JP5575499B2 - Gps時計および時刻修正方法 - Google Patents

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Description

本発明は、受信されたGPS信号に含まれる時刻情報に基づいて時刻を修正するGPS時計、および時刻修正方法に関する。
全地球測位システムであるGlobal Positioning System(GPS)は地球上にある受信機の位置を調べるための衛星測位システムであり、測位は捕捉した各衛星からの送信信号の到達時間から距離を求め、各衛星からの距離により受信機の地球上の3次元的な位置を受信機側で演算することにより行われる。測位の精度は到達時間の精度に大きく依存するため、衛星は原子時計に基づく正確な時刻を持っている。
GPS衛星から送られてくるデータの中には測位に利用されるさまざまな情報が含まれており、衛星に搭載された原子時計に基づく時刻のデータ、衛星の軌道情報などが含まれる。ただし、GPS時刻は1980年1月6日にスタートしてから単純にカウントアップされているため、GPS時間はUTC時間とうるう秒の挿入分だけずれている。
(GPS航法データフォーマット)
図2にGPS航法データフォーマットを示す。
GPS航法データの1フレームは5つのサブフレームから構成される。また、25フレームを1マスターフレームと呼ぶ。各サブフレームは6秒で送信され、サブフレーム1から順にサブフレーム5まで送信され、1フレームが一周するのに30秒かかる。サブフレーム4とサブフレーム5には各フレームで異なる情報を持つページがあり、1マスターフレームの中にページ1からページ25まで持っている。すべてのページが一周するのに12.5分かかる。
図3にサブフレームの構成を示す。各サブフレームは10のワードから構成されており、各ワードは30ビットの0/1情報で構成される。1ビットあたりの時間は0.02秒であるから、この0/1信号の周波数は50Hzとなる。また、どのサブフレームでも、ワード1とワード2にはおおよそ同じ情報が含まれている。
ワード1とワード2の構成を図4に示す。
時刻情報は、ワード2の中のTOW(time of week)、または週時間といわれる変数に含まれている。TOWは日曜日の午前0時にスタートする17ビットのカウンタで、ワード2の先頭からの17ビットに相当する。TOWはサブフレーム毎に1カウント増えるため、TOW値に6を掛けると日曜日の午前0時からの積算の秒数になる。この積算秒数に相当する時刻はそのカウントを示したサブフレームの次のサブフレームの先頭と一致する。
ワード1の先頭には8ビットからなるプリアンブルがあり、これはサブフレームの先頭を示す目印となっているため、このプリアンブルを検知することによりサブフレームとの同期を取ることができる。受信機が上記TOW値を取得し、プリアンブルを用いてサブフレームとの同期ができれば正確な時刻を得ることができる。
このように、GPSの航法データは、規定されたテータフォーマットに基づいて周期的に送信されているものであり、時刻情報など特定のデータが格納されている位置は、データフォーマット中の所定のワードに割り当てられている。
これら航法データの周期性および特定データの配置を表わす数値のほか、エフェメリス
やアルマナックなどの衛星の軌道情報パラメータは、航法データの特徴を表わす数値として認識されており、GPS受信機などにおいて受信を行なう際のタイミング制御等に用いられている。
(標準電波時計との違い)
世界各国で送信される長波標準電波はそれぞれ違ったデータフォーマットで時刻・カレンダー情報を送っているが、そのほとんどの場合、1分で1周するフォーマットになっている。そのため時刻情報を複数回取得し、照合等を行って正確な時刻を表示するまで、受信時間は少なくても数分かかる。
従来の標準電波時計ではあらかじめ定められた位置に秒針を移動・停止させることにより、受信動作の状態を表すのが一般的である。複数の停止位置を設けることにより、複数の受信状態を表示することも可能である。
通常時刻表示とは異なる電波受信中を示す停止位置を定め、例えば00秒位置などに、「RX」など特定の表示をほどこす。これを「受信開始表示位置」とし、ここに秒針を停止させることにより受信が開始されたことを示す。なお、「受信開始表示位置」とは別の位置に「受信完了表示位置」を設け、ここに秒針を停止させることにより、受信動作が完了したことを示すものもある。(特許文献1)
また、受信開始を示す「受信開始表示位置」が複数あり、受信する電波の違いによってこれらを使い分ける標準電波時計もある(特許文献2)。特許文献2では受信する電波の送信局の地図上の位置という特定の情報によって2ヶ所の「受信開始表示位置」を使い分けている。
このような複数の送信局からの電波を受信できる標準電波時計において、複数の電波が受信できる環境であったとしても、受信する電波は電波の強さなどによってどちらか1つの送信局が選択されるため、受信時においては、「受信開始表示位置」が実質1ヶ所になる。そのため、特許文献1に示した従来の標準電波時計と同様の問題が生じる。
特開2006-258740号公報(段落56〜60、図3〜4) 特開2003-121571号公報(段落10〜18、図1〜7)
一般的な標準電波時計ではこの「受信開始表示位置」は一ヶ所であるため、「受信開始表示位置」から遠い位置に秒針がいる時に受信動作が開始されると、秒針が移動を開始してから「受信開始表示位置」に移動して停止するまでに時間がかかる。特にモータの駆動方向が1方向である場合、秒針が「受信開始表示位置」を通り過ぎた直後に受信動作が開始された場合は、秒針がほぼ360度移動することになり、受信動作中であることを表示するまでに時間がかかり、また無駄な電力を消費する。
この固定位置までの移動動作には1秒程度かかり、また時刻修正後に秒針が運針を再開し、正しい位置に秒針が移動するためにも同様に1秒程度かかる。
GPS時計では数秒で時刻取得が終了するため、受信中の表示をするためにある一ヶ所に決められた場所へ移動、そして運針を再開するために正しい運針位置に移動、という動作をしている時間に受信動作の大半が終了してしまう。その間ユーザーが秒の情報を見ることのできない時間が生じる。また、モータが短時間に無駄な動作をするため、電力消費
量が上がる。
単純に、「受信開始表示位置」を増やすことによって移動時間を短縮することは可能であるが、やみくもに停止位置をもうけることは受信状態表示の明確さを失い、ユーザーにとって分かりにくくなる。
特許文献2では受信する電波の送信局の地図上の位置という特定の情報によって2ヶ所の「受信開始表示位置」を使い分けているが、まったく同様の機能を有する停止位置を増やすと、時刻表示、受信表示、故障などとの区別がしにくくなるといった問題が生じる。
本発明の目的は、従来例のもつ上記問題点を解消し、低消費電力で使い勝手の良いGPS時計、及び時刻修正方法、または電波修正時計を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明のGPS時計、および時刻修正方法は、以下に示す構成を採用するものである。
GPS信号を受信する受信手段と、
受信した前記GPS信号から航法データを抽出するデコード手段と、
内部時計時刻を計時するとともに、前記航法データの中の現在時刻情報で前記内部時計時刻を修正する計時手段と、
モータにより駆動される指針を用いて表示を行なう時刻表示手段と、を有するGPS時計において、
前記時刻表示手段は、通常時は内部時計時刻を表示しているものであって、
受信の際には、前記航法データの特徴を表わす数値に基づいて設定された複数の位置のうち、受信開始時刻の直後または受信終了予定時刻の直後の位置において、通常時とは異なる指針動作で運針を行なう受信状態表示によって、受信動作の状態を表示するものである。
前記受信状態表示は、前記航法データの特徴を表わす数値に基づいて設定された複数の位置のうち、受信開始時刻の直後または受信終了予定時刻の直後の位置において、通常時よりも長い期間にわたって、指針を一時的に停止することによって、受信動作の状態を表示することができる。
前記航法データの特徴を表わす数値に基づいて設定された複数の位置には、いずれも時刻を表わすマークとは異なる、前記受信状態表示のための専用マークが設けられている。
前記航法データの特徴を表わす数値は、前記航法データを形成するデータフォーマットの構成単位である。
前記構成単位は、ワードの周期を表わすものであり、0.6秒単位である。
前記構成単位は、サブフフレームの周期を表わすものであり、6秒単位である。
前記構成単位は、サブフレームの中の特定ワードの位置を表わすものであり、6秒単位に対して0.6秒単位のオフセットを加えたものである。
前記航法データの特徴を表わす数値に基づいて設定された複数の位置は、6秒間隔である。
前記航法データの特徴を表わす数値に基づいて設定された複数の位置は、6秒の整数倍
の間隔であって、6秒、12秒、18秒、24秒、30秒、36秒、42秒、48秒、54秒および0秒に対応する時刻の指示位置である。
GPS信号を受信する受信手段と、
受信した前記GPS信号から航法データを抽出するデコード手段と、
内部時計時刻を計時するとともに、前記航法データの中の現在時刻情報で前記内部時計時刻を修正する計時手段と、
モータにより駆動される指針を用いて表示を行なう時刻表示手段と、を有するGPS時計において、
受信の際、受信終了予定時刻を表わす位置まで指針を早送りして停止し、
受信動作を行ない時刻修正した後、前記内部時計時刻に合わせて運針を再開するものである。
GPS信号を受信する受信ステップと、
受信した前記GPS信号から航法データを抽出するデコードステップと、
内部時計時刻を計時するとともに、前記航法データの中の現在時刻情報で前記内部時計時刻を修正する計時ステップと、
モータにより駆動された指針を用いて表示を行なう時刻表示ステップと、を有する時刻修正方法において、
前記時刻表示ステップは、通常時は内部時計時刻を表示しているものであって、
受信の際には、前記航法データの特徴を表わす数値に基づいて設定された複数の位置のうち、受信開始時刻の直後または受信終了予定時刻の直後の位置において、通常時とは異なる指針動作で運針を行なう受信状態表示によって、受信動作の状態を表示することができる。
本発明によれば、受信状態であることを表示する位置が複数あることによって、受信表示に移行する際に秒針の移動時間が短縮され、秒針の無駄な動きを最小限に抑えることができるという効果を奏する。
また、受信状態表示位置は、取得すべきデータの周期やワードの位置等の航法データの特徴的な数値に基づいて設定されており、秒針が停止している位置が実際の時刻と近いため、ユーザーがおおよその時刻を把握することができるという効果を奏する。
時計の構成を示す時計外観図である。 GPSの航法データのフォーマットを示す図である。 GPSの航法データのサブフレームを示す図である。 GPSの航法データのワード1、ワード2を示す図である。 時計全体のシステムを示す図である。 第1の態様の各動作時の運針状態を示す時計概略図である。 第1の態様の受信したGPS信号の処理の流れを示すフローチャートである。 第1の態様の受信動作における各時刻を示すタイムチャートである。 第1の態様の受信動作における各時刻を示すタイムチャートである。 第1の態様の受信動作における各時刻を示すタイムチャートである。 第2の態様の受信時の運針状態を示す時計概略図である。 第2の態様の受信動作における各時刻を示すタイムチャートである。 第3の態様の受信時の運針状態を示す時計概略図である。 第3の態様の受信動作における各時刻を示すタイムチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明のGPS時計及び時刻修正方法、さらには電波修正時計の実施例について詳細に説明する。
まず最初に、GPS時計全体のシステムについて、時計システム概略図である図5を用いて説明する。
衛星から送信される電波は、アンテナ505を通して受信手段506で受信され、GPS信号として取り込まれる。このとき、受信手段506の動作は、受信制御手段507によって制御され、押しボタン110などの外部入力手段508や、計時手段503で計時される内部時計時刻に基づき、受信動作の開始や終了が行なわれる。
時計システム501は、受信したGPS信号を入力信号として処理するものであり、受信手段507で符号化された入力信号をデコードして時刻情報を出力するデコード手段502、内部時計時刻を計時したり、デコード手段502から出力される時刻情報で内部時計時刻を修正するための計時手段503、計時手段503に基づいて時刻を表示するための時刻表示手段504からなる。
計時手段503は内部に発振器を持ち、通常の計時時はこれにもとづいて内部時計時刻を管理し、時刻表示手段を用いて時刻を表示する。
衛星電波を受信する際には、衛星から送信される電波が入力信号としてデコード手段502に入り、ここで処理された時刻情報が計時手段503へと出力される。このとき、計時手段503は受信された衛星時刻情報と内部時計時刻を比較し適正に内部時計時刻の修正を行い、その結果に応じて表示手段を制御する。
次に、図5に示した構成による具体的な動作について、受信の際の表示形態として秒針の制御を行なう場合を例として、図1と図6〜図10を用いて第1の実施例を説明する。
図1は本実施例のGPS時計の構成を示す時計外観図、図6は図1の時計による指針の動作を説明するための時計概略図であり、aからb、さらにはcへと時間の経過とともに指針が動く様子を示している。また図7は受信したGPS信号の処理の流れを示すフローチャートである。
また、図8〜図10はその処理の各過程に対応した各部での時刻を示すタイムチャートであり、想定されるいくつかのケースを代表例として示したものである。
図1においてそれぞれ101は秒針、102は長針、103は短針、104は文字盤である。また、105は秒目盛、106は時目盛である。107は停止位置マークであり、本実施例では6秒ごとに、計10個の停止位置マークが配置されている。108はケース、109はりゅうず、110は押しボタンである。
なお、停止位置マーク107は図中のような太線に限らず、点、凹凸、数字・文字の色分け、字体違いなどユーザーが識別できるあらゆるものを含む。また、マーク位置についても、文字盤にかぎらず、ベゼル、ケース表面上等、ユーザーが認識できればどこでもよい。
図6のa〜cはそれぞれ、通常運針状態、受信状態、運針再開状態での指針の動作を示すが、指針を含めた各構成要素は図1と共通のものとする。
(内部時計時刻のずれが小さい場合)
最初に、内部時計時刻が衛星電波時刻と停止位置マーク107の間隔である6秒以下ずれている場合について図8を用いて説明する。
図8は、内部時計時刻が1秒遅れている場合の例である。受信開始前の状態では、衛星
電波時刻の秒が57、58、59と歩進するのに対して、内部時計時刻の秒は56、57、58と1秒遅れで計時されており、それが秒表示となって時刻表示手段に表示されている。図6(a)に示すように、秒針が57を指すとき、衛星電波時刻は58秒である。
計時手段503での内部時計時刻に基づく定時受信により、もしくはユーザーが押しボタン110を操作することでの強制受信により、受信動作が開始され、その直後に秒針は受信終了予定時刻の直後となる06秒位置の停止位置マークへ移動する(図6(b))。
ここで「移動」とは秒針が一回の連続動作で時計文字盤の1目盛以上の移動をすることを意味し、本実施例では1目盛は1秒に対応する。
図6(b)では秒針が停止位置マークに移動して停止して、運針が再開されるまでの数秒間この状態を保持することにより、通常運針状態とは表示形態を異ならせることで、時計システムが受信中であることをユーザーに示す。
本実施例では衛星電波の受信処理に5秒かかると想定すると、衛星電波時刻が05秒になる直前に時計が衛星電波時刻を得て、内部時計が修正され、衛星電波の時刻に同期したタイミングで秒針の運針が再開される(図6(c))。
図6(c)は、運針再開後1秒経過した状態を示している。
次に、計時手段503による、受信したGPS信号の処理のおおまかな流れを図7のフローチャートを用いて説明する。
あらかじめ定めされた、計時手段503での内部時計時刻における定時受信が開始する際、もしくは外部入力手段508で検出したユーザーからのボタン操作によって強制受信が開始する際に、計時手段はデコード手段に受信開始信号を送り、受信動作が開始される(S01)。
受信動作が開始すると、秒針が停止位置マークへ移動して停止する(S02)。
次にデコード手段が衛星を捕捉して入力信号をデコードし、航法データを出力するまで待つ(S03)。
環境等の条件でデコード手段が衛星の捕捉に失敗したり、航法データをデコードできない場合は、デコード手段は航法データを出力しない。
一定時間待って、航法データが出力されない場合はステップS03での処理失敗(NG)とし、受信停止処理を行う(S10)。ステップS10では取得した情報は破棄し、デコード手段を停止する。その後、秒針を内部時計時刻に同期して運針を再開し(S08)、受信処理を終了する(S09)。
一方、航法データが出力された場合は、プリアンブルの照合を行う(S04)。
プリアンブル位置から所定のビット数離れたTOWを取得し(S05)、取得したTOWが時刻情報として妥当であるか、また内部時計と比較をしてその時刻情報が妥当であるか、を判定する(S06)。
一定時間待って、ステップS04〜ステップS06の間で処理がNGになった場合はステップS03の処理失敗時と同様に受信動作の停止処理を行う。
取得した時刻情報が妥当であると判断された場合、内部時計の修正を行う(S07)。
その後、内部時計と同期するように運針を再開し(S08)、受信動作を停止する(S09)。
この一連の処理に対応した計時手段の動作を図8のタイムチャートを使って詳細に説明する。
図の例では、受信動作に入る前、内部時計時刻は衛星電波時刻に対して1秒遅れている。この時、表示手段は内部時計時刻と同期している。
内部時計時刻が59秒になった瞬間に受信が開始され、その瞬間に表示手段の秒針は受信開始時刻から数えて受信処理の終了が想定される時刻の秒から一番近い次の停止位置マークに移動する。この場合、受信開始59秒+受信処理5秒=64秒となり、一番近い次の停止位置マークが06秒位置であるから、秒針が06秒位置に移動する。受信動作中、内部時計は受信開始前と同様に計時を継続する。
受信処理が終了した瞬間に内部時計は衛星電波時刻に同期した05秒に修正され、そこから通常どおり、05秒、06秒、07秒...と断続的に時刻を刻む。この受信処理が終了した瞬間に内部時計時刻は05秒になるが、表示手段はまだ06秒位置に固定されている。内部時計時刻が07秒になった瞬間に、内部時計時刻と同期するように運針が再開される。
この一連の受信、時刻修正の動作において、秒針は1回の移動と、停止、運針再開といった最小限の秒針状態変化でその時計の受信状態を示すことができる。
この制御では秒針の一回の移動は文字盤の6目盛以内となるため、この移動に要する時間は一般的に100ms以下である。ユーザーが秒針の移動中の秒針を見る時間は極めて短いが、通常1秒で1目盛りを刻んで運針している状態から、最大6目盛を一気に移動した後6秒間停止し、その後また通常運針状態に戻る、といったように通常時とは異なる指針動作で運針を行なうことで受信状態にあることを示すことが可能となる。特に、通常時よりも長い期間にわたって、指針を一時的に停止しているため、受信開始時の上記秒針移動を見なかったとしても、受信状態表示にあることは充分に認識可能となる。
また、内部時計時刻に同期するように待ってから運針を再開することにより、秒針が両方向へ移動することを必要としない。それにより秒針は常に一定回転方向にしか進まず、モータの駆動方向を1方向のみとできるため時計システムの簡素化やのコストの削減につながる。
また、受信する航法データに応じて停止位置が複数設定されていることから、受信中、秒針が停止している状態の時でも、受信開始時の内部時計時刻が大きく狂っていなければ、受信を開始した時刻、この例では59秒、と停止位置、06秒の間に現在時刻があることが分かり、ユーザーはおおよその時刻を知ることができる。
上記例では、秒針が移動して停止する位置として「受信終了予定時刻の直後の位置」を用いており、受信開始時の内部時計時刻59秒に、想定される衛星電波の受信処理時間5秒を足した受信処理終了予定時刻04秒に対し、次の停止位置である06秒位置に秒針が移動して停止すると説明した。
同様にして、秒針の移動先として「受信開始時刻の直後」の位置を用いてもよい。その場合、受信開始時の内部時計時刻59秒に対し、次の停止位置となる00秒に秒針を移動することになる。受信処理中は00秒に停止しており、運針が再開する際に修正された内部時計時刻の位置へ秒針がジャンプする。その際、受信処理が終了してただちに運針を開始する場合は04秒位置にジャンプし、運針を再開することになる。また、受信動作中であったこと又は受信動作が終了して通常動作に戻ることをより印象付けるために、次の停止位置もしくは停止位置の1秒先までジャンプして、そこから運針を再開することでの受信状態表示を行なうことも可能である。
(時刻情報取得失敗時)
受信処理に失敗した場合の停止処理(図7のS10)を行なう場合について、図9のタイムチャートを使って説明する。受信処理後に内部時計の修正を行なわない点、および受信処理後の動作が異なっているが、受信処理中を含めそれ以前の動作については図8と同じである。
内部時計時刻が1秒遅れている状態で受信動作を開始するも受信処理に失敗し、正しい衛星時刻情報が得られなかった場合には、内部時計の修正は行なわず、内部時計時刻が07秒になるのを待って運針を再開する。
標準電波時計の場合は、早期に受信が難しいと判断され、受信動作を停止したとしても
、内部時計時刻が針位置に追いつくまで運針を停止しなければならず、ユーザーの利便性が落ちる。
もしくは、簡素な時計システムを変更し、秒針が両方向に移動できるようなシステムにおいて、受信失敗時に秒針を逆回転させて、通常運針位置まで戻すといった方法をとらないといけない。
このような場合でも、本実施例の構成であれば、前述のとおり秒針の移動時間が短く、また秒針が両方向へ移動することを必要とせず、さらには、ユーザーがおおよその時刻を知ることが可能となる。
(内部時計時刻が大きくずれている場合)
次に内部時計時刻が衛星電波時刻と停止位置マーク107の間隔である6秒以上ずれている場合について図10を用いて説明する。図10において、受信開始前の通常運針状態では、内部時計時刻は衛星電波時刻に対して6秒遅れている。
この状態において内部時計時刻が54秒のときに受信動作が開始されたとする。ここから受信処理時間の5秒を足すと、54秒+5秒=59秒となり、受信終了予定時刻に一番近い次の停止位置マークが00秒位置であるから、秒針は00秒位置の停止位置マークに移動し、その後一時停止して受信中であることを示す。
衛星電波時刻が05秒になったとき受信処理が終了し、この時、計時手段は、衛星電波時刻が05秒であるのに対して、秒針停止位置である00秒が、これより手前であることを検知しているため、内部時計時刻が05秒になった瞬間にただちに運針を再開する。運針が再開されたとき、秒針は00秒位置にあるため、運針再開時に秒針は05秒位置へ移動し、その後、通常運針を続ける。
次に、本発明の第2の態様について図11〜図12を用いて説明する。
図11は、第2の態様における時計概略図であり、図12はそれに対応したタイムチャートである。図11における構成要素は図1と共通とする。
図11において、停止位置マークは、02秒、08秒、14秒...56秒に配置されている。図11では秒針は02秒の停止位置マークを指し、時計システムが受信中であることを示す。
第2の態様において受信処理は3秒で終了すると想定する。図12に示されるように、内部時計時刻58秒で受信が開始され、受信開始58秒+3秒=01秒に受信処理の終了が想定されるため、一番近い次の停止位置マークが02秒位置、となり、秒針は02秒の停止位置マークで停止し、受信中であることを示す。
受信処理が3秒で終了し、衛星電波時刻02秒と同期して内部時計時刻が修正される。ここまで、秒針は02秒位置で停止しており、内部時計時刻が03秒になる時、運針が再開される。
これはGPSの航法データフォーマットの特徴を用いた効率的な受信状態表示・運針方法である。前述のとおり、GPS信号のフレームはサブフレーム1〜サブフレーム5までで一周しており、フレームの先頭は衛星電波時刻の00秒、もしくは30秒と同期する(図2)。
図4で示したように、TOWはワード2に含まれるが、TOWの最後のビットからワード2終端までには13ビットあり、一般的なデコード手段であれば、13ビット×0.02秒=0.26秒の間にTOW値から現在時刻を演算することが十分可能である。
ワード2終端の衛星電波時刻は、1.2秒、7.2秒、13.2秒...55.2秒であるから、ワード2終端の次の整数時刻は、02秒、08秒、14秒...56秒となる。第2の態様では上述のとおりこれらの整数位置を利用した効率的な受信状態表示・運針
方法となっている。
このように第2の態様ではより早く運針を再開するためにこれらの秒数位置を停止位置としてマークを配置するとより効率的な受信状態の表示と運針が可能としている。
上記の方法以外に、停止位置マーク配置、衛星電波時刻と内部時計時刻の差、受信処理時間、受信成功・失敗、等の条件を組み合わせることにより多様な受信状態表示・運針形態が考えられる。
各サブフレームの一ヶ所にTOWが含まれ、サブフレームが6秒単位であることから
6秒間隔の停止位置マークによって効率的な受信状態表示・運針が可能となるが、運針再開の時刻は受信処理の時間などの条件によって変わってくるため
停止位置マークの配置の方法は
00秒、06秒、12秒...54秒
01秒、07秒、13秒...55秒
02秒、08秒、14秒...56秒
03秒、09秒、15秒...57秒
04秒、10秒、16秒...58秒
05秒、11秒、17秒...59秒
などの組み合わせが考えられ、6秒間隔であれば上記の受信状態表示・運針が適用できる。
時計システムや文字盤デザインなどの自由度を上げるため、1つ飛ばしにして12秒間隔にマークを配置したり、2つ飛ばしにして18秒間隔や4つ飛ばしにして30秒間隔などに配置することも可能である。
また、上記の間隔を組み合わせた、変則的な間隔も可能である。たとえば、6秒間隔と12秒間隔を交互にして、00秒、06秒、18秒、24秒、36秒、42秒、54秒
といった方法も文字盤デザインの自由度に寄与する。18秒間隔や24秒間隔の場合はその整数倍が60にならないため、必然的に複数種の組み合わせによる変則的な停止位置マークの配置となる。
また、さらに効率的、迅速な運針再開を可能とするのであれば、1ワードに対応する0.6秒単位に基づいて配置された目盛、停止位置マークなどを利用することも可能であり、例えば上述したように、ワード2終端の衛星電波時刻1.2秒、7.2秒、13.2秒...55.2秒に対して、ワード2終端の次の整数時刻02秒、08秒、14秒...56秒の各位置にマークを配置するようにする。
次に、本発明の第3の態様について図13〜図14を用いて説明する。
GPS信号の航法データフォーマットの中でなんらかの時刻に関わる情報を得られる場所はTOWに限らない。例えばプリアンブルは各サブフレームの先頭を示し、6秒単位の時刻を示していることになる。これを利用した受信状態の表示、運針方法について図13〜図14を用いて説明する。
図13は、第3の態様における時計概略図であり、図14はそれに対応したタイムチャートである。図13における構成要素は図1と共通とする。
図13において、停止位置マークは、01秒、07秒、13秒...55秒の位置に配置されている。図13において秒針は01秒の停止位置マークを指し、時計システムが受信中であることを示す。
第3の態様において受信処理はプリアンブルの同期だけを取っており、TOW値から現在時刻を演算するなどの処理が不要であるために短時間の2秒で終了すると想定する。図14に示されるように、内部時計時刻58秒で受信が開始され、受信開始58秒+2秒=00秒に受信処理の終了が想定されるため、一番近い次の停止位置マークが01秒位置、となり、秒針は01秒の停止位置マークで停止し、受信中であることを示す。受信処理が2秒で終了し、衛星電波時刻01秒と同期して内部時計時刻が修正される。
第3の態様において計時手段はTOWを取得していないため、週時間の情報を持っていないが、内部時計時刻と衛星電波時刻のずれが少ないこと想定し、内部時計時刻からもっとも近いサブフレームの先頭、この場合00秒、の次の整数秒、この場合は01秒、に内部時計時刻が修正される。
ここまで、秒針は01秒位置で停止しており、内部時計時刻が02秒になる時、運針が再開される。
これまで説明した各実施例において、受信時の秒針移動先として「受信終了予定時刻の直後の位置」を用いる場合の説明では、所定時間内に受信処理が終了するものとしていたが、通信エラー発生より受信処理時間が想定以上にかかる場合など、最初に予想した受信終了時刻の次の停止位置の時刻になっても受信処理が終了しない場合は、内部時計時刻が当該位置の時刻となった瞬間に、秒針がさらに先の停止位置まで移動し、そこで受信処理が終了するのを待つようにする。以降、受信処理が終了するまでこれを繰り返すことになる。この動作を繰り返している間に受信処理が終了すると、それ以降の動作は、上記の各実施例で説明した動作を経て運針を再開することになる。
また、上記いずれの例でも、受信時の秒針の移動先には受信状態であることを表わす専用のマークが設けられており、その停止位置マークの位置で一時停止するものとして説明してきた。
本発明は、複数ある位置のいずれか1つに移動すること、およびその位置で通常時より長い時間停止するということ、それ自体の動作または状態をもって受信状態であることを表わすものであるため、停止位置マークの有無とは直接関係が無く、取扱説明書に記載するなどユーザーに知らしめておきさえすれば停止位置マークが無くとも目的は達成されることになる。
なお、停止位置マークがあったほうがよりわかりやすく、また航法データの特徴を表わす数値に基づいて(例えば6秒間隔で、00秒、06秒、12秒...54秒の位置に)専用マークが付けられているため、一目でGPS時計であることが認識できることになり、マークがあることで別の効果が備わることになる。
101 秒針
102 長針
103 短針
104 文字盤
105 秒目盛
106 時目盛
107 停止位置マーク
108 時計ケース
109 りゅうず
110 押しボタン

501 時計システム
502 デコード手段
503 計時手段
504 時刻表示手段
505 アンテナ
506 受信手段
507 受信制御手段
508 外部入力手段

S01 受信動作開始ステップ
S02 秒針移動・停止ステップ
S03 航法データ出力ステップ
S04 プリアンブル照合ステップ
S05 TOW取得ステップ
S06 内部時計照合ステップ
S07 内部時計修正ステップ
S08 秒針運針再開ステップ
S09 受信動作終了ステップ
S10 停止処理ステップ

Claims (10)

  1. GPS信号を受信する受信手段と、
    受信した前記GPS信号から航法データを抽出するデコード手段と、
    内部時計時刻を計時するとともに、前記航法データの中の現在時刻情報で前記内部時計時刻を修正する計時手段と、
    モータにより駆動される指針を用いて表示を行なう時刻表示手段と、を有するGPS時計において、
    前記時刻表示手段は、通常時は内部時計時刻を表示しているものであって、
    受信の際には、前記航法データの特徴を表わす数値に基づいて設定された複数の位置のうち、
    受信開始時刻の直後または受信終了予定時刻の直後の位置において、
    通常時とは異なる指針動作で運針を行なう受信状態表示によって、受信動作の状態を表示するものであり、
    前記航法データの特徴を表わす数値は、前記航法データを形成するデータフォーマットの構成単位であるサブフフレームの周期を表わすものであって、6秒であり、
    前記航法データの特徴を表わす数値に基づいて設定された複数の位置は、6秒間隔で存在することを特徴とするGPS時計。
  2. 前記受信状態表示は、
    前記航法データの特徴を表わす数値に基づいて設定された複数の位置のうち、
    受信開始時刻の直後または受信終了予定時刻の直後の位置において、
    通常時よりも長い期間にわたって、指針を一時的に停止することによって、受信動作の状態を表示するものであることを特徴とする請求項1に記載のGPS時計。
  3. 前記航法データの特徴を表わす数値に基づいて設定された複数の位置には、
    いずれも時刻を表わすマークとは異なる、前記受信状態表示のための専用マークが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のGPS時計。
  4. 前記航法データの特徴を表わす数値に基づいて設定された複数の位置は、6秒の整数倍の指示位置であって、6秒、12秒、18秒、24秒、30秒、36秒、42秒、48秒、54秒および0秒に対応する時刻の指示位置であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のGPS時計。
  5. GPS信号を受信する受信手段と、
    受信した前記GPS信号から航法データを抽出するデコード手段と、
    内部時計時刻を計時するとともに、前記航法データの中の現在時刻情報で前記内部時計時刻を修正する計時手段と、
    モータにより駆動される指針を用いて表示を行なう時刻表示手段と、を有するGPS時計において、
    前記時刻表示手段は、通常時は内部時計時刻を表示しているものであって、
    受信の際には、前記航法データの特徴を表わす数値に基づいて設定された複数の位置のうち、
    受信開始時刻の直後または受信終了予定時刻の直後の位置において、
    通常時とは異なる指針動作で運針を行なう受信状態表示によって、受信動作の状態を表示するものであり、
    前記航法データの特徴を表わす数値は、前記航法データを形成するデータフォーマットの構成単位であるサブフレームの中の特定ワードの位置を表わすものであって、
    6秒単位に対して0.6秒単位のオフセットを加えたものであり、
    前記航法データの特徴を表わす数値に基づいて設定された複数の位置は、6秒間隔で存在することを特徴とするGPS時計。
  6. 前記航法データの特徴を表わす数値に基づいて設定された複数の位置は、
    サブフレームの中の特定ワードの位置を表わす、6秒単位に対して0.6秒単位のオフセットを加えた数値の次の整数位置である
    ことを特徴とする請求項5に記載のGPS時計。
  7. GPS信号を受信する受信手段と、
    受信した前記GPS信号から航法データを抽出するデコード手段と、
    内部時計時刻を計時するとともに、前記航法データの中の現在時刻情報で前記内部時計時刻を修正する計時手段と、
    モータにより駆動される指針を用いて表示を行なう時刻表示手段と、を有し、
    受信の際、前記航法データの特徴を表わす数値に基づいて設定された複数の位置のうち、受信開始時刻の直後または受信終了予定時刻の直後の位置まで指針を早送りして停止し、受信動作を行ない時刻修正した後、前記内部時計時刻に合わせて運針を再開するGPS時計において、
    前記航法データの特徴を表わす数値は、前記航法データを形成するデータフォーマットの構成単位であるサブフフレームの周期を表わすものであって、6秒であり、
    前記航法データの特徴を表わす数値に基づいて設定された複数の位置は、6秒間隔で存在することを特徴とするGPS時計。
  8. GPS信号を受信する受信手段と、
    受信した前記GPS信号から航法データを抽出するデコード手段と、
    内部時計時刻を計時するとともに、前記航法データの中の現在時刻情報で前記内部時計時刻を修正する計時手段と、
    モータにより駆動される指針を用いて表示を行なう時刻表示手段と、を有し、
    受信の際、前記航法データの特徴を表わす数値に基づいて設定された複数の位置のうち、受信開始時刻の直後または受信終了予定時刻の直後の位置まで指針を早送りして停止し、
    受信動作を行ない時刻修正した後、前記内部時計時刻に合わせて運針を再開するGPS時計において、
    前記航法データの特徴を表わす数値は、前記航法データを形成するデータフォーマットの構成単位であるサブフレームの中の特定ワードの位置を表わすものであって
    6秒単位に対して0.6秒単位のオフセットを加えたものであり、
    前記航法データの特徴を表わす数値に基づいて設定された複数の位置は、6秒間隔で存在することを特徴とするGPS時計。
  9. 前記航法データの特徴を表わす数値に基づいて設定された複数の位置は、
    サブフレームの中の特定ワードの位置を表わす、6秒単位に対して0.6秒単位のオフセットを加えた数値の次の整数位置である
    ことを特徴とする請求項に記載のGPS時計。
  10. GPS信号を受信する受信ステップと、
    受信した前記GPS信号から航法データを抽出するデコードステップと、
    内部時計時刻を計時するとともに、前記航法データの中の現在時刻情報で前記内部時計時刻を修正する計時ステップと、
    モータにより駆動された指針を用いて表示を行なう時刻表示ステップと、を有する時刻修正方法において、
    前記時刻表示ステップは、通常時は内部時計時刻を表示しているものであって、
    受信の際には、前記航法データの特徴を表わす数値に基づいて設定された複数の位置のうち、
    受信開始時刻の直後または受信終了予定時刻の直後の位置において、
    通常時とは異なる指針動作で運針を行なう受信状態表示によって、受信動作の状態を表示するものである
    前記航法データの特徴を表わす数値は、前記航法データを形成するデータフォーマットの構成単位であるサブフフレームの周期を表わすものであって、6秒であり、
    前記航法データの特徴を表わす数値に基づいて設定された複数の位置は、6秒間隔で存在することを特徴とする時刻修正方法。
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