JP5575888B2 - 椎弓形成術システムおよび椎弓板設定ツール - Google Patents
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Description
本出願は、2009年6月9日に出願された「Laminoplasty Plate and Method of Use」と題された米国出願第61/185,360号に対して優先権を主張する。
本発明は、概して外科手術処置に関し、さらに詳細には、脊椎における頸部狭窄症を治療するために椎弓形成術を行うことにおける使用に関する。さらに詳細には、本発明は、所望の頸椎の分離された椎弓板部分を解放位置に固定することによって脊椎管の領域を拡大するための方法に関する。
脊椎狭窄症は、脊椎管の狭窄を伴う脊椎の病気であり、脊髄および神経根は、脊椎管を通って伸びる。この狭窄化は先天性であり得、その結果、任意の年齢の患者が発症し得る。脊椎狭窄症は、脊椎靭帯の肥厚化および石灰化によってもたらされ得る。例えば、石灰化は、脊椎内のカルシウム塩の堆積によってもたらされ得る。その上、脊椎狭窄症は、骨および関節が肥大化されたときにもたらされ得、骨増殖体(骨棘)の形成につながる。骨増殖体の主たる原因は脊椎症であり、脊椎症において、椎間板は水分を失い密度が低下する。また、椎間板ヘルニアは、脊椎管の領域を縮小する脊髄または神経根に圧力をかけ得る。最後に、病気の骨または腫瘍が脊髄領域に延び得、脊椎管内で神経根が利用可能な空間を縮小する。
(項目1)
脊髄圧迫を解放することによって患者の頸部狭窄症を治療する方法であって、該方法は、
該患者の所望の頸椎の後部側の少なくとも一部分を露出することであって、該所望の頸椎は、手術前断面積を有する脊椎管を規定する、ことと、
実質的に第一の椎弓板部分と第一の外側塊部分との間の接合点で該所望の頸椎の後部の第一の椎弓板部分を分離することと、
該第一の椎弓板部分を解放位置に所定の距離分、制御された態様において上昇させることであって、該所望の頸椎の脊椎管は、該解放位置において、該手術前断面積よりも大きい解放断面積を有する、ことと、
該第一の椎弓板部分を該解放位置において固定することと
を含む、方法。
(項目2)
前記所望の頸椎の少なくとも一部分を露出するステップは、前記患者の頸部狭窄症領域にわたって該患者に後部切開を生成することを含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記所望の頸椎は、中央線を含み、前記所望の頸椎の椎弓板部分を分離するステップは、該中央線の第一の側において、該望ましい頸椎の外側から前記脊椎管に第一の矢状方向の分割を生成することを含む、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記所望の頸椎の後部側の第二の椎弓板部分を分離することをさらに含み、該分離することは、中央線の第二の側において、実質的に該第二の椎弓板部分と第二の外側塊部分との間の接合点で、該所望の頸椎の外側から第二の矢状方向の分割を生成することによる、項目3に記載の方法。
(項目5)
前記第二の矢状方向の分割は、厚さの一部に対する矢状方向の分割である、項目4に記載の方法。
(項目6)
少なくとも1つの椎弓形成術プレートを提供することをさらに含み、該椎弓形成術プレートは、中間部分を有し、
第一の平面において規定された底面を有する近位端部分と、
第二の平面において規定された底面を有する遠位端部分と
を含み、該中間部分において、該第一の平面と該第二の平面とは、互いに離間されている、項目5に記載の方法。
(項目7)
前記第一の椎弓板部分を前記解放位置に固定するステップは、
前記少なくとも1つの椎弓形成術プレートの遠位端の少なくとも一部分を、前記第一の矢状方向の分割に隣接する前記所望の頸椎の外側塊の一部分に取り付けることと、該少なくとも1つの椎弓形成術プレートの近位端部分を、該第一の矢状方向の分割に隣接する前記第一の椎弓板部分に取り付けることとを含む、項目6に記載の方法。
(項目8)
前記少なくとも1つの椎弓形成術プレートの遠位端部分および近位端部分の少なくとも一部分に近接してグラフトを設置するステップをさらに含み、該グラフトは、前記頸椎の一部分に融合するように構成されている、項目6に記載の方法。
(項目9)
前記少なくとも1つの椎弓形成術プレートの中間部分は、前記遠位端部分および前記近位端部分の断面積に対してより小さい断面積を有し、前記グラフトを設置するステップは、前記グラフトが該中間部分の少なくとも一部分を囲むように構成することをさらに含む、項目8に記載の方法。
(項目10)
前記グラフトは、自己移植骨、同種移植骨、骨代替品、および骨誘導性物質から成る群から選択された材料から構成されている、項目9に記載の方法。
(項目11)
前記第一の平面の少なくとも一部分は、前記第二の平面の少なくとも一部分に対して実質的に平行である、項目6に記載の方法。
(項目12)
前記第一の平面の少なくとも一部分は、前記第二の平面の少なくとも一部分に対して鋭角を形成する、項目6に記載の方法。
(項目13)
前記第二の椎弓板部分を制御された態様で所定の距離分、第二の解放位置に上昇させることと、
該第二の椎弓板部分を該第二の解放位置に固定することと
をさらに含む、項目4に記載の方法。
(項目14)
第一の椎弓形成術プレートと第二の椎弓形成術プレートとを提供することをさらに含み、各椎弓形成術プレートは中間部分を有し、
第一の平面において規定された底面を有する近位端部分と、
第二の平面において規定された底面を有する遠位端部分と
を含み、該中間部分において、該第一の平面と該第二の平面とは、互いに離間されている、項目13に記載の方法。
(項目15)
前記第一の椎弓板部分を解放位置に固定するステップは、
前記第一の椎弓形成術プレートの遠位端部分の少なくとも一部分を前記第一の矢状方向の分割に隣接する前記所望の頸椎の第一の外側塊の一部分に取り付けることと、少なくとも1つの椎弓形成術プレートの近位端部分を該第一の矢状方向の分割に隣接する第一の椎弓板部分に取り付けることとを含み、前記第二の椎弓板部分を第二の解放位置に固定するステップは、
前記第二の椎弓形成術プレートの遠位端部分の少なくとも一部分を、前記第二の矢状方向の分割に隣接する前記所望の頸椎の第二の外側塊の一部分に取り付けることと、該少なくとも1つの椎弓形成術プレートの近位端部分を該矢状方向の分割に隣接する該第二の椎弓板部分の一部に取り付けることとを含む、項目14に記載の方法。
(項目16)
前記第一の椎弓板部分および前記第二の椎弓板部分を上昇させるステップは、漸次に交互に行われる、項目15に記載の方法。
(項目17)
脊髄圧迫を解放することによって患者の頸部狭窄症を治療する方法であって、該方法は、
該患者の所望の頸椎の後部側の少なくとも一部分を露出することであって、該頸椎は、中央線を有する、ことと
実質的に第一の椎弓板部分と第一の外側塊部分との間の接合点で該中央線の第一の側において、該所望の頸椎の後部側の該第一の椎弓板部分において部分的な第一の矢状方向の分割を生成することと、
該中央線の第二の側において、該所望の頸椎の後部の第二の椎弓板部分において第二の矢状方向の分割をつくることと、
少なくとも1つの椎弓形成術プレートを提供することであって、該少なくとも1つの椎弓形成術プレートは、中間部分を有し、
第一の平面において規定された底面を有する近位端部分と、
第二の平面において規定された底面を有する遠位端部分と
を含み、該中間部分において、該第一の平面と該第二の平面とが互いに離間されている、ことと、
椎弓板設定ツールを提供することと、
該少なくとも1つの椎弓形成術プレートの遠位端を該部分的な第一の矢状方向の分割に隣接する該第一の外側塊部分に固定することと、
該椎弓板設定ツールの一部分を該少なくとも1つの椎弓形成術プレートの遠位端部分に接続することと、
該椎弓板設定ツールの一部分を該第一の椎弓板部分に取り付けることと、
該第一の矢状方向の分割を完了することによって該第一の椎弓板部分を分離することと、
該第一の椎弓板部分を該少なくとも1つの椎弓形成術プレートの近位端部分の底面に隣接する解放位置に上昇させることと、
該少なくとも1つの椎弓形成術プレートの近位端を該解放位置において該第一の椎弓板部分の一部分に固定することと、
該椎弓板設定ツールを該少なくとも1つの椎弓形成術プレートと該第一の椎弓板部分とから取り除くことと
を含む、方法。
(項目18)
前記第二の矢状方向の分割は、厚さの一部に対する矢状方向の分割である、項目17に記載の方法。
(項目19)
前記椎弓板設定ツールの一部分を少なくとも1つの椎弓形成プレートの遠位端部分に接続するステップは、前記少なくとも1つの椎弓形成術プレートの遠位端部分を部分的な第一の矢状方向の分割に隣接する第一の外側塊に固定するステップの前に起こり、前記椎弓板設定ツールは、前記少なくとも1つの椎弓形成術プレートを前記頸椎の第一の外側塊部分に配置するために使用される、項目17に記載の方法。
(項目20)
前記少なくとも1つの椎弓形成術プレートの遠位端部分および近位端部分の少なくとも一部分の近くにグラフトを設置するステップをさらに含み、該グラフトは、前記頸椎の複数の部分に融合するように構成されている、項目17に記載の方法。
(項目21)
前記少なくとも1つの椎弓形成術プレートの中間部分は、前記遠位端部分および前記近位端部分の断面積に対してより小さい断面積を有し、前記グラフトを設置するステップは、前記グラフトが該中間部分の少なくとも一部分を囲むように構成することをさらに含む、項目20に記載の方法。
(項目22)
前記グラフトは、自己移植骨、同種移植骨、骨代替品、および骨誘導性物質から成る群から選択された材料から構成されている、項目21に記載の方法。
(項目23)
前記第一の平面の少なくとも一部分は、前記第二平面の少なくとも一部分に対して実質的に平行である、項目17に記載の方法。
(項目24)
前記第一の平面の少なくとも一部分は、前記第二の平面の少なくとも一部分に対して鋭角を形成する、項目17に記載の方法。
(項目25)
患者の頸部狭窄症を治療するために椎弓形成術を行うためのシステムであって、該システムは、
中間部分を有する椎弓形成術プレートであって、
第一の平面において規定された底面を有する近位端部分と
第二の平面において規定された底面を有する遠位端部分と
を含み、該中間部分において、該第一の平面と該第二の平面とが互いに離間されている、椎弓形成術プレートと、
該椎弓形成術プレートの遠位端部分を該患者の所望の頸椎の外側塊部分に締め付ける手段と、
椎弓板設定ツールであって、
該椎弓形成術プレートの遠位端部分を解放可能に係合する手段と
該外側塊部分から分離された椎弓板部分を解放位置に制御可能に上昇させる手段と
を含む椎弓板設定ツールと、
該椎弓形成術プレートの近位端部分を該椎弓板部分に該解放位置において締め付ける手段と
を含む、システム。
(項目26)
前記第一の平面の少なくとも一部分は、前記第二の平面の少なくとも一部分に対して実質的に平行である、項目25に記載のシステム。
(項目27)
前記第一の平面の少なくとも一部分は、前記第二の平面の少なくとも一部分に対して鋭角を形成する、項目25に記載のシステム。
(項目28)
前記椎弓形成術プレートの中間部分は、前記遠位端部分および前記近位端部分の断面積に対してより小さい断面積を有する、項目25に記載のシステム。
(項目29)
中間部分を有する椎弓形成術プレートであって、該椎弓形成術プレートは、
第一の平面において規定された底面を有する近位端部分と、
第二の平面において規定された底面を有する遠位端部分と
を含み、該中間部分において、該第一の平面と該第二の平面とが、所定の距離分、互いから離間されている、椎弓形成術プレート。
(項目30)
前記第一の平面の少なくとも一部分は、前記第二の平面の少なくとも一部分に対して実質的に平行である、項目29に記載の椎弓形成術プレート。
(項目31)
前記第一の平面の少なくとも一部分は、前記第二の平面の少なくとも一部分に対して鋭角を形成する、項目29に記載の椎弓形成術プレート。
(項目32)
前記所定の距離は、おおよそ1mmからおおよそ10mmの間である、項目29に記載の椎弓形成術プレート。
(項目33)
前記所定の距離は、おおよそ3mmからおおよそ7mmの間である、項目29に記載の椎弓形成術プレート。
(項目34)
前記椎弓形成術プレートの中間部分は、前記遠位端部分および前記近位端部分の断面積に対してより小さい断面積を有する、項目29に記載の椎弓形成術プレート。
(項目35)
前記中間部分は、前記第一の平面に対して鋭角を形成する、項目29に記載の椎弓形成術プレート。
(項目36)
前記中間部分は、前記第二の平面に対して鋭角を形成する、項目35に記載の椎弓形成術プレート。
(項目37)
前記遠位端部分は、少なくとも1つのネジ穴と少なくとも1つのツール穴とを規定する、項目29に記載の椎弓形成術プレート。
(項目38)
前記近位端部分は、少なくとも1つのネジ穴と少なくとも1つのツールネジ開口部とを規定する、項目29に記載の椎弓形成術プレート。
(項目39)
長手方向の軸、遠位端、および近位端を有する細長い誘導装置であって、該遠位端は、椎弓形成術プレートの一部分を係合するように構成され、該近位端は、少なくとも部分的にネジ式である、細長い誘導装置と、
長手方向のチャネルと内部チャンバとを規定する筐体と、
該内部チャンバに配置されたドライブナットであって、該ドライブナットは、該細長い誘導装置の近位端との同軸整列のために構成された内部ネジ山を有し、該ドライブナットは、該細長い誘導装置の近位端に配置されたネジ山の少なくとも一部分を選択的に係合するように構成され、第一の非係合位置において、該筐体は、該細長い誘導装置の近位端の長手方向の軸に沿って自由に移動することが可能であり、第二の係合位置において、該筐体は、該ドライブナットを時計回りまたは反時計回りのいずれかの態様において回転することによって該細長い誘導装置の近位端の長手方向の軸に沿って制御された態様で移動することが可能である、ドライブナットと、
該長手方向のチャネル内に部分的に維持された細長い骨ネジシャフトであって、該骨ネジシャフトは、該長手方向のチャネル内での回転のために構成され、該骨ネジシャフトの遠位端は、頸椎の椎弓板の一部分に穴をあけるためのネジ山を含む、骨ネジシャフトと
を含む、椎弓板設定ツール。
(項目40)
停止メカニズムをさらに含み、該停止メカニズムは、前記細長い誘導装置の近位端に実質的に隣接して該細長い誘導装置上に配置され、前記筐体の該細長い誘導装置の遠位端方向への長手方向の移動を制限する、項目39に記載の椎弓板設定ツール。
(項目41)
前記細長い誘導装置および前記細長い骨ネジシャフトは、実質的に平行である、項目39に記載の椎弓板設定ツール。
(項目42)
少なくとも1つの付勢要素をさらに含み、該少なくとも1つの付勢要素は、前記筐体の内部チャンバ内に配置され、前記ドライブナットの外側部分を実質的に横断し、該外側部分の外部にあり、該少なくとも1つの付勢要素は、該ドライブナットを、前記細長い誘導装置の近位端に配置されたネジ山の少なくとも一部分との係合状態に付勢するように構成されている、請求39に記載の椎弓板設定ツール。
(項目43)
前記筐体は、前記ドライブナットの外側部分に実質的に接するように配置されたロックスライド陥凹を規定し、該ロックスライド陥凹内に配置されたロックスライドを含み、該ロックスライドは、該ドライブナットの外側部分に対して押し込み、該ドライブナットを前記第一の非係合位置から前記第二の係合位置に移動させるように構成された傾斜表面を有する、項目42に記載の椎弓板設定ツール。
(項目44)
前記細長い骨ネジシャフトは、前記チャネルに対する長手方向の移動を実質的に制限されている、項目39に記載の椎弓板設定ツール。
(項目45)
前記ドライブナットは、該ドライブナットの外側表面において陥凹を規定する、項目39に記載の椎弓板設定ツール。
(項目46)
ロッカアームをさらに含み、該ロッカアームは、前記筐体の外側部分にヒンジ状に取り付けられた近位端と、該筐体において規定されたロッカアーム開口部を通して配置された遠位端とを有し、該ロッカアームの遠位端は、前記ドライブナットの外側表面における陥凹と長手方向に整列され、該陥凹に対して付勢されることによって、該ドライブナットの回転毎に少なくとも1回、該ロッカアームの遠位端が該陥凹内に配置される、項目45に記載の椎弓板設定ツール。
(項目47)
前記細長い誘導装置は、実質的に円筒状であり、内部長手方向シャフト空洞を規定し、該細長い誘導装置の遠位端は、内側に先細りする蹄鉄断面形状を有する先端部を含み、該断面形状は、2つのレッグ部分と座面開口部を規定する座面部分とを有する、項目39に記載の椎弓板設定ツール。
(項目48)
前記シャフト空洞内に配置された細長いロッドをさらに含み、該細長いロッドは、遠位端部分を有し、該遠位端部分は、前記開口部を通って長手方向に移動し、前記2つのレッグ部分を互いから選択的に広げて離すように構成されている、項目47に記載の椎弓板設定ツール。
(項目49)
前記細長いロッドの遠位端部分は、ネジ山がつけられ、前記座面開口部を係合するように構成され、該細長いロッドの回転は、該細長いロッドの遠位端部分が前記2つのレッグ部分に対して突出して係合状態になることと、引き戻されて係合状態を解くこととを行わせる、項目48に記載の椎弓板設定ツール。
(項目50)
前記細長い骨ネジシャフトの遠位端の頸椎の椎弓板の一部分内への穴掘りの深さを決定する手段をさらに含む、項目39に記載の椎弓板設定ツール。
(項目51)
前記細長い誘導装置に対する前記細長い骨ネジシャフトの相対的な長手方向の位置を決定する手段をさらに含む、項目50に記載の椎弓板設定ツール。
所望の頸椎の分離された椎弓板部分を解放位置に固定するための椎弓形成術プレートと、椎弓形成術を行うために椎弓形成術プレートを使用する方法とが本明細書において提供されている。1つの局面において、椎弓形成術プレートは、第一の平面において規定された底面を有する近位端部分と、第二の平面において規定された底面を有する遠位端部分とを含む。
Claims (5)
- 患者の頸部狭窄症を治療するために椎弓形成術を行うためのシステムであって、該システムは、
中間部分を有する椎弓形成術プレートであって、
第一の平面において規定された底面を有する近位端部分と
第二の平面において規定された底面を有する遠位端部分と
を含み、該中間部分において、該第一の平面と該第二の平面とが互いに離間されている、椎弓形成術プレートと、
該椎弓形成術プレートの遠位端部分を該患者の所望の頸椎の外側塊部分に締め付ける手段と、
椎弓板設定ツールであって、
該椎弓形成術プレートの遠位端部分を解放可能に係合する手段と
該外側塊部分から分離された椎弓板部分を解放位置に制御可能に上昇させる手段と
を含む椎弓板設定ツールと、
該椎弓形成術プレートの近位端部分を該椎弓板部分に該解放位置において締め付ける手段と
を含む、システム。 - 前記第一の平面の少なくとも一部分は、前記第二の平面の少なくとも一部分に対して実質的に平行である、請求項1に記載のシステム。
- 前記第一の平面の少なくとも一部分は、前記第二の平面の少なくとも一部分に対して鋭角を形成する、請求項1に記載のシステム。
- 前記椎弓形成術プレートの中間部分は、前記遠位端部分および前記近位端部分の断面積に対してより小さい断面積を有する、請求項1に記載のシステム。
- 長手方向の軸、遠位端、および近位端を有する細長い誘導装置であって、該遠位端は、椎弓形成術プレートの一部分を係合するように構成され、該近位端は、少なくとも部分的にネジ式である、細長い誘導装置と、
長手方向のチャネルと内部チャンバとを規定する筐体と、
該内部チャンバに配置されたドライブナットであって、該ドライブナットは、該細長い誘導装置の近位端との同軸整列のために構成された内部ネジ山を有し、該ドライブナットは、該細長い誘導装置の近位端に配置されたネジ山の少なくとも一部分を選択的に係合するように構成され、第一の非係合位置において、該筐体は、該細長い誘導装置の近位端の長手方向の軸に沿って自由に移動することが可能であり、第二の係合位置において、該筐体は、該ドライブナットを時計回りまたは反時計回りのいずれかの態様において回転することによって該細長い誘導装置の近位端の長手方向の軸に沿って制御された態様で移動することが可能である、ドライブナットと、
該長手方向のチャネル内に部分的に維持された細長い骨ネジシャフトであって、該骨ネジシャフトは、該長手方向のチャネル内での回転のために構成され、該骨ネジシャフトの遠位端は、頸椎の椎弓板の一部分に穴をあけるためのネジ山を含む、骨ネジシャフトと
を含む、椎弓板設定ツールであって、該細長い骨ネジシャフトは、該チャネルに対する長手方向の移動を実質的に制限されている、椎弓板設定ツール。
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