JP2006277087A - 画像処理装置およびそのライセンス管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像処理装置に付与するライセンスを、セキュリティを確保しながら管理し、しかもライセンスの付与を容易にする。
【解決手段】ライセンスが付与されている状態でのみ有効化されるオプション機能を実行するためのプログラムが記憶されている画像処理装置において、ライセンスをメモリデバイス12に記憶させ、ライセンス付与を希望する複合機(MFP)にメモリデバイス12をアクセスさせ、アクセスしたMFPの識別情報を、付与するライセンスに関連付けてメモリデバイス12に記憶させ、識別情報が関連付けて記憶されたライセンスをMFPに付与し、当該ライセンスは付与済として他のMFPには付与できないようにする。
【選択図】図2
【解決手段】ライセンスが付与されている状態でのみ有効化されるオプション機能を実行するためのプログラムが記憶されている画像処理装置において、ライセンスをメモリデバイス12に記憶させ、ライセンス付与を希望する複合機(MFP)にメモリデバイス12をアクセスさせ、アクセスしたMFPの識別情報を、付与するライセンスに関連付けてメモリデバイス12に記憶させ、識別情報が関連付けて記憶されたライセンスをMFPに付与し、当該ライセンスは付与済として他のMFPには付与できないようにする。
【選択図】図2
Description
この発明は、プログラムが搭載された画像処理装置等に関し、特に、搭載されたプログラムがライセンスが付与されることにより有効化されるプログラムである画像処理装置およびかかるライセンスの管理方法に関する。
従来より、プリンタや複合機などの画像処理装置においては、価格などに応じて提供する機能に差を設け、異なる商品(異なるグレード、異なる機種等)として提供されている。ところで、画像処理装置は、グレードや機種が異なれば基本的なハードウェア構成等が異なるかというと、そうではなく、各種機能を実現するためのプログラムのみが異なっていることが多い。
ところで、プログラムの開発に際しては、基本プログラムおよび複数のオプションプログラムが互いに関連付けて一緒に開発されるのが一般的で、オプションプログラムのみが後から開発されるわけではない。つまり、プログラムは、基本プログラムもオプションプログラムも既に出来上がっていて、メモリチップなどに記憶されている。そこで、価格等に応じて、既に搭載されているオプションプログラムが選択的に有効化され、商品として提供されるという販売方法がとられている。(たとえば特許文献1参照)
そして、姉妹機の場合、妹機には、姉機と同じ仕様になるためのオプションプログラムが既に搭載されており、妹機を購入したユーザは、後で、オプションプログラムのライセンスを購入して、オプションプログラムを有効化できるものが提案されている。
そして、姉妹機の場合、妹機には、姉機と同じ仕様になるためのオプションプログラムが既に搭載されており、妹機を購入したユーザは、後で、オプションプログラムのライセンスを購入して、オプションプログラムを有効化できるものが提案されている。
かかる場合、取得した(購入した)ライセンスには、機器識別情報が含まれており、機器識別情報が一致している場合にのみ、付与されたライセンスによってオプションプログラムを有効化できるという構成が採用されている。(たとえば特許文献2)
特開2001−092779号公報
特開2004−213469号公報
上記特許文献2に開示されているようなライセンス発行またはライセンス付与の仕方では、ライセンスが付与されるべき機器の識別情報を、予めライセンス管理センター等に伝えて、機器識別情報を組み込んでもらったライセンスを取得する必要がある。このため、画像処理装置のサービス担当者やユーザから見ると、それだけの手間が必要になる。
また、ライセンスは、1度付与されると、通常は、そのライセンスを返却することができない。このため、たとえばレンタル目的や展示会での使用だけの目的で、画像処理装置に搭載されている特定のオプションプログラムを短時間だけ利用したい場合には、従来のライセンス発行またはライセンス付与のやり方ではうまく対応できないという課題があった。
また、ライセンスは、1度付与されると、通常は、そのライセンスを返却することができない。このため、たとえばレンタル目的や展示会での使用だけの目的で、画像処理装置に搭載されている特定のオプションプログラムを短時間だけ利用したい場合には、従来のライセンス発行またはライセンス付与のやり方ではうまく対応できないという課題があった。
この発明は、このような背景のもとになされたもので、ライセンスが付与されている状態でのみ有効化されるオプション機能を実行するためのプログラムが搭載された画像処理装置において、ライセンスの付与およびライセンスの返却が簡単な操作で確実に行え、ライセンスに対するセキュリティも高い画像処理装置を提供することを主たる目的とする。 この発明は、また、画像処理装置に付与するライセンスを、セキュリティを確保しながら管理でき、しかもライセンスの付与がし易いライセンス管理方法を提供することを他の目的とする。
請求項1記載の発明は、ライセンスが付与されている状態でのみ有効化されるオプション機能を実行するためのプログラムが記憶されているプログラム記憶手段と、ライセンスが登録されているライセンス管理ファイルに対してアクセスし得るアクセス手段と、上記アクセス手段によってアクセスされたライセンス管理ファイルに登録されているライセンスを表示する表示手段と、上記表示手段に表示されたライセンスの中から、付与を希望するライセンスが特定されたことに基づいて、自機の識別情報を付与を希望するライセンスに関連づけて上記ライセンス管理ファイルに登録させるために、自機の識別情報を上記ライセンス管理ファイルに出力する手段と、上記ライセンス管理ファイルに自機の識別情報が登録されたことに基づいて、上記ライセンスが付与されていることを記憶し、上記プログラム記憶手段に記憶されている当該ライセンスにかかるオプション機能を実行するためのプログラムを有効化する手段と、を含むことを特徴とする、画像処理装置である。
請求項2記載の発明は、上記ライセンス管理ファイルは、携帯型記憶装置に収納されており、上記アクセス手段は、上記ライセンス管理ファイルが収納された携帯型記憶装置を装着可能なインターフェースを含むことを特徴とする、請求項1記載の画像処理装置である。
請求項3記載の発明は、上記アクセス手段は、ネットワークを介して所定のパソコン等に収納されているライセンス管理ファイルをアクセスするためのネットワークインターフェースを含むことを特徴とする、請求項1記載の画像処理装置である。
請求項3記載の発明は、上記アクセス手段は、ネットワークを介して所定のパソコン等に収納されているライセンス管理ファイルをアクセスするためのネットワークインターフェースを含むことを特徴とする、請求項1記載の画像処理装置である。
請求項4記載の発明は、上記表示手段に表示されたライセンスの中に、付与済ライセンスが存在する場合において、付与済ライセンスを返却する旨の指令が与えられたことに応答して、上記ライセンスにかかるプログラムの有効状態を解消し、上記ライセンスが付与されている旨の記憶を消去し、上記ライセンス管理ファイルに対して自機の識別情報を消去する旨の指令を出力するライセンス返却処理手段、をさらに含むことを特徴とする、請求項1記載の画像処理装置である。
請求項5記載の発明は、ライセンスが付与されている状態でのみ有効化されるオプション機能を実行するためのプログラムが記憶されているプログラム記憶手段を有する画像処理装置に対し、ライセンスを付与して上記プログラムを有効化させ、かつ、付与したライセンスを管理するための方法であって、ライセンスを携帯型記憶装置に記憶させ、ライセンス付与を希望する画像処理装置に上記携帯型記憶装置をアクセスさせ、アクセスした画像処理装置の識別情報を、付与するライセンスに関連づけて携帯型記憶装置に記憶させ、識別情報が関連づけて記憶されたライセンスを上記画像処理装置に付与し、当該ライセンスは付与済として他の画像処理装置には付与できないようにする、ことを特徴とする、ライセンス管理方法である。
請求項1および5記載の発明では、ライセンスを発行するにあたり、予め画像処理装置の機器情報(識別情報)がわからない状況でも、ライセンスを発行することができる。そして発行されたライセンスが、画像処理装置に付与されて、画像処理装置のオプション機能を実行するためのプログラムが有効化される際に、画像処理装置の識別情報が取得され、その識別情報がライセンスと関連づけてライセンス管理ファイルに登録される。
従って、予め画像処理装置の識別情報が不明な状況で発行されたライセンスであっても、そのライセンスが画像処理装置に付与された段階においては、ライセンスと画像処理装置の識別情報とが共にライセンス管理ファイルに登録されており、ライセンスに対するセキュリティを確保できる。
また、請求項4記載のように、画像処理装置に対して1度付与されたライセンスは、簡単な操作によって、返却することができる。そして返却後のライセンスは、別途、別の画像処理装置等に対して付与することが可能である。このため、従来のライセンスに比べて、取り扱い易く、しかも汎用性が高くなる。そしてその場合においても、上述したように、ライセンスのセキュリティは確保されている。
また、請求項4記載のように、画像処理装置に対して1度付与されたライセンスは、簡単な操作によって、返却することができる。そして返却後のライセンスは、別途、別の画像処理装置等に対して付与することが可能である。このため、従来のライセンスに比べて、取り扱い易く、しかも汎用性が高くなる。そしてその場合においても、上述したように、ライセンスのセキュリティは確保されている。
さらに、画像処理装置のライセンス付与に関する記憶装置が仮に破損し、破損が復旧された場合において、画像処理装置の識別情報さえ正しく復旧できていれば、簡単にライセンスを再発行できるという効果もある。
請求項2記載のように、ライセンス管理ファイルを、携帯型記憶装置(たとえばメモリカードやICカード等)に収納することにより、画像処理装置のサービ担当者はライセンス管理ファイルを持ち歩くことができ、ユーザが使用する画像処理装置のオプションプログラムを有効化する際に、サービスマンは携帯型記憶装置を使用して容易にライセンスの付与を行うことができる。
請求項2記載のように、ライセンス管理ファイルを、携帯型記憶装置(たとえばメモリカードやICカード等)に収納することにより、画像処理装置のサービ担当者はライセンス管理ファイルを持ち歩くことができ、ユーザが使用する画像処理装置のオプションプログラムを有効化する際に、サービスマンは携帯型記憶装置を使用して容易にライセンスの付与を行うことができる。
請求項3記載のように、画像処理装置が、ネットワークを介してライセンス管理ファイルをアクセス可能にすれば、ライセンスの付与をより柔軟性を持たせて実現することが可能である。
この発明に係る画像処理装置は、製造時において、装置本体内に、予め、多数のオプション機能を実行するためのプログラムが予め記憶されている。このような多機能型の画像処理装置を製造することは、メーカ側にとって、共通のハードウェアおよびプログラム構成の製品を一括して製造できるというメリットがある。
この発明に係る画像処理装置は、製造時において、装置本体内に、予め、多数のオプション機能を実行するためのプログラムが予め記憶されている。このような多機能型の画像処理装置を製造することは、メーカ側にとって、共通のハードウェアおよびプログラム構成の製品を一括して製造できるというメリットがある。
一方、ユーザ側は、自己が望む機能だけが発揮される画像処理装置がより安価に入手できることを望む。つまり、複雑で多数のオプション機能は要らないから、自分が必要とする機能だけが備わった画像処理装置がより安価に購入できることを希望する。
かかるメーカ側とユーザ側との考えの違いを調整して、ユーザの望む画像処理装置が提供できるよう、オプション機能に対するライセンスの付与という考え方が提案されるようになっている。(たとえば特許文献1参照)
ライセンスは、画像処理装置に既に搭載されているオプションプログラムを有効化するためのものであり、それ自体は無形物である。すなわち、従来のオプション部品のように、ハードウェア部材を画像処理装置に追加装着するといったものではない。ライセンスは無形物であるが、メーカにとっては多額の費用を投資して製造開発した多機能型の画像処理装置において、どのオプション機能を有効化するかを、有料で行うための極めて貴重な財産である。従って、今後は、このライセンスの発行(付与)および管理が、メーカにとって、また、ディーラーにとって、プログラム搭載型画像処理装置を製造販売していく上で非常に重要な要素となる。
かかるメーカ側とユーザ側との考えの違いを調整して、ユーザの望む画像処理装置が提供できるよう、オプション機能に対するライセンスの付与という考え方が提案されるようになっている。(たとえば特許文献1参照)
ライセンスは、画像処理装置に既に搭載されているオプションプログラムを有効化するためのものであり、それ自体は無形物である。すなわち、従来のオプション部品のように、ハードウェア部材を画像処理装置に追加装着するといったものではない。ライセンスは無形物であるが、メーカにとっては多額の費用を投資して製造開発した多機能型の画像処理装置において、どのオプション機能を有効化するかを、有料で行うための極めて貴重な財産である。従って、今後は、このライセンスの発行(付与)および管理が、メーカにとって、また、ディーラーにとって、プログラム搭載型画像処理装置を製造販売していく上で非常に重要な要素となる。
この発明に係るライセンス付与の方法および/または返却の方法が適用される画像処理装置は、上記の要望に応えられ得るものである。
また、メーカだけではなく、ディーラーにとっても、この発明に係る画像処理装置およびライセンス管理方法は、簡単な手続により、ライセンスのセキュリティを確保しながら、ライセンスの付与および回収を行える有効なやり方である。
また、メーカだけではなく、ディーラーにとっても、この発明に係る画像処理装置およびライセンス管理方法は、簡単な手続により、ライセンスのセキュリティを確保しながら、ライセンスの付与および回収を行える有効なやり方である。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明をする。
以下の実施形態は、画像処理装置として多数の機能を実行することのできる複合機(以下MFP(Multi Function Peripheral )という。)を取り上げて説明をする。
図1は、この発明の一実施形態に係るシステム構成を示すブロック図である。MFP1には、CPU2、制御プログラムROM3、RAM4、制御機器5、表示部13、操作部14、バックアップメモリ6、メモリデバイスインターフェース7、および、ネットワークインターフェース8が含まれている。
以下の実施形態は、画像処理装置として多数の機能を実行することのできる複合機(以下MFP(Multi Function Peripheral )という。)を取り上げて説明をする。
図1は、この発明の一実施形態に係るシステム構成を示すブロック図である。MFP1には、CPU2、制御プログラムROM3、RAM4、制御機器5、表示部13、操作部14、バックアップメモリ6、メモリデバイスインターフェース7、および、ネットワークインターフェース8が含まれている。
CPU2は、MFP1全体を制御している制御中枢であり、制御プログラムROM3は、MFP1全体を制御するための制御プログラムが格納された不揮発性のメモリである。制御プログラムROM3内には、MFP1の所定の機能を実行するための基本プログラムおよびライセンスが付与された場合に有効化されるオプション機能を実行するためのプログラムが記憶されている。制御プログラムROM3は、プログラム記憶手段として機能する。
RAM4は制御プログラムROM3内に記憶されたプログラムが動作するために必要なメモリである。
制御機器5は、制御対象となる機器であり、この機器には、プリンタ機能実現機器、FAX実現機器、スキャナ機能実現機器などが含まれている。表示部13は、後述する内容を表示するためのもの、操作部14はサービス担当者等が所定の操作を行うために必要な装置である。
制御機器5は、制御対象となる機器であり、この機器には、プリンタ機能実現機器、FAX実現機器、スキャナ機能実現機器などが含まれている。表示部13は、後述する内容を表示するためのもの、操作部14はサービス担当者等が所定の操作を行うために必要な装置である。
バックアップメモリ6は、MFP1全体のバックアップ情報を記憶しているメモリであり、オプション機能プログラムがライセンスにより許可されたか否かの記録(ライセンスが付与されている旨の記録)も、このバックアップメモリ6によってバックアップされる。 メモリデバイスインターフェース7は、外部のメモリデバイスと接続するためのインターフェースであり、具体的には、USBやCFコネクタを例示できる。メモリデバイスインターフェース7がMFP1に備えられていると、後述するように、ライセンス管理ファイルが収納されたメモリデバイス12をMFP1に装着することができる。
ネットワークインターフェース8は、外部にあるパソコン9などとネットワーク10を経由してデータの送受信を行うために必要なインターフェースである。
なお、MFP1内のCPU2を始めとする上記各構成要素は、接続用バス11等で互いに接続されている。
図2は、メモリデバイス12に収容されたライセンス管理ファイルの構成を示す図解図である。
なお、MFP1内のCPU2を始めとする上記各構成要素は、接続用バス11等で互いに接続されている。
図2は、メモリデバイス12に収容されたライセンス管理ファイルの構成を示す図解図である。
このメモリデバイス12には、アプリケーションAとアプリケーションBという2種類のライセンスが入っている。アプリケーションAは、たとえば、ハードディスク上書き消去機能を実行するためのオプションプログラムを許可するためのライセンスである。アプリケーションBは、たとえば、ネットワークインターフェース8を用いて新フォーマットを追加するためのオプションプログラムを許可するためのライセンスである。
図2では、アプリケーションAのライセンスファイルは4つ記憶されており、そのうちの2つは使用済、2つは未使用であり、アプリケーションBのライセンスファイルは2つ記憶されており、2つ共が未使用な状態を示している。つまり、アプリケーションAのライセンスが記憶された4つのライセンスファイルのうち、2つのライセンスファイルに記憶されている「S/N39284912」「2/N98347293」は、ライセンスが許可されている画像処理装置の識別番号である。
図2に示すメモリデバイス12に収納されたライセンス管理ファイルの構成は、一例にすぎず、メモリデバイス12の容量等により、収納されたライセンス管理ファイルの内容は種々異ならせることが可能である。
図3は、図1に示すシステムにおけるライセンス付与の制御フロー図である。図1,図2を参照しながら、図3の流れに従って、この実施形態におけるライセンス付与の制御動作を説明する。
図3は、図1に示すシステムにおけるライセンス付与の制御フロー図である。図1,図2を参照しながら、図3の流れに従って、この実施形態におけるライセンス付与の制御動作を説明する。
MFP1のオプション機能について、その機能を発現させたい旨の希望がユーザから告げられた場合、MFP1のサービス担当者は、メモリデバイス12をメモリデバイスインターフェース7を介してMFP1に接続する(ステップS1)。なお、メモリデバイスインターフェース7に対してメモリデバイス12を接続するに際し、メモリデバイス12がいわゆる活線挿抜に対応していない場合は、もちろん、MFP1の電源をオフにしてから接続する。
サービス担当者は、操作部14を操作し、表示部13にライセンス発行画面を表示させる(ステップS2)。ライセンス表示画面の表示とともに、MFP本体(CPU2)は、接続されているメモリデバイス12に対して、予め決められた手順でメモリデバイス12の中身が見れるようにアクセスする。具体的には、たとえばパスワードコードをメモリデバイス12に送信し、メモリデバイス12がファイルとして接続できるようにする等である(ステップS3)。
次いで、CPU2は、メモリデバイス12が付与可能なライセンスの種類を表示部13に表示させる。この表示では、制御プログラムROM3に記憶されているアプリケーションと、メモリデバイス12に収容されているアプリケーションとを比較し、合致しているもの、つまりライセンスが付与されたら機能が有効化できるものを表示させ、いずれのものを有効化させるかを指示できるようにする(ステップS4)。
次いで、付与を希望するライセンスが指示されると、CPU2は自機の識別情報(シリアル番号)を取り出す(ステップS5)。そして、CPU2は操作部14が操作されることに基づくサービス担当者からの指示に従い、指示されたアプリケーションにおいて、自機のシリアル番号が関連づけて記憶されているファイルがあるか否かを探す(ステップS6)。つまり、自機の識別情報が、希望するライセンスに関連づけて、既にライセンス管理ファイルの中に登録されているか否かが確認される。
その結果、該当ライセンスファイルがあった場合には(ステップS7でYES)、既にライセンスを受けているので、そのライセンスに基づく使用が可能であるとバックアップメモリ6に記録して(ステップS12)、処理は終わる。
一方、ステップS7で、該当ライセンスがない場合は(ステップS7でNO)、メモリデバイス12のファイルの中に未使用ライセンスファイルがあるか否かが確認される(ステップS8)。
一方、ステップS7で、該当ライセンスがない場合は(ステップS7でNO)、メモリデバイス12のファイルの中に未使用ライセンスファイルがあるか否かが確認される(ステップS8)。
その結果、未使用ライセンスファイルがあると判別された場合には(ステップS9でYES)、未使用ライセンスファイルにCPU2によって読み出された自機のシリアル番号が登録され(ステップS11)、バックアップメモリ6にはそのライセンスが付与された旨の記録が行われる(ステップS12)。
一方、未使用ライセンスファイルがない場合には(ステップS9でNO)、ライセンス付与ができなかった旨のエラーを表示部13に表示させて、処理を終える(ステップS10)。
一方、未使用ライセンスファイルがない場合には(ステップS9でNO)、ライセンス付与ができなかった旨のエラーを表示部13に表示させて、処理を終える(ステップS10)。
以上の説明では、サービス担当者により、MFP1に備えられている表示部13および操作部14を用いて、MFP1本体においてライセンス付与の処理が行われる例を説明した。しかしこれに代え、ネットワーク10に接続されているパソコン9を用いて、上述のライセンス付与の処理を行うことも可能である。
その場合、図3の制御フロー図におけるステップS5の「自機のシリアル番号を取り出す」とステップS12の「ライセンス使用可能を保存」の2つのステップを、パソコン9からネットワーク10経由でMFP1に実行させ、その他のステップは、全てパソコン9側の処理として行うようにすればよい。
その場合、図3の制御フロー図におけるステップS5の「自機のシリアル番号を取り出す」とステップS12の「ライセンス使用可能を保存」の2つのステップを、パソコン9からネットワーク10経由でMFP1に実行させ、その他のステップは、全てパソコン9側の処理として行うようにすればよい。
図4は、MFP1に付与されたライセンスを返却する場合の制御フロー図である。ライセンスを付与してもらったアプリケーションが不要になった場合、ライセンスを返却すれば、MFP1を使用しているユーザは、それ以降のライセンス使用料は不要であり、また、メーカ側(ディーラー側)はそのライセンスを別のMFPのために付与することが可能となって好ましい。
そこで、この実施形態では、次のようにして、付与されたライセンスを返却することができる。
サービス担当者は、メモリデバイス12をメモリデバイスインターフェース7を介してMFP1に接続する(ステップS21)。
次いで、サービス担当者は、操作部14を操作して、表示部13にライセンス削除画面を表示させる(ステップS22)。
サービス担当者は、メモリデバイス12をメモリデバイスインターフェース7を介してMFP1に接続する(ステップS21)。
次いで、サービス担当者は、操作部14を操作して、表示部13にライセンス削除画面を表示させる(ステップS22)。
CPU2は、接続されているメモリデバイス12に対して、予め決められた手順でメモリデバイス12の中身が見れるように処理を行う。具体的には、パスワードコードをメモリデバイス12に送信し、メモリデバイス12がファイルとして接続できるようにする(ステップS23)。
次に、CPU2は、表示部13に有効ライセンスの一覧を表示させる。そして、いずれのライセンスを削除するのかを指示してもらう(ステップ24)。
次に、CPU2は、表示部13に有効ライセンスの一覧を表示させる。そして、いずれのライセンスを削除するのかを指示してもらう(ステップ24)。
次いで、CPU2は、自機のシリアル番号を取り出し(ステップS25)、サービス担当者からの指示に従い、指示されたアプリケーションにおいて、自機のシリアル番号が記載されているファイルがあるか否かを探す(ステップS26)。
その結果、該当ライセンスファイルがあるか否かが判別され(ステップS27)、該当ライセンスファイルがない場合には、ライセンス削除ができない旨のエラーを表示部13に表示して、終了する(ステップS28)。
その結果、該当ライセンスファイルがあるか否かが判別され(ステップS27)、該当ライセンスファイルがない場合には、ライセンス削除ができない旨のエラーを表示部13に表示して、終了する(ステップS28)。
一方、該当ライセンスファイルがある場合には、バックアップメモリ6に記憶されたそのライセンスが付与されている旨の記録を、ライセンスがない(ライセンスが返却された)旨の記録にデータを変更して記録し(ステップS29)、メモリデバイス12のライセンス管理ファイルに記録されている自機のシリアル番号(識別情報)を消去させて、そのファイルを未使用ライセンスファイルに変更させる(ステップS30)。
なお、この処理においても、サービス担当者が、MFP1自体を操作することにより処理を行うのに代えて、ネットワーク10に接続されているパソコン9を用いて行うことも可能である。
ところで、メモリデバイス12に収容されているライセンス管理ファイルは、次のようにして扱うのが、営業政策上便利である。
ところで、メモリデバイス12に収容されているライセンス管理ファイルは、次のようにして扱うのが、営業政策上便利である。
すなわち、たとえばメーカーは、あるディーラーに対し、マスタのメモリデバイスに多数のライセンス(たとえば500ライセンス)を入れて発行し、販売する。ディーラーでは、特定のプログラムが記憶させたパソコン等のツールを用いて、マスタのメモリデバイスからライセンスを小口に小分けして、複数のメモリデバイスにそれぞれ複数のライセンスを記憶させる。サービス担当者は、小口に小分けされたメモリデバイスの1つまたは複数を自己のメモリデバイスとして所持、管理し、そのメモリデバイスを用いて各ユーザのMFPにおける必要なオプション機能プログラムを動作可能とさせる。
このようなやり方をすれば、ディーラーは、各サービス担当者の所持するメモリデバイスに記憶させたライセンスを統括的に管理できるようになる。
この発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
この発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
1 MFP(複合型の画像処理装置)
2 CPU
3 制御プログラムROM(プログラム記憶手段)
7 メモリデバイスインターフェース(アクセス手段)
13 表示部(表示手段)
2 CPU
3 制御プログラムROM(プログラム記憶手段)
7 メモリデバイスインターフェース(アクセス手段)
13 表示部(表示手段)
Claims (5)
- ライセンスが付与されている状態でのみ有効化されるオプション機能を実行するためのプログラムが記憶されているプログラム記憶手段と、
ライセンスが登録されているライセンス管理ファイルに対してアクセスし得るアクセス手段と、
上記アクセス手段によってアクセスされたライセンス管理ファイルに登録されているライセンスを表示する表示手段と、
上記表示手段に表示されたライセンスの中から、付与を希望するライセンスが特定されたことに基づいて、自機の識別情報を付与を希望するライセンスに関連づけて上記ライセンス管理ファイルに登録させるために、自機の識別情報を上記ライセンス管理ファイルに出力する手段と、
上記ライセンス管理ファイルに自機の識別情報が登録されたことに基づいて、上記ライセンスが付与されていることを記憶し、上記プログラム記憶手段に記憶されている当該ライセンスにかかるオプション機能を実行するためのプログラムを有効化する手段と、
を含むことを特徴とする、画像処理装置。 - 上記ライセンス管理ファイルは、携帯型記憶装置に収納されており、
上記アクセス手段は、上記ライセンス管理ファイルが収納された携帯型記憶装置を装着可能なインターフェースを含むことを特徴とする、請求項1記載の画像処理装置。 - 上記アクセス手段は、ネットワークを介して所定のパソコン等に収納されているライセンス管理ファイルをアクセスするためのネットワークインターフェースを含むことを特徴とする、請求項1記載の画像処理装置。
- 上記表示手段に表示されたライセンスの中に、付与済ライセンスが存在する場合において、付与済ライセンスを返却する旨の指令が与えられたことに応答して、
上記ライセンスにかかるプログラムの有効状態を解消し、
上記ライセンスが付与されている旨の記憶を消去し、
上記ライセンス管理ファイルに対して自機の識別情報を消去する旨の指令を出力するライセンス返却処理手段、
をさらに含むことを特徴とする、請求項1記載の画像処理装置。 - ライセンスが付与されている状態でのみ有効化されるオプション機能を実行するためのプログラムが記憶されているプログラム記憶手段を有する画像処理装置に対し、ライセンスを付与して上記プログラムを有効化させ、かつ、付与したライセンスを管理するための方法であって、
ライセンスを携帯型記憶装置に記憶させ、
ライセンス付与を希望する画像処理装置に上記携帯型記憶装置をアクセスさせ、
アクセスした画像処理装置の識別情報を、付与するライセンスに関連づけて携帯型記憶装置に記憶させ、
識別情報が関連づけて記憶されたライセンスを上記画像処理装置に付与し、
当該ライセンスは付与済として他の画像処理装置には付与できないようにする、
ことを特徴とする、ライセンス管理方法。
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