JP2008181348A - 情報記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者以外の使用があったかの確認を容易に行うことができ、セキュリティの向上を実現することができる情報記録媒体を提供する。
【解決手段】メモリ本体2を覆うカバー3と、コンピュータ接続ポートに接続される端子部4と、カバー3に貼設された電子ペーパ5とを備えたUSBメモリスティック1において、電子ペーパ5には他の者が使用したか否かの確認を容易ならしめるセキュリティ情報が表示される。
【選択図】 図1
【解決手段】メモリ本体2を覆うカバー3と、コンピュータ接続ポートに接続される端子部4と、カバー3に貼設された電子ペーパ5とを備えたUSBメモリスティック1において、電子ペーパ5には他の者が使用したか否かの確認を容易ならしめるセキュリティ情報が表示される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、パーソナルコンピュータ等に着脱可能に接続され、パーソナルコンピュータを利用して各種データの記録等をメモリ本体に行うようにした情報記録媒体に関する。
従来から、パーソナルコンピュータやカラープリンタ等に接続される情報記録媒体として、携帯端末(携帯電話や各種モバイル機器等)やデジタルカメラに接続され、必要に応じてパーソナルコンピュータやカラープリンタ等に接続することによって記録した情報を共有する情報記録媒体が各種提供されている。
一方、液晶表示パネルよりも薄型な電子ペーパの開発が進み、上述した情報記録媒体の表面にこの電子ペーパを貼設して、情報記録媒体への記録内容等を確認することができるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2004−164764号公報
特開2004−040471号公報
ところが、上述した情報記録媒体(メディア)には、所謂カードタイプのメディアとスティックタイプのメディアとがあり、特にスティックタイプのUSBメモリスティックに関しては、デスクトップ型のパーソナルコンピュータ及びノートブック型のパーソナルコンピュータの何れにおいても接続ポート(USBポート)が標準装備されている機種が殆どであることから、汎用性の高い情報記録媒体として流通している。
また、上述したカードタイプのメディアにあっては、常時は携帯端末やデジタルカメラ等に接続(挿入)され、必要な場合にのみ携帯端末等から抜き出して使用するため、使用者はある程度特定することができる。
これに対し、上述したスティックタイプのメディア、例えば、USBメモリスティックにあっては、データのバックアップ用や営業用、或いは、自宅や出張先での使用といったように、単独で保管・持ち歩き等に供されるため、所有者とは別の不特定な使用者が出でくる可能性があり、セキュリティ向上の要望が高まっている。
しかしながら、上述した電子ペーパは、単に情報記録媒体での記録内容等が表示されるだけなので、所有者とは異なる人が使用した場合にそのことに気が付き難いという問題が生じていた。
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、使用者以外の使用があったかの確認を容易に行うことができ、セキュリティの向上を実現することができる情報記録媒体を提供することを目的とする。
本発明の情報記録媒体は、メモリ本体を覆うカバーと、コンピュータ接続ポートに接続される端子部と、前記カバーに貼設された電子ペーパとを備え、該電子ペーパにはセキュリティ情報が表示されることを特徴とする。
この際、前記セキュリティ情報には前記コンピュータ接続ポートへの前記端子部への接続回数、並びに、前記端子部と前記コンピュータ接続ポートとの現在接続よりも一つ前における接続コンピュータに対する識別情報が含まれていることが好ましい。
また、前記電子ペーパへのセキュリティ情報に対する表示の更新はコンピュータ接続ポートと端子部との接続状態が解除された際に行われることが好ましい。
本発明の情報記録媒体は、使用者以外の使用があったかの確認を容易に行うことができ、セキュリティの向上を実現することができる。
次に、本発明の一実施形態に係る情報記録媒体について、図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る情報記録媒体としてのUSBメモリスティックの正面図、図2は本発明の一実施形態に係る情報記録媒体としてのUSBメモリスティックのセキュリティ設定画面の説明図、図3は本発明の一実施形態に係る情報記録媒体としてのUSBメモリスティックに設けられた電子ペーパの表示例の説明図である。
図1において、本発明の情報記録媒体としてのUSBメモリスティック1は、メモリ本体2を覆うカバー3と、図示を略するパーソナルコンピュータのUSB接続ポート(コンピュータ接続ポート)に接続される端子部4と、カバー3に貼設された電子ペーパ5とを備えている。
本実施の形態では、電子ペーパ5には、セキュリティ情報の表示が可能となっており、例えば、パーソナルコンピュータに対してUSBメモリスティック1を初回接続(プラグイン機能等を利用)した場合、そのパーソナルコンピュータにモニタには、図2に示すようなセキュリティ設定画面が表示される。
尚、このセキュリティ設定画面の表示は、USBメモリスティック1のプロパティ設定操作時に表示することで変更・更新することができる。また、そのプロパティ設定操作時に後述するパスワードの入力を求めるようにしても良い。さらに、USBメモリスティック1の所有者が利用するパーソナルコンピュータ以外への接続時にプラグイン機能等を利用してセキュリティ設定画面を表示してしまうと、セキュリティ設定情報が漏れてしまうため、上述した初回接続とは、USBメモリスティック1を購入して初めて使用する(パーソナルコンピュータに接続する)際を意味する。
尚、このセキュリティ設定画面の表示は、USBメモリスティック1のプロパティ設定操作時に表示することで変更・更新することができる。また、そのプロパティ設定操作時に後述するパスワードの入力を求めるようにしても良い。さらに、USBメモリスティック1の所有者が利用するパーソナルコンピュータ以外への接続時にプラグイン機能等を利用してセキュリティ設定画面を表示してしまうと、セキュリティ設定情報が漏れてしまうため、上述した初回接続とは、USBメモリスティック1を購入して初めて使用する(パーソナルコンピュータに接続する)際を意味する。
所有者は、このセキュリティ設定画面を利用し、USBメモリスティック1の使用形態(データ保存の機密性等)に応じて、所有者名の入力(パーソナルコンピュータのコンピュータ名やマシンシリアル番号、OSシリアル番号等の自動入力等でも良い)、パスワード設定、セキュリティレベルや電子ペーパ5への表示設定等を行うことができる。
これにより、電子ペーパ5には、例えば、図3に示すように、USBメモリスティック1の所有者がデータの保存・消去・更新等を行った日付とは異なる接続月日や、使用回数等を確認することにより、所有者以外の他人が所有者の許可無くUSBメモリスティック1を使用したか否かの確認を容易ならしめるセキュリティ情報を表示することができる。
尚、セキュリティ表示設定において、『使用回数』とはパーソナルコンピュータのUSBポートへの抜き差しした回数(接続回数)である他、USBメモリスティック1の寿命目安を認識するためにアクセス回数とすることも可能である(接続回数との併用可)。
また、『最終アクセスPCのパソコン名を取得する』とは、接続したパーソナルコンピュータに設定されているパーソナルコンピュータのコンピュータ名を取得して電子ペーパ5に表示することを意味するが、このコンピュータ名である他、パーソナルコンピュータのマシンシリアル番号やインストールされているOSのシリアル番号等を取得して電子ペーパ5に表示することによって、使用者(パーソナルコンピュータ)の特定をより確実なものとすることができる。
尚、これら電子ペーパ5に表示されるアクセス情報は、USBメモリスティック1をパーソナルコンピュータから抜き出した際に更新することによって、例えば、アクセスする度に表示が更新されて電子ペーパ5の寿命が縮むといったことを防止することができる。
従って、電子ペーパ5は、現在接続されているパーソナルコンピュータに対する接続回数やコンピュータ名等が表示されるのではなく、現在接続しているパーソナルコンピュータよりも一つ前の接続パーソナルコンピュータに対する接続回数やコンピュータ名等を表示する。
これにより、所有者以外の他人が、今回接続前にUSBメモリスティック1を使用したか否かの確認を容易に行うことができる。
これにより、所有者以外の他人が、今回接続前にUSBメモリスティック1を使用したか否かの確認を容易に行うことができる。
ところで、上記実施の形態では、本発明の情報記録媒体をUSBメモリスティック1に適用して説明したが、カードタイプのメディア等、他の情報記録媒体全般に適用することができることは勿論である。
1…USBメモリスティック(情報記録媒体)
2…メモリ本体
3…カバー
4…端子部
5…電子ペーパ
2…メモリ本体
3…カバー
4…端子部
5…電子ペーパ
Claims (4)
- メモリ本体を覆うカバーと、コンピュータ接続ポートに接続される端子部と、前記カバーに貼設された電子ペーパとを備え、該電子ペーパにはセキュリティ情報が表示されることを特徴とする情報記録媒体。
- 前記セキュリティ情報には前記コンピュータ接続ポートへの前記端子部への接続回数が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。
- 前記セキュリティ情報には、前記端子部と前記コンピュータ接続ポートとの現在接続よりも一つ前における接続コンピュータに対する識別情報が含まれていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報記録媒体。
- 前記電子ペーパへの前記セキュリティ情報に対する表示の更新が前記コンピュータ接続ポートと前記端子部との接続状態が解除された際に行われることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の情報記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007014451A JP2008181348A (ja) | 2007-01-25 | 2007-01-25 | 情報記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007014451A JP2008181348A (ja) | 2007-01-25 | 2007-01-25 | 情報記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008181348A true JP2008181348A (ja) | 2008-08-07 |
Family
ID=39725204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007014451A Pending JP2008181348A (ja) | 2007-01-25 | 2007-01-25 | 情報記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008181348A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011253372A (ja) * | 2010-06-02 | 2011-12-15 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | Usb接続機器 |
JP2011253373A (ja) * | 2010-06-02 | 2011-12-15 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | Usbアダプタ |
US9460317B2 (en) | 2009-10-14 | 2016-10-04 | Fujitsu Limited | Data processor and storage medium |
-
2007
- 2007-01-25 JP JP2007014451A patent/JP2008181348A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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