JP5575803B2 - Sc−fdmaシステムにおけるpapr低減のための方法およびシステム - Google Patents

Sc−fdmaシステムにおけるpapr低減のための方法およびシステム Download PDF

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Description

優先権主張
本特許出願は、「SC−FDMAシステム向けの、時間ドメインPAPR低減方法およびシステム」と題する、2008年12月31日に出願された米国仮特許出願シリアル番号第61/142,162号と、「SC−FMAシステムにおける、PAPR低減のための方法およびシステム」と題する、2009年2月25日に出願された米国仮特許出願シリアル番号第61/155,514号とから、優先権の利益を主張しており、これらの出願両方とも、本特許出願の譲受人に譲渡され、すべての目的に対して参照によりここに完全に組み込まれている。
本開示は、一般的に、ワイヤレス通信に関連する。さらに詳細には、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)システムにおけるピーク対平均電力比(PAPR)を低減させるための方法に関連する。
概要
本開示のいくつかの実施形態は、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)を使用する通信システムのための送信方法を提供する。方法は、一般的に、変調シンボルのデータのシリアルからパラレルへのコンバートを実行して、第1のシーケンスのサンプルを取得することと、第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得する(第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得することは、第1のシーケンスのサンプル上で位相回転を実行することとを含んでいてもよい)ことと、第2のシーケンスのサンプル上で時間から周波数への変換を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得することと、第3のシーケンスのサンプル上で周波数から時間への変換を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得することと、第4のシーケンスのサンプル上でパラレルからシリアルへのコンバートを実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得することと、ワイヤレスチャネルを通して、第5のシーケンスのサンプルを送信することとを含み、第4のシーケンスのサンプルの数は、第3のシーケンスのサンプルの数よりも多い。
本開示のいくつかの実施形態は、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)を使用する通信システムのための送信方法を提供する。方法は、一般的に、変調シンボルのデータのシリアルからパラレルへのコンバートを実行して、第1のシーケンスのサンプルを取得することと、第1のシーケンスのサンプル上で時間から周波数への変換を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得することと、第2のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得することと、第3のシーケンスのサンプル上で周波数から時間への変換を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得することと、第4のシーケンスのサンプルのパラレルからシリアルへのコンバートを実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得することと、ワイヤレスチャネルを通して、第5のシーケンスのサンプルを送信することとを含み、第4のシーケンスのサンプルの数は、第2のシーケンスのサンプルの数よりも多い。
本開示のいくつかの実施形態は、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)を使用する通信システムのための送信方法を提供する。方法は、一般的に、変調シンボルのデータのシリアルからパラレルへのコンバートを実行して、第1のシーケンスのサンプルを取得することと、第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得することと、第2のシーケンスのサンプル上で時間から周波数への変換を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得することと、第3のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得することと、第4のシーケンスのサンプル上で周波数から時間への変換を実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得することと、第5のシーケンスのサンプルのパラレルからシリアルへのコンバートを実行して、第6のシーケンスのサンプルを取得することと、ワイヤレスチャネルを通して、第6のシーケンスのサンプルを送信することとを含み、第5のシーケンスのサンプルの数は、第3のシーケンスのサンプルの数よりも多い。
本開示のいくつかの実施形態は、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)を使用する通信システムのための装置を提供する。装置は、一般的に、変調シンボルのデータのシリアルからパラレルへのコンバートを実行して、第1のシーケンスのサンプルを取得するロジックと、第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得するロジックと(第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得するロジックは、第1のシーケンスのサンプル上で位相回転を実行するロジックを含んでいてもよい)、第2のシーケンスのサンプル上で時間から周波数への変換を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得するロジックと、第3のシーケンスのサンプル上で周波数から時間への変換を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得するロジックと、第4のシーケンスのサンプルのパラレルからシリアルへのコンバートを実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得するロジックと、ワイヤレスチャネルを通して、第5のシーケンスのサンプルを送信するロジックとを含み、第4のシーケンスのサンプルの数は、第3のシーケンスのサンプルの数よりも多い。
本開示のいくつかの実施形態は、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)を使用する通信システムのための装置を提供する。装置は、一般的に、変調シンボルのデータのシリアルからパラレルへのコンバートを実行して、第1のシーケンスのサンプルを取得するロジックと、第1のシーケンスのサンプル上で時間から周波数への変換を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得するロジックと、第2のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得するロジックと、第3のシーケンスのサンプル上で周波数から時間への変換を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得するロジックと、第4のシーケンスのサンプルのパラレルからシリアルへのコンバートを実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得するロジックと、ワイヤレスチャネルを通して、第5のシーケンスのサンプルを送信するロジックとを備え、第4のシーケンスのサンプルの数は、第2のシーケンスのサンプルの数よりも多い。
本開示のいくつかの実施形態は、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)を使用する通信システムのための装置を提供する。装置は、一般的に、変調シンボルのデータのシリアルからパラレルへのコンバートを実行して、第1のシーケンスのサンプルを取得するロジックと、第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得するロジックと、第2のシーケンスのサンプル上で時間から周波数への変換を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得するロジックと、第3のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得するロジックと、第4のシーケンスのサンプル上で周波数から時間への変換を実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得するロジックと、第5のシーケンスのサンプルのパラレルからシリアルへのコンバートを実行して、第6のシーケンスのサンプルを取得するロジックと、ワイヤレスチャネルを通して、第6のシーケンスのサンプルを送信するロジックとを備え、第5のシーケンスのサンプルの数は、第3のシーケンスのサンプルの数よりも多い。
本開示のいくつかの実施形態は、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)を使用する通信システムのための装置を提供する。装置は、一般的に、変調シンボルのデータのシリアルからパラレルへのコンバートを実行して、第1のシーケンスのサンプルを取得する手段と、第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得する手段と(第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得する手段は、第1のシーケンスのサンプル上で位相回転を実行する手段を含んでいてもよい)、第2のシーケンスのサンプル上で時間から周波数への変換を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得する手段と、第3のシーケンスのサンプル上で周波数から時間への変換を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得する手段と、第4のシーケンスのサンプルのパラレルからシリアルへのコンバートを実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得する手段と、ワイヤレスチャネルを通して、第5のシーケンスのサンプルを送信する手段とを備え、第4のシーケンスのサンプルの数は、第3のシーケンスのサンプルの数よりも多い。
本開示のいくつかの実施形態は、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)を使用する通信システムのための装置を提供する。装置は、一般的に、変調シンボルのデータのシリアルからパラレルへのコンバートを実行して、第1のシーケンスのサンプルを取得する手段と、第1のシーケンスのサンプル上で時間から周波数への変換を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得する手段と、第2のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得する手段と、第3のシーケンスのサンプル上で周波数から時間への変換を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得する手段と、第4のシーケンスのサンプルのパラレルからシリアルへのコンバートを実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得する手段と、ワイヤレスチャネルを通して、第5のシーケンスのサンプルを送信する手段とを備え、第4のシーケンスのサンプルの数は、第2のシーケンスのサンプルの数よりも多い。
本開示のいくつかの実施形態は、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)を使用する通信システムのための装置を提供する。装置は、一般的に、変調シンボルのデータのシリアルからパラレルへのコンバートを実行して、第1のシーケンスのサンプルを取得する手段と、第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得する手段と、第2のシーケンスのサンプル上で時間から周波数への変換を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得する手段と、第3のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得する手段と、第4のシーケンスのサンプル上で周波数から時間への変換を実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得する手段と、第5のシーケンスのサンプルのパラレルからシリアルへのコンバートを実行して、第6のシーケンスのサンプルを取得する手段と、ワイヤレスチャネルを通して、第6のシーケンスのサンプルを送信する手段とを備え、第5のシーケンスのサンプルの数は、第3のシーケンスのサンプルの数よりも多い。
本開示のいくつかの実施形態は、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)を使用する通信システムのためのコンピュータプログラムプロダクトを提供し、コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータ読み取り可能媒体を含み、コンピュータ読み取り可能媒体は、ここに記憶されている命令を有し、命令は、1つ以上のプロセッサによって実行可能である。命令は、一般的に、変調シンボルのデータのシリアルからパラレルへのコンバートを実行して、第1のシーケンスのサンプルを取得する命令と、第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得する命令と(第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得する命令は、第1のシーケンスのサンプル上で位相回転を実行するこ命令を含んでいてもよい)、第2のシーケンスのサンプル上で時間から周波数への変換を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得する命令と、第3のシーケンスのサンプル上で周波数から時間への変換を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得する命令と、第4のシーケンスのサンプルのパラレルからシリアルへのコンバートを実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得する命令と、ワイヤレスチャネルを通して、第5のシーケンスのサンプルを送信する命令とを含み、第4のシーケンスのサンプルの数は、第3のシーケンスのサンプルの数よりも多い。
本開示のいくつかの実施形態は、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)を使用する通信システムのためのコンピュータプログラムプロダクトを提供し、コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータ読み取り可能媒体を含み、コンピュータ読み取り可能媒体は、ここに記憶されている命令を有し、命令は、1つ以上のプロセッサによって実行可能である。命令は、一般的に、変調シンボルのデータのシリアルからパラレルへのコンバートを実行して、第1のシーケンスのサンプルを取得する命令と、第1のシーケンスのサンプル上で時間から周波数への変換を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得する命令と、第2のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得する命令と、第3のシーケンスのサンプル上で周波数から時間への変換を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得する命令と、第4のシーケンスのサンプルのパラレルからシリアルへのコンバートを実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得する命令と、ワイヤレスチャネルを通して、第5のシーケンスのサンプルを送信する命令とを含み、第4のシーケンスのサンプルの数は、第2のシーケンスのサンプルの数よりも多い。
本開示のいくつかの実施形態は、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)を使用する通信システムのためのコンピュータプログラムプロダクトを提供し、コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータ読み取り可能媒体を含み、コンピュータ読み取り可能媒体は、ここに記憶されている命令を有し、命令は、1つ以上のプロセッサによって実行可能である。命令は、一般的に、命令は、変調シンボルのデータのシリアルからパラレルへのコンバートを実行して、第1のシーケンスのサンプルを取得する命令と、第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得する命令と、第2のシーケンスのサンプル上で時間から周波数への変換を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得する命令と、第3のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得する命令と、第4のシーケンスのサンプル上で周波数から時間への変換を実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得する命令と、第5のシーケンスのサンプルのパラレルからシリアルへのコンバートを実行して、第6のシーケンスのサンプルを取得する命令と、ワイヤレスチャネルを通して、第6のシーケンスのサンプルを送信する命令とを含み、第5のシーケンスのサンプルの数は、第3のシーケンスのサンプルの数よりも多い。
上記に記載した本開示の特徴を詳細に理解できるように、上記において簡潔に要約した、より特定した説明を、実施形態の参照することにより行う。これらのうちのいくつかを添付図面で図示した。しかしながら、添付した図面は、本開示のいくつかの典型的な実施形態のみを図示しており、ゆえに、本開示の範囲の限定として考えるべきではなく、説明のために、他の同等に効果的な実施形態が認められてもよいことに留意すべきである。
図1は、本開示のいくつかの実施形態にしたがった、例示的なワイヤレス通信システムを図示している。 図2は、本開示のいくつかの実施形態にしたがった、ワイヤレスデバイスにおいて利用してもよい、さまざまなコンポーネントを図示している。 図3は、本開示のいくつかの実施形態にしたがった、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)送信を図示している。 図4は、本開示のいくつかの実施形態にしたがって、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)送信機において時間および/または周波数ドメイン信号の操作を適用することによって、送信信号のピーク対平均電力比(PAPR)を低減させるための例示的な動作を図示している。 図4Aは、図4中で図示した動作を実行することができる例示的なコンポーネントを図示している。 図5は、本開示のいくつかの実施形態にしたがった、時間ドメイン信号の位相回転に基づくPAPR低減スキームを備えたSC−FDMA送信機の例示的なブロック図を図示している。 図6Aは、本開示のいくつかの実施形態にしたがった、オリジナル信号と、位相回転されたバイナリ位相シフトキーイング(BPSK)信号との位相配列を図示している。 図6Bは、本開示のいくつかの実施形態にしたがった、オリジナル信号と、位相回転された直角位相シフトキーイング(QPSK)信号との位相配列を図示している。 図7Aは、本開示のいくつかの実施形態にしたがった、オリジナル信号と、位相回転されたBPSK信号との例示的なPAPR性能のグラフを図示している。 図7Bは、本開示のいくつかの実施形態にしたがった、オリジナル信号と、位相回転されたQPSK信号との例示的なPAPR性能のグラフを図示している。 図8は、本開示のいくつかの実施形態にしたがった、周波数ドメインの操作に基づくPAPR低減スキームを備えたSC−FDMA送信機の例示的なブロック図を図示している。 図9Aは、本開示のいくつかの実施形態にしたがった、BPSK変調信号に対して適用された置換行列の置換位置の関数とした、例示的なPAPR性能のグラフを図示している。 図9Bは、本開示のいくつかの実施形態にしたがった、QPSK変調信号に対して適用された置換行列の置換位置の関数とした、例示的なPAPR性能のグラフを図示している。 図9Cは、本開示のいくつかの実施形態にしたがった、16QAM変調信号に対して適用された置換行列の置換位置の関数とした、例示的なPAPR性能のグラフを図示している。 図10は、本開示のいくつかの実施形態にしたがった、好ましい周波数ドメインの置換が適用されたときの、BPSK、QPSK、および16−QAM信号の例示的なPAPR性能のグラフを図示している。 図11は、本開示のいくつかの実施形態にしたがった、周波数ドメインの帯域幅拡張に基づくPAPR低減スキームを備えたSC−FDMA送信機の例示的なブロック図を図示している。 図12は、本開示のいくつかの実施形態にしたがった、周波数ドメインの帯域幅拡張を図示している。 図13Aは、本開示のいくつかの実施形態にしたがった、周波数ドメインの帯域幅拡張が適用されたときの、BPSK信号の例示的なPAPR性能のグラフを図示している。 図13Bは、本開示のいくつかの実施形態にしたがった、周波数ドメインの帯域幅拡張が適用されたときの、QPSK信号の例示的なPAPR性能のグラフを図示している。 図13Cは、本開示のいくつかの実施形態にしたがった、周波数ドメインの帯域幅拡張が適用されたときの、16−QAM信号の例示的なPAPR性能のグラフを図示している。 図14は、本開示のいくつかの実施形態にしたがった、周波数ドメインにおける、置換と帯域幅拡張とに基づくPAPR低減スキームを備えたSC−FDMA送信機の例示的なブロック図を図示している。 図15は、本開示のいくつかの実施形態にしたがった、周波数ドメインにおける置換と帯域幅拡張とを適用したときの、QPSK信号の例示的なPAPR性能のグラフを図示している。 図16は、本開示のいくつかの実施形態にしたがった、時間ドメインの回転と周波数ドメインの帯域幅拡張とに基づくPAPR低減スキームを備えたSC−FDMA送信機の例示的なブロック図を図示している。 図17は、本開示のいくつかの実施形態にしたがった、時間ドメインの位相回転と周波数ドメインの帯域幅回転とを適用したときの、QPSK信号の例示的なPAPR性能のグラフを図示している。 図18は、本開示のいくつかの実施形態にしたがった、帯域幅縮小と組み合わせた連続位相変調(CPM)方法に基づくPAPR低減スキームを備えたSC−FDMA送信機の例示的なブロック図を図示している。 図19Aは、本開示のいくつかの実施形態にしたがった、ルートレイズドコサイン(RRC)フィルタリングせずに、帯域幅縮小とCPMとを適用したときの、QPSK信号の例示的なPAPR性能のグラフを図示している。 図19Bは、本開示のいくつかの実施形態にしたがった、ルートレイズドコサイン(RRC)フィルタリングする、帯域幅縮小とCPMとを適用したときの、QPSK信号の例示的なPAPR性能のグラフを図示している。
詳細な説明
「例として、事例として、または実例として機能すること」を意味するために、「例示的な」という用語をここで使用する。「例示的な」ものとして、ここで記述するいずれの実施形態も、他の実施形態と比較して、必ずしも、好ましいまたは効果的なものと解釈されるものではない。
直交周波数分割多重化(OFDM)は、周波数帯域(例えば、システム帯域幅)を複数の直交サブバンドに区分する多重搬送波スキームである。これらのサブバンドは、トーンや、副搬送波や、ビンとも呼ばれる。OFDMスキームを適用することによって、それぞれのサブバンドは、データで独立的に変調され得る各副搬送波に関係付けることができる。
OFDMスキームには、例えば、高スペクトル効率性や、マルチパス効果に対するロバストネスのような、いくつかの好ましい特性がある。しかしながら、OFDMスキームの主な欠点は、高いピーク対平均電力比(PAPR)である。すなわち、OFDM波形のピーク電力対平均電力の比が高いことがあるということである。すべての副搬送波が、データで独立的に変調されているときに、OFDM波形の高いPAPRは、結果的に、すべての副搬送波の同相の加算から生じる。実際に、OFDM波形のピーク電力は、平均電力のN倍まで高くなり得ることが示されている。ここで、Nは、直交サブバンドの数である。
OFDM信号の高いPAPRは、性能を劣化させるかもしれない。例えば、OFDM波形の大きいピークは、送信機における電力増幅器をかなり非線形な領域中で動作させ、またはおそらくはクリップさせ、このことは、相互変調や、歪みや、信号品質を劣化させ得る他のアーティファクトを生じさせるだろう。劣化した信号品質は、チャネル推定、データ検出、およびチャネルデコーディングの精度に悪影響を与えることがある。
単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)送信を用いることによって、PAPRを低減させることができる。これは、新しいロングタームエボリューション(LTE)ワイヤレスシステムで実現されており、離散フーリエ変換(DFT)拡散OFDMとしても知られている。しかしながら、成分信号のさまざまな時間および/または周波数ドメインの操作を実現することによって、PAPRをさらに低減させることが可能である。これにより、電力増幅器の、さらに高い効率性が得られ、このことは、送信機のバッテリー寿命を向上させることもできる。
例示的なワイヤレス通信システム
図1は、本開示の実施形態を用いてもよいワイヤレス通信システム100の例を図示している。ワイヤレス通信システム100は、ブロードバンドワイヤレス通信システムであってもよい。ワイヤレス通信システム100は、多数のセル102に対する通信を提供してもよく、このセルのそれぞれは、基地局104によってサービスが提供される。基地局104は、ユーザ端末106と通信する固定局であってもよい。代替的に、基地局104を、アクセスポイント、ノードBと呼ぶこともあり、または他の何らかの専門用語で呼ぶこともある。
図1は、システム100全体を通して分散されているさまざまなユーザ端末106を図示している。ユーザ端末106は、固定のもの(すなわち、静的)または移動性のものであってもよい。ユーザ端末106を、代替的に、遠隔局、アクセス端末、端末、加入者ユニット、移動局、局、ユーザ機器等と呼ぶことがある。ユーザ端末106は、セルラ電話機、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ハンドヘルドデバイス、ワイヤレスモデム、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータ等のようなワイヤレスデバイスであってもよい。
ワイヤレス通信システム100における、基地局104とユーザ端末106との間の送信に対して、さまざまなアルゴリズムおよび方法を使用してもよい。例えば、信号は、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)技術にしたがって、基地局104とユーザ端末106との間で送信および受信されてもよい。このケースである場合、ワイヤレス通信システム100を、SC−FDMAシステムと呼ぶことがある。
基地局104からユーザ端末106への送信を促進する通信リンクを、ダウンリンク(DL)108と呼ぶことがあり、ユーザ端末106から基地局104に対する送信を促進する通信リンクを、アップリンク(UL)110と呼ぶことがある。代替的に、ダウンリンク108を、フォワードリンクまたはフォワードチャネルと呼ぶこともあり、そして、アップリンク110をリバースリンクまたはリバースチャネルと呼ぶこともある。
セル102は、複数のセクタ112に分割されていてもよい。セクタ112は、セル102内の物理カバーレジエリアである。ワイヤレス通信システム100内の基地局104は、セル102の特定のセクタ112内に電力フローを集中させるアンテナを利用してもよい。このようなアンテナを、指向性アンテナと呼ぶことがある。
システム100は、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、および/または他の何らかの多重化スキームを利用してもよい。SC−FDMAは、周波数帯域にわたって分散されているサブバンド上でデータを送信するインターリーブドFDMA(IFDMA)や、隣接サブバンドのグループ上でデータを送信するローカライズドFDMA(LFDMA)や、隣接サブバンドの複数のグループ上でデータを送信するエンハンスドFDMA(EFDMA)を含む。IFDMAは、分散型FDMAとも呼ばれ、LFDMAは、狭帯域幅FDMAや、典型的FDMAや、FDMAとも呼ばれる。OFDMAは、OFDMを利用する。変調シンボルは、時間ドメイン中ではIFMDA、LFDMA、EFDMAにより送られ、周波数ドメイン中ではOFDMにより送られる。一般的に、システム100は、フォワードリンクおよびリバースリンクに対して1つ以上の多重化スキームを利用できる。例えば、システム100は、(1)フォワードリンクおよびリバースリンクの両方に対してSC−FDMA(例えば、IFDMA、LFDMA、またはEFDMA)を、(2)一方のリンクに対してはSC−FDMAの1つのバージョン(例えば、EFDMA)と、他方のリンクに対してはSC−FDMAの別のバージョンと(例えば、IFDMA)を、(3)リバースリンクに対してはSC−FDMAと、フォワードリンクに対してはOFDMAとを、または(4)多重化スキームの他の何らかの組み合わせを利用してもよい。所望の性能を達成するために、それぞれのリンクに対して、SC−FDMA、OFDMA、および/または他の何らかの多重化スキーム、または、これらを組み合わせたものを使用してもよい。例えば、所定のリンクに対してSC−FDMAおよびOFDMAを使用してもよく、いくつかのサブバンドに対してSC−FDMAが使用するものもあれば、他のサブバンド上ではOFDMAを使用する。より低いPAPRを達成し、端末に対する、電力増幅器の要件を緩和するために、リバースリンク上ではSC−FDMAを使用することが好ましいかもしれない。より高いシステム容量を潜在的に達成するために、フォワードリンク上ではOFDMAを使用することが好ましいかもしれない。
図2は、ワイヤレスデバイス202において利用され得るさまざまなコンポーネントを図示している。ワイヤレスデバイス202は、ワイヤレス通信システム100内で用いることができる。ワイヤレスデバイス202は、ここで記述するさまざまな方法を実現するように構成され得るデバイスの例である。ワイヤレスデバイス202は、基地局104またはユーザ端末106であってもよい。
ワイヤレスデバイス202は、ワイヤレスデバイス202の動作を制御するプロセッサ204を備えていてもよい。プロセッサ204を、中央処理ユニット(CPU)と呼ぶこともある。メモリ206は、リードオンリーメモリ(ROM)およびランダムアクセスメモリ(RAM)の双方を含んでいてもよく、命令およびデータをプロセッサ204に提供する。メモリ206の一部分はまた、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含んでいてもよい。プロセッサ204は、一般的に、メモリ206内に記憶されているプログラム命令に基づいて、論理演算および算術演算を実行する。メモリ206中の命令は、ここで記述した方法を実現するように実行可能であってもよい。
ワイヤレスデバイス202は、ワイヤレスデバイス202と遠隔位置との間のデータの送信および受信を可能にする送信機210と受信機212とを含むハウジング208も備えていてもよい。送信機210および受信機212を、組み合わせて、トランシーバ214にしてもよい。アンテナ216は、ハウジング208に取り付けられていてもよく、トランシーバ214に電気的に結合されていてもよい。ワイヤレスデバイス202はまた、(示してない)複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバ、および/または複数のアンテナも備えていてもよい。
ワイヤレスデバイス202はまた、信号検出器218を備えていてもよく、信号検出器218は、トランシーバ214により受信した信号のレベルを検出して、量を示すために使用してもよい。信号検出器218は、総エネルギーや、シンボルあたりの副搬送波あたりのエネルギーや、電力スペクトル密度や、他の信号として信号を検出できる。ワイヤレスデバイス202はまた、信号を処理する際に使用するための、デジタル信号プロセッサ(DSP)220を備えていてもよい。
ワイヤレスデバイス202のさまざまなコンポーネントは、バスシステム222によって互いに結合されていてもよく、バスシステム222は、データバスに加えて、電力バスや、制御信号バスや、ステータス信号バスを含んでいてもよい。
一般的なOFDM送信機では、単一のOFDMシンボル期間内に、入力データX[k]、k=0、1、...、N−1が送信される。シリアル/パラレル変換、N−ポイント逆離散フーリエ変換(N−IFFT)、そしてパラレル/シリアル変換の後、入力データは、下記の離散時間シーケンス:
Figure 0005575803
に変換される。ここで、WN=ej2π/Nは、回転ファクタである。
式(1)より取得される離散時間シーケンスx[n]は、サイクリックプレフィックス挿入とデジタルアナログ変換とを受けて、アナログ信号x(t)を取得することができる。その後、さらなる処理のために、アナログ信号を無線周波数(RF)フロントエンドに送信する。さらなる処理は、IQ変調、アップコンバート、電力増幅を含む。アナログ信号x(t)のPAPRは、
Figure 0005575803
と(dB単位で)定義できる。ここで、Tは、サンプルX[k]の時間期間であり、N・Tは、OFDMブロックの時間期間であり、1/NTは、隣接する副搬送波間の周波数間隔を表す。
アナログ信号x(t)のPAPRは、一般的に、対応する離散時間シーケンスx[n]のPAPRよりも数dB単位高くて、x[n/L]のPAPRに近い。ここで、x[n/L]は、x[n]をL倍オーバーサンプリングすることによって取得されるシーケンスを表す。したがって、離散時間シーケンスx[n/L]を使用することによって、アナログ信号x(t)のPAPRは、下記:
Figure 0005575803
のように、近似させることができる。ここで、E(・)は、期待値演算である。式(3)によって与えられる近似値は、L≧4の場合に十分に正確である。
OFDMシステムの主な短所のうちの1つは、変調信号のPAPRが高いことである。PAPRが高い変調信号がRFフロントエンドを通過するとき、RF電力増幅器の非線形が原因で、信号が歪むことがある。電力増幅器の非線形は、ビットエラーレート(BER)の増加を招く帯域内信号の歪みを生じさせるだけではなく、隣接チャネルの干渉を招く帯域外輻射も生じさせるかもしれない。この問題に対する直接的な解決策は、より広い線形領域を持つRF増幅器を利用することであろう。しかしながら、これは、電力効率の低下、より高い電力消費や、より高い製造コストを招く。
PAPRを低減させるために、SC−FDMAのようなOFDM、オフセットDFT−S−OFDM(DFT拡散OFDM)、予めコード化されているDFT−S−OFDMの変形のようなさまざまな方法を用いることができる。OFDM信号の発生を修正するこれらの方法では、周波数ドメイン中でデータを副搬送波にマッピングする前に高速フーリエ変換(FFT)によって送信データベクトルを拡散することによって、送信信号のPAPR特性を向上させることができる。特に、副搬送波によってマッピングされるデータ信号は、最終的な送信ステップにおいて逆高速フーリエ変換(IFFT)が実行されるので、ピーク電力を有する信号の寄与が相殺され、最終的な送信信号の電力変動が減少する。
図3は、一般的なSC−FDMA送信を図示している。シリアルパラレル(S/P)コンバータ310によって、最初に、時間ドメイン複素入力データを、シリアルストリームからM個のシンボルのブロック中のパラレルストリームにコンバートし、M−ポイントFFTユニット312によって周波数ドメインに変換する。N−ポイントIFFTユニット314によって、M−ポイントFFTの出力を時間ドメインに変換して戻す。IFFTのサイズは、一般的に、FFTのサイズよりも大きい(すなわち、N>M)ことに留意すべきである。
低周波数成分をスペクトルの中心にシフトさせた後、M−ポイントFFTユニット312の出力が、N−ポイントIFFTユニット314のM個の連続的な入力に接続されている一方で、残り(N−M)個の入力はゼロに設定されていてもよい。パラレルシリアル(P/S)コンバータ316によって、N−ポイントIFFTユニット314のN個のパラレル出力をシリアルストリームにコンバートして、サイクリックプレフィックス(CP)を付加してもよい複素ベースバンド信号を生じさせ、その後、送信のために、これを無線周波数(RF)帯域に変換する。M−ポイントFFTユニット312の対応する出力をN−ポイントIFFTユニット314のディスジョイント(連続的な)入力に向けることによって、異なるユーザの周波数多重化を達成することができる。
図3に図示したSC−FDMAシステムは、マイクロ波アクセスのための世界的共同利用可能(WiMAX)システムのような従来のOFDMシステムと比較して、向上したPAPRを提供することができることは技術的によく知られている。しかしながら、時間および/または周波数ドメイン中でデータサンプルを適切に処理することによってPAPRをさらに向上させることが可能である。本開示は、このような技術を提案する。
図4では、本開示のいくつかの実施形態にしたがって、SC−FDM送信機において時間および/または周波数ドメイン信号の操作を適用することによって、送信機信号のPAPRを低減させるための例示的な動作400を要約している。410において、シリアルストリームからの時間ドメインのデータサンプルをパラレルのデータサンプルにコンバートする。420において、パラレルのデータサンプル上で時間ドメイン信号の操作を実行して、送信信号のPAPRのレベルを低減させる。これに続いて、430において、FFT動作を適用することによって、操作した時間ドメインのデータサンプルを周波数ドメインに変換する。
440において、PAPRのレベルを低減させる目的で、パラレルの周波数ドメインのデータサンプル上で、周波数ドメイン信号の操作を実行する。450において、IFFT動作を適用することによって、周波数ドメインのデータサンプルを変換して時間ドメインに戻す。IFFTのサイズは、FFTのサイズよりも大きい。最後に、460において、ベースバンド送信ストリームを発生させるために、IFFTのパラレル出力をシリアルストリームにコンバートする。
例示的な時間ドメインPAPR低減
本開示の1つの実施形態では、FFT動作を適用する前に、時間ドメインのデータサンプル上で位相回転を適用することによって、PAPRを低減させることができる。図5は、時間ドメイン信号の位相回転に基づくPAPR低減スキームを備えたSC−FDMA送信機の例示的なブロック図を図示している。シリアルパラレル(S/P)コンバータ510によって、最初に、時間ドメイン入力データサンプルを、シリアルストリームからM個のシンボルのブロック中のパラレルのデータストリームにコンバートする。その後、ユニット514によるM−ポイントFFT動作を適用する前に、ユニット512において、S/PコンバータからのM個のパラレル出力を、R(θ)として表されているM×M複素回転行列で乗算する。N−ポイントIFFTユニット516によって、M−ポイントFFTの出力を変換して時間ドメインに戻す。IFFTのサイズは、FFTのサイズよりも大きい(すなわち、N>M)ことに留意すべきである。パラレルシリアル(P/S)コンバータ518によって、N−ポイントIFFTユニット516のN個のパラレル出力をシリアルストリームに変換し、CPを付加してもよい複素ベースバンド信号を生じさせて、送信のために、これをRF帯域に変換してもよい。
提案する技術はすべての変調スキームに適用可能であるが、バイナリ位相シフトキーイング(BPSK)変調信号の場合には、達成可能なPAPRの低減を、もっとも大きくすることができる。複素回転行列R(θ)は、そのゼロでないエントリが、単位円上にすべて位置付けられるM×Mの対角行列であってもよく、回転行列は、
Figure 0005575803
と表すことができる。
BPSK変調信号に対する1つの例示的な回転行列では、式(4)からの、回転行列の最初の4つの対角線要素は、
Figure 0005575803
として与えられてもよく、対角線上の他のすべての項に対して、4つの要素ごとにこのパターンが繰り返されてもよい。対応する副搬送波操作は、下記:
Figure 0005575803
として与えられてもよく、ここで、S0、S1、S2、S3、...は、図5のS/Pコンバータ510のBPSKシンボル出力である。
BPSK変調信号に対する別の例示的な回転行列では、式(4)からの、回転行列の最初の8つの対角線要素は、
Figure 0005575803
として与えられてもよく、対角線上の他のすべての項に対して、8つの要素ごとにこのパターンが繰り返されてもよい。対応する副搬送波の操作は、下記
Figure 0005575803
として与えられてもよい。ここで、S0、S1、S2、S3、S4、S5、S6、S7、...は、図5のS/Pコンバータ510のBPSKシンボル出力である。
図6Aは、時間ドメイン操作されたバイナリ位相シフトキーイング(BPSK)信号の、結果的に生じる位相配列610を図示している。図7Aは、オリジナル信号と、位相回転されたBPSK変調信号との、例示的なPAPR性能のグラフを図示している。従来のBPSK変調が1800の位相遷移をする一方で、R(θ)による操作は、位相遷移を900のみに制限できることを、図6Aから観察することができる。図7Aに図示したように、この技術により、PAPRを低減させることができる。
PAPR性能を評価するために使用される相補累積分布関数(CCDF)を、
Figure 0005575803
と定義してもよい。ここで、CDFは、累積分布関数を表している。指定値PAPR0で評価されたCCDFは、以下
Figure 0005575803
のように、実際のPAPRに関連する。
したがって、CCDFは、実際のPAPRが、指定値PAPR0よりも大きい可能性を(%で)表している。PAPR値は、一般的に、dB単位で測定される。
図7A中のプロット710は、図3に図示したオリジナルSC−FDMAシステムのPAPR性能を表している。プロット720および730は、その対角線要素が、それぞれ、(図7A中で、それぞれ、「BPSK回転方法1」および「BPSK回転方法2」とラベル付けされている)式(5)と式(7)とによって定義されている回転行列R(θ)に対する、提案する位相回転スキームのPAPR性能を表している。提案する位相回転技術は、一般的なSC−FDMAシステムと比較して、CCDF=0.1%に対して、約3dBのPAPR低減を得られることが図7Aから観察できる。
回転行列に基づくPAPR低減のための提示する方法を、直角位相シフトキーイング(QPSK)および直角位相振幅変調(QAM)信号にも適用してもよい。本開示の1つの実施形態では、QPSK変調信号上に、以下の回転行列
Figure 0005575803
を適用してもよい。ここで、式(5)におけるように、主な対角線上で、4つの対角線要素ごとにパターンが繰り返されてもよい。そして、対応する副搬送波の操作は、以下
Figure 0005575803
として与えられてもよく、ここで、S0、S1、S2、S3、...は、図5のS/Pコンバータ510のQPSKシンボル出力である。
本開示のさらなる別の実施形態では、QPSK信号上で、以下の回転行列:
Figure 0005575803
Figure 0005575803
を適用してもよい。ここで、R2(θ)=R1(θ)*である。対応する副搬送波マッピングは、
Figure 0005575803
として与えられてもよい。
図6Bは、位相回転されたQPSK変調信号の、結果的として生じる位相配列620を図示している。図7Bは、オリジナル信号と位相回転されたQPSK変調される信号の、例示的なPAPR性能のグラフを図示している。従来のBPSKが1800の位相遷移をする一方で、R(θ)による乗算は、遷移を±450と±1350とだけに制限できることを、図6Bから観察することができる。図7Bに図示したように、これにより、PAPRを低減させることができる。
図7B中のプロット740は、図3中で図示したオリジナルSC−FDMAシステムのPAPR性能を表している。プロット750および760は、(図7B中で「QPSK回転方法1」および「QPSK回転方法2」とそれぞれラベル付けされている)、式(11)と式(13)−(14)とによってそれぞれ与えられた、回転行列R(θ)に対する、提案する位相回転スキームのPAPR性能を表している。提案する位相回転技術は、一般的なSC−FDMAシステムと比較して、CCDF=0.1%に対して、約0.4dBのPAPR低減を生じさせ得ることを、図7Bから観察できる。
周波数ドメインのサンプルの置換に基づく例示的なPAPR低減
本開示のいくつかの実施形態では、周波数ドメインのデータサンプルを置換することによって、PAPRのレベルを低減させることができる。図8は、周波数ドメイン置換に基づくPAPR低減スキームを備えたSC−FDMAの送信機の例示的なブロック図を図示している。シリアルパラレル(S/P)コンバータ810によって、最初に、時間ドメイン複素入力データを、シリアルストリームからM個のシンボルのブロック中のパラレルストリームに変換し、その後、M−ポイントFFTユニット812によってこれを周波数ドメインに変換する。FFTユニット812からのM個のパラレル出力を、ユニット814によってサイズM×Mの置換行列P(k)で乗算してもよい。ユニット816によって実行されるN−ポイントIFFT動作を適用することによって、置換されたパラレル周波数ドメインのデータサンプルをコンバートして時間ドメインに戻す。パラレルシリアル(P/S)コンバータ818によって、N−ポイントIFFTユニット816のN個のパラレル出力をシリアルストリームにコンバートして、サイクリックプレフィックス(CP)を付加してもよい複素ベースバンド信号を生じさせ、その後、送信のために、これを無線周波数(RF)帯域に変換する。
大変数が多い置換行列(例えば、M!置換行列)もあり得るが、FFTユニット812のM個のパラレル出力のシンプルな循環シフトに対応する、限定されたクラスの置換行列について考える。したがって、置換行列P(k)は、
Figure 0005575803
として与えられてもよく、これは、n位置分だけの右方への循環シフトに対応する。
図9A〜図9Cは、それぞれ、BPSK、QPSK、16−QAM信号に対する、式(16)からの置換数nの関数として、CCDF=0.1%に対するPAPR値の変動を図示している。これらの結果に基づいて、所望のレベルのPAPRを取得するために、適切な置換を選択することが可能である。例として、BPSK信号に対して、n=50が、最低のPAPRを生み出す(図9A中のプロット910上のポイント912を参照)が、一方では、QPSKおよび16−QAM信号に対して、n=40およびn=56が、それぞれ、好ましいかもしれない(それぞれ、図9B中のプロット920上のポイント922と、図9C中のプロット930上のポイント932とを参照)。
図10は、好ましい周波数ドメイン置換を使用している、BPSK変調、QPSK変調、および16−QAM変調の例示的なPAPR性能のグラフを図示している。プロット1010、1030、および1050は、それぞれ、BPSK信号、QPSK信号、および16−QAM信号に対して置換を実行していない場合のPAPR性能を表わしている。プロット1020は、50位置分だけ右にサイクリック的にシフトされた、式(16)の置換行列を、BPSK変調信号に適用した場合のPAPR性能を表し、プロット1040は、40位置分だけ右にサイクリック的にシフトされた、式(16)の置換行列を、QPSK変調信号に適用した場合のPAPR性能を表し、プロット1060は、56位置分だけ右にサイクリック的にシフトされた、式(16)の置換行列を、16−QAM変調信号に適用した場合のPAPR性能を表している。すべての変調スキームに対して、特に、BPSK変調信号に対して、PAPR性能の向上を観測することができる。提案する技術により、CCDF=0.1%に対して、BPSK変調信号について、約3dBのPAPR低減を生じさせ、CCDF=0.1%に対して、QPSK変調信号および16−QAM変調信号に対して、それぞれ、約0.4dBおよび0.1dBのPAPR低減を生じさせることができる。
いくつかの実施形態にしたがった、周波数ドメイン置換に基づくPAPRを低減させるための提案する技術は、いくつかの利点がある。周波数ドメイン中の置換は、乗算器も加算器も必要としないので、実現するには大変簡単である。さらに、所定の変調タイプについて、そして所定の数の副搬送波Mについて、好ましい置換の位置を固定してもよいが、この好ましい置換の位置はデータに依存しない。さらに、サイド情報を受信機に伝える必要はない。BPSK変調信号に対しては、大幅なPAPR利得を達成できる一方で、QPSK変調信号に対しては、わずかなPAPR利得を達成できる。
周波数ドメイン中で帯域幅拡張を使用しての、例示的なPAPRの低減
図11は、周波数ドメインの帯域幅の拡張に基づくPAPR低減スキームを備えたSC−FDMA送信機の例示的なブロック図を図示している。シリアルパラレル(S/P)コンバータ1110によって、最初に、時間ドメイン複素入力データを、シリアルストリームからM個のシンボルのブロック中のパラレルストリームにコンバートし、M−ポイントFFTユニット1112によって、これを周波数ドメインに変換する。BW−EXPユニット1114によって表したように、ルートレイズドコサイン(RRC)フィルタを適用することによって、FFTユニット1112からのM個のパラレル出力を、M・(1+α)個のサンプルに拡張して、スケーリングしてもよい。パラメータαは、帯域幅の増大を示している:α=0は、帯域幅が増大していないことを意味している一方で、α=1は、帯域幅が100%増大したことを意味している。
周波数ドメイン中でRRCフィルタを適用するメカニズムを図12中で図示している。MポイントFFTの出力は、シーケンス1210を用いて図示したように、2つの(M/2)個のポイントシーケンスAとBとに分割してもよい。帯域幅拡張が適用されない場合、シーケンスAおよびBは、N−ポイントIFFTユニットの連続的な入力に逆の順序で接続されるだろう(すなわち、シーケンスAはシーケンスBの後に続く)、これにより、シーケンス1210の真ん中にDC搬送波が出現する。しかしながら、帯域幅拡張のケースでは、シーケンス1220を用いて図示したように、N−ポイントのIFFTユニットの入力に接続される前に、これらの2つのシーケンスは、繰り返され、RRCフィルタ1230によって重み付けされてもよい。
図11中で図示したユニット1116によって実行されるN−ポイントIFFT動作を適用することによって、拡張された帯域幅を持つ周波数ドメインのデータサンプルをコンバートして時間ドメインに戻す。パラレルシリアル(P/S)コンバータ1118によって、NポイントIFFTユニット1116のN個のパラレル出力をシリアルストリームにコンバートして、サイクリックプレフィックス(CP)を付加してもよい複素ベースバンド信号を生じさせ、その後、送信のために、これを無線周波数(RF)帯域に変換する。
図13A〜図13Cは、帯域幅拡張技術が適用されたときの、それぞれ、BPSK信号、QPSK信号、および16−QAM信号のPAPR性能をそれぞれ図示している。0(すなわち、帯域幅拡張しないケース)と、0.15と、0.22と、1との帯域幅拡張パラメータαについて考える。帯域幅拡張方法により、BPSK変調信号に対しては大幅なPAPR利得が、QPSK変調信号に対しては中位のPAPR利得が、16−QAM変調信号に対してはわずかなPAPRが生じることを、図13A〜図13Cから観察することができる。
PAPRの低減のための例示的な組み合わせ
本開示のいくつかの実施形態は、PAPRのさらなる低減を達成するために、周波数ドメインの置換と、帯域幅拡張とを組み合わせたものをサポートする。図14は、周波数ドメイン中での置換と帯域幅拡張とに基づくPAPR低減スキームを備えたSC−FDMA送信機の例示的なブロック図を図示している。
シリアルパラレル(S/P)コンバータ1410によって、最初に、時間ドメイン複素入力データを、シリアルストリームからM個のシンボルのブロック中のパラレルストリームにコンバートして、MポイントFFTユニット1412によって周波数ドメインに変換する。ユニット1414における置換行列P(k)によって、FFTユニット1412からのM個のパラレル出力を最初に置換してもよい。その後、BW−EXPユニット1416によって示したように、周波数ドメイン中でルートレイズドコサイン(RRC)を適用することによって、置換された周波数ドメインのデータサンプルを、M・(1+α)サンプルに拡張して、スケーリングしてもよい。パラメータαは、帯域幅の増大を示している:α=0は、帯域幅は増大していないことを意味している一方で、α=1は、帯域幅が100%増大したことを意味している。
ユニット1418によって実行されたNポイントIFFT動作を適用することによって、増加した帯域幅を持つ置換された周波数ドメインのデータサンプルをコンバートして時間ドメインに戻す。パラレルシリアル(P/S)コンバータ1420によって、N−ポイントIFFTユニット1418のN個のパラレル出力をシリアルストリームにコンバートして、サイクリックプレフィックス(CP)を付加してもよい複素ベースバンド信号を生じさせ、その後、送信のために、これを無線周波数(RF)に変換する。
図15は、周波数ドメイン中で置換と帯域幅拡張とを適用したときの、QPSK信号の例示的なPAPR性能のグラフを図示している。0、0.15、0.22、および1に等しい拡張パラメータαについて考えるとともに、8位置分だけ右にサイクリック的にシフトされた(図15中でP8としてラベル付けした)、式(16)中で定義された置換行列も適用することができる。SC−FDMA送信機において、周波数ドメイン置換および帯域幅拡張の両方を適用した場合、大幅なPAPR利得を達成できることを、図15から観察することができる。
本開示のいくつかの実施形態は、PAPR利得を達成するために、周波数ドメイン中の帯域幅拡張と、時間ドメイン位相回転とを組み合わせることをサポートする。図16は、時間ドメイン回転と周波数ドメインの帯域幅拡張とに基づくPAPR低減スキームを備えたSC−FDMA送信機の例示的なブロック図を図示している。
シリアルパラレル(S/P)コンバータ1610によって、最初に、時間ドメイン複素入力データを、シリアルストリームからM個のシンボルのブロック中のパラレルストリームにコンバートする。その後、回転行列R(θ)を適用することによって、パラレル時間ドメインのデータサンプルの位相をユニット1612内で回転させる。回転行列R(θ)は、式(4)、(5)、(7)、(11)、および(13)〜(14)中で、定義されている。
その後、M−ポイントFFTユニット1614によって、回転された位相を持つパラレル時間ドメインのデータサンプルを周波数ドメインに変換する。BW−EXPユニット1616によって表したように、周波数ドメイン中でRRCフィルタを適用することによって、FFTユニット1614からのM個のパラレル出力を、M・(1+α)サンプルに拡張して、スケーリングする。パラメータαは、帯域幅の増大を示す:α=0は、帯域幅が増大しないことを意味している一方で、α=1は、帯域幅が100%増大したことを意味している。
その後、ユニット1618によって実行されるN−ポイントIFFT動作を適用することによって、増大した帯域幅を持つ周波数ドメインのデータサンプルをコンバートして時間ドメインに戻す。パラレルシリアル(P/S)コンバータ1620によって、N−ポイントIFFTユニット1618のN個のパラレル出力をシリアルストリームにコンバートして、サイクリックプレフィックス(CP)を付加してもよい複素ベースバンド信号を生じさせ、その後、送信のために、これを無線周波数(RF)帯域に変換する。
図17は、時間ドメインの位相回転と周波数ドメイン中の帯域幅拡張とを適用したときの、QPSK変調信号の例示的なPAPR性能のグラフを図示している。プロット1710は、図3の、一般的なSC−FDMA送信を表している。プロット1720は、時間ドメインの位相回転のみを適用したときのケースを表しており、プロット1730および1750は、それぞれ、0.15および0.25の拡張パラメータαで、周波数ドメインにおいて帯域幅拡張のみを適用したときのケースを表している。帯域幅がより高い割合で拡張された場合には、PAPR利得は、より大きいことが観察することができる。プロット1740および1760は、それぞれ、0.15および0.22の拡張パラメータαに対して、時間ドメインの位相回転および帯域幅拡張の両方を適用したときのケースを表している。時間ドメインの位相回転を22%の帯域幅拡張と組み合わせたときのケースにおいて、最大のPAPR利得を達成できることを、観察することができる(すなわち、プロット1760)。
PAPR低減のための、例示的な連続位相変調
本開示のいくつかの実施形態は、図18中で図示したように、PAPR性能を向上させるための、周波数ドメインの帯域幅縮小スキームと組み合わせた、SC−FDMA送信機における連続位相変調(CPM)技術の使用をサポートする。
ユニット1812によるCPM技術を使用して、S/Pコンバータ1810からのK個のデータポイントをオーバーサンプリング(OS)して変調し、M個の時間ドメインポイントを生じさせてもよい。ここで、M>Kである。QPSK変調信号と、4倍のオーバーサンプリングとに関する例示的なケースを仮定できる。このケースでは、OSおよびCPM機能は、オリジナル入力複素データポイントの対ごとの間に、3つの補間された複素サンプルを挿入する。例えば、最初の入力配列ポイントが、単に1+j0であるej0であり、かつ、次の配列ポイントが、単に0+j1であるejπ/2である場合に、より細かい位相ステップを持つ大きい位相シフトをブリッジするために、3つの新しいデータポイントejπ/8、jπ/4、j3π/8を、2つのオリジナル配列ポイント間に挿入してもよい。
この例示的なアプローチにより、PAPRを低減させることができるが、4倍(この例示的なケースでは、M=4・K)だけサンプルの数も増加させることがある。このため、BW縮小ユニット1816によって、図18中に図示したように、M−ポイントFFTユニット1814の出力においてスペクトルのメインローブのみを保持することによって、N−ポイントIFFTユニット1818に入るポイントの数を減少させるように提案することができる。
付加的なレベルのフレキシビリティとして、ちょうどK個のポイントの代わりに、M−ポイントFFTユニット1814の出力において、K・(1+α)個のサンプルを保持できる。ここで、パラメータα=0は、増加していないことを意味しており、α=1は、保持されたサンプルの数の100%の増加を意味している。α>0の場合には、PAPRをさらに向上させるために、メインローブの周波数ドメインRRCフィルタリングをユニット1816によって適用してもよい。パラレルシリアル(P/S)コンバータ1820によって、N−ポイントIFFTユニット1818のN個のパラレル出力をシリアルストリームにコンバートして、サイクリックプレフィックス(CP)を付加してもよい複素ベースバンド信号を生じさせて、送信のために、これを無線周波数(RF)に変換する。
図19Aは、RRCフィルタリングせずに、CPM技術と帯域幅縮小とを適用したときの、QPSK変調信号の例示的なPAPR性能のグラフを図示しており、図19Bは、RRCフィルタリングとともに、CPM技術と帯域幅縮小とを適用したときの、QPSK信号の例示的なPAPR性能のグラフを図示している。図19A〜19B中で図示したすべてのシミュレーションに対して、オーバーサンプリング比(OSR)は4に等しく、0、0.15、0.22、および1のパラメータαについて考える。オーバーサンプリングを帯域幅縮小と組み合わせた場合には、従来のSC−FDMA送信と比較すると、0.1%のCCDFに対して約5dBのPAPR利得を観察することができる。ここで、メインローブの2・K個のサンプルが保持され、RRFフィルタリングは適用されない(すなわち、図19A中の、プロット1916対プロット1918)。また、RRCフィルタリングが適用された場合には、約1dBのさらなるPAPR利得(合計、約6dBのPAPR利得)を達成することができる(すなわち、図19B中の、プロット1926対プロット1928)。
上述した方法のさまざまな動作は、図面で図示したミーンズプラスファンクションブロックに対応している、さまざまなハードウェアおよび/またはソフトウェアコンポーネントおよび/またはモジュールによって実行してもよい。例えば、図4に図示したブロック410〜460は、図4Aに図示したミーンズプラスファンクションブロック410A〜460Aに対応している。さらに詳細には、対応するもう片方のミーンズプラスファンクションブロックを有する図面で図示した方法が存在する場合、動作ブロックは、番号付けが類似しているミーンズプラスファンクションブロックに対応する。
本開示に関連して記述した、さまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)、または他のプログラマブルロジックデバイス(PLD)、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、ここで記述した機能を実行するように設計されているこれらの任意の組み合わせで実現しても、あるいは、実行してもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代替実施形態では、プロセッサは、何らかの商業的に利用可能なプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、または状態機械であってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせとして、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせとして、複数のマイクロプロセッサとして、DSPコアに関連した1つ以上のマイクロプロセッサとして、あるいは、このような他の何らかの構成として実現してもよい。
本開示に関連して記述した方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュールで、あるいは、2つのものを組み合わせたもので直接的に具現化してもよい。ソフトウェアモジュールは、技術的に知られている何らかの形態の記憶媒体で存在していてもよい。使用され得る記憶媒体のいくつかの例は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバルディスク、CD−ROM等を含んでいる。ソフトウェアモジュールは、単一の命令、または、多くの命令を備えていてもよく、いくつかの異なるコードセグメント上で、異なるプログラムの間で、および、複数の記憶媒体を介して、分配してもよい。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合していてもよい。代替実施形態では、記憶媒体はプロセッサと一体化してもよい。
ここで開示した方法は、記述した方法を達成するための、1つ以上のステップまたはアクションを含む。方法ステップおよび/またはアクションは、特許請求の範囲の範囲から逸脱することなく互いに置換可能であってもよい。言い換えると、ステップまたはアクションの特定の順序が指定されていない限り、特許請求の範囲から逸脱しないで、特定のステップおよび/またはアクションの順序および/または使用を改良してもよい。
記述した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせで実現してもよい。ソフトウェアで実現した場合、関数は、コンピュータ読み取り可能媒体上で1つ以上の命令として記憶してもよい。記憶媒体は、コンピュータによりアクセスできる任意の利用可能な媒体であってもよい。一例として、このようなコンピュータ読み取り可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、または他の光ディスク記憶デバイス、磁気ディスク記憶デバイス、または他の磁気記憶デバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを伝送または記憶するために使用できたり、コンピュータによりアクセスできたりする他の何らかの媒体を含むことができるが、これらに限定されるものではない。ここで使用したようなディスク(Diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル汎用ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスクを含むが、一般的に、ディスク(disk)は、データを磁気的に再生する一方で、ディスク(disc)はデータをレーザーによって光学的に再生する。
ソフトウェアまたは命令も、送信媒体を通して送信してもよい。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイト、サーバ、あるいは同軸ケーブルや、光ファイバケーブルや、撚り対や、デジタル加入者線(DSL)、あるいは赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用している他の遠隔ソースから送信された場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、撚り対、DSL、あるいは赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、送信媒体の定義に含まれる。
さらに、ここで記述した方法および技術を実行する、モジュールおよび/または他の適切な手段は、ダウンロードすることができ、あるいは/ならびに、そうでなければ、ユーザ端末および/または基地局により、適用可能に取得することができることを正しく認識すべきである。例えば、ここで記述した方法を実行する手段の転送を促進するために、このようなデバイスは、サーバに結合することができる。代替的に、ここで記述したさまざまな方法は、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)、またはフロッピーディスク等のような物理的な記憶媒体)を通して提供でき、これにより、ユーザ端末および/または基地局は、記憶手段をデバイスに結合または提供すると、さまざまな方法を取得することができる。さらに、ここで記述した方法および技術をデバイスに提供する他の任意の適した技術を利用することができる。
特許請求の範囲は上記で説明した厳密な構成およびコンポーネントに限定されるものではないことを理解すべきである。上述した方法および装置の、配置、動作および詳細において、特許請求の範囲から逸脱することなく、さまざまな改良、変更、バリエーションを行うことができる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
〔1〕単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)を使用する通信システムのための送信方法において、
変調シンボルのデータのシリアルからパラレルへのコンバートを実行して、第1のシーケンスのサンプルを取得することと、
前記第1のシーケンスのサンプル上で時間から周波数への変換を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得することと、
前記第2のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得することと、
前記第3のシーケンスのサンプル上で周波数から時間への変換を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得することと、
前記第4のシーケンスのサンプルのパラレルからシリアルへのコンバートを実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得することと、
ワイヤレスチャネルを通して、前記第5のシーケンスのサンプルを送信することとを含み、
前記第4のシーケンスのサンプルの数は、前記第2のシーケンスのサンプルの数よりも多い送信方法。
〔2〕前記第1のシーケンスのサンプル上で変換を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得することは、高速フーリエ変換(FFT)を実行することを含み、
前記第3のシーケンスのサンプル上で変換を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得することは、逆高速フーリエ変換(IFFT)を実行することを含む〔1〕記載の方法。
〔3〕前記第2のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得することは、前記第2のシーケンスのサンプルを置換することを含む〔1〕記載の方法。
〔4〕前記第2のシーケンスのサンプルを置換することは、前記第2のシーケンスのサンプルを右方にサイクリックシフトすることを含む〔3〕記載の方法。
〔5〕前記第2のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得することは、
前記第2のシーケンスのサンプルを置換することと、
前記置換した前記第2のシーケンスのサンプルの帯域幅を拡張することと、
前記拡張した帯域幅を持つ前記置換した前記第2のシーケンスのサンプルをフィルタリングすることとを含み、
前記第3のシーケンスのサンプルの数は、前記第2のシーケンスのサンプルの数よりも多い〔1〕記載の方法。
〔6〕フィルタリングすることは、ルートレイズドコサイン(RRC)フィルタリングを含む〔5〕記載の方法。
〔7〕単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)を使用する通信システムのための送信方法において、
変調シンボルのデータのシリアルからパラレルへのコンバートを実行して、第1のシーケンスのサンプルを取得することと、
前記第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得することと、
前記第2のシーケンスのサンプル上で時間から周波数への変換を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得することと、
前記第3のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得することと、
前記第4のシーケンスのサンプル上で周波数から時間への変換を実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得することと、
前記第5のシーケンスのサンプルのパラレルからシリアルへのコンバートを実行して、第6のシーケンスのサンプルを取得することと、
ワイヤレスチャネルを通して、前記第6のシーケンスのサンプルを送信することとを含み、
前記第5のシーケンスのサンプルの数は、前記第3のシーケンスのサンプルの数よりも多い送信方法。
〔8〕前記第2のシーケンスのサンプル上で変換を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得することは、高速フーリエ変換(FFT)を実行することを含み、
前記第4のシーケンスのサンプル上で変換を実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得することは、逆高速フーリエ変換(IFFT)を実行することを含む〔7〕記載の方法。
〔9〕前記第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得することは、前記第1のシーケンスのサンプルの位相を回転させることを含み、
前記第3のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得することは、前記第3のシーケンスのサンプルの帯域幅を拡張することと、前記拡張した帯域幅を持つ前記第3のシーケンスのサンプルをフィルタリングすることとを含む〔7〕記載の方法。
〔10〕前記第4のシーケンスのサンプルの数は、前記第3のシーケンスのサンプルの数よりも多い〔9〕記載の方法。
〔11〕フィルタリングすることは、ルートレイズドコサイン(RRC)フィルタリングを含む〔9〕記載の方法。
〔12〕前記第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得することは、前記第1のシーケンスのサンプルの、オーバーサンプリングと連続位相変調とを含み、
前記第3のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得することは、前記第3のシーケンスのサンプルの帯域幅を低減させることと、前記低減された帯域幅を持つ前記第3のシーケンスのサンプルをフィルタリングすることとを含む〔7〕記載の方法。
〔13〕前記第2のシーケンスのサンプルの数は、前記第1のシーケンスのサンプルの数よりも多く、前記第4のシーケンスのサンプルの数は、前記第3のシーケンスのサンプルの数よりも少ない〔12〕記載の方法。
〔14〕フィルタリングすることは、ルートレイズドコサイン(RRC)フィルタリングを含む〔12〕記載の方法。
〔15〕単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)を使用する通信システムのための装置において、
変調シンボルのデータのシリアルからパラレルへのコンバートを実行して、第1のシーケンスのサンプルを取得するロジックと、
前記第1のシーケンスのサンプル上で時間から周波数への変換を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得するロジックと、
前記第2のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得するロジックと、
前記第3のシーケンスのサンプル上で周波数から時間への変換を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得するロジックと、
前記第4のシーケンスのサンプルのパラレルからシリアルへのコンバートを実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得するロジックと、
ワイヤレスチャネルを通して、前記第5のシーケンスのサンプルを送信するロジックとを具備し、
前記第4のシーケンスのサンプルの数は、前記第2のシーケンスのサンプルの数よりも多い装置。
〔16〕前記第1のシーケンスのサンプル上で変換を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得するロジックは、高速フーリエ変換(FFT)を実行するロジックを含み、
前記第3のシーケンスのサンプル上で変換を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得するロジックは、逆高速フーリエ変換(IFFT)を実行するロジックを含む〔15〕記載の装置。
〔17〕前記第2のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得するロジックは、前記第2のシーケンスのサンプルを置換するロジックを含む〔15〕記載の装置。
〔18〕前記第2のシーケンスのサンプルを置換するロジックは、前記第2のシーケンスのサンプルを右方にサイクリックシフトするロジックを含む〔17〕記載の装置。
〔19〕前記第2のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得するロジックは、
前記第2のシーケンスのサンプルを置換するロジックと、
前記置換した前記第2のシーケンスのサンプルの帯域幅を拡張するロジックと、
前記拡張した帯域幅を持つ前記置換した前記第2のシーケンスのサンプルをフィルタリングするロジックとを含み、
前記第3のシーケンスのサンプルの数は、前記第2のシーケンスのサンプルの数よりも多い〔15〕記載の装置。
〔20〕前記フィルタリングするロジックは、ルートレイズドコサイン(RRC)フィルタリングするロジックを含む〔19〕記載の装置。
〔21〕単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)を使用する通信システムのための装置において、
変調シンボルのデータのシリアルからパラレルへのコンバートを実行して、第1のシーケンスのサンプルを取得するロジックと、
前記第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得するロジックと、
前記第2のシーケンスのサンプル上で時間から周波数への変換を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得するロジックと、
前記第3のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得するロジックと、
前記第4のシーケンスのサンプル上で周波数から時間への変換を実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得するロジックと、
前記第5のシーケンスのサンプルのパラレルからシリアルへのコンバートを実行して、第6のシーケンスのサンプルを取得するロジックと、
ワイヤレスチャネルを通して、前記第6のシーケンスのサンプルを送信するロジックとを具備し、
前記第5のシーケンスのサンプルの数は、前記第3のシーケンスのサンプルの数よりも多い装置。
〔22〕前記第2のシーケンスのサンプル上で変換を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得するロジックは、高速フーリエ変換(FFT)を実行するロジックを含み、
前記第4のシーケンスのサンプル上で変換を実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得するロジックは、逆高速フーリエ変換(IFFT)を実行するロジックを含む〔21〕記載の装置。
〔23〕前記第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得するロジックは、前記第1のシーケンスのサンプルの位相を回転させるロジックを含み、
前記第3のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得するロジックは、前記第3のシーケンスのサンプルの帯域幅を拡張するロジックと、前記拡張した帯域幅を持つ前記第3のシーケンスのサンプルをフィルタリングするロジックとを含む〔21〕記載の装置。
〔24〕前記第4のシーケンスのサンプルの数は、前記第3のシーケンスのサンプルの数よりも多い〔23〕記載の装置。
〔25〕前記フィルタリングするロジックは、ルートレイズドコサイン(RRC)フィルタリングするロジックを含む〔23〕記載の装置。
〔26〕前記第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得するロジックは、前記第1のシーケンスのサンプルの、オーバーサンプリングと連続位相変調とのためのロジックを含み、
前記第3のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得するロジックは、前記第3のシーケンスのサンプルの帯域幅を低減させるロジックと、前記低減された帯域幅を持つ前記第3のシーケンスのサンプルをフィルタリングするロジックとを含む〔21〕記載の装置。
〔27〕前記第2のシーケンスのサンプルの数は、前記第1のシーケンスのサンプルの数よりも多く、前記第4のシーケンスのサンプルの数は、前記第3のシーケンスのサンプルの数よりも少ない〔26〕記載の装置。
〔28〕前記フィルタリングするロジックは、ルートレイズドコサイン(RRC)フィルタリングするロジックを含む〔26〕記載の装置。
〔29〕単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)を使用する通信システムのための装置において、
変調シンボルのデータのシリアルからパラレルへのコンバートを実行して、第1のシーケンスのサンプルを取得する手段と、
前記第1のシーケンスのサンプル上で時間から周波数への変換を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得する手段と、
前記第2のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得する手段と、
前記第3のシーケンスのサンプル上で周波数から時間への変換を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得する手段と、
前記第4のシーケンスのサンプルのパラレルからシリアルへのコンバートを実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得する手段と、
ワイヤレスチャネルを通して、前記第5のシーケンスのサンプルを送信する手段とを具備し、
前記第4のシーケンスのサンプルの数は、前記第2のシーケンスのサンプルの数よりも多い装置。
〔30〕前記第1のシーケンスのサンプル上で変換を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得する手段は、高速フーリエ変換(FFT)を実行する手段を含み、
前記第3のシーケンスのサンプル上で変換を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得する手段は、逆高速フーリエ変換(IFFT)を実行する手段を含む〔29〕記載の装置。
〔31〕前記第2のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得する手段は、前記第2のシーケンスのサンプルを置換する手段を含む〔29〕記載の装置。
〔32〕前記第2のシーケンスのサンプルを置換する手段は、前記第2のシーケンスのサンプルを右方にサイクリックシフトする手段を含む〔31〕記載の装置。
〔33〕前記第2のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得する手段は、
前記第2のシーケンスのサンプルを置換する手段と、
前記置換した前記第2のシーケンスのサンプルの帯域幅を拡張する手段と、
前記拡張した帯域幅を持つ前記置換した前記第2のシーケンスのサンプルをフィルタリングする手段とを含み、
前記第3のシーケンスのサンプルの数は、前記第2のシーケンスのサンプルの数よりも多い〔29〕記載の装置。
〔34〕前記フィルタリングする手段は、ルートレイズドコサイン(RRC)フィルタリングする手段を含む〔33〕記載の装置。
〔35〕単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)を使用する通信システムのための装置において、
変調シンボルのデータのシリアルからパラレルへのコンバートを実行して、第1のシーケンスのサンプルを取得する手段と、
前記第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得する手段と、
前記第2のシーケンスのサンプル上で時間から周波数への変換を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得する手段と、
前記第3のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得する手段と、
前記第4のシーケンスのサンプル上で周波数から時間への変換を実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得する手段と、
前記第5のシーケンスのサンプルのパラレルからシリアルへのコンバートを実行して、第6のシーケンスのサンプルを取得する手段と、
ワイヤレスチャネルを通して、前記第6のシーケンスのサンプルを送信する手段とを具備し、
前記第5のシーケンスのサンプルの数は、前記第3のシーケンスのサンプルの数よりも多い装置。
〔36〕前記第2のシーケンスのサンプル上で変換を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得する手段は、高速フーリエ変換(FFT)を実行する手段を含み、
前記第4のシーケンスのサンプル上で変換を実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得する手段は、逆高速フーリエ変換(IFFT)を実行する手段を含む〔35〕記載の装置。
〔37〕前記第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得する手段は、前記第1のシーケンスのサンプルの位相を回転させる手段を含み、
前記第3のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得する手段は、前記第3のシーケンスのサンプルの帯域幅を拡張する手段と、前記拡張した帯域幅を持つ前記第3のシーケンスのサンプルをフィルタリングする手段とを含む〔35〕記載の装置。
〔38〕前記第4のシーケンスのサンプルの数は、前記第3のシーケンスのサンプルの数よりも多い〔37〕記載の装置。
〔39〕前記フィルタリングする手段は、ルートレイズドコサイン(RRC)フィルタリングする手段を含む〔37〕記載の装置。
〔40〕前記第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得する手段は、前記第1のシーケンスのサンプルの、オーバーサンプリングと連続位相変調とのための手段を含み、
前記第3のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得する手段は、前記第3のシーケンスのサンプルの帯域幅を低減させる手段と、前記低減された帯域幅を持つ前記第3のシーケンスのサンプルをフィルタリングする手段とを含む〔35〕記載の装置。
〔41〕前記第2のシーケンスのサンプルの数は、前記第1のシーケンスのサンプルの数よりも多く、前記第4のシーケンスのサンプルの数は、前記第3のシーケンスのサンプルの数よりも少ない〔40〕記載の装置。
〔42〕前記フィルタリングする手段は、ルートレイズドコサイン(RRC)フィルタリングする手段を含む〔40〕記載の装置。
〔43〕単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)を使用する通信システムのためのコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータ読み取り可能媒体を含み、
コンピュータ読み取り可能媒体は、ここに記憶されている命令を有し、
前記命令は、1つ以上のプロセッサによって実行可能であり、
前記命令は、
変調シンボルのデータのシリアルからパラレルへのコンバートを実行して、第1のシーケンスのサンプルを取得する命令と、
前記第1のシーケンスのサンプル上で時間から周波数への変換を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得する命令と、
前記第2のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得する命令と、
前記第3のシーケンスのサンプル上で周波数から時間への変換を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得する命令と、
前記第4のシーケンスのサンプルのパラレルからシリアルへのコンバートを実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得する命令と、
ワイヤレスチャネルを通して、前記第5のシーケンスのサンプルを送信する命令とを含み、
前記第4のシーケンスのサンプルの数は、前記第2のシーケンスのサンプルの数よりも多いコンピュータプログラムプロダクト。
〔44〕前記第1のシーケンスのサンプル上で変換を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得する命令は、高速フーリエ変換(FFT)を実行する命令を含み、
前記第3のシーケンスのサンプル上で変換を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得する命令は、逆高速フーリエ変換(IFFT)を実行する命令を含む〔43〕記載のコンピュータプログラムプロダクト。
〔45〕前記第2のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得する命令は、前記第2のシーケンスのサンプルを置換する命令を含む〔43〕記載のコンピュータプログラムプロダクト。
〔46〕前記第2のシーケンスのサンプルを置換する命令は、前記第2のシーケンスのサンプルを右方にサイクリックシフトする命令を含む〔45〕記載のコンピュータプログラムプロダクト。
〔47〕前記第2のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得する命令は、
前記第2のシーケンスのサンプルを置換する命令と、
前記置換した前記第2のシーケンスのサンプルの帯域幅を拡張する命令と、
前記拡張した帯域幅を持つ前記置換した前記第2のシーケンスのサンプルをフィルタリングする命令とを含み、
前記第3のシーケンスのサンプルの数は、前記第2のシーケンスのサンプルの数よりも多い〔43〕記載のコンピュータプログラムプロダクト。
〔48〕前記フィルタリングする命令は、ルートレイズドコサイン(RRC)フィルタリングする命令を含む〔47〕記載のコンピュータプログラムプロダクト。
〔49〕単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)を使用する通信システムのためのコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータ読み取り可能媒体を含み、
コンピュータ読み取り可能媒体は、ここに記憶されている命令を有し、
前記命令は、1つ以上のプロセッサによって実行可能であり、
前記命令は、
変調シンボルのデータのシリアルからパラレルへのコンバートを実行して、第1のシーケンスのサンプルを取得する命令と、
前記第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得する命令と、
前記第2のシーケンスのサンプル上で時間から周波数への変換を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得する命令と、
前記第3のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得する命令と、
前記第4のシーケンスのサンプル上で周波数から時間への変換を実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得する命令と、
前記第5のシーケンスのサンプルのパラレルからシリアルへのコンバートを実行して、第6のシーケンスのサンプルを取得する命令と、
ワイヤレスチャネルを通して、前記第6のシーケンスのサンプルを送信する命令とを含み、
前記第5のシーケンスのサンプルの数は、前記第3のシーケンスのサンプルの数よりも多いコンピュータプログラムプロダクト。
〔50〕前記第2のシーケンスのサンプル上で変換を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得する命令は、高速フーリエ変換(FFT)を実行する命令を含み、
前記第4のシーケンスのサンプル上で変換を実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得する命令は、逆高速フーリエ変換(IFFT)を実行する命令を含む〔49〕記載のコンピュータプログラムプロダクト。
〔51〕前記第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得する命令は、前記第1のシーケンスのサンプルの位相を回転させる命令を含み、
前記第3のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得する命令は、前記第3のシーケンスのサンプルの帯域幅を拡張する命令と、前記拡張した帯域幅を持つ前記第3のシーケンスのサンプルをフィルタリングする命令とを含む〔49〕記載のコンピュータプログラムプロダクト。
〔52〕前記第4のシーケンスのサンプルの数は、前記第3のシーケンスのサンプルの数よりも多い〔51〕記載のコンピュータプログラムプロダクト。
〔53〕前記フィルタリングする命令は、ルートレイズドコサイン(RRC)フィルタリングする命令を含む〔51〕記載のコンピュータプログラムプロダクト。
〔54〕前記第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得する命令は、前記第1のシーケンスのサンプルの、オーバーサンプリングと連続位相変調とのための命令を含み、
前記第3のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得する命令は、前記第3のシーケンスのサンプルの帯域幅を低減させる命令と、前記低減された帯域幅を持つ前記第3のシーケンスのサンプルをフィルタリングする命令とを含む〔49〕記載のコンピュータプログラムプロダクト。
〔55〕前記第2のシーケンスのサンプルの数は、前記第1のシーケンスのサンプルの数よりも多く、前記第4のシーケンスのサンプルの数は、前記第3のシーケンスのサンプルの数よりも少ない〔54〕記載のコンピュータプログラムプロダクト。
〔56〕前記フィルタリングする命令は、ルートレイズドコサイン(RRC)フィルタリングする命令を含む〔54〕記載のコンピュータプログラムプロダクト。

Claims (16)

  1. 単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)を使用する通信システムのための送信方法において、
    前記送信方法は、
    変調されたシンボルのデータのシリアルからパラレルへのコンバートを実行して、第1のシーケンスのサンプルを取得することと、
    前記第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得することと、
    前記第2のシーケンスのサンプル上で時間から周波数への変換を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得することと、
    前記第3のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得することと、
    前記第4のシーケンスのサンプル上で周波数から時間への変換を実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得することと、
    前記第5のシーケンスのサンプルのパラレルからシリアルへのコンバートを実行して、第6のシーケンスのサンプルを取得することと、
    ワイヤレスチャネルを通して、前記第6のシーケンスのサンプルを送信することとを含み、
    前記第5のシーケンスのサンプルの数は、前記第3のシーケンスのサンプルの数よりも多く、
    前記第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得することは、前記第1のシーケンスのサンプルの、オーバーサンプリングと連続位相変調とを含み、
    前記第3のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得することは、前記第3のシーケンスのサンプルの帯域幅を低減させることと、前記低減された帯域幅を持つ前記第3のシーケンスのサンプルをフィルタリングすることとを含む送信方法。
  2. 前記第2のシーケンスのサンプル上で変換を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得することは、高速フーリエ変換(FFT)を実行することを含み、
    前記第4のシーケンスのサンプル上で変換を実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得することは、逆高速フーリエ変換(IFFT)を実行することを含む請求項記載の方法。
  3. 前記第2のシーケンスのサンプルの数は、前記第1のシーケンスのサンプルの数よりも多く、前記第4のシーケンスのサンプルの数は、前記第3のシーケンスのサンプルの数よりも少ない請求項記載の方法。
  4. 前記フィルタリングすることは、ルートレイズドコサイン(RRC)フィルタリングすることを含む請求項記載の方法。
  5. 単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)を使用する通信システムのための装置において、
    前記装置は、
    変調されたシンボルのデータのシリアルからパラレルへのコンバートを実行して、第1のシーケンスのサンプルを取得するためのロジックと、
    前記第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得するためのロジックと、
    前記第2のシーケンスのサンプル上で時間から周波数への変換を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得するためのロジックと、
    前記第3のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得するためのロジックと、
    前記第4のシーケンスのサンプル上で周波数から時間への変換を実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得するためのロジックと、
    前記第5のシーケンスのサンプルのパラレルからシリアルへのコンバートを実行して、第6のシーケンスのサンプルを取得するためのロジックと、
    ワイヤレスチャネルを通して、前記第6のシーケンスのサンプルを送信するためのロジックとを具備し、
    前記第5のシーケンスのサンプルの数は、前記第3のシーケンスのサンプルの数よりも多く、
    前記第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得するためのロジックは、前記第1のシーケンスのサンプルの、オーバーサンプリングと連続位相変調とを実行するためのロジックを備え、
    前記第3のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得するためのロジックは、前記第3のシーケンスのサンプルの帯域幅を低減させるためのロジックと、前記低減された帯域幅を持つ前記第3のシーケンスのサンプルをフィルタリングするためのロジックとを備える装置。
  6. 前記第2のシーケンスのサンプル上で変換を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得するためのロジックは、高速フーリエ変換(FFT)を実行するためのロジックを備え、
    前記第4のシーケンスのサンプル上で変換を実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得するためのロジックは、逆高速フーリエ変換(IFFT)を実行するためのロジックを備える請求項記載の装置。
  7. 前記第2のシーケンスのサンプルの数は、前記第1のシーケンスのサンプルの数よりも多く、前記第4のシーケンスのサンプルの数は、前記第3のシーケンスのサンプルの数よりも少ない請求項記載の装置。
  8. 前記フィルタリングするためのロジックは、ルートレイズドコサイン(RRC)フィルタリングするためのロジックを備える請求項記載の装置。
  9. 単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)を使用する通信システムのための装置において、
    前記装置は、
    変調されたシンボルのデータのシリアルからパラレルへのコンバートを実行して、第1のシーケンスのサンプルを取得する手段と、
    前記第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得する手段と、
    前記第2のシーケンスのサンプル上で時間から周波数への変換を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得する手段と、
    前記第3のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得する手段と、
    前記第4のシーケンスのサンプル上で周波数から時間への変換を実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得する手段と、
    前記第5のシーケンスのサンプルのパラレルからシリアルへのコンバートを実行して、第6のシーケンスのサンプルを取得する手段と、
    ワイヤレスチャネルを通して、前記第6のシーケンスのサンプルを送信する手段とを具備し、
    前記第5のシーケンスのサンプルの数は、前記第3のシーケンスのサンプルの数よりも多く、
    前記第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得する手段は、前記第1のシーケンスのサンプルの、オーバーサンプリングと連続位相変調とのための手段を備え、
    前記第3のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得する手段は、前記第3のシーケンスのサンプルの帯域幅を低減させる手段と、前記低減された帯域幅を持つ前記第3のシーケンスのサンプルをフィルタリングする手段とを備える装置。
  10. 前記第2のシーケンスのサンプル上で変換を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得する手段は、高速フーリエ変換(FFT)を実行する手段を備え、
    前記第4のシーケンスのサンプル上で変換を実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得する手段は、逆高速フーリエ変換(IFFT)を実行する手段を備える請求項記載の装置。
  11. 前記第2のシーケンスのサンプルの数は、前記第1のシーケンスのサンプルの数よりも多く、前記第4のシーケンスのサンプルの数は、前記第3のシーケンスのサンプルの数よりも少ない請求項記載の装置。
  12. 前記フィルタリングする手段は、ルートレイズドコサイン(RRC)フィルタリングする手段を備える請求項記載の装置。
  13. そこに記憶されている命令を有しており、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)を使用する通信システムのためのコンピュータ読み取り可能記憶媒体において、
    前記命令は、1つ以上のプロセッサによって実行可能であり、
    前記命令は、
    変調されたシンボルのデータのシリアルからパラレルへのコンバートを実行して、第1のシーケンスのサンプルを取得するための命令と、
    前記第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得するための命令と、
    前記第2のシーケンスのサンプル上で時間から周波数への変換を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得するための命令と、
    前記第3のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得するための命令と、
    前記第4のシーケンスのサンプル上で周波数から時間への変換を実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得するための命令と、
    前記第5のシーケンスのサンプルのパラレルからシリアルへのコンバートを実行して、第6のシーケンスのサンプルを取得するための命令と、
    ワイヤレスチャネルを通して、前記第6のシーケンスのサンプルを送信するための命令とを含み、
    前記第5のシーケンスのサンプルの数は、前記第3のシーケンスのサンプルの数よりも多く、
    前記第1のシーケンスのサンプルの時間ドメインの操作を実行して、第2のシーケンスのサンプルを取得するための命令は、前記第1のシーケンスのサンプルの、オーバーサンプリングと連続位相変調とのための命令を含み、
    前記第3のシーケンスのサンプルの周波数ドメインの操作を実行して、第4のシーケンスのサンプルを取得するための命令は、前記第3のシーケンスのサンプルの帯域幅を低減させるための命令と、前記低減された帯域幅を持つ前記第3のシーケンスのサンプルをフィルタリングするための命令とを含むコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
  14. 前記第2のシーケンスのサンプル上で変換を実行して、第3のシーケンスのサンプルを取得するための命令は、高速フーリエ変換(FFT)を実行するための命令を含み、
    前記第4のシーケンスのサンプル上で変換を実行して、第5のシーケンスのサンプルを取得するための命令は、逆高速フーリエ変換(IFFT)を実行するための命令を含む請求項13記載のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
  15. 前記第2のシーケンスのサンプルの数は、前記第1のシーケンスのサンプルの数よりも多く、前記第4のシーケンスのサンプルの数は、前記第3のシーケンスのサンプルの数よりも少ない請求項13記載のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
  16. 前記フィルタリングするための命令は、ルートレイズドコサイン(RRC)フィルタリングするための命令を含む請求項13記載のコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
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