JP5575170B2 - スタンパおよび磁気ディスク - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、スタンパおよび磁気ディスクに関する。
磁気ディスク(ハードディスクとも言う)の高密度化に対する技術潮流のなかで、熱揺らぎによる磁気信号の劣化を低減するため、磁気記録する磁性体ドットが非磁性体によって区分けされたいわゆるビットパターンドメディアが提案されている。ビットパターンドメディアの作製方法としては、ブロックコポリマーの自己組織化能を利用してドットを形成し、そのドットを加工することによって磁性体ドットパターンを得る方法も提案されている。しかし、広いエリアにドットが整然と配列するように制御することは特に困難と考えられる。そこで壁や柱状等のガイドパターンを設けて配列を制御する手法が取られる。
また、磁気ディスクでは記録再生制御のためのサーボ領域パターンとデータを記録再生するためのデータ領域パターンを有しており、一般にこれらのパターンは異なる模様が用いられる。
磁気ディスクの作製において自己組織化材料を用いる場合、まず、個々のビットパターンは予め電子線描画工程、インプリント工程、またはその後の工程により基板面に形成されたガイドパターン内に自己組織化能を有するジブロックコポリマー溶液を塗布する。そして、アニール処理することによりドット状に凝集する第1の成分とそのドットを被覆する第2の成分とにミクロ層分離を起こさせる。その後、各ドットが自己組織化して理想的には六方晶状に整列させる。続いて、第1の成分と第2の成分のエッチング特性差(エッチングレート差)を用いて、第1の成分または第2の成分のいずれかをマスクとして基板加工し、これによりビットパターンを形成することができる。ここで、サーボ領域は予めサーボパターンを電子線描画工程、インプリント工程、またはその後の工程により形成しておくことが好ましい。これは、サーボパターンを磁気ヘッドで磁気的に形成する(以下、サーボトラックライトと言う)工程が省けること、サーボトラックライト工程を経る場合に問題となるディスクの偏心とサーボトラックライトする際の偏心との差が無いことなどの利点がある。
特開2006−79827号公報 特開2001−189014号公報 特許第3576056号公報
上述のように磁気ディスクの作製において自己組織化材料を用いる場合、サーボ領域は予めサーボパターンを電子線描画工程、インプリント工程、またはその後の工程により形成しておくことが可能である。
一般に、サーボパターンはデータトラック方向と交差する半径方向に延びるパターンであり、サーボ領域とデータ領域の境界も半径方向に延びるパターンとなる。また、ハードディスクドライブにおいてはその磁気信号の読み書きに孤状に動作するアームに取り付けられた磁気ヘッドを用いて行われる。このため、シーク時間の短縮のためサーボ領域パターンもアーム軌跡に沿った弧状に形成されることが望ましい。
一方、データ領域は自己組織化材料の一般に六方最密状になろうとする自己組織化能を用いるため、サーボ領域とデータ領域の境界が一様な直線であることは、例えば自己組織化材料の配列時配置を制御するためのポストパターンと境界との距離が均質に保てない。そのため、自己組織化材料の配列制御が境界部において適切に行われない。さらに、サーボ領域とデータ領域の境界がアーム軌跡に追従させた角度変化がつけられることも同様に自己組織化時の配列制御状態の悪化を生じさせる。そして、その配列不良の領域は、同期してデータの読み書きが出来なくなる恐れがある。
本実施形態は、サーボ領域とデータ領域との境界でドット配列が乱れるのを抑制することのできるスタンパおよび磁気ディスクを提供する。
本実施形態のスタンパは、複数のデータ領域であって各データ領域が周方向に延在するようにそれぞれが配列された複数のトラックを有する、複数のデータ領域と、前記複数のデータ領域の間に半径方向に延在するように設けられたサーボ領域と、を有するビットパターンドメディアを作製するために用いられるスタンパであって、前記ビットパターンドメディアにおけるサーボ領域とデータ領域との境界となる領域に設けられ半径方向に沿って延在する第1部分と、この第1部分に接続し前記データ領域となる側に設けられ前記データ領域に対して三角形の形状の山が前記半径方向に沿って所定の間隔で規則的に配列された第2部分と、を有する凸形状のガイドを備え、前記山の頂点から延びる前記三角形の2辺のうちの少なくとも1辺と、前記半径方向に延びる直線とのなす角度のうち、小さい方の角度が10度〜50度であることを特徴とする。
第1実施形態によるスタンパの上面図。 第1実施形態のスタンパにおけるデータ領域とサーボ領域との境界におけるガイド形状を示す上面図。 第1実施形態のスタンパにおけるデータ領域とサーボ領域との境界におけるガイド形状を示す上面図。 第1実施形態のスタンパにおけるデータ領域とサーボ領域との境界におけるガイド形状を示す上面図。 第1実施形態のスタンパにおけるデータ領域とサーボ領域との境界におけるガイド形状を示す上面図。 第1実施形態のスタンパにおけるデータ領域とサーボ領域との境界におけるガイド形状を示す上面図。 第1実施形態のスタンパにおけるデータ領域とサーボ領域との境界におけるガイド形状を示す上面図。 第1実施形態の第1変形例のスタンパにおけるデータ領域とサーボ領域との境界におけるガイド形状を示す上面図。 第1実施形態の第2変形例のスタンパにおけるデータ領域とサーボ領域との境界におけるガイド形状を示す上面図。 第1実施形態の第3変形例のスタンパおけるデータ領域とサーボ領域との境界におけるガイド形状を示す上面図。 図11(a)乃至11(f)は、第1実施形態のスタンパの製造方法を示す断面図。 図12(a)乃至12(f)は、第1実施形態のスタンパの製造方法を示す断面図。 図13(a)乃至13(f)は、スタンパを用いた磁気記録媒体の製造方法を説明する断面図。 ガイドおよびポストを形成するための電子線描画を説明する図。 ガイドの好適な形状を説明する図。 ガイドの好適な形状を説明する図。 第1実施形態のスタンパを用いて製造された磁気ディスクの上面図。 比較例のスタンパを用いて製造された磁気ディスクの上面図。
以下に図面を参照して実施形態を説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態によるスタンパについて図1乃至図15を参照して説明する。この実施形態のスタンパはビットパターンドメディア型の磁気記録媒体がインプリント工程を経て作製される場合に用いられるものである。図1に、本実施形態のスタンパの上面図を示す。本実施形態のスタンパは、例えば、データ領域d1〜d4と、これらデータ領域d1〜d4の間に設けられたサーボ領域s1〜s4とを備えている。各データ領域とそれに対応するサーボ領域の組はセクタと呼ばれる。なお、図1には4つのセクタのみしか記載していないが、実際一般的には1周内に数百のセクタが設けられる。
各データ領域は同心円状の複数のゾーン(トラック)znを有している。なお、図1においては、位置制御のためのサーボパターンが配されたサーボ領域s1〜s4はアームの軌跡に沿った弧状に形成される。サーボパターンは、同期のためのプリアンブル部、サーボアドレスが記述されたアドレス部、位置制御のためのバースト部などの領域を含んでいる。なお、ここでサーボ領域はセクタ内で1か所(1角度位置範囲)にまとまっている必要はなく、同期を取るために半径方向に延びるシンクマークをセクタ内に数か所設ける等しても良い。本明細書では、このようなシンクマークもサーボパターンの一種とみなす。
本実施形態のスタンパにおいては、サーボ領域とデータ領域との境界には、半径方向に沿って延在するガイドからなるガイドパターンが設けられている。各サーボ領域はアームの軌跡に沿った弧状に形成されるので、上記ガイドパターンもアームの軌跡に沿った弧状に形成される。このため、サーボ領域とデータ領域との境界において、内周部と、中央部、外周では、上記ガイドの形状が異なっている。これについて説明する。第1実施形態のスタンパにおいて、2つサーボ領域、例えばサーボ領域s1、s2で挟まれたデータ領域d1を考える。サーボ領域s1とデータ領域d1との境界30における内周部30a、中央部30b、外周部30cにおけるガイドの形状を図2乃至図4にそれぞれ示す。また、サーボ領域s2とデータ領域d1との境界32における内周部32a、中央部32b、外周部32cにおけるガイドの形状を図5乃至図7にそれぞれ示す。図2乃至図7からわかるように、サーボ領域とデータ領域との境界に設けられたガイド40は、半径方向に沿って延在する本体部(第1部分)40aと、この本体部40aに接続しかつデータ領域となる側に設けられ、三角形状の山41が半径方向に沿って所定の間隔で規則的(周期的)に配列されたデータ領域境界部(第2部分)40bと、を備えている。
そして、境界30の内周部30aにおいては、データ領域境界部40bにおける山41の頂点41aから山41の底辺における最内周側の点41bまでの距離が、頂点41から山41の底辺における最外周側の点41cまでの距離よりも短くなっている(図2)。境界30の中央部30bにおいては、データ領域境界部40bにおける山41の頂点41aから底辺における最内周側の点41bまでの距離が、頂点41から底辺における最外周側の点41cまでの距離にほぼ等しくなる(図3)。境界30の外周部30cにおいては、データ領域境界部40bにおける山41の頂点41aから底辺における最内周側の点41bまでの距離が、頂点41から底辺における最外周側の点41cまでの距離よりも長くなっている(図4)。
これに対して、境界32の内周部32aにおいては、データ領域境界部40bにおける山41の頂点41aから山41の底辺における最内周側の点41bまでの距離が、頂点41から山41の底辺における最外周側の点41cまでの距離よりも長くなっている(図5)。境界30の中央部30bにおいては、データ領域境界部40bにおける山41の頂点41aから底辺における最内周側の点41bまでの距離が、頂点41から底辺における最外周側の点41cまでの距離にほぼ等しくなる(図6)。境界30の外周部30cにおいては、データ領域境界部40bにおける山41の頂点41aから底辺における最内周側の点41bまでの距離が、頂点41から底辺における最外周側の点41cまでの距離よりも短くなっている(図7)。
なお、データ領域には、ジブロックコポリマーのドットが理想的には六方晶状に整列されるように複数のポスト42からなるポストパターンが設けられている(図2乃至図7)。この複数のポスト42は300nm四方当たり、少なくとも1個存在するように設けられることが自己組織化したジブロックコポリマーのドットの配列制御上好ましい。
また、図8に示すように、データ領域には、複数のポスト42からなるポストパターンの他に、ガイド40から円周方向に延在するガイド延在部(第3部分)40cが設けられていてもよい。このガイド延在部40cも、ドットを整列させるのに用いられる。また、図9に示すように、ポストパターンを設けずに、ガイド延在部40cが設けられていてもよい。また、図10に示すように、ポストパターンおよびガイド延在部が設けられていなくてもよい。なお、図8乃至図10は、境界30における内周部30aのガイド40を示している。ガイド40、ガイド延在部40c、およびポスト42は、スタンパにおいては、データ領域から見て凸形状を有している。すなわち、図2乃至図10においては、紙面の手前側に凸となっている。しかし、記録媒体に転写された場合には、ガイド40、ガイド延在部40c、およびポスト42は、凹となる。
次に、本実施形態のスタンパとそれを用いた磁気ディスクの製造方法について図11(a)乃至図16を参照して説明する。図11(a)乃至図13(f)は、第1実施形態のスタンパと、このスタンパを用いた磁気ディスクの製造工程を説明する断面図である。図14は、ガイド40の潜像を示す図。図15はガイド40の山の形状を説明する図。図16は、ガイド40の山の好適な周期を説明する図。
まず、基板2上に感光性樹脂(以下、レジストという)4を塗布する(図11(a)参照)。レジスト4は図11(b)に示されるように電子線描画装置1を用いて電子線により露光される。このとき、後の工程で自己組織化材料のドットの配列を制御するために用いるポストパターンおよびガイドパターンの潜像、サーボパターンの潜像を形成する。電子線描画装置はステージを1水平方向に移動させる移動機構と、ステージを回転させる回転機構と、を有する電子線描画装置を用いることが、ドーナツ形状の磁気ディスクのパターンを形成する上で好ましい。
自己組織化材料を用いる場合にはその配列を制御するためのガイド溝やポストパターンもこの電子線描画工程においてガイド40と同時に形成することができる。例えば、図8に示すようにガイド延在部40cとポストパターン42の双方をガイド40と同時に形成してもよい。また、図2に示すように複数のポストからなるポストパターン42をガイド40と同時に形成してもよい。図9に示すようにガイド延在部40cをガイド40と同時に形成してもよい。また、図10に示すように、ポストパターンおよびガイド延在部40cを形成せずに、ガイド40を形成してもよい。
このとき、サーボ領域とデータ領域の境界部においては電子線描画装置のステージの回転毎にその露光量を図14に示すように周期的に増減させることによって周期性を持った三角形状の山の潜像44を形成することができる。図14において、符号45はポスト42の潜像である。
ここで形成しようとする三角形状のパターンの山41を形成する頂点41aから延びた2辺のうちの少なくとも1辺と半径方向線46とが交わる角度のうち小さい方の角度θ1、θ2が10度〜50度、より好ましくは20度〜40度、さらに好ましくは30±5度以内になるように形成されることが好ましい。このように形成することにより、後の工程において自己組織化材料を、円周方向を1つの軸として六方晶状に整列して並べことが容易となる。
また、作製しようとする磁気記録媒体と組み合わせる磁気ヘッドが当該ヘッドを搭載するアームの動作する角度に応じて当該磁気記録媒体上を孤状の軌跡を描いて動作する場合において、ある半径位置rでの当該軌跡の接線と当該磁気記録媒体の径方向がなす角度のうち小さい方の角度をθ、形成しようとする三角形状の山41の半径方向の周期がA、形成しようとするデータ領域の磁性体ドットのピッチをp、mとnを自然数としたとき、
(m−1)p<nAtanθ≦mp
の関係を満たすとき場合は、その半径位置rにおいてn個の山41の半径方向の周期nAにつきアーム軌跡方向と同じ円周方向にmpだけ上記山41の円周方向の周期がずれていくように三角形状のパターンを形成することが望ましい。
例えば、m=1、n=1のときに
0<Atanθ≦p
の関係を満たすときには、図15に示すように、山41の半径方向の周期Aあたり、アーム軌跡に沿って形成するサーボパターンと同様の方向に円周方向に後に形成しようとするデータ領域の磁性体ドット48のピッチpだけ山41の円周方向の周期がずれていくように三角形状パターンを形成することが、境界部に形成されるガイドパターンの面積を少なくかつなるべく均一にし、磁性体形成領域のロスやインプリント時のパターンの太さの違いによるインプリント不良発生を低減する上で望ましい。このときデータ領域の磁性体ドットがなるべく多く形成できるよう、三角形状の周期内の山41を形成する2辺の長さの比率を半径位置、即ち、アーム軌跡に応じたパターンの傾きに応じて変化させることが望ましい。
再び図11(b)に戻り、このように電子線描画を行った後、レジスト4を、現像液によって現像し、レジスト原盤となるレジストパターン4aを形成する(図11(c)参照)。
なお、上記製造工程では、ポジ型レジストを使用した場合を記載しているが、ネガ型のレジストを用いて電子線の照射部と非照射部を反対にし、後の工程でパターンを反転させても構わない。なお、レジスト4を現像する前にポストベーク工程を行っても良く、現像後さらにリンス液による処理を行っても構わない。
次に、レジスト原盤のレジストパターン4aをマスクとして基板2をエッチングすることにより、ガイドパターン原盤2aを形成する。このとき、基板2はパターンを転写するために適当なエッチングレートを有する複数の膜が形成されていて、それらの膜にレジストパターン4aを基に、パターンを転写していく工程が含まれていても良い。エッチングマスクとして用いたレジストパターン4aの残部を酸素RIE(Reactive Ion Etching)処理等により除去した後、ガイドパターン原盤2a上にスパッタ処理によりNi導電層3を形成する(図11(d)参照)。この導電層3を基に電鋳することにより、ガイドパターン原盤2aと凹凸が反転したNiのファザースタンパ5を形成する(図11(e)参照)。なお、導電層3はファザースタンパ5の一部となる。
続いて、ファザースタンパ5からガイドパターン原盤2aを剥離した後、ファザースタンパ5を複製電鋳することによりガイドパターン原盤2aと凹凸が同じNiのマザースタンパ6を得る(図11(f)参照)。
次に、マザースタンパ6からファザースタンパ5を剥離した後、マザースタンパ6を射出成形することにより樹脂スタンパ8を形成する(図12(a)参照)。
次に、上面にフォトポリマー材料層9が塗布されたSi基板10を用意する。樹脂スタンパ8からマザースタンパ6を剥離した後、フォトポリマー材料層9上に樹脂スタンパ8を用いてUV(Ultra Violet)インプリントする(図12(b)参照)。インプリントで押された部分のSi基板10上に残置されたフォトポリマー材料を酸素RIE処理することにより、Si基板10の表面を露出させる。これにより、フォトポリマーパターン9aを得る(図12(c)参照)。
続いて、フォトポリマーパターン9aの凹部にジブロックコポリマー溶液を塗布し、アニールすることによって自己組織化させる(図12(d)参照)。そして、ドット状に凝集したエッチングレートが高い第1の成分と、そのドットを被覆するエッチングレートが低い第2の成分およびフォトポリマーパターン9aとのエッチングレート差を用いて、ドットが形成された部分のパターン9bを残すように酸素RIE処理を行う(図12(e))。
その後、パターン9bをマスクとしてSi基板10にCFや酸素を用いてRIE処理を行ってSi基板10を加工する。パターン9bを除去することにより、Si基板10はSiマスターモールド10aになる(図12(f))。なお、ここでSi基板10の表面には、パターンを転写するために適当なエッチングレートを有する複数の膜が形成されていて、それらの膜に自己組織化したドットパターン9bを基にパターンを転写していく工程が含まれていても良い。
次に、Siマスターモールド10aの表面に導電膜を形成し、Ni電鋳することによりNiのファザースタンパ11を形成する(図13(a))。続いて、Siマスターモールド10aをファザースタンパ11から剥離した後、ファザースタンパ11を複製電鋳することによりNiのマザースタンパ12を得る(図13(b))。
次に、マザースタンパ12を射出成形することにより樹脂スタンパ13を形成する(図13(c))。
次に、基板16の上面に磁性層15が成膜された磁気ディスク基板17を用意し、この磁性層15上にフォトポリマー材料を塗布する。そして樹脂スタンパ13を用いて、フォトポリマー材料にUVインプリントすることにより、フォトポリマーパターン14aを形成する(図13(d))。続いて、樹脂スタンパ13を剥離した後、形成されたフォトポリマーパターン14aをマスクとして磁性層15をイオンミリング加工する。これにより、磁性層15に磁性パターン15aが形成された磁気ディスク基板17aを得る(図13(e)、13(f))。なお、形成された磁性パターン15a上には保護膜が塗布されても良いし、溝等の凹の部分を非磁性材料で埋め込む工程を有していても構わない。
本実施形態においてパターンを形成する基板2の形状は、特に限定されるものではないが、円盤形状のもの、例えばシリコンウエハーなどが好ましい。ここで、円盤にノッチやオリフラがあっても構わない。他に基板としては、ガラス基板、石英基板、Al系合金基板、セラミック基板、カーボン基板、化合物半導体基板などを用いることができる。ガラス基板には、アモルファスガラスまたは結晶化ガラスを用いることができる。アモルファスガラスとしては、ソーダライムガラス、アルミノシリケートガラスなどがある。結晶化ガラスとしては、リチウム系結晶化ガラスなどが挙げられる。セラミック基板としては、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、窒化珪素などを主成分とする焼結体や、これらの焼結体を繊維強化したものなどを用いることができる。化合物半導体基板としては、GaAs,AlGaAsなどが挙げられる。
磁気ディスク17aの形状はその方式上、円盤形状、特にドーナツ型形状が好ましいが、そのサイズは方式上、特に限定されるものではない。しかしながら、電子線による描画時間が過剰なものにならないよう3.5インチ以下であることが望ましい。さらにインプリント時に用いるプレス能力が過大なものにならないために、2.5インチ以下であることが望ましい。また、磁気ディスクとして使用される面が片面であっても両面であっても構わない。
磁気ディスクの内部は、輪切り状の同心円状のトラックに区分され、そのトラックが一定角度毎に区切られたセクタを有している。そして、磁気ディスクはスピンドルモータに取り付けられて回転され、ヘッドにより各種のデジタルデータが記録、再生される。そのため円周方向にユーザーデータトラックが配される一方、位置制御のためのサーボマークが各トラックを跨ぐ方向に配される。サーボマークの中にはプリアンブル部、トラックまたはセクタ番号情報が書きこまれたアドレス部、トラックに対するヘッドの相対位置検出のためのバースト部などの領域を含む。また、これらの領域に加えてギャップ部を含んでいることもある。
なお、スタンパの形状は円盤形状であっても、ドーナツ型形状であっても、その他の形状であっても構わない。スタンパの厚みは0.1mm以上2mm以下であることが望ましい。あまり薄いと強度が得られないこととなるし、必要以上に厚いと電鋳に時間を要することとなったり、膜厚差が大きくなったりするからである。スタンパのサイズは媒体より大きいことが好ましいが、そのサイズは特に限定されるものではない。
以下に、実施例について説明する。
実施例によるスタンパおよび磁気ディスクについて図11(a)乃至図13(f)を参照して説明する。
この実施例の磁気ディスクの製造には、電子線描画装置を用いる。この電子線描画装置は、電子銃と、コンデンサレンズと、対物レンズと、ブランキング電極および偏向器を備えたZrO/W熱電界放射型の電子銃エミッターと、を有している。電子線の加速電圧は100kVである。
一方、ポジ型電子線レジストをアニソールで希釈し、0.2μmのメンブランフィルタでろ過する。続いて、HMDS処理した6インチのシリコンウエハーである基板2に、ろ過したレジストをスピンコートする。その後、基板2を200℃で3分間プリベークする。これにより、基板2上に膜厚が0.04μmのレジスト4が形成される(図11(a)参照)。
この基板2を上記電子線描画装置1のステージの所定位置に搬送し、真空のもと、以下の条件の同心円型パターンを得るべく露光を行った(図11(b)参照)。
露光部分半径:14mm〜28mm
セクタ数/トラック:200
1回転毎の送り量:4.25nm
線速度:1.1m/s(一定)
ゾーン数:14
ゾーン幅:1mm
ここで1回転する間に徐々に増加しながら偏向強度を強めて同心円を描いた。なお、サーボ領域とデータ領域の境界部では電子線の照射量を24周(102nm)周期で周期的に増減を繰り返した。このとき、図1に示す境界30の内周部30aにおいては、半径を14mm〜18mmの範囲とし、6周の間で照射量を増加させ、その後18周の間で照射量を減少させた。また、図1に示す境界32の円周部32aにおいては、半径を14mm〜18mmの範囲とし、18周の間で照射量を増加させ、その後6周の間で照射量を減少させた。また、図1に示す境界30の外周部30cにおいては、半径を24mm〜28mmの範囲とし、18周の間で照射量を増加させ、その後6周の間で照射量を減少させた。図1に示す境界32の外周部32cにおいては、半径を24mm〜28mmの範囲とし、6周の間で照射量を増加させ、その後18周の間で照射量を減少させた。なお、図1に示す境界30の中央部30bおよび図1に示す境界32の中央部32bにおいては、半径18mm〜24mmとし、12周の間で照射量の増加と減少をそれぞれ行った。さらに自己組織化材料のドットの配列を制御するために用いるポストパターンの潜像も12周の周期(=51nm周期)かつ円周方向も51nmピッチ程度となるように電子線描画装置1のブランキング機構を用いて形成した。なお、ゾーン内での円周方向のピッチは半径に応じて変化させた。
さらに本実施例では20nmピッチで配列する自己組織化材料を使う予定であったので、HDDとした際に用いるアームの軌跡パターンに応じて傾けたサーボパターンと同じ方向に、半径方向が102nmのピッチの三角形状の山41の周期のn倍に対し、円周方向に20nmのピッチのm倍でガイドパターンの山41の周期が適時ずれていくように電子線描画信号パターンを作成して信号源にセットし、その信号源を用いて電子線描画した。このときmとnは境界直近部露光パターンが最小となるように半径毎に変化させた。
次に、レジスト原盤のレジストパターン4aをマスクとしてエッチングを行うにことより、ガイドパターン原盤2aを形成した。続いて、ガイドパターン原盤2a上にNiをスパッタして導電膜3を形成する(図11(d)参照)。そして、それを基にNi電鋳工程を経て、ガイドパターン原盤2aと凹凸が反転したNiのファザースタンパ5を得た(図11(e)参照)。スパッタはアルゴンガスを導入して圧力が1Paに調整されたチャンバー内で400WのDCパワーをかけて20秒間スパッタリングさせることにより行った。また、電鋳はスルファミン酸ニッケルメッキ液を使用し、90分間電鋳した(図11(e)参照)。電鋳膜5の厚さは300μmであった。なお、電鋳浴条件は次の通りである。
スルファミン酸ニッケル:600g/L
ホウ酸:40g/L
界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウム):0.15g/L
液の温度:55℃
PH:4.0
電流密度:20A/dm2
この後、レジスト残渣を酸素プラズマアッシング法で除去した。酸素プラズマアッシングは酸素ガスを100ml/minで導入し圧力が4Paの真空に調整されたチャンバー内において、100Wで20分間プラズマアッシングを行い(図示せず)、Niのファザースタンパ5を得た。
その後、さらにファザースタンパ5を複製電鋳することによりガイドパターン原盤2aと凹凸同じNiのマザースタンパ6を得た(図11(f)参照)。
次に、マザースタンパ6を射出成形することにより樹脂スタンパ8を得た(図12(a)参照)。
次に樹脂スタンパ8を用いてSi基板10上に塗布されたアクリル系フォトポリマー材料9にUV照射を伴うインプリントを行い(図12(b)参照)、その後、残渣フォトポリマー材料を酸素RIEでエッチングすることにより、フォトポリマーパターン9aを得た(図12(c)参照)。
さらにフォトポリマーパターン9aの凹部に20nmピッチで球状に自己組織化するPS−PDMS(ポリスチレン−ポリジメチルシロキサン)ジブロックコポリマーの溶液を塗布する。そして、アニールすることによって自己組織化させる(図12(d)参照)。
そして、ドット状に凝集したエッチングレートが高い第1の成分と、そのドットを被覆するエッチングレートが低い第2の成分およびフォトポリマーパターン9aとのエッチングレート差を用いて、ドットが形成された部分のパターン9bを残すように酸素RIE処理を行う(図12(e))。その後、パターン9bをマスクとしてSi基板10にCFや酸素を用いてRIE処理を行ってSi基板10を加工する。パターン9bを除去することにより、Si基板10はSiマスターモールド10aになる(図12(f))。このとき形成されるドット48は図17に示すように、サーボ領域との境界40aに沿うように形成される。これは、ポストパターン42と境界40aの距離が自己組織化ドットの六方晶配列を乱さない距離に設計されているためと考えられる。
さらに、Siマスターモールド10aの表面に導電膜を形成し、Ni電鋳することによりNiのファザースタンパ11を得た(図13(a)参照)。その後、ファザースタンパ11を複製電鋳することによりNiのマザースタンパ12を得た(図13(b)参照)。
次に、マザースタンパ12を射出成形することにより樹脂スタンパ13を得た(図13(c)参照)。
次に、上面に磁性層15が成膜された磁気ディスク基板17を用意する。そして、磁性層15上にアクリル系フォトポリマー材料14を塗布する、続いて、樹脂スタンパ13を用いてアクリル系フォトポリマー材料14にUV照射を伴うインプリントを行う(図13(d)参照)。これにより、フォトポリマー材料14にフォトポリマーパターン14aが形成される。形成されたフォトポリマーパターン14aをマスクとして磁性層15をイオンミリング加工する。これにより、磁性パターン15aが形成された磁気ディスク17aが得られた(図13(e)、13(f)参照)。なお、磁性体パターン15a上には保護膜(図示せず)を塗布した。
このようにして磁気ディスクが形成される。この実施例の磁気ディスクを磁気記録再生装置に載置し、データ信号を読み取った。このとき、サーボ領域との境界付近のデータ領域において、良好なデータ信号を得ることができた。
(比較例)
実施例と同様に、サーボ領域とデータ領域の境界において特別な照射時間にすることなく、ガイド40のデータ領域境界部40bが一様な直線状の境界となるように描画して、レジスト4にガイドパターン40の潜像を形成する。その後、レジスト4を、現像液によって現像し、レジスト原盤となるレジストパターンを形成する(図11(c)参照)。これ以降は、実施例と同じ工程を用いて、比較例の磁気ディスクを形成する。なお、磁性体パターン上には実施例と同様に、保護膜を塗布した。この比較例の磁気ディスクのサーボ領域とデータ領域の境界においては図18に示すように自己組織化ドット48の配列が乱れていた。
さらに比較例の磁気ディスクを磁気記録再生装置に載置し、データ信号を読み取った。このときサーボ領域との境界付近のデータ領域の領域においては、良好にデータ信号を得ることができず不良領域となっていた。そして、半径毎にもその不良領域は大きさが異なっていた。そのため、磁気信号からサーボ領域の非磁性信号とデータ領域の磁性信号の境界が不明瞭であった。
なお、自己組織化材料は設計するポストピッチや必要とされる記録密度に適したものであれば良く、PS−b−PDMSの他、PS‐b‐PMMA(ポリスチレン‐ブロック‐ポリメチルメタクリレート)やPS‐b‐PEO(ポリスチレン‐ブロック‐ポリエチレンオキシド)などを用いても良い。自己組織化材料を整列させるために設けたポストパターンは、ケミカルに形成され、そこにトラップされた自己組織化材料ドット自体が他の自己組織化材料を整列させるために働くようにしても良い。また、ポストパターンの大きさは半径位置やパターン種によって変えても構わない。
以上説明したように、上記実施形態および実施例によれば、サーボ領域とデータ領域との境界でドット配列が乱れるのを抑制することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 電子線描画装置の電子線放出部
2 基板
2a ガイドパターン原盤
3 導電層
4 レジスト(感光性樹脂)
4a レジストパターン
5 ファザースタンパ
6 マザースタンパ
8 樹脂スタンパ
9 フォトポリマー材料層
9a フォトポリマーパターン
9b ドットパターン
10 Si基板
10a Siマスターモールド
11 Niファザースタンパ
12 Niマザースタンパ
13 樹脂スタンパ
14 フォトポリマー材料
14a フォトポリマーパターン
15 磁性層
16 磁気ディスク基板
17 磁気ディスク基板
17a 磁気ディスク
30 境界
30a 内周部
30b 中央部
30c 外周部
32 境界
32a 内周部
32b 中央部
32c 外周部
40 ガイド
40a 本体部
40b データ領域境界部
40c ガイド延在部
40c 境界
41 山
41a 頂点
41b、41c 点(三角形の底辺の点)
42 ポスト
48 磁性ドット

Claims (9)

  1. 複数のデータ領域であって各データ領域が周方向に延在するようにそれぞれが配列された複数のトラックを有する、複数のデータ領域と、前記複数のデータ領域の間に半径方向に延在するように設けられたサーボ領域と、を有するビットパターンドメディアを作製するために用いられるスタンパであって、
    前記ビットパターンドメディアにおけるサーボ領域とデータ領域との境界となる領域に設けられ半径方向に沿って延在する第1部分と、この第1部分に接続し前記データ領域となる側に設けられ前記データ領域に対して三角形の形状の山が前記半径方向に沿って所定の間隔で規則的に配列された第2部分と、を有する凸形状のガイドを備え、
    前記山の頂点から延びる前記三角形の2辺のうちの少なくとも1辺と、前記半径方向に延びる直線とのなす角度のうち、小さい方の角度が10度〜50度であスタンパ。
  2. 前記三角形の前記2辺のそれぞれと、前記半径方向に延びる直線とのなす角度のうち、小さい方の角度が共に10度〜50度であ請求項1記載のスタンパ。
  3. 複数のデータ領域であって各データ領域が周方向に延在するようにそれぞれが配列された複数のトラックを有する、複数のデータ領域と、前記複数のデータ領域の間に半径方向に延在するように設けられたサーボ領域と、を有するビットパターンドメディアを作製するために用いられるスタンパであって、
    前記ビットパターンドメディアにおけるサーボ領域とデータ領域との境界となる領域に設けられ半径方向に沿って延在する第1部分と、この第1部分に接続し前記データ領域となる側に設けられ前記データ領域に対して三角形の形状の山が前記半径方向に沿って所定の間隔で規則的に配列された第2部分と、を有する凸形状のガイドを備え、
    前記山の頂点から延びる前記三角形の2辺の長さの比が半径に応じて変化すスタンパ。
  4. 前記データ領域となる領域に、凸型の複数のポストが設けられ、これらのポストは、300nm四方当たり、少なくとも1個存在す請求項1乃至3のいずれかに記載のスタンパ。
  5. 前記ガイド部は、前記データ領域となる領域に、前記第2部分から円周方向に延在するように設けられた第3部分を更に備えてい請求項1乃至4のいずれかに記載のスタンパ。
  6. 複数のデータ領域であって各データ領域が周方向に延在するようにそれぞれが配列された複数のトラックを有する、複数のデータ領域と、前記複数のデータ領域の間に半径方向に延在するように設けられたサーボ領域と、を有するビットパターン型の磁気ディスクであって、
    前記サーボ領域と前記データ領域の境界領域に設けられ半径方向に沿って延在する第1部分と、この第1部分に接続し前記データ領域側に設けられ前記データ領域に対して三角形の形状の山が前記半径方向に沿って所定の間隔で規則的に配列された第2部分と、を有する凸形状のガイドを備え、
    前記山の頂点から延びる前記三角形の2辺のうちの少なくとも1辺と、前記半径方向に延びる直線とのなす角度のうち、小さい方の角度が10度〜50度であ磁気ディスク。
  7. 前記三角形の前記2辺のそれぞれと、前記半径方向に延びる直線とのなす角度のうち、小さい方の角度が共に10度〜50度であ請求項6記載の磁気ディスク。
  8. 複数のデータ領域と、隣接するデータ領域間に設けられたサーボ領域と、を有する磁気ディスクであって、
    前記サーボ領域と前記データ領域との境界領域に設けられ半径方向に沿って延在する第1部分と、この第1部分に接続し前記データ領域側に設けられ前記データ領域に対して三角形の形状の山が前記半径方向に沿って所定の間隔で規則的に配列された第2部分と、を有する凸形状のガイドを備え、
    前記山の頂点から延びる前記三角形の2辺の長さの比が半径に応じて変化す磁気ディスク。
  9. 請求項6乃至8のいずれかに記載の磁気ディスクであって、
    前記磁気ディスクが搭載される磁気記録再生装置のアームの動作する角度に応じて前記アームの先端部に載置される磁気ヘッドが前記磁気ディスク上を孤状の軌跡を描いて動作する場合に、半径rの位置における前記軌跡の接線と前記磁気ディスクの半径方向がなす角度のうち小さい方の角度をθ、前記山1つ当たりの半径方向の周期をA、前記データ領域の磁性体ドットのピッチをp、m、nを自然数としたとき、前記角度θが
    (m−1)p<nAtanθ≦mp
    の範囲にあるとき、前記半径rの位置においてn個の三角形の半径方向の周期nAにつき前記アームの軌跡方向と同じ円周方向にmpだけ前記山の円周方向の周期がずれてい請求項6乃至8のいずれかに記載の磁気ディスク。
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