JP5575330B2 - 通信システムおよびゲートウェイ - Google Patents

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Description

本発明は、電力等の自動検針システムにおいて利用されるメッシュネットワークを含んだ通信システムに関する。
従来の無線メッシュ(他にアドホックやマルチホップとの呼称があるが、本明細書ではメッシュと称する)通信技術においては、無線端末が無線メッシュネットワークに新たに参入する場合、参入を希望する無線端末は、通信相手先の無線端末や基地局との間の無線通信における、受信信号強度、消費電力、セキュリティーレベル、耐干渉波特性などの情報に基づいて、通信路状態を判断し、通信品質と伝送速度が最適となるネットワークに参入するようにしている(例えば、特許文献1)。
また、無線メッシュ通信技術の応用例として、無線メッシュ通信技術を用いて電力などの自動検針を行う自動検針システムが知られている。従来の自動検針システムでは、戸建・集合住宅などの需要家各戸に設置されている電力、ガス、水道のメーターに、無線の通信機を実装し、メーターに実装された通信機は、メーターから取得した電力、ガス、水道量などの検針データを、直接または周囲の他の通信機を介して上位系システム(検針データ管理装置、業務管理装置等)へ伝送する。この自動検針システムは、広域かつ大規模なシステムとなることから、電柱等の上にゲートウェイ(他にコンセントレータや集約装置との呼称があるが、本明細書ではゲートウェイと称する)を設置し、検針データを段階的に集約しており、各戸よりデータを伝送する際は、無線のメッシュ通信によるルーティング機能などの仕組みを適用することにより、効率的に検針データを収集することが提案されている(例えば、非特許文献1)。なお、通信機(通信機能)が実装されメーターはスマートメータと呼ばれる。
特開2003−324443号公報
後藤田他,「情報・制御の融合による自動検針(AMI)ソリューション」日立評論,2010年8月号,34〜37頁
無線メッシュ通信技術を適用した従来の自動検針システムでは、通信路状態を判断し、参入する無線メッシュネットワークを選択しているが、各ゲートウェイが収容するメーター(スマートメータ)数の均衡化、すなわちゲートウェイ間の負荷分散は考慮されていないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、各ゲートウェイが収容するスマートメータ数を均衡化してゲートウェイ間の負荷分散を自律的に図ることが可能なメッシュネットワークを実現する通信システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる通信システムは、ゲートウェイ、当該ゲートウェイに収容され、電力、ガスおよび水道の中の少なくとも1つについての使用量を計測する1つ以上のノード、により形成された複数の無線メッシュネットワークと、前記ゲートウェイ各々に収容されているノードの数を管理するとともに前記ノードによる計測結果を収集して管理する管理サーバとを備え、前記ノードは、無線メッシュネットワークへの参入を希望する場合、直接または他のノードを介して接続が可能なゲートウェイの中の少なくとも1つに対して、接続が可能なゲートウェイの情報を通知するとともに参入を要求し、前記ゲートウェイは、自身が管理している無線メッシュネットワークである自ネットワークへの参入要求をノードから受けると、自身が収容しているノードの数と、要求元のノードが接続可能な他のゲートウェイが収容しているノードの数とを確認し、自身が収容しているノード数よりも収容ノード数が少ない他のゲートウェイが存在する場合には、当該他のゲートウェイが管理している無線メッシュネットワークに参入するよう、要求元のノードに対して指示を行うことを特徴とする。
本発明にかかる通信システムによれば、無線メッシュネットワークへの参入要求を受けたゲートウェイは、自身が収容しているノード数よりも収容ノード数が少なく、かつ参入要求元のノードが接続可能な他のゲートウェイが存在する場合、他のゲートウェイが管理している無線メッシュネットワークに参入するよう指示するので、ゲートウェイ間の負荷分散を自律的に図ることが出来るという効果を奏する。
図1は、本発明にかかる通信システムの構成例を示す図である。 図2は、無線メッシュネットワークに対してスマートメータが新たに参入する場合の例を示す図である。 図3は、実施の形態1の通信システムにおける制御動作を説明するための図である。 図4は、実施の形態2の通信システムにおける制御動作を説明するための図である。 図5は、実施の形態3の通信システムにおける制御動作を説明するための図である。 図6は、実施の形態4の通信システムにおける制御動作を説明するための図である。 図7は、実施の形態5の通信システムにおける制御動作を説明するための図である。 図8は、無線メッシュネットワークに対してスマートメータが新たに参入する場合の例を示す図である。 図9は、無線メッシュネットワークに対してスマートメータが新たに参入する場合の例を示す図である。 図10Aは、実施の形態6の通信システムにおける制御動作を説明するための図である。 図10Bは、実施の形態6の通信システムにおける制御動作を説明するための図である。 図11は、実施の形態7の通信システムにおける制御動作を説明するための図である。
以下に、本発明にかかる通信システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる通信システムの構成例を示す図である。本発明にかかる通信システムは、サーバ装置1および2と、広域ネットワーク3を介してこれらのサーバ装置に接続されているゲートウェイ10(以下、GW#1と記載する場合もある)およびゲートウェイ20(以下、GW#2と記載する場合もある)と、ゲートウェイ10または20に直接または間接的に接続する複数のスマートメータ101〜113および201〜212と、を含んで構成されている。各ゲートウェイは、配下のスマートメータとともに無線メッシュネットワークを形成している。
図1に示した通信システムにおいて、サーバ装置1は、電力、ガス、或いは、水道量等の検針データをゲートウェイ10または20を介してスマートメータ(無線メッシュネットワークに参入済みのスマートメータ)から収集する。サーバ装置2は、各無線メッシュネットワーク内の経路や状態(各ゲートウェイに収容されているスマートメータの数、各スマートメータの設置位置など)を管理する。各ゲートウェイ(GW#1,GW#2)は、配下のスマートメータとともに形成している無線メッシュネットワークと広域ネットワーク3とを接続する。各スマートメータ(スマートメータ101〜113,201〜212)は、無線通信により他のスマートメータまたはゲートウェイと接続する機能、および、電力、ガス、水道などの使用量を計測する機能(検針機能)を有する。検針機能においては、電力などの使用量のうち、少なくとも1つ以上を計測する。スマートメータ101〜113は、ゲートウェイ10(GW#1)を介して、サーバ装置1,2との間で双方向のデータ通信を行う。スマートメータ201〜212は、ゲートウェイ20(GW#2)を介して、サーバ装置1,2との間で双方向のデータ通信を行う。なお、図1において、各ゲートウェイとスマートメータを結ぶ点線,スマートメータ同士を結ぶ点線は、無線メッシュネットワークの通信経路を示している。
スマートメータの無線通信機能は、特定小電力無線、或いは、無線LAN(Local Area Network)(IEEE802.11)、ZigBee(IEEE802.15.4)等のいずれか1つ、または複数に準拠したものとする。また、サーバ装置1,2は機能が異なるため、個別の装置としているが、検針データを収集機能と、無線メッシュネットワーク内の経路や状態の管理機能を有する1台の装置で実現しても良い。広域ネットワーク3は、各ゲートウェイと各サーバ装置との間のネットワークであり、携帯電話等の無線、或いは、光ファイバや電話線(モデム、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line))等を用いた有線方式の広域ネットワークである。
図2は、図1に示した通信システムに含まれている無線メッシュネットワークの中の1つに対してスマートメータが新たに参入する場合の例を示す図である。具体的には、スマートメータ301を新たに設置し、GW#1配下の無線メッシュネットワークまたはGW#2配下の無線メッシュネットワークに参入させる場合を示している。図2においては、スマートメータ301の電波の到達範囲を一点鎖線で示しており、スマートメータ301の設置位置は、GW#1配下のスマートメータ113およびGW#2配下のスマートメータ212と通信が可能な位置となっている。図3は、実施の形態1の通信システムにおける制御動作を説明するための図であり、具体的には、図2に示した位置にスマートメータ301を新たに設置する場合の動作の一例を示すシーケンス図である。これらの図2,図3を用いて、本実施の形態の動作(スマートメータ301が無線メッシュネットワークに新たに参入する場合の動作)を説明する。なお、これ以降の説明においては、サーバ装置1と2を区別するために、サーバ装置2をネットワーク管理サーバ2と呼ぶ。
新たにスマートメータ301を設置すると、始めに参入先の無線メッシュネットワークを選択するために、隣接探索動作(ステップS101)を実施する。このステップS101において、スマートメータ301は、まず、探索応答メッセージ受信待ちのタイマーを起動し、探索要求メッセージをブロードキャストする(ステップS102)。
ブロードキャストされた探索要求メッセージは、スマートメータ301の電波の到達範囲内に存在する隣接のスマートメータ113および212に到達し、スマートメータ113および212は、参入先の無線メッシュネットワークを示すゲートウェイのID(#1または#2)とゲートウェイまでのホップ数を探索応答メッセージに載せ、スマートメータ301に対して送信する(ステップS103、S104)。ここで、ホップ数とは、ゲートウェイから何台のスマートメータを経由して自ノードまで到達するかを示す数であり、ゲートウェイと直接通信可能な場合は1、1台のスマートメータを経由する場合は2、N台のスマートメータを経由する場合はN+1となる。
スマートメータ301は、探索応答メッセージ受信待ちのタイマーがタイムアウトした時点で、それまでに(タイマーを起動してからタイムアウトするまでの間に)受信した単一、または複数の探索応答メッセージの中からゲートウェイまでのホップ数が最も少ないものを選択し、当該選択したメッセージの送信元スマートメータを、参入する無線メッシュネットワークの接続先とする。図2,図3の場合、スマートメータ113のホップ数が最少となるため、ここではスマートメータ113(GW#1側)を参入する無線メッシュネットワークの接続先とする(ステップS105)。このとき、GW#2は隣接ゲートウェイとして扱う。
なお、ゲートウェイまでのホップ数が最少のものが複数存在する場合(M個の探索応答メッセージを受信し、その内N個(M≧N)の探索応答メッセージが同じホップ数の場合)、N個の探索応答メッセージから1つを選択可能なように、メッセージ受信時の受信信号強度(RSSI(Receive Signal Strength Indicator))等、異なる選択条件を複数設けておく。
また、探索応答メッセージ受信待ちのタイマーがタイムアウトした時点で、1つも探索応答メッセージを受信出来ていない場合は、再度、探索応答メッセージ受信待ちのタイマーを起動し、探索要求メッセージをブロードキャストし(ステップS102)、探索応答メッセージが受信出来るまでこの動作を繰り返し実施する。
ステップS101の隣接探索動作(ステップS102〜S105)を実施して参入先の選択が完了すると、次に、スマートメータ301は、応答待ちタイマーを起動して、参入する無線メッシュネットワークの接続先として選択した隣接するスマートメータ113を介し、参入先の無線メッシュネットワークを管理するGW#1に対して参入登録要求メッセージを送信する(ステップS106)。このとき、先のステップS101(隣接探索動作)において、他に参入可能な無線メッシュネットワーク(GW#1以外のGWに管理されている無線メッシュネットワーク)が存在していた場合、この参入可能な他の無線メッシュネットワークを示すGWのIDを併せて通知する。ここでは、GW#2のID(=#2)を隣接GWのIDとして、併せて通知する。また、図示を省略しているが、参入登録要求メッセージには、ゲートウェイ側での認証処理で必要な情報(認証情報)が含まれている。
応答待ちタイマーがタイムアウトするまでに、GW#1からの参入登録応答メッセージが受信出来ない場合、スマートメータ301は、再度参入登録メッセージの送信を行ない、応答待ちタイマーのタイムアウト前にGW#1からの参入登録応答メッセージを受信した場合は、応答待ちタイマーを停止する。
GW#1は、受信した参入登録要求メッセージに含まれる認証情報を用いてスマートメータ301を認証し(ステップS107)、自身が管理する参入してきたスマートメータの数、すなわち収容数を、隣接するゲートウェイ(ここではGW#2となる)側の収容数と比較する(ステップS108)。隣接するGW#2側の収容数は、ネットワーク管理サーバ2で管理されており、GW#1は、隣接するゲートウェイ側の収容数の情報をネットワーク管理サーバ2から予め取得して保持している(収容数の情報を取得する動作については後述する)。本例では隣接するゲートウェイ側の収容数が少ないため、参入登録要求メッセージに含まれる隣接するゲートウェイの情報をもとに、スマートメータ301が他の無線メッシュネットワークに参入可能か否かを判断する(ステップS109)。
なお、ステップS107の認証(スマートメータ301の認証)において、認証不成立の場合は、登録受付不可(NG)を付与した参入登録応答メッセージを送信する。
GW#1は、隣接するGW#2側の収容数が少なく、かつスマートメータ301がGW#2配下の無線メッシュネットワークにも参入可能である場合(ステップS108:収容数小,ステップS109:Yes)、スマートメータ301に再参入を指示することに決定し(ステップS110)、再参入先の無線メッシュネットワークを示すGW#2のID(=#2)を付与した参入登録応答メッセージをスマートメータ301に対して送信する(ステップS112)。
一方、自身(GW#1)の収容数が少ない、または隣接するGW#2側の収容数と同じ場合や、参入してきたスマートメータが他の無線メッシュネットワークに参入不可能な場合(例えば、参入登録要求メッセージで、隣接する無線メッシュネットワークを示すゲートウェイのIDが通知されないため、他の無線メッシュネットワークに参入可能か否かを判断するステップS109で参入不可と判断した場合)には、GW#1は、自身の管理する収容数を更新し(ステップS111)、登録受付可(OK)を付与した参入登録応答メッセージを、上記ステップS112で送信する参入登録応答メッセージに代えて送信する。
参入登録応答メッセージで再参入を指示されたスマートメータ301は、指定された無線メッシュネットワークの接続先である隣接のスマートメータ212を介し、GW#2に対して参入登録要求メッセージを送信する(ステップS113)。
GW#2は、GW#1と同様に、受信した参入登録要求メッセージに含まれる認証情報を用いてスマートメータ301を認証し(ステップS114)、自身の収容数と隣接するゲートウェイ(GW#1)側の収容数と比較する(ステップS115)。隣接するゲートウェイ側の収容数が少ない場合(ステップS115:収容数小)、参入登録要求メッセージに含まれる隣接のゲートウェイの情報をもとに、スマートメータ301が他の無線メッシュネットワークに参入可能か否かを判断し(ステップS116)、参入可能であれば(ステップS116:Yes)、隣接するゲートウェイへ再参入を指示することに決定する(ステップS117)。この例では、自身の収容数が少ないため(ステップS115:隣接GW側収容数大)、収容数を更新して(ステップS118)、登録受付可(OK)を付与した参入登録応答メッセージをスマートメータ301に対して送信する(ステップS119)。
GW#2は、上記参入登録応答メッセージを送信後、ネットワーク管理サーバ2に対して、参入してきたスマートメータ301のIDを付与した登録要求メッセージを送信し(ステップS120)、ネットワーク管理サーバ2では、GW#2の収容数を更新し(ステップS121)、同様に収容数を管理している隣接するGW#1の収容数(GW#1が収容しているスマートメータの数)と登録受付可(OK)を付与した参入登録応答メッセージをGW#2に対して送信する(ステップS122)。
また、GW#2は、ネットワーク管理サーバ2から受信した上記参入登録応答メッセージに付与されていた隣接GWの収容数を記憶する(ステップS123)。GW#2は、この参入登録応答メッセージで通知された隣接GWの収容数(GW#1におけるスマートメータの収容数)は、上述したステップS115の処理において使用する。ここでは、新規のスマートメータ301がGW#2側の無線メッシュネットワークに参入する場合の例を示したが、GW#1側に参入する場合も同様である。すなわち、ネットワーク管理サーバ2は、GW#1に対して、隣接するGW#2の収容数と登録受付可(OK)を付与した参入登録応答メッセージを送信し、GW#1は、受信メッセージに付与されていた隣接GW(GW#2)の収容数を記憶する。
また、図示は省略しているが、ネットワーク管理サーバ2は、GW#2に隣接している他のGW(図3の例ではGW#1となる)に対して、GW#2の更新後の収容数を通知する。なお、GW#2自身が隣接している各GWに対して更新後の収容数を直接通知するようにしてもよい。あるGWにおける収容数が変化した場合に変化後の最新収容数が全ての隣接GWに対して通知されるのであれば、どのような手順で通知を行ってもよい。
なお、本実施の形態では、GWが2台の場合について説明したが、3台以上の場合も同様である。GWが3台以上の場合には、上述した各種メッセージに付加する隣接GWの情報(GWのID,収容数など)を複数台分とすればよい。
このように、本実施の形態においては、新規に設置されたスマートメータが、隣接探索動作で検出した単一または複数の他の無線メッシュネットワークを示すゲートウェイのIDを、参入先として選択した無線メッシュネットワークのゲートウェイに対する参入登録時に通知し、参入登録を受けたゲートウェイではネットワーク管理サーバから通知される隣接するゲートウェイの収容数と自身の管理する収容数とを比較し、新規に設置されたスマートメータに対して、収容数の少ないゲートウェイを指定して再参入を指示し、新規に設置されたスマートメータが当該指示に従って、再度参入登録を行うようにしたので、各ゲートウェイが収容するスマートメータ数の均衡化、すなわちゲートウェイ間の負荷分散を自律的に図ることが出来る。
実施の形態2.
つづいて、実施の形態2について説明する。なお、通信システムの構成は実施の形態1と同じものとして説明を行う(図1参照)。また、実施の形態1と同様に、図2に示した位置にスマートメータ301を新たに設置する場合について説明を行う。
図4は、実施の形態2の通信システムにおける制御動作を説明するための図であり、具体的には、実施の形態2の通信システムに含まれている無線メッシュネットワークの中の1つに対してスマートメータが新たに参入する場合の動作の一例を示すシーケンス図を示している。この図4では、一例として、図2に示した位置にスマートメータ301を新たに設置する場合のシーケンスを示している。以下、図2,図4を用いて、本実施の形態の動作(スマートメータ301が無線メッシュネットワークに新たに参入する場合の動作)を説明する。
本実施の形態の通信システムにおいて、各ゲートウェイ(GW#1,GW#2)は、各々報知情報タイマーを起動し、収容している各スマートメータに対して、収容数(収容しているスマートメータの総数)を付与した報知情報メッセージを一定間隔でブロードキャストする(ステップS201〜S204)。報知情報メッセージを受信した各スマートメータは、受信メッセージに付与されている収容数を記憶する。
収容数を付与した報知情報メッセージが一定間隔で常時ブロードキャストされている状況において、新たにスマートメータ301を設置すると、始めに参入先の無線メッシュネットワークを選択するために、隣接探索動作(ステップS205)を実施する。このステップS205において、スマートメータ301は、まず、探索応答メッセージ受信待ちのタイマーを起動し、探索要求メッセージをブロードキャストする(ステップS206)。
ブロードキャストされた探索要求メッセージは、スマートメータ301の電波の到達範囲内に存在する隣接のスマートメータ113および212に到達し、スマートメータ113および212は、参入先の無線メッシュネットワークを示すゲートウェイのID(#1または#2)と、ゲートウェイまでのホップ数と、上記の報知情報メッセージを受信することによりゲートウェイから取得しておいた、ゲートウェイの収容数とを探索応答メッセージに載せ、スマートメータ301に対して送信する(ステップS207、S208)。なお、ホップ数は実施の形態1で説明したとおりである。
スマートメータ301は、探索応答メッセージ受信待ちのタイマーがタイムアウトした時点で、それまでに受信した単一、または複数の探索応答メッセージの中からゲートウェイの収容数が最も少ないものを選択し、当該選択したメッセージの送信元スマートメータを、参入する無線メッシュネットワークの接続先とする。図2,図4の場合、スマートメータ212から通知された収容数が最少となるため、ここではスマートメータ212(GW#2側)を参入する無線メッシュネットワークの接続先とする(ステップS209)。このとき、GW#1は隣接ゲートウェイとして扱う。
なお、ゲートウェイの収容数が最少のものが複数存在する場合(M個の探索応答メッセージを受信し、その内N個(M≧N)の探索応答メッセージが同じ収容数の場合)、N個の探索応答メッセージから1つを選択可能なように、ゲートウェイまでのホップ数やメッセージ受信時の受信信号強度(RSSI)等、異なる選択条件を複数設けておく。
また、探索応答メッセージ受信待ちのタイマーがタイムアウトした時点で、1つも探索応答メッセージを受信出来ていない場合は、再度、探索応答メッセージ受信待ちのタイマーを起動し、探索要求メッセージをブロードキャストし(ステップS206)、探索応答メッセージが受信出来るまでこの動作を繰り返し実施する。
ステップS205の隣接探索動作(ステップS206〜S209)を実施して参入先の選択が完了すると、次に、スマートメータ301は、応答待ちタイマーを起動して、参入する無線メッシュネットワークの接続先として選択した隣接するスマートメータ212を介し、参入先の無線メッシュネットワークを管理するGW#2に対して参入登録要求メッセージを送信する(ステップS210)。なお、図示を省略しているが、参入登録要求メッセージには、ゲートウェイ側での認証処理で必要な情報(認証情報)が含まれている。
応答待ちタイマーがタイムアウトするまでに、GW#2からの参入登録応答メッセージが受信出来ない場合、スマートメータ301は、再度参入登録メッセージの送信を行ない、応答待ちタイマーのタイムアウト前にGW#2からの参入登録応答メッセージを受信した場合は、応答待ちタイマーを停止する。
GW#2は、受信した参入登録要求メッセージに含まれる認証情報を用いてスマートメータ301を認証し(ステップS211)、収容数を更新して(ステップS212)、登録受付可(OK)を付与した参入登録応答メッセージをスマートメータ113に対して送信する(ステップS213)。
GW#2は、上記参入登録応答メッセージを送信後、ネットワーク管理サーバ2に対して、参入してきたスマートメータ301のIDを付与した登録要求メッセージを送信し(ステップS214)、ネットワーク管理サーバ2では、GW#2の収容数を更新し(ステップS215)、登録受付可(OK)を付与した参入登録応答メッセージをGW#2に対して送信する(ステップS216)。
このように、本実施の形態においては、各ゲートウェイが、収容している各スマートメータ(自身が属する無線メッシュネットワークに参入している各スマートメータ)に対して、収容数(自ゲートウェイが収容しているスマートメータの総数)を付与した報知情報メッセージを一定間隔でブロードキャストし、各スマートメータは、新規に設置されたスマートメータの探索要求メッセージに対する応答メッセージにゲートウェイの収容数を付与するようにし、新規に設置されたスマートメータは、ゲートウェイの収容数が最も少ないものを選択し、当該応答メッセージを返信してきた隣接スマートメータを、参入する無線メッシュネットワークの接続先とするようにしたので、各ゲートウェイが収容するスマートメータ数の均衡化、すなわちゲートウェイ間の負荷分散を自律的に図ることが出来る。
実施の形態3.
つづいて、実施の形態3について説明する。なお、通信システムの構成は実施の形態1と同じものとして説明を行う(図1参照)。また、実施の形態1と同様に、図2に示した位置にスマートメータ301を新たに設置する場合について説明を行う。
図5は、実施の形態3の通信システムにおける制御動作を説明するための図であり、具体的には、実施の形態3の通信システムに含まれている無線メッシュネットワークの中の1つに対してスマートメータが新たに参入する場合の動作の一例を示すシーケンス図である。この図5では、一例として、図2に示した位置にスマートメータ301を新たに設置する場合のシーケンスを示している。以下、図2,図5を用いて、本実施の形態の動作(スマートメータ301が無線メッシュネットワークに新たに参入する場合の動作)を説明する。
本実施の形態の通信システムにおいて、各ゲートウェイ(GW#1,GW#2)は、定期検針値を収集するために、定期検針値収集タイマーを起動し、一定間隔で、収容している各スマートメータに対して、収容数(収容しているスマートメータの総数)を付与した検針データ要求を順次送信する(ステップS301,S303)。検針データ要求メッセージを受信した各スマートメータは、検針データ要求メッセージに付与されたゲートウェイの収容数を記憶するとともに、ゲートウェイに対して、定期検針値(一定間隔における電力使用量(kWh)など)を付与した検針データ応答メッセージを送信する(ステップS302,S304)。
定期検針値の収集のための検針データ要求メッセージが一定間隔で各スマートメータへ送信され、これに伴って各スマートメータがゲートウェイの収容数を把握している状態において、新たにスマートメータ301を設置すると、始めに参入先の無線メッシュネットワークを選択するために、隣接探索動作(ステップS305)を実施する。なお、このステップS305およびこれに続く各ステップの処理は、実施の形態2で説明したステップS205およびこれに続く各ステップの処理と同じである。そのため、ステップS305以降の処理については説明を省略する。
このように、本実施の形態においては、各ゲートウェイが、収容している各スマートメータ(自身が属する無線メッシュネットワークに参入している各スマートメータ)に対して、収容数を付与した定期検針データ要求メッセージを一定間隔で送信し、各スマートメータは、新規に設置されたスマートメータの探索要求メッセージに対する応答メッセージにゲートウェイの収容数を付与するようにし、新規に設置されたスマートメータは、ゲートウェイの収容数が最も少ないものを選択し、当該応答メッセージを返信してきた隣接するスマートメータを、参入する無線メッシュネットワークの接続先とするようにしたので、各ゲートウェイが収容するスマートメータ数の均衡化、すなわちゲートウェイ間の負荷分散を自律的に図ることが出来る。
実施の形態4.
つづいて、実施の形態4について説明する。本実施の形態では、実施の形態2の通信システムの変形例について説明する。
図6は、実施の形態4の通信システムにおける制御動作を説明するための図であり、具体的には、ゲートウェイが参入済みの各スマートメータに対して報知情報メッセージを送信する動作の一例を示すシーケンス図である。
本実施の形態の通信システムにおいて、各ゲートウェイは、実施の形態2で説明したゲートウェイと同様に、収容数を付加した報知情報メッセージを一定間隔で送信(ブロードキャスト)する。ただし、収容数を毎回付加して送信することはしない。すなわち、本実施の形態において、各ゲートウェイは、報知情報メッセージを一定間隔で送信する際、前回の報知情報メッセージ送信時と比較して、収容数に増減があるかないかを判断し(ステップS401,S404)、増減があった場合(ステップS401:Yes,ステップS404:Yes)、報知情報メッセージに収容数を付与し(ステップS402,S405)、報知情報メッセージを送信する(ステップS403,S406)。一方、収容数に増減がない場合には(ステップS401:No,ステップS404:No)、収容数を付与せずに報知情報メッセージを送信する。なお、図6では1つのゲートウェイ(GW#1)の動作のみを記載しているが、他のゲートウェイも同様である。スマートメータが新たに設置された場合の動作は実施の形態2と同様である(図4に示したステップS205〜S216の処理を実施する)。
このように、本実施の形態においては、各ゲートウェイが、収容している各スマートメータに対して一定間隔でブロードキャストする報知情報メッセージに、収容数が増減した場合だけ、収容数を付与するようにしたので、実施に形態2と同様の効果が得られるとともに、ブロードキャストするメッセージの情報量を削減できる。
実施の形態5.
つづいて、実施の形態5について説明する。本実施の形態では、実施の形態3の通信システムの変形例について説明する。
図7は、実施の形態5の通信システムにおける制御動作を説明するための図であり、具体的には、ゲートウェイが参入済みの各スマートメータに対して検針データ要求メッセージを送信して定期検針値を収集する動作の一例を示すシーケンス図である。
本実施の形態の通信システムにおいて、各ゲートウェイは、実施の形態3で説明したゲートウェイと同様に、収容数を付加した検針データ要求メッセージを一定間隔で送信する。ただし、収容数を毎回付加して送信することはしない。すなわち、本実施の形態において、各ゲートウェイは、検針データ要求メッセージを一定間隔で送信する際、前回の検針データ要求メッセージ送信時と比較して、収容数に増減があるかないかを判断し(ステップS501,S505)、増減があった場合(ステップS501:Yes,ステップS505:Yes)、検針データ要求メッセージに収容数を付与し(ステップS502,S506)、検針データ要求メッセージを送信する(ステップS503,S507)。一方、収容数に増減がない場合には(ステップS501:No,ステップS505:No)、収容数を付与せずに検針データ要求メッセージを送信する。なお、図7では1つのゲートウェイ(GW#1)の動作のみを記載しているが、他のゲートウェイも同様である。スマートメータが新たに設置された場合の動作は実施の形態3と同様である(図5に示したステップS305〜S316の処理を実施する)。
このように、本実施の形態においては、各ゲートウェイが、収容している各スマートメータに対して一定間隔でブロードキャストする検針データ要求メッセージに、収容数が増減した場合だけ、収容数を付与するようにしたので、実施に形態3と同様の効果が得られるとともに、検針データ要求メッセージの情報量を削減できる。
実施の形態6.
つづいて、実施の形態6について説明する。なお、通信システムの構成は実施の形態1と同じものとして説明を行う(図1参照)。
図8,図9は、図1に示した構成の通信システムに含まれている無線メッシュネットワークの中の1つに対してスマートメータが新たに参入する場合の例を示す図である。具体的には、スマートメータ301を新たに設置し、GW#1配下のネットワークまたはGW#2配下のネットワークに参入させる場合を示しており、図8は、スマートメータ301の参入動作開始時点(参入前)のネットワーク構成を示し、図9は、スマートメータ301の参入動作完了時点(参入後)のネットワーク構成を示している。これらの図8,図9においては、スマートメータ301およびこのスマートメータ301の接続先となるスマートメータ113の電波の到達範囲を一点鎖線で示している。本実施の形態では、スマートメータ301がGW#1配下のスマートメータ113のみと通信が可能な位置に設置される場合を想定している。また、スマートメータ301の接続先となるスマートメータ113は、スマートメータ301の参入開始時点においてGW#1側のネットワークに参入済みであるが、GW#2側のネットワークに参入済みのスマートメータ207との通信も可能な位置に設置されている場合を想定している。図10A,図10Bは、実施の形態6の通信システムにおける制御動作を説明するための図であり、具体的には、図8に示した位置にスマートメータ301を新たに設置する場合の動作の一例を示すシーケンス図である。これらの図8〜図10Bを用いて、本実施の形態の動作(スマートメータ301が無線メッシュネットワークに新たに参入する場合の動作)を説明する。
新たにスマートメータ301を設置すると、始めに参入先の無線メッシュネットワークを選択するために、隣接探索動作(ステップS601)を実施する。このステップS601において、スマートメータ301は、まず、探索応答メッセージ受信待ちのタイマーを起動し、探索要求メッセージをブロードキャストする(ステップS602)。
ブロードキャストされた探索要求メッセージは、スマートメータ301の電波の到達範囲内に存在する隣接のスマートメータ113に到達し、スマートメータ113は、参入先の無線メッシュネットワークを示すゲートウェイのID(#1)とゲートウェイまでのホップ数(この例では4となる)を探索応答メッセージに載せ、スマートメータ301に対して送信する(ステップS603)。なお、ホップ数は実施の形態1で説明したとおりである。
スマートメータ301は、探索応答メッセージ受信待ちのタイマーがタイムアウトした時点で、それまでに受信した単一、または複数の探索応答メッセージの中からゲートウェイまでのホップ数が最も少ないものを選択し、当該選択したメッセージの送信元スマートメータを、参入する無線メッシュネットワークの接続先とする。図8の場合、スマートメータ113からの探索応答メッセージのみを受信するため、ここではスマートメータ113(GW#1側)を参入する無線メッシュネットワークの接続先とする(ステップS604)。
ステップS601の隣接探索動作(ステップS602〜S604)を実施して参入先の選択が完了すると、次に、スマートメータ301は、応答待ちタイマーを起動して、参入する無線メッシュネットワークの接続先として選択した隣接するスマートメータ113を介し、参入先の無線メッシュネットワークを管理するGW#1に対して参入登録要求メッセージを送信する(ステップS605)。このとき、先の隣接探索動作(ステップS601)において、他に参入可能な無線メッシュネットワーク(GW#1以外のGWに管理されている無線メッシュネットワーク)が存在しなかったので、参入可能な隣接する無線メッシュネットワークがないことを示す隣接するゲートウェイなしを通知する。
応答待ちタイマーがタイムアウトするまでに、GW#1からの参入登録応答メッセージが受信出来ない場合、スマートメータ301は、再度参入登録メッセージの送信を行ない、応答待ちタイマーのタイムアウト前にGW#1からの参入登録応答メッセージを受信した場合は、応答待ちタイマーを停止する。
GW#1は、受信した参入登録要求メッセージに含まれる認証情報を用いてスマートメータ301を認証し(ステップS606)、収容数を更新して(ステップS607)、登録受付可(OK)を付与した参入登録応答メッセージをスマートメータ301に対して送信する(ステップS608)。
GW#1は、上記参入登録応答メッセージを送信後、ネットワーク管理サーバ2に対して、参入してきたスマートメータ301のIDを付与した登録要求メッセージを送信する(ステップS609)。ネットワーク管理サーバ2では、GW#1の収容数を更新し(ステップS610)、登録受付可(OK)を付与した参入登録応答メッセージをGW#1に対して送信する(ステップS611)。
また、ネットワーク管理サーバ2は、上記の参入登録応答メッセージをGW#1に対して送信した後、ゲートウェイ間の負荷調整の要否を判断し(ステップS612)、新規のスマートメータ301の参入があったGW#1の収容数が隣接するGW#2の収容数よりも多いと判断すると(ステップS612:負荷調整要)、スマートメータの参入先の無線メッシュネットワークの切替動作(詳細は後述する)を実施する(図10BのステップS613)。上記ステップS612においては、例えば、各ゲートウェイの収容数の差がM台以上の場合に負荷調整が必要と判断する。また、一方の収容数が他方の収容数よりもN%以上多い場合に負荷調整が必要と判断してもよい。また、ゲートウェイ間の負荷が比較できるのであれば他のどのような方法を使用してもよい。なお、ネットワーク管理サーバ2がステップS612においてゲートウェイ間の負荷調整が不要と判断した場合には、スマートメータ301の参入動作は終了となる。
図10Bに示したステップS613として実施する参入先の無線メッシュネットワークの切替動作において、ネットワーク管理サーバ2は、まず、ゲートウェイ間の収容数の差とGW#1の無線メッシュネットワークに参入している各スマートメータの位置情報をもとに、負荷が少ない側のGW#2の無線メッシュネットワークへ再度参入させるスマートメータ(参入先を変更させるスマートメータ)を選択するとともに再参入させる順番を決定する(ステップS614)。このとき、GW#1の収容数の更新も併せて行う。再度参入させるスマートメータとしては、GW#1(負荷が多い側のゲートウェイ)の無線メッシュネットワークに参入済みのスマートメータのうち、他の無線メッシュネットワークにも参入可能(すなわち、他の無線メッシュネットワークに参入済みのスマートメータと通信が可能)でなおかつ新規に設置されたスマートメータ301になるべく近い(スマートメータ301までのホップ数が小さい)もの、およびこのスマートメータからスマートメータ301までの経路上に位置しているスマートメータを選択する。また、再参入させる順序は、他の無線メッシュネットワークに直接参入可能なスマートメータを1番目とし、1番目のスマートメータを介して参入が可能なスマートメータを2番目とする。3番目以降にも同様に決定し、再参入させるものとして選択した全てのスマートメータの再参入が効率的に実行されるようにする。
図8に示した例では、スマートメータ301の接続先なっているスマートメータ113がGW#2にも参入可能であるため、スマートメータ113および301を選択し、再参入は、スマートメータ301が先に行うものとして説明を続ける。
ネットワーク管理サーバ2は、次に、選択したスマートメータ113および301に対して、参入する順番(開始時間)が遅い方から順次、参入先の無線メッシュネットワークを示すゲートウェイのID(#2)と、参入開始時間(例えば、30秒後、即時、など)を付与した再参入指示メッセージを送信する(ステップS615,S616)。
再参入指示メッセージを受信したスマートメータ113および301は、指示された参入開始時間に従い、無線メッシュネットワークへの参入のために、隣接探索動作(ステップS617,S630)をそれぞれ実施する。
ステップS617において、即時開始を指示されたスマートメータ113は、探索応答メッセージ受信待ちのタイマーを起動し、探索要求メッセージをブロードキャストする(ステップS618)。
ブロードキャストされた探索要求メッセージは、スマートメータ113の電波の到達範囲内に存在する隣接のスマートメータ109、207および301に到達し、スマートメータ109および207は、参入先の無線メッシュネットワークを示すゲートウェイのID(#1または#2)とゲートウェイまでのホップ数を探索応答メッセージに載せ、スマートメータ113に対して送信する(ステップS620,S619)。スマートメータ301は、ステップS615において受信した再参入指示メッセージで指定された参入開始までの時間を待つために参入開始待ちタイマーを起動しておりこの時点では参入開始前の状態にあるため、探索応答メッセージを送信しない。
スマートメータ113は、探索応答メッセージ受信待ちのタイマーがタイムアウトした時点で、それまでに受信した単一、または複数の探索応答メッセージの中から、上記再参入指示メッセージで指定されたゲートウェイ20(GW#2)までのホップ数が最も少ないものを選択し、当該選択したメッセージの送信元スマートメータを、参入する無線メッシュネットワークの接続先とする。図8の場合、GW#2に接続しているのはスマートメータ207のみのため、ここではスマートメータ207を参入する無線メッシュネットワークの接続先とする(ステップS621)。
探索応答メッセージ受信待ちのタイマーがタイムアウトした時点で、1つも探索応答メッセージを受信出来ていない場合は、再度、探索応答メッセージ受信待ちのタイマーを起動し、探索要求メッセージをブロードキャストし(ステップS618)、探索応答メッセージが受信出来るまでこの動作を繰り返し実施する。
ステップS617の隣接探索動作(ステップS618〜S621)を実施して参入先の選択が完了すると、次に、スマートメータ113は、応答待ちタイマーを起動して、参入する無線メッシュネットワークの接続先として選択した隣接するスマートメータ207を介し、参入先の無線メッシュネットワークを管理するGW#2に対して参入登録要求メッセージを送信する(ステップS622)。このとき、先のステップS617(隣接探索動作)において、他に参入可能な無線メッシュネットワーク(GW#2以外のGWに管理されている無線メッシュネットワーク)が存在した場合、この参入可能な他の無線メッシュネットワークを示すGWのIDを併せて通知する。ここでは、GW#1のID(=#1)を隣接GWのIDとして、併せて通知する。
応答待ちタイマーがタイムアウトするまでに、GW#2からの参入登録応答メッセージが受信出来ない場合、スマートメータ113は、再度参入登録メッセージの送信を行ない、応答待ちタイマーのタイムアウト前にGW#2からの参入登録応答メッセージを受信した場合は、応答待ちタイマーを停止する。
GW#2は、受信した参入登録要求メッセージに含まれる認証情報を用いてスマートメータ113を認証し(ステップS623)、収容数を更新して(ステップS624)、登録受付可(OK)を付与した参入登録応答メッセージをスマートメータ113に対して送信する(ステップS625)。
GW#2は、上記参入登録応答メッセージを送信後、ネットワーク管理サーバ2に対して、参入してきたスマートメータ113のIDを付与した登録要求メッセージを送信し(ステップS626)、ネットワーク管理サーバ2では、GW#2の収容数を更新し(ステップS627)、登録受付可(OK)を付与した参入登録応答メッセージをGW#2に対して送信する(ステップS628)。
ネットワーク管理サーバ2は、上記の参入登録応答メッセージをGW#2に対して送信した後、上述したステップS612と同様に、ゲートウェイ間の負荷調整の要否を判断する(ステップS629)。ここでは、負荷調整が不要と判断し(ステップS629:負荷調整不要)、スマートメータ113の再参入(GW#1側からGW#2側への参入先の切り替え)動作は終了となる。
一方、上記ステップS615において再参入指示メッセージを受信したスマートメータ301は、指定された参入開始までの時間を待つために参入開始待ちタイマーを起動し、このタイマーがタイムアウトすると、隣接探索動作(ステップS630)を実施する。
なお、スマートメータ301は、参入開始待ちタイマーを起動してからタイムアウトするまでの間はメッシュネットワークへ参入するための動作を停止する。上述したスマートメータ113の再参入動作(上記のステップS617〜S629)は、参入開始待ちタイマーがタイムアウトするまでの間に実行する。このように、ネットワーク管理サーバ2が再参入させる各スマートメータの位置関係を考慮して参入させる順序を決定し、決定したとおりに参入動作(再参入動作)が行われるよう考慮して再参入する各スマートメータに参入開始時間を指示するので、効率的な再参入動作が実現できる。参入開始時間を指示しない場合、例えば、再参入を指示された各スマートメータによる参入動作が同じタイミングで行われてしまう可能性があり、この場合、スマートメータ113の再参入動作が完了するまではスマートメータ301の再参入動作が上手くいかず、再参入動作を繰り返すので、トラヒックや消費電力が不必要に増加してしまう。また、スマートメータ301の動作(送信)がスマートメータ113の通信に対する干渉となり、処理遅延が増大するおそれがある。
スマートメータ301の再参入動作を示したステップS630〜S640は、参入先の無線メッシュネットワークが異なる点を除いて、上述した新規設置後の動作(ステップS602〜S611)と同様である。そのため、スマートメータ301の再参入動作については説明を省略する。
このように、本実施の形態において、ネットワーク管理サーバ2は、各ゲートウェイに収容するスマートメータの参入登録要求を受け付け後、ゲートウェイ間の負荷調整の要否を判断するようにし、負荷調整が必要な場合には、参入先の無線ネットワークを変更させるために選択したスマートメータに対して、収容数の少ないゲートウェイを指定して再参入を指示し、再参入を指示された各スマートメータは指定された参入開始時間後に、再度参入登録を行うようにしたので、各ゲートウェイが収容するスマートメータ数の均衡化、すなわちゲートウェイ間の負荷分散を自律的に図ることが出来る。
実施の形態7.
つづいて、実施の形態7について説明する。なお、通信システムの構成は実施の形態1と同じものとして説明を行う(図1参照)。本実施の形態では、実施の形態6と同様に、図8に示した位置にスマートメータ301を新たに設置する場合について説明を行う。
本実施の形態の通信システムにおいては、スマートメータ301が新規に設置される前の動作として、各ゲートウェイ(GW#1,GW#2)は、図11に示したように、定期検針値を収集するために、定期検針値収集タイマーを起動し、一定間隔で、収容している各スマートメータに対して、隣接探索要求を付与した検針データ要求メッセージを送信する(ステップS701)。図11では、GW#1とスマートメータ113に着目して、検針データ要求・応答メッセージの送受信動作を記載しているが、GW#1と他のスマートメータ間の動作、および、他のゲートウェイとスマートメータ間の動作も同様である。
検針データ要求メッセージ受信したスマートメータ113は、隣接探索動作を実行する(ステップS702)。この隣接探索動作においては、まず、探索応答メッセージ受信待ちのタイマーを起動し、探索要求メッセージをブロードキャストする(ステップS703)。ブロードキャストされた探索要求メッセージは、スマートメータ113の電波の到達範囲内に存在する隣接のスマートメータ109および207に到達し、スマートメータ109および207は、参入先の無線メッシュネットワークを示すゲートウェイのID(#1または#2)とゲートウェイまでのホップ数を探索応答メッセージに載せ、スマートメータ113に対して送信する(ステップS704、S705)。
スマートメータ113は、探索応答メッセージ受信待ちのタイマーがタイムアウトした時点で、それまでに受信した単一、または複数の探索応答メッセージをもとに、無線メッシュネットワークを示すゲートウェイのIDとホップ数の組を探索結果として抽出し、GW#1に対して、定期検針値(一定間隔における電力使用量(kWh))、および当該探索結果を付与した検針データ応答メッセージを送信する(ステップS706)。
定期検針値(一定間隔における電力使用量(kWh))および探索結果が付与された検針データ応答メッセージを受信したGW#1は、ネットワーク管理サーバ2に対して、当該探索結果を付与した探索通知メッセージを送信し(ステップS707)、ネットワーク管理サーバ2では、スマートメータ113の探索結果を保持する(ステップS708)。
各ゲートウェイが上述した動作(ステップS702の隣接探索動作)を実行して探索結果をネットワーク管理サーバ2に通知することにより、ネットワーク管理サーバ2は、各スマートメータによる探索結果を得ることができ、通信システム内の各無線メッシュネットワークに参入しているスマートメータ間の無線通信の到達性を把握できる。すなわち、各スマートメータについて、接続が可能な(無線による直接通信が可能な)隣接スマートメータを把握できる。
GW#1は、ネットワーク管理サーバ2に対し、ステップS707で探索通知メッセージを送信した後、定期検針収集タイマーを起動し、同タイマーがタイムアウトすると、再びスマートメータ113に対して、隣接探索要求を付与した検針データ要求メッセージを送信する(ステップS709)。これ以降の動作(ステップS710〜S716)は、既に説明したステップS702〜S708と同じであるため、説明は省略する。
図11に示したシーケンスで検針データと探索結果の収集を行う本実施の形態の通信システムにおいてスマートメータ301が新規に設置された後の動作は、実施の形態6で説明した動作と概ね同様である。実施の形態6の動作と本実施の形態の動作の違いは、参入先の切り替え動作において、スマートメータ間の無線通信の到達性も考慮して行う点である。すなわち、本実施の形態における新規スマートメータの参入動作では、実施の形態6で説明したように、参入を希望するスマートメータ301は、隣接するスマートメータ113を介して、一旦、GW#1の無線メッシュネットワークに参入するが(図10AのステップS601〜S611参照)、ネットワーク管理サーバ2が、ゲートウェイ間の負荷調整の要否を判断し、負荷調整が必要と判断してスマートメータの参入先の無線メッシュネットワークの切替動作(ステップS613)を実行する際は、各スマートメータの位置情報だけでなく、隣接する無線メッシュネットワークを含めた各スマートメータ間の無線通信の到達性をもとに、負荷が少ない側のGW#2の無線メッシュネットワークへ再度参入させるスマートメータを選択するとともに再参入させる順番を決定する。
なお、複数のスマートメータを隣接する無線メッシュネットワークへ再参入させる動作は、実施の形態6で説明した動作(図10BのステップS615〜S640参照)と同様であるため、説明は省略する。
このように、本実施の形態において、各スマートメータは、ゲートウェイから検針データの送信要求(検針データ要求メッセージ)を受けた場合、隣接探索を行い、隣接探索結果を検針データとともにゲートウェイに送信し、ゲートウェイは、収容しているスマートメータから受信した隣接探索結果をネットワーク管理サーバに転送し、ネットワーク管理サーバは、受信した隣接探索結果に基づいて、スマートメータ間の無線通信の到達性を把握しておき、スマートメータの参入登録要求を受け付け、これに伴ってゲートウェイ間の負荷調整が必要と判断した場合には、負荷調整のために実行する参入先切り替えの対象とするスマートメータを、各スマートメータの位置情報およびスマートメータ間の無線通信の到達性を考慮して決定することとした。これにより、各ゲートウェイが収容するスマートメータ数の均衡化、すなわちゲートウェイ間の負荷分散を自律的に図ることが出来る。
以上のように、本発明は、電力等を検針する機能を有するノードであるスマートメータにより形成された無線メッシュネットワークを複数含んだ通信システムとして有用であり、特に、各無線メッシュネットワークを収容しているゲートウェイ間の付加分散を図ることが可能な通信システムに適している。
1 サーバ装置
2 サーバ装置(ネットワーク管理サーバ)
3 広域ネットワーク
10,20 ゲートウェイ
101〜113,201〜212,301 スマートメータ

Claims (10)

  1. ゲートウェイ、当該ゲートウェイに収容され、電力、ガスおよび水道の中の少なくとも1つについての使用量を計測する1つ以上のノード、により形成された複数の無線メッシュネットワークと、前記ゲートウェイ各々に収容されているノードの数を管理するとともに前記ノードによる計測結果を収集して管理する管理サーバとを備え、
    前記ノードは、無線メッシュネットワークへの参入を希望する場合、直接または他のノードを介して接続が可能なゲートウェイの中の少なくとも1つに対して、接続が可能なゲートウェイの情報を通知するとともに参入を要求し、
    前記ゲートウェイは、自身が管理している無線メッシュネットワークである自ネットワークへの参入要求をノードから受けると、自身が収容しているノードの数と、要求元のノードが接続可能な他のゲートウェイが収容しているノードの数とを確認し、自身が収容しているノード数よりも収容ノード数が少ない他のゲートウェイが存在する場合には、当該他のゲートウェイが管理している無線メッシュネットワークに参入するよう、要求元のノードに対して指示を行う
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 前記管理サーバは、前記ゲートウェイ各々に収容されているノードの数が変化した場合、変化後のノード数を前記ゲートウェイ各々に通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. ゲートウェイ、当該ゲートウェイに収容され、電力、ガスおよび水道の中の少なくとも1つについての使用量を計測する1つ以上のノード、により形成された複数の無線メッシュネットワークと、前記ゲートウェイ各々に収容されているノードの数を管理するとともに前記ノードによる計測結果を収集して管理する管理サーバとを備え、
    前記ゲートウェイは、所定の情報を格納した報知情報メッセージを自身が管理している無線メッシュネットワークに参入済みの前記ノードに対し、定期的にブロードキャストするとともに、当該報知情報メッセージを利用して、自身が収容しているノード数の情報をブロードキャストし
    線メッシュネットワークへ新規参入するノードは、参入済みの前記ノードから収容しているノード数が最も少ないゲートウェイが管理している無線メッシュネットワークを参入先として選択する
    ことを特徴とする通信システム。
  4. 前記ゲートウェイは、自身が収容しているノード数が変化した場合に、変化後のノード数の情報を前記報知情報メッセージに付加して送信する
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信システム。
  5. ゲートウェイ、当該ゲートウェイに収容され、電力、ガスおよび水道の中の少なくとも1つについての使用量を計測する1つ以上のノード、により形成された複数の無線メッシュネットワークと、前記ゲートウェイ各々に収容されているノードの数を管理するとともに前記ノードによる計測結果を収集して管理する管理サーバとを備え、
    前記ゲートウェイは、自身が収容している各ノードに対して、前記使用量の計測結果の通知を要求するためのメッセージを定期的に送信するとともに、当該メッセージを利用して、自身が収容しているノードの数を各ノードへ通知し、
    前記ノードは、無線メッシュネットワークへ参入する際、収容しているノード数が最も少ないゲートウェイが管理している無線メッシュネットワークを参入先として選択する
    ことを特徴とする通信システム。
  6. 前記ゲートウェイは、自身が収容しているノードの数が変化した場合に、変化後のノード数の情報を前記メッセージに付加して送信する
    ことを特徴とする請求項5に記載の通信システム。
  7. ゲートウェイ、当該ゲートウェイに収容され、電力、ガスおよび水道の中の少なくとも1つについての使用量を計測する1つ以上のノード、により形成された複数の無線メッシュネットワークと、前記ゲートウェイ各々に収容されているノードの数および前記ゲートウェイに新たに参入したノードを収容するゲートウェイが収容する各ノードの位置情報を管理するとともに前記ノードによる計測結果を収集して管理する管理サーバとを備え、
    前記ゲートウェイは、自身が管理している無線メッシュネットワークに対して新たなノードが参入した場合、自身が収容しているノード数の情報を更新するとともに更新後のノード数を前記管理サーバに通知し、
    前記管理サーバは、前記更新後のノード数が通知されてきた場合、前記ゲートウェイ各々に収容されているノードの数に基づいてゲートウェイ間の負荷調整の必要性について判断し、負荷調整が必要な場合には、過負荷状態ではないゲートウェイと通信可能なノードでかつ、前記位置情報に基づく新たに参入したノードに近いノードを選択し、当該選択したノードに対して、参入先を、過負荷状態ではないゲートウェイが管理している無線メッシュネットワークに変更するよう指示する
    ことを特徴とする通信システム。
  8. 前記管理サーバは、前記選択したノードに対して参入先の変更を指示する際、各ノードに対し、参入先変更動作を実行するタイミングとしてそれぞれ異なる動作開始タイミングを指示することにより、各ノードの参入先変更動作を所望の順番で実行させる
    ことを特徴とする請求項7に記載の通信システム。
  9. 前記ゲートウェイは、収容している各ノードに対して、隣接ノードを探索するよう定期的に指示を行って各ノードから探索結果を取得し、当該探索結果を前記管理サーバへ通知し、
    前記管理サーバは、前記負荷調整が必要と判断した場合には、前記位置情報および前記探索結果に基づいて、過負荷状態のゲートウェイに収容されているノードの一部を選択する
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の通信システム。
  10. 電力、ガスおよび水道の中の少なくとも1つについての使用量を計測するノードを含んで形成された複数の無線メッシュネットワークと、各無線メッシュネットワークに参入しているノードの数を管理する管理サーバとを含んだ通信システムにおいて、前記ノードとともに前記無線メッシュネットワークを形成するゲートウェイであって、
    他のゲートウェイにおけるノードの収容数が変動するごとに、変動後の収容数を前記管理サーバまたは隣接する他のゲートウェイより取得して保持し、
    自身が管理している無線メッシュネットワークである自ネットワークへの参入要求をノードから受けると、当該参入要求で通知される、当該ノードが接続可能な他のゲートウェイの情報と、保持している前記収容数とに基づいて、要求元のノードが接続可能な他のゲートウェイに収容されているノードの数を判断し、自身が収容しているノード数よりも収容ノード数が少ない他のゲートウェイが存在する場合には、当該他のゲートウェイが管理している無線メッシュネットワークに参入するよう、要求元のノードに対して指示を行う
    ことを特徴とするゲートウェイ。
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