JP5587823B2 - 自転車用ラチェット装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自転車の後輪側に設けられるラチェット装置に関するものであり、特に、チェーンを介して伝達される回転駆動力をギヤを介して車輪側へと伝達する役目を果たすとともに、車輪側からの被駆動力に対しては車軸を空転させてギヤ及びチェーン側へは力を伝達させないように作動する自転車用ラチェット装置に関するものである。
従来のこの種のものとしては、例えば特開2007−113711号公報記載のもの等が挙げられる。このものは、変速用ギヤの取付けられる駆動軸は後輪(リヤホイール)の側面部のところであって、上記リヤホイールの中心部に設けられる車軸の延長線上に取付けられるようになっているものである。そして、このような駆動軸の内径部内であって上記リヤハブと接する側にはギヤ側からの駆動力をリヤホイール側へ適宜伝達することのできるように形成されたラチェット装置が設けられるようになっているものである。
特開2007−113711号公報
ところで、上記従来のもの(先行技術)は、ラチェット装置は駆動軸の内径側に設けられるようになっているとともに、このようなラチェット装置は上記駆動軸を支持する左右のベアリング間に設けられるようになっているものである。従って、このような従来のものにおいては、当該ラチェット装置を形成するラチェット爪の厚さ(幅)をあまり大きく採ることができない。そのため、ラチェット爪に入力される荷重を低減化させるためにはラチェット装置を形成するラチェット爪の数を増す等、ラチェット装置全体を大形化せざるを得ないと言う問題点がある。このような問題点を解決するために、ラチェット装置の設けられる駆動軸の一端をリヤホイールを形成するリヤハブの内径側へ設置させるようにするとともに、このようなリヤハブと上記駆動軸の一端部がオーバラップするところに幅の広い、すなわち爪幅の値の大きいラチェット爪からなるラチェット装置を設け、これによってラチェット装置全体の小形化及び軽量化、更には高剛性化を図ろうとするのが、本発明の目的(課題)である。
上記課題を解決するために、本発明においては次のような手段を講ずることとした。すなわち、請求項1記載の発明である第一の発明においては、一方のホイールからの回転駆動力は他方のホイールへと伝達するが、他方のホイールからの被駆動力に対しては当該他方のホイールを空転させて回転駆動力を伝達させないように作動する自転車用ラチェット装置に関して、爪状の形態からなるものであって、その一方の端部である根元部は上記一方のホイールの外周面上に設けられた凹陥部内に揺動運動可能なように設置されるとともに、もう一方の端部である先端部は上記他方のホイールの内周面側に等間隔状に設けられた複数のラチェット歯と噛み合い係合するように形成されたラチェット爪を、その側面視においてへ字状またはL字状の形態からなるようにするとともに、その平面視における横幅(D)の値が、上記側面視における高さ(h)の値よりも3倍以上の大きな値を有する幅拡状の形態からなるようにし、更に、その先端部側であって上記他方のホイールの内周面側に形成されたラチェット歯と噛み合い係合するところに、本ラチェット爪の横幅方向に凹溝状の形態からなる油溝を有するようにし、更に、本ラチェット爪の根元部が係合する上記一方のホイールの外周面側に設けられた凹陥部の端部であって上記ラチェット爪と係合し合うところに山状の形態からなる突起部を設け、この突起部の先端部のところを上記ラチェット爪側に設けられたへ字状折れ曲がり部の内側に形成される湾曲部のところが転がり乗り上げ運動をすることができるようにした構成を採ることとした。
請求項1記載の発明である第一の発明について説明する。本発明によれば、上記構成を採ることにより、ラチェット爪の爪幅の値が大きく採られるようになっていることより、ラチェット歯と噛み合い係合するラチェット爪先端部の面圧が低減化されることとなる。これによって、ラチェット爪の剛性が高く保持されることと相まって、駆動時におけるギヤ側からの駆動力は円滑に車輪へと伝達されることとなる。また、ラチェット爪の耐摩耗性、耐久性等が高められることとなる。
また、発明のものにおいては、ラチェット爪の横幅の値を大きく採ることによって、ラチェット爪係合時におけるラチェット爪先端部への入力荷重を分散化させることができるようになる。これによって、ラチェット爪の全体構成を小形化することができるようになる。
また、発明のものにおいては、ラチェット爪先端部に設けられた油溝が油溜りとなり、当該ラチェット爪先端部と噛み合い係合するラチェット歯との間において、相対滑り作用が円滑に行われることとなる。その結果、他方のホイールの空転運動が円滑に行われることとなる。また、この空転運動時におけるラチェット爪先端部またはラチェット歯面の摩耗等が低減化されることとなる。
また、発明のものにおいては、本ラチェット装置の空転運動時において、ラチェット爪は、その根元部に形成された湾曲部のところが、一方のホイールの凹陥部端部に設けられた突起部のところを転がり乗り上げるように運動をすることとなり、これによって、ラチェット爪の先端部は上記ラチェット歯側からの力を円滑に逃がしてやることができるようになる。その結果、ラチェット爪先端部とラチェット歯との間の摩擦抵抗力は低減化されることとなり、本ラチェット装置における空転運動を円滑に進めることができるようになる。これによって、ペダルを漕がない空走時における速度維持を円滑に保つことができるようになる。
本発明の全体構成を示す縦断面図である。 本発明にかかるラチェット装置の全体構成を示す展開斜視図である。 本発明にかかるラチェット装置の駆動時における作動状態を示すものであって図1のAA断面図である。 本発明にかかるラチェット装置の空転時における作動状態を示すものであって図1のAA断面図である。 本発明にかかるラチェット爪の空転時における作動状態を示す説明図である。 本発明にかかるラチェット爪の全体構成を示す斜視図である。 本発明にかかるラチェット爪の転がり乗り上げ運動態様を示す説明図である。
本発明を実施するための形態について、図1ないし図7を基に説明する。本実施の形態にかかるものは、図1に示す如く、自転車の主に後輪側に設けられるものであって、当該後輪8の中心部のところにスポーク7及びハブ39を介して設けられるとともにギヤの取付けられる駆動軸2を介して入力される回転駆動力を上記後輪(車輪)8側へ適宜伝達するように形成されたラチェット装置に関するものである。その具体的構成は、例えば図1及び図2に示す如く、ギヤ等の取付けられる円筒状の形態からなるものであって一方のホイールを形成する駆動軸2と、当該駆動軸2の一方の端部側が収容されるものであって上記車輪8の中心部のところに設けられるハブ39の一部を形成する他方のホイール3と、からなることを基本とするものである。なお、このような構成からなるものにおいて、上記他方のホイール3は被駆動軸を形成するようになっているものである。
このような基本構成からなるものにおいて、上記駆動軸2と他方のホイールである被駆動軸3との間に設けられて上記駆動軸2側からの回転駆動力を上記被駆動軸3側へ適宜伝達するように作動する本ラチェット装置の具体的構成について説明する。このものは、例えば図2または図6に示す如く、爪状の形態からなるラチェット爪1を基礎に形成されるようになっているものである。そして、このラチェット爪1は、その一方の端部である根元部12は上記一方のホイールである駆動軸2の外周面上に設けられた凹陥部21内に揺動運動可能なように設置されるとともに、もう一方の端部である先端部11は、例えば図1または図3に示す如く、上記他方のホイールを形成する被駆動軸3の内周面側に等間隔状に設けられたラチェット歯31と噛み合い係合するようになっているものである。なお、このようなラチェット爪1は、その横幅の値が本ラチェット爪1の先端部11と噛み合い係合する上記ラチェット歯31の横幅の値とほぼ同等の値を有するように形成されるようになっているものである。
このような構成からなるものにおいて、本ラチェット爪1は、その縦断面形状が、例えば図3または図4に示す如く、へ字状またはL字状の形態からなるものである。そして、このようなヘ字状またはL字状のラチェット爪1の根元部12は、下側へと出張るように形成された四角形状の形態からなり、このような根元部12は、駆動軸2の外周面に形成された凹陥部21内に収容されるようになっているものである。また、本ラチェット爪1は、上記駆動軸2の外周面上に形成された凹陥部21内に収容される根元部12の、その付け根部のところに、湾曲部13が形成されるようになっているものである(図5,図6参照)。そして、この湾曲部13のところは、上記凹陥部21の側面部上端部のところに形成される突起部25のところを転がり乗り上げ運動をすることが可能なように形成されているものである。そして更に、このようなラチェット爪1は、本ラチェット爪1の側面部に形成された張出部14のところに設けられるリング状のスプリング5の作用によって本ラチェット爪1の先端部11が常時上方へと持上げられるようになっているものである(図3,図4参照)。すなわち、本ラチェット爪1の先端部11は、被駆動軸3の内周面側に形成されたラチェット歯31側へ常時押し付けられるようになっているものである。
そして、このような構成からなるものにおいて、本ラチェット爪1の先端部11に近いところであって、上記被駆動軸3側に設けられたラチェット歯31と噛み合い係合するところには、本ラチェット爪1の横幅いっぱいに凹溝15が設けられるようになっている。そして、この凹溝15には適宜潤滑油が供給されるようになっているものである。すなわち、この凹溝15は、油溝を形成するようになっているものである。また、本ラチェット爪1は、例えば図3ないし図6に示す如く、側面視においてL字状またはへ字状の形態からなるものであり、水平に延びるように形成された本体部125と、当該本体部125に対して略直角状に形成された根元部12と、からなるものである。このような構成からなるものにおいて、本実施の形態のものにおいては、例えば図6に示す如く、上記本体部125の横幅(D)の値が従来のものに較べて大きく採られるようになっている。具体的には、本ラチェット爪1の上下方向の高さであるhの値に対して、上記横幅の値は同等以上から約4倍程度の値を有するように設定されているものである。すなわち、1<D/h≦4の値を有するように設定されているものである。このように、ラチェット爪1の横幅の値を大きく採ることによって、ラチェット爪1の係合時(駆動時)におけるラチェット爪1の先端部11への入力荷重を広い範囲に分散させることができるようになる。その結果、本ラチェット爪1全体の構成を小さくすることができるようになる。具体的には、本ラチェット爪1の高さであるhの値を小さくすることができるようになり、延いては、本ラチェット機構部全体の径の値を小さくすることができるようになる。すなわち、本ラチェット装置全体の小形化、軽量化等を図ることができるようになる。また、ラチェット機構部全体の径の値を小さくしたうえでラチェット歯31の数(歯数)を多く採ることができるようになる。
このような構成からなる本ラチェット装置の作動態様について、図3ないし図5を基に説明する。まず、回転運動を伝達する駆動時の態様について図3を基に説明する。この場合、駆動軸2側からの矢印方向回転駆動力は、まず、本駆動軸2の外周面上に形成された凹陥部21内に設置されたラチェット爪1の根元部12のところへと伝達される。このような状態において、上記ラチェット爪1は、その先端部11のところが上記スプリング5の作用にて被駆動軸3側に形成されたラチェット歯31側へ常時押し付けられるようになっていることより、被駆動軸3の内周面側に設けられたラチェット歯31のいずれかと直ちに噛み合うこととなる。これによって、駆動軸2側からの回転駆動力は円滑に被駆動軸3側へと伝達されることとなる。なお、このような回転駆動力の伝達過程において、ラチェット爪1は、図3に示す如く、円周面上において180°対称形を成すように少なくとも1対は設けられるようになっていることより、回転駆動力の伝達が迅速に、かつ、円滑に行われることとなる。また、ラチェット機構部が、このように180°対称形を成すように設けられるようになっていることより、本ラチェット機構が結合したときには、駆動軸・被駆動軸間における力の伝達がバランス良く行われることとなり、本ラチェット機構部を支持するベアリング61、62(図1参照)等の耐久性の向上、更にはベアリング寿命の向上が図られることとなる。また、ラチェット爪1を主に形成される本ラチェット機構部全体を薄肉状に形成させることによって、本ラチェット機構部内にベアリング61等を収納することができるようになり、全体の小形化、軽量等を図ることができるようになる。
次に、回転駆動力を伝達しない空転運動時、すなわち、ペダルを漕がない空走時の作動態様について、図4及び図5を基に説明する。この場合、被駆動軸3は、図4の矢印方向に回転運動をしている。そして、この回転運動に起因する力は、被駆動軸3の内周面側に形成されたラチェット歯31を介してラチェット爪1の先端部11へと作用することとなる。そして、この場合の作用力は、上記被駆動軸3の内周面側に形成されたラチェット歯31の歯面が所定の傾斜角を有するようになっているので、上記ラチェット爪1の先端部を下方へと押付けるように作用することとなる。一方、上記ラチェット爪1は、その根元部12が駆動軸2の凹陥部21内に収容されるとともに、湾曲部13のところが凹陥部21の側面部上端部のところに形成される突起部25のところを転がり乗り上げ運動をすることができるように取付けられている(図5参照)。これらのことより、上記被駆動軸3側からの回転運動に起因する力は、被駆動軸3側のラチェット歯31の歯面からラチェット爪1の先端部11のところへと伝達される。このとき、上記ラチェッ爪1は、その根元部12に形成された上記湾曲部13のところが、図7の(A)から(B)に示す如く、上記突起部25のところを転がり乗り上げるように運動をすることとなる。これによって、ラチェット爪1の先端部11側は、下方へと、すなわち、駆動軸2の中心点側へと移動をすることとなる。その結果、被駆動軸3側からの図4における矢印方向の回転運動は駆動軸2側へは伝達されないようになる。すなわち、本ラチェット装置の空転運動または空走運動が形成されることとなる。また、上記転がり乗り上げ運動をすることにより、従来のものにおいて行われていた根元部12と凹陥部21との間における滑り運動が行われないようになり、潤滑油(グリース)に基因する粘性抵抗等を懸念する必要がなくなる。
次に、上記空転運動あるいは空走運動時におけるラチェット爪1周りの潤滑作動等について図5を基に説明する。まず、図5の(A)に示す如く、ラチェット爪1は、その根元部12のところが、駆動軸2の外周面上に形成された凹陥部21内に収容されるとともに、その先端部11は、図3及び図4に示すスプリング5の作用により、被駆動軸3の内周面側に形成されたラチェット歯31の歯面側へと押付けられるようになっている。これらのことより、被駆動軸3の矢印方向への回転運動に対してラチェット爪1は、図5の(B)に示す如く、スプリング5のバネ反力に抗した状態でその先端部11が下方(駆動軸2の中心方向)へと押下げられるようになる。そして、このような運動をしながらラチェット爪1の先端部11の上背面側は被駆動軸3側のラチェット歯31の歯面との間において相対滑り運動をすることとなる。
ところで、本実施の形態のものにおいては、本ラチェット爪1の先端部11の付近には、その横幅いっぱいに凹溝(油溝)15が設けられるようになっており、ここには常時潤滑油が供給されるようになっている。そして、この潤滑油は上記ラチェット歯31の歯面とラチェット爪1の先端部11の上面との間における摺動運動によって上記凹溝(油溝)15から引き上げられ、ラチェット爪1の先端部11とラチェット歯31との接触面へと供給されることとなる。これによって、本ラチェット爪1の先端部11とラチェット歯31との間の相対滑り運動は円滑に行われることとなる。なお、本ラチェット爪1は、その縦断面形状がへ字状またはL字状の形態からなるものである。一方、このようなラチェット爪1の根元部12の収容される駆動軸2側に形成された凹陥部21の端部のところには突起部25が形成されるようになっている。そして、このような突起部25のところには、上記へ字状またはL字状の形態からなるラチェット爪1の内側部分に設けられた湾曲部13が係合するようになっている。これによって、被駆動軸3側からの入力に対して、ラチェット爪1を、図5の(B)に示す如く、上記突起部25を基点とした上記湾曲部13の転がり乗り上げ運動によって、上記被駆動軸3側からの入力を駆動軸2側へは伝達させないようにすることができる。その結果、本ラチェット装置における空転運動を円滑に保持することができるようになる。
1 ラチェット爪
11 先端部
12 根元部
125 本体部
13 湾曲部
14 張出部
15 凹溝(油溝)
2 駆動軸
21 凹陥部
25 突起部
3 被駆動軸
31 ラチェット歯
39 ハブ
5 スプリング
61 ベアリング
62 ベアリング
7 スポーク
8 車輪

Claims (1)

  1. 一方のホイールからの回転駆動力は他方のホイールへと伝達するが、他方のホイールからの被駆動力に対しては当該他方のホイールを空転させて回転駆動力を伝達させないように作動する自転車用ラチェット装置において、爪状の形態からなるものであって、その一方の端部である根元部は上記一方のホイールの外周面上に設けられた凹陥部内に揺動運動可能なように設置されるとともに、もう一方の端部である先端部は上記他方のホイールの内周面側に等間隔状に設けられた複数のラチェット歯と噛み合い係合するように形成されたラチェット爪を、その側面視においてへ字状またはL字状の形態からなるようにするとともに、その平面視における横幅(D)の値が、上記側面視における高さ(h)の値よりも3倍以上の大きな値を有する幅拡状の形態からなるようにし、更に、その先端部側であって上記他方のホイールの内周面側に形成されたラチェット歯と噛み合い係合するところに、本ラチェット爪の横幅方向に凹溝状の形態からなる油溝を有するようにし、更に、本ラチェット爪の根元部が係合する上記一方のホイールの外周面側に設けられた凹陥部の端部であって上記ラチェット爪と係合し合うところに山状の形態からなる突起部を設け、この突起部の先端部のところを上記ラチェット爪側に設けられたへ字状折れ曲がり部の内側に形成される湾曲部のところが転がり乗り上げ運動をすることができるようにした構成からなることを特徴とする自転車用ラチェット装置。
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