JP5587112B2 - データ保存時間設定機能付き可搬型携帯記憶装置 - Google Patents

データ保存時間設定機能付き可搬型携帯記憶装置 Download PDF

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Description

本発明は、データ保存時間設定機能付き可搬型携帯記憶装置に関する。
近年、電子機器に備えたUSBスロットに差し込むことによって、電子機器との間でデータの読み書きが可能になる、フラッシュ記憶型のUSB携帯メモリが急速に普及している。
しかしながら、USB携帯メモリは、携帯性に優れている反面、書き込んだデータが長期間保持されるため、データの消し忘れ、紛失等により、データが第三者の手に渡る可能性が高い記憶媒体である。また、暗号化されたデータに対しても、データが残っている期間が長ければ、暗号解読の技術進歩により容易に解読される可能性が高くなる。
データが第三者の手に渡る可能性を低減させる方法として、データが第三者の手に渡る前に消去してしまうこと、あるいは使用許可の認証を複雑化することが考えられる。そこで、従来、特許文献1、2に記載されている技術が提案されている。特許文献1には、画像処理装置において、保存期限が設定されているデータがハードディスクドライブに格納されている場合に、制御部が、タイマで管理されている時刻情報に基づいて、データの保存期限が経過したか否かを判定し、保存期限が経過したと判定した場合に、データをハードディスクドライブから消去することが開示されている。特許文献2には、可搬記憶媒体が、端末を識別する端末固有情報、可搬記憶媒体を識別する媒体固有情報、端末から入力された端末利用者名及びパスワードを組み合わせて端末認証キーを作成し、管理サーバが、端末認証キーを可搬記憶媒体の内部に記憶しておいた端末認証キーと照合するとともに、使用条件と権限によって使用許否を判定し、合致した場合に限り、可搬記憶媒体に対して読み書き可能、読み取りのみの所定の操作を許可する、という技術が開示されている。
特開2008−236009号公報 特開2009−181176号公報
しかしながら、特許文献2においては、使用許可の認証を複雑化したとしても、データが可搬記憶媒体に残っているため、データが第三者の手に渡る可能性を大幅に低減することはできない。このため、データが第三者の手に渡る可能性を大幅に低減するためには、データが第三者の手に渡る前に消去してしまう方が有利である。
そこで、USB携帯メモリに、特許文献1のようなタイマ機能を持たせることが考えられるが、この場合、タイマ機能を実現する方法、タイマ機能を作動させるための電源の確保、さらにタイマ機能を開始させる方法を如何に実現するかといった問題点を解決する必要がある。
本発明は、このような問題点を解決し、可搬性を維持しつつ第三者にデータが渡る可能性を大幅に低減させることを実現したデータ保存時間設定機能付き可搬型携帯記憶装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、次に記載する構成を備えている。
(1) 電子機器に備えたUSBスロットに差し込むUSBコネクタと、電気的にデータの読み書きが可能な記憶手段と、前記USBコネクタを介して受信した前記電子機器からの命令に基づいて、前記記憶手段におけるデータの読み書きを制御する制御手段と、前記記憶手段が前記電子機器にマウントされていない状態の時間を計時するタイマと、前記記憶手段へのデータの書き込み時に、任意のタイマ値を設定するタイマ設定手段と、前記記憶手段が前記電子機器からアンマウントされた時に、前記タイマの計時を開始するタイマ開始手段と、前記記憶手段が前記電子機器からアンマウントされた時に、前記制御手段に電源を供給する電源手段と、前記USBコネクタ、前記記憶手段、前記制御手段及び前記電源手段を収納する筐体とを備え、前記制御手段は、前記タイマの計時値が前記タイマ値に到達した場合に、前記記憶手段に記憶されているデータを消去し、前記筐体は、前記USBコネクタをスライドさせて外部に突出させるとともに内部に収納させるスライド手段、及び前記USBコネクタを前記筐体内に収納した状態で、前記スライド手段をロックするロック手段を有し、前記USBコネクタは、前記記憶手段及び前記制御手段を構成する回路を実装した基板に固定され、前記基板は、カバー体によって覆われており、前記スライド手段は、前記カバー体を180°回動可能に保持し、前記筐体は、前記USBコネクタを、前記スライド手段の前記筐体への収納方向に向けて収納することを特徴とするデータ保存時間設定機能付き可搬型携帯記憶装置。
(1)によれば、データ保存時間設定機能付き可搬型携帯記憶装置のUSBコネクタを、電子機器(例えば、パーソナルコンピュータ)のUSBスロットに接続して、可搬型携帯記憶装置の記憶手段(例えば、フラッシュROM)を電子機器にマウントして、電子機器から可搬型携帯記憶装置にアクセス可能な状態にする。そして、可搬型携帯記憶装置の記憶手段にデータを記憶したとき、タイマ値(例えば、120分)が設定される。その後、可搬型携帯記憶装置を電子機器からアンマウントして、可搬型携帯記憶装置が取り外し可能な状態になった時に、タイマが計時を開始する。そして、制御手段は、タイマの計時値がタイマ値(例えば、120分)に到達した場合に、記憶手段に記憶されているデータを消去する。すなわち、可搬型携帯記憶装置を電子機器から抜き取ったのち、タイマ値の時間が経過するまでは、記憶手段にデータが記憶されているが、タイマ値の時間が経過した場合には、記憶手段に記憶されているデータが消去される。このように、書き込まれたデータが入ったまま、可搬型携帯記憶装置が「紛失」、「放置」されても、タイマ値として設定された一定時間を経過した場合には、自動的にデータが消失するため、情報漏えいのリスクを減らすことができる。その結果、可搬性を維持しつつ第三者にデータが渡る可能性を大幅に低減させることを実現したデータ保存時間設定機能付き可搬型携帯記憶装置を提供することができる。
また、(1)によれば、ロックを解除して、スライド手段をスライド可能な状態にしなければ、USBコネクタをUSBスロットに差し込むことができない。
また、(1)によれば、可搬型携帯記憶装置を使用する場合には、カバー体を筐体から引き出し、180°反転させてUSBコネクタを外側に向け、スライド手段を筐体内に移動させる。可搬型携帯記憶装置を使用しない場合には、スライド手段を筐体外に移動させ、カバー体を180°反転させてUSBコネクタを筐体側に向け、スライド手段を筐体内に移動させることにより、USBコネクタを筐体内に収納する。このように、USBコネクタが筐体に収納されている状態では、USBコネクタが180度反転しているので、無理に筐体を外しても、USBコネクタをUSBスロットに挿入することができない。
(2) (1)において、前記制御手段は、前記記憶手段が前記電子機器にマウントされた場合に、前記タイマの計時を停止させることを特徴とするデータ保存時間設定機能付き可搬型携帯記憶装置。
(2)によれば、タイマがタイマ値を計時する前に、可搬型携帯記憶装置の記憶手段が電子機器にマウントされた場合には、記憶手段に記憶されているデータはそのまま維持される。
(3) (1)又は(2)において、前記記憶手段は、1つのデータファイルのみ書き込み可能であり、かつ電子機器にデータファイルを移す際には移動操作のみを受け付けることを特徴とするデータ保存時間設定機能付き可搬型携帯記憶装置。
(3)によれば、可搬型携帯記憶装置を電子機器にマウントした場合に、記憶手段から1つのデータファイルだけ移動可能であり、データファイルを移動した場合に、記憶手段にはデータファイルが残らない。このため、1つの可搬型携帯記憶装置から複数の電子機器にデータファイルが拡散することを防止することが可能になる。
(4) (1)〜(3)において、前記電源手段は、前記USBスロットから前記USBコネクタを介して供給される電源によって充電される電解コンデンサからなり、前記タイマの計時値は、前記電源手段の電圧値であることを特徴とするデータ保存時間設定機能付き可搬型携帯記憶装置。
(4)によれば、可搬型携帯記憶装置が電子機器にマウントされている場合には、電子機器から供給される電源によって制御手段が動作し、電解コンデンサが充電される。可搬型携帯記憶装置が電子機器からアンマウントされ、電子機器から取り外されている場合には、電解コンデンサが電源となって、制御手段を作動させる。また、電解コンデンサは、制御手段による電力消費や自然放電によって電圧が下がってくる。この電圧値の変化をタイマの計時値に対応させ、制御手段が電解コンデンサの電圧値をモニタし、電解コンデンサの電圧値が、タイマ値に相当する電圧値になった場合に、記憶手段に記憶されているデータは消去される。これにより、電源手段やタイマの構成を簡略化することが可能になる。
) (1)〜()において、前記記憶手段は、データの読み書きの履歴を記憶する履歴記憶領域を有し、当該履歴記憶領域のデータは、所定の認証条件を満たした場合にのみ読み出し可能であることを特徴とするデータ保存時間設定機能付き可搬型携帯記憶装置。
)によれば、認証条件(例えば、ID、パスワード)を知っている特定の者が、可搬型携帯記憶装置に対するデータの読み書きの履歴を閲覧することが可能なことにより、情報漏洩の可能性がある場合に、可搬型携帯記憶装置の使用履歴を追うことが可能になる。
本発明によれば、書き込まれたデータが入ったまま、可搬型携帯記憶装置が「紛失」、「放置」されても、タイマ値として設定された一定時間を経過した場合には、自動的にデータが消失するため、情報漏えいのリスクを減らすことができる。その結果、可搬性を維持しつつ第三者にデータが渡る可能性を大幅に低減させることを実現したデータ保存時間設定機能付き可搬型携帯記憶装置を提供することができる。
本発明の一実施形態におけるUSB携帯メモリ1の外観を示す説明図である。 本発明の一実施形態におけるUSB携帯メモリ1の利用形態を示す説明図である。 記憶素子部12の構成を示す斜視図である。 USB携帯メモリ1の内部構成を示す説明図である。 ダイヤル部とシャフトとの関係を示す説明図である。 記憶素子部12を突出させる手順を示す側面図及び平面図である。 本実施形態の電気的構成を示すブロック図である。 バックアップ電源と記憶素子部との電気的配線を示す説明図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
[USB携帯メモリの構成]
図1は、本発明の実施形態におけるUSB携帯メモリ1の外観を示す説明図であり、図1(a)はUSB携帯メモリ1の携帯時の外観を示す側面図、図1(b)はUSB携帯メモリ1の使用時の外観を示す側面図である。USB携帯メモリ1は、筐体10と、記憶素子部12と、記憶素子部12を支持するスライド手段に相当する支持体14と、支持体14をスライド移動させるためのスライダ16と、支持体14の移動規制及び規制解除を行うロック手段に相当するロック部18と、液晶表示部20とを備えている。
筐体10は、長手方向の一方の側面側に開口10aが形成された直方体型の部材である。また、筐体10における開口10aの縁部には、蓋10bが回動可能に取り付けられている。この蓋10bを使用者が回動させることによって、開口10aが開閉される。
記憶素子部12は、USBコネクタ32と、カバー体に相当する外装カバー34とを備えており、外装カバー34内には、各種のデータを記憶する記憶手段に相当するフラッシュメモリチップ100(図3参照)や、フラッシュメモリチップ100に対するデータの読み書きを制御するUSBコントローラ110(図3参照)等、各種の電子部品が実装された基板30(図3参照)が収納されている。
使用時には、詳細については後述するが、図1(a)に示す状態において、ロック部18による支持体14の規制状態を解除し、蓋10bを回動させて、開口10aを開き、スライダ16を操作することにより記憶素子部12を突出させて、図1(b)に示すように、記憶素子部12のUSBコネクタ32(図2参照)を筐体10から突出させる。なお、以下の説明の便宜を図るため、筐体10内の記憶素子部12を突出させる方向(A方向)を前方向と称し、筐体10から突出させた記憶素子部12を収納させる方向(B方向)を後方向と称する。
図2は、本発明の実施形態におけるUSB携帯メモリ1の利用形態を示す説明図である。USB携帯メモリ1の使用者が、パーソナルコンピュータ5(以下、単にパソコンと略称する場合もある)に装備されたUSBスロット7に、USBコネクタ32を差し込むと、パーソナルコンピュータ5がUSB携帯メモリ1の自動認識処理を行い、認識した場合に、パーソナルコンピュータ5にUSB携帯メモリ1がマウントされ、パーソナルコンピュータ5からフラッシュメモリチップ100へのアクセスが可能になる。これにより、パーソナルコンピュータ5の外部補助記憶装置として利用可能になる。そして、パーソナルコンピュータ5の操作によって、フラッシュメモリチップ100に記憶されたデータの読み取りや、フラッシュメモリチップ100へのデータの書き込みが可能になる。
図3は、記憶素子部12の構成を示す斜視図であり、図3に示すように、記憶素子部12は、フラッシュメモリチップ100やUSBコントローラ110が実装されている基板30と、この基板30に取り付けられ、電子機器のUSBスロットに接続するためのUSBコネクタ32と、基板30をカバーする筺状の外装カバー34とを備えている。なお、USBコントローラ110によって実行される制御については、図7を用いて後述する。
基板30に外装カバー34を取り付けた場合、記憶素子部12は、外装カバー34の隣にUSBコネクタ32を有する略直方体の形状に視認される。また、外装カバー34におけるUSBコネクタ32の装着側に対して反対側の両側面には、回動ピン36、36が立設している。
図4は、USB携帯メモリ1の内部構成を示す説明図であり、図4(a)は図1(a)の状態の内部構成、図4(b)は支持体を移動させた状態の内部構成を示すものである。筐体10内には、記憶素子部12と、支持体14と、シャフト22と、バックアップ電源24とが備えられている。
支持体14は、記憶素子部12の短手方向の長さより若干長い底面部と、この底面部の両端から記憶素子部12の長手方向の長さより若干長く延出するコ字状の部材からなる。この支持体14は、筐体10内において、底面部が筐体10のロック部18側に配置され、両側面部が筐体10の開口10a側に向けられる。また、支持体14の両側面部の先端部には、回動ピン36、36が軸支されている。このため、記憶素子部12は、支持体14に回動可能に支持される。
シャフト22は、一端に支持体14が連結され、中央部にスライダ16に連結されている。また、シャフト22の他端部には、凸部22a、22b、22cが並列配置されている。
ロック部18は、3つのダイヤル部18a、18b、18cを備えている。ダイヤル部18a、18b、18cは、円板状の部材からなり、図6に示すように、外周面に0〜9の数字が刻印されている。
図5は、ダイヤル部とシャフトとの関係を示す説明図である。ダイヤル部18a、18b、18cの中心部には、シャフト22が遊嵌可能な孔部18dが形成されている。また、孔部18dの内面には切欠部18eが形成されている。切欠部18eは、ダイヤル部18a、18b、18cの中心から1つの特定の数字に向かって伸びる直線に沿って形成されており、この切欠部18eに凸部22a、22b、22cが遊嵌可能である。
また、図4において、バックアップ電源24は、電解コンデンサによって構成されており、USB携帯メモリ1がパソコンにマウントされている場合に充電され、USB携帯メモリ1がパソコンからアンマウントされている場合あるいは取り外されている場合に放電し、USBコントローラ110に電源を所定時間供給する。
図5(a)、図5(b)は、ダイヤル部とシャフトとの関係を示すものである。支持体14が筐体10に収納されている場合には、ダイヤル部18a、18b、18cの後側の近傍に、それぞれ凸部22a、22b、22cが配置されている。ロック部18が、シャフト22をロックしている場合には、図5(a)に示すように、ダイヤル部18a、18b、18cの少なくとも1つにおいて、切欠部18eが凸部22a、22b、22cに対向していない状態に置かれる。この場合、スライダ16を操作して、シャフト22をスライド移動させようとしても、ダイヤル部18a、18b、18cのいずれかが、凸部22a、22b、22cのいずれかに当接する。具体的に、図4(a)に示す状態においては、ダイヤル部18aが凸部22bに当接する。このため、シャフト22の移動が規制され、スライダ16を操作してもシャフト22をスライド移動させることができない。
また、図5(b)に示すように、ダイヤル部18aの切欠部18eが凸部22aに、ダイヤル部18bの切欠部18eが凸部22bに、ダイヤル部18cの切欠部18eが凸部22cに全て対向している場合に、シャフト22の凸部22a、22b、22cのスライド移動の障害となるものがなくなり、シャフト22の規制状態が解除され、図4(b)に示すように、シャフト22をスライド移動させることが可能になる。具体的には、ダイヤル部18a、18b、18cを操作して、特定の3桁の数字を、特定の位置に並べることによって、ダイヤル部18aの切欠部18eが凸部22aに、ダイヤル部18bの切欠部18eが凸部22bに、ダイヤル部18cの切欠部18eが凸部22cに全て対向し、スライダ16のスライド操作が可能になる。
図6は、記憶素子部12を突出させる手順を示す側面図及び平面図である。まず、ロック部18のダイヤル部18a、18b、18cを操作して、図6(a)に示すように、特定の3桁の数字、例えば、「222」を揃えることにより、ロック部18によるロック状態が解除される。次に、図6(b)に示すように、スライダ16をスライド移動させることにより、記憶素子部12が支持体14の内側に配置された状態で、筐体10から突出する。次に、図6(c)に示すように、記憶素子部12を180°回動させてUSBコネクタ32を前方に向ける。そして、必要に応じて、図6(d)に示すように、支持体14の一部あるいは全体を筐体10に収納する。これにより、USBコネクタ32をUSBスロット7(図2参照)に差し込むことが可能になる。なお、記憶素子部12を90°回動させても、USBコネクタ32をUSBスロット7(図2参照)に差し込むことが可能である。このため、記憶素子部12は、USBスロット7(図2参照)の位置に応じて適宜回動させることが可能である。
[USB携帯メモリの電気的構成]
図7は、本実施形態の電気的構成を示すブロック図である。USBコントローラ110には、USBコネクタ32と、フラッシュメモリチップ100と、液晶表示部20と、バックアップ電源24とが電気的に接続されている。
USBコントローラ110は、制御手段に相当するCPU50と内蔵メモリ52とを備えている。CPU50は、USB携帯メモリ1における各種制御を行うものであり、書き込み制御部、タイマ設定手段に相当する期限設定部、接続検出部、電源残量監視部、データ消去部、タイマ開始手段に相当するタイマ制御部、履歴取得部、画像制御部、及びデータ転送部として機能する。
内蔵メモリ52には、CPU50が各種の制御を実行するためのプログラムが記憶されている。また、内蔵メモリ52の所定の記憶領域には、カウント値が記憶され、CPU50が、このカウント値を一定時間毎に1加算して更新することにより、タイマとして機能する。
USBコネクタ32の信号線は、CPU50に接続されている。このため、パソコンからのコマンドやデータはCPU50に送られる。そして、コマンドに応じて各種の処理が実行される。また、USBコネクタ32の電源線は、CPU50とバックアップ電源24に接続されている。USB携帯メモリ1がパソコンにマウントされている場合には、CPU50は、パソコンからの電源によって演算処理を行う。
また、USB携帯メモリ1がパソコンにマウントされている場合には、バックアップ電源24が、パソコンからの電源によって充電される。そして、USB携帯メモリ1がパソコンにアンマウントされている場合あるいは取り外されている場合には、バックアップ電源24からCPU50に電源が供給される。
次に、CPU50によって実行される制御について説明する。書き込み制御部(CPU50)は、パソコンからデータファイルの書き込みを要求する命令を受信した場合に、フラッシュメモリチップ100にデータファイルがない場合、又は同一のファイル名の場合には、データ書込を許可し、パソコンからのデータファイルをフラッシュメモリチップ100に記憶する処理を行う。フラッシュメモリチップ100に、ファイル名が異なるデータファイルが存在すれば、データ書込を許可しない旨を示すコマンドを、パソコンに送信する処理を行う。なお、ファイル名が異なるデータファイルをフラッシュメモリチップ100に書き込む場合には、フラッシュメモリチップ100のデータファイルをパソコンに移動させるか、あるいは消去する必要がある。
期限設定部(CPU50)は、書き込み制御部(CPU50)がデータ書込を許可した場合に、内蔵メモリ52に予め記憶されているタイマの設定画面を表示させるデータをパソコンに送信する処理を行う。そして、パソコンの使用者が、データ保持期間に応じたタイマ値を設定入力し、そのタイマ値をパソコンから期限設定部(CPU50)が受信した場合に、期限設定部(CPU50)は、タイマ値を内蔵メモリ52におけるカウント値の記憶領域とは別の領域に記憶する処理を行う。
接続検出部(CPU50)は、パソコンとUSB携帯メモリ1とが互いにアクセス可能な状態か否か、すなわちUSB携帯メモリ1がパソコンにマウントされた否かを検出する処理を行う。
電源残量監視部(CPU50)は、バックアップ電源24の電源電圧を監視する制御を行う。
データ消去部(CPU50)は、使用者が設定したタイマ値と、タイマのカウント値とを比較して、カウント値がタイマ値を越えた場合に、フラッシュメモリチップ100に記憶されているデータファイルを消去する処理を行う。また、電源残量監視部(CPU50)が監視しているバックアップ電源24の電源電圧が、所定の電圧値よりも低くなった場合に、データファイルを消去する処理を行う。
このため、タイマ値を設定した場合には、カウント値がタイマ値を越えた場合に、フラッシュメモリチップ100に記憶されているデータファイルが消去される。また、タイマ値が設定されなかった場合、あるいはカウント値がタイマ値を越える前にバックアップ電源24の電源電圧が所定の電圧値よりも低くなった場合に、データファイルが消去される。さらに、筐体10から記憶素子部12を無理に取り外した場合に、電源残量監視部(CPU50)とバックアップ電源24との電気的接続が切断される。この時、CPU50が動作可能なわずかな時間内に、データ消去部(CPU50)が、データファイルを消去する制御を行う。なお、筐体10から記憶素子部12が無理に取り外された場合には、データ消去部(CPU50)が、データファイルを完全に消去できなくても、少なくともデータファイルが開けないようにすればよい。
タイマ制御部(CPU50)は、USB携帯メモリ1がパソコンにマウントされたことを接続検出部(CPU50)が検出した場合に、カウント値をクリアにする(「0」を入力する)処理を行う。ここで、USB携帯メモリ1がパソコンにマウントされている間は、カウント値の更新は行わないため、タイマは停止状態となる。また、タイマ制御部(CPU50)は、USB携帯メモリ1がパソコンにマウントされている状態から、USB携帯メモリ1がパソコンにマウントされていないアンマウント状態になったことを接続検出部(CPU50)が検出し、かつフラッシュメモリチップ100にデータファイルが記憶されている場合に、タイマのカウントを開始する処理を行う。
すなわち、パソコンの操作により、パソコンからUSB携帯メモリ1をアンマウントした場合、あるいはマウント状態であっても、パソコンのUSBスロット7からUSB携帯メモリ1を引き抜いた場合等において、USB携帯メモリ1にデータファイルが記憶されていれば、タイマのカウントが開始される。また、単に、USB携帯メモリ1からパソコンにデータを移動しただけであって、USB携帯メモリ1にデータファイルが記憶されていない場合には、タイマのカウントが開始されない。
履歴取得部(CPU50)は、パソコンからUSB携帯メモリ1にアクセスした時刻、データ消去部がデータを消去した時刻といった履歴を取得し、履歴ファイルとしてフラッシュメモリチップ100の履歴記憶領域に記憶する。ここで、データ消去部がデータを消去した時刻を履歴として残す場合、データを消去した理由、すなわち、タイマによるものが、電源切れによるものか、無理矢理外されたことによるものかを示すデータを記憶してもよい。なお、パソコンから履歴ファイルにアクセスしようとすると、ID、パスワードの入力画面が表示される。この入力画面にID、パスワードを正確に入力するという認証条件を満たした場合にのみ、履歴ファイルを開いて、履歴データを読み出すことが可能になる。
画像制御部(CPU50)は、液晶表示部20の表示制御を行うものである。例えば、内蔵メモリ52に記憶されているタイマ値とカウント値とに基づいて、データ消去部(CPU50)がデータファイルを消去する処理を行うまでの残り時間を表示させる制御を行う。
データ転送部(CPU50)は、USB携帯メモリ1からパソコンにデータファイルを移す際に、移動操作のみ受け付ける処理を行う。このため、USB携帯メモリ1に記憶されたデータファイルをコピーして、パソコンにデータファイルをペーストした場合には、USB携帯メモリ1のデータファイルは消去される。
したがって、本実施形態においては、書き込めるデータファイルは1つに限定されており、USB携帯メモリ1からパソコンにデータファイルを移す場合、移動操作のみが受け付けられるため、USB携帯メモリ1からパソコンにデータファイルを移した場合に、USB携帯メモリ1には、データファイルがなくなる。
図8は、バックアップ電源24と記憶素子部12との電気的配線を示す説明図である。回動ピン36、36は、導電性を有する金属からなり、USBコネクタ32の電源線に電気的に接続されている。また、支持体14における回動ピン36、36の軸受部分は、導電性を有する金属から構成されており、この軸受部分に導電線60、60が接続されている。この導電線60、60は、支持体14の両側部を通って、シャフト22の両側面に配置されている。さらに、筐体10内に、導電性を有する金属からなる板バネ62、62が設けられている。この板バネ62、62は、導電線60、60にそれぞれ当接するとともに、バックアップ電源24が電気的に接続されている。
このような構成により、スライダ16をスライド移動させた場合に、板バネ62、62が導電線60、60に摺接する。このため、USB携帯メモリ1をパソコンのUSBスロットに差し込んだ場合には、パソコンからの電源が、USBコネクタ32の電源線、回動ピン36、36、導電線60、60、板バネ62、62を介してバックアップ電源24に供給され、バックアップ電源24が充電される。USB携帯メモリ1をパソコンから取り外した場合には、バックアップ電源24から電源が、板バネ62、62、導電線60、60、回動ピン36、36を介してCPU50に供給される。
[USB携帯メモリの運用]
次に、本実施形態のUSB携帯メモリ1の運用について、会社における自分のデスク上のパソコンのデータを、出張用のノート型パソコンに移すことを例に説明する。
まず、使用者は、USB携帯メモリ1の使用申請を行う。具体的に、使用者は、使用者名、使用期間、使用目的等を管理簿に記載して、この管理簿を管理責任者に提出する。そして、管理責任者は、所定の貸し出し審査を行い、使用を許可する場合には、管理簿に押印するとともに、USB携帯メモリ1を貸し出す。このとき、ロック部18を解錠する3桁の数字を使用者に伝達する。なお、管理責任者は、貸し出すUSB携帯メモリ1に履歴データ以外のデータがないことを確認しておく。
次に、使用者は、USB携帯メモリ1のロック部18を解錠して、筐体10から記憶素子部12を引き出して回動させてから、USBコネクタ32を自分のデスク上のパソコンのUSBスロットに差し込む。この時、デスク上のパソコンは、自動的にUSB携帯メモリ1を認識して、パソコンにマウントする。USB携帯メモリ1がパソコンにマウントされると、USB携帯メモリ1内のバックアップ電源24の急速充電が開始する。
次に、使用者は、データファイルの暗号化等の書き出し準備を行い、このデータファイルを、移動あるいはコピーによって、USB携帯メモリ1に移す操作を行う。
USB携帯メモリ1に移す操作を行うと、デスク上のパソコンのディスプレイには、データ保持時間の設定画面が表示される。例えば、設定画面には、データ保持時間として、30分、60分、120分、240分、480分、960分の中から1つ選択させる表示が行われる。ここで、データ保持時間の設定値は、USB携帯メモリ1の移動時間やデータファイルを書き込むパソコンの使用状況を考慮して設定することが望ましい。本実施形態においては、近い場所に出張用のノート型パソコンが置かれていることを想定していることから、例えば、30分を選択する。データ保持時間が設定されたことにより、データファイルが、USB携帯メモリ1に書き込まれるとともに、データ保持時間の設定値として「30分」が内蔵メモリ52にセットされる。さらに、データファイルがUSB携帯メモリ1に書き込まれた時刻が、データファイルのファイル名及びデスク上のパソコンに付与された名称とともに、履歴としてフラッシュメモリチップ100に記憶される。また、この時点で、バックアップ電源24の充電が完了している。
その後、使用者は、デスク上のパソコンを操作してアンマウント処理を実行し、パソコンからUSB携帯メモリ1を安全に取り外し可能な状態にする。この時点で、タイマのカウントが開始し、残り時間が液晶表示部20に表示される。そして、使用者は、液晶表示部20のカウントダウン表示を視認することによって、アンマウント状態であることを確認し、パソコンからUSB携帯メモリ1を取り外す。なお、出張用のノート型パソコンがある場所が、自分のデスクから遠い場合には、記憶素子部12を筐体10に収納し、ロック部18によって施錠しておくことが望ましい。
次に、使用者は、USB携帯メモリ1を、出張用のノート型パソコンのUSBスロットに差し込む。ノート型パソコンは、自動的にUSB携帯メモリ1を認識して、パソコンにマウントする。USB携帯メモリ1がパソコンにマウントされると、USB携帯メモリ1内のバックアップ電源24の急速充電が開始する。また、内蔵メモリ52に記憶されているタイマのカウント値はクリアされる。
さらに、使用者は、出張用のノート型パソコンを操作して、USB携帯メモリ1から出張用のノート型パソコンにデータファイルを移動させる操作を行う。ここで、USB携帯メモリ1から他のパソコンへのデータ転送は、データの移動のみが可能であり、データのコピーは受け付けない。このため、USB携帯メモリ1のフラッシュメモリチップ100にはデータが残らない。また、データファイルの移動を行ったことも、履歴としてフラッシュメモリチップ100に記憶される。
その後、使用者は、出張用のノート型パソコンを操作して、アンマウント処理を実行し、パソコンからUSB携帯メモリ1を安全に取り外し可能な状態にする。この時、USB携帯メモリ1にはデータファイルがないため、タイマのカウントは開始されず、液晶表示部20の残り時間表示も行われない。
なお、USB携帯メモリ1を出張用のノート型パソコンにマウントした後に、USB携帯メモリ1から出張用のノート型パソコンにデータファイルを移動させずにアンマウント処理を実行した場合には、タイマが30分をカウントした時点で、データファイルが消去されることになる。
そして、出張用のノート型パソコンからUSB携帯メモリ1を取り外して、返却する。返却の際には、管理簿に返却日等の所定広告を記入する。
仮に、データファイルを記憶したUSB携帯メモリ1を持ち歩いている間に、USB携帯メモリ1を紛失し、会社外の者に拾われたとしても、会社外の者は、残り時間内にロック部18を解錠して、他のパソコンに差し込まなければ、USB携帯メモリ1に記憶されているデータファイルを取得することはできない。
したがって、紛失しても、USB携帯メモリ1内のデータファイルが、第三者の手に渡る恐れのある時間を最低限に抑えることが可能になる。なお、使用者は、USB携帯メモリ1内を紛失した場合には、速やかに管理責任者に報告することが望ましい。
このように構成された本実施形態によれば、書き込まれたデータファイルが入ったままのUSB携帯メモリ1が、「紛失」あるいは「放置」されても、データ保持時間として設定された一定時間を経過した場合には、自動的にデータファイルが消失するため、第三者にUSB携帯メモリ1が渡ることによる情報漏えいのリスクを減らすことができる。
また、USB携帯メモリ1をパソコンにマウントした場合に、USB携帯メモリ1から1つのデータファイルだけ移動可能であり、データファイルを移動した場合に、USB携帯メモリ1にはデータファイルが残らない。このため、1つのUSB携帯メモリ1から複数のパソコンにデータファイルが拡散することを防止することが可能になる。
また、読み書きの履歴をUSB携帯メモリ1単独で保持でき、その内容は、ID、パスワードを知っている特定の者、例えば、管理責任者しか閲覧できないため、情報漏えい等の際に使用履歴を追うことができる。
また、ダイヤル式のシリンダキー構造を有するロック部18を組み込んでいるため、ロック部18を解錠しない限り、物理的に記憶素子部12を取り出すことが困難になる。
また、記憶素子部12は、180度反転した状態で筐体10に収納されているため、蓋10bを外して、無理に記憶素子部12を引き出そうとしても、USBコネクタ32を突出させることができない。また、無理に記憶素子部12を引き出そうとすると、記憶素子部12とバックアップ電源24との配線が破壊され、USB携帯メモリ1が記憶しているデータファイルが消去されてしまう。このため、USB携帯メモリ1からデータファイルを読み出すことができなくなる。
また、記憶素子部12の回転構造を利用することにより、USBスロットが壁等に接近してUSB携帯メモリ1の挿入が困難である場合に、例えば、筐体10に対して記憶素子部12を90度の角度をつけることにより、取り付けが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上述したものに限るものではない。例えば、上述した実施形態においては、内蔵メモリ52をタイマとして機能させているが、それに限らず、電源残量監視部が監視するバックアップ電源24の電源電圧値をタイマとして使用してもよい。すなわち、バックアップ電源24は、電解コンデンサによって構成されており、時間とともに放電されていくことから、バックアップ電源24の電源電圧値に基づいて、アンマウント状態となってからの時間を求めることが可能になる。これにより、一定時間を刻むための部材が必要なくなり、しかも、CPU50の制御負担が軽減される。
1 USB携帯メモリ
5 パーソナルコンピュータ
7 スロット
10 筐体
10a 開口
10b 蓋
12 記憶素子部
14 支持体
16 スライダ
18 ロック部
18a、18b、18c ダイヤル部
18d 孔部
18e 切欠部
20 液晶表示部
22 シャフト
22a、22b、22c 凸部
24 バックアップ電源
30 基板
32 USBコネクタ
34 外装カバー
36 回動ピン
50 CPU
52 内蔵メモリ
60 導電線
62 板バネ
100 フラッシュメモリチップ
110 USBコントローラ

Claims (5)

  1. 電子機器に備えたUSBスロットに差し込むUSBコネクタと、
    電気的にデータの読み書きが可能な記憶手段と、
    前記USBコネクタを介して受信した前記電子機器からの命令に基づいて、前記記憶手段におけるデータの読み書きを制御する制御手段と、
    前記記憶手段が前記電子機器にマウントされていない状態の時間を計時するタイマと、
    前記記憶手段へのデータの書き込み時に、任意のタイマ値を設定するタイマ設定手段と、
    前記記憶手段が前記電子機器からアンマウントされた時に、前記タイマの計時を開始するタイマ開始手段と、
    前記記憶手段が前記電子機器からアンマウントされた時に、前記制御手段に電源を供給する電源手段と、
    前記USBコネクタ、前記記憶手段、前記制御手段及び前記電源手段を収納する筐体とを備え、
    前記制御手段は、前記タイマの計時値が前記タイマ値に到達した場合に、前記記憶手段に記憶されているデータを消去し、
    前記筐体は、前記USBコネクタをスライドさせて外部に突出させるとともに内部に収納させるスライド手段、及び前記USBコネクタを前記筐体内に収納した状態で、前記スライド手段をロックするロック手段を有し、
    前記USBコネクタは、前記記憶手段及び前記制御手段を構成する回路を実装した基板に固定され、
    前記基板は、カバー体によって覆われており、
    前記スライド手段は、前記カバー体を180°回動可能に保持し、
    前記筐体は、前記USBコネクタを、前記スライド手段の前記筐体への収納方向に向けて収納することを特徴とするデータ保存時間設定機能付き可搬型携帯記憶装置。
  2. 前記制御手段は、前記記憶手段が前記電子機器にマウントされた場合に、前記タイマの計時を停止させることを特徴とする請求項1記載のデータ保存時間設定機能付き可搬型携帯記憶装置。
  3. 前記記憶手段は、1つのデータファイルのみ書き込み可能であり、かつ電子機器にデータファイルを移す際には移動操作のみを受け付けることを特徴とする請求項1又は2記載のデータ保存時間設定機能付き可搬型携帯記憶装置。
  4. 前記電源手段は、前記USBスロットから前記USBコネクタを介して供給される電源によって充電される電解コンデンサからなり、
    前記タイマの計時値は、前記電源手段の電圧値であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のデータ保存時間設定機能付き可搬型携帯記憶装置。
  5. 前記記憶手段は、データの読み書きの履歴を記憶する履歴記憶領域を有し、
    当該履歴記憶領域のデータは、所定の認証条件を満たした場合にのみ読み出し可能であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載のデータ保存時間設定機能付き可搬型携帯記憶装置。
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