JP5581667B2 - 目標物探知装置および目標物探知方法 - Google Patents
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Description
本発明は、失探した目標物と、新たに探知された目標物を関連付け同一目標物であることを明確にし、目標物を継続して探知する目標物探知装置および目標物探知方法を提供することを目的とする。
設定部は、レーダ装置の設置位置に基づいて決まる前記レーダ装置ごとの覆域領域と、予め決められた領域から前記覆域領域を除いた領域を区分した覆域外領域とが隣接することを示す第1の情報を生成する。また、設定部は、前記覆域外領域間の隣接を示す第2の情報を生成する。
また、態様のひとつである複数のレーダ装置が探知した情報に基づいて目標物の移動推定をする目標物探知装置は、設定部、管理部、推定部を備えている。
(実施形態1)
実施形態1における目標物探知装置は、複数の無線観測装置が探知した情報に基づいて目標物の移動推定をする装置である。ここで、無線観測装置はレーダ装置などであり、自らの送信機から電波を発射し、目標物から反射されて戻ってくる電波を受信機で受信することにより、目標物の距離、方位、移動速度などの情報を得る装置である。また、目標物探知装置は、目標物を追尾監視できる装置であり、例えばドップラ・レーダ(Doppler radar)などを用いて、デュアル・ドップラ・レーダ観測をすることが好ましい。また、陸上において、目標物は人、一般車両、特殊車両、軍用車両など、海上においては人、旅客船(客船)、貨客船(貨客混載船)、貨物船、軍艦、巡視船、漁船、特殊船などを対象とし、航空機(重航空機、軽航空機)などを対象としてもよい。
送信部6は、例えば無線送信部または有線送信部を備え、専用回線、公衆回線、無線LAN(Local Area Network)などを用いて、基地局、端末、PC(Personal Computer)などと通信ができる。表示部7は、出力装置であり、例えば、ディスプレイ、プリンタなどである。
設定部8は、入力部2から監視対象領域、各レーダ装置の設置位置、レーダ装置ごとの覆域領域、覆域外領域などの情報を取得する。次に、設定部8は、監視対象領域における覆域領域と覆域外領域との隣接に関する第1の情報と、覆域外領域間の隣接に関する第2の情報を有する覆域情報を生成して記録部4に記録する。
管理部9は、レーダ装置の覆域外へ移動した目標物を最後に探知した位置、最後に探知した日時を、該目標物の識別子に対応付けて失探情報を生成する。なお、管理部9は、さらに最後に探知した覆域領域、最後に探知した該目標物の速度および該目標物の種別を、該目標物の識別子に対応付けて失探情報を生成してもよい。また、管理部9は、覆域情報に基づいて該目標物を最後に探知した覆域領域に隣接する覆域外領域を抽出し、抽出した覆域外領域の中から、該目標物を最後に探知した位置に最も近い前記覆域外領域に該失探情報を関連付けて前記記録部に記録する。
目標物が覆域外領域Raからレーダ装置Aの覆域領域Faに移動すると、レーダ装置Aから受信部5に目標物に関する目標情報が送られてくる。目標情報とはレーダ装置が捉えた目標物の位置を示すデータであり、例えば、レーダ装置設置位置から目標物までの距離と方位を極座標に変換したデータなどである。また、目標情報には目標物を探知した日時、該目標物の速度などのデータが含まれていてもよい。次に、目標物がレーダ装置Aの覆域領域Faを移動した後、レーダ装置Aの覆域領域Faから覆域外領域Rcに移動すると、目標物を監視範囲内で見失うことになる。例えば、レーダ装置Aが目標物を見失うと、レーダ装置Aから目標情報が管理部9に送信されなくなる、またはレーダ装置Aが目標物を失探したことを管理部9に通知する。管理部9は、予め決められた時間内に目標情報が通知されないことの検出、または失探したことを示す通知を受信することにより、目標物の失探を検出する。
レーダ装置Bが目標物を捉えると、受信部5にレーダ装置Bから目標物に関する目標情報が送られてくる。
ステップS708では、抽出部10が過去に見失った目標物が存在するか否かを判定し、目標物が存在しない場合(Yes)、ステップS709に移行し、目標物が存在する場合(No)、ステップS710に移行する。図2に示すように破線矢印24の経路を目標物が通ってレーダ装置Cの覆域領域Fcに到達した場合、抽出部10は覆域外領域Rdに対応する失探情報があるためステップS710に移行する。
到達可能距離は、経過時間と予め設定されている目標物の種別ごとの速度、または、失探した目標物の失探情報の「見失った時点の速度」に基づいて算出する。経過時間は、ステップS701で検出された目標物の目標情報の「目標物を探知した日時」と失探情報の「見失った日時」との差を算出する。目標物の種別ごとの速度は、記録部4に予め記録されている種別ごとの最大速度であり、例えば、種別に関連付けて、人の最大速度は4km/h、一般車両の最大速度は100km/h、軍用車両の最大速度は40km/hなどが記録されている。なお、到達可能距離は、(経過時間×(失探時の速度+探知時の速度)/2)を計算することにより算出してもい。
ステップS714では、関連付け部11が見失った目標物とステップS701で検出された目標物を関連付け、検出された目標物が過去に失探した目標物であることを送信部6に通知する。このとき、対応する失探情報は記録部4から削除される。
実施形態2は、図1に示す推定部15が覆域外へ移動した目標物について、どの覆域外に所在するかの推定をする。また、推定部15が覆域外情報および失探情報を記録部4から取得し、目標物の所在を推定し、表示部に推定した目標物の所在を表示する。図1に示す推定部15の動作について説明する。
ステップS801では、推定部15が覆域外領域ごとに記録されている失探情報を記録部4の失探目標データベース14から取得し、失探情報に対応付けられた目標物を表示部7に表示する。
ステップS804で推定部15は、選択された目標物の到達可能距離L1を経過時間と最大速度に基づいて算出する。経過時間は、ステップS803で選択した目標物の失探情報の「見失った日時」と現在の日時との差である。最大速度は、記録部4に予め記録されている種別ごとの最大速度であり、例えば、種別に関連付けて、人の最大速度は4km/h、一般車両の最大速度は100km/h、戦車の最大速度は40km/hなどが記録されている。図9の例では、実線矢印91に沿って失探目標物Aは移動したこととし、到達可能距離L1は破線円上の位置である。
図10は実施形態1、2で説明した目標物探知装置1とレーダ装置間の通信の一例を示す図である。図10のAは、複数のレーダ装置A、B、Cそれぞれが、目標物探知装置1と別の場所に設置されている場合であり、レーダ装置A、B、Cは探知した目標物に関する情報を無線で目標物探知装置1に通知する。
また、装置1aと装置1bで異なる覆域外領域を設定し、装置1aと装置1bで異なる覆域外領域のデータを共有することにより、さらに失探した目標物と、レーダ装置により新たに探知された目標物を関連付けて管理する精度を向上させることができる。また、失探した目標物の所在位置の推定の精度が向上する。
図12は、上記実施形態の装置を実現できるコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
(付記1)
複数のレーダ装置が探知した情報に基づいて目標物の移動推定をする目標物探知装置であって、
レーダ装置の設置位置に基づいて決まる前記レーダ装置ごとの覆域領域と、予め決められた領域から前記覆域領域を除いた領域を区分した覆域外領域とが隣接することを示す第1の情報、及び前記覆域外領域間の隣接を示す第2の情報を有する覆域情報を生成する設定部、
レーダ装置の覆域外へ移動した目標物を最後に探知した位置、最後に探知した日時を、該目標物の識別子に対応付けて失探情報を生成し、前記覆域情報に基づいて該目標物を最後に探知した覆域領域に隣接する覆域外領域を抽出し、抽出した覆域外領域の中から、該目標物を最後に探知した位置に最も近い前記覆域外領域に該失探情報を関連付ける管理部、
レーダ装置が新たに目標物を探知したとき、新たに検知した目標物が存在する覆域領域に隣接する覆域外領域を前記覆域情報に基づいて抽出し、抽出した覆域外領域に関連付けられている前記失探情報に基づいて、前記新たに検出した目標物の位置へ移動可能な距離に存在する失探した目標物を抽出する抽出部、及び
該失探した目標物と前記新たな目標物を関連付けて前記記録部に記録する関連付け部、
を備えることを特徴とする目標物探知装置。
(付記2)
前記抽出部は、前記新たに目標物を探知した位置と、前記新たに目標物を探知した覆域領域と該覆域領域に隣接する覆域外領域が共有する線分との距離を算出し、前記線分との距離が最も短くなる前記線分を有する、前記覆域外領域に関連付けられている前記失探情報を抽出することを特徴とする付記1に記載の目標物探知装置。
(付記3)
前記抽出部は、抽出した前記覆域外領域に関連付けられている前記失探情報がないとき、抽出した前記覆域外領域に隣接する覆域外領域を前記第2の情報に基づいて抽出し、抽出した覆域外領域に関連付けられている前記失探情報を抽出することを特徴とする付記2に記載の目標物探知装置。
(付記4)
前記抽出部は、
前記失探情報の目標物を最後に探知した位置と、前記新たに目標物を探知した位置とに基づいて算出される、覆域領域を通過せずに前記新たに目標物を探知した位置までの最短移動距離と、
前記失探情報の目標物を最後に探知した日時と、前記新たに目標物を探知した日時から算出される経過時間と、前記新たに探知した目標物の種別に基づいて、予め種別ごとに関連付けられて記録されている速度を取得し、前記経過時間と前記速度に基づいて算出される到達可能距離を用いて、
前記到達可能距離が前記最短移動距離以上の前記失探情報を抽出する、
ことを特徴とする付記2または3に記載の目標物探知装置。
(付記5)
前記抽出部は、
前記失探情報の目標物を最後に探知した位置と、前記新たに目標物を探知した位置とに基づいて算出される、覆域領域を通過せずに前記新たに目標物を探知した位置までの最短移動距離と、
前記失探情報の目標物を最後に探知した日時と、前記新たに目標物を探知した日時から算出される経過時間と、前記失探情報の目標物を最後に探知した速度に基づいて算出される到達可能距離を用いて、
前記到達可能距離が前記最短移動距離以上の前記失探情報を抽出する、
ことを特徴とする付記2または3に記載の目標物探知装置。
(付記6)
複数のレーダ装置が探知した情報に基づいて目標物の移動推定をする目標物探知装置であって、
レーダ装置の設置位置に基づいて決まる前記レーダ装置ごとの覆域領域と、予め決められた領域から前記覆域領域を除いた領域を区分した覆域外領域とが隣接することを示す第1の情報、及び前記覆域外領域間の隣接を示す第2の情報を有する覆域情報を生成する設定部、
レーダ装置の覆域外へ移動した目標物を最後に探知した位置、最後に探知した日時、最後に探知した種別を、該目標物の識別子に対応付けて失探情報を生成し、前記覆域情報に基づいて該目標物を最後に探知した覆域領域に隣接する覆域外領域を抽出し、抽出した覆域外領域の中から、該目標物を最後に探知した位置に最も近い前記覆域外領域に該失探情報を関連付ける管理部、及び
失探情報を選択して、選択した失探情報の目標物を最後に探知した日時と現在の日時から算出される経過時間と、前記選択した前記失探情報の目標物の種別に基づいて予め種別ごとに関連付けられて記録されている速度を取得し、前記経過時間と前記速度に基づいて到達可能距離を算出し、前記選択した失探情報の目標物を最後に探知した位置と、前記新たに目標物を探知した位置とに基づいて算出される最短移動距離を用いて、前記到達可能距離が前記最短距離より大きい覆域外領域を推定する推定部、
を備えることを特徴とする目標物探知装置。
(付記7)
複数のレーダ装置が探知した情報に基づいて目標物の移動推定をする目標物探知方法であって、
コンピュータが、
レーダ装置の設置位置に基づいて決まる前記レーダ装置ごとの覆域領域と、予め決められた領域から前記覆域領域を除いた領域を区分した覆域外領域とが隣接することを示す第1の情報と、前記覆域外領域間の隣接を示す第2の情報を有する覆域情報を生成して、記録部に記録する設定処理と、
レーダ装置の覆域外へ移動した目標物を最後に探知した位置、最後に探知した日時を、該目標物の識別子に対応付けて失探情報を生成し、また前記覆域情報に基づいて該目標物を最後に探知した前記覆域領域に隣接する覆域外領域を抽出し、抽出した覆域外領域の中から、該目標物を最後に探知した位置に最も近い前記覆域外領域に該失探情報を関連付けて前記記録部に記録する管理処理と、
レーダ装置が新たに目標物を探知したとき、新たに検知した目標物が存在する覆域領域に隣接する覆域外領域を前記覆域情報に基づいて抽出し、抽出した覆域外領域に関連付けられている前記失探情報に基づいて、前記新たに検出した目標物の位置へ移動可能な距離に存在する失探した目標物を抽出する抽出処理と、
該失探した目標物と前記新たな目標物を関連付けて前記記録部に記録する関連付け処理と、
を実行することを特徴とする目標物探知方法。
(付記8)
前記抽出処理は、前記新たに目標物を探知した位置と、前記新たに目標物を探知した覆域領域と該覆域領域に隣接する覆域外領域が共有する線分との距離を算出し、前記線分との距離が最も短くなる前記線分を有する、前記覆域外領域に関連付けられている前記失探情報を抽出することを特徴とする付記7に記載の目標物探知方法。
(付記9)
前記抽出処理は、抽出した前記覆域外領域に関連付けられている前記失探情報がないとき、抽出した前記覆域外領域に隣接する覆域外領域を前記第2の情報に基づいて抽出し、抽出した覆域外領域に関連付けられている前記失探情報を抽出することを特徴とする付記8に記載の目標物探知方法。
(付記10)
前記抽出処理は、
前記失探情報の目標物を最後に探知した位置と、前記新たに目標物を探知した位置から覆域領域を通過せずに前記新たに目標物を探知した位置までの最短移動距離を算出し、
前記失探情報の目標物を最後に探知した日時と、前記新たに目標物を探知した日時から経過時間を算出し、前記新たに探知した目標物の種別に基づいて予め種別ごとに関連付けられて記録されている速度を取得し、前記経過時間と前記速度に基づいて到達可能距離を算出し、
前記到達可能距離が前記最短移動距離以上の前記失探情報を抽出する、
ことを特徴とする付記8または9に記載の目標物探知方法。
(付記11)
前記抽出処理は、
前記失探情報の目標物を最後に探知した位置と、前記新たに目標物を探知した位置から覆域領域を通過せずに前記新たに目標物を探知した位置までの最短移動距離を算出し、
前記失探情報の目標物を最後に探知した日時と、前記新たに目標物を探知した日時から経過時間を算出し、前記失探情報の目標物を最後に探知した速度を取得し、前記経過時間と前記速度に基づいて到達可能距離を算出し、
前記到達可能距離が前記最短移動距離以上の前記失探情報を抽出する、
ことを特徴とする付記8または9に記載の目標物探知方法。
(付記12)
複数のレーダ装置が探知した情報に基づいて目標物の移動推定をする目標物探知方法であって、
コンピュータが、
レーダ装置の設置位置に基づいて決まる前記レーダ装置ごとの覆域領域と、予め決められた領域から前記覆域領域を除いた領域を区分した覆域外領域とが隣接することを示す第1の情報と、前記覆域外領域間の隣接を示す第2の情報を有する覆域情報を生成して、記録部に記録する設定処理と、
レーダ装置の覆域外へ移動した目標物を最後に探知した位置、最後に探知した日時、最後に探知した種別を、該目標物の識別子に対応付けて失探情報を生成し、また前記覆域情報に基づいて該目標物を最後に探知した前記覆域領域に隣接する覆域外領域を抽出し、抽出した覆域外領域の中から、該目標物を最後に探知した位置に最も近い前記覆域外領域に該失探情報を関連付けて前記記録部に記録する管理処理と、
前記失探情報を選択して、選択した失探情報の目標物を最後に探知した日時と現在の日時から経過時間を算出し、前記選択した前記失探情報の目標物の種別に基づいて予め種別ごとに関連付けられて記録されている速度を取得し、前記経過時間と前記速度に基づいて到達可能距離を算出し、
前記選択した失探情報の目標物を最後に探知した位置と、前記新たに目標物を探知した位置とに基づいて算出される最短移動距離を算出し、
前記到達可能距離が前記最短距離より大きい覆域外領域を推定する、
ことを特徴とする目標物探知方法。
2 入力部
3 処理部
4 記録部
5 受信部
6 送信部
7 表示部
8 設定部
9 管理部
10 抽出部
11 関連付け部
12 覆域領域−覆域外領域データベース
13 覆域外領域間データベース
14 失探目標データベース
15 推定部
16 レーダ装置
1a、1b 装置
1200 ハードウェア
1201 CPU
1202 記録部
1203 記録媒体読取装置
1203a 記録媒体
1204 入出力インタフェース
1204a 入出力装置
1205 通信インタフェース
Claims (10)
- 複数のレーダ装置が探知した情報に基づいて目標物の移動推定をする目標物探知装置であって、
レーダ装置の設置位置に基づいて決まる前記レーダ装置ごとの覆域領域と、予め決められた領域から前記覆域領域を除いた領域を区分した覆域外領域とが隣接することを示す第1の情報、及び前記覆域外領域間の隣接を示す第2の情報を有する覆域情報を生成する設定部、
レーダ装置の覆域外へ移動した目標物を最後に探知した位置、最後に探知した日時を、該目標物の識別子に対応付けて失探情報を生成し、前記覆域情報に基づいて該目標物を最後に探知した覆域領域に隣接する覆域外領域を抽出し、抽出した覆域外領域の中から、該目標物を最後に探知した位置に最も近い前記覆域外領域に該失探情報を関連付ける管理部、
レーダ装置が新たに目標物を探知したとき、新たに検知した目標物が存在する覆域領域に隣接する覆域外領域を前記覆域情報に基づいて抽出し、抽出した覆域外領域に関連付けられている前記失探情報に基づいて、前記新たに検知した目標物の位置へ移動可能な距離に存在する失探した目標物を抽出する抽出部、及び
該失探した目標物と前記新たな目標物を関連付けて記録部に記録する関連付け部、
を備えることを特徴とする目標物探知装置。 - 前記抽出部は、前記新たに目標物を探知した位置と、前記新たに目標物を探知した覆域領域と該覆域領域に隣接する覆域外領域が共有する線分との距離を算出し、前記線分との距離が最も短くなる前記線分を有する、前記覆域外領域に関連付けられている前記失探情報を抽出することを特徴とする請求項1に記載の目標物探知装置。
- 前記抽出部は、抽出した前記覆域外領域に関連付けられている前記失探情報がないとき、抽出した前記覆域外領域に隣接する覆域外領域を前記第2の情報に基づいて抽出し、抽出した覆域外領域に関連付けられている前記失探情報を抽出することを特徴とする請求項2に記載の目標物探知装置。
- 前記抽出部は、
前記失探情報の目標物を最後に探知した位置と、前記新たに目標物を探知した位置とに基づいて算出される、覆域領域を通過せずに前記新たに目標物を探知した位置までの最短移動距離と、
前記失探情報の目標物を最後に探知した日時と、前記新たに目標物を探知した日時から算出される経過時間と、前記新たに探知した目標物の種別に基づいて、予め種別ごとに関連付けられて記録されている速度を取得し、前記経過時間と前記速度に基づいて算出される到達可能距離を用いて、
前記到達可能距離が前記最短移動距離以上の前記失探情報を抽出する、
ことを特徴とする請求項2または3に記載の目標物探知装置。 - 前記抽出部は、
前記失探情報の目標物を最後に探知した位置と、前記新たに目標物を探知した位置とに基づいて算出される、覆域領域を通過せずに前記新たに目標物を探知した位置までの最短移動距離と、
前記失探情報の目標物を最後に探知した日時と、前記新たに目標物を探知した日時から算出される経過時間と、前記失探情報の目標物を最後に探知した速度に基づいて算出される到達可能距離を用いて、
前記到達可能距離が前記最短移動距離以上の前記失探情報を抽出する、
ことを特徴とする請求項2または3に記載の目標物探知装置。 - 複数のレーダ装置が探知した情報に基づいて目標物の移動推定をする目標物探知装置であって、
レーダ装置の設置位置に基づいて決まる前記レーダ装置ごとの覆域領域と、予め決められた領域から前記覆域領域を除いた領域を区分した覆域外領域とが隣接することを示す第1の情報、及び前記覆域外領域間の隣接を示す第2の情報を有する覆域情報を生成する設定部、
レーダ装置の覆域外へ移動した目標物を最後に探知した位置、最後に探知した日時、最後に探知した種別を、該目標物の識別子に対応付けて失探情報を生成し、前記覆域情報に基づいて該目標物を最後に探知した覆域領域に隣接する覆域外領域を抽出し、抽出した覆域外領域の中から、該目標物を最後に探知した位置に最も近い前記覆域外領域に該失探情報を関連付ける管理部、及び
失探情報を選択して、選択した失探情報の目標物を最後に探知した日時と現在の日時から算出される経過時間と、前記選択した失探情報の目標物の種別に基づいて予め種別ごとに関連付けられて記録されている速度を取得し、前記経過時間と前記速度に基づいて到達可能距離を算出し、前記選択した失探情報の目標物を最後に探知した位置と、新たに目標物を探知した位置とに基づいて算出される最短距離を用いて、前記到達可能距離が前記最短距離より大きい覆域外領域を推定する推定部、
を備えることを特徴とする目標物探知装置。 - 複数のレーダ装置が探知した情報に基づいて目標物の移動推定をする目標物探知方法であって、
コンピュータが、
レーダ装置の設置位置に基づいて決まる前記レーダ装置ごとの覆域領域と、予め決められた領域から前記覆域領域を除いた領域を区分した覆域外領域とが隣接することを示す第1の情報と、前記覆域外領域間の隣接を示す第2の情報を有する覆域情報を生成して、記録部に記録する設定処理と、
レーダ装置の覆域外へ移動した目標物を最後に探知した位置、最後に探知した日時を、該目標物の識別子に対応付けて失探情報を生成し、また前記覆域情報に基づいて該目標物を最後に探知した前記覆域領域に隣接する覆域外領域を抽出し、抽出した覆域外領域の中から、該目標物を最後に探知した位置に最も近い前記覆域外領域に該失探情報を関連付けて前記記録部に記録する管理処理と、
レーダ装置が新たに目標物を探知したとき、新たに検知した目標物が存在する覆域領域に隣接する覆域外領域を前記覆域情報に基づいて抽出し、抽出した覆域外領域に関連付けられている前記失探情報に基づいて、前記新たに検知した目標物の位置へ移動可能な距離に存在する失探した目標物を抽出する抽出処理と、
該失探した目標物と前記新たな目標物を関連付けて前記記録部に記録する関連付け処理と、
を実行することを特徴とする目標物探知方法。 - 前記抽出処理は、前記新たに目標物を探知した位置と、前記新たに目標物を探知した覆域領域と該覆域領域に隣接する覆域外領域が共有する線分との距離を算出し、前記線分との距離が最も短くなる前記線分を有する、前記覆域外領域に関連付けられている前記失探情報を抽出することを特徴とする請求項7に記載の目標物探知方法。
- 前記抽出処理は、抽出した前記覆域外領域に関連付けられている前記失探情報がないとき、抽出した前記覆域外領域に隣接する覆域外領域を前記第2の情報に基づいて抽出し、抽出した覆域外領域に関連付けられている前記失探情報を抽出することを特徴とする請求項8に記載の目標物探知方法。
- 前記抽出処理は、
前記失探情報の目標物を最後に探知した位置と、前記新たに目標物を探知した位置から覆域領域を通過せずに前記新たに目標物を探知した位置までの最短移動距離を算出し、
前記失探情報の目標物を最後に探知した日時と、前記新たに目標物を探知した日時から経過時間を算出し、前記新たに探知した目標物の種別に基づいて予め種別ごとに関連付けられて記録されている速度を取得し、前記経過時間と前記速度に基づいて到達可能距離を算出し、
前記到達可能距離が前記最短移動距離以上の前記失探情報を抽出する、
ことを特徴とする請求項8または9に記載の目標物探知方法。
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