JP5578203B2 - 通信装置、通信システムおよび通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信に関する。
複数の方式から何れかを選択できる無線通信端末が、バッテリ残量に基づき通信方式を選択する技術が知られている(例えば、特許文献1)。この他、通信方式の選択手法として、或る方式による無線通信の信号強度が弱くなったことを契機に、他の方式による無線通信への切り替えの準備を開始する手法が知られている。
特開2007−181178号公報
上記の先行技術が有する課題は、或る方式による無線通信が途絶した場合に、他の方式を用いて無線通信を回復させるまでの時間(無線通信が途絶する時間)が長い傾向にあることである。上記の信号強度に基づく手法は、信号強度が弱くなってから、通信が途絶するまでの時間差の分、通信が途絶する時間を短縮でき、理想的には通信の途絶を回避できる。しかし、上記時間差が短い場合は、通信の途絶する時間の短縮分も短くなる。この結果、無線通信が途絶する時間が長くなるという課題が生じる。特に、無線通信の高速化を図るために高い周波数帯の電波を用いる場合は、上記時間差が短い傾向にあるので、この課題がより深刻になる。
本発明は、上記の課題の少なくとも一部を解決するためのものであり、以下の形態又は適用例として実現できる。
適用例1:通信装置であって;第1の方式による無線通信を他の装置と行う第1方式通信部と;前記第1の方式による無線通信が可能な最長距離よりも短い距離に位置する他の装置に対して給電する給電部と;他の装置との無線通信を前記第1の方式によって実行している場合に、該他の装置を対象とする前記給電が中断したとき、前記第1の方式による無線通信よりも通信可能距離が長い第2の方式による無線通信を該他の装置と行うための準備を開始する第2方式通信準備部と;前記第2方式通信準備部による準備を利用して、前記第1の方式に代えて前記第2の方式による通信を開始する第2方式通信部とを備える通信装置。この適用例によれば、通信が途絶する時間を短縮できる可能性を高めることができる。この適用例においては、第1の方式による無線通信の信号強度の監視に基づくのではなく、給電可能か否かに基づき第2の方式による無線通信の準備を開始する。給電可能か否かが切り替わる他の装置の位置は、第1の方式による無線通信が可能な距離である。よって、第1の方式による無線通信が可能な間に第2の方式による無線通信の準備を開始できる。つまり、第1の方式による無線通信の信号強度が急激に低下する前に、第2の方式による無線通信の準備を開始できる可能性が高くなる。この準備を利用して第2の方式による無線通信を開始することによって、通信が途絶する時間を短縮できる可能性も高くなる。しかも、給電の中断を契機に上記準備を開始するので、常に上記準備をしておく手法に比べて節電できる。
給電部についての「前記第1の方式による無線通信が可能な最長距離よりも短い距離に位置する」とは、必要条件である。つまり「前記第1の方式による無線通信が可能な最長距離よりも短い距離に位置する」場合であっても、給電するときと、給電しないときとがある。給電しない理由としては、二次電池が満充電の場合や、給電をワイヤレス方式によって実行する場合に、ワイヤレス給電ができない位置関係にある場合などが挙げられる。
適用例2:適用例1に記載の通信装置であって;前記第2方式通信部は、前記第1の方式による無線通信の信号強度が基準値未満になった場合に通信を開始し;前記基準値は、無線通信が可能な値である通信装置。この適用例によれば、通信が途絶しなくなる可能性が高くなる。第1の方式による無線通信が可能な状態において、第2の方式による無線通信に切り替えるからである。本明細書で「通信が途絶しない」とは、厳密な意味で解釈される内容だけではなく、通信が途絶していないのと実質的に同じように通信が継続されることをも意味する。
適用例3:適用例1又は適用例2に記載の通信装置であって;前記第2方式通信部による無線通信が開始された場合に、前記第1の方式による無線通信を行うための準備を開始する第1方式通信準備部を備え;前記第1方式通信部は、前記第1の方式による無線通信の強度が基準値以上になった場合、前記第2の方式に代えて前記第1の方式による無線通信を開始する通信装置。この適用例によれば、第1の方式による無線通信が途絶する可能性が低い場合に、第1の方式による無線通信を実行できる。適用例2と適用例3とに記された基準値は、互いに同じ値でも異なる値でも良い。
適用例4:適用例1から適用例3の何れか1つに記載の通信装置であって;前記給電部は、前記第1の方式による無線通信が可能な最長距離よりも短い距離に位置する他の装置に対して可能なワイヤレス給電を行う通信装置。この適用例によれば、「第1の方式による無線通信が可能な最長距離よりも短い距離に他の装置が位置する」か否かを、他の方法によって判定しなくても良くなる。
適用例5:適用例1から適用例4の何れか1つに記載の通信装置であって;前記他の装置は、クライアント装置と無線通信をするアクセスポイントであり;前記第1及び第2方式通信部による通信が行われない場合に、前記クライアント装置とアクセスポイントとの無線通信に対して干渉し難い通信方式を優先的に選択して通信を実行する第3方式通信部を備える通信装置。この適用例によれば、無線通信の干渉を回避しやすくなる。干渉し難い通信方式とは、例えば、周波数帯が異なる通信方式である。
適用例6:2つの通信装置を備える通信システムであって;前記2つの通信装置は;互いに第1の方式による無線通信を行い;互いの距離が前記第1の方式による無線通信が可能な最長距離よりも短い場合に、一方から他方へ給電し;前記第1の方式による無線通信中に前記給電が中断した場合、前記第1の方式による無線通信よりも通信可能距離が長い第2の方式による無線通信を行うための準備を開始し;前記準備を利用して、前記第1の方式に代えて前記第2の方式による通信を開始する通信システム。
適用例7:2つの通信装置が通信する方法であって;前記2つの通信装置は;互いに第1の方式による無線通信を行い;互いの距離が前記第1の方式による無線通信が可能な最長距離よりも短い場合に、一方から他方へ給電し;前記第1の方式による無線通信中に前記給電が中断した場合、前記第1の方式による無線通信よりも通信可能距離が長い第2の方式による無線通信を行うための準備を開始し;前記準備を利用して、前記第1の方式に代えて前記第2の方式による通信を開始する通信方法。
適用例8:通信装置であって;第1の方式による無線通信を給電装置と行う第1方式通信部と;前記第1の方式による無線通信が可能な最長距離よりも短い距離に位置する給電装置から給電を受ける受電部と;給電装置との無線通信を前記第1の方式によって実行している場合に、前記受電が中断したとき、前記第1の方式による無線通信よりも通信可能距離が長い第2の方式による無線通信を該給電装置と行うための準備を開始する第2方式通信準備部と;前記第2方式通信準備部による準備を利用して、前記第1の方式に代えて前記第2の方式による通信を開始する第2方式通信部とを備える通信装置。この適用例のように、給電を受ける装置が主体となって、通信の切り替えを行っても良い。
上記何れの適用例も、他の形態によって実施できる。例えば、上記通信方法を実現するためのプログラム、このプログラムを記憶した一時的でない記憶媒体などが挙げられる。
通信システムの概略構成。 クレードルの詳細構成を示すブロック図。 アクセスポイントの詳細構成を示すブロック図。 通信方式選択処理を示すフローチャート。 第1低速通信方式選択処理を示すフローチャート。 第2低速通信方式選択処理を示すフローチャート。 通信方式選択の一例の様子。 実施例2のアクセスポイントの詳細構成を示すブロック図。
実施例1:
通信システムCS(図1):
図1は、通信システムCSの概略構成を示す。通信システムCSは、図1に示すように、クレードル10と、無線LANのアクセスポイント20と、ホームゲートウェイ50とを備える。通信システムCSは、クライアント装置をWANに、本実施形態ではインターネットINTに接続するためのものである。クレードル10は、アクセスポイント20に対するワイヤレス給電機能を有する。ホームゲートウェイ50は、クライアント装置がインターネットINTへ接続されるための通信を中継する。クライアント装置は、無線LANクライアント装置の機能を有する周知のコンピュータである。図1には、パーソナルコンピュータをクライアント装置CL1,CL2として例示した。クライアント装置として他には、ゲーム機、スマートフォン、PDA、他のアクセスポイント等が挙げられる。
ホームゲートウェイ50は、ブロードバンドルータとして機能する。クレードル10は、ホームゲートウェイ50に有線接続される。アクセスポイント20は、クレードル10と、クライアント装置CL1,CL2とを相手に無線通信をする。この無線通信は、クレードル10と、クライアント装置との無線通信を中継するために行われる。図1は、アクセスポイント20が、クレードル10の上に置かれている状態を示している。このように置かれることによって、クレードル10とアクセスポイント20とが近接すると、後述するように、クレードル10からアクセスポイント20へのワイヤレス給電が効率的に行われる。
クレードル10(図2):
図2は、クレードル10の詳細構成を示すブロック図である。クレードル10は、図2に示すように、CPU110と、PHYチップ120と、有線LANI/F125と、無線通信部130と、給電部140と、電力I/F150とを備える。CPU110は、通信方式選択処理(図4と共に後述)を実行することによって、第1方式通信部112、第2方式通信部114、第1方式通信準備部116及び第2方式通信準備部118として機能する。
無線通信部130は、無線通信のために電波を授受するためのものである。無線通信部130は、変調器、アンプ、アンテナ等を含む。無線通信部130は、CPU110によって制御される。無線通信部130は、複数の方式による無線通信に対応できるように構成されている。複数の方式とは、60GHz帯(ミリ波)を用いた方式(以下、この方式を用いた通信を「60GHz通信」と言う)と、IEEE802.11に属する複数の無線通信規格とを含む。IEEE802.11に属する複数の無線通信規格とは、本実施形態においては、IEEE802.11、IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11g、IEEE802.11n、IEEE802.11acのことである。以下、これらの無線通信規格の表記における「IEEE802.」を省略する。11aは5GHz帯の電波を、11、11b及び11gは2.4GHz帯の電波を用いる無線通信規格である。11nは、2.4GHz帯、または、5GHz帯の電波を用いる無線通信規格である。
有線LANI/F125は、ホームゲートウェイ50との有線通信におけるインターフェイスである。クレードル10とホームゲートウェイ50との通信には、IEEE802.3通信規格に相当する有線LANが用いられる。PHYチップ120は、有線LANI/F125とCPU110とのインターフェイスである。PHYチップ120は、論理信号と、実際の電気的な信号との変換を行う。電力I/F150は、家庭用電源から供給される電力を、CPU110と給電部140とに供給する。給電部140は、ワイヤレス給電を行う。このワイヤレス給電は、本実施形態においては電磁誘導方式によって行われる。給電部140は、電磁誘導を発生させるためのコイル等を備える。電磁誘導方式によるワイヤレス給電の効率は、給電部から受電部までの距離が短ければ短いほど良好になる。よって、他の装置が実効的な給電を受けるためには、他の装置の受電部から給電部140までの距離が所定値以下であるのが好ましい。逆に、給電部140からの距離が所定値以上になると、給電は実質的に行われなくなる。この所定値は、本実施形態において、60GHz通信が可能な最長距離よりも小さい。
アクセスポイント20(図3):
図3は、アクセスポイント20の詳細構成を示すブロック図である。アクセスポイント20は、CPU210と、クレードル通信部230と、受電部240と、バッテリ250と、クライアント通信部260とを備える。受電部240は、電磁誘導方式によるワイヤレス給電を受ける。受電部240は、ワイヤレス給電によって受けた電力を、CPU210とバッテリ250とに供給する。クレードル通信部230は、クレードル10と無線通信するために、複数の通信方式から何れかを選択して無線通信をするためのものである。この複数の通信方式とは、クレードル10が選択可能な通信方式と同じ通信方式のことである。クレードル通信部230は、変調器やアンプ、アンテナ等を含む。クライアント通信部260は、クライアント装置を相手に無線通信するために、複数の通信方式から何れかを選択して無線通信をするためのものである。クライアント通信部260は、変調器やアンプ、アンテナ等を含む。CPU210は、クレードル通信部230とクライアント通信部とを制御することによって、クレードル10とクライアント装置との無線通信を中継する。
通信方式選択処理(図4):
図4は、通信方式選択処理を示すフローチャートである。この処理の開始の契機は、クレードル10とアクセスポイント20との通信が開始されたことである。ここで言う通信とは、クレードル10がIEEE802.11の無線通信規格におけるアクセスポイントとして、アクセスポイント20がIEEE802.11の無線通信規格におけるステーションとして、互いに無線通信をすることである。この通信において、アクセスポイント20に備えられたクライアント通信部260がLAN接続を行い、クレードル通信部230がWAN接続を行う。
通信が開始されたことの検出は、受信したビーコンに基づく。通信の開始時に何れの通信方式を選択するかは、従来技術を用いる。
通信方式選択処理を開始すると、CPU110は、ワイヤレス給電が実行中かを判定する(ステップS305)。この判定は、アクセスポイント20に備えられたバッテリ250が充電中であればワイヤレス給電が実行中であり、放電中であればワイヤレス給電が実行中でないという基準による。バッテリ250が充電中か放電中かの情報は、アクセスポイント20からの無線通信によって取得する。
ワイヤレス給電が実行中の場合(ステップS305、YES)、CPU110の第1方式通信部112は、60GHz通信を実行する(ステップS310)。「60GHz通信を実行する」とは、60GHz通信の実行中であれば、60GHz通信を継続することであり、60GHz通信の実行中でなければ、可能となり次第60GHz通信を開始することである。60GHz通信の実行中でない場合とは、他の方式による無線通信の実行中の場合か、何れの方式による無線通信も実行されていない場合である。他の方式による無線通信の実行中の場合は、その方式による無線通信を中断し、60GHz通信に切り替えることになる。この内容は、他の通信方式についても同様とする。
その後、CPU110は、予備セッションを解除して(ステップS312)、ステップS305に戻る。予備セッションについては、後述のステップS325において説明する。なお、予備セッションが存在しない場合、ステップS312は何もしないことを意味する。
一方、ワイヤレス給電が実行中でない場合(ステップS305、NO)、CPU110は、60GHz通信のRSSI(受信信号強度)の強弱を判定する(ステップS315)。具体的には、60GHz通信のRSSIを、予め定められた2つの基準値と比較することによって、「強い」「中程度」「弱い」の何れかに分類する。60GHz通信のRSSIは、アクセスポイント20からの無線通信によって取得される。本実施形態においてはビーコンを利用する。この内容は、他の通信方式についても同様とする。
60GHz通信のRSSIが強い場合(ステップS315、強)、CPU110の第1方式通信部112は、60GHz通信を実行する(ステップS320)。続いて、CPU110の第2方式通信準備部118は、11acの予備セッションを確立し始めて(ステップS325)、ステップS305に戻る。11acの予備セッションの確立とは、11acによる通信を短時間で開始できる状態にするためのものである。具体的には、通信を開始するための一連の認証作業について、その少なくとも一部をクライアント装置及びホームゲートウェイ50と共に実行することである。本実施形態においては、クレードル10が、アクセスポイント20との無線通信に使用する通信周波数(チャネル)や、暗号方式と暗号鍵とを取得して、アクセスポイントとの通信が開始できるように接続要求及び/又は認証要求を実行することである。予備セッションの確立の開始とは、この一連の作業を開始する契機となる動作のことである。なお、既に11acの予備セッションが確立されていれば、ステップS325は「11acの予備セッションを保持する」ということになる。一方、11acの予備セッションを確立している最中であれば、ステップS325は「11acの予備セッションを確立するための動作を継続する」ということになる。この内容は、他の通信方式についても同様とする。
このように、60GHz通信のRSSIが強いにも関わらず、11acの予備セッションを確立し始めるのは、通信が急に途絶する可能性が高まったからである。この可能性が高いことは、ワイヤレス給電ができないことを根拠とする。ワイヤレス給電ができないということは、クレードル10とアクセスポイント20とが近接していない可能性が高いことを示唆する。
一方、60GHz通信のRSSIが中程度の場合(ステップS315、中)、CPU110の第2方式通信部114は、11acによる通信を実行する(ステップS330)。この通信の実行において、既に確立された又は確立中の11acの予備セッションが存在すれば、それを利用して通信を開始する。続いて、CPU110の第1方式通信準備部116は、60GHz通信の予備セッションを確立し始めて(ステップS335)、ステップS305に戻る。なお、60GHz通信の実行中に、ステップS315で中程度と判定した場合は、実行していた通信を利用して通信を再開できる状態を保持する。通信実行中の場合には、上記状態を保持することが、60GHz通信の予備セッションの確立に相当する。この内容は、他の通信方式についても同様とする。
一方、60GHz通信のRSSIが弱い場合(ステップS315、弱)、CPU110は、11acのRSSIの強弱を判定する(ステップS340)。なお、クレードル10とアクセスポイント20との少なくとも一方が11acに対応していない場合、CPU110は、11acのRSSIを弱いと見なす。ただし、クレードル10が11acに対応しており、アクセスポイント20が11acに対応していない場合、このことをCPU110が予め把握していないときは、CPU110は、11acのRSSIの強弱を判定することによって、11acによるアクセスポイント20との通信ができないことを把握することになる。このようにして通信ができないことを把握すると、CPU110は、11acのRSSIを弱いと見なす。
11acのRSSIが強い場合(ステップS340、強)、CPU110は、11acによる通信を実行する(ステップS345)。続いて、CPU110は、60GHz通信の予備セッションを確立し始めて(ステップS350)、ステップS305に戻る。60GHz通信のRSSIが弱いにも関わらず、予備セッションを確立する通信方式として60GHz通信を選択するのは、11acのRSSIが強ければ、11acによる無線通信が急に途絶する可能性は低く、より高速な無線通信が可能な60GHz通信の接続可能性があるからである。よって、より繋がりやすい通信方式ではなく、より高速な通信方式として60GHz通信の予備セッションを確立する。
一方、11acのRSSIが中程度の場合(ステップS340、中)、CPU110は、11n(5GHz)による通信を実行する(ステップS500)。11nのRSSIの判定をせずに11nによる通信を実行するのは、11acのRSSIが中程度の場合、使用する周波数帯が近い11n(5GHz)のRSSIも中程度以上である可能性が高いからである。次にCPU110は、11acの予備セッションを確立し始めて(ステップS510)、ステップS305に戻る。
一方、11acのRSSIが弱い場合(ステップS340、弱)、CPU110は、CPU110は第1低速通信方式選択処理を実行し(ステップS400)、ステップS305に戻る。この場合に11acの予備セッションを確立しないのは、11acによる無線通信を行うにはRSSIが弱いので、予備セッションを確立しても活用される可能性が低いからである。以上のステップを、クレードル10とアクセスポイント20との通信が実行されている間、繰り返し実行する。
第1低速通信方式選択処理(図5):
図5は、先述したステップS400としての第1低速通信方式選択処理を示すフローチャートである。CPU110は、第1低速通信方式選択処理を開始すると、現在、無線通信に使用している通信方式(以下「通信中の方式」と言う)のRSSI(以下「通信中のRSSI」と言う)の強弱を判定する(ステップS405)。強弱の判定は、予め定められた基準値との比較に基づく。この基準値は、通信方式毎に異なっていても良いし、同じでも良い。通信が途絶してれば「RSSIは弱い」と見なす。RSSIが強い場合(ステップS405、強)、CPU110は、通信中の方式による無線通信を継続するとともに(ステップS410)、一段階高速な通信方式の予備セッションを確立し始めて(ステップS412)、第1低速通信方式選択処理を終了する。ここで、一段階高速な通信方式は、通信中の方式が11n(5GHz)であれば11acであり、通信中の方式が11aであれば11nである。通信中のRSSIが強い状態においては、一段階低速な通信方式への切り替えよりも、一段階高速な通信方式への切り替えの方が発生する可能性が高い。一段階低速な通信方式とは、一段階高速な通信方式と逆の関係によって定義される。一段階高速な通信方式の予備セッションを予め確立しておけば、その切り替えがより短時間で可能になる。
一方、RSSIが弱い場合(ステップS405、弱)、CPU110は、アクセスポイント20が2.4GHz帯による通信方式を用いてクライアント装置と通信を実行しているかを判定する(ステップS415)。アクセスポイント20が2.4GHz帯による通信方式を用いてクライアント装置と通信を実行していない場合(ステップS415、NO)、CPU110は、5GHz帯を用いた通信を行うためのステップを実行する。具体的には、CPU110は、11n(5GHz)による通信ができるかを判定する(ステップS420)。通信ができるかの判定は、RSSIや通信エラー発生状態に基づく。具体的には、RSSIが予め定められた基準値以上であるか、または通信エラー発生頻度が基準値以下であるかを判定する。RSSIや通信エラー発生頻度は、アクセスポイント20からの無線通信によって取得される。この判定手法は、第1低速通信方式選択処理と第2低速通信方式選択処理(図6と共に詳述)とにおける他の通信方式の判定についても同じとする。
11n(5GHz)による通信ができる場合(ステップS420、YES)、CPU110は、11n(5GHz)による通信を実行し(ステップS425)、第1低速通信方式選択処理を終了する。なお、図5には図示されていないが、S425において11n(5GHz)における無線通信のRSSIが弱い場合には、11aの予備セッションを確立し始めても良い。RSSIが弱い状態においては、一段階高速な通信方式への切り替えよりも、一段階低速な通信方式への切り替えの方が発生する可能性が高い。一段階低速な通信方式の予備セッションを予め確立しておけば、その切り替えがより短時間で可能になる。
一方、11n(5GHz)による通信ができない場合(ステップS420、NO)、CPU110は、11aによる通信ができるかを判定する(ステップS430)。11aは、先述したように5GHz帯を用いる方式である。11aによる通信ができる場合(ステップS430、YES)、CPU110は、11aによる通信を実行し(ステップS435)、第1低速通信方式選択処理を終了する。
上記ステップS430において、11aによる通信ができない場合(ステップS430、NO)又はアクセスポイント20が2.4GHz帯による通信方式を用いてクライアント装置と通信を実行している場合(ステップS415、YES)、CPU110は、第2低速通信方式選択処理を実行し(ステップS437)、その後、第1低速通信方式選択処理を終了する。
第2低速通信方式選択処理(図6):
図6は、第2低速通信方式選択処理を示すフローチャートである。第2低速通信方式選択処理は、2.4GHz帯を用いた通信を実行するためのものである。初めに、CPU110は、2.4GHz帯を用いた11nによる通信ができるかを判定する(ステップS440)。2.4GHz帯を用いた11nによる通信ができる場合(ステップS440、YES)、CPU110は、2.4GHz帯を用いた11nによる通信を実行し(ステップS445)、第2低速通信方式選択処理を終了する。
一方、2.4GHz帯を用いた11nによる通信ができない場合(ステップS440、NO)、CPU110は、11gによる通信ができるかを判定する(ステップS447)。11gによる通信ができる場合(ステップS447、YES)、CPU110は、11gによる通信を実行し(ステップS448)、第2低速通信方式選択処理を終了する。一方、11gによる通信ができない場合(ステップS447、NO)、CPU110は、11bによる通信ができるかを判定する(ステップS450)。11bによる通信ができる場合(ステップS450、YES)、CPU110は、11bによる通信を実行し(ステップS455)、第2低速通信方式選択処理を終了する。一方、11bによる通信ができない場合(ステップS450、NO)、CPU110は、11による通信ができるかを判定する(ステップS460)。11による通信ができる場合(ステップS460、YES)、CPU110は、11による通信を実行し(ステップS465)、第2低速通信方式選択処理を終了する。
第2低速通信方式選択処理においても、第1低速通信方式選択処理と同様に、通信中のRSSIが強い場合には一段階高速な通信方式の予備セッションを確立し始めても良いし、通信中のRSSIが弱い場合には一段階低速な通信方式での予備セッションを確立し始めても良い。切り替え後のものとして予想される通信方式を通信中のRSSIに応じて選択し、その選択した通信方式の予備セッションを予め確立しておけば、その切り替えがより短時間で可能になる。なお、2.4GHzにおける一段階高速な通信方式は、通信中の方式が11gであれば11n(2.4GHz)であり、通信中の方式が11bであれば11gであり、通信中の方式が11であれば11bである。
一方、11による通信ができない場合(ステップS460、NO)、CPU110は、第2低速通信方式選択処理を終了する。この場合、通信が途絶した状態を継続することになる。
なお、11ac、11n、11a、11g、11b、11は全て無線通信規格である。これら無線通信規格それぞれにおいて、複数の通信速度がリンク速度として定められている。設定された無線通信規格において適切なリンク速度に設定される方式については、これら無線通信規格に準じて実施されるものとする。
通信方式選択の一例(図7):
図7は、通信方式選択の一例の様子を模式的に示す。図7は、アクセスポイント20が、クレードル10の上に置かれていた状態から、クレードル10から等速度で離れていく場合を想定したものである。図7は、アクセスポイント20とクレードル10との距離が離れるのに伴う変化を、時間経過に伴う変化に変換して示す。変化が示される対象は、RSSI、ワイヤレス給電が実行中か否か、何れの通信方式によって通信が行われているのか、予備セッションの対象となる通信方式は何れなのか、及び予備セッションの確立の進捗度はどの程度なのかである。図7における図示の対象とする通信方式は、60GHz通信および11acのみとする。
図7における時刻ゼロから時刻T1においては、クレードル10とアクセスポイント20との距離が短いので、ワイヤレス給電が実行される。よって、この間は、通信方式選択処理におけるステップS310とステップS312とが繰り返される。この結果、通信中の方式として60GHz通信が選択され、予備セッションは確立されない。
アクセスポイント20が、クレードル10から等速度で離れていくので、図7に示すように時刻T1以降、ワイヤレス給電が中断する。時刻T1においては、60GHz通信のRSSIは強い。よって、時刻T1から、ステップS320とステップS325とが繰り返される。この結果、時刻T1から11acの予備セッションが確立され始める。通信中の方式は、60GHz通信のままである。
アクセスポイント20が、クレードル10から等速度で離れていくので、図7に示すように時刻T2において、60GHz通信のRSSIが強から中程度に移行する。よって、時刻T2から、ステップS330とステップS335とが繰り返される。図7に示すように、時刻T2までには11acの予備セッションは確立されているので、この予備セッションを利用して通信を開始する。ただし、11acによる通信を、時刻T2から開始することはできない。よって、11acによる通信ができるようになるまでは、60GHz通信を通信中の方式として保持する。
図7に示すように、時刻T3において、60GHz通信のRSSIが中程度から弱に移行する。11acのRSSIは強のままである。よって、時刻T3から、ステップS345とステップS350とが繰り返される。RSSIが弱になると、正常な通信が難しくなる。ただし、図7に示すように、時刻T3とほぼ同時に、11acによる通信が可能となる。よって、通信は、実質的に途絶することなく継続される。
これに対して従来技術によって60GHz通信から11acに切り替える場合、予備セッションを利用することなく11acの通信を開始することになる。図7に示すように、例えば時刻T2から切り替え始めた場合、11acによる通信が開始できるのは時刻T4からである。よって、時刻T3から時刻T4の間、通信が途絶する可能性が高くなる。
効果:
本実施形態によれば、できるだけ高速な通信方式を選択しつつ、通信が途絶する時間を短縮している。その短縮は、理想的には通信の途絶を回避する。特に、60GHz通信の最中に、通信が途絶する危険性を低下させている。60GHz通信は、使用する周波数帯が高いので、クレードル10とアクセスポイント20との距離が離れたり、両者の間に障害物が進入したりすると、RSSIが急激に低下しやすい性質を有する。よって、RSSIを監視する手法によっては、他の通信方式の予備セッションが確立される間もなく、通信が途絶する危険性が高い。それに対して本実施形態においては、ワイヤレス給電が実行できなくなったことを契機に、11acの予備セッションが確立され始める。この手法によって、60GHz通信のRSSIが強い段階において、11acの予備セッションを確立できる可能性が高くなる。しかも、この可能性を高めるために、11acの予備セッションを常に確立することを要しない。11acの予備セッションを常に確立することは、電力の余分な消費につながったり、通信帯域を余分に占拠したりするので、回避されるのが好ましい。
11acについても、高速通信が可能であるので、60GHz通信と同様に予備セッションを確立する対象としつつ、ステップS510やステップS520によって使用頻度を高めている。60GHz通信および11ac以外によって通信を実行する場合においても、RSSIに基づき通信方式の変更を適宜行うことによって、通信の途絶をできるだけ回避している。
実施例2:
実施例2の説明は、実施例1と異なる点についてのみ行う。図8は、実施例2のアクセスポイント20aの詳細構成を示すブロック図である。アクセスポイント20aは、実施例1のアクセスポイント20の代わりに用いられる。
アクセスポイント20に対してアクセスポイント20aが異なるのは、クレードル10の代わりに通信方式選択処理を実行する主体となる点である。アクセスポイント20aは、通信方式選択処理を実行するために、CPU210の代わりに、CPU210aを備える。CPU210aは、実施例2の通信方式選択処理を実行することによって、第1方式通信部212、第2方式通信部214、第1方式通信準備部216及び第2方式通信準備部218として機能する。
実施例2の通信方式選択処理は、実施例1の通信方式選択処理と同等である。実施例2の通信方式選択処理が実施例1の通信方式選択処理と異なるのは、通信が開始されたことの検出、ワイヤレス給電の実行中か否かの判断(ステップS305)、RSSIの判断(ステップS315、ステップS340、ステップS405等)等の基となる情報を通信によって取得する必要がない点である。
なお、実施例2のクレードルに備えられたCPUは、通信方式選択処理を実行しないので、第1方式通信部、第2方式通信部、第1方式通信準備部および第2方式通信準備部としては機能しない。
他の実施形態:
本発明の実施形態は、先述した実施形態に限られず、発明の技術的範囲における種々の形態が採用され得る。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態の技術的特徴は、先述した課題の一部または全部を解決するために、或いは、先述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えや組み合わせを行うことができる。その技術的特徴は、必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除できる。この他、例えば、以下のものが考えられる。
予備セッションの確立の具体的内容は、通信方式の切り替え時間の短縮に寄与するものであれば、実施形態と異なっていても良い。例えば、認証プロトコルの開始をクライアント装置に通知するまででも良いし、認証成功をクライアント装置に通知する直前まででも良い。
第1及び第2低速通信方式選択処理においても、予備セッションの確立を行っても良い。第1及び第2低速通信方式選択処理において選択され得る方式は、低い周波数帯を用いる。よって、60GHz通信などと比べると、通信が急に途絶する可能性は低い。そこで、実施形態においては、予備セッションを確立しない手法を採用した。一方、予備セッションを確立する手法を採用すれば、通信がより途絶しにくくなる。
第1及び第2低速通信方式選択処理は、通信可能な通信方式を総当たり攻撃によって探すことを趣旨としている。よって、通信可能かを判定する順番は、どのように変更しても良い。例えば、第1低速通信方式選択処理のステップS415において、YESの場合にステップS420に進み、NOの場合にステップS437に進むようにしても良い。このようにすれば、アクセスポイント20は、クライアント装置との通信に用いる電波の周波数と、クレードル10との通信に用いる電波の周波数とを異なるものにすることができる。よって、2つの電波が互いに干渉する可能性が低くなる。この手順は、例えば、第3方式通信部が実行する。CPU110は、所定のプログラムを実行することによって、第3方式通信部として機能する。例えば、クライアント装置との通信に用いる電波が11n(2.4GHz)の場合に、クレードル10との通信に用いる電波として11n(5GHz)を選択することが考えられる。
第1低速通信方式選択処理のステップS340において中程度と判定された場合、11nのRSSIを判定し、その判定結果に基づき11nによる通信を行うかを決定しても良い。例えば、ステップS500に代えて、第1低速通信方式選択処理を実行しても良い。
ワイヤレス給電の方式は、実施形態と異なっていても良い。例えば、磁界共鳴方式、電解結合方式、電波受信方式などが挙げられる。これらの方式は、それぞれ給電できる距離が異なる。よって、その距離に合わせて、ワイヤレス給電の可否に基づく判定の対象とする通信方式(実施形態の場合は60GHz通信)を組み合わせると良い。
60GHz通信は、IEEE802.11に属するもの(例えば、11ad)であっても、属さないものであっても良い。
通信方式は、IEEE802.11に準拠したものに限らず、現状、利用可能な他の方式でも良いし、将来的に利用可能となる方式でも良い。
ホームゲートウェイのインターネットへの接続方式は、例えば、USB等でも良い。
ワイヤレス給電が実行中か否かの判定は、実施形態と異なっていても良い。クレードルが通信によって取得する情報によらず判定しても良い。
上記実施形態において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしても良く、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしても良い。
10…クレードル
20…アクセスポイント
20a…アクセスポイント
50…ホームゲートウェイ
110…CPU
112…第1方式通信部
114…第2方式通信部
116…第1方式通信準備部
118…第2方式通信準備部
120…PHYチップ
125…有線LANI/F
130…無線通信部
140…給電部
150…電力I/F
210…CPU
210a…CPU
212…第1方式通信部
214…第2方式通信部
216…第1方式通信準備部
218…第2方式通信準備部
230…クレードル通信部
240…受電部
250…バッテリ
260…クライアント通信部
CS…通信システム
CL1…クライアント装置
CL2…クライアント装置
INT…インターネット

Claims (8)

  1. 通信装置であって、
    第1の通信方式による無線通信が可能な距離よりも短い距離に位置する他の装置を相手にした給電または受電を、ワイヤレス給電によって実行可能な充電部と、
    前記他の装置との無線通信の方式として前記第1の通信方式を選択している場合に、前記他の装置との間で実行中の前記給電または受電が中断すると、前記第1の通信方式よりも通信可能距離が長い第2の通信方式による無線通信を前記他の装置と行うための準備を開始する通信準備部と、
    前記第1の通信方式に代えて、前記通信準備部による準備を利用して前記第2の通信方式による通信を開始する通信部と
    を備える通信装置。
  2. 請求項1に記載の通信装置であって、
    前記通信部は、前記第1の通信方式による無線通信の信号強度が基準値未満になった場合に通信を開始する
    通信装置。
  3. 前記基準値は、前記第1の通信方式による無線通信が可能な値である
    請求項2に記載の通信装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1つに記載の通信装置であって、さらに、
    前記通信部による無線通信が開始されると、前記第1の通信方式による無線通信を行うための準備を開始する第1方式通信準備部と、
    前記第1の通信方式による無線通信の強度が基準値以上になった場合、前記第2の通信方式に代えて、前記第1方式通信準備部による準備を利用して前記第1の通信方式による無線通信を開始する第1方式通信部と
    を備える通信装置。
  5. 請求項1から請求項の何れか1つに記載の通信装置であって、
    前記他の装置は、クライアント装置と無線通信可能なアクセスポイントであり、
    さらに、前記第1及び第2の通信方式による通信が行われない場合に、前記クライアント装置とアクセスポイントとの無線通信に対して干渉し難い通信方式を優先的に選択して通信を実行する第3方式通信部
    を備える通信装置。
  6. 請求項1から請求項の何れか1つに記載の通信装置であって、
    当該通信装置は、クライアント装置と無線通信可能なアクセスポイントであり、
    さらに、前記第1及び第2の通信方式による通信が行われない場合に、前記クライアント装置とアクセスポイントとの無線通信に対して干渉し難い通信方式を優先的に選択して通信を実行する第3方式通信部
    を備える通信装置。
  7. 2つの通信装置を備える通信システムであって、
    前記2つの通信装置は、
    互いの距離が第1の通信方式による無線通信が可能な最長距離よりも短い場合に、前記2つの通信装置のうち給電機能を有する通信装置から、残りの通信装置へワイヤレス給電によって給電し、
    前記第1の通信方式による無線通信中に前記給電が中断した場合、前記第1の通信方式による無線通信よりも通信可能距離が長い第2の通信方式による無線通信を行うための準備を開始し、
    前記準備を利用して、前記第1の通信方式に代えて前記第2の通信方式による通信を開始する
    通信システム。
  8. 2つの通信装置が通信する方法であって、
    前記2つの通信装置は、
    互いの距離が第1の通信方式による無線通信が可能な最長距離よりも短い場合に、前記2つの通信装置のうち給電機能を有する通信装置から、残りの通信装置へワイヤレス給電によって給電し、
    前記第1の通信方式による無線通信中に前記給電が中断した場合、前記第1の通信方式による無線通信よりも通信可能距離が長い第2の通信方式による無線通信を行うための準備を開始し、
    前記準備を利用して、前記第1の通信方式に代えて前記第2の通信方式による通信を開始する
    通信方法。
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