電力が供給され、すれ違いビーム前照灯が点灯する。
第2のLED点灯装置32では、ターニングランプ(第1のLED光源21)を点滅させるための制御信号が入力された場合、切替制御部54は、第1のスイッチ52をオンにし、第2のスイッチ53をオフにする。DC/DCコンバータ51からターニングランプに電力が供給され、ターニングランプが点滅する。これに対して、パーキングランプ(第2のLED光源22)を点灯させるための制御信号が入力された場合、切替制御部54は、第1のスイッチ52をオフにし、第2のスイッチ53をオンにする。DC/DCコンバータ51からパーキングランプに電力が供給され、パーキングランプが点灯する。
本実施形態のように車両8という限られたスペースにおいては、複数のLED光源2,2に対してDC/DCコンバータ51を共用して小型化を図ることがより効果的である。
また、本実施形態においても、異常検出部68は、LED光源2(走行ビーム前照灯、すれ違いビーム前照灯、ターニングランプ、パーキングランプ)ごとに別個の閾値を設定することができる。これにより、各ランプに対して法規や使用上で異なる基準が規定されている場合にも対応することができる。
なお、照明装置1は、2つのLED点灯装置3を備えることに限定されず、1つのLED点灯装置3のみを備えてもよいし、3つ以上のLED点灯装置3を備えてもよい。また、LED点灯装置3は、2つのLED光源2を点灯制御することに限定されず、3つ以上のLED光源2を点灯制御してもよい。さらに、各LED光源2は、複数のLED23,23・・・が直列に接続された構成に限定されず、複数のLED23,23・・・が並列に接続された構成であってもよいし、直列接続された複数のLED23群が並列に接続された構成であってもよい。
また、LED点灯装置3において、負荷電圧監視部61、負荷電流監視部62、電源電圧監視部63および異常検出部68は必ずしも必要ではない。LED点灯装置3がこれらの構成要素を備えていない場合であっても、LED光源ごとにLED点灯装置を備える場合に比べて、小型化(省スペース化)、軽量化および低コスト化を図ることができるという効果を奏する。
1 照明装置
2 LED光源
3 LED点灯装置
51 DC/DCコンバータ(電力供給部)
52 第1のスイッチ(切替部)
53 第2のスイッチ(切替部)
54 切替制御部(切替部)
61 負荷電圧監視部(電気量検出部)
62 負荷電流監視部(電気量検出部)
64 LEDドライブ駆動スイッチ(調光制御部)
65 PWMコントローラ(調光制御部)
68 異常検出部
8 車両

Claims (7)

  1. 複数のLED光源をそれぞれ点灯制御するLED点灯装置であって、
    各LED光源に電力を供給する機能を有する電力供給部と、
    前記複数のLED光源のうち、前記電力供給部に接続されるLED光源を選択する切替部と、
    前記複数のLED光源のそれぞれに前記電力供給部から供給される電力レベルを対応付けてあり、前記電力供給部に接続される前記LED光源が選択される際に前記電力レベルを切り替える調光制御部と、
    前記電力供給部に接続されている前記LED光源の異常を検出する異常検出部とを備え、
    前記LED光源には、前記異常検出部で前記LED光源の異常が検出されたときにオンからオフに切り替わる出力カットオフスイッチと前記切替部とが接続され、前記LED光源の低圧側には、前記LED光源の前記電力レベルを切り替えるためのLEDドライブ駆動スイッチが接続され
    前記調光制御部は、前記電力供給部に接続されている前記LED光源をPWM制御によって調光制御し、前記電力供給部に接続されている前記LED光源に対して調光レベルを段階的に切り替える際に、時間経過に伴ってオンデューティを漸増または漸減させる
    ことを特徴とするLED点灯装置。
  2. 複数のLED光源をそれぞれ点灯制御するLED点灯装置であって、
    各LED光源に電力を供給する機能を有する電力供給部と、
    前記複数のLED光源のうち、前記電力供給部に接続されるLED光源を選択する切替部と、
    前記複数のLED光源のそれぞれに前記電力供給部から供給される電力レベルを対応付けてあり、前記電力供給部に接続される前記LED光源が選択される際に前記電力レベルを切り替える調光制御部と、
    前記電力供給部に接続されている前記LED光源の異常を検出する異常検出部と、
    前記電力供給部に接続されている前記LED光源に供給される電気量を検出する電気量検出部とを備え、
    前記LED光源には、前記異常検出部で前記LED光源の異常が検出されたときにオンからオフに切り替わる出力カットオフスイッチと前記切替部とが接続され、前記LED光源の低圧側には、前記LED光源の前記電力レベルを切り替えるためのLEDドライブ駆動スイッチが接続され、
    前記異常検出部は、前記電気量検出部で検出された前記電気量が予め設定された範囲から外れる場合に、前記電力供給部に接続されている前記LED光源の異常を検出し、
    前記異常検出部は、前記LED光源ごとに前記範囲を有し、前記電力供給部に接続される前記LED光源が選択される際に前記範囲を切り替える
    ことを特徴とするLED点灯装置。
  3. 前記電力供給部に接続されている前記LED光源に供給される電気量を検出する電気量検出部を備え、
    前記異常検出部は、前記電気量検出部で検出された前記電気量が予め設定された範囲から外れる場合に、前記電力供給部に接続されている前記LED光源の異常を検出する
    ことを特徴とする請求項記載のLED点灯装置。
  4. 前記異常検出部は、前記LED光源ごとに前記範囲を有し、前記電力供給部に接続される前記LED光源が選択される際に前記範囲を切り替えることを特徴とする請求項3記載のLED点灯装置。
  5. 前記異常検出部は、前記LED光源の異常に関する情報を外部装置に出力する機能を有することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のLED点灯装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のLED点灯装置と、
    それぞれ前記LED点灯装置から電力が供給されると点灯する複数のLED光源と
    を備えることを特徴とする照明装置。
  7. 請求項6記載の照明装置を備えることを特徴とする車両。
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