JP5576416B2 - グアニルヒドラゾンの塩、組成物、製造方法、及び使用方法 - Google Patents

グアニルヒドラゾンの塩、組成物、製造方法、及び使用方法 Download PDF

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Description

本発明は、薬理学の分野に関する。一の態様では、本発明は、グアニルヒドラゾン化合物の改良された塩に関する。別の態様では、本発明は、グアニルヒドラゾン化合物の改良された塩を含む医薬組成物の製剤に関する。グアニルヒドラゾン塩は、予防又は治療計画に使用されることもあるし、又は生物利用可能性を高めるか又は調節するために水又は中性溶液中への増加又は調節された溶解性を有する有効な薬剤を作成するための候補化合物を同定するために使用されうる。
関連出願へのクロスリファレンス
本出願は、2004年6月25日に出願された米国仮特許出願第60/582,532号、及び2004年8月17日に出願された米国仮特許出願第60/601,992号の優先権を主張する。各特許出願の内容の全ては、本明細書中に援用される。
関連分野
D'Souzaに対する米国特許出願公開第2004/0043079号は、薬剤用のデリバリービヒクルとしてのマイクロカプセル化に関する。グアニルヒドラゾン化合物であるセマピモド(Semapimod)が一の実施態様において開示される。
Giordanoらに対する米国特許出願公開第2003/0134904号は、RNaseP活性を阻害するためのグアニルヒドラゾン化合物に関する。
Bevecらに対する米国特許出願公開第2003/0203969号は、医薬として活性な芳香族のグアニルヒドラゾン化合物に関する。
Bianchiらに対する米国特許出願公開第2002/0028851号は、グアニルヒドラゾン化合物及び炎症症状の治療のためのその化合物の使用に関する。
Traceyらに対する米国特許第6,673,777号及び第6,143,728号は、グアニルヒドラゾン化合物及びT細胞活性化に関連する疾患の治療のための当該化合物の使用に関する。
Bianchiらに対する米国特許第6,248,787号;第6,180,676号;第6,022,900号;第6,008,255号;第5,859,062号;第5,854,289号;第5,849,794号;第5,753,684号;第5,750,573号;及び第5,599,984号は、グアニルヒドラゾン化合物及び炎症症状を治療するための当該化合物の使用に関する。
本明細書に引用される参考文献の全ては、全ての目的のために援用される。
認められた活性を有する薬剤化合物又は薬剤候補化合物についての溶液中における溶解性は、化合物を分析する前又は重大な生物利用能が達成される前にほぼ必ず必要とされる。水又はいくつかの水性若しくは中性溶液中における溶解性が望ましい。なぜなら高い溶解度は、分子の薬理学的スクリーニング並びに生体内分布を容易にするからである。
受容体結合性、酵素阻害性、及び細胞培養などの態様に関するin vitro研究及び摘出臓器に関する研究は、当該化合物がH2O又は他の中性溶媒中に溶解される場合、すべて容易になる。水に対してかなり不溶性である物質をin vitroアッセイで試験する場合、水溶性を達するための一般的方法は、有機溶媒(DMSO、ポリエチレングリコール、EtOHなど)を用いて溶液を調製し、次に様々な水性希釈液に希釈することである。この方法を行う場合、希釈する間に化合物が沈殿する可能性が常にある。さらに、沈殿が目立たない場合、又は沈殿物が容易に試験管の壁に吸着する場合、沈殿が適切に認められないこともある。
多くの有機酸又は塩基は水にわずかしか溶解しない一方、対応する塩は当該薬剤物質をH2O中でイオン化させ、そうして水溶性にする。水に溶解性である塩は、注射用の滅菌水溶液製剤に理想的である。また、固体投与形態、例えば即放性錠剤又はハードゼラチンカプセルなどの中に含まれる活性成分の溶解の早さは、薬剤の水溶性に依存する。
in vivo試験を考慮に入れる場合、H2Oへの溶解性は、非経口投与が必要とされる全ての研究を容易にする。薬物動態において、静脈内投与される量との比較が可能になる前に、経口投与を介した絶対的生物学的利用能の信頼できる測定が必要とされる。なぜなら、非経口経路により体内に入る投与量は、正確に知られたレファレンスであるからである。水溶性は、毒性研究において特に重要である。ここで、動物体内における化合物の分解能力は、不溶性化合物が毒性であるのか又は不完全に吸収されているのかについて、不確実なままにするであろう。
治療レベルにおいて、水溶性薬剤の発見についての主要な関心事は、この薬剤の溶解性が静脈投与を可能にする可能性にある。薬剤の水溶性は、治療血漿レベルをかなり短い期間のうちに達成させる緊急治療用の薬剤において特に重要である。静脈内投与は、患者が手術又は幾つかの緊急な状況において、それ以外の方法では耐え得ない場合の唯一の利用できる方法であることが多い。また、薬理学的投与形態の幾つかのタイプについて、水溶性が必要とされる。非経口注射又は輸液とは別に、水溶性は、経眼投与又は経鼻腔投与用の水滴を産生するために重要であるか、経口投与用の水性シロップに重要である。
薬剤化合物の経口消費において、薬物動態についての水溶性の重要性は過小評価してはならない。経口摂取された投与形態の溶解ステップが、当該化合物の吸収ステップに先行する場合、特に過小評価してはならない。in vivo溶解ステップは、しばしば薬剤吸収についての律速段階である。また、水溶性の高い薬剤は、実際それ自身、その高い腎クリアランスのため、水溶性の低い薬剤より毒性が低い。これらは、生物への蓄積傾向が低く、そうして肝臓への過負荷を避けるであろう。
グアニルヒドラゾン複合体は、上記特許文献中に報告された。例えば、上記のBianchiらに対する米国特許第5,599,984号は、ある程度の水溶性を有するグアニルヒドラゾン複合体化合物の塩酸塩を開示する。しかしながら、解離した際の幾つかの塩酸塩に付随する高い酸性度は、細胞損傷を引き起こすことがあり、そして静脈炎の認められた原因である(Stranzら、Int. J. Pharm. Compounding (2002), v.6, n.3, pp.216-220)。こうして、当該技術分野において、高い水溶性を有し、かつ溶液内で解離した際に塩の酸性度のため生じる細胞障害を起こす可能性の低いグアニルヒドラゾン化合物の塩、及び特にグアニルヒドラゾン複合体化合物の塩を開発することの必要性が存在する。
発明の要約
本発明の1の実施態様は、以下の化合物:
Figure 0005576416
を、以下の式:
Figure 0005576416
[式中、
各C*は、独立して、D又はLエナンチオマー立体配置のいずれかをとりうる潜在的な不斉炭素を表し、
各Rは、独立して置換されていないか又は置換されており、そしてY-、Y-O-、Y-S-、Y-SO2-、(Y)2-N-SO2-、Y-(C=O)-、Y-(C=O)-O-、YO-(C=O)-、(Y)2-N-、Y-(C=O)-(Y-N)-、(Y-(C=O))2-N-、Y-(SO2)-(Y-N)-、又は(Y-(SO2))2-N-;ここで各Yは、独立して、水素、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシル、チオール、ニトロ、アミン、NC-、(C1-C6)アルキル、(C3-C6)シクロアルキル、(C2-C6)アルケニル、(C3-C6)シクロアルケニル、(C2-C6)アルキニル、(C3-C6)シクロアルキニル、(C1-C6)アルコキシ、(C5-C7)アリール、(C3-C5)ヘテロアリール、及び(C3-C5)複素環からなる群から選ばれ、ここで上記(C1-C6)アルキル、(C3-C6)シクロアルキル、(C2-C6)アルケニル、(C3-C6)シクロアルケニル、(C2-C6)アルキニル、(C3-C6)シクロアルキニル、(C1-C6)アルコキシ、(C5-C7)アリール、(C3-C5)ヘテロアリール、及び(C3-C5)複素環置換基の各々が置換されてもよく又は置換されなくてもよく;
独立して選ばれた2個のYアルキル含有基は、それらが結合する任意の窒素原子と一緒になって、3〜12員環の環、複素環又はヘテロアリール環を形成することもあり;
そして式VIIを有する化合物において、Lは、(C1-C20)アルキル、(C3-C20)シクロアルキル、(C2-C20)アルケニル、(C3-C20) シクロアルケニル、(C2-C20)アルキニル、(C3-C20)シクロアルキニル、(C1-C20)アルコキシ/チオール、(C3-C20)アリール、(C3-C15)ヘテロアリール、(C3-C15)複素環、及び(C3-C20)シクロアルキルからなる群から選ばれるジラジカル部分であり;ここで上記(C1-C20)アルキル、(C3-C20)シクロアルキル、(C2-C20)アルケニル、(C3-C20) シクロアルケニル、(C2-C20)アルキニル、(C3-C20)シクロアルキニル、(C1-C20)アルコキシ/チオール、(C3-C20)アリール、(C3-C15)ヘテロアリール、(C3-C15)複素環 、及び(C3-C20)シクロアルキル・ジラジカル部分の各々は、置換されてもよいし又は置換されなくてもよい]
を有する化合物からなる群から選ばれる少なくとも1の医薬として許容される酸の塩として含む、医薬として許容される塩を提供する。
本発明の別の実施態様は、以下の式:
Figure 0005576416
[式中、
1、X2、X3、及びX4は、各々独立して、H、GhyCH-、GhyCCH3-、又はCH3CO-を表す。但し、X1、X2、X3、及びX4は、同時にHであることはない;
Zは、以下の:
-(A1)a-(CR23)x-(A2)b-;
-(A1)a-(CR23)x-Qm-(CR4R5)y-(A2)b-;及び
-(A1)a-(CR23)x-Qm-(CR45)y-Tn-(CR67)z-(A2)b-;
及びそれらの組合せからなる群から選ばれる1以上のものであり;
ここで、aは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、及び9からなる群から選ばれ;
bは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、及び9からなる群から選ばれ;
xは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、及び9からなる群から選ばれ;
yは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、及び9からなる群から選ばれ;
zは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、及び9からなる群から選ばれ;
mは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、及び9からなる群から選ばれ;
nは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、及び9からなる群から選ばれ;
1及びA2は、各々独立して、-NR8(CO)NR9-、-(CO)NR8-、-NR8(CO)-、-NR8-、-O-、-S-、-S(=O)-、-SO2-、-SO2NR8-、-NR8SO2-、及びその塩からなる群から選ばれ;
Q及びTは、各々独立して、-NR10(CO)NR11-、-(CO)NR10-、-NR10(CO)-、-NR10-、-O-、-S-、-S(=O)-、-SO2-、-SO2NR10-、-NR10SO2-、その塩、分枝状又は非分枝状、飽和又は不飽和、置換又は非置換C1-C20アルキレン、飽和又は不飽和、置換又は非置換C3-C20シクロアルキレン、置換又は非置換C5-C25アリーレン、及びその組合せからなる群から選ばれ;
当該Q及び/又はTにおける当該アルキレン、シクロアルキレン、又はアリーレンのうちのいずれかにおける1以上の炭素原子は、各々独立して、窒素、酸素、硫黄、及びそれらの組合せからなる群から選ばれる1以上のヘテロ原子で置換され;
そして、置換される場合、当該Q及び/又はTにおける当該アルキレン、シクロアルキレン、又はアリーレンは、各々独立して、ヒドロキシ、ハロ、ブロモ、クロロ、ヨード、フルオロ、-N3、-CN、-NC、-SH、-NO2、-NH2、(C1-C20)アルキル、フェニル、(C3-C20)シクロアルキル、(C1-C20)アルコキシ、(C3-C25)ヘテロアリール、(C3-C25)複素環、(C2-C20)アルケニル、(C3-C20)シクロアルケニル、(C2-C20)アルキニル、(C5-C20)シクロアルキニル、(C5-C25)アリール、ペルハロ(C1-C20)アルキル、(C1-C20)アルキル-O-、フェニル-O-、(C3-C20)シクロアルキル-O-、(C3-C25)ヘテロアリール-O-、(C3-C25)複素環-O-、(C2-C20)アルケニル-O-、(C3-C20)シクロアルケニル-O-、(C2-C20)アルキニル-O-、(C5-C20)シクロアルキニル-O-、(C5-C25)アリール-O-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-O-、(C1-C20)アルキル-S-、フェニル-S-、(C3-C20)シクロアルキル-S-、(C3-C25)ヘテロアリール-S-、(C3-C25)複素環-S-、(C2-C20)アルケニル-S-、(C3-C20)シクロアルケニル-S-、(C2-C20)アルキニル-S-、(C5-C20)シクロアルキニル-S-、(C5-C25)アリール-S-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-S-、(C1-C20)アルキル-SO2-、フェニル-SO2-、(C3-C20)シクロアルキル-SO2-、(C1-C20)アルコキシ-SO2-、(C3-C25)ヘテロアリール-SO2-、(C3-C25)複素環-SO2-、(C2-C20)アルケニル-SO2-、(C3-C20)シクロアルケニル-SO2-、(C2-C20)アルキニル-SO2-、(C5-C20)シクロアルキニル-SO2-、(C5-C25)アリール-SO2-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-SO2-、H2N-SO2-、(C1-C20)アルキル-NH-SO2-、フェニル-NH-SO2-、(C3-C20)シクロアルキル-NH-SO2-、(C1-C20)アルコキシ-NH-SO2-、(C3-C25)ヘテロアリール-NH-SO2-、(C3-C25)複素環-NH-SO2-、(C2-C20)アルケニル-NH-SO2-、(C3-C20)シクロアルケニル-NH-SO2-、(C2-C20)アルキニル-NH-SO2-、(C5-C20)シクロアルキニル-NH-SO2-、(C5-C25)アリール-NH-SO2-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-NH-SO2-、{(C1-C20)アルキル}2N-SO2-、{フェニル}2N-SO2-、{(C3-C20)シクロアルキル}2N-SO2-、{(C1-C20)アルコキシ}2N-SO2-、{(C3-C25)ヘテロアリール}2N-SO2-、{(C3-C25)複素環}2N-SO2-、{(C2-C20)アルケニル}2N-SO2-、{(C2-C20)アルキニル}2N-SO2-、{(C5-C20)シクロアルキニル}2N-SO2-、{(C5-C25)アリール}2N-SO2-、(ペルハロ(C1-C20)アルキル}2N-SO2-、(C1-C20)アルキル-SO2-NH-、フェニル-SO2-NH-、(C3-C20)シクロアルキル-SO2-NH-、(C1-C20)アルコキシ-SO2-NH-、(C3-C25)ヘテロアリール-SO2-NH-、(C3-C25)複素環-SO2-NH-、(C2-C20)アルケニル-SO2-NH-、(C3-C20)シクロアルケニル-SO2-NH-、(C2-C20)アルキニル-SO2-NH-、(C5-C20)シクロアルキニル-SO2-NH-、(C5-C25)アリール-SO2-NH-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-SO2-NH-、(C1-C20)アルキル-NH-、フェニル-NH-、(C3-C20)シクロアルキル-NH-、(C1-C20)アルコキシ-NH-、(C3-C25)ヘテロアリール-NH-、(C3-C25)複素環-NH-、(C2-C20)アルケニル-NH-、(C3-C20)シクロアルケニル-NH-、(C2-C20)アルキニル-NH-、(C5-C20)シクロアルキニル-NH-、(C5-C25)アリール-NH-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-NH-、{(C1-C20)アルキル}2N-、{フェニル}2N-、{(C3-C20)シクロアルキル}2N-、{(C1-C20)アルコキシ}2N-、{(C3-C25)ヘテロアリール}2N-、{(C3-C25)複素環}2N-、{(C2-C20)アルケニル}2N-、{(C3-C20)シクロアルケニル}2N-、{(C2-C20)アルキニル}2N-{(C5-C20)シクロアルキニル}2N-、{(C5-C25)アリール}2N-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}2N-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-NH-、フェニル-(C=O)-NH-、(C3-C20)シクロアルキル-(C=O)-NH-、(C1-C20)アルコキシ-(C=O)-NH-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-NH-、(C3-C25)複素環-(C=O)-NH-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-NH-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-NH-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-NH-、(C5-C20)シクロアルキニル-(C=O)-NH-、(C5-C25)アリール-(C=O)-NH-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-NH-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、フェニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C20)シクロアルキル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C1-C20)アルコキシ-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C25)複素環-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C5-C20)シクロアルキニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C5-C25)アリール-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、フェニル-(C=O)-NH-、フェニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C20)シクロアルキル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C1-C20)アルコキシ-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C25)複素環-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C5-C20)シクロアルキニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C5-C25)アリール-(C=O)-{(フェニル)N}-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-{(フェニル)N}-、H2N(C=O)-、(C1-C20)アルキル-NH-(C=O)-、フェニル-NH-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルキル-NH-(C=O)-、(C1-C20)アルコキシ-NH-(C=O)-、(C3-C25)ヘテロアリール-NH-(C=O)-、(C3-C25)複素環-NH-(C=O)-、(C2-C20)アルケニル-NH-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルケニル-NH-(C=O)-、(C2-C20)アルキニル-NH-(C=O)-、(C5-C20)シクロアルキニル-NH-(C=O)-、(C5-C25)アリール-NH-(C=O)-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-NH-(C=O)-、{C1-C20)アルキル}2N-(C=O)-、{フェニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルキル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C1-C20)アルコキシ}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C25)ヘテロアリール}{(C1-C20)アルキル}N-
(C=O)-、{(C3-C25)複素環}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルケニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルケニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルキニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C5-C20)シクロアルキニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C5-C25)アリール}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{フェニル}2N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルキル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C1-C20)アルコキシ}{フェニル}N-(C=O)-、{(C3-C25)ヘテロアリール}{フェニル}N-(C=O)-、{(C3-C25)複素環}{フェニル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルケニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルケニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルキニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C5-C20)シクロアルキニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C5-C25)アリール}{フェニル}N-(C=O)-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}{フェニル}N-(C=O)-、HO-(C=O)-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-、(C3-C25)複素環-(C=O)-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-、(C5-C25)アリール-(C=O)-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-、フェニル-(C=O)-、(C1-C20)アルキル-O-(C=O)-、(C3-C25)ヘテロアリール-O-(C=O)-、(C3-C25)複素環-O-(C=O)-、(C2-C20)アルケニル-O-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルケニル-O-(C=O)-、(C2-C20)アルキニル-O-(C=O)-、(C5-C25)アリール-O-(C=O)-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-O-(C=O)-、フェニル-O-(C=O)-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-O-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-O-、(C3-C25)複素環-(C=O)-O-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-O-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-O-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-O-、(C5-C25)アリール-(C=O)-O-、フェニル-(C=O)-O-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-O-、及びその塩からなる群から選ばれる1以上の置換基で置換され、
ここで上記(C1-C20)アルキル、フェニル、(C3-C20)シクロアルキル、(C1-C20)アルコキシ、(C3-C25)ヘテロアリール、(C3-C25)複素環、(C2-C20)アルケニル、(C3-C20)シクロアルケニル、(C2-C20)アルキニル、(C5-C20)シクロアルキニル、及び(C5-C25)アリール基(Q及びTの上記アルキレン、シクロアルキレン、又はアリーレン上の置換基など)は場合により及び独立して、ヒドロキシ、ハロ、ブロモ、クロロ、ヨード、フルオロ、-N3、-CN、-NC、-SH、-NO2、-NH2、(C1-C20)アルキル、フェニル、(C3-C20)シクロアルキル、(C1-C20)アルコキシ、(C3-C25)ヘテロアリール、(C3-C25)複素環、(C2-C20)アルケニル、(C3-C20)シクロアルケニル、(C2-C20)アルキニル、(C5-C20)シクロアルキニル、(C5-C25)アリール、ペルハロ(C1-C20)アルキル、(C1-C20)アルキル-O-、フェニル-O-、(C3-C20)シクロアルキル-O-、(C3-C25)ヘテロアリール-O-、(C3-C25)複素環-O-、(C2-C20)アルケニル-O-、(C3-C20)シクロアルケニル-O-、(C2-C20)アルキニル-O-、(C5-C20)シクロアルキニル-O-、(C5-C25)アリール-O-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-O-、(C1-C20)アルキル-S-、フェニル-S-、(C3-C20)シクロアルキル-S-、(C3-C25)ヘテロアリール-S-、(C3-C25)複素環-S-、(C2-C20)アルケニル-S-、(C3-C20)シクロアルケニル-S-、(C2-C20)アルキニル-S-、(C5-C20)シクロアルキニル-S-、(C5-C25)アリール-S-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-S-、(C1-C20)アルキル-SO2-、フェニル-SO2-、(C3-C20)シクロアルキル-SO2-、(C1-C20)アルコキシ-SO2-、(C3-C25)ヘテロアリール-SO2-、(C3-C25)複素環-SO2-、(C2-C20)アルケニル-SO2-、(C3-C20)シクロアルケニル-SO2-、(C2-C20)アルキニル-SO2-、(C5-C20)シクロアルキニル-SO2-、(C5-C25)アリール-SO2-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-SO2-、H2N-SO2-、(C1-C20)アルキル-NH-SO2-、フェニル-NH-SO2-、(C3-C20)シクロアルキル-NH-SO2-、(C1-C20)アルコキシ-NH-SO2-、(C3-C25)ヘテロアリール-NH-SO2-、(C3-C25)複素環-NH-SO2-、(C2-C20)アルケニル-NH-SO2-、(C3-C20)シクロアルケニル-NH-SO2-、(C2-C20)アルキニル-NH-SO2-、(C5-C20)シクロアルキニル-NH-SO2-、(C5-C25)アリール-NH-SO2-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-NH-SO2-、{(C1-C20)アルキル}2N-SO2-、{フェニル}2N-SO2-、{(C3-C20)シクロアルキル}2N-SO2-、{(C1-C20)アルコキシ}2N-SO2-、{(C3-C25)ヘテロアリール}2N-SO2-、{(C3-C25)複素環}2N-SO2-、{(C2-C20)アルケニル}2N-SO2-、{(C2-C20)アルキニル}2N-SO2-、{(C5-C20)シクロアルキニル}2N-SO2-、{(C5-C25)アリール}2N-SO2-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}2N-SO2-、(C1-C20)アルキル-SO2-NH-、フェニル-SO2-NH-、(C3-C20)シクロアルキル-SO2-NH-、(C1-C20)アルコキシ-SO2-NH-、(C3-C25)ヘテロアリール-SO2-NH-、(C3-C25)複素環-SO2-NH-、(C2-C20)アルケニル-SO2-NH-、(C3-C20)シクロアルケニル-SO2-NH-、(C2-C20)アルキニル-SO2-NH-、(C5-C20)シクロアルキニル-SO2-NH-、(C5-C25)アリール-SO2-NH-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-SO2-NH-、(C1-C20)アルキル-NH-、フェニル-NH-、(C3-C20)シクロアルキル-NH-、(C1-C20)アルコキシ-NH-、(C3-C25)ヘテロアリール-NH-、(C3-C25)複素環-NH-、(C2-C20)アルケニル-NH-、(C3-C20)シクロアルケニル-NH-、(C2-C20)アルキニル--NH-、(C5-C20)シクロアルキニル-NH-、(C5-C25)アリール-NH-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-NH-、{(C1-C20)アルキル}2N-、{フェニル}2N-、{(C3-C20)シクロアルキル}2N-、{(C1-C20)アルコキシ}2N-、{(C3-C25)ヘテロアリール}2N-、{(C3-C25)複素環}2N-、{(C2-C20)アルケニル}2N-、{(C3-C20)シクロアルケニル}2N-、{(C2-C20)アルキニル}2N-、{(C5-C20)シクロアルキニル}2N-、{(C5-C25)アリール}2N-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}2N-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-NH-、フェニル-(C=O)-NH-、(C3-C20)シクロアルキル-(C=O)-NH-、(C1-C20)アルコキシ-(C=O)-NH-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-NH-、(C3-C25)複素環-(C=O)-NH-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-NH-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-NH-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-NH-、(C5-C20)シクロアルキニル-(C=O)-NH-、(C5-C25)アリール-(C=O)-NH-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-NH-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、フェニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C20)シクロアルキル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C1-C20)アルコキシ-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C25)複素環-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C5-C20)シクロアルキニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C5-C25)アリール-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、フェニル-(C=O)-NH-、フェニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C20)シクロアルキル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C1-C20)アルコキシ-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C25)複素環-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C5-C20)シクロアルキニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C5-C25)アリール-(C=O)-{(フェニル)N}-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-{(フェニル)N}-、H2N(C=O)-、(C1-C20)アルキル-NH-(C=O)-、フェニル-NH-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルキル-NH-(C=O)-、(C1-C20)アルコキシ-NH-(C=O)-、(C3-C25)へテロアリール-NH-(C=O)-、(C3-C25)複素環-NH-(C=O)-、(C2-C20)アルケニル-NH-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルケニル-NH-(C=O)-、(C2-C20)アルキニル-NH-(C=O)-、(C5-C20)シクロアルキニル-NH-(C=O)-、(C5-C25)アリール-NH-(C=O)-、ペルハロ(C1-C20
)アルキル-NH-(C=O)-、{C1-C20)アルキル}2N-(C=O)-、{フェニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルキル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C1-C20)アルコキシ}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C25)ヘテロアリール}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C25)複素環}{(C1-C20)アルキル}N-(O=O)-、{(C2-C20)アルケニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルケニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルキニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C5-C20)シクロアルキニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C5-C25)アリール}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{フェニル}2N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルキル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C1-C20)アルコキシ}{フェニル}N-(C=O)-、{(C3-C25)ヘテロアリール}{フェニル}N-(C=O)-、{(C3-C25)複素環}{フェニル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルケニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルケニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルキニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C5-C20)シクロアルキニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C5-C25)アリール}{フェニル}N-(C=O)-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}{フェニル}N-(C=O)-、HO-(C=O)-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-、(C3-C25)複素環-(C=O)-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-、(C5-C25)アリール-(C=O)-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-、フェニル-(C=O)-、(C1-C20)アルキル-O-(C=O)-、(C3-C25)ヘテロアリール-O-(C=O)-、(C3-C25)複素環-O-(C=O)-、(C2-C20)アルケニル-O-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルケニル-O-(C=O)-、(C2-C20)アルキニル-O-(C=O)-、(C5-C25)アリール-O-(C=O)-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-O-(C=O)-、フェニル-O-(C=O)-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-O-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-O-、(C3-C25)複素環-(C=O)-O-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-O-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-O-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-O-、(C5-C25)アリール-(C=O)-O-、フェニル-(C=O)-O-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-O-、及びその塩からなる群から選ばれる1〜4の部分により置換され;並びに
2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、及びR11は、各々独立して、水素、ヒドロキシ、ハロ、ブロモ、クロロ、ヨード、フルオロ、-N3、-CN、-NC、-SH、-NO2、-NH2、(C1-C20)アルキル、フェニル、(C3-C20)シクロアルキル、(C1-C20)アルコキシ、(C3-C25)ヘテロアリール、(C3-C25)複素環、(C2-C20)アルケニル、(C3-C20)シクロアルケニル、(C2-C20)アルキニル、(C5-C20)シクロアルキニル、(C5-C25)アリール、ペルハロ(C1-C20)アルキル、(C1-C20)アルキル-O-、フェニル-O-、(C3-C20)シクロアルキル-O-、(C3-C25)ヘテロアリール-O-、(C3-C25)複素環-O-、(C2-C20)アルケニル-O-、(C3-C20)シクロアルケニル-O-、(C2-C20)アルキニル-O-、(C5-C20)シクロアルキニル-O-、(C5-C25)アリール-O-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-O-、(C1-C20)アルキル-S-、フェニル-S-、(C3-C20)シクロアルキル-S-、(C3-C25)ヘテロアリール-S-、(C3-C25)複素環-S-、(C2-C20)アルケニル-S-、(C3-C20)シクロアルケニル-S-、(C2-C20)アルキニル-S-、(C5-C20)シクロアルキニル-S-、(C5-C25)アリール-S-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-S-、(C1-C20)アルキル-SO2-、フェニル-SO2-(C3-C20)シクロアルキル-SO2-、(C1-C20)アルコキシ-SO2-、(C3-C25)ヘテロアリール-SO2-、(C3-C25)複素環-SO2-、(C2-C20)アルケニル-SO2-、(C3-C20)シクロアルケニル-SO2-、(C2-C20)アルキニル-SO2-、(C5-C20)シクロアルキニル-SO2-、(C5-C25)アリール-SO2-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-SO2-、H2N-SO2-、(C1-C20)アルキル-NH-SO2-、フェニル-NH-SO2-、(C3-C20)シクロアルキル-NH-SO2-、(C1-C20)アルコキシ-NH-SO2-、(C3-C25)ヘテロアリール-NH-SO2-、(C3-C25)複素環-NH-SO2-、(C2-C20)アルケニル-NH-SO2-、(C3-C20)シクロアルケニル-NH-SO2-、(C2-C20)アルキニル-NH-SO2-、(C5-C20)シクロアルキニル-NH-SO2-、(C5-C25)アリール-NH-SO2-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-NH-SO2-、{(C1-C20)アルキル}2N-SO2-、{フェニル}2N-SO2-、{(C3-C20)シクロアルキル}2N-SO2-、{(C1-C20)アルコキシ}2N-SO2-、{(C3-C25)ヘテロアリール}2N-SO2-、{(C3-C25)複素環}2N-SO2-、{(C2-C20)アルケニル}2N-SO2-、{(C2-C20)アルキニル}2N-SO2-、{(C5-C20)シクロアルキニル}2N-SO2-、{(C5-C25)アリール}2N-SO2-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}2N-SO2-、(C1-C20)アルキル-SO2-NH-、フェニル-SO2-NH-、(C3-C20)シクロアルキル-SO2-NH-、(C1-C20)アルコキシ-SO2-NH-、(C3-C25)ヘテロアリール-SO2-NH-、(C3-C25)複素環-SO2-NH-、(C2-C20)アルケニル-SO2-NH-、(C3-C20)シクロアルケニル-SO2-NH-、(C2-C20)アルキニル-SO2-NH-、(C5-C20)シクロアルキニル-SO2-NH-、(C5-C25)アリール-SO2-NH-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-SO2-NH-、(C1-C20)アルキル-NH-、フェニル-NH-、(C3-C20)シクロアルキル-NH-、(C1-C20)アルコキシ-NH-、(C3-C25)ヘテロアリール-NH-、(C3-C25)複素環-NH-、(C2-C20)アルケニル-NH-、(C3-C20)シクロアルケニル-NH-、(C2-C20)アルキニル-NH-、(C5-C20)シクロアルキニル-NH-、(C5-C25)アリール-NH-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-NH-、{(C1-C20)アルキル}2N-、{フェニル}2N-、{(C3-C20)シクロアルキル}2N-、{(C1-C20)アルコキシ}2N-、{(C3-C25)ヘテロアリール}2N-、{(C3-C25)複素環}2N-、{(C2-C20)アルケニル}2N-、{(C3-C20)シクロアルケニル}2N-、{(C2-C20)アルキニル}2N-、{(C5-C20)シクロアルキニル}2N-、{(C5-C25)アリール}2N-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}2N-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-NH-、フェニル-(C=O)-NH-、(C3-C20)シクロアルキル-(C=O)-NH-、(C1-C20)アルコキシ-(C=O)-NH-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-NH-、(C3-C25)複素環-(C=O)-NH-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-NH-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-NH-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-NH-、(C5-C20)シクロアルキニル-(C=O)-NH-、(C5-C25)アリール-(C=O)-NH-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-NH-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、フェニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C20)シクロアルキル-(C=O)-{((C1-C20アルキル)N}-、(C1-C20)アルコキシ-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C25)複素環-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C5-C20)シクロアルキニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C5-C25)アリール-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、フェニル-(C=O)-NH-、フェニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C20)シクロアルキル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C1-C20)アルコキシ-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C25)複素環-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C5-C20)シクロアルキニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C5-C25)アリール-(C=O)-{(フェニル)N}-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-{(フェニル)N}-、H2N(C=O)-、(C1-C20)アルキル-NH-(C=O)-、フェニル-NH-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルキル-NH-(C=O)-、(C1-C20)アルコキシ-NH-(C=O)-、(C3-C25)ヘテロアリール-NH-(C=O)-、(C3-C25)複素環-NH-(C=O)-、(C2-C20)アルケニル-NH-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルケニル-NH-(C=O)-、(C2-C20)アルキニル-NH-(C=O)-、(C5-C20)シクロアルキニル-NH-(C=O)-、(C5-C25)アリール-NH-(C=O)-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-NH-(C=O)-、{C1-C20)アルキル}2N-(C=O)-、{フェニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルキル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C1-C20)アルコキシ}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3
-C25)ヘテロアリール}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C25)複素環}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルケニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルケニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルキニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C5-C20)シクロアルキニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C5-C25)アリール}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{フェニル}2N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルキル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C1-C20)アルコキシ}{フェニル}N-(C=O)-、{(C3-C25)ヘテロアリール}{フェニル}N-(C=O)-、{(C3-C25)複素環}{フェニル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルケニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルケニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルキニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C5-C20)シクロアルキニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C5-C25)アリール}{フェニル}N-(C=O)-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}{フェニル}N-(C=O)-、HO-(C=O)-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-、(C3-C25)複素環-(C=O)-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-、(C5-C25)アリール-(C=O)-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-、フェニル-(C=O)-、(C1-C20)アルキル-O-(C=O)-、(C3-C25)ヘテロアリール-O-(C=O)-、(C3-C25)複素環-O-(C=O)-、(C2-C20)アルケニル-O-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルケニル-O-(C=O)-、(C2-C20)アルキニル-O-(C=O)-、(C5-C25)アリール-O-(C=O)-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-O-(C=O)-、フェニル-O-(C=O)-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-O-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-O-、(C3-C25)複素環-(C=O)-O-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-O-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-O-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-O-、(C5-C25)アリール-(C=O)-O-、フェニル-(C=O)-O-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-O-、及びその塩からなる群から選ばれ;
(R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、及びR11基についての)上記(C1-C20)アルキル、フェニル、(C3-C20)シクロアルキル、(C1-C20)アルコキシ、(C3-C25)ヘテロアリール、(C3-C25)複素環、(C2-C20)アルケニル、(C3-C20)シクロアルケニル、(C2-C20)アルキニル、(C5-C20)シクロアルキニル、及び(C5-C25)アリール基の各々は、場合により及び独立して、ヒドロキシ、ハロ、ブロモ、クロロ、ヨード、フルオロ、-N3、-CN、-NC、-SH、-NO2、-NH2、(C1-C20)アルキル、フェニル、(C3-C20)シクロアルキル、(C1-C20)アルコキシ、(C3-C25)ヘテロアリール、(C3-C25)複素環、(C2-C20)アルケニル、(C3-C20)シクロアルケニル、(C2-C20)アルキニル、(C5-C20)シクロアルキニル、(C5-C25)アリール、ペルハロ(C1-C20)アルキル、(C1-C20)アルキル-O-、フェニル-O-、(C3-C20)シクロアルキル-O-、(C3-C25)ヘテロアリール-O-、(C3-C25)複素環-O-、(C2-C20)アルケニル-O-、(C3-C20)シクロアルケニル-O-、(C2-C20)アルキニル-O-、(C5-C20)シクロアルキニル-O-、(C5-C25)アリール-O-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-O-、(C1-C20)アルキル-S-、フェニル-S-、(C3-C20)シクロアルキル-S-、(C3-C25)ヘテロアリール-S-、(C3-C25)複素環-S-、(C2-C20)アルケニル-S-、(C3-C20)シクロアルケニル-S-、(C2-C20)アルキニル-S-、(C5-C20)シクロアルキニル-S-、(C5-C25)アリール-S-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-S-、(C1-C20)アルキル-SO2-、フェニル-SO2-、(C3-C20)シクロアルキル-SO2-、(C1-C20)アルコキシ-SO2-、(C3-C25)ヘテロアリール-SO2-、(C3-C25)複素環-SO2-、(C2-C20)アルケニル-SO2-、(C3-C20)シクロアルケニル-SO2-、(C2-C20)アルキニル-SO2-、(C5-C20)シクロアルキニル-SO2-、(C5-C25)アリール-SO2-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-SO2-、H2N-SO2-、(C1-C20)アルキル-NH-SO2-、フェニル-NH-SO2-、(C3-C20)シクロアルキル-NH-SO2-、(C1-C20)アルコキシ-NH-SO2-、(C3-C25)ヘテロアリール-NH-SO2-、(C3-C25)複素環-NH-SO2-、(C2-C20)アルケニル-NH-SO2-、(C3-C20)シクロアルケニル-NH-SO2-、(C2-C20)アルキニル-NH-SO2-、(C5-C20)シクロアルキニル-NH-SO2-、(C5-C25)アリール-NH-SO2-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-NH-SO2-、{(C1-C20)アルキル}2N-SO2-、{フェニル}2N-SO2-、{(C3-C20)シクロアルキル}2N-SO2-、{(C1-C20)アルコキシ}2N-SO2-、{(C3-C25)ヘテロアリール}2N-SO2-、{(C3-C25)複素環}2N-SO2-、{(C2-C20)アルケニル}2N-SO2-、{(C2-C20)アルキニル}2N-SO2-、{(C5-C20)シクロアルキニル}2N-SO2-、{(C5-C25)アリール}2N-SO2-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}2N-SO2-、(C1-C20)アルキル-SO2-NH-、フェニル-SO2-NH-、(C3-C20)シクロアルキル-SO2-NH-、(C1-C20)アルコキシ-SO2-NH-、(C3-C25)ヘテロアリール-SO2-NH-、(C3-C25)複素環-SO2-NH-、(C2-C20)アルケニル-SO2-NH-、(C3-C20)シクロアルケニル-SO2-NH-、(C2-C20)アルキニル-SO2-NH-、(C5-C20)シクロアルキニル-SO2-NH-、(C5-C25)アリール-SO2-NH-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-SO2-NH-、(C1-C20)アルキル-NH-、フェニル-NH-、(C3-C20)シクロアルキル-NH-、(C1-C20)アルコキシ-NH-、(C3-C25)ヘテロアリール-NH-、(C3-C25)複素環-NH-、(C2-C20)アルケニル-NH-、(C3-C20)シクロアルケニル-NH-、(C2-C20)アルキニル-NH-、(C5-C20)シクロアルキニル-NH-、(C5-C25)アリール-NH-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-NH-、{(C1-C20)アルキル}2N-、{フェニル}2N-、{(C3-C20)シクロアルキル}2N-、{(C1-C20)アルコキシ}2N-、{(C3-C25)ヘテロアリール}2N-、{(C3-C25)複素環}2N-、{(C2-C20)アルケニル}2N-、{(C3-C20)シクロアルケニル}2N-、{(C2-C20)アルキニル}2N-、{(C5-C20)シクロアルキニル}2N-、{(C5-C25)アリール}2N-、{ペルハロ(C1-C20アルキル}2N-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-NH-、フェニル-(C=O)-NH-、(C3-C20)シクロアルキル-(C=O)-NH-、(C1-C20)アルコキシ-(C=O)-NH-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-NH-、(C3-C25)複素環-(C=O)-NH-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-NH-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-NH-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-NH-、(C5-C20)シクロアルキニル-(C=O)-NH-、(C5-C25)アリール-(C=O)-NH-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-NH-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、フェニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C20)シクロアルキル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C1-C20)アルコキシ-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C25)複素環-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C5-C20)シクロアルキニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C5-C25)アリール-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、フェニル-(C=O)-NH-、フェニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C20)シクロアルキル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C1-C20)アルコキシ-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C25)複素環-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C5-C20)シクロアルキニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C5-C25)アリール-(C=O)-{(フェニル)N}-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-{(フェニル)N}-、H2N(C=O)-、(C1-C20)アルキル-NH-(C=O)-、フェニル-NH-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルキル-NH-(C=O)-、(C1-C20)アルコキシ-NH-(C=O)-、(C3-C25)ヘテロアリール-NH-(C=O)-、(C3-C25)複素環-NH-(C=O)-、(C2-C20)アルケニル-NH-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルケニル-NH-(C=O)-、(C2-C20)アルキニル-NH-(C=O)-、(C5-C20)シクロアルキニル-NH-(C
=O)-、(C5-C25)アリール-NH-(C=O)-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-NH-(C=O)-、{C1-C20)アルキル}2N-(C=O)-、{フェニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルキル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C1-C20)アルコキシ}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C25)ヘテロアリール}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C25)複素環}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルケニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルケニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルキニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C5-C20)シクロアルキニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C5-C25)アリール}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{フェニル}2N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルキル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C1-C20)アルコキシ}{フェニル}N-(C=O)-、{(C3-C25)ヘテロアリール}{フェニル}N-(C=O)-、{(C3-C25)複素環}{フェニル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルケニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルケニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルキニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C5-C20)シクロアルキニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C5-C25)アリール}{フェニル}N-(C=O)-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}{フェニル}N-(C=O)-、HO-(C=O)-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-、(C3-C25)へテロアリール-(C=O)-、(C3-C25)複素環-(C=O)-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-、(C5-C25)アリール-(C=O)-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-、フェニル-(C=O)-、(C1-C20)アルキル-O-(C=O)-、(C3-C25)ヘテロアリール-O-(C=O)-、(C3-C25)複素環-O-(C=O)-、(C2-C20)アルケニル-O-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルケニル-O-(C=O)-、(C2-C20)アルキニル-O-(C=O)-、(C5-C25)アリール-O-(C=O)-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-O-(C=O)-、フェニル-O-(C=O)-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-O-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-O-、(C3-C25)複素環-(C=O)-O-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-O-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-O-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-O-、(C5-C25)アリール-(C=O)-O-、フェニル-(C=O)-O-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-O-、及びその塩からなる群から選ばれる1〜4の部分により置換されてもよく、
そして、独立して選ばれた2個のR2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、及びR11アルキル含有基は、結合する任意の原子と一緒になって、3〜40員の環、複素環、又はヘテロアリール環を形成する]
を有する1以上の化合物を、以下の式:
Figure 0005576416
[式中、
各C*は、独立して、D又はLエナンチオマー立体配置のいずれかをとりうる潜在的不斉炭素を表し;
Rは、独立して、置換されないか又は置換され、そしてY-、Y-O-、Y-S-、Y-SO2-、(Y)2-N-SO2-、Y-(C=O)-、Y-(C=O)-O-、YO-(C=O)-、(Y)2-N-、Y-(C=O)-(Y- N)-、(Y-(C=O))2-N-、Y-(SO2)-(Y-N)-、又は(Y-(SO2))2-N-からなる群から選ばれ、
ここで各Yは、独立して、水素、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシル、チオール、ニトロ、アミン、NC-、(C1-C6)アルキル、(C3-C6)シクロアルキル、(C2-C6)アルケニル、(C3-C6)シクロアルケニル、(C2-C6)アルキニル、(C3-C6)シクロアルキニル、(C1-C6)アルコキシ、(C5-C7)アリール、(C3-C5)ヘテロアリール、及び(C3-C5)複素環からなる群から選ばれ、上記(C1-C6)アルキル、(C3-C6)シクロアルキル、(C2-C6)アルケニル、(C3-C6)シクロアルケニル、(C2-C6)アルキニル、(C3-C6)シクロアルキニル、(C1-C6)アルコキシ、(C5-C7)アリール、(C3-C5)ヘテロアリール、及び(C3-C5)複素環置換基の各々は、置換されてもよいし又は置換されなくてもよく;
独立して選ばれる2個のYアルキル含有基は、結合する任意の窒素原子と一緒になって、3〜12員環の環、複素環又はへテロアリール環を形成し;
そして式VIIを有する化合物において、Lは、(C1-C20)アルキル、(C3-C20)シクロアルキル、(C2-C20)アルケニル、(C3-C20)シクロアルケニル、(C2-C20)アルキニル、(C3-C20)シクロアルキニル、(C1-C20)アルコキシ/チオール、(C3-C20)アリール、(C3-C15)ヘテロアリール、(C3-C15)複素環、及び(C3-C20)シクロアルキルからなる群から選ばれるジラジカル部分であり;ここで上記(C1-C20)アルキル、(C3-C20)シクロアルキル、(C2-C20)アルケニル、(C3-C20)シクロアルケニル、(C2-C20)アルキニル、(C3-C20)シクロアルキニル、(C1-C20)アルコキシ/チオール、(C3-C20)アリール、(C3-C15)ヘテロアリール、(C3-C15)複素環、及び(C3-C20)シクロアルキル・ジラジカル部分の各々は、置換されてもよいし又は置換されなくともよい。]
を有する化合物からなる群から選ばれる少なくとも1の医薬として許容される酸の塩として含む、医薬として許容される塩を提供する。
本発明の別の実施態様は、前述の塩と少なくとも1の医薬として許容される担体とを含む、医薬として許容される組成物を提供する。
本発明の別の実施態様は、当該塩又は前述の医薬として許容される組成物を、ヒトに投与することを含む方法を提供する。
ある選択された酸が、既知のグアニルヒドラゾン化合物の塩を超える多くの利益を有するグアニルヒドラゾン塩をもたらすグアニルヒドラゾン化合物との塩を形成することが発見された。これらのグアニルヒドラゾン塩は、予期されない優れた製剤の組合せ及び溶解性の利点を有し、当該利点は、グアニルヒドラゾン含有薬剤を含む医薬製剤の製造に特に適したものとすることが発見された。
こうして、本発明に従って、グアニルヒドラゾン含有化合物の改善された塩が提供される。好ましい実施態様では、グアニルヒドラゾン複合体化合物(つまり、複数のグアニルヒドラゾン部分を含む化合物)の塩に関する。多くの好ましい実施態様では、複合体グアニルヒドラゾン化合物はセマピモド:
Figure 0005576416
である。
セマピモド化合物(本明細書中で、CNI-1493とも呼ぶ)は、Bianchiらに対する米国特許第5,599,984号における化合物番号14として同定される。当該文献の全ての内容は、本明細書中に援用される。
本発明はまた、本発明のグアニルヒドラゾン塩に関する代わりの医薬投与形態に関する。代わりの形態は、例えば、ハードゼラチンカプセル又は経口消費用の即放性錠剤、局所適用用の組成物、又は非経口注射(非限定的に皮下及び筋肉内注射を含む)用の様々な溶液を含む。さらに、本発明のグアニルヒドラゾン塩は、改善された安定性形態の活性物質化合物に、改善された貯蔵能力を提供する。
本発明の他の態様は、本発明に記載されるグアニルヒドラゾン塩を製造する方法に関する。
本発明の他の態様は、様々な適用、例えば、スクリーニング・アッセイ、有効性、及び安定性試験、及び治療又は処置において、本発明のグアニルヒドラゾン塩を使用する方法に関する。これらの使用方法は、数ある中で、in vitro試験及びin vivo試験に関する。本発明のグアニルヒドラゾン塩は、グアニルヒドラゾン化合物が活性物質と同程度に有効であると既に同定されていたが、高められたデリバリー及び生物利用能について改善された塩形態では同定されなかった方法で使用されうる。
一の実施態様によると、本発明に記載されるグアニルヒドラゾン塩は、カルボン酸と混合された1以上のグアニルヒドラゾン化合物を含む。塩の組合せについての1の適切なカルボン酸は、以下の式(I及びII):
Figure 0005576416
のうちの一つを有する化学構造を含む。
上記式I及びIIのカルボン酸において、C*は、D又はLエナンチオマー立体配置のいずれかを取りうる不斉炭素を表し、そしてRは、適切な置換基、例えば、非限定的に、水素(H)、又はメチル(CH3)、又は他のアルキルを表す。「0〜20」の範囲は、その間の全ての数値、並びにその一部範囲内の数値を含み、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、及び20を含む。
より具体的に、上記式I及びIIのカルボン酸において、各Rは、独立して、Y-、Y-O-、Y-S-、Y-SO2-、(Y)2-N-SO2-、Y-(C=O)-、Y-(C=O)-O-、YO-(C=O)-、(Y)2-N-、Y-(C=O)-(Y-N)-、(Y-(C=O))2-N-、Y-(SO2)-(Y-N)-、又は(Y-(SO2))2-N-から選ばれうる。ここで2個の独立して選択されたYアルキル含有基は、それらが結合する任意の窒素原子と一緒になって、3〜12員の環、複素環又はへテロアリール環を形成してもよく、そして各Yは独立して、水素、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシル、チオール、ニトロ、アミン、NC-、(C1-C6)アルキル、(C3-C6)シクロアルキル、(C2-C6)アルケニル、(C3-C6)シクロアルケニル、(C2-C6)アルキニル、(C3-C6)シクロアルキニル、(C1-C6)アルコキシ、(C5-C7)アリール、(C3-C5)ヘテロアリール、及び(C3-C5)複素環から選ばれ;ここで、前述の(C1-C6)アルキル、(C3-C6)シクロアルキル、(C2-C6)アルケニル、(C3-C6)シクロアルケニル、(C2-C6)アルキニル、(C3-C6)シクロアルキニル、(C1-C6)アルコキシ、(C5-C7)アリール、(C3-C5)ヘテロアリール、及び(C3-C5)複素環置換基の各々は、場合により、本明細書に記載される1以上の適切な置換基、例えばハロ-置換アルキルで、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシル、チオール、ニトロ、アミン、NC-、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、(C2-C4)アルケニル、及び(C2-C4)アルキニルからなる群から独立して選ばれる1〜10個の部分により置換されてもよい。
別の実施態様によると、グアニルヒドラゾン塩におけるカルボン酸は、以下の一般式(III):
Figure 0005576416
[式中、C*及び各Rは、独立して、上記式I及びIIのカルボン酸について記載されるように定義される]
により記載される。本実施態様の一の態様では、当該カルボン酸は酢酸:
Figure 0005576416
である。
別の実施態様によると、本発明に記載されるグアニルヒドラゾン塩中のカルボン酸は、以下の一般式(IV):
Figure 0005576416
[式中、C*及びRは、上記式I及びIIのカルボン酸に記載されるように定義される。]
により記載される。本実施態様の一の態様では、当該カルボン酸はL-乳酸:
Figure 0005576416
である。
別の実施態様では、本発明に記載されるグアニルヒドラゾン中のカルボン酸は、以下の一般式(V):
Figure 0005576416
[式中、C*及びRは、上記式I及びIIのカルボン酸について記載されるように定義される]
により記載される。本実施態様の一の態様では、カルボン酸は、L-アスパラギン酸:
Figure 0005576416
である。
別の実施態様によると、本発明に記載されるグアニルヒドラゾン塩のカルボン酸は、以下の一般式(VI):
Figure 0005576416
[式中、C*及びRは、上記式I及びIIのカルボン酸について記載されるように定義される]
により記載される。本実施態様の一の態様では、当該カルボン酸は、L-グルタミン酸:
Figure 0005576416
である。
別の実施態様によると、本発明に記載されるグアニルヒドラゾン-カルボン酸塩は、カルボン酸と混合されるグアニルヒドラゾン化合物を含み、ここで本実施態様に記載される塩の組合せについての適切なカルボン酸は、以下の一般式(VII):
Figure 0005576416
[式中、Lは、(C1-C20)アルキル、(C3-C20)シクロアルキル、(C2-C20)アルケニル、(C3-C20)シクロアルケニル、(C2-C20)アルキニル、(C3-C20)シクロアルキニル、(C1-C20)アルコキシ/チオール、(C3-C20)アリール、(C3-C15)ヘテロアリール、(C3-C15)複素環、及び(C3-C20)シクロアルキルから選ばれるジラジカル部分であり、ここで前述の(C1-C20)アルキル、(C3-C20)シクロアルキル、(C2-C20)アルケニル、(C3-C20)シクロアルケニル、(C2-C20)アルキニル、(C3-C20)シクロアルキニル、(C1-C20)アルコキシ/チオール、(C3-C20)アリール、(C3-C15)ヘテロアリール、(C3-C15)複素環、及び(C3-C20)シクロアルキル・ジラジカル部分の各々は、場合により、例えば本明細書中に定義される1以上の適切な置換基、例えばハロ置換アルキルで、カルボキシル、ハロ、ヒドロキシル、チオール、ニトロ、アミン、Y、又はR(ここでこれらの用語は本明細書に定義されている)を含む群から独立して選ばれる1から12の部分により置換されてもよい。]
により記載される化学構造である。
別の実施態様によると、グアニルヒドラゾン塩についてのアニオンは、以下の一般式:
Figure 0005576416
[式中、C*及びRは、本明細書に定義される適切な置換基を表す。]
のうちの一つにより記載されてもよい。上記二価アニオンの一価形態も適切である。
別の実施態様では、グアニルヒドラゾン塩の酸形態は、以下の式:
Figure 0005576416
のうちの一つを有してもよい。
当該酸の一価又は二価アニオン形態のいずれかが適切である。
別の実施態様によると、本発明に記載されるグアニルヒドラゾンのアニオンは、以下の一般式:
Figure 0005576416
により記載される。
本実施態様の一の態様では、当該アニオンはメシレートである。
もちろん、上記アニオンの酸形態は、以下の:
Figure 0005576416
のように記載されてもよい。
本明細書の化合物において、「適切な置換基」は、活性グアニルヒドラゾン化合物の所望の活性を、塩において無効にしない官能基を意味することが意図される。例えば、適切な置換基は、グアニルヒドラゾン化合物の活性を無効にしないであろう。適切な置換基の代表的な例は、非限定的に、ハロ基、ペルフルオロアルキル基、ペルフルオロアルコキシ基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ヒドロキシ基、オキソ基、メルカプト基、アルキルチオ基、アルコキシ基、アリール又はへテロアリール基、アリールオキシ又はへテロアリールオキシ基、アラルキル基、又はヘテロアルキル基、アラルコキシ又はヘテロアラルコキシ基、HO-(C=O)-基、アミノ基、アルキル及びジアルキルアミノ基、カルバモイル基、アルキルカルボニル基、アルコキシカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、アリールカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基などを含む。置換基の組合せは可能である。
本明細書に使用されるとき、「アルキレン」という用語は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、及び20個の炭素又はその一部範囲内の任意の数の炭素を含むジラジカルアルカン化学種を指す。アルキレンは、分枝状又は非分枝状であってもよく、飽和又は不飽和であってもよく、そして本明細書に定義される1以上の適切な置換基、例えば1以上のフルオロ、クロロ、トリフルオロメチル、(C1-C3)アルコキシ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、又は(C1-C3)アルキルで置換されても、置換されなくてもよい。さらに、その中の任意の炭素原子は、1以上のヘテロ原子、例えば窒素、酸素、若しくは硫黄、又はそれらの任意の組合せで置換されてもよい。
本明細書に使用されるとき、「シクロアルキレン」という用語は、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、及び20個の環炭素又はその一部範囲内の任意の数の炭素を含むジラジカル・シクロアルカン化学種を指す。シクロアルキレンは、分枝状又は非分枝状であってもよく、飽和又は不飽和であってもよく、そして本明細書に定義される1以上の適切な置換基、例えば、1以上のフルオロ、クロロ、トリフルオロメチル、(C1-C3)アルコキシ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、又は(C1-C3)アルキルで置換されるか又は置換されなくてもよい。さらに、その中の任意の炭素原子は、窒素、酸素、又は硫黄、又はそれらの任意の組合せのうちの1以上で場合により置換されてもよい。
本明細書に使用されるとき、「アリーレン」という用語は、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、及び25個の炭素、及びその一部範囲内の任意の数の炭素を有する芳香族ジラジカル化学種を意味する。これらは、置換されないか又は本明細書中で定義される1以上の適切な置換基で、例えば1以上のフルオロ、クロロ、トリフルオロメチル、(C1-C3)アルコキシ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、又は(C1-C3)アルキルで置換されてもよい。さらに、その中の任意の炭素原子は、窒素、酸素、又は硫黄、又はその任意の組合せで場合により置換されて、ヘテロアリールを形成してもよい。
本明細書に使用されるとき、「アルキル」という用語、並びに本明細書に記載される他の基の内のアルキル部分(例えば、 (C1-C20)アルキル、(C1-C20)アルコキシ、(C2-C20)アルケニル、(C2-C20)アルキニル、及びペルハロ(C1-C20)アルキル)は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、及び20個の炭素、又はその一部範囲内の任意の数の炭素を有するアルキル部分を含む。それらは、直線であってもよいし、又は分枝状であってもよい(例えば、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソ-ブチル、セカンダリー・ブチル、ターシャリー・ブチルなど)。それらは、飽和されているか、又は「アルケニル」又は「アルキニル」の命名法により示されるように不飽和であってもよい。1以上の同じ又は異なるハロゲンにより完全に置換されているペルハロアルキル以外では、アルキル基は、飽和されていないか、又は本明細書中に定義される1以上の適切な置換基で、例えば1以上のフルオロ、クロロ、トリフルオロメチル、(C1-C3)アルコキシ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、又は(C1-C3)アルキルで置換されてもよい。
本明細書に使用されるとき、「シクロアルキル」という用語、並びに本明細書に言及される環状の基を有する他の部分(例えば、(C3-C20)シクロアルキル、(C3-C20)シクロアルケニル、及び(C5-C20)シクロアルキニル)は、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、及び20個の環炭素又はその一部範囲内の任意の数の炭素を有する炭素単環部分を指す。これらは、置換されないか、又は本明細書に定義される1以上の適切な置換基、例えば1以上のフルオロ、クロロ、トリフルオロメチル、(C1-C3)アルコキシ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、又は(C1-C3)アルキルで置換されてもよい。
本明細書に使用されるとき、「アルケニル」、「アルキニル」、「シクロアルキニル」、及び「シクロアルケニル」という用語は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、及び20個の炭素(又は、環状化学種について、3、4、5、6、7、8,9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、及び20個の環炭素)、又はその一部範囲内の任意の数の炭素又は環炭素を有する。それらは、分枝状又は非分枝状であってもよく、そして置換されていなくとも又は本明細書に定義される1以上の適切な置換基、例えば、1以上のフルオロ、クロロ、トリフルオロメチル、(C1-C3)アルコキシ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、又は(C1-C3)アルキルで置換されてもよい。これらの基は、1以上の不飽和部位、つまり、1以上の二重又は三重結合を有する。例えば、これらの部分は、1、2、3、4、又はそれ以上の不飽和部位を有してもよい。幾つかの非限定的なこれらの例は、エテニル、1-プロペニル、2-プロペニル(アリル)、イソ-プロペニル、2-メチル-1-プロペニル、1-ブテニル、2-ブテニル、エチニル、1-プロピニル、2-プロピニル、1-ブチニル、及び2-ブチニルを含む。
本明細書で使用されるとき、「アルコキシ」という用語は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、及び20個の炭素、又はその一部範囲内の任意の数の炭素を有するアルキル-O-ラジカル化学種を指す。これらは、置換されないか、又は本明細書に定義される1以上の適切な置換基で、例えば、1以上のフルオロ、クロロ、トリフルオロメチル、(C1-C3)アルコキシ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、又は(C1-C3)アルキルで置換されてもよい。
本明細書で使用されるとき、「ハロゲン」又は「ハロ」は、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨード、及びそれらの任意の組合せを含む。
本明細書で使用されるとき、「アリール」という用語は、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、及び25個の炭素及びその一部範囲内の任意の数の炭素を有する芳香族ラジカルを意味する。これらは、置換されていないか、又は本明細書で定義される1以上の適切な置換基で、例えば1以上のフルオロ、クロロ、トリフルオロメチル、(C1-C3)アルコキシ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、又は(C1-C3)アルキルで置換されてもよい。非限定的な例は、フェニル、ナフチル、テトラヒドロナフチル、インダニルなどを含む。
本明細書に使用されるとき、「ヘテロアリール」という用語は、環の中にO、S、及びNから選ばれる少なくとも1のヘテロ原子を有し、そして3、4、5、6、7、8、9、10、ll、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、及び25個の環炭素及びその一部範囲内の任意の数の炭素を有する芳香族複素環を指す。ヘテロ原子は、一つであってもよいし、又は任意の組合せであってもよい。ヘテロアリール基は、置換されないか、又は本明細書で定義される1以上の適切な置換基、例えば、1以上のフルオロ、クロロ、トリフルオロメチル、(C1-C3)アルコキシ、トリフルオロメトキシ、 ジフルオロメトキシ、又は(C1-C3)アルキルで置換されてもよい。1、2、3、4、又はそれ以上のヘテロ原子が存在してもよい。ヘテロ原子に加えて、芳香族基は、場合により4以下のN原子を環中に有する。ヘテロアリール基の非限定的な例は、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、チエニル、フリル、イミダゾリル、ピロリル、オキサゾリル(例えば、1,3-オキサゾリル、1,2-オキサゾリル)、チアゾリル(例えば、1,2-チアゾリル、1,3-チアゾリル)、ピラゾリル、テトラゾリル、トリアゾリル (例えば、1,2,3-トリアゾリル、1,2,4-トリアゾリル)、オキサジアゾリル(例えば、1,2,3-オキサジアゾリル)、チアジアゾリル(例えば、1,3,4-チアジアゾリル)、キノリル、イソキノリル、ベンゾチエニル、ベンゾフリル、インドリル(これらは、場合により置換されないか、又は本明細書に定義される1以上の適切な置換基、例えば、1以上のフルオロ、クロロ、トリフルオロメチル、(C1-C3)アルコキシ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、又は(C1-C3)アルキルで置換される)などを含む。
本明細書で使用される「複素環」という用語は、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、及び25個の環炭素及びその一部範囲内の任意の数の炭素原子、並びにN、O、S、又はNR’から選ばれるヘテロ原子を含む環状の基を指す。非限定的な例は、アゼチジニル、テトラヒドロフラニル、イミダゾリジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、オキサゾリジニル、チアゾリジニル、ピラゾリジニル、チオモルフォリニル、テトラヒドロチアジニル、テトラヒドロチアジアジニル、モルフォリニル、オキセタニル、テトラヒドロジアジニル(tetrahydrodiazinyl)、オキサジニル(oxazinyl)、オキサチアジニル(oxathiazinyl)、インドリニル、イソインドリニル、キヌクリジニル、クロマニル、イソクロマニル、キサジニル(benzoxazinyl)などを含む。かかる、飽和又は部分的に飽和している単環系は、テトラヒドフラン-2-イル、テトラヒドロフラン-3-イル、イミダゾリジン-1-イル、イミダゾリジン-2-イル、イミダゾリジン-4-イル、ピロリジン-1-イル、ピロリジン-2-イル、ピロリジン-3-イル、ピペリジン-1-イル、ピペリジン-2-イル、ピペリジン-3-イル、ピペラジン-1-イル、ピペラジン-2-イル、ピペラジン-3-イル、1,3-オキサゾリジン-3-イル、イソチアゾリジン、1,3-チアゾリジン-3-イル、1,2-ピラゾリジン-2-イル、1,3-ピラゾリジン-1-イル、チオモルフォリニル、1,2-テトラヒドロチアジン-2-イル、1,3-テトラヒドロチアジン-3-イル、テトラヒドロチアジアジニル、モルフォリニル、1,2-テトラヒドロジアジン-2-イル、1,3-テトラヒドロジアジン-1-イル、1,4-オキサジン-2-イル、1,2,5-オキサチアジン-4-イルなど(これらは、置換されていないか、又は本明細書に定義される1以上の適切な置換基、例えば1以上のフルオロ、クロロ、トリフルオロメチル、(C1 -C3)アルコキシ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、又は(C1-C3)アルキルで場合により置換される)である。R’は、適切な任意の置換基、例えば本明細書で定義されるY、又はより好ましくはメチルでありうる。
本明細書に使用されるとき、「ハロ置換アルキル」という用語は、1以上のハロゲンで置換された上記アルキルラジカルを指し、非限定的に、クロロメチル、ジクロロメチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、2,2,2-トリクロロエチルなどを含み;場合により本明細書中に定義される1以上の適切な置換基、例えばフルオロ、クロロ、トリフルオロメチル、(C1-C3)アルコキシ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、又は(C1-C3)アルキルでさらに置換される。
本明細書に使用されるとき、「カルボニル」又は「(C=O)」(アルキルカルボニル、アルキル-(C=O)-、又はアルコキシカルボニルなどのフレーズで使用される)は、アルキル又はアミノ基(つまり、アミド基)などの第二部分へのC=O部分の結合を指す。アルコキシカルボニルアミノ(つまり、アルコキシ(C=O)-NH-)は、アルキルカルバメート基を指す。カルボニル基は、本明細書中で(C=O)として等しく定義される。アルキルカルボニルアミノは、アセトアミドなどの基を指す。
本発明の一の好ましい実施態様は、グアニルヒドラゾン化合物がL-酢酸と混合された塩である。より好ましい実施態様では、当該塩は、複数のグアニルヒドラゾン部分を含み、そしてL-乳酸と混合される、グアニルヒドラゾン化合物である。多くの好ましい実施態様では、本発明は、グアニルヒドラゾン-含有化合物とL-乳酸とを混合した塩に関する。
別の実施態様では、本発明は、グアニルヒドラゾン化合物、例えば、セマピモドであって、他の酸と混合されて、医薬として許容される塩を形成する化合物に関する。本発明のグアニルヒドラゾン化合物の医薬として許容される酸添加塩を製造するために使用される酸は、非毒性酸添加塩、つまり、塩化物塩、臭化物塩、ヨウ化物塩、硝酸塩、硫酸塩、硫酸水素塩、リン酸塩、過リン酸塩、二リン酸塩、クエン酸塩、過クエン酸塩(acid citrate)、酒石酸塩、重酒石酸塩、コハク酸塩、フマル酸塩、トシル酸塩、メシル酸塩、グルコン酸塩、糖酸塩、安息香酸塩、メタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p-トルエンスルホン酸塩、パモ酸塩 (つまり、1,1'-メチレン-ビス-(2-ヒドロキシ-3-ナフトエ酸塩))、重炭酸塩、エデト酸塩、カミシル酸塩、炭酸塩、ジヒドロクロルリド、エデンテート(edentate)、エジシル酸塩、エストル酸塩(estolate)、エシル酸塩、フマル酸塩、グルセプト酸塩、グルコヘプトン酸塩、グルコン酸塩、グルタミン酸塩、グリコリラルサニル酸塩(glycollylarsanilate)、ヘキシルレソルシン酸塩(hexylresorcinate)、ヒドラバミン(hydrabamine)アミン、臭化水素酸塩、塩酸塩、ヒドロキシナフトエ酸塩、イソチオン酸塩、乳酸塩、ラクトビオン酸塩、リンゴ酸塩、マンデル酸塩、メチルブロミド、メチル硝酸塩、メチル硫酸塩、ムケート(mucate)、ナプシル酸塩、パントテン酸塩、ポリガラクツロン酸塩、サリチル酸塩、ステアリン酸塩、塩基性酢酸塩、コハク酸塩、タンニン酸塩、テオクル酸塩、及びトリエチオジド塩(trietiodide salts)などの医薬として許容されるアニオンを含む塩を形成する酸を含む。塩の混合物が可能である。
塩形態中のグアニルヒドラゾン:対イオンの任意の比率、例えば10、9、8、7、6、5、4、3、2、1:1、2、3,4、5、6、7、8、9、10の割合のグアニルヒドラゾン:対イオン、は適切である。当該比率は、「Ghy」基の数:対イオンとして、又はイオン性グアニルヒドラゾン分子の数:対イオンとして必要に応じて表現されうる。一の実施態様では、グアニルヒドラゾン又は対イオンのいずれか、又は両方が多価であってもよく、そしてその比は、当該塩が荷電なしか又は荷電あり(zero or non-zero charge)となるように調節される。混合された塩も可能である。
他の適切な塩は、以下の式:
Figure 0005576416
[式中、
1、X2、X3、及びX4は、各々独立して、H、GhyCH-、GhyCCH3-、又はCH3CO-を表す。但し、X1、X2、X3、及びX4は、同時にHであることはない;
Zは、以下の:
-(A1)a-(CR23)x-(A2)b-;
-(A1)a-(CR23)x-Qm-(CR45)y-(A2)b-;及び
-(A1)a-(CR23)x-Qm-(CR45)y-Tn-(CR67)z-(A2)b-;
及びそれらの組合せからなる群から選ばれる1以上のものであり;
ここでaは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、及び9からなる群から選ばれ;
bは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、及び9からなる群から選ばれ;
xは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、及び9からなる群から選ばれ;
yは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、及び9からなる群から選ばれ;
zは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、及び9からなる群から選ばれ;
mは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、及び9からなる群から選ばれ;
nは、0、1、2、3、4、5、6、7、8、及び9からなる群から選ばれ;
1及びA2は、各々独立して、-NR8(CO)NR9-、-(CO)NR8-、-NR8(CO)-、-NR8-、-O-、-S-、-S(=O)-、-SO2-、-SO2NR8-、-NR8SO2-、及びそれらの塩からなる群から選ばれ;
Q及びTは、各々独立して、-NR10(CO)NR11-、-(CO)NR10-、-NR10(CO)-、-NR10-、-O-、-S-、-S(=O)-、-SO2-、-SO2NR10-、-NR10SO2-、それらの塩、分枝状又は非分枝状、飽和又は不飽和、置換又は非置換C1-C20アルキレン、飽和又は不飽和、置換又は非置換C3-C20シクロアルキレン、飽和又は不飽和C5-C25アリーレン、及びその組合せからなる群から選ばれ;
当該Q及び/又はT内の当該アルキレン、シクロアルキレン、又はアリーレンのいずれかにおける1以上の炭素原子が、各々独立して、窒素、酸素、硫黄、及びそれらの組合せからなる群から選ばれる1以上のヘテロ原子で置換されてもよく;
そしてここで置換される場合、当該Q及び/又はT中の当該アルキレン、シクロアルキレン、又はアリーレンは、各々独立して、ヒドロキシ、ハロ、ブロモ、クロロ、ヨード、フルオロ、-N3、-CN、-NC、-SH、-NO2、-NH2、(C1-C20)アルキル、フェニル、(C3-C20)シクロアルキル、(C1-C20)アルコキシ、(C3-C25)ヘテロアリール、(C3-C25)複素環、(C2-C20)アルケニル、(C3-C20)シクロアルケニル、(C2-C20)アルキニル、(C5-C20)シクロアルキニル、(C5-C25)アリール、ペルハロ(C1-C20)アルキル、(C1-C20)アルキル-O-、フェニル-O-、(C3-C20)シクロアルキル-O-、(C3-C25)ヘテロアリール-O-、(C3-C25)複素環-O-、(C2-C20)アルケニル-O-、(C3-C20)シクロアルケニル-O-、(C2-C20)アルキニル-O-、(C5-C20)シクロアルキニル-O-、(C5-C25)アリール-O-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-O-、(C1-C20)アルキル-S-、フェニル-S-、(C3-C20)シクロアルキル-S-、(C3-C25)ヘテロアリール-S-、(C3-C25)複素環-S-、(C2-C20)アルケニル-S-、(C3-C20)シクロアルケニル-S-、(C2-C20)アルキニル-S-、(C5-C20)シクロアルキニル-S-、(C5-C25)アリール-S-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-S-、(C1-C20)アルキル-SO2-、フェニル-SO2-、(C3-C20)シクロアルキル-SO2-、(C1-C20)アルコキシ-SO2-、(C3-C25)ヘテロアリール-SO2-、(C3-C25)複素環-SO2-、(C2-C20)アルケニル-SO2-、(C3-C20)シクロアルケニル-SO2-、(C2-C20)アルキニル-SO2-、(C5-C20)シクロアルキニル-SO2-、(C5-C25)アリール-SO2-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-SO2-、H2N-SO2-、(C1-C20)アルキル-NH-SO2-、フェニル-NH-SO2-、(C3-C20)シクロアルキル-NH-SO2-、(C1-C20)アルコキシ-NH-SO2-、(C3-C25)ヘテロアリール-NH-SO2-、(C3-C25)複素環-NH-SO2-、(C2-C20)アルケニル-NH-SO2-、(C3-C20)シクロアルケニル-NH-SO2-、(C2-C20)アルキニル-NH-SO2-、(C5-C20)シクロアルキニル-NH-SO2-、(C5-C25)アリール-NH-SO2-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-NH-SO2-、{(C1-C20)アルキル}2N-SO2-、{フェニル}2N-SO2-、{(C3-C20)シクロアルキル}2N-SO2-、{(C1-C20)アルコキシ}2N-SO2-、{(C3-C25)ヘテロアリール}2N-SO2-、{(C3-C25)複素環}2N-SO2-、{(C2-C20)アルケニル}2N-SO2-、{(C2-C20)アルキニル}2N-SO2-、{(C5-C20)シクロアルキニル}2N-SO2-、{(C5-C25)アリール}2N-SO2-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}2N-SO2-、(C1-C20)アルキル-SO2-NH-、フェニル-SO2-NH-、(C3-C20)シクロアルキル-SO2-NH-、(C1-C20)アルコキシ-SO2-NH-、(C3-C25)ヘテロアリール-SO2-NH-、(C3-C25)複素環-SO2-NH-、(C2-C20)アルケニル-SO2-NH-、(C3-C20)シクロアルケニル-SO2-NH-、(C2-C20)アルキニル-SO2-NH-、(C5-C20)シクロアルキニル-SO2-NH-、(C5-C25)アリール-SO2-NH-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-SO2-NH-、(C1-C20)アルキル-NH-、フェニル-NH-、(C3-C20)シクロアルキル-NH-、(C1-C20)アルコキシ-NH-、(C3-C25)ヘテロアリール-NH-、(C3-C25)複素環-NH-、(C2-C20)アルケニル-NH-、(C3-C20)シクロアルケニル-NH-、(C2-C20)アルキニル-NH-、(C5-C20)シクロアルキニル-NH-、(C5-C25)アリール-NH-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-NH-、{(C1-C20)アルキル}2N-、{フェニル}2N-、{(C3-C20)シクロアルキル}2N-、{(C1-C20)アルコキシ}2N-、{(C3-C25)ヘテロアリール}2N-、{(C3-C25)複素環}2N-、{(C2-C20)アルケニル}2N-、{(C3-C20)シクロアルケニル}2N-、{(C2-C20)アルキニル}2N-、{(C5-C20)シクロアルキニル}2N-、{(C5-C25)アリール}2N-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}2N-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-NH-、フェニル-(C=O)-NH-、(C3-C20)シクロアルキル-(C=O)-NH-、(C1-C20)アルコキシ-(C=O)-NH-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-NH-、(C3-C25)複素環-(C=O)-NH-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-NH-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-NH-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-NH-、(C5-C20)シクロアルキニル-(C=O)-NH-、(C5-C25)アリール-(C=O)-NH-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-NH-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、フェニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C20)シクロアルキル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C1-C20)アルコキシ-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C25)複素環-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C5-C20)シクロアルキニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C5-C25)アリール-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、フェニル-(C=O)-NH-、フェニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C20)シクロアルキル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C1-C20)アルコキシ-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C25)複素環-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C5-C20)シクロアルキニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C5-C25)アリール-(C=O)-{(フェニル)N}-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-{(フェニル)N}-、H2N(C=O)-、(C1-C20)アルキル-NH-(C=O)-、フェニル-NH-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルキル-NH-(C=O)-、(C1-C20)アルコキシ-NH-(C=O)-、(C3-C25)へテロアリール-NH-(C=O)-、(C3-C25)複素環-NH-(C=O)-、(C2-C20)アルケニル-NH-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルケニル-NH-(C=O)-、(C2-C20)アルキニル-NH-(C=O)-、(C5-C20)シクロアルキニル-NH-(C=O)-、(C5-C25)アリール-NH-(C=O)-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-NH-(C=O)-、{C1-C20)アルキル}2N-(C=O)-、{フェニル}{(C1-C20アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルキル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C1-C20)アルコキシ}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C25)ヘテロアリール}{(C1-C20)ア
ルキル}N-(C=O)-、{(C3-C25)複素環}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルケニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルケニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルキニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C5-C20)シクロアルキニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C5-C25)アリール}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{フェニル}2N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルキル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C1-C20)アルコキシ}{フェニル}N-(C=O)-、{(C3-C25)ヘテロアリール}{フェニル}N-(C=O)-、{(C3-C25)複素環}{フェニル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルケニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルケニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルキニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C5-C20)シクロアルキニル}(フェニル}N-(C=O)-、{(C5-C25)アリール}{フェニル}N-(C=O)-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}{フェニル}N-(C=O)-、HO-(C=O)-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-、(C3-C25)複素環-(C=O)-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-、(C5-C25)アリール-(C=O)-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-、フェニル-(C=O)-、(C1-C20)アルキル-O-(C=O)-、(C3-C25)ヘテロアリール-O-(C=O)-、(C3-C25)複素環-O-(C=O)-、(C2-C20)アルケニル-O-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルケニル-O-(C=O)-、(C2-C20)アルキニル-O-(C=O)-、(C5-C25)アリール-O-(C=O)-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-O-(C=O)-、フェニル-O-(C=O)-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-O-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-O-、(C3-C25)複素環-(C=O)-O-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-O-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-O-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-O-、(C5-C25)アリール-(C=O)-O-、フェニル-(C=O)-O-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-O-、及びそれらの塩からなる群から選ばれる1以上の置換基で置換され;
(前述のQ及びTのアルキレン、シクロアルキレン、又はアリーレン上の置換基としての)(C1-C20)アルキル、フェニル、(C3-C20)シクロアルキル、(C1-C20)アルコキシ、(C3-C25)ヘテロアリール、(C3-C25)複素環、(C2-C20)アルケニル、(C3-C20)シクロアルケニル、(C2-C20)アルキニル、(C5-C20)シクロアルキニル、及び(C5-C25)アリール基の各々は、場合によりかつ独立して、ヒドロキシ、ハロ、ブロモ、クロロ、ヨード、フルオロ、-N3、-CN、-NC、-SH、-NO2、-NH2、(C1-C20)アルキル、フェニル、(C3-C20)シクロアルキル、(C1-C20)アルコキシ、(C3-C25)ヘテロアリール、(C3-C25)複素環、(C2-C20)アルケニル、(C3-C20)シクロアルケニル、(C2-C20)アルキニル、(C5-C20)シクロアルキニル、(C5-C25)アリール、ペルハロ(C1-C20)アルキル、(C1-C20)アルキル-O-、フェニル-O-、(C3-C20)シクロアルキル-O-、(C3-C25)ヘテロアリール-O-、(C3-C25)複素環-O-、(C2-C20)アルケニル-O-、(C3-C20)シクロアルケニル-O-、(C2-C20)アルキニル-O-、(C5-C20)シクロアルキニル-O-、(C5-C25)アリール-O-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-O-、(C1-C20)アルキル-S-、フェニル-S-、(C3-C20)シクロアルキル-S-、(C3-C25)ヘテロアリール-S-、(C3-C25)複素環-S-、(C2-C20)アルケニル-S-、(C3-C20)シクロアルケニル-S-、(C2-C20)アルキニル-S-、(C5-C20)シクロアルキニル-S-、(C5-C25)アリール-S-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-S-、(C1-C20)アルキル-SO2-、フェニル-SO2-、(C3-C20)シクロアルキル-SO2-、(C1-C20)アルコキシ-SO2-、(C3-C25)ヘテロアリール-SO2-、(C3-C25)複素環-SO2-、(C2-C20)アルケニル-SO2-、(C3-C20)シクロアルケニル-SO2-、(C2-C20)アルキニル-SO2-、(C5-C20)シクロアルキニル-SO2-、(C5-C25)アリール-SO2-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-SO2-、H2N-SO2-、(C1-C20)アルキル-NH-SO2-、フェニル-NH-SO2-、(C3-C20)シクロアルキル-NH-SO2-、(C1-C20)アルコキシ-NH-SO2-、(C3- C25)ヘテロアリール-NH-SO2-、(C3-C25)複素環-NH-SO2-、(C2-C20)アルケニル-NH-SO2-、(C3-C20)シクロアルケニル-NH-SO2-、(C2-C20)アルキニル-NH-SO2-、(C5-C20)シクロアルキニル-NH-SO2-、(C5-C25)アリール-NH-SO2-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-NH-SO2-、{(C1-C20)アルキル}2N-SO2-、{フェニル}2N-SO2-、{(C3-C20)シクロアルキル}2N-SO2-、{(C1-C20)アルコキシ}2N-SO2-、{(C3-C25)ヘテロアリール}2N-SO2-、{(C3-C25)複素環}2N-SO2-、{(C2-C20)アルケニル}2N-SO2-、{(C2-C20)アルキニル}2N-SO2-、{(C5-C20)シクロアルキニル}2N-SO2-、{(C5-C25)アリール}2N-SO2-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}2N-SO2-、(C1-C20)アルキル-SO2-NH-、フェニル-SO2-NH-、(C3-C20)シクロアルキル-SO2-NH-、(C1-C20)アルコキシ-SO2-NH-、(C3-C25)ヘテロアリール-SO2-NH-、(C3-C25)複素環-SO2-NH-、(C2-C20)アルケニル-SO2-NH-、(C3-C20)シクロアルケニル-SO2-NH-、(C2-C20)アルキニル-SO2-NH-、(C5-C20)シクロアルキニル-SO2-NH-、(C5-C25)アリール-SO2-NH-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-SO2-NH-、(C1-C20)アルキル-NH-、フェニル-NH-、(C3-C20)シクロアルキル-NH-、(C1-C20)アルコキシ-NH-、(C3-C25)ヘテロアリール-NH-、(C3-C25)複素環-NH-、(C2-C20)アルケニル-NH-、(C3-C20)シクロアルケニル-NH-、(C2-C20)アルキニル-NH-、(C5-C20)シクロアルキニル-NH-、(C5-C25)アリール-NH-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-NH-、{(C1-C20)アルキル}2N-、{フェニル}2N-、{(C3-C20)シクロアルキル}2N-、{(C1-C20)アルコキシ}2N-、{(C3-C25)ヘテロアリール}2N-、{(C3-C25)複素環}2N-、{(C2-C20)アルケニル}2N-、{(C3-C20)シクロアルケニル}2N-、{(C2-C20)アルキニル}2N-、{(C5-C20)シクロアルキニル}2N-、{(C5-C25)アリール}2N-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}2N-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-NH-、フェニル-(C=O)-NH-、(C3-C20)シクロアルキル-(C=O)-NH-、(C1-C20)アルコキシ-(C=O)-NH-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-NH-、(C3-C25)複素環-(C=O)-NH-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-NH-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-NH-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-NH-、(C5-C20)シクロアルキニル-(C=O)-NH-、(C5-C25)アリール-(C=O)-NH-ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-NH-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、フェニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C20)シクロアルキル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C1-C20)アルコキシ-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C25)複素環-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C5-C20)シクロアルキニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C5-C25)アリール-(C=O)-{((C1-C20アルキル)N}-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、フェニル-(C=O)-NH-、フェニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C20)シクロアルキル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C1-C20)アルコキシ-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C25)複素環-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C5-C20)シクロアルキニル-(C=O)-{(フェニル)N}-;(C5-C25)アリール-(C=O)-{(フェニル)N}-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-{(フェニル)N}-、H2N(C=O)-、(C1-C20)アルキル-NH-(C=O)-、フェニル-NH-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルキル-NH-(C=O)-、(C1-C20)アルコキシ-NH-(C=O)-、(C3-C25)ヘテロアリール-NH-(C=O)-、(C3-C25)複素環-NH-(C=O)-、(C2-C20)アルケニル-NH-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルケニル-NH-(C=O)-、(C2-C20)アルキニル-NH-(C=O)-、(C5-C20)シクロアルキニル-NH-(C=O)-、(C5-C25)アリール-NH-(C=O)-、ペルハロ(C1-C20
)アルキル-NH-(C=O)-、{C1-C20)アルキル}2N-(C=O)-、{フェニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルキル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C1-C20)アルコキシ}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C25)ヘテロアリール}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C25)複素環}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルケニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルケニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルキニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C5-C20)シクロアルキニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{ (C5-C25)アリール}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{フェニル}2N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルキル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C1-C20)アルコキシ}{フェニル}N-(C=O)-、{(C3-C25)ヘテロアリール}{フェニル}N-(C=O)-、{(C3-C25)複素環}{フェニル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルケニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルケニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルキニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C5-C20)シクロアルキニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C5-C25)アリール}{フェニル}N-(C=O)-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}{フェニル}N-(C=O)-、HO-(C=O)-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-、(C3-C25)複素環-(C=O)-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-、(C5-C25)アリール-(C=O)-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-、フェニル-(C=O)-、(C1-C20)アルキル-O-(C=O)-、(C3-C25)ヘテロアリール-O-(C=O)-、(C3-C25)複素環-O-(C=O)-、(C2-C20)アルケニル-O-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルケニル-O-(C=O)-、(C2-C20)アルキニル-O-(C=O)-、(C5-C25)アリール-O-(C=O)-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-O-(C=O)-、フェニル-O-(C=O)-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-O-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-O-、(C3-C25)複素環-(C=O)-O-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-O-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-O-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-O-、(C5-C25)アリール-(C=O)-O-、フェニル-(C=O)-O-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-O-、及びその塩;からなる群から選ばれる1〜4の部分により置換されてもよく、そして
2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、及びR11は、各々独立して、水素、ヒドロキシ、ハロ、ブロモ、クロロ、ヨード、フルオロ、-N3、-CN、-NC、-SH、-NO2、-NH2、(C1-C20)アルキル、フェニル、(C3-C20)シクロアルキル、(C1-C20)アルコキシ、(C3-C25)ヘテロアリール、(C3-C25)複素環、(C2-C20)アルケニル、(C3-C20)シクロアルケニル、(C2-C20)アルキニル、(C5-C20)シクロアルキニル、(C5-C25)アリール、ペルハロ(C1-C20)アルキル、(C1-C20)アルキル-O-、フェニル-O-、(C3-C20)シクロアルキル-O-、(C3-C25)ヘテロアリール-O-、(C3-C25)複素環-O-、(C2-C20)アルケニル-O-、(C3-C20)シクロアルケニル-O-、(C2-C20)アルキニル-O-、(C5-C20)シクロアルキニル-O-、(C5-C25)アリール-O-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-O-、(C1-C20)アルキル-S-、フェニル-S-、(C3-C20)シクロアルキル-S-、(C3-C25)ヘテロアリール-S-、(C3-C25)複素環-S-、(C2-C20)アルケニル-S-、(C3-C20)シクロアルケニル-S-、(C2-C20)アルキニル-S-、(C5-C20)シクロアルキニル-S-、(C5-C25)アリール-S-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-S-、(C1-C20)アルキル-SO2-、フェニル-SO2-、(C3-C20)シクロアルキル-SO2-、(C1-C20)アルコキシ-SO2-、(C3-C25)ヘテロアリール-SO2-、(C3-C25)複素環-SO2-、(C2-C20)アルケニル-SO2-、(C3-C20)シクロアルケニル-SO2-、(C2-C20)アルキニル-SO2-、(C5-C20)シクロアルキニル-SO2-、(C5-C25)アリール-SO2-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-SO2-、H2N-SO2-、(C1-C20)アルキル-NH-SO2-、フェニル-NH-SO2-、(C3-C20)シクロアルキル-NH-SO2-、(C1-C20)アルコキシ-NH-SO2-、(C3-C25)ヘテロアリール-NH-SO2-、(C3-C25)複素環-NH-SO2-、(C2-C20)アルケニル-NH-SO2-、(C3-C20)シクロアルケニル-NH-SO2-、(C2-C20)アルキニル-NH-SO2-、(C5-C20)シクロアルキニル-NH-SO2-、(C5-C25)アリール-NH-SO2-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-NH-SO2-、{(C1-C20)アルキル}2N-SO2-、(フェニル}2N-SO2-、{(C3-C20)シクロアルキル}2N-SO2-、{(C1-C20)アルコキシ}2N-SO2-、{(C3-C25)ヘテロアリール}2N-SO2-、{(C3-C25)複素環}2N-SO2-、{(C2-C20)アルケニル}2N-SO2-、{(C2-C20)アルキニル}2N-SO2-、{(C5-C20)シクロアルキニル}2N-SO2-、{(C5-C25)アリール}2N-SO2-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}2N-SO2-、(C1-C20)アルキル-SO2-NH-、フェニル-SO2-NH-、(C3-C20)シクロアルキル-SO2-NH-、(C1-C20)アルコキシ-SO2-NH-、(C3-C25)ヘテロアリール-SO2-NH-、(C3-C25)複素環-SO2-NH-、(C2-C20)アルケニル-SO2-NH-、(C3-C20)シクロアルケニル-SO2-NH-、(C2-C20)アルキニル-SO2-NH-、(C5-C20)シクロアルキニル-SO2-NH-、(C5-C25)アリール-SO2-NH-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-SO2-NH-、(C1-C20)アルキル-NH-、フェニル-NH-、(C3-C20)シクロアルキル-NH-、(C1-C20)アルコキシ-NH-、(C3-C25)ヘテロアリール-NH-、(C3-C25)複素環-NH-、(C2-C20)アルケニル-NH-、(C3-C20)シクロアルケニル-NH-、(C2-C20)アルキニル-NH-、(C5-C20)シクロアルキニル-NH-、(C5-C25)アリール-NH-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-NH-、{(C1-C20)アルキル}2N-、{フェニル}2N-、{(C3-C20)シクロアルキル}2N-、{(C1-C20)アルコキシ}2N-、{(C3-C25)ヘテロアリール}2N-、{(C3-C25)複素環}2N-、{(C2-C20)アルケニル}2N-、{(C3-C20)シクロアルケニル}2N-、{(C2-C20)アルキニル}2N-、{(C5-C20)シクロアルキニル}2N-、{(C5-C25)アリール}2N-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}2N-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-NH-、フェニル-(C=O)-NH-、(C3-C20)シクロアルキル-(C=O)-NH-、(C1-C20)アルコキシ-(C=O)-NH-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-NH-、(C3-C25)複素環-(C=O)-NH-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-NH-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-NH-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-NH-、(C5-C20)シクロアルキニル-(C=O)-NH-、(C5-C25)アリール-(C=O)-NH-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-NH-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、フェニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C20)シクロアルキル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C1-C20)アルコキシ-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C25)複素環-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C5-C20)シクロアルキニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C5-C25)アリール-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、フェニル-(C=O)-NH-、フェニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C20)シクロアルキル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C1-C20)アルコキシ-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C25)複素環-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C5-C20)シクロアルキニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C5-C25)アリール-(C=O)-{(フェニル)N}-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-{(フェニル)N}-、H2N(C=O)-、(C1-C20)アルキル-NH-(C=O)-、フェニル-NH-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルキル-NH-(C=O)-、(C1-C20)アルコキシ-NH-(C=O)-、(C3-C25)ヘテロアリール-NH-(C=O)-、(C3-C25)複素環-NH-(C=O)-、(C2-C20)アルケニル-NH-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルケニル-NH-(C=O)-、(C2-C20)アルキニル-NH-(C=O)-、(C5-C20)シクロアルキニル-NH-(C=O)-、(C5-C25)アリール-NH-(C=O)-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-NH-(C=O)-、{(C1-C20)アルキル}2N-(C=O)-、{フェニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルキル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C1-C20)アルコキシ}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3
-C25)ヘテロアリール}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C25)複素環}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルケニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルケニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルキニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C5-C20)シクロアルキニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C5-C25)アリール}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{ペルハロ(C1-C20アルキル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{フェニル}2N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルキル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C1-C20)アルコキシ}{フェニル}N-(C=O)-、{(C3-C25)ヘテロアリール}{フェニル}N-(C=O)-、{(C3-C25)複素環}(フェニル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルケニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルケニル}(フェニル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルキニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C5-C20)シクロアルキニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C5-C25)アリール}{フェニル}N-(C=O)-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}{フェニル}N-(C=O)-、HO-(C=O)-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-、(C3-C25)複素環-(C=O)-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-、(C5-C25)アリール-(C=O)-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-、フェニル-(C=O)-、(C1-C20)アルキル-O-(C=O)-、(C3-C25)ヘテロアリール-O-(C=O)-、(C3-C25)複素環-O-(C=O)-、(C2-C20)アルケニル-O-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルケニル-O-(C=O)-、(C2-C20)アルキニル-O-(C=O)-、(C5-C25)アリール-O-(C=O)-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-O-(C=O)-、フェニル-O-(C=O)-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-O-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-O-、(C3-C25)複素環-(C=O)-O-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-O-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-O-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-O-、(C5-C25)アリール-(C=O)-O-、フェニル-(C=O)-O-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-O-、及びそれらの塩からなる群から選ばれ;
ここで、(前述のR2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、及びR11基について)前述の(C1-C20)アルキル、フェニル、(C3-C20)シクロアルキル、(C1-C20)アルコキシ、(C3-C25)ヘテロアリール、(C3-C25)複素環、(C2-C20)アルケニル、(C3-C20)シクロアルケニル、(C2-C20)アルキニル、(C5-C20)シクロアルキニル、及び(C5-C25)アリール基は、場合によりかつ独立して、以下の:ヒドロキシ、ハロ、ブロモ、クロロ、ヨード、フルオロ、-N3、-CN、-NC、-SH、-NO2、-NH2、(C1-C20)アルキル、フェニル、(C3-C20)シクロアルキル、(C1-C20)アルコキシ、(C3-C25)ヘテロアリール、(C3-C25)複素環、(C2-C20)アルケニル、(C3-C20)シクロアルケニル、(C2-C20)アルキニル、(C5-C20)シクロアルキニル、(C5-C25)アリール、ペルハロ(C1-C20)アルキル、(C1-C20)アルキル-O-、フェニル-O-、(C3-C20)シクロアルキル-O-、(C3-C25)ヘテロアリール-O-、(C3-C25)複素環-O-、(C2-C20)アルケニル-O-、(C3-C20)シクロアルケニル-O-、(C2-C20)アルキニル-O-、(C5-C20)シクロアルキニル-O-、(C5-C25)アリール-O-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-O-、(C1-C20)アルキル-S-、フェニル-S-、(C3-C20)シクロアルキル-S-、(C3-C25)ヘテロアリール-S-、(C3-C25)複素環-S-、(C2-C20)アルケニル-S-、(C3-C20)シクロアルケニル-S-、(C2-C20)アルキニル-S-、(C5-C20)シクロアルキニル-S-、(C5-C25)アリール-S-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-S-、(C1-C20)アルキル-SO2-、フェニル-SO2-、(C3-C20)シクロアルキル-SO2-、(C1-C20)アルコキシ-SO2-、(C3-C25)ヘテロアリール-SO2-、(C3-C25)複素環-SO2-、(C2-C20)アルケニル-SO2-、(C3-C20)シクロアルケニル-SO2-、(C2-C20)アルキニル-SO2-、(C5-C20)シクロアルキニル-SO2-、(C5-C25)アリール-SO2-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-SO2-、H2N-SO2-、(C1-C20)アルキル-NH-SO2-、フェニル-NH-SO2-、(C3-C20)シクロアルキル-NH-SO2-、(C1-C20)アルコキシ-NH-SO2-、(C3-C25)ヘテロアリール-NH-SO2-、(C3-C25)複素環-NH-SO2-、(C2-C20)アルケニル-NH-SO2-、(C3-C20)シクロアルケニル-NH-SO2-、(C2-C20)アルキニル-NH-SO2-、(C5-C20)シクロアルキニル-NH-SO2-、(C5-C25)アリール-NH-SO2-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-NH-SO2-、{(C1-C20)アルキル}2N-SO2-、{フェニル}2N-SO2-、{(C3-C20)シクロアルキル}2N-SO2-、{(C1-C20)アルコキシ}2N-SO2-、{(C3-C25)ヘテロアリール}2N-SO2-、{(C3-C25)複素環}2N-SO2-、{(C2-C20)アルケニル}2N-SO2-、{(C2-C20)アルキニル}2N-SO2-、{(C5-C20)シクロアルキニル}2N-SO2-、{(C5-C25)アリール}2N-SO2-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}2N-SO2-、(C1-C20)アルキル-SO2-NH-、フェニル-SO2-NH-、(C3-C20)シクロアルキル-SO2-NH-、(C1-C20)アルコキシ-SO2-NH-、(C3-C25)ヘテロアリール-SO2-NH-、(C3-C25)複素環-SO2-NH-、(C2-C20)アルケニル-SO2-NH-、(C3-C20)シクロアルケニル-SO2-NH-、(C2-C20)アルキニル-SO2-NH-、(C5-C20)シクロアルキニル-SO2-NH-、(C5-C25)アリール-SO2-NH-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-SO2-NH-、(C1-C20)アルキル-NH-、フェニル-NH-、(C3-C20)シクロアルキル-NH-、(C1-C20)アルコキシ-NH-、(C3-C25)ヘテロアリール-NH-、(C3-C25)複素環-NH-、(C2-C20)アルケニル-NH-、(C3-C20)シクロアルケニル-NH-、(C2-C20)アルキニル-NH-、(C5-C20)シクロアルキニル-NH-、(C5-C25)アリール-NH-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-NH-、{(C1-C20)アルキル}2N-、{フェニル}2N-、{(C3-C20)シクロアルキル}2N-、{(C1-C20)アルコキシ}2N-、{(C3-C25)ヘテロアリール}2N-、{(C3-C25)複素環}2N-、{(C2-C20)アルケニル}2N-、{(C3-C20)シクロアルケニル}2N-、{(C2-C20)アルキニル}2N-、{(C5-C20)シクロアルキニル}2N-、{(C5-C25)アリール}2N-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}2N-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-NH-、フェニル-(C=O)-NH-、(C3-C20)シクロアルキル-(C=O)-NH-、(C1-C20)アルコキシ-(C=O)-NH-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-NH-、(C3-C25)複素環-(C==O)-NH-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-NH-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-NH-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-NH-、(C5-C20)シクロアルキニル-(C=O)-NH-、(C5-C25)アリール-(C=O)-NH-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-NH-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、フェニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C20)シクロアルキル-(C=O)-{((C1-C20アルキル)N}-、(C1-C20)アルコキシ-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C25)複素環-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C5-C20)シクロアルキニル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、(C5-C25)アリール-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-{((C1-C20)アルキル)N}-、フェニル-(C=O)-NH-、フェニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C20)シクロアルキル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C1-C20)アルコキシ-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C25)複素環-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C5-C20)シクロアルキニル-(C=O)-{(フェニル)N}-、(C5-C25)アリール-(C=O)-{(フェニル)N}-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-{ (フェニル)N}-、H2N(C=O)-、(C1-C20)アルキル-NH-(C=O)-、フェニル-NH-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルキル-NH-(C=O)-、(C1-C20)アルコキシ-NH-(C=O)-、(C3-C25)ヘテロアリール-NH-(C=O)-、(C3-C25)複素環-NH-(C=O)-、(C2-C20)アルケニル-NH-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルケニル-NH-(C=O)-、(C2-C20)アルキニル-NH-(C=O)-、(C5-C20)シクロアルキニ
ル-NH-(C=O)-、(C5-C25)アリール-NH-(C=O)-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-NH-(C=O)-、{C1-C20)アルキル}2N-(C=O)-、{フェニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルキル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C1-C20)アルコキシ}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C25)ヘテロアリール}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C25)複素環}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルケニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルケニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルキニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C5-C20)シクロアルキニル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{(C5-C25)アリール}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}{(C1-C20)アルキル}N-(C=O)-、{フェニル}2N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルキル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C1-C20)アルコキシ}{フェニル}N-(C=O)-、{(C3-C25)ヘテロアリール}{フェニル}N-(C=O)-、{(C3-C25)複素環}{フェニル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルケニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C3-C20)シクロアルケニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C2-C20)アルキニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C5-C20)シクロアルキニル}{フェニル}N-(C=O)-、{(C5-C25)アリール}{フェニル}N-(C=O)-、{ペルハロ(C1-C20)アルキル}{フェニル}N-(C=O)-、HO-(C=O)-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-、(C3-C25)複素環-(C=O)-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-、(C5-C25)アリール-(C=O)-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-、フェニル-(C=O)-、(C1-C20)アルキル-O-(C=O)-、(C3-C25)ヘテロアリール-O-(C=O)-、(C3-C25)複素環-O-(C=O)-、(C2-C20)アルケニル-O-(C=O)-、(C3-C20)シクロアルケニル-O-(C=O)-、(C2-C20)アルキニル-O-(C=O)-、(C5-C25)アリール-O-(C=O)-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-O-(C=O)-、フェニル-O-(C=O)-、(C1-C20)アルキル-(C=O)-O-、(C3-C25)ヘテロアリール-(C=O)-O-、(C3-C25)複素環-(C=O)-O-、(C2-C20)アルケニル-(C=O)-O-、(C3-C20)シクロアルケニル-(C=O)-O-、(C2-C20)アルキニル-(C=O)-O-、(C5-C25)アリール-(C=O)-O-、フェニル-(C=O)-O-、ペルハロ(C1-C20)アルキル-(C=O)-O-、及びそれらの塩からなる群から選ばれる1〜4の部分により置換されてもよく、そして
ここで、2個の独立して選ばれるR2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、及びR11アルキル含有基は、それらが結合する任意の原子と一緒になって3〜40員の環、複素環、又はヘテロアリール環を形成してもよい。]
で表されるグアニルヒドラゾン化合物の塩を含む。
本出願において、「Ghy」は、グアニルヒドラゾン基であり;GhyCH-は、NH2C(=NH)-NH-N=CH-であり;そして、GhyCH3-は、NH2C(=NH)-NH-N=CCH3-である。
別の実施態様では、医薬として許容される希釈剤又は担体を伴ったグアニルヒドラゾン化合物の炭酸塩の医薬組成物が提供される。
本発明は、さらに、賦形剤と混合されたグアニルヒドラゾン化合物の炭酸塩を含む錠剤製剤を提供する。1の実施態様の製剤は、グアニルヒドラゾン化合物の炭酸塩、微結晶セルロースなどの圧縮補助剤、錠剤に光沢を与える添加剤、例えば無水二塩基性リン酸カルシウム、崩壊剤、例えばグリコール酸ナトリウム・デンプン、及び潤滑剤、例えばステアリン酸マグネシウムを含む。
さらに、本発明は、賦形剤と混合物されたグアニルヒドラゾン化合物のカルボン酸塩を含む、カプセル製剤を提供する。好ましい製剤は、上で記載される様に、塩、不活性希釈剤、乾燥崩壊剤、及び潤滑剤を含む。
本発明は、さらに非経口投与用の滅菌水溶液中のグアニルヒドラゾン化合物のカルボン酸塩を提供する。好ましくは、かかる溶液は、10〜40体積%のプロピレン・グリコール及び溶血反応を避けるために十分な塩化ナトリウム、例えば約1%w/vを含む。本発明は、上記の特許及び特許出願公開に記載される疾患及び症状を治療するのに使用されるグアニルヒドラゾン化合物のカルボン酸塩を提供する。
本発明におけるグアニルヒドラゾン化合物及びあるカルボン酸の組合せは、幾つかの互変異性型及び幾何異性体、及びそれらの混合物での状態で存在しうる。全てのかかる互変異性型は、本発明の範囲内に含まれる。互変異性体は、溶液中の互変異性体の混合物として存在する。固体形態では、通常1の互変異性体が多くを占める。1の互変異性体が記載されるが、本発明は当該化合物の全ての互変異性体を含む。
形成された塩構造は、モノ、ジ、トリ、テトラ、又は他の塩構造及びそれらの組合せでありうる。本発明はまた、本発明のアトロプ異性体を含む。アトロプ異性体は、回転が制限された異性体に分離されうる本発明の化合物を指す。本発明の当該化合物は、オレフィン様二重結合を含んでもよい。このような結合が存在する場合、本発明の当該化合物は、シス及びトランス立体配置として存在し、そしてそれらの混合物として存在する。
本発明はまた、同位体標識された酸化合物も含み、当該化合物は1以上の原子が通常自然界において見られる原子量又は質量数とは異なる原子量又は質量数を有する原子により置換されているということを除いて、上で記載された化合物と同一である。本発明の化合物中に取り込まれうる同位元素の例は、水素、炭素、窒素、酸素、リン、フッ素、及び塩素の同位元素、例えば、2H、3H、13C、14C、15N、18O、17O、31P、32P、35S、18F、及び36Clなどをそれぞれ含む。本発明の化合物、そのプロドラッグ、当該化合物又は当該プロドラッグの医薬として許容される塩であって、前述の同位元素及び/又は他の原子についての他の同位元素を含むものは、本発明の範囲内である。ある同位元素標識された本発明の化合物、例えば、3H及び14Cがとり込まれた化合物は、薬剤及び/又は基質組織分布アッセイにおいて有用である。トリチル化、つまり3H、及び炭素14、つまり14Cのアイソトープは、調製及び検出が容易であるため特に好ましい。さらに、重い同位元素、例えば重水素、つまり2Hで置換することは、優れた代謝安定性から得られるある種の治療利点、例えば、in vivo半減期の増加、又は必要とする用量の低減、を与え、そうして幾つかの状況において好ましかろう。同位体標識された本発明の化合物及びそのプロドラッグは、同位体標識されていない標識試薬の代わりに容易に利用できる同位体標識された試薬を代用することによって本明細書に開示される方法を行うことにより、一般的に調製されうる。
他の実施態様では、本発明は、1以上の酸、例えばカルボン酸、又は1以上のアニオン、例えばメシレートと混合されて、純水中に少なく0.001mg/mL、より好ましくは0.01mg/mL、より好ましくは0.1mg/mL、より好ましくは0.2mg/mL、より好ましくは0.3mg/mL、より好ましくは0.4mg/mL、より好ましくは0.5mg/mL、より好ましくは0.7mg/mL、より好ましくは1mg/mL、より好ましくは2mg/mL、より好ましくは3mg/mL、より好ましくは4mg/mL、より好ましくは5mg/mL、より好ましくは10mg/mL、より好ましくは20mg/mL、さらにより好ましくは30mg/mL、さらにより好ましくは40mg/mL、さらにより好ましくは、50mg/mL、より好ましくは55mg/mL、より好ましくは75mg/mL、より好ましくは85mg/mL、より好ましくは100mg/mL、より好ましくは200mg/mL、より好ましくは300mg/mL、より好ましくは500mg/mL、そして最も好ましくは1000mg/mLの溶解度を有する塩を形成するグアニルヒドラゾン化合物に関する。
別の実施態様では、本発明は、1以上の酸又はアニオンと組み合わせて、純水に溶解した5重量%デキストロース水溶液中に、少なくとも0.001mg/mL、より好ましくは0.01mg/mL、より好ましくは0.1mg/mL、より好ましくは0.2mg/mL、より好ましくは0.3mg/mL、より好ましくは0.4mg/mL、より好ましくは0.5mg/mL、より好ましくは0.7mg/mL、より好ましくは1mg/mL、より好ましくは2mg/mL、より好ましくは3mg/mL、より好ましくは4mg/mL、より好ましくは5mg/mL、より好ましくは10mg/mL、より好ましくは20mg/mL、さらにより好ましくは30mg/mL、さらにより好ましくは40mg/mL、さらにより好ましくは50mg/mL、より好ましくは55mg/mL、より好ましくは75mg/mL、より好ましくは85mg/mL、より好ましくは100mg/mL、より好ましくは200mg/mL、より好ましくは300mg/mL、より好ましくは500mg/mL、そして最も好ましくは1000mg/mLの溶解度を有する塩を形成するグアニルヒドラゾン化合物に関する。
他の実施態様では、本発明は、1以上の酸又はアニオンと混合されて、純水中及び純水に溶解した5重量%デキストロース水溶液中で、少なくとも0.001mg/mL、より好ましくは0.01mg/mL、より好ましくは0.1mg/mL、より好ましくは0.2mg/mL、より好ましくは0.3mg/mL、より好ましくは0.4mg/mL、より好ましくは0.5mg/mL、より好ましくは0.7mg/mL、より好ましくは1mg/mL、より好ましくは2mg/mL、より好ましくは3mg/mL、より好ましくは4mg/mL、より好ましくは5mg/mL、より好ましくは10mg/mL、より好ましくは20mg/mL、さらにより好ましくは30mg/mL、さらにより好ましくは40mg/mL、さらにより好ましくは50mg/mL、より好ましくは55mg/mL、より好ましくは75mg/mL、より好ましくは85mg/mL、より好ましくは100mg/mL、より好ましくは200mg/mL、より好ましくは300mg/mL、より好ましくは500mg/mL、そして最も好ましくは1000mg/mLの溶解度を有する塩を形成するグアニルヒドラゾン化合物に関する。
一の実施態様では、当該塩は、L-乳酸とセマピモドで作成される。
別の実施態様では、当該塩は、セマピモドとメシレート・アニオンとの塩である。
本発明の一の実施態様は、1以上の医薬として許容される塩並びに、1以上の医薬として許容される担体、賦形剤、アジュバント及び/又は希釈剤を含む医薬組成物に関する。他の実施態様は、当該塩の製造方法及び使用方法であって、グアニルヒドラゾン化合物をアッセイ又は試験するために当該塩が使用される上記使用方法、或いは活性成分を用いる既知の治療における使用方法であって、グアニル化合物が活性成分である上記使用方法に関する。
当該塩は、既知の方法に従って、例えば、グアニルヒドラゾンの遊離塩基形態を含有する化合物を十分な量の所望の酸と接触させて、慣用様式で塩を生成させることによって、適切に製造されうる。
遊離塩基形態は、当該塩を適切な希塩基性水溶液、例えば希水酸化ナトリウム水溶液、炭酸カリウム水溶液、アンモニア水溶液、アンモニア水溶液、及び炭酸水素ナトリウム水溶液で処理することにより再生成されうる。遊離塩基形態は、特定の物理的性質、例えば、極性溶媒中の溶解度などにおいてある程度対応する塩形態とは異なるが、当該塩はその他の点では、本発明の目的について対応する遊離塩基形態と同等である。
塩は、1以上の実質的に非毒性の医薬として許容される担体、賦形剤、アジュバント、又は希釈剤と組み合わせて投与されうる。本発明の組成物は、任意の慣用される固体又は液体担体、又は希釈剤中に、そして場合により、医薬として作成される任意の慣用アジュバント中に既知の様式における適切な投与レベルで作成されうる。好ましい製剤は、経口適用に適した投与形態である。これらの投与形態は、例えば、ピル、錠剤、フィルム錠剤、被覆錠剤、カプセル、粉末、及びデポジットを含む。
経口投与形態以外の形態が可能である。本発明の化合物及び/又は当該化合物を含有する医薬製剤は、非限定的に注射(静脈内、腹腔内、筋肉内、皮下)、上皮又は粘膜層(mucocutaneous lining)(口腔粘膜、直腸及び膣上皮層、鼻咽頭粘膜、長粘膜);経口、経直腸、経皮、局所、皮内、胃内、皮内、経膣、脈管内、鼻腔内、口腔内、経皮、舌下、又は医薬技術分野における他の利用できる任意の方法により、投与されうる。
医薬として許容される担体は、投与の意図された形態、つまり、経口錠剤、カプセル(固体充填、半固体充填、又は液体充填)、構成用の粉末、経口ゲル、エリクシル、分散顆粒、シロップ、懸濁液などに関して適切に選択されうるし、そして慣用の医薬業務に合致する。例えば、錠剤又はカプセル形態の経口投与では、塩は、任意の経口非毒性医薬として許容される不活性担体、例えばラクトース、デンプン、スクロース、セルロース、ステアリン酸マグネシウム、リン酸二カルシウム、硫酸カルシウム、タルク、マンニトール、エチルアルコール(液体形態)などと混合されてもよい。さらに、所望されるか又は必要とされる場合、適切な結合剤、潤滑剤、崩壊剤、及び着色剤は、混合物中に取り込まれてもよい。粉末及び錠剤は、約5〜95重量%の発明の化合物、その塩、又は化合物と塩との混合物から構成されており、当該範囲は、全ての値及びその一部範囲内の任意の数、例えば10、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、65、70、75、80、85、及び90重量%を含む。
適切な結合剤は、デンプン、ゼラチン、天然の糖、甘味料、天然及び合成ガム、例えばアカシア、アルギン酸ナトリウム、カルボキシメチル-セルロース、ポリエチレン・グリコール、及びワックスを含む。潤滑剤のなかで、ホウ酸、安息香酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、塩化ナトリウムなどが投与形態中に使用するために言及される。崩壊剤は、デンプン、メチルセルロース、グアガムなどを含む。甘味剤及び香味剤、並びに保存剤は、適切な場合含まれうる。上記用語の幾つか、つまり、崩壊剤、希釈剤、潤滑剤、結合剤などは、以下により詳細に記載される。
さらに、本発明の化合物又は組成物は、治療効果、つまり抗ヒスタミン活性などの治療効果を最適化するため、1以上の成分又は活性成分のいずれかの制御放出を提供するために、徐放性形態で剤形されてもよい。徐放のための適切な投与形態は、様々な崩壊率を有する層、又は活性成分を充填された制御放出性ポリマーマトリックスを含み、そして充填又は封入された多孔性ポリマーマトリックスを含む錠剤形態又はカプセルの形にされた。
液体形態の製剤は、溶液、懸濁液、及び乳濁液を含む。非限定的な例は、非経口注射用の水、エタノール、エタノール性、水-エタノール、又は水-プロピレン・グリコール溶液を含み、経口用の溶液、懸濁液、及び乳濁液のための甘味料及び乳白剤が添加される。液体形態製剤はまた、鼻腔内投与用の溶液を含んでもよい。
吸入に適したエアロゾル製剤は、粉末形態の溶液及び固体を含んでもよく、それらは、医薬として許容される担体、例えば不活性加圧ガス、例えば窒素と組み合わせられてもよい。
坐薬を製造するために、低融点ワックス、例えばカカオバターなどの脂肪酸グリセリドの混合物を最初に融解し、そして活性成分が攪拌又は同様の混合により均一に分散される。次に、融解した均一の混合物を都合のよい大きさの金型に注ぎ、冷却し、それにより固化させた。
使用直前に、経口又は非経口投与用の液体形態の製剤に変換される固体形態の製剤が含まれる。かかる液体形態は、溶液、懸濁液、及び乳濁液を含む。
本発明の化合物は、経皮的にデリバリーされてもよい。経皮組成物は、クリーム、ローション、エアロゾル、及び/又は乳濁液の形態をとってもよく、そして、本目的のために当該技術分野において慣用されるマトリックス又はリザーバータイプの経皮パッチ中に含められる。
カプセルという用語は、活性成分を含む組成物を保持又は含むため、メチルセルロース、ポリビニルアルコール、又は変性ゼラチン又はデンプンから作られる特別な容器又は囲いを指す。硬い殻のカプセルは、比較的高いゲル強度の骨及びブタ皮膚ゼラチンの混合物から作られる。カプセル自身は、低量の色素、不透明体、可塑剤、及び保存剤を含んでもよい。
錠剤は、適切な希釈剤とともに活性成分を含む加圧又は成形固体投与形態を意味する。錠剤は、湿式造粒法、乾燥造流法、又は当業者により知られている圧縮により得られた顆粒又は混合物を加圧することにより製造されうる。
経口ゲルは、親水性半固体マトリックス中に分散又は可溶化された活性成分を指す。
構成のための粉末は、水又はジュース中に懸濁されうる活性成分及び適切な希釈剤を含む粉末混合物を指す。
適切な希釈剤は、通常、組成物又は投与形態の大部分を占める物質である。
適切な希釈剤は、糖、例えばラクトース、スクロース、マンニトール、及びソルビトール、小麦、トウモロコシ、米、及び芋由来のデンプン、及びセルロース、例えば微結晶セルロースを含む。組成物中の希釈剤の量は、全組成物の約5〜約95重量%、好ましくは約25〜約75重量%、より好ましくは約30〜約60重量%の範囲でありうる。
崩壊剤という用語は、組成物を粉々にするのを助け(崩壊)、そして医薬を放出するために組成物に加えられる物質を指す。適切な崩壊剤は、デンプン、「冷水に溶解する」改変デンプン、例えばナトリウム・カルボキシメチルデンプン、天然及び合成ガム、例えばロウカスト豆、カラヤ、グア、トラガカント、及びアガー、セルロース誘導体、例えばメチルセルロース及びナトリウムカルボキシメチルセルロース、微結晶セルロース、及び架橋微結晶セルロース、微結晶セルロース、及び架橋微結晶セルロース、例えばナトリウム・クロスカルメロース、アルギン酸塩、例えばアルギン酸及びアルギン酸ナトリウム、クレイ、例えばベントナイト、及び発泡混合物を含む。組成物中の崩壊剤の量は、組成物の約2〜約20重量%であり、より好ましくは約5〜約10重量%の範囲でありうる。
結合剤は、粉末を結合又は接着し、そして顆粒を形成することにより接着性にし、そうして製剤中において「粘着物質」として機能する物質を指す。結合剤は、希釈剤又は増量剤中ですぐに利用できる粘着強度を加える。適切な結合剤は、スクロースなどの糖、小麦、トウモロコシ、米、及び芋由来のデンプン;天然ゴム、例えばアカシア、ゼラチン、及びトラガカント;アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、及びアルギン酸アンモニウム・カルシウムなどの海草誘導体;メチルセルロース及びナトリウム・カルボキシメチルセルロース、及びヒドロキシプロピル-メチルセルロースなどのセルロース物質;ポリビニルピロリドン;及び無機物質、例えばケイ酸アルミニウムマグネシウムを含む。組成物中の結合剤の量は、組成物の約2〜約20重量%、より好ましくは約3〜約10重量%、さらにより好ましくは約3〜約6重量%の範囲でありうる。
潤滑剤は、錠剤、顆粒などが加圧された後に、摩擦又は磨耗を低減することにより、錠剤の金型からの取り外しを可能にするために投与形態に加えられる物質を指す。適切な潤滑剤は、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、又はステアリン酸カリウムなどのステアリン酸金属;ステアリン酸;高融点ワックス;及び水溶性潤かつ剤、例えば塩化ナトリウム、安息香酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、ポリエチレン・グリコール、及びd,l-ロイシンを含む。界面活性剤は、通常加圧前の最終ステップにおいて加えられる。なぜなら、それらは顆粒の表面上、並びに顆粒と錠剤加圧機の部品との間に存在しなければならない。組成物中の潤滑剤の量は、組成物の約0.2〜約5重量%、好ましくは約0.5〜約2重量%、より好ましくは約0.3〜約1.5重量%の範囲でありうる。
流動促進剤は、凝結を予防し、そして顆粒形成の流動特性を改善し、その結果、流動を滑らかかつ均一とする物質である。適切な流動促進剤は、二酸化ケイ素及びタルクを含む。組成物中における流動促進剤の量は、約0.1〜約5重量%、好ましくは約0.5〜約2重量%の範囲でありうる。
着色剤は、組成物又は投与形態に着色を与える賦形剤である。かかる賦形剤は、食品品質の色素及びクレイ又は酸化アルミニウムなどの適切な吸着剤上に吸着された食品品質の色素を含みうる。着色剤の量は、組成物の約0.1〜約5重量%、好ましくは約0.1〜約1重量%で変化しうる。
製剤及び投与についての他の技術は、「Remington's Pharmaceutical Sciences」 Mack
Publishing Co., Easton Pa, において見ることができ、当該文献の内容は、本明細書中に援用される。本発明の少なくとも1の化合物を含む適切な組成物は、適切な液体製薬担体中の化合物溶液であるか、又は他の任意の製剤、例えば錠剤、ピル、フィルム錠剤、被覆錠剤、糖衣錠、カプセル、粉末、及びデポジット、ゲル、シロップ、スラリー、懸濁液、乳濁液などであってもよい。
本明細書中で使用される「治療」という用語は、当該用語が適用される障害又は症状を回復、軽減、進行の抑制、又は予防することを指す。本明細書中に使用される「治療」という用語は、当該用語が上に定義されるように治療行為を指す。
本発明の化合物は、任意の都合のよい結晶、半結晶、又は非晶質の形態で存在していてもよい。これらは、吸引結晶化又はスプレー乾燥を含む典型的な結晶化経路を介して達成されうる。所望の溶解度に依存して、例えば、スプレー乾燥により得られる非晶質形態が好ましいことがある。スプレー乾燥は、塩又は塩と遊離塩基化合物の混合物の水溶液、エタノール性溶液、有機溶液、又は混合エタノール水溶液から行われうる。化合物及び/又は塩は、一以上の水和水を含む形態で存在しうる。
グアニルヒドラゾン化合物は、医薬として許容される酸の塩の形態で適切に投与される。医薬として許容される塩は、以下の生理化学的基準:(1)良好な溶解性;(2)良好な安定性;(3)非吸湿性;(4)経口、非経口、又は局所製剤への加工可能性などのうちの1以上を満たす。医薬として許容される様々なグアニルヒドラゾン塩が作られ、そして当該基準を用いて評価された。
当該塩は、望ましくは、良好な水溶性及び良好な生物利用能を有する。通常、pH1〜7.5で1mg/mlを超える溶解性が求められるが、それ以上の溶解性が注射製剤に剤形するために必要とされる。さらに、血液のpH(7.4)に近いpHを有する溶液を提供する塩が好ましい。なぜなら、それらは、容易に生物適合性であり、そしてその溶解性を変更することなく必要とされるpH範囲に緩衝化されるからである。セマピモドのL-乳酸塩は、かなり良好な溶解性を示す。
固体状態における良好な安定性は、錠剤及びカプセルについて所望される。一方水溶液中での良好な安定性は、注射液について必要とされる。錠剤の場合、ビヒクルは、例えば、無水二塩基性リン酸カルシウムと50:50で組み合わせた微結晶セルロースから構成されうる。カプセルの場合、ビヒクルは、例えば、乾燥トウモロコシデンプンと4:1で組み合わせたマンニトールから構成されうる。安定な製剤を提供するために、非吸湿性の塩を有することが所望される。薬剤含量が高い固体状態において、吸湿性フィルムは、加水分解及び化学分解の誘導物として作用しうる。薬剤またはその塩の吸湿性質は、不安定性に通常寄与する自由水分の原因となる。
当該塩は、望ましくは、容易に加工される。つまり、これらの塩は、良好な圧縮性質を有し、そして錠剤製造機械へ固着又は接着しない能力も有する。高用量製剤では、優れた錠剤を製造する観点で、優れた圧縮性は望ましい。低用量錠剤では、良好な圧縮性に対する必要性は、圧縮補助剤と呼ばれる適切な希釈賦形剤を使用することによりある程度除くことができる。微結晶セルロースは、一般的に使用される圧縮補助剤である。
本発明を容易に理解するために、以下の実施例を参照のこと。この実施例は、他に記載がない限り制限することを意図しない。
実施例1
セマピモド遊離塩基の製法
Bio-Radから購入したAG1-X8レジン(20〜50メッシュ、水酸化物形態、20g)を、室温で1N・NaOH溶液100ml中で5分間膨潤させ、そしてろ過した。レジンを次に100mlのH2Oですすぎ、続いて200mlのMeOHですすいだ。レジンを次に2gのセマピモド-4HCl塩を含む50mlのMeOH溶液に加えた。混合物を次に室温で60分間攪拌し、そしてろ過した。
レジンを約50mlのMeOHで洗浄した。合わせたろ液を減圧下で濃縮して1.72gの淡黄色固体を得た。生成物のHPLC分析は98.9%の純度を示した。同じ製法から製造された生成物を元素分析にかけ、そして結果はセマピモド-4H2Oにほぼ一致した。当該生成物の1H・NMRは、メチル基及び芳香族水素からのシグナルがわずかに高磁場側へとシフトしたことをのぞき、開始物質と同じパターンを示した。当該方法からの回収率は、通常95%超であった。
実施例2
セマピモド-2HCl/4H 2 Oの溶解度
セマピモド-2HCl/4H2Oとして単離された生成物を約2mlの溶媒(H2O、5%デキストロース溶液、PBS、及び0.9%NaCl溶液)に加え、そして固体が溶液中で懸濁するまで室温で超音波処理した。混合物をナイロンシリンジフィルターにかけ、次に0.5mlのろ液を、HPLCに注入前にMeOHで希釈した。ろ液中のセマピモド-2HCl/4H2Oの濃度は、結果をセマピモド-4HCl/4H2Oから調製された標準溶液と比べることにより計算した。参考のために、セマピモド-4HCl/4H2Oの溶解度を、従来の方法に基づいて測定した。
セマピモド-2HCl/4H2Oの溶解度を試験し、そして以下に挙げた:
20:約9.54mg/mL
5%デキストロース:13.44mg/mL
PBS:0
0.9%NaCl溶液:0
セマピモド-4HCl/4H2Oの溶解度
2O:14.15mg/mL
実施例3
セマピモド(CNI-1493)塩の製造
Figure 0005576416
以下のセマピモド塩を、上記方法に従って製造した。結果を以下の表にまとめる:
Figure 0005576416
溶液から白色固体として沈殿された硫酸セマピモド、及び単離精製物は、DMSO-d6、メタノールd4、又はD2中に溶解しなかった。
実施例4
溶解性試験
上記表中に記載されるセマピモド塩を、上で概説したのと同じ方法を使用して溶解試験にかけた。結果をセマピモド-4HCl/4H2Oから調製された標準溶液と比較して、H2O又は5%デキストロース溶液のいずれかの中で濃度を測定した。結果を以下の表に記載する:
Figure 0005576416
グルタミン酸セマピモド及び乳酸セマピモドについて、両方の塩は、H2O及び5%デキストロース溶液中に自由に溶解するとわかった。生成物を節約するために、飽和していない溶液を溶解性試験に用いた。
広い発明概念から逸脱することなく、本発明の実施態様に対して変更がされうるということが当業者により認められよう。その結果、本発明は、開示された特定の実施態様に限定されず、本発明の本質及び範囲内となる全ての変更に及ぶことが意図されるということが理解される。

Claims (10)

  1. 以下のグアニルヒドラゾン化合物:
    Figure 0005576416
    を、少なくとも1の医薬として許容される酸の塩として含み、当該少なくとも1の医薬として許容される酸が以下の式:
    Figure 0005576416
    を有する、医薬として許容される塩。
  2. 前記医薬として許容される塩が、1:1のグアニルヒドラゾン:対イオンの比を有するモノ塩である、請求項1に記載の医薬として許容される塩。
  3. 前記医薬として許容される塩が、1:2のグアニルヒドラゾン:対イオンの比を有するジ塩である、請求項1に記載の医薬として許容される塩。
  4. 前記医薬として許容される塩が、1:3のグアニルヒドラゾン:対イオンの比を有するトリ塩である、請求項1に記載の医薬として許容される塩。
  5. 前記医薬として許容される塩が、1:4のグアニルヒドラゾン:対イオンの比を有するテトラ塩である、請求項1に記載の医薬として許容される塩。
  6. 請求項1に記載の塩を、少なくとも1の医薬として許容されるキャリアと接触して含む、医薬として許容される組成物。
  7. 医薬として使用するための請求項1に記載の医薬として許容される塩。
  8. 治療において使用するための請求項1に記載の医薬として許容される塩。
  9. 医薬の製造における請求項1に記載の医薬として許容される塩の使用。
  10. 請求項1に記載の医薬として許容される塩を含む、治療において使用するための医薬組成物。
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