JP5584201B2 - 分析装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、分析装置及びプログラムの技術分野に属する。より詳細には、病院経営の効率化を目的とした分析動作を行う分析装置及び当該分析装置用のプログラムの技術分野に属する。
近年、様々な手術においてその複雑化が顕著であり、それに伴って、当該手術に係る費用についての収支の適切な算出も困難になりつつある。
一方、一般に、手術に必要な物品の単価や当該手術に携わる医師や看護師等の時間単価は非常に高価であり、これらを含む収支を適切に管理しないと、病院経営自体に及ぼす影響が甚大になることは明らかである。
しかしながら従来では、手術費用の収支等を適切に行うことにより病院経営の効率化を図るという観点ついては、何ら検討をされることがなかった。このため、近年の病院経営の悪化を招いているという現状認識がある。
そこで、本発明は上記の現状認識に鑑みて為されたもので、その課題は、手術関連業務の効率化を通じて病院経営の効率化に資することが可能な分析装置及び当該分析装置用のプログラムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、手術関連施設内に複数設けられ、手術に携わるべき人の、前記手術関連施設内における移動態様を検出するカメラ等の移動態様検出手段と、前記検出された移動態様に基づいて、前記人が実際に前記手術に携わっている手術実行時間を算出する時間算出部等の時間算出手段と、前記検出された移動態様に基づいて、前記手術に携わった前記人の数である手術者数を検出する処理部等の手術者数検出手段と、前記検出された手術者数を前記人の属性毎に記憶するデータベース等の第1記憶手段と、記人に係る時間単価を示す単価情報と、前記手術者数の適正数として前記属性毎に予め設定されている適正数情報と、を記憶するデータベース等の第2記憶手段と、前記検出された手術実行時間と、前記単価情報と、に基づいて、前記に係る収支を算出する収支算出部等の収支算出手段と、前記記憶されている適正数と、前記記憶されている手術者数と、を比較する処理部等の比較手段と、前記算出された収支と、前記検出された移動態様と、前記比較手段による比較結果と、を告知するディスプレイ等の告知手段と、を備え、前記人は、前記手術についての当該人の前記属性毎に異なる帽子を被っており、前記移動態様検出手段は、前記手術関連施設内に複数設けられ、前記人をそれぞれ撮像するカメラ等の撮像手段と、前記撮像された人が被っている帽子の画像に基づいて、前記手術関連施設内における前記人の動線を少なくとも含む前記移動態様を検出する処理部等の検出手段と、を備える。
よって、手術に携わるべき人の手術関連施設内における移動態様を複数の移動態様検出手段により検出し、当該検出された移動態様に基づいて手術実行時間を算出し、その手術実行時間と単価情報とに基づいて収支を算出すると共に、算出された収支と、検出された移動態様と、を告知するので、当該手術に係る収支を実際の手術実行時間に基づいて正確に算出/告知できると共に、検出された移動態様に基づいて人における手術関連業務に係る効率化に資することができる。また、手術に携わるべき人の当該手術についての属性毎に異なる帽子を各人が被っており、手術関連施設内に複数設けられた撮像手段により当該人をそれぞれ撮像し、撮像された人が被っている帽子の画像に基づいて、手術関連施設内における人の動線を少なくとも含むようにその移動態様を検出するので、精度よく人の移動態様を検出することができる。更に、検出される移動態様が手術関連施設内における人の動線を少なくとも含むので、手術に携わっている人の動線を分析可能に告知できることで、当該手術関連業務の効率化に更に資することができる。更に、手術室内を撮像して生成された画像情報に基づいて手術に携わった者の数である手術者数を検出して記憶し、その手術者としての適正数と、実際の手術者数と、を比較して比較結果を告知するので、手術者の適正化を図るための例えば病院機能評価に適合していることの評価基準としてこの比較結果を使用することで、手術関連業務の効率化に資することができる。
上記の課題を解決するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の分析装置において、前記撮像手段は、前記手術中における当該手術の術野を撮像し、当該撮像した術野に対応する術野画像情報を生成し、前記時間算出手段は、前記生成された術野画像情報に基づいて、前記術野において人の手が動いている時間及び停止している時間をそれぞれ更に算出し、前記第1記憶手段は、前記算出された各時間を更に記憶し、前記告知手段は、前記記憶されている各時間を更に告知するように構成される。
よって、撮像した手術の術野に対応する術野画像情報に基づいて、術野において人の手及び物の少なくともいずれか一方が動いている時間及び停止している時間をそれぞれ算出して記憶し、その記憶されている各時間を告知するので、術野内で主従が行われている時間とそれ以外の時間とを分析可能に告知できることで、当該手術関連業務の効率化に資することができる。
上記の課題を解決するために、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の分析装置において、前記撮像手段は、前記手術中における当該手術の術野を撮像し、当該撮像した術野に対応する術野画像情報を生成するカメラ等の術野撮像手段と、前記手術に携わる外回り看護師の、当該手術が行われる手術室に対する出入りを撮像して出入り画像情報を生成するカメラ等の出入り撮像手段と、を含み、前記生成された出入り画像情報に基づいて、前記手術室に対する前記外回り看護師の入室時刻及び退室時刻をそれぞれ検出する処理部等の時刻検出手段を更に備え、前記時間算出手段は、前記生成された術野画像情報に基づいて、当該術野において人の手及び物が停止している時間を算出すると共に、前記検出された入室時刻及び退室時刻に基づいて前記外回り看護師が前記手術室を空けている退室時間を検出し、前記第1記憶手段は、前記算出された時間及び各時刻、並びに前記検出された退室時間を記憶し、前記収支算出手段は、前記記憶されている単価情報と、前記検出された退室時間を示す退室時間情報と、に基づいて、前記外回り看護師に関連する前記時間単価に前記退室時間を乗じた乗算値を算出し、前記告知手段は、前記記憶されている時間及び各時刻を告知すると共に、前記算出された乗算値が予め設定された閾値以上であった場合、前記外回り看護師に関連付けられて予め設定された警告を行うように構成される。
よって、手術の術野を撮像して生成された術野画像情報に基づいて、術野において人の手及び物が停止している時間を算出して記憶し、更に外回り看護師の手術室に対する出入りを撮像して生成された出入り画像情報に基づいて、外回り看護師の入室時刻及び退室時刻をそれぞれ検出して記憶し、それぞれ記憶されている時間及び各時刻を告知するので、術野での作業が停止している時間と外回り看護師の手術室への入室時刻及び退室時刻との関係を確認することで、手術用材料の適正配置や適正数確保の参考とすることができ、手術関連業務の効率化に資することができる。
上記の課題を解決するために、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の分析装置において、前記撮像手段は、前記手術に携わる外回り看護師を当該手術が行われる手術室において撮像して画像情報を生成し、前記生成された画像情報に基づいて、前記外回り看護師の前記手術室における動線を検出する処理部等の検出手段と、前記検出された動線に基づいて、前記外回り看護師の前記手術室における移動経路及び移動距離を算出する処理部等の算出手段と、を更に備え、前記第1記憶手段は、前記算出された移動経路及び移動距離を記憶し、前記告知手段は、前記記憶されている移動経路及び移動距離を告知するように構成される。
よって、外回り看護師を手術が行われる手術室において撮像して生成された画像情報に基づいてその手術室における動線を検出し、検出された動線に基づいてその外回り看護師の移動経路及び移動距離を算出して記憶し、告知するので、その告知内容を外回り看護師に係る材料や器材の事前配置の参考等にすることで、手術関連業務の効率化に資することができる。
上記の課題を解決するために、請求項に記載の発明は、請求項1から請求項のいずれか一項に記載の分析装置において、前記時間算出手段は、前記検出された移動態様に基づいて、前記手術室、前記手術に係る器材室又は前記手術に係る準備室に前記人が入っている時間を前記手術実行時間として算出すると共に、前記手術実行時間以外の他の時間であって、前記人が前記手術室を出ている時間、二件の前記手術の間の空き時間、又は前記手術の患者が前記手術室に入るまでの待ち時間を含む当該他の時間を更に算出し、前記告知手段は、前記算出された手術実行時間と他の時間とを相互に識別可能に告知するように構成される。
よって、検出された移動態様に基づいて手術室、器材室又は準備室に人が入っている時間を手術実行時間として算出すると共に、人が手術室を出ている時間、二件の手術の間の空き時間、又は手術の患者が手術室に入るまでの待ち時間を含む、手術実行時間以外の他の時間を更に算出し、算出された手術実行時間と他の時間とを相互に識別可能に告知するので、これらを相互に区別してより具体的に告知することで、当該手術関連業務に係る効率化に更に資することができる。
上記の課題を解決するために、請求項6に記載の発明は、コンピュータを、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の分析装置の各手段として機能させる。
本発明によれば、手術に携わるべき人の手術関連施設内における移動態様を複数の移動態様検出手段により検出し、当該検出された移動態様に基づいて手術実行時間を算出し、その手術実行時間と単価情報とに基づいて収支を算出すると共に、算出された収支と、検出された移動態様と、を告知するので、当該手術に係る収支を実際の手術実行時間に基づいて正確に算出/告知できると共に、検出された移動態様に基づいて人における手術関連業務に係る効率化に資することができる。また、手術に携わるべき人の当該手術についての属性毎に異なる帽子を各人が被っており、手術関連施設内に複数設けられた撮像手段により当該人をそれぞれ撮像し、撮像された人が被っている帽子の画像に基づいて、手術関連施設内における人の動線を少なくとも含むようにその移動態様を検出するので、精度よく人の移動態様を検出することができる。更に、検出される移動態様が手術関連施設内における人の動線を少なくとも含むので、手術に携わっている人の動線を分析可能に告知できることで、当該手術関連業務の効率化に更に資することができる。更に、手術室内を撮像して生成された画像情報に基づいて手術に携わった者の数である手術者数を検出して記憶し、その手術者としての適正数と、実際の手術者数と、を比較して比較結果を告知するので、手術者の適正化を図るための例えば病院機能評価に適合していることの評価基準としてこの比較結果を使用することで、手術関連業務の効率化に資することができる。
従って、手術関連業務の効率化を通じて病院経営の効率化に資することができる。
実施形態に係る分析装置の概要構成を示すブロック図である。 実施形態に係る手術棟の構成を例示する見取り図である。 実施形態に係る分析動作を示すフローチャートである。 実施形態に係る分析結果の表示画面を例示する図(I)である。 実施形態に係る分析結果の表示画面を例示する図(II)である。 実施形態に係る分析結果の表示画面を例示する図(III)である。 変形形態に係る表示例を示す図(I)であり、(a)は作業時間の傾向の表示例であり、(b)は手術室毎の作業時間と非作業時間の表示例である。 変形形態に係る表示例を示す図(II)であり、(a)は各手術室における機械配置の表示例(I)であり、(b)は各手術室における機械配置の表示例(II)である。 変形形態に係る表示例を示す図(III)である。 変形形態に係る表示例を示す図(IV)であり、(a)は覚醒時間の表示例であり、(b)はその適用例である。 変形形態に係る表示例を示す図(V)である。
次に、本発明を実施するための形態について、図面に基づいて説明する。なお以下に説明する実施形態及び変形形態は、手術棟を有する病院において実施される手術に携わる医師や看護師等の人や手術用具等の物に係る収支を分析する分析装置に対して本発明を適用した場合の実施形態及び変形形態である。
(I)実施形態
初めに、本発明に係る実施形態について、図1乃至図6を用いて説明する。なお、図1は実施形態に係る分析装置の概要構成を示すブロック図であり、図2は実施形態に係る手術棟の構成を例示する見取り図であり、図3は実施形態に係る分析動作を示すフローチャートであり、図4乃至図6は実施形態に係る分析結果の表示画面を例示する図(I)乃至図(III)である。
図1に示すように、実施形態に係る分析装置Sは、夫々が例えばCCD(Charge Coupled Device)からなり且つ夫々が移動態様検出手段及び撮像手段の一例である複数のカメラCと、インターフェース10と、揮発性領域を少なくとも有するメモリ11と、時間算出手段の一例としての実施形態に係る時間算出部12A及び収支算出手段の一例の一例としての収支算出部12Bを機能的に含むCPU等からなる処理部12と、キーボード及びマウス等からなる操作部13と、例えば液晶ディスプレイ等からなる告知手段の一例である表示部14と、例えばハードディスクや固体記憶素子等の不揮発性の記憶装置からなり単価情報記憶手段の一例であるデータベース15と、により構成されている。
この構成において各カメラCは、図2に例示するように、手術関連施設としての病院における手術棟OP内の各手術室R1乃至R3及びR5乃至R12の夫々内に、一又は複数配置されている。各手術室RにおいてカメラCは、例えば、出入り口付近の天井と、その手術室R内全体を撮像し得る位置の天井と、等に設けられている。このうち、後述するように各手術室Rへの人や物の出入りを撮像する必要性から、各カメラCの少なくとも一つは、各手術室Rの出入り口付近の天井に設けられているのが好ましい。また、手術棟OPは患者が入院する病棟等からは独立しており、複数の手術室Rと、ステーションNSと、器材室301と、が設けられている。各手術室R、器材室301及びステーションNSは、回廊状の廊下RCにより行き来可能とされている。更にステーションNS及び器材室301にも、カメラCが夫々複数設けられている。なおカメラCは、例えば更衣室等内に設けられていてもよい。各カメラCは、夫々が、その配置されている部屋又は廊下の様子を撮像し、当該各カメラCを相互に識別するための識別情報と共に撮像信号としてインターフェース10に出力する。なお表示部14は、ステーションNS内にも設けられているのが好ましい。
これによりインターフェース10は、各カメラCからの撮像信号に対して予め設定されている入力処理を施し、夫々処理部12に出力する。この時、当該インターフェース10は、各カメラCからの各撮像信号(夫々に上記識別情報が付加されている)を例えば時分割的に処理部12に出力する。
一方、データベース15には、手術に携わる人(即ち、執刀医、麻酔医、技師、直接看護師及び間接看護師等)に係る時間単価を示す人単価情報と、手術に用いられる物(即ち、手術に係る機械(ME(Medical Engineering)機器等)や材料(ディスポーザブル製品や鋼製器具等に代表されるリユース品等)、器具(体位固定器具等)及び薬品等に係る単価を示す物単価情報と、手術毎の収入に係る単価情報と、手術毎の収入単価情報を考慮した手術に関連する部屋(即ち、手術室、器材室、準備室及び洗浄室等)に係る時間単価を示す部屋単価情報と、が少なくとも不揮発性に記憶されている。
そして、処理部12は、当該入力されている各撮像信号に基づき、後述する時間算出動作及び収支算出動作を行うと共に、当該手術に係る人又は物の動線を分析し、夫々の結果を表示部14上に表示する。このとき、当該各動作は操作部13における指示に基づいて実行されるものである。また当該各動作は、データベース15に記憶されているデータを用い、必要な情報をメモリ11との間で授受しつつ実行される。
次に、上記処理部12を中心として実行される実施形態に係る動作について、具体的に図3乃至図6を用いて説明する。
実施形態に係る動作としては、図3に示すように、先ず各カメラCにおいて、当該各カメラCにおける撮像範囲を撮像し、撮像信号を出力する(ステップS100)。なお当該各撮像信号は、インターフェース10及び処理部12を介してデータベース15に随時蓄積される。
そして、予め設定されている必要期間(例えば一日、或いは特定の手術における手術実行時間)の当該撮像が完了したか否かを確認する(ステップS200)。このステップS200の動作において未だ必要量の撮像が完了していないときは(ステップS200;NO)、上記ステップS100に戻って各カメラC毎の撮像を継続し、一方、必要量の撮像が完了しているときは(ステップS200;YES)、下記ステップS300以降の動作に移行する。
必要量の撮像信号が蓄積されたら、次に処理部12は、当該蓄積されている撮像信号を、各カメラC毎、及び時系列に分類する(ステップS300)。
次に処理部12は、当該分類されている撮像信号の内容を解析し、人の動線(動き)と物の動線(動き)とを更に分類する(ステップS400)。
これらにより処理部12は当該分類した人及び物毎に、その原価と、当該手術による収入と、に基づいて収支算出を行う(ステップS500)。
この収支算出動作について具体的には、先ず処理部12の時間算出部12Aは、上記ステップS300及びS400において分類された人及び物夫々について、実際に手術に携わっている時間である稼働時間と、それ以外の時間と、を、夫々区別して算出する。ここで、上記稼働時間とは、具体的には手術室、器材室又は準備室等に入っている時間であり、それ以外の時間とは、具体的には看護師がゴミ出しや器材搬出のために手術室を出ている時間或いは二件の手術間の空き時間や患者が手術室に入るまでの待ち時間等が含まれている。
これにより処理部12の収支算出部12Bは、上記算出された稼働時間と、データベース15に記憶されている各単価情報と、を用いて収支の算出を行う。そして当該算出された収支は、後述するステップS700の動作により表示部14に表示される。
一方、上記ステップS500に係る収支算出動作と並行して、処理部12は、上記ステップS300及びS400において分類された人及び物夫々について、稼働時間中又は稼働時間以外の時間における動線を分析する(ステップS600)。
この動線分析動作としては、人についてはその属性(例えば、上記執刀医、麻酔医、技師、直接看護師及び間接看護師等)毎にその動きを撮像信号から検出し、時系列的にデータベース15内に蓄積記憶する。また、手術に携わる物についても同様に、その属性(例えば、機械や材料、器具及び薬品等)毎にその動きを撮像信号から検出し、時系列的にデータベース15内に蓄積記憶する。
また、人の動きを撮像信号から検出するに当たっては、例えば、上記人の属性毎に異なる色の帽子をその人に被らせ、その色を撮像信号に基づいて検出することにより当該人の動きを検出することができる。更に手術に携わる物の動きを撮像信号から検出するに当たっては、例えば、上記物の属性毎に異なる符号(例えば、四角形状の枠線に囲まれたアルファベット)を書いた大きなボード等をその物に付したり載せたり、若しくは直接記載・刻印し、その符号の内容を撮像信号に基づいて検出することにより当該物の動きを検出することができる。
次に処理部12は、上記収支算出動作(ステップS500)及び動線分析動作(ステップS600)の結果を、表示部14に出力する。
ここで、当該結果の表示例としては、上記ステップS500に係る収支算出動作の結果としては、例えば図4に例示するように、手術の諸元が表示される諸元表示欄100Aと、手術用材料等に係る費用が表示される材料費表示欄100Bと、材料費以外に当該手術に係る加工費(手術室等の部屋の使用料及び執刀医等の人に係る費用を含む)が表示される加工費表示欄100Cと、を含む結果表示欄100が好適である。
また、上記ステップS600に係る動線分析の結果としては、例えば図5に例示するように、時刻を横軸とし、例えば人毎の手術室における滞留時間(手術室にいた時間)及び平均人数を縦軸とし、各時刻毎の滞留時間及び平均人数を夫々別個に示すグラフを含む結果表示欄200が好適である。この場合、上記滞留時間が実際に手術が実行されている上記稼働時間となり、当該滞留時間以外の時間が上記稼働時間以外の時間であることになる。
更に、当該動線分析については、例えば図6に例示するように、器材室301内における検出対象たる人の動線302を分析対象時間分だけ蓄積して表示する撮像画像300を用いて、実際の動線302における無駄の有無等を分析することができる。
以上説明したように、実施形態に係る分析装置Sの動作によれば、手術に携わるべき人又は物の少なくともいずれか一方の手術関連施設内における移動態様を複数のカメラCにより検出し、当該検出された移動態様に基づいて手術が実行されている稼働時間を算出し、その稼働時間と単価情報とに基づいて収支を算出すると共に、算出された収支と、検出された移動態様と、を表示部14に表示するので、当該手術に係る収支を実際の手術実行時間に基づいて正確に算出/告知できると共に、検出された移動態様に基づいて人又は物における手術関連業務に係る効率化に資することができる。
従って、手術関連業務の効率化を通じて病院経営の効率化に資することができる。
また、人と物とを別個にして夫々に収支を算出するので、手術に係る収支をより詳細且つ正確に算出することができる。
更に検出された移動態様に基づく稼働時間(滞留時間)とそれ以外の他の時間とを相互に識別可能に表示するので、これらを相互に区別してより具体的に告知することで、当該手術関連業務に係る効率化に更に資することができる。
更にまた、複数のカメラCにより検出される移動態様が手術関連施設内における人の動線を少なくとも含むので、手術に携わっている人の動線を分析可能に表示できることで、当該手術関連業務の効率化に更に資することができる。
なお、上述した実施形態では、人の動きと手術に携わる物の動きとを撮像信号に基づいて夫々別個に検出する場合について説明したが、これ以外に、人と物とをワンセットとして(連結させて)一つの検出対象としてその動きを検出するように構成することもできる。
また、上記物単価情報については、例えば手術器材等を搬送するカートについて、そのカートに載せて搬送されるべき複数の当該器材等の各単価を纏めて、そのカート自体の使用単価及びその搬送に係る人件費と共に単価情報として扱うように構成することもできる。
また、実施形態に係るカメラCによる撮像の他に、赤外線素子や、IC(Integrated Circuit)タグ及びその送受信機並びにバーコードを読み取るバーコードリーダ等を用いて、若しくは上記ICタグ等とカメラCを組み合わせて、実施形態に係る動線等を検出する手段としても良い。
(II)変形形態
次に、本発明に係る変形形態について説明する。
上述した実施形態では、手術に関連する人又は物の動きをカメラCで撮像し、その撮像結果を用いて手術に係る収支の算出又は手術関連施設内における動線の分析等を行ったが、これらの動作を行う分析装置Sに対して、各手術において必要な器材や材料を効率的に準備するための仕組みを組み合わせることもできる。
より具体的には、例えば、手術を行う際には、手術前に手術に必要な滅菌済み鋼製器具や滅菌済みディスポーザブル材料等(以下、材料等という)を予めいわゆるピッキングリストとしてリストアップし、当該材料等を収集しておくことが必要であるが、当該収集の際、材料を保管している器材室等において各手術に必要な材料等を収集する場合、上記ピッキングリストの材料等の収納場所及びその材料の必要数量を当該器材室等においてその場所毎に光らせる若しくは音を出させる等明示しておき、当該明示がされている場所にある材料等をその明示されている数量だけ収集するようなシステムを組み合わせることによって、必要な材料等を必要数量収集することが正確且つ迅速にできる。
このようなシステムを組み合わせることで、経験の少ない例えば助手がその手術の材料を収集する場合でも、明示がされている場所にある材料を明示がされている数だけ準備すればいいこととなるので、正確且つ迅速に材料を準備すると共に、その準備に係る動きを分析装置Sに係る動線として分析すれば、より効率化のための検討材料を得ることができる。
更に、図3に示したフローチャートに対応するプログラムをフレキシブルディスク又はハードディスク等の記録媒体に記録しておき、又はインターネット等のネットワークを介して取得しておき、これらをマイクロコンピュータで読み出して実行することにより、当該マイクロコンピュータを実施形態に係る処理部12として活用することも可能である。
また、実施形態の分析装置SのカメラCにより取得した撮像結果を用いると、以下のような業務分析も可能となる。
(1)執刀医作業時間と非作業時間の把握
具体的には、各手術室Rに設けられたカメラCのうち、その手術室R内の無影灯の直下を撮像範囲とするカメラCからの撮像信号に基づき、その撮像範囲に存在する手や器材等が動いている時間と停止している時間とを検出することにより、処理部12において作業時間と非作業時間を識別する。ここで、手術室R内の無影灯の直下を撮像範囲とするカメラCの当該撮像範囲を、以下、「術野」と称する。また「作業時間」とは当該撮像範囲内にある物(人の手又は器材等)が動いている時間をいう。また「非作業時間」とは、これら撮像範囲内にある物が動いていない時間をいう。なお、これら作業時間及び非作業時間は上記稼働時間(滞留時間)に含まれる。
これら作業時間と非作業時間との識別により、例えば医師別又は術式別に、作業時間の傾向を表示部14に表示することができる。また、手術中に、その進行が止まっている時間がどの程度発生しているかが判る。なお、上記作業時間の傾向の表示例を、図7(a)に示す。図7(a)に示す例では、医師別及び術式別に、上記作業時間と非作業時間とが表示されている。この場合、各外科医についての非作業時間の割合は、その外科医が執刀した手術の単位時間帯毎(例えば一時間毎)における非作業時間の割合を加算したものである。そして、図7(a)に例示する各術式における作業時間及び非作業時間夫々の平均値のみを、各術式に対応させて別途データベース15に蓄積させておくこともできる。これらのデータを用いて非作業時間の多少を、外科医の配置等の効率化の判断材料とすることができる。また、非作業時間が発生している時間帯を把握(例えば、非作業時間が発生している時間を、手術開始から30分毎に分けて集計するなど)しておけば、手術の進行上、どの工程が非効率か(例えば、手術終了前60分以内であれば、ガーゼや針などのカウント業務に非効率な可能性があるなど)を検討することもできる。
(2)レントゲン撮影の時間把握
具体的には、各手術室Rの出入り口付近の天井に設けられているカメラCからの撮像信号に基づき、レントゲン技師の入室と退室を処理部12において検出し、それをデータベース15内に蓄積し、更に当該レントゲン技師がその手術室Rに入ってから出て行くまでの時間を時間算出部12Aにおいて求める。一方、術野内を撮像したカメラCからの撮像信号に基づき、上記作業時間と非作業時間とを時間算出部12Aにおいて求める。このようにして求められた各時間等を用いた表示部14における表示例を、図7(b)に例示する。図7(b)において「進捗段階」とは、各手術室Rにおける手術の進捗を意味する。また現在時刻を示す縦棒状の指標であって時刻の経過に従って図7中左から右に移動する現在時刻表示200が表示されている。図7(b)において、作業時間の表示又は非作業時間の表示は、現在時刻表示200の右方向への移動に伴い、その時の検出された術野内の手等の動きに基づいて右方向へ延伸するように表示される。更に処理部12において検出された、各手術室Rに担当のレントゲン技師が入室したタイミングが上向き矢印で示されており、そのレントゲン技師がその出術室から退室したタイミングが下向き矢印で示されている。この図7(b)に「第2手術室」として例示する場合、非作業時間、即ち術野内での手等の動きが止まっている時間であってレントゲン技師が入室したタイミング以降の時間において、実際のレントゲン撮影が行われていることになる。そして、非作業時間の開始からレントゲン技師が入室したタイミングまでの時間が短いほど、そのレントゲン技師の術前の配置が適切であったことになる。またレントゲン技師が入室したタイミングから非作業時間の終了までの時間が短いほど、レントゲン撮影自体が適切且つ迅速に実行されたことになる。これにより、レントゲン撮影に必要な時間が、例えば術式毎に認識可能となる。また各手術室Rの手術の進捗に合わせて、レントゲン技師の適正人数や適正配置を検討する材料とすることができる。即ち、図7(b)に例示する場合、この表示が行われている表示部14を見たBレントゲン技師は、第2手術室R2でのレントゲン撮影が終了した後は第3手術室R3に向かえばよいことが判るので、第3手術室R3からの呼出を待つまでもなく、入室に備えて第3手術室R3の外で待機する等の処置を執ることができる。
(3)手術用の機械の適正台数を算出
具体的には、各手術室R内に手術用の機械があることを、手術室Rの天井に設けられたカメラCからの撮像信号により処理部12において検出し、スケジュール済みの各機械の使用予定時間と、実際にそれらが使用された時間と、を比較可能に時間算出部12Aにより検出してデータベース15に蓄積する。なお、上記機械が実際に使用された時間は、例えば、その機械の電源スイッチの活殺のタイミングを別途検出することにより、当該電源スイッチがオンとされたタイミングからオフとされたタイミングまでの時間として検出する。更に、その機械が必要でない時間は、その手術に限って「不必要」若しくは「用済み」としてデータベース15に蓄積する。この場合、ある手術において「用済み」となった機械が次の手術が行われる手術室Rに残されている場合、それは、当該次の手術においては「不必要」となる。このように、「不必要」、「用済み」又は「使用中」等は、各手術毎に判断されることが好ましい。そして、全ての手術室Rにおける各機械の使用状況等を処理部12により表示部14に表示させ、これに基づいて各使用状況等を総合的に判断することにより、適正な機械台数を割り出すことができる。この場合の表示部14における表示例を、図8(a)に示す。このように、各装置毎に、今どの手術室Rにおいて使用中であるか等が一覧的に表示させることができる。また、各機械の使用状況を示す位置にプルダウンボタン201を設けておき、更に上記使用予定時間を示すデータを参照することで、図8(b)に予定表示400として例示するように、その機械(図8(b)に例示する場合は第1電気メス)の次の予定等を迅速に認識してそれを移動させることができる。図8に例示する場合は、機械が変わっても同様に表示させることができる。なお図8に例示するように、ハッチング付「使用予定」が例えばその手術室Rで使用予定であるが未だその手術室Rに搬入されていない状態を表示し、ハッチングなし「使用予定」が例えばその手術室Rで使用予定であり且つ既にその手術室Rに搬入済みである状態を表示するように構成することもできる。更に他の例として、図9に例示するように、使用中の機械の手術棟OP内の現在位置と、使用済み(又は未使用)の機械の手術棟OP内の現在位置と、を視認可能に表示部14に表示させることもできる。図9に例示する場合は、使用中の機械が左下向きハッチングを含むマークで示されており、使用済み(又は未使用)の機械が右下向きのハッチングを含むマークで示されている。各マークには、その機械を示す文字が含まれている。図9に例示する場合、「麻」は麻酔装置を、「温」は例えば温風式加温装置を、「マ」は例えば循環式温冷水マットを、「電」は電気メスを、「バ」はバイポーラを、「洗」は洗浄・吸引装置を、「凝」は凝固切開装置を、「レ」はレントゲン装置を、「輸」は輸液ポンプを、夫々表している。このようにすることで、病院全体としての必要十分な設備投資額を明確化できる。
これに加えて、各機械の所在場所の確認と配置の効率化を図るべく、各手術室R等の出入り口の天井に設けられたカメラCからの撮像信号に基づいて各機械の入室と退室を処理部12において検出し、それらの移動距離を検出する。この場合は、各手術室R間の距離は予め判明しているので、その機械が退室した手術室Rからその後に入室した手術室Rまでの距離がその移動距離となる。一方、手術予定を組む時に、どの手術にどの機械を使用するかをリストアップしておく。これらにより、上記検出した移動距離を短くするように、予め各機械の事前配置を決定すれば、各機械の片付けや準備時間の削減に繋がる。更に、手術予定の段階でどの手術室Rにどの機械を置けば良いかが判れば、器材室301のスペースの削減に繋がることになる。
なお、図8に例示する場合は、各機械毎にその日の手術予定を表示する構成としたが、これ以外に、各機械を、その手術に関わるスタッフ(即ち、医師・麻酔医・看護師・メディカルエンジニア(Medical Engineer。以下、単にMEと称する)等)の夫々に置き換えることもできる。即ち、各手術室Rの出入り口付近の天井に設けられたカメラCから撮像信号に基づいて各スタッフのその手術室Rへの出入りを処理部12により検出し、それに基づいて各手術室Rへの配置状況等を各スタッフ毎に表示部14に表示することができる。
(4)覚醒時間の目安化
具体的には、各手術室R内に設けられている無影灯が消灯されてから、患者がその手術室Rを退出するまでの時間を覚醒時間とし、各カメラCからの撮像信号に基づき、覚醒時間についてのデータを、例えば術式毎に時間算出部12Aにより収集してデータベース15に蓄積する。そして、例えば覚醒時間の平均時間、最大時間又は最小時間を、医師別又は術式別に過去のデータとして表示部14に表示する。この場合の表示例を図10(a)に例示する。このような手術別又は麻酔医別等の表示は、各手術毎に、無影灯の消灯後から患者退室までの時間を上記覚醒時間とし、その覚醒時間のデータを、その手術の手術名、麻酔医名、麻酔薬名、患者年齢、患者体重及び患者性別夫々を示すデータに紐付けてデータベース15に蓄積しておくことで可能となる。また、このデータを用いて複数の手術室Rにおける手術の状況把握に用いる例を図10(b)に示す。図10(b)に例示する場合、十個の手術室R毎に、手術の進捗が識別可能に現在時刻表示200と共に表示されている。そして、患者退室時間を確認したい対象の手術室、この場合第4手術室R4に対応するプルダウンボタン201を操作することで、その手術を担当している麻酔医に対応する過去の覚醒時間を示す覚醒時間表示500を表示する。これを確認することで、実際に患者が第4手術室R4を退室するまでの時間を予測することができる。このとき、対象手術(第4手術室R4)の覚醒時間の指標を麻酔医名だけでなく、同じ手術名、麻酔薬名、患者年齢、患者体重及び患者性別の夫々の過去のデータをも指標として、予測することができる。これにより、その手術室Rにおける次の手術のための片付け開始時間の予測に役立てることができて非常に効率的となる。
(5)手術機械の要習熟性の把握
具体的には、各手術室Rの出入り口付近の天井に設けられたカメラCからの撮像信号に基づき、メディカルエンジニア(Medical Engineer。以下、単にMEと称する)の各手術室Rへの入室と退室を検出し、MEがその手術室Rに入ってから出て行くまでの時間を検出して、例えば術式毎に時間算出部12Aによりデータベース15に蓄積する。ここでMEとは、手術に用いられる医用工学機器を操作する技術者をいう。なおMEだけでなく、その機械のメーカーの技術担当者でもよい。そしてMEが手術室Rに滞在している時間が長い場合には、その機械に対する医師等の習熟度が不足していると判断し、手術前に執刀医への教育実施を促すことで、結果的に手術時間短縮を図ることができる。より具体的に例えば、医師が異なっても同じ術式でMEの滞在時間が長い場合と、特定の医師のみについてMEの滞在時間が長い場合と、を峻別することで、医師全員についてその機械についての教育を行うべきか、その特定の医師のみについて教育等の対応を取るのみで足りるのか、等の判断材料とすることができる。更に、操作が複雑な機械を用いる手術の場合には、その手術が行われる手術室Rの例えば手術台付近に予めMEを待機させておくといった運用も可能となる。
(6)緊急患者の受入から手術開始までの時間把握
具体的には、手術棟OPにおける緊急患者の受入場所又は処置室等の出入り口及び天井にカメラCを設け、その撮像信号に基づいて緊急患者対応のスタッフの人数をその撮像信号により処理部12において検出する。より具体的には、例えば受入場所又は処置室等に配されている緊急患者対応のスタッフ人数、又は患者搬送に用いられるストレッチャー近辺に設けられた特定の領域内にいる人の人数を、緊急患者対応のスタッフの人数として検出する。一方、緊急患者の手術の予約をした時間から、その手術に用いられる麻酔装置の電源スイッチがオンとされるまでの時間を、手術開始までの時間として時間算出部12Aにより検出する。そして、当該スタッフの人数、手術件数及び手術開始までの時間を、データとして時間算出部12Aにより検出してデータベース15に蓄積する。これにより、緊急対応のために必要なスタッフの人数を算出し、更にその人数から受け入れ可能な緊急患者の人数を算出することの検討資料に活用可能となる。これにより、例えば適した緊急患者の受け入れ人数の把握が可能となり、応援スタッフを招集すべきタイミングの判断が容易になることや、緊急患者対応のスタッフ人数の事前把握が可能となることで、更に手術効率が上げられ、且つ緊急患者の受入数も増加できることで、いわゆる地域医療に貢献できることにもなる。
(7)手術スタッフ人数の適正化
具体的には、医師・麻酔医・看護師・ME等の適正人数を予めデータ化してデータベース15に蓄積しておく。そして、手術毎にその手術に関わる上記スタッフの人数を、その手術室Rの出入り口付近の天井に設けられたカメラCからの撮像信号に基づいて処理部12において検出し、その検出結果と上記データベース15に蓄積されている適正人数とを比較する。そして、適正人数に対する実際の人数の多い/少ないをデータベース15に蓄積する。これらにより、例えばいわゆる病院機能評価に適合していることの判断基準にもなり得る。
(8)レントゲン撮影時、体重の多い患者への速やかな対応
具体的には、体重が予め設定された閾値体重(例えば80キログラム)よりも重い患者であることを、手術予定を組む時に処理部12に事前入力しておく。これにより、例えばレントゲン撮影時に必要な人数(例えば5人)を事前に把握する。また、手術室Rの出入り口付近の天井に設けられたカメラCからの撮像信号によりレントゲン技師が入室したことを検出する。その入室時に必要人数を満たしていない場合は、その手術についての応援要員が必要なことを、処理部12により例えばステーションNSに設けられた表示部14に告知する。これにより、少ない人数で無理して患者を持ち上げることを防止でき、手術としての安全性が増すと共に、持ち上げることを手伝ってくれる人を待つ時間の短縮から、経営の効率化にも貢献可能となる。
(9)非作業時間の内、外回り看護師が手術室Rを空けている時間を把握
具体的には、手術室Rの出入り口付近の天井に設けられたカメラCからの撮像信号に基づいて、外回り看護師の入室と退室を検出し、当該時間中、術野での非作業時間を時間算出部12Aにより検出する。更に、外回り看護師が手術室Rを空けている時間(以下の説明で「退室時間」という。)を、例えば不足材料の取り出しのための時間として時間算出部12Aにより検出する。この不足材料の取り出しのための時間であることの判断は、例えば図11に例示するように、外回り看護師であるB看護師がその手術室Rから退室したタイミング(図11において下向き矢印で示す)の後に非作業時間が開始された場合には、不足材料の発生により手術が中断し、そのB看護師が不足材料を取り出してきたものと見なすことができる。なお、図11における上向き矢印は、(不足材料を取り出して)B看護師がその手術室Rに入室したタイミングを示す。これらにより、最適な上記ピッキングリスト(手術材料リスト)の作成に供するデータを得ることができる。例えば、これらのデータを用いた処理部12による算出の結果、
退室時間×外回り看護師の人件費>非作業時間×手術スタッフの人件費
又は、
退室時間×外回り看護師の人件費>追加材料の購入価格
となった場合には、上記ピッキングリストの見直し指示の旨の警告を表示部14に表示するのが、好ましい。更に、ピッキングリストに追加した材料があったときにそれがデータとして残るので、このことと上記のいずれかの条件が満たされた場合に、ピッキングリストの見直しを手術後において効率的に行うことができる。
(10)ガーゼ等のカウント業務の効率化貢献
具体的には、各手術室RのカメラCからの撮像信号に基づき、ガーゼカウントの場所とそれ以外の場所とを区分し、当該ガーゼカウント以外の場所でガーゼのカウントが行われていることを処理部12により検出する。ここで、ガーゼカウントとは、患者の体内にガーゼ等が残置される事故を防止すべく、手術後にガーゼ等の数を計数して手術前の数と照合することをいう。また、一般にガーゼカウントは予め設定された手術室R内の場所(ガーゼカウントエリア)に使用済みガーゼを順次並べることで行われるが、カウントされるガーゼが増えた場合、そのエリアをはみ出してガーゼが並べられることがある。この場合には、例えばカウントされるガーゼの色(通常白又は赤)を認識し、それが順次並べられることをもってガーゼカウントエリア外でのガーゼカウントが開始されたと検出する。そして、ガーゼカウントエリア以外の場所でガーゼのカウントが行われていることが検出されたとき、当該カウント業務の応援が必要なことを、例えばステーションNS内の表示部14上に告知する。これにより、ガーゼカウント業務の効率化やガーゼカウント業務の確実性の向上に繋げることができる。即ち、効率化の向上としては、例えばガーゼカウントエリア外でのカウントが始まれば外回り看護師を迅速に呼ぶことができ、またガーゼを多く使う医師が予め判っていれば、ガーゼカウントに従事する外回り看護師を予め手術室R内に入れておく等の処置が可能となる。また、確実性の向上としては、ガーゼカウントについてのいわゆるダブルチェックを行ったことがデータとして残ることや、ダブルチェックを行う外回り看護師が予め手術室Rに入室するタイミングが計れること等が可能となる。
(11)手術室内の機械・体位固定具・材料の適正配置の把握
具体的には、その手術に関わる外回り看護師の動きの多さ・少なさ等をその手術室R内に設けられたカメラCの撮像信号に基づいて処理部12により検出し、それらに基づいて手術室R内の配置と、手術の段取りの良し悪しを検出する。このとき、外回り看護師に動きは、手術室R内の移動距離をその動線の長さから、また移動経路をその動線の分布から、夫々処理部12により検出する。ここで、「手術の段取り」とは、手術室R内の材料等が適正に配置されていなかったことにより、例えば一人の外回り看護師が通常業務(例えば生理食塩水の補充)を行っている際において、ある材料の取り出しを執刀医に指示された場合、外回り看護師は(a)指示された材料を手術室内の材料保管棚まで取りに行き、(b)器械出し看護師と呼ばれる、執刀医へ直接その材料を渡す看護師へ該材料を渡した後、(c)通常業務(例えば生理食塩水の補充)に戻る。このとき、外回り看護師の動きは重複又は行ったり来たりといった動きとなるが、その動きが短いほど業務効率が良く、当該業務効率が良ければ、通常業務(例えば生理食塩水の補充)が遅れることによって手術の進行が止まる(例えば生理食塩水が枯渇することにより、術野の洗浄が行えない等)、更にはそれに基づき患者の身体へ悪影響が及ぶことなどのリスク低減につながる。外回り看護師のこのような動きを検出することで、事後的に、当該器具や他の材料の配置場所を予め検討し直して適正化することができる。これにより、手術室R内の全般的な業務効率化を図ることができる。
以上夫々説明したように、本発明は業務効率化のための分析装置の分野に利用することが可能であり、特に手術を行う病院における経営情報の取得のための分析装置の分野に適用すれば特に顕著な効果が得られる。
10 インターフェース
11 メモリ
12 処理部
12A 時間算出部
12B 収支算出部
13 操作部
14 表示部
15 データベース
100、200 結果表示欄
100A 諸元表示欄
100B 材料費表示欄
100C 加工費表示欄
200 現在時刻表示
201 プルダウンボタン
300 撮像画像
301 器材室
302 動線
400 予定表示
500 覚醒時間表示
S 分析装置
C カメラ
OP 手術棟
R1、R2、R3、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12 手術室
NS ステーション
RC 廊下

Claims (6)

  1. 手術関連施設内に複数設けられ、手術に携わるべき人の、前記手術関連施設内における移動態様を検出する移動態様検出手段と
    記検出された移動態様に基づいて、前記人が実際に前記手術に携わっている手術実行時間を算出する時間算出手段と、
    前記検出された移動態様に基づいて、前記手術に携わった前記人の数である手術者数を検出する手術者数検出手段と、
    前記検出された手術者数を前記人の属性毎に記憶する第1記憶手段と、
    記人に係る時間単価を示す単価情報と、前記手術者数の適正数として前記属性毎に予め設定されている適正数情報と、を記憶する第2記憶手段と、
    前記検出された手術実行時間と、前記単価情報と、に基づいて、前記に係る収支を算出する収支算出手段と、
    前記記憶されている適正数と、前記記憶されている手術者数と、を比較する比較手段と、
    前記算出された収支と、前記検出された移動態様と、前記比較手段による比較結果と、を告知する告知手段と、
    を備え、
    前記人は、前記手術についての当該人の前記属性毎に異なる帽子を被っており、
    前記移動態様検出手段は、
    前記手術関連施設内に複数設けられ、前記人をそれぞれ撮像する撮像手段と、
    前記撮像された人が被っている帽子の画像に基づいて、前記手術関連施設内における前記人の動線を少なくとも含む前記移動態様を検出する検出手段と、
    を備えることを特徴とする分析装置。
  2. 請求項1に記載の分析装置において、
    前記撮像手段は、前記手術中における当該手術の術野を撮像し、当該撮像した術野に対応する術野画像情報を生成し、
    前記時間算出手段は、前記生成された術野画像情報に基づいて、前記術野において人の手が動いている時間及び停止している時間をそれぞれ更に算出し、
    前記第1記憶手段は、前記算出された各時間を更に記憶し、
    前記告知手段は、手術の効率化のために前記記憶されている各時間を更に告知することを特徴とする分析装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の分析装置において、
    前記撮像手段は、前記手術中における当該手術の術野を撮像し、当該撮像した術野に対応する術野画像情報を生成する術野撮像手段と、前記手術に携わる外回り看護師の、当該手術が行われる手術室に対する出入りを撮像して出入り画像情報を生成する出入り撮像手段と、を含み、
    前記生成された出入り画像情報に基づいて、前記手術室に対する前記外回り看護師の入室時刻及び退室時刻をそれぞれ検出する時刻検出手段を更に備え、
    前記時間算出手段は、前記生成された術野画像情報に基づいて、当該術野において人の手及び物が停止している時間を算出すると共に、前記検出された入室時刻及び退室時刻に基づいて前記外回り看護師が前記手術室を空けている退室時間を検出し、
    前記第1記憶手段は、前記算出された時間及び各時刻、並びに前記検出された退室時間を記憶し、
    前記収支算出手段は、前記記憶されている単価情報と、前記検出された退室時間を示す退室時間情報と、に基づいて、前記外回り看護師に関連する前記時間単価に前記退室時間を乗じた乗算値を算出し、
    前記告知手段は、前記記憶されている時間及び各時刻を告知すると共に、前記算出された乗算値が予め設定された閾値以上であった場合、前記外回り看護師に関連付けられて予め設定された警告を行うことを特徴とする分析装置。
  4. 請求項1に記載の分析装置において、
    前記撮像手段は、前記手術に携わる外回り看護師を当該手術が行われる手術室において撮像して画像情報を生成し、
    前記生成された画像情報に基づいて、前記外回り看護師の前記手術室における動線を検出する検出手段と、
    前記検出された動線に基づいて、前記外回り看護師の前記手術室における移動経路及び移動距離を算出する算出手段と、
    を更に備え、
    前記第1記憶手段は、前記算出された移動経路及び移動距離を記憶し、
    前記告知手段は、外回り看護師の業務効率を向上させるために前記記憶されている移動経路及び移動距離を告知することを特徴とする分析装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の分析装置において、
    前記時間算出手段は、前記検出された移動態様に基づいて、前記手術室、前記手術に係る器材室又は前記手術に係る準備室に前記人が入っている時間を前記手術実行時間として算出すると共に、前記手術実行時間以外の他の時間であって、前記人が前記手術室を出ている時間、二件の前記手術の間の空き時間、又は前記手術の患者が前記手術室に入るまでの待ち時間を含む当該他の時間を更に算出し、
    前記告知手段は、前記算出された手術実行時間と他の時間とを相互に識別可能に告知することを特徴とする分析装置。
  6. コンピュータを、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の分析装置の各手段として機能させることを特徴とするプログラム
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