JP5586201B2 - 磁気共鳴診断装置 - Google Patents

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本発明は、傾斜磁場コイルユニットの周囲を密閉して静音化を図る磁気共鳴イメージング装置に関する。
傾斜磁場コイルの振動に起因する騒音を低減して静音化を図るために、傾斜磁場コイルの周囲を真空とする磁気共鳴イメージング装置が特許文献1により知られている。
特許文献1に記載された磁気共鳴イメージング装置は、それぞれ外形が円筒状であるボアチューブと静磁場磁石ユニットとの間に生じる空間を、ボアチューブの側端および静磁場磁石の側端面にそれぞれ固定された密閉カバーによりする構造となっている。
特開平10−118043号公報
上記の従来の静音化構造では、静磁場磁石ユニットとカバーとの間の気密性を高めるためにシールする場合には、静磁場磁石ユニットの端面とカバーとの間にOリング等のパッキングを挟み込んでいた。
しかしながら、このような構造によって気密性を十分に高めるためには、静磁場磁石ユニットの端面が平面または緩やかな局面である必要があり、大きな凹凸がある場合には気密性を高めることが困難である。
また、静磁場磁石ユニットの端板の剛性が一般にあまり高くないため、端板からカバーへと振動が伝わり易く、騒音の低減効率を悪化させる一因となることがあった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、気密性の向上を容易に図ることを可能とするとともに、カバーの振動を抑えて効率的に静音化を実現することを可能とする磁気共鳴診断装置を提供することにある。
本発明の一態様による磁気共鳴診断装置は、一端において開口した第1の空間を内部に形成する第1の筒状部分を少なくとも含んだ外形を有し、前記第1の空間内に静磁場を発生する静磁場発生ユニットと、第2の空間を内部に形成する第2の筒状部分を少なくとも含んだ外形を有し、前記第1の空間内に配置されて前記静磁場に付加するための傾斜磁場を発生する傾斜磁場発生ユニットと、被検体を配置するための第3の空間を内部に形成する第3の筒状部分を少なくとも含んだ外形を有し、少なくとも前記第3の筒状部分の一部が前記第2の空間内に配置されるボアチューブと、前記第1の空間の内径よりも小さな外径を有した第4の筒状部分を少なくとも含んだ外形を有し、前記第1の空間内の前記傾斜磁場発生ユニットの配置位置よりも前記第1の空間が開口した端部側の位置に少なくとも前記第4の筒状部分が配置されて前記第1の空間の開口のうちの前記静磁場発生ユニットと前記ボアチューブとの間の領域を覆うカバーと、前記第1の筒状部分の外側面と前記第4の筒状部分との間隙に配置されて当該間隙を密閉する第1の密閉部材と、前記ボアチューブと前記カバーとの間隙に配置されて当該間隙を密閉する第2の密閉部材とを備える。
本発明によれば、気密性の向上を容易に図ることが可能となるとともに、カバーの振動を抑えて効率的に静音化を実現することが可能となる。
本発明の実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置の構成を示す図。 図1中の静磁場磁石ユニットおよび傾斜磁場コイルユニットの側端近傍の第1の実施形態における構造を示す断面図。 図2中の密閉カバーの構造を示す断面図。 図2中の密閉カバーの構造を示す斜視図。 図1中の静磁場磁石ユニットおよび傾斜磁場コイルユニットの側端近傍の第2の実施形態における構造を示す断面図。 図5中の密閉カバーの構造を示す断面図。 図1中の静磁場磁石ユニットおよび傾斜磁場コイルユニットの側端近傍の第3の実施形態における構造を示す断面図。 図7中の密閉カバーを静磁場磁石ユニットに取り付けられる前における真空シールの状態を示す図。 図7中の真空シールの平面図。 図1中の静磁場磁石ユニット1および傾斜磁場コイルユニット2の側端近傍の第4の実施形態における構造を示す断面図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態につき説明する。
図1は本実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置(MRI装置)100の構成を示す図である。この図1に示すMRI装置100は、静磁場磁石ユニット1、傾斜磁場コイルユニット2、傾斜磁場電源3、寝台4、寝台制御部5、送信RFコイル6、送信部7、受信RFコイル8、受信部9および計算機システム10を具備する。
静磁場磁石ユニット1は、円柱状の第1の空間を内部に形成する円筒状の外形を有する。静磁場磁石ユニット1は、超電導磁石または永久磁石を内蔵し、第1の空間に一様な静磁場を発生する。一般的には、静磁場磁石ユニット1は、その軸と静磁場の磁場方向とを一致させる。
傾斜磁場コイルユニット2は、円柱状の第2の空間を内部に形成する円筒状の外形を有する。傾斜磁場コイルユニット2の外径は静磁場磁石ユニット1の内径よりも小さい。傾斜磁場コイルユニット2は、静磁場磁石ユニット1と軸をほぼ一致させる状態で第1の空間内に配置される。傾斜磁場コイルユニット2は、互いに直交するX,Y,Zの各軸に対応する3種類のコイルが組み合わされている。傾斜磁場コイルユニット2は、上記の3つのコイルが傾斜磁場電源3から個別に電流供給を受けて、磁場強度がX,Y,Zの各軸に沿って変化する傾斜磁場を第2の空間に発生する。なお、Z軸方向は、例えば静磁場の磁場方向と同方向とする。X,Y,Z各軸の傾斜磁場は、例えば、スライス選択用傾斜磁場Gs、位相エンコード用傾斜磁場Geおよびリードアウト用傾斜磁場Grにそれぞれ対応する。スライス選択用傾斜磁場Gsは、任意に撮像断面を決めるために利用される。位相エンコード用傾斜磁場Geは、空間的位置に応じて磁気共鳴信号の位相を変化させるために利用される。リードアウト用傾斜磁場Grは、空間的位置に応じて磁気共鳴信号の周波数を変化させるために利用される。傾斜磁場コイルユニット2は、非シールド型およびシールド型のいずれであっても良いが、シールド型であることが望ましい。シールド型の傾斜磁場コイルは、上記構造に加えてシールドコイルを備えるもので、active shielded gradient coil(ASGC)とも呼ばれる。なおシールドコイルは、メインコイルにより発生されて所定領域外に漏れる磁場を相殺するための磁場を発生するように駆動される。また傾斜磁場コイルユニット2は、長手方向に関して静磁場磁石ユニット1よりも短い。さらに傾斜磁場コイルユニット2は、複数の磁性体片(例えば鉄シム)を保持可能なシムトレーを収容するトレースロットを少なくとも1つ備える。なお本実施形態においては、8つのトレースロットを備えることとする。これらのトレースロットは、いずれも傾斜磁場コイルユニット2の長手方向に沿って延びる。
被検体200は、寝台4の天板4aに載置された状態で第2の空間内に挿入される。寝台4の天板4aは寝台制御部5により駆動され、その長手方向および上下方向に移動する。通常、この長手方向が静磁場磁石ユニット1の中心軸と平行になるように寝台4が設置される。
送信RFコイル6は、第2の空間内に配置される。送信RFコイル6は、送信部7から高周波パルスの供給を受けて、高周波磁場を発生する。
送信部7は、ラーモア周波数に対応する高周波パルスを送信RFコイル6に送信する。
受信RFコイル8は、第2の空間内に配置される。受信RFコイル8は、上記の高周波磁場の影響により被検体から放射される磁気共鳴信号を受信する。受信RFコイル8からの出信号は、受信部9に入力される。
受信部9は、受信RFコイル8からの出力信号に基づいて磁気共鳴信号データを生成する。
計算機システム10は、インタフェース部10a、データ収集部10b、再構成部10c、記憶部10d、表示部10e、入力部10fおよび主制御部10gを有している。
インタフェース部10aには、傾斜磁場電源3、寝台制御部5、送信部7、受信RFコイル8および受信部9等が接続される。インタフェース部10aは、これらの接続された各部と計算機システム10との間で授受される信号の入出力を行う。
データ収集部10bは、受信部9から出力されるデジタル信号をインタフェース部10aを介して収集する。データ収集部10bは、収集したデジタル信号、すなわち磁気共鳴信号データを、記憶部10dに格納する。
再構成部10cは、記憶部10dに記憶された磁気共鳴信号データに対して、後処理、すなわちフーリエ変換等の再構成を実行し、被検体200内の所望核スピンのスペクトラムデータあるいは画像データを求める。
記憶部10dは、磁気共鳴信号データと、スペクトラムデータあるいは画像データとを、患者毎に記憶する。
表示部10eは、スペクトラムデータあるいは画像データ等の各種の情報を主制御部10gの制御の下に表示する。表示部10eとしては、液晶表示器などの表示デバイスを利用可能である。
入力部10fは、オペレータからの各種指令や情報入力を受け付ける。入力部10fとしては、マウスやトラックボールなどのポインティングデバイス、モード切替スイッチ等の選択デバイス、あるいはキーボード等の入力デバイスを適宜に利用可能である。
主制御部10gは、図示していないCPUやメモリ等を有しており、MRI装置100を総括的に制御する。主制御部10gは、MRI装置100における周知の機能を実現するための種々の制御機能を持つ。
(第1の実施形態)
図2は静磁場磁石ユニット1および傾斜磁場コイルユニット2の側端近傍の第1の実施形態における構造を示す断面図である。なお図2は、静磁場中心を通る鉛直面での断面を示している。また静磁場磁石ユニット1および傾斜磁場コイルユニット2は、外側の枠体のみを示し、内部構造は図示を省略している。さらに図2は、静磁場磁石ユニット1および傾斜磁場コイルユニット2における寝台4に近い側(以下、寝台側)の側端および寝台4から遠い側(以下、反寝台側と称する)の側端のうちの一方のみを示している。他方の側端は、図2に示す構造と対称的な構造でも良いし、既存の他のMRI装置で採用されているような図2とは異なる構造でも良い。ただし、典型的には図2に示される側端が寝台側に向けられる。
第2の空間には、図1では図示を省略していたボアチューブ11が配置されている。ボアチューブ11は、円柱状の第3の空間を内部に形成する円筒状の外形を有する。この第3の空間が被検体200を載置するための空間であり、ボアチューブ11は第3の空間に載置された被検体200が傾斜磁場コイルユニット2に直接接触することを防止する。
また静磁場磁石ユニット1および傾斜磁場コイルユニット2の側端近傍には、図1では図示を省略していた要素として、密閉カバー12、複数のネジ13、真空シール14、Oリング15、抑え板16、防振部材17、複数のネジ18および複数の密閉キャップ19が配置されている。
図3は密閉カバー12の構造を示す断面図であり、図2と同一面での断面を示している。図4は密閉カバー12の構造を示す斜視図である。
密閉カバー12は、第1の空間の内径よりも小さな外径を有した筒状部分12aの一端部(図4における左側の端部であり、以下第1の端部と称する)に、筒状部分12aの軸Aに直交する方向に突出する円盤状の外フランジ12bを一体的に形成した形状をなす。筒状部分12aは、第1の端部側の部分(以下、入口側部分と称する)の厚みがその反対の端部(図4における右側の端部であり、以下第2の端部と称する)側の部分(以下、奥側部分と称する)の厚みよりも大きい。密閉カバー12は、筒状部分12aの中央付近から軸Aに向かって突出する円盤状の内フランジ12cを有している。内フランジ12cの先端の第1の端部側には、テーパ12dが円周状に形成されている。
筒状部分12aには、溝部12e、複数のネジ穴12f、複数のリブ12g、複数の窓部12hおよび複数のネジ穴12iが形成されている。
溝部12eは、筒状部分12aの外周面にその周方向に沿って延びる状態で形成されている。ネジ穴12fは、筒状部分12aのうちの奥側部分を貫通している。そして複数のネジ穴12fは、いずれも軸Aに直交するとともに互いに異なる方向にそれぞれ沿う。リブ12gは、三角形の板状をなし、いずれも軸Aに直交するとともに互いに異なる方向にそれぞれ沿って形成され、筒状部分12aの奥側部分を補強する。窓部12hは、筒状部分12aの入口側部分を貫通している。そして複数の窓部12hは、いずれも軸Aに並行するとともに互いに異なる位置にそれぞれ沿って形成される。密閉カバー12が寝台側および反寝台側にそれぞれ設けられる場合には、いずれか一方の密閉カバー12における窓部12hは設けられなくても良い。典型的には、反寝台側に設けられる密閉カバー12における窓部12hを省略する。ネジ穴12iは、筒状部分12aの入口側部分の凹部として形成されている。そして複数のネジ穴12iは、いずれも軸Aに並行するとともに互いに異なる位置にそれぞれ沿って形成される。
密閉カバー12は、第1の空間内に傾斜磁場コイルユニット2を配置した状態で、図2に示すように第1の空間の開口に嵌め込まれる。すなわち、密閉カバー12は、外フランジ12bが静磁場磁石ユニット1の端面に当接するまで、筒状部分12aのうちの奥側部分を第1の空間の奥側に送り込むようにして第1の空間の開口に嵌め込まれる。そして密閉カバー12は、複数のネジ穴12fのそれぞれに筒状部分12aの内側から静磁場磁石ユニット1の内周面に接するように複数のネジ13がねじ込むことによって、静磁場磁石ユニット1の内周面に突っ張る状態で固定される。すなわち、複数のネジ穴12fが互いに異なる方向に形成されていることから、複数のネジ13が静磁場磁石ユニット1の周方向に突っ張ることとなる。かくして密閉カバー12は、第1の空間の開口のうちの静磁場磁石ユニット1とボアチューブ11との間の領域を覆う。なお複数の窓部12hは、この状態で、傾斜磁場コイルユニット2に設けられた複数のトレースロット2aのそれぞれの延長線上に位置する。
密閉カバー12が第1の空間の開口に嵌め込まれる際に、溝部12eには真空シール14が嵌め込まれる。真空シール14はリング状をなし、断面はV字形をなす。そして真空シール14は、その屈曲部が第1の空間の奥側を向くような姿勢で溝部12eに嵌め込まれる。真空シール14は、密閉カバー12に接着されていても良いし、接着されていなくても良い。なお、真空シール14は、断面がV字形をなす部位を有していれば良く、当該V字形の部位に他の形状の部位が結合した断面形状であっても良い。
内フランジ12cの内側に形成される開口の径は、ボアチューブ11の外径よりも若干大きくなっており、この開口からボアチューブ11が挿入される。ボアチューブ11の端部には、ボアチューブ11の軸に直交する方向に突出する円盤状のフランジ11aが形成されている。フランジ11aの外径は、内フランジ12cの内側に形成される開口の径よりも大きい。そしてボアチューブ11を内フランジ12cの内側に形成される開口へと挿入する際には、ボアチューブ11にはフランジ11aに近接してOリング15が装着される。かくしてボアチューブ11を内フランジ12cの内側に形成される開口へと十分に挿入した状態においては、図2に示すようにボアチューブ11の本体、フランジ11aおよびテーパ12dによってOリング15を挟み込む。
ボアチューブ11は、中央に開口を有した円盤状の抑え板16により、中央に開口を有した円盤状の防振部材17を介して抑えられて固定される。抑え板16は、複数のネジ18を複数のネジ穴12iにそれぞれねじ込むことによって密閉カバー12に固定される。ボアチューブ11の内径、抑え板16の開口の径および防振部材17の開口の径は、互いにほぼ等しい。
複数の密閉キャップ19は、複数の窓部12hにそれぞれ嵌め込まれる。密閉キャップ19は、弾性のある樹脂などを窓部12hを密閉できる形状に形成してなる。密閉カバー12が寝台側および反寝台側にそれぞれ設けられ、かついずれか一方の密閉カバー12における窓部12hが設けられない場合には、その密閉カバー12には当然ながら密閉キャップ19は取り付けられない。
かくして以上のような構造により、傾斜磁場コイルユニット2の周囲には、静磁場磁石ユニット1、ボアチューブ11および密閉カバー12により囲われた密閉空間30が形成される。そしてこの密閉空間30内の空気を図示しない真空ポンプにより排出して密閉空間30を真空とすることによって、傾斜磁場コイルユニット2で発生した騒音の周囲への伝達を防止できる。なお、このように密閉空間30を真空とすることから、密閉カバー12は真空容器とも称されることがある。
さて、密閉空間30を真空とすると、静磁場磁石ユニット1と密閉カバー12との間隙には密閉空間30に向けて大気圧が生じる。しかしながら、この大気圧によって真空シール14の両端が押し広げられることになり、真空シール14の両端が静磁場磁石ユニット1の内周面と密閉カバー12の外周面とにそれぞれ押圧される。この結果、静磁場磁石ユニット1と密閉カバー12との間隙は真空シール14によって密閉される。一方、ボアチューブ11と密閉カバー12との間隙は、Oリング15によって密閉される。かくして、密閉空間30を高度の真空状態とすることが可能であり、傾斜磁場コイルユニット2で発生した騒音の周囲への伝達を効率的に防止できる。
そして、真空シール14が静磁場磁石ユニット1の周面に当接する構造であるため、静磁場磁石ユニット1の端面の形状に拘わらずに静磁場磁石ユニット1と密閉カバー12との間隙を密閉することができる。この結果、端板の形状は密閉カバー12との間隙の密閉を考慮することなく決定することができ、その自由度が向上することになる。すなわち、図2においては静磁場磁石ユニット1の端板を平板として表しているが、複雑な凹凸を形成することも可能となる。
また上記の構造によれば、密閉カバー12は、それに取り付けられたネジ13が静磁場磁石ユニット1の内周面に、静磁場磁石ユニット1の端部近傍で当接することによって静磁場磁石ユニット1に支持されている。静磁場磁石ユニット1の端部には端板が存在しているから、静磁場磁石ユニット1の内周面はその端部近傍の位置がその他の位置よりも剛性が高い。かくして密閉カバー12は、静磁場磁石ユニット1の剛性が高い位置、すなわち静磁場磁石ユニット1の振動の節に近い位置で静磁場磁石ユニット1に支持されているのであり、静磁場磁石ユニット1から密閉カバー12への振動の伝達を小さく抑えることができる。
また上記の構造によれば、複数のネジ13により静磁場磁石ユニット1の内周面に突っ張るようにしているから、外フランジ12bを静磁場磁石ユニット1の端面に係止させているだけでも、密閉空間30を真空としたときの大気圧を受けることができる。このため、密閉カバー12を静磁場磁石ユニット1の端板に固定する必要がなく、端板の形状の自由度が向上する。
また上記の構造によれば、密閉カバー12を取り付けた状態にて、密閉カバー12の開口からボアチューブ11を第2の空間へと挿入することができる。保守時において第1の空間の内部を点検する際には、ボアチューブ11および密閉カバー12を一括に着脱すれば良い。
また上記の構造によれば、密閉カバー12を取り付けた状態のままで、トレースロット2aに対するシムトレーの挿抜を窓部12hを介して行うことができる。この結果、磁性体片の配置の調整作業を容易に行える。
(第2の実施形態)
図5は静磁場磁石ユニット1および傾斜磁場コイルユニット2の側端近傍の第2の実施形態における構造を示す断面図である。なお図4は、静磁場中心よりも下側の部分に関する静磁場中心を通る鉛直面での断面を示している。また、図5において図1および図2と同一部分には同一の符号を付して示している。また静磁場磁石ユニット1および傾斜磁場コイルユニット2は、外側の枠体のみを示している。さらに図5は、静磁場磁石ユニット1および傾斜磁場コイルユニット2における寝台側および反寝台側の側端のうちの一方のみを示している。他方の側端は、図5に示す構造と対称的な構造でも良いし、既存の他のMRI装置で採用されているような図5とは異なる構造でも良い。ただし、典型的には図5に示される側端が寝台側に向けられる。
第2の実施形態においては、第1の実施形態における密閉カバー12および真空シール14に代えて密閉カバー20および真空シール21を備える。第2の実施形態においてはさらに、複数の抑え部材22および複数のネジ23を備える。
図6は密閉カバー20の構造を示す断面図であり、図5と同一面での断面を示している。そして図6において図3と同一部分には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図6を図3と比較して分かるように、密閉カバー20は密閉カバー12と多くの点で共通する構造を有する。密閉カバー20が密閉カバー12と異なる点は、密閉カバー20が溝部12eを有していないことと、テーパ20aおよび複数のネジ穴20bを有することである。
テーパ20aは、筒状部分12aのうちの奥側部分の端部の下方に円周状に形成されている。
ネジ穴20bは、いずれも軸Aに直交するとともに互いに異なる方向にそれぞれ沿う。
密閉カバー20が寝台側および反寝台側にそれぞれ設けられる場合には、いずれか一方の密閉カバー20における窓部12hは設けられなくても良い。典型的には、反寝台側に設けられる密閉カバー20における窓部12hを省略する。もちろん、窓部12hが省略された密閉カバー20に対しては、密閉キャップ19は取り付けられない。
真空シール21はリング状をなし、断面はくさび形をなす。真空シール21は、密閉カバー20が静磁場磁石ユニット1に取り付けられる前に、くさび形の尖端を第1の空間の開口に向けた状態で静磁場磁石ユニット1の内周面に沿わせて配置される。そして密閉カバー20が静磁場磁石ユニット1に取り付けられたのちに、真空シール21が第1の空間の開口側に移動されることにより、真空シール21は図5に示すように静磁場磁石ユニット1の内周面とテーパ20aとの間に押し込まれる。なお、真空シール21は、断面がくさび形をなす部位を有していれば良く、当該くさび形の部位に他の形状の部位が結合した断面形状であっても良い。
抑え部材22は、それを貫通したネジ23をネジ穴20bにねじ込むことによって密閉カバー20に固定される。そしてこのように固定された状態で抑え部材22は、図5に示すように真空シール21を抑え込む。複数の抑え部材22が複数のネジ穴20bが形成された位置にそれぞれ取り付けられることにより、真空シール21は互いに異なる複数の位置で抑えられる。
このような第2の実施形態の構造によれば、静磁場磁石ユニット1と密閉カバー20との間隙は真空シール21によって密閉される。
このような第2の実施形態の構造によっても、第1の実施形態と同様な効果が得られる。
(第3の実施形態)
図7は静磁場磁石ユニット1および傾斜磁場コイルユニット2の側端近傍の第3の実施形態における構造を示す断面図である。なお図7は、静磁場中心よりも下側の部分に関する静磁場中心を通る鉛直面での断面を示している。また、図7において図1および図2と同一部分には同一の符号を付して示している。また静磁場磁石ユニット1および傾斜磁場コイルユニット2は、外側の枠体のみを示している。さらに図7は、静磁場磁石ユニット1および傾斜磁場コイルユニット2における寝台側および反寝台側の側端のうちの一方のみを示している。他方の側端は、図7に示す構造と対称的な構造でも良いし、既存の他のMRI装置で採用されているような図7とは異なる構造でも良い。ただし、典型的には図7に示される側端が寝台側に向けられる。
第3の実施形態においては、密閉カバー12および真空シール14に代えて密閉カバー25および真空シール26を備える。
密閉カバー25は、溝部12eに代えて溝部25aが形成されている点で密閉カバー12と構造が異なるが、その他の構造は密閉カバー12と同様である。溝部25aは、筒状部分12aの外周面にその周方向に沿って延びる状態で形成されている。溝部12eは外フランジ12bに接して形成されていたが、溝部25aは外フランジ12bから離間して形成されている。
密閉カバー25が寝台側および反寝台側にそれぞれ設けられる場合には、いずれか一方の密閉カバー25における窓部12hは設けられなくても良い。典型的には、反寝台側に設けられる密閉カバー25における窓部12hを省略する。もちろん、窓部12hが省略された密閉カバー25に対しては、密閉キャップ19は取り付けられない。
真空シール26は、中空部26aを持つD字形の断面形状を有したリング状に弾性材料を形成して成る。なお、D字形における平面部および曲面部が真空シール26の内側および外側にそれぞれ向く。真空シール26は、図8に示すように密閉カバー25が静磁場磁石ユニット1に取り付けられる前に溝部25aに嵌め込まれる。真空シール26は、密閉カバー25に接着されていても良いし、接着されていなくても良い。そして真空シール21は、このように溝部25aに嵌め込まれた状態での筒状部分12aの外周面からの突出量が、筒状部分12aの外周面と静磁場磁石ユニット1の内周面との間隙よりも大きくなっている。
真空シール26は中空部26aを有するため、密閉カバー25が静磁場磁石ユニット1に取り付けられた状態では筒状部分12aの外周面と静磁場磁石ユニット1の内周面によって挟まれた状態にあっては潰れることができる。そしてこの状態で真空シール26は、その弾性によって筒状部分12aの外周面と静磁場磁石ユニット1の内周面とにそれぞれ強く接する。
このような第3の実施形態の構造によれば、静磁場磁石ユニット1と密閉カバー20との間隙は真空シール26によって密閉される。
このような第3の実施形態の構造によっても、第1の実施形態と同様な効果が得られる。
ところで、静磁場磁石ユニット1の内周面の側端部近傍には、溶接ビード1aが存在する場合がある。このため、静磁場磁石ユニット1の内周面の側端部近傍においては筒状部分12aの外周面と静磁場磁石ユニット1の内周面との間隙が特に狭くなっている。密閉カバー25を静磁場磁石ユニット1に取り付ける工程においては、真空シール26が特に大きく潰れることによって、真空シール26が溶接ビード1aを乗り越えることができる。
なお、真空シール26は、中空部26aを有していて潰れることが可能であれば良く、断面形状は円形や楕円形などの別の形状であっても良い。ただし、真空シール26は、筒状部分12aの外周面と溶接ビード1aとの間隙を通過できる程度に潰れることが可能であり、かつその弾性によって筒状部分12aの外周面と静磁場磁石ユニット1の内周面とにそれぞれ強く接することが可能であるように、弾性の強さや中空部26aの大きさなどを調節しておく。
真空シール26には例えば図9に示すように、その中空部26aを第1の空間の外側または内側のいずれか一方に開放する穴26bを少なくとも1つ、好ましくは複数個形成しても良い。これにより、密閉カバー25を静磁場磁石ユニット1に取り付ける工程を簡易とすることが可能となる。穴26bは、丸穴である必要はなく、例えばスリット状などの別形状としても良い。なお図9は、密閉カバー25における静磁場中心よりも下側の部分のみを図示している。
あるいは、真空シール26に空気バルブを設けて中空部26aの内部の気圧を調整できるようにしておけば、密閉カバー25を静磁場磁石ユニット1に取り付ける工程についての作業性の向上と、密閉空間30についての密閉度の向上とを両立できる。
(第4の実施形態)
図10は静磁場磁石ユニット1および傾斜磁場コイルユニット2の側端近傍の第4の実施形態における構造を示す断面図である。なお図10は、静磁場中心よりも下側の部分に関する静磁場中心を通る鉛直面での断面を示している。また、図10において図1および図2と同一部分には同一の符号を付して示している。また静磁場磁石ユニット1および傾斜磁場コイルユニット2は、外側の枠体のみを示している。さらに図10は、静磁場磁石ユニット1および傾斜磁場コイルユニット2における寝台側および反寝台側の側端のうちの一方のみを示している。他方の側端は、図10に示す構造と対称的な構造でも良いし、既存の他のMRI装置で採用されているような図10とは異なる構造でも良い。ただし、典型的には図10に示される側端が寝台側に向けられる。
第4の実施形態においては、第1の実施形態におけるボアチューブ11、密閉カバー12、抑え板16、防振部材17に代えて、ボアチューブ31、密閉カバー32、抑え板33、防振部材34を備える。第4の実施形態においてはさらに、ナット35を備える。
ボアチューブ31は、フランジ11aを有していない点がボアチューブ11と異なる。
密閉カバー32は、外フランジ12bに貫通孔32aが形成されている点が、密閉カバー12とは異なっている。なお、貫通孔32aは、周方向に沿って適度な間隔で配列される状態で複数が形成されている。貫通孔32aのそれぞれには、静磁場磁石ユニット1の筐体の側端に突設された複数のスタッドボルト1bがそれぞれ挿入される。そして、このスタッドボルト1bにナット35が取り付けられることによって、密閉カバー32が静磁場磁石ユニット1に対して固定される。
抑え板33は、中央に開口を有した円盤状をなす。抑え板33の開口径は、ボアチューブ31の外径よりも若干大きくなっており、その内部にボアチューブ31が挿入される。抑え板33は、ネジ18によって密閉カバー32に固定される。
防振部材34は、中央に開口を有し、かつボアチューブ31、密閉カバー32および抑え板33により囲われる空間をほぼ埋める大きさを持った円盤状をなす。防振部材34の開口径は、ボアチューブ31の外径よりも若干大きくなっており、内部にボアチューブ31が挿入される。防振部材34は、ボアチューブ31および抑え板33により囲われる空間に配置されて抑え板33により抑えられる。
このような第4の実施形態の構造によっても、第1の実施形態と同様な効果が得られる。
さらに第4の実施形態によれば、密閉カバー32は静磁場磁石ユニット1に対して固定したままで、ボアチューブ11を着脱することが可能であり、保守作業の簡略化が図れる。
さらに、これまでの各実施形態の構造であると、ボアチューブ11の内径と抑え板16および防振部材17のそれぞれの開口径とが全て一致しない場合、あるいはそれらが全て一致していても組み立て精度が低かった場合には、被検体200を挿入する空間の壁面に凹凸が生じることになるが、第4の実施形態によればこのような凹凸を生じさせることがない。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
真空シール14,21に代えて、Oリングなどのような周知の別種の密閉部材を用いても良い。
Oリング15に代えて、周知の別種の密閉部材を用いても良い。
各部の詳細な形状や位置などは任意に変更が可能である。
イメージングを行わずに、医用データの収集などを行うなどの他の種類の磁気共鳴診断装置にも本発明の適用が可能である。
寝台側に前記各実施形態のうちの1つの構造を採用し、反寝台側には前記実施形態のうちの他の1つの構造を採用しても良い。
第4の実施形態におけるスタッドボルト1bおよびボルト35による静磁場磁石ユニット1への密閉カバー32の固定は、他の実施形態において密閉カバー12、20、25を静磁場磁石ユニット1へ固定するために適用しても良い。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…静磁場磁石ユニット、スタッドボルト1b、2…傾斜磁場コイルユニット、2a…トレースロット、3…傾斜磁場電源、4…寝台、5…寝台制御部、6…送信RFコイル、7…送信部、8…受信RFコイル、9…受信部、10…計算機システム、11…ボアチューブ、11a…フランジ、12…密閉カバー、12a…筒状部分、12b…外フランジ、12c…内フランジ、12d…テーパ、12e…溝部、12f…ネジ穴、12g…リブ、12h…窓部、12i…ネジ穴、13…ネジ、14…真空シール、15…Oリング、16…抑え板、17…防振部材、18…ネジ、19…密閉キャップ、20…密閉カバー、20a…テーパ、20b…ネジ穴、21…真空シール、22…抑え部材、23…ネジ、25…密閉カバー、26…真空シール、26a…中空部、26b…穴、30…密閉空間、ボアチューブ31、密閉カバー32、貫通孔32a、抑え板33、防振部材34、ボルト35、100…磁気共鳴イメージング装置(MRI装置)、200…被検体。

Claims (9)

  1. 一端において開口した第1の空間を内部に形成する第1の筒状部分を少なくとも含んだ外形を有し、前記第1の空間内に静磁場を発生する静磁場発生ユニットと、
    第2の空間を内部に形成する第2の筒状部分を少なくとも含んだ外形を有し、前記第1の空間内に配置されて前記静磁場に付加するための傾斜磁場を発生する傾斜磁場発生ユニットと、
    被検体を配置するための第3の空間を内部に形成する第3の筒状部分を少なくとも含んだ外形を有し、少なくとも前記第3の筒状部分の一部が前記第2の空間内に配置されるボアチューブと、
    前記第1の空間の内径よりも小さな外径を有した第4の筒状部分を少なくとも含んだ外形を有し、前記第1の空間内の前記傾斜磁場発生ユニットの配置位置よりも前記第1の空間が開口した端部側の位置に少なくとも前記第4の筒状部分が配置されて前記第1の空間の開口のうちの前記静磁場発生ユニットと前記ボアチューブとの間の領域を覆うカバーと、
    前記第1の筒状部分の外側面と前記第4の筒状部分との間隙に配置されて当該間隙を密閉する第1の密閉部材と、
    前記ボアチューブと前記カバーとの間隙に配置されて当該間隙を密閉する第2の密閉部材とを具備したことを特徴とする磁気共鳴診断装置。
  2. 前記第1の密閉部材は、V字形の屈曲部を有した断面形状を有するリング状に弾性素材を形成して成り、前記屈曲部を前記第1の空間の内側に向けて配置されることを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴診断装置。
  3. 前記第1の密閉部材は、尖端を持つくさび部を有した断面形状を有するリング状を成し、前記尖端を前記第1の空間の内側に向けて配置されることを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴診断装置。
  4. 前記第1の密閉部材は、中空部を形成する断面形状を有するリング状に弾性素材を形成して成ることを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴診断装置。
  5. 前記第1の密閉部材は、前記中空部を前記第1の空間の外側または内側のいずれか一方に開放する少なくとも1つの穴を有することを特徴とする請求項4に記載の磁気共鳴診断装置。
  6. 前記カバーは、前記第1の筒状部分の前記第1の空間に面する壁面に、前記静磁場発生ユニットの端部近傍で接触することを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴診断装置。
  7. 前記カバーは、前記静磁場発生ユニットの端面に係合するように前記第4の筒状部分よりも外側に突出した突出部を有し、
    それぞれ異なる向きで突出するように前記カバーに取り付けられて、その尖端が前記第1の筒状部分の前記第1の空間に面する壁面にそれぞれ当接して前記第1の密閉部材を支持する複数の支持部材をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴診断装置。
  8. 前記カバーは、前記静磁場発生ユニットに取り付けられた状態で前記第2の空間に対して挿抜される前記ボアチューブを通過可能とする開口を有することを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴診断装置。
  9. 前記傾斜磁場発生ユニットは、複数の磁性体片を保持可能なシムトレーを収容するトレースロットを少なくとも1つ備え、
    前カバーは、前記前記トレースロットに対して挿抜される前記シムトレーを前記静磁場発生ユニットに取り付けられた状態で通過可能とする少なくとも1つの開口を備えることを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴診断装置。
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