JP5579657B2 - 動画フレーム同期システム - Google Patents

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Description

本発明は、動画フレーム同期システムに関する。
従来から、ビデオカメラ等の映像生成装置から複数の情報処理端末(情報処理端末Aと情報処理端末Bとする)に映像データが送信された際に、動画フレームをディスプレイ等の画像出力装置に出力すべきタイミングを表現した数値を用いることにより、情報処理端末Aにおいて指定された動画フレームと最も近いタイミングの動画フレームを、情報処理端末Bにおいて選択する技術が用いられている。
例えば、非特許文献1に示すRTP(Realtime Transport Protcol)プロトコルにおけるタイムスタンプを用いた従来方式では、異なる情報処理端末間で次のように動画フレームの同一性を担保する。すなわち、まず映像生成装置において生成された映像データが映像生成装置から情報処理端末A及び情報処理端末Bに送られる。その際、映像データを構成する個々の動画フレームは、MotionJPEG等の適切な符号化方式により圧縮された後に、RTPヘッダが付与されRTPパケットとして送信される。RTPパケットを受信した情報処理端末では、RTPパケットのデータ部分を復号化することにより、元の動画フレームを復元する。RTPヘッダにはタイムスタンプと呼ばれるフィールドがあり、RTPヘッダが結合しているRTPデータ部分が包含するデータを復号化し得られる動画フレームをディスプレイ等の画像出力装置に表示すべきタイミングを記録したタイムスタンプが記述されている。このタイムスタンプを用いることにより、情報処理端末Aにおいて選択した動画フレームと同一の動画フレームを、情報処理端末Bにおいて選択することができる。具体的には、情報処理端末Aにおいて特定の動画フレームを選択したとき、その動画フレームに関連づけられたタイムスタンプを情報処理端末Bに送信する。そして、情報処理端末Bにおいて、受信したタイムスタンプが関連付けられた動画フレームを選択する。これにより、情報処理端末Aにおいて指定された特定の動画フレームに最も近い動画フレームを、情報処理端末Bにおいて選択することができる。
Schulzrinne、"RTP: A Transport Protocol for Real-Time Applications"、[online]、1996年1月、IETF、[平成23年5月24日検索]、インターネット<URL: http://www.ietf.org/rfc/rfc1889.txt>
しかしながら、非特許文献1に係る従来技術は、情報処理端末A及び情報処理端末Bのそれぞれが映像生成装置より映像データを取得する場合において、情報処理端末Aまたは情報処理端末Bの一方が、映像中継サーバを介して映像データを取得する場合に適切に同期ができなくなる場合がある。
具体的には、映像中継サーバでは、受信したRTPパケットから映像データを取り出しさらに動画フレームを取り出し、場合によっては動画フレームに対して何らかの画像処理を行ない、動画フレームを再び映像データとして再符号化し、得られた映像データをRTPパケットに格納し直した上で情報処理端末Bに送信する。再符号化の際に、映像中継サーバにおいて新たにタイムスタンプを付け直すことになるが、映像生成装置で付与したタイムスタンプと元来付与されていたタイムスタンプとの一貫性が保たれるとは限らない。例えばタイムスタンプの値が映像中継サーバの内部時計の時刻に基づいている場合等に、一貫性が保たれない場合が生じ得る。また、映像の先頭からの経過時間をタイムスタンプとして用いている場合、情報処理端末Aと情報処理端末Bが受信する映像の先頭が一致しない状況(例:途中から参加・退出可能なテレビ会議など)において、やはり従来方式では動画フレームの同期をすることができなくなる。
従って、上記のような問題点に鑑みてなされた本発明の目的は、映像中継サーバを介する場合において、複数の情報処理端末が適切に動画フレームの同期をすることができる動画フレーム同期システムを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る動画フレーム同期システムは、映像生成装置が生成した映像を取得する情報処理端末と、映像生成装置が生成した映像を取得する指示者用端末を備える動画フレーム同期システムであって、前記情報処理端末又は前記指示者用端末のいずれか一方が継サーバを介して前記映像を取得し他方が前記映像生成装置から前記映像を取得し前記中継サーバは、前記映像生成装置から直接受信した前記映像を再符号化し、再符号化した映像を前記情報処理端末又は前記指示者用端末のいずれか一方に送信し、前記指示者用端末は、前記映像を前記中継サーバ又は前記映像生成装置から取得する映像取得部と、ユーザの入力に基づき前記映像を構成する複数の動画フレームから1つの選択動画フレームを選択する動画フレーム選択部と、前記選択動画フレームを前記情報処理端末に送信する動画フレーム送信部と、を有し、前記情報処理端末は、前記映像を前記中継サーバ又は前記映像生成装置から取得する映像取得部と、前記映像を構成する各動画フレームを一意に特定する動画フレーム識別子及び該動画フレームを対応付けて蓄積する動画フレーム蓄積部と、前記動画フレーム蓄積部に蓄積された動画フレームと、前記選択動画フレームとを照合し、前記動画フレーム蓄積部に蓄積された動画フレームの中から選択動画フレームと同一または類似する動画フレームの動画フレーム識別子を取得する動画フレーム照合部と、前記動画フレーム照合部が取得した動画フレーム識別子に係る動画フレームを出力する動画フレーム出力部と、を有することを特徴とする
本発明における動画フレーム同期システムは、映像中継サーバを介する場合において、複数の情報処理端末が適切に動画フレームの同期をとることができる。
実施の形態1の動画フレーム同期システムのブロック図である。 実施の形態1の動画フレーム選択画面を表す図である。 実施の形態1の動画フレーム同期システムの動作を示すフローチャートである。 実施の形態2の動画フレーム同期システムのブロック図である。 実施の形態2の動画フレーム同期システムの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に動画フレーム同期システムのブロック図である。本発明の実施の形態1に係る動画フレーム同期システムは、映像生成装置100と、情報処理端末101と、映像中継サーバ102と、指示者用端末103とを備える。
映像生成装置100は、映像データを生成する機能を持つ。映像データは複数の動画フレームまたは動画フレームを圧縮、再符号化したものから構成されるデータであり、好ましくはMPEG、Motion JPEG、WMI等のデータ形式からなる。なお動画フレームとは、1枚の画像を表現するビット列のデータであり、例えばJPEG、PNG、WMF等の画像データである。具体的には映像生成装置100は、動画フレームを生成し、動画フレームを映像データに変換することにより映像データを生成する。また映像生成装置100は生成した映像データを情報処理端末101に送信する送信部(不図示)を有する。映像生成装置100は、好ましくは、ビデオカメラ付き携帯電話等から構成される。
情報処理端末101は、映像生成装置100から映像データを受信し、また映像中継サーバ102に映像データを送信する。映像中継サーバ102は情報処理端末101から映像データを受信し、映像のフレームレートの変換等を行い、指示者用端末103に映像データを送信する。
以下、情報処理端末101及び指示者用端末103について詳細を説明する。
情報処理端末101は、映像取得部111と、動画フレーム蓄積部112と、映像送信部113と、動画フレーム照合部114と、動画フレーム出力部115とを備える。
映像取得部111は、映像生成装置100からRTPプロトコルにより映像データを取得する。また映像取得部111は、取得した映像データを動画フレームに復号する。そして映像取得部111は、動画フレームに関連付けられたタイムスタンプが示すタイミングで、動画フレーム蓄積部112及び映像送信部113に復号した動画フレームを渡す。
動画フレーム蓄積部112は、映像取得部111から渡された動画フレームに、動画フレームを一意に識別する識別子(以下、「動画フレーム識別子」という)を付与し、図示しないメモリに動画フレームを動画フレーム識別子とともに蓄積する。また動画フレーム蓄積部112は、蓄積した動画フレームを動画フレーム照合部113及び動画フレーム出力部115へ渡す。なお動画フレーム識別子は、例えば動画フレーム蓄積部112が映像取得部111から動画フレームを取得した順番に連番で付与されるように構成する。
映像送信部113は、映像取得部111から渡された動画フレームを、好ましくはMotionJPEG方式により符号化し、RTPプロトコルにより映像中継サーバ102へ送信する。なお符号化方式はMotionJPEG方式に限らず、MPEG方式、WMI方式等であってもよい。
動画フレーム照合部114は、動画フレーム蓄積部112が蓄積した複数の動画フレームと、指示者用端末103から受信した動画フレームとを照合する。動画フレーム照合部114は照合の結果、同一または最も類似する動画フレームの動画フレーム識別子を動画フレーム出力部115に渡す。
動画フレーム出力部115は、動画フレーム照合部114から取得した動画フレーム識別子に係る動画フレームを動画フレーム蓄積部112から取得し、取得した動画フレームを出力する。また動画フレーム出力部115は、当該動画フレームのタイムスタンプに基づき、順次動画フレーム蓄積部112から動画フレームを取得し動画を出力する。
指示者用端末103は、映像取得部121と、動画フレーム出力部122と、動画フレーム選択部123と、動画フレーム送信部124とを備える。
映像取得部121は、映像中継サーバ102よりRTPプロトコルにより映像データを受信する。また映像取得部121は、取得した映像データを動画フレームに復号する。そして映像取得部121は、動画フレームに関連付けられたタイムスタンプが示すタイミングで、動画フレーム出力部122に復号した動画フレームを渡す。
動画フレーム出力部122は、受け取った動画フレームを、動画フレームに関連付けられたタイムスタンプが示すタイミングで順番にディスプレイに出力する。
動画フレーム選択部123は、ユーザの入力に基づき選択された動画フレーム(以下、「選択動画フレーム」という。)を、動画フレーム送信部124に渡す。動画フレーム送信部124は、受け取った選択動画フレームを情報処理端末101に送信する。
図2は、動画フレーム選択部123により、指示者用端末102のディスプレイ等に表示される動画フレーム選択画面200を表す図である。動画フレーム選択画面200は、動画表示領域201と、動画フレーム選択ボタン202と、カーソル203とを備える、グラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)である。動画表示領域201は、映像取得部121から受取った動画フレームを順次表示する領域である。動画フレーム選択ボタン202は、動画表示領域201に表示されている映像データの動画フレームを指示者(ユーザ)のクリック入力により選択するためのボタンである。カーソル203は、ユーザのクリック等の入力を促すために備えられている。動画フレーム選択部123は、ユーザが選択ボタン202をクリックすると、クリック時に動画表示領域201に表示されている動画フレームを選択動画フレームとして選択する。
次に、本発明に係る動画フレーム同期システムについて、図3に示すフローチャートによりその動作を説明する。
はじめにステップS301において、情報処理端末101の映像取得部111は、映像生成装置100からの映像データを受信し取得する。また映像取得部111は取得した映像データを復号し、複数の動画フレームを生成する。そして映像取得部111は、動画フレームに関連付けられたRTPのタイムスタンプに応じて、動画フレームを順番に動画フレーム蓄積部112及び映像送信部113に渡す。
次にステップS302において、動画フレーム蓄積部112は、映像取得部111から取得した動画フレームに動画フレーム識別子を付与し、動画フレームと、当該動画フレーム識別子とを対応付けて蓄積する。
続いてステップS303において、映像送信部113は、映像取得部111から取得した動画フレームを、好ましくはMotionJPEG方式により符号化し、RTPプロトコルにより映像中継サーバ102に映像データを送信する。送信する動画の動画フレームレートは15fpsであるとする。なお符号化方式はMotionJPEG方式に限らず、MPEG方式、WMI方式等であってもよい。
映像中継サーバ102は、受信した映像データを再符号化する(ステップS304)。再符号化の際に映像中継サーバ102は、好ましくは受信した動画の動画フレームレートを、指示者用端末103が受信可能なフレームレートに変換する。例えば指示者用端末103の受信可能なフレームレートが10fpsであるとすると、映像中継サーバ102は受信した動画のタイムスタンプの値に基づき、映像データの1/3を破棄し映像データのフレームレートを2/3にする。すなわち1秒間に表示する動画フレームをそれぞれF(t1)、F(t2)、F(t3)・・・F(t15)とすると、F(t3)、F(t6)、F(t9)、F(t12)、F(t15)の動画フレームを破棄する。そして残りの2/3の動画フレームを再度MotionJPEG方式により符号化してRTPパケットを生成する。
なお、本実施例では映像中継サーバ102がフレームレートを変換する例を示したがこれに限られない。例えば映像中継サーバ102は、指示者用端末103が受信可能な解像度に変換する、または映像データフォーマットに変換する等、様々な態様が考えられる。
続いてステップS305において、映像中継サーバ102は再符号化した映像データを指示者用端末103に、RTPプロトコルにより送信する。
次にステップS306において、指示者用端末103の映像取得部121は、中継サーバ102からRTPプロトコルにより送信された映像データを取得する。また映像取得部121は取得した映像データを復号し、複数の動画フレームを生成する。そして映像取得部121は、動画フレームに関連付けられたRTPのタイムスタンプに応じて、動画フレームを順番に動画フレーム出力部122に渡す。動画フレーム出力部122は受け取った動画フレームを、動画フレームに関連付けられたタイムスタンプが示すタイミングで順番にディスプレイに出力する(ステップS307)。
続いてステップS308において、動画フレーム選択部123は、ユーザの入力に基づき、ユーザが動画フレーム選択画面200で動画フレーム選択ボタン202をクリックしたときにディスプレイに表示されている動画フレームを選択動画フレームとして、動画フレーム送信部124に渡す。その後、ステップS309において、動画フレーム送信部124は、受け取った選択動画フレームを情報処理端末101に送信する。
情報処理端末101が選択動画フレームを受信すると、ステップS310において、動画フレーム照合部114は、選択動画フレームと、動画フレーム蓄積部112に蓄積された複数の動画フレームとを照合し、選択動画フレームと同一または最も類似する動画フレームに係る動画フレーム識別子を取得する。具体的には動画フレーム照合部114は、動画フレーム蓄積部112に蓄積された動画フレームのうち、直近の過去3秒間の複数の動画フレームを取得する。そして取得した各動画フレームと、選択動画フレームとの差分絶対値和を算出する。差分絶対値和はΣi|xi―yi|により定義される。ただしxiは選択動画フレームのi番目の画素値、yiは動画フレーム蓄積部112から取得したある動画フレームのi番目の画素値を表す。iは動画フレームに含まれる画素数とチャンネル数(RGB表示系の場合は3)の積の値以下の全ての自然数をとる。動画フレーム照合部114は、動画フレーム蓄積部112に蓄積された動画フレームのうち、差分絶対値和が最小の動画フレームを選び出す。そして、選び出された動画フレームに係る動画フレーム識別子を、動画フレーム出力部115に渡す。
続いて動画フレーム出力部115は、受け取った動画フレーム識別子に係る動画フレームを動画フレーム蓄積部112から取得し、当該動画フレームを出力する。また、当該動画フレームのタイムスタンプに基づき、順次動画フレーム蓄積部112から動画フレームを取得し動画を出力する(ステップS311)。
このように本発明によれば、指示者用端末103で選択された選択動画フレームと情報処理端末101の動画フレーム蓄積部112に蓄積された動画フレームとを直接比較照合することにより動画を同期するため、映像中継サーバ102を介する場合において、複数の情報処理端末が適切に動画フレームの同期をとることができる。
なお、動画フレーム照合部114が動画フレームを照合する方法として差分絶対値和を用いたがこれに限られない。他にも例えば、Σi(xi―yi)2として、差分の2乗の和の総和により照合してもよい。また、動画フレームに含まれる全ての画素について総和を算出することが好ましいがこれに限られず、一部の画素についての差分により照合してもよい。
なお、映像中継サーバ102は、映像送信部113から映像データを受信し、映像取得部121に映像データを送信するものとして説明したがこれに限られない。すなわち、映像中継サーバ102が映像生成装置100から直接映像データを受信し、映像取得部121に映像データを送信するように構成してもよい。
なお、映像取得部111が映像中継サーバ102を介して映像生成装置100からの映像を取得し、映像取得部121が映像生成装置100から映像データを直接受信するように構成してもよい。すなわち、情報処理端末101又は指示者用端末103のいずれか一方が前記映像を中継サーバを介して映像データを取得していればよい。
(実施の形態2)
以下に、本発明の実施の形態2について説明をする。図4は本発明の実施の形態2の動画フレーム同期システムの構成を示すブロック図である。実施の形態1と同一の構成については同一の符号を付し、説明は省略する。実施の形態2に係るサービス提供システムは、実施の形態1にかかる構成と比較して、情報処理端末401の構成が相違する。
情報処理端末401は、映像取得部411と、動画フレーム蓄積部412と、映像合成部413と、送信用映像取得部414と、送信用動画フレーム蓄積部415と、映像送信部416と、動画フレーム照合部417と、識別子整合部418と、動画フレーム出力部419とを備える。
映像取得部411は、映像生成装置100からRTPプロトコルにより映像データを取得する。また映像取得部411は、取得した映像データを動画フレームに復号する。そして映像取得部411は、動画フレームに関連付けられたタイムスタンプが示すタイミングで、動画フレーム蓄積部412及び映像合成部413に復号した動画フレームを渡す。
動画フレーム蓄積部412は、映像取得部411から渡された動画フレームに、動画フレームを一意に識別する識別子である動画フレーム識別子を付与し、図示しないメモリに動画フレームを動画フレーム識別子とともに蓄積する。また動画フレーム蓄積部412は、蓄積した動画フレーム識別子を識別子整合部418に渡し、また動画フレームを動画フレーム出力部115へ渡す。
映像合成部413は、映像取得部411から渡された動画フレームに所定の画像を合成する等の加工をし、加工した送信用の映像を送信用映像取得部414に渡す。当該合成は、例えば動画フレームに字幕を合成する等の合成も含まれる。
送信用映像取得部414は、映像合成部413から送信用映像を取得し、映像送信部416及び送信用動画フレーム蓄積部415に送信用動画フレームを渡す。
送信用動画フレーム蓄積部415は、送信用映像取得部414から渡された送信用動画フレームに、送信用動画フレームを一意に識別する識別子(以下、「送信用動画フレーム識別子」という)を付与し、図示しないメモリに動画フレームを送信用動画フレーム識別子とともに蓄積する。また送信用動画フレーム蓄積部415は、蓄積した送信用動画フレーム識別子を識別子整合部418に渡し、また送信用動画フレームを動画フレーム照合部417へ渡す。なお送信用動画フレーム識別子は、例えば送信用動画フレーム蓄積部415が送信用映像取得部414から送信用動画フレームを取得した順番に連番で付与するように構成する。
映像送信部416は、送信用映像取得部414から渡された送信用動画フレームを、好ましくはMotionJPEG方式により符号化し、RTPプロトコルにより映像中継サーバ102へ送信する。なお符号化方式はMotionJPEG方式に限らず、MPEG方式、WMI方式であってもよい。
動画フレーム照合部417は、送信用動画フレーム蓄積部415が蓄積した複数の動画フレームと、指示者用端末103から受信した選択動画フレームとを照合する。動画フレーム照合部417は照合の結果、同一または最も類似する送信用動画フレームの送信用動画フレーム識別子を識別子整合部418に渡す。
識別子整合部418は、動画フレーム蓄積部412から取得した動画フレーム識別子と、送信用動画フレーム蓄積部415から取得した送信用動画フレーム識別子とを対応付けて記憶する。具体的には識別子整合部418は、動画フレーム蓄積部412から動画フレーム識別子を取得した時刻に最も近い時刻において、送信用動画フレーム蓄積部415から取得した送信用動画フレーム識別子を該動画フレーム識別子と対応付けて記憶する。また識別子整合部418は、動画フレーム照合部417から送信用動画フレーム識別子を受取ると、当該送信用動画フレーム識別子に係る動画フレーム識別子を動画フレーム出力部419に渡す。
動画フレーム出力部419は、識別子整合部418から取得した動画フレーム識別子に係る動画フレームを動画フレーム蓄積部412から取得し、取得した動画フレームを出力する。また動画フレーム出力部419は、当該動画フレームのタイムスタンプに基づき、順次動画フレーム蓄積部412から動画フレームを取得し動画を出力する。
次に、実施の形態2に係る動画フレーム同期システムについて、図5によりその動作を説明する。実施の形態1と同一の動作については同一の符号を付し、説明は省略する。
まずステップS501において、情報処理端末401の映像取得部411は、映像生成装置100からの映像データを受信し取得する。また映像取得部411は取得した映像データを復号し、複数の動画フレームを生成する。そして映像取得部411は、動画フレームに関連付けられたRTPのタイムスタンプに応じて、動画フレームを順番に動画フレーム蓄積部412及び映像合成部413に渡す。
次にステップS502において、動画フレーム蓄積部412は、映像取得部411から取得した動画フレームに、動画フレーム識別子を生成し、動画フレームと、当該動画フレーム識別子とを対応付けて蓄積する。また動画フレーム蓄積部412は、蓄積した動画フレーム識別子を識別子整合部418に渡す。
続いてステップS503において、映像合成部413は、映像取得部411から渡された動画フレームに所定の画像を合成する等の加工をし、加工した送信用動画フレームを送信用映像取得部414に渡す。送信用映像取得部414は、取得した送信用動画フレームを、送信用動画フレーム蓄積部415と、映像送信部416に渡す。
次にステップS504において、送信用動画フレーム蓄積部415は、送信用映像取得部414から取得した送信用動画フレームに、送信用動画フレーム識別子を付与し、送信用動画フレームと、当該送信用動画フレーム識別子とを対応付けて蓄積する。また送信用動画フレーム蓄積部415は、蓄積した送信用動画フレーム識別子を識別子整合部418に渡す。
続いてステップS505において、識別子整合部418は、動画フレーム蓄積部412から取得した動画フレーム識別子と、送信用動画フレーム蓄積部415から取得した送信用動画フレーム識別子とを対応付けて記憶する。具体的には識別子整合部418は、動画フレーム蓄積部412から動画フレーム識別子を取得した時刻に最も近い時刻において、送信用動画フレーム蓄積部415から取得した送信用動画フレーム識別子を該動画フレーム識別子と対応付けて記憶する。
続いてステップS506において、映像送信部416は、送信用映像取得部414から取得した送信用動画フレームを、好ましくはMotionJPEG方式により符号化し、RTPプロトコルにより映像中継サーバ102に映像データを送信する。送信する動画の動画フレームレートは15fpsであるとする。なお符号化方式はMotionJPEG方式に限らず、MPEG方式、WMI方式等であってもよい。
続くステップS304からステップS308は、実施の形態1と同一の動作であるため同一の符号を付しており、説明は省略する。
指示者用端末103から情報処理端末401が送信用映像から選択された選択動画フレームを受信すると、ステップS510において動画フレーム照合部414は、選択動画フレームと、送信用動画フレーム蓄積部415に蓄積された複数の動画フレームとを照合し、選択動画フレームと同一または最も類似する送信用動画フレームに係る送信用動画フレーム識別子を取得する。具体的には動画フレーム照合部414は、送信用動画フレーム蓄積部415に蓄積された動画フレームのうち、直近の過去3秒間の複数の送信用動画フレームを取得する。そして取得した各送信用動画フレームと、選択動画フレームとの差分絶対値和を算出する。差分絶対値和はΣi|xi―yi|により定義される。ただしxiは選択動画フレームのi番目の画素値、yiは動画フレーム蓄積部112から取得したある動画フレームのi番目の画素値を表す。iは動画フレームに含まれる画素数とチャンネル数(RGB表示系の場合は3)の積の値以下の全ての自然数をとる。動画フレーム照合部114は、動画フレーム蓄積部112に蓄積された送信用動画フレームのうち、差分絶対値和が最小の送信用動画フレームを選び出す。そして、選び出された送信用動画フレームに係る送信用動画フレーム識別子を、識別子整合部418に渡す。
次にステップS511において、識別子整合部418は、動画フレーム照合部417から送信用動画フレーム識別子を受取ると、当該送信用動画フレーム識別子に係る動画フレーム識別子を動画フレーム出力部419に渡す。
続いて動画フレーム出力部419は、受け取った動画フレーム識別子に係る動画フレームを動画フレーム蓄積部412から取得し、当該動画フレームを出力する。また、当該動画フレームのタイムスタンプに基づき、順次動画フレーム蓄積部412から動画フレームを取得し動画を出力する(ステップS512)。
このように実施の形態2にかかる動画フレーム同期システムによれば、情報処理端末401で合成された映像を、映像中継サーバ102を介して指示者用端末103にて出力した場合であっても、指示者用端末103で選択された選択動画フレームと情報処理端末101の送信用動画フレーム蓄積部415に蓄積された動画フレームとを直接比較照合することにより動画を同期するため、映像中継サーバ102を介する場合において、複数の情報処理端末が適切に動画フレームの同期をとることができる。
なお、動画フレーム照合部414が動画フレームを照合する方法として差分絶対値和を用いたがこれに限られない。他にも例えば、Σi(xi―yi)2として、差分の2乗の和の総和により照合してもよい。また、動画フレームに含まれる全ての画素について総和を算出することが好ましいがこれに限られず、一部の画素についての差分により照合してもよい。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各部材、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
100 映像生成装置
101 情報処理端末
102 映像中継サーバ
103 指示者用端末
111 映像取得部
112 動画フレーム蓄積部
113 映像送信部
114 動画フレーム照合部
115 動画フレーム出力部
121 映像取得部
122 動画フレーム出力部
123 動画フレーム選択部
124 動画フレーム送信部
200 動画フレーム選択画面
201 動画表示領域
202 動画フレーム選択ボタン
203 カーソル
401 情報処理端末
411 映像取得部
412 動画フレーム蓄積部
413 映像合成部
414 送信用映像取得部
415 送信用動画フレーム蓄積部
416 映像送信部
417 動画フレーム照合部
418 識別子整合部
419 動画フレーム出力部

Claims (5)

  1. 映像生成装置が生成した映像を取得する情報処理端末と、映像生成装置が生成した映像を取得する指示者用端末を備える動画フレーム同期システムであって、
    前記情報処理端末又は前記指示者用端末のいずれか一方が継サーバを介して前記映像を取得し他方が前記映像生成装置から前記映像を取得し
    前記中継サーバは、前記映像生成装置から直接受信した前記映像を再符号化し、再符号化した映像を前記情報処理端末又は前記指示者用端末のいずれか一方に送信し、
    前記指示者用端末は、
    前記映像を前記中継サーバ又は前記映像生成装置から取得する映像取得部と、
    ユーザの入力に基づき前記映像を構成する複数の動画フレームから1つの選択動画フレームを選択する動画フレーム選択部と、
    前記選択動画フレームを前記情報処理端末に送信する動画フレーム送信部と、
    を有し、
    前記情報処理端末は、
    前記映像を前記中継サーバ又は前記映像生成装置から取得する映像取得部と、
    前記映像を構成する各動画フレームを一意に特定する動画フレーム識別子及び該動画フレームを対応付けて蓄積する動画フレーム蓄積部と、
    前記動画フレーム蓄積部に蓄積された動画フレームと、前記選択動画フレームとを照合し、前記動画フレーム蓄積部に蓄積された動画フレームの中から選択動画フレームと同一または類似する動画フレームの動画フレーム識別子を取得する動画フレーム照合部と、
    前記動画フレーム照合部が取得した動画フレーム識別子に係る動画フレームを出力する動画フレーム出力部と、
    を有することを特徴とする動画フレーム同期システム。
  2. 前記情報処理端末の前記映像取得部が前記映像生成装置により生成された映像を取得し、前記指示者用端末の前記映像取得部が中継サーバを介して前記映像を受信することを特徴とする、請求項1に記載の動画フレーム同期システム。
  3. 映像生成装置が生成した映像を直接取得する情報処理端末と、中継サーバを介して前記情報処理端末が前記映像から加工した送信用映像を取得する指示者用端末とを備える動画フレーム同期システムであって、
    前記情報処理端末は、
    前記映像を前記映像生成装置から取得する映像取得部と、
    前記映像取得部が取得した前記映像から、該映像の動画フレームに所定の画像を合成することにより前記送信用映像を生成する映像合成部と、
    前記送信用映像を構成する各送信用動画フレームを一意に特定する送信用動画フレーム識別子及び該送信用動画フレームを対応付けて蓄積する送信用動画フレーム蓄積部と、
    前記動画フレーム蓄積部に蓄積された動画フレーム識別子と、前記送信用動画フレーム蓄積部に蓄積された送信用動画フレーム識別子とを対応付ける識別子整合部と、
    前記中継サーバに前記送信用映像を送信する映像送信部と、
    を備え、
    前記中継サーバは、前記情報処理端末から受信した前記送信用映像を再符号化し、再符号化した送信用映像を前記指示者用端末に送信し、
    前記指示者用端末は、
    前記送信用映像を前記中継サーバから取得する映像取得部と、
    ユーザの入力に基づき前記送信用映像を構成する複数の動画フレームから1つの選択動画フレームを選択する動画フレーム選択部と、
    前記送信用映像から選択された前記選択動画フレームを前記情報処理端末に送信する動画フレーム送信部と、
    を有し、
    前記情報処理端末はさらに、
    記送信用動画フレーム蓄積部に蓄積された動画フレームと、前記動画フレーム送信部から送信された前記選択動画フレームとを照合し、該動画フレームと同一または類似する送信用動画フレームの送信用動画フレーム識別子を前記送信用動画フレーム蓄積部から取得する動画フレーム照合部と
    前記動画フレーム照合部が取得した送信用動画フレーム識別子に対応付けられた動画フレーム識別子に係る動画フレームを出力する動画フレーム出力部と、
    を有することを特徴とする動画フレーム同期システム。
  4. 前記動画フレーム照合部は、前記選択動画フレームと、前記動画フレーム蓄積部に蓄積された動画フレームとの各画素値の差分の絶対値の和が最小である動画フレームの動画フレーム識別子を取得することを特徴とする請求項1記載の動画フレーム同期システム。
  5. 前記動画フレーム照合部は、前記選択動画フレームと、前記送信用動画フレーム蓄積部に蓄積された動画フレームとの各画素値の差分の絶対値の和が最小である動画フレームの動画フレーム識別子を取得することを特徴とする請求項3に記載の動画フレーム同期システム。
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