JP5577550B2 - マルチチャネル無線通信の共存サポート - Google Patents

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Description

本開示は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を含む無線通信システムに関する。
[優先権情報]
本開示は、2010年9月1日出願の米国仮出願61/379,325号"VHT COEXISTENCE SUPPORT(VHT共存サポート)"、2010年10月15日出願の米国仮出願61/393,791号"VHT COEXISTENCE SUPPORT"、及び、2011年1月28日出願の米国仮出願61/437,159号"VHT COEXISTENCE SUPPORT"の優先権を主張するものである。
[関連出願]
本開示は、2010年8月4日出願の米国出願12/850,529号明細書、発明の名称"SDMA MULTI-DEVICE WIRELESS COMMUNICATIONS(SDMAマルチデバイス無線通信)"に関連する。本開示は、2011年2月24日出願の米国出願13/034,409号明細書、発明の名称"METHODS AND APPARATUS FOR DETERMINING A COMPOSITE CHANNEL(複合チャネルを決定する方法及び装置)"に関する。
上記全ての出願の内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
無線通信システムは、1以上の無線チャネルを介して通信を行う複数の無線通信デバイスを備えることができる。インフラストラクチャモードで動作する場合、アクセスポイント(AP)と称される無線通信デバイスは、例えば、クライアント局又はアクセスターミナル(AT)のようなその他の無線通信デバイスに対して、インターネットのようなネットワーク接続を提供する。無線通信デバイスの様々な例として、携帯電話、スマートフォン、無線ルータ及び無線ハブが含まれる。ある場合には、無線通信装置は、ラップトップ、パーソナルデジタルアシスタント及びコンピュータのようなデータ処理機器と一体化されている。
WLANのような無線通信システムは、直交周波数分割多重(OFDM)のような1以上の無線通信技術を使用することができる。OFDMベースの無線通信システムでは、データストリームは、複数のデータサブストリームに分割される。このようなデータサブストリームは、トーン又は周波数トーンとも称される、異なる複数のOFDMサブキャリア上で送信される。電気電子技術者協会(IEEE)無線通信規格、例えば、IEEE802.11a、IEEE802.11n又はIEEE802.11acで規定されるようなWLANは、OFDMを使用して、信号を送受信することができる。
WLANにおける無線通信デバイスは、媒体アクセス制御(MAC)層及び物理(PHY)層に対して、1以上のプロトコルを使用することができる。例えば、無線通信デバイスは、MAC層に対しては、搬送波感知多重アクセス(CSMA)/衝突回避(CA)ベースのプロトコルを、PHY層に対してはOFDMを使用することができる。
一部の無線通信システムは、各無線通信デバイスが1つのアンテナを使用する単一入力単一出力(SISO)通信方式を採用することができる。別の無線通信システムは、無線通信デバイスが、例えば、複数の送信アンテナ及び複数の受信アンテナを使用する複数入力複数出力(MIMO)通信方式を採用することができる。MIMOベースの無線通信デバイスは、OFDM信号の複数のトーンそれぞれにおいて、複数のアンテナを介して、複数の空間ストリームを送受信することができる。
本開示は、無線通信におけるシステム及び技術を含む。
本開示の一側面によれば、無線通信のための技術は、少なくとも第1無線通信デバイスが、無線通信に利用可能な複数の無線チャネルの一群を監視する段階と、1以上の第2無線通信デバイスから1以上のビーコン信号を受信する段階と、1以上の第2無線通信デバイスから1以上のビーコン信号が受信された1以上のプライマリチャネルを、無線チャネルの一群から特定する段階と、特定された1以上のプライマリチャネルのトラフィック負荷を推定する段階と、特定された1以上のプライマリチャネルの推定されたトラフィック負荷に基づいて、特定された1以上のプライマリチャネルのうちの1つのチャネル、又は、特定された1以上のプライマリチャネルとは別の、無線チャネルの一群のうちの1つのチャネルを、第1無線通信デバイスのプライマリチャネルとして決定する段階と、決定する段階の結果に基づいて、第1無線通信デバイスのプライマリチャネルを選択する段階とを備える。
記載されるシステム及び技術は、電子回路、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又は、これらの組み合わせに実装することができ、例えば、本明細書に開示される構造的手段及び構造的均等物のような組み合わせに実装することができる。例えば、1以上のデータ処理装置(例えば、プログラマブルプロセッサを含む信号処理デバイス)に上記のオペレーションを実行させるプログラムを実装する少なくとも1つのコンピュータ可読媒体に実装可能である。このように、プログラム実装は、開示される方法、システム又は装置によって実現可能であり、装置実装形態は、開示されるシステム、コンピュータ可読媒体又は方法によって実現可能である。同様に、方法の実装は、開示されるシステム、コンピュータ可読媒体又は装置から実現可能であり、システム実装は、開示される方法、コンピュータ可読媒体又は装置から実現可能である。
例えば、1以上の開示される実施形態は、様々なシステム及び装置に実装することができ、そのようなシステム及び装置としては、これに限定されないが、専用データ処理装置(例えば、無線アクセスポイント、リモート環境モニタ、ルータ、スイッチ、コンピュータシステムコンポーネント、媒体アクセスユニット等の無線通信デバイス)、移動データ処理装置(例えば、無線クライアント、携帯電話、スマートフォン、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、モバイルコンピュータ、デジタルカメラ)、コンピュータのような汎用データ処理装置、又は、これらの組み合わせが含まれる。
無線通信のための装置は、少なくとも第1無線通信デバイスが、無線通信に利用可能な複数の無線チャネルの一群を監視し、1以上の第2無線通信デバイスから1以上のビーコン信号を受信する第1回路を備える。上記装置は、1以上の第2無線通信デバイスから1以上のビーコン信号が受信された1以上のプライマリチャネルを、無線チャネルの一群から特定し、ii)特定された1以上のプライマリチャネルのトラフィック負荷を推定し、iii)トラフィック負荷に基づいて、特定された1以上のプライマリチャネルのうちの1つのチャネル、又は、特定された1以上のプライマリチャネルとは別の、無線チャネルの一群のうちの1つのチャネルを、第1無線通信デバイスのプライマリチャネルとして使用することを決定する第2回路を備えることができる。
無線通信のためのシステムは、送受信装置と、オペレーションを実行するプロセッサ装置とを備えることができる。オペレーションとしては、少なくとも第1無線通信デバイスが、無線通信に利用可能な複数の無線チャネルの一群を監視する段階と、1以上の第2無線通信デバイスから1以上のビーコン信号を受信する段階と、1以上の第2無線通信デバイスから1以上のビーコン信号が受信された1以上のプライマリチャネルを、無線チャネルの一群から特定する段階と、特定された1以上のプライマリチャネルのトラフィック負荷を推定する段階と、特定された1以上のプライマリチャネルの推定されたトラフィック負荷に基づいて、特定された1以上のプライマリチャネルのうちの1つのチャネル、又は、特定された1以上のプライマリチャネルとは別の、無線チャネルの一群のうちの1つのチャネルを、第1無線通信デバイスのプライマリチャネルとして決定する段階と、決定する段階の結果に基づいて、第1無線通信デバイスのプライマリチャネルを選択する段階とを含むことができる。
これら及びその他の実装形態は、次に列挙する特徴のうちの1以上を含むことができる。第1無線通信デバイスに対するプライマリチャネルの選択は、推定されたトラフィック負荷が閾値を超えることに基づいて、複数の無線チャネルのグループ(一群)から、特定された1以上のプライマリチャネルとは別の1つのチャネルを、第1無線通信デバイスに対するプライマリチャネルに選択することを含んでもよい。更に、第1無線通信デバイスに対するプライマリチャネルの選択は、推定されたトラフィック負荷が閾値を超えないことに基づいて、特定された1以上のプライマリチャネルから、第1無線通信デバイスに対するプライマリチャネルを選択することを含んでもよい。
上記トラフィック負荷を推定する段階は、特定された1以上のプライマリチャネルの1以上のチャネル状態を測定する段階と、1以上のチャネル状態に基づいて、特定された1以上のプライマリチャネルの1以上のビジー対アイドル比を計算する段階とを含んでもよい。デバイスのプライマリチャネルを決定する段階は、1以上のビジー対アイドル比と閾値とを比較する段階を含む。
ある実装形態では、無線チャネルのグループは、2つの周波数部分を含む。2つの周波数部分はそれぞれ、無線チャネルの一群と関連付けられた周波数帯域の半分である、連続した周波数帯域を占める。第1無線通信デバイスに対するプライマリチャネルの選択は、2つの周波数部分のうちの1つの周波数部分を、第1無線通信デバイスに対するプライマリチャネルとして選択することを含む。周波数部分は、特定された1以上のプライマリチャネルの1以上の周波数帯域とは別の周波数帯域を有する。
1以上の実装形態の詳細が、添付の図面を参照して以下に説明される。その他の特徴及び利点についても、詳細な説明、及び、添付の図面及び特許請求の範囲から明らかとなるであろう。様々な図面において、同様な参照番号は、同様な構成要素を指している。
無線通信のチャネル構造の一例を示した図である。 2つの無線通信デバイス及び無線ネットワークの一例を示した図である。 無線通信デバイスアーキテクチャの一例を示した図である。 マルチチャネル無線通信の通信プロセスの一例を示した図である。 第1BSS共存シナリオにおいて、新規のベーシックサービスセット(BSS)に対してプライマリチャネル選択を行う一例を示した図である。 第2BSS共存シナリオにおいて、新規のBSSに対してプライマリチャネル選択を行う一例を示した図である。 第3BSS共存シナリオにおいて、新規のBSSに対してプライマリチャネル選択を行う一例を示した図である。 第4BSS共存シナリオにおいて、新規のBSSに対してプライマリチャネル選択を行う一例を示した図である。 第5BSS共存シナリオにおいて、新規のBSSに対してプライマリチャネル選択を行う一例を示した図である。 第6BSS共存シナリオにおいて、新規のBSSに対してプライマリチャネル選択を行う一例を示した図である。 第7BSS共存シナリオにおいて、新規のBSSに対してプライマリチャネル選択を行う一例を示した図である。 第8BSS共存シナリオにおいて、新規のBSSに対してプライマリチャネル選択を行う一例を示した図である。 第9BSS共存シナリオにおいて、新規のBSSに対してプライマリチャネル選択を行う一例を示した図である。 第10BSS共存シナリオにおいて、新規のBSSに対してプライマリチャネル選択を行う一例を示した図である。 第11BSS共存シナリオにおいて、新規のBSSに対してプライマリチャネル選択を行う一例を示した図である。
本開示は、マルチチャネル無線通信の共存をサポートするシステム及び技術を含む、無線ローカルエリアネットワークの技術の例及び詳細を提供する。マルチチャネルデバイス無線通信の技術の一例として、他の無線通信デバイスが存在する環境において、周波数利用率を向上させ、共通の無線媒体を共有するデバイス間の公平性を向上させるような態様で、通信を行うように無線通信デバイスを動作させることを含む。利点としては、プライマリチャネル周波数帯域及びセカンダリチャネル周波数帯域の利用率が向上する、又は、古い規格との後方互換性があること、又は、この両方の利点が得られる。本明細書で提示される技術及びアーキテクチャは、IEEE802.11n又はIEEE802.11acのような、様々な無線通信システムに実装可能である。上記のようなシステム及び技術の1つ以上は、2010年8月4日出願の米国出願12/850,529号明細書、発明の名称"SDMA MULTI-DEVICE WIRELESS COMMUNICATIONS(SDMAマルチデバイス無線通信)"と組み合わせることができる。
図1には、無線通信のチャネル構造の一例が示されている。無線通信デバイス105、110は、チャネル125、130、135及び140からなる一群120を介して通信を行うことができる。一群120は、20MHz無線チャネル、40MHz無線チャネル、80MHz無線チャネル又は160MHz無線チャネルを含むことができる。その他の種類のチャネルも可能である。ある実装形態では、チャネル125、130、135、140は連続している。ある実装形態では、チャネル125、130、135、140のうちの1以上が、その他のチャネルの1以上と不連続であってもよい。アクセスポイント(AP)のようなデバイス105、110は、無線通信のベーシックサービスセット(BSS)を提供することができる。第1AP105からの既存のBSSからのアクティビティについての一群120の監視に基づいて、新たにアクティブにされたデバイス(例えば、第2AP110)は、自身のBSSを提供するべく、一群120内の1以上のチャネルを選択することができる。
ある実装形態では、一群120は、2つのプライマリチャネル125、135(それぞれ、P1及びP2と称する)及び関連するセカンダリチャネル130、140(それぞれ、S1及びS2と称する)を含む。P1チャネル125における送信では、ネットワーク割り当てベクトル(NAV)のような送信保護期間を、一群120と関連付けられたチャネルに設定する。APデバイス105は、高スループット(HT)デバイス(例えば、IEEE802.11nベースのデバイス)及び超高スループット(VHT)デバイス(例えば、IEEE802.11acベースのデバイス)のような、異なる種類のデバイス(例えば、異なる規格に基づくデバイス)と通信を行うことができる。HTデバイスは、P1チャネル125、S1チャネル130又はこれらの組み合わせを使用するように構成され、VHTデバイスは、P1チャネル125、P2チャネル135、S1チャネル130、S2チャネル140又はこれらチャネルの2つ以上の組み合わせを使用するように構成される。APデバイス105は、VHTデバイス及びHTデバイスに同時に送信を行うことができる。
ある場合には、APデバイス105は、P2チャネル135を使用してVHTデバイスに送信を行い、P1チャネル125を使用してHTデバイスに送信を行う。APデバイス105は、P1チャネル125及びP2チャネル135上の1以上のパケットの送信を、パケットが同時に終了してアクナリッジメント(ACK)のためのウィンドウを形成するように調整する。更に、APデバイス105は、P1チャネル125及びS1チャネル130を使用して、40MHz広帯域伝送をHTデバイスに提供することができ、P2チャネル135及びS2チャネル140を使用して、40MHz広帯域伝送をVHTデバイスに提供することができる。ある場合には、APデバイス105は、一群120のチャネル全てを使用して、1つのデバイスと通信を行うことができる。
APデバイス105のようなアクセスポイントは、それぞれ重複する送信期間に2つのデバイスに対してパケットを送信することができる。2つのデバイスは、それぞれ異なる無線通信規格(例えば、IEEE802.11n又はIEEE802.11ac)を実装することができる。例えば、第1パケットを送信することは、第1無線通信規格(例えば、IEEE802.11n)に基づく通信用に構成された第1無線通信デバイスへの送信を含むことができ、第2パケットを送信することは、第2無線通信規格(例えば、IEEE802.11ac)に基づく通信用に構成された第2無線通信デバイスへの送信を含むことができる。第1無線通信規格及び第2無線通信規格は、相互に互換性のある通信を第1チャネル上で規定することができ、第2規格は、第1チャネル及び第2チャネルの通信を規定する。ある場合には、アクセスポイントは、複数のチャネルを使用して、同一のデバイスに対して重複する複数の送信を行うことができる。例えば、第1パケット及び第2パケットの送信は、これらパケットを同時に同一デバイスに送信することを含む。
図2は、2つの無線通信デバイス及び無線ネットワークの一例を示した図である。アクセスポイント(AP)、基地局(BS)、無線ハンドセット、アクセスターミナル(AT)、クライアント局、又は、移動局(MS)のような無線通信デバイス205、207は、プロセッサ装置210、212のような回路を含むことができる。プロセッサ装置210、212は、本開示で提示される1以上の技術を実装する1以上のプロセッサを含むことができる。無線通信デバイス205、207は、1以上のアンテナ220a、220b、222a、222bを介して、無線信号を送受信する送受信機215、217のような回路を備えることができる。ある実装形態では、送受信機215、217は、一体化された送受信装置を有する。ある実装形態では、送受信装置215、217は、複数の無線ユニットを含む。ある実装形態では、無線ユニットは、信号を送受信するためのベースバンドユニット(BBU)及び無線周波数ユニット(RFU)を含む。送受信装置215、217は、検出器、デコーダ、変調器及びエンコーダのうちの1以上を含むことができる。送受信装置215、217は、アナログ回路及びデジタル回路を含むことができる。無線通信デバイス205、207は、データ、命令又はその両方のような情報を格納するように構成された1つ以上のメモリ225、227を含む。ある実装形態では、無線通信デバイス205、207は、送信専用回路及び受信専用回路を含む。ある実装形態では、無線通信デバイス205、207は、サービングデバイス(例えば、アクセスポイント)又はクライアントデバイスとして動作可能である。
第1無線通信デバイス205は、例えば、直交空間分割多元接続(SDMA)サブスペースのような、直交空間サブスペース等の2つ以上の空間無線通信チャネルを介して、1以上のデバイスにデータを送信することができる。例えば、第1無線通信デバイス205は、空間無線チャネルを使用して第2無線通信デバイス207に、異なる空間無線チャネルを使用して第3無線通信デバイス(図示せず)へとデータを並行して送信することができる。ある実装形態では、第1無線通信デバイス205は、1つの周波数レンジ内に空間的に別個の複数の無線チャネルを提供する2つ以上の空間多重化行列を使用して、2つ以上の無線通信デバイスにデータを送信する空間分割技術を実装する。
MIMOイネーブルアクセスポイントのような無線通信デバイスは、1以上の送信サイドビーム形成行列を、異なる複数のクライアント無線通信デバイスと関連付けられた空間的に別個の複数の信号に適用することにより、同じ周波数レンジにおいて同時に複数のクライアント無線通信デバイスに信号を送信することができる。複数の無線通信デバイスの異なるアンテナにおける異なる複数の信号パターンに基づいて、クライアント無線通信デバイスはそれぞれ、自身の信号を識別する。MIMOイネーブルされたアクセスポイントは、クライント無線通信デバイス各々についてのチャネル状態情報を取得するべく、サウンディングに参加することができる。アクセスポイントは、異なるクライアントデバイスに対する信号を空間的に分離するべく、異なるチャネル状態情報基づいて、空間ステアリング行列のような空間多重化行列を計算することができる。
図3には、本明細書に記載される様々な実装詳細を含む無線通信デバイスアーキテクチャの一例が示されている。無線通信デバイス350は、2つ以上の周波数帯域において、2つ以上のクライアントに対する信号を生成することができる。1つのチャネルが、1つの周波数帯域と関連付けられてもよい。1つの周波数帯域は、複数のOFDMサブキャリアからなる一群を含むことができる。無線通信デバイス350は、MACモジュール355を含む。MACモジュール355は、1以上のMAC制御ユニット(MCU)(図示せず)を含むことができる。無線通信デバイス350は、1以上のクライアントと関連付けられたデータストリーム(例えば、N個のクライアントデバイス、又は、1以上のクライアントに対するN個の送信ストリーム)を、MACモジュール355から受信する3つ以上のエンコーダ360a、360b、360cを含む。エンコーダ360a、360b、360cは、それぞれエンコードされたストリームを生成するべく、前方誤り訂正(FEC)のようなエンコーディングを実行することができる。変調器365a、365b、365cは、それぞれのエンコードされたストリームに対して変調を行って、変調されたストリームを、直交周波数分割多元接続(OFDMA)逆高速フーリエ変換(IFFT)モジュール380へと供給する。
OFDMA IFFT(O−IFFT)モジュール380は、変調器365a、365b、365cからそれぞれ変調されたストリームに対してIFFTを実行することができる。ある実装形態では、O−IFFTモジュール380は、OFDMAモジュール及びIFFTモジュールを含むことができ、OFDMAモジュールは、IFFT処理の前に、異なる複数の変調されたストリームを、複数のサブキャリア一群にマッピングする。ある実装形態では、O−IFFTモジュール380は、第1変調器365aの出力に対してIFFTを実行して、第1周波数帯域と関連付けられた第1時間ドメイン信号を生成することができる。O−IFFTモジュール380は、第2変調器365bの出力に対してIFFTを実行して、第2周波数帯域と関連付けられた第2時間ドメイン信号を生成することができる。O−IFFTモジュール380は、第N変調器365cの出力に対してIFFTを実行して、第N周波数帯域と関連付けられた第N時間ドメイン信号を生成することができる。
ある実装形態では、O−IFFTモジュール380は、第1変調器365a、365b、365cのそれぞれの出力と関連付けられた周波数コンポーネント、例えば、周波数帯域コンポーネントを組み合わせることができる。O−IFFTモジュール380は、周波数帯域と関連付けられた時間ドメインの信号を生成するべく、周波数帯域コンポーネントの組み合わせにIFFTを実行することができる。ある実装形態では、O−IFFTモジュール380は、例えば、20MHz、40MHz、80MHz及び160MHzである、1以上のFFT帯域幅周波数を使用するように構成される。ある実装形態では、O−IFFTモジュール380は、様々なIFFTを実行することができる。
デジタルフィルタ無線モジュール385は、時間ドメインの信号をフィルタして、アンテナモジュール390を介して送信する信号を増幅させることができる。アンテナモジュール390は、複数の送信アンテナ及び複数の受信アンテナを含むことができる。ある実装形態では、アンテナモジュール390は、無線通信デバイス350の外側に設けられる取り外し可能ユニットである。
ある実装形態では、無線通信デバイス350は、1以上の集積回路(IC)を含む。ある実装形態では、MACモジュール355は、1つ以上のICを含む。ある実施形態では、無線通信デバイス350は、MACモジュール、MCU、BBU又はRFUのような複数のユニット及び/又はモジュールの機能を実装するICを含む。ある実装形態では、無線通信デバイス350は、データストリームを、送信のためにMACモジュール355に提供するホストプロセッサを含む。ある実装形態では、無線通信デバイス350は、MACモジュール355からデータストリームを受信するホストプロセッサを含む。ある実装形態では、ホストプロセッサは、MACモジュール355を含む。
図4には、マルチチャネル無線通信の通信プロセスの一例が示されている。段階405において、通信プロセスは、無線通信のために、少なくとも第1無線通信デバイスによって利用可能な無線チャネルの一群を監視する。第1無線通信デバイスは、VHTデバイス(例えば、IEEE802.11acベースのデバイス)であってもよい。無線チャネルの一群は、20MHzプライマリチャネル(P)、20MHzセカンダリチャネル(S1)及び40MHzセカンダリチャネル(S2)を含む、5GHz帯であってもよい。ある実装形態では、無線チャネルの一群は、P、S1及びS2に加えて、80MHzセカンダリチャネル(S3)を含むことができる。ある実装形態では、P及びS1の組み合わせは、IEEE802.11n規格に規定されるように、40MHzチャネルであってもよい。P、S1及びS2の組み合わせは、IEEE802.11n規格に規定されるように、隣接する2つの40MHzチャネルを含む80MHzチャネルであってもよい。S3も、IEEE802.11n規格に規定されるように、隣接する2つの40MHzチャネルを含んでもよい。周波数割り当てのPが決定されると、無線チャネルの一群内におけるその他のセカンダリチャネルの周波数割り当ても決まる。ある実装形態では、無線チャネルの一群内の20MHzサブチャネルそれぞれに対して、クリアチャネルアセスメント技術を使用して、無線チャネルの一群についてチャネル状態及び/又はトラフィック負荷を監視することができる。
段階410において、通信プロセスは、1以上の第2無線通信デバイスから、1以上のビーコン信号を受信する。1以上の第2無線通信デバイスは、HTデバイス(例えば、IEEE802.11nベースのデバイス)、VHTデバイス(例えば、IEEE802.11acベースのデバイス)又はこれらの両方のようなデバイスであってもよい。
段階415において、通信プロセスは、無線通信の一群内に、1以上のビーコン信号を受信した1以上のプライマリチャネルを特定する。例えば、1以上のプライマリチャネルは、1以上の対応するIEEE802.11nベーシックサービスセットの、1以上の20MHzプライマリチャネルであってもよい。
段階420において、通信プロセスは、1以上の特定されたプライマリチャネルのトラフィック負荷を推定する。ある実装形態では、トラフィック負荷は、1以上の特定されたプライマリチャネルのエネルギー検出に基づいて推定する。ある実装形態では、通信プロセスは、1以上の特定されたプライマリチャネルのチャネル状態の測定に基づいて、1以上の特定されたプライマリチャネルのビジー対アイドル比を計算することができる。そして、通信プロセスは、計算されたビジー対アイドル比に基づいて、1以上の特定されたプライマリチャネルのトラフィック閾値を決定することができる。
段階425において、通信プロセスは、算定されたトラフィック負荷に基づいて、第1無線通信デバイスのプライマリチャネルとして、特定された1以上のプライマリチャネルのうちの1つのチャネルを使用するか、又は、特定された1以上のプライマリチャネルとは別の無線チャネルの一群内の1つのチャネルを使用するかを決定する。段階425の決定段階は、ビジー対アイドル比と閾値とを比較して、比較結果を生成することを含む。
段階430において、通信プロセスは、425の決定段階の結果に基づいて、第1無線通信デバイスに対するプライマリチャネルを選択する。第1無線通信デバイスに対するプライマリチャネルの選択は、推定されたトラフィック負荷が閾値を超えることに基づいて、無線チャネルの一群内から、特定された1以上のプライマリチャネルとは別の1つのチャネルを、第1無線通信デバイスに対するプライマリチャネルに選択することを含んでもよい。更に、第1無線通信デバイスに対するプライマリチャネルの選択は、推定されたトラフィック負荷が閾値を超えないことに基づいて、特定された1以上のプライマリチャネルから、第1無線通信デバイスに対するプライマリチャネルを選択することを含んでもよい。
ある実装形態では、無線チャネルの一群は、2つの周波数部分を含む。2つの周波数部分はそれぞれ、無線チャネルの一群と関連付けられた周波数帯域の半分である、連続した周波数帯域を占める。第1無線通信デバイスに対するプライマリチャネルの選択は、2つの周波数部分のうちの1つの周波数部分を、第1無線通信デバイスに対するプライマリチャネルとして選択することを含む。周波数部分は、特定された1以上のプライマリチャネルの1以上の周波数帯域とは別の周波数帯域を有する。
ある場合には、1以上のビーコン信号を1以上の第2無線通信デバイスから受信する。第1無線通信デバイスに対してプライマリチャネルを選択することは、1以上のビーコン信号を受信するチャネルを、第1無線通信デバイスに対するプライマリチャネルとして選択することを含んでもよく、選択されたチャネルは、第2通信デバイスのプライマリチャネルとなる。
ある場合には、無線チャネルの一群のサブセットは、1以上の第2無線通信デバイスによって使用可能な無線チャネルと重複しない。第1無線通信デバイスに対してプライマリチャネルを選択することは、無線チャネルの一群のサブセットにおける1つのチャネルを、第1無線通信デバイスに対するプライマリチャネルとして選択することを含んでもよい。
ある実装形態では、1以上の第2無線通信デバイスは、20MHzプライマリチャネル、20MHzセカンダリチャネル、及び、40MHzセカンダリチャネルを使用するデバイスを含む。第1無線通信デバイスに対してプライマリチャネルを選択することは、40MHzセカンダリチャネルにおける1つのチャネルを、第1無線通信デバイスに対するプライマリチャネルとして選択することを含んでもよい。
ある実装形態では、1以上の第2無線通信デバイスは、20MHzプライマリチャネル、20MHzセカンダリチャネル、40MHzセカンダリチャネル、及び、80MHzセカンダリチャネルを使用するデバイスを含む。第1無線通信デバイスに対してプライマリチャネルを選択することは、80MHzセカンダリチャネルにおける1つのチャネルを、第1無線通信デバイスに対するプライマリチャネルとして選択することを含んでもよい。
ある実装形態では、1以上のビーコンが20MHzチャネルで検出されると、通信プロセスは、20MHzチャネルを、第2無線通信デバイスに対して特定されたプライマリチャネルであるとみなしてもよい。通信プロセスは、第2無線通信デバイスの特定されたプライマリチャネルを、第1無線通信デバイスのプライマリチャネルとして選択してもよい。例えば、通信プロセスで動作可能なVHT AP(例えば、第1無線通信デバイス)は、現在のプライマリチャネル(例えば、第2無線通信デバイスに対して特定されたプライマリチャネル)と重複するプライマリチャネルを選択して、80MHz又は160MHz BSS(80/160BSS)を開始してもよい。複数の20MHzチャネルで1以上のビーコンが検出されると(例えば、複数のプライマリチャネルが特定されると)、通信プロセスは、第1無線通信デバイスに対するプライマリチャネルとして、複数の特定されたプライマリチャネルから1つのチャネルを選択することができる。例えば、上記通信プロセスを実行するように構成されたVHT APは、別のデバイスによって使用される現在の複数のプライマリチャネルのうちの1つと重複するプライマリチャネルを選択して、80/160BSSを開始することができる。VHT APは更に、現在のプライマリチャネルのうち最もビジー(busy)でないチャネルと重複するように、80/160BSSのプライマリチャネルを更に選択することができる。ある場合には、通信プロセスは、1以上の第2通信デバイスによって使用されている無線チャネルと重複しないチャネルを選択することができる。
ある実装形態では、既存の80MHzBSSが存在する場合には、通信プロセスは、既存80MHzBSSのS2(例えば、40MHzセカンダリチャネル)における20MHzチャネルを選択することができる。既存の160MHzBSSが存在する場合には、通信プロセスは、既存160MHzBSSのS3(例えば、80MHzセカンダリチャネル)における20MHzチャネルを選択することができる。第1無線通信に対するプライマリチャネルを選択する更なる例について、それぞれ異なるBSSが存在するシナリオを示した図5から図15を参照して説明する。
図5は、第1BSS共存シナリオにおいて、新規のベーシックサービスセット(BSS)に対してプライマリチャネル選択を行う一例を示した図である。この例では、40MHz周波数帯域を使用する既存BSS520(例えば、IEEE802.11nベースのBSS)が存在する。既存BSS520は、既存のデバイスによって提供される。また、80MHz周波数帯域を使用する新規BSS510(例えば、IEEE802.11acベースのBSS)が存在する。新規BSS510は、新たにアクティブにされたデバイス(例えば、電源を投入された、再起動された等)によって提供される。この例では、新規の80MHz BSS510は、既存の40MHzBSS520の20MHzプライマリチャネル525A及び20MHzセカンダリチャネル525Bと重複するチャネル515A、515Bを含む。
新たにアクティブにされたデバイスに対するプライマリチャネルは、新規BSS510が、送信機会(TXOP)を得る確率が高くなるような態様で選択されてもよい。TXOPを得るべく、BSS内のAPのようなデバイスは、無線トラフィックを監視するべく、1以上のプライマリチャネル及び1以上のセカンダリチャネルを監視してもよい。プライマリチャネルがAIFS(Arbitration Inter Frame Space)+バックオフ期間の間、アイドル状態である、及び、1以上のセカンダリチャネルが少なくともPIFS(Point coordination function InterFrame Space)期間の間アイドル状態である場合、デバイスは、このアイドル状態のチャネルをTXOPに使用することができる。TXOPを取得することに基づいて、デバイスは、フレーム間のギャップの間に、SIFS(Short InterFrame Space)を伴う1以上のフレームを連続して送信することができる。
図5に示すように、新規BSS510に対するプライマリチャネル選択の第1オプションは、次の通りである。新規BSS510のプライマリチャネルは、既存BSS520によって使用されているチャネル525A、525Bと重複しないチャネル515C、515Dのうちの1つから選択可能である。ある実装形態では、新規BSS510のプライマリチャネルは、チャネル515C、515Dの両方を含む。新規BSS510は、既存BSS520からのコンテンション(競合)を受けることなく、チャネル515C及び515Dにアクセスすることができる。既存BSS520は、ほぼ常時、チャネル525A及び525Bにアクセスすることができる、そして、新規BSS510からのコンテンションを受ける。新規BSS510は、既存BSS520のバックオフ期間及びチャネルアクセス遅延(例えば、PIFS)を含む期間である脆弱な期間に、チャネル515A及び515Bにアクセスすることができる。新規BSS510のアイドル状態開始時間(又は、バックオフ開始時間)が、不安定期間内である場合、新規BSS510は、チャネル515A及び515Bを使用することができる。ある実装形態では、不安定期間が、新規BSS510のTXOP期間よりも十分短い場合には、新規BSS510が、既存BSS520によって使用されるチャネルにアクセスする確率は低くなる。チャネルのトラフィック負荷について、新規BSS510及び既存BSS520の両方が最大限に使用される(例えば、チャネル利用率が90%を超える、又は、その他の値を採用できる)場合、全てのチャネルを完全に利用できる。新規BSS510の負荷が高く、既存BSS520の負荷が低い場合には、新規BSS510は、チャネル515C及び515Dを十分に利用することができ、チャネル515A、515B又はその両方を一部利用することができる。新規BSS510の負荷が低く、既存BSS520の負荷が高い場合には、新規BSS510は、チャネル515A、515B又はその両方を利用することを避けることができる。
図5に示す、新規BSS510のプライマリチャネル選択の第2オプションは、次の通りである。新規BSS510のプライマリチャネル515Bは、既存BSS520のプライマリチャネル525Aと重複するように選択されてもよい。このオプションでは、新規BSS510は、既存BSS520と、515Bの利用を共有することができ、新規BSS510は、チャネル515Bにアクセス可能となった時に、チャネル515C及び515Dにもアクセスすることができる。チャネルのトラフィック負荷について、新規BSS510の負荷が高い時、新規BSS510がTXOPを有する場合にチャネル515C及び515Dへのアクセスを得ることができる。新規BSS510の負荷が低く既存BSS520の負荷が高い場合には、新規BSS510は、チャネル515Bへのアクセスについて、既存BSS520と競うことができる。
図5に示すように、新規BSS510に対するプライマリチャネル選択の第3オプションは、次の通りである。新規BSS510のプライマリチャネル515Aは、既存BSS520のセカンダリチャネル525Bと重複するように選択されてもよい。このオプションでは、新規BSS510は、既存BSS520と515Bの利用を共有することができ、新規BSS510は、チャネル515Bにアクセス可能となった時に、チャネル515C及び515Dにもアクセスすることができる。チャネルのトラフィック負荷について、両方のBSSの負荷が高い場合には、新規BSS510は、プライマリチャネルへのアクセスについて、既存BSS520と争うことができる。新規BSS510の負荷が高く既存BSS520の負荷が低い場合には、新規BSS510は、チャネル525A及び525Bに対してよりアクセスを得ることができる。ある実装形態では、新規BSS510が、515Bにアクセスできない場合には、チャネル515C及び515Dにもアクセスすることができない。
ある実装形態では、新規BSS510の負荷が高く、既存BSSの負荷が低い場合、既存BSSは、プライマリチャネル選択に関して、第2オプションを使用してもよい。それ以外の場合には、新規BSS510は、プライマリチャネル選択に第1オプションを使用してもよい。新規BSS510及び/又は既存BSS520のトラフィック状態に変化があった場合には、新規BSS510のAPによって、プライマリチャネル選択を変更することができる。
図6には、第2BSS共存シナリオにおいて、新規のBSSに対してプライマリチャネル選択を行う一例が示されている。この例では、それぞれ40MHz周波数帯域を使用する2つの既存BSS610、630(例えば、IEEE802.11nベースのBSS)が存在する。既存BSS610、630は、既存デバイスによって提供される。また、80MHz周波数帯域を使用する新規BSS620(例えば、IEEE802.11acベースのBSS)が存在する。この例では、新規BSS620(80MHz)は、既存BSS610のプライマリチャネル615A及びセカンダリチャネル615Bと重複するチャネル625C、625Dを含む。チャネル625C、625Dはまた、既存BSS630のプライマリチャネル635A及びセカンダリチャネル635Bと重複する。更に、既存BSS610のプライマリチャネル615Aは、既存BSS630のプライマリチャネル635Aと重複しない。
図6に示すように、新規BSS620に対するプライマリチャネル選択の第1オプションは、次の通りである。新規BSS620のプライマリチャネル(625B又は625A)は、既存BSS610、630によって使用されるプライマリチャネル615A、635A及びセカンダリチャネル615B及び635Bと重複しないチャネル625A、625Bのうちの1つから選択される。このオプションでは、新規BSS620は、既存BSS610、630からのコンテンションを受けることなく、チャネル625A及び625Bにアクセスすることができる。新規BSS620からのコンテンションを一部受けることから、既存BSS610、630は、ほぼ常時、チャネル625A及び625Dにアクセスすることができる。チャネルのトラフィック負荷について、全てのBSSの負荷が高い場合には、全てのチャネルを完全に利用できる。新規BSS620の負荷が高く、既存BSS両方の負荷が低い場合には、新規BSS620は、チャネル625A及び625Bを十分に利用することができ、チャネル625C及びチャネル625Dを一部利用することができる。新規BSS620の負荷が低く、既存BSSの負荷が高い場合には、既存BSS610、630は、チャネル625C及び625Dの大部分を利用することができる。
図6に示す、新規BSS620のプライマリチャネル選択の第2オプションは、次の通りである。新規BSS620のプライマリチャネル625Cは、プライマリチャネル615A及びプライマリチャネル635A間の、最もビジーでないプライマリチャネルと重複するように選択されてもよい。新規BSS620は、最もビジーでないBSSと、チャネル625Cの利用を共有することができる。新規BSS620は、チャネル625C及び625Dにアクセス可能となった時に、チャネル625A及び625Bにもアクセスすることができる。チャネルのトラフィック負荷について、全てのBSSの負荷が高い場合には、新規BSS620は、既存のBSS610、630と、チャネル625Cを共有することができる。新規BSS620の負荷が高く、既存のBSS610、630の負荷が低い場合には、新規BSS620は、チャネル625Cの大部分を利用することができ、チャネル625A、625B及び625Dを一部使用することができる。
図6に示すように、新規BSS620に対するプライマリチャネル選択の第3オプションは、次の通りである。新規BSS620のプライマリチャネル625Dは、既存のビジーなBSSプライマリチャネルと重複するように選択されてもよい。
ある実装形態では、新規BSS620及び既存BSS610、630のトラフィック負荷について、新規BSS620は、プライマリチャネルを選択するのに第1オプションを使用することができる。第3オプションは、第1オプション及び第2オプションが利用不可能な場合に選択されてもよい。
図7には、第3BSS共存シナリオにおけるプライマリチャネル選択の一例が示されている。この例では、それぞれ40MHz周波数帯域を使用する2つの既存BSS720、730(例えば、IEEE802.11nベースのBSS)が存在する。既存BSS720、730は、既存のデバイスによって提供される。また、80MHz周波数帯域を使用する新規BSS710(例えば、IEEE802.11acベースのBSS)が存在する。2つの既存BSS720、730によって使用される2つの40MHz周波数帯域は互いに隣接しており、2つの40MHz周波数帯域の連結部分は、新規BSS710の80MHz周波数帯域と重複する。既存BSS A 720は、20MHzプライマリチャネル725A及び20MHzセカンダリチャネル725Bを使用し、既存BSS B 730は、20MHzプライマリチャネル735A及び20MHzセカンダリチャネル735Bを使用する。更に、既存BSS A 720のプライマリチャネル725Aは、既存BSS B 730のプライマリチャネル735Aよりもビジーである。すなわち、既存BSS A 720のプライマリチャネル725Aは、既存BSS B 730のプライマリチャネル735Aのトラフィック負荷よりも高い。
図7に示すように、新規BSS710に対するプライマリチャネル選択の第1オプションは、次の通りである。新規BSS710のプライマリチャネル715Aは、最もビジーでない既存BSS B730のプライマリチャネル735Aと重複するように選択されてもよい。第1オプションでは、新規BSS710は、ビジーでないBSS B730と715A及び715Bを共有することができ、715A及び715Bを利用することができる。
図7に示す、新規BSS710のプライマリチャネル選択の第2オプションは、次の通りである。新規BSS710のプライマリチャネル715Bは、最もビジーでないチャネル735Aと関連付けられたセカンダリチャネル735Bと重複するように選択されてもよい。このオプションでは、新規BSS710は、チャネル715B及びチャネル715Aの一部を使用することができるようになる。
図7に示すように、新規BSS710に対するプライマリチャネル選択の第3オプションは、次の通りである。プライマリチャネル(715C又は715D)は、既存のBSS A 720のビジーなプライマリチャネル725Aと重複するように選択されてもよい。このオプションでは、新規BSS710は、ビジーな既存のBSS A 720とチャネル715C及び715Bを共有することができ、チャネル715C及び715Dの公平な共有を得ることができる。新規BSS710は、715A及び715Bへのアクセスを得た時に、チャネル715A及びチャネル715Bを一部利用することができる。
図7に示す、新規BSS710のプライマリチャネル選択の第4オプションは、次の通りである。新規BSS710のプライマリチャネル715は、既存のBSS A 720のビジーなプライマリチャネル725Aと関連付けられたセカンダリチャネル725Bと重複するように選択されてもよい。このオプションでは、新規BSS710は、チャネル715Dの一部を使用することができるようになる。
ある実装形態では、新規BSS710及び既存BSS720、730のトラフィック負荷について、新規BSS710は、プライマリチャネルを選択するのに第1オプションを使用することができる。
図8は、第4BSS共存シナリオにおいて、新規のBSSに対してプライマリチャネル選択を行う一例を示した図である。この例では、80MHz周波数帯域を使用する既存BSS820(例えば、IEEE802.11acベースのBSS)が存在する。既存BSS820は、既存のデバイスによって提供される。また、既存BSS820の80MHz周波数帯域と重複する80MHz周波数帯域を使用する新規BSS810(例えば、IEEE802.11acベースのBSS)が存在する。新規BSS810は、新規デバイスによって適用される。この例では、既存BSSは、ビジーであるプライマリチャネル825A、S1とも称される第1のセカンダリチャネル825B、(S2とも称される)第2のセカンダリチャネル825C、(S3とも称される)第3のセカンダリチャネル825Dを含む。
図8に示すように、新規BSS810に対するプライマリチャネル選択の第1オプションは、次の通りである。新規BSS810のプライマリチャネル(チャネル815A、チャネル815B又はその両方)は、既存BSS820によって使用されているS2及びS3チャネル825A、825Dと少なくとも部分的に重複しないように選択可能である。このオプションでは、新規BSS810は、既存BSS820からのコンテンションを受けることなく、チャネル815A及び815Bにアクセスすることができ、既存BSS820から一定のコンテンションを受けて、チャネル815C及び815Dにアクセスすることができる。チャネルのトラフィック負荷について、BSS810、820両方の負荷が高い場合には、全てのチャネルを完全に利用できる。新規BSS810の負荷が高く、既存BSS820の負荷が低い場合には、新規BSS810は、チャネル815A及び815Bを十分に利用することができ、チャネル815C及びチャネル815Dを一部利用することができる。新規BSS810の負荷が低く、既存BSS820の負荷が高い場合には、既存BSS820は、チャネル810C及び810Dの大部分を利用することができ、チャネル815A及びチャネル815Bを一部利用することができる。
図8に示す、新規BSS810のプライマリチャネル選択の第2オプションは、次の通りである。新規BSS810のプライマリチャネル815Bは、既存BSS820のプライマリチャネル825Aと重複するように選択されてもよい。このオプションでは、新規BSS810は、既存BSS820とチャネル815Cの利用を共有することができる。新規BSS810は、チャネル815C及び815Dにアクセス可能となった時に、チャネル815A及び815Bにもアクセスすることができる。チャネルのトラフィック負荷について、両方のBSSの負荷が高い場合には、チャネル815A及び815Bを完全に利用することができる。新規BSS810の負荷が高く、既存のBSS820の負荷が低い場合には、全てのチャネルを十分に利用することができる。新規BSS810の負荷が低く、既存のBSS820の負荷が高い場合には、全てのチャネルを十分に利用することができる。
図8に示すように、新規BSS810に対するプライマリチャネル選択の第3オプションは、次の通りである。新規BSS810のプライマリチャネル815Dは、既存BSS820のセカンダリチャネル825Bと重複するように選択されてもよい。このオプションでは、既存BSS820は、新規BSS810からのコンテンションを一部受けながらチャネル815Cにアクセスすることができる。新規BSS810は、既存BSS820からのコンテンションを一部受けながらチャネル815Cにアクセスすることができる。BSS810、820のうちの1つは、その他のBSSプライマリチャネルにアクセスすることができるようになると、全てのチャネルにアクセスすることができる。両方のBSSの負荷が高い場合、新規BSS810は、チャネル815Dを十分に利用することができ、既存BSS820は、チャネル815Cを十分に利用することができる。新規BSS810の負荷が高く、既存BSS820の負荷が低い場合には、新規BSS810は、チャネル815A〜Cへのアクセスを一部得ることができる。新規BSS810の負荷が低く既存BSS820の負荷が高い場合には、既存BSS820は、チャネル815Dへのアクセスを一部得ることができる。
ある実装形態では、両方のBSSの負荷が高い場合、新規BSS810は、プライマリチャネルを選択するのに、第1オプションを使用することができる。そうでない場合には、新規BSS810は、プライマリチャネルを選択するのに、第2オプションを使用することができる。
図9は、第5BSS共存シナリオにおいて、新規のBSSに対してプライマリチャネル選択を行う一例を示した図である。この例では、40MHz周波数帯域を使用する既存BSS910(例えば、IEEE802.11nベースのBSS)と、80MHz周波数帯域を使用する既存BSS930(例えば、IEEE802.11acベースのBSS)が存在する。既存BSS910、930は、既存のデバイスによって提供される。また、80MHz周波数帯域を使用する新規BSS920(例えば、IEEE802.11acベースのBSS)が存在する。新規BSS920は、新規デバイスによって適用される既存BSS930(80MHz)の周波数帯域は、新規BSS920によって使用される周波数帯域と重複する。既存BSS910(40MHz)の周波数帯域は、新規BSS920及び既存BSS930(80MHz)によって使用される周波数帯域と重複する。更に、既存BSS910(40MHz)のプライマリチャネル915Aは、既存BSS930(80MHz)のプライマリチャネル935Aと重複する。
図9に示すように、新規BSS920に対するプライマリチャネル選択の第1オプションは、次の通りである。新規BSSのプライマリチャネル(チャネル925A、925B)は、既存BSS930のS2(935C及び935D)と部分的に重複するように選択可能である。このオプションでは、新規BSS920は、既存BSS910、930両方からのコンテンションを受けることなく、925A及び925Bにアクセスすることができる。既存BSS910、930は、ほぼ常に、新規BSS920からのコンテンションを受けて、925C及び925Dにアクセスすることができる。チャネルのトラフィック負荷について、BSS両方のBSSの負荷が高い場合には、全てのチャネルを完全に利用できる。新規BSS920の負荷が高く、既存BSS910、930の負荷が低い場合には、新規BSS920は、チャネル925A及び925Bを十分に利用することができ、チャネル925C及びチャネル925Dを一部利用することができる。新規BSS920の負荷が低く、既存BSS910、930の負荷が高い場合には、既存BSS910、930は、チャネル925C及び925Dの大部分を利用することができ、チャネル925A及びチャネル925Bを一部利用することができる。
図9に示す、新規BSS920のプライマリチャネル選択の第2オプションは、次の通りである。新規BSS920のプライマリチャネル925Cは、既存BSS910、930のプライマリチャネル915A、935Aと重複するように選択されてもよい。このオプションでは、新規BSS920は、既存BSS910、930と、チャネル925Cの利用を共有することができる。新規BSS920は、チャネル925C及び925Dにアクセス可能となった時に、チャネル925A及び925Bにもアクセスすることができる。チャネルのトラフィック負荷について、新規BSS920の負荷が高く、既存BSS910、930の負荷が低い場合には、全てのチャネルを十分に利用することができる。新規BSS920の負荷が低く、既存BSS910、930の負荷が高い場合には、全てのチャネルを十分に利用することができる。
図9に示すように、新規BSS920に対するプライマリチャネル選択の第3オプションは、次の通りである。新規BSS920のプライマリチャネル925Dは、既存BSS910、930のセカンダリチャネル915B、935Bと重複するように選択されてもよい。
ある実装形態では、既存BSS910、930両方の負荷が高い場合、新規BSS920は、第1オプションに従ってプライマリチャネルを選択することができる。そうでない場合には、新規BSS920は、第2オプションに従ってプライマリチャネルを選択することができる。第3オプションは、第1オプション及び第2オプションが利用不可能な場合に選択されてもよい。
図10は、第6BSS共存シナリオにおいて、新規のBSSに対してプライマリチャネル選択を行う一例を示した図である。この例では、40MHz周波数帯域を使用する第1既存BSS1010(例えば、IEEE802.11nベースのBSS)が存在する。また、80MHz周波数帯域を使用する第2既存BSS1030(例えば、IEEE802.11acベースのBSS)が存在する。既存BSS1010、1030は、既存のデバイスによって提供される。80MHz周波数帯域を使用する新規BSS1020(例えば、IEEE802.11acベースのBSS)が存在する。既存BSS1030(80MHz)の周波数帯域は、新規BSS1020によって使用される周波数帯域と重複する。既存BSS1010(40MHz)の周波数帯域は、新規BSS1020及び既存BSS1030(80MHz)によって使用される周波数帯域と重複する。既存BSS1010のプライマリチャネル1015A、及び、既存BSS1030(80MHz)のプライマリチャネル1035Aは、2つの異なる40MHz部分に別個に位置する。
図10に示すように、新規BSS1020に対するプライマリチャネル選択の第1オプションは、次の通りである。新規BSS1020のプライマリチャネル1025Aは、既存80MHzBSS1030のプライマリチャネル1035Aと重複するように選択されてもよい。このオプションでは、新規BSS1020は、既存80MHzBSS1030と、チャネル1025A及びチャネル1025Bを共有することができる。チャネルのトラフィック負荷について、新規BSSの負荷が高い場合、全てのチャネルを十分に利用することができる。既存40MHzBSS1010は、チャネル1025C及びチャネル1025Dを十分に利用することができる。2つの80MHzBSS1020、1030は、チャネル1025A及び1025Bを共有することができる。新規BSS1020の負荷が高く、既存BSS1010、1030の負荷が低い場合には、新規BSS1020は、既存BSS1010、1030のコンテンションを一部受けながらチャネル1025A及び1025Bの大部分を利用することができ、チャネル1025C及び1025Dを一部使用することができる。新規BSS1020の負荷が低く、既存BSS1010、1030の負荷が高い場合には、既存40MHzBSS1010は、チャネル1025C及び1025Dの大部分を利用することができ、既存80MHzBSS1030は、チャネル1025A及びチャネル1025Bを一部利用することができる。
図10に示すように、新規BSS1020に対するプライマリチャネル選択の第2オプションは、次の通りである。新規BSS1020のプライマリチャネル1025Cは、既存40MHzのBSS1010のプライマリチャネル1015Aと重複するように選択されてもよい。このオプションでは、新規BSS1020は、40MHz既存BSS1010と、チャネル1025C及び1025Dの利用を共有することができる。チャネルのトラフィック負荷について、全てのBSSの負荷が高い時、80MHz既存BSS1030は、チャネル1025A及び1025Bを十分に利用することができ、新規BSS1020は、40MHzBSS1010と、チャネル1025C及び1025Dを共有することができる。新規BSS1020の負荷が高く、既存BSS1010、1030の負荷が低い場合には、新規BSS1020は、既存BSS1010、1030のコンテンションを一部受けながらチャネル1025C及び1025Dの大部分を利用することができる。新規BSS1020は、チャネル1025A及び1025Bの一部を利用することができる。新規BSS1020の負荷が低く、既存BSS1010、1030の負荷が高い場合には、既存40MHzBSS1010は、自身のチャネル1015A及び1015B十分利用することができる。
図10に示すように、新規BSS1020に対するプライマリチャネル選択の第3オプションは、次の通りである。新規BSS1020のプライマリチャネル1025Bは、既存80MHz BSS1030のセカンダリチャネル1035Bと重複するように選択されてもよい。
図10に示すように、新規BSS1020に対するプライマリチャネル選択の第4オプションは、次の通りである。新規BSS1020のプライマリチャネル1025Dは、40MHz既存BSS1010のセカンダリチャネル1015B、及び、既存80MHz BSS1030のセカンダリチャネル1035Dと重複するように選択されてもよい。セカンダリチャネル1035は、既存80MHzBSS1030のS2 1035C及び1035Dの20MHz部分である。
ある実装形態では、40MHz既存BSS1010のトラフィック負荷が、既存80MHzBSS1030の負荷よりも大きい場合には、新規BSS1020は、第1オプションに従ってプライマリチャネルを選択してもよい。そうでない場合には、新規BSS1020は、第2オプションに従って、プライマリチャネルを選択することができる。第1オプション及び第2オプションが利用不可能な場合には、新規BSS1020は、第3及び第4オプションに従ってプライマリチャネルを選択することができる。
図11は、第7BSS共存シナリオにおいて、新規のBSSに対してプライマリチャネル選択を行う一例を示した図である。この例では、40MHz周波数帯域を使用する既存BSS1110(例えば、IEEE802.11nベースのBSS)と、80MHz周波数帯域を使用する既存BSS1130(例えば、IEEE802.11acベースのBSS)が存在する。既存BSS1110、1130は、既存のデバイスによって提供される。また、80MHz周波数帯域を使用する新規BSS1120(例えば、IEEE802.11acベースのBSS)が存在する。既存BSS1130(80MHz)の周波数帯域は、新規BSS1120によって使用される周波数帯域と重複する。既存BSS1110(40MHz)の周波数帯域は、新規BSS1120及び既存BSS1130(80MHz)によって使用される周波数帯域と重複する。既存BSS1110(40MHz)のプライマリチャネル1115A、及び、既存BSS1130(80MHz)のプライマリチャネル1035Aは、同じ40MHz部分に位置するが、互いに重複しない。
図11に示すように、新規BSS1120に対するプライマリチャネル選択の第1オプションは、次の通りである。新規BSS1120のプライマリチャネル(1125A又は1125B)は、既存BSS1130のセカンダリチャネル1135C、1135Dのうちの一方又は両方と重複しないように選択されてもよい。このオプションでは、新規BSS1120は、既存BSS1110、1130からのコンテンションを受けることなく、チャネル1125A及び1125Bにアクセスすることができる。既存BSS1110、1130は、ほぼ常時、チャネル1125C及び1125Dと関連付けられた周波数帯域にアクセスすることができる。チャネルのトラフィック負荷について、全てのBSS1110、1120、1130の負荷が高い場合には、全てのチャネルを十分に利用できる。新規BSS1120の負荷が高く、既存BSS1110、1130の負荷が低い場合には、新規BSS1120は、チャネル1125A及び1125Bを十分に利用することができ、チャネル1125C及びチャネル1125Dを一部利用することができる。新規BSS1120の負荷が低く、既存BSS1110、1130の負荷が高い場合には、既存BSS1110、1130は、新規BSS1120のチャネル1125C及び1125Dを十分に利用することができる。
図11に示す、新規BSS1120のプライマリチャネル選択の第2オプションは、次の通りである。新規BSS1120のプライマリチャネ1125Cは、80MHz既存BSS1130のプライマリチャネル1135A及び40MHz既存BSS1110のS1 1115と重複するように選択されてもよい。このオプションでは、新規BSS1120は、80MHzBSS1130と、チャネル1125Cの利用を共有することができる。新規BSS1120は、チャネル1125C及び1125Dにアクセス可能となった時に、チャネル1125A及び1125Bにもアクセスすることができる。チャネルのトラフィック負荷について、全てのBSSの負荷が高い場合には、新規BSS1120は、80MHzBSS1130と、チャネル1125Cを共有することができる。新規BSS1120の負荷が高く、既存BSS1110、1130の負荷が低い場合には、新規BSS1120は、既存BSS1110、1130のコンテンションを一部受けながらチャネル1125Cの大部分を利用することができ、チャネル1125A、1125B及び1125Dを一部使用することができる。
図11に示すように、新規BSS1120に対するプライマリチャネル選択の第3オプションは、次の通りである。新規BSS1120のプライマリチャネル1125Dは、40MHz既存BSS1110のプライマリチャネル1115A、及び、既存80MHzBSS1130のS1セカンダリチャネル1135Bと重複するように選択されてもよい。
ある実装形態では、新規BSS1120は、BSSのトラフィック負荷に関係なく、第1オプションに従って自身のプライマリチャネルを選択することができる。
図12は、第8BSS共存シナリオにおいて、新規のBSSに対してプライマリチャネル選択を行う一例を示した図である。この例では、160MHz周波数帯域を使用する既存BSS1220(例えば、IEEE802.11acベースのBSS)が存在する。既存BSS1220は、既存のデバイスによって提供される。また、160MHz周波数帯域を使用する新規BSS1210(例えば、IEEE802.11acベースのBSS)が存在する。新規160MHzBSS1210及び既存160MHzBSS1220によって占有される周波数帯域は、80MHz帯域の2つの連続した部分、又は、80MHz帯域の2つの不連続な部分を含むことができる。新規BSS1210の80MHz周波数帯部分1215E〜H部分は、既存BSS1220の80MHz周波数帯域部分1225A〜Dと重複する。既存160MHzBSS1220は、プライマリチャネル1225A、S1セカンダリチャネル1225B、S2セカンダリチャネル1225C〜D、及び、S3セカンダリチャネル1225E〜Hを含む。
図12に示すように、新規BSS1210に対するプライマリチャネル選択の第1オプションは、次の通りである。新規BSS1210のプライマリチャネル(チャネル1215A、1215B、1215C又は1215D)は、既存BSS1220によって使用されている任意のチャネルと重複しないように選択されてもよい。
図12に示すように、新規BSS1210に対するプライマリチャネル選択の第2オプションは、次の通りである。プライマリチャネル1215Eは、既存BSS1220のプライマリチャネル1225Aと重複するように選択されてもよい。
図12に示すように、新規BSS1210に対するプライマリチャネル選択の第3オプションは、次の通りである。プライマリチャネル(チャネル1215F又はチャネル1215G)は、既存BSS1220のS2セカンダリチャネル1225C、1225Dと部分的に重複するように選択されてもよい。
図12に示すように、新規BSS1210に対するプライマリチャネル選択の第4オプションは、次の通りである。プライマリチャネル1215Hは、既存BSS1220のS1セカンダリチャネル1225Bと重複するように選択されてもよい。
ある実装形態では、1225Aにおけるトラフィック負荷が高い場合には、新規BSS1210は、第2オプションに従ってプライマリチャネルを選択することができる。そうでない場合には、新規BSS1210は、第1オプションに従ってプライマリチャネルを選択することができる。
図13は、第9BSS共存シナリオにおいて、新規のBSSに対してプライマリチャネル選択を行う一例を示した図である。この例では、160MHz周波数帯域を使用する既存BSS1320(例えば、IEEE802.11acベースのBSS)が存在する。既存BSS1320は、既存のデバイスによって提供される。また、160MHz周波数帯域を使用する新規BSS1310(例えば、IEEE802.11acベースのBSS)が存在する。新規BSS1310は、新規デバイスによって提供される。新規160MHzBSS1310及び既存160MHzBSS1320によって占有される周波数帯域は、互いに重複する。この2つの周波数帯域はそれぞれ、80MHz帯域の2つの連続した部分、又は、80MHz帯域の2つの不連続な部分を含むことができる。既存160MHzBSS1320は、プライマリチャネル1325A、S1セカンダリチャネル1325B、S2セカンダリチャネル1325C〜D、及び、S3セカンダリチャネル1325E〜Hを含む。
図13に示すように、新規BSS1310に対するプライマリチャネル選択の第1オプションは、次の通りである。新規BSS1310のプライマリチャネル1315Aは、既存BSS1320のプライマリチャネル1325Aと重複するように選択可能である。
図13に示すように、新規BSS1310に対するプライマリチャネル選択の第2オプションは、次の通りである。新規BSS1310のプライマリチャネル1315Bは、既存BSS1320のS1 1325Bと重複するように選択可能である。
図13に示すように、新規BSS1310に対するプライマリチャネル選択の第3オプションは、次の通りである。プライマリチャネル(チャネル1315C又はチャネル1315D)は、既存BSS1320のS2セカンダリチャネル1325C及び1325Dの何れかと重複するように選択可能である。
図13に示すように、新規BSS1310に対するプライマリチャネル選択の第4オプションは、次の通りである。プライマリチャネル(チャネル1315E、チャネル1315F、チャネル1315G又はチャネル1315H)は、既存BSS1320のS3セカンダリチャネル1325E〜Hと重複するように選択可能である。
ある実装形態では、新規BSS1310及び既存BSS1320両方の負荷が高い場合、新規BSS1310は、第4オプションに従ってプライマリチャネルを選択することができる。S3 1425E〜Hにおける20MHzチャネルの少なくとも1つの負荷が低い場合には、新規BSS1310は、第1オプションに従ってプライマリチャネルを選択することができる。
図14は、第10BSS共存シナリオにおいて、新規のBSSに対してプライマリチャネル選択を行う一例を示した図である。この例では、80MHz周波数帯域をそれぞれ使用する既存BSS1420、1430(例えば、IEEE802.11acベースのBSS)が存在する。既存BSS1420、1430は、既存のデバイスによって提供される。また、160MHz周波数帯域を使用する新規BSS1410(例えば、IEEE802.11acベースのBSS)が存在する。新規160MHzBSS1410が占有する周波数帯域は、80MHz帯域の2つの連続した部分、又は、80MHz帯域の2つの不連続な部分を含むことができ、2つの80MHz帯域はそれぞれ、2つの既存80MHzBSS1420、1430によって使用される2つの80MHzのうちの1つと重複する。既存80MHz BSS1420は、プライマリチャネル1425A、S1 1425B及びS2 1325C〜Dを含む。既存80MHz BSS1430は、プライマリチャネル1435A、S1セカンダリチャネル1435B、S2セカンダリチャネル1335C〜Dを含む。
図14に示すように、新規BSS1410に対するプライマリチャネル選択の第1オプションは、次の通りである。新規BSS1410のプライマリチャネル(チャネル1415A又はチャネル1415G)は、既存BSS1420、1430のプライマリチャネル1425A、1435Aのうちの1つと重複するように選択されてもよい。
図14に示すように、新規BSS1410に対するプライマリチャネル選択の第2オプションは、次の通りである。新規BSS1410のプライマリチャネル(チャネル1415B又はチャネル1415H)は、既存BSS1420、1430のS1チャネル1425B、1435Bのうちの1つと重複するように選択されてもよい。
図14に示すように、新規BSS1410に対するプライマリチャネル選択の第3オプションは、次の通りである。新規BSS1410のプライマリチャネル(チャネル1415C、1415D、1415E又は1415F)は、既存BSS1420、1430のS2セカンダリチャネル1425C〜D、1435C〜Dのうちの1つと部分的に重複するように選択することができる。
ある実装形態では、全てのBSSにおけるトラフィック負荷が高い場合には、新規BSS1410は、第3オプションに従ってプライマリチャネルを選択することができる。そうでない場合には、新規BSS1410は、第1オプションに従ってプライマリチャネルを選択することができる。
図15は、第11BSS共存シナリオにおいて、新規のBSSに対してプライマリチャネル選択を行う一例を示した図である。この例では、80MHz周波数帯域を使用する既存BSS1520(例えば、IEEE802.11acベースのBSS)が存在する。既存BSS1520は、既存のデバイスによって提供される。また、160MHz周波数帯域を使用する新規BSS1510(例えば、IEEE802.11acベースのBSS)が存在する。新規160MHzBSS1510によって占有される周波数帯域は、80MHz帯域の2つの連続した部分、又は、80MHz帯域の2つの不連続な部分を含むことができる。既存80MHzBSS1520によって占有される周波数帯域は、新規BSS1510によって占有される160MHzの80MHz部分と重複する。既存80MHz BSS1520は、プライマリチャネル1525A、S1セカンダリチャネル1525B、S2セカンダリチャネル1525C〜Dを含む。
図15に示すように、新規BSS1510に対するプライマリチャネル選択の第1オプションは、次の通りである。新規BSS1510のプライマリチャネル1515Aは、既存BSS1520のプライマリチャネル1525Aと重複するように選択されてもよい。
図15に示す、新規BSS1510のプライマリチャネル選択の第2オプションは、次の通りである。新規BSS1510のプライマリチャネル1515Bは、既存BSS1520のプライマリチャネル1525Bと重複するように選択されてもよい。
図15に示す、新規BSS1510のプライマリチャネル選択の第3オプションは、次の通りである。新規BSS1510のプライマリチャネル(1515C又は1515D)は、既存BSS1520のS2セカンダリチャネル1525C、1525Dと部分的に重複するように選択されてもよい。
図15に示す、新規BSS1510のプライマリチャネル選択の第4オプションは、次の通りである。新規BSS1510のプライマリチャネル(1515E、1515F、1515G又は1515H)は、既存BSS1520の任意のチャネルと重複しないように選択されてもよい。
ある実装形態では、既存BSS1520の負荷が低く、新規BSS1510の負荷が高い場合、新規BSS1510は、第4オプションに従ってプライマリチャネルを選択することができる。そうでない場合には、新規BSS1510は、第1オプションに従ってプライマリチャネルを選択することができる。
幾つかの実施形態が上記で詳細に説明されたが、様々な変形が可能である。本明細書で説明された機能オペレーションを含む開示された特徴は、電子回路、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又は、これらの組み合わせに実装することができ、1以上のデータ処理装置に上記のオペレーションを実行させるプログラムを含む本明細書に開示された構造的手段及び構造的均等物(メモリデバイス、記憶デバイスのようなコンピュータ可読媒体、機械可読ストレージ基板、又は、その他の物理的、機械可読媒体、又は、これらの1以上の組み合わせにエンコードされたプログラム)として実装することができる。
"データ処理装置"という言葉は、例えば、プログラマブルプロセッサ、コンピュータ又はマルチプロセッサ又はコンピュータを含むデータを処理するためのあらゆる装置、デバイス及び機械を包含する。装置としては、ハードウェアに加えて、対象のコンピュータプログラムに対する実行環境を生成するコード、例えば、プロセッサファームウェア、プロトコルスタック、データベース管理システム、オペレーティングシステム、又は、これらの1以上の組み合わせを構成するコードも含まれる。
プログラム(コンピュータプログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、スクリプト又はコードとも称される)は、コンパイルされた又は変換された言語、もしくは、宣言型又は手続き型言語を含む、あらゆる形式のプログラミング言語で記載されてもよく、スタンドアローンプログラム又はモジュール、コンポーネント、サブルーチンとして、又は、コンピュータ環境での使用に適したその他の単位として実装されてもよい。プログラムは、必ずしもファイルシステムのファイルに対応していない。プログラムは、その他のパラメータ又はデータ(例えば、マークアップ言語ドキュメントに格納される1以上のスクリプト)を有するファイルの一部、対象のプログラム専用の1つのファイル、又は、複数のコーディネートされたファイル(例えば、1以上のモジュール、サブプログラム又はコード部分を格納するファイル)に格納されてもよい。1つのサイト又は複数の分散されたサイトに位置する、及び、通信ネットワークで相互接続された1つのコンピュータ又は複数のコンピュータにおいて実行されるべくプログラムが実装されてもよい。
本明細書は、様々な詳細事項を含むが、これらの詳細事項は、特許請求される範囲を限定していると解釈されるべきではなく、特定の実施形態に固有の特徴を説明していると解されるべきである。別の実施形態のコンテキストで本明細書に記載されている特定の特徴を、1つの実施形態における組み合わせに実装することができる。反対に、1つの実施形態のコンテキストで説明された様々な特徴を、複数の実施形態において別々に又は好適な任意のサブコンビネーションで実装することもできる。更に、上記で記載された特徴は、特定の組み合わせで説明され及び特許請求されるが、特許請求される組み合わせからの1つ以上の特徴は、ある場合には、組み合わせから抽出されてもよく、特許請求される組み合わせは、サブコンビネーション又はサブコンビネーションの変形例を対象としてもよい。
同様に、図に特定の順番で描かれているオペレーションは、所望の結果を達成するために、このオペレーションが図示された特定の順番又はその順番で実行される必要がある、又は、全てのオペレーションを実行する必要があると解釈されるべきではない。ある状況では、マルチタスク処理及び並行処理が有用であると考えられる。更に、上記の実施形態における様々なシステムコンポーネントの区分について、このような区分が全ての実施形態において必要であると解釈されるべきでない。

Claims (24)

  1. 無線通信のために、少なくとも第1無線通信デバイスが利用可能な複数の無線チャネルの一群を監視する段階と、
    1以上の第2無線通信デバイスから1以上のビーコン信号を、前記第1無線通信デバイスにおける前記複数の無線チャネルの一群で受信する段階と、
    1以上のセカンダリチャネルとは異なり、前記1以上のビーコン信号を送信するために前記1以上の第2無線通信デバイスにより使用された1以上のプライマリチャネルを、前記複数の無線チャネルの一群から特定する段階と、
    特定された前記1以上のプライマリチャネルのトラフィック負荷を推定する段階と、
    推定された前記トラフィック負荷に基づいて、i)前記特定された1以上のプライマリチャネルのうちの1つのチャネル、又は、ii)前記特定された1以上のプライマリチャネルとは別の、前記複数の無線チャネルの一群のうちの1つのチャネルを、前記第1無線通信デバイスのプライマリチャネルとして使用することを決定する段階と、
    前記決定する段階の結果に基づいて、前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルを選択する段階とを備える方法。
  2. 前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルを選択する段階は、
    前記推定されたトラフィック負荷が閾値を超えたことに基づいて、前記特定された1以上のプライマリチャネルとは別の1つのチャネルを前記複数の無線チャネルの一群から、前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルとして選択する段階と、
    前記推定されたトラフィック負荷が前記閾値を超えなかったことに基づいて、前記特定された1以上のプライマリチャネルから、前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルを選択する段階とを有する請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数の無線チャネルの一群は、前記複数の無線チャネルの一群と関連付けられた周波数帯域の半分である連続した周波数帯域をそれぞれ占有する2つの周波数部分を含み、
    前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルを選択する段階は、前記2つの周波数部分のうちの1つの周波数部分を、前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルとして選択する段階を有し、
    前記周波数部分は、前記特定された1以上のプライマリチャネルの1以上の周波数帯域とは別の周波数帯域を有する請求項1に記載の方法。
  4. 前記トラフィック負荷を推定する段階は、
    i)前記特定された1以上のプライマリチャネルの1以上のチャネル状態を測定する段階と、
    ii)前記1以上のチャネル状態に基づいて、前記特定された1以上のプライマリチャネルの1以上のビジー対アイドル比を計算する段階とを有し、
    前記決定する段階は、前記1以上のビジー対アイドル比と閾値とを比較する段階を有する請求項1から3の何れか一項に記載の方法。
  5. 前記1以上のビーコン信号は、1つの前記第2無線通信デバイスから受信され、
    前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルを選択する段階は、前記1以上のビーコン信号が受信された前記1つの第2無線通信デバイスのプライマリチャネルを、前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルとして選択する段階を有する請求項1に記載の方法。
  6. 前記複数の無線チャネルの一群の少なくとも1つのサブセットは、前記1以上の第2無線通信デバイスが使用可能な無線チャネルと重複せず、
    前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルを選択する段階は、前記複数の無線チャネルの一群の前記少なくとも1つのサブセットにおける1つのチャネルを、前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルとして選択する段階を有する請求項1に記載の方法。
  7. 前記1以上の第2無線通信デバイスは、20MHzプライマリチャネル、20MHzセカンダリチャネル及び40MHzセカンダリチャネルを使用するデバイスを含み、
    前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルを選択する段階は、前記40MHzセカンダリチャネルにおける1つのチャネルを、前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルとして選択する段階を有する請求項1に記載の方法。
  8. 前記1以上の第2無線通信デバイスは、20MHzプライマリチャネル、20MHzセカンダリチャネル、40MHzセカンダリチャネル及び80MHzセカンダリチャネルを使用するデバイスを含み、
    前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルを選択する段階は、前記80MHzセカンダリチャネルにおける1つのチャネルを、前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルとして選択する段階を有する請求項1に記載の方法。
  9. i)無線通信のために、少なくとも第1無線通信デバイスが利用可能な複数の無線チャネルの一群を監視し、ii)1以上の第2無線通信デバイスから1以上のビーコン信号を、前記第1無線通信デバイスにおける前記複数の無線チャネルの一群で受信する第1回路と、
    i)1以上のセカンダリチャネルとは異なり、前記1以上のビーコン信号を送信するために前記1以上の第2無線通信デバイスにより使用された1以上のプライマリチャネルを、前記複数の無線チャネルの一群から特定し、ii)特定された前記1以上のプライマリチャネルのトラフィック負荷を推定し、iii)前記トラフィック負荷に基づいて、前記特定された1以上のプライマリチャネルのうちの1つのチャネル、又は、前記特定された1以上のプライマリチャネルとは別の、前記複数の無線チャネルの一群のうちの1つのチャネルを、前記第1無線通信デバイスのプライマリチャネルとして使用することを決定する第2回路とを備える装置。
  10. 前記第2回路は、
    i)前記推定されたトラフィック負荷が閾値を超えたことに基づいて、前記特定された1以上のプライマリチャネルとは別の1つのチャネルを前記複数の無線チャネルの一群から、前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルとして選択し、
    ii)前記推定されたトラフィック負荷が前記閾値を超えなかったことに基づいて、前記特定された1以上のプライマリチャネルから、前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルを選択する請求項9に記載の装置。
  11. 前記複数の無線チャネルの一群は、前記複数の無線チャネルの一群と関連付けられた周波数帯域の半分である連続した周波数帯域をそれぞれ占有する2つの周波数部分を含み、
    前記第2回路は、前記2つの周波数部分のうちの1つの周波数部分を、前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルとして選択し、
    前記周波数部分は、前記特定された1以上のプライマリチャネルの1以上の周波数帯域とは別の周波数帯域を有する請求項9に記載の装置。
  12. 前記第2回路は、
    i)前記特定された1以上のプライマリチャネルの1以上のチャネル状態を測定し、
    ii)前記1以上のチャネル状態に基づいて、前記特定された1以上のプライマリチャネルの1以上のビジー対アイドル比を計算
    前記トラフィック負荷は、前記1以上のビジー対アイドル比に基づいて推定される請求項9から11の何れか一項に記載の装置。
  13. 前記1以上のビーコン信号は、1つの前記第2無線通信デバイスから受信され、
    前記第2回路は、前記1以上のビーコン信号が受信された前記1つの第2無線通信デバイスのプライマリチャネルを、前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルとして選択する請求項9に記載の装置。
  14. 前記複数の無線チャネルの一群の少なくとも1つのサブセットは、前記1以上の第2無線通信デバイスが使用可能な無線チャネルと重複せず、
    前記第2回路は、前記複数の無線チャネルの一群の前記少なくとも1つのサブセットにおける1つのチャネルを、前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルとして選択する請求項9に記載の装置。
  15. 前記1以上の第2無線通信デバイスは、20MHzプライマリチャネル、20MHzセカンダリチャネル及び40MHzセカンダリチャネルを使用するデバイスを含み、
    前記第2回路は、前記40MHzセカンダリチャネルにおける1つのチャネルを、前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルとして選択する請求項9に記載の装置。
  16. 前記1以上の第2無線通信デバイスは、20MHzプライマリチャネル、20MHzセカンダリチャネル、40MHzセカンダリチャネル及び80MHzセカンダリチャネルを使用するデバイスを含み、
    前記第2回路は、前記80MHzセカンダリチャネルにおける1つのチャネルを、前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルとして選択する請求項9に記載の装置。
  17. 送受信装置と、
    プロセッサ装置とを備えるシステムであって、
    前記プロセッサは、
    無線通信のために、少なくとも第1無線通信デバイスが利用可能な複数の無線チャネルの一群を監視する段階と、
    前記送受信装置を介して、1以上の第2無線通信デバイスから1以上のビーコン信号を、前記第1無線通信デバイスにおける前記複数の無線チャネルの一群で受信する段階と、
    1以上のセカンダリチャネルとは異なり、前記1以上のビーコン信号を送信するために前記1以上の第2無線通信デバイスにより使用された1以上のプライマリチャネルを、前記複数の無線チャネルの一群から特定する段階と、
    特定された前記1以上のプライマリチャネルのトラフィック負荷を推定する段階と、
    推定された前記トラフィック負荷に基づいて、i)前記特定された1以上のプライマリチャネルのうちの1つのチャネル、又は、ii)前記特定された1以上のプライマリチャネルとは別の、前記複数の無線チャネルの一群のうちの1つのチャネルを、前記第1無線通信デバイスのプライマリチャネルとして使用することを決定する段階と、
    前記決定する段階の結果に基づいて、前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルを選択する段階とを実行するシステム。
  18. 前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルを選択する段階は、
    前記推定されたトラフィック負荷が閾値を超えたことに基づいて、前記特定された1以上のプライマリチャネルとは別の1つのチャネルを前記複数の無線チャネルの一群から、前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルとして選択する段階と、
    前記推定されたトラフィック負荷が前記閾値を超えなかったことに基づいて、前記特定された1以上のプライマリチャネルから、前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルを選択する段階とを含む請求項17に記載のシステム。
  19. 前記複数の無線チャネルの一群は、前記複数の無線チャネルの一群と関連付けられた周波数帯域の半分である連続した周波数帯域をそれぞれ占有する2つの周波数部分を含み、
    前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルを選択する段階は、前記2つの周波数部分のうちの1つの周波数部分を、前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルとして選択する段階を含み、
    前記周波数部分は、前記特定された1以上のプライマリチャネルの1以上の周波数帯域とは別の周波数帯域を有する請求項17に記載のシステム。
  20. 前記トラフィック負荷を推定する段階は、
    i)前記特定された1以上のプライマリチャネルの1以上のチャネル状態を測定する段階と、
    ii)前記1以上のチャネル状態に基づいて、前記特定された1以上のプライマリチャネルの1以上のビジー対アイドル比を計算する段階とを含み、
    前記決定する段階は、前記1以上のビジー対アイドル比と閾値とを比較する段階を含む請求項17から19の何れか一項に記載のシステム。
  21. 前記1以上のビーコン信号は、1つの前記第2無線通信デバイスから受信され、
    前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルを選択する段階は、前記1以上のビーコン信号が受信された前記1つの第2無線通信デバイスのプライマリチャネルを、前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルとして選択する段階を含む請求項17に記載のシステム。
  22. 前記複数の無線チャネルの一群の少なくとも1つのサブセットは、前記1以上の第2無線通信デバイスが使用可能な無線チャネルと重複せず、
    前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルを選択する段階は、前記複数の無線チャネルの一群の前記少なくとも1つのサブセットにおける1つのチャネルを、前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルとして選択する段階を含む請求項17に記載のシステム。
  23. 前記1以上の第2無線通信デバイスは、20MHzプライマリチャネル、20MHzセカンダリチャネル及び40MHzセカンダリチャネルを使用するデバイスを含み、
    前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルを選択する段階は、前記40MHzセカンダリチャネルにおける1つのチャネルを、前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルとして選択する段階を含む請求項17に記載のシステム。
  24. 前記1以上の第2無線通信デバイスは、20MHzプライマリチャネル、20MHzセカンダリチャネル、40MHzセカンダリチャネル及び80MHzセカンダリチャネルを使用するデバイスを含み、
    前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルを選択する段階は、前記80MHzセカンダリチャネルにおける1つのチャネルを、前記第1無線通信デバイスの前記プライマリチャネルとして選択する段階を含む請求項17に記載のシステム。
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