JP2005117084A - 静止画像情報配信システムとサーバーとクライアント - Google Patents
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Abstract
【課題を解決するための手段】 サーバーは、所定の時間間隔で表示すると動画となる静止画像情報のシリーズを、クライアントが所定時間で受信できる情報量に圧縮して送信する。クライアントは、圧縮された画像情報のシリーズを動画として表示し、高解像度の静止画像が必要な画像の識別情報を、サーバーに指定する。サーバーはクライアントが指定した識別情報に対応する圧縮前の静止画像情報をクライアントに送信する。
【選択図】 図1
Description
あるいは、深海の風景等を一般人が直接観測することは難しい。そこでビデオカメラで撮影し、画像表示装置に表示するようにすると、一般人では見ることが難しい風景が見られるようになる。
撮影した情報をインターネット等の通信回線を利用してクライアントに送信すれば、クライアントのユーザは遠隔地で画像を観察することができる。
カメラの中には、非常な高解像度と非常なコマ数で撮影できるものがある。また、複数のカメラ画像を合成することで、高解像度で広視野でコマ数の多い画像を生成することが可能である。ここでいうコマ数は、単位時間あたりに撮影できる静止画像の画像枚数を言い、自然な動作を再現するためには、所定数以上のコマ数を必要とする。
残念なことに、通信回線によって単位時間あたりに送信できる情報量が制約されていることが多い。性能の優れた高解像度高コマ数カメラで撮影した情報量を送信できないことがある。単位時間あたりに得られる静止画像の枚数に静止画像1枚あたりの情報量を乗じた情報量が、通信回線によって単位時間あたりに送信できる情報量の10倍になる場合を想定すると、下記のいずれかの方法が必要とされる。
(1)一つ方法は、長時間かけて送信する方法であり、例えば1秒間に1枚撮影された1枚の画像情報を10秒かけて送る。この方式であれば、高解像で高コマ数で撮影した情報量を通信速度の遅い通信回線で送信することができるが、どんどん遅れていき、実況で送信することができない。また、クライアントで表示される画像の動作速度が遅くなってしまう。
(2)他の一つ方法は、コマ数を落として送信する方法であり、10コマ中の1コマ分のみを送信すれば(1)の問題はない。しかしながら、自然な動作を再現することができない。
(3)そこで、コマ数を落とす代わりに、静止画像1枚あたりの情報量を圧縮する方法がとられる。種々のデータ圧縮技術が開発されており、これによると、前記した(1)(2)の問題を解決することができる。
そこで、本発明の一つの課題は、静止画像1枚あたりの情報量を圧縮してコマ数を落とすことなく送信することと、ユーザが必要とする瞬間の静止画像を鮮明な状態で送信することをともに可能とする技術を提供する。
またクライアントのユーザが動画を観賞しながら入手したい静止画像の瞬間を指定する場合、いわゆるシャッタチャンスを逃すことがしばしばおこる。このときに、過去の動画を再生してシャッタチャンスを指定しなおすことができれば、シャッタチャンスを逃した瞬間の静止画像を入手することができる。
本発明の他の一つの課題は、動画を再生しながらユーザがシャッタチャンスを指定できるようにし、ユーザがシャッタチャンスを指定することによってユーザがその瞬間の鮮明な静止画像を入手できるようにするシステムを作り出すことにある。
サーバーは、時間間隔をおいて撮影した静止画像情報のシリーズを記憶している静止画像情報のシリーズ記憶手段と、そのシリーズの単位時間あたりの静止画像の枚数に静止画像1枚あたりの情報量を乗じた情報量が通信回線によって単位時間あたりに送信できる情報量以下になるように静止画像1枚あたりの情報量を圧縮する手段を備えている。サーバーは、情報量が圧縮された静止画像情報のシリーズを、静止画像の識別情報とともに、通信回線を介してクライアントに送信する送信手段を備えている。さらにサーバーは、クライアントが通信回線を介してサーバーに送信した静止画像の識別情報を受信する手段と、受信した識別情報の「圧縮前の静止画像情報」を通信回線を介して送信する手段を備えている。
クライアントは、サーバーが通信回線を介してクライアントに送信した「情報量が圧縮された静止画像情報」のシリーズと静止画像の識別情報を受信する手段と、受信した「情報量が圧縮された静止画像情報」シリーズを逐次に画像表示する手段と、その逐次画像を観測するユーザが指定した「情報量が圧縮された静止画像情報」の識別情報を特定する手段と、特定された静止画像の識別情報を通信回線を介してサーバーに送信する手段を備えている。
クライアントの画像を観測するユーザは、「情報量が圧縮された静止画像情報」のシリーズによって再現される動画を観測しながら、鮮明な静止画像情報を得たい画像を選んで入力する(例えばクリック操作する)。クライアントは、ユーザが指定した静止画像情報の識別情報を特定し、特定した識別情報を通信回線を介してサーバーに送信する。サーバーは、クライアントが送信した識別情報を受信し、識別情報に対応する圧縮前の静止画像情報を通信回線に送信する。通信回線に送信された圧縮前の静止画像情報は、その圧縮前の静止画像情報を指定したクライアント、あらかじめ決まられている他のクライアントあるいは、あらかじめ決まられている他のサーバー等によって受領される。通信回線から受領される圧縮前の静止画像情報は、ユーザが希望したタイミングにおける静止画像であり、解像度が高く、鮮明な静止画像情報である。
圧縮前の静止画像情報の送信タイミングは任意でよく、情報量が圧縮された静止画像情報のシリーズの送信を中断して「圧縮前の静止画像情報」を送信してもよく、情報量が圧縮された静止画像情報のシリーズの送信が終了するのを待って「圧縮前の静止画像情報」を送信してもよく、あるいはクライアントが送信を要求したときに「圧縮前の静止画像情報」を送信してもよい。
サーバーが圧縮された静止画像情報のシリーズを送信するクライアントと、サーバーが圧縮前の静止画像情報を送信するクライアントは異なっていてもよい。例えば、静止画像の入手を希望するユーザがポスタ形式の鮮明な静止画像の入手を希望する場合には、圧縮された静止画像情報のシリーズをユーザのクライアントに送信し、圧縮前の静止画像情報をポスタ作成会社のクライアント(あるいはサーバー)に送信する。
通信回線の通信速度が遅く、且つユーザがクライアント上で連続して何枚も「圧縮前の静止画像情報」を指定するシステムにおいては、サーバーはクライアントの指定した識別情報を一時記憶しておき、「情報が圧縮されている静止画像情報」のシリーズの送信が終わったあとで、指定を受けた識別情報に対応する「圧縮前の静止画像情報」をクライアントに送信することができる。また、サーバーは、クライアントが指定した識別情報に対応する「圧縮前の静止画像情報」を、特に定めた画像記録管理用サーバーに送信しておくこともできる。画像記録管理用サーバーにクライアントが指定した「圧縮前の静止画像情報」を送信しておくことで、「情報量が圧縮された静止画像情報」のシリーズを受信して表示するクライアントの受信速度が確保されるとともに、サーバーの負荷も分散される。「情報量が圧縮された静止画像情報」のシリーズの逐次表示と識別情報の指定を終えたクライアントは、画像記録管理用サーバーから「圧縮前の静止画像情報」の転送をうける。画像記録管理用サーバーは、複数のクライアントに向けた静止画像情報をクライアント別に管理して配信する。静止画像情報配信サーバーということもできる。
また、ユーザがクライアント上で、「情報量が圧縮された静止画像情報」のシリーズの中から1枚だけを指定して「圧縮前の静止画像情報」を得るような静止画像情報配信システムにおいては、クライアントはユーザが識別情報の指定を終えると「情報量が圧縮された静止画像情報」のシリーズの受信と表示を終了し、サーバーが送信した「圧縮前の静止画像情報」を受け取ることもできる。
上記のいずれの場合に於いても、ユーザは本発明の静止画像情報配信システムによって、必要とする瞬間の画像を、高解像度な静止画像で得ることができる。
本システムでは、情報量が圧縮された静止画像情報とその識別情報が組になって扱われるために、複数のクライアントに表示されている静止画像の同時性は要求されない。インターネット等の複数のサーバーを利用して情報を送信する通信回線では、クライアント毎に遅れ時間が相違し、複数のクライアントが同時に異なるタイミングの静止画像を表示していることがある。情報量が圧縮された静止画像情報とその識別情報が組になって扱われると、複数のクライアントに表示されている静止画像の同時性が確保されていない場合でも、各クライアントが指定するタイミングにおける圧縮前の静止画像情報を送信することができる。
情報量の圧縮方式には特に限定がなく、例えば前回撮影した静止画像からの差分のみを記憶する圧縮方式であってもよく、画素を粗くする圧縮方式であってもよい。圧縮前の静止画像情報という場合、画質が低下しない画像情報のことをいい、画質が低下しない制約のなかで情報量を圧縮していても、画質が低下しないので、ここでは圧縮前の静止画像情報という。
本発明のサーバーは、通信回線の通信速度の制約の中で、コマ落ちなく静止画像情報のシリーズをクライアントに送信することができ、クライアントに自然な動画を表示させることができる。さらに、クライアントから指定がおこなわれた場合に、クライアントから指定されたタイミングにおける圧縮前の高解像度の画像情報を送信する。ユーザは、希望するタイミングにおける鮮明な静止画像を得ることができる。
本発明のクライアントは、受信した「情報量が圧縮された静止画像情報」のシリーズを逐次表示する。このときクライアントで表示される静止画像情報の逐次表示は、サーバーに保存されている静止画像情報の時間間隔と同じ時間間隔で同じコマ数で受信されて表示されるので、表示内容は自然な動きを示す。クライアントは、逐次画像を観測するユーザが指定した静止画像情報の識別情報を特定して、静止画像の識別情報を通信回線を介してサーバーに送信することができる。サーバーからは、送信した識別情報に対応する「圧縮前の静止画像情報」が送信されてくるので、クライアント等は受信手段でこれを受信し、ユーザが指定した瞬間の高解像度で鮮明な静止画像情報を得ることができる。
シリーズの範囲は、識別情報で範囲を指定してもよく、撮影時間で範囲を指定してもよい。
本システムでは、情報量が圧縮された静止画像情報とその識別情報が組になって扱われるために、複数のクライアントに表示されている静止画像の同時性は要求されない。クライアントに、シリーズの範囲を指定する手段を設けると、同時に表示されている静止画像がクライアント毎に異なってくるが、何らの問題も生じない。
サーバーから送られる「情報量が圧縮された静止画像情報」のシリーズの範囲を指定する手段がクライアントに設けられていると、クライアントのユーザは一度表示した動画をくりかえし表示させることができる。ビデオを見ながら巻き戻す要領で、過去の静止画像のシリーズの範囲を指定して過去の動画を再現することができる。最初の観賞では指定し損ねた静止画像の入手瞬間を、過去の動画を再現することによって指定し直すことができ、希望する瞬間の鮮明な静止画像を確実に入手することができる。
本システムによると、通信速度の制約から送信できないために普通なら不必要な高解像度・広視野・高コマ数で撮影しておくことが意味を持ち、カメラの能力を充分に活用できることになる。
上記環境で利用される静止画像情報配信システムのサーバーは、時間間隔をおいて撮影した静止画像情報のシリーズの内の少なくとも最新の静止画像情報を一時的に記憶する手段と、そのシリーズの単位時間あたりの静止画像の枚数に静止画像1枚あたりの情報量を乗じた情報量が通信回線によって単位時間あたりに送信できる情報量以下になるように静止画像1枚あたりの情報量を圧縮する手段と、「情報量が圧縮された静止画像情報」のシリーズを通信回線を介してクライアントに送信する手段と、クライアントが通信回線を介してサーバーに送信した静止画像情報注文情報を受信する手段と、静止画像情報注文情報を受信した時に一時的記憶手段に記憶されている「圧縮前の静止画像情報」を通信回線を介して送信する手段を備えている。また、クライアントは、サーバーが通信回線を介してクライアントに送信した「情報量が圧縮された静止画像情報」のシリーズを受信する手段と、受信した「情報量が圧縮された静止画像情報」のシリーズを逐次に画像表示する手段と、その画像を観測するユーザが指定した時に静止画像情報注文情報を通信回線を介してサーバーに送信する手段を備えている。
カメラで撮影された静止画像のシリーズは、サーバー中に記憶される。古いタイミングの静止画像の上に、新しいタイミングの静止画像を上書き保存する記憶方法を採用することができ、記憶容量は小さくてすむ。サーバーの圧縮手段は、静止画像情報のシリーズを、通信回線を介して接続されているクライアントが撮影時間間隔と同じ時間間隔で受信できるように、1枚あたりの静止画像情報を圧縮して情報量を減らす。サーバーの送信手段がクライアントに撮影時間間隔と同じ時間間隔で圧縮された静止画像情報を1枚ずつ送信する。クライアントは、「情報量が圧縮された静止画像情報」のシリーズに含まれる全ての画像情報を、カメラが撮影したときの速度で1枚ずつ受信して表示することができる。
本発明のシステムでは、カメラが撮影した静止画像のシリーズを、カメラから離れたところにあるクライアントで、実況中継のようにリアルタイムで見ることができる。実況中継として見ることのできる画像は情報が圧縮されているために画質が粗いが、ユーザが必要とする瞬間の静止画像については、サーバーの記憶手段に記憶されている圧縮前の静止画像情報を送信することが可能であり、ユーザは高解像度で鮮明な画像を得ることができる。
本システムでは、一時的に静止画像情報を蓄える技術により、圧縮する前の画像の解像度や時間分解能を、自由に設定できる。これにより、希望する瞬間の非常に高精度な静止画像を通信回線を介して選択して得ることができる。
(形態1)高解像度のカメラがサーバーに接続されており、カメラの撮影した画像が、時間間隔をおいた静止画像情報のシリーズとして、サーバーの記憶手段に記憶される。サーバーは、記憶手段に静止画像情報を1枚ずつ記憶する際に、カメラの撮影時刻を識別情報として付与する。
(形態2)サーバーは、記憶手段の容量が一杯になるまで静止画像情報を記憶すると、新たに得られた静止画像情報を記憶手段の先頭から順に上書きする。
(形態3)カメラが接続された1台のサーバーと、クライアントが、通信回線を介して接続されている。
(形態4)クライアントは、サーバーに接続されたカメラの撮影方向を指定して変更させることができる。
(形態5)クライアントは、サーバーにカメラの撮影時刻の範囲を指定して、指定時刻の範囲内に撮影された静止画像情報のシリーズを送信させることができる。
(形態6)1台のサーバーと、複数台のクライアントが、通信回線を介して接続されている。
(形態7)形態6のサーバーには、そのサーバーから送られてくる「圧縮前の静止画像情報」と「その静止画像情報の識別情報を送信したクライアント」を識別する情報を一時的に保持管理するサーバーが接続されている。このサーバーは、クライアントごとに、そのクライアントが要求した静止画像情報を管理し、該当するクライアントが転送要求ないしは受信要求したときに、電子メールなどの通信手段を使って、クライアントへ静止画像情報を送るための静止画像情報配信サーバーである。
(形態8)形態6のサーバーに、高解像度静止画像情報の受信手段と、その高解像度静止画像情報の識別情報を送信したクライアントを識別する情報を受信して記憶する手段と、受信した高解像度静止画像情報の印刷および/または加工する手段を有する静止画像加工用サーバーが接続されている。
(形態9)サーバーは、クライアントが高解像度静止画像情報を要求するために送信した識別情報を受信すると、記憶手段からクライアントが指定した識別情報に対応する高解像度静止画像情報を取り出し、静止画像情報転送(静止画像情報配信)用サーバーに送信する。
(形態10)サーバーは、1秒間あたり30枚以上のコマ数で撮影された静止画像情報のシリーズを記憶している。人間の動体視力の制約によって、1秒間あたり30枚以上のコマ数で撮影された静止画像を表示しても、1秒間あたり30枚のコマ数で静止画像を表示したのと区別できないので、送信段階では1秒間あたり30枚のコマ数に低減する。すなわち時間分解能を粗くする。1秒間あたり30枚のコマ数に低減しても、静止画像情報を圧縮しないと送信できないので、一枚一枚の静止画像情報を圧縮する。以上の処理をしても、動きの速度が自然な動画が遠隔地で観測できる。この明細書でコマ数を低下させないという場合、自然な動きを再現するのに必要な1秒間あたり30コマ数以下にはコマ数を落とさないことをいう。それ以上に高速で撮影されていても、1秒間あたり30コマ数に落としたものと動画の質は変わらない。1秒間あたり30コマ数に落とした静止画像情報のシリーズに本発明を適用することがありえる。
サーバーに1秒間あたり30枚以上のコマ数で撮影された静止画像情報のシリーズが記憶されており、クライアントでは1秒間あたり30枚のコマ数で情報量が圧縮された動画を表示する場合、クライアントのユーザが時間範囲を限定するとことで、クライアントで1秒間あたり30枚以上のコマ数で撮影された情報量が圧縮された動画を再現して観察することが可能となる。この場合には、あたかもスローモーションビデオのような動画が再現表示される。あるいは、動画を構成する情報量が圧縮された静止画像のシリーズをクライアントで同時に一覧表示して観察することが可能となる。ユーザは、細かな時間分解能でシャッターチャンスを指定することができ、そのタイミングにおける鮮明な静止画像情報を入手することが可能となる。
(第1実施例) 図1は、本発明の第1実施例に係わる画像配信システムのシステム構成を示している。サーバー2とクライアント4は、インターネット、イントラネットなどの通信回線6を介して接続されている。
クライアント4の記憶部40には、ユーザが入手を希望する高解像度の静止画像情報の識別情報をサーバー2に指定するための画像指定プログラム42と、ユーザがカメラ8の撮影方向を指定して希望する画角の静止画像情報を得るための撮影要求プログラム44と、受信する静止画像情報の撮影時刻の範囲を指定するプログラム46が記憶されている。
カメラ8から送られた高解像度の静止画像情報のシリーズは、記憶部18の画像情報記憶領域26に、撮影順に記憶される。
サーバー2で保持される高解像度の静止画像情報は、視覚特性上十分実用的であれば、デジタルカメラの形式で用いられるJPEGなどの圧縮画像情報でもよい。ここでいう「圧縮前の静止画像情報」は、画質が低下しない画像を再現することができる情報をいい、画質が低下しない範囲で情報量が圧縮されていてもよい。
記憶部18の記憶容量には限りがあるので、画像情報記憶領域26の先頭から末尾までカメラ8が撮影した高解像度の静止画像情報が記憶されて空きがなくなったときには、情報管理プログラム22は、新たに取り込んだ静止画像情報の記憶領域を再び先頭に戻す。新たに取り込んだ静止画像情報は、画像情報記憶領域26の先頭から順に、既に記憶されている静止画像情報の上に上書き記憶される。カメラ8が撮影した高解像度の静止画像情報は、画像情報記憶領域26に書き込まれてから新たな画像情報が上書きされるまでの一定期間、記憶部18の画像情報記憶領域26に蓄積・記憶される。
サーバー2が、カメラ8の撮影した画像を取り込んだ後直ちに圧縮してクライアント4に送信すれば、クライアント4は、実況中継のようにリアルタイムでカメラ8の画像を表示することができる。
ファンダー画像の形式は、必ずしも連続的な静止画のシリーズでなくてもよく、これらファインダー画像のコマとサーバーが持つ高解像度静止画像情報を対応させることができることが本質的である。すなわち、圧縮形式には、コマどうしの差分情報をおくるものも存在するが、この場合であってもクライアントには、差分情報から画像が復元されコマごとに表示されていく。したがってこの場合であってもサーバーが持つ高解像度静止画像情報のコマを指定することができる。
クライアント4は送受信部32で高解像度静止画像情報を受信し、表示部36に表示すると共に、記憶部40に記憶する。ユーザは、表示部36で鮮明な高解像度静止画像情報を確認し、記憶された高解像度静止画像情報を各種の用途に使用することができる。
サーバー2は、高解像度画像情報の送信が終わると、中断していたファインダー画像情報のシリーズの送信を再び開始する。クライアント4は、受信するファインダー画像情報のシリーズに新たに指定することができる。
ユーザが指定した撮影時間範囲内に撮影された複数枚のファインダー画像を、表示部36に一覧表示してもよい。その一覧表示によって、ユーザは高解像度画像情報を所望するタイミングを特定することができる。
本実施例のサーバー2から再送することのできるファインダー画像情報のシリーズは、画像情報記憶領域26に高解像度画像情報が記憶されている画像情報に限られている。画像情報記憶領域26は末尾まで画像情報が記憶されると先頭から新しい高解像度画像情報が上書きされて古い高解像度画像情報が失われるため、ユーザは一度表示したファインダー画像情報を再び指定するまでに、時間間隔をあけすぎないことが望まれる。
ユーザが、クライアント4に表示される逐次画像情報から高解像度静止画像情報を得たい画像を選んでクライアント4に指定すると、クライアント4は指定された静止画像情報の識別情報をサーバー2に送信する。サーバー2は、クライアント4が指定した識別情報の高解像度静止画像情報をクライアント4に送信する。ユーザは、クライアント4に表示される動画の中の希望する場面を、カメラ8で撮影されたときと同等の高解像度で鮮明な静止画像情報として得ることができる。
さらに本実施例のクライアント4は、送信範囲要求プログラム46と撮影要求プログラム44が備えられており、ユーザはシャッターチャンスを逃した瞬間を含む静止画像情報のシリーズを再生して必要な高解像度静止画像を得たり、カメラの撮影方向を変更して、希望する方向から撮影した静止画像情報を得ることができる。
サーバー52には、接続されているサーバーやクライアントを識別できる情報が、クライアント情報104として登録されている。本実施例のサーバー52の情報管理プログラム102は、クライアント情報104を参照し、クライアント情報が登録されているサーバーやクライアントとの間で静止画像情報のシリーズを送受信する。
また、画像加工用サーバー60には、高品位の印刷が可能なプリンター86が接続されていて、加工された画像情報を印刷して出力することができる。
サーバー60は、サーバー58と同様に、ファインダー画像情報は受信しない。サーバー60には、圧縮前の高解像度静止画像情報が、クライアントからの指示によって、サーバー52から送信される。サーバー60は、高解像度静止画像情報の加工を専用に行うサーバーである。
ここで、サーバー52の情報圧縮プログラム24は、登録されている複数のクライアントのなかで、最も通信速度が遅いクライアントに合わせて情報の圧縮量を決定することができる。通信にマルチキャスト方式を用いる場合、この方法を用いると、サーバーから送出する圧縮後の静止画像のサイズを小さくできる。すなわち、すべてのクライアントに同じ圧縮後の静止画を送ればよい。ユニキャスト方式では、クライアントごとに情報の圧縮量を変えて送ることも可能である。マルチキャストにおいて、幾つかの圧縮量の異なった画像を送る上記の併用方式も可能である。
サーバー52の情報管理プログラム102は、クライアント54から送信された画像情報の識別情報とクライアント情報を受信すると、画像情報記憶領域26から指定された識別情報の高解像度画像情報を取り出し、クライアント情報を付けて、画像転送用(静止画配信用)サーバー58に送信する(処理116)。さらにサーバー52の情報管理プログラム102は、画像を加工して利用する場合には、同一の画像情報を、画像加工用サーバー60に送信する(処理118)。
クライアント54の注文が、加工された高解像度画像情報の印刷を含む場合には、画像加工用サーバー60は、完成した高解像度画像情報をプリンター86に出力する。オペレータが、印刷した画像情報を、クライアント54に郵送等のオフライン処理によって送る(処理126)。
更に、本実施例における静止画像情報配信システムには、画像加工用サーバー60が設けられている。クライアント52,54は、発注プログラム72で加工内容を指定して送信するだけで、画像加工用サーバー60で必要な加工のおこなわれた高解像度画像情報を受信することができる。
通信回線6によって、複数のクライアント54,56に表示されている静止画像の同時性が実質的に確保される場合には、識別情報に代わって時間を利用することができ、識別情報が不要となる。すなわち、クライアント54,56からサーバー52が静止画像情報注文情報を入力した時に、サーバー52が送信したファインダー画像情報に対応する詳細静止画像情報を、画像転送用(静止画配信用)サーバー58や画像加工用サーバー60に送ればよい。サーバー52がクライアント54,56にファインダー画像情報を送信してから、サーバー52がクライアント54,56から静止画像情報注文情報を入力するまでに一定の時間差がかかる場合には、その時間差に相当するコマ数だけの詳細静止画像情報を、画像転送用(静止画配信用)サーバー58や画像加工用サーバー60に送ればよい。サーバー52はそのコマ数分の静止画像情報を一時記憶しておけばよく、必要な記憶容量は少なくてすむ。
圧縮された情報量は、空間的な画像情報のみではなく、時間的な情報量として考えてもよい。つまり、カメラは、秒間120コマ程度の画像を撮像し、サーバーは、これらを一時的に記憶しておきつつ、これから秒間30コマ分の画像を抜き出し、クライアントに配信する。人は視覚特性上、秒間30コマ以上の連続静止画は、区別できない。そこで、クライアントでは、連続したコマ(映像)を見ながら、必要な瞬間を指定するが、このコマの指定を行う場合に、秒間1コマ表示、秒間30コマ表示、秒間120コマ表示というように必要なコマが含まれる短時間のシリーズを階層的に表示して指定する。これらコマを指定するシリーズの画像は、十分圧縮されているため、速やかに表示できる。
人の視覚特性上秒間30コマ以上の連続静止画は、区別ができない。従って、クライアントに配信される圧縮された連続静止画、つまり動画として表示する秒間コマ数は、30あれば十分である。しかしながら、本システムは、静止画を選択するための画像と静止画を分けて送信することに特徴をもつため、例えば、秒間120コマのカメラを使い、必要な瞬間の静止画をえることも可能である。
その他、実施例の図中に示したサーバーとクライアントの構成は、通常のプログラミング作業や装置設計によって自由に変更が可能であり、項目の追加や削除も行うことができる。
4・・クライアント
6・・通信回路
8・・カメラ
12・・サーバーの送受信部
14・・サーバーのCPU
16・・カメラ制御部
18・・サーバーの記憶部
32・・クライアントの送受信部
34・・CPU
36・・表示部
38・・マウス
40・・クライアントの記憶部
Claims (6)
- サーバーと通信回線とクライアントで構成され、
サーバーは、時間間隔をおいて撮影した静止画像情報のシリーズを記憶している静止画像情報のシリーズ記憶手段と、そのシリーズの単位時間あたりの静止画像の枚数に静止画像1枚あたりの情報量を乗じた情報量が通信回線によって単位時間あたりに送信できる情報量以下になるように静止画像1枚あたりの情報量を圧縮する手段と、「情報量が圧縮された静止画像情報」のシリーズと静止画像の識別情報を通信回線を介してクライアントに送信する手段と、クライアントが通信回線を介してサーバーに送信した静止画像の識別情報を受信する手段と、受信した識別情報の「圧縮前の静止画像情報」を通信回線を介して送信する手段を備え、
クライアントは、サーバーが通信回線を介してクライアントに送信した「情報量が圧縮された静止画像情報」のシリーズと静止画像の識別情報を受信する手段と、受信した「情報量が圧縮された静止画像情報」のシリーズを逐次に画像表示する手段と、その逐次画像を観測するユーザが指定した「情報量が圧縮された静止画像情報」の識別情報を特定する手段と、特定された静止画像の識別情報を通信回線を介してサーバーに送信する手段を備えていることを特徴とする静止画像情報配信システム。 - 通信回線を介してクライアントに情報量が圧縮される前の鮮明な静止画像情報を送信するためのサーバーであり、
時間間隔をおいた撮影した静止画像情報のシリーズを記憶している静止画像情報のシリーズ記憶手段と、そのシリーズの単位時間あたりの静止画像の枚数に静止画像1枚あたりの情報量を乗じた情報量が通信回線によって単位時間あたりに送信できる情報量以下になるように静止画像1枚あたりの情報量を圧縮する手段と、「情報量が圧縮された静止画像情報」のシリーズと静止画像の識別情報を通信回線を介してクライアントに送信する手段と、クライアントが通信回線を介してサーバーに送信した静止画像の識別情報を受信する手段と、受信した識別情報の「圧縮前の静止画像情報」を通信回線を介して送信する手段を備えていることを特徴とするサーバー。 - 通信回線を介して情報量が圧縮される前の鮮明な静止画像情報を受信するためのクライアントであり、
サーバーが通信回線を介してクライアントに送信した「情報量が圧縮された静止画像情報」のシリーズと静止画像の識別情報を受信する手段と、受信した「情報量が圧縮された静止画像情報」のシリーズを逐次に画像表示する手段と、その逐次画像を観測するユーザが指定した「情報量が圧縮された静止画像情報」の識別情報を特定する手段と、特定された静止画像の識別情報を通信回線を介してサーバーに送信する手段を備えていることを特徴とするクライアント。 - サーバーが通信回線を介してクライアントに送信する「情報量が圧縮された静止画像情報」のシリーズの範囲を指定する手段が付加されていることを特徴とする請求項3のクライアント。
- サーバーに接続されたカメラをさらに有し、そのカメラは、撮影する単位時間あたりの静止画像の枚数に静止画像1枚あたりの情報量を乗じた情報量が、通信回線によって単位時間あたりに送信できる情報量以上になる画素数を有するか、あるいは前記画素数以上の画像を生成することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- サーバーと通信回線とクライアントで構成され、
サーバーは、時間間隔をおいて撮影した静止画像情報のシリーズの内の少なくとも最新の静止画像情報を一時的に記憶する手段と、そのシリーズの単位時間あたりの静止画像の枚数に静止画像1枚あたりの情報量を乗じた情報量が通信回線によって単位時間あたりに送信できる情報量以下になるように静止画像1枚あたりの情報量を圧縮する手段と、「情報量が圧縮された静止画像情報」のシリーズを通信回線を介してクライアントに送信する手段と、クライアントが通信回線を介してサーバーに送信した静止画像情報注文情報を受信する手段と、静止画像情報注文情報を受信した時に一時的記憶手段に記憶されている「圧縮前の静止画像情報」を通信回線を介して送信する手段を備え、
クライアントは、サーバーが通信回線を介してクライアントに送信した「情報量が圧縮された静止画像情報」のシリーズを受信する手段と、受信した「情報量が圧縮された静止画像情報」のシリーズを逐次に画像表示する手段と、その逐次画像を観測するユーザが指定した時に静止画像情報注文情報を通信回線を介してサーバーに送信する手段を備えていることを特徴とする静止画像情報配信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003344643A JP2005117084A (ja) | 2003-10-02 | 2003-10-02 | 静止画像情報配信システムとサーバーとクライアント |
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009094950A (ja) * | 2007-10-11 | 2009-04-30 | Casio Comput Co Ltd | サーバベース・コンピューティング・システムのクライアント装置、及びプログラム |
JP2009135977A (ja) * | 2009-03-13 | 2009-06-18 | Victor Co Of Japan Ltd | 画像配信方法 |
JP2012253629A (ja) * | 2011-06-03 | 2012-12-20 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 動画フレーム同期システム |
JP2013031196A (ja) * | 2012-08-30 | 2013-02-07 | Casio Comput Co Ltd | 画像処理装置及びプログラム |
JP2014030209A (ja) * | 2013-09-04 | 2014-02-13 | Casio Comput Co Ltd | 画像処理装置及びプログラム |
JP2017059953A (ja) * | 2015-09-15 | 2017-03-23 | キヤノン株式会社 | 画像配信システム及びサーバ |
-
2003
- 2003-10-02 JP JP2003344643A patent/JP2005117084A/ja active Pending
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