JP5583698B2 - プロテインキナーゼablおよびsrcの阻害剤としてのアザインドール誘導体 - Google Patents
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D471/00—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
- C07D471/02—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
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-
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-
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-
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Description
- 基NHCOR1、または
- 基NR3R4
を表し、
R1は、
- 以下のもので任意選択でモノもしくはポリ置換されたアリール、好ましくはフェニル基:
- ハロゲン原子、好ましくは臭素、フッ素、塩素もしくはヨウ素
- ニトロ基、
- シアノ基、
- メチルチアジル基、
- アルコキシ、好ましくはメトキシ基、
- トリフルオロアルコキシ、好ましくはトリフルオロメトキシ基、
- アリールオキシ、好ましくはフェニルオキシ基、
- トリフルオロアルキル、好ましくはトリフルオロメチル基、
- 置換または非置換スルホンアミド基、好ましくはN-メチルスルホンアミド、
- ハロゲン原子、好ましくは塩素で、任意選択でモノもしくはポリ置換されたヘテロアリール、好ましくはピリダジル基またはピリダジニル基、
- 直鎖状もしくは分岐状C1〜C6アルキル基、好ましくはメチル、
- または下記の基A、B、C、DもしくはE:
- ヘテロアリール基、好ましくは
- スルファニル、好ましくはプロピルスルファニル基で、任意選択でモノもしくはポリ置換されたピリジル基、
- チオフェニル基、
- チアジル基、
- イミダジル基、
- アルキル基、好ましくはメチルで、任意選択でモノもしくはポリ置換されたピラジル基、
- キノキサリン基、
- ジヒドロベンゾフラニル基、または
- インジル基、
- シクロアルキル基、好ましくはシクロプロピル、
- 直鎖状もしくは分岐状C1〜C6アルキル基、好ましくはエチル、イソプロピル、あるいは、
- アルコキシ基、好ましくはメトキシおよび/またはハロゲン原子、好ましくは臭素で、任意選択でモノもしくはポリ置換されたC1〜C6アラルキル基、好ましくはフェニルアルキル、好ましくはフェニルメチル
を表し、
R2は、
- エステル基COOR14、
- アルキル基CH2R9、CH2OCOR10、CH2NR11R12、
- アミド基CONR7R8、または
- 基COR13
を表し、
R7およびR8は、同じであっても異なっていてもよく、
- 水素原子、
- C1〜C6アミノアルキル基、好ましくはN,N-ジメチルアミノピロピル、または
- C1〜C6モルホリノアルキル基、好ましくはN-モルホリノエチル
を表し、
R9は、
- ヘテロアリール基、好ましくはイミダジルもしくはピリル、
- 複素環基、好ましくはN-モルホリニルもしくはテトラヒドロフラニル、
- アルコキシ基、好ましくはメトキシ、または
- ヒドロキシル基
を表し、
R10は、
- ヘテロアリール基、好ましくはキノキサリン
を表し、
R11およびR12は、同じであっても異なっていてもよく、
- 水素原子、
- 直鎖状もしくは分岐状C1〜C6アルキル基、好ましくはtert-ブチル、
- アラルキル基、好ましくはフェニルアルキル、好ましくはフェニルメチル、
- C1〜C6アルコキシアルキル基、好ましくはメトキシエチル、
- C1〜C6アルキル基、好ましくはメチルで、任意選択でモノもしくはポリ置換されたシクロアルキル基、好ましくはシクロヘキシル、
- 以下のもので任意選択でモノもしくはポリ置換されたアリール、好ましくはフェニル基:
- ハロゲン原子、好ましくは臭素、
- シアノ基、
- スルホンアミド基、
- ニトロ基、
- C1〜C6アルキル基、好ましくはメチル、
- アルコキシ、好ましくはメトキシ基、または
- ヒドロキシル基、
- あるいはヘテロアリール基、好ましくはピリジル基
を表し、
R13は複素環基、好ましくはN-モルホリルを表し、
R14は、
- 直鎖状もしくは分岐状C1〜C6アルキル基、好ましくはメチル、または
- アルコキシ、好ましくはメトキシ基で、任意選択で置換されたアリール基、好ましくはフェニル
を表し、
R3、R4は、同じであっても異なっていてもよく、
- 水素原子、
- 基CH2R15、
- C1〜C6アルキル基、好ましくはメチルで、任意選択で置換されたヘテロアリール基、好ましくはピリジル、インジル、ベンズイミダジルもしくはピラジル、または
- 以下のもので任意選択でモノもしくはポリ置換されたアリール、好ましくはフェニル基:
- アルコキシ、好ましくはメトキシ基、
- トリフルオロアルコキシ、好ましくはトリフルオロメトキシ基、
- ハロゲン原子、好ましくは臭素、塩素もしくはヨウ素、
- トリフルオロアルキル、好ましくはトリフルオロメチル基、
- CONHアルキル基、好ましくはCONHメチル、
- NHCOアルキル基、好ましくはNHCOメチル、
- スルホンアミド基、
- 直鎖状もしくは分岐状C1〜C6アルキル基、好ましくはメチル、または
- メタンスルホンアミド基
を表し、
R15は、
- 以下のもので任意選択でモノもしくはポリ置換されたアリール、好ましくはフェニル基:
- ハロゲン原子、好ましくは臭素、塩素、
- アルコキシ、好ましくはメトキシ基、
- トリフルオロアルコキシ、好ましくはトリフルオロメトキシ基、
- 直鎖状もしくは分岐状C1〜C6アルキル基、好ましくはメチル、
- C1〜C6トリフルオロアルキル基、好ましくはトリフルオロメチル、
- ハロゲン原子、好ましくは塩素で、任意選択でモノもしくはポリ置換されたヘテロアリール基、好ましくはピリダジニル、
- スルホンアミド基、または
- メタンスルホンアミド基、
- 上記基A、B、C、DもしくはEから選択される基、
- あるいはヘテロアリール基、好ましくは、
- チオフェニル基、
- 好ましくは上記基A、B、C、DもしくはEから選択される基で、任意選択でモノもしくはポリ置換されたチアジル基、
- イミダジル基、
- 好ましくは直鎖状もしくは分岐状C1〜C6アルキル基、好ましくはメチルで、任意選択でモノもしくはポリ置換されたインジル基、
- 好ましくは直鎖状もしくは分岐状C1〜C6アルキル基、好ましくはエチル、または上記A、B、C、DもしくはE基から選択される基で、任意選択でモノもしくはポリ置換されたピラジル基、
- アルコキシ、好ましくはメトキシ基で、任意選択でモノもしくはポリ置換されたピリジル基、または上記基A、B、C、DもしくはEから選択される基、
- 上記基A、B、C、DもしくはEから選択される基、
- 好ましくは上記基A、B、C、DもしくはEから選択される基で、任意選択でモノもしくはポリ置換されたピリミジニル基、
- 好ましくは直鎖状もしくは分岐状C1〜C6アルキル基、好ましくはメチルで、任意選択でモノもしくはポリ置換されたベンズイミダジル基、または
- 1-Hピロロ[2,3-b]ピリジル基
を表す)
の化合物に関する。
- 基NHCOR1、または
- 基NR3R4
を表し、
R1は、
- 以下のもので任意選択でモノもしくはポリ置換されたアリール、好ましくはフェニル基:
- ハロゲン原子、好ましくは臭素、フッ素もしくは塩素、
- ニトロ基、
- シアノ基、
- メチルチアジル基、
- アルコキシ、好ましくはメトキシ基、
- トリフルオロアルコキシ、好ましくはトリフルオロメトキシ基、
- アリールオキシ、好ましくはフェニルオキシ基、
- トリフルオロアルキル、好ましくはトリフルオロメチル基、
- 置換または非置換スルホンアミド基、好ましくはN-メチルスルホンアミド、
- ハロゲン原子、好ましくは塩素で、任意選択でモノもしくはポリ置換されたヘテロアリール、好ましくはピリダジル基、
- 直鎖状もしくは分岐状アルキル基、好ましくはC1〜C6、好ましくはメチル、イソプロピル、
- または下記の基A、B、CもしくはD:
- ヘテロアリール基、好ましくは
- スルファニル、好ましくはプロピルスルファニル基で、任意選択でモノもしくはポリ置換されたピリジル基、
- チオフェニル基、
- チアジル基、
- イミダジル基、
- アルキル基、好ましくはメチルで、任意選択でモノもしくはポリ置換されたピラジル基、
- キノキサリン基、
- ジヒドロベンゾフラニル基、または
- インジル基、
- シクロアルキル基、好ましくはシクロプロピル、
- 直鎖状もしくは分岐状C1〜C6アルキル基、好ましくはエチル、イソプロピル、あるいは、
- アルコキシ基、好ましくはメトキシおよび/またはハロゲン原子、好ましくは臭素で、任意選択でモノもしくはポリ置換されたC1〜C6アラルキル基、好ましくはフェニルアルキル、好ましくはフェニルメチル
を表し、
R2は、
- エステル基COOR14、
- アルキル基CH2R9、CH2OCOR10、CH2NR11R12、
- アミド基CONR7R8、または
- 基COR13
を表し、
R7およびR8は、同じであっても異なっていてもよく、
- 水素原子、
- C1〜C6アミノアルキル基、好ましくはN,N-ジメチルアミノピロピル、または
- C1〜C6モルホリノアルキル基、好ましくはN-モルホリノエチル
を表し、
R9は、
- ヘテロアリール基、好ましくはイミダジルもしくはピリル、
- 複素環基、好ましくはN-モルホリニルもしくはテトラヒドロフラニル、
- アルコキシ基、好ましくはメトキシ、または
- ヒドロキシル基
を表し、
R10は、
- ヘテロアリール基、好ましくはキノキサリン
を表し、
R11およびR12は、同じであっても異なっていてもよく、
- 水素原子、
- 直鎖状もしくは分岐状C1〜C6アルキル基、好ましくはtert-ブチル、
- アラルキル基、好ましくはフェニルアルキル、好ましくはフェニルメチル、
- C1〜C6アルコキシアルキル基、好ましくはメトキシエチル、
- C1〜C6アルキル基、好ましくはメチルで、任意選択でモノもしくはポリ置換されたシクロアルキル基、好ましくはシクロヘキシル、
- 以下のもので任意選択でモノもしくはポリ置換されたアリール、好ましくはフェニル基:
- ハロゲン原子、好ましくは臭素、
- シアノ基、
- スルホンアミド基、
- ニトロ基、
- C1〜C6アルキル基、好ましくはメチル、
- アルコキシ、好ましくはメトキシ基、または
- ヒドロキシル基、
- あるいはヘテロアリール基、好ましくはピリジル基
を表し、
R13は複素環基、好ましくはN-モルホリルを表し、
R14は、
- 直鎖状もしくは分岐状C1〜C6アルキル基、好ましくはメチル、または
- アルコキシ、好ましくはメトキシ基で、任意選択で置換されたアリール基、好ましくはフェニル
を表し、
R3、R4は、同じであっても異なっていてもよく、
- 水素原子、
- 基CH2R15、
- C1〜C6アルキル基、好ましくはメチルで、任意選択で置換されたヘテロアリール基、好ましくはピリジル、インジル、ベンズイミダジルもしくはピラジル、または
- 以下のもので任意選択でモノもしくはポリ置換されたアリール、好ましくはフェニル基:
- アルコキシ、好ましくはメトキシ基、
- トリフルオロアルコキシ、好ましくはトリフルオロメトキシ基、
- ハロゲン原子、好ましくは臭素、
- トリフルオロアルキル、好ましくはトリフルオロメチル基、
- CONHアルキル基、好ましくはCONHメチル、
- NHCOアルキル基、好ましくはNHCOメチル、
- スルホンアミド基、または
- メタンスルホンアミド基
を表し、
R15は、
- 以下のもので任意選択でモノもしくはポリ置換されたアリール、好ましくはフェニル基:
- ハロゲン原子、好ましくは臭素、塩素、
- アルコキシ、好ましくはメトキシ基、
- トリフルオロアルコキシ、好ましくはトリフルオロメトキシ基、
- C1〜C6アルキル基、好ましくはメチル、
- C1〜C6トリフルオロアルキル基、好ましくはトリフルオロメチル、
- ハロゲン原子、好ましくは塩素で、任意選択でモノもしくはポリ置換されたヘテロアリール基、好ましくはピリダジニル、
- スルホンアミド基、または
- メタンスルホンアミド基、
- あるいはヘテロアリール基、好ましくは、
- チオフェニル基、
-チアジル基、
- イミダジル基、
-インジル基、
-ピラジル基、
- アルコキシ、好ましくはメトキシ基で、任意選択でモノもしくはポリ置換されたピリジル基、または
- 上記基A、B、CおよびDから選択される基
を表す)
の化合物に関する。
で表される。
で表される。
Raは、
- シクロアルキル基、好ましくはシクロプロピル、
- 直鎖状もしくは分岐状C1〜C6アルキル基、好ましくはエチル、イソプロピル、
- 以下のもので任意選択でモノもしくはポリ置換されたアリール基、好ましくはフェニル:
- シアノ基、
- ハロゲン原子、好ましくはフッ素、臭素、塩素、
- メチルチアジル基、
- アルコキシ、好ましくはメトキシ基、
- トリフルオロアルコキシ、好ましくはトリフルオロメトキシ基、
- アリールオキシ、好ましくはフェニルオキシ基、
- ハロゲン原子、好ましくは塩素で、任意選択でモノもしくはポリ置換されたヘテロアリール基、好ましくはピリダジニル、
- アルキル基、好ましくはC1〜C6、好ましくはメチル、
- トリフルオロアルキル、好ましくはトリフルオロメチル基、
- 置換または非置換スルホンアミド基、好ましくはN-メチルスルホンアミド、または
- 上記で定義した基A、B、CおよびDから選択される基、
- ヘテロアリール基、好ましくは、
- スルファニル、好ましくはプロピルスルファニル基で、任意選択で置換されたピリジル基、
- チオフェニル基、
- チアジル基、
- イミダジル基、
- アルキル基、好ましくはメチルで、任意選択でモノもしくはポリ置換されたピラジル基、
- ジヒドロベンゾフラニル基もしくは
- インジル基、
- あるいは、アルコキシ基、好ましくはメトキシ;ハロゲン原子、好ましくは臭素で、任意選択で置換されたCH2-フェニル基
を表す)
の化合物で表される。
Rbは、
- エステル基、好ましくはメチルエステル、
- 基CH2E、
- 基CH2OCOG、または
- アミド基CONHI
を表し、
Eは、
- ヒドロキシル基、
- アルコキシ、好ましくはメトキシ基、
- 以下のもので置換された第二アミン基:
- 直鎖状もしくは分岐状C1〜C6アルキル基、好ましくはtert-ブチル、
- 非置換もしくはC1〜C6アルキル基、メチルで置換されたシクロアルキル基、好ましくはシクロヘキシル、
- 以下のもので任意選択でモノもしくはポリ置換されたアリール、好ましくはフェニル基:
- ハロゲン原子、好ましくはフッ素もしくは臭素、
- シアノ基、
- ニトロ基、
- C1〜C6アルキル基、好ましくはメチル、
- ヒドロキシル基、
- アルコキシ、好ましくはメトキシ基、
- 第三アミン基ジメチルアミン、または
- スルホンアミド基、
- ヘテロアリール基、好ましくはピリジル、および/または
- アラルキル基、好ましくはフェニルアルキル、好ましくはフェニルメチル、
- アルコキシアルキル基、好ましくはメトキシプロピルでジ置換された第三アミン基、
- 複素環基、好ましくはモルホリル、テトラヒドロフラニル、あるいは、
- ヘテロアリール基、好ましくはピリル、イミダジル
を表し、
Gはヘテロアリール基、好ましくはキノキサリンを表し、
Iはアミノアルキル基、好ましくはN-ジメチルアミノピロピルを表す)
で表される。
RdおよびRcは、同じであっても異なっていてもよく、
- 水素原子、
- ニトロ基、
- シアノ基、
- ハロゲン原子、好ましくはフッ素、臭素、塩素、
- メチルチアジル基、
- 直鎖状もしくは分岐状C1〜C6アルキル基、好ましくはメチルまたはイソプロピル、
- トリフルオロアルキル、好ましくはトリフルオロメチル基、
- 置換もしくは非置換スルホンアミド基、好ましくはN-メチルスルホンアミド、
- ハロゲン原子、好ましくは塩素で、任意選択でモノもしくはポリ置換されたヘテロアリール基、好ましくはピリダジニル、
- アルコキシ、好ましくはメトキシ基、
- トリフルオロアルコキシ、好ましくはトリフルオロメトキシ基、
- 上記で定義した基A、B、CおよびDから選択される基、または
- アリールオキシ基、好ましくはフェニルオキシ、
を表すか、
あるいは、RdおよびRcはフェニルとジヒドロベンゾフランまたはインドール環を形成している)
で表される。
Reは、
- アルコキシ、好ましくはメトキシ基、または
- ハロゲン原子、好ましくは臭素
を表す)
で表される。
Rfは、
- 水素原子、または
- スルフェニル基、好ましくはプロピルスルフェニル
を表す)
で表される。
Rgは、
- ハロゲン原子、好ましくは臭素、
- ニトロ基、
- シアノ基、
- スルホンアミド基、
- 水素原子、
- C1〜C6アルキル基、好ましくはメチル、
- ヒドロキシル基、または
- アルコキシ基、好ましくはメトキシを表す)
で表される。
RiおよびRjは、同じであっても異なっていてもよく、
- ハロゲン原子、好ましくは臭素、フッ素もしくは塩素、
- ニトロ基、
- メチルチアジル基、
- 水素原子、
- アリールオキシ、好ましくはフェニルオキシ基、
- アルコキシ、好ましくはメトキシ基、
- トリフルオロアルコキシ、好ましくはトリフルオロメトキシ基、
- C1〜C6アルキル基、好ましくはメチル、
- トリフルオロアルキル基、好ましくはトリフルオロメチル、
- 置換または非置換スルホンアミド基、好ましくはN-メチルスルホンアミド、
- ハロゲン原子、好ましくは塩素で、任意選択でモノもしくはポリ置換されたヘテロアリール基、好ましくはピリダジニル、
- 上記で定義した基A、B、CおよびDから選択される基、または
- シアノ基、
を表すか、あるいは、
RiおよびRjはフェニルとジヒドロベンゾフラン、インドールまたはキノキサリン環を形成しており、
Rhは、
- N-モルホリル基、
- 第一アミン基、
- 第二アミン基NHJ、または
- OK
を表し、
Jは、
- アミノアルキル基、好ましくはN,N-ジメチルアミノピロピル、または
- N-モルホリノアルキル基、好ましくはN-モルホリノエチル
を表し、
Kは、
- アルコキシ、好ましくはメトキシで、任意選択で置換されたアリール基、好ましくはフェニル、または
- C1〜C6アルキル基、好ましくはメチルを表す)
で表される。
Rmは、
- ヒドロキシル基、
- ヘテロアリール基、好ましくはピリルまたはイミダジル、
- 複素環基、好ましくはトリヒドロフラニルまたはN-モルホリル、
- アルコキシ基、好ましくはメトキシ、
- 以下のもので置換された第二アミン基:
- 直鎖状もしくは分岐状C1〜C6アルキル基、好ましくはtert-ブチル、
- アルキル基、好ましくはメチルで、任意選択で置換されたシクロアルキル基、好ましくはシクロヘキシル、
- 以下のもので任意選択で置換されたアリール基、好ましくはフェニル:
- ハロゲン原子、好ましくは臭素、
- シアノ基、
- スルホンアミド基、
- ニトロ基、
- C1〜C6アルキル基、好ましくはメチル、
- ヒドロキシル基もしくは
- アルコキシ、好ましくはメトキシ基、
- ヘテロアリール基、好ましくはピリジル、または
- フェニルアルキル基、好ましくはフェニルメチル、
- 第三アミン基N,N-ジメトキシプロピルアミン、あるいは
- 基OCOL
を表し、
Lはヘテロアリール基、好ましくはキノキサリンを表す)
で表される。
RlおよびRkは、同じであっても異なっていてもよく、
- アルコキシアルキル基、好ましくはメトキシプロピル、
- 水素原子、
- C1〜C6アルキル基、好ましくはメチルで、任意選択で置換されたシクロアルキル基、好ましくはシクロヘキシル、
- 以下のもので任意選択で置換されたアリール基、好ましくはフェニル:
- ハロゲン原子、好ましくは臭素、
- シアノ基、
- ニトロ基、
- スルホンアミド基、
- C1〜C6アルキル基、好ましくはメチル、
- ヒドロキシル基、または
- アルコキシ、好ましくはメトキシ基、
- ヘテロアリール基、好ましくはピリジル、
- アラルキル基、好ましくはフェニルメチル、または
- 直鎖状もしくは分岐状C1〜C6アルキル基、好ましくはtert-ブチル
を表すか、あるいは
RlおよびRkはNとモルホリル基を形成している)
で表される。
Rnは、
- アルコキシ、好ましくはメトキシ基、または
- 第二アミン基、好ましくはN,N-ジメチルプロピルアミン
を表す)
で表される。
- 好ましくは以下のもので任意選択でモノもしくはポリ置換されたアリール基、好ましくはフェニル:
- ハロゲン原子、好ましくは臭素もしくは塩素、
- アルコキシル基、好ましくはメトキシ、
- 直鎖状もしくは分岐状アルキル基、好ましくはC1〜C6アルキル基、好ましくはメチル基、
- C1〜C6トリフルオロアルキル基、好ましくはトリフルオロメチル、
- トリフルオロアルコキシ基、好ましくはトリフルオロメトキシ、
- スルホンアミド基、
- メチルスルホンアミド基、
- 上記定義の基A、B、C、DもしくはEから選択される基、
- ヘテロアリール基、好ましくは、
- 上記A、B、C、DもしくはE基から選択される基で置換されているかもしくは置換されていない、好ましくは置換されているチアジル基、
- チオフェニル基、
- イミダジル基、
- 好ましくは直鎖状もしくは分岐状C1〜C6アルキル基、好ましくはメチルで、任意選択でモノもしくはポリ置換されたインジル基、
- 好ましくは上記A、B、C、DもしくはE基から選択される基または直鎖状もしくは分岐状C1〜C6アルキル、好ましくはエチルで、任意選択でモノもしくはポリ置換されたピラジル基、
- 好ましくはC1〜C6アルキル基、好ましくはメチルで、任意選択でモノもしくはポリ置換されたベンズイミダジル基、
- 好ましくは上記定義のA、B、C、DまたはE基から選択される基で、任意選択でモノもしくはポリ置換されたピリジル基、
- 好ましくは上記A、B、C、DもしくはE基から選択される基で、任意選択でモノもしくはポリ置換されたピリミジニル基、
- 1-Hピロロ[2,3-b]ピリジル基
を表す)
で表される。
- ヘテロアリール基、好ましくはピリジル基、
- 好ましくは以下のもので任意選択でモノもしくはポリ置換されたアリール基:
- アルコキシル基、好ましくはメトキシ、
- ハロゲン原子、好ましくは臭素またはヨウ素、
- -CONHアルキル基、好ましくは-CONHメチル、
- C1〜C6アルキル基、好ましくはメチル
を表す)
で表される。
- 好ましくは以下のもので任意選択でモノもしくはポリ置換されたアリール基、好ましくはフェニル:
- 直鎖状もしくは分岐状アルキル基、好ましくはC1〜C6アルキル基、好ましくはメチル基、
- 上記定義の基A、B、C、DもしくはEから選択される基
を表す)
で表される。
- 「アルキル基」:1〜6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分岐状飽和脂肪族基。例として、メチル、エチル、プロピル、ブチル、tert-ブチル、イソプロピル等を挙げることができる。
- 「シクロアルキル基」:3〜10個の炭素原子を有する環状アルキル基。例として、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、メチルシクロヘキシル等を挙げることができる。
- 「アリール基」:5〜10個の炭素原子を含む環状(単環式または多環式)芳香族基。例として、フェニル、ナフチル等を挙げることができる。
- 「ヘテロアリール基」:5〜10個の炭素原子および窒素、酸素またはイオウなどの1〜3個のヘテロ原子を含む環状(単環式または多環式)芳香族基。例として、ピリジン、チオフェン、チアゾール、イミダゾール、ピラゾール、ピロール、キノリン、インドール、ピリダジン、キノキサリン、ジヒドロベンゾフラン等を挙げることができる。
- 「複素環基」:5〜10個の炭素原子および窒素、酸素およびイオウなどの1〜3個のヘテロ原子を含む飽和環状基。例として、モルホリン、テトラヒドロフラン等を挙げることができる。
- 「ハロゲン原子」:フッ素、塩素、臭素またはヨウ素。
- 「アルコキシ基」:酸素と結合したアルキル基。例として、メトキシ、エトキシ等を挙げることができる。
- 「アリールオキシ基」:酸素と結合したアリール基。例として、フェニルオキシ等を挙げることができる。
- 「スルホンアミド基」:
- 「アルコキシアルキル基」:アルコキシ基で置換されたアルキル基
- ハロゲン原子、
- ニトロ基-(NO2)、
- シアノ基(CN)、
- メチルチアジル基、
- アリールオキシ基、
- アルキル基、
- スルホンアミド基、
- N-メチルスルホンアミド基、
- メタンスルホンアミド基、
- ヘテロアリール基、
- ヒドロキシル基、
- 第三アミン基、
- 基-CONHアルキル、
- 基-NHCOアルキル、または
- 上記定義の基A、B、CおよびDから選択される基
- 「ピリジル」:ピリジンから誘導される基
-特定の白血病などの慢性または急性の骨髄増殖症候群のケース、
-肝臓癌、膵臓癌、胃癌、食道癌および結腸直腸胃腸癌のケース、
-乳癌および卵巣癌のケース、
-肺癌のケース
の治療に用いることができる。
-特定の白血病などの慢性または急性の骨髄増殖症候群のケース、
-肝臓癌、膵臓癌、胃癌、食道癌および結腸直腸胃腸癌のケース、
-乳癌および卵巣癌のケース、
-肺癌のケース
の治療における医薬品として用いることができる。
-特定の白血病などの慢性または急性の骨髄増殖症候群のケース、
-肝臓癌、膵臓癌、胃癌、食道癌および結腸直腸胃腸癌のケース、
-乳癌および卵巣癌のケース、
-肺癌のケース
の治療に用いることができる。
a)水素雰囲気下、活性炭担持パラジウムの存在下におけるメチル5-ニトロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレートの接触水素化(Seela、F.、Gumbiowski、R.Heterocycles、1989年、29(4)、795〜805頁)
b) 種々の塩化アシルとの、生成したアミンの反応であって、シリカゲルで精製した後、15〜74%の範囲の収率で、対応するアミドを得る反応(Mouaddib, A.、Joseph、B.ら、Synthesis、2000年、(4)、549〜556頁)、ならびに
c)化合物の作製および特性評価
を含む。
ここで、
a)水素雰囲気下、活性炭担持パラジウムの存在下におけるメチル5-ニトロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレートの接触水素化(Seela, F.、Gumbiowski, R.Heterocycies、1989年、29(4)、795〜805頁)であって、ステップb、cまたはdが続く接触水素化、
b)種々の塩化アシルまたはカルボン酸との、生成したアミンの反応であって、シリカゲルで精製した後、15〜74%の範囲の収率で、対応するアミドを得る反応(Mouaddib, A.、Joseph, B.ら、Synthesis、2000年、(4)、549〜556頁)、
c)メチル5-アミノ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレートによる種々の芳香族ハライドの芳香族置換であって、対応するアミノ芳香族を得る芳香族置換(Zhu, Xiao-Qingら、Journal of Physical Chemistry B、 2008年、112(37)、11694〜11707頁)、
d)水素化ホウ素の存在下における、種々の芳香族アルデヒドでの、メチル5-アミノ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレートの還元的アミノ化であって、対応するベンジル型アミンを得る還元的アミノ化(Wang, Dong Meiら、Journal of Combinatorial Chemistry、2009年、11(4)、556〜575頁)、ならびに
e)化合物の作製および特性評価
を含む。
a)水素化アルミニウムリチウムによる室温でのメチル5-(2-ブロモベンズアミド)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレートのエステル官能基の選択的還元(Karrer, P.、Boettcher、Augusta、Helvetica Chimica Acta、1953年、36、570〜2頁)、
b) PBr3による、THF中室温で18時間の、アルコールから臭化アルカンへの転換(81%の粗収率)(Ku, Jin-Mo;J.ら、Journal of Org Chemistry、2007年、72(21)、8115〜8118頁)。この反応に、以下の段階c)またはd)が続く、
c)メタノール中への溶解であって、室温における、ハロゲン化官能基上との溶媒の反応によって得られるメトキシアザインドールを得る溶解、
d)無水ジメチルホルムアミド中室温、18時間の、第一または第二アミンとの臭化アルカンの反応であって、対応する7-アザインドールを、シリカゲルで精製した後、9〜96%の範囲の収率で得る反応(Nagarathnam, D.、Journal of Heterocyclic Chemistry、1992年、29(6)、1371〜3頁)、ならびに
e)化合物の作製および特性評価
を含む。
a)水酸化リチウムによるメチル5-ニトロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレートのエステルの鹸化(Kanth, Sribhashyam R.ら、Heterocycles 2005年、65(6)、1415〜1423頁)、
b)N-(3-ジメチルアミノピロピル)-N'-エチルカルボジイミド(EDCI)塩酸塩とモルホリンによるペプチド結合、
c) 触媒パラジウムによる、得られたアミドの水素化、
d)ジメチルホルムアミド中のトリエチルアミンの存在下における、種々の塩化アシルとの、得られた化合物の反応であって、所望の7-アザインドールを得る反応、ならびに
e)化合物の作製および特性評価
を含む。
a)室温、24時間の、アンモニア水とのメチル5-ニトロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレートの反応であって、アザインドールの第一アミドを得る反応、
b)得られた化合物のPd/Cでの水素化、
c)3-フルオロベンゾイルとの反応であって、所望の化合物を得る反応、ならびに
d)化合物の作製および特性評価
を含む。
a) 種々の塩化アシルとのメチル5-アミノ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレートの反応、
b)水-メタノール混合液中、還流下における、水酸化カリウムの作用による、得られた化合物の鹸化、
c) 種々のアルコールまたはアミンとの、得られた化合物の反応、ならびに
d)化合物の作製および特性評価
を含む。
ここで、
a)芳香環上にエステル官能基を担持する種々の芳香族アミンと4-(クロロメチル)ベンゾイルクロリドとの反応であって、所望のアミンを得る反応(Ding, Qiangら、WO2005034869)、
b)N-メチルピペラジンによる塩化アルキルの置換(Liu, Yi-Fengら、Organic Process Research & Development、2008年、12(3)、490〜495頁)、このステップに、ステップcまたはdが続く、
c)メチルエステルの鹸化、およびそれに続くペプチド結合の段階であって、所望の阻害剤を得る段階、
d)水素化ホウ素リチウムによる、メチルエステルの第一アルコールへの還元(Rosen, Brad M.ら、Journal of the American Chemical Society、2009年、131(47)、17500〜17521頁)、およびそれに続く、デスマーチン試薬によるアルコールのアルデヒドへの酸化(Bonneau, Anne-Laureら、WO2008146174)、およびそれに続く還元的アミノ化の段階であって、所望の阻害剤を得る段階
を含む。
a)酸性媒体中における、メタノール中の3-(トリフルオロメチル)-4-メチル安息香酸のエステル化であって、メチルエステルを得るエステル化、
b)メチル基のラジカル臭素化(Sun, Yeweiら、Bioorganic & Medicinal Chemistry、2008年、16(19)、8868〜8874頁)、
c)ジメチルピロリジンによるブロモ置換、
d)メチルエステルの鹸化、
e)メチル5-アミノ-2メチルベンゾエートとのペプチド結合、この段階に、ステップf、gまたはhが続く、
f)メチルエステルの新規な鹸化、およびメチル5-アミノ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジンカルボキシレートとのペプチド結合の段階であって、所望の阻害剤を得る段階、
g)メチルエステルのアルデヒドへの還元、およびそれに続くメチル5-アミノ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレートでの還元的アミノ化の段階であって、所望の阻害剤を得る段階、
h)メチルエステルのアルデヒドへの還元、およびそれに続く5-アミノ-2-メトキシメチル-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジンでの還元的アミノ化
を含む。
a)メチル5-アミノ-2メチルベンゾエートと3-(トリフルオロメチル)-5-(4-メチル-1H-イミダゾール-1-イル)安息香酸とのペプチド結合(Ding, Qiangら、WO2005039486);
b)水素化ホウ素リチウムでの、メチルエステルから第一アルコールへの還元、
c)デスマーチン試薬によるアルコールのアルデヒドへの酸化、この段階に、ステップdまたはeが続く、
d)メチル5-アミノ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレートでの還元的アミノ化、
e)5-アミノ-2-メトキシメチル-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジンでの還元的アミノ化
を含む。
- 1Hおよび13C核磁気共鳴:
装置:Bruker Avance 300(300 MHz);Bruker DPX 200(200MHz)
使用条件:室温、パーツパーミリオン(ppm)で表す化学シフト、内部標準トリメチルシラン(TMS)、小文字(一重項s、二重項d、三重項t、四重項q、多重項m)で示すシグナルの多重度、ジメチルスルホキシドd6、メタノールd4、クロロホルムd1、重水素化溶媒として。
- 高速液体クロマトグラフィー(HPLC):
装置:Waters Alliance 2790クロマトグラフ装置、UV996検出器
使用条件:Thermo Hypersil C18カラム(50×2.1mm)、水/アセトニトリル/トリフルオロ酢酸溶離液勾配(99.9%/0%/0.1%〜19.9%/80%/0.1%)
- 質量分析(MS):
装置:Micromass Q-Tof
使用条件:正モードでの電気スプレイ(ESI)。
- 計量:
装置:Denver Instrument TP214(精度0.1mg)
使用条件:計量は直近のミリグラムで行った。
- 平行合成:
装置:Heidolph合成1(16個の反応器)
使用条件:16の反応を平行に、室温で、多重蒸発。
- 加圧下における反応:
装置:Parr 300mLオートクレーブ。
使用条件:20バールの水素下で水素化。
(実施例A)
Azasynth社からの市販試薬から出発した2段階での阻害剤の合成
スキーム10は、プロテインキナーゼ阻害剤の合成の一般的方法を示す。
1H NMR (300MHz, DMSO d6): 11.98 (br s, 1H)、7.95 (d, 1H)、7.14 (d, 1H)、6.90 (s, 1H)、3.84 (s, 3H)。
反応器に、50mgのメチル5-アミノ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレート(0.26mmol)、試薬(塩化アシル)および5mLのジクロロメタンをチャージする。56μL(0.39mmol)のトリエチルアミンを反応混合物に加え、これを室温で18時間攪拌する。次いで、60mLの炭酸水素ナトリウムの飽和溶液を反応混合物に加える。生成した沈殿物をろ過し、少量の水で濯ぐ。ろ液を3×50mlのジクロロメタンで抽出する。有機相を一緒にし、硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で蒸発させる。沈殿物が得られ、これをろ過した沈殿物と一緒にし、次いでシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル/石油エーテル溶離液)で精製する。Table 1(表1)は、上記合成スキームにしたがって合成した種々の阻害剤を示す。
Azasynth社の市販試薬から出発した2段階での阻害剤の合成
スキーム11はプロテインキナーゼの阻害剤の合成の一般的方法を示す。
選択肢1:ステップ2:メチル5-アミノ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレートから出発したカルボン酸での阻害剤の調製(ペプチド結合)
反応器中の1mlのジメチルホルムアミドに、25mg(0.13mmol)のメチル5-アミノ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレート、1当量のカルボン酸、1.5当量のヒドロキシベンゾトリアゾール、1.5当量のN-(3-ジメチルアミノプロピル)-N'-エチルカルボジイミド炭酸水素塩、2当量のN,N-ジイソプロピルエチルアミンをチャージする。溶液を室温で12時間混合する。次いで溶媒を減圧下で蒸発させ、粗生成物を分取HPLCで直接精製する。以下のTable 2(表2)は、この手順にしたがって合成した阻害剤をまとめた(regroup)ものである。
反応器に、25mg(0.13mmol)のメチル5-アミノ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2カルボキシレート、1当量のアルデヒドおよび1mlのメタノールをチャージする。1当量の酢酸を加え、次いで反応混合物を室温で2時間混合する。MS分析によりシッフ塩基が確認されたら、1.5当量のシアノ水素化ホウ素ナトリウムを加え、混合物を室温で12時間混合する。次いで反応媒体を分取HPLCで精製する。
以下のTable 3(表3)は、この手順にしたがって合成した阻害剤をまとめたものである。
反応器に、25mg(0.13mmol)のメチル5-アミノ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレート、0.2当量のヨウ化銅および2mlのジオキサン中の6当量の炭酸カリウムをチャージする。次いで1.5当量のハロゲン化試薬、0.2当量のtrans-N,N-ジメチルシクロヘキサン-1,2-ジアミンを加え、混合物を130〜140℃で2日間攪拌する。次いで反応媒体をセライトでろ過し、蒸発させ、分取HPLCで精製して予想生成物を得る。以下のTable 4(表4)は、この手順にしたがって合成した阻害剤をまとめたものである。
実施例6からの阻害剤から出発した3段階での阻害剤の合成
スキーム12は実施例Bの反応スキームを示す。
第1段階は、室温で水素化アルミニウムリチウムによりエステル官能基を選択的還元して対応するアルコールを89%の収率で得る段階である(Karrer, P.、Boettcher、Augusta、Helvetica Chimica Acta、1953年、36、570〜2頁)。次いで生成したアルコールを、PBr3を用いて、THF中、室温で18時間かけて臭化アルカンに転換させる(81%の粗収率)(Ku, Jin-Mo., J.ら、Journal of Organic Chemistry、2007年、72(21)、8115〜8118頁)。中間体の臭化アルカンは非常に反応性が高く、分解させずに精製することはできない。メタノールに溶解すると、ハロゲン化官能基における室温での溶媒との反応によって得られるメトキシアザインドールがもたらされる(17%の収率)。それ故、所望のアミンを得るために、臭化アルカンを、第3段階および最後の段階の際に、精製することなく直接反応させる。後者の段階は、Heidolphの合成1を用いた平行合成により実施する。2当量の第一または第二アミンを無水ジメチルホルムアミド中の臭化アルカンに室温で18時間かけて加え、シリカゲルで精製した後、対応する7-アザインドールを9〜96%の範囲の収率で得る(Nagarathnam D.、Journal of Heterocyclic Chemistry、1992年、29(6)、1371〜3頁)。
2-ブロモ-N-(2-(ヒドロキシメチル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル)ベンズアミド(ND0019)の調製
1H NMR (300MHz, DMSO d6): 11.50 (br s, 1H)、10.46 (br s, 1H)、8.34 (d, 1H)、8.28 (d, 1H)、7.80〜7.37 (m, 5H)、6.32 (s, 1H)1 5.30 (m, 1H)、4.60 (m, 2H)。
HPLC: 95%。MS (ESMHz): 345.8; 347.8 (M+1)。
反応器に、アルゴン雰囲気下で、上記段階で生成した50mg(0.12mmol)の2-ブロモ-N-(2-(ブロモメチル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル)ベンズアミド、0.5mLのジメチルホルムアミド(水素化カルシウムを用いて蒸留)および上記試薬をチャージする。溶液を室温で18時間攪拌し、次いで30mLの酢酸エチルに希釈し、4×10mLの水で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、減圧下で蒸発させる。次いで粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル/メタノール溶離液)で精製する。Table 5(表5)は、第2段階の結果として合成された種々の阻害剤を示す。
2-ブロモ-N-(2-(メトキシメチル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル)ベンズアミド(ND0021)の調製
1H NMR (300MHz, DMSO d6): 11.75 (br s, 1H)、10.54 (br s, 1H)、8.43 (d, 1H)、8.38 (d, 1H)、7.80〜7.45 (m, 4H)、6.47 (s, 1H)、4.58 (s, 2H)、3.36 (s, 3H)。
HPLC: 96%。MS (ESMHz): 360.1; 362.1 (M+1)。
(5-(2-ブロモベンズアミド)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-イル)メチルキノキサリン-6-カルボキシレート(ND0022)の調製
1H NMR (300MHz, DMSO d6): 12.00 (br s, 1H)、10.53 (br s, 1H)、9.10 (s, 2H)、8.77 (s, 1H)、8.45〜8.24 (m, 4H)、7.76〜7.41 (m, 4H)、6.66 (s, 1H)、5.59 (s, 2H)。
HPLC: 97%。MS (ESMHz): 502.1: 504.1 (M+1)。
5-ニトロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレート(スキーム13)から出発した5段階での阻害剤の合成
第1段階では、エステルを水酸化リチウムで鹸化して対応するカルボン酸を52%の粗収率で得る(Kanth, Sribhashyam R.ら、Heterocycles、2005年、65(6)、1415〜1423頁)。次いでこのカルボン酸を、N-(3-ジメチルアミノピロピル)-N'-エチルカルボジイミド(EDCI)塩酸塩およびモルホリンを用いてペプチド結合によりアミドに転換させる。次いで得られたアミドを触媒パラジウムで水素化し、定量的に対応するアミノアザインドールを得る。次いで後者を、ジメチルホルムアミド中のトリエチルアミンの存在下で種々の塩化アシルと反応させて所望の7-アザインドールを得る。
5-(2-フルオロ-5-ニトロベンズアミド)-2-モルホリノカルボニル-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン(ND0010)の合成
段階1:5-ニトロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボン酸の調製
1H NMR (300MHz, DMSO d6): 13.60 (br s, 1H)、13.20 (br s, 1H)、9.25 (d, 1H)、9.26 (d, 1H)、7.38 (s, 1H)。
1H NMR (300MHz, DMSO d6): 13.04 (br s, 1H)、9.20 (d, 1H)、8.97 (d, 1H)、7.05 (s, 1H)、3.70 (m, 8H)。
1H NMR (300MHz, DMSO d6): 11.60 (br s, 1H)、7.86 (d, 1H)、7.13 (d, 1H)、6.52 (s, 1H)、4.84 (br s, 2H)、3.68 (m, 8H)。
1H NMR (300MHz, DMSO d6): 12.12 (br s, 1H)、10.30 (br s, 1H)、8.51〜8.43 (m, 2H)、8.41 (d, 1H)、8.36 (d, 1H)、7.85 (m, 1H)、6.81 (s, 1H)、3.673 (m, 8H)。
HPLC: 74%。MS (ESMHz): 414.3 (M+1)。
阻害剤実施例38(ND0005)の合成
5-(3-フルオロベンズアミド)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド(スキーム12)を、メチル5-ニトロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレート(Azasynth)から出発して3段階(一般スキーム14)で得た。アザインドールのメチルエステルを、エステル官能基でのアンモニア水の反応により第一アミドに直接転換させる(Ramasamy, K.ら、Tetrahedron、1986年、42(21)、5869〜78頁)。反応を室温で24時間実施し、精製した後、予想生成物を10%の収率で得る。このようにして得られたニトロアザインドールを水素化して対応するアミノアザインドールを定量的に得る。後者から、トリエチルアミンの存在下、ジメチルホルムアミド中での3-フルオロベンゾイルクロリド上のアミン官能基の反応により、実施例38(ND0005)の化合物が得られる。
1H NMR (300MHz, DMSO d6): 12.04 (br s, 1H)、10.44 (br s, 1H)、8.57 (d, 1H)、8.45 (d, 1H)、7.98 (br s, 2H)、7.89〜7.43 (m, 4H)、7.12 (s, 1H)。
HPLC: 56%。MS (ESMHz): 299.2 (M+1)。
メチル5-アミノ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレートから出発した阻害剤の合成
スキーム15は一般的合成スキームを示す。アミノアザインドールを、様々な塩化アシルをアミン官能基上で反応させてアミドに転換させる。このようにして得られたアミドを、水-メタノール混合液中での還流下で水酸化カリウムを加えて鹸化し、酸性官能基を種々のアルコールおよびアミンと反応させて、実施例39〜43に記載の化合物を得る。
5-(2-ブロモベンズアミド)-N-(3-(ジメチルアミノ)プロピル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド(ND0009)の調製
1H NMR (300MHz, CD3OD): 8.40 (s, 2H)、7.62〜7.27 (m, 4H)、6.97 (s, 1H)、3.34 (t, 2H)、2.33 (t, 2H)、2.17 (s, 6H)、1.74 (m, 2H)。
HPLC: 95%。MS (ESMHz): 442.2: 446.2 (M+1)。
5-(3-(2-メチルチアゾール-4-イル)ベンズアミド)-N-(3-(ジメチルアミノ)プロピル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド(ND0011)の調製
1H NMR (300MHz, CD3OD): 8.50〜8.39 (m, 2H)、7.97 (m, 4H)、7.74 (s, 1H)、7.01 (s, 1H)、3.40 (t, 2H)、2.69 (s, 3H)、2.60 (t, 2H)、2.06 (s, 6H)、1.85 (m, 2H)。
HPLC: 80%。MS (ESMHz): 463.3 (M+1)。
N-(2-(3-(ジメチルアミノ)プロピルカルバモイル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル)キノキサリン-6-カルボキサミド(ND0012)の調製
段階1:メチル5-(キノキサリン-6-カルボキサミド)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレートの調製
1H NMR (300MHz, CD3OD): 8.89 (m, 2H)、8.65 (s, 1H)、8.52 (m, 1H)、8.45 (m, 1H)、8.30 (d, 1H)、8.14 (d, 1H)、6.99 (s, 1H)、3.36 (t, 2H)、2.40 (t, 2H)、2.22 (s, 6H)、1.74 (m, 2H)。
HPLC: 83%。MS (ESMHz): 418.3 (M+1)。
5-(ベンズアミド)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-4-メトキシフェニルカルボキシレート(ND0004)の調製
段階1:メチル5-(ベンズアミド)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレートの調製
1H NMR (300MHz, DMSO d6): 12.40 (br s, 1H)、10.52 (br s, 1H)、8.77 (d, 1H)、8.67 (d, 1H)、8.08 (d, 2H)、7.68〜7.60 (m, 3H)、7.49 (s, 1H)、7.32 (d, 2H)、7.08 (d, 2H)。
5-(3-フルオロベンズアミド)-N-(2-モルホリノエチル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミド(ND0006)の調製
1H NMR (300MHz, DMSO d6): 12.09 (br s, 1H)、10.43 (br s, 1H)、8.55 (d, 1H)、8.46 (d, 1H)、8.44 (br s, 1H)、7.87〜7.78 (m, 2H)、7.65〜7.58 (m, 1H)、7.50〜7.43 (m, 1H)、7.09 (s, 1H)、3.58 (t, 4H)、3.42 (m, 2H)、3.31 (m, 2H)、2.42 (t, 4H)。
HPLC: 85%。MS (ESMHz): 412.2 (M+1)。
置換芳香族アミンから出発した阻害剤の合成
実施例Fの阻害剤はスキーム16に示すようにして得られる。
阻害剤メチル5-(5-(4-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)-ベンズアミド)-2-メチルベンズアミド-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレート(ND0117)の調製
ステップ1:メチル5-(4-(クロロメチル)ベンズアミド)-2-メチルベンゾエートの調製
1H NMR (400MHz, CD3OD): 8.63 (d, 1H)、8.57 (d, 1H)、7.98 (d, 2H)、7.96 (m, 1H)、7.70 (m, 1H)、7.56 (d, 2H)、7.36 (m, 1H)、7.23 (s, 1H)、3.98 (s, 3H)、3.80 (s, 2H)、3.60〜3.00 (m, 8H)、2.95 (s, 3H)、2.55 (s, 3H); HPLC: 95%。MS: 541.4 (M+1)。
実施例83)
反応器に、5ml無水テトラヒドロフラン中の100mg(0.26mmol)のメチル5-(4-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)ベンズアミド)-2-メチルベンゾエート(実施例82、ステップ2)をチャージし、38mg(1.75mmol)の水素化ホウ素リチウムを加える。混合物を室温で16時間攪拌する。次いで混合物を減圧下で濃縮し、60mlの酢酸エチルに取り、20mlの飽和NaHCO3溶液、20mlの水および20mlの飽和NaCl溶液で洗浄する。有機相を脱水し、蒸発させ、残留物を取り出し、エチルエステルで摩砕して固体を得る(80mg、86%)。
1H NMR (400MHz, DMSO d6): 12.02 (br s, 1H)、10.10 (br s, 1H)、8.10 (d, 1H)、7.86 (d, 2H)、7.69 (d, 1H)、7.64 (d, 1H)、7.39 (d, 2H)、7.18 (d, 1H)、6.95 (s, 1H)、6.90 (s, 1H)、6.05 (br s, 1H)、4.21 (s, 2H)、3.82 (s, 3H)、3.45 (s, 2H)、2.38 (m, 8H)、2.08 (s, 3H);
HPLC: 95%。MS: 527.4 (M+1)。
メチル5-(5-(4-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)ベンズアミド)チアゾール-2-イル)メチルアミノ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレート(ND0127)の調製
メチル5-(6-(4-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)ベンズアミド)ピリジン-2-カルボニルアミノ)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレート(ND0128)の調製
メチル5-(2-(4-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)ベンズアミド)ピリミジン-4-アミノメチル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレート(ND0129)の調製
メチル5-(4-(4-((4-メチルピペラジン-1-イル)メチル)ベンズアミド)ピリミジン-2-カルボニルアミノ)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレート(ND0130)の調製
3-(トリフルオロメチル)-4-メチル安息香酸から出発した阻害剤の合成。
実施例Gの合成は一般スキーム17で表される。
メチル5-(5-(4-((3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-イル)メチル)-3-(トリフルオロ-メチル)ベンズアミド)-2-メチルベンズアミド)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレート(ND0119)の調製
ステップ1:メチル3-(トリフルオロメチル)-4-メチルベンゾエートの調製
1H NMR (400MHz, CD3OD): 8.59 (d, 1H)、8.53 (s, 1H)、8.26 (s, 1H)、8.18 (d, 1H)、7.95 (m, 2H)、7.70 (d, 1H)、7.34 (d, 1H)、7.21 (s, 1H)、3.95 (s, 3H)、3.87 (m, 2H)、3.49 (m, 1H)、2.95 (m, 1H)、2.79 (m, 2H)、2.53 (m, 1H)、2.48 (s, 3H)、2.25 (s, 6H)、2.06 (m, 1H)、1.78 (m, 1H); HPLC: 95%。MS: 623.4 (M+1)。
メチル5-(5-(4-((3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-イル)メチル)-3-(トリフルオロ-メチル)ベンズアミド)-2-メチルベンジルアミノ)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレート(ND0120)の調製
2-(メトキシメチル)-5-(5-(4-((3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-イル)メチル)-3-(トリフルオロ-メチル)ベンズアミド-2-メチルベンジルアミノ)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン(ND0131)の調製
メチル5-アミノ-2-メチルベンゾエートから出発した阻害剤の合成
実施例Hによる合成をスキーム18に示す。
メチル5-(5-(3-(トリフルオロメチル)-5-(4-メチル-1H-イミダゾール-1-イル)ベンズアミド)-2-メチルベンジルアミノ)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレート(ND0126)の調製
ステップ1:メチル5-(3-(トリフルオロメチル)-5-(4-メチル-1H-イミダゾール-1-イル)ベンズアミド)-2-メチルベンゾエートの調製
2-メトキシメチル-5-(5-(3-(トリフルオロメチル)-5-(4-メチル-1H-イミダゾール-1-イル)ベンズアミド)-2-メチルベンジルアミノ)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン(ND0132)の調製
インビトロでのキナーゼの阻害の試験
図1〜図10は化合物についてのキナーゼAbl活性の阻害の曲線を示す。
化合物ND0006、ND0009、ND0010、ND0011、ND0019、ND0020、ND0021、ND0029、ND0031、ND0037、ND0038およびND0047のIC50値(キナーゼ活性の50%を阻害する化合物濃度)を、Cerepで、10-10M〜10-4Mの間の5つの増大する化合物濃度でインキュベートして判定した。結果をTable 6(表8)および図1〜図11に示す。
細胞試験をMontpellier Cancer Research Centreで実施した。我々の化合物による増殖の阻害を、化合物のそれぞれおよび各系について、IC50を算出し、6つの濃度で、3通り試験することによって2つの細胞系(U937およびK562)について分析した。イマチニブ(その公知の活性を以下のTable(表7)に示す)を試験において陽性対照として使用した。
本発明による化合物部類の様々な化合物によるキナーゼAblの阻害率
Table 6(表8)に示す結果は、キナーゼAbl活性の阻害率を、インキュベーションした化合物に関して示す。
IC50の評価を、関係する分子構造ならびに阻害活性を有する各化合物について実施した。得られた結果を、Table (Table 9(表11)およびTable 10(表12))と図1〜図11の曲線で示す。
4つの化合物について、種々の変異キナーゼAbl(American company、Reaction Biology Corp.)を阻害するその能力を試験した。
化合物ND0009が、キナーゼBcr-Ablを発現する(K562)、または発現しない(U937)悪性細胞の増殖を阻害する能力を、50%のレベルで細胞増殖を阻害する化合物の濃度に相当するIC50を判定することによって分析した。
Claims (19)
- 一般式I:
- 基NHCOR1、または
- 基NR3R4
を表し、
R1は、
- 以下のもので任意選択でモノもしくはポリ置換されたアリール基:
- ハロゲン原子、
- ニトロ基、
- シアノ基、
- メチルチアジル基、
- アルコキシ基、
- トリフルオロアルコキシ基、
- アリールオキシ基、
- トリフルオロアルキル基、
- 置換または非置換スルホンアミド基、
- ハロゲン原子で、任意選択でモノもしくはポリ置換されたヘテロアリール、
- 直鎖状もしくは分岐状C1〜C6アルキル基、
- または下記の基A、B、C、DもしくはE:
- ヘテロアリール基、
- シクロアルキル基、
- 直鎖状もしくは分岐状C1〜C6アルキル基、あるいは、
- アルコキシ基および/またはハロゲン原子で、任意選択でモノもしくはポリ置換された、アリール基で置換されたC 1 〜C 6 アルキル基
を表し、
R2は、
- エステル基COOR14、
- アルキル基CH2R9、CH2OCOR10、CH2NR11R12、
- アミド基CONR7R8、または
- 基COR13
を表し、
R7およびR8は、同じであっても異なっていてもよく、
- 水素原子、
- C1〜C6アミノアルキル基、または
- C1〜C6モルホリノアルキル基、
を表し、
R9は、
- ヘテロアリール基、
- 複素環基、
- アルコキシ基、または
- ヒドロキシル基、
を表し、
R10は、
- ヘテロアリール基
を表し、
R11およびR12は、同じであっても異なっていてもよく、
- 水素原子、
- 直鎖状もしくは分岐状C1〜C6アルキル基、
- アラルキル基、
- C1〜C6アルコキシアルキル基、
- C1〜C6アルキル基で、任意選択でモノもしくはポリ置換されたシクロアルキル基、
- 以下のもので任意選択でモノもしくはポリ置換されたアリール基:
- ハロゲン原子、
- シアノ基、
- スルホンアミド基、
- ニトロ基、
- C1〜C6アルキル基、
- アルコキシ基、または
- ヒドロキシル基、
- あるいはヘテロアリール基、
を表し、
R13は複素環基を表し、
R14は、
- 直鎖状もしくは分岐状C1〜C6アルキル基、または
- アルコキシ基で、任意選択で置換されたアリール基
を表し、
R3、R4は、同じであっても異なっていてもよく、
- 水素原子、
- 基CH2R15、
- C1〜C6アルキル基で、任意選択で置換されたヘテロアリール基、または
- 以下のもので任意選択でモノもしくはポリ置換されたアリール基:
- アルコキシ基、
- トリフルオロアルコキシ基、
- ハロゲン原子、
- トリフルオロアルキル基、
- CONHアルキル基、
- NHCOアルキル基、
- スルホンアミド基、
- 直鎖状もしくは分岐状C1〜C6アルキル基、または
- メタンスルホンアミド基
を表し、
R15は、
- 以下のもので任意選択でモノもしくはポリ置換されたアリール基:
- ハロゲン原子
- アルコキシ基、
- トリフルオロアルコキシ基、
- 直鎖状もしくは分岐状C1〜C6アルキル基、
- C1〜C6トリフルオロアルキル基、
- ハロゲン原子で、任意選択でモノもしくはポリ置換されたヘテロアリール基、
- スルホンアミド基、
- メタンスルホンアミド基、または
- 上記基A、B、C、DもしくはEから選択される基、
- あるいはヘテロアリール基
を表す)
の化合物ならびにそのラセミ体混合物、その鏡像異性体あるいはジアステレオマー体。 - Roが、
- 以下のもので任意選択でモノもしくはポリ置換されたフェニル:
- ハロゲン原子、
- アルコキシル基、
- 直鎖状もしくは分岐状アルキル基、
- C 1 〜C 6 トリフルオロアルキル基、
- トリフルオロアルコキシ基、
- スルホンアミド基、
- メチルスルホンアミド基、
- 上記定義の基A、B、C、DもしくはEから選択される基、
- 以下のものから選択されるヘテロアリール基:
- 上記A、B、C、DもしくはE基から選択される基で置換されているかもしくは置換されていないチアジル基、
- チオフェニル基、
- イミダジル基、
- 直鎖状もしくは分岐状C 1 〜C 6 アルキル基で、任意選択でモノもしくはポリ置換されたインジル基、
- 上記A、B、C、DもしくはE基から選択される基または直鎖状もしくは分岐状C 1 〜C 6 アルキルで、任意選択でモノもしくはポリ置換されたピラジル基、
- C 1 〜C 6 アルキル基で、任意選択でモノもしくはポリ置換されたベンズイミダジル基、
- 上記定義のA、B、C、DまたはE基から選択される基で、任意選択でモノもしくはポリ置換されたピリジル基、
- 上記定義のA、B、C、DもしくはE基から選択される基で、任意選択でモノもしくはポリ置換されたピリミジニル基、
- 1-Hピロロ[2,3-b]ピリジル基
を表す、請求項4に記載の化合物。 - 慢性または急性の骨髄増殖症候群、結腸直腸癌、消化管癌、乳癌、卵巣癌、肺癌、肝臓癌、膵臓癌、胃癌、食道癌を含む群から選択される疾患におけるプロテインキナーゼAbl及び/又はc-Srcの阻害剤として使用される、請求項1から7のいずれか一項に記載の化合物。
- 慢性または急性の骨髄増殖症候群、結腸直腸癌、消化管癌、乳癌、卵巣癌、肺癌、肝臓癌、膵臓癌、胃癌、食道癌を含む群から選択される疾患の治療のために使用される、請求項1から7のいずれか一項に記載の化合物。
- メチル5-(2-ブロモベンズアミド)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレート、メチル5-(2-フルオロ-6-メトキシベンズアミド)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレート、N-(2-((4-ヒドロキシフェニルアミノ)メチル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル)-2-ブロモベンズアミド、N-(2-((1H-ピロール-2-イル)メチル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル)-2-ブロモベンズアミド、2-ブロモ-N-(2-(メトキシメチル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-5-イル)ベンズアミドまたは5-(2-ブロモベンズアミド)-N-(3-(ジメチルアミノ)プロピル)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキサミドからなる群から選択されることを特徴とする、請求項1に記載の化合物。
- 有効成分として、請求項1から7のいずれか一項に記載の化合物を含むことを特徴とする医薬品。
- 慢性または急性の骨髄増殖症候群、結腸直腸癌、消化管癌、乳癌、卵巣癌、肺癌、肝臓癌、膵臓癌、胃癌、食道癌を含む群から選択される疾患におけるプロテインキナーゼAbl及び/又はc-Srcの調節解除のケースで用いることを特徴とする、請求項11に記載の医薬品。
- 有効成分としての請求項1から7のいずれか一項に記載の化合物および薬学的に許容される添加剤を含むことを特徴とする医薬組成物。
- 慢性または急性の骨髄増殖症候群、結腸直腸癌、消化管癌、乳癌、卵巣癌、肺癌、肝臓癌、膵臓癌、胃癌、食道癌を含む群から選択される疾患におけるプロテインキナーゼAbl及び/又はc-Srcの調節解除のケースで用いることを特徴とする、請求項13に記載の組成物。
- 少なくとも以下の段階、すなわち:
a)活性炭担持パラジウムの存在下および水素雰囲気下における、メチル5-ニトロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレートの接触水素化、
b)種々の塩化アシルとの、生成したアミンの反応であって、シリカゲルで精製した後、15〜74%の範囲の収率で対応するアミドを得る反応、ならびに
c)化合物の作製および特性評価
を含むことを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の化合物の調製方法。 - 少なくとも以下の段階、すなわち:
a)水素化アルミニウムリチウムによる室温でのメチル5-(2-ブロモベンズアミド)-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレートのエステル官能基の選択的還元、
b)PBr3による、THF中室温、18時間の、アルコールから臭化アルカンへの転換(81%の粗収率)であって、前記反応に以下の段階c)またはd)が続く転換、
c)メタノール中への溶解であって、室温における、ハロゲン化官能基との溶媒の反応によって得られるメトキシアザインドールを得る溶解、
d)無水ジメチルホルムアミド中室温、18時間の、第一または第二アミンとの臭化アルカンの反応であって、対応する7-アザインドールを、シリカゲルで精製した後、9〜96%の範囲の収率で得る反応、ならびに
e)化合物の作製および特性評価
を含むことを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の化合物の調製方法。 - 少なくとも以下の段階、すなわち:
a)水酸化リチウムによるメチル5-ニトロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレートのエステルの鹸化、
b)N-(3-ジメチルアミノピロピル)-N'-エチルカルボジイミド(EDCI)塩酸塩およびモルホリンによるペプチド結合、
c)触媒パラジウムによる、得られたアミドの水素化、
d)ジメチルホルムアミド中のトリエチルアミンの存在下における、種々の塩化アシルとの、得られた化合物の反応であって、所望の7-アザインドールを得る反応、ならびに
e)化合物の作製および特性評価
を含むことを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の化合物の調製方法。 - 少なくとも以下の段階、すなわち:
a)室温、24時間の、アンモニア水とのメチル5-ニトロ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレートの反応であって、アザインドールの第一アミドを得る反応、
b)得られた化合物のPd/Cでの水素化、
c)3-フルオロベンゾイルとの反応であって、所望の化合物を得る反応、ならびに
d)化合物の作製および特性評価
を含むことを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の化合物の調製方法。 - 少なくとも以下の段階、すなわち:
a)種々の塩化アシルとのメチル5-アミノ-1H-ピロロ[2,3-b]ピリジン-2-カルボキシレートの反応、
b)水-メタノール混合液中、還流下における、水酸化カリウムの作用による、得られた化合物の鹸化、
c) 種々のアルコールまたはアミンとの、得られた化合物の反応、ならびに
d)化合物の作製および特性評価
を含むことを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の化合物の調製方法。
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